JPS6366199B2 - - Google Patents

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JPS6366199B2
JPS6366199B2 JP56048883A JP4888381A JPS6366199B2 JP S6366199 B2 JPS6366199 B2 JP S6366199B2 JP 56048883 A JP56048883 A JP 56048883A JP 4888381 A JP4888381 A JP 4888381A JP S6366199 B2 JPS6366199 B2 JP S6366199B2
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yeast
galactose
glucose
sugar
fructose
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JP56048883A
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Nobuo Myata
Tetsuji Hirota
Masaji Ueda
Shinji Iwazawa
Kenkichi Ahiko
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特異な糖利用性を有する新規な酵母に
関する。 一般に、酵母はその糖代謝においてグルコー
ス、フルクトース及びマンノースに代謝回路に導
入するためにそれらをリン酸化する酵素であるヘ
キソキナーゼ或いはグルコースとマンノースをリ
ン酸化する酵素であるグルコキナーゼを構成酵素
として有していることが知られている。 しかし、従来公知の酵母はガラクトースをリン
酸化する酵素であるガラクトキナーゼを構成酵素
として有しておらず、該酵母をガラクトースを含
む培地中で予め前培養したときにのみガラクトキ
ナーゼが誘導生成される。 又従来の酵母の糖利用性をみると、例えばグル
コースとガラクトースの混合糖液中では、酵母を
上記のごとく前培養してガラクトキナーゼを誘導
生成させた場合でもグルコースを優先的に利用す
ることが通例である。 又、グルコースを利用し得る酵母は通常フルク
トース及びマンノースをも同程度に利用する。す
なわち、従来の酵母の糖利用性はガラクトースの
利用性が劣り、グルコース、フルクトース及びマ
ンノースを同程度に利用するものであると言い得
る。 したがつて、このような酵母の糖利用性を応用
してチーズの製造時に副性するホエーからガラク
トースを製造する方法が知られている。すなわ
ち、この方法ではホエー中の乳糖を酸又は酵素
(ラクターゼ)で分解して得られるグルコースと
ガラクトースを含む混合液に例えばサツカロミセ
ス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)
を作用させてグルコースを選択的に分解してガラ
クトースのみを採取している。 しかしながら、一方牛乳又はホエーを酵素ラク
ターゼで処理して得られるごときグルコースとガ
ラクトースを含む液からガラクトースのみを分
解、除去すること、またはフルクトースを含む糖
混合液、例えばグルコースに酵素グルコース・イ
ソメラーゼを作用させて異性化糖液を製造する際
グルコースとフルクトースが1:1の平衡に達し
た異性化反応生成液からグルコースのみを分解、
除去してフルクトースを製造することも又有用な
ことであろう。 而して、従来、上記のごとき作用をする微生
物、すなわちガラクトキナーゼを構成酵素として
有しており、しかもガラクトースの利用性がグル
コースのそれより優位であり、又、ヘキソキナー
ゼを欠損しているためにグルコースを利用し得て
もフルクトースを利用し得ない微生物は天然に見
出されていない。 本発明者は上述したごとき特異な糖利用性を有
する微生物の有用性に鑑み、このような特性を有
する微生物を天然界より広く探索した結果、市販
のケフイール粒中から上記特性を有する酵母を見
出し、本発明に到達した。 因みに、ケフイール粒は主として東ヨーロツパ
を中心として広く飲用されている発酵乳ケフイー
ルの種母であつて、古来より飲料として用いられ
ているものであるから、それより分離した酵母は
衛生上且つ安全上食品に利用しても何ら問題のな
いものである。 以下本発明を詳しく説明する。 まず、本発明の酵母の分離方法及び菌学的性質
を示す。 (1) ケフイール粒からの分離と純粋培養 水に浸漬された状態のケフイール粒を水洗、
水切り後、121℃で10分間滅菌処理した脱脂乳
100ml当り10g接種し、20〜25℃で2〜3日間
静置培養する。 上記培養を継代培養により5回以上繰返し行
つて、菌の活力が回復した時点でケフイール粒
を脱脂乳より別して、水洗する。得られたケ
フイール粒を乳鉢で磨砕後、これを生理食塩水
中に懸濁させる。次いでこの懸濁液を適宜稀釈
したものを、酵母分離用培地、例えば市販のポ
トデキストロース寒天培地(PH3.5)を用いて
25℃で3日間混釈培養する。この培養により生
じたコロニーを釣菌し、上記培地と同じ組成の
平板培地上で3回以上純粋分離する。 次いで、分離酵母について乳糖発酵性試験を
行い、乳糖を発酵しない菌株を選択する。この
選択酵母をさらにグルコースとガラクトースの
両者を含む培地を用いて培養し、グルコースよ
りもガラクトースを優先的に利用する菌株であ
ることを確認する。 このようにして得られる酵母をここでKY−
5と命名する。 (2) 菌学的性質 (a) 各培地における生育状態 YM液体培地中26℃での培養所見 ガス発生 有 皮膜(pellicle)の形成なし 沈澱物の形状 粉状(compact)の沈澱 混濁状態 中程度 大きさ 3−6×7−12μ 増殖形態 多極出芽 YM寒天培地中26℃での培養所見 生育中程度 コロニーの周縁の形状 全縁(entire) 〃 表面 〃 平滑(smooth) 〃 の性状 バター質(butyrous) ポテトデキストロース寒天培地によるス
ライト培養所見 偽菌糸、菌糸の形成なし (b) 子のう胞子の形成 石こう培地 改良ゴロドコワ培地 グルコース ペプトン培地 を用いる方法で実施したが子のう胞子形成は
なかつた。 (C) 射出胞子の形成 形成しない。 (d) 生理試験 最適生育条件 温度25℃、PH5.5〜6.5 生育条件の範囲 温度12〜30℃、PH3.0〜7.5 硝酸塩の同化 同化しない 尿素の分解 なし カロチノイドの形成 なし 澱粉類似物質の生産 なし グルコシドの分解性 なし (e) 糖の同化性の有無 【表】 本発明に係る酵母KY−5の上記菌学的性質は
フルクトース及びラフイノースの発酵性を欠如し
ている点を除くと、トルロプシス・ホルミイ
Torulopsis holmii)に最も近似しており、一
方トルプシス・ホルミイの標準株Torulopsis
holmii IFO0660はフルクトース及びラフイノー
ス(1/3)を発酵することに鑑み、当該酵母KY
−5はトルロプシス・ホルミイの特異株と考えら
れ、したがつてトルロプシス・ホルミイKY−5
と命名した。なお、酵母KY−5は工業技術院微
生物工業技術研究所に受託番号第5766号で保管委
託されている。 次に、本発明に係る酵母KY−5の糖利用性に
ついての特性を説明する。 酵母KY−5を種々の糖を含む培地中で培養す
ることにより糖の利用挙動を調べた結果を下記に
示す。 (イ) 糖源としてグルコース5重量%及びガラクト
ース5重量%を含む培地に酵母KY−5を接種
し、25℃で静置培養を行ない、培地中の残存糖
量を経時的に測定した。その結果を第1図a及
びbに示す。なお、第1図aは酵母KY−5を
予めグルコースを含む培地中で継代培養したも
のを接種したときの経時的な糖の利用性を示し
たものであり、第1図bは酵母KY−5を予め
ガラクトースを含む培地中で継代培養したもの
を接種したときの経時的な糖の利用性を示した
ものである。 第1図a及びbにみられるごとく、その前培
養の有無に関係なくグルコースとガラクトース
との混合液中で常にガラクトースを優先的に利
用する。又この糖の利用性のパターンは静置培
養に代えて振とう培養したときも同様である。 なお、従来公知の酵母では酵母を予めガラク
トースを用いて前培養したときはガラクトース
の利用性は高まるけれどもグルコースの利用性
を超えることはない。しかも、公知の酵母では
ガラクトース以外の糖を用いて前培養したとき
ガラクトースの利用性は失われるに至る。すな
わち、本発明に係る酵母KY−5はガラクトー
スの利用性の点で公知の酵母とは本質的に相違
する。 (ロ) 酵母KY−5を、グルコース、ガラクトー
ス、フルクトース及びマンノースの各5重量%
をそれぞれ糖源として含む各培地に接種し、25
℃で静置培養したときの各培地における残存糖
量を経時的に測定した。結果は第2図a及びb
に示す。なお、第2図aは酵母KY−5を予め
フルクトース以外の利用可能な糖、例えばグル
コースを含む培地中で継代培養をしたものを接
種したときの経時的な糖の利用性を示したもの
であり、第2図bは酵母KY−5を予めフルク
トースを含む培地中で十分に馴養、継代培養し
たものを接種したときの経時的な糖の利用性を
示したものである。 第2図a及びbにみられるごとく、酵母KY
−5はいずれの場合にもガラクトースの利用性
が最も高く、且つフルクトースを用いて予め前
培養しない限り、フルクトースを利用しない。 又、このような糖利用性のパターンは静置培
養に代えて振とう培養した場合でも同様であつ
た。 因みに、公知の酵母ではグルコースの利用性
を有するものはフルクトースを同様に利用する
ものであることに鑑み、酵母KY−5はこの点
においても従来の酵母とは本質的に異なる糖利
用性を示すものと言い得る。 (ハ) 酵母KY−5をシヨ糖を5重量%含む培地に
接種して25℃で静置培養したときの培地におけ
る残存糖量を経時的に測定した。結果を第3図
に示す。第3図は酵母KY−5を予めフルクト
ース以外の利用可能な糖、例えばグルコースを
含む培地中で継代培養したものを接種したとき
のシヨ糖の利用挙動を経時的に示したものであ
る。 第3図にみられるごとく、酵母KY−5はそ
のシヨ糖分解酵素によつてシヨ糖を分解した後
生成するグルコースのみを利用してフルクトー
スを利用しないため培地中にフルクトースが経
時的に蓄積する。 すなわち、酵母KY−5はグルコースとフル
クトースが混在する糖液中でグルコースのみを
選択的に利用し、フルクトースを利用しないこ
とが分る。 次に、本発明に係る酵母KY−5の糖リン酸化
酵素についてサツカロミセス・セレビシエー
Saccharomyces cerevisiae)と比較した結果
を下記表1に示す。 【表】 上記表1にみられるごとく、酵母KY−5のガ
ラクトキナーゼはグルコキナーゼと同時に構成酵
素と存在している一方ヘキソキナーゼは欠損して
おり、これに対し、サツカロミセス・セレビシエ
ーではガラクトキナーゼは欠損しており、ガラク
トースを含有する培地で前培養した場合に限り誘
導的に生成されることが分る。 前述したごとく、本発明に係る酵母KY−5は
分類学上からはトルロプシス・ホルミイと同定さ
れたことから、トルロプシス・ホルミイの標準
株、トルロプシス・ホルミイIFO0660並びに
IFO1629についてグルコースとガラクトースとの
混在する培地における糖利用性を試験したが、ガ
ラクトースの優先的利用性を示さなかつた。又、
フルクトースとグルコースとの混在する培地にお
いても両者を同様に利用した。 すなわち、本発明に係る酵母KY−5は上記糖
利用性の本質的な相違点に鑑み、公知のトルロプ
シス・キルミイの新規な特異株と言い得る。 本発明に係る酵母KY−5は上述したごとき特
異的な糖利用性を有するので種々の面に応用し得
る。 例えば、従来殆んど不可能か少くとも非常に困
難視されてたガラクトース含有混合糖液からのガ
ラクトースの除去並びに他の糖と混在するフルク
トース含有液からのフルクトースの選択的採取が
酵母KY−5の適用により有利に実施し得るよう
になる。 因みに、従来ガラクトースを含む糖混合液から
のガラクトースの除去としては、乳糖利用性のな
い酵母(乳糖非発酵性酵母)を用いてラクチユロ
ース(ガラクトースとフルクトースとのβ−1.3
結合物)とガラクトースとの混合液からガラクト
ースを除去する方法(特公昭51−23573号)が報
告されているが、本発明を適用するとラクトース
とガラクトースとの混合液からガラクトースを除
去すること、及びラクトースとグルコースとの混
合液又はフルクトースとグルコースとの混合液か
らグルコースを除去することも可能となる。 以下実施例を例示して本発明及びその効果を具
体的に説明する。なお、各実施例の量を示す%は
特記しない限り重量を示す。 実施例 1 10%還元ホエー粉の溶液を加熱して除蛋白した
後、これにかびラクターゼ粉末を作用させてホエ
ー中の乳糖をほゞ100%分解する。グルコース
(約3%)とガラクトース(約3%)を含む分解
液をPH5.6に調整後再び90℃で30分間加熱殺菌し
これに以下に示すごとくして培養して取得した
Torulopsis holmii KY−5(以下酵母KY−5
と称す)を添加し、通気撹拌培養を行う。ここで
添加する酵母は、10%ホエー粉の溶液を1N−
HClでPH4.5に調整後加熱し、除蛋白した溶液に
3%グルコースまたは3%ガラクトースを加え、
PH5.6に調整後121℃で15分間滅菌した培地300ml
に寒天斜面培地からの種酵母KY−5を接触し27
℃で2日間振とう培養したものであつて、遠心分
離によつて集めた菌体として添加する。 この菌体は多量に添加するほど培養時間が短縮
されるので都合がよい。26℃で1〜3日間通気撹
拌培養後ガラクトースが完全に消費し尽くされた
時点で酵母菌体を除去し、必要に応じて90℃で30
分間加熱して脱ガス、脱アルコール、及び活性炭
処理後、1N−NaOHで中和し、濃縮すると、ガ
ラクトースを含まないあるいはガラクトース含有
比を著しく減少させたグルコースシロツプ(グル
コース含量30〜33%、ガラクトース含量0〜2
%)を取得することができる。このシロツプはグ
ルコースを精製するための原材料となり得るが、
そのまゝの状態でも乳製品、例えば煉乳、アイス
クリーム、ヨーグルトなど、さらにはスナツク、
菓子類への添加物となり得るものである。 実施例 2 実施例1の如くラクターゼ処理を行つたホエー
450mlを900ml容連続培養発酵槽に仕込み1%ガラ
クトース添加ホエー培地で前培養した酵母KY−
5の培養液を5%接種する。次いで通気量2.5
vvm、撹拌速度300rpm、フイード10ml/hr温度
25℃の条件下で72時間連続培養を行い、流出液か
らは直ちに菌体を分別除去する。得られたホエー
液を10倍に濃縮し、グルコース含量32%、ガラク
トース含量1.5%のシロツプが得られる。 実施例 3 ホエーまたはホエーをUF膜処理で除蛋白した
ホエーパーミエイトを予めPH6.5で
Saccharomyces lactisより得たラクターゼを用
いてホエー中の乳糖を約50%分解する。液中の糖
構成は乳糖3%、グルコース1.5%、ガラクトー
ス1.5%である。このようにして得られたホエー
またはホエーパーミエイトに酵母KY−5を5%
接種し、28℃で3時間培養後直ちに冷蔵する。品
温が完全に5〜7℃に至つた時点で菌体を遠心除
去すると、糖組成として乳糖3%、グルコース
1.5%、ガラクトース0%から成りわずかに、ア
ルコール臭の付加したホエー飲料を得る。培養時
間が不用意に長すぎるとグルコースも発酵の為に
消費されアルコール度は高くなるも甘味や風味の
点で劣つた製品になつてしまうのでガラクトース
が消失した時点で培養を停止することが肝要であ
る。 実施例 4 ホエーまたはホエーパーミエイトをラクセター
ゼを用いて予め含有乳糖の100%を分解しておく
(グルコース3.1%、ガラクトース3.1%)。この液
を2〜3倍に濃縮、殺菌後、酵母KY−5を5%
および一例としてワイン酵母として知られる
Saccharomyces cerevisiae OC−2を3%同
時に接種し、25℃で静置培養すると、KY−5に
よりガラクトースがまたOC−2によりグルコー
スがそれぞれ優先的に発酵され、24時間で基質中
の糖は完全に消種しつくされいずれか単独酵母で
の発酵時間を2/3以下に短縮することができた。
しかも風味上も単独菌で発酵したものより優れた
ものであつた。 実施例 5 牛乳1をHTST殺菌、冷却後、ヨーグルト
菌であるラクトバシルス ブルガリクス
Lactobacillus bulgaricus)とストレプトコツ
カス サーモフイルス(Streptococcus
thermophilus)混合スターターを2%接種し、
37℃で培養する。このようにしてヨーグルト菌の
みで培養すると、乳中の乳糖が消費されることは
当然乍ら、乳糖が30%程消費した時点でガラクト
ースを遊離しはじめる(V.s.O′leary and J.H.
Woychick:J.Food Soi.、41、791(1976))ので、
ヨーグルト菌接種と同時に又は接種後、牛乳が凝
固する前に酵母KY−5を0.3〜1.0%添加する。
37℃で4〜5時間培養後冷蔵室に移して少くとも
5時間保持して酵母による発酵を行わしめ、風味
の改善されたヨーグルトを得る。 実施例 6 牛乳1を、予め乳酸菌ラクトバチルス・ブル
ガリクス(L.bulgaricus)SBT2110の無細胞抽出
液を添加(粗酵素乾物として0.05%)したものを
5℃に保持して、乳酸菌ラクターゼで乳糖を70%
分解すると同時に粗酵素中に共存する蛋白あるい
は脂質分解酵素も同時に作用させる。16時間保持
後、実施例5と同様にヨーグルト混合菌および酵
母KY−5を用いてヨーグルトを製造することに
より、実施例5で得られる製品と比較して乳糖含
量の少い、また遊離ガラクトース量が多く存在し
たことによることから酵母KY−5での風味改善
がより大きいヨーグルトを得ることができる。 実施例 7 脱脂剤あるいはホエーを予めラクターゼ処理し
て、含有乳糖の50%以上をグルコースとガラクト
ースに分解したものを、例えばスプレードライヤ
ーを用いて粉体とする。このようにして得られる
乳糖分解脱脂粉乳あるいはホエー粉を、パン生地
調製に供せられる小麦粉と1:1ないし2:1で
混合し、新しいパン生地素材となし、ここへ市販
パン酵母5%及び酵母KY−5 1〜5%を添加
混合して、25℃以下で発酵後常法に従つてパンを
製造する。 実施例 8 脱脂粉乳あるいはホエー粉を、パン生地用の小
麦と1:1ないし2:1で混合し、新しいパン生
地素材となし、ここへ乳酸菌ラクトバチルス・ブ
ルガリクス(Lactobacillus bulgaricus)SBT
2110の乾燥菌体を2%添加混合し、35℃4時間予
備発酵した後、市販パン酵母5%及び酵母KY−
5 1〜5%を添加混合して、25℃以下で発酵後
常法に従つてパンを製造する。 実施例 9 固形分濃度30%のホエー溶液をPH4.4にて加熱
して除蛋白後、10の清澄ホエーを得る。このホ
エーにかびラクターゼを1%添加して50℃で2時
間反応させ、乳糖を完全に分解する。PHを6.0に
調整後、放線菌グルコースイソメラーゼを2%添
加し50℃で40時間反応を続けグルコースの40〜45
%をフルクトースに変換する。しかる後にホエー
液を25℃に冷後グルコースまたはガラクトースを
糖源として前培養した酵母KY−5を10%添加し
て24時間培養することによりホエー中のガラクト
ースを、次いでグルコースを分解して、再びPHを
7.0に調整し、脱塩濃縮すると、ガラクトースと
フルクトースのいずれも含まないフルクトースシ
ロツプを得ることができる。 実施例 10 ぶどうあるいはオレンジなどの果汁をPH5.6に
調整し、グルコース又はガラクトースを糖源とし
て前培養した酵母KY−5を添加、培養すると、
果汁中の遊離グルコースあるいはシヨ糖を構成す
るグルコースだけが利用されてフルクトース純度
の高められた果汁製品を得ることができる。小児
むけスナツク、デザート類の糖源として使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a及び第1図bはグルコースとガラクト
ースとを等量含む培地における本発明の酵母の糖
利用性を経時的に示したものであり、第2図a及
び第2図bは本発明の酵母の各種糖に対する利用
性を経時的に示したものであり、第3図は本発明
の酵母のシヨ糖に対する利用挙動を示したもので
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 グルコキナーゼ及びガラクトキナーゼを構成
    酵素として有し、ヘキソキナーゼを欠損してお
    り、ガラクトース以外の利用可能な糖を含む培地
    中で前培養した場合でもガラクトースを含む混合
    糖液中でガラクトースを優先的に利用する特性を
    有するトルロプシス・ホルミイ(Torulopsis
    holmii)KY−5。 2 フルクトースを含む培養地中で前培養を行わ
    ない限りフルクトースを利用しない特性を有する
    特許請求の範囲第1項に記載のトルロプシス・ホ
    ルミイKY−5。
JP56048883A 1981-03-31 1981-03-31 Novel yeast having specific saccharide utilization Granted JPS57163482A (en)

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