JPS641476Y2 - - Google Patents

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JPS641476Y2
JPS641476Y2 JP18190782U JP18190782U JPS641476Y2 JP S641476 Y2 JPS641476 Y2 JP S641476Y2 JP 18190782 U JP18190782 U JP 18190782U JP 18190782 U JP18190782 U JP 18190782U JP S641476 Y2 JPS641476 Y2 JP S641476Y2
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JP
Japan
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piston
pin
groove
piston lower
pin boss
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JP18190782U
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JPS5986341U (ja
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  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内燃機関のピストンに関するもので
あり、とくにピストンアツパとピストンロアとに
二分割されたピストンの構造に関するものであ
る。
内燃機関の燃費を向上させるためには、ピスト
ンはできる限り軽量であることが望まれる。ピス
トンの軽量化のために、先に本出願人により実開
昭56−163637号にて、ピストンをピストンアツパ
とピストンロアとの二分割構造とし、各部をそれ
ぞれ要求機能に応じた材料で製作することによ
り、ピストンに要求される性能を満足させながら
軽量化を達成する構造が提案されている。すなわ
ち、第1図に示すように、ピストンアツパ1は軽
合金または軽合金をマトリクスとした繊維強化金
属で製作するが、ピストンロア2を比重の小さい
繊維強化樹脂で製作することによつて、ピストン
全体の軽量化をはかつた構造である。そしてピス
トンロア2は、ピストンアツパ1のピンボス部3
の外側にはめ込まれ、ピストンピン4によりピス
トンアツパ1と連結される。ピストンピン4は通
常ピストンロア2のピン穴内周に設けられるスナ
ツプリング5により抜け止めされ固定される。
ところが、この構造においては、スナツプリン
グ5の装着部が樹脂製であるため、軽合金の場合
に比べてこの部分の強度、耐摩性が若干劣る。ス
ナツプリング装着部が摩耗すると、スナツプリン
グ5が外れたり、ピストンピン4の不必要な摺動
を招いてピストンロア2側のピン穴が摩耗する等
の望ましくない現象を生じるおそれがある。ま
た、第1図の如くピストンアツパ1に対しピスト
ンロア2のピストンピン4まわりの若干の揺動を
許容する構造においては、スナツプリング装着部
の摩耗によりピストンロア2がピストンアツパ1
に対してガタの生じるおそれがある。また、ピス
トンアツパ1とピストンロア2の加工は別々に行
なわれており、繊維強化樹脂製のピストンロア2
は加工精度がでにくいため、ピン穴の位置精度お
よび外周精度が出ていない場合には、うまく組付
けられないという問題が生じる。
本考案は、上記の問題を解消するために、二分
割ピストンにおける軽量化の効果を確保しなが
ら、ピストンピンを固定するスナツプリングの装
着部の摩耗を防止し、しかもピストンアツパとピ
ストンロアのピン穴を一体加工してピストンの精
度向上をはかることができる二分割ピストンの構
造を提供することを目的とする。
この目的に沿う本考案の二分割ピストンは、金
属製のピストンアツパと繊維強化樹脂製のピスト
ンロアとからなる二分割ピストンであつて、ピス
トンアツパのピンボス部に溝が設けられ、該溝に
ピストンロアのピンボス部が挿入されるとともに
両ピンボス部に貫通させて設けられたピン穴にピ
ストンピンを嵌挿してピストンアツパとピストン
ロアが一体的に結合され、ピストンピンを固定す
るスナツプリングがピストンアツパのピンボス部
に設けられたものから成る。
このような構造のピストンにおいては、ピスト
ンロアが比重の小なる繊維強化樹脂で製作される
のでそれだけピストンは軽量化されるが、ピスト
ンを固定するスナツプリングが、金属製のピスト
ンアツパ側に設けられるので、スナツプリング装
着部の強度が装着部を樹脂製のピストンロア側に
設ける場合に比べ向上され、装着部の摩耗が防止
されて、スナツプリングの脱落、ピストンロアの
ガタ等が防止される。また、ピストンロアがピス
トンアツパのピンボス部に設けられた溝に挿入さ
れることによつて、ピストンロアがピストンアツ
パに対して精度よく保持され得るので、ピストン
ピン穴の一体加工が可能となり、ピストンの組付
精度とともに組付性が向上される。
以下に本考案の二分割ピストンの望ましい実施
例を図面を参照して説明する。
第2図および第3図は、本考案の一実施例に係
る二分割ピストンを示している。図中6はピスト
ン全体を示しており、ピストン6はピストンアツ
パ7とピストンロア8に二分割されている。ピス
トンアツパ7は、軽合金またはAl合金、Mg合金
等をマトリクスとした繊維強化金属から成つてい
る。ピストンアツパ7は、ピストン頂部と外周に
ピストンリング溝9,10およびオイルリング溝
11を有する側壁から成つており、側壁部下部に
は内面に向けて厚肉化されかつ下方に向けて延び
るピンボス部12が左右一対形成されている。ピ
ンボス部12には、第4図にピストンアツパ7の
みを分解した状態で示すように、ピンボス部12
下端から上方に向けてオイルリング溝11の直下
まで延びる溝13が形成されている。溝13の側
壁面は平行二面となつており、溝13の底面は水
平方向に延びる平坦面に形成されている。
ピストンロア8は、内部に繊維を配向させた繊
維強化樹脂から成つている。ピストンロア8は、
横断面が平行二面の両端を円弧で連結したトラツ
ク状に形成されており、円弧状部8aの外周面
は、ピストンアツパ7の外周面をそのまま下方に
向けて延長した面と一致させて形成されている。
円弧状部8aは、第5図および第6図にピストン
ロア8のみを分解した状態で示すように、円弧状
部8aの中央に向かう程下方に向けて突出してお
り、その下面はなめらかな曲線に形成されてい
る。ピストンロア8の平行二面部8bの板厚は、
上端から下端まで均一な厚さとなつており、ピス
トンアツパ7に設けられた溝13の溝幅と実質上
同一寸法となつている。そして、ピストンロア8
は、その平行二面部8bがピストンアツパ7の溝
13に、平行二面部8bの上端面を溝13の上端
に当接させて挿入されている。
挿入されたピストンロア8の平行行二面部8b
とピストンアツパ7のピンボス部12には、両者
を貫通して水平に延びるピン穴14が穿設されて
いる。ピン穴14にはピストンピン15が嵌挿さ
れており、ピストンピン15によつてピストンア
ツパ7とピストンロア8は一体的に結合される。
ピストンピン15の長さは、ピストンロア8の平
行二面部8bの外面間距離よりも長くかつピスト
ンアツパ7のピンボス部12の外径よりも短い長
さに設定されている。ピストンピン15の両端位
置におけるピストンアツパ7のピンボス部12の
ピン穴14内周面には、環状の溝16が刻設され
ており、溝16にはスナツプリング17が嵌着さ
れてスナツプリング17によりピストンピン15
はその軸方向に固定されている。
このように構成された本考案の二分割ピストン
の作用について以下に述べる。
まず、ピストン6を金属製のピストンアツパ7
と樹脂製のピストンロア8との二分割構造にする
ことによつて、ピストン6はピストン全体を金属
製にする場合に比べピストンロア8の比重を低減
させた分だけ軽量化される。ピストン6の軽量化
により、ピストン往復動時のシリンダボアとの摩
擦による損失が低減され、これによつて機関の燃
費が向上され出力が向上される。また、ピストン
6の慣性力が小になるので、高速時の追従性が向
上し、機関の高速性能が改良される。さらに、ピ
ストンロア8を構成する繊維強化樹脂は、金属に
比べ、衝撃エネルギを減衰させる性能が優れてい
るとともに、鋳鉄製あるいはアルミ製のシリンダ
ライナに対し油を介在させた場合の摺動性が優れ
ているので、ピストンのスラツプ音が低減される
とともにシリンダライナに対する耐スカツフ性が
向上される。
つぎに、ピストンアツパ7とピストンロア8の
組付構造について述べる。ピストンアツパ7とピ
ストンロア8ピストンピン15により一体的に連
結されるが、ピストンピン15を固定するスナツ
プリング17が金属製のピストンアツパ7のピン
ボス部12側に設けられるので、樹脂製のピスト
ンロア側に設けられていた場合に比べ、スナツプ
リング17の装着部の強度は大幅に向上される。
強度向上によりスナツプリング装着部の耐摩性が
向上され、装着部の摩耗が防止されて、装着部の
摩耗、破損によるスナツプリング17の脱落が防
止される。また、スナツプリング装着部の摩耗防
止により、ピストンピン15の軸方向の移動も防
止されるので、ピストンピンの移動を許容した場
合に発生するピストンロア8のピン穴14の摩耗
も防止される。したがつて、ピストンロア8のピ
ストンアツパ7に介するガタの発生が防止され
る。また、スナツプリング17を装着する溝16
の加工においては、第1図に示したように繊維強
化樹脂側に行なう場合は加工時に繊維強化樹脂が
変形し易いので加工性は必ずしも良くないが、本
考案のように金属製のピストンアツパ7側の場合
は問題なく加工されるので、溝16の加工性も向
上される。
さらに、ピストンロア8は、その平行二面部8
bが平行二面部8bの板厚とほぼ同一の溝幅を有
するピストンアツパ7の溝13の上端に当接する
まで挿入されるので、ピストンロア8をピストン
アツパ7に対して精度良く位置決めし保持するこ
とが可能になり、保持された状態でピストンロア
8とピストンアツパ7とのピン穴14の一体加工
が可能になる。ピン穴14の一体加工は、ピスト
ンロア8とピストンアツパ7との位置関係が精度
良く保持された状態で行なわれ得るので、ピスト
ンピン15組付後のピストン6の組付精度が保証
されるとともに、ピストンロア8とピストンアツ
パ7とを別々に加工した場合に起り得る組付不良
も解消される。
以上説明したように、本考案の二分割ピストン
によるときは、繊維強化樹脂製のピストンロアを
ピストンアツパに設けた溝に挿入してピストンピ
ンにより一体結合し、ピストンピンを固定するス
ナツプリングを金属製のピストンアツパ側に設け
たので、スナツプリング装着部は樹脂製のピスト
ンロア側に設けられる場合に比べて強度が向上さ
れ、装着部の摩耗によるスナツプリングの脱落お
よびピストンピンの不必要な動きを防止すること
ができる。したがつて、ピストンの二分割構造に
よる軽量化を達成しながらピストンピンおよびス
ナツプリング装着部の強度を向上させることがで
き、軽量化の効果を安定して発揮させることがで
きる。また、ピストンロアをピストンアツパに設
けた溝に挿入する構造とすることにより、ピスト
ンピン穴のピストンロアとピストンアツパとの一
体加工が容易になり、二分割ピストンの組付精度
および組付性を向上することができるという効果
も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先に本出願人により提案した二分割ピ
ストンの縦断面図、第2図は本考案の一実施例に
係る二分割ピストンの一部を断面にして示した正
面図、第3図は第2図の装着の−線に沿う横
断面図、第4図はピストンアツパの側面図、第5
図はピストンロアの一部を断面にして示した正面
図、第6図は第5図の装着の−線に沿う横断
面図、である。 6……二分割ピストン、7……ピストンアツ
パ、8……ピストンロア、8b……ピストンロア
のピンボス部としての平行二面部、12……ピス
トンアツパのピンボス部、13……溝、14……
ピン穴、15……ピストンピン、16……溝、1
7……スナツプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製のピストンアツパと繊維強化樹脂のピス
    トンロアとから成る二分割ピストンにおいて、前
    記ピストンアツパのピンボス部に溝を設け、該溝
    に前記ピストンロアのピンボス部を挿入するとと
    もに前記ピストンアツパのピンボス部とピストン
    ロアのピンボス部に貫通させて設けられたピン穴
    にピストンピンを嵌挿してピストンアツパとピス
    トンロアとを一体的に結合し、該ピストンピンを
    固定するスナツプリングをピストンアツパのピン
    ボス部に設けたことを特徴とする二分割ピスト
    ン。
JP18190782U 1982-12-02 1982-12-02 二分割ピストン Granted JPS5986341U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18190782U JPS5986341U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 二分割ピストン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18190782U JPS5986341U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 二分割ピストン

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Publication Number Publication Date
JPS5986341U JPS5986341U (ja) 1984-06-11
JPS641476Y2 true JPS641476Y2 (ja) 1989-01-13

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ID=30394068

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JP18190782U Granted JPS5986341U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 二分割ピストン

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