JPS637406B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637406B2 JPS637406B2 JP55104094A JP10409480A JPS637406B2 JP S637406 B2 JPS637406 B2 JP S637406B2 JP 55104094 A JP55104094 A JP 55104094A JP 10409480 A JP10409480 A JP 10409480A JP S637406 B2 JPS637406 B2 JP S637406B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling medium
- cooling
- evaporative
- freon
- dielectric strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transformer Cooling (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蒸発冷却電気機器に用いる電気絶縁冷
却媒体に関するものである。
却媒体に関するものである。
従来たとえばリアクトルや変圧器のような蒸発
冷却電気機器は電器内部の主要部全体を蒸発冷却
媒体中に浸し、この蒸発冷却媒体の液面上部に蒸
発した気体空間を形成して構成されているもの
と、気体空間中にある電器内部の主要発熱部に蒸
発冷却媒体をスプレーするようにして成るものと
がある。いずれの構成においても蒸発性の絶縁冷
却媒体を用いる必要がある。この絶縁冷却媒体と
しては炭化水素、炭化水素エーテル及び3級炭化
水素アミンより成る類に含まれるもののうちのい
ずれかの液体有機フツ化化合物であり、その水素
の少なくとも半分は塩素およびフツ素より成る族
の中の少なくともひとつのハロゲンにて置換えら
れかつそれらのハロゲンの少くとも半数はフツ素
である如きものを含む。それらの絶縁耐力はいず
れも優れており、電気機器に充分使用され得るも
のである。特に用いられ得る可能性のあるものと
して一例をあげればパーフルオロトルエン、パー
フルオロサイクリツクエーテル(C8F16O)、フロ
ンR113(C2Cl3F3)などとなる。
冷却電気機器は電器内部の主要部全体を蒸発冷却
媒体中に浸し、この蒸発冷却媒体の液面上部に蒸
発した気体空間を形成して構成されているもの
と、気体空間中にある電器内部の主要発熱部に蒸
発冷却媒体をスプレーするようにして成るものと
がある。いずれの構成においても蒸発性の絶縁冷
却媒体を用いる必要がある。この絶縁冷却媒体と
しては炭化水素、炭化水素エーテル及び3級炭化
水素アミンより成る類に含まれるもののうちのい
ずれかの液体有機フツ化化合物であり、その水素
の少なくとも半分は塩素およびフツ素より成る族
の中の少なくともひとつのハロゲンにて置換えら
れかつそれらのハロゲンの少くとも半数はフツ素
である如きものを含む。それらの絶縁耐力はいず
れも優れており、電気機器に充分使用され得るも
のである。特に用いられ得る可能性のあるものと
して一例をあげればパーフルオロトルエン、パー
フルオロサイクリツクエーテル(C8F16O)、フロ
ンR113(C2Cl3F3)などとなる。
いずれの絶縁冷却媒体も単体で用いられている
ことが多く、そのために沸点、流動点、蒸発熱、
熱伝導率、絶縁耐力などの特性においてすべてに
満足のゆく媒体を得る事が困難であつた。たとえ
ばフロンR113(C2Cl3F3)を用いた蒸発冷却変圧
器ではその沸点が47.6℃であるために1気圧状態
では47.6℃で沸とうをし始め、巻線などの絶縁に
はフロンR113の気体状態の絶縁耐力値を用いる
必要があり、液体フロンR113に比べてかなり低
い値となつてしまう。このため、液体フロン
R113を用いる時に比べて変圧器内各部の絶縁距
離を大きくとる必要があり、また過負荷運転時等
においては、液体の欠乏から熱暴走に陥る危険性
もある。さらには電気機器収納タンクは強固な圧
力容器にする必要があり高価になる欠点があつ
た。
ことが多く、そのために沸点、流動点、蒸発熱、
熱伝導率、絶縁耐力などの特性においてすべてに
満足のゆく媒体を得る事が困難であつた。たとえ
ばフロンR113(C2Cl3F3)を用いた蒸発冷却変圧
器ではその沸点が47.6℃であるために1気圧状態
では47.6℃で沸とうをし始め、巻線などの絶縁に
はフロンR113の気体状態の絶縁耐力値を用いる
必要があり、液体フロンR113に比べてかなり低
い値となつてしまう。このため、液体フロン
R113を用いる時に比べて変圧器内各部の絶縁距
離を大きくとる必要があり、また過負荷運転時等
においては、液体の欠乏から熱暴走に陥る危険性
もある。さらには電気機器収納タンクは強固な圧
力容器にする必要があり高価になる欠点があつ
た。
一方、C8F16Oを単味で絶縁冷却媒体として用
いると、その沸点が約102℃であるために通常の
変圧器の運転温度より高い。したがつて、蒸発冷
却はあまり期待できず、過負荷時における熱暴走
は防げるが通常は一般の鉱油等と同じ冷却システ
ムに依るので冷却効果は蒸発冷却ほど良くない。
特にこのC8F16Oは原料価格が高いので、特に直
浸構成の電気機器に用いる場合には不利となるこ
とが多かつた。このようにC2Cl3F3およびC8F16O
はそれぞれ単独で絶縁冷却媒体として用いると、
変圧器等の蒸発冷却媒体として最適であると言え
ない。
いると、その沸点が約102℃であるために通常の
変圧器の運転温度より高い。したがつて、蒸発冷
却はあまり期待できず、過負荷時における熱暴走
は防げるが通常は一般の鉱油等と同じ冷却システ
ムに依るので冷却効果は蒸発冷却ほど良くない。
特にこのC8F16Oは原料価格が高いので、特に直
浸構成の電気機器に用いる場合には不利となるこ
とが多かつた。このようにC2Cl3F3およびC8F16O
はそれぞれ単独で絶縁冷却媒体として用いると、
変圧器等の蒸発冷却媒体として最適であると言え
ない。
本発明は上記の点を考慮してなされたもので、
その目的とするところは変圧器等の電気機器の運
転温度近傍で沸点を有し、大きな蒸発潜熱で強力
冷却をし、過負荷時にも熱暴走することがなく、
収納タンクも圧力容器にせずに済むような電気絶
縁冷却媒体を提供することにある。
その目的とするところは変圧器等の電気機器の運
転温度近傍で沸点を有し、大きな蒸発潜熱で強力
冷却をし、過負荷時にも熱暴走することがなく、
収納タンクも圧力容器にせずに済むような電気絶
縁冷却媒体を提供することにある。
本発明では、フロンR113(C2Cl3F3)および
C8F16Oによる混合物によつて上記目的を達成す
る。C2Cl3F3とC8F16Oとは混合され得るものであ
り、互いに比重は1.6〜1.8程度であるので内部で
分離したりするものではない。さて、C2Cl3F3は
一気圧で47.6℃で沸とうし、C8F16Oは約102℃で
沸とうする。したがつて両者の混合物とした場
合、一気圧で通常の変圧器等の運転時における絶
縁物表面温度においてC2Cl3F3が気化し、C8F16O
は液体のまま残存する。液体状態でC8F16Oは
C2Cl3F3に比べて約30%絶縁耐力が高く、C2Cl3F3
の気体(1気圧)はその液体の絶縁耐力の約1/
2.5であるので、結局同じ絶縁距離ですべての
C2Cl3F3が気体になつたとしても約65%のC8F16O
が残つておれば絶縁耐力は等価になることがわか
る。実際にはC2Cl3F3の蒸発はその温度での蒸気
圧(分圧)と平衡するのですべてのC2Cl3F3が気
化することは無く、したがつてC8F16Oの比率は
65%以下で良いことになる。C8F16Oの材料価格
はC2Cl3F3の約30〜40倍も高いので、C8F16Oの混
合比をできるだけ減少させることが望ましいが、
20%以下にした場合には過負荷時における絶縁物
表面の冷却効率が低下してしまうので、C8F16O
の全体に対する混合比は20〜65%が最適である。
C8F16Oによる混合物によつて上記目的を達成す
る。C2Cl3F3とC8F16Oとは混合され得るものであ
り、互いに比重は1.6〜1.8程度であるので内部で
分離したりするものではない。さて、C2Cl3F3は
一気圧で47.6℃で沸とうし、C8F16Oは約102℃で
沸とうする。したがつて両者の混合物とした場
合、一気圧で通常の変圧器等の運転時における絶
縁物表面温度においてC2Cl3F3が気化し、C8F16O
は液体のまま残存する。液体状態でC8F16Oは
C2Cl3F3に比べて約30%絶縁耐力が高く、C2Cl3F3
の気体(1気圧)はその液体の絶縁耐力の約1/
2.5であるので、結局同じ絶縁距離ですべての
C2Cl3F3が気体になつたとしても約65%のC8F16O
が残つておれば絶縁耐力は等価になることがわか
る。実際にはC2Cl3F3の蒸発はその温度での蒸気
圧(分圧)と平衡するのですべてのC2Cl3F3が気
化することは無く、したがつてC8F16Oの比率は
65%以下で良いことになる。C8F16Oの材料価格
はC2Cl3F3の約30〜40倍も高いので、C8F16Oの混
合比をできるだけ減少させることが望ましいが、
20%以下にした場合には過負荷時における絶縁物
表面の冷却効率が低下してしまうので、C8F16O
の全体に対する混合比は20〜65%が最適である。
上記のように構成された本発明の電気絶縁冷却
媒体においては、それが電気機器に用いられた
時、通常の運転温度においてC2Cl3F3の蒸発冷却
によつて冷却効果がありさらに過負荷高温時には
C8F16Oによる冷却効果が顕著になるので、熱暴
走を防ぐことができ、また絶縁耐力を落とすこと
がない。またこのような構成においては、全体の
C8F16Oを用いた時よりも蒸発冷却媒体原材料費
は30〜80%経済的となる。さらに収納タンクも
C2Cl3F3の比率に応じて圧力容器の程度も低下さ
せることができる。
媒体においては、それが電気機器に用いられた
時、通常の運転温度においてC2Cl3F3の蒸発冷却
によつて冷却効果がありさらに過負荷高温時には
C8F16Oによる冷却効果が顕著になるので、熱暴
走を防ぐことができ、また絶縁耐力を落とすこと
がない。またこのような構成においては、全体の
C8F16Oを用いた時よりも蒸発冷却媒体原材料費
は30〜80%経済的となる。さらに収納タンクも
C2Cl3F3の比率に応じて圧力容器の程度も低下さ
せることができる。
以上説明のように本発明によれば、電気機器の
絶縁冷却に用いた時、通常運転時および過負荷運
転時に優れた絶縁耐力と冷却特性を有する経済的
な電気絶縁冷却媒体を得ることができる。
絶縁冷却に用いた時、通常運転時および過負荷運
転時に優れた絶縁耐力と冷却特性を有する経済的
な電気絶縁冷却媒体を得ることができる。
Claims (1)
- 1 フロンR113(C2Cl3F3)およびパーフルオロ
サイクリツクエーテル(C8F16O)を混合し、か
つ上記パーフルオロサイクリツクエーテル
(C8F16O)の全体に対する重量比率を20〜65%と
したことを特徴とする電気絶縁冷却媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10409480A JPS5730204A (en) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | Electrically insulating cooling medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10409480A JPS5730204A (en) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | Electrically insulating cooling medium |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5730204A JPS5730204A (en) | 1982-02-18 |
| JPS637406B2 true JPS637406B2 (ja) | 1988-02-16 |
Family
ID=14371527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10409480A Granted JPS5730204A (en) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | Electrically insulating cooling medium |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5730204A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2793737B2 (ja) * | 1992-03-18 | 1998-09-03 | 株式会社トクヤマ | プリコート基板の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5429152A (en) * | 1977-08-05 | 1979-03-05 | Hitachi Ltd | Cooling liquid |
-
1980
- 1980-07-29 JP JP10409480A patent/JPS5730204A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5730204A (en) | 1982-02-18 |
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