JPS6411016B2 - - Google Patents
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- JPS6411016B2 JPS6411016B2 JP55148904A JP14890480A JPS6411016B2 JP S6411016 B2 JPS6411016 B2 JP S6411016B2 JP 55148904 A JP55148904 A JP 55148904A JP 14890480 A JP14890480 A JP 14890480A JP S6411016 B2 JPS6411016 B2 JP S6411016B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C271/00—Derivatives of carbamic acids, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atom not being part of nitro or nitroso groups
- C07C271/06—Esters of carbamic acids
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- External Artificial Organs (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
本発明はウレタン類の製造方法に関する。さら
に詳細には、本発明は、熱解離によりイソシアネ
ート類を製造するために適当な出発物質であるウ
レタン類の製造方法に関する。 ホスゲンを用いないでウレタン類を製造し、引
続いてこのウレタン類を、対応するイソシアネー
ト類に熱分解することは、イソシアネート類を、
対応する第一アミン類のホスゲン化により製造す
る先行技術に代わり得る有用なものである。米国
特許第2409712号及び第2806051号によれば、この
ホスゲンを用いないウレタン合成は、尿素を第一
アミン類及びアルコール類と、100℃より高い温
度で反応させることにより行なわれる。しかしな
がら、この合成を140ないし200℃の温度で実施す
る時、最高収率が得られることが測定されてい
る。それ故、前記範囲以下の温度で沸騰するアル
コール類がウレタン類の合成に用いられる場合、
もし最高収率を望むなら、工程を加圧下で実施す
ることが不可欠である。しかしながら、加圧下で
合成することは、費用のかかる装置を必要とし、
そして更に、反応中に発生するアンモニアガス
が、形成後直ちに逃げられないという不利益を有
する。このアンモニアガスは反応生成物に溶解
し、そして反応を時期尚早な終点にもたらし、こ
のため、より劣る収率を得しめる。従つて、工程
を加圧下で実施することが不必要なように、比較
的高沸点のアルコール類を用いて合成を実施する
試みがなされてきた。しかしながら、比較的高沸
点のアルコール類、例えば、ウレタンに対応する
イソシアネートの沸点に近い沸点を有するアルコ
ール類、の使用は、引き続く熱解離から、解離生
成物(即ち、イソシアネートとアルコール類)が
得られるという不利益を有する。これらの解離生
成物は、沸点が類似しているため、蒸留により分
離するのが困難である。ウレタン類の熱解離によ
るイソシアネート類の製造において、解離生成物
を直ちに、効果的に分離することは、解離生成物
の再結合を避けるために非常に重要である。 本発明の目的は、140℃以上の温度で沸騰する
アルコール類からウレタン類を製造する方法を提
供することであり、しかしてこのウレタン類は、
蒸留によつて直ちに分離が可能な程、十分に異な
る沸点を有するイソシアネートとアルコールに熱
解離することができるものである。 この目的は、ウレタン類を、140℃以下の沸点
を有するアルコールと、高められた温度で反応さ
せることにより達成される。この型の「再ウレタ
ン化」法を実施し得るということは、より重い揮
発性成分(より高い沸点のアルコール)が、より
軽い揮発性成分(より低い沸点のアルコール)に
より置き換えられねばならない故に、驚くべきこ
とである。ウレタン化は不可逆反応であると信じ
られていた(J.Organic Chemistry18、(1953)、
第1632〜1633頁及び米国特許第3950285号参照)。 本発明は、熱解離による有機イソシアネート類
の製造における出発物質として用いるのに適当
な、下記一般式に相当するウレタン類の製造方法
に関する: R1(NHCOOR3)o 〔式中、 R1は
に詳細には、本発明は、熱解離によりイソシアネ
ート類を製造するために適当な出発物質であるウ
レタン類の製造方法に関する。 ホスゲンを用いないでウレタン類を製造し、引
続いてこのウレタン類を、対応するイソシアネー
ト類に熱分解することは、イソシアネート類を、
対応する第一アミン類のホスゲン化により製造す
る先行技術に代わり得る有用なものである。米国
特許第2409712号及び第2806051号によれば、この
ホスゲンを用いないウレタン合成は、尿素を第一
アミン類及びアルコール類と、100℃より高い温
度で反応させることにより行なわれる。しかしな
がら、この合成を140ないし200℃の温度で実施す
る時、最高収率が得られることが測定されてい
る。それ故、前記範囲以下の温度で沸騰するアル
コール類がウレタン類の合成に用いられる場合、
もし最高収率を望むなら、工程を加圧下で実施す
ることが不可欠である。しかしながら、加圧下で
合成することは、費用のかかる装置を必要とし、
そして更に、反応中に発生するアンモニアガス
が、形成後直ちに逃げられないという不利益を有
する。このアンモニアガスは反応生成物に溶解
し、そして反応を時期尚早な終点にもたらし、こ
のため、より劣る収率を得しめる。従つて、工程
を加圧下で実施することが不必要なように、比較
的高沸点のアルコール類を用いて合成を実施する
試みがなされてきた。しかしながら、比較的高沸
点のアルコール類、例えば、ウレタンに対応する
イソシアネートの沸点に近い沸点を有するアルコ
ール類、の使用は、引き続く熱解離から、解離生
成物(即ち、イソシアネートとアルコール類)が
得られるという不利益を有する。これらの解離生
成物は、沸点が類似しているため、蒸留により分
離するのが困難である。ウレタン類の熱解離によ
るイソシアネート類の製造において、解離生成物
を直ちに、効果的に分離することは、解離生成物
の再結合を避けるために非常に重要である。 本発明の目的は、140℃以上の温度で沸騰する
アルコール類からウレタン類を製造する方法を提
供することであり、しかしてこのウレタン類は、
蒸留によつて直ちに分離が可能な程、十分に異な
る沸点を有するイソシアネートとアルコールに熱
解離することができるものである。 この目的は、ウレタン類を、140℃以下の沸点
を有するアルコールと、高められた温度で反応さ
せることにより達成される。この型の「再ウレタ
ン化」法を実施し得るということは、より重い揮
発性成分(より高い沸点のアルコール)が、より
軽い揮発性成分(より低い沸点のアルコール)に
より置き換えられねばならない故に、驚くべきこ
とである。ウレタン化は不可逆反応であると信じ
られていた(J.Organic Chemistry18、(1953)、
第1632〜1633頁及び米国特許第3950285号参照)。 本発明は、熱解離による有機イソシアネート類
の製造における出発物質として用いるのに適当
な、下記一般式に相当するウレタン類の製造方法
に関する: R1(NHCOOR3)o 〔式中、 R1は
【式】−(CH2−)6、n
−C6H13−および
【式】か
らなる群から選ばれるn−官能価の基を表わし、
R3はメチルまたはエチルを表わし、そしてn
は1または2を表わす〕 一般式 R1(NHCOOR2)o に相当するウレタン類が、一般式R3−OHを有す
るアルコールと、120〜400℃において、ウレタン
R1(NHCOOR2)oの各モルに対し、少なくとも1
モルのアルコールR3−OHが存在する量で、反応
させられる。R1及びnは上に定義された通りで
あり、そしてR2は、大気圧下で140℃以上の沸点
を有する一価アルコールから水酸基を除くことに
より得られる基を表わす。 本発明の好適な具体例において、反応は触媒及
び/又は溶媒の存在下で実施される。 本発明の方法の出発物質は1または2個のN−
及びO−置換ウレタン基を有するウレタン化合物
を包含し、そのN−置換基は、大気圧下で100℃
以上の沸点を有する一官能価又は多官能価イソシ
アネートからイソシアネート基を除くことにより
得られた一官能価又は多官能価の基に相当し、そ
して、O−置換基は、大気圧下で140℃以上の沸
点を有する一価アルコールから水酸基を除くこと
により得られた基に相当し、但し、上記置換体の
いずれも、本発明の方法の反応条件下で不活性で
なければならない。その他の出発物質はメタノー
ルおよびエタノールから選ばれる一価アルコール
類である。この一価アルコールの、大気圧下での
沸点は、ウレタンが基づくアルコールの沸点より
少なくとも10℃、好ましくは少なくとも50℃低く
なければならず、そしてまた、ウレタンが基づく
イソシアネートの沸点より少なくとも30℃低くな
ければならない。 用いられるアルコール類の各々は、アルコール
性水酸基は例外として、本発明の方法の条件下で
不活性でなければならない。 適当なウレタン類(a)は、例えば、下記一般式に
相当するものである: R1(NHCOOR2)o 〔式中、R1、R2及びnは上記と同じ意味を有す
る。〕。 本発明の方法に適当なウレタン類の代表的な例
として次のものがあげられる:N−(n−ヘキシ
ル)−O−(n−ヘキシル)−ウレタン;N−フエ
ニル−O−シクロヘキシルウレタン;4,4′−ビ
ス−(ヘキソキシカルボニルアミノ)−ジフエニル
メタン;2,4−ビス−(シクロヘキソキシカル
ボニルアミノ)−トルエン。 本発明の方法を実施する際、出発物質(a)及びア
ルコールR3−OH(b)は、ウレタン(a)の各モルに対
して少なくともnモル、好ましくは5nないし20n
モル(nは1ないし3の整数)のアルコール(b)が
存在する量で用いられる。 本発明の方法は120ないし400℃の温度で実施さ
れる。気相においては、この反応は250ないし400
℃で行なわれ、280ないし360℃が好ましい範囲で
ある。液相で反応させる時は、温度は望ましくは
120ないし250℃、好ましくは140ないし250℃、最
も好ましくは150ないし240℃である。この反応は
数種類の方法のいずれに従つても実施することが
できる。 ウレタン反応体(a)を低沸点アルコール(b)に溶解
して、250ないし400℃の温度で気相で反応させる
ことができる。例えば、反応体の溶液を、反応温
度に熱せられた充填反応管に連続的に導入するこ
とができ、それによつて反応は、出発溶液の自然
蒸発の後、気相で行なわれる。気体混合物は、生
成物ウレタンR1(NHCOOR3)oと、過剰のアルコ
ールR3−OHと、分離されたアルコールR2−OH
とから成る。この気体混合物は、次いで反応管の
出口に蓄積され、液状アルコールR3−OH中に凝
縮させることができる。この凝縮混合物は次い
で、生成物ウレタンを単離するように、以下に記
載する方法で処理される。 生成物ウレタンR1(NHCOOR3)oはまた、液状
又は溶融状の出発ウレタン(a)を、120ないし250℃
に保たれた反応容器に導入することによりつくる
ことができる。適当な反応容器は、撹拌機、蒸留
橋及び入口管を備えたものである。次いで、アル
コール(b)R3−OHを、一定の撹拌下、120ないし
250℃に温度を保ちながら、徐々に添加すること
ができる。生じた留出物は、過剰の未反応アルコ
ールR3−OH、分離されたアルコールR2−OH、
及び、生成物の蒸気圧に依つては、生成物ウレタ
ンR1(NHCOOR3)oから成る。上記温度条件下で
揮発性でないウレタンが生成するなら、その時、
生成物ウレタンは反応容器中に残留する。この反
応は、アルコールR2−OHがもはや留出物中に生
じなくなるまで続けられる。生成物は次いで留出
物又は残留物から純枠な形で得られる。この方法
の好適な具体例においては、未反応の過剰アルコ
ールR3−OHを、生じた留出物から分離し、そし
て再使用すべきである。 本発明のウレタンはまた、出発ウレタン(a)と低
沸点アルコール(b)の混合物を、120ないし250℃の
オートクレーブ中で加熱することによりつくるこ
とができる。反応が終了したら、オートクレーブ
の内容物は以下に記載の方法で処理され、生成物
ウレタンR1(NHCOOR3)oが分離される。一般式
R1(NHCOOR3)oを有するウレタンはまた、低沸
点アルコール(b)中の出発ウレタン(a)の溶液を、
120ないし250℃の反応器(例えば、管状又は螺旋
状反応器)に注入することによりつくることがで
き、その際、反応器の圧力は、反応混合物が過度
に蒸発しないように調節される。 反応混合器を去る混合物は次いで、生成物ウレ
タンを単離するように、以下に記載の方法で処理
することができる。 上記したような方法に従つて本発明の方法を実
施すると、生成物は一般に、過剰のアルコール
R3−OHと、分離されたアルコールR2−OHと、
多分少量の未反応出発ウレタンを含む混合物中に
存在する。生成物は一般に、このような混合物か
ら、蒸留、抽出又は結晶化により単離される。本
発明の方法によつて生じる混合物を最適化するた
めに、分離されたアルコールR2−OHの沸点より
少なくとも10℃、好ましくは少なくとも30℃高い
又は低い(好ましくは高い)沸点を有するウレタ
ンを生じるアルコール類R3−OHの使用は特に有
利であり、従つて好ましい。沸点にこのような差
が生じる場合、本発明の方法の反応混合物は簡単
な分留により処理される。典型的な分留分離にお
いては、過剰なアルコールR3−OHは第1留分又
は蒸留残留物であり、分離されたアルコールR2
−OHは第2留分又は蒸留残留物であり、そし
て、生成物は一般に第3留分又は蒸留残留物とし
て得られる。しかしながら、生成物ウレタンがア
ルコールR2−OHより一層揮発性の場合は、第2
留分が生成物で、そしてアルコールR2−OHが第
3留分又は蒸留残留物である。生成物ウレタンが
分留により混合物から分離されないなら、又はそ
れが非蒸留性物質なら、その時は生成物は、もし
必要なら、抽出又は結晶化により精製することが
できる。このような抽出又は結晶化は補助溶媒を
用いて、又は用いないで実施することができる。
適当な溶媒は以下に記載される。本発明の方法
の、一般に高い収率の結果として、生成物を、な
お存在するかもしれない少量の出発ウレタン(a)か
ら分離することは、しばしば不必要である。生成
物ウレタンが上記の蒸留反応容器中でつくられる
場合は、このような分離は不必要である。 本発明の方法を実施する際に、触媒の使用は通
常不必要である。しかしながら、出発ウレタン(a)
を基準にして重量で1ppmないし10%、好ましく
は重量で100ppmないし5%の量の触媒の使用は、
しばしば反応を加速し、それ故、本方法を工業的
に実施する場合には有利であろうことが分かつ
た。 適当な触媒は、有機カルボン酸類のためのエス
テル化触媒として公知の化合物及びイソシアネー
ト付加反応のための公知の触媒を包含する。適当
な触媒は、ルユイス酸類及び遷移金属の無機塩類
と有機塩類、例えば塩化亜鉛、酢酸亜鉛、オクタ
ン酸亜鉛(zinc octoate)、オクタン酸錫、塩化
錫()、塩化錫()、ジメチル錫ジラウレー
ト、酢酸コバルト、塩化コバルト、オクタン酸コ
バルト、酢酸銅、硫酸銅、酢酸鉛、塩化鉛、塩化
鉄()又は塩化アルミニウム、を包含する。 本発明の方法は通常、補助溶媒を用いないで実
施される。しかしながら、補助溶媒、例えばトル
エン、キシレン、クロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、スルホラン、ε−カプロラクタム、石油エ
ーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、
エチレングリコールジエチルエーテル又はニトロ
ベンゼン、を使用することが可能である。この型
の溶媒はまた、生成物を結晶化又は再結晶化によ
り精製するのに用いることができる。 本発明の方法の生成物は下記一般式に相当する
ものである: R1(NHCOOR3)o 〔式中、R1、R3及びnは前記と同じ意味を有す
る。〕。 高沸点アルコール類のウレタン類は、本発明に
従つて、連続法又は非連続法で、低沸点アルコー
ル類のウレタン類に転化することができる。これ
らのウレタン類の連続製造のための循環装置は当
業者には公知である。 これらの生成物は、これらの中にウレタン化さ
れた形で存在するイソシアネート類の、熱解離に
よる製造に使うのに特に適している。 こうして、本発明を説明したが、以下の実施例
を実例として示す。別に指示されなければ、これ
らの実施例中のパーセントは重量パーセントを指
す。 実施例 1 657gのN−フエニル−O−シクロヘキシルウ
レタン(3モル)を反応器に導入し、約210℃に
加熱した。メタノールを貯蔵容器から反応器に連
続的に注入した。 過剰のメタノール、シクロヘキサノール及びN
−フエニル−メチルウレタンを、100℃に熱した
受容器に留出させ、そこで、後者の2成分は凝縮
した。次いで、メタノール蒸気を凝縮器で凝縮さ
せ、貯蔵容器に戻した。 残留物を蒸留した。連続法においては、N−フ
エニル−O−シクロヘキシルウレタンは、その転
化に釣り合う割合で、別に貯蔵容器から反応器へ
連続的に供給することができる。 反応は2時間後に完了した。シクロヘキサノー
ルを水留ポンプ減圧下で留去し、残留物480gが
得られた。この残留物の92.3g%はN−フエニル
−O−メチルウレタンであつた。この残留物をさ
らに蒸留にかけた。N−フエニル−O−メチルウ
レタン410g(理論収量の90%)が得られた。生
成物ウレタンの沸点は0.26ミリバール下で111〜
113℃であつた。 実施例 2 1105gのN−フエニル−O−n−ヘキシルウレ
タン(5モル)を、実施例1に記載の手順に従つ
て、エタノールを用いて、連続的にN−フエニル
−エチルウレタンに転化した。受容器内の温度は
120℃で、未反応エタノールは連続的に再循環さ
せた。貯蔵容器と反応器を完全に空にした後、反
応混合物を分留した。この方法の収量はN−フエ
ニル−O−エチルウレタン778g(理論収量の94
%)であつた。生成物の融点は52℃で、その沸点
は18ミリバール下で152℃であつた。 実施例 3 1モルのN−フエニル−O−シクロヘキシルウ
レタンを100mlの温メタノールに溶解し、次いで、
石英環を詰めた、長さ1m(内径40mm)の熱分解
管で、320℃において30分間反応させた。反応生
成物を300mlの冷メタノール中に、撹拌下に集め
た。蒸留により抽出後、純度98%のO−メチル−
N−フエニルウレタン147gが得られた。 実施例 4 748gの2,4−ビス−(シクロヘキソシカルボ
ニルアミノ)−トルエン(2モル)を1.5のイソ
プロパノールに溶解した。次いで、生じた溶液
を、220℃に熱した螺旋反応器に連続的に注入し
た。圧力を10バールに調節し、生成物を連続的に
集めた。反応器内の溶液の滞留時間は広い範囲に
変えることができる。過剰のイソプロパノールと
シクロヘキサノールを反応混合物から留去し、収
量を高圧液体クロマトグラフイー(HPLC)によ
り測定した。 602gの残留物が得られた。この残留物の96%
は2,4−ビス−(イソプロポキシカルボニルア
ミノ)−ウレタンであつた。 実施例 5 368gの1,6−ビス−(シクロヘキソキシカル
ボニルアミノ)−ヘキサン(1モル)を1.5のエ
タノールに溶解し、3のオートクレーブ中で、
230℃で2時間加熱した。冷却後、反応混合物を
水流ポンプ減圧下、過剰のエタノールと生成した
シクロヘキサノールから分離した。反応生成物を
高圧液体クロマトグラフイー(HPLC)により調
べた。 1,6−ビス−(エトキシカルボニルアミノ)−
ヘキサン240gが得られた。この収量は、理論収
量の92%に相当する。 実施例 6 229gのN−(n−ヘキシル)−O−シクロヘキ
シルウレタンを、1.7オートクレーブ中の1
のメタノールに添加し、1.5時間220℃に加熱し
た。冷却後、メタノールとシクロヘキサノールを
留去し、残留物の内容をIR、KR及びHPLCによ
り測定し、同定した。N−(n−ヘキシル)−O−
メチルウレタン149g(理論収量の94%)が得ら
れた。 実施例 7 16モルのO−シクロヘキシル−N−フエニルウ
レタンを16のエタノールに溶解し、オートクレ
ーブ中で230℃に1時間加熱した。高圧液体クロ
マトグラムによれば、O−シクロヘキシル−N−
フエニルウレタンが97%までO−エチル−N−フ
エニルウレタンに再ウレタン化された。次いで混
合物を蒸留により処理した。96.5%の純度を有す
るO−エチル−N−フエニルウレタン2.5Kgが得
られた。220gの残留物中に、O−エチル−N−
フエニルウレタンが38%、N,N′−ジフエニル
尿素が6.2%、そしてO−シクロヘキシル−N−
フエニルウレタンが52.4%存在した。 実施例 8 486g(1モル)の4,4′−ビス−〔(2−ブト
キシ−)エトキシカルボニルアミノ〕−ジフエニ
ルメタンと1のエタノールを加圧下で230℃に
1時間加熱した。次いで、反応混合物を室温まで
冷却し、過剰のエタノールを留去した。蒸留残留
物はHPLCにより分析し、4,4′−ビス−(エト
キシカルボニルアミノ−)ジフエニルメタン0.95
モル(理論収量の95%)から成つていた。
は1または2を表わす〕 一般式 R1(NHCOOR2)o に相当するウレタン類が、一般式R3−OHを有す
るアルコールと、120〜400℃において、ウレタン
R1(NHCOOR2)oの各モルに対し、少なくとも1
モルのアルコールR3−OHが存在する量で、反応
させられる。R1及びnは上に定義された通りで
あり、そしてR2は、大気圧下で140℃以上の沸点
を有する一価アルコールから水酸基を除くことに
より得られる基を表わす。 本発明の好適な具体例において、反応は触媒及
び/又は溶媒の存在下で実施される。 本発明の方法の出発物質は1または2個のN−
及びO−置換ウレタン基を有するウレタン化合物
を包含し、そのN−置換基は、大気圧下で100℃
以上の沸点を有する一官能価又は多官能価イソシ
アネートからイソシアネート基を除くことにより
得られた一官能価又は多官能価の基に相当し、そ
して、O−置換基は、大気圧下で140℃以上の沸
点を有する一価アルコールから水酸基を除くこと
により得られた基に相当し、但し、上記置換体の
いずれも、本発明の方法の反応条件下で不活性で
なければならない。その他の出発物質はメタノー
ルおよびエタノールから選ばれる一価アルコール
類である。この一価アルコールの、大気圧下での
沸点は、ウレタンが基づくアルコールの沸点より
少なくとも10℃、好ましくは少なくとも50℃低く
なければならず、そしてまた、ウレタンが基づく
イソシアネートの沸点より少なくとも30℃低くな
ければならない。 用いられるアルコール類の各々は、アルコール
性水酸基は例外として、本発明の方法の条件下で
不活性でなければならない。 適当なウレタン類(a)は、例えば、下記一般式に
相当するものである: R1(NHCOOR2)o 〔式中、R1、R2及びnは上記と同じ意味を有す
る。〕。 本発明の方法に適当なウレタン類の代表的な例
として次のものがあげられる:N−(n−ヘキシ
ル)−O−(n−ヘキシル)−ウレタン;N−フエ
ニル−O−シクロヘキシルウレタン;4,4′−ビ
ス−(ヘキソキシカルボニルアミノ)−ジフエニル
メタン;2,4−ビス−(シクロヘキソキシカル
ボニルアミノ)−トルエン。 本発明の方法を実施する際、出発物質(a)及びア
ルコールR3−OH(b)は、ウレタン(a)の各モルに対
して少なくともnモル、好ましくは5nないし20n
モル(nは1ないし3の整数)のアルコール(b)が
存在する量で用いられる。 本発明の方法は120ないし400℃の温度で実施さ
れる。気相においては、この反応は250ないし400
℃で行なわれ、280ないし360℃が好ましい範囲で
ある。液相で反応させる時は、温度は望ましくは
120ないし250℃、好ましくは140ないし250℃、最
も好ましくは150ないし240℃である。この反応は
数種類の方法のいずれに従つても実施することが
できる。 ウレタン反応体(a)を低沸点アルコール(b)に溶解
して、250ないし400℃の温度で気相で反応させる
ことができる。例えば、反応体の溶液を、反応温
度に熱せられた充填反応管に連続的に導入するこ
とができ、それによつて反応は、出発溶液の自然
蒸発の後、気相で行なわれる。気体混合物は、生
成物ウレタンR1(NHCOOR3)oと、過剰のアルコ
ールR3−OHと、分離されたアルコールR2−OH
とから成る。この気体混合物は、次いで反応管の
出口に蓄積され、液状アルコールR3−OH中に凝
縮させることができる。この凝縮混合物は次い
で、生成物ウレタンを単離するように、以下に記
載する方法で処理される。 生成物ウレタンR1(NHCOOR3)oはまた、液状
又は溶融状の出発ウレタン(a)を、120ないし250℃
に保たれた反応容器に導入することによりつくる
ことができる。適当な反応容器は、撹拌機、蒸留
橋及び入口管を備えたものである。次いで、アル
コール(b)R3−OHを、一定の撹拌下、120ないし
250℃に温度を保ちながら、徐々に添加すること
ができる。生じた留出物は、過剰の未反応アルコ
ールR3−OH、分離されたアルコールR2−OH、
及び、生成物の蒸気圧に依つては、生成物ウレタ
ンR1(NHCOOR3)oから成る。上記温度条件下で
揮発性でないウレタンが生成するなら、その時、
生成物ウレタンは反応容器中に残留する。この反
応は、アルコールR2−OHがもはや留出物中に生
じなくなるまで続けられる。生成物は次いで留出
物又は残留物から純枠な形で得られる。この方法
の好適な具体例においては、未反応の過剰アルコ
ールR3−OHを、生じた留出物から分離し、そし
て再使用すべきである。 本発明のウレタンはまた、出発ウレタン(a)と低
沸点アルコール(b)の混合物を、120ないし250℃の
オートクレーブ中で加熱することによりつくるこ
とができる。反応が終了したら、オートクレーブ
の内容物は以下に記載の方法で処理され、生成物
ウレタンR1(NHCOOR3)oが分離される。一般式
R1(NHCOOR3)oを有するウレタンはまた、低沸
点アルコール(b)中の出発ウレタン(a)の溶液を、
120ないし250℃の反応器(例えば、管状又は螺旋
状反応器)に注入することによりつくることがで
き、その際、反応器の圧力は、反応混合物が過度
に蒸発しないように調節される。 反応混合器を去る混合物は次いで、生成物ウレ
タンを単離するように、以下に記載の方法で処理
することができる。 上記したような方法に従つて本発明の方法を実
施すると、生成物は一般に、過剰のアルコール
R3−OHと、分離されたアルコールR2−OHと、
多分少量の未反応出発ウレタンを含む混合物中に
存在する。生成物は一般に、このような混合物か
ら、蒸留、抽出又は結晶化により単離される。本
発明の方法によつて生じる混合物を最適化するた
めに、分離されたアルコールR2−OHの沸点より
少なくとも10℃、好ましくは少なくとも30℃高い
又は低い(好ましくは高い)沸点を有するウレタ
ンを生じるアルコール類R3−OHの使用は特に有
利であり、従つて好ましい。沸点にこのような差
が生じる場合、本発明の方法の反応混合物は簡単
な分留により処理される。典型的な分留分離にお
いては、過剰なアルコールR3−OHは第1留分又
は蒸留残留物であり、分離されたアルコールR2
−OHは第2留分又は蒸留残留物であり、そし
て、生成物は一般に第3留分又は蒸留残留物とし
て得られる。しかしながら、生成物ウレタンがア
ルコールR2−OHより一層揮発性の場合は、第2
留分が生成物で、そしてアルコールR2−OHが第
3留分又は蒸留残留物である。生成物ウレタンが
分留により混合物から分離されないなら、又はそ
れが非蒸留性物質なら、その時は生成物は、もし
必要なら、抽出又は結晶化により精製することが
できる。このような抽出又は結晶化は補助溶媒を
用いて、又は用いないで実施することができる。
適当な溶媒は以下に記載される。本発明の方法
の、一般に高い収率の結果として、生成物を、な
お存在するかもしれない少量の出発ウレタン(a)か
ら分離することは、しばしば不必要である。生成
物ウレタンが上記の蒸留反応容器中でつくられる
場合は、このような分離は不必要である。 本発明の方法を実施する際に、触媒の使用は通
常不必要である。しかしながら、出発ウレタン(a)
を基準にして重量で1ppmないし10%、好ましく
は重量で100ppmないし5%の量の触媒の使用は、
しばしば反応を加速し、それ故、本方法を工業的
に実施する場合には有利であろうことが分かつ
た。 適当な触媒は、有機カルボン酸類のためのエス
テル化触媒として公知の化合物及びイソシアネー
ト付加反応のための公知の触媒を包含する。適当
な触媒は、ルユイス酸類及び遷移金属の無機塩類
と有機塩類、例えば塩化亜鉛、酢酸亜鉛、オクタ
ン酸亜鉛(zinc octoate)、オクタン酸錫、塩化
錫()、塩化錫()、ジメチル錫ジラウレー
ト、酢酸コバルト、塩化コバルト、オクタン酸コ
バルト、酢酸銅、硫酸銅、酢酸鉛、塩化鉛、塩化
鉄()又は塩化アルミニウム、を包含する。 本発明の方法は通常、補助溶媒を用いないで実
施される。しかしながら、補助溶媒、例えばトル
エン、キシレン、クロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、スルホラン、ε−カプロラクタム、石油エ
ーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、
エチレングリコールジエチルエーテル又はニトロ
ベンゼン、を使用することが可能である。この型
の溶媒はまた、生成物を結晶化又は再結晶化によ
り精製するのに用いることができる。 本発明の方法の生成物は下記一般式に相当する
ものである: R1(NHCOOR3)o 〔式中、R1、R3及びnは前記と同じ意味を有す
る。〕。 高沸点アルコール類のウレタン類は、本発明に
従つて、連続法又は非連続法で、低沸点アルコー
ル類のウレタン類に転化することができる。これ
らのウレタン類の連続製造のための循環装置は当
業者には公知である。 これらの生成物は、これらの中にウレタン化さ
れた形で存在するイソシアネート類の、熱解離に
よる製造に使うのに特に適している。 こうして、本発明を説明したが、以下の実施例
を実例として示す。別に指示されなければ、これ
らの実施例中のパーセントは重量パーセントを指
す。 実施例 1 657gのN−フエニル−O−シクロヘキシルウ
レタン(3モル)を反応器に導入し、約210℃に
加熱した。メタノールを貯蔵容器から反応器に連
続的に注入した。 過剰のメタノール、シクロヘキサノール及びN
−フエニル−メチルウレタンを、100℃に熱した
受容器に留出させ、そこで、後者の2成分は凝縮
した。次いで、メタノール蒸気を凝縮器で凝縮さ
せ、貯蔵容器に戻した。 残留物を蒸留した。連続法においては、N−フ
エニル−O−シクロヘキシルウレタンは、その転
化に釣り合う割合で、別に貯蔵容器から反応器へ
連続的に供給することができる。 反応は2時間後に完了した。シクロヘキサノー
ルを水留ポンプ減圧下で留去し、残留物480gが
得られた。この残留物の92.3g%はN−フエニル
−O−メチルウレタンであつた。この残留物をさ
らに蒸留にかけた。N−フエニル−O−メチルウ
レタン410g(理論収量の90%)が得られた。生
成物ウレタンの沸点は0.26ミリバール下で111〜
113℃であつた。 実施例 2 1105gのN−フエニル−O−n−ヘキシルウレ
タン(5モル)を、実施例1に記載の手順に従つ
て、エタノールを用いて、連続的にN−フエニル
−エチルウレタンに転化した。受容器内の温度は
120℃で、未反応エタノールは連続的に再循環さ
せた。貯蔵容器と反応器を完全に空にした後、反
応混合物を分留した。この方法の収量はN−フエ
ニル−O−エチルウレタン778g(理論収量の94
%)であつた。生成物の融点は52℃で、その沸点
は18ミリバール下で152℃であつた。 実施例 3 1モルのN−フエニル−O−シクロヘキシルウ
レタンを100mlの温メタノールに溶解し、次いで、
石英環を詰めた、長さ1m(内径40mm)の熱分解
管で、320℃において30分間反応させた。反応生
成物を300mlの冷メタノール中に、撹拌下に集め
た。蒸留により抽出後、純度98%のO−メチル−
N−フエニルウレタン147gが得られた。 実施例 4 748gの2,4−ビス−(シクロヘキソシカルボ
ニルアミノ)−トルエン(2モル)を1.5のイソ
プロパノールに溶解した。次いで、生じた溶液
を、220℃に熱した螺旋反応器に連続的に注入し
た。圧力を10バールに調節し、生成物を連続的に
集めた。反応器内の溶液の滞留時間は広い範囲に
変えることができる。過剰のイソプロパノールと
シクロヘキサノールを反応混合物から留去し、収
量を高圧液体クロマトグラフイー(HPLC)によ
り測定した。 602gの残留物が得られた。この残留物の96%
は2,4−ビス−(イソプロポキシカルボニルア
ミノ)−ウレタンであつた。 実施例 5 368gの1,6−ビス−(シクロヘキソキシカル
ボニルアミノ)−ヘキサン(1モル)を1.5のエ
タノールに溶解し、3のオートクレーブ中で、
230℃で2時間加熱した。冷却後、反応混合物を
水流ポンプ減圧下、過剰のエタノールと生成した
シクロヘキサノールから分離した。反応生成物を
高圧液体クロマトグラフイー(HPLC)により調
べた。 1,6−ビス−(エトキシカルボニルアミノ)−
ヘキサン240gが得られた。この収量は、理論収
量の92%に相当する。 実施例 6 229gのN−(n−ヘキシル)−O−シクロヘキ
シルウレタンを、1.7オートクレーブ中の1
のメタノールに添加し、1.5時間220℃に加熱し
た。冷却後、メタノールとシクロヘキサノールを
留去し、残留物の内容をIR、KR及びHPLCによ
り測定し、同定した。N−(n−ヘキシル)−O−
メチルウレタン149g(理論収量の94%)が得ら
れた。 実施例 7 16モルのO−シクロヘキシル−N−フエニルウ
レタンを16のエタノールに溶解し、オートクレ
ーブ中で230℃に1時間加熱した。高圧液体クロ
マトグラムによれば、O−シクロヘキシル−N−
フエニルウレタンが97%までO−エチル−N−フ
エニルウレタンに再ウレタン化された。次いで混
合物を蒸留により処理した。96.5%の純度を有す
るO−エチル−N−フエニルウレタン2.5Kgが得
られた。220gの残留物中に、O−エチル−N−
フエニルウレタンが38%、N,N′−ジフエニル
尿素が6.2%、そしてO−シクロヘキシル−N−
フエニルウレタンが52.4%存在した。 実施例 8 486g(1モル)の4,4′−ビス−〔(2−ブト
キシ−)エトキシカルボニルアミノ〕−ジフエニ
ルメタンと1のエタノールを加圧下で230℃に
1時間加熱した。次いで、反応混合物を室温まで
冷却し、過剰のエタノールを留去した。蒸留残留
物はHPLCにより分析し、4,4′−ビス−(エト
キシカルボニルアミノ−)ジフエニルメタン0.95
モル(理論収量の95%)から成つていた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 R1(NHCOOR3)o 〔式中、 R1は【式】【式】−(CH2−)6、n −C6H13−および【式】か らなる群から選ばれるn−官能価の基を表わし、 R3はメチルまたはエチルを表わし、そしてn
は1または2を表わす〕」 に相当するウレタンの製造方法にいて、一般式 R1(NHCOOR2)o 〔式中、 R1とnは前記と同じ意味を有し、そして R2は、大気圧下で140℃以上の沸点を有する一
価アルコールから水酸基を除くことにより得られ
る基を表わす〕 に相当するウレタンを、アルコールR3−OHと、
ウレタンR1(NHCOOR2)oの各モルに対して少な
くともnモルのアルコールR3OHが存在する割合
で、120ないし400℃において反応させることを特
徴とする上記方法。 2 アルコールR3−OHの量が、ウレタンR1
(NHCOOR2)oの各モルに対し5nないし20nモル
の該アルコールが存在するものであることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 ルユイス酸類及び遷移金属の有機塩類又は無
機塩類からなる群から選ばれた触媒が用いられる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
法。 4 溶媒の存在下でアルコールR3−OHをウレタ
ンR1(NHCOOR2)oと反応させることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の方法。
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