JPS6345680Y2 - - Google Patents
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- JPS6345680Y2 JPS6345680Y2 JP5718086U JP5718086U JPS6345680Y2 JP S6345680 Y2 JPS6345680 Y2 JP S6345680Y2 JP 5718086 U JP5718086 U JP 5718086U JP 5718086 U JP5718086 U JP 5718086U JP S6345680 Y2 JPS6345680 Y2 JP S6345680Y2
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Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は電気製鋼炉排ガスの冷却ノズル装置に
係り、詳しくは、電気製鋼炉排ガスまたはスクラ
ツプを予熱した後の予熱済みガスの冷却を行なう
装置に関するものである。
係り、詳しくは、電気製鋼炉排ガスまたはスクラ
ツプを予熱した後の予熱済みガスの冷却を行なう
装置に関するものである。
電気製鋼炉の操業中に発生する排ガスは多大の
熱量を保有しているので、その排熱を用いて電気
製鋼炉に装入されるスクラツプを別途予熱すれ
ば、電気製鋼炉での溶解電力の節減と製鋼時間の
短縮を図ることができる。ところが、スクラツプ
には油などが付着または混入している場合が多い
ので、スクラツプを予熱した後の排ガスは揮発し
た油を伴い、その油分がダクトや集塵機などに付
着する。とりわけ、バグフイルタなどの集塵機に
おいては、バグなどに付着した油分が排ガスの有
する熱でもつて発火すると火災を起こす。したが
つて、その排ガスをバグフイルタに導入する前に
冷却しておく必要がある。従来、このバグフイル
タでの発火を防止するために緊急冷風ダンパが設
けられ、排ガス温度が所定値より高ければ、開口
して外気をダクト内に取り入れるようになつてい
る。なお、電気製鋼炉の排ガスを使つてスクラツ
プを予熱し、その排ガスをバグフイルタで除塵す
るようにしたものが、特開昭61−29686号公報に
記載されている。しかし、この種の製鋼設備にお
いては、一般にスクラツプを予熱した後の排ガス
が例えば100℃前後に降温するので、上述したよ
うな発火現象は見られないことが多い。そのため
に、バグフイルタに入る排ガスの冷却には、上述
したような緊急冷風ダンパを採用しておけば十分
である。
熱量を保有しているので、その排熱を用いて電気
製鋼炉に装入されるスクラツプを別途予熱すれ
ば、電気製鋼炉での溶解電力の節減と製鋼時間の
短縮を図ることができる。ところが、スクラツプ
には油などが付着または混入している場合が多い
ので、スクラツプを予熱した後の排ガスは揮発し
た油を伴い、その油分がダクトや集塵機などに付
着する。とりわけ、バグフイルタなどの集塵機に
おいては、バグなどに付着した油分が排ガスの有
する熱でもつて発火すると火災を起こす。したが
つて、その排ガスをバグフイルタに導入する前に
冷却しておく必要がある。従来、このバグフイル
タでの発火を防止するために緊急冷風ダンパが設
けられ、排ガス温度が所定値より高ければ、開口
して外気をダクト内に取り入れるようになつてい
る。なお、電気製鋼炉の排ガスを使つてスクラツ
プを予熱し、その排ガスをバグフイルタで除塵す
るようにしたものが、特開昭61−29686号公報に
記載されている。しかし、この種の製鋼設備にお
いては、一般にスクラツプを予熱した後の排ガス
が例えば100℃前後に降温するので、上述したよ
うな発火現象は見られないことが多い。そのため
に、バグフイルタに入る排ガスの冷却には、上述
したような緊急冷風ダンパを採用しておけば十分
である。
上述したように、緊急冷風ダンパをバグフイル
タ上流の排ガスダクトに設置し、それによつて外
気を取り入れ、バグの焼損や溶損を防止してい
る。このような緊急冷風ダンパを用いて、排ガス
温度を降下させてもその冷却効果が十分得られな
い場合がある。例えば、電気製鋼炉の排ガスでス
クラツプを予熱しているとき、予熱装置から飛び
出した浮遊物がダクトの壁に付着堆積し、それら
が排ガスの残存熱で発火するようなことが起こる
場合である。その結果、そのダクトを通る排ガス
は加熱され、バグフイルタに入るときには、バグ
に付着した油分を発火させるに十分な温度にまで
上昇してしまう。その場合には、上述した緊急冷
風ダンパをもつてしても、排ガスを十分に稀釈冷
却することができなく、その対応策が要求され
る。
タ上流の排ガスダクトに設置し、それによつて外
気を取り入れ、バグの焼損や溶損を防止してい
る。このような緊急冷風ダンパを用いて、排ガス
温度を降下させてもその冷却効果が十分得られな
い場合がある。例えば、電気製鋼炉の排ガスでス
クラツプを予熱しているとき、予熱装置から飛び
出した浮遊物がダクトの壁に付着堆積し、それら
が排ガスの残存熱で発火するようなことが起こる
場合である。その結果、そのダクトを通る排ガス
は加熱され、バグフイルタに入るときには、バグ
に付着した油分を発火させるに十分な温度にまで
上昇してしまう。その場合には、上述した緊急冷
風ダンパをもつてしても、排ガスを十分に稀釈冷
却することができなく、その対応策が要求され
る。
本考案は上述の問題に鑑みなされたもので、そ
の目的は、バグフイルタに導入される排ガスの通
過するダクト内に冷却水を供給し、排ガス冷却を
行なつてバグに付着した油分が発火することのな
いようにして、バグフイルタの保護を図ることが
できる電気製鋼炉排ガスの冷却ノズル装置を提供
することである。
の目的は、バグフイルタに導入される排ガスの通
過するダクト内に冷却水を供給し、排ガス冷却を
行なつてバグに付着した油分が発火することのな
いようにして、バグフイルタの保護を図ることが
できる電気製鋼炉排ガスの冷却ノズル装置を提供
することである。
本考案の特徴とするところを、第1図の符号を
参照して説明する。電気製鋼炉排ガスが流過する
ダクト9,13にシール筒35が取り付けられ、
そのシール筒35を介してダクト9,13内に進
退するノズル支持筒25がローラ34,36に案
内され、そのノズル支持筒25には冷却水または
空気を噴出するスプレーノズル26が取り付けら
れている。シリンダ30の作動によつてスプレー
ノズル26がダクト9,13外へ退避したとき、
シール筒35の内端部35aに密接するシールキ
ヤツプ37が、ノズル支持筒25の端部に設けら
れ、スプレーノズル26がダクト9,13内に進
出したとき、シール筒35の外端部35bに密接
するシール部材39が、ノズル支持筒25に取り
付けられている。
参照して説明する。電気製鋼炉排ガスが流過する
ダクト9,13にシール筒35が取り付けられ、
そのシール筒35を介してダクト9,13内に進
退するノズル支持筒25がローラ34,36に案
内され、そのノズル支持筒25には冷却水または
空気を噴出するスプレーノズル26が取り付けら
れている。シリンダ30の作動によつてスプレー
ノズル26がダクト9,13外へ退避したとき、
シール筒35の内端部35aに密接するシールキ
ヤツプ37が、ノズル支持筒25の端部に設けら
れ、スプレーノズル26がダクト9,13内に進
出したとき、シール筒35の外端部35bに密接
するシール部材39が、ノズル支持筒25に取り
付けられている。
本考案の電気製鋼炉排ガスの冷却ノズル装置に
よれば、ノズル支持筒に取り付けられたスプレー
ノズルを、シリンダを用いてダクト内に進退させ
ることができる。そして、スプレーノズルより冷
却水を噴出するとき、ノズル支持筒のダクト挿通
器の気密を図りつつ排ガスを冷却することができ
る。一方、冷却水の噴出を必要としないときは、
ノズル支持筒を移動させてスプレーノズルをダク
ト外に退避させる。そのため、スプレーノズルを
ダクト内に設置したままであれば堆積する塵埃な
どの付着を回避することができる。また、そのス
プレーノズルより空気を噴出させれば、ノズル孔
に付着した塵埃を吹き払うことができ、装置の保
守性を高めることができる。
よれば、ノズル支持筒に取り付けられたスプレー
ノズルを、シリンダを用いてダクト内に進退させ
ることができる。そして、スプレーノズルより冷
却水を噴出するとき、ノズル支持筒のダクト挿通
器の気密を図りつつ排ガスを冷却することができ
る。一方、冷却水の噴出を必要としないときは、
ノズル支持筒を移動させてスプレーノズルをダク
ト外に退避させる。そのため、スプレーノズルを
ダクト内に設置したままであれば堆積する塵埃な
どの付着を回避することができる。また、そのス
プレーノズルより空気を噴出させれば、ノズル孔
に付着した塵埃を吹き払うことができ、装置の保
守性を高めることができる。
以下に本考案をその実施例を基に詳細に説明す
る。第2図は電気製鋼炉の排ガスでスクラツプを
予熱する設備の全体系統図である。電気製鋼炉1
にはスクラツプ予熱装置2によつて予熱されたス
クラツプが投入され、それを溶解することによつ
て精錬が行なわれる。電気製鋼炉1の排ガス出口
にはブレークフランジ3が設けられ、その下流に
燃焼塔4が設置される。排出ダクト5には予熱用
ダクト6が接続され、その予熱用ダクト6に2つ
の予熱器2A,2Bが接続されていて、それぞれ
の予熱用ダクト6が合流した所にブースタフアン
7が設置されている。
る。第2図は電気製鋼炉の排ガスでスクラツプを
予熱する設備の全体系統図である。電気製鋼炉1
にはスクラツプ予熱装置2によつて予熱されたス
クラツプが投入され、それを溶解することによつ
て精錬が行なわれる。電気製鋼炉1の排ガス出口
にはブレークフランジ3が設けられ、その下流に
燃焼塔4が設置される。排出ダクト5には予熱用
ダクト6が接続され、その予熱用ダクト6に2つ
の予熱器2A,2Bが接続されていて、それぞれ
の予熱用ダクト6が合流した所にブースタフアン
7が設置されている。
ブースタフアン7の下流には切換ダンパ8があ
り、その下流が排出ダクト5と合流され、それが
2つのダクトに分岐される。一方はダクトの長い
冷却用ダクト9であり、他方はダクトの短いバイ
パスダクト10を形成している。冷却用ダクト9
には排ガスダンパ11が、バイパスダクト10に
は排ガスダンパ12が設置され、一方が開口して
いるとき他方が閉止するように作動し、排ガスの
流過方向が切換えられる。その冷却用ダクト9と
バイパスダクト10とは合流して排ガスダンパ1
3となり、バグフイルタ14に連なつている。
り、その下流が排出ダクト5と合流され、それが
2つのダクトに分岐される。一方はダクトの長い
冷却用ダクト9であり、他方はダクトの短いバイ
パスダクト10を形成している。冷却用ダクト9
には排ガスダンパ11が、バイパスダクト10に
は排ガスダンパ12が設置され、一方が開口して
いるとき他方が閉止するように作動し、排ガスの
流過方向が切換えられる。その冷却用ダクト9と
バイパスダクト10とは合流して排ガスダンパ1
3となり、バグフイルタ14に連なつている。
ところで、排出ダクト5や冷却用ダクト9およ
びバイパスダクト10の中を通過する排ガスを冷
却できるように、各ダクトの外周部にはウオータ
ジヤケツトWが設けられたり、ダクト内の熱を自
然放散させることができる構造が採られている。
その冷却用ダクト9の空冷部に冷却ノズル装置1
5が取り付けられている。この冷却ノズル装置1
5のスプレーノズルはダクト9内へ退進自在であ
り、給水ポンプ16から圧送される水がダクト9
内に噴射され、その水の気化熱でもつて排ガス温
度を下げることができるようになつている。一
方、バイパスダクト10と合流した後の排ガスダ
クト13には緊急冷風ダンパ17が設けられ、そ
の下流側にもう1つの冷却ノズル装置18が設置
されている。この冷却ノズル装置18も上述の冷
却ノズル装置15と同様に、ダクト内に進退自在
なものである。冷却水は上述した給水ポンプ16
から供給されるが、冷却ノズル装置15,18に
は空気も供給されるようになつている。すなわ
ち、冷却ノズル装置のスプレーノズルがダクトの
中に進出している間、排ガス中に浮遊する塵埃が
スプレーノズルに付着し、ノズル孔を閉塞させる
ことがある。冷却水の噴出が妨げられることにな
るので、これを防止するために、付着物を吹き払
うことができるように配慮されている。
びバイパスダクト10の中を通過する排ガスを冷
却できるように、各ダクトの外周部にはウオータ
ジヤケツトWが設けられたり、ダクト内の熱を自
然放散させることができる構造が採られている。
その冷却用ダクト9の空冷部に冷却ノズル装置1
5が取り付けられている。この冷却ノズル装置1
5のスプレーノズルはダクト9内へ退進自在であ
り、給水ポンプ16から圧送される水がダクト9
内に噴射され、その水の気化熱でもつて排ガス温
度を下げることができるようになつている。一
方、バイパスダクト10と合流した後の排ガスダ
クト13には緊急冷風ダンパ17が設けられ、そ
の下流側にもう1つの冷却ノズル装置18が設置
されている。この冷却ノズル装置18も上述の冷
却ノズル装置15と同様に、ダクト内に進退自在
なものである。冷却水は上述した給水ポンプ16
から供給されるが、冷却ノズル装置15,18に
は空気も供給されるようになつている。すなわ
ち、冷却ノズル装置のスプレーノズルがダクトの
中に進出している間、排ガス中に浮遊する塵埃が
スプレーノズルに付着し、ノズル孔を閉塞させる
ことがある。冷却水の噴出が妨げられることにな
るので、これを防止するために、付着物を吹き払
うことができるように配慮されている。
上述した冷却ノズル装置18の下流には温度検
出器19が設置され、ダクト13内を通過する排
ガスの温度が検出される。ここで検出された温度
に基づき、上述した排ガスダンパ11,12や緊
急冷風ダンパ17の切換えまたは開口作動、冷却
ノズル装置15,18の噴出作動などが順次行な
われる。なお、上述した温度検出器19の下流に
はバグフイルタ14があるが、その出口に主誘引
フアン20が設置され、このフアンによる排ガス
の引き込みによつて、上述した各ダンパを通過し
た流れが所定のダクトを流過するようになつてい
る。除塵された排ガスは排気塔21より排出され
たり、また必要に応じて温度塔22、脱臭塔2
3、湿式電気集塵機24を介して大気に放出され
る。
出器19が設置され、ダクト13内を通過する排
ガスの温度が検出される。ここで検出された温度
に基づき、上述した排ガスダンパ11,12や緊
急冷風ダンパ17の切換えまたは開口作動、冷却
ノズル装置15,18の噴出作動などが順次行な
われる。なお、上述した温度検出器19の下流に
はバグフイルタ14があるが、その出口に主誘引
フアン20が設置され、このフアンによる排ガス
の引き込みによつて、上述した各ダンパを通過し
た流れが所定のダクトを流過するようになつてい
る。除塵された排ガスは排気塔21より排出され
たり、また必要に応じて温度塔22、脱臭塔2
3、湿式電気集塵機24を介して大気に放出され
る。
上述した2つの冷却ノズル装置15,18を第
1図を参照して説明する。ダクト9または13
に、上下方向に変位するノズル支持筒25があ
り、それにスプレーノズル26が取り付けられて
いる。ノズル支持筒25にはブラケツト27を介
して張り出されたブラケツトアーム28があり、
クレビス29を介してエアシリンダ30に接続さ
れている。エアシリンダ30はそのピストンロツ
ド31が進退することによつて、ノズル支持筒2
5を下降および上昇させる。そのノズル支持筒2
5は、ガイド部材32に平行して移動するように
なつており、そのガイド部材32には上方に円筒
状の支持筒33が取り付けられている。その支持
筒33の中には、第3図に示すような一対の鼓型
のローラ34が支承され、ノズル支持筒25がそ
の両ローラの間を通るようになつている。一方、
ノズル支持筒25の下端は、排ガスダクト9の上
部に取り付けられたシール筒35に突入してお
り、そのシール筒35の中の一対のローラ36に
挟持されている。その結果、ローラ36と上方に
位置するローラ34とによりノズル支持筒25が
一定の姿勢で案内され、その下端に取り付けられ
ているシールキヤツプ37の振れが生じないよう
に保持されている。そのシールキヤツプ37の上
面は球面状とされており、ノズル支持筒25が最
上位置まで上昇すると、シールキヤツプ37がシ
ール筒35の内端面35aに当接して、ダクト9
内を通過する排ガス中にシール筒35を介して外
気が侵入しないようになつている。一方、排ガス
ダクト9内に冷却水を噴出させる場合には、エア
シリンダ30が伸長され、ノズル支持筒25が矢
印38方向に下降して、スプレーノズル26が排
ガスダクト9の中心位置まで移動される。その
際、シールキヤツプ37は仮想線で示した位置ま
で降下し、一方、ノズル支持筒25のブラケツト
27の下面に取り付けられた板状のシール部材3
9がシール筒35の外端面35bを蓋するように
して、ダクト9を閉止状態に維持する。
1図を参照して説明する。ダクト9または13
に、上下方向に変位するノズル支持筒25があ
り、それにスプレーノズル26が取り付けられて
いる。ノズル支持筒25にはブラケツト27を介
して張り出されたブラケツトアーム28があり、
クレビス29を介してエアシリンダ30に接続さ
れている。エアシリンダ30はそのピストンロツ
ド31が進退することによつて、ノズル支持筒2
5を下降および上昇させる。そのノズル支持筒2
5は、ガイド部材32に平行して移動するように
なつており、そのガイド部材32には上方に円筒
状の支持筒33が取り付けられている。その支持
筒33の中には、第3図に示すような一対の鼓型
のローラ34が支承され、ノズル支持筒25がそ
の両ローラの間を通るようになつている。一方、
ノズル支持筒25の下端は、排ガスダクト9の上
部に取り付けられたシール筒35に突入してお
り、そのシール筒35の中の一対のローラ36に
挟持されている。その結果、ローラ36と上方に
位置するローラ34とによりノズル支持筒25が
一定の姿勢で案内され、その下端に取り付けられ
ているシールキヤツプ37の振れが生じないよう
に保持されている。そのシールキヤツプ37の上
面は球面状とされており、ノズル支持筒25が最
上位置まで上昇すると、シールキヤツプ37がシ
ール筒35の内端面35aに当接して、ダクト9
内を通過する排ガス中にシール筒35を介して外
気が侵入しないようになつている。一方、排ガス
ダクト9内に冷却水を噴出させる場合には、エア
シリンダ30が伸長され、ノズル支持筒25が矢
印38方向に下降して、スプレーノズル26が排
ガスダクト9の中心位置まで移動される。その
際、シールキヤツプ37は仮想線で示した位置ま
で降下し、一方、ノズル支持筒25のブラケツト
27の下面に取り付けられた板状のシール部材3
9がシール筒35の外端面35bを蓋するように
して、ダクト9を閉止状態に維持する。
このような冷却ノズル装置が採用されるのは、
スプレーノズル26からの冷却水の噴出による排
ガスの冷却が常時必要というのではなく、間欠的
もしくはたまに使用されるという状況にあるから
である。すなわち、冷却水を噴射しないときにス
プレーノズル26に排ガス中の塵埃が付着するの
を回避するために、ノズル支持筒25をダクト外
へ退避させておく必要があることに基づく。な
お、ノズル支持筒25には図示しないがフレキシ
ブルホースが接続されていて、その中を冷却水が
流通し、スプレーノズル26から排ガスの流れ方
向に冷却水が噴出される。そのフレキシブルホー
スには空気を供給するエアホースが枝設され、ス
プレーノズル26がダクト9から退避したとき、
ノズル支持筒25内に空気を流して、そのノズル
孔に付着したごみを吹き飛ばすことができるよう
にもなつている。ちなみに、冷却ノズル装置のノ
ズル支持筒は、ダクトの側部に設けられたシール
筒を介して水平ダクト内へ進出するようになつて
いても差し支えない。
スプレーノズル26からの冷却水の噴出による排
ガスの冷却が常時必要というのではなく、間欠的
もしくはたまに使用されるという状況にあるから
である。すなわち、冷却水を噴射しないときにス
プレーノズル26に排ガス中の塵埃が付着するの
を回避するために、ノズル支持筒25をダクト外
へ退避させておく必要があることに基づく。な
お、ノズル支持筒25には図示しないがフレキシ
ブルホースが接続されていて、その中を冷却水が
流通し、スプレーノズル26から排ガスの流れ方
向に冷却水が噴出される。そのフレキシブルホー
スには空気を供給するエアホースが枝設され、ス
プレーノズル26がダクト9から退避したとき、
ノズル支持筒25内に空気を流して、そのノズル
孔に付着したごみを吹き飛ばすことができるよう
にもなつている。ちなみに、冷却ノズル装置のノ
ズル支持筒は、ダクトの側部に設けられたシール
筒を介して水平ダクト内へ進出するようになつて
いても差し支えない。
次に、本実施例における冷却ノズル装置の作動
を、電気製鋼設備の稼動と共に説明する。電気製
鋼炉1の排ガスがスクラツプ予熱装置2に導入さ
れ、その排ガスの熱エネルギでスクラツプが予熱
される。電気製鋼炉1の排ガスは、ブレークフラ
ンジ3を通過して燃焼塔4に導かれ、そこで除塵
された後例えば予熱器2Aに導入される。そこで
スクラツプを予熱した排ガスは温度が低下する
が、スクラツプの中に混入している油分が気化し
て排ガスに含まれる。その排ガスはブースタフア
ン7によつて誘引され、排出ダクト5に導出され
る。バグフイルタ14の手前の温度検出器19に
より検出された排ガス温度が例えば50℃よりも高
ければ、排ガスダンパ12が閉止されて排ガスは
冷却用ダクト9に導出される。排ガス中に含まれ
ている油分がダクトの内壁などに付着し、場合に
よつては排ガスに残存する熱でそれが発火して排
ガス温度が上昇する。その温度が160℃を越える
までは、排ガスはそのままバグフイルタ14に導
入される。冷却用ダクト9を通過させていても、
その排ガス温度が160℃を越えると、排ガスダク
ト13の緊急冷風ダンパ17が開口される。この
ダンパによつて外気が取り入れられ、排ガス温度
が下げられる。それにも拘わらず、排ガスの温度
が高くて例えば175℃越えると、冷却水によつて
排ガスが積極的に冷却される。冷却用ダクト9に
設けられいる冷却ノズル装置15にあつては、エ
アシリンダ30が伸長され、ピストンロツド31
を介してブラケツト27が下方に移動され、ノズ
ル支持筒25がダクト9内に進出される。ノズル
支持筒25に取り付けられているスプレーノズル
26がダクト9の中心に至つたところでエアシリ
ンダ30の作動が停止され、スプレーノズル26
の位置が固定される。その際、ダクト9と外気と
を遮断していたシールキヤツプ37がダクト9内
に進出するが、ノズル支持筒25に取り付けられ
たシール部材39がシール筒35の上端面35b
に当接して、ダクト14の気密が維持される。冷
却水が供給され、ノズル支持筒25を介してスプ
レーノズル26から水が排ガスの流れ方向に噴出
される。その水は直ちに気化してその気化熱でも
つて排ガスの温度が下る。このような冷却操作に
よつて降温された排ガスが175℃以下になると、
この冷却ノズル装置15による冷却は停止され、
ノズル支持筒25はダクト9外に退避される。こ
のようなノズル支持筒25の上下運動は、支持筒
33やシール筒35内に設けられた一対のローラ
34,36で案内され、しかもノズル支持筒25
の動きがエアシリンダ30によつて短時間になさ
れ、かつダクト9の密閉がその都度実現される。
を、電気製鋼設備の稼動と共に説明する。電気製
鋼炉1の排ガスがスクラツプ予熱装置2に導入さ
れ、その排ガスの熱エネルギでスクラツプが予熱
される。電気製鋼炉1の排ガスは、ブレークフラ
ンジ3を通過して燃焼塔4に導かれ、そこで除塵
された後例えば予熱器2Aに導入される。そこで
スクラツプを予熱した排ガスは温度が低下する
が、スクラツプの中に混入している油分が気化し
て排ガスに含まれる。その排ガスはブースタフア
ン7によつて誘引され、排出ダクト5に導出され
る。バグフイルタ14の手前の温度検出器19に
より検出された排ガス温度が例えば50℃よりも高
ければ、排ガスダンパ12が閉止されて排ガスは
冷却用ダクト9に導出される。排ガス中に含まれ
ている油分がダクトの内壁などに付着し、場合に
よつては排ガスに残存する熱でそれが発火して排
ガス温度が上昇する。その温度が160℃を越える
までは、排ガスはそのままバグフイルタ14に導
入される。冷却用ダクト9を通過させていても、
その排ガス温度が160℃を越えると、排ガスダク
ト13の緊急冷風ダンパ17が開口される。この
ダンパによつて外気が取り入れられ、排ガス温度
が下げられる。それにも拘わらず、排ガスの温度
が高くて例えば175℃越えると、冷却水によつて
排ガスが積極的に冷却される。冷却用ダクト9に
設けられいる冷却ノズル装置15にあつては、エ
アシリンダ30が伸長され、ピストンロツド31
を介してブラケツト27が下方に移動され、ノズ
ル支持筒25がダクト9内に進出される。ノズル
支持筒25に取り付けられているスプレーノズル
26がダクト9の中心に至つたところでエアシリ
ンダ30の作動が停止され、スプレーノズル26
の位置が固定される。その際、ダクト9と外気と
を遮断していたシールキヤツプ37がダクト9内
に進出するが、ノズル支持筒25に取り付けられ
たシール部材39がシール筒35の上端面35b
に当接して、ダクト14の気密が維持される。冷
却水が供給され、ノズル支持筒25を介してスプ
レーノズル26から水が排ガスの流れ方向に噴出
される。その水は直ちに気化してその気化熱でも
つて排ガスの温度が下る。このような冷却操作に
よつて降温された排ガスが175℃以下になると、
この冷却ノズル装置15による冷却は停止され、
ノズル支持筒25はダクト9外に退避される。こ
のようなノズル支持筒25の上下運動は、支持筒
33やシール筒35内に設けられた一対のローラ
34,36で案内され、しかもノズル支持筒25
の動きがエアシリンダ30によつて短時間になさ
れ、かつダクト9の密閉がその都度実現される。
以上のような冷却を施してもなおかつ温度検出
器19での検出温度が上昇し、例えば190℃にな
ると、上述の冷却ノズル装置15による冷却に加
えて、排ガスダクト13における冷却ノズル装置
18による冷却も行なわれる。この冷却ノズル装
置18においても同様の作動がなされて冷却水が
噴出される。したがつて、バグフイルタ14にお
ける排ガスの温度は所定温度に落とされ、そこで
の付着油の発火などが防止される。
器19での検出温度が上昇し、例えば190℃にな
ると、上述の冷却ノズル装置15による冷却に加
えて、排ガスダクト13における冷却ノズル装置
18による冷却も行なわれる。この冷却ノズル装
置18においても同様の作動がなされて冷却水が
噴出される。したがつて、バグフイルタ14にお
ける排ガスの温度は所定温度に落とされ、そこで
の付着油の発火などが防止される。
ちなみに、冷却ノズル装置15,18による冷
却が行なわれる頻度は余り高くない。したがつ
て、前述したようにスプレーノズル26をダクト
内に長く留めることなく退避させるようにしてい
る。これは、スプレーノズルを固定的に設置して
おくと、ノズル支持筒25やスプレーノズル26
に排ガス中の塵埃が付着したり堆積して、冷却水
の噴出ができなくなるのを防止するためである。
また、ノズル孔にある程度の塵埃が付着するのは
やむを得ないが、ノズル支持筒25を介してスプ
レーノズル26に空気を供給すれば、それらを吹
き払うことができる。
却が行なわれる頻度は余り高くない。したがつ
て、前述したようにスプレーノズル26をダクト
内に長く留めることなく退避させるようにしてい
る。これは、スプレーノズルを固定的に設置して
おくと、ノズル支持筒25やスプレーノズル26
に排ガス中の塵埃が付着したり堆積して、冷却水
の噴出ができなくなるのを防止するためである。
また、ノズル孔にある程度の塵埃が付着するのは
やむを得ないが、ノズル支持筒25を介してスプ
レーノズル26に空気を供給すれば、それらを吹
き払うことができる。
第1図は本考案の電気製鋼炉排ガスの冷却ノズ
ル装置の全体正面図、第2図は冷却ノズル装置が
使用される電気製鋼設備の全体系統図、第3図は
ローラの位置する部分の平面図である。 1……電気製鋼炉、9,13……ダクト、1
5,18……冷却ノズル装置、25……ノズル支
持筒、26……スプレーノズル、30……シリン
ダ、34,36……ローラ、35……シール筒、
35a……内端部、35b……外端部、37……
シールキヤツプ、39……シール部材。
ル装置の全体正面図、第2図は冷却ノズル装置が
使用される電気製鋼設備の全体系統図、第3図は
ローラの位置する部分の平面図である。 1……電気製鋼炉、9,13……ダクト、1
5,18……冷却ノズル装置、25……ノズル支
持筒、26……スプレーノズル、30……シリン
ダ、34,36……ローラ、35……シール筒、
35a……内端部、35b……外端部、37……
シールキヤツプ、39……シール部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電気製鋼炉排ガスが流過するダクトにシール
筒が取り付けられ、そのシール筒を介してダク
ト内に進退するノズル支持筒がローラに案内さ
れ、そのノズル支持筒には冷却水または空気を
噴出するスプレーノズルが取り付けられ、シリ
ンダの作動によつてスプレーノズルがダクト外
へ退避したとき、シール筒の内端部に密接する
シールキヤツプがノズル支持筒の端部に設けら
れ、スプレーノズルがダクト内に進出したと
き、シール筒の外端部に密接するシール部材
が、ノズル支持筒に取り付けられていることを
特徴とする電気製鋼炉排ガスの冷却ノズル装
置。 (2) 前記シールキヤツプのシール筒側は、球面状
に形成されていることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載の電気製鋼炉排ガスの
冷却ノズル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5718086U JPS6345680Y2 (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5718086U JPS6345680Y2 (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62171800U JPS62171800U (ja) | 1987-10-31 |
| JPS6345680Y2 true JPS6345680Y2 (ja) | 1988-11-28 |
Family
ID=30886651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5718086U Expired JPS6345680Y2 (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6345680Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-15 JP JP5718086U patent/JPS6345680Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62171800U (ja) | 1987-10-31 |
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