JPS636347Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS636347Y2 JPS636347Y2 JP1982135361U JP13536182U JPS636347Y2 JP S636347 Y2 JPS636347 Y2 JP S636347Y2 JP 1982135361 U JP1982135361 U JP 1982135361U JP 13536182 U JP13536182 U JP 13536182U JP S636347 Y2 JPS636347 Y2 JP S636347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- groove
- ridge
- piece
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finishing Walls (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、瓦葺き屋根構造における瓦桟に関
し、特に各種屋根瓦のうち引掛け桟瓦を適確に挟
着保持して取付け得る瓦桟の改良構造に係るもの
である。
し、特に各種屋根瓦のうち引掛け桟瓦を適確に挟
着保持して取付け得る瓦桟の改良構造に係るもの
である。
従来例によるこの種の引掛け桟瓦の、屋根組み
面に対する取付け装置状態を第1図に示す。
面に対する取付け装置状態を第1図に示す。
すなわち、この第1図の構成において、瓦葺き
屋根構造は、図示しない母屋材上に屋根勾配に沿
つて複数本の垂木Rを配設させると共に、各垂木
R上に敷設された野地板N面に、所定間隔を隔
てゝ垂木方向に直交する複数本の瓦桟cを固定し
ておき、これらの各瓦桟Cに対して、軒先側から
引掛け桟瓦Tを順次に引掛け係止して葺き上げる
ようにしている。
屋根構造は、図示しない母屋材上に屋根勾配に沿
つて複数本の垂木Rを配設させると共に、各垂木
R上に敷設された野地板N面に、所定間隔を隔
てゝ垂木方向に直交する複数本の瓦桟cを固定し
ておき、これらの各瓦桟Cに対して、軒先側から
引掛け桟瓦Tを順次に引掛け係止して葺き上げる
ようにしている。
しかし、このような従来例の瓦葺き屋根構造に
おいては、引掛け桟瓦Tが瓦桟Cに引掛け係止さ
れているに留まるため、台風などの強い風雨圧下
では、この引掛け桟瓦Tが吹き飛ばされる危険が
あり、また地震に際しても、引掛け桟瓦T自体の
そり返り部分が、瓦桟Cの長手方向左右または上
下方向に揺動し、同様に係止が外れて落下する惧
れがあるほか、隣接する引掛け桟瓦Tの相互間に
ずれをきたして、そのずれ部分から雨漏りし易く
なるなどの不都合があつた。
おいては、引掛け桟瓦Tが瓦桟Cに引掛け係止さ
れているに留まるため、台風などの強い風雨圧下
では、この引掛け桟瓦Tが吹き飛ばされる危険が
あり、また地震に際しても、引掛け桟瓦T自体の
そり返り部分が、瓦桟Cの長手方向左右または上
下方向に揺動し、同様に係止が外れて落下する惧
れがあるほか、隣接する引掛け桟瓦Tの相互間に
ずれをきたして、そのずれ部分から雨漏りし易く
なるなどの不都合があつた。
また、従来のこのような引掛け係止の難点を解
消するために、特開昭56−146547号公報に示すよ
うに、鋼板などの所要の弾性、強靭性を有する長
尺材で横断面ほぼ溝状に主体部を成形し、この主
体部の溝の側板内側にこれらの側板と上端部で連
結された1対の挟持片部を設け、これらの挟持片
部間に引掛け桟瓦の係止部を係合、弾持させる瓦
桟が知られている。
消するために、特開昭56−146547号公報に示すよ
うに、鋼板などの所要の弾性、強靭性を有する長
尺材で横断面ほぼ溝状に主体部を成形し、この主
体部の溝の側板内側にこれらの側板と上端部で連
結された1対の挟持片部を設け、これらの挟持片
部間に引掛け桟瓦の係止部を係合、弾持させる瓦
桟が知られている。
この瓦桟は、垂木および垂木間に敷設した野地
板上に垂木方向と直交して取付け固定することに
より、強風雨時や地震の揺れによつても引掛け桟
瓦が吹飛ばされることがなく、また瓦桟の挟持片
間に前記桟瓦の係止部を押込むだけで桟瓦の葺上
げ作業が簡単にできる。
板上に垂木方向と直交して取付け固定することに
より、強風雨時や地震の揺れによつても引掛け桟
瓦が吹飛ばされることがなく、また瓦桟の挟持片
間に前記桟瓦の係止部を押込むだけで桟瓦の葺上
げ作業が簡単にできる。
しかし、特開昭56−146547号公報に示された瓦
桟は、暴風雨時などに軒棟方向に隣接する桟瓦の
重ね合せ部間から建物内側に霧状などに水が吹込
み、この水が野地板を濡らして雨漏りを生ずると
いう問題点が1図に示すものと同様にあつた。
桟は、暴風雨時などに軒棟方向に隣接する桟瓦の
重ね合せ部間から建物内側に霧状などに水が吹込
み、この水が野地板を濡らして雨漏りを生ずると
いう問題点が1図に示すものと同様にあつた。
この考案は、前述した問題点を解決して、簡単
な構成でありながら、台風による暴風雨時などに
軒棟方向に隣接する桟瓦の重ね合せ部間から吹込
んだ水による雨漏りを防止できるこの種の瓦葺き
屋根構造における瓦桟を提供することを目的とし
ている。
な構成でありながら、台風による暴風雨時などに
軒棟方向に隣接する桟瓦の重ね合せ部間から吹込
んだ水による雨漏りを防止できるこの種の瓦葺き
屋根構造における瓦桟を提供することを目的とし
ている。
この目的を達成するために、この考案に係る瓦
葺き屋根構造における瓦桟は、所要は、所要の弾
性と強靭性を有する長尺材で横断面ほぼ溝状に主
体部を成形し、この主体部の溝底の棟側、軒側縁
から起立する溝側板によつて引掛け桟瓦の係止部
を係合、弾持する1対の挟持片部を形成し、これ
らの挟持片部間の溝幅を溝底部から溝の開口部に
向つて狭く形成し、棟側の挟持片部の棟側にこの
棟側の挟持片部と一体に水切り片を突出させ、水
切り片の先端部を立上げて水返し部を形成したも
のである。
葺き屋根構造における瓦桟は、所要は、所要の弾
性と強靭性を有する長尺材で横断面ほぼ溝状に主
体部を成形し、この主体部の溝底の棟側、軒側縁
から起立する溝側板によつて引掛け桟瓦の係止部
を係合、弾持する1対の挟持片部を形成し、これ
らの挟持片部間の溝幅を溝底部から溝の開口部に
向つて狭く形成し、棟側の挟持片部の棟側にこの
棟側の挟持片部と一体に水切り片を突出させ、水
切り片の先端部を立上げて水返し部を形成したも
のである。
この考案による瓦桟は、横断面ほぼ溝状に形成
した主体部の棟側の溝側板によつて挟持片部を形
成し、この棟側の挟持片部の棟側に、先端部に水
返し部を有する水切り片を突出させたので、台風
時などに瓦桟上で軒棟方向に隣接する引掛け桟瓦
の重ね合せ部間から建物内側に吹込まれた霧状な
どの水が、前記水返し部に当つて水切り片に落
ち、水切り片上にも直接落ちることで、これらの
水が野地板上に落ちることがなく、このため野地
板を濡らすことがなく、水切り片上の水は僅かで
あり、瓦桟外に溢出せずに雨が降らなくなると乾
き、雨漏りにつながることがなく、従つて雨漏り
を防止でき、さらに長尺材を所定横断面形状に連
続成形させるだけの頗る簡単な手段により製造で
きて、容易かつ安価に提供できる。
した主体部の棟側の溝側板によつて挟持片部を形
成し、この棟側の挟持片部の棟側に、先端部に水
返し部を有する水切り片を突出させたので、台風
時などに瓦桟上で軒棟方向に隣接する引掛け桟瓦
の重ね合せ部間から建物内側に吹込まれた霧状な
どの水が、前記水返し部に当つて水切り片に落
ち、水切り片上にも直接落ちることで、これらの
水が野地板上に落ちることがなく、このため野地
板を濡らすことがなく、水切り片上の水は僅かで
あり、瓦桟外に溢出せずに雨が降らなくなると乾
き、雨漏りにつながることがなく、従つて雨漏り
を防止でき、さらに長尺材を所定横断面形状に連
続成形させるだけの頗る簡単な手段により製造で
きて、容易かつ安価に提供できる。
第2図,第3図および第4図はこの考案の一実
施例による瓦桟を適用した瓦葺き屋根構造の概要
構成を示す部分欠截斜視図、同上要部を核大して
示す横断面図および縦断面図である。
施例による瓦桟を適用した瓦葺き屋根構造の概要
構成を示す部分欠截斜視図、同上要部を核大して
示す横断面図および縦断面図である。
これらの第2図ないし第4図実施例構成におい
て、符号1は横断面率C形の、いわゆるC形鋼材
を用いた金属製母屋材で、屋根組みを構成してお
り、2は横断面多段形状に成形された取付けフラ
ンジ付きの複数本の金属製垂木で、各母屋材1上
に、これらに直交する屋根勾配方向に沿い、所定
間隔を隔てゝ配設固定されると共に、これらの各
垂木2上の適所には、後述する瓦桟3を個々部分
的に取付け固定するための、1対ずつ複数組の係
止爪4,4が、所定の位置間隔毎に切起されてい
る。
て、符号1は横断面率C形の、いわゆるC形鋼材
を用いた金属製母屋材で、屋根組みを構成してお
り、2は横断面多段形状に成形された取付けフラ
ンジ付きの複数本の金属製垂木で、各母屋材1上
に、これらに直交する屋根勾配方向に沿い、所定
間隔を隔てゝ配設固定されると共に、これらの各
垂木2上の適所には、後述する瓦桟3を個々部分
的に取付け固定するための、1対ずつ複数組の係
止爪4,4が、所定の位置間隔毎に切起されてい
る。
また、5は木毛板、断熱板などからなる野地板
であつて、前記各垂木2,2のそれぞれ肩段部2
a,2a間に差し渡されて固定され、この野地板
5と前記各母屋材との間に空間部6が形成されて
いる。
であつて、前記各垂木2,2のそれぞれ肩段部2
a,2a間に差し渡されて固定され、この野地板
5と前記各母屋材との間に空間部6が形成されて
いる。
さらに、7は従来から公知の、横断面ほヾ波形
に彎曲された引掛け桟瓦であつて、瓦本体7aの
裏面側中間端部には、下向きに突設された係止部
7b,7bを有している。
に彎曲された引掛け桟瓦であつて、瓦本体7aの
裏面側中間端部には、下向きに突設された係止部
7b,7bを有している。
そして、前記瓦桟3は、前記各図および第5図
の平面図にも示したように、横断面ほヾ溝状をな
し、かつ所要程度の弾性、および強靭性を有する
長尺材、例えば鋼板の成形材、アルミニウムの押
出し成形材、あるいは硬質合成樹脂の成形材を用
いた長尺材であつて良く、その溝底3aには、前
記1対の係止爪4,4を挿入し、かつこれらを折
返して係止させるための1対の係止長孔3b,3
bが、所定の位置間隔毎に穿設されており、また
溝底3aの棟側、軒側縁から起立する溝側板によ
つてて1対の挟持片部3c,3cによつて1対の
挟持片部3c,3cが形成され、これらの挟持片
部3c,3c間の溝幅が溝底部より溝の開口部に
向つて狭く形成されていて、これらの各挟持片部
3c,3c間に、前記引掛け桟瓦7の各係止部7
b,7bを、そのスプリンバツクにより強固に挟
持し得るようになつている。
の平面図にも示したように、横断面ほヾ溝状をな
し、かつ所要程度の弾性、および強靭性を有する
長尺材、例えば鋼板の成形材、アルミニウムの押
出し成形材、あるいは硬質合成樹脂の成形材を用
いた長尺材であつて良く、その溝底3aには、前
記1対の係止爪4,4を挿入し、かつこれらを折
返して係止させるための1対の係止長孔3b,3
bが、所定の位置間隔毎に穿設されており、また
溝底3aの棟側、軒側縁から起立する溝側板によ
つてて1対の挟持片部3c,3cによつて1対の
挟持片部3c,3cが形成され、これらの挟持片
部3c,3c間の溝幅が溝底部より溝の開口部に
向つて狭く形成されていて、これらの各挟持片部
3c,3c間に、前記引掛け桟瓦7の各係止部7
b,7bを、そのスプリンバツクにより強固に挟
持し得るようになつている。
なお、第6図は前記瓦桟3を取付ける以前の垂
木2の平面を示しており、この垂木2としては、
前記横断面多段形状のほかに、その取付けフラン
ジ部自体を肩段部2aに代えたものでも良く、前
記母屋材1にボルト8で取付けられるが、あるい
はまた、これを木製垂木として、釘、ビスなどで
瓦桟3を取付けるようにしても良い。
木2の平面を示しており、この垂木2としては、
前記横断面多段形状のほかに、その取付けフラン
ジ部自体を肩段部2aに代えたものでも良く、前
記母屋材1にボルト8で取付けられるが、あるい
はまた、これを木製垂木として、釘、ビスなどで
瓦桟3を取付けるようにしても良い。
従つて、前記第1図ないし第6図に示す実施例
においては、母屋材1上に垂木2をボルト8で取
付け、かつ各垂木2,2の肩段部2a,2a間に
野地板5を差し渡して固定させた状態で、垂木2
の各係止爪4,4を瓦桟3の各係止長孔3b,3
bに挿入、折返し係止させて、この瓦桟3を取付
け固定させておくことにより、以後、瓦桟3の挟
持片部3c,3c間に、引掛け桟瓦7の各係止部
7b,7bを挿入、係合させるだけで、各係止部
7b,7bのスプリングバツクにより強固に挟持
でき、このようにして引掛け桟瓦7を用いた瓦葺
き屋根を葺き上げ得るのである。
においては、母屋材1上に垂木2をボルト8で取
付け、かつ各垂木2,2の肩段部2a,2a間に
野地板5を差し渡して固定させた状態で、垂木2
の各係止爪4,4を瓦桟3の各係止長孔3b,3
bに挿入、折返し係止させて、この瓦桟3を取付
け固定させておくことにより、以後、瓦桟3の挟
持片部3c,3c間に、引掛け桟瓦7の各係止部
7b,7bを挿入、係合させるだけで、各係止部
7b,7bのスプリングバツクにより強固に挟持
でき、このようにして引掛け桟瓦7を用いた瓦葺
き屋根を葺き上げ得るのである。
また、この実施例の瓦桟3では、軒側、棟側各
挟持片部3c,3cの上端部をそれぞ相互に外側
へ折り曲げて、溝底3aとほヾ平行な水切り片3
e,3eを、棟側でやゝ長く、軒側でやゝ短くそ
れぞれ溝の棟側、軒側に突出させ、棟側の水切り
片3e,3eの長さにより、隣接する引掛け桟瓦
7相互の重ね合せ部から暴風時などに雨水が吹込
むのを受け止め得るようにすると共に、それぞれ
の水切り片3e,3e先端部を立上げ、前記雨水
を当てて水切り片に導く水返し部3f,3fを形
成させ、水が野地板5を濡らさないようにしてあ
る。
挟持片部3c,3cの上端部をそれぞ相互に外側
へ折り曲げて、溝底3aとほヾ平行な水切り片3
e,3eを、棟側でやゝ長く、軒側でやゝ短くそ
れぞれ溝の棟側、軒側に突出させ、棟側の水切り
片3e,3eの長さにより、隣接する引掛け桟瓦
7相互の重ね合せ部から暴風時などに雨水が吹込
むのを受け止め得るようにすると共に、それぞれ
の水切り片3e,3e先端部を立上げ、前記雨水
を当てて水切り片に導く水返し部3f,3fを形
成させ、水が野地板5を濡らさないようにしてあ
る。
また、第7図ないし第10図には、この考案の
その他の実施例による瓦桟3の態様を各別に示し
てある。
その他の実施例による瓦桟3の態様を各別に示し
てある。
第7図の実施例の瓦桟3では、棟側挟持片部3
c下端部からのみ棟側に長く延長して、前記と同
様な水切り片3e、水返し部3fを形成させ、こ
の側に侵入した雨水が各係止長孔3b,3bから
内部にまで水漏れしないようにしてある。
c下端部からのみ棟側に長く延長して、前記と同
様な水切り片3e、水返し部3fを形成させ、こ
の側に侵入した雨水が各係止長孔3b,3bから
内部にまで水漏れしないようにしてある。
なお、この実施例では軒側の挟持片部3cの上
端部3dを、引掛け桟瓦7の内側屈曲部7cに当
接させることにより、前記引掛け桟瓦7の位置ず
れを効果的に防止できる。
端部3dを、引掛け桟瓦7の内側屈曲部7cに当
接させることにより、前記引掛け桟瓦7の位置ず
れを効果的に防止できる。
第8図の実施例の瓦桟3では、棟側の挟持片部
3cの外側に折り返し屈曲部3iを形成し、この
屈曲部3iの下端から水切り片3eを設けて、第
7図の実施例と同様な作用,効果を得ており、こ
れは木製垂木3hに釘などで取付けられる。
3cの外側に折り返し屈曲部3iを形成し、この
屈曲部3iの下端から水切り片3eを設けて、第
7図の実施例と同様な作用,効果を得ており、こ
れは木製垂木3hに釘などで取付けられる。
第9図の実施例の瓦桟3では、前記第8図の実
施例と反対側、つまり軒側挟持片部3c側に折り
返し屈曲部3iを形成させて、第8図と同様な作
用,効果を得ている。
施例と反対側、つまり軒側挟持片部3c側に折り
返し屈曲部3iを形成させて、第8図と同様な作
用,効果を得ている。
第10図の実施例の瓦桟3では、引掛け桟瓦7
の係止部7bの軒側に係止縁7eを形成させ、こ
の係止縁7eに同側の挟持片部3c上端部3dを
係止させて、挟着,係止の確実化を図つていると
共に、棟側挟持片部3cに前記した水切り片3
e、水返し部3fを形成させ、こゝでも同様な作
用,効果を得ている。なお、この考案において、
水切り片3e、水返し部3fは、台風時などに雨
水が吹込みやすい棟側にのみ同側の挟持片部3c
と一体に形成するだけで、かなりの効果が得られ
る。
の係止部7bの軒側に係止縁7eを形成させ、こ
の係止縁7eに同側の挟持片部3c上端部3dを
係止させて、挟着,係止の確実化を図つていると
共に、棟側挟持片部3cに前記した水切り片3
e、水返し部3fを形成させ、こゝでも同様な作
用,効果を得ている。なお、この考案において、
水切り片3e、水返し部3fは、台風時などに雨
水が吹込みやすい棟側にのみ同側の挟持片部3c
と一体に形成するだけで、かなりの効果が得られ
る。
以上詳述したようにこの考案によるときは、所
要程度の弾性,強靭性を有する長尺材を用いて、
瓦桟の主体部を、横断面ほヾ溝状に形成し、この
主体部の溝底の棟側,軒側縁から起立する溝側板
によつて1対の挟持片部を形成し、これらの各挟
持片部間に、引掛け桟瓦の各係止部を、そのスプ
リングバツク作用で係合,弾圧させるようにする
と共に、とくに暴風雨時などに水が侵入し易い棟
側挟持片部の棟側に、先端部に水返し部が立上げ
てある水切り片を棟側挟持片部と一体に突出させ
たので、台風時などに瓦桟上で軒棟方向に隣接す
る引掛け桟瓦の重ね合せ部間から建物内側に吹込
まれた霧状などの水が、水返し部に当つて水切り
片上に落ち、水切り片上にも直接落ちることで、
これらの水が野地板上に落ちなくなり、水切り片
上の水は僅かであり、瓦桟外に溢出せずに雨が降
らなくなると乾き、雨漏りにつながることがな
く、従つて雨漏りを防止でき、さらに長尺材を所
定横断面形状に連続成形させるだけの頗る簡単な
手段により製造できて、容易かつ安価に提供でき
るなどの実用上有益な諸効果を有するものであ
る。
要程度の弾性,強靭性を有する長尺材を用いて、
瓦桟の主体部を、横断面ほヾ溝状に形成し、この
主体部の溝底の棟側,軒側縁から起立する溝側板
によつて1対の挟持片部を形成し、これらの各挟
持片部間に、引掛け桟瓦の各係止部を、そのスプ
リングバツク作用で係合,弾圧させるようにする
と共に、とくに暴風雨時などに水が侵入し易い棟
側挟持片部の棟側に、先端部に水返し部が立上げ
てある水切り片を棟側挟持片部と一体に突出させ
たので、台風時などに瓦桟上で軒棟方向に隣接す
る引掛け桟瓦の重ね合せ部間から建物内側に吹込
まれた霧状などの水が、水返し部に当つて水切り
片上に落ち、水切り片上にも直接落ちることで、
これらの水が野地板上に落ちなくなり、水切り片
上の水は僅かであり、瓦桟外に溢出せずに雨が降
らなくなると乾き、雨漏りにつながることがな
く、従つて雨漏りを防止でき、さらに長尺材を所
定横断面形状に連続成形させるだけの頗る簡単な
手段により製造できて、容易かつ安価に提供でき
るなどの実用上有益な諸効果を有するものであ
る。
第1図は従来から利用されている一般的な瓦葺
き屋根構造の概要構成を示す縦断面図であり、ま
た第2図,第3図および第4図はこの考案の一実
施例による瓦桟を適用した瓦葺き屋根構造の概要
構成を示す部分欠截斜視図、同上要部を拡大して
示す横断面図および縦断面図、第5図は同上瓦桟
の要部平面図、第6図は同上瓦桟を取付ける以前
の垂木の要部平面図、第7図ないし第10図は同
上他の各別の実施例による瓦桟の各態様をそれぞ
れに示す端面図である。 1……母屋材、2……垂木、2a……肩段部、
3……瓦桟、3a……溝底、3b……係止長孔、
3c,3c……挟持片部、3d……上端部、3e
……水切り片、3fおよび3g……水返し部、3
i……折り返し屈曲部、4……係止爪、5……野
地板、6……空間部、7……引掛け桟瓦、7a…
…瓦本体、7b……係止部、7c……内側屈曲
部、7d……上端部、8……ボルト。
き屋根構造の概要構成を示す縦断面図であり、ま
た第2図,第3図および第4図はこの考案の一実
施例による瓦桟を適用した瓦葺き屋根構造の概要
構成を示す部分欠截斜視図、同上要部を拡大して
示す横断面図および縦断面図、第5図は同上瓦桟
の要部平面図、第6図は同上瓦桟を取付ける以前
の垂木の要部平面図、第7図ないし第10図は同
上他の各別の実施例による瓦桟の各態様をそれぞ
れに示す端面図である。 1……母屋材、2……垂木、2a……肩段部、
3……瓦桟、3a……溝底、3b……係止長孔、
3c,3c……挟持片部、3d……上端部、3e
……水切り片、3fおよび3g……水返し部、3
i……折り返し屈曲部、4……係止爪、5……野
地板、6……空間部、7……引掛け桟瓦、7a…
…瓦本体、7b……係止部、7c……内側屈曲
部、7d……上端部、8……ボルト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 屋根勾配に沿わせて所定間隔ごとに配設した
垂木2および各垂木2,2間に敷設した野地板
5上に、垂木方向と直交して取付け固定される
瓦桟において、所要の弾性と強靭性を有する長
尺材で横断面ほぼ溝状に主体部を成形し、この
主体部の溝底3aの棟側、軒側縁から起立する
溝側板によつて引掛け桟瓦7の係止部7bを係
合、弾持する1対の挟持片部3c,3cを形成
し、これらの挟持片部3c,3c間の溝幅を溝
底部から溝の開口部に向つて狭く形成し、棟側
の挟持片部3cの棟側にこの棟側の挟持片部3
cと一体に水切り片3eを突出させ、水切り片
3eの先端部を立上げて水返し部3fを形成し
たことを特徴とする瓦葺き屋根構造における瓦
桟。 (2) 水切り片3eは、棟側の挟持片部3cの上端
から棟側に折り曲げ形成してある実用新案登録
請求の範囲第1項に記載の瓦葺き屋根構造にお
ける瓦桟。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13536182U JPS5940429U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 瓦葺き屋根構造における瓦桟 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13536182U JPS5940429U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 瓦葺き屋根構造における瓦桟 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5940429U JPS5940429U (ja) | 1984-03-15 |
| JPS636347Y2 true JPS636347Y2 (ja) | 1988-02-23 |
Family
ID=30304701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13536182U Granted JPS5940429U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 瓦葺き屋根構造における瓦桟 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5940429U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51101619U (ja) * | 1975-02-14 | 1976-08-14 | ||
| JPS56146547A (en) * | 1980-04-15 | 1981-11-14 | Matsushita Electric Works Ltd | Tiled roof |
-
1982
- 1982-09-08 JP JP13536182U patent/JPS5940429U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5940429U (ja) | 1984-03-15 |
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