JPS6345893B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6345893B2
JPS6345893B2 JP58071517A JP7151783A JPS6345893B2 JP S6345893 B2 JPS6345893 B2 JP S6345893B2 JP 58071517 A JP58071517 A JP 58071517A JP 7151783 A JP7151783 A JP 7151783A JP S6345893 B2 JPS6345893 B2 JP S6345893B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
joint
seam
heating
induction heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58071517A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59197328A (ja
Inventor
Kazuhisa Ishibashi
Hideo Kurashima
Hisakazu Yasumuro
Michio Watanabe
Tsuneo Imatani
Kazuo Taira
Seishichi Kobayashi
Hiroshi Ueno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP7151783A priority Critical patent/JPS59197328A/ja
Publication of JPS59197328A publication Critical patent/JPS59197328A/ja
Publication of JPS6345893B2 publication Critical patent/JPS6345893B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
    • B21D51/2684Cans or tins having circumferential side seams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、熱接着による継目を有する金属容器
の製法に関し、より詳細には接着用の樹脂層を介
して係合された容器素材両端縁部を高周波誘導加
熱コイルで効率良く且つ選択的に加熱して、熱接
着による継目を形成させることから成る金属容器
の製法に関する。 高周波誘導加熱は金属素材の加熱に広く使用さ
れている加熱手段であり、接着罐等の熱接着によ
る継目を有する金属容器の製造にも広く使用され
ている加熱手段である。只、高周波誘導加熱コイ
ルからの高周波磁界は金属素材で遮断されるた
め、従来の技術においては、容器素材の端部に施
された樹脂接着剤を、重ね合せに先立つて高周波
誘導加熱し、溶融された接着剤層を介して両端部
を重ね合せ、最後に重ね合せ部を冷却下にバンピ
ングして継目を形成させる方法や、樹脂接着剤層
を介して係合された容器素材の両端部の外側を高
周波誘導加熱し、外側からの伝熱によつて両端部
の熱接着を行う方法が採用されている。 しかしながら、前者の方法は、継目がストレー
トに軸方向に延びているラツプ・サイド・シーム
罐のように、両端部を重ね合せ方向に押圧して熱
接着を行う場合には好都合に適用できるとして
も、夫々が金属素材の絞り加工或いは絞り−しご
き加工で形成されたカツプ状成形体から成る上部
体と下部体とを、それらの周状の開放端部で接着
剤を介して嵌合させて容器を形成させる場合に
は、嵌合時の軸方向の押圧力により溶融接着剤層
が継目外にはみ出し、或いは開放端部に傷が発生
するため、適用することが困難である。 また、後者の方法は、継目の内側となる端部
は、外側の端部で高周波磁界が遮断されるため、
熱伝導によつてのみ加熱されるだけであり、しか
も両端部間に介在する接着剤層は金属に比べれば
熱伝導性に著しく乏しいから、加熱接着に著しく
長い時間を必要とすると共に、この接合すべき部
分では、外側の端部が高温で内側の端部が低温と
いう温度勾配が必らず形成されて、均一な加熱が
困難になるという欠陥を生ずる。特に金属素材の
材質がスチールなどの強磁性体の場合には、内側
となる端部は加熱されにくい。 従つて、本発明の目的は、接着用の樹脂層を介
して係合された容器素材の両端縁部を、高周波誘
導加熱によつて外側の端部からも内側の端部から
も同時に、効率よく、しかも選択的に加熱するこ
とが可能な方法を提供するにある。 本発明の他の目的は、熱接着による継目を有す
る金属容器を製造するに際して、継目となるべき
係合された両端部間に位置する熱接着剤を極めて
短時間の内に高周波誘導加熱できる方法を提供す
るにある。 本発明の更に他の目的は、間に接着剤層が介在
する素材の両端部の各々を任意の温度に選択的に
加熱できる方法を提供するにある。 本発明の更に他の目的は、夫々が金属製の無継
目カツプ状成形体から成る上部体と下部体とを、
それの周状の開放端部同志で接着剤層を介して嵌
合させ、この接着剤層を嵌合部の外側から高周波
誘導加熱により効率良く且つ選択的に加熱し得る
方法を提供するにある。 本発明によれば、金属を含む容器素材の両端部
を樹脂の熱接着による継目を介して接合すること
から成る容器の製法において、熱接着性の樹脂層
を介して両端部が係合され且つ局部的に両端部が
実質上電気絶縁関係にある継目となるべき部分
と、少なくとも1個の周状の高周波誘導加熱コイ
ルとを、継目となるべき部分が該コイルのほぼ中
央に位置し、一方の端部に連なる素材と他方の端
部に連なる素材とが夫々電流の向きが反対のコイ
ル部分と対面し、且つ継目となるべき部分の巾を
d、コイルの最内周の継目巾方向の間隔をD、コ
イルの最内周の継目長手方向の間隔をL、コイル
と継目との径方向の間隔をtとしたとき、下記式 8d≧D≧d 20d≧L≧d t<D が満足される位置関係で配置し、高周波誘導加熱
コイルに通電し、前記両端部の各々を通るうず電
流を誘導して継目となるべき両端部を選択的に加
熱することを特徴とする金属容器の製法が提供さ
れる。 本発明は、既に指摘した通り、夫々が金属製の
無継目カツプ状成形体から成る上部体と下部体と
を、それの周状の開放端部同志で接着剤層を介し
て嵌合させ、この接着剤層を嵌合部の外側から高
周波誘導加熱により効率良く選択的に加熱して、
周状の側面継目を備えたピン状の金属容器を製造
するのに特に有用である。従つて、本発明をこの
容器を例にとつて以下に説明するが、本発明は勿
論この場合にのみ限定されるものでない。 本発明による金属製ビンの一例を示す第1図に
おいてこのビンは、例えば錫メツキ鋼板等の金属
製の無継目カツプ状成形体から成る下部体1と、
金属製の無継目カツプ状成形体から成る上部体2
とから成つており、これらのカツプ状成形体は、
開放端部3と開放端部4とが重ね合せ接合され
て、周状の側面継目5を形成することにより容器
の形に一体化されている。 この具体例において、下部体1は金属素材の高
度の絞り−しごき加工で形成された背の高い薄肉
側壁部6と実質上しごき加工を受けていない厚肉
の底部7とから成るカツプであり、一方上部体2
も下部体と同様の成形で形成された背の高い薄肉
側壁部8と上壁9とから成るカツプである。上部
体2の側壁部8の高さは、継目5の巾と等しい
か、或いは継目巾よりも若干大きい範囲内にあ
る。また上部体2の上壁9は上に凸のテーパー面
をなしており、その中央には内容物の充填用乃至
は取出し用の注ぎ口10が形成されている。 第1図に示す具体例では、下部体1の開放端部
3はそれに近接した部分でのネツクイン加工によ
り、それ以外の胴壁部に比して小径となるように
絞られており、より大径の上部体開放端部4内に
嵌挿される。下部体開放端部3の外面と上部体開
放端部4の内面との間には熱接着性の接着剤層1
1が設けられ、下部体と上部体との接合、固着が
行われている。接着剤11の一部は継目5からは
み出して、継目の内側に位置する金属素材切断端
縁12に対する被覆層13を形成していることが
耐腐食性の点で望ましい。 上述した構造の金属製容器においては、上部体
2に極めて小さい注ぎ口10が形成されているの
みであり、従つて、上部体2と下部体1とを嵌合
させた後では、この嵌合組立体の内部に格別の加
熱機構等を挿入することは事実上不可能であり、
従つて嵌合部の加熱は外部からの加熱のみが可能
であることが了解されよう。 本発明によれば、この嵌合部の外側に高周波誘
導加熱コイルを特定の仕組で位置させて通電を行
うことにより、外側に位置する開放端部4のみな
らず、内側に位置する開放端部3をも効率良く且
つ選択的に加熱し、接着を著しく短時間の内に行
い得るものである。 本発明における高周波誘導加熱コイルの配置及
び原理を説明するための第2図、第3図及び第4
図において、継目となるべき部分5aにおいて
は、両端部3及び4は接着剤層11aを介して嵌
合により機械的に係合されており、しかもこの両
端部3及び4は接着剤層11aにより局部的に実
質上電気絶縁関係となつている。本明細書におい
て、局部的に実質上電気絶縁関係とは、これらが
完全な電気絶縁関係にある場合は勿論のこと、後
に詳述する如く、一部で電気的短絡を生じている
としても、両端部3及び4にまたがるうず電流が
生じないような電気絶縁関係をも包含する。 この継目となるべき部分5aの外側に全体とし
て14で示す高周波誘導加熱コイルを以下に示す
位置関係で配置する。この図面に示す具体例で
は、コイル14は全体としてうず巻状の形状を有
している。このコイル14にあつては、第2図に
示す如く、下方コイル部分15においては、一定
時点において、上→下垂直方向に電流が流れ、一
方上方コイル部分16においては、同時点におい
て下→上垂直方向に電流が流れる構造となつてい
る。 本発明においては、継目となるべき部分5a
は、このコイル14のほぼ中央に位置し、しかも
内側の開放端部3に連なる側壁部6は下方コイル
部分15と、また外側の開放端部8は上方コイル
部分16と夫々対面するように、コイル14を位
置させる。また、第2図に示す通り、継目となる
べき部分5aの巾、即ちラツプ巾をd、コイル1
4の最内周ループの継目巾方向の間隔をD、コイ
ル14の最内周のループの継目長手方向の間隔を
L、コイル14と継目となるべき部分5aとの径
方向の間隔をtとしたとき、下記式 8d≧D≧d ………(1) 特に 4d≧D≧d ………(1a) 20d≧L≧d ………(2) 特に 10d≧L≧d ………(2a) 及び t<D ………(3) 特に t<1/2D ………(3a) が満足される位置関係となるようにする。 上述した位置関係において、高周波誘導加熱コ
イル14に高周波電流を通電すると、コイル部分
15に対面した側壁部6では該コイル部分の電流
方向とは逆向きでしかも開放端部3の部分を同方
向となるように通るうず電流17が誘導される。
同様にコイル部分16に対面した側壁部8では該
コイル部分の電流方向とは逆向きでしかも開放端
部4の部分を同方向となるように通るうず電流1
8が誘導される。このうず電流17及び18は
夫々、側壁部6及び8の部分では電流密度が低
く、開放端部3及び4の部分では電流密度が高く
なるように誘導され、この結果として、外側に位
置する開放端部4は勿論のこと、内側に位置する
開放端部3も強く加熱される。 本発明によれば、この際、前記(1)乃至(3)式、特
に前記(1a)乃至(3a)式が成立つように、コ
イル14と継目となるべき部分5aとを配置する
ことにより、側壁部6及び8の部分をあまり加熱
することなく、両開放端部3及び4を集中的に且
つ選択的に加熱することが可能となるものであ
る。 一般に、高周波誘導加熱にあつては、コイルと
金属素材との電磁結合の程度が強い程、誘導され
るうず電流の量も多くなる傾向があり、このよう
な見地からはコイル14の面積を大きくとつた方
が加熱効率が高くなると信じられる。しかしなが
ら、本発明者等の研究によると、このような大面
積の高周波誘導加熱コイルを用いると、確かに全
体としての加熱効率は向上するものの、継目とな
るべき両端部3及び4のみならず、これら両端部
から離れた側壁部6及び8の部分もかなり加熱さ
れることがわかつた。 これに対して、本発明においては、前記式(1)、
(2)及び(3)から明らかな通り、コイル14の下方コ
イル部分15及び上方コイル部分16とを、継目
となるべき部分5aに近接させ、素材に誘導され
るうず電流を可及的に小さい径のものとすること
により、継目となるべき両端部の集中的且つ選択
的加熱が可能となつたものである。 この事実は、第5図及び第6図を参照すること
により明白となる。即ち、ブリキ製で継目の巾(d)
が5mm、継目の外径が64mmの第1図に示す形状の
罐について、第5図の場合は、 D=15mm、L=15mm、t=3mm の高周波誘導加熱コイル、第6図の場合は、 D=15mm、L=110mm、t=3mm の高周波誘導加熱コイルを用いて、高周波入力電
力を一定にして、0.3秒間加熱した時の継目の内
側端部の端縁から下方向の温度分布を示す。この
結果から、本発明範囲外の配置で誘導加熱を行つ
た場合(第6図)では、継目となるべき端部以外
に、側壁部もかなり広い領域にわたつて端部より
高い温度に加熱され、しかも端部の所定温度(約
220℃)への加熱にも比較的長時間を要するのに
対して、本発明の範囲内の配置で誘導加熱を行う
と、側壁部の温度上昇を比較的低いレベルに抑制
しつつ、端部を集中的且つ選択的に急速に加熱し
得ることが理解される。上述した傾向は、下部体
のみならず、上部体、即ち継目の外側の端縁より
も上方に離れた部分についても全く同様に認めら
れる。 さらに、コイルの最内周の継目巾方向の間隔D
が本発明の範囲外の加熱コイルの場合でも、コイ
ル部分と電磁結合している側壁部が著しく加熱さ
れ、継目となるべき部分が加熱されにくいという
傾向が認められる。さらに、コイルと継目との径
方向の間隔tは、大きくする程加熱コイルと継目
との電磁結合は弱まり、効率が低下する傾向にあ
り、間隔tがコイルの最内周の継目方向の間隔D
以上になつた場合、過大な高周波入力電力を与え
ないと継目となるべき部分は加熱されないことが
認められる。 さらに、コイルの最内周の間隔DおよびLを継
目となるべき部分の巾dに近ずける程、継目とな
るべき端部を集中的かつ選択的に急速に加熱する
という効果は、上部体および下部体の材質が非磁
性体(例えばアルミ)のものに比べ、強磁性体
(例えばスチール)のものに対して、特に顕著で
あることが認められる。 本発明において、前述した配置をとることによ
り、端部の集中的且つ選択的加熱が可能となる理
由は未だ解明されるに至つていない。しかしなが
ら、本発明者等はこの理由を次のように推定して
いる。即ち、継目となるべき重ね合せ端部におい
て誘導されるうず電流の電流密度を高めれば高め
る程、端部のより集中的且つ選択的加熱が可能と
なるものと認められるが、本発明の加熱コイルの
配置では、継目となるべき部分に近接させてコイ
ルの最内周ループを設けているため、誘導される
うず電流が端部を通る比率を高め、これにより端
部の電流密度を高めることが可能となること、及
びコイルにより誘導されるうず電流には、コイル
に沿つて誘導された後端部を通つて戻るうず電流
と、コイルに沿つて誘導された端部とは反対側の
部分を通つて戻るうず電流とがあると考えられる
が、本発明においては、D及びLの値を前述した
小さい範囲としたことにより、コイルの曲率が大
きくなり、従つて前者のうず電流当りの後者のう
ず電流の比率が減少していることがその原因と考
えられる。 この効果は、上部体および下部体の材質が非磁
性体の場合よりも強磁性体の場合の方が顕著であ
り、その理由は端部を通る電流通路のインダクタ
ンスが強磁性体の場合には大きくなるので、端部
を通る電流が少ないためであると思われる。 本発明において、コイルの寸法及び配置を、コ
イル最内周の寸法D及びLのみで規定し得るのは
次の理由によるものである。即ち、素材中のうず
電流は、コイルの電流に伴なつて誘導されるもの
であるが、コイルの曲率が小さい程、うず電流の
曲率も小さくなり、電気抵抗も小さくなるため、
より大きな電流が誘導されることになる。かくし
て、コイル14がうず巻コイルのように多数回周
回されたコイルの場合にも、誘導加熱に最も有効
に作用するのは最内周のものであり、かかる見地
からは、本発明においては、最内周コイルの寸法
を規定しているのである。 前述したD及びLの値が本発明の範囲を越えた
場合には、第6図に関して説明した通り、端部の
集中的且つ選択的加熱が困難となる傾向があり、
またDの値がdよりも小さいと、内側端部をも所
定温度に加熱するという本発明の目的が達成し難
くなる。 コイル14と端部5aとの間隔tは、コイルと
素材との電磁結合に関連するものであり、このt
の値が前記範囲を越えると、効率の良い加熱が困
難となる。 本発明において、加熱コイル14としては、第
2乃至4図に示すうず巻型のものはワン・ターン
であつてもよい。また、第2図に示す通り、コイ
ル14と素材との電磁結合を強めるために、フエ
ライト等の磁性材料コア19を用いることもでき
る。 第2乃至4図に示すうず巻型のコイルを用いる
と、その巻数を変えることによつて共振周波数を
広範囲に変化させることができ、またそのインダ
クタンスを増加させることによつて、用いるコン
デンサーの容量を比較的小さいものとすることが
できる。 本発明においては、前述した寸法及び配置のコ
イルを用いることにより、高周波誘導加熱操作
を、トラブルなしに安定に行い得るという作業性
の上の利点もある。前述した上部体と下部体とか
ら成り且つ周状の継目を有する容器の製法では、
両端部間に電気絶縁性の接着剤樹脂が介在してい
るとしても、例えば上部体のカツトエツジが下部
体の側壁のいつくかの点で接触して電気的短絡を
生じている場合が生じ得る。この場合、もしも2
つの短絡位置を介して上部体と下部体とを通るう
ず電流が誘導されると、この短絡位置で火花放電
を生じ、塗料の焦げ等を生じて外観不良の原因と
なり、更には火花放電位置近傍の温度が低下する
という欠点を生じる。本発明によれば、前述した
構成によりうず電流の発生領域が比較的狭い領域
に限定されるため、2つの短絡位置を通るうず電
流発生の確率が著しく小さいものに抑制され、安
定した誘導加熱操作が可能となる。 本発明においては、加熱コイル14は周方向に
比較的小さい寸法を有することから、このものを
継目周方向に多数個配置して一層端時間での加熱
を行うことができる。例えば、円周状の嵌合部の
周囲を実質上覆うように多数個の高周波誘導加熱
コイルを配置し、上下部体の嵌合物を静止させて
誘導加熱を行う方法、1個乃至は複数個の高周波
誘導加熱コイルを配置し、上下体の嵌合物を回転
させながら誘導加熱する方法等が適宜使用され
る。 コイルに通電する高周波電流は、この種の誘導
加熱に使用されているものは全て使用でき、例え
ば一般的に言つて、10KHz乃至500KHzの高周波
が好適に使用される。加熱コイルへの入力は、容
器の大きさや要求される温度や加熱時間によつて
も相違し、一概に規定できないが、本発明によれ
ば、前記条件を採用することにより、それ以外の
場合に比してかなり短時間での加熱が可能となる
ことは、前記第6図の説明から明白であろう。 本発明によれば、外側となる端部と内側となる
端部とを等しい温度となるように加熱することも
できるし、またこれらの温度が互いに異なるよう
に加熱することもできる。 本発明において、接着剤層としては、熱により
溶融乃至は軟化され、或いは活性化されて接着性
を示すものは全て使用され、例えばポリエステル
系、ポリアミド系、酸変性ポリオレフイン系等の
熱可塑性樹脂接着剤が有利に使用されるが、勿論
これらに限定されない。 容器用素材としては、アルミニウム等の軽金属
や、ブリキ、テイン・フリー・スチール、その他
の各種表面処理鋼板、ブラツクプレート等の金属
を含む素材は全て使用され、これらの素材は各種
塗料で塗装されたものであつても何等差支えな
い。また、この素材は金属箔とプラスチツクフイ
ルムとのラミネートであつてもよく、このプラス
チツクフイルムがヒートシール性を示す場合に
は、これを接着剤層として使用し得ることは当然
である。 本発明は、上述した円周状の継目を有する容器
の製造に好適に適用されるが、例えば第7図に示
す通り、一枚の素材22を円筒状に成形し、その
両端縁部22a,22bを接着剤層11を介して
ロツクシーム接合する用途にも有利に使用でき、
また、蓋の周囲と胴のフランジとを熱接着剤を介
してヒートシールする用途にも有利に使用でき
る。 本発明を次の例で説明する。 実施例 素材厚0.3mmの錫メツキ鋼板を120mm径の円板に
打抜き、常法に従い絞りポンチと絞りダイスの間
で内径が85mmのカツプ状に成形した。 次いで、このカツプ状成形物を再絞り工程に賦
した後、直径66.10mmのしごきポンチとしごきダ
イスとを用いてしごき加工した。 次いで、この下部体の内外面を脱脂洗浄後、常
法の表面処理(りん酸系)を行ない、エポキシ系
塗料で内外面の塗装、焼付を行なつた後、ネツク
イン加工を行なつた(ネツクイン部外径:63.35
mm)。次いで、厚さ60μm、巾6mmのポリエステ
ル接着剤テープ(軟化点178℃)を下部体の外側
開放端部に高周波誘導加熱を用いて開放端より
1.0mmはみ出して貼着後、はみ出したテープの部
分を前記開放端部の端縁及びこれに続く内面側を
包み包むように内方に折り曲げ、この接着剤テー
プを開放端部内外面に加熱融着させた。 一方、上部体は予めエポキシ系塗料を両面に施
した素材厚0.23mmの錫メツキ鋼板を96mm径の円板
に打抜き、常法のプレス加工によつて成形を行な
い上壁に注ぎ口を設けた。(上部体内径63.37mm)
次いで、接着剤テープが施された下部体と前記上
部体とを開放端同志で重ね合せ部が5mmになるよ
うに嵌合した後、以下に示す加熱コイルによつて
高周波加熱工程そしてこれと同一ステーシヨンに
於て冷却工程を施して嵌合部の接着剤を溶融、冷
却固化させて接合を行い、接合金属容器を作製し
た。本例における加熱コイル、加熱工程、冷却工
程を詳述する。 加熱コイルの形状は、第2図乃至第4図で示さ
れるうず巻型コイルであり、コイルに使用される
導体の径は4mmφで、上部体と下部体とに電磁結
合している加熱コイルの巻数は3ターンである。
同コイルの最内周のDおよびLは15mmである。 加熱工程では加熱コイルは、加熱コイルと継目
との径方向との間隔を3mmに、かつ加熱コイルの
中央を継目の中央より2mm上方になるように配置
され、被加熱部材を加熱時間内に10回転するよう
に回転させつつ、150KHzの高周波発振器により
4KWの入力で、0.3秒間加熱したところ外側端部
および内側端部の温度はどちらも220℃であつた。
加熱終了と同時に冷却工程では、圧縮エアーノズ
ル(元圧5Kg/cm2)を用いて冷却したところ、
1.5秒間で嵌合部は接着剤が固化する温度140℃以
下になつた。 比較例 1 上部体、下部体を実施例と同じ方法で作成し、
実施例と同様に上部体と下部体とを嵌合した後、
加熱コイルの最内周の継目巾方向の間隔D、加熱
コイルと継目との径方向の間隔Tの何れかを本発
明の範囲外に設定して加熱コイルを配置し、嵌合
部の高周波加熱を行つた。 嵌合部の温度を、実施例と同様に220℃にする
ために必要な高周波入力電力及び時間を、加熱コ
イルの配置関係とともに、第1表に示す。 更に、実施例において、嵌合部の温度を220℃
に加熱した時の効率を100%とし、この効率に対
しての各比較例の効率を同じく第1表に示す。 これら比較例においては、側壁部の温度は嵌合
部温度よりも高温度となり、加熱終了後に圧縮エ
アーノズルによる冷却を行つたが、嵌合部の温度
が接着剤の固化する温度以下になるのに5秒以上
の時間を要した。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の金属製ビンの一例を示す側
断面図、第2図乃至第4図は、本発明における高
周波誘導加熱コイルの配置を示す図、第5図及び
第6図は、軸方向距離と加熱温度との関係を示す
線図、第7図は、本発明の適用の一例を示す図で
ある。 1は下部体、2は上部体、3及び4は開放端
部、5は周状の側面継目、6は薄肉側壁部、7は
厚肉底部、8は薄肉側壁部、9は上壁、10は注
ぎ口、11は接着剤層、12は金属素材切断端
縁、13は被覆層、14は高周波誘導加熱コイ
ル、15は下方コイル部分、16は上方コイル部
分、17及び18はうず電流、22は金属素材を
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属を含む容器素材の両端部を樹脂の熱接着
    による継目を介して接合することから成る容器の
    製法において、 熱接着性の樹脂層を介して両端部が係合され且
    つ局部的に両端部が実質上電気絶縁関係にある継
    目となるべき部分と少なくとも1個の周状の高周
    波誘導加熱コイルとを、継目となるべき部分が該
    コイルのほぼ中央に位置し、一方の端部に連なる
    素材と他方の端部に連なる素材とが夫々電流の向
    きが反対のコイル部分と対面し、且つ継目となる
    べき部分の巾をd、コイルの最内周の継目巾方向
    の間隔をD、コイル最内周の継目長さ方向の間隔
    をL、コイルと継目との径方向の間隔をtとした
    とき、下記式 8d≧D≧d 20d≧L≧d t<D が満足される位置関係で配置し、高周波誘導加熱
    コイルに通電し、前記両端部の各々を通るうず電
    流を誘導して継目となるべき両端部を選択的に加
    熱することを特徴とする金属容器の製法。
JP7151783A 1983-04-25 1983-04-25 熱接着による継目を有する金属容器の製法 Granted JPS59197328A (ja)

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