JPS635712Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS635712Y2 JPS635712Y2 JP1978038200U JP3820078U JPS635712Y2 JP S635712 Y2 JPS635712 Y2 JP S635712Y2 JP 1978038200 U JP1978038200 U JP 1978038200U JP 3820078 U JP3820078 U JP 3820078U JP S635712 Y2 JPS635712 Y2 JP S635712Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- elbow
- fiber
- wheelchair
- vertical frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、フレームを繊維強化プラスチツクに
よつて構成した車いすに関するものである。
よつて構成した車いすに関するものである。
車いすを軽量化するためにそのフレームを繊維
強化プラスチツク製のパイプによつて構成する場
合、それらのパイプを接続する継手部分を如何に
形成するかという点に問題がある。本考案者ら
は、例えばその継手を軽金属等によつて形成する
ことによりパイプよりも著しく剛性の大きいもの
とした場合、フレームの一部に過大な力が作用す
ると、継手により接続したパイプの継手に近い位
置に応力が集中し、その部分でパイプが折損する
ことを確かめた。
強化プラスチツク製のパイプによつて構成する場
合、それらのパイプを接続する継手部分を如何に
形成するかという点に問題がある。本考案者ら
は、例えばその継手を軽金属等によつて形成する
ことによりパイプよりも著しく剛性の大きいもの
とした場合、フレームの一部に過大な力が作用す
ると、継手により接続したパイプの継手に近い位
置に応力が集中し、その部分でパイプが折損する
ことを確かめた。
本考案は、このような応力集中を避けることを
目的とし、フレームを構成する各パイプの継手の
大部分又は全部を必要な可撓性を有する繊維強化
プラスチツクにより形成して、フレームを極部的
に応力が集中しない柔構造とし、それによつて車
いすを一層軽量化すると共にフレーム全体として
の強度を高め、さらに車いすの乗り心地を改善し
たことを特徴とするものである。
目的とし、フレームを構成する各パイプの継手の
大部分又は全部を必要な可撓性を有する繊維強化
プラスチツクにより形成して、フレームを極部的
に応力が集中しない柔構造とし、それによつて車
いすを一層軽量化すると共にフレーム全体として
の強度を高め、さらに車いすの乗り心地を改善し
たことを特徴とするものである。
図面を参照して本考案の実施例について詳述す
るに、第1図及び第2図において、車いすの左右
一対の側フレームは、後方の縦フレーム1の下部
を前方の縦フレーム2と上下の水平フレーム3,
4により連結し、後方の縦フレーム1の上端にハ
ンドル5を連結すると共に、その縦フレーム1に
前方に突出する肘フレーム6を連結して、その肘
フレーム6の先端と上方の水平フレーム3とを肘
受けフレーム7により連結し、また水平フレーム
3の前端と縦フレーム2の下部から前方に突出さ
せた連結フレーム8の先端に足掛け支持フレーム
9を支持させ、それによつて縦フレーム2から前
方に突出させた足掛け支持フレーム9の下端に、
足掛け台フレーム10を連結している。
るに、第1図及び第2図において、車いすの左右
一対の側フレームは、後方の縦フレーム1の下部
を前方の縦フレーム2と上下の水平フレーム3,
4により連結し、後方の縦フレーム1の上端にハ
ンドル5を連結すると共に、その縦フレーム1に
前方に突出する肘フレーム6を連結して、その肘
フレーム6の先端と上方の水平フレーム3とを肘
受けフレーム7により連結し、また水平フレーム
3の前端と縦フレーム2の下部から前方に突出さ
せた連結フレーム8の先端に足掛け支持フレーム
9を支持させ、それによつて縦フレーム2から前
方に突出させた足掛け支持フレーム9の下端に、
足掛け台フレーム10を連結している。
これらの各フレームは、ガラス繊維及び炭素繊
維を補強材料とした繊維強化プラスチツク製のパ
イプにより形成したもので、例えば表面側に炭素
繊維を、内側にガラス繊維を用いたものなどが強
度及び弾力性等の観点から望ましい。
維を補強材料とした繊維強化プラスチツク製のパ
イプにより形成したもので、例えば表面側に炭素
繊維を、内側にガラス繊維を用いたものなどが強
度及び弾力性等の観点から望ましい。
また、上記各フレーム間を連結する継手11
は、ガラス繊維、炭素繊維、またはそれらを併用
した繊維強化プラスチツクにより形成したもの
で、適度の可撓性をもたせ、その剛性を、連結す
べきフレームにおける継手に近い位置に大きな応
力集中が生じない程度にすることが必要である。
各フレームと継手11との固定は、両者を貫通す
る数本のピン12等によつて行うことができる。
は、ガラス繊維、炭素繊維、またはそれらを併用
した繊維強化プラスチツクにより形成したもの
で、適度の可撓性をもたせ、その剛性を、連結す
べきフレームにおける継手に近い位置に大きな応
力集中が生じない程度にすることが必要である。
各フレームと継手11との固定は、両者を貫通す
る数本のピン12等によつて行うことができる。
上述した左右の側フレームを折畳可能に連結す
る交叉ステー13,13は、同様の繊維強化プラ
スチツクにより構成して、それらの一端を継手1
4により左右の側フレームの下方の水平フレーム
4に回転可能に取付け、また交叉ステー13,1
3の他端は継手15により座フレーム16に固定
している。座フレーム16は、その両端に回転自
在に嵌着した摺動部片17,17における半円筒
状摺動面を縦フレーム1と肘受フレーム7の外周
面に摺動自在に当接し、両フレーム1,7間を上
下に摺動できるようにしたものである。
る交叉ステー13,13は、同様の繊維強化プラ
スチツクにより構成して、それらの一端を継手1
4により左右の側フレームの下方の水平フレーム
4に回転可能に取付け、また交叉ステー13,1
3の他端は継手15により座フレーム16に固定
している。座フレーム16は、その両端に回転自
在に嵌着した摺動部片17,17における半円筒
状摺動面を縦フレーム1と肘受フレーム7の外周
面に摺動自在に当接し、両フレーム1,7間を上
下に摺動できるようにしたものである。
上記継手14,15は前記継手11と同様に繊
維強化プラスチツク製とするのが望ましいが、特
に継手14の場合は水平フレーム4に対して回転
自在に取付ける必要があることから、場合によつ
てはデルリンとかメタル材料を用いることが必要
である。
維強化プラスチツク製とするのが望ましいが、特
に継手14の場合は水平フレーム4に対して回転
自在に取付ける必要があることから、場合によつ
てはデルリンとかメタル材料を用いることが必要
である。
また、上記交叉ステー13,13はその中間を
ピン18によつて回転自在に連結しているが、こ
の部分では交叉ステー13,13をそれに内挿し
た金具等により補強する必要がある。
ピン18によつて回転自在に連結しているが、こ
の部分では交叉ステー13,13をそれに内挿し
た金具等により補強する必要がある。
主輪19は後方の縦フレーム1の下部に取付
け、またキヤスター20は前方の縦フレーム2の
下端に取付けている。これらの取付部分について
も、必要に応じて金属材料からなる補強筒21等
を取付けることは止むを得ない。
け、またキヤスター20は前方の縦フレーム2の
下端に取付けている。これらの取付部分について
も、必要に応じて金属材料からなる補強筒21等
を取付けることは止むを得ない。
なお、後方の縦フレーム1には背もたれ布を、
座フレーム16には座布を取付けるが、図面では
それらを省略している。
座フレーム16には座布を取付けるが、図面では
それらを省略している。
次に、本考案及び比較例の車いすについての実
験例を示す。
験例を示す。
実験に使用した本考案の車いすは、第1図及び
第2図に示すような構成を有し、各フレームとし
て、外径22mmで肉厚1.5mmのフイラメント・ワイ
ンデイング法による繊維強化プラスチツクパイプ
を用い、交叉ステーとしては外径28mmで肉厚1.5
mmの同様なパイプを用い、さらに、それらの継手
としては、炭素繊維の織布4枚を重ねてポリエス
テル樹脂により結合し、2mm程度の厚さに形成し
たもの、あるいは、力学的特性をそれと同程度に
保つように、炭素繊維の織布3枚とガラス繊維の
織布2枚を重ねて同様に成形したものを使用し
た。
第2図に示すような構成を有し、各フレームとし
て、外径22mmで肉厚1.5mmのフイラメント・ワイ
ンデイング法による繊維強化プラスチツクパイプ
を用い、交叉ステーとしては外径28mmで肉厚1.5
mmの同様なパイプを用い、さらに、それらの継手
としては、炭素繊維の織布4枚を重ねてポリエス
テル樹脂により結合し、2mm程度の厚さに形成し
たもの、あるいは、力学的特性をそれと同程度に
保つように、炭素繊維の織布3枚とガラス繊維の
織布2枚を重ねて同様に成形したものを使用し
た。
一方、比較例としては、各フレーム及びステー
は上記と同様であるが、継手として、上記本考案
の継手よりも低強度のアルミニウム製品を使用し
た。
は上記と同様であるが、継手として、上記本考案
の継手よりも低強度のアルミニウム製品を使用し
た。
この種の車いすでは、左右の側フレームを連結
する交叉ステー13,13に最も大きな負荷がか
かることが一般に知られている。そこで、上記本
考案及び比較例の車いすについて、座フレーム間
に張設した座布上に60Kgの分銅を載置し、その状
態で交叉ステー上における複数点において部材軸
方向歪を測定した。歪の測定は、ステーの所定位
置にプラスチツク用箔歪ゲージを接着し、動歪計
により計測してペンレコーダに結果を記録させ
た。
する交叉ステー13,13に最も大きな負荷がか
かることが一般に知られている。そこで、上記本
考案及び比較例の車いすについて、座フレーム間
に張設した座布上に60Kgの分銅を載置し、その状
態で交叉ステー上における複数点において部材軸
方向歪を測定した。歪の測定は、ステーの所定位
置にプラスチツク用箔歪ゲージを接着し、動歪計
により計測してペンレコーダに結果を記録させ
た。
第3図は、本考案の車いすについての測定結果
を示し、第4図は比較例についての測定結果を示
している。両図においては、歪計の貼着位置(交
叉ステーの下面)とその部分における引張り歪量
を、その歪計の貼着位置においてフレームに垂直
に引いた線によつて示し、歪量の大きさをその線
分の長さで示しているが、両者の比較により、本
考案の場合における交叉ステーの軸方向歪が比較
的小さくなつていることがわかる。
を示し、第4図は比較例についての測定結果を示
している。両図においては、歪計の貼着位置(交
叉ステーの下面)とその部分における引張り歪量
を、その歪計の貼着位置においてフレームに垂直
に引いた線によつて示し、歪量の大きさをその線
分の長さで示しているが、両者の比較により、本
考案の場合における交叉ステーの軸方向歪が比較
的小さくなつていることがわかる。
即ち、本考案における継手は、フレーム及びス
テーを構成する繊維強化プラスチツクと同種の材
料によつて、それらを接合するのに必要な強度、
及び特に接合部であるがために作用する力に対抗
する強度を余分に付加した程度に形成されている
ため、全体的にバランスのとれた強度を有し、適
度の可撓性によつて車いすの乗り心地が改善さ
れ、しかも局部的に大きな力が作用することがな
い。これに対して比較例のように低強度の継手を
用いた場合には、フレーム及びステーに大きな力
が作用すると同時に大きな変形が生じ、安定感を
損なうと同時に乗り心地が悪くなる。
テーを構成する繊維強化プラスチツクと同種の材
料によつて、それらを接合するのに必要な強度、
及び特に接合部であるがために作用する力に対抗
する強度を余分に付加した程度に形成されている
ため、全体的にバランスのとれた強度を有し、適
度の可撓性によつて車いすの乗り心地が改善さ
れ、しかも局部的に大きな力が作用することがな
い。これに対して比較例のように低強度の継手を
用いた場合には、フレーム及びステーに大きな力
が作用すると同時に大きな変形が生じ、安定感を
損なうと同時に乗り心地が悪くなる。
一方、上記継手の強度をフレーム及びステーの
パイプより著しく大きくした場合には、力学的な
常識から明らかなように、パイプに曲げ応力が作
用した場合にパイプにおける継手に近い位置に非
常に大きい応力の集中が生じ、その部分でのパイ
プの破損が多くなる。そのため、継手には、上述
したように、パイプの強度に比して、そのパイプ
を接合するのに必要な強度、及び接合部の作用力
に対抗する強度を余分に付加した程度に形成する
ことが必要である。
パイプより著しく大きくした場合には、力学的な
常識から明らかなように、パイプに曲げ応力が作
用した場合にパイプにおける継手に近い位置に非
常に大きい応力の集中が生じ、その部分でのパイ
プの破損が多くなる。そのため、継手には、上述
したように、パイプの強度に比して、そのパイプ
を接合するのに必要な強度、及び接合部の作用力
に対抗する強度を余分に付加した程度に形成する
ことが必要である。
このような構成を有する本考案の車いすによれ
ば、フレームの殆んどを繊維強化プラスチツクに
より構成し、金属部分が極めて少ないので、全体
の重量が著しく軽量化され、しかも繊維強化プラ
スチツクからなるパイプを連結する継手の大部分
又は全部を必要な可撓性をもつ繊維強化プラスチ
ツクにより形成したので、それを金属等によつて
形成した場合に比してフレーム全体の強度が高め
られ、またフレームに適度の可撓性を与えること
により車いすの乗り心地をも改善することができ
る。
ば、フレームの殆んどを繊維強化プラスチツクに
より構成し、金属部分が極めて少ないので、全体
の重量が著しく軽量化され、しかも繊維強化プラ
スチツクからなるパイプを連結する継手の大部分
又は全部を必要な可撓性をもつ繊維強化プラスチ
ツクにより形成したので、それを金属等によつて
形成した場合に比してフレーム全体の強度が高め
られ、またフレームに適度の可撓性を与えること
により車いすの乗り心地をも改善することができ
る。
第1図は本考案に係る車いすの側面図、第2図
はその正面図、第3図及び第4図は本発明及び比
較例についての実験結果を示す説明図である。 1,2……縦フレーム、3,4……水平フレー
ム、5……ハンドル、6……肘フレーム、7……
肘受けフレーム、9……足掛け支持フレーム、1
0……足掛け台フレーム、11……継手。
はその正面図、第3図及び第4図は本発明及び比
較例についての実験結果を示す説明図である。 1,2……縦フレーム、3,4……水平フレー
ム、5……ハンドル、6……肘フレーム、7……
肘受けフレーム、9……足掛け支持フレーム、1
0……足掛け台フレーム、11……継手。
Claims (1)
- 車いすにおける左右一対の側フレームを、後方
の縦フレーム1、前方の縦フレーム2、それらを
連結する上下の水平フレーム3,4、縦フレーム
1の上端に連結するハンドル5、縦フレーム1か
ら前方に突出させる肘フレーム6、肘フレーム6
の先端と上方の水平フレーム3とを連結する肘受
けフレーム7、縦フレーム2から前方に突出する
足掛け支持フレーム9、及びその足掛け支持フレ
ーム9に連結する足掛け台フレーム10によつて
構成すると共に、それらの各側フレームの下方の
水平フレーム4と、他方の側フレームにおける縦
フレーム1と肘受けフレーム7との間に上下摺動
自在に設けた座フレーム16とを、中間部におい
て回転可能に連結した交叉ステー13,13で連
結することにより、上記左右一対の側フレームを
折畳可能に連結し、これらのフレーム及びステー
の大部分又は全部を繊維強化プラスチツク製のパ
イプにより形成すると共に、上記各フレーム及び
ステーを連結する継手11,14,15の大部分
又は全部を適度の可撓性をもつ繊維強化プラスチ
ツクにより構成したことを特徴とする車いす。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978038200U JPS635712Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978038200U JPS635712Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54141199U JPS54141199U (ja) | 1979-10-01 |
| JPS635712Y2 true JPS635712Y2 (ja) | 1988-02-17 |
Family
ID=28902708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978038200U Expired JPS635712Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS635712Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02119859A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-07 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 折りたたみ式車椅子のロック機構 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4883559U (ja) * | 1972-01-17 | 1973-10-11 |
-
1978
- 1978-03-24 JP JP1978038200U patent/JPS635712Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54141199U (ja) | 1979-10-01 |
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