JPS6354843B2 - - Google Patents
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- JPS6354843B2 JPS6354843B2 JP55126767A JP12676780A JPS6354843B2 JP S6354843 B2 JPS6354843 B2 JP S6354843B2 JP 55126767 A JP55126767 A JP 55126767A JP 12676780 A JP12676780 A JP 12676780A JP S6354843 B2 JPS6354843 B2 JP S6354843B2
- Authority
- JP
- Japan
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- grout
- ground
- injected
- pipe
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は瞬結性グラウトと浸透性グラウトを地
盤中に注入して前記地盤を固結する複合グラウト
工法に係り、特に前記グラウトを低圧で地盤中に
注入し得る複合グラウト工法に関する。
盤中に注入して前記地盤を固結する複合グラウト
工法に係り、特に前記グラウトを低圧で地盤中に
注入し得る複合グラウト工法に関する。
軟弱地盤は通常、粗粒土層と細粒土層とが互層
になつて形成された軟弱な地盤であるが、これは
該地盤内に固結剤を注入して均質に固結すること
が必要である。
になつて形成された軟弱な地盤であるが、これは
該地盤内に固結剤を注入して均質に固結すること
が必要である。
又、最近の建設工事における環境保全、水質保
全の問題から、注入して水ガラスグラウトが注入
範囲外へ逸脱することなく、注入した地点で確実
に固結することが公害防止の点から望まれてい
る。
全の問題から、注入して水ガラスグラウトが注入
範囲外へ逸脱することなく、注入した地点で確実
に固結することが公害防止の点から望まれてい
る。
従来、公知の軟弱地盤の固結法としては次の問
題点があつた。即ち、ロツド注入工法は通常主材
と反応材をロツド上端部で合流して注入するが、
ボーリングロツドと地盤との間にすき間が生じ、
このすき間から固結剤が地表面に噴出したり、又
粗い層を通して注入液が逸脱してしまうため、細
粒土層部分への固結や所定範囲の固結が困難であ
り、ゲル化時間を短かくすると注入管内でゲル化
してしまう。
題点があつた。即ち、ロツド注入工法は通常主材
と反応材をロツド上端部で合流して注入するが、
ボーリングロツドと地盤との間にすき間が生じ、
このすき間から固結剤が地表面に噴出したり、又
粗い層を通して注入液が逸脱してしまうため、細
粒土層部分への固結や所定範囲の固結が困難であ
り、ゲル化時間を短かくすると注入管内でゲル化
してしまう。
又、最近A液として水ガラスをB液としてゲル
化反応剤を用いて地盤中に設置された二重管の先
端部で合流して生ずる瞬結性グラウトを地盤中に
圧入して固結する瞬結グラウト工法が行われてい
る。これによればゲル化時間が短いためロツド周
辺にそつてグラウトが地上部に噴出するのは防止
出来るがゲル化時間が短いため粗い層を脈状にし
か固結しえず土粒子間に浸透させることは出来な
い。このため注入のさい高い注入圧力がかゝるた
め地盤の変状がいちぢるしくなる。又掘削に当つ
て湧水土砂の崩壊が生じやすい。
化反応剤を用いて地盤中に設置された二重管の先
端部で合流して生ずる瞬結性グラウトを地盤中に
圧入して固結する瞬結グラウト工法が行われてい
る。これによればゲル化時間が短いためロツド周
辺にそつてグラウトが地上部に噴出するのは防止
出来るがゲル化時間が短いため粗い層を脈状にし
か固結しえず土粒子間に浸透させることは出来な
い。このため注入のさい高い注入圧力がかゝるた
め地盤の変状がいちぢるしくなる。又掘削に当つ
て湧水土砂の崩壊が生じやすい。
本発明の目的は低い注入圧力でグラウトを地盤
中に注入しうる前述の公知技術に存する欠点を改
良した複合グラウト工法を提供することにある。
中に注入しうる前述の公知技術に存する欠点を改
良した複合グラウト工法を提供することにある。
前述の目的を達成するため、本発明によれば、
異なる複数の土層からなる地盤中に多重管を設置
し、この多重管の複数の管路のうちの一方の管路
よりグラウト主成分を送液するとともに他方の管
路より急結性反応剤を送液し、これらを混合して
得られるゲル化時間が30秒以内の瞬結性グラウト
を地盤中に注入してのち前記瞬結性グラウトより
もゲル化時間の長い浸透性グラウトを前記管路の
うちの任意の管路を通じて地盤中に注入する複合
グラウト工法において、前記瞬結性グラウトを注
入してのち前記多重管を内外管共長くとも1.5m
引き上げて前記浸透性グラウトを注入するものと
し、前記瞬結性グラウトの注入量は前記多重管の
引き上げ長1m当たりに換算して5以上とする
ことによつて前記瞬結性グラウトにより注入管ま
わりの間隙、粗い部分、弱い部分あるいは層境を
填充するとともに前記多重管の下方に孔壁に安定
化された空間を形成し、この空間を経て前記浸透
性グラウトを前記多重管の吐出口から地盤中に注
入するようにしたことを特徴とする。
異なる複数の土層からなる地盤中に多重管を設置
し、この多重管の複数の管路のうちの一方の管路
よりグラウト主成分を送液するとともに他方の管
路より急結性反応剤を送液し、これらを混合して
得られるゲル化時間が30秒以内の瞬結性グラウト
を地盤中に注入してのち前記瞬結性グラウトより
もゲル化時間の長い浸透性グラウトを前記管路の
うちの任意の管路を通じて地盤中に注入する複合
グラウト工法において、前記瞬結性グラウトを注
入してのち前記多重管を内外管共長くとも1.5m
引き上げて前記浸透性グラウトを注入するものと
し、前記瞬結性グラウトの注入量は前記多重管の
引き上げ長1m当たりに換算して5以上とする
ことによつて前記瞬結性グラウトにより注入管ま
わりの間隙、粗い部分、弱い部分あるいは層境を
填充するとともに前記多重管の下方に孔壁に安定
化された空間を形成し、この空間を経て前記浸透
性グラウトを前記多重管の吐出口から地盤中に注
入するようにしたことを特徴とする。
以下、本発明を具体的に詳述する。本発明は以
下の手法を組み合わせて完成されたものである。
下の手法を組み合わせて完成されたものである。
注入管として多重管を使用する。
グラウトとして瞬結性グラウトと浸透性グラ
ウトを組合せる。
ウトを組合せる。
上記複数の注入材をそれぞれ多重管内に形成
された複数の管路を通して送り、地盤中に浸透
性の悪いグラウト(特にゲル化時間が30秒以内
のグラウト)を注入したあと浸透性の良いグラ
ウトを注入する。
された複数の管路を通して送り、地盤中に浸透
性の悪いグラウト(特にゲル化時間が30秒以内
のグラウト)を注入したあと浸透性の良いグラ
ウトを注入する。
前記瞬結性グラウトを注入深長1m当り5
以上注入してのち前記多重管を長くとも1.5m
引き上げて前記多重管の下方に前記瞬結性グラ
ウトにより孔壁の安定化された空間を形成し、
この空間を経て前記浸透性グラウトを前記多重
管の吐出口から地盤中に注入する。
以上注入してのち前記多重管を長くとも1.5m
引き上げて前記多重管の下方に前記瞬結性グラ
ウトにより孔壁の安定化された空間を形成し、
この空間を経て前記浸透性グラウトを前記多重
管の吐出口から地盤中に注入する。
このような本発明は瞬結性グラウトを注入した
あと注入管を引き上げると、孔壁は直ちにしかも
完全に瞬結性グラウトの固結によつて保護される
ため崩壊することがない。しかも前記注入管の引
き上げによつて、引き上げ幅だけ前記固結された
瞬結性グラウト上に空間が形成されるため、引き
上げ後、この空間部分は浸透性グラウトを注入す
ると、このグラウトは前記空間全体から、そのス
テージの注入対象領域に低圧力で均等に浸透され
る。このようにして瞬結性グラウトを注入の後、
注入管をある所望の長さ引き上げてから浸透性グ
ラウトを注入し、次いで注入管をさらに引き上げ
て瞬結性グラウトを注入し、さらに注入管を引き
上げて浸透性グラウトを注入するという工程をと
り、あるいは瞬結性グラウトを注入してから注入
管をある所望の長さ引き上げて浸透性グラウトを
所望量注入し、次いで直ちにここに瞬結性グラウ
トを注入して孔壁を保護した後注入管をある所望
の長さ引き上げて浸透性グラウトを注入するとい
う工程をとる。
あと注入管を引き上げると、孔壁は直ちにしかも
完全に瞬結性グラウトの固結によつて保護される
ため崩壊することがない。しかも前記注入管の引
き上げによつて、引き上げ幅だけ前記固結された
瞬結性グラウト上に空間が形成されるため、引き
上げ後、この空間部分は浸透性グラウトを注入す
ると、このグラウトは前記空間全体から、そのス
テージの注入対象領域に低圧力で均等に浸透され
る。このようにして瞬結性グラウトを注入の後、
注入管をある所望の長さ引き上げてから浸透性グ
ラウトを注入し、次いで注入管をさらに引き上げ
て瞬結性グラウトを注入し、さらに注入管を引き
上げて浸透性グラウトを注入するという工程をと
り、あるいは瞬結性グラウトを注入してから注入
管をある所望の長さ引き上げて浸透性グラウトを
所望量注入し、次いで直ちにここに瞬結性グラウ
トを注入して孔壁を保護した後注入管をある所望
の長さ引き上げて浸透性グラウトを注入するとい
う工程をとる。
上記において、注入管の注入深度方向における
移動距離は1.5m以内、望ましくは1m以内であ
る。この移動距離の長さ、すなわち、ステージの
長さが1.5m以上になると、この間に空隙の大き
い部分や層境や異なる土層が多く存在することに
なる。このため、瞬結性グラウトで前記層境等を
填充しても確実に填充しきれず、パツカー効果が
不充分なところが生じる。したがつて、その後浸
透性の良いグラウトを注入してもパツカー効果が
不確実な層境等から逸脱しやすくなり、あるいは
複数の土層のうち、透水性のより大きな土層へ浸
透しやすくなり、この結果、そのステージの全て
の土層を均質に浸透固結することが困難になる。
したがつて、ステージの長さは1.5m以内に限定
しなくてはならない。また、上記において浸透性
の悪いグラウトの注入量は注入深度1m当り1
以上、望ましくは5以上が必要である。これ以
下であると、効果的なパツカー効果と拘束効果を
期待できなくなる。
移動距離は1.5m以内、望ましくは1m以内であ
る。この移動距離の長さ、すなわち、ステージの
長さが1.5m以上になると、この間に空隙の大き
い部分や層境や異なる土層が多く存在することに
なる。このため、瞬結性グラウトで前記層境等を
填充しても確実に填充しきれず、パツカー効果が
不充分なところが生じる。したがつて、その後浸
透性の良いグラウトを注入してもパツカー効果が
不確実な層境等から逸脱しやすくなり、あるいは
複数の土層のうち、透水性のより大きな土層へ浸
透しやすくなり、この結果、そのステージの全て
の土層を均質に浸透固結することが困難になる。
したがつて、ステージの長さは1.5m以内に限定
しなくてはならない。また、上記において浸透性
の悪いグラウトの注入量は注入深度1m当り1
以上、望ましくは5以上が必要である。これ以
下であると、効果的なパツカー効果と拘束効果を
期待できなくなる。
このような本発明によれば、注入したあとの地
盤は、第3図に示すように、注入孔の移動した部
分Dと、注入領域の弱い部分や粗い部分Dを中心
にして、強度の強い瞬結性グラウトによつて骨組
が形成されて、地盤全体が強化されると同時に、
拘束されたブロツクEが形成される。そしてその
ブロツクの内部に浸透性グラウトが土粒子間浸透
するため、浸透性のよいグラウトは、注入範囲外
へ逸脱する事なくブロツク内に強度のみならず水
密性のすぐれた効果を付与する。このため強度な
らびに水密性の富んだ一体化した改良地盤が形成
される。
盤は、第3図に示すように、注入孔の移動した部
分Dと、注入領域の弱い部分や粗い部分Dを中心
にして、強度の強い瞬結性グラウトによつて骨組
が形成されて、地盤全体が強化されると同時に、
拘束されたブロツクEが形成される。そしてその
ブロツクの内部に浸透性グラウトが土粒子間浸透
するため、浸透性のよいグラウトは、注入範囲外
へ逸脱する事なくブロツク内に強度のみならず水
密性のすぐれた効果を付与する。このため強度な
らびに水密性の富んだ一体化した改良地盤が形成
される。
以下に本発明の基本的な注入管を用いた例を説
明する。
明する。
多重管の構成
(イ) 多重管の構成は二重管、三重管或は外管内
に内管が並列したものを用いる。
に内管が並列したものを用いる。
(ロ) 注入中内、外管、或はいずれかが回転しう
る機能を有してもよい。
る機能を有してもよい。
(ハ) 外管或は内管の末端部にメタルクラウンを
設けたりして注入管自体で削孔して所定の深
度に注入管を設置出来るようにしてもよい。
設けたりして注入管自体で削孔して所定の深
度に注入管を設置出来るようにしてもよい。
ゲル化時間の短いグラウトとより長いグラウ
トの組合せは水ガラスと反応剤の種類は同じに
して濃度を変える事により異つたゲル化時間の
グラウトを組合せる事も出来るし又、無機の反
応剤のように水ガラスと直ちに反応しやすい反
応剤と有機の反応剤のように水ガラスとゆるや
かに反応する反応剤を用いた水ガラスグラウト
を組合せる事も出来る。
トの組合せは水ガラスと反応剤の種類は同じに
して濃度を変える事により異つたゲル化時間の
グラウトを組合せる事も出来るし又、無機の反
応剤のように水ガラスと直ちに反応しやすい反
応剤と有機の反応剤のように水ガラスとゆるや
かに反応する反応剤を用いた水ガラスグラウト
を組合せる事も出来る。
注入材の場合
(イ) 浸透性グラウトは多重管に入いる前に形成
されてもよいし複数の注入液の素材がそれぞ
れ内管、外管を通してから混合されて地盤中
に注入されてもよい。
されてもよいし複数の注入液の素材がそれぞ
れ内管、外管を通してから混合されて地盤中
に注入されてもよい。
(ロ) 瞬結性グラウトは主材と急結材がそれぞれ
内管、外管を通つて注入管の内で混合される
事によつて形成されて地盤中に注入されても
よい。
内管、外管を通つて注入管の内で混合される
事によつて形成されて地盤中に注入されても
よい。
(ハ) 注入材の混合は注入管内で行われても注入
管外で地盤中に吐出されてから行われてもよ
い。
管外で地盤中に吐出されてから行われてもよ
い。
第1図にて1は外管、2は内管、3はメタルク
ラウン、4′は逆止弁で例えばボールバルブを内
在したチヤツキバルブや内管先端部の側面に開孔
した吐出孔をゴミスリーブでおおつた構造は本発
明における逆止弁として特に効果的である。
ラウン、4′は逆止弁で例えばボールバルブを内
在したチヤツキバルブや内管先端部の側面に開孔
した吐出孔をゴミスリーブでおおつた構造は本発
明における逆止弁として特に効果的である。
は外管によつて形成される管路、は内管に
よつて構成される管路、′,″は外管に配合液
が流入する管路、′,″は内管に配合液が流入
する管路である。本例においては、管路′から
水ガラス水溶液が、管路′から水ガラス水溶液
と合流して瞬結性グラウトを形成する反応剤水溶
液が管路″から水ガラス水溶液と合流して′,
′合流液のゲル化時間よりも長いゲル化時間で
反応する反応剤水溶液が供給されるようになつて
いる。
よつて構成される管路、′,″は外管に配合液
が流入する管路、′,″は内管に配合液が流入
する管路である。本例においては、管路′から
水ガラス水溶液が、管路′から水ガラス水溶液
と合流して瞬結性グラウトを形成する反応剤水溶
液が管路″から水ガラス水溶液と合流して′,
′合流液のゲル化時間よりも長いゲル化時間で
反応する反応剤水溶液が供給されるようになつて
いる。
第2図a〜dならびに第3図はそれぞれ本発明
の代表的な注入方式と注入後の固結状況を示す模
式図であり、注入地盤はある深さ毎に透水性のよ
い層境が平面的に存在していると仮定した。図
中、Aは多重管を示す。第2図aは多重管Aの吐
出口Bから瞬結性グラウトを注入して多重管まわ
りや層境を固結している状態(Dの部分)を示
し、第2図bは多重管を内外管共所定の長さ引き
あげて該多重管Aよりも下方に前記瞬結性グラウ
トにより孔壁の安定化された空間Cを形成し、こ
の空間Cより浸透性グラウトを注入して多重管ま
わりや地表面への逸脱を防げられて所定のステー
ジで浸透固結している状態(Eの部分)を示し、
第2図cは第2図bで浸透性グラウトの充填され
た空間Cにさらに瞬結性グラウトを注入して前記
空間Cのみならず上方の多重管まわりや層境Dも
瞬結性グラウトで固結した状態を示し、第2図d
はさらに多重管Aを引き上げて前記第2図bと同
様な操作を行つた状態を示す。なお、第2図bの
工程の次に第2図cの工程を行わず、ステージを
さらに引き上げた後に瞬結性グラウトを注入して
もよい。本発明はこのような工程を繰り返すこと
によつて第3図に示すように地盤を固結し得る。
の代表的な注入方式と注入後の固結状況を示す模
式図であり、注入地盤はある深さ毎に透水性のよ
い層境が平面的に存在していると仮定した。図
中、Aは多重管を示す。第2図aは多重管Aの吐
出口Bから瞬結性グラウトを注入して多重管まわ
りや層境を固結している状態(Dの部分)を示
し、第2図bは多重管を内外管共所定の長さ引き
あげて該多重管Aよりも下方に前記瞬結性グラウ
トにより孔壁の安定化された空間Cを形成し、こ
の空間Cより浸透性グラウトを注入して多重管ま
わりや地表面への逸脱を防げられて所定のステー
ジで浸透固結している状態(Eの部分)を示し、
第2図cは第2図bで浸透性グラウトの充填され
た空間Cにさらに瞬結性グラウトを注入して前記
空間Cのみならず上方の多重管まわりや層境Dも
瞬結性グラウトで固結した状態を示し、第2図d
はさらに多重管Aを引き上げて前記第2図bと同
様な操作を行つた状態を示す。なお、第2図bの
工程の次に第2図cの工程を行わず、ステージを
さらに引き上げた後に瞬結性グラウトを注入して
もよい。本発明はこのような工程を繰り返すこと
によつて第3図に示すように地盤を固結し得る。
本発明におけるゲル化時間の短いグラウトとし
て30秒以内のゲル化時間のグラウトの適用は、注
入管と地盤の間の空隙に効果的なゲルの膜をつく
つてパツカー効果を有するシールを形成するため
に特に効果的である。これによつてその後に長い
ゲル化時間の注入液を注入する場合、注入液が注
入管をつたわつて地上部に噴出するのを防ぐ事が
出来るのみならず、注入液の吐出孔の位置のゲル
の膜が破れて長いゲル化時間の注入液がそのステ
ージの部分の土層に浸透する事が出来る。しかも
30秒以内のゲル化時間の配合液はロツド注入にお
けるロツド上端部のY字管から合流した場合はロ
ツド中につまつてしまつて注入不能になるが、本
発明における多重管を用いてその先端部で合流す
れば、このようにゲル化時間の短いグラウトの適
用が可能である。
て30秒以内のゲル化時間のグラウトの適用は、注
入管と地盤の間の空隙に効果的なゲルの膜をつく
つてパツカー効果を有するシールを形成するため
に特に効果的である。これによつてその後に長い
ゲル化時間の注入液を注入する場合、注入液が注
入管をつたわつて地上部に噴出するのを防ぐ事が
出来るのみならず、注入液の吐出孔の位置のゲル
の膜が破れて長いゲル化時間の注入液がそのステ
ージの部分の土層に浸透する事が出来る。しかも
30秒以内のゲル化時間の配合液はロツド注入にお
けるロツド上端部のY字管から合流した場合はロ
ツド中につまつてしまつて注入不能になるが、本
発明における多重管を用いてその先端部で合流す
れば、このようにゲル化時間の短いグラウトの適
用が可能である。
このグラウトのゲル化時間が1分以上になる
と、グラウトは注入管周辺から地上部に噴出して
しまい、密実がゲル膜のシールを注入管囲りにつ
くる事は出来ないため、その後にゲル化時間の長
いグラウトを注入すると、注入管囲りから地表面
に噴出したりして所定の深度における注入が不可
能になる。
と、グラウトは注入管周辺から地上部に噴出して
しまい、密実がゲル膜のシールを注入管囲りにつ
くる事は出来ないため、その後にゲル化時間の長
いグラウトを注入すると、注入管囲りから地表面
に噴出したりして所定の深度における注入が不可
能になる。
又本発明は大きな空間から浸透性グラウトが注
入されるため低圧注入が可能である事に特徴があ
る。
入されるため低圧注入が可能である事に特徴があ
る。
本発明における水ガラスグラウトの反応剤とは
酸(無機酸、有機酸等)、塩(無機塩、有機塩、
塩基性塩、中性塩、酸性塩等)エステル類、アル
デヒド類、アミド類、アルコール類、石灰のよう
なアルカリ類、セメント、スラグ等の懸濁性反応
剤等、任意のものを用いる事が出来る。
酸(無機酸、有機酸等)、塩(無機塩、有機塩、
塩基性塩、中性塩、酸性塩等)エステル類、アル
デヒド類、アミド類、アルコール類、石灰のよう
なアルカリ類、セメント、スラグ等の懸濁性反応
剤等、任意のものを用いる事が出来る。
非アルカリ性珪酸水溶液を主材とするグラウト
としては、酸性珪酸水溶液に水ガラスや炭酸塩、
重炭酸塩、リン酸ナトリウム、酸化マグネシウム
等のアルカリ性を呈する配合液を加えて得られる
溶液型グラウト或は酸性珪酸水溶液にセメント、
石灰、石膏、炭酸ナトリウム等のアルカリ、スラ
グ等からえらばれた一種又は二種の懸濁性物質を
含む配合液を加えて得られる懸濁型グラウト等が
ある。又中性水ガラスグラウト或は粘土を加えた
中性水ガラスグラウトを用いる事が出来る。
としては、酸性珪酸水溶液に水ガラスや炭酸塩、
重炭酸塩、リン酸ナトリウム、酸化マグネシウム
等のアルカリ性を呈する配合液を加えて得られる
溶液型グラウト或は酸性珪酸水溶液にセメント、
石灰、石膏、炭酸ナトリウム等のアルカリ、スラ
グ等からえらばれた一種又は二種の懸濁性物質を
含む配合液を加えて得られる懸濁型グラウト等が
ある。又中性水ガラスグラウト或は粘土を加えた
中性水ガラスグラウトを用いる事が出来る。
水ガラスとしてはモル比(SiO2/M2O):1.5〜
5.0液状水ガラス、無水水ガラス、和水水ガラス、
結晶性水ガラス等を含めた任意のモル比の珪酸の
アルカリ金属塩、或は珪酸のアルカリ金属塩と珪
酸の混合物をいう。
5.0液状水ガラス、無水水ガラス、和水水ガラス、
結晶性水ガラス等を含めた任意のモル比の珪酸の
アルカリ金属塩、或は珪酸のアルカリ金属塩と珪
酸の混合物をいう。
以下、本発明を実施例によつて詳述する。
実施例 1
以下のように′液および″液を調製する。
′液(50):3号水ガラス25+水25
″液(50):
エチレングリコー
ルアセテート
重炭酸ソーダ
水
2
2Kg
残り量
さらに′液を以下のように調製する。
′液(50):セメント20Kg、消石灰15Kg、水残
り 前記′液および′液の合流液のゲル化時間は
ほゞ10秒となり、′および″液の合流液のゲル
化時間はほぼ5分になる。
り 前記′液および′液の合流液のゲル化時間は
ほゞ10秒となり、′および″液の合流液のゲル
化時間はほぼ5分になる。
第1図に示す方法を用いて都内の細砂と粗砂の
互層よりなる地盤に二重管からなる注入管を設置
し、′,′合流液を注入してから注入管を50cm
上昇して′,″合流液を注入して以上をくり返
して注入する。
互層よりなる地盤に二重管からなる注入管を設置
し、′,′合流液を注入してから注入管を50cm
上昇して′,″合流液を注入して以上をくり返
して注入する。
′,′液の合流液の注入量は引き上げ長1m
当たりに換算して20(したがつて引き上げ長50
cmでは10)、′,″液の合流液の注入量は引
き上げ長1m当たりに換算して200(したがつ
て引き上げ長50cmでは100)とした。
当たりに換算して20(したがつて引き上げ長50
cmでは10)、′,″液の合流液の注入量は引
き上げ長1m当たりに換算して200(したがつ
て引き上げ長50cmでは100)とした。
注入後、掘削したところ、地盤の境界面並びに
粗い部分を中心にして′,′合流液が固結して
おり、細い部分には、′,″合流液が固結し、
地盤は全体的に完全に固結している事が判つた。
′,″合流液の逸脱は全くなかつた。
粗い部分を中心にして′,′合流液が固結して
おり、細い部分には、′,″合流液が固結し、
地盤は全体的に完全に固結している事が判つた。
′,″合流液の逸脱は全くなかつた。
実施例 2
第1図の多重管を用いて都内の細砂地盤と砂レ
キ地盤の互層よりなる地層に以下のグラウトを以
下に示す方法で注入した。
キ地盤の互層よりなる地層に以下のグラウトを以
下に示す方法で注入した。
′,″,′液の配合は以下のとおりである。
′液:
(50当り)3号水ガラス
水 30
20
″液:
(50当り)
エテレングリコー
ルジアセテート
重炭酸ナトリウム
3
2Kg
′液:
(50当り)75%リン酸
水 3
47
′液と″液を同量づつ合流させるとゲル化時
間は5分になり、′液と′液を同量づつ合流さ
せるとゲル化時間は2秒になる。
間は5分になり、′液と′液を同量づつ合流さ
せるとゲル化時間は2秒になる。
二重管を所定の深度に設置したのち、外管より
′液を、内管より′液を同量づつ合流して注入
してのち、′液の注入を中止して注入管を30cm
引き上げ、″液を′液に同量づゝ合流して注入
し、所定量注入しおわつてからステージを上げ
て、以上をくり返した。
′液を、内管より′液を同量づつ合流して注入
してのち、′液の注入を中止して注入管を30cm
引き上げ、″液を′液に同量づゝ合流して注入
し、所定量注入しおわつてからステージを上げ
て、以上をくり返した。
注入後掘削調査したところ、注入管と地盤との
間、並びに粗い部分にはゲル化時間の短いグラウ
トが浸透し、密な部分にはゲル化時間の長いグラ
ウトが浸透して地盤を均質に固結している事が判
つた。
間、並びに粗い部分にはゲル化時間の短いグラウ
トが浸透し、密な部分にはゲル化時間の長いグラ
ウトが浸透して地盤を均質に固結している事が判
つた。
第1図は本発明に用いる多重管の一例を示し、
第2図a〜dは本発明の代表的な注入方式を示
し、第3図は本発明の効果を表わした注入後の地
盤の模式図である。 1……外管、2……内管、3……メタルクラウ
ン、4……内管吐出孔、4′……逆止弁、5……
二方コツク、……外管管路、′,″……外管
への流入管路、′,″……内管への流入管路、
A……多重管、B……吐出孔、C……空間、D…
…瞬結性グラウトの固結部分、E……浸透性グラ
ウト固結領域。
第2図a〜dは本発明の代表的な注入方式を示
し、第3図は本発明の効果を表わした注入後の地
盤の模式図である。 1……外管、2……内管、3……メタルクラウ
ン、4……内管吐出孔、4′……逆止弁、5……
二方コツク、……外管管路、′,″……外管
への流入管路、′,″……内管への流入管路、
A……多重管、B……吐出孔、C……空間、D…
…瞬結性グラウトの固結部分、E……浸透性グラ
ウト固結領域。
Claims (1)
- 1 異なる複数の土層からなる地盤中に内外管か
らなる多重管を設置し、この多重管の複数の管路
のうちの一方の管路よりグラウト主成分を送液す
るとともに他方の管路より急結性反応剤を送液
し、これらを混合して得られるゲル化時間が30秒
以内の瞬結性グラウトを地盤中に注入してのち前
記瞬結性グラウトよりもゲル化時間の長い浸透性
グラウトを前記管路のうちの任意の管路を通じて
地盤中に注入する複合グラウト工法において、前
記瞬結性グラウトを注入してのち前記多重管を内
外管共長くとも1.5m引き上げて前記浸透性グラ
ウトを注入するものとし、前記瞬結性グラウトの
注入量は前記多重管の引き上げ長1m当たりに換
算して5以上とすることによつて前記瞬結性グ
ラウトにより注入管まわりの間隙、粗い部分、弱
い部分あるいは層境を填充するとともに前記多重
管の下方に孔壁の安定化された空間を形成し、こ
の空間を経て前記浸透性グラウトを前記多重管の
吐出口から地盤中に注入するようにしたことを特
徴とする複合グラウト工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12676780A JPS5751325A (en) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | Composite grout work |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12676780A JPS5751325A (en) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | Composite grout work |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5751325A JPS5751325A (en) | 1982-03-26 |
| JPS6354843B2 true JPS6354843B2 (ja) | 1988-10-31 |
Family
ID=14943415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12676780A Granted JPS5751325A (en) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | Composite grout work |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5751325A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5952015A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-26 | Nippon Soiru Kogyo Kk | グラウト注入工法およびその装置 |
| CN115680705B (zh) * | 2022-08-11 | 2026-02-17 | 中铁七局集团有限公司 | 一种大断面铁路隧道围岩稳定性控制方法 |
| CN119163050B (zh) * | 2024-11-20 | 2025-03-18 | 四川省建筑科学研究院有限公司 | 一种深层孔洞注浆填充处理的隔水施工工艺 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5592421A (en) * | 1979-11-24 | 1980-07-12 | Kyokado Eng Co Ltd | Multi-pouring pipe device and ground pouring method adopting the said device |
-
1980
- 1980-09-11 JP JP12676780A patent/JPS5751325A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5751325A (en) | 1982-03-26 |
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