JPS6350323B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350323B2 JPS6350323B2 JP54158104A JP15810479A JPS6350323B2 JP S6350323 B2 JPS6350323 B2 JP S6350323B2 JP 54158104 A JP54158104 A JP 54158104A JP 15810479 A JP15810479 A JP 15810479A JP S6350323 B2 JPS6350323 B2 JP S6350323B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- disease
- seed
- seedlings
- test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
本発明はカスガマイシンまたはその塩類
(KSMという)とメチル1−(n−ブチルカルバ
モイル)ベンズイミダゾール−2−イル−カーバ
メート(ベノミルという)とビス(ジメチルチオ
カルバモイル)ジスルフイド(TMTDという)
との3種混合物を有効成分として含有することを
特徴とする種子消毒剤に関するものである。そし
てその目的とするところはイネいもち病、ごま葉
枯病、馬鹿苗病および籾枯細菌病菌に起因して発
生する苗腐敗症などの広範な殺菌スペクトラムを
有する新規な種子消毒剤を提供することにある。 従来、種子消毒剤としてはベノミルやベノミル
とTMTDの混合剤または1,2−ビス(3−メ
トキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン
(チオフアネートメチル)、1,2−ビス(3−エ
トキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン
(チオフアネート)とTMTDとの混合剤などの多
くの薬剤が実用化されている。これらを稲の種子
消毒剤として使用する場合は、これまでは主とし
ていもち病、ごま葉枯病、馬鹿苗病などの病原菌
が消毒の対象となつていた。ところが近年稲作農
業の省力化と栽培技術の向上化の見地から広く普
及している機械移植用の稲苗箱育苗方法では、発
芽を斉一にするために28〜35℃の恒温下に2〜3
日置かれ、その後も高温多湿条件下で栽培管理さ
れる。それに伴なつてイネ籾枯細菌病(学名:シ
ユードモナス・グルメ:Pseudomonas glumae)
に起因してイネ苗腐敗症が多発しているが、既存
の薬剤ではほとんど防除効果を有しない。とくに
早期栽培地帯や寒冷地域においてはイネ苗の生育
初中期はビニールハウスやビニールトンネル内で
栽培管理されるためにイネいもち病とともにイネ
苗腐敗症も多発傾向にある。しかしながら、イネ
苗腐敗症に対して特効的な種子消毒剤がなくとく
に問題視されているのが実情である。 本発明者らはこのような従来の薬剤の有する欠
点を補つた新規な種子消毒剤を開発するために鋭
意研究した。その結果、これまではもつぱらイネ
いもち病防除用茎葉散布剤として汎用されている
KSMと既に種子消毒剤として実用化されている
ベノミルとTMTDの3種混合物を使用すること
により前記の諸問題をみごとに解決するに至つ
た。すなわち、本発明の種子消毒剤によればイネ
馬鹿苗病およびごま葉枯病はもちろんのこと、イ
ネ苗腐敗症に卓越した防除効果を発揮するととも
に箱育苗法における標準栽培期間とされている20
日間にわたり苗いもち病の感染を阻止しうるとい
う理想的な種子消毒効果を有する。そして、その
種子消毒効果は、後記した試験例でも明らかなよ
うにイネ苗腐敗症およびイネいもち病の防除に関
してKSM、ベノミルおよびTMTDの各薬剤を単
独施用した場合あるいはそれらのうちの2種薬剤
を併用した場合の効果からは当業者といえども予
期しえない相乗的な病害防除効果の増強作用があ
ることを見い出した。すなわち各薬剤を単独であ
るいは2種混合剤として使用したのでは効果が弱
い病害に対して3種類の薬剤を併用することによ
り初めて実用的に優れた種子消毒効果が認めら
れ、このために適用病害の範囲も既存の薬剤より
も極めて広範囲で且つ強力な効果を有するものと
なつた。本発明はこのような新知見によりなされ
たものであり、当業者といえども推考しえなかつ
たものである。また本発明に係る種子消毒剤は既
存の薬剤に比べて優れた効果を発揮しうるので実
用性が高い。 本発明を実施するのに際しては有効成分を担体
で希釈して通常使用される形態、たとえば水和
剤、乳剤、錠剤、粒剤、粉剤、粉衣剤等に製剤し
て公知の方法に準じて使用することができる。こ
れらの製剤中には一般的に本発明の種子消毒剤を
重量で10〜70%の間、望ましくは20〜50%の間で
含むようにすればよい。この際製剤中のKSMに
対するベノミルおよびTMTDの配合比率は重量
部で1対2〜20対2〜30が好ましいが、必要に応
じてさらに適当な比率に配合して使用することが
できる。 次に本発明に係る種子消毒剤の実施例を若干あ
げるが、本発明は以下の実施例のみに限定される
ものではない。なお以下の実施例中で部とは全て
重量部を示す。またKSMは塩酸塩を使用した。 実施例 1 水和剤 KSM2.3部、ベノミル20部、TMTD20部、ラ
ウリルサルフエイト3部、ホワイトカーボン2部
およびシユークロース52.7部を均一に混合粉砕し
て水和剤を得る。 実施例 2 水和剤 KSM2.3部、ベノミル20部、TMTD20部、ナ
フタリンスルホン酸ソーダ−ホルマリン縮合物4
部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ7部およ
びクレー46.7部を均一に混合して水和剤を得る。 次に本発明に係る種子消毒剤の有用性を試験例
をあげて具体的に説明する。 試験例 1 イネ籾枯細菌病罹病籾に対する種子消毒効果試
験 供試籾:昭和53年度圃場において出穂初期および
穂揃期にイネ籾枯細菌病菌懸濁液(菌濃度は1
ml当り108個)を噴霧接種して得た品種「ササ
ニシキ」の種籾である。 供試薬剤:KSMの単用区はKSM塩酸塩(KSM
として純度86.1%)より調製した2%水和剤、
ベノミルおよびTMTDの単用区は各純品より
調製した20%水和剤を用い、水にて所定濃度に
希釈した。2剤の混用区は各薬剤とも水にて所
定濃度の2倍濃厚液に希釈したものを等量宛よ
く混合撹拌して調製した。3剤の混用区は各薬
剤とも水にて供試所定濃度の3倍濃厚液に希釈
したものを等量宛よく混合撹拌し調製した。 試験方法:サランネツト製の袋に前記罹病籾を15
g宛入れた。供試薬剤での種子消毒は罹病籾量
と消毒薬量比を1対1とした薬液中に15℃で48
時間浸漬して消毒した。消毒後の種籾浸種は停
滞水中で3日間行つた。浸種後の種籾は30℃で
24時間催芽処理したのち、機械植え箱育苗法に
準じてパールマート培土(商品名)に密播して
から32℃の恒温器中に2日間保つて出芽処理
し、その後はビニールハウス内で栽培管理し
た。 苗腐敗症の発病調査は播種10日後に育苗箱の5
分の1について腐敗枯死苗数および葉鞘褐変苗数
を調べ、次式により発病度を求め、無処理区の発
病度との対比から苗腐敗症防除価(%)を算出し
た。 発病度=腐敗枯死苗数×10+葉
鞘褐変苗数×3/総調査苗数×10×100 試験は1区3連制で行ないその平均防除価を求
めた。その結果は第1表のとおりである。
(KSMという)とメチル1−(n−ブチルカルバ
モイル)ベンズイミダゾール−2−イル−カーバ
メート(ベノミルという)とビス(ジメチルチオ
カルバモイル)ジスルフイド(TMTDという)
との3種混合物を有効成分として含有することを
特徴とする種子消毒剤に関するものである。そし
てその目的とするところはイネいもち病、ごま葉
枯病、馬鹿苗病および籾枯細菌病菌に起因して発
生する苗腐敗症などの広範な殺菌スペクトラムを
有する新規な種子消毒剤を提供することにある。 従来、種子消毒剤としてはベノミルやベノミル
とTMTDの混合剤または1,2−ビス(3−メ
トキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン
(チオフアネートメチル)、1,2−ビス(3−エ
トキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン
(チオフアネート)とTMTDとの混合剤などの多
くの薬剤が実用化されている。これらを稲の種子
消毒剤として使用する場合は、これまでは主とし
ていもち病、ごま葉枯病、馬鹿苗病などの病原菌
が消毒の対象となつていた。ところが近年稲作農
業の省力化と栽培技術の向上化の見地から広く普
及している機械移植用の稲苗箱育苗方法では、発
芽を斉一にするために28〜35℃の恒温下に2〜3
日置かれ、その後も高温多湿条件下で栽培管理さ
れる。それに伴なつてイネ籾枯細菌病(学名:シ
ユードモナス・グルメ:Pseudomonas glumae)
に起因してイネ苗腐敗症が多発しているが、既存
の薬剤ではほとんど防除効果を有しない。とくに
早期栽培地帯や寒冷地域においてはイネ苗の生育
初中期はビニールハウスやビニールトンネル内で
栽培管理されるためにイネいもち病とともにイネ
苗腐敗症も多発傾向にある。しかしながら、イネ
苗腐敗症に対して特効的な種子消毒剤がなくとく
に問題視されているのが実情である。 本発明者らはこのような従来の薬剤の有する欠
点を補つた新規な種子消毒剤を開発するために鋭
意研究した。その結果、これまではもつぱらイネ
いもち病防除用茎葉散布剤として汎用されている
KSMと既に種子消毒剤として実用化されている
ベノミルとTMTDの3種混合物を使用すること
により前記の諸問題をみごとに解決するに至つ
た。すなわち、本発明の種子消毒剤によればイネ
馬鹿苗病およびごま葉枯病はもちろんのこと、イ
ネ苗腐敗症に卓越した防除効果を発揮するととも
に箱育苗法における標準栽培期間とされている20
日間にわたり苗いもち病の感染を阻止しうるとい
う理想的な種子消毒効果を有する。そして、その
種子消毒効果は、後記した試験例でも明らかなよ
うにイネ苗腐敗症およびイネいもち病の防除に関
してKSM、ベノミルおよびTMTDの各薬剤を単
独施用した場合あるいはそれらのうちの2種薬剤
を併用した場合の効果からは当業者といえども予
期しえない相乗的な病害防除効果の増強作用があ
ることを見い出した。すなわち各薬剤を単独であ
るいは2種混合剤として使用したのでは効果が弱
い病害に対して3種類の薬剤を併用することによ
り初めて実用的に優れた種子消毒効果が認めら
れ、このために適用病害の範囲も既存の薬剤より
も極めて広範囲で且つ強力な効果を有するものと
なつた。本発明はこのような新知見によりなされ
たものであり、当業者といえども推考しえなかつ
たものである。また本発明に係る種子消毒剤は既
存の薬剤に比べて優れた効果を発揮しうるので実
用性が高い。 本発明を実施するのに際しては有効成分を担体
で希釈して通常使用される形態、たとえば水和
剤、乳剤、錠剤、粒剤、粉剤、粉衣剤等に製剤し
て公知の方法に準じて使用することができる。こ
れらの製剤中には一般的に本発明の種子消毒剤を
重量で10〜70%の間、望ましくは20〜50%の間で
含むようにすればよい。この際製剤中のKSMに
対するベノミルおよびTMTDの配合比率は重量
部で1対2〜20対2〜30が好ましいが、必要に応
じてさらに適当な比率に配合して使用することが
できる。 次に本発明に係る種子消毒剤の実施例を若干あ
げるが、本発明は以下の実施例のみに限定される
ものではない。なお以下の実施例中で部とは全て
重量部を示す。またKSMは塩酸塩を使用した。 実施例 1 水和剤 KSM2.3部、ベノミル20部、TMTD20部、ラ
ウリルサルフエイト3部、ホワイトカーボン2部
およびシユークロース52.7部を均一に混合粉砕し
て水和剤を得る。 実施例 2 水和剤 KSM2.3部、ベノミル20部、TMTD20部、ナ
フタリンスルホン酸ソーダ−ホルマリン縮合物4
部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ7部およ
びクレー46.7部を均一に混合して水和剤を得る。 次に本発明に係る種子消毒剤の有用性を試験例
をあげて具体的に説明する。 試験例 1 イネ籾枯細菌病罹病籾に対する種子消毒効果試
験 供試籾:昭和53年度圃場において出穂初期および
穂揃期にイネ籾枯細菌病菌懸濁液(菌濃度は1
ml当り108個)を噴霧接種して得た品種「ササ
ニシキ」の種籾である。 供試薬剤:KSMの単用区はKSM塩酸塩(KSM
として純度86.1%)より調製した2%水和剤、
ベノミルおよびTMTDの単用区は各純品より
調製した20%水和剤を用い、水にて所定濃度に
希釈した。2剤の混用区は各薬剤とも水にて所
定濃度の2倍濃厚液に希釈したものを等量宛よ
く混合撹拌して調製した。3剤の混用区は各薬
剤とも水にて供試所定濃度の3倍濃厚液に希釈
したものを等量宛よく混合撹拌し調製した。 試験方法:サランネツト製の袋に前記罹病籾を15
g宛入れた。供試薬剤での種子消毒は罹病籾量
と消毒薬量比を1対1とした薬液中に15℃で48
時間浸漬して消毒した。消毒後の種籾浸種は停
滞水中で3日間行つた。浸種後の種籾は30℃で
24時間催芽処理したのち、機械植え箱育苗法に
準じてパールマート培土(商品名)に密播して
から32℃の恒温器中に2日間保つて出芽処理
し、その後はビニールハウス内で栽培管理し
た。 苗腐敗症の発病調査は播種10日後に育苗箱の5
分の1について腐敗枯死苗数および葉鞘褐変苗数
を調べ、次式により発病度を求め、無処理区の発
病度との対比から苗腐敗症防除価(%)を算出し
た。 発病度=腐敗枯死苗数×10+葉
鞘褐変苗数×3/総調査苗数×10×100 試験は1区3連制で行ないその平均防除価を求
めた。その結果は第1表のとおりである。
【表】
対照薬剤はストレプトマイシンを2%含有する
市販の水和剤を使用した。 試験例 2 イネいもち病防除効果試験 イネの供試籾を品種「朝日」の無接種籾とした
以外は試験例1とほとんど同様の手順で薬剤処理
および栽培管理を行つた。ただし播種20日後
(2.8葉期)にイネいもち病菌胞子懸濁液(胞子濃
度は光学顕微鏡150倍の1視野当り150個)を育苗
箱当り15mlずつ噴霧接種し、24℃の湿室内に20時
間保つた。接種した後は再度ビニールハウス内に
移し接種5日後に育苗箱の1箱当り300本の苗に
ついて第3葉のいもち病拡大性病斑数を調査し、
次式によりいもち病防除価(%)を算出した。 防除価=1−A/B×100 但し、Aは処理区における調査300葉(第3葉)
の1葉あたりの平均いもち病拡大性病斑数を示
し、Bは無処理区におけるいもち病拡大性病斑数
を示す。その結果は第2表のとおりである。
市販の水和剤を使用した。 試験例 2 イネいもち病防除効果試験 イネの供試籾を品種「朝日」の無接種籾とした
以外は試験例1とほとんど同様の手順で薬剤処理
および栽培管理を行つた。ただし播種20日後
(2.8葉期)にイネいもち病菌胞子懸濁液(胞子濃
度は光学顕微鏡150倍の1視野当り150個)を育苗
箱当り15mlずつ噴霧接種し、24℃の湿室内に20時
間保つた。接種した後は再度ビニールハウス内に
移し接種5日後に育苗箱の1箱当り300本の苗に
ついて第3葉のいもち病拡大性病斑数を調査し、
次式によりいもち病防除価(%)を算出した。 防除価=1−A/B×100 但し、Aは処理区における調査300葉(第3葉)
の1葉あたりの平均いもち病拡大性病斑数を示
し、Bは無処理区におけるいもち病拡大性病斑数
を示す。その結果は第2表のとおりである。
【表】
対照薬剤はチオフアネートメチルとTMTDを
各々30%含有する市販のチラム、チオフアネート
メチル水和剤を使用した。 試験例 3 イネ馬鹿苗病罹病籾およびイネごま葉枯病罹病
籾に対する種子消毒効果試験 (1) イネ馬鹿苗病 供試籾:品種クエブサの開花期にイネ馬鹿苗病
菌(フザリウム・モニルホルム菌)の濃厚胞
子懸濁液を2回に亘つて噴霧接種して得た人
工接種籾を水洗した後風乾したもの。 供試薬剤:試験例1に準じて調製したもの。 試験法:サランネツト製の袋に前記風乾罹病籾
を15g宛入れた。種子消毒は罹病籾量と供試
消毒剤の薬液量比を1対1とした薬液中に15
℃で24時間浸漬して消毒した。消毒後の種籾
予浸は水洗後15℃で6日時間とした。予漬後
の種籾は30℃で24時間催芽処理したのち、機
械植え箱育苗法に準じてパールマート培地
(商品名)に密播してから、32℃の恒温器に
2日間格納し、その後はビニールハウスに並
置して栽培管理した。 発病調査は播種32日後(5葉期)に肉眼観察
によりイネ馬鹿苗病罹病苗数(徒長および罹病
枯死苗)を調査し、次式により種子消毒率
(%)を求めた。 種子消毒率 =1−処理区の発病苗数/無処理区の発病苗数×100 (2) イネごま葉枯病 供試籾:昭和53年度の自然感染籾(品種:近畿
33号)を水洗して風乾したもの。 供試薬剤:試験例1に準じて調製したもの。 試験方法:サランネツト製の袋に入れた前記風
乾籾10gを、籾と薬液量の比率が1対2であ
る供試薬液中に15℃で5日間に亘り浸漬し、
イネごま葉枯病罹病籾の浸種消毒を行つた。
消毒後の種籾は30℃の温度下で20時間催芽処
理し、育苗栽培に準じてクミアイ合成培土特
号(商品名)に密播したものを32℃の恒温器
に2日間格納した後ガラス室に放置した。 発病調査は播種20日後(2.8葉期)に次記の
調査基準により罹病度別に発病苗数を調べた。
そして罹病度(重)と罹病度(中)の合計の苗
発生率(%)から防除価(%)を求めた。試験
は1区2連制で行ない平均防除価を算出した。 罹病度(軽):イネ苗の病変(褐変症)が初生
葉のごく一部あるいは鞘葉に止まるもの(無
発病の健全苗とほとんど変わらぬ生育状態に
あるもの)。 罹病度(中):初生葉がほとんど褐変枯死し、
第1葉あるいは第2葉の一部にも褐色病変を
伴うもの(葉令は健全苗なみであるが、草丈
は明らかに健全苗に劣る)。 罹病度(重):生育が著しく劣り彎曲化し、全
体が褐変枯死状態にあるもの(ほとんど初生
葉までの生育に止まるか全体が叢生状を呈す
るもの)。 その結果は第3表のとおりである。
各々30%含有する市販のチラム、チオフアネート
メチル水和剤を使用した。 試験例 3 イネ馬鹿苗病罹病籾およびイネごま葉枯病罹病
籾に対する種子消毒効果試験 (1) イネ馬鹿苗病 供試籾:品種クエブサの開花期にイネ馬鹿苗病
菌(フザリウム・モニルホルム菌)の濃厚胞
子懸濁液を2回に亘つて噴霧接種して得た人
工接種籾を水洗した後風乾したもの。 供試薬剤:試験例1に準じて調製したもの。 試験法:サランネツト製の袋に前記風乾罹病籾
を15g宛入れた。種子消毒は罹病籾量と供試
消毒剤の薬液量比を1対1とした薬液中に15
℃で24時間浸漬して消毒した。消毒後の種籾
予浸は水洗後15℃で6日時間とした。予漬後
の種籾は30℃で24時間催芽処理したのち、機
械植え箱育苗法に準じてパールマート培地
(商品名)に密播してから、32℃の恒温器に
2日間格納し、その後はビニールハウスに並
置して栽培管理した。 発病調査は播種32日後(5葉期)に肉眼観察
によりイネ馬鹿苗病罹病苗数(徒長および罹病
枯死苗)を調査し、次式により種子消毒率
(%)を求めた。 種子消毒率 =1−処理区の発病苗数/無処理区の発病苗数×100 (2) イネごま葉枯病 供試籾:昭和53年度の自然感染籾(品種:近畿
33号)を水洗して風乾したもの。 供試薬剤:試験例1に準じて調製したもの。 試験方法:サランネツト製の袋に入れた前記風
乾籾10gを、籾と薬液量の比率が1対2であ
る供試薬液中に15℃で5日間に亘り浸漬し、
イネごま葉枯病罹病籾の浸種消毒を行つた。
消毒後の種籾は30℃の温度下で20時間催芽処
理し、育苗栽培に準じてクミアイ合成培土特
号(商品名)に密播したものを32℃の恒温器
に2日間格納した後ガラス室に放置した。 発病調査は播種20日後(2.8葉期)に次記の
調査基準により罹病度別に発病苗数を調べた。
そして罹病度(重)と罹病度(中)の合計の苗
発生率(%)から防除価(%)を求めた。試験
は1区2連制で行ない平均防除価を算出した。 罹病度(軽):イネ苗の病変(褐変症)が初生
葉のごく一部あるいは鞘葉に止まるもの(無
発病の健全苗とほとんど変わらぬ生育状態に
あるもの)。 罹病度(中):初生葉がほとんど褐変枯死し、
第1葉あるいは第2葉の一部にも褐色病変を
伴うもの(葉令は健全苗なみであるが、草丈
は明らかに健全苗に劣る)。 罹病度(重):生育が著しく劣り彎曲化し、全
体が褐変枯死状態にあるもの(ほとんど初生
葉までの生育に止まるか全体が叢生状を呈す
るもの)。 その結果は第3表のとおりである。
【表】
Claims (1)
- 1 カスガマイシンまたはその塩類とメチル1−
(n−ブチルカルバモイル)ベンズイミダゾール
−2−イル−カーバメートとビス(ジメチルチオ
カルバモイル)ジスルフイドとの3種混合物を有
効成分として含有することを特徴とする種子消毒
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15810479A JPS5681510A (en) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | Seed disinfectant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15810479A JPS5681510A (en) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | Seed disinfectant |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5681510A JPS5681510A (en) | 1981-07-03 |
| JPS6350323B2 true JPS6350323B2 (ja) | 1988-10-07 |
Family
ID=15664386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15810479A Granted JPS5681510A (en) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | Seed disinfectant |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5681510A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1281127C (zh) | 1995-11-08 | 2006-10-25 | 麦克公司 | 农药制剂 |
| AU768262B2 (en) * | 1995-11-08 | 2003-12-04 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Pesticidal formulation |
-
1979
- 1979-12-07 JP JP15810479A patent/JPS5681510A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5681510A (en) | 1981-07-03 |
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