JPS635732B2 - - Google Patents
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- JPS635732B2 JPS635732B2 JP57078299A JP7829982A JPS635732B2 JP S635732 B2 JPS635732 B2 JP S635732B2 JP 57078299 A JP57078299 A JP 57078299A JP 7829982 A JP7829982 A JP 7829982A JP S635732 B2 JPS635732 B2 JP S635732B2
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- plug
- optical fiber
- hole
- sleeve
- core
- Prior art date
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3865—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture fabricated by using moulding techniques
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
本発明は、光通信システムで用いられる光フア
イバを接続するための光コネクタの製造方法に関
するものである。 電気的な情報伝送システムの次世代のシステム
として、光学的な情報伝送システム、すなわち、
光通信システムが開発されている。 この光通信システムは、送信側で発振された光
の信号を100〜数100μmの太さに形成された光フ
アイバによつて受信側へ送り、受信側で光の信号
を電気信号に変換して取出すものである。 このような光通信システムでは、送信側の信号
をいかに効率良く安定した状態で受信側へ伝送す
るかが重要な課題となつている。 光通信システムでは、信号を伝送する光フアイ
バと、光フアイバを接続する光コネクタの接続
(突合わせ)部において光の損失が発生する。そ
して、光フアイバ内における損失は0.数dB/Km
〜1dB/Km程度にまで低損失化が進められてい
る。一方、光コネクタにおいては、光コネクタに
よつて突合わされる一対の光フアイバの軸心の偏
心量によつて損失の大きさが大きく左右される。
たとえば、クラツド径125μmコア径50μmの光フ
アイバの場合、突合わされる光フアイバの軸心が
約4μm偏心すると0.5dB、約7μm偏心すると1dB
の接続損失が発生する。 したがつて、長距離の通信を行なうには、所要
の間隔で中継器を設置し、減衰した信号をその都
度増幅して伝送することが行なわれる。このとき
光コネクタにおける接続損失が大きくなると、中
継器の設置数を多くしなければならない。そして
中継器の数を多くすることは、経済的な面で好ま
しくないだけでなく、保守、点検が繁雑になり、
しかも、通信システム全体の信頼性を低下させる
など多くの問題が発生する。 また、光フアイバの長さは、その設置場所、径
路の関係で一本づつ要求される長さが異るため、
光フアイバ端末にコネクタを取付ける作業は、現
地で容易に行なえるようにすることが要求されて
いる。 したがつて、光コネクタには、接続損失が小さ
く、かつ組立が容易なものが要求されている。 光コネクタは、通常、外周面の中間部にフラン
ジが形成され、軸心部に光フアイバを収容する穴
を形成したプラグと、軸心にプラグの外周面に嵌
合する貫通穴が穿設され、外周面にねじが創成さ
れたスリーブと、スリーブのねじに螺合する袋ナ
ツトおよび、プラグピンと袋ナツトの間に挿着さ
れ、プラグの突合せ力を一定に保持するばねとを
備えている。そして光フアイバの位置精度は、主
にプラグとスリーブの精度によつて決められる
が、特に重要な課題は、プラグと光フアイバの軸
心の偏差を小さくすることにある。 このため、従来は、プラグの外形を硬質金属で
形成し、その軸心に2重の偏心筒を組込んだもの
と、軸心に宝石やセラミツク製のガイドを埋込
み、ガイドに光フアイバより若干径の大きな穴を
形成したものが一般に用いられている。 しかし、2重の偏心筒を用いたプラグにおいて
は、中心部の偏心筒に光フアイバを固定したの
ち、顕微鏡で観察しながら2個の偏心筒を動かし
て、光フアイバをプラグの軸心に位置決めするも
のであり、極めて作業性が悪い欠点がある。 また、ガイドを埋込んだプラグにおいては、光
フアイバの先端がガイドによつて位置決めされる
ため、現地での作業性が大巾に改善される利点が
ある。しかし、プラグの加工、すなわち、ガイド
に0.数mmの穴を穿設するには、高度の熟練と、長
い加工時間が必要となり、極めて生産性が悪い欠
点がある。 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、光フアイバの接続を必要とする現地におい
て、容易に、かつ、高精度に組立を行なえるよう
にした光コネクタの製造方法を提供するにある。 上記目的を達成するため、本発明においては、
プラグを形成する際、プラグの光フアイバの挿入
穴を、プラグの突合せ側の端面を形成するコアの
端面から突出するコアピンによつて形成するよう
にしたことを特徴とする。 以下、本発明の実施例を図面にしたがつて説明
する。 第1図は、本発明による光コネクタで光フアイ
バを接続した状態を示すものである。光フアイバ
1は、光を伝送するための素線2と素線2を補強
する一次コート3および二次コート4で被覆した
構成になつている。光コネクタ5のプラグ6に
は、軸心に二次コート4が除去された光フアイバ
1を挿入する穴7と、素線2を挿入する穴8が連
通するように円筒状に形成され、その外周面の中
央部にはフランジ9が形成されている。スリーブ
10には、前記プラグピン6が挿入される貫通穴
11が形成され、この貫通穴11の両端には開口
部に向けて拡開するテーパ状のガイド部12が形
成されている。また、スリーブ10の外周面に
は、中央フランジ13が、両端部にねじ14がそ
れぞれ形成されている。袋ナツト15には前記プ
ラグピン6が摺動自在に嵌合し、かつフランジ9
と対向するフランジ16を突設した貫通穴17が
形成された円筒状に成形され、かつ貫通穴の一端
には、前記スリーブ10のねじ14と螺合するね
じ18が形成されている。スプリング19は、前
記フランジ9とフランジ16の間に位置するよう
に、プラグ6の外周に挿着されている。なお、プ
ラグ6と光フアイバ1の二次コート4の間は、ク
ランプリング20とケーブルキヤツプ21で一体
に結合され、スリーブ10に対してプラグ6を挿
抜するとき、素線2に挿抜力が加わらないように
なつている。 前記の構成において、光コネクタの組立は、次
のようにして行なわれる。 前記光フアイバ1、プラグ6、スリーブ10、
袋ナツト15、スプリング19および、クランプ
リング20とケーブルキヤツプ21は、それぞれ
工場で所要の形状に形成され、現地へ単体で移送
される。現地において、まず、接続しようとする
光フアイバ1の端末に、ケーブルキヤツプ21、
クランプリング20、袋ナツト15、スプリング
19の順で挿入し、作業のじやまにならない位置
へ移動させておく。ついで、光フアイバ1の末端
から所定の長さの所まで二次コート4を除去する
と共に末端から所定の長さの所まで一次コート3
を除去したのち、被覆を除去した部分を、有機溶
剤で洗浄する。一方、プラグピン6の穴7,8に
接着剤を適当量だけ充填させる。そして、プラグ
ピンの穴7側から光フアイバ1の末端を挿入し
て、素線2が穴8から所定量突出するまで押込
む。そして、接着剤が硬化したのち、プラグ6の
先端部を固定し、袋ナツト15をスプリング19
の圧縮可能な範囲でプラグ6の先端側へ移動させ
てロツクしたのち、クランプリング20を一端が
プラグ6に、他の一端が光フアイバ1の二次コー
ト4にかかるように位置決めし、接着剤でクラン
プリング20とプラグ6および2次コート4を接
着する。同様にして、ケーブルキヤツプ21をク
ランプリング20と二次コート4に接着する。つ
いで、袋ナツト15を解放し、スプリング19で
光フアイバ1の中央方向に復帰させる。ついで、
プラグ6の先端から突出する素線2を、プラグ6
の先端に合わせて切断する。ついで、ラツピング
用の治具にプラグ6を挿入してプラグ6の先端を
研磨する。所要の面荒さまで研磨したのち、プラ
グ6と素線の表面を洗浄する。ついで、プラグ6
をスリーブ10に挿入し、袋ナツト15を締付け
ると、光コネクタ5による光フアイバ1の接続が
完了する。なお、プラグ6の穴7と、素線2、二
次コート3の間の空間および穴8と素線2の間の
空間は接着剤によつて充填されている。 前記光コネクタ5のスリーブ10および袋ナツ
ト15は、従来から行なわれている成形法によつ
て成形される。 前記プラグ6は、第2図に要部のみを示す成形
型によつて成形される。なお、図示されていない
部分は公知の三枚構造の成形型と同じである。 第2図において、固定側取付板30には、ロツ
クピン31が突設されている。固定側の型板32
には、プラグ6の先端部の外周を形成する第1の
コア33が埋設されている。このコア33の一端
には、プラグ6の先端面を形成する第2のコア3
4が埋設されている。このコア34には、フラグ
6を形成するキヤビテイ内の空気を抜くための穴
35と、この穴35に連通し、前記キヤビテイ内
の空気を樹脂とともに収容する穴36が形成され
ている。そして固定側取付板30と穴36とによ
つて第2キヤビテイが形成される。前記コア34
の端面の中心には、光フアイバ1の素線2より若
干太いコアピン37が立設されている。可動側型
板38には、プラグ6のフランジ9とその後端の
外周を形成するコア39が埋設されている。前記
可動側型板38とコア39には、デイスク状の溝
40が形成され、前記型板32との間でデイスク
状のランナを構成し、コア39に形成された環状
の突起41と型板32の間で環状のゲートを構成
している。前記コア39には、エジエクタピン4
2が摺動自在に挿入され、プラグ6の後端面を形
成する。さらにエジエクタピン42の軸心には、
光フアイバ1の二次コート4の外径より太い可動
側のコアピン43が摺動自在に挿入され、型締め
を行なつたとき、コアピン43の先端が前記コア
ピン37に当接するようになつている。 このような構成であるから、型締めを行ない図
示しない成形機からランナへ合成樹脂44を供給
すると、合成樹脂44は、ランナ内に充満したの
ち、ゲートを通りコア33,34、コアピン3
7、コア39、エジエクタピン42およびコアピ
ン43によつて形成されるキヤビテイ内に流入
し、プラグピン6が形成される。このとき、型の
合せ面その他のすき間から排出されなかつたキヤ
ビテイ内の空気は、穴35を通り第2のキヤビテ
イに押込まれる。合成樹脂が硬化したのちの型開
きでは、まず可動側型板38が後退する。する
と、成形されたプラグ6は、可動側型板38と共
に移動する。このとき、穴35内につまつた合成
樹脂が破断して、プラグ6と第2のキヤビテイ内
の合成樹脂が切離される。可動側型板38が十分
に後退すると、エジエクタピン42が作動して、
コア39からプラグ6を突出し、さらにコアピン
からも突出す。同時に、固定側の型板32が可動
側型板38と共に移動して、固定側取付板30か
ら離間する。すると、第2のキヤビテイ内に流入
硬化した合成樹脂は、エジエクタピン31に引掛
つて固定側取付板30に残るので、コア34の穴
35,36内で硬化した合成樹脂は取除かれる。
この状態で、エジエクタピン31から硬化した合
成樹脂を取除く。 このように、プラグ6の先端面を形成するコア
に、光フアイバ1の素線2を挿入するための穴8
を形成するコアピンを立設してプラグ6を成形す
ることにより、プラグ6に対する穴8の位置を極
めて高い精度で形成することができる。また、第
2のキヤビテイを設けることで、プラグ6の先端
部の形状精度を向上させることができる。 前記プラグ6は、熱硬化性樹脂あるいは熱可塑
性樹脂を用いて成形するが、合成樹脂単体では、
光フアイバ1の素線2に対し極めて硬度が低いた
め、光フアイバ組付後のプラグ6の端面の研磨時
に、プラグ6の端面から突出する素線2の突出量
が大きくなる。このため、合成樹脂に無機質のフ
イラを混合し、プラグ6の硬度を向上させること
が行なわれる。前記フイラとしては、たとえばガ
ラスビーズや中空ガラス球、火山ガラス類、アル
ミニウムや鉄など金属およびその酸化物、グラフ
アイト、炭酸カルシウム等を用いることができ
る。 実施例 1 合成樹脂として、一般に入手し易いポリカーボ
ネート、フイラとして、ガラス繊維、カーボン繊
維、平均粒径10μmのガラスビーズを用いて、第
2図に示す成形型によりプラグ6を形成し、第3
図および第4図に示す寸法および接続特性の測定
を行ない、その合否の判定を行なつた。 測定項目は、次の通りである。 (1) プラグ6の先端部の真円度、 (2) プラグ6の先端の軸心に対する穴8の軸心の
同心度(偏位量)、 (3) プラグ6のフランジ9から先端までの長さl
の間におけるヒケ(プラグ6の外周の収縮)量
S、(真直度) (4) プラグ6の外周面の面荒さ、 (5) 組立、研磨後のプラグ6の先端面と、素線2
の先端までのプラグ端面段差h(平均値と最大
−最小値) (6) 光コネクタ5としての接続損失。 また、判定基準は、接続損失1dB以下、プラグ
端面段差最大4μm以下とした。 その結果は、第1表に示す通りである。(なお、
表中の接続損失は、プラグピン6とスリーブ10
の間の嵌合クリアランスを0にして測定した。第
2〜4表も同様)
イバを接続するための光コネクタの製造方法に関
するものである。 電気的な情報伝送システムの次世代のシステム
として、光学的な情報伝送システム、すなわち、
光通信システムが開発されている。 この光通信システムは、送信側で発振された光
の信号を100〜数100μmの太さに形成された光フ
アイバによつて受信側へ送り、受信側で光の信号
を電気信号に変換して取出すものである。 このような光通信システムでは、送信側の信号
をいかに効率良く安定した状態で受信側へ伝送す
るかが重要な課題となつている。 光通信システムでは、信号を伝送する光フアイ
バと、光フアイバを接続する光コネクタの接続
(突合わせ)部において光の損失が発生する。そ
して、光フアイバ内における損失は0.数dB/Km
〜1dB/Km程度にまで低損失化が進められてい
る。一方、光コネクタにおいては、光コネクタに
よつて突合わされる一対の光フアイバの軸心の偏
心量によつて損失の大きさが大きく左右される。
たとえば、クラツド径125μmコア径50μmの光フ
アイバの場合、突合わされる光フアイバの軸心が
約4μm偏心すると0.5dB、約7μm偏心すると1dB
の接続損失が発生する。 したがつて、長距離の通信を行なうには、所要
の間隔で中継器を設置し、減衰した信号をその都
度増幅して伝送することが行なわれる。このとき
光コネクタにおける接続損失が大きくなると、中
継器の設置数を多くしなければならない。そして
中継器の数を多くすることは、経済的な面で好ま
しくないだけでなく、保守、点検が繁雑になり、
しかも、通信システム全体の信頼性を低下させる
など多くの問題が発生する。 また、光フアイバの長さは、その設置場所、径
路の関係で一本づつ要求される長さが異るため、
光フアイバ端末にコネクタを取付ける作業は、現
地で容易に行なえるようにすることが要求されて
いる。 したがつて、光コネクタには、接続損失が小さ
く、かつ組立が容易なものが要求されている。 光コネクタは、通常、外周面の中間部にフラン
ジが形成され、軸心部に光フアイバを収容する穴
を形成したプラグと、軸心にプラグの外周面に嵌
合する貫通穴が穿設され、外周面にねじが創成さ
れたスリーブと、スリーブのねじに螺合する袋ナ
ツトおよび、プラグピンと袋ナツトの間に挿着さ
れ、プラグの突合せ力を一定に保持するばねとを
備えている。そして光フアイバの位置精度は、主
にプラグとスリーブの精度によつて決められる
が、特に重要な課題は、プラグと光フアイバの軸
心の偏差を小さくすることにある。 このため、従来は、プラグの外形を硬質金属で
形成し、その軸心に2重の偏心筒を組込んだもの
と、軸心に宝石やセラミツク製のガイドを埋込
み、ガイドに光フアイバより若干径の大きな穴を
形成したものが一般に用いられている。 しかし、2重の偏心筒を用いたプラグにおいて
は、中心部の偏心筒に光フアイバを固定したの
ち、顕微鏡で観察しながら2個の偏心筒を動かし
て、光フアイバをプラグの軸心に位置決めするも
のであり、極めて作業性が悪い欠点がある。 また、ガイドを埋込んだプラグにおいては、光
フアイバの先端がガイドによつて位置決めされる
ため、現地での作業性が大巾に改善される利点が
ある。しかし、プラグの加工、すなわち、ガイド
に0.数mmの穴を穿設するには、高度の熟練と、長
い加工時間が必要となり、極めて生産性が悪い欠
点がある。 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、光フアイバの接続を必要とする現地におい
て、容易に、かつ、高精度に組立を行なえるよう
にした光コネクタの製造方法を提供するにある。 上記目的を達成するため、本発明においては、
プラグを形成する際、プラグの光フアイバの挿入
穴を、プラグの突合せ側の端面を形成するコアの
端面から突出するコアピンによつて形成するよう
にしたことを特徴とする。 以下、本発明の実施例を図面にしたがつて説明
する。 第1図は、本発明による光コネクタで光フアイ
バを接続した状態を示すものである。光フアイバ
1は、光を伝送するための素線2と素線2を補強
する一次コート3および二次コート4で被覆した
構成になつている。光コネクタ5のプラグ6に
は、軸心に二次コート4が除去された光フアイバ
1を挿入する穴7と、素線2を挿入する穴8が連
通するように円筒状に形成され、その外周面の中
央部にはフランジ9が形成されている。スリーブ
10には、前記プラグピン6が挿入される貫通穴
11が形成され、この貫通穴11の両端には開口
部に向けて拡開するテーパ状のガイド部12が形
成されている。また、スリーブ10の外周面に
は、中央フランジ13が、両端部にねじ14がそ
れぞれ形成されている。袋ナツト15には前記プ
ラグピン6が摺動自在に嵌合し、かつフランジ9
と対向するフランジ16を突設した貫通穴17が
形成された円筒状に成形され、かつ貫通穴の一端
には、前記スリーブ10のねじ14と螺合するね
じ18が形成されている。スプリング19は、前
記フランジ9とフランジ16の間に位置するよう
に、プラグ6の外周に挿着されている。なお、プ
ラグ6と光フアイバ1の二次コート4の間は、ク
ランプリング20とケーブルキヤツプ21で一体
に結合され、スリーブ10に対してプラグ6を挿
抜するとき、素線2に挿抜力が加わらないように
なつている。 前記の構成において、光コネクタの組立は、次
のようにして行なわれる。 前記光フアイバ1、プラグ6、スリーブ10、
袋ナツト15、スプリング19および、クランプ
リング20とケーブルキヤツプ21は、それぞれ
工場で所要の形状に形成され、現地へ単体で移送
される。現地において、まず、接続しようとする
光フアイバ1の端末に、ケーブルキヤツプ21、
クランプリング20、袋ナツト15、スプリング
19の順で挿入し、作業のじやまにならない位置
へ移動させておく。ついで、光フアイバ1の末端
から所定の長さの所まで二次コート4を除去する
と共に末端から所定の長さの所まで一次コート3
を除去したのち、被覆を除去した部分を、有機溶
剤で洗浄する。一方、プラグピン6の穴7,8に
接着剤を適当量だけ充填させる。そして、プラグ
ピンの穴7側から光フアイバ1の末端を挿入し
て、素線2が穴8から所定量突出するまで押込
む。そして、接着剤が硬化したのち、プラグ6の
先端部を固定し、袋ナツト15をスプリング19
の圧縮可能な範囲でプラグ6の先端側へ移動させ
てロツクしたのち、クランプリング20を一端が
プラグ6に、他の一端が光フアイバ1の二次コー
ト4にかかるように位置決めし、接着剤でクラン
プリング20とプラグ6および2次コート4を接
着する。同様にして、ケーブルキヤツプ21をク
ランプリング20と二次コート4に接着する。つ
いで、袋ナツト15を解放し、スプリング19で
光フアイバ1の中央方向に復帰させる。ついで、
プラグ6の先端から突出する素線2を、プラグ6
の先端に合わせて切断する。ついで、ラツピング
用の治具にプラグ6を挿入してプラグ6の先端を
研磨する。所要の面荒さまで研磨したのち、プラ
グ6と素線の表面を洗浄する。ついで、プラグ6
をスリーブ10に挿入し、袋ナツト15を締付け
ると、光コネクタ5による光フアイバ1の接続が
完了する。なお、プラグ6の穴7と、素線2、二
次コート3の間の空間および穴8と素線2の間の
空間は接着剤によつて充填されている。 前記光コネクタ5のスリーブ10および袋ナツ
ト15は、従来から行なわれている成形法によつ
て成形される。 前記プラグ6は、第2図に要部のみを示す成形
型によつて成形される。なお、図示されていない
部分は公知の三枚構造の成形型と同じである。 第2図において、固定側取付板30には、ロツ
クピン31が突設されている。固定側の型板32
には、プラグ6の先端部の外周を形成する第1の
コア33が埋設されている。このコア33の一端
には、プラグ6の先端面を形成する第2のコア3
4が埋設されている。このコア34には、フラグ
6を形成するキヤビテイ内の空気を抜くための穴
35と、この穴35に連通し、前記キヤビテイ内
の空気を樹脂とともに収容する穴36が形成され
ている。そして固定側取付板30と穴36とによ
つて第2キヤビテイが形成される。前記コア34
の端面の中心には、光フアイバ1の素線2より若
干太いコアピン37が立設されている。可動側型
板38には、プラグ6のフランジ9とその後端の
外周を形成するコア39が埋設されている。前記
可動側型板38とコア39には、デイスク状の溝
40が形成され、前記型板32との間でデイスク
状のランナを構成し、コア39に形成された環状
の突起41と型板32の間で環状のゲートを構成
している。前記コア39には、エジエクタピン4
2が摺動自在に挿入され、プラグ6の後端面を形
成する。さらにエジエクタピン42の軸心には、
光フアイバ1の二次コート4の外径より太い可動
側のコアピン43が摺動自在に挿入され、型締め
を行なつたとき、コアピン43の先端が前記コア
ピン37に当接するようになつている。 このような構成であるから、型締めを行ない図
示しない成形機からランナへ合成樹脂44を供給
すると、合成樹脂44は、ランナ内に充満したの
ち、ゲートを通りコア33,34、コアピン3
7、コア39、エジエクタピン42およびコアピ
ン43によつて形成されるキヤビテイ内に流入
し、プラグピン6が形成される。このとき、型の
合せ面その他のすき間から排出されなかつたキヤ
ビテイ内の空気は、穴35を通り第2のキヤビテ
イに押込まれる。合成樹脂が硬化したのちの型開
きでは、まず可動側型板38が後退する。する
と、成形されたプラグ6は、可動側型板38と共
に移動する。このとき、穴35内につまつた合成
樹脂が破断して、プラグ6と第2のキヤビテイ内
の合成樹脂が切離される。可動側型板38が十分
に後退すると、エジエクタピン42が作動して、
コア39からプラグ6を突出し、さらにコアピン
からも突出す。同時に、固定側の型板32が可動
側型板38と共に移動して、固定側取付板30か
ら離間する。すると、第2のキヤビテイ内に流入
硬化した合成樹脂は、エジエクタピン31に引掛
つて固定側取付板30に残るので、コア34の穴
35,36内で硬化した合成樹脂は取除かれる。
この状態で、エジエクタピン31から硬化した合
成樹脂を取除く。 このように、プラグ6の先端面を形成するコア
に、光フアイバ1の素線2を挿入するための穴8
を形成するコアピンを立設してプラグ6を成形す
ることにより、プラグ6に対する穴8の位置を極
めて高い精度で形成することができる。また、第
2のキヤビテイを設けることで、プラグ6の先端
部の形状精度を向上させることができる。 前記プラグ6は、熱硬化性樹脂あるいは熱可塑
性樹脂を用いて成形するが、合成樹脂単体では、
光フアイバ1の素線2に対し極めて硬度が低いた
め、光フアイバ組付後のプラグ6の端面の研磨時
に、プラグ6の端面から突出する素線2の突出量
が大きくなる。このため、合成樹脂に無機質のフ
イラを混合し、プラグ6の硬度を向上させること
が行なわれる。前記フイラとしては、たとえばガ
ラスビーズや中空ガラス球、火山ガラス類、アル
ミニウムや鉄など金属およびその酸化物、グラフ
アイト、炭酸カルシウム等を用いることができ
る。 実施例 1 合成樹脂として、一般に入手し易いポリカーボ
ネート、フイラとして、ガラス繊維、カーボン繊
維、平均粒径10μmのガラスビーズを用いて、第
2図に示す成形型によりプラグ6を形成し、第3
図および第4図に示す寸法および接続特性の測定
を行ない、その合否の判定を行なつた。 測定項目は、次の通りである。 (1) プラグ6の先端部の真円度、 (2) プラグ6の先端の軸心に対する穴8の軸心の
同心度(偏位量)、 (3) プラグ6のフランジ9から先端までの長さl
の間におけるヒケ(プラグ6の外周の収縮)量
S、(真直度) (4) プラグ6の外周面の面荒さ、 (5) 組立、研磨後のプラグ6の先端面と、素線2
の先端までのプラグ端面段差h(平均値と最大
−最小値) (6) 光コネクタ5としての接続損失。 また、判定基準は、接続損失1dB以下、プラグ
端面段差最大4μm以下とした。 その結果は、第1表に示す通りである。(なお、
表中の接続損失は、プラグピン6とスリーブ10
の間の嵌合クリアランスを0にして測定した。第
2〜4表も同様)
【表】
【表】
上記第1表から明らかなように、ポリカーボネ
ートにフイラとして、ガラスビーズを9.5〜
30.2wt%添加したものが光コネクタとして適して
いる。なお、フイラとして、ガラスビーズの他、
中空ガラス球あるいは石英ガラス等を用いてもよ
い。 なお、ガラスビーズを30数%以上添加すると、
プラグピン6の機械的な性質が劣下し、あるいは
成形不能になる。 また、ポリカーボネイト中にガラスビーズを均
一に分散させることが必要であり、実生産におけ
るガラスビーズの添加量は10〜30%が望ましい。 一方、光コネクタ5として使用する場合、スリ
ーブ10に対し、プラグ6をくり返し挿抜され
る。したがつて、挿抜回数の多い所では、プラグ
6とスリーブ10との間の摩耗を小さくすること
が望まれる。そこで、各種の潤滑剤のうち、4弗
化エチレン(PTFE)と、二硫化モリブデン
(MoS2)を添加し、潤滑効果を測定した。 測定項目は、前記表1と同じものの他、200回
の挿抜を行なつたのちの接続損失を追加した。ま
た、判定基準は、初期の接続損失に対し、200回
挿抜後の接続損失が0.2dB以上大きくならないこ
ととした。 なお、ポリカーボネートに30wt%のガラスビ
ーズを添加したものを用いた。 その結果は第2表に示す通りである。
ートにフイラとして、ガラスビーズを9.5〜
30.2wt%添加したものが光コネクタとして適して
いる。なお、フイラとして、ガラスビーズの他、
中空ガラス球あるいは石英ガラス等を用いてもよ
い。 なお、ガラスビーズを30数%以上添加すると、
プラグピン6の機械的な性質が劣下し、あるいは
成形不能になる。 また、ポリカーボネイト中にガラスビーズを均
一に分散させることが必要であり、実生産におけ
るガラスビーズの添加量は10〜30%が望ましい。 一方、光コネクタ5として使用する場合、スリ
ーブ10に対し、プラグ6をくり返し挿抜され
る。したがつて、挿抜回数の多い所では、プラグ
6とスリーブ10との間の摩耗を小さくすること
が望まれる。そこで、各種の潤滑剤のうち、4弗
化エチレン(PTFE)と、二硫化モリブデン
(MoS2)を添加し、潤滑効果を測定した。 測定項目は、前記表1と同じものの他、200回
の挿抜を行なつたのちの接続損失を追加した。ま
た、判定基準は、初期の接続損失に対し、200回
挿抜後の接続損失が0.2dB以上大きくならないこ
ととした。 なお、ポリカーボネートに30wt%のガラスビ
ーズを添加したものを用いた。 その結果は第2表に示す通りである。
【表】
上記第2表から明らかなように、PTFEを潤滑
剤とする場合には5wt%以上添加しなければ期待
する潤滑効果が得られない。また、添加量が
30wt%を越えると、成形時の流動性が低下する
ので好ましくない。したがつて、PTFEを添加す
る場合には、5〜30wt%とすべきである。 また、MoS2の場合には、1〜5%が最適であ
る。 実施例 2 合成樹脂として、エポキシ樹脂、フイラとし
て、平均粒径10μmの石英ガラス製のガラスビー
ズを用いて、実施例1と同様の検討を行なつた。 その結果は第3表に示す通りである。
剤とする場合には5wt%以上添加しなければ期待
する潤滑効果が得られない。また、添加量が
30wt%を越えると、成形時の流動性が低下する
ので好ましくない。したがつて、PTFEを添加す
る場合には、5〜30wt%とすべきである。 また、MoS2の場合には、1〜5%が最適であ
る。 実施例 2 合成樹脂として、エポキシ樹脂、フイラとし
て、平均粒径10μmの石英ガラス製のガラスビー
ズを用いて、実施例1と同様の検討を行なつた。 その結果は第3表に示す通りである。
【表】
注 表中Dはエポキシ樹脂のみの場合を示す。
上記第3表より明らかなように、エポキシ樹脂
でプラグ6を成形する場合には、エポキシ樹脂に
フイラとしてガラスビーズを30〜80wt%添加す
ることが望ましい。ガラスビーズが81%より多く
なると、成形時の樹脂の流動性が低下し成形性が
低下する。 ここで、エポキシ樹脂の場合、フイラの添加量
が多いのはポリカーボネートとエポキシ樹脂の本
来的な性状の差と、成形時の流動性(粘度)の差
によるものと考えられる。 また、実施例1と同様にスリーブ10に対する
プラグ6の挿抜に対する潤滑剤の添加量について
も確認を行なつた。 なお、サンプルは、エポキシ樹脂に石英ガラス
を69wt%添加したものを用い、潤滑剤は、
PTFE、MoS2、および黒鉛を使用した。 その結果は第4表に示す通りである。
上記第3表より明らかなように、エポキシ樹脂
でプラグ6を成形する場合には、エポキシ樹脂に
フイラとしてガラスビーズを30〜80wt%添加す
ることが望ましい。ガラスビーズが81%より多く
なると、成形時の樹脂の流動性が低下し成形性が
低下する。 ここで、エポキシ樹脂の場合、フイラの添加量
が多いのはポリカーボネートとエポキシ樹脂の本
来的な性状の差と、成形時の流動性(粘度)の差
によるものと考えられる。 また、実施例1と同様にスリーブ10に対する
プラグ6の挿抜に対する潤滑剤の添加量について
も確認を行なつた。 なお、サンプルは、エポキシ樹脂に石英ガラス
を69wt%添加したものを用い、潤滑剤は、
PTFE、MoS2、および黒鉛を使用した。 その結果は第4表に示す通りである。
【表】
【表】
上記第4表より明らかなように、潤滑剤を入れ
ると200回挿抜後の接続損失を小さくすることが
できる。なお、潤滑剤の添加量は、潤滑効果、成
形性などから、1〜5wt%が望ましい。 次に、接続損失より小さくするためには、第3
図ないし第5図に示す光フアイバ1の素線2の外
径D1とプラグ6の穴8の内径d1、プラグ6の先
端部の外径D2と、スリーブ10の貫通穴11の
内径の大きさを規制しなければならない。 まず、前記素線2の軸心を、プラグ6の穴8の
軸心に対し一致させるには、穴8の内径d1が、素
線2の外径D1と同一であればよい。しかし、穴
8の内径d1と素線2の外径D1が同一であると、
素線2を穴8に通すのが困難になるだけでなく、
穴8と素線2の間に接着剤の入るすき間がなくな
る。一方、穴8の直径d1が素線2の外径D1より
十分大きいと、穴8の軸心と素線2の軸心の偏心
量が大きくなる。このため、穴8の内径d1は、素
線2の外径D1より1〜2μm大きくする。すると、
穴8に素線2を挿入し易く、かつ、穴8と素線2
の偏心量も0.5〜1μmに押えることができる。ま
た、穴8と素線2の間に接着剤が流れ込み接着さ
れる。 また、前記プラグ6の外径D2と、スリーブ1
0の内径d2は、プラグ6の挿抜力と接続損失とに
よつて決められる。たとえば、プラグ6の外径
D2とスリーブ10の内径d2の差(D2−d2)を嵌
合クリアランスとして、プラグ6のスリーブ10
に対する挿抜力と接続損失は第6図に示す通りで
ある。第6図はエポキシ樹脂にフイラ69%を添加
したプラグ6をスリーブ10の組合せによる。第
6図でAは挿抜力、Bは接続損失を表わす。嵌合
クリアランスが(−)の領域ではプラグ6がスリ
ーブ10に圧入されることを示し、挿抜力が大き
くなる反面、接続損失は小さい。一方、嵌合クリ
アランスが(+)の領域では、挿抜力が小さくな
る反面、接続損失が大きくなることがわかる。 また、挿抜回数と初期の接続損失に対する接続
損失の変化量の関係を第7図に示す。第7図で、
aは初期の嵌合クリアランスが−3μmの場合、
bは初期の嵌合クリアランスが−2μmの場合を
示す。第7図からも明らかなように、嵌合クリア
ランスが(−)領域で大きくなると、挿抜時のプ
ラグ6とスリーブの摩擦力も大きくなり、その分
だけ、摩耗が大きくなるため、接続損失の変化が
大きくなる。 したがつて、プラグ6とスリーブ10の嵌合ク
リアランスは、−3〜+2μmの範囲に設定すれ
ば、プラグ6の挿抜を含めた接続損失を1dB以下
に押えることが可能になる。 プラグ6とスリーブ10の材質の組合せと温度
変化が接続損失に与える影響を第8図に示す。第
8図でA1は、スリーブ10がエポキシ樹脂製
で、プラグ6がポリカーボネート製である場合、
B1はプラグ6とスリーブ10がいずれもエポキ
シ樹脂製のものを示す(なお、嵌合クリアランス
は22℃のとき0としてある。)第8図からも明ら
かなように、同材質にすれば温度に影響されるこ
とはない。したがつて、プラグ6とスリーブ10
を同種の材料で形成することが望ましい。 接着剤としては、エポキシ系の低粘度(粘度が
20ポイズ以下)の接着剤を用いる。また、接着剤
に、フイラを添加すると、プラグ6の穴8の軸心
と光フアイバ1の素線2の軸心の偏心量をより小
さくすることができる。たとえば、接着剤に添加
するフイラとしては、d1=D1+1μmのとき、平
均粒径が0.3μmのアルミナ粉末を接着剤に対し40
〜60wt%添加する。すると、前記穴8と素線2
の間にフイラが均一に分布するため、穴8と素線
2の軸心の偏心量は、最大でも0.2μm以下にする
ことができる。なお、フイラの粒径は、穴8と素
線2の間のクリアランスの大きさ50〜70%程度を
平均粒径とする。フイラの材質も適宜選択する。 第9図は、本発明の他の実施例を示すもので同
図において、第1図と同じものは、同じ符号を付
けて示してある。ガラスパイプ25は、光フアイ
バ1の素線2に挿着され、素線2と共にプラグ6
の穴7に挿入され、接着剤でプラグ6および素線
2に接続される。 このような構成にすることにより、温度の変化
の大きな所、たとえば、化学プラントの配管、処
理装置の内部の監視、あるいは製鉄プラントの圧
延工程に併設されるデータ伝送等、加熱、冷却を
くり返し受ける場所に用いるのに適している。 すなわち、光コネクタ5に100℃前後あるいは
それ以上の巾で加熱、冷却をくり返し受けると、
光フアイバ1の素線2とプラグ6および接着剤の
熱膨張の差によつて、接着剤がはく離し、接着剤
が熱膨張によつてプラグ6の先端から突出すると
きに、素線2を同時に押出してしまう。このため
伝送の信頼性が低下する。 しかし、ガラスパイプ25を設けることによ
り、素線2がガラスパイプ25で拘束されるの
で、加熱、冷却を受けても、プラグ6からの素線
2の突出しを阻止することができる。 本発明によれば、光フアイバの接続を必要とす
る現地において、容易に、かつ高精度の組立が可
能な光コネクタが、安価で、しかも能率良く生産
できる効果がある。
ると200回挿抜後の接続損失を小さくすることが
できる。なお、潤滑剤の添加量は、潤滑効果、成
形性などから、1〜5wt%が望ましい。 次に、接続損失より小さくするためには、第3
図ないし第5図に示す光フアイバ1の素線2の外
径D1とプラグ6の穴8の内径d1、プラグ6の先
端部の外径D2と、スリーブ10の貫通穴11の
内径の大きさを規制しなければならない。 まず、前記素線2の軸心を、プラグ6の穴8の
軸心に対し一致させるには、穴8の内径d1が、素
線2の外径D1と同一であればよい。しかし、穴
8の内径d1と素線2の外径D1が同一であると、
素線2を穴8に通すのが困難になるだけでなく、
穴8と素線2の間に接着剤の入るすき間がなくな
る。一方、穴8の直径d1が素線2の外径D1より
十分大きいと、穴8の軸心と素線2の軸心の偏心
量が大きくなる。このため、穴8の内径d1は、素
線2の外径D1より1〜2μm大きくする。すると、
穴8に素線2を挿入し易く、かつ、穴8と素線2
の偏心量も0.5〜1μmに押えることができる。ま
た、穴8と素線2の間に接着剤が流れ込み接着さ
れる。 また、前記プラグ6の外径D2と、スリーブ1
0の内径d2は、プラグ6の挿抜力と接続損失とに
よつて決められる。たとえば、プラグ6の外径
D2とスリーブ10の内径d2の差(D2−d2)を嵌
合クリアランスとして、プラグ6のスリーブ10
に対する挿抜力と接続損失は第6図に示す通りで
ある。第6図はエポキシ樹脂にフイラ69%を添加
したプラグ6をスリーブ10の組合せによる。第
6図でAは挿抜力、Bは接続損失を表わす。嵌合
クリアランスが(−)の領域ではプラグ6がスリ
ーブ10に圧入されることを示し、挿抜力が大き
くなる反面、接続損失は小さい。一方、嵌合クリ
アランスが(+)の領域では、挿抜力が小さくな
る反面、接続損失が大きくなることがわかる。 また、挿抜回数と初期の接続損失に対する接続
損失の変化量の関係を第7図に示す。第7図で、
aは初期の嵌合クリアランスが−3μmの場合、
bは初期の嵌合クリアランスが−2μmの場合を
示す。第7図からも明らかなように、嵌合クリア
ランスが(−)領域で大きくなると、挿抜時のプ
ラグ6とスリーブの摩擦力も大きくなり、その分
だけ、摩耗が大きくなるため、接続損失の変化が
大きくなる。 したがつて、プラグ6とスリーブ10の嵌合ク
リアランスは、−3〜+2μmの範囲に設定すれ
ば、プラグ6の挿抜を含めた接続損失を1dB以下
に押えることが可能になる。 プラグ6とスリーブ10の材質の組合せと温度
変化が接続損失に与える影響を第8図に示す。第
8図でA1は、スリーブ10がエポキシ樹脂製
で、プラグ6がポリカーボネート製である場合、
B1はプラグ6とスリーブ10がいずれもエポキ
シ樹脂製のものを示す(なお、嵌合クリアランス
は22℃のとき0としてある。)第8図からも明ら
かなように、同材質にすれば温度に影響されるこ
とはない。したがつて、プラグ6とスリーブ10
を同種の材料で形成することが望ましい。 接着剤としては、エポキシ系の低粘度(粘度が
20ポイズ以下)の接着剤を用いる。また、接着剤
に、フイラを添加すると、プラグ6の穴8の軸心
と光フアイバ1の素線2の軸心の偏心量をより小
さくすることができる。たとえば、接着剤に添加
するフイラとしては、d1=D1+1μmのとき、平
均粒径が0.3μmのアルミナ粉末を接着剤に対し40
〜60wt%添加する。すると、前記穴8と素線2
の間にフイラが均一に分布するため、穴8と素線
2の軸心の偏心量は、最大でも0.2μm以下にする
ことができる。なお、フイラの粒径は、穴8と素
線2の間のクリアランスの大きさ50〜70%程度を
平均粒径とする。フイラの材質も適宜選択する。 第9図は、本発明の他の実施例を示すもので同
図において、第1図と同じものは、同じ符号を付
けて示してある。ガラスパイプ25は、光フアイ
バ1の素線2に挿着され、素線2と共にプラグ6
の穴7に挿入され、接着剤でプラグ6および素線
2に接続される。 このような構成にすることにより、温度の変化
の大きな所、たとえば、化学プラントの配管、処
理装置の内部の監視、あるいは製鉄プラントの圧
延工程に併設されるデータ伝送等、加熱、冷却を
くり返し受ける場所に用いるのに適している。 すなわち、光コネクタ5に100℃前後あるいは
それ以上の巾で加熱、冷却をくり返し受けると、
光フアイバ1の素線2とプラグ6および接着剤の
熱膨張の差によつて、接着剤がはく離し、接着剤
が熱膨張によつてプラグ6の先端から突出すると
きに、素線2を同時に押出してしまう。このため
伝送の信頼性が低下する。 しかし、ガラスパイプ25を設けることによ
り、素線2がガラスパイプ25で拘束されるの
で、加熱、冷却を受けても、プラグ6からの素線
2の突出しを阻止することができる。 本発明によれば、光フアイバの接続を必要とす
る現地において、容易に、かつ高精度の組立が可
能な光コネクタが、安価で、しかも能率良く生産
できる効果がある。
第1図は光コネクタを示す正面部断面図、第2
図はプラグを成形する成形型の要部を示す正面断
面図、第3図はプラグの正面断面図、第4図は第
3図の要部の拡大図、第5図はスリーブの正面断
面図、第6図はスリーブとプラグの嵌合クリアラ
ンスとプラグ挿抜力および接続損失の関係を示す
特性図、第7図はプラグの挿抜回数と接続損失の
関係を示す特性図、第8図はプラグとスリーブの
材質の選択による温度と接続損失の関係を示す特
性図、第9図は光コネクタの他の実施例を示す要
部の拡大図である。 1……光フアイバ、2……素線、3……一次コ
ート、4……二次コート、5……光コネクタ、6
……プラグ、7……穴、8……穴、9……フラン
ジ、10……スリーブ、11……貫通穴、12…
…ガイド部、13……フランジ、14……ねじ、
15……袋ナツト、16……フランジ、17……
貫通穴、18……ねじ、19……スプリング、2
0……クランプリング、21……ケーブルキヤツ
プ、25……ガラスパイプ、30……固定側取付
板、31……ロツクピン、32……型板、33…
…コア、34……コア、35……穴、36……
穴、37……コアピン、38……可動側型板、3
9……コア、40……溝、41……突起、42…
…エジエクタピン、43……コアピン、44……
合成樹脂。
図はプラグを成形する成形型の要部を示す正面断
面図、第3図はプラグの正面断面図、第4図は第
3図の要部の拡大図、第5図はスリーブの正面断
面図、第6図はスリーブとプラグの嵌合クリアラ
ンスとプラグ挿抜力および接続損失の関係を示す
特性図、第7図はプラグの挿抜回数と接続損失の
関係を示す特性図、第8図はプラグとスリーブの
材質の選択による温度と接続損失の関係を示す特
性図、第9図は光コネクタの他の実施例を示す要
部の拡大図である。 1……光フアイバ、2……素線、3……一次コ
ート、4……二次コート、5……光コネクタ、6
……プラグ、7……穴、8……穴、9……フラン
ジ、10……スリーブ、11……貫通穴、12…
…ガイド部、13……フランジ、14……ねじ、
15……袋ナツト、16……フランジ、17……
貫通穴、18……ねじ、19……スプリング、2
0……クランプリング、21……ケーブルキヤツ
プ、25……ガラスパイプ、30……固定側取付
板、31……ロツクピン、32……型板、33…
…コア、34……コア、35……穴、36……
穴、37……コアピン、38……可動側型板、3
9……コア、40……溝、41……突起、42…
…エジエクタピン、43……コアピン、44……
合成樹脂。
Claims (1)
- 1 光フアイバの端末に接着剤で取付けられるプ
ラグと、外周面両端にねじが形成され、軸心部
に、両端から前記プラグを挿入するようにしたス
リーブと、内周面の一端に前記ねじと螺合するね
じが形成され、スリーブにプラグを固定する袋ナ
ツトと、前記プラグと袋ナツトの間に位置するよ
うにプラグの外周部に挿着されたスプリングとを
設けた光コネクタの製造方法において、前記プラ
グを、プラグの外周部を形成する第1のコアと中
心に光フアイバの素線の外径より1ないし数μm
大きい第1のコアピンを及びその周辺にエアーベ
ント用の穴を設けたプラグの先端部を形成する第
2のコアとをはめ合せ、かつ前記第1のコアピン
の先端にプラグの後端より延設された第2のコア
ピンを当接させて成る金型により成形することを
特徴とする光コネクタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7829982A JPS58195814A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 光コネクタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7829982A JPS58195814A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 光コネクタの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58195814A JPS58195814A (ja) | 1983-11-15 |
| JPS635732B2 true JPS635732B2 (ja) | 1988-02-04 |
Family
ID=13658042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7829982A Granted JPS58195814A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 光コネクタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58195814A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001281503A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Seiko Epson Corp | 光モジュールおよびその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56161113A (en) * | 1980-05-15 | 1981-12-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Manufacture of forming metallic mold for photo-fiber connector |
-
1982
- 1982-05-12 JP JP7829982A patent/JPS58195814A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58195814A (ja) | 1983-11-15 |
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