JPS63478B2 - - Google Patents
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- JPS63478B2 JPS63478B2 JP59009891A JP989184A JPS63478B2 JP S63478 B2 JPS63478 B2 JP S63478B2 JP 59009891 A JP59009891 A JP 59009891A JP 989184 A JP989184 A JP 989184A JP S63478 B2 JPS63478 B2 JP S63478B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C30/00—Coating with metallic material characterised only by the composition of the metallic material, i.e. not characterised by the coating process
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/0006—Controlling or regulating processes
- B01J19/002—Avoiding undesirable reactions or side-effects, e.g. avoiding explosions, or improving the yield by suppressing side-reactions
- B01J19/0026—Avoiding carbon deposits
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B3/00—Hydrogen; Gaseous mixtures containing hydrogen; Separation of hydrogen from mixtures containing it; Purification of hydrogen; Reversible storage of hydrogen
- C01B3/02—Production of hydrogen; Production of gaseous mixtures containing hydrogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10B—DESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
- C10B43/00—Preventing or removing incrustations
- C10B43/14—Preventing incrustations
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G9/00—Thermal non-catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
- C10G9/14—Thermal non-catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils in pipes or coils with or without auxiliary means, e.g. digesters, soaking drums, expansion means
- C10G9/16—Preventing or removing incrustation
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- Thermal Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Description
本発明はエチレン製造装置やデイレードコーキ
ング装置等のように炭化水素もしくはその誘導体
を水蒸気の存在下もしくは非存在下に加熱分解す
る場合、または合成ガス製造装置のように一酸化
炭素を含む流体を高温で取扱う場合における炭素
析出を防止し得る装置に関する。 これら装置はオーステナイト系鋼、フエライト
系鋼、オーステナイト・フエライト2相系ステン
レス鋼、低合金鋼等の材料で形成されているが、
操業中に高温流体にさらされる部分、例えば配管
(特に加熱炉管)、塔槽等に炭素が析出し、しばし
ば△Pの上昇、加熱効率の低下等の操業上の弊害
が生じ、謂ゆるデコーキングを頻繁に行う必要が
あつた。かかる操作は装置の定常運転の妨げとな
り、プロセスの経済性悪化の要因たることはいう
までもなく、装置の構成材料に対しても種々の不
利益をもたらすものである。 従来、これら装置における炭素析出を防止する
試みとして、例えばエチレン製造装置において微
量のH2Sを原料流体に添加することにより炭素析
出が若干抑えられるとの報告(B.L.Crynes、L.
F.Albright著のInd.Eng.Chem.Proc.−Design
and Development.8〔1〕(1969)25)があり、
一部で実施されているが、エチレン製造装置等の
分解管内部はそもそも酸化性雰囲気であるため十
分な効果があがつていないのが実情であつた。さ
らに炭素析出を抑止し得る材料自体の研究として
は各種の純金属について軽質炭化水素を用いたコ
ーキングの実験室規模の試験が行われてはいる
が、実装置への適用は本発明者の知るかぎり現在
のところ皆無である。 実装置にあつては、前述の如き本発明で対象と
する装置内面は酸化スケールで覆われている。
Lobo等の報文(Preprint for the 5th
International Congress on Catalysis、
Amsterdam(1972))によると、炭素析出は装置
の構成材料中に含有されるFe、Ni等の遷移金属
元素によつて惹き起こされ、これらの原子や金属
粒子が常に炭素析出層上表面に浮上したように現
われることにより析出が継続されるとしている。
実際、本発明者らの検討によれば装置部材内面に
析出したコークを分析するとFe、Ni等の遷移金
属元素が検知され、炭素析出が起こるのは部材表
面のFeやNiの酸化物が還元されたり、あるいは
表面の酸化層を通してFe、Ni等の遷移金属元素
が内部から拡散して供給されることに起因すると
推測される。 このようなことから、本発明者らは前述の如き
高温流体にさらされる部材として、オーステナイ
ト系鋼材、フエライト系鋼材、オーステナイト・
フエライト2相系鋼材および5%以上のCrを含
有する低合金鋼のいずれかの母材合金に1〜10重
量%のAlを含有せしめ且つその表面に酸化皮膜
を形成したものを使用する炭素析出防止性処理装
置を提案し、出願した(特願昭55−100993)。し
かしながら、本発明者らはその後の継続的研究に
よれば、母材合金にAlを含有させただけで使用
する場合の部材表面に形成される酸化皮膜は、そ
の皮膜安定性及びFeやNi等の遷移金属の浮上を
実質的に防止するためにはAlを少くとも5%を
越えて含有せしめる必要があり、このように多量
のAlを含有せしめる場合にはδ−フエライトや
金属間化合物の晶出や析出が生じ、常温での延性
の低下や高温クリープ強度の低下、更には機械加
工性の悪化といつた弊害が生ずる問題点を有する
ものであつた。 本発明はこれら従来の問題点を解消し、延性、
高温クリープ強度、機械加工性等が優れ、しかも
前述の如き遷移金属元素の表面への浮上を防止し
得る強固で安定なAlを含有する酸化皮膜を形成
して良好な炭素析出抑止性を発揮し得る部材を具
えた処理装置を提供することを目的とするもので
ある。 本発明によれば、前述装置における少くとも高
温流体にさらされる部材がAlを1.0〜5.0重量%含
有する母材合金の表面にアルミナイジングを施し
たものであり、さらに処理時にその部材表面に
Alを含有する酸化皮膜を形成したものであるこ
とを特徴とする炭素析出抑止性処理装置が提供さ
れる。 すなわち、本発明ではAl含量を1.0〜5.0重量%
と低く抑えた母材合金と所定の表面をアルミナイ
ジングの処理を施すことにより高アルミニウム化
することにより前述の如き問題点を一挙に解決し
たものである。 通常、Alを含有しない金属、合金にAl又はAl
含有合金による表面処理を施した場合、表面層自
体のAl濃度はかなり高い(50〜100重量%)こと
から、一時的には外表面にAl2O3を主体とする酸
化皮膜が形成されるが、高温(通常500℃以上)
で長時間使用するうちに、Alの2次拡散が起り、
表面のAl濃度の低下や表面層の剥離が生ずる。
そのため、Alが貧化した部分や表面層が剥離し
た箇所から酸化が進み、FeやNiを主成分とする
酸化皮膜が生成され、それらの一部が還元された
り、内部からFeやNiが浮上拡散して表面に現わ
れ、炭化水素、一酸化炭素等からの炭素析出を促
進するようになる。 しかるに、本発明では母材合金に機械的性質及
び加工性を損わない程度にAlを含有させるとと
もに、その表面にAl又はAl含有合金による表面
処理を施すことにより、表面層と母材合金内部と
のAlの濃度差が縮まり、濃度勾配が緩和される
ため、Alの2次拡散によつて生ずる表面のAl貧
化が抑制され、しかもカーケンドール効果によつ
て惹き起こされる表面層の剥離が起りにくくな
り、高温においても表面皮膜の安定性、健全性が
長期間に亘つて保障されるものである。 そのために、母材合金に含有せしめるAlは1.0
〜5.0重量%の範囲としなければならない。すな
わち母材合金に含有させるAlが1.0重量%未満で
は実用上、高温で長時間安定な含Al酸化皮膜を
維持し得ず、逆にAlが5.0重量%を越えると機械
的性質及び加工性が劣化する。 本発明において、Alを合金化すべき母材本体
の基本金属種としては若干のフエライト相の含有
を許容するオーステナイト系鋼であればよく、例
えばFe−Cr−Ni合金等から任意に選択し得る。
また、その製造方法も鍛伸材、鋳造材あるいは粉
末成形材等から任意に選択でき、従つてその製造
方法を選ぶことにより直管部のみならず曲管部、
それらの接合部材、あるいは塔槽等に適用し得
る。 また、上記の如き母材合金に対するAl又はAl
含有合金による表面処理法としては、Al溶融浸
漬処理、Al拡散浸透処理、Al含有自溶性合金の
溶射等の適宜のアルミナイジングを適用すること
ができる。 ここで本発明で対象とする処理装置としては次
のようなものが例挙される。すなわち、ナフサ、
エタン、ガスオイル等を水蒸気とともに750〜900
℃の温度(流体温度)において加熱炉内に設けら
れた分解管中を通過せしめエチレン等の軽質不飽
和炭化水素を製造することを目的とした謂ゆるエ
チレン製造装置、減圧蒸溜残渣油等を加熱管内で
予め昇温し、コークドラム内でコークス化を行う
デイレードコーキング装置、エチルベンゼンを高
温で水蒸気とともに反応せしめてスチレンを製造
するためのエチルベンゼン脱水素反応装置、各種
アルキルベンゼンの脱アルキル化装置、原料炭化
水素(メタン、LPG、ナフサ等)に水蒸気(部
分酸化法においては酸素を加える)を加えて加熱
し、一酸化炭素と水素を生成する合成ガス製造装
置のように炭化水素もしくはその誘導体、または
一酸化炭素を含む流体を処理する場合に使用さ
れ、高温にさらされる部分、例えば加熱炉(分解
炉、反応炉、予熱炉)、トランスフアライン、蒸
溜塔、熱交換器等の従来から炭素析出(特に熱交
換器において炭素質物質が析出する謂ゆるフアウ
リングをも含む、以下の本明細書で同様)が問題
となる部分を含む装置が挙げられる。 これら装置における少なくとも高温にさらされ
て炭素析出が問題となる構成部材としては、対象
とする処理装置の使用状況、条件に応じて母材合
金を前述した本発明範囲内にて適宜選択して使用
する。これらの使用形態としては単体としてのみ
ならず、部材内壁表面に被覆するなどして複合体
として用いることもできる。 母材合金表面にアルミナイジングを施した後の
Alを含有する酸化皮膜の形成態様は適用するプ
ロセスによつて異なる。すなわち、エチレン製造
装置の分解管もしくはエチルベンゼンの脱水素反
応のようにプロセス系内に稀釈媒体あるいは熱媒
体として水蒸気を含み、処理温度もしくは反応温
度において酸化状態に至る場合には被処理流体自
体が酸化性を有するため何らの処理を要すること
なく、処理もしくは反応開始後に部材内壁表面の
Alが酸化され、緻密な皮膜が形成される。処理
温度もしくは反応温度において被処理流体自体に
鋼材に対する酸化性がない場合もしくは少ない場
合は被処理流体をプロセス系内に導入する前に予
め内壁表面を適宜の手段で酸化しておくか、ある
いは酸化性流体を処理もしくは反応開始前に適量
流通せしめ、Alを含有する酸化皮膜が形成され
るような手段をとる。 かくして本発明では、従来から炭素析出が生ず
る部分の構成部材表面にAlを含有する酸化皮膜
が形成され、この皮膜は極めて緻密かつ堅牢で一
旦鋼材表面に形成されると物理的、化学的に安定
性を有し、炭素析出を誘発する鋼材中の各種遷移
金属が酸化皮膜によつて覆われて皮膜表面上に透
過せず、炭素析出が防止もしくは著しく低減され
ることになる。 以上のような本発明によれば、母材合金を広範
囲のオーステナイト系合金から任意に選択するこ
とができ、鍛伸材、鋳造材、あるいは粉末成形材
等製造方法も任意に選択できるため極めて凡用性
が広く、その母材合金のAl含有量は比較的少な
めに抑えられているため、延性や強度等の機械的
性質や切削加工性等が通常の工業材料とほぼ同等
に保持され、しかもアルミナイジングにより形成
される表面層と母材合金内部とのAlの濃度差が
縮まつて濃度勾配が緩和されるため、Alの2次
拡散や表面層の剥離が抑制され高温においても表
面皮膜の安定性、健全性が長期間に亘つて保障さ
れる。 従つて、本発明によれば、定期的なデコーキン
グ操作が不要となると共に継続的な運転が保証さ
れることになり製品品質が安定化される。またデ
コーキングのための余分な設備およびユーテイリ
テイが省略され、設備費の大幅な低減およびデコ
ーキング費用の節約が期待される。さらに△Pの
上昇が起こらず健全な運転が保証される。さらに
また、加熱炉等では管内面での析出炭素による断
熱作用がなくなるので、管外表面の温度を次第に
上昇させることなく内部流体の加熱を確保するこ
とができ、燃料の節約をはかることもできること
になる。 以下に本発明の実施例を示す。 実施例 1 耐熱合金の一種であるASTM A608、HK40
(JIS G5122 SCH22:Fe−25%Cr−20%Ni−0.4
%C)、HP(JIS G5122SCH24:Fe−25%Cr−35
%Ni)及びそれぞれの合金組成を基本としてAl
を0〜5%含有させた母材合金に表面処理として
比較的簡便なAl溶融浸漬処理によるアルミナイ
ジングを施し、機械的性質、加工性、表面層の安
定性及び耐炭素析出性につき検討した。 (1) 試験材 母材合金の化学成分組成を表1に示す。
HK40及びHPは市販の遠心鋳造材から、Alを
合金化させた材料は真空溶解にて、金型を用い
て溶製した鋳塊から試験片を採取した。表面処
理は、板状の母材試験片に695℃×10分のAl溶
融浸漬処理を施した。合金層の厚さは100〜
140μであつた。
ング装置等のように炭化水素もしくはその誘導体
を水蒸気の存在下もしくは非存在下に加熱分解す
る場合、または合成ガス製造装置のように一酸化
炭素を含む流体を高温で取扱う場合における炭素
析出を防止し得る装置に関する。 これら装置はオーステナイト系鋼、フエライト
系鋼、オーステナイト・フエライト2相系ステン
レス鋼、低合金鋼等の材料で形成されているが、
操業中に高温流体にさらされる部分、例えば配管
(特に加熱炉管)、塔槽等に炭素が析出し、しばし
ば△Pの上昇、加熱効率の低下等の操業上の弊害
が生じ、謂ゆるデコーキングを頻繁に行う必要が
あつた。かかる操作は装置の定常運転の妨げとな
り、プロセスの経済性悪化の要因たることはいう
までもなく、装置の構成材料に対しても種々の不
利益をもたらすものである。 従来、これら装置における炭素析出を防止する
試みとして、例えばエチレン製造装置において微
量のH2Sを原料流体に添加することにより炭素析
出が若干抑えられるとの報告(B.L.Crynes、L.
F.Albright著のInd.Eng.Chem.Proc.−Design
and Development.8〔1〕(1969)25)があり、
一部で実施されているが、エチレン製造装置等の
分解管内部はそもそも酸化性雰囲気であるため十
分な効果があがつていないのが実情であつた。さ
らに炭素析出を抑止し得る材料自体の研究として
は各種の純金属について軽質炭化水素を用いたコ
ーキングの実験室規模の試験が行われてはいる
が、実装置への適用は本発明者の知るかぎり現在
のところ皆無である。 実装置にあつては、前述の如き本発明で対象と
する装置内面は酸化スケールで覆われている。
Lobo等の報文(Preprint for the 5th
International Congress on Catalysis、
Amsterdam(1972))によると、炭素析出は装置
の構成材料中に含有されるFe、Ni等の遷移金属
元素によつて惹き起こされ、これらの原子や金属
粒子が常に炭素析出層上表面に浮上したように現
われることにより析出が継続されるとしている。
実際、本発明者らの検討によれば装置部材内面に
析出したコークを分析するとFe、Ni等の遷移金
属元素が検知され、炭素析出が起こるのは部材表
面のFeやNiの酸化物が還元されたり、あるいは
表面の酸化層を通してFe、Ni等の遷移金属元素
が内部から拡散して供給されることに起因すると
推測される。 このようなことから、本発明者らは前述の如き
高温流体にさらされる部材として、オーステナイ
ト系鋼材、フエライト系鋼材、オーステナイト・
フエライト2相系鋼材および5%以上のCrを含
有する低合金鋼のいずれかの母材合金に1〜10重
量%のAlを含有せしめ且つその表面に酸化皮膜
を形成したものを使用する炭素析出防止性処理装
置を提案し、出願した(特願昭55−100993)。し
かしながら、本発明者らはその後の継続的研究に
よれば、母材合金にAlを含有させただけで使用
する場合の部材表面に形成される酸化皮膜は、そ
の皮膜安定性及びFeやNi等の遷移金属の浮上を
実質的に防止するためにはAlを少くとも5%を
越えて含有せしめる必要があり、このように多量
のAlを含有せしめる場合にはδ−フエライトや
金属間化合物の晶出や析出が生じ、常温での延性
の低下や高温クリープ強度の低下、更には機械加
工性の悪化といつた弊害が生ずる問題点を有する
ものであつた。 本発明はこれら従来の問題点を解消し、延性、
高温クリープ強度、機械加工性等が優れ、しかも
前述の如き遷移金属元素の表面への浮上を防止し
得る強固で安定なAlを含有する酸化皮膜を形成
して良好な炭素析出抑止性を発揮し得る部材を具
えた処理装置を提供することを目的とするもので
ある。 本発明によれば、前述装置における少くとも高
温流体にさらされる部材がAlを1.0〜5.0重量%含
有する母材合金の表面にアルミナイジングを施し
たものであり、さらに処理時にその部材表面に
Alを含有する酸化皮膜を形成したものであるこ
とを特徴とする炭素析出抑止性処理装置が提供さ
れる。 すなわち、本発明ではAl含量を1.0〜5.0重量%
と低く抑えた母材合金と所定の表面をアルミナイ
ジングの処理を施すことにより高アルミニウム化
することにより前述の如き問題点を一挙に解決し
たものである。 通常、Alを含有しない金属、合金にAl又はAl
含有合金による表面処理を施した場合、表面層自
体のAl濃度はかなり高い(50〜100重量%)こと
から、一時的には外表面にAl2O3を主体とする酸
化皮膜が形成されるが、高温(通常500℃以上)
で長時間使用するうちに、Alの2次拡散が起り、
表面のAl濃度の低下や表面層の剥離が生ずる。
そのため、Alが貧化した部分や表面層が剥離し
た箇所から酸化が進み、FeやNiを主成分とする
酸化皮膜が生成され、それらの一部が還元された
り、内部からFeやNiが浮上拡散して表面に現わ
れ、炭化水素、一酸化炭素等からの炭素析出を促
進するようになる。 しかるに、本発明では母材合金に機械的性質及
び加工性を損わない程度にAlを含有させるとと
もに、その表面にAl又はAl含有合金による表面
処理を施すことにより、表面層と母材合金内部と
のAlの濃度差が縮まり、濃度勾配が緩和される
ため、Alの2次拡散によつて生ずる表面のAl貧
化が抑制され、しかもカーケンドール効果によつ
て惹き起こされる表面層の剥離が起りにくくな
り、高温においても表面皮膜の安定性、健全性が
長期間に亘つて保障されるものである。 そのために、母材合金に含有せしめるAlは1.0
〜5.0重量%の範囲としなければならない。すな
わち母材合金に含有させるAlが1.0重量%未満で
は実用上、高温で長時間安定な含Al酸化皮膜を
維持し得ず、逆にAlが5.0重量%を越えると機械
的性質及び加工性が劣化する。 本発明において、Alを合金化すべき母材本体
の基本金属種としては若干のフエライト相の含有
を許容するオーステナイト系鋼であればよく、例
えばFe−Cr−Ni合金等から任意に選択し得る。
また、その製造方法も鍛伸材、鋳造材あるいは粉
末成形材等から任意に選択でき、従つてその製造
方法を選ぶことにより直管部のみならず曲管部、
それらの接合部材、あるいは塔槽等に適用し得
る。 また、上記の如き母材合金に対するAl又はAl
含有合金による表面処理法としては、Al溶融浸
漬処理、Al拡散浸透処理、Al含有自溶性合金の
溶射等の適宜のアルミナイジングを適用すること
ができる。 ここで本発明で対象とする処理装置としては次
のようなものが例挙される。すなわち、ナフサ、
エタン、ガスオイル等を水蒸気とともに750〜900
℃の温度(流体温度)において加熱炉内に設けら
れた分解管中を通過せしめエチレン等の軽質不飽
和炭化水素を製造することを目的とした謂ゆるエ
チレン製造装置、減圧蒸溜残渣油等を加熱管内で
予め昇温し、コークドラム内でコークス化を行う
デイレードコーキング装置、エチルベンゼンを高
温で水蒸気とともに反応せしめてスチレンを製造
するためのエチルベンゼン脱水素反応装置、各種
アルキルベンゼンの脱アルキル化装置、原料炭化
水素(メタン、LPG、ナフサ等)に水蒸気(部
分酸化法においては酸素を加える)を加えて加熱
し、一酸化炭素と水素を生成する合成ガス製造装
置のように炭化水素もしくはその誘導体、または
一酸化炭素を含む流体を処理する場合に使用さ
れ、高温にさらされる部分、例えば加熱炉(分解
炉、反応炉、予熱炉)、トランスフアライン、蒸
溜塔、熱交換器等の従来から炭素析出(特に熱交
換器において炭素質物質が析出する謂ゆるフアウ
リングをも含む、以下の本明細書で同様)が問題
となる部分を含む装置が挙げられる。 これら装置における少なくとも高温にさらされ
て炭素析出が問題となる構成部材としては、対象
とする処理装置の使用状況、条件に応じて母材合
金を前述した本発明範囲内にて適宜選択して使用
する。これらの使用形態としては単体としてのみ
ならず、部材内壁表面に被覆するなどして複合体
として用いることもできる。 母材合金表面にアルミナイジングを施した後の
Alを含有する酸化皮膜の形成態様は適用するプ
ロセスによつて異なる。すなわち、エチレン製造
装置の分解管もしくはエチルベンゼンの脱水素反
応のようにプロセス系内に稀釈媒体あるいは熱媒
体として水蒸気を含み、処理温度もしくは反応温
度において酸化状態に至る場合には被処理流体自
体が酸化性を有するため何らの処理を要すること
なく、処理もしくは反応開始後に部材内壁表面の
Alが酸化され、緻密な皮膜が形成される。処理
温度もしくは反応温度において被処理流体自体に
鋼材に対する酸化性がない場合もしくは少ない場
合は被処理流体をプロセス系内に導入する前に予
め内壁表面を適宜の手段で酸化しておくか、ある
いは酸化性流体を処理もしくは反応開始前に適量
流通せしめ、Alを含有する酸化皮膜が形成され
るような手段をとる。 かくして本発明では、従来から炭素析出が生ず
る部分の構成部材表面にAlを含有する酸化皮膜
が形成され、この皮膜は極めて緻密かつ堅牢で一
旦鋼材表面に形成されると物理的、化学的に安定
性を有し、炭素析出を誘発する鋼材中の各種遷移
金属が酸化皮膜によつて覆われて皮膜表面上に透
過せず、炭素析出が防止もしくは著しく低減され
ることになる。 以上のような本発明によれば、母材合金を広範
囲のオーステナイト系合金から任意に選択するこ
とができ、鍛伸材、鋳造材、あるいは粉末成形材
等製造方法も任意に選択できるため極めて凡用性
が広く、その母材合金のAl含有量は比較的少な
めに抑えられているため、延性や強度等の機械的
性質や切削加工性等が通常の工業材料とほぼ同等
に保持され、しかもアルミナイジングにより形成
される表面層と母材合金内部とのAlの濃度差が
縮まつて濃度勾配が緩和されるため、Alの2次
拡散や表面層の剥離が抑制され高温においても表
面皮膜の安定性、健全性が長期間に亘つて保障さ
れる。 従つて、本発明によれば、定期的なデコーキン
グ操作が不要となると共に継続的な運転が保証さ
れることになり製品品質が安定化される。またデ
コーキングのための余分な設備およびユーテイリ
テイが省略され、設備費の大幅な低減およびデコ
ーキング費用の節約が期待される。さらに△Pの
上昇が起こらず健全な運転が保証される。さらに
また、加熱炉等では管内面での析出炭素による断
熱作用がなくなるので、管外表面の温度を次第に
上昇させることなく内部流体の加熱を確保するこ
とができ、燃料の節約をはかることもできること
になる。 以下に本発明の実施例を示す。 実施例 1 耐熱合金の一種であるASTM A608、HK40
(JIS G5122 SCH22:Fe−25%Cr−20%Ni−0.4
%C)、HP(JIS G5122SCH24:Fe−25%Cr−35
%Ni)及びそれぞれの合金組成を基本としてAl
を0〜5%含有させた母材合金に表面処理として
比較的簡便なAl溶融浸漬処理によるアルミナイ
ジングを施し、機械的性質、加工性、表面層の安
定性及び耐炭素析出性につき検討した。 (1) 試験材 母材合金の化学成分組成を表1に示す。
HK40及びHPは市販の遠心鋳造材から、Alを
合金化させた材料は真空溶解にて、金型を用い
て溶製した鋳塊から試験片を採取した。表面処
理は、板状の母材試験片に695℃×10分のAl溶
融浸漬処理を施した。合金層の厚さは100〜
140μであつた。
【表】
【表】
(2) 機械的性質
母材の常温の機械的性質を第1図及び第2図
に示す。第1図及び第2図よりHK基、HP基
とも合金中のAl濃度が5%を越えると伸び、
絞りともほとんど0になり、延性がなくなる。 また、母材のクリープ破断性質を第3図及び
第4図に示す。第3図及び第4図よりAl濃度
が高くなるにつれ、クリープ破断強度が低下す
ることがわかる。 (3) 加工性 HK基母材のビツカース硬さを第5図に示
す。第5図よりAl濃度が6%になるとHvは
440にも達し、著しく加工性が悪化する。 (4) 表面層の安定性 表面層の安定性を試験するため、各試験片を
1100℃×30分加熱後、水冷を行う熱サイクル試
験を行つた。結果を第6図に示す。HK40は50
回目、HP(SCH24:Fe−25%Cr−35%Ni)は
20回目で表面層の剥離が始まつたが、HK−40
にAlを1〜5%合金化した材料は、軽微な酸
化増量は認められたものの、100回の熱サイク
ルによつても、表面層の剥離が認められなかつ
た。 (5) 耐炭素析出性 HK−40、HP、及びそれぞれの合金の基本
組成にAlを合金化させた材料につき、Al溶融
浸漬処理をしたものを、1100℃×1013時間大気
中時効後、ベンゼンを用いてコーキング実験を
行つた。実験方法は、試料を石英管中に設置し
て電気炉にて加熱し、一端よりベンゼンをアル
ゴン(キヤリアガス)を用いて流通させた。 コーキング実験による炭素析出結果を表2に
示す。この結果、HK−40、HP、及びAl含有
量の少ないHK+0.5%Alで炭素析出が顕著で
あつた。
に示す。第1図及び第2図よりHK基、HP基
とも合金中のAl濃度が5%を越えると伸び、
絞りともほとんど0になり、延性がなくなる。 また、母材のクリープ破断性質を第3図及び
第4図に示す。第3図及び第4図よりAl濃度
が高くなるにつれ、クリープ破断強度が低下す
ることがわかる。 (3) 加工性 HK基母材のビツカース硬さを第5図に示
す。第5図よりAl濃度が6%になるとHvは
440にも達し、著しく加工性が悪化する。 (4) 表面層の安定性 表面層の安定性を試験するため、各試験片を
1100℃×30分加熱後、水冷を行う熱サイクル試
験を行つた。結果を第6図に示す。HK40は50
回目、HP(SCH24:Fe−25%Cr−35%Ni)は
20回目で表面層の剥離が始まつたが、HK−40
にAlを1〜5%合金化した材料は、軽微な酸
化増量は認められたものの、100回の熱サイク
ルによつても、表面層の剥離が認められなかつ
た。 (5) 耐炭素析出性 HK−40、HP、及びそれぞれの合金の基本
組成にAlを合金化させた材料につき、Al溶融
浸漬処理をしたものを、1100℃×1013時間大気
中時効後、ベンゼンを用いてコーキング実験を
行つた。実験方法は、試料を石英管中に設置し
て電気炉にて加熱し、一端よりベンゼンをアル
ゴン(キヤリアガス)を用いて流通させた。 コーキング実験による炭素析出結果を表2に
示す。この結果、HK−40、HP、及びAl含有
量の少ないHK+0.5%Alで炭素析出が顕著で
あつた。
【表】
試料予備酸化 1100℃×1013hr(大気中)
コーキング実験 原料:ベンゼン 0.45ghr
条件:800℃×3hr(キヤリアガスとしてアルゴ
ン使用) 炭素析出量は、試験片の実験前後の重量変化を
試験片の幾何学表面積で除して求めた。 以上の実施例から、炭素析出を起こしにくくす
るためには、最低1.0重量%のAlを母材中に必要
とし、実用材料としての機械的性質を確保するた
めには、最高5.0重量%のAl濃度に制限されるこ
とが理解される。
ン使用) 炭素析出量は、試験片の実験前後の重量変化を
試験片の幾何学表面積で除して求めた。 以上の実施例から、炭素析出を起こしにくくす
るためには、最低1.0重量%のAlを母材中に必要
とし、実用材料としての機械的性質を確保するた
めには、最高5.0重量%のAl濃度に制限されるこ
とが理解される。
第1図はHK基合金のAl含有量と機械的性質と
の関係図である。第2図はHP基合金のAl含有量
と機械的性質との関係図である。第3図はHK基
合金のAl含有量とクリープ破断特性との関係図
である。第4図はHP基合金のAl含有量とクリー
プ破断特性との関係図である。第5図はHK基合
金のAl含有量とビツカース硬さ(5点平均)と
の関係図である。第6図は各試料の1100℃×30分
(大気炉中)→水冷を1サイクルとする熱サイク
ル試験を実施したときの試料の重量変化図であ
る。
の関係図である。第2図はHP基合金のAl含有量
と機械的性質との関係図である。第3図はHK基
合金のAl含有量とクリープ破断特性との関係図
である。第4図はHP基合金のAl含有量とクリー
プ破断特性との関係図である。第5図はHK基合
金のAl含有量とビツカース硬さ(5点平均)と
の関係図である。第6図は各試料の1100℃×30分
(大気炉中)→水冷を1サイクルとする熱サイク
ル試験を実施したときの試料の重量変化図であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炭化水素もしくはその誘導体、または一酸化
炭素を含む流体を高温で処理する装置であつて、
少くともこの高温流体にさらされる部材がAlを
1.0〜5.0重量%含有する母材合金の表面にアルミ
ナイジングにより高アルミニウム含有層を形成し
たものであることを特徴とする炭素析出抑止性処
理装置。 2 炭化水素もしくはその誘導体、または一酸化
炭素を含む流体を高温で処理する装置であつて、
少くともこの高温流体にさらされる部材がAlを
1.0〜5.0重量%含有する母材合金の表面にアルミ
ナイジングにより高アルミニウム含有層を形成
し、処理時にその表面にAlを含有する酸化皮膜
を形成したものであることを特徴とする炭素析出
抑止性処理装置。 3 Alを含有する酸化皮膜が処理開始前に酸化
性ガスにより部材表面に形成されたものである特
許請求の範囲第2項記載の炭素析出抑止性処理装
置。 4 Alを含有する酸化皮膜が処理開始直後に被
処理流体により部材表面に形成されたものである
特許請求の範囲第2項記載の炭素析出抑止性処理
装置。 5 母材合金が若干のフエライト相の含有を許容
するオーステナイト系合金である特許請求の範囲
第2項乃至第4項のいずれかに記載の炭素析出抑
止性処理装置。 6 母材合金がFe−Cr−Ni−Al合金である特許
請求の範囲第5項記載の炭素析出抑止性処理装
置。 7 外面側が母材合金層、内面側が高アルミニウ
ム含有層よりなり、外面側から加熱され、内面側
に炭素質物質が接するものである特許請求の範囲
第2項乃至第6項のいずれかに記載の炭素析出抑
止性処理装置。 8 管内側壁が高アルミニウム含有層を有する分
解管から形成された炭化水素分解装置である特許
請求の範囲第7項記載の炭素析出抑止性処理装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP989184A JPS60155293A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 炭素析出抑止性処理装置 |
| FR8500924A FR2558484B1 (fr) | 1984-01-23 | 1985-01-23 | Appareil de traitement resistant au depot de carbone |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP989184A JPS60155293A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 炭素析出抑止性処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60155293A JPS60155293A (ja) | 1985-08-15 |
| JPS63478B2 true JPS63478B2 (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=11732753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP989184A Granted JPS60155293A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 炭素析出抑止性処理装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60155293A (ja) |
| FR (1) | FR2558484B1 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5725386A (en) * | 1980-07-23 | 1982-02-10 | Jgc Corp | Carbon deposition-preventing apparatus |
| FR2496705A1 (fr) * | 1980-12-19 | 1982-06-25 | Manoir Fonderies Acieries | Procede de protection principalement contre la cokefaction des surfaces en alliage refractaire en contact avec les reactifs dans des fours de pyrolyse et fours obtenus par ce procede |
| JPS57153734A (en) * | 1981-03-17 | 1982-09-22 | Jgc Corp | Apparatus capable of preventing carbon deposition |
| GB2114599B (en) * | 1982-01-21 | 1986-07-16 | Jgc Corp | Apparatus for treating hydrocarbons or carbon monoxide-containing fluid high temperatures substantially without carbon deposition |
-
1984
- 1984-01-23 JP JP989184A patent/JPS60155293A/ja active Granted
-
1985
- 1985-01-23 FR FR8500924A patent/FR2558484B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60155293A (ja) | 1985-08-15 |
| FR2558484B1 (fr) | 1992-08-14 |
| FR2558484A1 (fr) | 1985-07-26 |
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