JPS636275B2 - - Google Patents
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- JPS636275B2 JPS636275B2 JP60102691A JP10269185A JPS636275B2 JP S636275 B2 JPS636275 B2 JP S636275B2 JP 60102691 A JP60102691 A JP 60102691A JP 10269185 A JP10269185 A JP 10269185A JP S636275 B2 JPS636275 B2 JP S636275B2
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- water
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Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は船舶において、油分(本明細書では油
と略称する。)の混在しているビルジから、その
油と海水(同じく水と略称する。)とを自動連続
的に能率良く、しかも完全・確実に分離処理する
ための遠心力式油水分離方法と、その実施に用い
る油水分離機に関する。
と略称する。)の混在しているビルジから、その
油と海水(同じく水と略称する。)とを自動連続
的に能率良く、しかも完全・確実に分離処理する
ための遠心力式油水分離方法と、その実施に用い
る油水分離機に関する。
<従来の技術とその問題点>
この種船舶用の油水分離機としては、従来から
分離板式とコアレツサー式とが公知であり、後者
の方式がその高価であるにも拘らず、最も良く普
及している。これではその構成上、コアレツサー
と称するガラス繊維のフイルター材が、その分離
槽内に全体的な中空円筒型をなす積層状態として
封入設置されており、その繊維間隙へビルジを通
過させることによつて、これに含まれている油の
みを捕捉しつつ、分離槽内の上部位置へ浮遊状に
集めるようになつているが、未だその油水の分離
効果に劣つている。
分離板式とコアレツサー式とが公知であり、後者
の方式がその高価であるにも拘らず、最も良く普
及している。これではその構成上、コアレツサー
と称するガラス繊維のフイルター材が、その分離
槽内に全体的な中空円筒型をなす積層状態として
封入設置されており、その繊維間隙へビルジを通
過させることによつて、これに含まれている油の
みを捕捉しつつ、分離槽内の上部位置へ浮遊状に
集めるようになつているが、未だその油水の分離
効果に劣つている。
つまり、そのコアレツサーの繊維間隙は著しく
狭小であるため、早期に目詰り現象を生じてしま
うと共に、その中空円筒の隔壁形態により区分さ
れる内外の圧力変化とも相俟つて、コアレツサー
の破損事故も頻発するからである。そして、万一
その故障を知らずに作動継続すると、海上に油が
流出することになるおそれもあるため、定期的に
分離槽を分解の上、保守・点検作業しなければな
らず、その際に高価なコアレツサーの交換も余儀
なくされる。
狭小であるため、早期に目詰り現象を生じてしま
うと共に、その中空円筒の隔壁形態により区分さ
れる内外の圧力変化とも相俟つて、コアレツサー
の破損事故も頻発するからである。そして、万一
その故障を知らずに作動継続すると、海上に油が
流出することになるおそれもあるため、定期的に
分離槽を分解の上、保守・点検作業しなければな
らず、その際に高価なコアレツサーの交換も余儀
なくされる。
何れにしても、回収された油に未だ水が含まれ
ていると、そのまま廃油焼却炉によつて焼却する
ことができないので、その油を一旦廃油沈澱槽に
移し入れた後、約100℃まで加熱処理し、更に少
なくとも一昼夜程度静置沈澱させてから水を抜き
出して、上部の油のみを焼却しなければならな
い。その爾後作業上著しく煩雑であり、多大の時
間と労力を要するため、仮令航海中にその作業を
常時行なつたとしても、次々に溜る廃油量が処理
能力を越えてしまうことになる。他方、船舶用に
限らぬ一般的な遠心力式の2液分離機としては、
例えば特公昭56−17149号のような比重差に基く
分離方式が公知である。ところが、これでは液体
の比較変化に応答する検出装置を設けている処、
その2液の分離線はこれを予じめ決定する比重の
計測状態や温度、供給濃度、その他の条件による
影響を受けて変化するため、リングダムを用いて
人為的に正しく調整しておかなければならず、そ
の調整作業には高度の技巧と熟練を要する結果、
常に高精度な分離性能を得られるとは限らない。
又、そのリングダムの調整機構や遅延タイマーな
どを装備させる必要があるので、構造上も複雑化
し、簡便に保守・点検などを行なえない問題があ
る。
ていると、そのまま廃油焼却炉によつて焼却する
ことができないので、その油を一旦廃油沈澱槽に
移し入れた後、約100℃まで加熱処理し、更に少
なくとも一昼夜程度静置沈澱させてから水を抜き
出して、上部の油のみを焼却しなければならな
い。その爾後作業上著しく煩雑であり、多大の時
間と労力を要するため、仮令航海中にその作業を
常時行なつたとしても、次々に溜る廃油量が処理
能力を越えてしまうことになる。他方、船舶用に
限らぬ一般的な遠心力式の2液分離機としては、
例えば特公昭56−17149号のような比重差に基く
分離方式が公知である。ところが、これでは液体
の比較変化に応答する検出装置を設けている処、
その2液の分離線はこれを予じめ決定する比重の
計測状態や温度、供給濃度、その他の条件による
影響を受けて変化するため、リングダムを用いて
人為的に正しく調整しておかなければならず、そ
の調整作業には高度の技巧と熟練を要する結果、
常に高精度な分離性能を得られるとは限らない。
又、そのリングダムの調整機構や遅延タイマーな
どを装備させる必要があるので、構造上も複雑化
し、簡便に保守・点検などを行なえない問題があ
る。
<問題点を解決するための手段>
本発明はこのような諸問題の抜本的解決を企図
しており、その遠心力式の油水分離方法として、
上蓋11と下蓋12により密閉された円筒型の油
水分離槽10内へ、油と水との混合状態にあるビ
ルジを供給した上、その分離槽10を回転駆動す
ることにより、その回転遠心力で分離処理された
油を分離槽10の回転中心部から、排油管路24
を経て外部へ流出させる一方、同じく分離処理さ
れた水を分離槽10の周縁部から、その排水管路
34を経て外部へ各別に流出させる遠心力式の油
水分離方法において、 上記分離槽10の上蓋11へ、その回転中心部
からの半径寸法(R1)(R2)(R3)(R4)が長短
位相変化する如く挿入設置された複数の電極棒4
3a,43b,43c,43dにより、その分離
槽10内における水と油の絶縁抵抗を測定して、
その水と油との境界面L−Lを自動的に位置検出
すると共に、 その検出結果に基く電気信号を、上記排油管路
24の開閉用電磁弁26と排水管路34の開閉用
電磁弁36を自動制御するコントロールユニツト
44へ通電させて、 上記混合状態の比率上水が油よりも過多である
時には、その排水管路34の電磁弁36のみを開
放させ、逆に油が水よりも過多である時には、そ
の排油管路24の電磁弁26のみを開放させると
云うように、その混合比率の変化に拘らず、常に
上記境界面L−Lを予じめ決められた一定の範囲
に維持させるべく、上記電磁弁26,36を自動
的に開閉制御することを特徴とし、 又、その方法を実施するための油水分離機とし
て、上蓋11と下蓋12により密閉された円筒型
をなし、且つその上蓋11の中心部から一体的に
起立する上部中空回転軸17と、下蓋12の同じ
く中心部から一体的に垂下する下部中空回転軸2
7とによつて、回転自在に支持された油水分離槽
11と、 その分離槽10の上蓋11に連通開口する上部
中空回転軸17の中空内部を分離処理後の油流出
路23として、その油流出路23に連通配管され
た排油管路24と、 同じく分離槽10の下蓋12に連通開口する下
部中空回転軸27の中空内部を、油と水との混合
状態にあるビルジの流入路28として、そのビル
ジ流入路28に連通配管されたビルジ流入管路2
9と、 その下部中空回転軸27に被着一体化された中
空鞘軸31の中空内部を分離処理後の水流出路3
3として、その水流出路33の上部と分離槽10
における下蓋12の周縁部に開口された水流出孔
41とを連通接続する集水管路42と、 その水流出路33の下部に連通配管された排水
管路34と、 上記分離槽10の上蓋11へ、その回転中心部
からの半径寸法(R1)(R2)(R3)(R4)が長短
位相変化する如くに挿入設置されて、その分離槽
10内における油と水の絶縁抵抗を測定すること
により、その油と水との境界面L−Lを自動的に
位置検出する複数の電極棒43a,43b,43
c,43dと、 上記排油管路24、ビルジ流入管路28並びに
排水管路34の途上に各々設置された開閉用電磁
弁26,37,36を自動制御するコントロール
ユニツト44とから成り、 そのコントロールユニツト44を上記複数の電
極棒43a,43b,43c,43dと電気的に
接続して、その電極棒43a,43b,43c,
43dの検出結果に基く信号をコントロールユニ
ツト44へ通電させることにより、 上記油と水との境界面L−Lを予じめ決められ
た一定の範囲に維持させるべく、上記電磁弁2
6,37,36を自動的に開閉制御するように設
定したことを特徴とするものである。
しており、その遠心力式の油水分離方法として、
上蓋11と下蓋12により密閉された円筒型の油
水分離槽10内へ、油と水との混合状態にあるビ
ルジを供給した上、その分離槽10を回転駆動す
ることにより、その回転遠心力で分離処理された
油を分離槽10の回転中心部から、排油管路24
を経て外部へ流出させる一方、同じく分離処理さ
れた水を分離槽10の周縁部から、その排水管路
34を経て外部へ各別に流出させる遠心力式の油
水分離方法において、 上記分離槽10の上蓋11へ、その回転中心部
からの半径寸法(R1)(R2)(R3)(R4)が長短
位相変化する如く挿入設置された複数の電極棒4
3a,43b,43c,43dにより、その分離
槽10内における水と油の絶縁抵抗を測定して、
その水と油との境界面L−Lを自動的に位置検出
すると共に、 その検出結果に基く電気信号を、上記排油管路
24の開閉用電磁弁26と排水管路34の開閉用
電磁弁36を自動制御するコントロールユニツト
44へ通電させて、 上記混合状態の比率上水が油よりも過多である
時には、その排水管路34の電磁弁36のみを開
放させ、逆に油が水よりも過多である時には、そ
の排油管路24の電磁弁26のみを開放させると
云うように、その混合比率の変化に拘らず、常に
上記境界面L−Lを予じめ決められた一定の範囲
に維持させるべく、上記電磁弁26,36を自動
的に開閉制御することを特徴とし、 又、その方法を実施するための油水分離機とし
て、上蓋11と下蓋12により密閉された円筒型
をなし、且つその上蓋11の中心部から一体的に
起立する上部中空回転軸17と、下蓋12の同じ
く中心部から一体的に垂下する下部中空回転軸2
7とによつて、回転自在に支持された油水分離槽
11と、 その分離槽10の上蓋11に連通開口する上部
中空回転軸17の中空内部を分離処理後の油流出
路23として、その油流出路23に連通配管され
た排油管路24と、 同じく分離槽10の下蓋12に連通開口する下
部中空回転軸27の中空内部を、油と水との混合
状態にあるビルジの流入路28として、そのビル
ジ流入路28に連通配管されたビルジ流入管路2
9と、 その下部中空回転軸27に被着一体化された中
空鞘軸31の中空内部を分離処理後の水流出路3
3として、その水流出路33の上部と分離槽10
における下蓋12の周縁部に開口された水流出孔
41とを連通接続する集水管路42と、 その水流出路33の下部に連通配管された排水
管路34と、 上記分離槽10の上蓋11へ、その回転中心部
からの半径寸法(R1)(R2)(R3)(R4)が長短
位相変化する如くに挿入設置されて、その分離槽
10内における油と水の絶縁抵抗を測定すること
により、その油と水との境界面L−Lを自動的に
位置検出する複数の電極棒43a,43b,43
c,43dと、 上記排油管路24、ビルジ流入管路28並びに
排水管路34の途上に各々設置された開閉用電磁
弁26,37,36を自動制御するコントロール
ユニツト44とから成り、 そのコントロールユニツト44を上記複数の電
極棒43a,43b,43c,43dと電気的に
接続して、その電極棒43a,43b,43c,
43dの検出結果に基く信号をコントロールユニ
ツト44へ通電させることにより、 上記油と水との境界面L−Lを予じめ決められ
た一定の範囲に維持させるべく、上記電磁弁2
6,37,36を自動的に開閉制御するように設
定したことを特徴とするものである。
<実施例>
以下、図示の実施例に基いて本発明の具体的構
成を詳述すると、その遠心力式油水分離機を表わ
した第1〜9図において、10は中空円筒型の回
転分離槽であり、その胴面に対する着脱自在な上
蓋11と下蓋12によつて、密閉状態に組み立て
られている。13はその分離槽10内の中心部に
固定垂立された中空支柱管であつて、これから放
射状に複数(図では合計4枚)の羽根板14が派
出されており、以つて分離槽10の内部が第4,
5図から明白なように、複数(図では合計4個)
の小室Sに細かく区画等分されている。
成を詳述すると、その遠心力式油水分離機を表わ
した第1〜9図において、10は中空円筒型の回
転分離槽であり、その胴面に対する着脱自在な上
蓋11と下蓋12によつて、密閉状態に組み立て
られている。13はその分離槽10内の中心部に
固定垂立された中空支柱管であつて、これから放
射状に複数(図では合計4枚)の羽根板14が派
出されており、以つて分離槽10の内部が第4,
5図から明白なように、複数(図では合計4個)
の小室Sに細かく区画等分されている。
その羽根板14による仕切り形態は、分離槽1
0内に流入されるビルジに対して、回転遠心力を
効率良く作用させる趣旨に基くが、そのビルジの
流動と各小室Sの内圧とを均等化する意味から、
各羽根板14と支柱管13には第3〜5図のよう
に、何れも多数の流通孔15,16が開口されて
いる。
0内に流入されるビルジに対して、回転遠心力を
効率良く作用させる趣旨に基くが、そのビルジの
流動と各小室Sの内圧とを均等化する意味から、
各羽根板14と支柱管13には第3〜5図のよう
に、何れも多数の流通孔15,16が開口されて
いる。
17は分離槽10における上蓋11の中心部か
ら、上方へ一体的に起立された上部中空回転軸で
あり、その上端部に設置されたモーター18によ
つて、分離槽10を回転駆動すべく機能する。そ
の回転速度としては、1800rpm程度が好適であ
る。蓋し、油から水のみを分離させ、そのビルジ
に含まれている水より重いスラツジなどの不純物
は、これを油と一緒に排出回収できるからであ
り、その意味において清浄機のような毎分1万数
回転の高速に回転させる必要はない。19はその
回転軸17とモーター18の出力軸とを直結する
ためのフランジ型軸接手、20は同じく回転軸1
7の軸受、21は据付フレーム、22は分離槽1
0の安全ガードを示している。
ら、上方へ一体的に起立された上部中空回転軸で
あり、その上端部に設置されたモーター18によ
つて、分離槽10を回転駆動すべく機能する。そ
の回転速度としては、1800rpm程度が好適であ
る。蓋し、油から水のみを分離させ、そのビルジ
に含まれている水より重いスラツジなどの不純物
は、これを油と一緒に排出回収できるからであ
り、その意味において清浄機のような毎分1万数
回転の高速に回転させる必要はない。19はその
回転軸17とモーター18の出力軸とを直結する
ためのフランジ型軸接手、20は同じく回転軸1
7の軸受、21は据付フレーム、22は分離槽1
0の安全ガードを示している。
又、上部中空回転軸17の内部は第3図から明
白なように、分離処理後の油流出路23として穿
孔されており、その下端部が分離槽10の回転中
心部に連通開口されていると共に、同じく上端開
口部には排油管路24の口金環25が連通接続さ
れている。そして、その排油管路24の途中には
開閉用の電磁弁26も介挿設置されている。
白なように、分離処理後の油流出路23として穿
孔されており、その下端部が分離槽10の回転中
心部に連通開口されていると共に、同じく上端開
口部には排油管路24の口金環25が連通接続さ
れている。そして、その排油管路24の途中には
開閉用の電磁弁26も介挿設置されている。
他方、27は分離槽10を下方から安定良く支
持する下部中空回転軸であり、その中空内部がビ
ルジ流入路28として貫通形成されていると共
に、その下端開口部にはビルジ流入管路29の口
金環30も連通接続されている。31はその回転
軸27へ言わば全体として2重軸を形作る如く被
着一体化された中空鞘軸であり、据付フレーム2
1に対して軸受32により支承されていると共
に、その中空内部に区成された水流出路33の下
端開口部が、排水管路34の口金環35と連通接
続されている。その排水管路34と上記ビルジ流
入管路29の途上にも、各々の開閉用電磁弁3
6,37が設置されている。
持する下部中空回転軸であり、その中空内部がビ
ルジ流入路28として貫通形成されていると共
に、その下端開口部にはビルジ流入管路29の口
金環30も連通接続されている。31はその回転
軸27へ言わば全体として2重軸を形作る如く被
着一体化された中空鞘軸であり、据付フレーム2
1に対して軸受32により支承されていると共
に、その中空内部に区成された水流出路33の下
端開口部が、排水管路34の口金環35と連通接
続されている。その排水管路34と上記ビルジ流
入管路29の途上にも、各々の開閉用電磁弁3
6,37が設置されている。
38は上記分離槽10の下蓋12と相俟つて一
定間隙のビルジ分配路39を形作る如く、その下
蓋12へ下方から被着固定された受皿板であり、
その中心部において中空鞘軸31と一体的に結合
している。40はその下蓋12の全体的に、上記
小室Sの各個と連通する如く開口配列された多数
のビルジ分配孔であり、何れもビルジ分配路39
を介して、上記下部中空回転軸27のビルジ流入
路28と連通状態にあること、言うまでもない。
定間隙のビルジ分配路39を形作る如く、その下
蓋12へ下方から被着固定された受皿板であり、
その中心部において中空鞘軸31と一体的に結合
している。40はその下蓋12の全体的に、上記
小室Sの各個と連通する如く開口配列された多数
のビルジ分配孔であり、何れもビルジ分配路39
を介して、上記下部中空回転軸27のビルジ流入
路28と連通状態にあること、言うまでもない。
又、41は同じく各小室Sと連通するように、
下蓋12の周縁位置に開口配列された複数の水流
出孔であり、これらはエルボ型に屈曲する集水管
路42を経て、上記中空鞘軸31による水流出路
33の上端開口部へ連通接続されている。
下蓋12の周縁位置に開口配列された複数の水流
出孔であり、これらはエルボ型に屈曲する集水管
路42を経て、上記中空鞘軸31による水流出路
33の上端開口部へ連通接続されている。
つまり、油と水との混合状態にあるビルジは、
そのビルジ流入管路29から下部中空回転軸27
のビルジ流入路28と、ビルジ分配路39を経て
分離槽10の内部へ、その下方から全体的に供給
されるのであり、その分離槽10の回転遠心力を
受けて、その油が分離槽10の回転中心部へ、又
水は分離槽10の回転周縁部へ各々集められ、茲
に油と水との境界面L−Lが実質上円筒型に生成
される。
そのビルジ流入管路29から下部中空回転軸27
のビルジ流入路28と、ビルジ分配路39を経て
分離槽10の内部へ、その下方から全体的に供給
されるのであり、その分離槽10の回転遠心力を
受けて、その油が分離槽10の回転中心部へ、又
水は分離槽10の回転周縁部へ各々集められ、茲
に油と水との境界面L−Lが実質上円筒型に生成
される。
そして、その回転遠心力により分離処理された
後の油が、その回転中心部から上方に向かい、上
部中空回転軸17の油流出路23を経て排油管路
24へ排出され、又同じく水は分離槽11の周縁
部から下方に向かい、集水管路42と中空鞘軸3
1内の水流出路33を経由して、排水管路34へ
排出されるようになつているわけである。
後の油が、その回転中心部から上方に向かい、上
部中空回転軸17の油流出路23を経て排油管路
24へ排出され、又同じく水は分離槽11の周縁
部から下方に向かい、集水管路42と中空鞘軸3
1内の水流出路33を経由して、排水管路34へ
排出されるようになつているわけである。
更に、43a,43b,43c,43dは上記
分離槽10の上蓋11に、その内部への挿入垂下
状態として、第7図のように固定設置された複数
(図では合計4本)の電極棒であり、これは分離
槽10内における油と水の絶縁抵抗を測定するこ
とによつて、その油と水との境界面L−Lを自動
的に位置検出すべく機能する。
分離槽10の上蓋11に、その内部への挿入垂下
状態として、第7図のように固定設置された複数
(図では合計4本)の電極棒であり、これは分離
槽10内における油と水の絶縁抵抗を測定するこ
とによつて、その油と水との境界面L−Lを自動
的に位置検出すべく機能する。
その場合、ビルジにおける油と水との混合比率
は常に一定であるとは限らず、従つて上記境界面
L−Lの位置も区々相違変化することになるた
め、これが如何ように変化しても常時確実に検出
できるように、上記電極棒43a,43b,43
c,43dを複数として、且つその分離槽10内
への挿入位置(検出点)を、該分離槽10におけ
る回転中心部からの半径寸法(R1)(R2)(R3)
(R4)が長短相違する如く位相変化させている。
は常に一定であるとは限らず、従つて上記境界面
L−Lの位置も区々相違変化することになるた
め、これが如何ように変化しても常時確実に検出
できるように、上記電極棒43a,43b,43
c,43dを複数として、且つその分離槽10内
への挿入位置(検出点)を、該分離槽10におけ
る回転中心部からの半径寸法(R1)(R2)(R3)
(R4)が長短相違する如く位相変化させている。
そして、その電極棒43a,43b,43c,
43dによる検出結果の電気信号をコントロール
ユニツト(電気制御盤)44へ伝え、そのコント
ロールユニツト44によつて、上記境界面L−L
を予じめ決められた一定の範囲内に維持制御すべ
く、上記電磁弁26,36,37を自動的に開閉
させるようになつている。電極棒43a,43
b,43c,43dがその開閉制御作用のスイツ
チとして働くようになつているわけである。
43dによる検出結果の電気信号をコントロール
ユニツト(電気制御盤)44へ伝え、そのコント
ロールユニツト44によつて、上記境界面L−L
を予じめ決められた一定の範囲内に維持制御すべ
く、上記電磁弁26,36,37を自動的に開閉
させるようになつている。電極棒43a,43
b,43c,43dがその開閉制御作用のスイツ
チとして働くようになつているわけである。
そのために、第8,9図から明白な通り上部中
空回転軸17の途上には、複数の電極棒43a,
43b,43c,43dと対応する個数のスリツ
プリング45が、その回転軸17と一体的に回転
し得るように嵌着されていると共に、その各スリ
ツプリング45と接触するカーボンブラシ46も
付属設置されており、電極棒43a,43b,4
3c,43dによる検出結果の信号を、その導線
47からスリツプリング45並びにカーボンブラ
シ46を経て、別な導線48によりコントロール
ユニツト44へ通電するようになつている。尚、
そのコントロールユニツト44と上記電磁弁2
6,36,37が、各々電気的に接続されている
こと言うまでもない。
空回転軸17の途上には、複数の電極棒43a,
43b,43c,43dと対応する個数のスリツ
プリング45が、その回転軸17と一体的に回転
し得るように嵌着されていると共に、その各スリ
ツプリング45と接触するカーボンブラシ46も
付属設置されており、電極棒43a,43b,4
3c,43dによる検出結果の信号を、その導線
47からスリツプリング45並びにカーボンブラ
シ46を経て、別な導線48によりコントロール
ユニツト44へ通電するようになつている。尚、
そのコントロールユニツト44と上記電磁弁2
6,36,37が、各々電気的に接続されている
こと言うまでもない。
49は上記スリツプリング45の隣り合う相互
間に介在されたベークライド板、50は同じくス
リツプリング45と回転軸17との嵌合面に介挿
されたゴム環、51はそのスリツプリング45を
固定すべく回転軸17に螺着されたナツト、52
はカーボンブラシ46の保持板であり、これに封
入設置されたコイルバネ53によつて、そのカー
ボンブラシ46にスリツプリング45との接触用
背圧が付与されている。
間に介在されたベークライド板、50は同じくス
リツプリング45と回転軸17との嵌合面に介挿
されたゴム環、51はそのスリツプリング45を
固定すべく回転軸17に螺着されたナツト、52
はカーボンブラシ46の保持板であり、これに封
入設置されたコイルバネ53によつて、そのカー
ボンブラシ46にスリツプリング45との接触用
背圧が付与されている。
<作用>
次に、本発明の油水分離作用を第3,10図に
基いて説明すると、ストレーナーによつて異物の
排除されたビルジは、図外のビルジポンプにより
矢印で示す如く、ビルジ流入管路29から下部中
空回転軸27のビルジ流入路28並びにビルジ分
配路39を経て、分離槽10の下方からその内部
に流入するが、その分離槽10がモーター18に
より回転駆動されているため、その回転遠心力の
作用を受けつつ、ビルジに混在している水は分離
槽10の周縁部へ、又油は分離槽10の回転中心
部へ各々集められ、茲に油と水の境界面L−Lが
実質上円筒型に生成されることとなる。
基いて説明すると、ストレーナーによつて異物の
排除されたビルジは、図外のビルジポンプにより
矢印で示す如く、ビルジ流入管路29から下部中
空回転軸27のビルジ流入路28並びにビルジ分
配路39を経て、分離槽10の下方からその内部
に流入するが、その分離槽10がモーター18に
より回転駆動されているため、その回転遠心力の
作用を受けつつ、ビルジに混在している水は分離
槽10の周縁部へ、又油は分離槽10の回転中心
部へ各々集められ、茲に油と水の境界面L−Lが
実質上円筒型に生成されることとなる。
その場合、分離槽10内へ供給されるビルジの
油水混合比率は、常に一定であるとは限らないた
め、上記境界面L−Lの生成位置も相違変化する
ことになる処、複数の第1〜4電極棒43a,4
3b,43c,43dは上記した通り、その検出
位置が分離槽10における回転中心部からの半径
寸法(R1)(R2)(R3)(R4)につき、全体とし
て長短位相変化する分布状態にあるため、常時確
実に境界面L−Lの生成位置を検出することがで
き、今第10図のように油と水との境界面L−L
が第2電極棒43bと第3電極棒43cとの相互
間隔範囲内に位置する時、その分離効果の最善を
得られるものと仮定すれば、その時排水管路34
の開閉用電磁弁36と排油管路24の開閉用電磁
弁26とを、何れも開放させるべくコントロール
ユニツト44で維持制御することにより、その分
離処理後の油は分離槽10の回転中心部から上方
に向かい、上部中空回転軸17の油流出路23並
びに排油管路24を経て、排出回収されることに
なる。
油水混合比率は、常に一定であるとは限らないた
め、上記境界面L−Lの生成位置も相違変化する
ことになる処、複数の第1〜4電極棒43a,4
3b,43c,43dは上記した通り、その検出
位置が分離槽10における回転中心部からの半径
寸法(R1)(R2)(R3)(R4)につき、全体とし
て長短位相変化する分布状態にあるため、常時確
実に境界面L−Lの生成位置を検出することがで
き、今第10図のように油と水との境界面L−L
が第2電極棒43bと第3電極棒43cとの相互
間隔範囲内に位置する時、その分離効果の最善を
得られるものと仮定すれば、その時排水管路34
の開閉用電磁弁36と排油管路24の開閉用電磁
弁26とを、何れも開放させるべくコントロール
ユニツト44で維持制御することにより、その分
離処理後の油は分離槽10の回転中心部から上方
に向かい、上部中空回転軸17の油流出路23並
びに排油管路24を経て、排出回収されることに
なる。
他方、同じく分離処理後の水は分離槽10の周
縁部から下方に向かい、集水管路42や中空鞘軸
31の水流出路33並びに排水管路34を経て、
排出されることとなり、このような油水分離作用
が自動連続的に能率良く行なわれ、その結果分離
された油には水が一切含まれていないので、これ
を廃油焼却炉によつてすばやく完全に焼却できる
のである。
縁部から下方に向かい、集水管路42や中空鞘軸
31の水流出路33並びに排水管路34を経て、
排出されることとなり、このような油水分離作用
が自動連続的に能率良く行なわれ、その結果分離
された油には水が一切含まれていないので、これ
を廃油焼却炉によつてすばやく完全に焼却できる
のである。
そして、分離槽10内へ供給されるビルジは上
記のように、その油と水との混合比率が一定して
いないので、今その比率上油が水よりも過多であ
るとすると、その境界面L−Lの生成位置は、例
えば第10図の第3電極棒43cと第4電極棒4
3dとの相互間に存在する如く、分離槽10の周
縁部(外側)へ片寄り変位することになるが、そ
の時には油と水の絶縁抵抗値が上昇することとな
るため、その数値をこれと対応位置する第3電極
棒43cや第4電極棒43dで測定することによ
り、その変位した境界面L−Lを位置検出し、排
油管路24の開閉用電磁弁26を開放させて、適
当量だけ油を排出させる共に、排水管路34の開
閉用電磁弁36はこれを閉止状態に保つべく、そ
のコントロールユニツト44によつて制御するの
である。
記のように、その油と水との混合比率が一定して
いないので、今その比率上油が水よりも過多であ
るとすると、その境界面L−Lの生成位置は、例
えば第10図の第3電極棒43cと第4電極棒4
3dとの相互間に存在する如く、分離槽10の周
縁部(外側)へ片寄り変位することになるが、そ
の時には油と水の絶縁抵抗値が上昇することとな
るため、その数値をこれと対応位置する第3電極
棒43cや第4電極棒43dで測定することによ
り、その変位した境界面L−Lを位置検出し、排
油管路24の開閉用電磁弁26を開放させて、適
当量だけ油を排出させる共に、排水管路34の開
閉用電磁弁36はこれを閉止状態に保つべく、そ
のコントロールユニツト44によつて制御するの
である。
逆に、水が油よりも過多に含まれていると仮定
すると、その境界面L−Lは例えば第1電極棒4
3aと第2電極棒43bとの相互間に位置する如
く、分離槽10の回転中心部(内側)へ片寄り変
位することになるが、その時には同じく絶縁抵抗
値が下降するため、これをその対応位置する第1
電極棒43aや第2電極棒43bで測定すること
によつて、やはりその変位した境界面L−Lの位
置を検出し、今度は排水管路34の電磁弁36を
開放させて、適当量だけ水を排出させると共に、
排油管路24の電磁弁26を閉止状態に保つので
あり、このようにして水と油との境界面L−L
を、上記した最善の分離効果が達成される一定の
範囲内にあるものとして、常に且つ自動的に維持
することができることとなる。因みに、その予じ
めの一定範囲は実用上助燃バーナーを使用するこ
となく、分離処理後の油を完全に焼却できる意
味・程度として、上記絶縁抵抗値の1〜10MΩ
(メガオーム)に設定することが好ましい。
すると、その境界面L−Lは例えば第1電極棒4
3aと第2電極棒43bとの相互間に位置する如
く、分離槽10の回転中心部(内側)へ片寄り変
位することになるが、その時には同じく絶縁抵抗
値が下降するため、これをその対応位置する第1
電極棒43aや第2電極棒43bで測定すること
によつて、やはりその変位した境界面L−Lの位
置を検出し、今度は排水管路34の電磁弁36を
開放させて、適当量だけ水を排出させると共に、
排油管路24の電磁弁26を閉止状態に保つので
あり、このようにして水と油との境界面L−L
を、上記した最善の分離効果が達成される一定の
範囲内にあるものとして、常に且つ自動的に維持
することができることとなる。因みに、その予じ
めの一定範囲は実用上助燃バーナーを使用するこ
となく、分離処理後の油を完全に焼却できる意
味・程度として、上記絶縁抵抗値の1〜10MΩ
(メガオーム)に設定することが好ましい。
更に、その境界面L−Lが第1電極棒43aや
第4電極棒43dの位置まで、言わば過多な偏倚
状態に変移した時には、ビルジ流入管路29の開
閉用電磁弁37を閉止させると共に、ビルジポン
プもその作動の停止状態に保つて、ビルジの供給
を中止するように制御すれば良く、そのような非
常事態はブザーや点滅ランプなどにより警報する
ことができる。尚、分離機自身の不使用中には、
上記電磁弁26,36,37のすべてを閉止状態
に保つこと、勿論である。
第4電極棒43dの位置まで、言わば過多な偏倚
状態に変移した時には、ビルジ流入管路29の開
閉用電磁弁37を閉止させると共に、ビルジポン
プもその作動の停止状態に保つて、ビルジの供給
を中止するように制御すれば良く、そのような非
常事態はブザーや点滅ランプなどにより警報する
ことができる。尚、分離機自身の不使用中には、
上記電磁弁26,36,37のすべてを閉止状態
に保つこと、勿論である。
<発明の効果>
以上を要するに、本発明では上蓋11と下蓋1
2により密閉された円筒型の油水分離槽10内
へ、油と水との混合状態にあるビルジを供給した
上、その分離槽10を回転駆動することにより、
その回転遠心力で分離処理された油を分離槽10
の回転中心部から、排油管路24を経て外部へ流
出させる一方、同じく分離処理された水を分離槽
10の周縁部から、その排水管路34を経て外部
へ各別に流出させる遠心力式の油水分離方法にお
いて、 上記分離槽10の上蓋11へ、その回転中心部
からの半径寸法(R1)(R2)(R3)(R4)が長短
位相変化する如く挿入設置された複数の電極棒4
3a,43b,43c,43dにより、その分離
槽10内における水と絶縁抵抗を測定して、その
水と油との境界面L−Lを自動的に位置検出する
と共に、 その検出結果に基く電気信号を、上記排油管路
24の開閉用電磁弁26と排水管路34の開閉用
電磁弁36を自動制御するコントロールユニツト
44へ通電させて、 上記混合状態の比率上水が油よりも過多である
時には、その排水管路34の電磁弁36のみを開
放させ、逆に油が水よりも過多である時には、そ
の排油管路24の電磁弁26のみを開放させると
云うように、その混合比率の変化に拘らず、常に
上記境界面L−Lを予じめ決められた一定の範囲
に維持させるべく、上記電磁弁26,36を自動
的に開閉制御するようになつているため、冒頭に
述べた従来技術の諸問題を完全に解消できる効果
がある。
2により密閉された円筒型の油水分離槽10内
へ、油と水との混合状態にあるビルジを供給した
上、その分離槽10を回転駆動することにより、
その回転遠心力で分離処理された油を分離槽10
の回転中心部から、排油管路24を経て外部へ流
出させる一方、同じく分離処理された水を分離槽
10の周縁部から、その排水管路34を経て外部
へ各別に流出させる遠心力式の油水分離方法にお
いて、 上記分離槽10の上蓋11へ、その回転中心部
からの半径寸法(R1)(R2)(R3)(R4)が長短
位相変化する如く挿入設置された複数の電極棒4
3a,43b,43c,43dにより、その分離
槽10内における水と絶縁抵抗を測定して、その
水と油との境界面L−Lを自動的に位置検出する
と共に、 その検出結果に基く電気信号を、上記排油管路
24の開閉用電磁弁26と排水管路34の開閉用
電磁弁36を自動制御するコントロールユニツト
44へ通電させて、 上記混合状態の比率上水が油よりも過多である
時には、その排水管路34の電磁弁36のみを開
放させ、逆に油が水よりも過多である時には、そ
の排油管路24の電磁弁26のみを開放させると
云うように、その混合比率の変化に拘らず、常に
上記境界面L−Lを予じめ決められた一定の範囲
に維持させるべく、上記電磁弁26,36を自動
的に開閉制御するようになつているため、冒頭に
述べた従来技術の諸問題を完全に解消できる効果
がある。
つまり、分離槽10内へ供給されるビルジの油
水混合比率は常に一定であるとは限らず、従つて
その油と水との境界面L−Lも区々相違変化する
ことになる。又、油の電気抵抗と水の電気抵抗は
本来その値が相違し、上記境界面L−Lの変化時
にはその油と水の絶縁抵抗値も上昇又は下降する
と云うように変動することになる処、その絶縁抵
抗を電極棒43a,43b,43c,43dで測
定することにより、上記境界面L−Lの生成位置
を自動的に検出して、その検出結果の電気信号を
コントロールユニツト44へ伝え、排油管路24
の電磁弁26と排水管路34の電磁弁36を開閉
制御し、その境界面L−Lを常に予じめ決められ
た一定の範囲に維持するようになつているため、
上記油水混合比率の一定しないビルジが分離槽1
0内へ供給されても、又その分離槽10が上蓋1
1と下蓋12により、目視不能な密閉型をなして
いても、常時確実に最善の油水分離効果を自動的
に得られるのであり、その油のみを効率良く完全
に焼却できることとなる。
水混合比率は常に一定であるとは限らず、従つて
その油と水との境界面L−Lも区々相違変化する
ことになる。又、油の電気抵抗と水の電気抵抗は
本来その値が相違し、上記境界面L−Lの変化時
にはその油と水の絶縁抵抗値も上昇又は下降する
と云うように変動することになる処、その絶縁抵
抗を電極棒43a,43b,43c,43dで測
定することにより、上記境界面L−Lの生成位置
を自動的に検出して、その検出結果の電気信号を
コントロールユニツト44へ伝え、排油管路24
の電磁弁26と排水管路34の電磁弁36を開閉
制御し、その境界面L−Lを常に予じめ決められ
た一定の範囲に維持するようになつているため、
上記油水混合比率の一定しないビルジが分離槽1
0内へ供給されても、又その分離槽10が上蓋1
1と下蓋12により、目視不能な密閉型をなして
いても、常時確実に最善の油水分離効果を自動的
に得られるのであり、その油のみを効率良く完全
に焼却できることとなる。
しかも、その電極棒43a,43b,43c,
43dは複数として、円筒型分離槽10との関係
上、その回転中心部からの半径寸法(R1)(R2)
(R3)(R4)が長短位相変化する分布状態に挿入
設置されており、これによつて常時確実に且つ自
動的に境界面L−Lを位置検出するようになつて
いるため、冒頭に述べた比重差に基く分離方式の
ようなリングダムによる予じめの人為的な比重調
整作業が一切不要となり、その比重の測定精度や
供給濃度、その他の外的な条件によつて左右され
ることもなく、常に優れた分離効果を無調整の完
全自動で達成できるのである。
43dは複数として、円筒型分離槽10との関係
上、その回転中心部からの半径寸法(R1)(R2)
(R3)(R4)が長短位相変化する分布状態に挿入
設置されており、これによつて常時確実に且つ自
動的に境界面L−Lを位置検出するようになつて
いるため、冒頭に述べた比重差に基く分離方式の
ようなリングダムによる予じめの人為的な比重調
整作業が一切不要となり、その比重の測定精度や
供給濃度、その他の外的な条件によつて左右され
ることもなく、常に優れた分離効果を無調整の完
全自動で達成できるのである。
次に、油水分離機としての構造について言え
ば、本発明の場合分離槽10内へ上記電極棒43
a,43b,43c,43dを挿入設置すること
によつて、その油と水の境界面L−Lを自動的に
位置検出できるため、上記リングダムによる調整
を可能とするための構造が不要となり、又その分
離槽10自身を上蓋11と下蓋12による安全な
密閉型に形作ることができる。
ば、本発明の場合分離槽10内へ上記電極棒43
a,43b,43c,43dを挿入設置すること
によつて、その油と水の境界面L−Lを自動的に
位置検出できるため、上記リングダムによる調整
を可能とするための構造が不要となり、又その分
離槽10自身を上蓋11と下蓋12による安全な
密閉型に形作ることができる。
又、分離槽10はその上蓋11から一体的に起
立する上部中空回転軸17と、下蓋12から一体
的に垂下する下部中空回転軸27との上下一対に
より、その非貫通状態のもとで可回転に支持され
ているため、その分離槽10の大きさを一定とし
た場合に、ビルジの容量を極力増大することがで
き、しかもその上部中空回転軸17の中空内部を
活用して、分離処理後の油流出路23が形成され
ており、同じく水流出路33が下部中空回転軸2
7と相俟つて、所謂二重軸を形作る中空鞘軸31
の中空内部に区成されていると共に、その下部中
空回転軸27の中空内部を利用して、ビルジ流入
路28も形成されているため、上記回転遠心力に
よる油水分離作用に適応する全体として合理的な
配管系統と、至極安定な軸受構造を形作ることが
でき、その保守・点検上の作業性にも著しく有効
である。
立する上部中空回転軸17と、下蓋12から一体
的に垂下する下部中空回転軸27との上下一対に
より、その非貫通状態のもとで可回転に支持され
ているため、その分離槽10の大きさを一定とし
た場合に、ビルジの容量を極力増大することがで
き、しかもその上部中空回転軸17の中空内部を
活用して、分離処理後の油流出路23が形成され
ており、同じく水流出路33が下部中空回転軸2
7と相俟つて、所謂二重軸を形作る中空鞘軸31
の中空内部に区成されていると共に、その下部中
空回転軸27の中空内部を利用して、ビルジ流入
路28も形成されているため、上記回転遠心力に
よる油水分離作用に適応する全体として合理的な
配管系統と、至極安定な軸受構造を形作ることが
でき、その保守・点検上の作業性にも著しく有効
である。
更に、上記配管系統によつて分離処理後の油
は、分離槽10の回転中心部から上方へ、同じく
水はその分離槽10の回転中心部から集水管路4
2を介して下方へ、各々流出されるようになつて
いるため、その油水の比重差を有効に活用しつ
つ、自動円滑な流出作用を得られると共に、密閉
型分離槽10内のエヤーも油と一緒に、自づと効
果的に上方へ抜き出せるのである。
は、分離槽10の回転中心部から上方へ、同じく
水はその分離槽10の回転中心部から集水管路4
2を介して下方へ、各々流出されるようになつて
いるため、その油水の比重差を有効に活用しつ
つ、自動円滑な流出作用を得られると共に、密閉
型分離槽10内のエヤーも油と一緒に、自づと効
果的に上方へ抜き出せるのである。
又、上記の配管構成により、分離槽10におけ
る上蓋11の表面には、下部に位置する集水管路
42のような障害物が一切存在しないため、複数
の電極棒43a,43b,43c,43dを上記
位相変化した分布状態として、その上蓋11へ一
切の制約なく合理的に配列設置することができる
のであり、その全体的な構造の小型コンパクト化
や、耐久性の向上にも著しく有益であると言え
る。
る上蓋11の表面には、下部に位置する集水管路
42のような障害物が一切存在しないため、複数
の電極棒43a,43b,43c,43dを上記
位相変化した分布状態として、その上蓋11へ一
切の制約なく合理的に配列設置することができる
のであり、その全体的な構造の小型コンパクト化
や、耐久性の向上にも著しく有益であると言え
る。
第1図は本発明に係る油水分離機の全体外観正
面図、第2図は同じく側面図、第3図は第2図の
−線に沿う要部拡大断面図、第4〜6図は第
3図の−線、−線並びに−線に沿う
各断面図、第7図は同じく第3図の−線に沿
う部分拡大断面図、第8図は第1図の−線に
沿う断面図、第9図は第8図の−線に沿う部
分拡大断面図、第10図は油水分離作用を説明す
るための断面模式図である。 10……油水分離槽、11……上蓋、12……
下蓋、17……上部中空回転軸、18……モータ
ー、23……油流出路、24……排油管路、2
6,36,37……電磁弁、27……下部中空回
転軸、28……ビルジ流入路、29……ビルジ流
入管路、31……中空鞘軸、33……水流出路、
34……排水管路、38……受皿板、39……ビ
ルジ分配路、41……水流出孔、42……集水管
路、43a〜43d……電極棒、44……コント
ロールユニツト、45……スリツプリング、46
……カーボンブラシ、52……保持板、L−L…
…境界面、S……小室。
面図、第2図は同じく側面図、第3図は第2図の
−線に沿う要部拡大断面図、第4〜6図は第
3図の−線、−線並びに−線に沿う
各断面図、第7図は同じく第3図の−線に沿
う部分拡大断面図、第8図は第1図の−線に
沿う断面図、第9図は第8図の−線に沿う部
分拡大断面図、第10図は油水分離作用を説明す
るための断面模式図である。 10……油水分離槽、11……上蓋、12……
下蓋、17……上部中空回転軸、18……モータ
ー、23……油流出路、24……排油管路、2
6,36,37……電磁弁、27……下部中空回
転軸、28……ビルジ流入路、29……ビルジ流
入管路、31……中空鞘軸、33……水流出路、
34……排水管路、38……受皿板、39……ビ
ルジ分配路、41……水流出孔、42……集水管
路、43a〜43d……電極棒、44……コント
ロールユニツト、45……スリツプリング、46
……カーボンブラシ、52……保持板、L−L…
…境界面、S……小室。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上蓋11と下蓋12により密閉された円筒型
の油水分離槽10内へ、油と水との混合状態にあ
るビルジを供給した上、その分離槽10を回転駆
動することにより、その回転遠心力で分離処理さ
れた油を分離槽10の回転中心部から、排油管路
24を経て外部へ流出させる一方、同じく分離処
理された水を分離槽10の周縁部から、その排水
管路34を経て外部へ各別に流出させる遠心力式
の油水分離方法において、 上記分離槽10の上蓋11へ、その回転中心部
からの半径寸法(R1)(R2)(R3)(R4)が長短
位相変化する如く挿入設置された複数の電極棒4
3a,43b,43c,43dにより、その分離
槽10内における水と油の絶縁抵抗を測定して、
その水と油との境界面L−Lを自動的に位置検出
すると共に、 その検出結果に基く電気信号を、上記排油管路
24の開閉用電磁弁26と排水管路34の開閉用
電磁弁36を自動制御するコントロールユニツト
44へ通電させて、 上記混合状態の比率上水が油よりも過多である
時には、その排水管路34の電磁弁36のみを開
放させ、逆に油が水よりも過多である時には、そ
の排油管路24の電磁弁26のみを開放させると
云うように、その混合比率の変化に拘らず、常に
上記境界面L−Lを予じめ決められた一定の範囲
に維持させるべく、上記電磁弁26,36を自動
的に開閉制御することを特徴とする遠心力式の油
水分離方法。 2 上蓋11と下蓋12により密閉された円筒型
をなし、且つその上蓋11の中心部から一体的に
起立する上部中空回転軸17と、下蓋12の同じ
く中心部から一体的に垂下する下部中空回転軸2
7とによつて、回転自在に支持された油水分離槽
10と、 その分離槽10の上蓋11に連通開口する上部
中空回転軸17の中空内部を分離処理後の油流出
路23として、その油流出路23に連通配管され
た排油管路24と、 同じく分離槽10の下蓋12に連通開口する下
部中空回転軸27の中空内部を、油と水との混合
状態にあるビルジの流入路28として、そのビル
ジ流入路28に連通配管されたビルジ流入管路2
9と、 その下部中空回転軸27に被着一体化された中
空鞘軸31の中空内部を分離処理後の水流出路3
3として、その水流出路33の上部と分離槽10
における下蓋12の周縁部に開口された水流出孔
41とを連通接続する集水管路42と、 その水流出路33の下部に連通配管された排水
管路34と、 上記分離槽10の上蓋11へ、その回転中心部
からの半径寸法(R1)(R2)(R3)(R4)が長短
位相変化する如くに挿入設置されて、その分離槽
10内における油と水の絶縁抵抗を測定すること
により、その油と水との境界面L−Lを自動的に
位置検出する複数の電極棒43a,43b,43
c,43dと、 上記排油管路24、ビルジ流入管路28並びに
排水管路34の途上に各々設置された開閉用電磁
弁26,37,36を自動制御するコントロール
ユニツト44とから成り、 そのコントロールユニツト44を上記複数の電
極棒43a,43b,43c,43dと電気的に
接続して、その電極棒43a,43b,43c,
43dの検出結果に基く信号をコントロールユニ
ツト44へ通電させることにより、 上記油と水との境界面L−Lを予じめ決められ
た一定の範囲に維持させるべく、上記電磁弁2
6,37,36を自動的に開閉制御するように設
定したことを特徴とする遠心力式の油水分離機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10269185A JPS61263661A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 遠心力式の油水分離方法並びにその油水分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10269185A JPS61263661A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 遠心力式の油水分離方法並びにその油水分離機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61263661A JPS61263661A (ja) | 1986-11-21 |
| JPS636275B2 true JPS636275B2 (ja) | 1988-02-09 |
Family
ID=14334273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10269185A Granted JPS61263661A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 遠心力式の油水分離方法並びにその油水分離機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61263661A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4441749A1 (de) * | 1994-11-23 | 1996-05-30 | Linde Ag | Vorrichtung zum In-Kontakt-Bringen einer Flüssigkeit mit einem Gas |
| JP2004300513A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Separeetaa Syst Kogyo Kk | 油水分離方法、及びその装置 |
| JP2005288207A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Daido Plant Kogyo Kk | 排煙浄化装置 |
| JP5439166B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2014-03-12 | 三菱重工業株式会社 | 油中異物除去装置及び方法 |
| JP6831090B2 (ja) * | 2016-04-05 | 2021-02-17 | 日本ソリッド株式会社 | 油水分離装置 |
-
1985
- 1985-05-16 JP JP10269185A patent/JPS61263661A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61263661A (ja) | 1986-11-21 |
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