JPS6410323B2 - - Google Patents
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- JPS6410323B2 JPS6410323B2 JP56085015A JP8501581A JPS6410323B2 JP S6410323 B2 JPS6410323 B2 JP S6410323B2 JP 56085015 A JP56085015 A JP 56085015A JP 8501581 A JP8501581 A JP 8501581A JP S6410323 B2 JPS6410323 B2 JP S6410323B2
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- Japan
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- pine
- hardened
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- resin
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- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
本発明は防振材として有用なガラス繊維硬化マ
ツトの製造法に関する。更に詳しくは、繰返し荷
重に対する疲労性の小さい、防振材として有用
な、ガラス繊維硬化マツトの製造法に関する。 従来、ガラス繊維を防振材として用いることは
知られている。例えば、特公昭41―3343号公報に
は、荷重の力方向に対して垂直な方向に交叉して
(すなわち、後述する荷重受側部に平行に交叉し
て)方向づけられた多数のガラス短繊維を可撓性
材質により被覆した振動絶縁体が開示されてい
る。この振動絶縁体は、その第1図および第2図
に示されているように、荷重受側部に形成する一
面から荷重を受けたとき、その荷重からの振動を
ガラス短繊維のバネ作用より吸収する。 本発明者は、この度、このような振動絶縁体に
好適に用いることのできる優れた防振作用を有す
るガラス繊維硬化マツトを製造する方法を見い出
し本発明に到達した。 それ故、本発明の目的は、優れた防振作用特に
長期間に亘り繰返し荷重・振動を受けたのちにお
いても、優れた復元力を維持し防振作用を維持し
つづける防振材として有用なガラス繊維硬化マツ
トを提供することにある。 本発明の他の目的は、荷重を受ける方向に対し
て垂直な方向にガラス短繊維を平均に交叉して方
向がけ、且つ厚さ方向に平均化された樹脂分布を
有し、それ故上記の如く優れた防振作用を示す実
質的に均質なガラス繊維硬化マツトを提供するこ
とにある。 本発明の更に他の目的は、上記の如きガラス繊
維硬化マツトを製造する工業的に有利な方法を提
供することにある。 本発明の更に他の目的および利点は以下の説明
から明らかとなろう。 本発明によれば、本発明のかかる目的および利
点は、未硬化のフエノール樹脂液をその固形分が
ガラス短繊維と該固形分との合計量に対し約5〜
約40重量%となるようにガラス短繊維に含浸せし
め、該ガラス短繊維をガラス短繊維と該固形分と
の合計量が約3000g/m2以下の重量となるように
せしめた未硬化フエノール樹脂含浸生マツトに
し、この生マツトを複数枚重ね合せ、次いで圧縮
し且つ加熱し該未硬化フエノール樹脂を硬化せし
めて約150Kg/m3以上の密度を有する硬化マツト
とすることを特徴とする、防振材として有用なガ
ラス繊維硬化マツトの製造法により、達成され
る。 本発明方法の第1の特徴は、比較的薄い未硬化
樹脂含浸生マツトを用意し、これを複数枚重ね合
せて硬化マツトとする点にある。 第2の特徴は、比較的薄い未硬化樹脂含浸生マ
ツトが約3000g/m2以下であるような厚さを持つ
ように用意する点にある。 第3の特徴は、該未硬化樹脂含浸生マツトが約
5〜約40重量%(ガラス繊維と未硬化フエノール
樹脂の固形分の合計重量に対して)の未硬化樹脂
固形分を含有するように用意する点にある。 そして第4の特徴は、複数枚重ねた生マツト
を、得られる硬化マツトが約150Kg/m3以上の密
度を有するように加熱圧縮し、そして該生マツト
に含浸された未硬化フエノール樹脂を硬化せしめ
る点にある。 本発明方法は、少くとも上記の4つの特徴の組
合せから成つている。本発明において、未硬化樹
脂含浸生マツト又は生マツトという言葉は、未硬
化のフエノール樹脂を含浸したガラス繊維マツト
のことを云う。 添付図面の第1図には、本発明方法を実施して
目的とする硬化マツトを製造するための、一つの
工程が概略的に図解されている。 第1図には、本発明方法で直接の対象とする工
程以外の工程も理解を容易にするため示されてい
ることが理解されるべきである。第1図におい
て、底面に溶融ガラスを引き出すための多数のチ
ツプを備えたポツト1から溶融ガラスの一次繊維
2が引き出されている。この一次繊維2はバーナ
ー3から吹出す高温ガス例えば高温の燃焼ガスに
より引き伸ばされ且つ細分化され、集綿コンベア
5の方へ方向づけられる。引き伸ばされ且つ細分
化されたガラス繊維(グラスウール)は集綿コン
ベア5上に到達する前に樹脂吹付けノズル4によ
り未硬化のフエノール樹脂を吹付けられる。樹脂
を吹付けられたグラスウールは集綿コンベア5の
後に位置するサクシヨンフアン6により吸引され
集綿コンベア5の上に集綿される。かくして移動
するコンベア5上に生マツト7を形成せしめるこ
とができる。本発明によれば、かくして形成され
る生マツトは、上述のように、約5〜約40重量%
の未硬化フエノール樹脂の固形分を含有すべきで
ありまた約3000g/m2以下の重量を持つような厚
さを有すべきである。 生マツト中に占める該固形分含量は、ガラス繊
維量と吹付ける未硬化樹脂量によつて決まる。通
常、吹付ける未硬化樹脂は固形分含量約1〜約20
重量%の樹脂液例えばレゾール樹脂液として好ま
しく用いられる。 また、生マツトの単位面積当りの重量は、集綿
される未硬化樹脂を吹付けられたグラスウール、
該未硬化樹脂の固形分含量およびコンベアの移動
速度等によつて決まる。実際には、実験により容
易に決定することができる。 所望の未硬化樹脂含量と単位面積当りの重量と
を有する生マツト7は、次いでカツター8により
所望の大きさに切断される。切断された生マツト
9はそのまま直ぐにまたは一時的に貯蔵されたの
ち、ヒーター11を内貯した平型盤12を備えた
プレス10の上下間に複数枚重ねてまたは折重ね
て挿入される。次いで、圧力伝達操置に伴つたシ
リダー13が所定の位置まで降下され、所望の圧
力と温度で圧縮加熱して未硬化樹脂を硬化せし
め、シリダー13を上昇せしめれば約150Kg/m3
以上の密度と所定厚みを有する本発明で目的とす
るガラス繊維硬化マツトが得られる。 圧縮加熱時の圧力、温度および時間は、使用し
た未硬化フエノール樹脂の種類、固形分含量、お
よび生マツトの該樹脂の固形分含量、あるいは硬
化マツトに所望する密度等によつて異なる。通
常、約500〜約3000Kg/m2の圧力、約180〜260℃
の温度が好ましく採用される。また圧縮加熱時間
は約1〜約10分である。 上記した工程において、ガラス短繊維の製造は
いわゆる火焔法により行なわれているが、本発明
方法において用いられるガラス短繊維が火焔法に
限らずその他の方法例えばいわゆる遠心法、トル
法あるいはロータリージエツト法等により製造し
たものでもよいことは容易に理解されよう。 本発明方法において未硬化樹脂含浸マツトは、
ガラス繊維と未硬化樹脂の固形分の合計量に対
し、約5〜約40重量%、好ましくは約15〜約30重
量%の該未硬化樹脂の該固形分を含有する。下限
より少ない含有量の場合には、振動を加えたのち
において荷重をかけると撓みが大きくまた荷重を
取り去つたのちの残留撓みも大きく望ましくな
い。例えば1000g/m2の生マツト10層を重ね密度
200Kg/m3の硬化マツトを製造し、50×50×50mm
の試料について荷重と撓みの関係を調べた。添付
図面の第2の図には、試料に30Kgの荷重を500サ
イクル/分の振動で200万回繰返し負荷したのち
の荷重―様みの関係が示されている。第2の図
中、曲線aおよび曲線bは未硬化樹脂の固形分を
それぞれ約30重量%および約3重量%含有する生
マツトを用いて得られた硬化マツトについての結
果である。固形分含有量が本発明方法における下
限値より小さいものでは(曲線b)、本発明方法
により得られたもの(曲線a)に比べ、同一荷重
に対して大きな撓みを示すことがわかる。また、
曲線bは曲線aに比べ荷重を取り去つた後の零荷
重時の残留撓みも大きいことがわかる。 添付図面の第2b図には、上記2つの試料につ
いて測定した零荷重時の残留撓みが荷重繰返し回
数との関係で示されている。第2b図において曲
線a,bで示された結果は、それぞれ第2a図に
おいて曲線a,bを与えた試料と同じものについ
てのものである。固形分含有量が本発明において
規定された下限値より小さいものでは(曲線b)、
本発明方法により得ているもの(曲線a)より
も、零荷重時の残留撓みが大きいことは、第2b
図により明瞭に示されている。 未硬化樹脂固形分含量が本発明で規定される上
限値よりも大きいものでは、防振性能が低下す
る。 添付図面の第3図には、生マツト中における樹
脂の固形分含有量と硬化マツトの固有振動数
(N:サイクル/秒)との関係が図解されている。
振動体の中心振動周波数をdで表わすとき、該振
動体の防振率はd/Nの関数であり、d/Nが大
きいほどその振動体の防振効果が優れていること
は良く知られている。またdは振動体により定ま
る一定のものであるから、結局Nが小さいほど該
振動体の防振効果が優れることになる。第3図に
おいて、生マツト中の該樹脂の固形分含有量が約
40重量%を超えると、硬化マツトの固有振動数N
が急激に増加する傾向が示されている。 本発明方法において、未硬化樹脂含浸マツト
は、ガラス短繊維と未硬化樹脂の固形分との合計
量が約3000g好ましくは約2000g/m2以下より好
ましくは約1000g/m2以下の重量を持つ。 これより大きい重量を持つものでは、コンベア
上に未硬化樹脂を吹付けられたガラス短繊維を集
綿せしめる際に、ガラス繊維がコンベア面に平行
に並ぶ傾向が低下する。それ故、それ自体防振材
として用いるに不都合となるだけでなく(ガラス
短繊維が荷重受側部面に平行であるほど防振性は
良好である)、製造時(圧縮時)あるいは使用時
にガラス繊維の折れが多発し、防振材として使用
するに望ましくなくなる。また、集綿コンベア上
に集綿された際、厚さがあまりに厚いとサクシヨ
ンフアンの吸引力をそれだけ大きくする必要が生
じ、それによつて未硬化樹脂がコンベア側に移行
し易くなり、厚さ方向における未硬化樹脂の分布
が不均一となり、結局硬化マツトとしたとき厚さ
方向に異なる防振性能を有するものとなり、望ま
しくない。 本発明方法においては、生マツトは複数枚、好
ましくは硬化マツトの厚さが約2cm以上、特に好
ましくは硬化マツトの厚さが約4cm以上となるよ
うに複数枚重ねられたのち圧縮加熱され硬化マツ
トを与える。 未硬化樹脂の固形分を約30重量%含有する3種
の厚さの生マツトすなわち約6000g/m2、約3000
g/m2および約1000g/m2を用意し、約6000g/
m2のものについてはそのまま、約3000g/m2のも
のについては2枚重ね合せまた約1000g/m2のも
のについては6枚重ね合せ、それぞれから圧縮加
熱して約300Kg/m3の密度を有する厚さ20mmの硬
化マツトを製造した。これらの硬化マツトの20×
50×50mmの試料のそれぞれに、その圧縮方向の面
から45Kgの荷重を500サイクル/分の振動で200万
回繰返し負荷し、荷重を取り除いたのちの試料の
厚さをしらべた。その結果、下記第1表に示す結
果が得られた。
ツトの製造法に関する。更に詳しくは、繰返し荷
重に対する疲労性の小さい、防振材として有用
な、ガラス繊維硬化マツトの製造法に関する。 従来、ガラス繊維を防振材として用いることは
知られている。例えば、特公昭41―3343号公報に
は、荷重の力方向に対して垂直な方向に交叉して
(すなわち、後述する荷重受側部に平行に交叉し
て)方向づけられた多数のガラス短繊維を可撓性
材質により被覆した振動絶縁体が開示されてい
る。この振動絶縁体は、その第1図および第2図
に示されているように、荷重受側部に形成する一
面から荷重を受けたとき、その荷重からの振動を
ガラス短繊維のバネ作用より吸収する。 本発明者は、この度、このような振動絶縁体に
好適に用いることのできる優れた防振作用を有す
るガラス繊維硬化マツトを製造する方法を見い出
し本発明に到達した。 それ故、本発明の目的は、優れた防振作用特に
長期間に亘り繰返し荷重・振動を受けたのちにお
いても、優れた復元力を維持し防振作用を維持し
つづける防振材として有用なガラス繊維硬化マツ
トを提供することにある。 本発明の他の目的は、荷重を受ける方向に対し
て垂直な方向にガラス短繊維を平均に交叉して方
向がけ、且つ厚さ方向に平均化された樹脂分布を
有し、それ故上記の如く優れた防振作用を示す実
質的に均質なガラス繊維硬化マツトを提供するこ
とにある。 本発明の更に他の目的は、上記の如きガラス繊
維硬化マツトを製造する工業的に有利な方法を提
供することにある。 本発明の更に他の目的および利点は以下の説明
から明らかとなろう。 本発明によれば、本発明のかかる目的および利
点は、未硬化のフエノール樹脂液をその固形分が
ガラス短繊維と該固形分との合計量に対し約5〜
約40重量%となるようにガラス短繊維に含浸せし
め、該ガラス短繊維をガラス短繊維と該固形分と
の合計量が約3000g/m2以下の重量となるように
せしめた未硬化フエノール樹脂含浸生マツトに
し、この生マツトを複数枚重ね合せ、次いで圧縮
し且つ加熱し該未硬化フエノール樹脂を硬化せし
めて約150Kg/m3以上の密度を有する硬化マツト
とすることを特徴とする、防振材として有用なガ
ラス繊維硬化マツトの製造法により、達成され
る。 本発明方法の第1の特徴は、比較的薄い未硬化
樹脂含浸生マツトを用意し、これを複数枚重ね合
せて硬化マツトとする点にある。 第2の特徴は、比較的薄い未硬化樹脂含浸生マ
ツトが約3000g/m2以下であるような厚さを持つ
ように用意する点にある。 第3の特徴は、該未硬化樹脂含浸生マツトが約
5〜約40重量%(ガラス繊維と未硬化フエノール
樹脂の固形分の合計重量に対して)の未硬化樹脂
固形分を含有するように用意する点にある。 そして第4の特徴は、複数枚重ねた生マツト
を、得られる硬化マツトが約150Kg/m3以上の密
度を有するように加熱圧縮し、そして該生マツト
に含浸された未硬化フエノール樹脂を硬化せしめ
る点にある。 本発明方法は、少くとも上記の4つの特徴の組
合せから成つている。本発明において、未硬化樹
脂含浸生マツト又は生マツトという言葉は、未硬
化のフエノール樹脂を含浸したガラス繊維マツト
のことを云う。 添付図面の第1図には、本発明方法を実施して
目的とする硬化マツトを製造するための、一つの
工程が概略的に図解されている。 第1図には、本発明方法で直接の対象とする工
程以外の工程も理解を容易にするため示されてい
ることが理解されるべきである。第1図におい
て、底面に溶融ガラスを引き出すための多数のチ
ツプを備えたポツト1から溶融ガラスの一次繊維
2が引き出されている。この一次繊維2はバーナ
ー3から吹出す高温ガス例えば高温の燃焼ガスに
より引き伸ばされ且つ細分化され、集綿コンベア
5の方へ方向づけられる。引き伸ばされ且つ細分
化されたガラス繊維(グラスウール)は集綿コン
ベア5上に到達する前に樹脂吹付けノズル4によ
り未硬化のフエノール樹脂を吹付けられる。樹脂
を吹付けられたグラスウールは集綿コンベア5の
後に位置するサクシヨンフアン6により吸引され
集綿コンベア5の上に集綿される。かくして移動
するコンベア5上に生マツト7を形成せしめるこ
とができる。本発明によれば、かくして形成され
る生マツトは、上述のように、約5〜約40重量%
の未硬化フエノール樹脂の固形分を含有すべきで
ありまた約3000g/m2以下の重量を持つような厚
さを有すべきである。 生マツト中に占める該固形分含量は、ガラス繊
維量と吹付ける未硬化樹脂量によつて決まる。通
常、吹付ける未硬化樹脂は固形分含量約1〜約20
重量%の樹脂液例えばレゾール樹脂液として好ま
しく用いられる。 また、生マツトの単位面積当りの重量は、集綿
される未硬化樹脂を吹付けられたグラスウール、
該未硬化樹脂の固形分含量およびコンベアの移動
速度等によつて決まる。実際には、実験により容
易に決定することができる。 所望の未硬化樹脂含量と単位面積当りの重量と
を有する生マツト7は、次いでカツター8により
所望の大きさに切断される。切断された生マツト
9はそのまま直ぐにまたは一時的に貯蔵されたの
ち、ヒーター11を内貯した平型盤12を備えた
プレス10の上下間に複数枚重ねてまたは折重ね
て挿入される。次いで、圧力伝達操置に伴つたシ
リダー13が所定の位置まで降下され、所望の圧
力と温度で圧縮加熱して未硬化樹脂を硬化せし
め、シリダー13を上昇せしめれば約150Kg/m3
以上の密度と所定厚みを有する本発明で目的とす
るガラス繊維硬化マツトが得られる。 圧縮加熱時の圧力、温度および時間は、使用し
た未硬化フエノール樹脂の種類、固形分含量、お
よび生マツトの該樹脂の固形分含量、あるいは硬
化マツトに所望する密度等によつて異なる。通
常、約500〜約3000Kg/m2の圧力、約180〜260℃
の温度が好ましく採用される。また圧縮加熱時間
は約1〜約10分である。 上記した工程において、ガラス短繊維の製造は
いわゆる火焔法により行なわれているが、本発明
方法において用いられるガラス短繊維が火焔法に
限らずその他の方法例えばいわゆる遠心法、トル
法あるいはロータリージエツト法等により製造し
たものでもよいことは容易に理解されよう。 本発明方法において未硬化樹脂含浸マツトは、
ガラス繊維と未硬化樹脂の固形分の合計量に対
し、約5〜約40重量%、好ましくは約15〜約30重
量%の該未硬化樹脂の該固形分を含有する。下限
より少ない含有量の場合には、振動を加えたのち
において荷重をかけると撓みが大きくまた荷重を
取り去つたのちの残留撓みも大きく望ましくな
い。例えば1000g/m2の生マツト10層を重ね密度
200Kg/m3の硬化マツトを製造し、50×50×50mm
の試料について荷重と撓みの関係を調べた。添付
図面の第2の図には、試料に30Kgの荷重を500サ
イクル/分の振動で200万回繰返し負荷したのち
の荷重―様みの関係が示されている。第2の図
中、曲線aおよび曲線bは未硬化樹脂の固形分を
それぞれ約30重量%および約3重量%含有する生
マツトを用いて得られた硬化マツトについての結
果である。固形分含有量が本発明方法における下
限値より小さいものでは(曲線b)、本発明方法
により得られたもの(曲線a)に比べ、同一荷重
に対して大きな撓みを示すことがわかる。また、
曲線bは曲線aに比べ荷重を取り去つた後の零荷
重時の残留撓みも大きいことがわかる。 添付図面の第2b図には、上記2つの試料につ
いて測定した零荷重時の残留撓みが荷重繰返し回
数との関係で示されている。第2b図において曲
線a,bで示された結果は、それぞれ第2a図に
おいて曲線a,bを与えた試料と同じものについ
てのものである。固形分含有量が本発明において
規定された下限値より小さいものでは(曲線b)、
本発明方法により得ているもの(曲線a)より
も、零荷重時の残留撓みが大きいことは、第2b
図により明瞭に示されている。 未硬化樹脂固形分含量が本発明で規定される上
限値よりも大きいものでは、防振性能が低下す
る。 添付図面の第3図には、生マツト中における樹
脂の固形分含有量と硬化マツトの固有振動数
(N:サイクル/秒)との関係が図解されている。
振動体の中心振動周波数をdで表わすとき、該振
動体の防振率はd/Nの関数であり、d/Nが大
きいほどその振動体の防振効果が優れていること
は良く知られている。またdは振動体により定ま
る一定のものであるから、結局Nが小さいほど該
振動体の防振効果が優れることになる。第3図に
おいて、生マツト中の該樹脂の固形分含有量が約
40重量%を超えると、硬化マツトの固有振動数N
が急激に増加する傾向が示されている。 本発明方法において、未硬化樹脂含浸マツト
は、ガラス短繊維と未硬化樹脂の固形分との合計
量が約3000g好ましくは約2000g/m2以下より好
ましくは約1000g/m2以下の重量を持つ。 これより大きい重量を持つものでは、コンベア
上に未硬化樹脂を吹付けられたガラス短繊維を集
綿せしめる際に、ガラス繊維がコンベア面に平行
に並ぶ傾向が低下する。それ故、それ自体防振材
として用いるに不都合となるだけでなく(ガラス
短繊維が荷重受側部面に平行であるほど防振性は
良好である)、製造時(圧縮時)あるいは使用時
にガラス繊維の折れが多発し、防振材として使用
するに望ましくなくなる。また、集綿コンベア上
に集綿された際、厚さがあまりに厚いとサクシヨ
ンフアンの吸引力をそれだけ大きくする必要が生
じ、それによつて未硬化樹脂がコンベア側に移行
し易くなり、厚さ方向における未硬化樹脂の分布
が不均一となり、結局硬化マツトとしたとき厚さ
方向に異なる防振性能を有するものとなり、望ま
しくない。 本発明方法においては、生マツトは複数枚、好
ましくは硬化マツトの厚さが約2cm以上、特に好
ましくは硬化マツトの厚さが約4cm以上となるよ
うに複数枚重ねられたのち圧縮加熱され硬化マツ
トを与える。 未硬化樹脂の固形分を約30重量%含有する3種
の厚さの生マツトすなわち約6000g/m2、約3000
g/m2および約1000g/m2を用意し、約6000g/
m2のものについてはそのまま、約3000g/m2のも
のについては2枚重ね合せまた約1000g/m2のも
のについては6枚重ね合せ、それぞれから圧縮加
熱して約300Kg/m3の密度を有する厚さ20mmの硬
化マツトを製造した。これらの硬化マツトの20×
50×50mmの試料のそれぞれに、その圧縮方向の面
から45Kgの荷重を500サイクル/分の振動で200万
回繰返し負荷し、荷重を取り除いたのちの試料の
厚さをしらべた。その結果、下記第1表に示す結
果が得られた。
【表】
当初20mmの厚さを有した硬化マツトであつた
が、一枚の生マツトから製造された硬化マツトは
約半分の厚さにまでその厚さが低下していること
がわかる。 本発明方法で得られる硬化マツトは、約150
Kg/m3以上好ましくは約200Kg/m3以上の密度を
有している。 添付図面の第4図には、厚さ約25mmの種々の密
度を有する硬化マツトについて求めた、荷重と固
有振動数Nとの関係が図示されている。第4図か
ら明らかなとおり、密度の小さい硬化マツトほ
ど、より小さい最低固有振動数を有することがわ
かる。固有振動数が小さいものほど防振効果が優
れていることは前述したとおりであるが、例えば
100Kg/m3の密度のものでは非常に狭い荷重範囲
で小さな固有振動数を示すにすぎず、一方密度が
次第に大きくなるにつれて広い荷重範囲に亘つて
安定した比較的小さな固有振動数を示すようにな
ることがわかる。例えば250Kg/m3のものでは0.6
Kg/cm2以上の荷重に対し大きく変わらない固有振
動数を示している。 以上のとおり、本発明方法によれば、優れた防
振効果を示すガラス繊維硬化マツトを工業的に有
利に製造することができるという優れた利点が得
られる。
が、一枚の生マツトから製造された硬化マツトは
約半分の厚さにまでその厚さが低下していること
がわかる。 本発明方法で得られる硬化マツトは、約150
Kg/m3以上好ましくは約200Kg/m3以上の密度を
有している。 添付図面の第4図には、厚さ約25mmの種々の密
度を有する硬化マツトについて求めた、荷重と固
有振動数Nとの関係が図示されている。第4図か
ら明らかなとおり、密度の小さい硬化マツトほ
ど、より小さい最低固有振動数を有することがわ
かる。固有振動数が小さいものほど防振効果が優
れていることは前述したとおりであるが、例えば
100Kg/m3の密度のものでは非常に狭い荷重範囲
で小さな固有振動数を示すにすぎず、一方密度が
次第に大きくなるにつれて広い荷重範囲に亘つて
安定した比較的小さな固有振動数を示すようにな
ることがわかる。例えば250Kg/m3のものでは0.6
Kg/cm2以上の荷重に対し大きく変わらない固有振
動数を示している。 以上のとおり、本発明方法によれば、優れた防
振効果を示すガラス繊維硬化マツトを工業的に有
利に製造することができるという優れた利点が得
られる。
添付図面の第1図は、本発明方法を実施する概
略的な一工程図である。第2a図は、樹脂含有量
の異なる生マツトから得られた2種の硬化マツト
についての、荷重と撓みとの関係を示す図であ
る。第2b図は、第2a図に用いたと同じ2種の
硬化マツトについての、荷重くり返り回数と零荷
重時の残留撓みとの関係を示す図である。第3図
は、生マツト中の樹脂固形分含量と硬化マツトの
固有振動数との関係を示す図である。第4図は、
種々の密度を有する硬化マツトの、荷重と固有振
動数との関係を示す図である。 第1図において、1……ポツト、2……一次繊
維、3……バーナー、4……樹脂吹付けノズル、
5……集綿コンベア、6……サクシヨンフアン、
7……生マツト、8……カツター、9……切断さ
れた生マツト、10……プレス、11……ヒータ
ー、12……平型盤、13……シリダー、14…
…硬化マツト。
略的な一工程図である。第2a図は、樹脂含有量
の異なる生マツトから得られた2種の硬化マツト
についての、荷重と撓みとの関係を示す図であ
る。第2b図は、第2a図に用いたと同じ2種の
硬化マツトについての、荷重くり返り回数と零荷
重時の残留撓みとの関係を示す図である。第3図
は、生マツト中の樹脂固形分含量と硬化マツトの
固有振動数との関係を示す図である。第4図は、
種々の密度を有する硬化マツトの、荷重と固有振
動数との関係を示す図である。 第1図において、1……ポツト、2……一次繊
維、3……バーナー、4……樹脂吹付けノズル、
5……集綿コンベア、6……サクシヨンフアン、
7……生マツト、8……カツター、9……切断さ
れた生マツト、10……プレス、11……ヒータ
ー、12……平型盤、13……シリダー、14…
…硬化マツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 未硬化のフエノール樹脂液をその固形分がガ
ラス短繊維と該固形分との合計量に対し約5〜約
40重量%となるようにガラス短繊維に含浸せし
め、該ガラス短繊維をガラス短繊維と該固形分と
の合計量が約3000g/m2以下の重量となるように
せしめた未硬化フエノール樹脂含浸生マツトに
し、この生マツトを複数枚重ね合せ、次いで圧縮
し且つ加熱し該未硬化フエノール樹脂を硬化せし
めて約150Kg/m3以上の密度を有する硬化マツト
とすることを特徴とする、防振材として有用なガ
ラス繊維硬化マツトの製造法。 2 該生マツトを該硬化マツトの厚さが約2cm以
上となるように複数枚重ね合せる特許請求の範囲
第1項に記載の方法。 3 該生マツトを該硬化マツトの厚さが約4cm以
上となるように複数枚重ね合せる特許請求の範囲
第1項又は第2項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56085015A JPS57201641A (en) | 1981-06-04 | 1981-06-04 | Preparation of hardened glass fiber mat useful for vibration proof material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56085015A JPS57201641A (en) | 1981-06-04 | 1981-06-04 | Preparation of hardened glass fiber mat useful for vibration proof material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57201641A JPS57201641A (en) | 1982-12-10 |
| JPS6410323B2 true JPS6410323B2 (ja) | 1989-02-21 |
Family
ID=13846910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56085015A Granted JPS57201641A (en) | 1981-06-04 | 1981-06-04 | Preparation of hardened glass fiber mat useful for vibration proof material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57201641A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0470212U (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-22 |
-
1981
- 1981-06-04 JP JP56085015A patent/JPS57201641A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0470212U (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57201641A (en) | 1982-12-10 |
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