JPS6357589B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6357589B2 JPS6357589B2 JP56091731A JP9173181A JPS6357589B2 JP S6357589 B2 JPS6357589 B2 JP S6357589B2 JP 56091731 A JP56091731 A JP 56091731A JP 9173181 A JP9173181 A JP 9173181A JP S6357589 B2 JPS6357589 B2 JP S6357589B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- continuous underground
- wall
- bottom plate
- underground wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は石油等を貯蔵する巨大な地下タンクの
建設方法に係り、特に地下水位が高い軟弱な地盤
であつてかつ地下に信頼のおける不透水層がない
場合において容易にかつ廉価に建設し得る巨大な
地下タンクの建設方法に関する。
建設方法に係り、特に地下水位が高い軟弱な地盤
であつてかつ地下に信頼のおける不透水層がない
場合において容易にかつ廉価に建設し得る巨大な
地下タンクの建設方法に関する。
周知のようにわが国はそのエネルギー資源の大
半を外国からの輸入に頼つており、特に石油は殆
んど100%を輸入している。したがつてその需給
状態は国際情勢、産油国の国情等に影響を受け、
場合によつてはわが国経済の大混乱を惹き起こす
おそれがないとは云えない。このような影響を防
除するには、石油の充分な備蓄が必要であること
は言をまたない。
半を外国からの輸入に頼つており、特に石油は殆
んど100%を輸入している。したがつてその需給
状態は国際情勢、産油国の国情等に影響を受け、
場合によつてはわが国経済の大混乱を惹き起こす
おそれがないとは云えない。このような影響を防
除するには、石油の充分な備蓄が必要であること
は言をまたない。
石油の備蓄手段としては廃タンカーを用い、ま
たは強固な岩盤を利用する等が考えられるが、や
はり最も一般的なものはタンクを利用した貯蔵で
ある。このタンクを利用した貯蔵のうち、地下タ
ンクによる貯蔵は火災発生時の対応、油漏洩によ
る環境汚染等の問題点をかかえており、またタン
ク間距離等保安距離の制限から土地の有効利用に
も問題点が残つている。
たは強固な岩盤を利用する等が考えられるが、や
はり最も一般的なものはタンクを利用した貯蔵で
ある。このタンクを利用した貯蔵のうち、地下タ
ンクによる貯蔵は火災発生時の対応、油漏洩によ
る環境汚染等の問題点をかかえており、またタン
ク間距離等保安距離の制限から土地の有効利用に
も問題点が残つている。
そのため最近は大容量の石油貯蔵設備としては
地下タンクを用いる例が多くなつている。しかし
ながらこれらの地下タンクはその立地条件から考
えて海岸地帯で埋立地等地下水位の高い軟弱地盤
に設置しなければならないことが多い。このよう
な地盤の場合にはタンク建設場所の周囲に連続地
中壁を構築しても湧水が多く、また信頼の置ける
不透水層が適当な深さにないときは、多量の湧水
のためにいわゆるボイリング現象を起こす等の難
点がみられ、これを防ぐには連続地中壁をきわめ
て深く打設しなければならず、膨大な工事費が必
要であつた。
地下タンクを用いる例が多くなつている。しかし
ながらこれらの地下タンクはその立地条件から考
えて海岸地帯で埋立地等地下水位の高い軟弱地盤
に設置しなければならないことが多い。このよう
な地盤の場合にはタンク建設場所の周囲に連続地
中壁を構築しても湧水が多く、また信頼の置ける
不透水層が適当な深さにないときは、多量の湧水
のためにいわゆるボイリング現象を起こす等の難
点がみられ、これを防ぐには連続地中壁をきわめ
て深く打設しなければならず、膨大な工事費が必
要であつた。
本発明は石油等貯蔵用の巨大地下タンク建設に
際しての以上述べた難点を克服し、信頼性が高
く、膨大な工事費を必要としない地下タンクの建
設方法を提供することを目的としている。
際しての以上述べた難点を克服し、信頼性が高
く、膨大な工事費を必要としない地下タンクの建
設方法を提供することを目的としている。
本発明は従来のタンク建設に際しての難点は、
掘削した地盤面中の地下水を排除しようとするた
めに生ずることに着眼し、地下水を排除すること
なく、タンクの建設は地下水面上で行ない順次建
設されて行くタンクを地下水の浮力に抗して沈下
せしめることによつて前記目的を達成している。
掘削した地盤面中の地下水を排除しようとするた
めに生ずることに着眼し、地下水を排除すること
なく、タンクの建設は地下水面上で行ない順次建
設されて行くタンクを地下水の浮力に抗して沈下
せしめることによつて前記目的を達成している。
以下図面に基いて本発明の実施例について説明
する。第1図ないし第5図は本発明に係る地下タ
ンクの建設方法をその工程順序に従つて図示した
ものである。すなわち第1図において、地下水位
の高い軟弱地盤1に破線2で示すように大きさの
地下タンクを建設する場合について考える。地下
水位は3で示される。この場合先ず最初にタンク
建設場所の周囲に連続地中壁4を施工する。この
場合、連続地中壁4の最下端5と、タンク底壁盤
面6との間の距離Dはタンク底地盤面6が水中掘
によつて掘削した際ヒーピングを起こさない程度
の最小値があれば充分である。
する。第1図ないし第5図は本発明に係る地下タ
ンクの建設方法をその工程順序に従つて図示した
ものである。すなわち第1図において、地下水位
の高い軟弱地盤1に破線2で示すように大きさの
地下タンクを建設する場合について考える。地下
水位は3で示される。この場合先ず最初にタンク
建設場所の周囲に連続地中壁4を施工する。この
場合、連続地中壁4の最下端5と、タンク底壁盤
面6との間の距離Dはタンク底地盤面6が水中掘
によつて掘削した際ヒーピングを起こさない程度
の最小値があれば充分である。
次いで第2図に示すようにクラムシエルバケツ
ト付クローラークレーン等の掘削機械7を用い、
連続地中壁4内の地盤8を掘削する。掘削が進行
すれば当然地下水が湧出するが、これを排除する
ことなく、水中掘で掘削を続行する。従つて連続
地中壁4内の水位3Aは外側の地下水位3とほぼ
同一レベルに保たれる。このように水位3Aと地
下水位3とが同一レベルに保たれているので、掘
削が進行した後も掘削底面が湧水によるボイリン
グを起す心配はない。
ト付クローラークレーン等の掘削機械7を用い、
連続地中壁4内の地盤8を掘削する。掘削が進行
すれば当然地下水が湧出するが、これを排除する
ことなく、水中掘で掘削を続行する。従つて連続
地中壁4内の水位3Aは外側の地下水位3とほぼ
同一レベルに保たれる。このように水位3Aと地
下水位3とが同一レベルに保たれているので、掘
削が進行した後も掘削底面が湧水によるボイリン
グを起す心配はない。
掘削がタンク底地盤面6まで到達した後、その
上に均しコンクリート9を水中で打設する。均し
コンクリート9は水を透しやすいコンクリートを
用いる。均しコンクリート9に代えて、砕石を敷
き均す方法を用いてもよい。
上に均しコンクリート9を水中で打設する。均し
コンクリート9は水を透しやすいコンクリートを
用いる。均しコンクリート9に代えて、砕石を敷
き均す方法を用いてもよい。
次に第3図(第3図以降は拡大図示してある。)
に示すように以上の工程によつて出来上つた連続
地中壁4内のプール10上でタンク21の底板2
2を製作する。底板22は鋼板製で、矢印11に
示すような外圧を受けるので、下方に凹の球面の
一部をなす形状のものとすることが望まれる。底
板22を製作した後に底板22の外周上部に側板
23を製作する。
に示すように以上の工程によつて出来上つた連続
地中壁4内のプール10上でタンク21の底板2
2を製作する。底板22は鋼板製で、矢印11に
示すような外圧を受けるので、下方に凹の球面の
一部をなす形状のものとすることが望まれる。底
板22を製作した後に底板22の外周上部に側板
23を製作する。
側板23の製作が完了した後第4図に示すよう
に底板22の上部にコンクリートの底壁24を打
設し、さらに側板23の内部に鉄筋コンクリート
製の側壁25を打設する。側壁25は下方から図
示のように25−1,25−2,………と打継ぐ
ようにする。このように打継ぐことによりタンク
21の自重が次第に増加するためにタンク21は
地下水の浮力に抗して順次沈下する。
に底板22の上部にコンクリートの底壁24を打
設し、さらに側板23の内部に鉄筋コンクリート
製の側壁25を打設する。側壁25は下方から図
示のように25−1,25−2,………と打継ぐ
ようにする。このように打継ぐことによりタンク
21の自重が次第に増加するためにタンク21は
地下水の浮力に抗して順次沈下する。
この底壁24、側壁25の打設に際しては、タ
ンク21が沈下するに際して連続地中壁4とぶつ
かり合つて損傷しないよう、連続地中壁4の上部
に防舷材12を装着することが望ましい。
ンク21が沈下するに際して連続地中壁4とぶつ
かり合つて損傷しないよう、連続地中壁4の上部
に防舷材12を装着することが望ましい。
第5図に示すように、側壁25を打設し終りさ
らに屋根26を建設するが、その建設が終了した
段階で、タンクの自重は地下水の浮力を上回り、
タンク21の底板22は掘削底面の均しコンクリ
ート9に着床する。しかる後に防舷材12を取除
き、連続地中壁4と側板23との間に砂利、モル
タル等13を充填し、両者を固定して建設は完了
する。
らに屋根26を建設するが、その建設が終了した
段階で、タンクの自重は地下水の浮力を上回り、
タンク21の底板22は掘削底面の均しコンクリ
ート9に着床する。しかる後に防舷材12を取除
き、連続地中壁4と側板23との間に砂利、モル
タル等13を充填し、両者を固定して建設は完了
する。
以上例示した地下タンクの建設方法およびこの
方法によつて建設されたタンクは次に示すような
優れた利点を有している。
方法によつて建設されたタンクは次に示すような
優れた利点を有している。
(1) 連続地中壁内の水位を外側地下水面とほゞ同
じレベルに保つており、外部から水圧がかかる
ことがないため、掘削底面がボイリングする心
配がない。そのため、連続地中壁の施工深さ
は、掘削底面がヒービングを起こさない程度の
深さにすればよい。
じレベルに保つており、外部から水圧がかかる
ことがないため、掘削底面がボイリングする心
配がない。そのため、連続地中壁の施工深さ
は、掘削底面がヒービングを起こさない程度の
深さにすればよい。
また水中掘削であるため連続地中壁の厚さは
うすくてすむ。
うすくてすむ。
これに対して従来の施工法においてはタンク
の建設は水を排除して行なつているので、大量
の湧水や底面のボイリングを防ぐために連続地
中壁は信頼の置ける不透水層に達する深さまで
設けなければならない。前記したようにに海岸
地帯で埋立地等の地下水位の高い軟弱地盤地帯
では通常不透水層は極めて深いので、本願の方
法に比べれば、連続地中壁は通常極めて深いも
のにする必要がある。
の建設は水を排除して行なつているので、大量
の湧水や底面のボイリングを防ぐために連続地
中壁は信頼の置ける不透水層に達する深さまで
設けなければならない。前記したようにに海岸
地帯で埋立地等の地下水位の高い軟弱地盤地帯
では通常不透水層は極めて深いので、本願の方
法に比べれば、連続地中壁は通常極めて深いも
のにする必要がある。
またその連続地中壁の厚さも外側からの水圧
に耐えなければならないために本願の方法に比
べれば大きなものとしなければならない。即
ち、本願の建設方法は従来の施工法に比べて連
続地中壁の施工費が廉く、工期も格段に短くて
すむ。また掘削を極めて効率よく行なうことが
できる。
に耐えなければならないために本願の方法に比
べれば大きなものとしなければならない。即
ち、本願の建設方法は従来の施工法に比べて連
続地中壁の施工費が廉く、工期も格段に短くて
すむ。また掘削を極めて効率よく行なうことが
できる。
(2) 地下水位の高い軟弱地盤でも地下タンクを容
易にかつ廉価に建設できる。
易にかつ廉価に建設できる。
(3) タンクの底板が下に凹の球面の一部の形状を
なしているため底板は薄いものでよい。
なしているため底板は薄いものでよい。
(4) タンクの側板は内側に鉄筋コンクリート製の
側壁を備えているため薄いものでもよい。
側壁を備えているため薄いものでもよい。
(5) タンクの建設が殆どプール上の地盤面上で行
なわれるために、地盤面下で行なわなければな
らない従来のものに比べて構成部分の組立等、
すべての工期が短く安全性も高い。また、(1)項
において述べたように連続地中壁の工期も短
く、施工費も廉く、更に掘削の効率も良いの
で、全体的に工期短縮、工費節減、安全性向上
を果たすことが可能である。
なわれるために、地盤面下で行なわなければな
らない従来のものに比べて構成部分の組立等、
すべての工期が短く安全性も高い。また、(1)項
において述べたように連続地中壁の工期も短
く、施工費も廉く、更に掘削の効率も良いの
で、全体的に工期短縮、工費節減、安全性向上
を果たすことが可能である。
以上要するに本発明は高地下水位、軟弱地盤に
おける巨大地下タンクの建設を容易にし、石油貯
蔵施設における災害防止、環境保全に大きな貢献
をすると共にわが国におけるエネルギー危機解消
にも大きな寄与をするものであることは明らかで
ある。
おける巨大地下タンクの建設を容易にし、石油貯
蔵施設における災害防止、環境保全に大きな貢献
をすると共にわが国におけるエネルギー危機解消
にも大きな寄与をするものであることは明らかで
ある。
第1図ないし第5図は本発明に係る地下タンク
の建設方法をその工程順序に従つて図示したもの
である。 1……地盤、3……地下水位、4……連続地中
壁、6……タンク底地盤面、7……掘削機械、9
……均しコンクリート、10……プール、12…
…防舷材、13……砂利、モルタル等、21……
タンク、22……底板、23……側板、24……
底壁、25,25−1,25−2……側壁、26
……屋根。
の建設方法をその工程順序に従つて図示したもの
である。 1……地盤、3……地下水位、4……連続地中
壁、6……タンク底地盤面、7……掘削機械、9
……均しコンクリート、10……プール、12…
…防舷材、13……砂利、モルタル等、21……
タンク、22……底板、23……側板、24……
底壁、25,25−1,25−2……側壁、26
……屋根。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記(a)〜(g)の工程にによる地下タンクの建設
方法。 (a) 連続地中壁をタンク底面の地盤がヒービング
を起こさない深さまで施工する (b) 前記連続地中壁内の地下水位を外側の地下水
位と同じ高さに保ちながら連続地中壁で囲まれ
た内部を水中掘によつて掘削する (c) 掘削した底面をならした後砕石を敷きまたは
水を透しやすい水中コンクリートを打設する (d) 前記(a)〜(c)の工程によつて出来た連続地中壁
内のプール上において下方に凹の球面の一部の
形状をなすタンク底板を製作し次いで側板を製
作する (e) 前記タンク底板の上部にコンクリートを打設
しまたタンク底板周縁上部に鉄筋コンクリート
製の側壁を打設する (f) 前記側壁を順次打継ぎさらにタンク屋根を構
築しタンクを浮力に抗して沈下せしめタンク底
板を前記掘削底面に到達せしめる (g) 前記連続地中壁と前記側壁とによつて形成さ
れた円筒状空間に砂利、モルタル等を充填して
両者を固定する
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56091731A JPS581679A (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 地下タンクの建設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56091731A JPS581679A (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 地下タンクの建設方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS581679A JPS581679A (ja) | 1983-01-07 |
| JPS6357589B2 true JPS6357589B2 (ja) | 1988-11-11 |
Family
ID=14034650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56091731A Granted JPS581679A (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 地下タンクの建設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581679A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60115467A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-21 | Canon Inc | プラテンの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55159075A (en) * | 1979-05-30 | 1980-12-10 | Taisei Corp | Underground tank |
-
1981
- 1981-06-15 JP JP56091731A patent/JPS581679A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS581679A (ja) | 1983-01-07 |
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