JPS641503B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641503B2 JPS641503B2 JP55088191A JP8819180A JPS641503B2 JP S641503 B2 JPS641503 B2 JP S641503B2 JP 55088191 A JP55088191 A JP 55088191A JP 8819180 A JP8819180 A JP 8819180A JP S641503 B2 JPS641503 B2 JP S641503B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- weight
- polypropylene
- acid copolymer
- wood flour
- Prior art date
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- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、自動車内装芯材等に使用される充填
材入り熱可塑性プラスチツクスに関する。 従来、自動車内装芯材には、防音、吸音、軽量
接着性、低価格の面から、主に木材、合成紙が使
用されていたが、曲面や深い窪みのあるデザイン
には不向きであつた。また、吸湿による寸法変化
が大きく量産性についても問題があつた。 これらの問題を解決するものとして、プラスチ
ツクスによる成形が考えられるが、成形物の剛
性、接着性が悪く、価格の面でも高いので実用化
されていない。木粉を充填して成形する方法が考
えられるが、プラスチツクスは主として熱硬化性
のものであり、成形に際しては圧縮成形法が用い
られるので深い窪みのある成形はできない。さら
に、熱可塑性プラスチツクスに木粉を充填した熱
可塑性複合材料が使用されている。これは、木粉
の含有量を多くすると剛性は向上するものの衝撃
強度が低下する。一方、木粉の含有量を少なくす
ると衝撃強度は向上するものの、剛性が低下し接
着性、塗装性も悪くなり、木粉の含有量は30〜40
重量%の範囲内に調整している。 本発明は、木粉を充填材として多量に(50重量
%以上)含有しても、製造が容易で量産が可能で
あり、耐衝撃性、剛性、接着性、塗装性が良好で
複雑な形状の成形が可能な充填材入り熱可塑性プ
ラスチツクス組成物を提供するものである。 上記の目的を達成するために、本発明は充填材
入りポリプロピレン組成物においてエチレン―有
機酸共重合物として、エチレン―マレイン酸共重
合物またはエチレン―アクリル酸共重合物を混練
してなるものである。 本発明は、前記のエチレン―有機酸共重合物を
混練することにより、ポリプロピレンと充填材の
接着強度が上昇し、衝撃強度とともに剛性も向上
させることができる。衝撃強度の保持により更に
充填材の配合を多くすることができ、剛性、接着
性、塗装性の改良とともに安価な組成物となる。
ここで、衝撃強度と剛性の両方を保持するために
は、ポリプロピレンに対するエチレン―有機酸共
重合物の相対含有量が10〜40重量%であることが
必要である。 本発明の組成物は、例えば次のようにして製造
できる。ポリプロピレンと、充填材として木粉を
使用した場合について第1図によつて説明する。 ポリプロピレン、エチレン―有機酸共重合物、
木粉を計量して混合機1に供給し撹拌混合する。
この混合物を可塑化混練装置2に供給し、可塑化
混練装置2から粒状複合材料として排出する。該
粒状複合材料は、公知の射出成形機にて成形可能
であり、また押出成形機にてシート状に成形され
る。シート状物は、真空成形或はプレス成形によ
り所定形状に成形される。尚、混練作用の機構を
もつ押出成形機(二軸押出機、タンデム押出機
等)の場合、可塑化混練工程を省略することがで
きる。 次に本発明の実施例を説明する。 実施例 1 ポリプロピレン(ブロツクコーポリマーMI=
6)45重量部、エチレン―マレイン酸の無水物共
重合物(MI=1.0)5重量部、木粉(30〜50メツ
シユ)50重量部を前記混合機および可塑化混練装
置に供給し粒状複合材料を得た。この材料を40mm
単軸押出機にてシート状に成形した(本発明品
1)。 実施例 2 実施例1と同様の原料を使用し、ポリプロピレ
ン40重量部、エチレン―マレイン酸の無水物共重
合物10重量部、木粉50重量部から同様にシート状
物を得た(本発明品2)。 実施例 3 実施例1と同様のポリプロピレン40重量部、エ
チレン―アクリル酸共重合体10重量部、実施例1
と同様の木粉50重量%から同様にシート状物を得
た(本発明品3)。 比較例 1 実施例1と同様のポリプロピレン50重量部、木
粉50重量部から同様にシート状物を得た(比較例
1)。 比較例 2 同様に、ポリプロピレン60重量部、木粉40重量
部からシート状物を得た(比較品2)。第1表に
本発明品1〜3、比較品1および2の特性を示
す。
材入り熱可塑性プラスチツクスに関する。 従来、自動車内装芯材には、防音、吸音、軽量
接着性、低価格の面から、主に木材、合成紙が使
用されていたが、曲面や深い窪みのあるデザイン
には不向きであつた。また、吸湿による寸法変化
が大きく量産性についても問題があつた。 これらの問題を解決するものとして、プラスチ
ツクスによる成形が考えられるが、成形物の剛
性、接着性が悪く、価格の面でも高いので実用化
されていない。木粉を充填して成形する方法が考
えられるが、プラスチツクスは主として熱硬化性
のものであり、成形に際しては圧縮成形法が用い
られるので深い窪みのある成形はできない。さら
に、熱可塑性プラスチツクスに木粉を充填した熱
可塑性複合材料が使用されている。これは、木粉
の含有量を多くすると剛性は向上するものの衝撃
強度が低下する。一方、木粉の含有量を少なくす
ると衝撃強度は向上するものの、剛性が低下し接
着性、塗装性も悪くなり、木粉の含有量は30〜40
重量%の範囲内に調整している。 本発明は、木粉を充填材として多量に(50重量
%以上)含有しても、製造が容易で量産が可能で
あり、耐衝撃性、剛性、接着性、塗装性が良好で
複雑な形状の成形が可能な充填材入り熱可塑性プ
ラスチツクス組成物を提供するものである。 上記の目的を達成するために、本発明は充填材
入りポリプロピレン組成物においてエチレン―有
機酸共重合物として、エチレン―マレイン酸共重
合物またはエチレン―アクリル酸共重合物を混練
してなるものである。 本発明は、前記のエチレン―有機酸共重合物を
混練することにより、ポリプロピレンと充填材の
接着強度が上昇し、衝撃強度とともに剛性も向上
させることができる。衝撃強度の保持により更に
充填材の配合を多くすることができ、剛性、接着
性、塗装性の改良とともに安価な組成物となる。
ここで、衝撃強度と剛性の両方を保持するために
は、ポリプロピレンに対するエチレン―有機酸共
重合物の相対含有量が10〜40重量%であることが
必要である。 本発明の組成物は、例えば次のようにして製造
できる。ポリプロピレンと、充填材として木粉を
使用した場合について第1図によつて説明する。 ポリプロピレン、エチレン―有機酸共重合物、
木粉を計量して混合機1に供給し撹拌混合する。
この混合物を可塑化混練装置2に供給し、可塑化
混練装置2から粒状複合材料として排出する。該
粒状複合材料は、公知の射出成形機にて成形可能
であり、また押出成形機にてシート状に成形され
る。シート状物は、真空成形或はプレス成形によ
り所定形状に成形される。尚、混練作用の機構を
もつ押出成形機(二軸押出機、タンデム押出機
等)の場合、可塑化混練工程を省略することがで
きる。 次に本発明の実施例を説明する。 実施例 1 ポリプロピレン(ブロツクコーポリマーMI=
6)45重量部、エチレン―マレイン酸の無水物共
重合物(MI=1.0)5重量部、木粉(30〜50メツ
シユ)50重量部を前記混合機および可塑化混練装
置に供給し粒状複合材料を得た。この材料を40mm
単軸押出機にてシート状に成形した(本発明品
1)。 実施例 2 実施例1と同様の原料を使用し、ポリプロピレ
ン40重量部、エチレン―マレイン酸の無水物共重
合物10重量部、木粉50重量部から同様にシート状
物を得た(本発明品2)。 実施例 3 実施例1と同様のポリプロピレン40重量部、エ
チレン―アクリル酸共重合体10重量部、実施例1
と同様の木粉50重量%から同様にシート状物を得
た(本発明品3)。 比較例 1 実施例1と同様のポリプロピレン50重量部、木
粉50重量部から同様にシート状物を得た(比較例
1)。 比較例 2 同様に、ポリプロピレン60重量部、木粉40重量
部からシート状物を得た(比較品2)。第1表に
本発明品1〜3、比較品1および2の特性を示
す。
【表】
また、木粉の含有量50重量%において、実施例
1と同様の原料を使用し、ポリプロピレンに対す
るエチレン―有機酸共重合物の相対含有量(プラ
スチツクス成分中のエチレン―有機酸共重合物の
含有量)を変化させたときのアイゾツト衝撃強度
および曲げ弾性率の変化を第2図に示す。第2図
から判るように、エチレン―有機酸共重合物のポ
リプロピレンに対する相対含有量を多くしていく
と、アイゾツト衝撃強度は増加するが、曲げ弾性
率はある時点から低下する。 本発明においては、アイゾツト衝撃強度と曲げ
弾性率の両方について良好な特性を保持するため
に、ポリプロピレンに対するエチレン―有機酸共
重合物の相対含有量を10〜40重量%に限定する必
要がある。 上述のように、本発明は、衝撃強度および剛性
の優れた組成物であり、熱可塑性プラスチツクス
と充填材の接着が良好なため複雑な形状や曲面を
有する成形物の成形が可能である。また充填材の
含有量を50重量%以上にできるので、成形品の塗
装、接着の作業も良好になるなど極めて工業的価
値の大なるものである。尚、充填材の含有量は70
重量%を越えると押出成形困難となるので注意す
る必要ある。
1と同様の原料を使用し、ポリプロピレンに対す
るエチレン―有機酸共重合物の相対含有量(プラ
スチツクス成分中のエチレン―有機酸共重合物の
含有量)を変化させたときのアイゾツト衝撃強度
および曲げ弾性率の変化を第2図に示す。第2図
から判るように、エチレン―有機酸共重合物のポ
リプロピレンに対する相対含有量を多くしていく
と、アイゾツト衝撃強度は増加するが、曲げ弾性
率はある時点から低下する。 本発明においては、アイゾツト衝撃強度と曲げ
弾性率の両方について良好な特性を保持するため
に、ポリプロピレンに対するエチレン―有機酸共
重合物の相対含有量を10〜40重量%に限定する必
要がある。 上述のように、本発明は、衝撃強度および剛性
の優れた組成物であり、熱可塑性プラスチツクス
と充填材の接着が良好なため複雑な形状や曲面を
有する成形物の成形が可能である。また充填材の
含有量を50重量%以上にできるので、成形品の塗
装、接着の作業も良好になるなど極めて工業的価
値の大なるものである。尚、充填材の含有量は70
重量%を越えると押出成形困難となるので注意す
る必要ある。
第1図は本発明の製造工程を示すフローチヤー
ト図、第2図は本発明においてポリプロピレンに
対するエチレン―有機酸共重合物の相対含有量と
アイゾツト衝撃強度率および曲げ弾性率の関係を
示す曲線図である。 1は混合機、2は可塑化混練装置。
ト図、第2図は本発明においてポリプロピレンに
対するエチレン―有機酸共重合物の相対含有量と
アイゾツト衝撃強度率および曲げ弾性率の関係を
示す曲線図である。 1は混合機、2は可塑化混練装置。
Claims (1)
- 1 ポリプロピレンと、エチレン―マレイン酸共
重合物またはエチレン―アクリル酸共重合物と、
木粉を混練してなり、ポリプロピレンに対するエ
チレン―マレイン酸共重合物またはエチレン―ア
クリル酸共重合物の相対含有量が10〜40重量%で
あることを特徴とする充填材入り熱可塑性プラス
チツクス組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8819180A JPS5714649A (en) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | Filler-containing thermoplastic composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8819180A JPS5714649A (en) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | Filler-containing thermoplastic composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5714649A JPS5714649A (en) | 1982-01-25 |
| JPS641503B2 true JPS641503B2 (ja) | 1989-01-11 |
Family
ID=13936006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8819180A Granted JPS5714649A (en) | 1980-06-27 | 1980-06-27 | Filler-containing thermoplastic composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5714649A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2587350B1 (fr) * | 1985-04-24 | 1987-10-30 | Charbonnages Ste Chimique | Compositions ternaires rigides a resistance au choc amelioree, un procede pour leur preparation et articles obtenus |
| US8455574B2 (en) * | 2004-02-19 | 2013-06-04 | E I Du Pont De Nemours And Company | Composite compositions comprising cellulose and polymeric components |
-
1980
- 1980-06-27 JP JP8819180A patent/JPS5714649A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5714649A (en) | 1982-01-25 |
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