JPS6367493B2 - - Google Patents
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- JPS6367493B2 JPS6367493B2 JP56042274A JP4227481A JPS6367493B2 JP S6367493 B2 JPS6367493 B2 JP S6367493B2 JP 56042274 A JP56042274 A JP 56042274A JP 4227481 A JP4227481 A JP 4227481A JP S6367493 B2 JPS6367493 B2 JP S6367493B2
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- JP
- Japan
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- mixture
- amine
- toluidine
- mixed
- aniline
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/17—Amines; Quaternary ammonium compounds
- C08K5/18—Amines; Quaternary ammonium compounds with aromatically bound amino groups
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
Description
本発明はゴム用安定剤に関する。更に詳細に
は、本発明は酸化性ジエン系ゴム類用の安定剤と
して使用される環アルキル化ジフエニル−p−フ
エニレンジアミン類の製造に関する。 ゴム製品に対するオゾンおよび酸素の有害な作
用は周知であり、多数のオゾン亀裂防止剤および
抗酸化剤が製造された。これらはオゾンおよび酸
素の有害な作用から各種のゴム組成物を保護する
ことができる。相当な長期間にわたつてゴム用の
抗酸化剤として多数のフエノール系組成物類およ
びアミン組成物類が使用されてきた。 現在、ゴム工業の分野で広範に使用されている
安定剤類の1つはジアリール−p−フエニレンジ
アミンである。これはRonald Spachtに付与され
た米国特許第3432460号の明細書に開示されてい
る。本発明は米国特許第3435460号明細書に開示
された安定剤類の改良された製造方法に関する。 米国特許第3432640号明細書に開示されている
様に、ジアリール−p−フエニレンジアミンはゴ
ム用のオゾン亀裂防止剤および抗酸化剤として使
用されてきた。しかし、この種の化合物類は一般
に固体状であり、100℃付近またはこれ以上の温
度でなければ完全に溶融せず、しかも、水性溶剤
および脂肪族炭化水素類および特にゴムにはほと
んど溶解しない。従つて、この種の化合物類は比
較的高い温度、芳香族溶剤類または激しい微粉砕
処理を用いなければゴム中に混和させることが極
めて困難である。特に、高融点ジアリール−p−
フエニレンジアミンをラテツクス類および原料ポ
リマー類に混和させるときは想像を絶する様な困
難さをともなう。 環アルキル化ジフエニル−p−フエニレンジア
ミン類の低融点混合物類の製造は、縮合触媒の存
在下でヒドロキノンまたは環アルキル化ヒドロキ
ノン1モルをアミン混合物2.0〜2.5モルと反応さ
せることから成る。そして、この製造方法の改良
点はo−トルイジン、混合キシリジン類およびア
ニリンから成るアミン混合物を使用し、全てのア
ミン混合物の比率が次の方程式で規定されること
から成る: 融点=64.85+0.1496x+0.01307y −0.001245x2+0.011403y2−0.022xy 〔式中、融点は60℃以下であり; xは混合キシリジン類のモル%であり; 〔(y/100)(100−x)〕はo−トルイジンの
モル%であり; {100−〔x+y(100−x)/100〕}はアニリン
のモル%であり; 混合キシリジン類のモル%は50未満である。〕 本発明は、ゴムへの、および各種の合成ゴム類
の製造に用いられる有機溶剤物への高い溶解度を
有する、環アルキル化ジフエニル−p−フエニレ
ンジアミン類を提供する。更に、本発明は低融点
を有するアルキル化ジフエニル−p−フエニレン
ジアミン類を提供する。この低融点のために、ア
ルキル化ジフエニル−p−フエニレンジアミン類
はこれを容易に乳化させることができるようにな
り、斯くして該化合物をゴムラテツクス中に極め
て容易に混和させることができる。 更に詳細には、本発明は60℃以下で溶融する混
合アルキル置換ジフエニル−p−フエニレンジア
ミン類に関する。 本発明の方法によつて製造される化合物類は次
の一般式で示される構造を有する。 (式中、R1およびR2は水素またはメチル基から
選択され; mおよびnは0〜2の範囲内の整数であり;そ
して n+mは0〜4の範囲の値をとる。) 本発明の方法を実施することによつて製造され
る低融点アルキル化ジフエニル−p−フエニレン
ジアミン類は60℃未満の融点を有する。これらの
抗酸化剤類は縮合触媒の存在下でヒドロキノン1
モルを下記の範囲内の好ましいアミン混合物2.0
〜2.5モルと反応させることによつて製造される。 アニリン 35±10モル% o−トルイジン 25±10モル% 混合キシリジン類 40+10または−5モル% 低融点アルキル化ジフエニル−p−フエニレン
ジアミン類はp−アミノフエノール類を前記のア
ミン混合物と反応させることによつても製造でき
る。ただし、混合物中のアミン類の割合を2倍に
し、p−アミノフエノール1モルあたりアミン混
合物を全量で4〜5モル使用しなければならな
い。 公知文献中にゴム用安定剤として開示されたジ
アリールフエニレンジアミン類は比較的に高融点
の固体であり、しかも、水性媒体類、脂肪族有機
溶剤類およびゴムにはほとんど溶解しないので、
該化合物類をゴムラテツクス中に混和させること
は極めて困難である。 米国特許第3432460号は、特許請求された19種
類のアミン装入比は様々な溶剤類およびゴムに極
めて良く溶解する低融点のアルキル置換ジフエニ
ル−p−フエニレンジアミン類をもたらすことを
強調している。 米国特許第3432460号明細書および他の文献は、
いずれも低融点アルキル置換ジフエニル−p−フ
エニレンジアミン類を製造するのに下記の方程式
で規定されるようなアミン装入比を使用すべきこ
とは開示も示唆もしていない。米国特許第
3432460号明細書は19種の特定的なアミン混合物
類を開示しているが、本発明のアミン混合物につ
いては何も言及しておらず、また示唆もしていな
い。 融点=64.85+0.1496x+0.01307y −0.001245x2+0.011403y2−0.022xy 〔式中、融点は60℃以下であり; xは混合キシリジン類のモル%であり; 〔(y/100)(100−x)〕はo−トルイジンの
モル%であり; {100−〔x+y(100−x)/100〕}はアニリン
のモル%であり; 混合キシリジン類のモル%は50未満である。〕 当業者は本発明のアミン装入比が低融点組成物
をもたらすことは予期しないであろう。なぜな
ら、低融点抗酸化剤を製造するには、米国特許第
3432460号明細書に教示されるように、混合トル
イジン異性体類およびキシリジン異性体類の複雑
な混合物から製造される複雑なp−フエニレンジ
アミン混合物が必要とされるからである。 米国特許第3432460号明細書に開示された抗酸
化剤類は多年にわたつてWingstay 200
(Wingstay はグツドイヤータイヤアンドラバー
社の登録商標であり、200は低融点アルキル化ジ
フエニル−p−フエニレンジアミン類を示す。)
という商品名で市販されてきた。これが初めて紹
介されたとき、Wingstay200は混合トルイジン類
と混合キシリジン類の50モル%−50モル%配合物
を使用して製造された。最初の製造から数回して
からアミン原料は変更された。1つの変法ではア
ニリンを12.5%使用した。アニリンを使用した理
由は値段が安いからである。しかし、後にアニリ
ンは使用されなくなつた。なぜなら、その供給量
が不足をきたしたからである。混合アミン流それ
自体も、製造者の工程が変更されるたびごとに、
異性体比率が変更された。 現在、市販されている混合トルイジン類および
混合キシリジン類は下記の様なおおよその異性体
類比率を有する。 混合トルイジン類 o−トルイジン 55−65% p−トルイジン 30−40% m−トルイジン 3−7% 混合キシリジン類 2,4−キシリジン 40−10% 2,5−キシリジン 25%(最大) 2,6−キシリジン 20%(最大) その他のキシリジン異性体類 35℃(最大) ar−エチルアニリン類 15%(最大) 本発明と関連性のあるいままでに為された研究
および引用された実例は前記のものと類似の混合
トルイジン類および混合キシリジン類から成る混
合物にもとづくものであつたが、当業者は異性体
の比率が変つても抗酸化剤生成物の融点が著しく
変更されるとは予期しなかつた。 特に重要なことは、Wingstay 200の製造に多
年使用されてきた異性体比率はその全てが混合ア
ミン類の比率について高いことである。単一の化
学構造のアニリンが使用されていた期間中であつ
ても、アニリンは比較的低い割合で混合トルイジ
ン類および混合キシリジン類と共に使用されてい
た。このことで、構造の異なるp−フエニレンジ
アミン同志が互いにその融点を下げ合つて低融点
混合物を生成させるように構造が異なる十分多数
のp−フエニレンジアミンが常に、そして確実に
形成されるようになされたのである。 従来技術または公知文献に開示された旧来の方
法は、成分類のうちの二種類が単一の化学構造を
持つ正にそのような単一化合物から成る三成分系
アミン混合物が60℃以下の融点を有するp−フエ
ニレンジアミン混合物をもたらすであろうという
ことを示唆も開示もしていない。 抗酸化物の性能は末端基が2,4−キシリル、
2,5−キシリル、フエニル、m−トリル、o−
トリル等であるかどうかということには依存しな
いことが判明した。しかし、抗酸化剤の物理的形
態は、変更を行なう場合、入念に検討しなければ
ならない。Wingstay 200は液状で使用されるの
で、その融点、すなわち更に具体的に言うとその
最低結晶化温度は極めて重要である。 本発明の方法によつて製造された抗酸化剤の融
点を測定するため、強制的に一部分結晶化させた
抗酸化剤化合物5〜100gの温度をゆつくりと上
昇させた。記録された融点は最後の痕跡量の固形
物が測定用サンプルから完成に消滅したときの温
度であつた。全ての事例において、この温度は抗
酸化剤が最初に流動性になりはじめた時点の温度
よりも高かかつた。 本発明における重要な事実はアミン類の値段で
ある。現在、混合キシリジン類の値段が最も高
く、混合トルイジンの値段はこれよりも若干安
い。しかし、以上の二つに比べてo−トルイジン
およびアニリンは混合アミノ系化学品よりも1ポ
ンドあたりの価格はかなり安い。これらの値段の
相違の結果、o−トルイジンおよび/またはアニ
リンを相当な割合で使用すると費用をかなり節約
することができる。 低価格アミン類の最大使用量を測定するため、
一連の実験を行なつた。これら実験の内容を下記
の実験例1および実験例2に記載する。これらの
実験では、ジアリール−p−フエニレンジアミン
抗酸化剤−オゾン亀裂防止剤を調製し、これらの
最低結晶化温度を測定した。製品の製造原価も算
出した。全ての事例において、p−フエニレンジ
アミン抗酸化剤−オゾン亀裂防止剤はおおむね同
一の方法を用いて調製し、かつ、実験した。 本発明は添付図面を参照することによつて一層
容易に理解される。これは“x”と“y”の値を
あわせた値を示す輪郭線のグラフである。このグ
ラフを使用すると輪郭線で示される特定の最低結
晶化温度が得られる。 調製方法 適当な反応容器中でヒドロキノン3モル(330
g)を被評価アミン混合物2.5モルと反応させた。
少量のトルエンを使用し、縮合水を共沸的に除去
した。縮合触媒としては無水塩化第2鉄15gを反
応混合物に添加した。反応フラスコは還流冷却器
と水トラツプとを具備していた。水トラツプ装置
で、アミン類とヒドロキノンとの縮合によつて水
が生成される速度と同じ速度で、水を除去した。
反応混合物を温度250℃までゆつくりと加熱し、
この温度を4時間にわたつて維持した。縮合水が
約6モル回収されたことによつて反応の終了を確
認した。反応終了後、反応混合物を冷却し、そし
て、Na2CO3飽和水溶液を添加して触媒を破壊し
た。次いで、反応混合物を圧力5mmで250℃にま
で加熱し、揮発性成分類を除去した。まだ熱いう
ちに生成物を過し無機塩類を除去した。 実験方法 本発明の有用な範囲を規定するため、材料値段
および最低結晶化温度から成る二種類の特性値を
測定した。材料値段の数値は簡単な算術的計算だ
けで得られるが、p−フエニレンジアミン類は過
冷却液体を形成する傾向があるので融点温度を確
かめるのは困難であることがわかつた。しかし、
これらの融点を測定する方法が開示された。すな
わち、被測定試料を最初強制的に一部分結晶化さ
せ次いで、温度をゆつくりと上昇させながら融点
を肉眼的に測定した。 生成物の最低結晶化温度を測定するため、16〜
24時間かけて温度を室温から約3℃にまで低下さ
せることによつて試料を強制的に一部分結晶化さ
せた。 次いで、16〜24時間かけて試料の温度を3℃か
ら−7℃にあわせ、それから16〜24時間かけて−
7℃から−18℃にあわせた。少なくとも部分的な
結晶化がおこるまで温度を上昇させたり、また低
下させたりしながらこの方法を実施した。その
後、生成物の性質および融点を観察しながら、測
定試料の温度をゆつくりと室温にまでもどした。
結晶が明らかに消滅した直前の温度を“最低結晶
化温度として記録した。室温で依然として結晶を
含有していた試料を熱風循環炉中におき、25℃か
ら開始して5℃ずつ温度を上げていつた。結晶粒
子が依然として目に見えていた時点の結晶化温度
を最高結晶化温度として規定した。 ジアリール−p−フエニレンジアミン混合物は
過冷をおこす傾向があるため、本方法によつて測
定された最低結晶化温度は測定試験を行なう試験
者の主観的判断に左右されやすい概数値である。
下記の実施例に述べる研究の全体を通して、最低
結晶化温度は全て同一の人間が測定した。斯くし
て最低結晶化温度の有意性が向上する。この様に
配慮したとしても、測定中に多少の実験誤差が生
じることは避けられない。この誤差は、より低い
最低結晶化温度を有する混合物について最も大き
い様に思われる。 実験例 1 最初の実験ではo−トルイジン、アニリン、混
合キシリジンおよび混合トルイジンから成る4種
類のアミン類の使用について評価を行なつた。こ
れら4種類の成分類のモル%の合計は100でなけ
ればならないので、4種類の成分のうちの3種類
だけを各々変更させることができる。この実験の
ために選択した3種類の独立変動成分はo−トル
イジン、アニリンおよび混合キシリジン類であつ
た。混合トルイジン類のモル%はアミン類を100
%とするのに必要な残りの量であつた。二次平衡
実験計画を立てて最低結晶化温度と可変動成分類
との関係を調べた。使用した11種類の抗酸化剤−
オゾン亀裂防止剤組成物は全て前記の「調整方
法」を用いて製造し、そして、前記の「実験方
法」に従つて試験した。下記の表1には使用した
アミン変動成分類および列記されたアミン比率で
調製された11種類の抗酸化剤−オゾン亀裂防止剤
組成物について測定した最低結晶化温度が示され
ている。
は、本発明は酸化性ジエン系ゴム類用の安定剤と
して使用される環アルキル化ジフエニル−p−フ
エニレンジアミン類の製造に関する。 ゴム製品に対するオゾンおよび酸素の有害な作
用は周知であり、多数のオゾン亀裂防止剤および
抗酸化剤が製造された。これらはオゾンおよび酸
素の有害な作用から各種のゴム組成物を保護する
ことができる。相当な長期間にわたつてゴム用の
抗酸化剤として多数のフエノール系組成物類およ
びアミン組成物類が使用されてきた。 現在、ゴム工業の分野で広範に使用されている
安定剤類の1つはジアリール−p−フエニレンジ
アミンである。これはRonald Spachtに付与され
た米国特許第3432460号の明細書に開示されてい
る。本発明は米国特許第3435460号明細書に開示
された安定剤類の改良された製造方法に関する。 米国特許第3432640号明細書に開示されている
様に、ジアリール−p−フエニレンジアミンはゴ
ム用のオゾン亀裂防止剤および抗酸化剤として使
用されてきた。しかし、この種の化合物類は一般
に固体状であり、100℃付近またはこれ以上の温
度でなければ完全に溶融せず、しかも、水性溶剤
および脂肪族炭化水素類および特にゴムにはほと
んど溶解しない。従つて、この種の化合物類は比
較的高い温度、芳香族溶剤類または激しい微粉砕
処理を用いなければゴム中に混和させることが極
めて困難である。特に、高融点ジアリール−p−
フエニレンジアミンをラテツクス類および原料ポ
リマー類に混和させるときは想像を絶する様な困
難さをともなう。 環アルキル化ジフエニル−p−フエニレンジア
ミン類の低融点混合物類の製造は、縮合触媒の存
在下でヒドロキノンまたは環アルキル化ヒドロキ
ノン1モルをアミン混合物2.0〜2.5モルと反応さ
せることから成る。そして、この製造方法の改良
点はo−トルイジン、混合キシリジン類およびア
ニリンから成るアミン混合物を使用し、全てのア
ミン混合物の比率が次の方程式で規定されること
から成る: 融点=64.85+0.1496x+0.01307y −0.001245x2+0.011403y2−0.022xy 〔式中、融点は60℃以下であり; xは混合キシリジン類のモル%であり; 〔(y/100)(100−x)〕はo−トルイジンの
モル%であり; {100−〔x+y(100−x)/100〕}はアニリン
のモル%であり; 混合キシリジン類のモル%は50未満である。〕 本発明は、ゴムへの、および各種の合成ゴム類
の製造に用いられる有機溶剤物への高い溶解度を
有する、環アルキル化ジフエニル−p−フエニレ
ンジアミン類を提供する。更に、本発明は低融点
を有するアルキル化ジフエニル−p−フエニレン
ジアミン類を提供する。この低融点のために、ア
ルキル化ジフエニル−p−フエニレンジアミン類
はこれを容易に乳化させることができるようにな
り、斯くして該化合物をゴムラテツクス中に極め
て容易に混和させることができる。 更に詳細には、本発明は60℃以下で溶融する混
合アルキル置換ジフエニル−p−フエニレンジア
ミン類に関する。 本発明の方法によつて製造される化合物類は次
の一般式で示される構造を有する。 (式中、R1およびR2は水素またはメチル基から
選択され; mおよびnは0〜2の範囲内の整数であり;そ
して n+mは0〜4の範囲の値をとる。) 本発明の方法を実施することによつて製造され
る低融点アルキル化ジフエニル−p−フエニレン
ジアミン類は60℃未満の融点を有する。これらの
抗酸化剤類は縮合触媒の存在下でヒドロキノン1
モルを下記の範囲内の好ましいアミン混合物2.0
〜2.5モルと反応させることによつて製造される。 アニリン 35±10モル% o−トルイジン 25±10モル% 混合キシリジン類 40+10または−5モル% 低融点アルキル化ジフエニル−p−フエニレン
ジアミン類はp−アミノフエノール類を前記のア
ミン混合物と反応させることによつても製造でき
る。ただし、混合物中のアミン類の割合を2倍に
し、p−アミノフエノール1モルあたりアミン混
合物を全量で4〜5モル使用しなければならな
い。 公知文献中にゴム用安定剤として開示されたジ
アリールフエニレンジアミン類は比較的に高融点
の固体であり、しかも、水性媒体類、脂肪族有機
溶剤類およびゴムにはほとんど溶解しないので、
該化合物類をゴムラテツクス中に混和させること
は極めて困難である。 米国特許第3432460号は、特許請求された19種
類のアミン装入比は様々な溶剤類およびゴムに極
めて良く溶解する低融点のアルキル置換ジフエニ
ル−p−フエニレンジアミン類をもたらすことを
強調している。 米国特許第3432460号明細書および他の文献は、
いずれも低融点アルキル置換ジフエニル−p−フ
エニレンジアミン類を製造するのに下記の方程式
で規定されるようなアミン装入比を使用すべきこ
とは開示も示唆もしていない。米国特許第
3432460号明細書は19種の特定的なアミン混合物
類を開示しているが、本発明のアミン混合物につ
いては何も言及しておらず、また示唆もしていな
い。 融点=64.85+0.1496x+0.01307y −0.001245x2+0.011403y2−0.022xy 〔式中、融点は60℃以下であり; xは混合キシリジン類のモル%であり; 〔(y/100)(100−x)〕はo−トルイジンの
モル%であり; {100−〔x+y(100−x)/100〕}はアニリン
のモル%であり; 混合キシリジン類のモル%は50未満である。〕 当業者は本発明のアミン装入比が低融点組成物
をもたらすことは予期しないであろう。なぜな
ら、低融点抗酸化剤を製造するには、米国特許第
3432460号明細書に教示されるように、混合トル
イジン異性体類およびキシリジン異性体類の複雑
な混合物から製造される複雑なp−フエニレンジ
アミン混合物が必要とされるからである。 米国特許第3432460号明細書に開示された抗酸
化剤類は多年にわたつてWingstay 200
(Wingstay はグツドイヤータイヤアンドラバー
社の登録商標であり、200は低融点アルキル化ジ
フエニル−p−フエニレンジアミン類を示す。)
という商品名で市販されてきた。これが初めて紹
介されたとき、Wingstay200は混合トルイジン類
と混合キシリジン類の50モル%−50モル%配合物
を使用して製造された。最初の製造から数回して
からアミン原料は変更された。1つの変法ではア
ニリンを12.5%使用した。アニリンを使用した理
由は値段が安いからである。しかし、後にアニリ
ンは使用されなくなつた。なぜなら、その供給量
が不足をきたしたからである。混合アミン流それ
自体も、製造者の工程が変更されるたびごとに、
異性体比率が変更された。 現在、市販されている混合トルイジン類および
混合キシリジン類は下記の様なおおよその異性体
類比率を有する。 混合トルイジン類 o−トルイジン 55−65% p−トルイジン 30−40% m−トルイジン 3−7% 混合キシリジン類 2,4−キシリジン 40−10% 2,5−キシリジン 25%(最大) 2,6−キシリジン 20%(最大) その他のキシリジン異性体類 35℃(最大) ar−エチルアニリン類 15%(最大) 本発明と関連性のあるいままでに為された研究
および引用された実例は前記のものと類似の混合
トルイジン類および混合キシリジン類から成る混
合物にもとづくものであつたが、当業者は異性体
の比率が変つても抗酸化剤生成物の融点が著しく
変更されるとは予期しなかつた。 特に重要なことは、Wingstay 200の製造に多
年使用されてきた異性体比率はその全てが混合ア
ミン類の比率について高いことである。単一の化
学構造のアニリンが使用されていた期間中であつ
ても、アニリンは比較的低い割合で混合トルイジ
ン類および混合キシリジン類と共に使用されてい
た。このことで、構造の異なるp−フエニレンジ
アミン同志が互いにその融点を下げ合つて低融点
混合物を生成させるように構造が異なる十分多数
のp−フエニレンジアミンが常に、そして確実に
形成されるようになされたのである。 従来技術または公知文献に開示された旧来の方
法は、成分類のうちの二種類が単一の化学構造を
持つ正にそのような単一化合物から成る三成分系
アミン混合物が60℃以下の融点を有するp−フエ
ニレンジアミン混合物をもたらすであろうという
ことを示唆も開示もしていない。 抗酸化物の性能は末端基が2,4−キシリル、
2,5−キシリル、フエニル、m−トリル、o−
トリル等であるかどうかということには依存しな
いことが判明した。しかし、抗酸化剤の物理的形
態は、変更を行なう場合、入念に検討しなければ
ならない。Wingstay 200は液状で使用されるの
で、その融点、すなわち更に具体的に言うとその
最低結晶化温度は極めて重要である。 本発明の方法によつて製造された抗酸化剤の融
点を測定するため、強制的に一部分結晶化させた
抗酸化剤化合物5〜100gの温度をゆつくりと上
昇させた。記録された融点は最後の痕跡量の固形
物が測定用サンプルから完成に消滅したときの温
度であつた。全ての事例において、この温度は抗
酸化剤が最初に流動性になりはじめた時点の温度
よりも高かかつた。 本発明における重要な事実はアミン類の値段で
ある。現在、混合キシリジン類の値段が最も高
く、混合トルイジンの値段はこれよりも若干安
い。しかし、以上の二つに比べてo−トルイジン
およびアニリンは混合アミノ系化学品よりも1ポ
ンドあたりの価格はかなり安い。これらの値段の
相違の結果、o−トルイジンおよび/またはアニ
リンを相当な割合で使用すると費用をかなり節約
することができる。 低価格アミン類の最大使用量を測定するため、
一連の実験を行なつた。これら実験の内容を下記
の実験例1および実験例2に記載する。これらの
実験では、ジアリール−p−フエニレンジアミン
抗酸化剤−オゾン亀裂防止剤を調製し、これらの
最低結晶化温度を測定した。製品の製造原価も算
出した。全ての事例において、p−フエニレンジ
アミン抗酸化剤−オゾン亀裂防止剤はおおむね同
一の方法を用いて調製し、かつ、実験した。 本発明は添付図面を参照することによつて一層
容易に理解される。これは“x”と“y”の値を
あわせた値を示す輪郭線のグラフである。このグ
ラフを使用すると輪郭線で示される特定の最低結
晶化温度が得られる。 調製方法 適当な反応容器中でヒドロキノン3モル(330
g)を被評価アミン混合物2.5モルと反応させた。
少量のトルエンを使用し、縮合水を共沸的に除去
した。縮合触媒としては無水塩化第2鉄15gを反
応混合物に添加した。反応フラスコは還流冷却器
と水トラツプとを具備していた。水トラツプ装置
で、アミン類とヒドロキノンとの縮合によつて水
が生成される速度と同じ速度で、水を除去した。
反応混合物を温度250℃までゆつくりと加熱し、
この温度を4時間にわたつて維持した。縮合水が
約6モル回収されたことによつて反応の終了を確
認した。反応終了後、反応混合物を冷却し、そし
て、Na2CO3飽和水溶液を添加して触媒を破壊し
た。次いで、反応混合物を圧力5mmで250℃にま
で加熱し、揮発性成分類を除去した。まだ熱いう
ちに生成物を過し無機塩類を除去した。 実験方法 本発明の有用な範囲を規定するため、材料値段
および最低結晶化温度から成る二種類の特性値を
測定した。材料値段の数値は簡単な算術的計算だ
けで得られるが、p−フエニレンジアミン類は過
冷却液体を形成する傾向があるので融点温度を確
かめるのは困難であることがわかつた。しかし、
これらの融点を測定する方法が開示された。すな
わち、被測定試料を最初強制的に一部分結晶化さ
せ次いで、温度をゆつくりと上昇させながら融点
を肉眼的に測定した。 生成物の最低結晶化温度を測定するため、16〜
24時間かけて温度を室温から約3℃にまで低下さ
せることによつて試料を強制的に一部分結晶化さ
せた。 次いで、16〜24時間かけて試料の温度を3℃か
ら−7℃にあわせ、それから16〜24時間かけて−
7℃から−18℃にあわせた。少なくとも部分的な
結晶化がおこるまで温度を上昇させたり、また低
下させたりしながらこの方法を実施した。その
後、生成物の性質および融点を観察しながら、測
定試料の温度をゆつくりと室温にまでもどした。
結晶が明らかに消滅した直前の温度を“最低結晶
化温度として記録した。室温で依然として結晶を
含有していた試料を熱風循環炉中におき、25℃か
ら開始して5℃ずつ温度を上げていつた。結晶粒
子が依然として目に見えていた時点の結晶化温度
を最高結晶化温度として規定した。 ジアリール−p−フエニレンジアミン混合物は
過冷をおこす傾向があるため、本方法によつて測
定された最低結晶化温度は測定試験を行なう試験
者の主観的判断に左右されやすい概数値である。
下記の実施例に述べる研究の全体を通して、最低
結晶化温度は全て同一の人間が測定した。斯くし
て最低結晶化温度の有意性が向上する。この様に
配慮したとしても、測定中に多少の実験誤差が生
じることは避けられない。この誤差は、より低い
最低結晶化温度を有する混合物について最も大き
い様に思われる。 実験例 1 最初の実験ではo−トルイジン、アニリン、混
合キシリジンおよび混合トルイジンから成る4種
類のアミン類の使用について評価を行なつた。こ
れら4種類の成分類のモル%の合計は100でなけ
ればならないので、4種類の成分のうちの3種類
だけを各々変更させることができる。この実験の
ために選択した3種類の独立変動成分はo−トル
イジン、アニリンおよび混合キシリジン類であつ
た。混合トルイジン類のモル%はアミン類を100
%とするのに必要な残りの量であつた。二次平衡
実験計画を立てて最低結晶化温度と可変動成分類
との関係を調べた。使用した11種類の抗酸化剤−
オゾン亀裂防止剤組成物は全て前記の「調整方
法」を用いて製造し、そして、前記の「実験方
法」に従つて試験した。下記の表1には使用した
アミン変動成分類および列記されたアミン比率で
調製された11種類の抗酸化剤−オゾン亀裂防止剤
組成物について測定した最低結晶化温度が示され
ている。
【表】
表1から明らかな様に、混合トルイジン類を使
用せず、その代わりにアニリン35モル%、o−ト
ルイジン25モル%および混合キシリジン類40モル
%を使用して製造した組成物No.9には全く予想外
にも3℃という極めて低い最低結晶化温度が得ら
れた。 実験例 2 2番目の試験は3種類のアミン化合物(アニリ
ン、o−トルイジンおよび混合キシリジン類)に
よつてもたらされた効果を示す2つの変数のため
の二次平衡実験計画から成つていた。この実験で
は、独立変数xおよびyは次の様に定義される。 “x”は50%以下である混合キシリジン類のモ
ル%である。 “y”は混合キシリジン類以外のアミン類の残
りのモル%の割合を示す。即ち、(100−x)の%
はo−トルイジンのものである。 前記の様に定義されたこれら独立変数によれ
ば、o−トルイジンのモル%は〔(y/100)(100
−x)〕という表示と等しくなる。同様に、アニ
リンのモル%は{100−〔x+y(100−x)/
100〕}となる。 実験例1におけるように、本例でも前記の様に
製号と実験を行なつた。この実験は8種類の組成
物について行なつた。組成物の種類および最低結
晶化温度を下記の表2に示す。
用せず、その代わりにアニリン35モル%、o−ト
ルイジン25モル%および混合キシリジン類40モル
%を使用して製造した組成物No.9には全く予想外
にも3℃という極めて低い最低結晶化温度が得ら
れた。 実験例 2 2番目の試験は3種類のアミン化合物(アニリ
ン、o−トルイジンおよび混合キシリジン類)に
よつてもたらされた効果を示す2つの変数のため
の二次平衡実験計画から成つていた。この実験で
は、独立変数xおよびyは次の様に定義される。 “x”は50%以下である混合キシリジン類のモ
ル%である。 “y”は混合キシリジン類以外のアミン類の残
りのモル%の割合を示す。即ち、(100−x)の%
はo−トルイジンのものである。 前記の様に定義されたこれら独立変数によれ
ば、o−トルイジンのモル%は〔(y/100)(100
−x)〕という表示と等しくなる。同様に、アニ
リンのモル%は{100−〔x+y(100−x)/
100〕}となる。 実験例1におけるように、本例でも前記の様に
製号と実験を行なつた。この実験は8種類の組成
物について行なつた。組成物の種類および最低結
晶化温度を下記の表2に示す。
【表】
表2に列記した結果を最低結晶化温度と“x”
および“y”の値との間の関係をあらわした2次
方程式に適合するようにプログラムされたコンピ
ユーターを用いて分析した。得られた式は次のと
おりであつた。 最低結晶化温度=64.85+0.1496x+0.01307y −0.001245x2+0.011403y2−0.022xy (式中、xおよびyは前記に定義したとおりの意
義を有する。) また、分析の結果を輪郭線図として知られてい
る表現方法を用いて表示した。この試験による特
別な輪郭線図を図面として添付した。このグラフ
における各輪郭線は“x”と“y”との値を合わ
せた値を示す。この輪郭線グラフを使用すれば特
定の最低結晶化温度が得られるであろうことは前
記の方程式から予想される。 ラテツクスへの添加用に水中に容易に乳化させ
ることができるためには、抗酸化剤−オゾン亀裂
防止剤組成物は約60℃以上のあらゆる温度で真正
な非結晶質液体でなければならない。本例におい
て解明された方程式を使用すれば、60℃以下の最
小結晶化温度を有する組成物をもたらすであろ
う、実験領域の限界範囲内にある“x”および
“y”の値を容易に規定できる。この特定的な選
定領域における“x”および“y”の値は次の式
を満たす。 64.85+0.1496x+0.01307y−0.001245x2 +0.011403y2−0.022xy≦60 (ただし、x<50) この領域は60℃輪郭線とx=50の値の横座標と
によつてかこまれた領域としてグラフ上に示され
る。60℃輪郭線によつてかこまれた領域のわずか
な部分は第1図のグラフから除外されている。こ
の除外された部分は輪郭線がxの値が30未満の横
座標に及んだ部分である。 実施例 1 本発明によつてもたらされる製造値段低減の利
点を活用するため、抗酸化剤−オゾン亀裂防止剤
のバツチを実験例2で規定された望ましい領域か
ら選ばれたアミン組成物を使用し商業生産規模の
設備で製造した。このバツチ製号に用いられた方
法は次のとおりであつた。 反応容器の全容量の約14.7%を占める様な容量
のヒドロキノンをアミン類混合物(アミン対ヒド
ロキノンのモル比は2.2対1である)を適当な生
産規模のオートクレーブ中で反応させた。アミン
混合物はアニリン35モル%、o−トルイジン25モ
ル%および混合キシリジン類40モル%から成つて
いた。アミン類混合物およびヒドロキノンと共
に、ヒドロキノン1モルあたり、トルエン0.2151
モルおよび塩化第2鉄縮合触媒0.0275モルを添加
した。反応容器を密閉し、温度を260℃〜320℃の
範囲内の設定ポイントに向けて上昇させた。反応
容器内の圧力が約90ポンド/平方インチに達した
とき、ガスを反応容器から解放させ、回収し、そ
して凝縮させた。留出物中の水を除去し、トルエ
ン、およびアニリンとo−トルイジンと混合キシ
リジンとの混合物から成る残つた混合物を反応系
中に循環させた。縮合水がもはや生じなくなるま
で、この循環を連続的に行なつた。この操作には
約3〜5時間を要した。その後、反応混合物を冷
却し、濃炭酸ナトリウム水溶液で中和した。50mm
Hg以下の圧力で235〜270℃にまで加熱すること
によつて残りの揮発性成分を除去した。生成物の
収率は装入した出発物質の総重量の約75%であつ
た。前記の方法で使用したアミン類のモル%は混
合キシリジン40モル%、o−トルイジン25モル%
およびアニリン35モル%である。“x”および
“y”の単位で特定される地点は“x”=40および
“y”=41.67である。この地点は第1図において
の記号をもつて“製造実験”として示されてい
る。この地点は60℃の輪郭線と50%値の横座標と
で画成される望ましい領域のほぼ中心部に位置し
ている。この抗酸化剤−オゾン亀裂防止剤バツチ
の最低結晶化温度は55〜57℃であつた。 以上、この発明を説明するために代表的な具体
例および詳細を記載したが、これらに限定される
ことなく、本発明の精神の範囲内での種々の変更
および改善ができることは当業者には明らかであ
る。
および“y”の値との間の関係をあらわした2次
方程式に適合するようにプログラムされたコンピ
ユーターを用いて分析した。得られた式は次のと
おりであつた。 最低結晶化温度=64.85+0.1496x+0.01307y −0.001245x2+0.011403y2−0.022xy (式中、xおよびyは前記に定義したとおりの意
義を有する。) また、分析の結果を輪郭線図として知られてい
る表現方法を用いて表示した。この試験による特
別な輪郭線図を図面として添付した。このグラフ
における各輪郭線は“x”と“y”との値を合わ
せた値を示す。この輪郭線グラフを使用すれば特
定の最低結晶化温度が得られるであろうことは前
記の方程式から予想される。 ラテツクスへの添加用に水中に容易に乳化させ
ることができるためには、抗酸化剤−オゾン亀裂
防止剤組成物は約60℃以上のあらゆる温度で真正
な非結晶質液体でなければならない。本例におい
て解明された方程式を使用すれば、60℃以下の最
小結晶化温度を有する組成物をもたらすであろ
う、実験領域の限界範囲内にある“x”および
“y”の値を容易に規定できる。この特定的な選
定領域における“x”および“y”の値は次の式
を満たす。 64.85+0.1496x+0.01307y−0.001245x2 +0.011403y2−0.022xy≦60 (ただし、x<50) この領域は60℃輪郭線とx=50の値の横座標と
によつてかこまれた領域としてグラフ上に示され
る。60℃輪郭線によつてかこまれた領域のわずか
な部分は第1図のグラフから除外されている。こ
の除外された部分は輪郭線がxの値が30未満の横
座標に及んだ部分である。 実施例 1 本発明によつてもたらされる製造値段低減の利
点を活用するため、抗酸化剤−オゾン亀裂防止剤
のバツチを実験例2で規定された望ましい領域か
ら選ばれたアミン組成物を使用し商業生産規模の
設備で製造した。このバツチ製号に用いられた方
法は次のとおりであつた。 反応容器の全容量の約14.7%を占める様な容量
のヒドロキノンをアミン類混合物(アミン対ヒド
ロキノンのモル比は2.2対1である)を適当な生
産規模のオートクレーブ中で反応させた。アミン
混合物はアニリン35モル%、o−トルイジン25モ
ル%および混合キシリジン類40モル%から成つて
いた。アミン類混合物およびヒドロキノンと共
に、ヒドロキノン1モルあたり、トルエン0.2151
モルおよび塩化第2鉄縮合触媒0.0275モルを添加
した。反応容器を密閉し、温度を260℃〜320℃の
範囲内の設定ポイントに向けて上昇させた。反応
容器内の圧力が約90ポンド/平方インチに達した
とき、ガスを反応容器から解放させ、回収し、そ
して凝縮させた。留出物中の水を除去し、トルエ
ン、およびアニリンとo−トルイジンと混合キシ
リジンとの混合物から成る残つた混合物を反応系
中に循環させた。縮合水がもはや生じなくなるま
で、この循環を連続的に行なつた。この操作には
約3〜5時間を要した。その後、反応混合物を冷
却し、濃炭酸ナトリウム水溶液で中和した。50mm
Hg以下の圧力で235〜270℃にまで加熱すること
によつて残りの揮発性成分を除去した。生成物の
収率は装入した出発物質の総重量の約75%であつ
た。前記の方法で使用したアミン類のモル%は混
合キシリジン40モル%、o−トルイジン25モル%
およびアニリン35モル%である。“x”および
“y”の単位で特定される地点は“x”=40および
“y”=41.67である。この地点は第1図において
の記号をもつて“製造実験”として示されてい
る。この地点は60℃の輪郭線と50%値の横座標と
で画成される望ましい領域のほぼ中心部に位置し
ている。この抗酸化剤−オゾン亀裂防止剤バツチ
の最低結晶化温度は55〜57℃であつた。 以上、この発明を説明するために代表的な具体
例および詳細を記載したが、これらに限定される
ことなく、本発明の精神の範囲内での種々の変更
および改善ができることは当業者には明らかであ
る。
第1図は“x”の値と“y”の値をあわせた値
を示す輪郭線図である。 横軸は混合キシリジン類のモル%(x)を示
し、縦軸は混合キシリジン以外の、即ち、o−ト
ルイジンの残りのモル%の割合(%)(y)を示
す。図中に示された温度(℃)は最低結晶化温度
である。図中のは実施例1で製造された組成物
のxおよびyの値の位置を示す記号である。図中
の〓〓は特許請求の範囲に規定された領域であ
り、〓〓は好ましい領域である。
を示す輪郭線図である。 横軸は混合キシリジン類のモル%(x)を示
し、縦軸は混合キシリジン以外の、即ち、o−ト
ルイジンの残りのモル%の割合(%)(y)を示
す。図中に示された温度(℃)は最低結晶化温度
である。図中のは実施例1で製造された組成物
のxおよびyの値の位置を示す記号である。図中
の〓〓は特許請求の範囲に規定された領域であ
り、〓〓は好ましい領域である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 酸化性ジエン系ゴムであつて、該ゴムはその
中に、該ゴムの重量を基準にして、環アルキル化
ジフエニル−p−フエニレンジアミン混合物から
成る抗酸化剤/オゾン亀裂防止剤を0.25〜8.0%
添加含有しており、前記環アルキル化ジフエニル
−p−フエニレンジアミン混合物は縮合触媒の存
在下で175℃〜325℃の温度で(a)ヒドロキノンを、
該ヒドロキノン1モルあたり(b)アミン混合物2.0
〜2.5モルと反応させ、前記反応中に生成される
水をその生成につれて連続的に除去することによ
つて製造され、 前記アミン混合物はo−トルイジン、混合キシ
リジンおよびアニリンから成り、該全てのアミン
混合物の比率は次式 融点=64.85+0.1496x+0.01307y −0.001245x2+0.011403y2−0.022xy 〔式中、融点は60℃以下であり; xは混合キシリジン類のモル%であり; 〔(y/100)(100−x)〕はo−トルイジンの
モル%であり; {100−〔x+y(100−x)/100〕}はアニリン
のモル%であり;そして、混合キシリジン類のモ
ル%は50未満である。〕 によつて規定されることを特徴とする前記酸化性
ジエン系ゴム。 2 前記環アルキル化ジフエニル−p−フエニレ
ンジアミン混合物は(a)ヒドロキノン1モを(b)アミ
ン混合物2.0〜2.5モルと反応させることによつて
製造され、 前記アミン混合物はo−トルイジン、混合キシ
リジン類およびアニリンから成り、該アミン混合
物は アニリン 35±10モル%; o−トルイジン 25±10モル%;および 混合キシリジン類 40+10または−5モル%を
含有していることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の酸化性ジエン系ゴム。 3 酸化性ジエン系ゴムであつて、該ゴムはその
中に、該ゴムの重量を基準にして、環アルキル化
ジフエニル−p−フエニレンジアミン混合物から
成る抗酸化剤/オゾン亀裂防止剤を0.25〜8.0%
添合含有しており、前記環アルキル化ジフエニル
−p−フエニレンジアミン混合物は縮合触媒の存
在下で175℃〜325℃の温度で(a)p−アミノフエノ
ールを、該p−アミノフエノール1モルあたり(b)
アミン混合物4.0〜5.0モルと反応させ、前記反応
中に、生成される水をその生成につれて連続的に
除去することによつて製造され、 前記アミン混合物はo−トルイジン、混合キシ
リジン類およびアニリンから成り、該全てのアミ
ン混合物の比率は次式 融点=64.85+0.1496x+0.01307y −0.001245x2+0.011403y2−0.022xy 〔式中、融点は60℃以下であり; xは混合キシリジン類のモル%であり; 〔(y/100)(100−x)〕はo−トルイジンの
モル%であり; {100−〔x+y(100−x)/100〕}はアニリン
のモル%であり;混合キシリジン類のモル%は50
未満である。〕 によつて規定されることを特徴とする前記酸化性
ジエン系ゴム。 4 前記環アルキル化ジフエニル−p−フエニレ
ンジアミン混合物は(a)p−アミノフエノール1モ
ルを(b)アミン混合物4.0〜5.0モルと反応させるこ
とによつて製造され、 前記アミン混合物はo−トルイジン、混合キシ
リジン類およびアニリンから成り、該アミン混合
物は アニリン 35±10モル%; o−トルイジン 25±10モル%;および 混合キシリジン類 40+10または−5モル%を
含有していることを特徴とする特許請求の範囲第
3項記載の酸化性ジエン系ゴム。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/132,598 US4269763A (en) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | Method for the production of low melting ring alkylated diphenyl-para-phenylenediamines |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56147836A JPS56147836A (en) | 1981-11-17 |
| JPS6367493B2 true JPS6367493B2 (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=22454773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4227481A Granted JPS56147836A (en) | 1980-03-21 | 1981-03-23 | Oxidizable dienic rubber |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4269763A (ja) |
| JP (1) | JPS56147836A (ja) |
| BE (1) | BE887992A (ja) |
| BR (1) | BR8101403A (ja) |
| CA (1) | CA1167470A (ja) |
| DE (1) | DE3111049C2 (ja) |
| FR (1) | FR2478652A1 (ja) |
| GB (1) | GB2072681B (ja) |
| MX (1) | MX156282A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0449577U (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-27 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56136831A (en) * | 1980-03-31 | 1981-10-26 | Sumitomo Chem Co Ltd | Low viscosity stabilizer |
| US5588972A (en) * | 1994-11-23 | 1996-12-31 | Exxon Chemical Patents Inc. | Adducts of quinone compounds and amine-containing polymers for use in lubricating oils and in fuels |
| US6706216B1 (en) * | 2000-04-19 | 2004-03-16 | Uniroyal Chemical Company, Inc. | Liquid antiozonants and rubber compositions containing same |
| CN102557966A (zh) * | 2011-12-23 | 2012-07-11 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种制备防老剂dtpd的方法 |
| CN103172967B (zh) * | 2013-04-07 | 2015-10-28 | 常州大学 | 用于树脂的固态混合物抗氧剂及其制备方法 |
| CN110591151B (zh) * | 2018-06-12 | 2022-10-18 | 圣奥化学科技有限公司 | 包含新型长效橡胶防老剂的轮胎用橡胶组合物 |
| CN110156607A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-08-23 | 扬州市业昌助剂有限公司 | 一种轮胎防老剂3100的制备方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3432460A (en) * | 1968-02-19 | 1969-03-11 | Goodyear Tire & Rubber | Antiozonants |
| JPS54146842A (en) * | 1978-05-10 | 1979-11-16 | Ouchi Shinkou Kagaku Kougiyou | Rubber age resistor having improved dispersibility |
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1980
- 1980-03-21 US US06/132,598 patent/US4269763A/en not_active Expired - Lifetime
-
1981
- 1981-02-12 CA CA000370715A patent/CA1167470A/en not_active Expired
- 1981-02-19 MX MX186046A patent/MX156282A/es unknown
- 1981-02-25 GB GB8105908A patent/GB2072681B/en not_active Expired
- 1981-03-10 BR BR8101403A patent/BR8101403A/pt not_active IP Right Cessation
- 1981-03-12 FR FR8104933A patent/FR2478652A1/fr active Granted
- 1981-03-17 BE BE0/204160A patent/BE887992A/fr not_active IP Right Cessation
- 1981-03-20 DE DE3111049A patent/DE3111049C2/de not_active Expired
- 1981-03-23 JP JP4227481A patent/JPS56147836A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0449577U (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA1167470A (en) | 1984-05-15 |
| BE887992A (fr) | 1981-07-16 |
| DE3111049A1 (de) | 1982-02-04 |
| DE3111049C2 (de) | 1987-01-02 |
| BR8101403A (pt) | 1981-09-22 |
| MX156282A (es) | 1988-08-08 |
| US4269763A (en) | 1981-05-26 |
| GB2072681B (en) | 1983-07-27 |
| FR2478652A1 (fr) | 1981-09-25 |
| FR2478652B1 (ja) | 1983-12-23 |
| JPS56147836A (en) | 1981-11-17 |
| GB2072681A (en) | 1981-10-07 |
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