JPS636097B2 - - Google Patents
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- JPS636097B2 JPS636097B2 JP57059744A JP5974482A JPS636097B2 JP S636097 B2 JPS636097 B2 JP S636097B2 JP 57059744 A JP57059744 A JP 57059744A JP 5974482 A JP5974482 A JP 5974482A JP S636097 B2 JPS636097 B2 JP S636097B2
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- JP
- Japan
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- film
- polyester
- forming
- block copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D7/00—Producing flat articles, e.g. films or sheets
- B29D7/01—Films or sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/07—Flat, e.g. panels
- B29C48/08—Flat, e.g. panels flexible, e.g. films
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2067/00—Use of polyesters or derivatives thereof, as moulding material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
本発明は接着性、印刷性のすぐれたポリエステ
ル系フイルムを高能率で製膜する方法に関するも
のである。 近年、食品、雑貨等の包装材料として、ポリエ
ステル系フイルムの需要が高まつて来ているが、
元来、ポリエステルは表面自由エネルギーが小さ
く接着性及び親水性インクによる印刷性に劣つて
いた。 これらを改良するために、ポリエーテルセグメ
ントを共重合し、表面自由エネルギーを向上せし
めることが試みられている。(特公昭54−17350号
公報参照) 通常、ポリエステル系フイルムの接着性改良、
更には印刷性改良を目的としてポリアルキレング
リコールをブロツク共重合させることが行なわれ
るが、これらのブロツク共重合体を用いて包装材
料として有益なフイルムを得るためには、特公昭
37−6142号公報等により知られている静電印加キ
ヤスト法が用いられる。静電印加キヤスト法とは
熱可塑性樹脂を溶融押出したシート状物を回転ド
ラム等の冷却体表面で急冷するに際し、押出口金
と回転冷却体表面との間にワイヤー状の電極を設
けて、未固化のシート状物上面に静電荷を析出さ
せて該シート状物を冷却体表面に密着させながら
急冷することにより均一なフイルムを得る方法で
ある。しかしながら、このような静電荷印加キヤ
スト法においても、回転冷却体の周速を高めてフ
イルムの製膜速度を向上させるにつれて冷却体表
面へのシート状物の密着性が低下し、均一なフイ
ルムが得られず、またシート状物と回転冷却体と
の間に空気を巻き込むことにより、フイルム表面
に欠点を生ずるようになる。 フイルムの製膜において製造コストを低減する
ことは重要な課題であり、そのためには回転冷却
体の周速を大きくして、製膜速度を向上させるこ
とが効果的である。しかしながら前述のように回
転冷却体の周速を速くしていくと、冷却体表面に
密着されたシート状物表面上への単位面積静電荷
量が減少し、シート状物と回転冷却体との密着力
が低下し、フイルム表面上に欠点が生じるように
なる。このため、シート状物と回転冷却体との密
着力を高めるべく、押出口金と回転冷却体表面と
の間に設けた電極への印加電圧を高め、シート状
物表面上への静電荷の折出量を多くする方法が構
じられるが、印加電圧を高め過ぎると、電極と冷
却体表面との間にアーク放電が生じ、冷却体表面
のシート状物が破壊されると共に、冷却体表面上
に損傷を与えることになる。従つて電極に印加さ
れる電圧をある一定以上に高めることは実質上不
可能であり、従来の静電印加キヤスト法ではフイ
ルムの製膜速度を向上させ、均一なフイルムを得
るには限界がある。 ポリアルキレングリコール等をブロツク共重合
させたポリエステル系樹脂は前述の静電印加キヤ
スト法における回転冷却体表面との密着力の低下
が著しく、効率良く均一な表面を有するフイルム
を得ることが困難であつた。 本発明者は、溶融押出したシート状物と回転冷
却体表面との密着性を向上せしめて接着性、印刷
性のすぐれたポリエステル系フイルムを高能率で
製膜する方法について鋭意検討し、本発明に到達
したものである。 即ち、本発明はテレフタル酸を主たる酸成分と
し、エチレングリコールを主たるグリコール成分
とするポリエステルセグメントと、0.5〜10重量
%の分子量400〜8000のポリアルキレングリコー
ルとから成るブロツク共重合体を溶融押出してフ
イルムを製膜するに際し、該ブロツク共重合体
100重量部中にエチレングリコール可溶性のアル
カリ金属化合物を金属換算にして、0.0001〜
0.0025重量部配合せしめることを特徴とするポリ
エステル系フイルムの製膜方法である。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明におけるポリエステルセグメントとは、
ポリエチレンテレフタレートを主たる対象とする
が、その一部にイソフタル酸、アジピン酸の如き
2塩基酸、トリエチレングリコール、1・4−ブ
タンジオールの如き2価アルコールを共重合した
ポリエステルであつてもよい。 本発明におけるブロツク共重合体は、通常溶融
重合法によつて製造される。例えばテレフタル酸
又はその低級アルキルエステルとエチレングリコ
ールをエステル化又はエステル交換反応せしめ
て、単量体又は初期重合体を形成し、次にこれを
その融点以上の温度で真空下又は不活性ガス流通
下において撹拌を加えながら、固有粘度が0.45〜
0.75程度になるまで重縮合反応を行なう。この
際、重合体の固有粘度が0.2を越えない以前にポ
リアルキレングリコールを加え、ブロツク共重合
体を得る。この過程において触媒、安定剤等は必
要に応じて任意に使用することができ、また着色
剤等の添加剤も任意に使用することができる。 また本発明におけるポリアルキレングリコール
成分は分子量400〜8000であることが必要であり、
分子量が400に満たない場合は接着性向上、印刷
性向上が期待できず、また分子量が8000を越える
場合は、ブロツク共重合体をつくることができ
ず、ポリアルキレングリコール成分がポリエステ
ル中に分離して存在することになり、フイルムに
した時、表面にポリアルキレングリコール成分が
浸出し、印刷インクのかぶり等の原因となり好ま
しくない。 また、ポリアルキレングリコールのブロツク共
重合体中の割合は0.5〜10重量%であることが必
要である。0.5重量%に満たない場合は接着性向
上、印刷性向上が期待できず、また、10重量%を
越える場合はポリエステル自体の特性を変えるこ
とになり、フイルムとして必要な引張り強度等の
物性が低下し、実質的にフイルムとしての役割を
果たすことができなくなる。 本発明におけるポリアルキレングリコールは −O(−CH2)o−O−〔nは2〜4〕 を繰り返し単位とするものが好ましい。nが4を
越えると、ブロツク共重合物が得られにくくな
り、また仮りに得られたとしても印刷性向上に寄
与し難くなる。 さらに本発明で用いられるエチレングリコール
可溶性のアルカリ金属化合物の好ましいものとし
てナトリウムの水酸化物、脂肪族カルボン酸塩が
あげられ、特に好ましい具体例には、水酸化ナト
リウム、酢酸ナトリウムがあげられる。エチレン
グリコールに可溶でない化合物はポリエステル中
に均一に分散させることが困難であり、また凝集
等によりポリエステル系フイルム中で粗大異物と
して存在すると、ピンホール等の欠点になること
になり好ましくない。さらにこれらのアルカリ金
属化合物のブロツク共重合体中の存在割合はブロ
ツク共重合体100重量部中に金属換算にして
0.0001〜0.0025重量部であることが必要であり、
より好ましくは0.0003〜0.0020重量部である。含
有量が0.0001重量部未満では製膜速度向上の効果
が期待できず、また0.0025重量部を越えるアルカ
リ金属を含有せしめても、製膜速度向上の効果は
ほぼ飽和に達しており、むしろアーク放電の頻度
を増大させることになり、高能率でポリエステル
系フイルムを得るには不適当である。 かかるエチレングリコール可溶性アルカリ金属
化合物はポリエステル中に均一に分散される時期
であれば何時添加してもかまわないが、重縮合反
応が進行し、固有粘度が0.2を越えない間に添加
することが好ましい。 また、アルカリ金属化合物を高濃度含有するポ
リエステル−アルキレングリコール共重合体を製
造しておき、製膜時に適当に希釈する方法を用い
ても、本発明で言う高能率で印刷性の秀れたポリ
エステル系フイルムを製膜できる効果には何ら悪
影響を与えない。 さらに、ポリエステル系延伸フイルムを得る場
合、一般に製膜作業性及び製品フイルムの走行性
改良のため滑剤を用いるが、本発明において通常
用いられる炭酸カルシウム、カオリン、シリカ等
の無機微粒子を添加することは何ら制限を受けな
い。 また、延伸フイルムに対し熱処理、コロナ放電
処理などを施してもさしつかえない。また適当な
酸化防止剤、紫外線吸収剤等の如き添加剤を併合
しても何ら支障はない。 以下実施例に基いて本発明を詳細に説明する。 また、本発明に関わる評価の方法を記述する。 (表面欠点評価法) 製膜したフイルムの表面を偏光レンズ下で観察
し、次のようにランク分けをする。 ランク−1 均一な表面であり、表面欠点が全く
見られない。 ランク−2 微少な表面欠点が多く存在する。 ランク−3 大きな表面欠点が多く存在する。 (印刷インキとの接着性) テープ剥離 市販粘着テープ(商品名セロハンテープ)を用
いて、気泡の入らないように印刷インキ層側に貼
りつけ、素早く剥離したときの剥離状態を下記の
如くに分類して評価した。 ◎ 全く剥離せず。良好。 〇 ほとんど剥離せず。良好(10%以下) △ 10%〜50%剥離する。やや良好。 × 50%以上〜ほとんど完全に剥離する。不良 比較実施例 エステル交換触媒として酢酸マンガン、重合触
媒として三酸化アンチモン、熱安定剤としてトリ
メチルホスフエートを用い、常法に従いポリエチ
レンテレフタレートを得るに際し、エステル交換
終了時にポリアルキレングリコール及び酸化防止
剤のIrganox1010(チバガイギー社製)、さらに酢
酸ナトリウムを添加した。得られたポリエステル
樹脂を用いて通常の逐次2軸延伸製膜法にて、延
伸フイルムを得た。これらについて表面欠点、接
着性を評価した結果を表1に示した。
ル系フイルムを高能率で製膜する方法に関するも
のである。 近年、食品、雑貨等の包装材料として、ポリエ
ステル系フイルムの需要が高まつて来ているが、
元来、ポリエステルは表面自由エネルギーが小さ
く接着性及び親水性インクによる印刷性に劣つて
いた。 これらを改良するために、ポリエーテルセグメ
ントを共重合し、表面自由エネルギーを向上せし
めることが試みられている。(特公昭54−17350号
公報参照) 通常、ポリエステル系フイルムの接着性改良、
更には印刷性改良を目的としてポリアルキレング
リコールをブロツク共重合させることが行なわれ
るが、これらのブロツク共重合体を用いて包装材
料として有益なフイルムを得るためには、特公昭
37−6142号公報等により知られている静電印加キ
ヤスト法が用いられる。静電印加キヤスト法とは
熱可塑性樹脂を溶融押出したシート状物を回転ド
ラム等の冷却体表面で急冷するに際し、押出口金
と回転冷却体表面との間にワイヤー状の電極を設
けて、未固化のシート状物上面に静電荷を析出さ
せて該シート状物を冷却体表面に密着させながら
急冷することにより均一なフイルムを得る方法で
ある。しかしながら、このような静電荷印加キヤ
スト法においても、回転冷却体の周速を高めてフ
イルムの製膜速度を向上させるにつれて冷却体表
面へのシート状物の密着性が低下し、均一なフイ
ルムが得られず、またシート状物と回転冷却体と
の間に空気を巻き込むことにより、フイルム表面
に欠点を生ずるようになる。 フイルムの製膜において製造コストを低減する
ことは重要な課題であり、そのためには回転冷却
体の周速を大きくして、製膜速度を向上させるこ
とが効果的である。しかしながら前述のように回
転冷却体の周速を速くしていくと、冷却体表面に
密着されたシート状物表面上への単位面積静電荷
量が減少し、シート状物と回転冷却体との密着力
が低下し、フイルム表面上に欠点が生じるように
なる。このため、シート状物と回転冷却体との密
着力を高めるべく、押出口金と回転冷却体表面と
の間に設けた電極への印加電圧を高め、シート状
物表面上への静電荷の折出量を多くする方法が構
じられるが、印加電圧を高め過ぎると、電極と冷
却体表面との間にアーク放電が生じ、冷却体表面
のシート状物が破壊されると共に、冷却体表面上
に損傷を与えることになる。従つて電極に印加さ
れる電圧をある一定以上に高めることは実質上不
可能であり、従来の静電印加キヤスト法ではフイ
ルムの製膜速度を向上させ、均一なフイルムを得
るには限界がある。 ポリアルキレングリコール等をブロツク共重合
させたポリエステル系樹脂は前述の静電印加キヤ
スト法における回転冷却体表面との密着力の低下
が著しく、効率良く均一な表面を有するフイルム
を得ることが困難であつた。 本発明者は、溶融押出したシート状物と回転冷
却体表面との密着性を向上せしめて接着性、印刷
性のすぐれたポリエステル系フイルムを高能率で
製膜する方法について鋭意検討し、本発明に到達
したものである。 即ち、本発明はテレフタル酸を主たる酸成分と
し、エチレングリコールを主たるグリコール成分
とするポリエステルセグメントと、0.5〜10重量
%の分子量400〜8000のポリアルキレングリコー
ルとから成るブロツク共重合体を溶融押出してフ
イルムを製膜するに際し、該ブロツク共重合体
100重量部中にエチレングリコール可溶性のアル
カリ金属化合物を金属換算にして、0.0001〜
0.0025重量部配合せしめることを特徴とするポリ
エステル系フイルムの製膜方法である。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明におけるポリエステルセグメントとは、
ポリエチレンテレフタレートを主たる対象とする
が、その一部にイソフタル酸、アジピン酸の如き
2塩基酸、トリエチレングリコール、1・4−ブ
タンジオールの如き2価アルコールを共重合した
ポリエステルであつてもよい。 本発明におけるブロツク共重合体は、通常溶融
重合法によつて製造される。例えばテレフタル酸
又はその低級アルキルエステルとエチレングリコ
ールをエステル化又はエステル交換反応せしめ
て、単量体又は初期重合体を形成し、次にこれを
その融点以上の温度で真空下又は不活性ガス流通
下において撹拌を加えながら、固有粘度が0.45〜
0.75程度になるまで重縮合反応を行なう。この
際、重合体の固有粘度が0.2を越えない以前にポ
リアルキレングリコールを加え、ブロツク共重合
体を得る。この過程において触媒、安定剤等は必
要に応じて任意に使用することができ、また着色
剤等の添加剤も任意に使用することができる。 また本発明におけるポリアルキレングリコール
成分は分子量400〜8000であることが必要であり、
分子量が400に満たない場合は接着性向上、印刷
性向上が期待できず、また分子量が8000を越える
場合は、ブロツク共重合体をつくることができ
ず、ポリアルキレングリコール成分がポリエステ
ル中に分離して存在することになり、フイルムに
した時、表面にポリアルキレングリコール成分が
浸出し、印刷インクのかぶり等の原因となり好ま
しくない。 また、ポリアルキレングリコールのブロツク共
重合体中の割合は0.5〜10重量%であることが必
要である。0.5重量%に満たない場合は接着性向
上、印刷性向上が期待できず、また、10重量%を
越える場合はポリエステル自体の特性を変えるこ
とになり、フイルムとして必要な引張り強度等の
物性が低下し、実質的にフイルムとしての役割を
果たすことができなくなる。 本発明におけるポリアルキレングリコールは −O(−CH2)o−O−〔nは2〜4〕 を繰り返し単位とするものが好ましい。nが4を
越えると、ブロツク共重合物が得られにくくな
り、また仮りに得られたとしても印刷性向上に寄
与し難くなる。 さらに本発明で用いられるエチレングリコール
可溶性のアルカリ金属化合物の好ましいものとし
てナトリウムの水酸化物、脂肪族カルボン酸塩が
あげられ、特に好ましい具体例には、水酸化ナト
リウム、酢酸ナトリウムがあげられる。エチレン
グリコールに可溶でない化合物はポリエステル中
に均一に分散させることが困難であり、また凝集
等によりポリエステル系フイルム中で粗大異物と
して存在すると、ピンホール等の欠点になること
になり好ましくない。さらにこれらのアルカリ金
属化合物のブロツク共重合体中の存在割合はブロ
ツク共重合体100重量部中に金属換算にして
0.0001〜0.0025重量部であることが必要であり、
より好ましくは0.0003〜0.0020重量部である。含
有量が0.0001重量部未満では製膜速度向上の効果
が期待できず、また0.0025重量部を越えるアルカ
リ金属を含有せしめても、製膜速度向上の効果は
ほぼ飽和に達しており、むしろアーク放電の頻度
を増大させることになり、高能率でポリエステル
系フイルムを得るには不適当である。 かかるエチレングリコール可溶性アルカリ金属
化合物はポリエステル中に均一に分散される時期
であれば何時添加してもかまわないが、重縮合反
応が進行し、固有粘度が0.2を越えない間に添加
することが好ましい。 また、アルカリ金属化合物を高濃度含有するポ
リエステル−アルキレングリコール共重合体を製
造しておき、製膜時に適当に希釈する方法を用い
ても、本発明で言う高能率で印刷性の秀れたポリ
エステル系フイルムを製膜できる効果には何ら悪
影響を与えない。 さらに、ポリエステル系延伸フイルムを得る場
合、一般に製膜作業性及び製品フイルムの走行性
改良のため滑剤を用いるが、本発明において通常
用いられる炭酸カルシウム、カオリン、シリカ等
の無機微粒子を添加することは何ら制限を受けな
い。 また、延伸フイルムに対し熱処理、コロナ放電
処理などを施してもさしつかえない。また適当な
酸化防止剤、紫外線吸収剤等の如き添加剤を併合
しても何ら支障はない。 以下実施例に基いて本発明を詳細に説明する。 また、本発明に関わる評価の方法を記述する。 (表面欠点評価法) 製膜したフイルムの表面を偏光レンズ下で観察
し、次のようにランク分けをする。 ランク−1 均一な表面であり、表面欠点が全く
見られない。 ランク−2 微少な表面欠点が多く存在する。 ランク−3 大きな表面欠点が多く存在する。 (印刷インキとの接着性) テープ剥離 市販粘着テープ(商品名セロハンテープ)を用
いて、気泡の入らないように印刷インキ層側に貼
りつけ、素早く剥離したときの剥離状態を下記の
如くに分類して評価した。 ◎ 全く剥離せず。良好。 〇 ほとんど剥離せず。良好(10%以下) △ 10%〜50%剥離する。やや良好。 × 50%以上〜ほとんど完全に剥離する。不良 比較実施例 エステル交換触媒として酢酸マンガン、重合触
媒として三酸化アンチモン、熱安定剤としてトリ
メチルホスフエートを用い、常法に従いポリエチ
レンテレフタレートを得るに際し、エステル交換
終了時にポリアルキレングリコール及び酸化防止
剤のIrganox1010(チバガイギー社製)、さらに酢
酸ナトリウムを添加した。得られたポリエステル
樹脂を用いて通常の逐次2軸延伸製膜法にて、延
伸フイルムを得た。これらについて表面欠点、接
着性を評価した結果を表1に示した。
【表】
【表】
尚、本延伸フイルム中には滑り性付与のためカ
オリンを0.1重量部含有している。 表1から明らかなように、ポリアルキレングリ
コール−ポリエチレンテレフタレート共重合体に
微量のアルカリ金属化合物を含有せしめることに
より、表面の均一な接着性に秀れた延伸フイルム
を高能率で製造することが可能である。 実施例 5 実施例1において、酢酸ナトリウムのかわりに
水酸化ナトリウムを金属換算にて0.001重量部含
有せしめたポリエステル樹脂を実施例1と同様に
製膜し延伸フイルムを得た。このフイルムの評価
を行なつたところ下記の結果が得られた。 製膜速度 120m/min 表面欠点 ランク1 接着性 ◎
オリンを0.1重量部含有している。 表1から明らかなように、ポリアルキレングリ
コール−ポリエチレンテレフタレート共重合体に
微量のアルカリ金属化合物を含有せしめることに
より、表面の均一な接着性に秀れた延伸フイルム
を高能率で製造することが可能である。 実施例 5 実施例1において、酢酸ナトリウムのかわりに
水酸化ナトリウムを金属換算にて0.001重量部含
有せしめたポリエステル樹脂を実施例1と同様に
製膜し延伸フイルムを得た。このフイルムの評価
を行なつたところ下記の結果が得られた。 製膜速度 120m/min 表面欠点 ランク1 接着性 ◎
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 テレフタル酸を主たる酸成分とし、エチレン
グリコールを主たるグリコール成分とするポリエ
ステルセグメントと0.5〜10重量%の分子量400〜
8000のポリアルキレングリコールとから成るブロ
ツク共重合体を溶融押出してフイルムを製膜する
に際し、該ブロツク共重合体100重量部中にエチ
レングリコール可溶性のアルカリ金属化合物を金
属換算にして0.0001〜0.0025重量部配合せしめる
ことを特徴とするポリエステル系フイルムの製膜
方法。 2 アルカリ金属化合物がナトリウムの水酸化物
及び脂肪酸カルボン酸塩より選ばれた少なくとも
一種の化合物である特許請求の範囲第1項記載の
ポリエステル系フイルムの製膜方法。 3 ポリアルキレングリコールが −O(−CH2)−oO−〔nは2〜4〕 を繰返し単位とする特許請求の範囲第1項又は第
2項記載のポリエステル系フイルムの製膜方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57059744A JPS58177317A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ポリエステル系フイルムの製膜方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57059744A JPS58177317A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ポリエステル系フイルムの製膜方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58177317A JPS58177317A (ja) | 1983-10-18 |
| JPS636097B2 true JPS636097B2 (ja) | 1988-02-08 |
Family
ID=13122040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57059744A Granted JPS58177317A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ポリエステル系フイルムの製膜方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58177317A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0645175B2 (ja) * | 1986-04-15 | 1994-06-15 | 東洋紡績株式会社 | ポリエステルフイルムの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5247069A (en) * | 1975-10-11 | 1977-04-14 | Toyo Boseki | Polyester system films with superior processibilty |
-
1982
- 1982-04-12 JP JP57059744A patent/JPS58177317A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58177317A (ja) | 1983-10-18 |
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