JPS6411144B2 - - Google Patents
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- JPS6411144B2 JPS6411144B2 JP56030651A JP3065181A JPS6411144B2 JP S6411144 B2 JPS6411144 B2 JP S6411144B2 JP 56030651 A JP56030651 A JP 56030651A JP 3065181 A JP3065181 A JP 3065181A JP S6411144 B2 JPS6411144 B2 JP S6411144B2
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/22—Details, e.g. general constructional or apparatus details
- G01N29/26—Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor
- G01N29/27—Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor by moving the material relative to a stationary sensor
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
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-
- G—PHYSICS
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- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
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- G01N2291/044—Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
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- G—PHYSICS
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、丸棒鋼の超音波探傷方法に関し、丸
棒鋼中の微細な皮下非金属介在物等の表皮下欠陥
を超音波探傷法で検出する方法に関する。
棒鋼中の微細な皮下非金属介在物等の表皮下欠陥
を超音波探傷法で検出する方法に関する。
(従来の技術)
丸棒鋼の製造ラインにおいては、製造段階のビ
レツト状態での探傷が一般に行なわれており、通
常、表面から深さが材直径の約10%の範囲内は探
傷し品質を保証している。従つて、最終検査で
は、その深さの範囲に存在する微細な非金属介在
物を検出する必要がある。しかし、この種の丸棒
鋼の表皮下の検査に超音波探傷法を採用する技術
は、従来、殆んど提案されていない。
レツト状態での探傷が一般に行なわれており、通
常、表面から深さが材直径の約10%の範囲内は探
傷し品質を保証している。従つて、最終検査で
は、その深さの範囲に存在する微細な非金属介在
物を検出する必要がある。しかし、この種の丸棒
鋼の表皮下の検査に超音波探傷法を採用する技術
は、従来、殆んど提案されていない。
これに比較的近い技術としては、米国において
ASTM規格E588にベアリング用鋼を超音波探傷
し、得られたエコーの頻度により鋼材の品質判定
を行なう方法が規定されている。これは、5MHz
又は10MHzの焦点型探触子を用いて垂直探傷を行
ない、基準を超えたエコーの数を計数積算し、そ
の積算値から介在物量を推定し品質レベルを判定
しようとするものである。
ASTM規格E588にベアリング用鋼を超音波探傷
し、得られたエコーの頻度により鋼材の品質判定
を行なう方法が規定されている。これは、5MHz
又は10MHzの焦点型探触子を用いて垂直探傷を行
ない、基準を超えたエコーの数を計数積算し、そ
の積算値から介在物量を推定し品質レベルを判定
しようとするものである。
また、丸棒鋼の探傷法には、2分割型探触子を
用いたものも一部提案されている。
用いたものも一部提案されている。
(発明が解決しようとする課題)
垂直探傷であると、材表面からの反射エコーが
ノイズとなつて邪魔になり、表面直下にある非金
属介在物の検出ができないという欠点がある。
ノイズとなつて邪魔になり、表面直下にある非金
属介在物の検出ができないという欠点がある。
2分割型探触子を用いるものでは、表面下5mm
以浅は不感帯であつて探傷不能になるという欠点
がある。
以浅は不感帯であつて探傷不能になるという欠点
がある。
本発明は上記に鑑み、丸棒鋼中の表皮下深さが
材直径の約10%以浅の欠陥を、材表面からのノイ
ズに邪魔されることなく検出できる超音波探傷方
法を提供することを目的とする。
材直径の約10%以浅の欠陥を、材表面からのノイ
ズに邪魔されることなく検出できる超音波探傷方
法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明の特徴とするところは、丸棒鋼に対して
外表面から屈折角45±8゜になるように超音波を入
射し、材中に入つた超音波が材表面で反射する第
1反射位置で該超音波を収束させ、前記第1反射
位置の前後域からの反射信号を捉えて表皮下欠陥
を検出する点にある。
外表面から屈折角45±8゜になるように超音波を入
射し、材中に入つた超音波が材表面で反射する第
1反射位置で該超音波を収束させ、前記第1反射
位置の前後域からの反射信号を捉えて表皮下欠陥
を検出する点にある。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図は本発明方法を実施する超音波探傷装置
を示し、1は水槽、2は該水槽1の水中を通過す
る丸棒鋼であり、該水槽1の前後において一対の
スキユーロール3,3とピンチロール4とにより
夫々上下から挟持されている。
を示し、1は水槽、2は該水槽1の水中を通過す
る丸棒鋼であり、該水槽1の前後において一対の
スキユーロール3,3とピンチロール4とにより
夫々上下から挟持されている。
スキユーロール3,3は、第2図の如く水平面
内で丸棒鋼2に対し一定角度だけ傾斜するように
配置されており、軸受ケース5,5、軸受台6,
6を介して軸心廻り回転自在に支持されると共
に、巻掛伝動機構7を介して図外のモータにより
夫々矢印方向に駆動される。
内で丸棒鋼2に対し一定角度だけ傾斜するように
配置されており、軸受ケース5,5、軸受台6,
6を介して軸心廻り回転自在に支持されると共
に、巻掛伝動機構7を介して図外のモータにより
夫々矢印方向に駆動される。
ピンチロール4は、一対のスキユーロール3,
3間の上方位置で、それらスキユーロール3,3
と丸棒鋼の軸心に対して鏡映な軸心廻りに遊転自
在となるように支持部材8の下端に枢支されてい
る。これにより、丸棒鋼2はスキユーロール3,
3からの回転力を受けて、軸心廻りに回転しなが
ら長手方向に搬送される。
3間の上方位置で、それらスキユーロール3,3
と丸棒鋼の軸心に対して鏡映な軸心廻りに遊転自
在となるように支持部材8の下端に枢支されてい
る。これにより、丸棒鋼2はスキユーロール3,
3からの回転力を受けて、軸心廻りに回転しなが
ら長手方向に搬送される。
9は2焦点型レンズ10を使用した点焦点型探
触子であつて、前後一対のピンチロール4間の中
央に位置し、かつ、丸棒鋼2に対して下側から超
音波を入射するように水槽1内に設定されてい
る。この探触子9は、探触子保持調整装置11に
より上下並びに横方向に位置調整自在に支持され
ている。その他、12は探傷器、13は記録計、
14はモニタ用オツシロスコープである。
触子であつて、前後一対のピンチロール4間の中
央に位置し、かつ、丸棒鋼2に対して下側から超
音波を入射するように水槽1内に設定されてい
る。この探触子9は、探触子保持調整装置11に
より上下並びに横方向に位置調整自在に支持され
ている。その他、12は探傷器、13は記録計、
14はモニタ用オツシロスコープである。
丸棒鋼2の超音波探傷に際しては、先ず探触子
保持調整装置11を操作して、探触子9の丸棒鋼
2に対する上下並びに横方向の位置を調整する。
この探触子9の上下方向の位置調節により、第3
図で示す探触子9から丸棒鋼2の超音波入射点ま
での水距離Hを調整する。また、探触子9の横方
向の位置調整により、探触子9の中心軸と、この
中心軸と平行な丸棒鋼2の中心軸とのずらせ量で
あるオフセツト量Wを調整する。
保持調整装置11を操作して、探触子9の丸棒鋼
2に対する上下並びに横方向の位置を調整する。
この探触子9の上下方向の位置調節により、第3
図で示す探触子9から丸棒鋼2の超音波入射点ま
での水距離Hを調整する。また、探触子9の横方
向の位置調整により、探触子9の中心軸と、この
中心軸と平行な丸棒鋼2の中心軸とのずらせ量で
あるオフセツト量Wを調整する。
そして、各スキユーロール3,3を回転駆動す
ることで、丸棒鋼2は、スキユーロール3,3及
びピンチロール4によつて水槽1の前後で上下か
ら挟持された状態で、軸心廻りに回転しながら長
手方向に一定速度で搬送される。そして、探触子
9から超音波を発信することで探傷が行なわれ
る。
ることで、丸棒鋼2は、スキユーロール3,3及
びピンチロール4によつて水槽1の前後で上下か
ら挟持された状態で、軸心廻りに回転しながら長
手方向に一定速度で搬送される。そして、探触子
9から超音波を発信することで探傷が行なわれ
る。
上記超音波探傷装置により、丸棒鋼2に対して
外表面から屈折角αが45±80となるように超音波
を入射し、かつ、その丸棒鋼2の材中に入つた超
音波を材表面で反射する第1反射位置〔以下1B
点と略記する〕で収束させる。また、探傷器12
では、1B点の前後の範囲Gにゲートをかけて、
その範囲Gから生じる反射信号を捉えて、丸棒鋼
2中の表面下約10%の範囲内にある非金属介在物
を検出する。
外表面から屈折角αが45±80となるように超音波
を入射し、かつ、その丸棒鋼2の材中に入つた超
音波を材表面で反射する第1反射位置〔以下1B
点と略記する〕で収束させる。また、探傷器12
では、1B点の前後の範囲Gにゲートをかけて、
その範囲Gから生じる反射信号を捉えて、丸棒鋼
2中の表面下約10%の範囲内にある非金属介在物
を検出する。
なお、上記探傷に際し、丸棒鋼2中の微細な介
在物を検出するためには、結晶粒界からのノイズ
の低減を図る必要があり、ビーム径の細い超音波
ビームを使用することが望ましい。一般に、レン
ズ10等により超音波を収束させた時、その超音
波ビームに生じる広がり角θ(6dBダウンの広が
り角)は次の式で示される。
在物を検出するためには、結晶粒界からのノイズ
の低減を図る必要があり、ビーム径の細い超音波
ビームを使用することが望ましい。一般に、レン
ズ10等により超音波を収束させた時、その超音
波ビームに生じる広がり角θ(6dBダウンの広が
り角)は次の式で示される。
θ=2sin-1(0.51λ/D)
λ:波長 D:探触子の直径
また、収束された超音波ビームのビーム径d
は、焦点までの距離Lと式で表わされる広がり
角θとによつて次の式のように決まる。
は、焦点までの距離Lと式で表わされる広がり
角θとによつて次の式のように決まる。
d=2L tanθ/2
但しdは波長λ以下にはならない。
従つて、探触子9が大きく、波長が短かく、焦
点距離が短かくなるほど、超音波ビームは細く収
束することができ、その点での音圧も上昇して検
出感度を向上させることができ好ましい。
点距離が短かくなるほど、超音波ビームは細く収
束することができ、その点での音圧も上昇して検
出感度を向上させることができ好ましい。
また、水中に丸棒鋼2を沈め、その外表面から
超音波を入射すると、丸棒鋼2の表面の曲率に起
因するレンズ効果により材中ではビームが広が
る。そのため、超音波ビームが第4図に示す如く
1B点に焦点を持つようにするためには、その広
がりを考慮して超音波ビームを材中に入射する必
要がある。この場合、レンズ10を一定にすれ
ば、水距離Hを大きくすると焦点位置は手前に移
動し、小さくすると反対方向に移動する。このこ
とは、水距離Hを変化させて幾何光学的作図を行
なつた結果を示す第5図A〜Cからもわかる。な
お、この作図結果からも明らかなように、水距離
Hを大きくすれば、1B点以遠でもう一度焦点を
結ぶ条件があることが分かる。
超音波を入射すると、丸棒鋼2の表面の曲率に起
因するレンズ効果により材中ではビームが広が
る。そのため、超音波ビームが第4図に示す如く
1B点に焦点を持つようにするためには、その広
がりを考慮して超音波ビームを材中に入射する必
要がある。この場合、レンズ10を一定にすれ
ば、水距離Hを大きくすると焦点位置は手前に移
動し、小さくすると反対方向に移動する。このこ
とは、水距離Hを変化させて幾何光学的作図を行
なつた結果を示す第5図A〜Cからもわかる。な
お、この作図結果からも明らかなように、水距離
Hを大きくすれば、1B点以遠でもう一度焦点を
結ぶ条件があることが分かる。
また、屈折角αを調整するためには、オフセツ
ト量Wを調整すればよい。これは、屈折角αとオ
フセツト量Wとの関係は次の式で示されること
による。
ト量Wを調整すればよい。これは、屈折角αとオ
フセツト量Wとの関係は次の式で示されること
による。
sin α=Vs/Vw×W/R
Vs:材中の横波音速、Vw:水中の音速、
R:材中の半径
すなわち、オフセツト量Wの概念を導入するこ
とで、探触子9の平行移動だけで屈折角αの制御
をでき、探傷作業の簡便化を図れる。
とで、探触子9の平行移動だけで屈折角αの制御
をでき、探傷作業の簡便化を図れる。
第6図乃至第8図に、丸棒鋼2中に直径1mmの
横穴人工欠陥を異なる深さに作り、そのエコー高
さを実際に測定した結果を示す。なお、丸棒鋼2
の外径40mm、2焦点レンズの焦点距離周方向69
mm、軸方向110mm、周波数5MHz、探触子径19mmと
した。また、第3図に示す丸棒鋼2中のa.b.c点
それぞれにおける信号を第6図及び第7図ではそ
れぞれ〇.△及び×印で示した。
横穴人工欠陥を異なる深さに作り、そのエコー高
さを実際に測定した結果を示す。なお、丸棒鋼2
の外径40mm、2焦点レンズの焦点距離周方向69
mm、軸方向110mm、周波数5MHz、探触子径19mmと
した。また、第3図に示す丸棒鋼2中のa.b.c点
それぞれにおける信号を第6図及び第7図ではそ
れぞれ〇.△及び×印で示した。
第6図A〜Dはそれぞれ異なつた深さの人工欠
陥での、屈折角45゜の時の水距離H(μsec)と感
度、即ち水距離Hとエコー高さ(V)との関係を
示す。
陥での、屈折角45゜の時の水距離H(μsec)と感
度、即ち水距離Hとエコー高さ(V)との関係を
示す。
第7図A〜Dはそれぞれ異なつた深さの人工欠
陥での、オフセツト変化(mm)と感度、即ち屈折
角(α)の変化とエコー高さ(V)との関係を示
す。
陥での、オフセツト変化(mm)と感度、即ち屈折
角(α)の変化とエコー高さ(V)との関係を示
す。
第8図はオフセツト変化(mm)、即ち屈折角
(α)の変化とノイズエコー高さ(V)(1B点か
らのノイズエコー)との関係を示す。
(α)の変化とノイズエコー高さ(V)(1B点か
らのノイズエコー)との関係を示す。
なお、第6図及び第7図のエコー高さは、探傷
器の感度を40dBにした時、第8図のノイズエコ
ー高さは探傷器の感度を80dBにした時のデータ
である。また、前述のようにオフセツト変化と屈
折角変化は一義的に対応していることから、第7
図及び第8図の横軸にはオフセツト量と屈折角を
併記している。更に、ノイズエコー高さは材表面
の微妙な凹凸によつて変化するため、第8図では
その最大値と最小値との上下幅を示し、それらの
平均値を〇印でプロツトしている。
器の感度を40dBにした時、第8図のノイズエコ
ー高さは探傷器の感度を80dBにした時のデータ
である。また、前述のようにオフセツト変化と屈
折角変化は一義的に対応していることから、第7
図及び第8図の横軸にはオフセツト量と屈折角を
併記している。更に、ノイズエコー高さは材表面
の微妙な凹凸によつて変化するため、第8図では
その最大値と最小値との上下幅を示し、それらの
平均値を〇印でプロツトしている。
第6図及び第7図より、1B点以降のC点にお
いて検出すると、水距離Hにそれほど依存せず、
高感度で検出できることがわかる。
いて検出すると、水距離Hにそれほど依存せず、
高感度で検出できることがわかる。
これは、上記人工欠陥の探傷に際し丸棒鋼2に
入射した超音波ビームの実測形状が、第9図に示
すように、1B点以遠で細く収束されていること
と符号する。よつて、超音波ビームを1B点で収
束させれば、その1B点の前後域で高感度の探傷
をできることがわかる。
入射した超音波ビームの実測形状が、第9図に示
すように、1B点以遠で細く収束されていること
と符号する。よつて、超音波ビームを1B点で収
束させれば、その1B点の前後域で高感度の探傷
をできることがわかる。
また、探傷器12においてゲートをかける範囲
Gは、欠陥での超音波の反射が等方的であれば、
1B点の前方域のみ、あるいは1B点の後方域のみ
でよい。しかし、実欠陥での超音波の反射は異方
性があるため、丸棒鋼2の探触子9に対する軸中
心の相対回転により異なる2方向から欠陥を観察
できるように、1B点の前後域にゲートをかける
ものとする。
Gは、欠陥での超音波の反射が等方的であれば、
1B点の前方域のみ、あるいは1B点の後方域のみ
でよい。しかし、実欠陥での超音波の反射は異方
性があるため、丸棒鋼2の探触子9に対する軸中
心の相対回転により異なる2方向から欠陥を観察
できるように、1B点の前後域にゲートをかける
ものとする。
なお、第3図ではゲート範囲Gは、超音波の入
射位置から1B点までの長さをLとして、1/2L〜
3/2Lの範囲、すなわち1B点の前後1/2Lの範囲
にゲートをかけているが、これに限定されるもの
でなく、1B点の前後域であればよく、その範囲
はニーズとの関係で定まる。
射位置から1B点までの長さをLとして、1/2L〜
3/2Lの範囲、すなわち1B点の前後1/2Lの範囲
にゲートをかけているが、これに限定されるもの
でなく、1B点の前後域であればよく、その範囲
はニーズとの関係で定まる。
次に第8図から、屈折角αの変化によつてS/
Nが大きく変化することがわかる。すなわち、屈
折角αが35゜より小さくなると、ノイズエコーが
急増する。これは、1B点では屈折角αと同じ角
度で超音波ビームが当り、屈折角αが小さくなる
と、丸棒鋼2の表面の微細な凹凸に起因するノイ
ズエコーが大きくなることによる。従つて、屈折
角αは35゜以上とする必要がある。
Nが大きく変化することがわかる。すなわち、屈
折角αが35゜より小さくなると、ノイズエコーが
急増する。これは、1B点では屈折角αと同じ角
度で超音波ビームが当り、屈折角αが小さくなる
と、丸棒鋼2の表面の微細な凹凸に起因するノイ
ズエコーが大きくなることによる。従つて、屈折
角αは35゜以上とする必要がある。
次に、第10図に屈折角αと探傷可能な深さの
材直径に対する百分率との関係を示す。これは、
第14図に示すように丸棒鋼2の直径をD、探傷
可能な深さ(図示のように超音波の中心軸が通過
する領域)をdとすると、以下の式により求め
られる。
材直径に対する百分率との関係を示す。これは、
第14図に示すように丸棒鋼2の直径をD、探傷
可能な深さ(図示のように超音波の中心軸が通過
する領域)をdとすると、以下の式により求め
られる。
d/D×100=(1/2D−1/2D・sinα)10
0/D =50(1−sinα) この結果、検出範囲を材直径の10%までとする
と、屈折角αの上限は53゜となることがわかる。
0/D =50(1−sinα) この結果、検出範囲を材直径の10%までとする
と、屈折角αの上限は53゜となることがわかる。
なお、第14図から、前記ゲート範囲Gを1/2
L〜3/2Lとすれば、探傷可能な深さ領域をすべ
てカバーできることがわかる。
L〜3/2Lとすれば、探傷可能な深さ領域をすべ
てカバーできることがわかる。
以上のことから、超音波の屈折角を45゜±8゜と
して、1B点の前後域からの反射信号を捉えれば、
材表面からのノイズに邪魔されることなく、材直
径の約10%以浅の欠陥を検出できることが確認さ
れる。
して、1B点の前後域からの反射信号を捉えれば、
材表面からのノイズに邪魔されることなく、材直
径の約10%以浅の欠陥を検出できることが確認さ
れる。
なお、一般に丸棒鋼2には製品相互間の製造誤
差による径のバラツキが生じることがある。この
誤差に起因するオフセツト量Wの変動に基づく屈
折角の変化を推定するため、対象としている丸棒
鋼2の公称径に対して、超音波を屈折角45°で入
射するオフセツト量で探傷した時に、外径誤差に
より屈折角が何度変るかを計算した結果を第12
図に示す。その結果、実材の外径変動は±1.8%
であり、それによる屈折角の変動は約±1゜となる
ことがわかつた。従つて、探傷材の径にバラツキ
があるような場合は、その誤差の考慮も必要とな
る。
差による径のバラツキが生じることがある。この
誤差に起因するオフセツト量Wの変動に基づく屈
折角の変化を推定するため、対象としている丸棒
鋼2の公称径に対して、超音波を屈折角45°で入
射するオフセツト量で探傷した時に、外径誤差に
より屈折角が何度変るかを計算した結果を第12
図に示す。その結果、実材の外径変動は±1.8%
であり、それによる屈折角の変動は約±1゜となる
ことがわかつた。従つて、探傷材の径にバラツキ
があるような場合は、その誤差の考慮も必要とな
る。
また、実際に探傷する場合、材料の曲りに起因
するオフセツト量の変動も考慮しておく必要があ
る。そこで、材料の曲りによる屈折角の変動に着
目して探傷精度と探傷装置との関係を説明する。
するオフセツト量の変動も考慮しておく必要があ
る。そこで、材料の曲りによる屈折角の変動に着
目して探傷精度と探傷装置との関係を説明する。
上記第2図の実施例のように、探触子9の前後
2箇所でスキユーロール3,3とピンチロール4
とにより丸棒鋼2を強制的に保持する場合、曲り
の影響は、次の式に表わされるような量で示さ
れ、これはオフセツト及び水距離の変動として現
われる。
2箇所でスキユーロール3,3とピンチロール4
とにより丸棒鋼2を強制的に保持する場合、曲り
の影響は、次の式に表わされるような量で示さ
れ、これはオフセツト及び水距離の変動として現
われる。
Δζ=X.Y
Δζ:材中心の変位量(mm)
X:材の曲り量mm/m
Y:ピンチロール間距離
水距離の変動による感度の変化は、本発明の探
傷法を採用する場合には前述のように小さい。
傷法を採用する場合には前述のように小さい。
オフセツトの変動による屈折角の変化を、屈折
角45±8゜の範囲内に変動を収めるための曲り許容
量は、径の誤差による第12図の変動を考慮に入
れると、−2.1%〜+1.8%となる。従つて、厳し
い方の1.8%をとると、曲りの許容量は、上記実
施例の装置では、次の式となる。
角45±8゜の範囲内に変動を収めるための曲り許容
量は、径の誤差による第12図の変動を考慮に入
れると、−2.1%〜+1.8%となる。従つて、厳し
い方の1.8%をとると、曲りの許容量は、上記実
施例の装置では、次の式となる。
Xcr=0.018/YD
D:材料径
Xcr:曲り許容量
第13図Aに示す如く一対のスキユーロール1
5,15上に管材16を載せて搬送しながら探触
子17,18で探傷する場合、或いは同Bに示す
如く管材16と同心状の回転リング19に一対の
探触子17,18を設け、巻掛伝動機構20を介
してモータ21により回転リング19を回転させ
ながら探傷する場合であれば、管材16の径の誤
差の半分に相当するオフセツト変動が必然的に加
えられる。同様に45±8゜に屈折角を抑えるために
は、曲りによる屈折角変化分を0.9%に抑える必
要が生ずる。よつて、第13図に示すような装置
の場合、曲りの許容量は次の式に示される。
5,15上に管材16を載せて搬送しながら探触
子17,18で探傷する場合、或いは同Bに示す
如く管材16と同心状の回転リング19に一対の
探触子17,18を設け、巻掛伝動機構20を介
してモータ21により回転リング19を回転させ
ながら探傷する場合であれば、管材16の径の誤
差の半分に相当するオフセツト変動が必然的に加
えられる。同様に45±8゜に屈折角を抑えるために
は、曲りによる屈折角変化分を0.9%に抑える必
要が生ずる。よつて、第13図に示すような装置
の場合、曲りの許容量は次の式に示される。
Xcr=0.019/YD
式と式とを比較すると、曲り許容量は、第
13図に示す装置では前記実施例の装置に比べて
倍程小さくなる。例えば、材料径50mm.ピンチロ
ール間距離400mmの場合、式による曲り許容量
は2.25mm/mとなり、通常の丸棒鋼製品の品質管
理規準2mm/mの曲り以内となる。従つて、第1
3図に示すような装置では探傷のために材料の曲
りに対する管理を厳しくする必要があるのに対
し、前記実施例装置によれば、探傷のために特別
な曲りの管理が不要であり、第13図のものを用
いるよりも第2図のものを用いた方が好ましい。
もつとも、材料の曲りに対する管理を厳しくする
ことに何ら支障がなければ、第13図示の装置を
用いて探傷してもよい。
13図に示す装置では前記実施例の装置に比べて
倍程小さくなる。例えば、材料径50mm.ピンチロ
ール間距離400mmの場合、式による曲り許容量
は2.25mm/mとなり、通常の丸棒鋼製品の品質管
理規準2mm/mの曲り以内となる。従つて、第1
3図に示すような装置では探傷のために材料の曲
りに対する管理を厳しくする必要があるのに対
し、前記実施例装置によれば、探傷のために特別
な曲りの管理が不要であり、第13図のものを用
いるよりも第2図のものを用いた方が好ましい。
もつとも、材料の曲りに対する管理を厳しくする
ことに何ら支障がなければ、第13図示の装置を
用いて探傷してもよい。
なお、軸方向に長い欠陥を探傷する場合には、
線焦点型の探触子を用いればよい。
線焦点型の探触子を用いればよい。
(発明の効果)
本発明によれば、丸棒鋼に超音波を45゜±8゜で
入射し、材表面の第1反射位置で収束させてその
前後域からの反射信号により欠陥を検出するの
で、材直径の約10%以浅の欠陥をすべて、材表面
からのノイズに邪魔されることなく検出できる。
入射し、材表面の第1反射位置で収束させてその
前後域からの反射信号により欠陥を検出するの
で、材直径の約10%以浅の欠陥をすべて、材表面
からのノイズに邪魔されることなく検出できる。
しかも、第1反射位置の前方域あるいは後方域
のみでなく、前後域からの反射信号を捉えるの
で、材の探触子に対する相対回転に伴なつて同じ
欠陥を異なる方向から2回探傷でき、対象物に方
向性がある場合にも確実に検出できる。
のみでなく、前後域からの反射信号を捉えるの
で、材の探触子に対する相対回転に伴なつて同じ
欠陥を異なる方向から2回探傷でき、対象物に方
向性がある場合にも確実に検出できる。
図面は本発明の一実施例を例示するものであつ
て、第1図は探傷装置の概要を示す一部破断斜視
図、第2図はスキユーロール部の平面図、第3図
及び第4図は超音波の入射状態を示す説明図、第
5図は超音波の収束状況を示す幾何光学的な図、
第6図は水距離と感度との関係を示す図、第7図
は屈折角と感度との関係を示す図、第8図は屈折
角とノイズとの関係を示す図、第9図はビーム形
状の測定結果を示す図、第10図は屈折角と探傷
可能な深さとの関係を示す図、第11図はオフセ
ツト量と屈折角との関係を示す図、第12図は外
径誤差と屈折角との関係を示す図、第13図は異
なる探傷装置を示す図、第14図は屈折角と探傷
深さとの関係の説明図である。 2……丸棒鋼、3……スキユーロール、4……
ピンチロール、9……探触子、10……レンズ、
12……探傷器。
て、第1図は探傷装置の概要を示す一部破断斜視
図、第2図はスキユーロール部の平面図、第3図
及び第4図は超音波の入射状態を示す説明図、第
5図は超音波の収束状況を示す幾何光学的な図、
第6図は水距離と感度との関係を示す図、第7図
は屈折角と感度との関係を示す図、第8図は屈折
角とノイズとの関係を示す図、第9図はビーム形
状の測定結果を示す図、第10図は屈折角と探傷
可能な深さとの関係を示す図、第11図はオフセ
ツト量と屈折角との関係を示す図、第12図は外
径誤差と屈折角との関係を示す図、第13図は異
なる探傷装置を示す図、第14図は屈折角と探傷
深さとの関係の説明図である。 2……丸棒鋼、3……スキユーロール、4……
ピンチロール、9……探触子、10……レンズ、
12……探傷器。
Claims (1)
- 1 丸棒鋼に対して外表面から屈折角45±8゜にな
るように超音波を入射し、材中に入つた超音波が
材表面で反射する第1反射位置で該超音波を収束
させ、前記第1反射位置の前後域からの反射信号
を捉えて表皮下欠陥を検出することを特徴とする
丸棒鋼の超音波探傷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56030651A JPS57144457A (en) | 1981-03-03 | 1981-03-03 | Ultrasonic flaw detection for round steel bar |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56030651A JPS57144457A (en) | 1981-03-03 | 1981-03-03 | Ultrasonic flaw detection for round steel bar |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57144457A JPS57144457A (en) | 1982-09-07 |
| JPS6411144B2 true JPS6411144B2 (ja) | 1989-02-23 |
Family
ID=12309695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56030651A Granted JPS57144457A (en) | 1981-03-03 | 1981-03-03 | Ultrasonic flaw detection for round steel bar |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57144457A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6417462U (ja) * | 1987-07-20 | 1989-01-27 | ||
| KR100521078B1 (ko) * | 2002-03-21 | 2005-10-12 | 팬아시아 페이퍼 코리아 주식회사 | 롤 전용 초음파 검사 방법 및 그 장치 |
| JP5558666B2 (ja) * | 2007-12-19 | 2014-07-23 | 山陽特殊製鋼株式会社 | 電子走査式アレイ探触子を用いた水浸超音波探傷による丸棒鋼の表面欠陥評価装置及びその方法 |
| JP5012529B2 (ja) * | 2008-01-21 | 2012-08-29 | 日本精工株式会社 | 転動装置用軌道部材の製造方法 |
| CN110988127B (zh) * | 2019-12-16 | 2022-10-11 | 宝武杰富意特殊钢有限公司 | 一种旋转超声检测圆棒表面和近表面缺陷的信号识别方法 |
-
1981
- 1981-03-03 JP JP56030651A patent/JPS57144457A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57144457A (en) | 1982-09-07 |
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