JPS6354014B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6354014B2 JPS6354014B2 JP57041714A JP4171482A JPS6354014B2 JP S6354014 B2 JPS6354014 B2 JP S6354014B2 JP 57041714 A JP57041714 A JP 57041714A JP 4171482 A JP4171482 A JP 4171482A JP S6354014 B2 JPS6354014 B2 JP S6354014B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- polyolefin
- discoloration
- present
- yarn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Artificial Filaments (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐変色性ポリオレフイン組成物に関
し、より詳しくはポリオレフイン繊維等のポリオ
レフイン成形品の変色ないしは着色を防止し耐熱
性を改良したポリオレフイン組成物に関する。 ポリオレフインは一般にその融点以上の高温で
成形加工するが、アルキル置換フエノール系安定
剤等を添加することによつて成形時のポリオレフ
インの熱分解を防止し、さらに成形品の使用時に
おける安定性を向上させることができる。一方こ
れらのフエノール系安定剤をポリオレフインに配
合した場合に、その成形品が常温で次第に黄色あ
るいは褐色に着色することが知られている。特に
ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維等の製品
においては石油ストーブの燃焼ガス、またはガス
乾燥器におけるプロパン燃焼ガス等によつて黄色
または桃色に変色し繊維製品の価値を著しく低下
させる欠点がある。 従つて通常これらのポリオレフイン繊維の燃焼
ガス変色及び着色を防止するためにその変色、着
色の原因であるフエノール系添加剤を使用しない
か、または繊維成形品用に開発されたフエノール
−トリアジン系安定剤を少量添加するにとどま
り、繊維の耐熱性を著しく悪くしている。 これらの変色性の問題を解決するためにフエノ
ール系酸化防止剤を添加したポリプロピレンに
3,4,5,6−ジベンゾ−1,2−オキサホス
フアン−2−オキサイド、トリラウリルトリチオ
ホスフアイト、安息香酸等を加えることによりそ
の繊維製品の変色を防止する組成物(特開昭49−
17443号公報)が提案されている。しかしながら
この組成物は変色・着色原因であるフエノール系
安定剤を使用しているため耐変色効果はいまだ十
分でない。 そこで本発明者らはこの問題点を解決するため
着色の原因となるフエノール系酸化防止剤を用い
ない安定剤について種々の検討を行つた結果、ポ
リオレフインに特定のヘテロサイクリツクヒンダ
ードアミン系化合物、有機ホスフアイト化合物及
びチオジアルカン酸エステル化合物を併用するこ
とにより、ポリオレフイン繊維等の成形品の燃焼
ガスによる変色・着色が防止されかつ耐熱性のす
ぐれた成形品の得られることを見出し本発明を完
成したものである。 すなわち、本発明は、ポリオレフイン100重量
部に、下記(イ)、(ロ)及び(ハ)の各化合物を安定剤とし
て配合してなることを特徴とする耐変色性ポリオ
レフイン組成物、(イ)ヘテロサイクリツクヒンダー
ドアミン系化合物として、ジ−(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケイト又
はコハク酸とN−(2−ヒドロキシエチル)−2,
2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペ
リジンの縮合物0.01〜1重量部、(ロ)有機ホスフア
イト化合物として、ジステアリルペンタエリスリ
トールジホスフアイト又はトリス(2,4−ジ−
t−ブチルフエニル)ホスフアイト0.01〜1重量
部、(ハ)チオジアルカン酸エステル化合物として、
ジステアリルチオジプロピオネート又はジラウリ
ルチオジプロピオネート0.01〜1重量部、を提供
するものである。 本発明で用いるポリオレフインとしてはエチレ
ン、プロピレン、ブテン−1、4−メチルペンテ
ン−1などのα−オレフインの単独重合体もしく
は共重合体またはこれらを主成分とする他の単量
体との共重合物またはこれらの混合物である。 上記安定剤のポリオレフインへの添加量はポリ
オレフイン100重量部に対してヒンダードアミン
系化合物は0.01〜1重量部、好ましくは0.01〜0.5
重量部、有機ホスフアイト化合物は0.01〜1重量
部好ましくは0.01〜0.5重量部、またチオジアル
カン酸エステルは0.01〜1重量部、好ましくは
0.01〜0.6重量部の範囲である。これ以外の添加
量は本発明の目的を充分に達成することはできな
い。 なお、本発明においては、従来抗酸化剤として
使用されているもののうち、例えば若干耐ガス黄
変効果のある6−4−ヒドロキシ−3,5−第三
ブチルアニリノ)−2,4−ビスオクチルチオ−
1,3,5−トリアジンでも少量ならば添加する
ことができる。 本発明に使用するヒンダードアミン系化合物、
有機ホスフイン化合物及びチオジアルカン酸エス
テルの安定剤のポリオレフインへの添加方法は一
般に用いられる添加方法によつて行われる。たと
えばポリオレフイン粉末あるいはポリオレフイン
のペレツトに安定剤を配合し、予備混合した後押
出機で混練する方法が適当である。 なお、本発明のポリオレフイン組成物には前記
の安定剤の他中和剤、滑剤、抗ブロツキング剤、
帯電防止剤、顔料、充填剤等を併用することがで
きる。 以上本発明のポリオレフイン組成物から燃焼ガ
ス等による耐ガス変色性がすぐれているばかりで
なく、さらに耐熱性の良好な繊維等の成形品が得
ることができる。 以下に本発明を実施例で具体的に説明する。 実施例1〜3、比較例1〜6 メルトフローレート15のポリプロピレン粉末
100重量部に表−1に示す割合のヒンダードアミ
ン系化合物、有機ホスフアイト化合物、チオジア
ルカン酸エステルを配合し、ヘンシエルミキサー
で予備混合を行い、次いでこの混合物を220℃の
押出機で溶融混練してペレツト化した。このペレ
ツトを繊維紡糸機により処理油剤を用いながら紡
糸温度290℃の条件で12デニールの未延伸糸を紡
糸する。この未延伸糸を乾式ロール延伸機を用い
100℃で2倍に延伸し6デニールの延伸糸を作成
した。さらに処理油剤を用い後処理を行つてサン
プル延伸糸を得た。 このサンプル糸についてガス着色性、耐熱寿命
を測定しその結果を表1に示した。 ガス着色性はサンプル糸束60gをガーゼで包み
対流式石油ストーブの先端面から真上1mにサン
プル包がくるように支持枠からつるし、この位置
で5時間石油ストーブを運転し糸の変色を目視判
定した。評価は着色しない◎、桃色ないし黄色に
変色する×で示した。 耐熱寿命はサンプル糸束18gを10mmφ孔30個を
有する直径5cm、深さ6cmの金属円筒容器にとり
それを140℃ギアーブン中に入れサンプル糸中に
差し込んだ熱電対により糸が発熱するまでの時間
より求めた。 比較のため、本発明の安定剤の組合せを用いな
いものについても同様にサイプル糸を成形し、ガ
ス着色性、耐熱寿命を測定し、その結果を表1に
併記した。 【表】
し、より詳しくはポリオレフイン繊維等のポリオ
レフイン成形品の変色ないしは着色を防止し耐熱
性を改良したポリオレフイン組成物に関する。 ポリオレフインは一般にその融点以上の高温で
成形加工するが、アルキル置換フエノール系安定
剤等を添加することによつて成形時のポリオレフ
インの熱分解を防止し、さらに成形品の使用時に
おける安定性を向上させることができる。一方こ
れらのフエノール系安定剤をポリオレフインに配
合した場合に、その成形品が常温で次第に黄色あ
るいは褐色に着色することが知られている。特に
ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維等の製品
においては石油ストーブの燃焼ガス、またはガス
乾燥器におけるプロパン燃焼ガス等によつて黄色
または桃色に変色し繊維製品の価値を著しく低下
させる欠点がある。 従つて通常これらのポリオレフイン繊維の燃焼
ガス変色及び着色を防止するためにその変色、着
色の原因であるフエノール系添加剤を使用しない
か、または繊維成形品用に開発されたフエノール
−トリアジン系安定剤を少量添加するにとどま
り、繊維の耐熱性を著しく悪くしている。 これらの変色性の問題を解決するためにフエノ
ール系酸化防止剤を添加したポリプロピレンに
3,4,5,6−ジベンゾ−1,2−オキサホス
フアン−2−オキサイド、トリラウリルトリチオ
ホスフアイト、安息香酸等を加えることによりそ
の繊維製品の変色を防止する組成物(特開昭49−
17443号公報)が提案されている。しかしながら
この組成物は変色・着色原因であるフエノール系
安定剤を使用しているため耐変色効果はいまだ十
分でない。 そこで本発明者らはこの問題点を解決するため
着色の原因となるフエノール系酸化防止剤を用い
ない安定剤について種々の検討を行つた結果、ポ
リオレフインに特定のヘテロサイクリツクヒンダ
ードアミン系化合物、有機ホスフアイト化合物及
びチオジアルカン酸エステル化合物を併用するこ
とにより、ポリオレフイン繊維等の成形品の燃焼
ガスによる変色・着色が防止されかつ耐熱性のす
ぐれた成形品の得られることを見出し本発明を完
成したものである。 すなわち、本発明は、ポリオレフイン100重量
部に、下記(イ)、(ロ)及び(ハ)の各化合物を安定剤とし
て配合してなることを特徴とする耐変色性ポリオ
レフイン組成物、(イ)ヘテロサイクリツクヒンダー
ドアミン系化合物として、ジ−(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケイト又
はコハク酸とN−(2−ヒドロキシエチル)−2,
2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシピペ
リジンの縮合物0.01〜1重量部、(ロ)有機ホスフア
イト化合物として、ジステアリルペンタエリスリ
トールジホスフアイト又はトリス(2,4−ジ−
t−ブチルフエニル)ホスフアイト0.01〜1重量
部、(ハ)チオジアルカン酸エステル化合物として、
ジステアリルチオジプロピオネート又はジラウリ
ルチオジプロピオネート0.01〜1重量部、を提供
するものである。 本発明で用いるポリオレフインとしてはエチレ
ン、プロピレン、ブテン−1、4−メチルペンテ
ン−1などのα−オレフインの単独重合体もしく
は共重合体またはこれらを主成分とする他の単量
体との共重合物またはこれらの混合物である。 上記安定剤のポリオレフインへの添加量はポリ
オレフイン100重量部に対してヒンダードアミン
系化合物は0.01〜1重量部、好ましくは0.01〜0.5
重量部、有機ホスフアイト化合物は0.01〜1重量
部好ましくは0.01〜0.5重量部、またチオジアル
カン酸エステルは0.01〜1重量部、好ましくは
0.01〜0.6重量部の範囲である。これ以外の添加
量は本発明の目的を充分に達成することはできな
い。 なお、本発明においては、従来抗酸化剤として
使用されているもののうち、例えば若干耐ガス黄
変効果のある6−4−ヒドロキシ−3,5−第三
ブチルアニリノ)−2,4−ビスオクチルチオ−
1,3,5−トリアジンでも少量ならば添加する
ことができる。 本発明に使用するヒンダードアミン系化合物、
有機ホスフイン化合物及びチオジアルカン酸エス
テルの安定剤のポリオレフインへの添加方法は一
般に用いられる添加方法によつて行われる。たと
えばポリオレフイン粉末あるいはポリオレフイン
のペレツトに安定剤を配合し、予備混合した後押
出機で混練する方法が適当である。 なお、本発明のポリオレフイン組成物には前記
の安定剤の他中和剤、滑剤、抗ブロツキング剤、
帯電防止剤、顔料、充填剤等を併用することがで
きる。 以上本発明のポリオレフイン組成物から燃焼ガ
ス等による耐ガス変色性がすぐれているばかりで
なく、さらに耐熱性の良好な繊維等の成形品が得
ることができる。 以下に本発明を実施例で具体的に説明する。 実施例1〜3、比較例1〜6 メルトフローレート15のポリプロピレン粉末
100重量部に表−1に示す割合のヒンダードアミ
ン系化合物、有機ホスフアイト化合物、チオジア
ルカン酸エステルを配合し、ヘンシエルミキサー
で予備混合を行い、次いでこの混合物を220℃の
押出機で溶融混練してペレツト化した。このペレ
ツトを繊維紡糸機により処理油剤を用いながら紡
糸温度290℃の条件で12デニールの未延伸糸を紡
糸する。この未延伸糸を乾式ロール延伸機を用い
100℃で2倍に延伸し6デニールの延伸糸を作成
した。さらに処理油剤を用い後処理を行つてサン
プル延伸糸を得た。 このサンプル糸についてガス着色性、耐熱寿命
を測定しその結果を表1に示した。 ガス着色性はサンプル糸束60gをガーゼで包み
対流式石油ストーブの先端面から真上1mにサン
プル包がくるように支持枠からつるし、この位置
で5時間石油ストーブを運転し糸の変色を目視判
定した。評価は着色しない◎、桃色ないし黄色に
変色する×で示した。 耐熱寿命はサンプル糸束18gを10mmφ孔30個を
有する直径5cm、深さ6cmの金属円筒容器にとり
それを140℃ギアーブン中に入れサンプル糸中に
差し込んだ熱電対により糸が発熱するまでの時間
より求めた。 比較のため、本発明の安定剤の組合せを用いな
いものについても同様にサイプル糸を成形し、ガ
ス着色性、耐熱寿命を測定し、その結果を表1に
併記した。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフイン100重量部に、下記(イ)、(ロ)及
び(ハ)の各化合物を配合してなることを特徴とする
耐変色性ポリオレフイン組成物。 (イ) ジ−(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)セバケイト又はコハク酸とN−
(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ヒドロキシピペリジンの縮合
物0.01〜1重量部 (ロ) ジステアリルペンタエリスリトールジホスフ
アイト又はトリス(2,4−ジ−t−ブチルフ
エニル)ホスフアイト0.01〜1重量部 (ハ) ジステアリルチオジプロピオネート又はジラ
ウリルチオジプロピオネート0.01〜1重量部
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4171482A JPS58160333A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 耐変色性ポリオレフイン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4171482A JPS58160333A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 耐変色性ポリオレフイン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58160333A JPS58160333A (ja) | 1983-09-22 |
| JPS6354014B2 true JPS6354014B2 (ja) | 1988-10-26 |
Family
ID=12616084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4171482A Granted JPS58160333A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 耐変色性ポリオレフイン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58160333A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6248745A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | ポリオレフイン組成物 |
| JP2553537B2 (ja) * | 1987-01-23 | 1996-11-13 | 東燃化学 株式会社 | ポレプロピレン繊維防糸用組成物 |
| JP2672329B2 (ja) * | 1988-05-13 | 1997-11-05 | 東レ株式会社 | エレクトレット材料 |
| IT1229141B (it) | 1989-04-06 | 1991-07-22 | Himont Inc | Poliolefine atte alla filatura e fibre termosaldabili da esse ottenute. |
| US5219600A (en) * | 1989-05-31 | 1993-06-15 | Mitsubishi Petrochemical Co., Ltd. | Molded product for colored food |
| JP2009176647A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 二次電池用電槽及びこの電槽を有する二次電池 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5253953A (en) * | 1975-10-28 | 1977-04-30 | Ciba Geigy Ag | Stabilized stylene polymer composition against lightt and heatt degradation |
| JPS5266551A (en) * | 1975-12-01 | 1977-06-02 | Adeka Argus Chem Co Ltd | Stabilizer for plastics |
| JPS52140555A (en) * | 1976-05-19 | 1977-11-24 | Adeka Argus Chem Co Ltd | Stabilized synthetic resin composition |
| CA1118139A (en) * | 1979-01-15 | 1982-02-09 | Elyse M. Bullock | Light-stable polypropylene compositions |
| EP0078603A1 (en) * | 1981-10-12 | 1983-05-11 | Imperial Chemical Industries Plc | Polyolefin compositions and articles sterilisable by irradiation |
-
1982
- 1982-03-18 JP JP4171482A patent/JPS58160333A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58160333A (ja) | 1983-09-22 |
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