JPS6348148B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6348148B2 JPS6348148B2 JP3889380A JP3889380A JPS6348148B2 JP S6348148 B2 JPS6348148 B2 JP S6348148B2 JP 3889380 A JP3889380 A JP 3889380A JP 3889380 A JP3889380 A JP 3889380A JP S6348148 B2 JPS6348148 B2 JP S6348148B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- insulator
- metallurgical connection
- overlapped
- softened
- Prior art date
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- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気導体に係り、特に、核融合装置等
の如く高圧コイルに採用され、絶縁が施されてい
るものに好適な電気導体に関する。
の如く高圧コイルに採用され、絶縁が施されてい
るものに好適な電気導体に関する。
一般に、核融合装置等の如く高圧コイルに採用
される電気導体においては、電磁力等による大き
な荷重が加わる場合、予め加工硬化させ弾性限界
を高く強化した銅、または銅合金材(いわゆる硬
銅)が導体に使用される。更に、大形の電気導体
では、通常長さが圧延装置により制限されるた
め、複数に導体を分割し、その分割部を溶接、又
はろう付等により冶金的に接続して必要な長さに
導体を形成し、然る後にこの導体を絶縁物で覆い
絶縁された電気導体としている。
される電気導体においては、電磁力等による大き
な荷重が加わる場合、予め加工硬化させ弾性限界
を高く強化した銅、または銅合金材(いわゆる硬
銅)が導体に使用される。更に、大形の電気導体
では、通常長さが圧延装置により制限されるた
め、複数に導体を分割し、その分割部を溶接、又
はろう付等により冶金的に接続して必要な長さに
導体を形成し、然る後にこの導体を絶縁物で覆い
絶縁された電気導体としている。
而して電気導体は、溶接、ろう付等の冶金的接
続を行うことにより、冶金的接続部近傍の導体が
軟化してしまう。ところが、従来の電気導体にあ
つては、この軟化した継手部分の導体にも絶縁物
を接着せしめていた。しかし、この構造では、導
体の溶接、またはろう付等による軟化部は弾性限
界(0.2%耐力)が3〜4%と低く、一方、高圧
コイル等に使用されるエポキシ樹脂モールド等に
よる絶縁物は、十分の数%のひずみにて絶縁耐力
が急速に劣化するため信頼性が落ちる嫌いがあつ
た。即ち、通常の導体に使用する硬銅部と冶金的
接続により軟化した軟化部(軟銅部)との応力−
ひずみ曲線は、第2図に示すようになつている。
つまり、硬銅部9はひずみに対する応力は高く、
一方、軟銅部10はひずみに対する応力が極端に
低い。たとえば導体にσ1という荷重が加わつた場
合、軟銅部10は大きなひずみε1を生じ、これに
接着している絶縁物は絶縁耐力が劣化してしまい
信頼性が低下してしまうという欠点があつた。
続を行うことにより、冶金的接続部近傍の導体が
軟化してしまう。ところが、従来の電気導体にあ
つては、この軟化した継手部分の導体にも絶縁物
を接着せしめていた。しかし、この構造では、導
体の溶接、またはろう付等による軟化部は弾性限
界(0.2%耐力)が3〜4%と低く、一方、高圧
コイル等に使用されるエポキシ樹脂モールド等に
よる絶縁物は、十分の数%のひずみにて絶縁耐力
が急速に劣化するため信頼性が落ちる嫌いがあつ
た。即ち、通常の導体に使用する硬銅部と冶金的
接続により軟化した軟化部(軟銅部)との応力−
ひずみ曲線は、第2図に示すようになつている。
つまり、硬銅部9はひずみに対する応力は高く、
一方、軟銅部10はひずみに対する応力が極端に
低い。たとえば導体にσ1という荷重が加わつた場
合、軟銅部10は大きなひずみε1を生じ、これに
接着している絶縁物は絶縁耐力が劣化してしまい
信頼性が低下してしまうという欠点があつた。
本発明は上述の点に鑑み成されたもので、その
目的とするところは、導体を冶金的接続により接
続したものであつても、それを覆つている絶縁物
の絶縁耐力は劣化することがなく信頼性が向上す
ると共に、絶縁物の外形寸法が大きくなることの
ない電気導体を提供するにある。
目的とするところは、導体を冶金的接続により接
続したものであつても、それを覆つている絶縁物
の絶縁耐力は劣化することがなく信頼性が向上す
ると共に、絶縁物の外形寸法が大きくなることの
ない電気導体を提供するにある。
本発明は少なくとも2分割され、その分割部を
冶金的に接続して一体化した導体の冶金的接続部
近傍を中間絶縁物の導体側には、該導体に電磁力
による荷重が印加して冶金的接続部近傍にひずみ
が生じた際に、この導体に対して摺動できる摺動
部を形成し、かつ、前記絶縁物と中間絶縁物のそ
れぞれの端部はテーパー状に形成されていると共
に、該テーパー状に形成した端部が互いに重ね合
せられ、該重ね合せられた端部の厚みが前記絶縁
物、及び中間絶縁物と同一厚みとなるように形成
することにより、所期の目的を達成するようにな
したものである。
冶金的に接続して一体化した導体の冶金的接続部
近傍を中間絶縁物の導体側には、該導体に電磁力
による荷重が印加して冶金的接続部近傍にひずみ
が生じた際に、この導体に対して摺動できる摺動
部を形成し、かつ、前記絶縁物と中間絶縁物のそ
れぞれの端部はテーパー状に形成されていると共
に、該テーパー状に形成した端部が互いに重ね合
せられ、該重ね合せられた端部の厚みが前記絶縁
物、及び中間絶縁物と同一厚みとなるように形成
することにより、所期の目的を達成するようにな
したものである。
以下、図面の実施例に基づいて本発明を詳細に
説明する。
説明する。
第1図に本発明の電気導体の一実施例を示す。
該図において、1は複数に分割され、通常は加
工硬化されている導体、2はこの複数の導体1の
分割部を冶金的接続の一例として溶接々続する溶
接部、3は溶接により軟化した導体1の軟化部、
4は導体1の軟化部3以外、即ち冶金的接続部近
傍を除く部分を覆う絶縁物、5は導体1の軟化部
3、即ち冶金的接続部近傍を覆う中間絶縁物で、
軟化部3に対して摺動部6を形成し摺動可能に覆
つている。更に中間絶縁物5と絶縁物4との境界
部、即ちそれぞれの端部をテーパー状に形成する
と共に、このテーパー状に形成した端部を互いに
重ね合せ部8にて重ね合せられ、該重ね合せられ
た端部の厚みを絶縁物4、中間絶縁物5と同一厚
みとなるように形成されている。
工硬化されている導体、2はこの複数の導体1の
分割部を冶金的接続の一例として溶接々続する溶
接部、3は溶接により軟化した導体1の軟化部、
4は導体1の軟化部3以外、即ち冶金的接続部近
傍を除く部分を覆う絶縁物、5は導体1の軟化部
3、即ち冶金的接続部近傍を覆う中間絶縁物で、
軟化部3に対して摺動部6を形成し摺動可能に覆
つている。更に中間絶縁物5と絶縁物4との境界
部、即ちそれぞれの端部をテーパー状に形成する
と共に、このテーパー状に形成した端部を互いに
重ね合せ部8にて重ね合せられ、該重ね合せられ
た端部の厚みを絶縁物4、中間絶縁物5と同一厚
みとなるように形成されている。
このような本実施例の構成とすることにより、
導体1に電磁力による大きな荷重が印加し、軟化
部3に大きなひずみが生じても、中間絶縁物5の
摺動部6が導体1に対して摺動できるため、中間
絶縁物5には大きなひずみが生じることなく、従
つて絶縁耐力は劣化せず、この絶縁構造による電
気導体の信頼性が向上する。また、本実施例では
導体1の軟銅部を覆う中間絶縁物5と硬銅部を覆
う絶縁物5の重ね合わせ端部をテーパー状にして
重ね合わせ部8としているため、この重ね合せ部
8の厚みが中間絶縁物5と絶縁物4の厚みと同一
厚みであり、重ね合せ絶縁部の外形寸法が大きく
ならない効果がある。
導体1に電磁力による大きな荷重が印加し、軟化
部3に大きなひずみが生じても、中間絶縁物5の
摺動部6が導体1に対して摺動できるため、中間
絶縁物5には大きなひずみが生じることなく、従
つて絶縁耐力は劣化せず、この絶縁構造による電
気導体の信頼性が向上する。また、本実施例では
導体1の軟銅部を覆う中間絶縁物5と硬銅部を覆
う絶縁物5の重ね合わせ端部をテーパー状にして
重ね合わせ部8としているため、この重ね合せ部
8の厚みが中間絶縁物5と絶縁物4の厚みと同一
厚みであり、重ね合せ絶縁部の外形寸法が大きく
ならない効果がある。
以上説明した本発明の電気導体によれば、少な
くとも2分割され、その分割部を冶金的に接続し
て一体化した導体の冶金的接続部近傍を覆う中間
絶縁物の導体側には、該導体に電磁力による荷重
が印加して冶金的接続部近傍にひずみが生じた際
に、この導体に対して摺動できる摺動部を形成
し、かつ、前記絶縁物と中間絶縁物のそれぞれの
端部はテーパー状に形成すると共に、該テーパー
状に形成した端部が互いに重ね合せられ、該重ね
合せられた端部の厚みを前記絶縁物、及び中間絶
縁物と同一厚みとなるように形成したものである
から、導体に電磁力による大きな荷重が加わり冶
金的接続部近傍にひずみが生じても、この部分を
覆つている絶縁物が摺動できるため、絶縁物にひ
ずみを生じることはなく、従つて絶縁耐力は劣化
せず信頼性が向上すると共に、絶縁物の外形寸法
が大きくなることはないので、此種電気導体には
非常に有効である。
くとも2分割され、その分割部を冶金的に接続し
て一体化した導体の冶金的接続部近傍を覆う中間
絶縁物の導体側には、該導体に電磁力による荷重
が印加して冶金的接続部近傍にひずみが生じた際
に、この導体に対して摺動できる摺動部を形成
し、かつ、前記絶縁物と中間絶縁物のそれぞれの
端部はテーパー状に形成すると共に、該テーパー
状に形成した端部が互いに重ね合せられ、該重ね
合せられた端部の厚みを前記絶縁物、及び中間絶
縁物と同一厚みとなるように形成したものである
から、導体に電磁力による大きな荷重が加わり冶
金的接続部近傍にひずみが生じても、この部分を
覆つている絶縁物が摺動できるため、絶縁物にひ
ずみを生じることはなく、従つて絶縁耐力は劣化
せず信頼性が向上すると共に、絶縁物の外形寸法
が大きくなることはないので、此種電気導体には
非常に有効である。
第1図は本発明の電気導体の一実施例を示し、
導体接続部を一部断面した斜視図、第2図は導体
加工硬化部と導体軟化部の応力−ひずみ曲線を示
す特性図である。 1……導体、2……溶接部、3……導体軟化
部、4……絶縁物、5……中間絶縁物、6……摺
動部、8……重ね合わせ部。
導体接続部を一部断面した斜視図、第2図は導体
加工硬化部と導体軟化部の応力−ひずみ曲線を示
す特性図である。 1……導体、2……溶接部、3……導体軟化
部、4……絶縁物、5……中間絶縁物、6……摺
動部、8……重ね合わせ部。
Claims (1)
- 1 少なくとも2分割され、その分割部を冶金的
に接続して一体化した導体と、該導体の冶金的接
続部近傍を除く部分を覆う絶縁物と、前記導体の
冶金的接続部近傍を覆う中間絶縁物とから成る電
気導体において、前記中間絶縁物の導体側には、
該導体に電磁力による荷重が印加して冶金的接続
部近傍にひずみが生じた際に、この導体に対して
摺動できる摺動部が形成され、かつ、前記絶縁物
と中間絶縁物のそれぞれの端部はテーパー状に形
成されていると共に、該テーパー状に形成された
端部が互いに重ね合せられ、該重ね合せられた端
部の厚みが前記絶縁物、及び中間絶縁物と同一厚
みに形成されていることを特徴とする電気導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3889380A JPS56136474A (en) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | Electric conductor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3889380A JPS56136474A (en) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | Electric conductor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56136474A JPS56136474A (en) | 1981-10-24 |
| JPS6348148B2 true JPS6348148B2 (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=12537875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3889380A Granted JPS56136474A (en) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | Electric conductor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56136474A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0485153U (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-23 |
-
1980
- 1980-03-28 JP JP3889380A patent/JPS56136474A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0485153U (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56136474A (en) | 1981-10-24 |
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