JPS6365058A - 加工用オーステナイト系耐熱鋼 - Google Patents
加工用オーステナイト系耐熱鋼Info
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- JPS6365058A JPS6365058A JP20965986A JP20965986A JPS6365058A JP S6365058 A JPS6365058 A JP S6365058A JP 20965986 A JP20965986 A JP 20965986A JP 20965986 A JP20965986 A JP 20965986A JP S6365058 A JPS6365058 A JP S6365058A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関の排ガス浄化システム、各種ボイラー
、高炉羽口バーナーあるいは廃棄物焼却炉など高温の腐
食性雰囲気で、特に、高塩基腐食または溶融塩腐食等、
塩を含む腐食が問題となる雰囲気で繰り返し加熱・冷却
を受けるような用途に使用される加工性に優れたオース
テナイト系耐熱鋼に関する。
、高炉羽口バーナーあるいは廃棄物焼却炉など高温の腐
食性雰囲気で、特に、高塩基腐食または溶融塩腐食等、
塩を含む腐食が問題となる雰囲気で繰り返し加熱・冷却
を受けるような用途に使用される加工性に優れたオース
テナイト系耐熱鋼に関する。
(従来の技術)
自動車の排気ガス浄化システム、各種のボイラー、焼却
炉あるいは高炉羽口バーナーなどの厳しい腐食環境下で
使用される耐熱鋼に要求される特性としては高温強度特
性、耐高温酸化特性、酸化スケールの剥離抵抗などの一
般的耐熱性に加えて、燃焼雰囲気での高温ガス腐食ある
いはPbO,VzOsなどの各種酸化物、PbC1*、
NaC1,MgC1x、KClなどの塩化物などを含む
雰囲気での耐高製塩腐食および、さらに高温での溶融塩
腐食抵抗がある。さらに、例えば、冷却時には凝縮水に
よる湿食の問題もある。このような厳しい環境の下では
耐熱性表面処理鋼板ではもたず、耐熱用ステンレス鋼が
用いられ、このうち、耐熱性以外に加工性および溶接性
が要求される用途ではオーステナイト系ステンレス鋼が
選択される。
炉あるいは高炉羽口バーナーなどの厳しい腐食環境下で
使用される耐熱鋼に要求される特性としては高温強度特
性、耐高温酸化特性、酸化スケールの剥離抵抗などの一
般的耐熱性に加えて、燃焼雰囲気での高温ガス腐食ある
いはPbO,VzOsなどの各種酸化物、PbC1*、
NaC1,MgC1x、KClなどの塩化物などを含む
雰囲気での耐高製塩腐食および、さらに高温での溶融塩
腐食抵抗がある。さらに、例えば、冷却時には凝縮水に
よる湿食の問題もある。このような厳しい環境の下では
耐熱性表面処理鋼板ではもたず、耐熱用ステンレス鋼が
用いられ、このうち、耐熱性以外に加工性および溶接性
が要求される用途ではオーステナイト系ステンレス鋼が
選択される。
SO5304で代表されるオーステナイト系耐熱鋼は大
気中で繰り返し加熱・冷却を受けるとフェライト系耐熱
鋼に比ベスケールが剥離するという問題があり、これは
オーステナイト系耐熱鋼の熱膨張が大きく加熱・冷却を
受けると素地とスケールとの熱膨張差によってスケール
に亀裂を生じ剥離するもので、これが大きな欠点となっ
ていた。これに対し、例えば特公昭56−25507に
開示されているように、高Si含有のオーステナイト系
ステンレス鋼が種々開発され、従来の5tlS 304
に比ベスケールの剥離抵抗の著しい改善がなされ、SO
3310Sに匹敵するか、それ以上の特性を示すように
なった。しかしながら、最近になってこれらの鋼でもな
お腐食が生じる問題が発生した。
気中で繰り返し加熱・冷却を受けるとフェライト系耐熱
鋼に比ベスケールが剥離するという問題があり、これは
オーステナイト系耐熱鋼の熱膨張が大きく加熱・冷却を
受けると素地とスケールとの熱膨張差によってスケール
に亀裂を生じ剥離するもので、これが大きな欠点となっ
ていた。これに対し、例えば特公昭56−25507に
開示されているように、高Si含有のオーステナイト系
ステンレス鋼が種々開発され、従来の5tlS 304
に比ベスケールの剥離抵抗の著しい改善がなされ、SO
3310Sに匹敵するか、それ以上の特性を示すように
なった。しかしながら、最近になってこれらの鋼でもな
お腐食が生じる問題が発生した。
すなわち、大量廃棄物処理等に用いる焼却炉、高炉の羽
口バーナー、重油ボイラー、内燃機関の排ガス管などで
使用されている部材の一部に著しい高温腐食を生じてい
る例がみつかり問題となっている。これらの腐食事例を
調査した結果、共通した現象として粒界腐食型の加速酸
化が発生しており高温で塩の付着した状態あるいは溶融
塩状態での腐食であり、特に塩化物を含む塩による高温
腐食が著しいことがわかった。この高塩基腐食に対して
は既存の耐熱用ステンレス鋼である5US304.5U
S302B 、 SO3χM15J1.5US321.
および5US310Sなどいずれも十分ではなく新たな
材料開発が望まれている。
口バーナー、重油ボイラー、内燃機関の排ガス管などで
使用されている部材の一部に著しい高温腐食を生じてい
る例がみつかり問題となっている。これらの腐食事例を
調査した結果、共通した現象として粒界腐食型の加速酸
化が発生しており高温で塩の付着した状態あるいは溶融
塩状態での腐食であり、特に塩化物を含む塩による高温
腐食が著しいことがわかった。この高塩基腐食に対して
は既存の耐熱用ステンレス鋼である5US304.5U
S302B 、 SO3χM15J1.5US321.
および5US310Sなどいずれも十分ではなく新たな
材料開発が望まれている。
以下には溶融塩も含めて卓に高塩基腐食とよぶ。
本発明は耐熱性に優れ、特に耐高温塩腐食特性に優れ、
かつ粒界腐食感受性も合せて改善した加工用オーステナ
イト系耐熱鋼を提供することを目的とする。
かつ粒界腐食感受性も合せて改善した加工用オーステナ
イト系耐熱鋼を提供することを目的とする。
本発明は、前述の問題点を改善する研究を行った結果、
基本組成がC50,06%、 Si:2.5〜10%。
基本組成がC50,06%、 Si:2.5〜10%。
MnS2.0%、 Ni:12〜20%、Cr:16=
23%からなることを特徴とし、さらに必要に応じて微
量のCaおよび/または希土類元素もしくはYが添加さ
れ、かつ、(C+ N)%に応じて適量のTiあるいは
Nbを添加することで上記の目的の材料が得られること
がわがうた。すなわち、本発明の主題である耐高温塩腐
食特性の改善に対してはSi量を従来の範囲から大きく
高Si側に移行させ、さらに必要に応じてSiとの複合
でCaおよび/あるいは希土類元素もしくはYを添加す
ることによって高塩基腐食環境下での保護皮膜を補強し
、かつ、適量のNbおよび/あるいはTiの添加によっ
て使用時の鋭敏化を防止し、粒界浸食型の高塩基腐食と
休止時の湿食による粒界腐食をともに改善するものであ
る。
23%からなることを特徴とし、さらに必要に応じて微
量のCaおよび/または希土類元素もしくはYが添加さ
れ、かつ、(C+ N)%に応じて適量のTiあるいは
Nbを添加することで上記の目的の材料が得られること
がわがうた。すなわち、本発明の主題である耐高温塩腐
食特性の改善に対してはSi量を従来の範囲から大きく
高Si側に移行させ、さらに必要に応じてSiとの複合
でCaおよび/あるいは希土類元素もしくはYを添加す
ることによって高塩基腐食環境下での保護皮膜を補強し
、かつ、適量のNbおよび/あるいはTiの添加によっ
て使用時の鋭敏化を防止し、粒界浸食型の高塩基腐食と
休止時の湿食による粒界腐食をともに改善するものであ
る。
(発明の構成)
すなわち、本発明によれば、重量%で、C: 0.06
%以下 Si:4%を越え10%以下、 Mn : 2.0以下 Ni : 12〜20% Cr : 16〜23% を含有し、必要に応じ、 HbとTiの1種または2種を0.1〜1.0%を含有
し、かつ、Nb/(CAM)≧8 、Ti/ (CAM
)≧4または(Ti + 0.5Nb) / (C+
N)≧4を満足し、さらに、 Ca : O,OO1〜0.05%、 または希土類元素もしくはYの1種または2種以上を0
.001〜0.1%を含有し、また、さらに、 Bを0.0005〜0.010%、Cuを0.5〜2.
5%を含有してもよく、 残部がFeおよび製鋼上の不可避的不純物よりなるオー
ステナイト系耐熱鋼を提供するものである。
%以下 Si:4%を越え10%以下、 Mn : 2.0以下 Ni : 12〜20% Cr : 16〜23% を含有し、必要に応じ、 HbとTiの1種または2種を0.1〜1.0%を含有
し、かつ、Nb/(CAM)≧8 、Ti/ (CAM
)≧4または(Ti + 0.5Nb) / (C+
N)≧4を満足し、さらに、 Ca : O,OO1〜0.05%、 または希土類元素もしくはYの1種または2種以上を0
.001〜0.1%を含有し、また、さらに、 Bを0.0005〜0.010%、Cuを0.5〜2.
5%を含有してもよく、 残部がFeおよび製鋼上の不可避的不純物よりなるオー
ステナイト系耐熱鋼を提供するものである。
(発明の詳細な説明)
以下には本発明を具体的に説明する0本発明の合金組成
ならびに各添加元素の添加目的ならびに組成範囲の限定
理由を述べる。
ならびに各添加元素の添加目的ならびに組成範囲の限定
理由を述べる。
C:強力なオーステナイト形成元素であり、高温強度を
得るためには必要な元素であるが、Cは高温でCr元素
と結合し、粒界にCrxsChとして打出し、粒界近傍
にCr欠乏層を形成するので高塩基腐食の進行を助長す
るとともに、休止時に凝縮水による粒界腐食が生じるの
で低い方が好ましく、上限を0.06%4以下とした。
得るためには必要な元素であるが、Cは高温でCr元素
と結合し、粒界にCrxsChとして打出し、粒界近傍
にCr欠乏層を形成するので高塩基腐食の進行を助長す
るとともに、休止時に凝縮水による粒界腐食が生じるの
で低い方が好ましく、上限を0.06%4以下とした。
Si:耐酸化性および耐高温塩腐食性を改善する上で最
も重要な元素で2.5%以下では耐高温塩腐食性に十分
な効果が得られず、一方10%以上では高温で多量のσ
相を町出し、靭性が劣化する。また、δフェライトが増
し熱間加工性が問題となり、さらに、硬さが増す為、加
工性が低下するので上限をlO九以下とした。
も重要な元素で2.5%以下では耐高温塩腐食性に十分
な効果が得られず、一方10%以上では高温で多量のσ
相を町出し、靭性が劣化する。また、δフェライトが増
し熱間加工性が問題となり、さらに、硬さが増す為、加
工性が低下するので上限をlO九以下とした。
Mn:熱間加工性改善に有効であるが耐酸化性を低下さ
せるので上限を2.0%とする。
せるので上限を2.0%とする。
Niニオ−ステナイト系ステンレス鋼の基本的合金元素
であり、また合金元素として耐酸化性、耐高温塩腐食特
性の改善に有効である0本発明では耐高温温塩腐食の点
から高Stを含有するため、熱間加工性を阻害するζフ
ェライトを生成しやすいので、成分バランスを考慮して
Xiの下限を12%とした。一方、多量のXiは製品原
価を上げるため好ましくないので上限を20%とした。
であり、また合金元素として耐酸化性、耐高温塩腐食特
性の改善に有効である0本発明では耐高温温塩腐食の点
から高Stを含有するため、熱間加工性を阻害するζフ
ェライトを生成しやすいので、成分バランスを考慮して
Xiの下限を12%とした。一方、多量のXiは製品原
価を上げるため好ましくないので上限を20%とした。
Crニステンレス鋼の耐食性および耐酸化性を維持する
ために最も基本的な元素であり、本発明の対象とする用
途では16%未満では十分な効果が得られない、一方、
23%を越えて添加すると、Si含有量との関係からδ
フェライトを多量に生成するので上限を23%とした。
ために最も基本的な元素であり、本発明の対象とする用
途では16%未満では十分な効果が得られない、一方、
23%を越えて添加すると、Si含有量との関係からδ
フェライトを多量に生成するので上限を23%とした。
Nb:粒界浸食型の高塩基腐食および休止時の凝縮水に
よる湿食を防止するためにCを0.06%以下に抑えて
いるが、これでも不十分な場合にはNbを添加して粒界
へのCrの崖、′gイ乙その打出を防止する。このNb
はC,、Nと結合して微細なNb(C,N)を形成し、
耐食性のみならず高温強度、とりわけクリーブ強度の改
善に大きな効果を有する。Cr炭。
よる湿食を防止するためにCを0.06%以下に抑えて
いるが、これでも不十分な場合にはNbを添加して粒界
へのCrの崖、′gイ乙その打出を防止する。このNb
はC,、Nと結合して微細なNb(C,N)を形成し、
耐食性のみならず高温強度、とりわけクリーブ強度の改
善に大きな効果を有する。Cr炭。
窒化物の打出を防止するには重量比で
Nb/ (C+ N)≧8のNbが必要であるが、さら
に高温強度を向上させる目的からも0.1%以上のNb
添加が必要である。一方、1.0%以上のNb添加はδ
フエライト量を増加させるので熱間加工性を害し、また
δ相の杓′出を加速するので靭性が低下する。
に高温強度を向上させる目的からも0.1%以上のNb
添加が必要である。一方、1.0%以上のNb添加はδ
フエライト量を増加させるので熱間加工性を害し、また
δ相の杓′出を加速するので靭性が低下する。
Ti : Hbと同一の目的からTiの添加も有効であ
る。
る。
TIはC,Nと結合してTi(C,N)を形成して、耐
食性のみならずクリープ強度の改善に大きな効果を有す
る。Cr炭、窒化物の打出を防止するには重量比でTi
/(CAM)≧4のTiが必要であるが、さらに高温強
度を向上させる目的からも0.1%以上のTi添加が必
要である。一方、1.0%以上のTi添加はδフエライ
ト量を増加させるので熱間加工性を害し、またσ相の打
出を加速するので靭性が劣化する。
食性のみならずクリープ強度の改善に大きな効果を有す
る。Cr炭、窒化物の打出を防止するには重量比でTi
/(CAM)≧4のTiが必要であるが、さらに高温強
度を向上させる目的からも0.1%以上のTi添加が必
要である。一方、1.0%以上のTi添加はδフエライ
ト量を増加させるので熱間加工性を害し、またσ相の打
出を加速するので靭性が劣化する。
Tiはまた加工性の改善にも効果がある。
なお、HbとTiはいずれか一方を含むだけでもよいが
、複合で添加する場合には (Ti + 0. 5Nb) / (C+ N)≧4を
満足すればCr炭、窒化物の前出防止にを効である。
、複合で添加する場合には (Ti + 0. 5Nb) / (C+ N)≧4を
満足すればCr炭、窒化物の前出防止にを効である。
Caと希土類元素およびY:耐高温塩腐食に対する耐性
は基本的にはCrとSiによって維持される。
は基本的にはCrとSiによって維持される。
しかしながら、これは高温での連続使用時では十分な保
護性を有するものの、断続的な加熱・冷却がある時には
スケール剥離などの為にしばしば腐食の進行を生じ、こ
のために断続加熱・冷却ではスケールのlA離低抵抗高
める必要がある。このような問題に対しては耐高温塩腐
食を改善するため部側での連続使用時の耐高温塩腐食の
改善に効果的で、また、希土類元素およびYは高塩基腐
食環境下での加熱・冷却時のスケール剥離抵抗の改善に
有効であり、従って、好ましくは複合で添加する。
護性を有するものの、断続的な加熱・冷却がある時には
スケール剥離などの為にしばしば腐食の進行を生じ、こ
のために断続加熱・冷却ではスケールのlA離低抵抗高
める必要がある。このような問題に対しては耐高温塩腐
食を改善するため部側での連続使用時の耐高温塩腐食の
改善に効果的で、また、希土類元素およびYは高塩基腐
食環境下での加熱・冷却時のスケール剥離抵抗の改善に
有効であり、従って、好ましくは複合で添加する。
この場合、Caは少な(とも0.001%を要し、0.
05%は実際的に含有させられる上限である。希される
ことはなく、かつ高価な元素であるため、0.05%を
上限とする。
05%は実際的に含有させられる上限である。希される
ことはなく、かつ高価な元素であるため、0.05%を
上限とする。
以上の組成に加えて、さらに、要求される特性に応じて
、高温強度および熱間加工性の改善のためにBを、また
、成形加工性および溶接性の改善からCuを添加する。
、高温強度および熱間加工性の改善のためにBを、また
、成形加工性および溶接性の改善からCuを添加する。
この場合、Bは少な(ともo、ooos%を要するが、
一方0.01%を越えるとかえって熱間加工性を悪くす
るので上限は0.01%とする。CJAは少なくとも0
.5%を要するが、一方2.5%を越えると結晶粒界に
偏析して熱間加工性を著しくそこねるので、2.5%を
上限とする。
一方0.01%を越えるとかえって熱間加工性を悪くす
るので上限は0.01%とする。CJAは少なくとも0
.5%を要するが、一方2.5%を越えると結晶粒界に
偏析して熱間加工性を著しくそこねるので、2.5%を
上限とする。
つぎに、本発明鋼について実施例を挙げて説明する。第
1表に各種試験に用いた鯛の46j成分を示す、これら
の鋼は本発明鋼、本発明に規定する範囲外の比較調とJ
IS規格鋼である。これらの鋼は真空溶解炉で溶製され
、鍛造によって直径25鶴(25鶴φ)の丸棒および厚
さ40龍 (40鶴t)の板とした。丸棒は1050°
〜1150℃の範囲で溶体化熱処理後J I 5G()
567およびZ2272に規定される高温引張およびク
リープ破断試験片に加工した。
1表に各種試験に用いた鯛の46j成分を示す、これら
の鋼は本発明鋼、本発明に規定する範囲外の比較調とJ
IS規格鋼である。これらの鋼は真空溶解炉で溶製され
、鍛造によって直径25鶴(25鶴φ)の丸棒および厚
さ40龍 (40鶴t)の板とした。丸棒は1050°
〜1150℃の範囲で溶体化熱処理後J I 5G()
567およびZ2272に規定される高温引張およびク
リープ破断試験片に加工した。
鍛造板は抽出温度1200℃で熱延し、4ntとし、以
降、通常の冷延・焼鈍によって1.5fltの板を作製
し、各種試験に供した。
降、通常の冷延・焼鈍によって1.5fltの板を作製
し、各種試験に供した。
以下に、実験結果を詳細に説明する。
第1図はNaC1の塗布試験による耐高温塩腐食特性に
及ぼすSiの影響をYの0℃×20時間の条件で示す、
*布試験は単振法に準じて行った。即ち、ア寞セトンに
NaC1を懸濁し、これを試験片に20■l−の割合で
均一に塗布し、所定の炉温に保持された電気炉中に装入
した。
及ぼすSiの影響をYの0℃×20時間の条件で示す、
*布試験は単振法に準じて行った。即ち、ア寞セトンに
NaC1を懸濁し、これを試験片に20■l−の割合で
均一に塗布し、所定の炉温に保持された電気炉中に装入
した。
この図から、Siを4%以上添加すると腐食減量は著し
く低減しており、耐高温塩腐食特性として十分な特性を
得るにはI+%以上のSi添加が必要であることがわか
る。一般に、オーステナイト系ステンレス鋼の優れた耐
熱性はその表面に形成されるCr1esの保護性皮膜に
よるが、この皮膜は大気酸化に対してはきわめて強固で
あるが、本発明の対象としている高塩基腐食環境下では
保護性が劣り、加速的に腐食が進行する。これに対し、
第1m &、すa3)(−図 Siを午%以上添加することで、高塩基腐食に強い保護
性の皮膜が形成されたものと考えられる。
く低減しており、耐高温塩腐食特性として十分な特性を
得るにはI+%以上のSi添加が必要であることがわか
る。一般に、オーステナイト系ステンレス鋼の優れた耐
熱性はその表面に形成されるCr1esの保護性皮膜に
よるが、この皮膜は大気酸化に対してはきわめて強固で
あるが、本発明の対象としている高塩基腐食環境下では
保護性が劣り、加速的に腐食が進行する。これに対し、
第1m &、すa3)(−図 Siを午%以上添加することで、高塩基腐食に強い保護
性の皮膜が形成されたものと考えられる。
第2図は前記と同様の塗布法(20時間)によって高塩
基腐食の温度依存性を調べ、高温強度特性に及ぼすCa
の効果を示したものである。600@〜Yの0℃の範囲
ではCaの効果は認められないが、800℃になるとC
aによる腐食減量の低減効果が認められる。従ってCa
をSiとの複合で添加することによって耐高温塩腐食の
進行を防止できる。
基腐食の温度依存性を調べ、高温強度特性に及ぼすCa
の効果を示したものである。600@〜Yの0℃の範囲
ではCaの効果は認められないが、800℃になるとC
aによる腐食減量の低減効果が認められる。従ってCa
をSiとの複合で添加することによって耐高温塩腐食の
進行を防止できる。
第3図は飽和Na(” l溶液を用いて繰り返し加熱−
浸漬試験を行ったもので、5分間浸漬、120分間65
0℃に加熱、5分間空冷のサイクルを40回繰り返した
場合の重量減少をみたものである。この図より、市販の
JIS規格鋼種では高塩基腐食の抵抗が本発明鋼に比べ
著しく低いことがわかる。また、本発明鋼の中でも特に
希土類元素を含む鋼が繰り返し高温堪腐食環境下での耐
性が高いことがわかる。
浸漬試験を行ったもので、5分間浸漬、120分間65
0℃に加熱、5分間空冷のサイクルを40回繰り返した
場合の重量減少をみたものである。この図より、市販の
JIS規格鋼種では高塩基腐食の抵抗が本発明鋼に比べ
著しく低いことがわかる。また、本発明鋼の中でも特に
希土類元素を含む鋼が繰り返し高温堪腐食環境下での耐
性が高いことがわかる。
第2表に600′″〜800℃における高温短時間引張
特性を示す0本発明鋼は優れた高温強度特性を第3表
クリープ破断試験結果 (温度Yの0℃、応力16.12.10 kg/ a
m”)破断時間(hr) 破断伸び(%)有すこ
とがわかる。
特性を示す0本発明鋼は優れた高温強度特性を第3表
クリープ破断試験結果 (温度Yの0℃、応力16.12.10 kg/ a
m”)破断時間(hr) 破断伸び(%)有すこ
とがわかる。
第3表にYの0℃、応力16.12.10 kt/璽−
2の条件でクリープ破断試験を行った結果を示す6本発
明鋼はクリープ破断強度も高いことがわかる。
2の条件でクリープ破断試験を行った結果を示す6本発
明鋼はクリープ破断強度も高いことがわかる。
本発明の鋼の中で、Si単独添加の鋼は高温短時間引張
強さは高いがクリープ破断強度はそれ程高くはない、し
かし、高SiでさらにNb、Tiを添加した濶は長時間
強度が著しく改善されている。なお、3の添加は長時間
側の強度改善に有効であり、こ1はおもにクリープ延性
の改善によるものと思わする。
強さは高いがクリープ破断強度はそれ程高くはない、し
かし、高SiでさらにNb、Tiを添加した濶は長時間
強度が著しく改善されている。なお、3の添加は長時間
側の強度改善に有効であり、こ1はおもにクリープ延性
の改善によるものと思わする。
第4表に、650℃で2時間の鋭敏化熱処理後、J 1
. S GO575に準じて硫酸・硫酸銅腐食試験をテ
い粒界腐食感受性を調査した。この表より零発11t!
Aは比較鋼に比べ粒界腐食感受性はきわめて低いことが
わかる。
. S GO575に準じて硫酸・硫酸銅腐食試験をテ
い粒界腐食感受性を調査した。この表より零発11t!
Aは比較鋼に比べ粒界腐食感受性はきわめて低いことが
わかる。
第5表に室温における機械的性賀および硬さを示す、こ
の表よりTiあるいはNbの添加によって伸びの向上が
認められ、特にTiは軟質化に有効であり、またCuの
複合添加によって軟π化と同時に仲第5表 機械的性
質 板厚−2,0龍 引張試験片−JIS13B号 硬さ一ビッカース硬さく荷重10kg)びも向上する。
の表よりTiあるいはNbの添加によって伸びの向上が
認められ、特にTiは軟質化に有効であり、またCuの
複合添加によって軟π化と同時に仲第5表 機械的性
質 板厚−2,0龍 引張試験片−JIS13B号 硬さ一ビッカース硬さく荷重10kg)びも向上する。
(発明の効果〕
以上の実施例が示すように、従来、高塩基腐食あるいは
溶融塩腐食環境下では既存のオーステナイト系ステンレ
ス鋼では十分実用に耐えうる鋼がなく、そのために材料
温度の低減あるいは部材の早期交換によって対応せざる
を得なかったが、本発明鋼はステンレス系耐熱鋼として
十分な耐熱性を有しかつ、製造性および加工性にも優れ
ていることより、本発明鋼は時代の要請に答えるものと
して技術的、社会的、経済的に大きな効果を示すものと
思われる。
溶融塩腐食環境下では既存のオーステナイト系ステンレ
ス鋼では十分実用に耐えうる鋼がなく、そのために材料
温度の低減あるいは部材の早期交換によって対応せざる
を得なかったが、本発明鋼はステンレス系耐熱鋼として
十分な耐熱性を有しかつ、製造性および加工性にも優れ
ていることより、本発明鋼は時代の要請に答えるものと
して技術的、社会的、経済的に大きな効果を示すものと
思われる。
第1図は塗布法によるNaCl高温塩高食塩腐食特性0
℃X20時間でみたもので、腐食減量に及ぼすSt添加
の影響を示す。 第2図は塗布法によるNaCl高塩基腐食特性を600
℃〜800℃X20時間でみたもので、腐食減量と試験
温度の関係を本6発明鋼と比較鋼およびJIS規格鋼に
ついて示す。 第3図は飽和NaCJ溶液(20℃)を用いて、5分間
浸漬、120分間650℃に加熱、5分間空冷のサイク
ルを40回繰り返した場合の重J[少を示す。
℃X20時間でみたもので、腐食減量に及ぼすSt添加
の影響を示す。 第2図は塗布法によるNaCl高塩基腐食特性を600
℃〜800℃X20時間でみたもので、腐食減量と試験
温度の関係を本6発明鋼と比較鋼およびJIS規格鋼に
ついて示す。 第3図は飽和NaCJ溶液(20℃)を用いて、5分間
浸漬、120分間650℃に加熱、5分間空冷のサイク
ルを40回繰り返した場合の重J[少を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%で、 C:0.06%以下、 Si:4%を越え10%以下、 Mn:2.0%以下、 Ni:12〜20%、 Cr:16〜23%、 を含有し、 残部がFeおよび製鋼上の不可避的不純物よりなり、各
種の耐熱性に優れかつ耐高温塩腐食に対して著しい抵抗
を有する加工用オーステナイト系耐熱鋼。 2 重量%で、 C:0.06%以下、 Si:4%を越え10%以下、 Mn:2.0%以下、 Ni:12〜20%、 Cr:16〜23%、 NbまたはTiの1種または2種を0.1〜1.0%含
有し、かつ、Nb/(C+N)≧8、Ti/(C+N)
≧4または(Ti+0.5Nb)/(C+N)≧4を満
足し、残部がFeおよび製鋼上の不可避的不純物よりな
り、各種の耐熱性に優れかつ耐高温塩腐食に対して著し
い抵抗を有する加工用オーステナイト系耐熱鋼。 3 重量%で、 C:0.06%以下、 Si:4%を越え10%以下、 Mn:2.0%以下、 Ni:12〜20%、 Cr:16〜23%、 Ca:0.001〜0.05%、 を含有し、 残部がFeおよび製鋼上の不可避的不純物よりなり、各
種の耐熱性に優れかつ耐高温塩腐食に対して著しい抵抗
を有する加工用オーステナイト系耐熱鋼。 4 重量%で、 C:0.06%以下、 Si:4%を越え10%以下、 Mn:2.0%以下、 Ni:12〜20%、 Cr:16〜23%、 Ca:0.001〜0.05%、 NbとTiの1種または2種を0.1〜1.0%含有し
、かつ、Nb/(C+N)≧8、Ti/(C+N)≧4
、または(Ti+0.5Nb)/(C+N)≧4を満足
し、残部がFeおよび製鋼上の不可避的不純物よりなり
、各種の耐熱性に優れかつ耐高温塩腐食に対して著しい
抵抗を有する加工用オーステナイト系耐熱鋼。 5 重量%で、 C:0.06%以下、 Si:4%を越え10%以下、 Mn:2.0%以下、 Ni:12〜20%、 Cr:16〜23%、 Ca:0.001〜0.05%、 希土類元素およびYの1種または2種以上を合計で0.
001〜0.05% を含有し、 残部がFeおよび製鋼上の不可避的不純物よりなり、各
種の耐熱性に優れかつ耐高温塩腐食に対して著しい抵抗
を有する加工用オーステナイト系耐熱鋼。 6 重量%で、 C:0.06%以下、 Si:4%を越え10%以下、 Mn:2.0%以下、 Ni:12〜20%、 Cr:16〜23%、 Ca:0.001〜0.05%、 希土類元素およびYの1種または2種以上を合計で0.
001〜0.05%を含有し、 HbとTiの1種または2種を0.1〜1.0%含有し
、かつ、Nb/(C+N)≧8、Ti/(C+N)≧4
、または(Ti+0.5Nb)/(C+N)を満足し、
残部がFeおよび製鋼上の不可避的不純物よりなり、各
種の耐熱性に優れかつ耐高温塩腐食に対して著しい抵抗
を有する加工用オーステナイト系耐熱鋼。 7 重量%で、 C:0.06%以下、 Si:4%を越え10%以下、 Mn:2.0%以下、 Ni:12〜20%、 Cr:16〜23%、 Ca:0.001〜0.05%、 希土類元素およびYの1種または2種以上を合計で0.
001〜0.05%、 NbとTiの1種または2種を0.1〜1.0%含有し
、かつ、Nb/(C+N)≧8、Ti/(C+N)≧4
、または(Ti+0.5Nb)/(C+N)≧4を満足
し、さらにB:0.0005〜0.010% Cu:0.5〜2.5%、 を含有し、 残部がFeおよび製鋼上の不可避的不純物よりなり、各
種の耐熱性に優れかつ耐高温塩腐食に対して著しい抵抗
を有する加工用オーステナイト系耐熱鋼。 8 重量%で、 C:0.06%以下、 Si:4%を越え10%以下、 Mn:2.0%以下、 Ni:12〜20%、 Cr:16〜23%、 希土類元素およびYの1種または2種以上を合計で0.
001〜0.05%、 含有し、 残部がFeおよび製鋼上の不可避的不純物よりなり、各
種の耐熱性に優れかつ耐高温塩腐食に対して著しい抵抗
を有する加工用オーステナイト系耐熱鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61209659A JPH07116556B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 加工用オーステナイト系耐熱鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61209659A JPH07116556B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 加工用オーステナイト系耐熱鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6365058A true JPS6365058A (ja) | 1988-03-23 |
| JPH07116556B2 JPH07116556B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=16576470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61209659A Expired - Lifetime JPH07116556B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 加工用オーステナイト系耐熱鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07116556B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03100134A (ja) * | 1989-09-13 | 1991-04-25 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | 耐高温腐食性に優れるFe―Ni系合金およびその製造方法 |
| JPH03104842A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-01 | Nisshin Steel Co Ltd | 塩化物環境での耐応力腐食割れ性にすぐれたオーステナイトステンレス鋼 |
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-
1986
- 1986-09-08 JP JP61209659A patent/JPH07116556B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07116556B2 (ja) | 1995-12-13 |
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Legal Events
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