JPS6364194B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6364194B2 JPS6364194B2 JP58238013A JP23801383A JPS6364194B2 JP S6364194 B2 JPS6364194 B2 JP S6364194B2 JP 58238013 A JP58238013 A JP 58238013A JP 23801383 A JP23801383 A JP 23801383A JP S6364194 B2 JPS6364194 B2 JP S6364194B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honey
- fruit
- sugar
- pectinase
- plums
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Alcoholic Beverages (AREA)
Description
本発明は果実と蜂蜜を利用した健康酒類飲料の
製造法に関する。 従来のワインは、果実を機械的に破砕した後、
砂糖あるいはブドウ糖を補糖して、醗酵させて造
つている。しかしながら、果実を機械的に破砕し
た場合には果汁成分しか得られず、生理活性を有
する種々の有効成分を抽出することはむずかし
い。 一般に果汁に糖を添加し、醗酵して風味のよい
飲料を作る技術は種々知られており、例えば特開
昭51−115965号公報に開示されている。しかしな
がら、かかる技術では果汁以外の果実自体の有効
成分を利用できない。 また果実の繊維等をペクチナーゼで分解し、清
澄させて果実酒を製造する方法は例えば特開昭49
−75798号公報に記載されている。しかしながら、
かかる公知技術ではやはり破砕、圧搾等により生
果汁を作り、その生果汁に清澄剤を使用し、例え
ば遠心分離していわゆるオリを除去するものであ
り、はやり前記公知技術と同様に果実自体の香気
や有機酸等の有効成分を有効に利用できない。 さらに例えば特開昭51−51591号公報には桃の
芯を除いて圧搾して桃汁を作り、ペクチナーゼを
用いて清澄し、果汁醗酵する技術が開示されてい
る。したがつてこの公知技術でも果実自体(果
肉)は利用されていない。 したがつて本発明の目的は、果汁ではなく果実
自体の成分を効果に利用でき、もつて果実の有す
る薬用効果や滋養効果を充分に利用できる健康酒
類飲料の製造法を提供するにある。 本発明者は、梅などの果実と蜂蜜を組合せ、ペ
クチナーゼを併用することにより、破砕及び補糖
することなく、梅などの果実の薬用効果と蜂蜜の
滋養効果の両面をかねそなえた健康酒類飲料の製
造が出来ることを見出し、本発明を完成するに至
つた。 本発明によれば、梅および山ぶどうから選択し
た果実と蜂蜜との重量比が1:1ないし3になる
ように仕込み、同時に0.05ないし0.1%の酵素ペ
クチナーゼを添加して果実の有効成分を蜂蜜中に
溶解移行させ、次いであらかじめ20ない40%の糖
濃度の蜂蜜で馴養培養にしたワイン酵母で醗酵さ
せ、アルコール分4ないし12%、糖分0ないし15
%の飲料を製造される。 このようにペクチナーゼによつて効果的に果実
からの香味、有機酸等の有効成分が蜂蜜中に移行
し、果実例えば梅の薬効と蜂蜜の滋養効果とを同
時に得ることができる。すなわち、梅、山ぶどう
などの果実と蜂蜜の重量比が1:1〜3になるよ
うに仕込むが、この時0.05〜0.1%のペクチナー
ゼを添加する。日数の経過と共にペクチナーゼの
作用で果実の果肉が軟化し、浸透圧の作用も伴つ
て、14〜21日で果実の有効成分のほとんどが蜂蜜
中に溶出する。また蜂蜜を用いるので、その約半
分の糖分のグルコースがアルコールに変るため
に、残つた糖分はほとんどがフラクトースであ
り、かつアルコール度数も比較的に低く、健康上
好ましい。 特に本発明によれば、従来技術と異なり、果実
からの有効成分の抽出工程と、その後の醗酵工程
とからなるので、機械的な破砕や圧搾を行うこと
なく、自然に近い状態で香味や有効成分を抽出で
きる。このように出発物質として果実と蜂蜜とを
用い、ペクチナーゼにより果実の有効成分を抽出
して蜂蜜中に移行させて果肉成分がはいつた状態
で醗酵させるので、従来技術と比べて製造に若干
時間がかかるけれども、自然に近い状態で酒類飲
料を作ることができる。またアルコール分も4な
いし12%と適度なため健康飲料としてすぐれてい
る。 さらに保存のために添加物が不要である。 本発明の実施に際して梅を用いる場合は青梅で
はなく適熟梅が好ましい。このようにすると、梅
の熟成香を失うことなく、風味が向上する。また
酸特にクエン酸の増加を促進できる。 以下本発明の実施例を詳細に説明する。 第1表は梅の成分をペクチナーゼの作用で蜂蜜
中に溶出させた場合の蜂蜜液の分析値を示す表で
ある。
製造法に関する。 従来のワインは、果実を機械的に破砕した後、
砂糖あるいはブドウ糖を補糖して、醗酵させて造
つている。しかしながら、果実を機械的に破砕し
た場合には果汁成分しか得られず、生理活性を有
する種々の有効成分を抽出することはむずかし
い。 一般に果汁に糖を添加し、醗酵して風味のよい
飲料を作る技術は種々知られており、例えば特開
昭51−115965号公報に開示されている。しかしな
がら、かかる技術では果汁以外の果実自体の有効
成分を利用できない。 また果実の繊維等をペクチナーゼで分解し、清
澄させて果実酒を製造する方法は例えば特開昭49
−75798号公報に記載されている。しかしながら、
かかる公知技術ではやはり破砕、圧搾等により生
果汁を作り、その生果汁に清澄剤を使用し、例え
ば遠心分離していわゆるオリを除去するものであ
り、はやり前記公知技術と同様に果実自体の香気
や有機酸等の有効成分を有効に利用できない。 さらに例えば特開昭51−51591号公報には桃の
芯を除いて圧搾して桃汁を作り、ペクチナーゼを
用いて清澄し、果汁醗酵する技術が開示されてい
る。したがつてこの公知技術でも果実自体(果
肉)は利用されていない。 したがつて本発明の目的は、果汁ではなく果実
自体の成分を効果に利用でき、もつて果実の有す
る薬用効果や滋養効果を充分に利用できる健康酒
類飲料の製造法を提供するにある。 本発明者は、梅などの果実と蜂蜜を組合せ、ペ
クチナーゼを併用することにより、破砕及び補糖
することなく、梅などの果実の薬用効果と蜂蜜の
滋養効果の両面をかねそなえた健康酒類飲料の製
造が出来ることを見出し、本発明を完成するに至
つた。 本発明によれば、梅および山ぶどうから選択し
た果実と蜂蜜との重量比が1:1ないし3になる
ように仕込み、同時に0.05ないし0.1%の酵素ペ
クチナーゼを添加して果実の有効成分を蜂蜜中に
溶解移行させ、次いであらかじめ20ない40%の糖
濃度の蜂蜜で馴養培養にしたワイン酵母で醗酵さ
せ、アルコール分4ないし12%、糖分0ないし15
%の飲料を製造される。 このようにペクチナーゼによつて効果的に果実
からの香味、有機酸等の有効成分が蜂蜜中に移行
し、果実例えば梅の薬効と蜂蜜の滋養効果とを同
時に得ることができる。すなわち、梅、山ぶどう
などの果実と蜂蜜の重量比が1:1〜3になるよ
うに仕込むが、この時0.05〜0.1%のペクチナー
ゼを添加する。日数の経過と共にペクチナーゼの
作用で果実の果肉が軟化し、浸透圧の作用も伴つ
て、14〜21日で果実の有効成分のほとんどが蜂蜜
中に溶出する。また蜂蜜を用いるので、その約半
分の糖分のグルコースがアルコールに変るため
に、残つた糖分はほとんどがフラクトースであ
り、かつアルコール度数も比較的に低く、健康上
好ましい。 特に本発明によれば、従来技術と異なり、果実
からの有効成分の抽出工程と、その後の醗酵工程
とからなるので、機械的な破砕や圧搾を行うこと
なく、自然に近い状態で香味や有効成分を抽出で
きる。このように出発物質として果実と蜂蜜とを
用い、ペクチナーゼにより果実の有効成分を抽出
して蜂蜜中に移行させて果肉成分がはいつた状態
で醗酵させるので、従来技術と比べて製造に若干
時間がかかるけれども、自然に近い状態で酒類飲
料を作ることができる。またアルコール分も4な
いし12%と適度なため健康飲料としてすぐれてい
る。 さらに保存のために添加物が不要である。 本発明の実施に際して梅を用いる場合は青梅で
はなく適熟梅が好ましい。このようにすると、梅
の熟成香を失うことなく、風味が向上する。また
酸特にクエン酸の増加を促進できる。 以下本発明の実施例を詳細に説明する。 第1表は梅の成分をペクチナーゼの作用で蜂蜜
中に溶出させた場合の蜂蜜液の分析値を示す表で
ある。
【表】
果実の核及び果皮は、ペクチナーゼの作用で果
肉から溶離してくるので、これを分離した後糖濃
度を20〜40%に調整する。 第2表は、第1表の蜂蜜液を水で糖濃度25〜40
%に希釈した場合の分析値を示す。
肉から溶離してくるので、これを分離した後糖濃
度を20〜40%に調整する。 第2表は、第1表の蜂蜜液を水で糖濃度25〜40
%に希釈した場合の分析値を示す。
【表】
これにあらかじめ20〜40%の糖濃度の蜂蜜で馴
養培養したワイン酵母(酒母として3〜10%)を
添加し、主醗酵を行わせる。仕込初発濃度差によ
り、それぞれアルコール4〜12%程度生成したと
ころで主醗酵を停止させると、残糖分が0〜25%
の範囲の極甘口、甘口、辛口の飲料ができる。 第3表は、第2表の溶液をワイン酵母で醗酵さ
せた主醗酵終了時の分析値を示すものである。
養培養したワイン酵母(酒母として3〜10%)を
添加し、主醗酵を行わせる。仕込初発濃度差によ
り、それぞれアルコール4〜12%程度生成したと
ころで主醗酵を停止させると、残糖分が0〜25%
の範囲の極甘口、甘口、辛口の飲料ができる。 第3表は、第2表の溶液をワイン酵母で醗酵さ
せた主醗酵終了時の分析値を示すものである。
【表】
これを、調合、滓引きして精製し、市販タイプ
の甘口と辛口に調整すると、低アルコールの健康
酒類飲料が出来る。 蜂蜜中の糖分のうち、ワイン酵母はブドウ糖を
先に資化するため、第1図、第2図に示すよう
に、得られた飲料は果糖の割合が多く、その上、
梅などの果実からのクエン酸やペクチナーゼ分解
物を主体とする有効成分と、蜂蜜の滋養成分及び
ミネラルとがよく調和して健康酒類飲料として優
れている。低アルコールであるため健康増進飲
料、女性向けの美容飲料及び昼食時に軽く飲める
飲料として適しており、またカクテルのベースや
ワインゼリーへの応用なども可能である。 なお、第4表は、市販タイプに調合した場合の
飲料の一般成分分析値を示す表である。
の甘口と辛口に調整すると、低アルコールの健康
酒類飲料が出来る。 蜂蜜中の糖分のうち、ワイン酵母はブドウ糖を
先に資化するため、第1図、第2図に示すよう
に、得られた飲料は果糖の割合が多く、その上、
梅などの果実からのクエン酸やペクチナーゼ分解
物を主体とする有効成分と、蜂蜜の滋養成分及び
ミネラルとがよく調和して健康酒類飲料として優
れている。低アルコールであるため健康増進飲
料、女性向けの美容飲料及び昼食時に軽く飲める
飲料として適しており、またカクテルのベースや
ワインゼリーへの応用なども可能である。 なお、第4表は、市販タイプに調合した場合の
飲料の一般成分分析値を示す表である。
【表】
以上説明したように、本発明によれば、果実の
成分を酵素ペクチナーゼで蜂蜜中に溶解移行させ
るようにしたので、果実中に含まれる薬用効果を
有する成分を効果的に抽出することができ、か
つ、蜂蜜中に含まれるビタミン、ミネラル等の滋
養成分も加味される。さらに、これをワイン酵母
によつて醗酵させるようにしたので、低アルコー
ル分を含有する飲料とすることができ、アルコー
ルの吸収効果により、上記薬用成分や滋養成分が
より吸収され易くなる。したがつて、本発明の飲
料は、健康酒類飲料として極めて優れたものであ
る。
成分を酵素ペクチナーゼで蜂蜜中に溶解移行させ
るようにしたので、果実中に含まれる薬用効果を
有する成分を効果的に抽出することができ、か
つ、蜂蜜中に含まれるビタミン、ミネラル等の滋
養成分も加味される。さらに、これをワイン酵母
によつて醗酵させるようにしたので、低アルコー
ル分を含有する飲料とすることができ、アルコー
ルの吸収効果により、上記薬用成分や滋養成分が
より吸収され易くなる。したがつて、本発明の飲
料は、健康酒類飲料として極めて優れたものであ
る。
第1図は初発糖40%の場合の主醗酵終了時の糖
組成のクロマトグラムを示す図であり、第2図は
初発糖30%の場合の同様なクロマトグラムを示す
図である。
組成のクロマトグラムを示す図であり、第2図は
初発糖30%の場合の同様なクロマトグラムを示す
図である。
Claims (1)
- 1 梅および山ぶどうから選択した果実と蜂蜜と
の重量比が1:1ないし3になるように仕込み、
同時に0.05ないし0.1%の酵素ペクチナーゼを添
加して果実の有効成分を蜂蜜中に溶解移行させ、
次いであらかじめ20ないし40%の糖濃度の蜂蜜で
馴養培養にしたワイン酵母で醗酵させ、アルコー
ル分4ないし12%、糖分0ないし15%の飲料を製
造することを特徴とする健康酒類飲料の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58238013A JPS59156278A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 健康酒類飲料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58238013A JPS59156278A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 健康酒類飲料の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59156278A JPS59156278A (ja) | 1984-09-05 |
| JPS6364194B2 true JPS6364194B2 (ja) | 1988-12-09 |
Family
ID=17023849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58238013A Granted JPS59156278A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 健康酒類飲料の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59156278A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101075085B1 (ko) | 2009-03-10 | 2011-10-21 | 충청남도 홍성군 | 벌꿀와인의 제조방법 |
| CN104263582A (zh) * | 2014-09-24 | 2015-01-07 | 赵聪 | 一种李果保健酒加工方法 |
| CN105901443A (zh) * | 2016-05-12 | 2016-08-31 | 陈志冲 | 葡萄汁及其制备方法 |
| CN108102849A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-06-01 | 上海交通大学 | 天然青梅发酵酒的制作方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4975798A (ja) * | 1972-11-28 | 1974-07-22 | ||
| JPS5151591A (ja) * | 1974-10-30 | 1976-05-07 | Shinji Shinjo | |
| JPS51115965A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-13 | Morinaga Milk Industry Co Ltd | Production of fermented coji solution with good flavor |
-
1983
- 1983-12-19 JP JP58238013A patent/JPS59156278A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59156278A (ja) | 1984-09-05 |
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