JPS6359983B2 - - Google Patents

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JPS6359983B2
JPS6359983B2 JP56066638A JP6663881A JPS6359983B2 JP S6359983 B2 JPS6359983 B2 JP S6359983B2 JP 56066638 A JP56066638 A JP 56066638A JP 6663881 A JP6663881 A JP 6663881A JP S6359983 B2 JPS6359983 B2 JP S6359983B2
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humidity
resistance
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moisture
electrode
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Non-Adjustable Resistors (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複合酸化物半導体の焼結体からなる
感湿抵抗体磁器組成物に関するものである。
湿度によつて電気抵抗が変化する性質を利用し
て感湿素子として用いられる感湿抵抗体として
は、従来よりFe2O3,Fe3O4,TiO2,ZnO,
Al2O3等の金属酸化物が知られている。これらの
金属酸化物は、化学的および熱的に安定な性質を
有するが、固有抵抗が比較的高く、またヒステリ
シス特性を有すると共に湿分の吸脱着の繰り返し
により吸湿特性が経時的に劣化する等の問題を有
している。
また、比較的低い固有抵抗を有する感湿素子と
してサーミスタと呼ばれる酸化物半導体がある
が、これは周知の通り大きな負の抵抗温度係数を
有しているために、温度変化を伴う条件下では湿
度測定が困難であるという問題があつた。
本発明は、このような従来技術の問題を解決す
るためになされたものであり、その目的は、温度
に影響されずかつ広範囲で安定な湿度−抵抗特性
が得られる感湿抵抗体磁器組成物を提供すること
にある。
このような目的を達成するために、本発明によ
る感湿抵抗体磁器組成物は、SnOx(1<x≦2)
1〜99モル%およびTiOx(1<x≦2)99〜1
モル%を主成分とし、これにTa2O5,Sb2O5
Nb2O5,WO3,In2O3,MoO3,SiO2,ランタン
系希土類酸化物の少なくとも1種を添加し、これ
を圧縮成型した後、加熱焼成したものである。以
下、実施例を用いて本発明による感湿抵抗体磁器
組成物を詳細に説明する。
先ず、主成分としてTiO2とSnO2とを用い、こ
れらをモル比で1:1の割合で精秤して混合す
る。この場合、実際上TiO2,SnO2中にはそれぞ
れTiO,SnOが混入しているため、全体として当
該混合物の組成はTiOx,SnOx(1<x≦2)と
なる。次に、この主成分に添加物としてTa2O5
3.85wt%混入し、メノウ擂潰機を用いて乾式混合
を行なう。次いでこの混合粉末を島津製作所のハ
ンドプレスSSP−10型を用いて80Kgf/cm2の圧力
で圧縮して直径8mmφ、厚み1mmのタブレツト状
に成型した後、引き続きアルミボートに載せてシ
リコニツト発熱体を用いた電気炉に入れ、空気中
で1250℃、2時間の焼成を行なう。なお、上記80
Kgf/cm2のプレス圧力はメータ上の読取値であ
り、この場合、実際に試料にかかる圧力は、金型
の直径が8mmφであるのに対してラムの直径が
42.6mmφであるところから、ほぼ2300Kg/cm2であ
る。
このようにして形成した感湿抵抗体磁器組成物
を厚み0.4mmにまで研磨し、出来上がつた感湿体
を用いて第1図に示すような感湿素子1を形成す
る。同図aはその正面図、同図bはその平面図を
示す。即ち、当該感湿体2の1主面上に白金電極
3、他主面上にRuO2電極4が設けてある。この
RuO2電極4は、白金電極3の対向電極であると
共に、後述するようにクリーニング用の加熱電極
を兼ねており、両端部に銀ペースト5を塗布して
そこからリード線6aを引き出してある。前記白
金電極3の中央部からもリード線6bが引き出し
てある。これらのリード線6a,6bは、各電極
と外部との電気的接続をはかると共に、感湿体2
をマウントステム7に保持する支持体の機能を果
している。なお、白金電極3およぢRuO2電極4
は、それぞれ白金ペーストおよびRuO2ペースト
をスクリーン印刷することによつて形成する。
この感湿素子を恒温槽に入れ、雰囲気の相対湿
度を変えて電極間の抵抗値を測定することによ
り、第2図に示すような湿度−抵抗特性が得られ
た。同図においてイ,ロ,ハはそれぞれ温度が30
℃、40℃、50℃のときの特性を示す。なおこの場
合、素子の抵抗が比較的高いため、測定回路とし
ては60Hz、1Vの電源に素子と10KΩの抵抗を直
列に接続した回路を用い、この抵抗の両端の電圧
を測定し、その値を用いて素子の抵抗値を算出し
た。
同図から明らかなように、相対湿度が20〜90%
の広い範囲にわたつて殆んど直線的な特性が得ら
れる。また、温度による影響も極めて少ないこと
が分る。
なお、第3図に、相対湿度に対するこの感湿素
子の等価並列抵抗イおよび等価並列容量ロを示
す。同図は、100Hzの電源を用い、40℃の温度下
で測定した場合の特性であるが、同図より、相対
湿度の変化に対して容量値の変化の方が抵抗値の
変化に比較して著しく小さいことが分る。
第4図は、上記感湿素子の湿度応答特性を示す
図である。即ち同図イおよびロは、それぞれ相対
湿度を60%から95%に増加したときおよび95%か
ら60%に減少したときの平衡時間を示す。なお、
同図は30℃の温度下で測定したものである。同図
から明らかなようにイの吸湿の場合、およびロの
脱湿の場合のいずれも約10秒間で平衡し、従来の
薄膜型の感湿素子に比較して早い吸脱湿平衡時間
を示す素子が得られることが分る。
更に、上記感湿素子に100Hz,1Vの電圧を印加
し、40℃、85%RHの雰囲気中に2400時間放置し
たところ、、湿度−抵抗特性は約80時間で平衡に
至り、その後の経時変化は数%以内であつた。こ
の様子を第5図、第6図に示す。第5図は時間と
抵抗との関係を示したものであり、抵抗は初期値
R0に対する比で示してある。なお、抵抗の測定
は30℃、60%RHの条件下で、第2図について説
明したと同様に10KΩの抵抗を直列接続し、60
Hz,1Vの電源を用いて行なつた。また、第6図
は時間をパラメータとして湿度−抵抗特性を示し
たものであり、同図中実線イは製造直後の特性を
示す。また実線ロは製造後28日で経時試験を開始
する直前の特性、破線ハは1000時間後、ニは2400
時間後の特性を示す。なお、測定はいずれも30℃
の温度下で10KΩの抵抗を直列し、1Vの交流電
源を用いて行なつた。
第5図、第6図から明らかなように、前記感湿
素子は極めて安定な経時特性を有し、通常の使用
環境においては、加熱再生をしなくても素子の特
性は劣化しない。
第7図に、上述した本発明による感湿抵抗体磁
器組成物からなる感湿素子1を用いて相対湿度を
測定するための測定回路の一例を示す。同図にお
いて、交流電源8に、スイツチ9、抵抗Rsおよ
び感湿素子1が直列に接続してある。抵抗Rsに
は該抵抗Rsの端子電圧を増幅する対数変換増幅
器10が並列に接続してあり、この対数変換増幅
器10の出力が指示制御回路11の入力となる。
また、感湿体2の1主面に設けたRuO2電極4の
両端は、スイツチ12を介して交流電極13に接
続してある。スイツチ12はタイマ14の出力に
よつて動作するリレー15によつて開閉し、かつ
前記スイツチ9と連動しており、一方がオンの時
他方はオフの関係にある。
上記構成を有する測定回路において、スイツチ
9がオン、スイツチ12がオフの状態で、感湿素
子1、交流電源8、抵抗Rsからなる閉開路が形
成され、感湿素子1の抵抗の変化は抵抗Rsの端
子電圧の変化として現われる。従つて、指示制御
回路11によつて湿度が表示され、正常な湿度測
定ができる。
この場合、前述したように通常の環境において
は素子の特性は殆んど劣化することはないが、例
えば油や塵埃等による汚染が特に著しい悪環境に
おいて使用する場合には、素子を加熱して汚染物
質を焼き飛ばし、再生することが必要となる場合
がある。前述したように感湿素子1のRuO2の電
極4はこのためのヒータを兼ねており、第7図に
おいてスイツチ9がオフ、スイツチ12がオンの
状態で、交流電源13によりRuO2電極4の両端
に電力が供給され、該RuO2電極4に流れる電流
により感湿素子1は加熱され回復する。この場
合、加熱温度が450℃程度になるように交流電源
13の電圧を設定しておく。一定時間(例えば5
分間)の後、再びスイツチ9をオン、スイツチ1
2をオフとして正常の湿度測定が行なわれる。ス
イツチ9および12の反転は、前述したようにタ
イマ14の出力によつて動作するリレー15によ
つて連動して行なわれ、自動的に一定時間毎の回
復作業を繰り返しながら湿度測定が続けられる。
第8図はSnO2,TiO2系混合体のみにより形成
された感湿素子およびSnO2,TiO2系混合体に添
加物としてTa2O5を5wt%添加して形成された感
湿素子の湿度対抵抗特性をそれぞれ比較して示し
たものである。同図に曲線Aで示すようにSn,
Ti系混合体のみによる感湿素子は、同図に曲線
Bで示すTa2O5を添加した感湿素子に比べて湿度
対抵抗特性が極めて悪い。これに対してTa2O5
添加した感湿素子は曲線Bで示すように、広い相
対湿度範囲にわたつてほぼ直線的な特性が得られ
た。
これはSnO2,TiO2系混合体に第3の成分とし
てTa2O5,Sb2O5等を添加することにより、4価
の原子であるSn,Tiに対して5価であるTa,Sb
等が添加されることであり、これによつて原子価
制御によるキヤリア濃度が増加し、感湿時におけ
る電気伝導度を大きく変化させる機能を有してお
り、結果として第8図に曲線Bで示すように、低
インピーダンス化された感湿素子が得られること
になる。したがつて検出信号が取扱易くなる。
なお、上述した実施例においては、主成分とし
てのSnOxとTiOx(1<x≦2)とを1:1の割
合で混合した場合についてのみ説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、他の割合で
も同様の特性が得られる。但し、一方が1モル%
未満になつた場合には所望の特性が得られなくな
るため、それぞれ1〜99モル%である必要があ
る。
また、添加物としては、上述したTa2O5の外、
NaH2PO42H2OSb2O5,Nb2O5,WO3,In2O3
M0O3,SiO2,ランタン系希土類酸化物等でもよ
く、これらは、いずれか1種を用いてもよいし、
いくつか組合せて用いてもよい。また添加量は、
2〜15wt%の範囲内であれば満足する特性が得
られる。
すなわち、SnO2,TiO2系混合体を構成する
Sn,Tiは4価の原子から成り、添加物のTa2O5
Sb2O5,Nb2O5等を構成するそれぞれTa,Sb,
Nbは5価の原子から成つており、この原子価の
差により原子価制御によるキヤリア濃度が増加
し、電気伝導度の変化が大きくなることから、4
価の原子から成る金属を除く3価、5価もしくは
6価の原子から成る金属酸化物を添加することに
より、ほぼ同等の作用効果が得られる。
また、添加物の添加量については、その量が
2wt%未満になると、添加滅を全く加えない場合
とほぼ同等の特性(第8図の曲線A)となり、ま
たその量が15wt%を越えると広い範囲で直線性
を有する安定な特性(第8図の曲線B)が得られ
なくなるとともに、製造コストが増大することに
なる。したがつて添加量は2〜15wt%の範囲と
することにより、第8図の曲線Bの上下方向にあ
る一定の幅を有する直線性の特性が得られるとと
もに、第8図の曲線Aに比べて抵抗値が低い、つ
まり低インピーダンスの感湿素子が得られること
になる。
更に、上述した実施例においては、圧縮成型時
のプレス圧力が80Kg/cm2であり、かつ焼結条件が
1250℃、2時間である場合について説明したが、
このプレス条件と焼結条件との組合せは、製造さ
れる素子の経時特性と回復特性とに大きく影響
し、それぞれ30〜20Kgf/cm2(メータ値)、即ち
実際に試料に加わる圧力としてほぼ850〜5700
Kg/cm2および1100〜1400℃、30分〜3時間の範囲
内であれば良好な特性を得ることができる。
なお、上述した実施例においては加熱再生用の
ヒータとして、白金電極3の対向電極としての
RuO2電極4を兼用したが、これは、感湿素子1
の近傍に別個に設けてもよいことは勿論である。
以上説明したように、本発明による感湿抵抗体
磁器組成物によれば、温度に影響されず、かつ広
い範囲で直線性を有する安定な湿度−抵抗特性を
示すと共に湿度応答特性も良好な感湿素子を得る
ことが可能となる。また、加熱装置を付加するこ
とにより、油、塵埃等の悪環境による経時変化も
容易に解消して安定した湿度測定が行なえる等の
種々優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは本発明による感湿抵抗体磁
器組成物の一実施例を用いた感湿素子を示す正面
図および平面図、第2図は第1図感湿素子の湿度
−抵抗特性図、第3図は第1図の感湿素子の等価
並列抵抗および等価並列容量と相対湿度との関係
を示す特性図、第4図は第1図の感湿素子の湿度
応答特性図、第5図および第6図は第1図の感湿
素子の湿度−抵抗特性の経時変化を示す特性図、
第7図は第1図の感湿素子を用いた湿度測定回路
の一例を示す回路図、第8図はSnO2,TiO2系混
合体およびSnO2,TiO2系混合体にTa2O5を添加
して形成された感湿素子の湿度対抵抗特性を示す
図である。 1……感湿素子、2……感湿体、3……白金電
極、4……RuO2電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 SnOx(1<x≦2)1〜99モル%および
    TiOx(1<x≦2)99〜1モル%を主成分とし、
    かつTa2O5,Sb2O5,Nb2O5,WO3,In2O3
    MoO3,SiO2ランタン系希土類酸化物のうちの少
    なくとも1種を2〜15wt%添加した混合物を圧
    縮成型および加熱焼結したことを特徴とする感湿
    抵抗体磁器組成物。
JP56066638A 1981-05-01 1981-05-01 Moisture-resistant resistor ceramic composition and manufacture Granted JPS57183357A (en)

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