JPS6346231A - 吸水ポリマ−シ−ト - Google Patents

吸水ポリマ−シ−ト

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JPS6346231A
JPS6346231A JP18999986A JP18999986A JPS6346231A JP S6346231 A JPS6346231 A JP S6346231A JP 18999986 A JP18999986 A JP 18999986A JP 18999986 A JP18999986 A JP 18999986A JP S6346231 A JPS6346231 A JP S6346231A
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JP
Japan
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water
pva
degree
absorbing polymer
sheet
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JP18999986A
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Shoichi Aoki
正一 青木
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吸水ポリマーシートに関する。更に詳しくは
、耐酸性、耐アルカリ性を有し、長期にわたり安定で、
速やかに吸水性能を発揮しうる吸水ポリマーシートに関
する。
〔従来の技術〕
従来1.吸水ポリマーシートとして種々の素材が提案さ
れており、ポリビニルアルコール(以下、PVAと称す
)を使用したものも見受けられる。
この素材の特徴は、水溶液領域がケン化度により限定さ
れることであり、その範囲は80〜95molχある。
96mo1%以上では、長期間水中に放置されたり、熱
湯中に放置されれば溶解するが、冷水に対する速やかな
溶解性はない。しかしながら、ケン化度80〜95a+
olX(7) P V A (以下、部分ケン化PVA
と称す)の最大の欠点は、酸性及びアルカリ性物質と接
触すると残存エステル基のケン化反応が進行し、ケン化
度が上記ケン化度領域から外れて上昇し、冷水に対する
速やかな溶解性が失われることである。従って、このよ
うな素材を用いても吸水開始時間が早く、吸水性能を長
期に保持し得る吸水ポリマーシートは得られない。
完全ケン化PVAが、冷水に対する速やかな溶解性を有
していない理由はその結晶性による。
即ち、PVA分子の水酸基が分子内及び分子間に於いて
極めて強固な水素結合を発生するため、結晶化が生じ水
分子の侵入を妨げていることによると考えられている。
この件に関しては、桜田らが“高分子化学”  (Vo
l、12. 患12B、 510〜513、 (195
5) )に報告している。
また、完全ケン化PVAの結晶化度は加熱により上昇す
ることが、桜田らの報告〔高分子化学、 Vol、12
. I’&h128.517〜521.(1955) 
)に示されており、この報告には結晶化度の上昇が溶解
度の低下に大きく関与していることが述べられている。
また、同じく桜田らの報告〔高分子化学+Vol。
12、丸128.510〜513. (1955) )
によれば、結晶領域はPVAの膨潤に関与しないという
結果が示されている。
従って、“溶解”がPVA分子がバラバラになる無限膨
潤に相当すると考えれば、冷水可溶性の完全ケン化PV
Aを得るためには、完全非品性に近いものを製造する必
要がある。即ち、規則性を乱すことにより結晶化を防止
する必要がある。
この様なことから、結晶性を低下させることを目的とし
たアタクチクPVAの合成法が6高分子論文集1 〔今
井ら、Vol、35. 患12.811〜813、 (
1978) ) 、特公昭36−3999号公報等に提
案されているが、この方法は非常に限られた反応条件に
おいてのみ製造が可能であるため、工業的に製造する場
合かなりの困難が伴う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この様なPVAの性質を改良するため、PVAのアルコ
キシブチラール化物が特公昭38−20720号公報に
提示されている。しかし、この技術はアセタール化反応
に用いられるアルデヒドのアルキル鎖長が長いため水溶
性を付与しうる領域にアセタール化度をコントロールす
ると、アセタール化度が低く抑えられ、このため、構造
規則性の乱れを長期間にわたって保持できず、結晶化度
が上昇し水溶性は失われる。
また、水溶性PVA誘導体としてアセトアセタール化P
VAを用いた技術が特公昭39−16910号公報の実
施例に開示されている。この技術はアセトアセタール化
PVAに非イオン界面活性剤を添加したものであるが、
アセトアセタール化PVAの平均重合度が550である
ことから、市販のPVA (シンジオタフチク主体)を
用いる限りにおいては、前述の技術と同様に時間の経過
による結晶化度の上昇は避けられず、結果として水溶性
は失われる。PVAの平均重合度の関係については桜田
らが報告〔高分子化学。
Vol、12. I’h128.506〜510. (
1955) ) シているが、この報告によると平均重
合度の上昇により、結晶化度は上昇傾向にある。このこ
とは、平均重合度の上昇が水溶性の低下の方向に進むこ
とを示している。
更に、PVAのアルドールアセクール化物を用いる技術
が特公昭42−20845号公報に開示されている。こ
のPVAのアルドールアセタール化物はアルドールとP
VAのアセタール化反応により製造されるものであるが
、アルドールの分子中には水酸基とアルデヒド基が存在
するため、アルドール同士が反応することもあり反応の
コントロールに問題がある。このことは、水溶性を長期
にわたって保持しうるアセタール化度を有するアセター
ル化物を工業的にコンスタントに製造することが極めて
困難であることを示している。
このように、冷水に容易に溶解し、長期安定性に優れ、
結晶化度の変化もなく、耐酸性、耐アルカリ性に優れて
いる冷水可溶性PVA誘導体は従来存在しておらず、従
来の水溶性PVA誘導体を素材として用いた場合は、長
期にわたって吸水能力を速やかに発現し得る安定な吸水
ポリマーシートは得られない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、かかる事情に鑑み種々の検討を重ねた結果
、従来の技術では不可能とされていた冷水に容易に溶解
し、長期安定性に優れ、結晶化度の変化もな(、耐アル
カリ性を有するため水溶性を長期にわたって保持しうる
冷水可溶性PVAfi導体を見出し、かかる冷水可溶性
PVA誘導体のフィルムもしくはシート状物に高吸水性
ポリマーを固定もしく挟持せしめた吸水ポリマーシート
が、速やかに吸水性能を発揮し、しかもその性能が長期
にわたって保持されることを見出して、本発明に至った
ものである。
即ち本発明は、ビニルアルコール単位とビニルアセテー
ト単位とアセタール化されたビニルアルコール単位とか
らなる基本構造を有するPVA誘導体であって、ビニル
モノマ一単位を基準とする粘度平均重合度が200〜5
00であり、ビニルアルコール単位が70〜90mol
χ、ビニルアセテート単位がO〜2molχであり、且
つアセタール化度が10〜3抛o1χであり、次式で示
されるアセタール化されたビニルアルコール単位R(R
:アルキル基) のRの平均アルキル鎖長が、炭素数0.34〜1.70
であるPVA誘導体のフィルムもしくはシート状物に高
吸水性ポリマーが固定もしくは挟持されてなることを特
徴とする吸水ポリマーシートを提供するものである。
次に、本発明の吸水ポリマーシートに用いられるp y
 A g導体に水溶性が付与される機構及び安定な非品
性を有する理由について説明する。
完全ケン化PVAが冷水に対して速やかな溶解性を有し
ない理由は前述した。これに対し、部分ケン化PVAに
水溶性があるということは、分子内に存在する酢酸基に
よるものである。この酢酸基自体は疎水性であるが、こ
れが分子内に5〜20molχ存在することにより、分
子内の鎖の配列を乱す立体障害として働き、PVAの分
子間における結晶化が抑制される。このことから、前述
の部分ケン化PVAに水溶性が与えられる。しかし、前
述の如く、部分ケン化PVAはエステル結合を有するた
め、酸、アルカリに接触するとケン化反応が進行し、水
溶性領域から外れてしまうため、耐酸性、耐アルカリ性
は期待できない。
本発明に於いて用いられるPVA誘導体は、ビニルモノ
マ一単位を基準とする粘度平均重合度(以下平均重合度
と略)が200〜500の完全ケン化PVAに、Rの平
均アルキル鎖長が炭素数0.34〜1.70の範囲にな
る様にアルデヒド(R−CHO)の混合物をアセタール
化反応により付加させており、アセタール化度は10〜
30molχである。このアセタール化部分がPVAの
分子の規則性を乱し、結晶化を抑制する立体障害として
働いている。このため、本発明において用いられるPV
A誘i体は非結晶性であり、分子間の結合力が弱く、水
のなかに投入されると組織内に容易に水が入り込み、結
果として水溶性を示すものと考えられる。
また、本発明の吸水ポリマーシートに用いられるPVA
誘導体は、その基本構造が、で示され、分子中にエーテ
ル結合を有している。
この結合形態は酸、アルカリに対して安定であり、従っ
てこれらの物質の存在により水溶性が失われることはな
い。
本発明において、使用されるPVAの平均重合度、使用
されるアルデヒドのアルキル鎖長、及びアセタール化度
が上記の如く限定される理由は次の通りである。
本発明に用いられる部分アセタール化PVAは市販のP
VAを原料として得られるが、これらは構造的にジンジ
オクタティシティ−が主体であり結晶性の高いものであ
る。
本発明において、PVAの平均重合度が200〜500
の範囲に限定される理由は、重合度と結晶化度の関係に
よるものである。この関係についての研究は、接円らの
報告(高分子化学、Vol。
12、魚128.506〜510. (1955) )
があるが、重合度の上昇が結晶化度に大きく作用するこ
とが示されている。
本発明では種々の実験検討を行った結果、平均重合度が
200〜500のPVAを使用することが必要であるこ
とを見出した。500より大なる平均重合度のPVAは
、時間の経過に伴って冷水に対する溶解性は低下するの
で好ましくない。
また、付加されるアルデヒドのアルキル鎖長が限定され
る理由は、立体障害の効果によるものである。即ち、ア
ルキル鎖長Rが炭素数0.32以下ではアルキル鎖長が
小さすぎて立体障害としての効果が期待できない、他方
、アルキル鎖長Rが炭素数1.72以上では本発明に使
用されるアルデヒドに較べてアルキル鎖長が長いためよ
り疎水性になり、本発明のアセタール化度の領域10〜
30■olχまでアセタール化すると、水に対して不溶
性になる。このため、水溶性領域に保持するためには、
必然的にこれらアルデヒドの付加モル数を低下させるこ
とになる。この結果、立体障害の効果が低下し、製造後
は水溶性であるが長期間の放置により結晶化度が増加し
冷水に対する溶解性が低下することになる。
更に本発明に於いて、PVA誘導体のアセタール化度が
限定される理由は、冷水可溶性を長期間にわたって保持
するために、製造後、結晶化度の変化のない性質が要求
されるためである。
即ち、アセタール化度が3抛o1χを超えると水に対し
て不溶性となり、10molχより小さいと一時的に冷
水可溶性を有するが、長期的には結晶化度の変化が認め
られ、冷水可溶性が低下することになる。
なお、本発明の吸水ポリマーシートの原料となるp V
 A g導体に於いて、使用されるアルデヒドは単品で
も2種類以上の混合物でも適用可能である。
本発明に使用される高吸水性ポリマーは、吸水性能を有
するものであれば特に限定されることはなく、例えばポ
リアクリル酸塩系ポリマー、ポリオキシエチレン系ポリ
マー、ポリビニルアルコール系共重合体、ポリビニルア
ルコール系付加物、カルボキシメチルセルロース系ポリ
マー、ポリオレフィンのマレイン酸変成物、繊維状ポリ
アクリロニトリルの加水分解物等が使用され、単品でも
併用でも何等制限はない。
以上のように、本発明者は原料となるPVAの平均重合
度、付加されるアルデヒドのアルキル鎖長、及びアセタ
ール化度の範囲を限定することにより、はじめて目的と
する安定性の優れたPVA誘導体を得ることができ、か
かるPVA誘導体のフィルムもしくはシート状物と高吸
水性ポリマーとを組み合わせることにより、長期にわた
り安定であってしかも速やかな吸水性能を有する吸水ポ
リマーシートを完成するに至った。
本発明の吸水ポリマーシートの構成要素の一つである前
述のPVA誘導体のフィルム又はシート状物の製法は、
従来よりPVAフィルムの製造に使用されている流延法
、及び非水系又は含水系の溶融押出法を適用することが
可能である。この理由は前記PVA誘導体は溶融温度と
熱分解開始温度の差が大きいことによるためで、非水系
の溶融成形法を使用して可塑剤を添加せずに前述のPV
A誘導体のフィルム又はシート状物を製造することが可
能である。また、溶融押出により繊維化し、ウェブを作
成後若干の加圧、加熱によりシート状物を得ることもで
きる。
また、本発明の吸水ポリマーシートは様々な形態及び構
成で実施可能である0例えば、前記PVA誘導体のフィ
ルムに前記高吸水性ポリマーの粉末を散布し、加圧、又
は加熱しながら加圧し、前記PVA誘導体のフィルムに
前記高吸水性ポリマーを固定することもできるし、前記
高吸水性ポリマーの粉末を前記PVA誘導体のフィルム
で挟持し、ヒートシール等により本発明の吸水ポリマー
シートを造ることもできる。
また、前記高吸水性ポリマーを2枚のシート状物で挟持
する場合は、その一方を水不溶性のシート状物で構成す
ることも可能である。更に、前記PVA誘導体のフィル
ムが水不溶性の繊維状物もしくは繊維状物のシートを含
有して構成されてもよい。
本発明の吸水ポリマーシートに於いて、必要に応じて前
記PVA誘導体のフィルムの可塑剤として、グリセリン
、エチレングリコール又はその重合体等の多価アルコー
ルを添加することも可能である。
本発明に用いるPVA誘導体は、市販のPVAを原料と
して公知のアセタール化法により容易に製造することが
でき、PVAの製造に特殊な手段を用いないため工業的
に優れている。
なお、本発明に使用される冷水可溶性PVA誘導体は特
願昭61−106401号に記載されたものである。
〔発明の効果〕
本発明により、吸水開始時間が早く、性能を長期的に保
持でき、更にアルカリ存在下でも安定な吸水ポリマーシ
ートを得ることができる。
本発明の吸水ポリマーシートは、このように優れた性質
を有するため、速やかな吸水性が要求される用途に使用
して優れた性能を発揮するものである0例えば、使い捨
ての紙おむつ、生理用ナプキン、使い捨てのワイパー、
ベットの排便用シート、農薬用の保水剤等である。
〔実 施 例〕
以下、本発明の吸水ポリマーシートの性能を実施例をも
とにして説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限
定されるものではない。
実施例l PVA (ケン化度98.6molχ、平均重合度20
0)の2重量%固形分水溶液1kgを調製し、濃塩酸0
.7gを加え、アセトアルデヒドを3g添加し、60℃
で5時間攪拌しながら反応を行い、NaOHで中和後、
アセトンを加えて反応物を沈澱、分離し、アセトンで洗
浄後乾燥を行い、部分アセトアセタール化PVAを得た
。この反応物のアセトアセタール化度は高分子分析ハン
ドブック(朝食書店、P、770 ’)に記載されてい
るホルマール化度測定法を分子量の関係からアセトアセ
タール化度測定用に補正して測定した結果22.2mo
lXであった。この部分アセタール化物の2重量%水溶
液を作成し、10 X 10cm”のガラスプレートに
流し込み、95℃で1時間乾燥し厚さ20ミクロンのフ
ィルムを得た。このフィルムに高吸水性ポリマーとして
ポリアクリル酸ナトリウム(ワンダーゲル、花王)粉末
を0.2g均一に散布し、パラフィンコート紙で挾み、
5 kg/cm2の加圧条件でロールを通過させ、ポリ
アクリル酸ナトリウムを固定し吸水ポリマーシートを得
た。
実施例2 PVA (ケン化度98.4molχ、平均重合度40
0)を実施例1の手法によりアセタール化した。);塩
酸の添加量は0.7g、アセトアルデヒドは2.5g添
加し、部分アセトアセタール化物を得た。この反応物の
アセトアセタール化度は17 、 Omo 1χ(実施
例1の分析法)であった、このアセトアセタール化物の
シート状物を得るため最高温度190℃で押出し無色透
明のシート状物を得た。
このシート状物の厚さは20ミクロンであった。
このフィルムを10 X 10cm”に切断し、高吸水
性ポリマーとしてポリビニルアルコール系共重合体(に
R1クラレ)を0.2g均一に散布後、同じフィルムを
重ねパラフィンコート紙で挟み、5kg/cm”の加圧
条件で140℃に加熱したロールを通過させ、ポリビニ
ルアルコール系共重合体を固定し吸水ポリマーシートを
得た。
実施例3 PVA (ケン化度98.6molχ、平均重合度50
0)を実施例1の手法によりアセタール化した。濃塩酸
の添加量は0.7g、アセトアルデヒドは3.6g添加
し、部分アセトアセタール化物を得た。この反応物のア
セトアセタール化度は30.0molχであった。この
部分アセタール化物の2重量%水溶1夜を作成し、パル
プ(1〜3ml1l長)を部分アセタール化物に対して
50重1%になるように加え、10 X 10cm”の
ガラスプレートに流し込み、95℃で1時間乾燥し、厚
さ20ミクロンのフィルムを得た。このフィルムにカル
ボキシメチルセルロース系吸水ポリマー(アクアロン、
ヘンケル)を0.2g均一に散布し、同じフィルムを重
ね4辺を140℃で1秒ヒートシールし吸水ポリマーシ
ートを得た。
実施例4 PVA (ケン化度98.6a+olχ、平均重合度5
00)を実施例1の手法によりアセタール化した。濃塩
酸の添加量は0.7g、アルデヒドはホルムアルデヒド
とアセトアルデヒドの混合物を用い、3.0g添加し、
部分混合アセタール化物を得た。この反応物のアセター
ル化部分の平均アルキル鎖長はガスクロ法により分析し
た結果0.34であり、アセタール化度は平均アルキル
鎖長の結果より分子量を補正して実施例1の方法により
求めたところ、17.4molχであった。この部分混
合アセタール化物の2重量%水溶液を作成し、この固形
分に対して10重量%になるようにグリセリンを添加し
均一溶液とした。この溶液を実施例1の方法によりフィ
ルム化し、厚さ20ミクロンのフィルムを得た。このフ
ィルムにポリオキシエチレン系吸水ポリマー(アクアプ
レン、明成化学)を2g均一に散布し、厚さ0.5mm
のバルブシートを重ね、140℃、1秒の条件で4辺を
ヒートシールし吸水ポリマーシートを得た。
実施例5 pVA (ケン化度98.6molχ、平均重合度50
0)を実施例1の手法によりアセタール化した。ン、農
塩酸の添加量は0.7g、アルデヒドはアセトアルデヒ
ドとn−ブチルアルデヒドの混合物で2.5g添加し、
部分混合アセタール化物を得た。この反応物のアセター
ル化部分の平均アルキル鎖長はガスクロ法により分析し
た結果1.70であり、アセタール化度は平均アルキル
鎖長の結果より分子量を補正して実施例1の方法により
求めたところ、13.6molχであった。この反応物
にエチレングリコールを10重量%添加し、80℃で3
0分混合し均一化した。この混合物を繊維化するため最
高温度190℃で押出機より押出し、直径0.02mm
の混合アセタール化物の繊維状物を得た。
この繊維状物を長さ3〜7a+mに切断し、厚さ2m−
のウェブを作成し若干の加圧をし、140℃で10分間
接着し混合アセタール化物のシート状物を得た。このシ
ート状物の厚みは約1mmであった。これを10 X 
10cm”に切断し、ポリオレフィンのマレイン酸変成
物(花王、試作サンプル)を0.2g均一に散布し上記
のシート状物を重ね、140℃、1秒の条件で4辺をヒ
ートシールし吸水ポリマーシートを得た。
実施例6 PVA (ケン化度98.6molχ、平均重合度50
0)を実施例1の手法によりアセタール化した。濃塩酸
添加量は0.7g、アルデヒドはパラアルデヒドで2.
4g添加し、部分アセトアセタール化P■Aを得た。こ
の部分アセトアセタール化PVAの2重世%水溶液を作
成し、実施例1の方法により厚さ20ミクロンのフィル
ムを得た。このフィルムにポリアクリル酸ナトリウム(
分子量500万)を0.2g均一に散布し、完全ケン化
PVAフィルム(ケン化度98.6molχ、重合度1
700.厚さ20ミクロン)を重ね、実施例5の方法に
より吸水ポリマーシートを得た。
実施例7 実施例6で得た厚さ20ミクロンのフィルムに、繊維状
ポリアクリロニトリルの加水分解物(ランシール、日本
エクスラン)を0.2g均一に散布し、完全ケン化PV
Aフィルム(ケン化度98.6molχ、重合度170
0、厚さ20ミクロン)を重ね、実施例6の方法により
吸水ポリマーシートを得た。
比較例1 部分ケン化PVA (ケン化度88.4molX、平均
重合[,5oO)の2重量%水溶液を作成し、実施例1
と同じ方法で厚さ20ミクロンをフィルムを得た。この
フィルム(10X 10cm”)にポリアクリル酸ナト
リウム(花王、ワンダーゲル)を0.2g均一に散布し
、同じフィルムを重ね、実施例5の方法により吸水ポリ
マーシートを得た。
比較例2 実施例3のPVAの水溶液に濃塩酸0.7gを加え、ホ
ルムアルデヒド(37%水溶液) 5.0gを添加し、
実施例1の方法で部分ホルマール化物を得た。この反応
物のホルマール化度は14.1molχ(高分子ハンド
ブック、P、770のホルマール化度測定法)であった
。次に、比較例1と同じ方法により吸水ポリマーシート
を得た。
比較例3 実施例3のPVAの水溶液に濃塩酸0.7gを加え、ア
セトアルデヒド1.0gを添加し、実施例1の方法で部
分アセトアセタール化物を得た。この反応物のアセトア
セクール化度は8.7111olχ(実施例1の測定法
)であった、この部分アセトアセタール化物にグリセリ
ンを10重量%添加し、比較例1と同じ方法により吸水
ポリマーシートを得た。
比較例4 PVA (ケン化度9B、On+olχ、平均重合度5
50)を実施例1の手法によりブチラール化した。濃塩
酸添加量は0.7g、 n−ブチルアルデヒドは1.3
g添加で反応を行い、部分ブチラール化物を得た。この
反応物のブチラール化度は8.4molχ(前記分析法
を分子量の関係からブチラール化度測定用に補正して測
定)であった0次に、比較例1と同じ方法により吸水ポ
リマーシートを得た。
実施例1〜7及び比較例1〜4で製造したサンプルにつ
いて、分析結果を第1表に示した。
なお、原料として用いたPVAの平均重合度はJISに
−6726−1977の測定法に則って測定したもので
、その値は粘度平均重合度である。
サンプルの評価項目は吸水開始時間、吸水量、長期安定
性、耐アルカリ性、熱接着性である。
また、今回用いたアセタール化PVAの熱的性質につい
ても測定した。
以下に試験法を示し、評価結果を第2表記す。
また熱的性質については第3表に記した。
(試 験 法) 1、吸水開始時間 吸水ポリマーシートの上に水1−をたらし、高吸水性ポ
リマーの吸水が開始する時間を測定した。なお、水温は
20℃であった。
2、 吸  水  量 吸水ポリマーシートの上に100tLlのビューレット
より水をたらし、完全に吸収される水の量を測定した。
終点は水の分離が生じた量とした。なお、流量は10n
j/分とし、水温は20℃であった。
3、長期安定性 吸水ポリマーシートを50℃の条件下に30日間放置し
、上記の方法により吸水開始時間、吸水量を確認した。
4、 耐アルカリ性 無水炭酸ナトリウム80gに水20gを加え均一なパウ
ダーを作製し、この中に実施例及び比較例の工程で得た
PVA誘導体のフィルム又はシート(2X2cm″)を
投入し全面を完全にこのパウダーに接触させ、40℃、
相対湿度80%の条件下に20日放置した。そして、フ
ィルム又はシートを回収後、上記の方法により水溶性を
TIi!認した。
5、耐酸性 バルブ粉30gにpH=3の水(塩酸により調整)70
g加えて混合し均一な粉体状物を得た。
この中に実施例及び比較例の工程中で得たPVA誘導体
のフィルム又はシート(2X 2cmりを投入し両面を
接触させ、40℃、相対湿度80%の条件下に20日間
放置した。サンプルを回収後、10℃の水道水で溶解時
間を測定した。
6、熱接着性 ヒートシーラーにより接着を行った。条件は結果に示す
。
7、熱的性質 次の条件により測定を行った。
1)融解温度:柳本製作所、融点測定器肝−33型にて
測定 2)分解開始温度;島津製作所、熱天秤DT−30型に
て測定 第3表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ビニルアルコール単位とビニルアセテート単位とア
    セタール化されたビニルアルコール単位とからなる基本
    構造を有するポリビニルアルコール誘導体であって、ビ
    ニルモノマー単位を基準とする粘度平均重合度が200
    〜500であり、ビニルアルコール単位が70〜90m
    ol%、ビニルアセテート単位が0〜2mol%であり
    、且つアセタール化度が10〜30mol%であり、次
    式で示されるアセタール化されたビニルアルコール単位 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R:アルキル基) のRの平均アルキル鎖長が、炭素数0.34〜1.70
    であるポリビニルアルコール誘導体のフィルムもしくは
    シート状物に高吸水性ポリマーが固定もしくは挟持され
    てなることを特徴とする吸水ポリマーシート。 2 高吸水性ポリマーが、ポリアクリル酸塩系ポリマー
    、ポリオキシエチレン系ポリマー、ポリビニルアルコー
    ル系共重合体、ポリビニルアルコール系付加物、カルボ
    キシメチルセルロース系ポリマー、ポリオレフィンのマ
    レイン酸変成物及び繊維状ポリアクリロニトリルの加水
    分解物よりなる群より選択された1種以上である特許請
    求の範囲第1項記載の吸水ポリマーシート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5006098A (en) * 1989-02-14 1991-04-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power transfer mechanism for motor vehicle
US5171775A (en) * 1987-10-01 1992-12-15 Dow Corning Corporation Expanding-contracting hydrogel composite and process for preparation thereof

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