JPS642173B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS642173B2 JPS642173B2 JP12897085A JP12897085A JPS642173B2 JP S642173 B2 JPS642173 B2 JP S642173B2 JP 12897085 A JP12897085 A JP 12897085A JP 12897085 A JP12897085 A JP 12897085A JP S642173 B2 JPS642173 B2 JP S642173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tuyere
- concentrate
- guide tube
- passage
- furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、溶解炉で製造されたカワの酸化処理
と並行して精鉱の溶解を行い得るようにした銅製
錬用の転炉に関するものである。
と並行して精鉱の溶解を行い得るようにした銅製
錬用の転炉に関するものである。
「従来の技術」
通常、銅の製錬は、溶解炉で原料の銅の精鉱を
溶解してカワとカラミに分離する溶解工程と、こ
の溶解工程で製造したカワを転炉内に導き、該カ
ワに硅酸鉱を加えるとともに空気を吹き込んで前
記カワを酸化処理して粗銅とする製銅工程と、こ
の製銅工程で製造された粗銅を精製炉で精製して
品位を高めてからアノードに鋳造する精製工程
と、この精製工程で製造したアノードを電解精製
する電解精製工程とを順に経て行なわれる。
溶解してカワとカラミに分離する溶解工程と、こ
の溶解工程で製造したカワを転炉内に導き、該カ
ワに硅酸鉱を加えるとともに空気を吹き込んで前
記カワを酸化処理して粗銅とする製銅工程と、こ
の製銅工程で製造された粗銅を精製炉で精製して
品位を高めてからアノードに鋳造する精製工程
と、この精製工程で製造したアノードを電解精製
する電解精製工程とを順に経て行なわれる。
ところで、前記溶解工程の溶解炉としては、処
理し得る鉱石の種類や品位の幅が大きいこと、操
作が比較的に簡単なこと等から、古くから反射炉
が使用されてきた。
理し得る鉱石の種類や品位の幅が大きいこと、操
作が比較的に簡単なこと等から、古くから反射炉
が使用されてきた。
ところが、反射炉は、燃料が多量に必要で、燃
料費がかさむという短所がある。
料費がかさむという短所がある。
また、炉の排気ガスは、公害防止のために、所
定の排気ガス処理を施して脱硫する。その場合
に、SO2濃度が高い排気ガスは硫酸プラントに導
いて濃硫酸として処理し、SO2濃度が低い排気ガ
スは石膏プラントに導いて石膏として処理してい
るが、一般に、石膏プラントは設備が膨大にな
り、排気ガス処理費が高価になつてしまう。した
がつて、SO2濃度の低い排気ガスが多量に形成さ
れることは、好ましくない。
定の排気ガス処理を施して脱硫する。その場合
に、SO2濃度が高い排気ガスは硫酸プラントに導
いて濃硫酸として処理し、SO2濃度が低い排気ガ
スは石膏プラントに導いて石膏として処理してい
るが、一般に、石膏プラントは設備が膨大にな
り、排気ガス処理費が高価になつてしまう。した
がつて、SO2濃度の低い排気ガスが多量に形成さ
れることは、好ましくない。
ところが、前記反射炉では、多量の燃料を燃焼
させるために多量の燃焼ガスが生成され、鉱石の
溶解によつて発生するガスがこの多量の燃焼ガス
によつて希釈されるため、炉の排気ガス中のSO2
濃度が非常に低くなつてしまう。したがつて、反
射炉での排気ガスは、石膏プラントで処理しなけ
ればならず、反射炉での溶解量を増大させること
は、排気ガス処理費の面で不利になつてしまう。
させるために多量の燃焼ガスが生成され、鉱石の
溶解によつて発生するガスがこの多量の燃焼ガス
によつて希釈されるため、炉の排気ガス中のSO2
濃度が非常に低くなつてしまう。したがつて、反
射炉での排気ガスは、石膏プラントで処理しなけ
ればならず、反射炉での溶解量を増大させること
は、排気ガス処理費の面で不利になつてしまう。
そこで、先に、本願出願人により、燃料費の節
減、排気ガス処理費の節減を目的をして、反射炉
で溶解すべき精鉱の一部を、前記製銅工程の転炉
で溶解させるという技術が提案された。
減、排気ガス処理費の節減を目的をして、反射炉
で溶解すべき精鉱の一部を、前記製銅工程の転炉
で溶解させるという技術が提案された。
この技術について、第5図および第6図を使用
して説明する。
して説明する。
第5図は、従来の通常の転炉を示し、第6図は
前述の技術を実用化するために、改良を施した転
炉の従来例を示している。
前述の技術を実用化するために、改良を施した転
炉の従来例を示している。
第5図から理解されるように、通常の転炉は、
炉本体1の側部に、所定の間隔で羽口2が多数
(約50箇所)固設されている。
炉本体1の側部に、所定の間隔で羽口2が多数
(約50箇所)固設されている。
この羽口2は、炉本体1内の溶体(カワ)中に
空気を吹き込んで、溶体を酸化処理するためのも
ので、炉本体1のレンガ壁1aおよび鉄板壁1b
とを貫通した直管状の本体部3と、該本体部3の
外端部(炉本体1の外部に出た端部のことで、図
では、右側の端部)に連結された継ぎ手部4とか
ら構成されている。
空気を吹き込んで、溶体を酸化処理するためのも
ので、炉本体1のレンガ壁1aおよび鉄板壁1b
とを貫通した直管状の本体部3と、該本体部3の
外端部(炉本体1の外部に出た端部のことで、図
では、右側の端部)に連結された継ぎ手部4とか
ら構成されている。
前記継ぎ手部4は、前記本体部3によつて提供
される通路3aを二つの分岐通路4a,4bに分
岐させている。そして、前記二つの分岐通路4
a,4bの内、一方の分岐通路4aは空気を送り
込むためのもので、その端部には送風管5が接続
されている。また他方の分岐通路4bは、前記本
体部3内にパンチングロツド(図示略)を挿通さ
せることによつて、本体部3の内端部あるいは内
周面に付着・凝固した溶体を除去するためのもの
で、前記通路3aの端部を真つ直ぐに延長した如
く形成され、その端部には、パンチングロツドが
引き抜かれると、図に2点鎖線で示したようにボ
ール6が弁座7に落下して、自動的に通路を塞ぐ
弁機構8が設けられている。
される通路3aを二つの分岐通路4a,4bに分
岐させている。そして、前記二つの分岐通路4
a,4bの内、一方の分岐通路4aは空気を送り
込むためのもので、その端部には送風管5が接続
されている。また他方の分岐通路4bは、前記本
体部3内にパンチングロツド(図示略)を挿通さ
せることによつて、本体部3の内端部あるいは内
周面に付着・凝固した溶体を除去するためのもの
で、前記通路3aの端部を真つ直ぐに延長した如
く形成され、その端部には、パンチングロツドが
引き抜かれると、図に2点鎖線で示したようにボ
ール6が弁座7に落下して、自動的に通路を塞ぐ
弁機構8が設けられている。
改良された転炉は、第6図から明らかなよう
に、羽口から炉内に精鉱を送り込めるように改造
したもの、即ち、羽口2の一部をなす継ぎ手部4
に新たに精鉱を送り込むための分岐通路9を形成
するとともに、該分岐通路9の端部に精鉱輸送管
10を接合して、本体部3と継ぎ手部4との接合
部付近に精鉱を供給し、この精鉱を送風管5から
送り込む空気圧で炉本体1内に送り込むようにし
たものである。
に、羽口から炉内に精鉱を送り込めるように改造
したもの、即ち、羽口2の一部をなす継ぎ手部4
に新たに精鉱を送り込むための分岐通路9を形成
するとともに、該分岐通路9の端部に精鉱輸送管
10を接合して、本体部3と継ぎ手部4との接合
部付近に精鉱を供給し、この精鉱を送風管5から
送り込む空気圧で炉本体1内に送り込むようにし
たものである。
第6図に示した転炉では、分岐通路9から送り
込まれた精鉱は、バーナ等を使用して特に加熱せ
ずとも、炉内の溶体の発熱反応によつて溶解す
る。したがつて、該転炉で溶解させる分だけ、反
射炉で溶解させる分量を軽減することができ、そ
の分、反射炉で使用する燃料の量を節約すること
が可能になる。
込まれた精鉱は、バーナ等を使用して特に加熱せ
ずとも、炉内の溶体の発熱反応によつて溶解す
る。したがつて、該転炉で溶解させる分だけ、反
射炉で溶解させる分量を軽減することができ、そ
の分、反射炉で使用する燃料の量を節約すること
が可能になる。
また、転炉内では、燃焼させる燃料が極めて少
量で済むため、発生する燃焼ガスも少ない。した
がつて、転炉内では、精鉱の溶解によつて発生し
たガスが燃焼ガスによつて大幅に希釈されるよう
な不都合が起こらず、転炉の排気ガスは、従来通
りにSO2濃度が高い状態に維持でき、硫酸プラン
トで処理することができる。そのため、溶解すべ
き精鉱の全量を反射炉で溶解させていた場合と比
較して、石膏プラントで処理する排気ガス量が低
減し、排気ガス処理費を低減することが可能にな
る。
量で済むため、発生する燃焼ガスも少ない。した
がつて、転炉内では、精鉱の溶解によつて発生し
たガスが燃焼ガスによつて大幅に希釈されるよう
な不都合が起こらず、転炉の排気ガスは、従来通
りにSO2濃度が高い状態に維持でき、硫酸プラン
トで処理することができる。そのため、溶解すべ
き精鉱の全量を反射炉で溶解させていた場合と比
較して、石膏プラントで処理する排気ガス量が低
減し、排気ガス処理費を低減することが可能にな
る。
「発明が解決しようとする問題点」
ところが、前述の第6図に示したように、単純
に羽口2を改造してしまうと、転炉の取り扱い等
の面で、新たな問題が生じてしまう。
に羽口2を改造してしまうと、転炉の取り扱い等
の面で、新たな問題が生じてしまう。
つまり、羽口2は、通常1つの転炉に対して約
50個近く設けられており、その個数が多いため、
既設の転炉を改造するような場合には、非常に手
間のかかる改造工事になつてしまう。
50個近く設けられており、その個数が多いため、
既設の転炉を改造するような場合には、非常に手
間のかかる改造工事になつてしまう。
また、転炉は、その名の通り、溶解工程の反射
炉で製造されたカワを受け取る時、あるいは炉内
で前記カワを酸化処理して得た粗銅を精製工程の
精製炉に移す時などには、炉本体1を、第6図に
矢印イで示す方向に、約90度ぐらい回転させる。
したがつて、第6図に示したように、羽口2に単
純に分岐通路9を追加し、該分岐通路9に精鉱輸
送管10を一体的に接合してしまうと、炉本体1
の回転時に、精鉱輸送管10も一緒に回転するこ
とになり、精鉱輸送管10に可撓性を持たせる必
要が生じるとともに、回転時に精鉱輸送管10が
周囲の器物と干渉しないように、精鉱輸送管10
の挙動を充分に考慮して、炉本体1の周囲に広い
空きスペースを確保しておかねばならないという
問題が生じる。また、精鉱輸送管10に可撓性を
与えることから、前記精鉱輸送管10として、合
成樹脂あるいは合成ゴム等で形成されたフレキシ
ブルホースを使用すると、精鉱の通路を直線的に
保持することができなくなり、その結果、輸送管
10の内面と輸送中の精鉱との摩擦が激しくな
り、輸送管10の摩耗による破損等が生じ易くな
る等の問題も生じる。
炉で製造されたカワを受け取る時、あるいは炉内
で前記カワを酸化処理して得た粗銅を精製工程の
精製炉に移す時などには、炉本体1を、第6図に
矢印イで示す方向に、約90度ぐらい回転させる。
したがつて、第6図に示したように、羽口2に単
純に分岐通路9を追加し、該分岐通路9に精鉱輸
送管10を一体的に接合してしまうと、炉本体1
の回転時に、精鉱輸送管10も一緒に回転するこ
とになり、精鉱輸送管10に可撓性を持たせる必
要が生じるとともに、回転時に精鉱輸送管10が
周囲の器物と干渉しないように、精鉱輸送管10
の挙動を充分に考慮して、炉本体1の周囲に広い
空きスペースを確保しておかねばならないという
問題が生じる。また、精鉱輸送管10に可撓性を
与えることから、前記精鉱輸送管10として、合
成樹脂あるいは合成ゴム等で形成されたフレキシ
ブルホースを使用すると、精鉱の通路を直線的に
保持することができなくなり、その結果、輸送管
10の内面と輸送中の精鉱との摩擦が激しくな
り、輸送管10の摩耗による破損等が生じ易くな
る等の問題も生じる。
さらに、第6図に示したように、羽口2の本体
部3の通路3aに対して、精鉱を送り込む分岐通
路9が傾斜して設けられていると、精鉱が通路3
aの内面に激しく衝突することになり、その結
果、羽口2の寿命が短くなつてしまうという問題
も生じる。
部3の通路3aに対して、精鉱を送り込む分岐通
路9が傾斜して設けられていると、精鉱が通路3
aの内面に激しく衝突することになり、その結
果、羽口2の寿命が短くなつてしまうという問題
も生じる。
この発明は前記事情に鑑みてなされたもので、
転炉内でカワの酸化処理と平行して精鉱の溶解を
行なうことができ、したがつて、溶解工程に必要
な燃料費および排気ガス処理費を節減することが
でき、かつ、転炉の回転時の取り扱いが容易であ
るとともに、転炉の回転時に周囲の器物との干渉
を避けるために転炉の周囲に確保しておく空きス
ペースを最小限に抑えることができる新規構成の
銅製錬用転炉を提供することを目的とする。
転炉内でカワの酸化処理と平行して精鉱の溶解を
行なうことができ、したがつて、溶解工程に必要
な燃料費および排気ガス処理費を節減することが
でき、かつ、転炉の回転時の取り扱いが容易であ
るとともに、転炉の回転時に周囲の器物との干渉
を避けるために転炉の周囲に確保しておく空きス
ペースを最小限に抑えることができる新規構成の
銅製錬用転炉を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」
本発明に係る転炉は、前述の目的を達成するこ
とから、炉本体内の溶体中に精鉱または精鉱と燃
料とを吹き込むための羽口の端部に弁座が設けら
れ、該弁座と弁座の上方の待機位置との間に、前
記羽口の炉本体内に通じる通路を開閉するボール
が移動自在に設けられ、かつ前記羽口の炉本体内
に通じる通路に、該通路の内周面に沿つて環状に
空気通路を画成する誘導管が挿通されるととも
に、前記羽口の端部と誘導管との間に、前記羽口
の端部に突設された係止ピンと前記誘導管に固設
された着脱部の係合溝とを係脱することによつて
前記誘導管を前記羽口に着脱する着脱機構が設け
られる一方、前記誘導管の後端内周面に後端側に
行くほど拡径するテーパ部が形成され、また前記
誘導管の先端に斜めに切られた傾斜出口部が形成
され、さらに、該誘導管の傾斜出口部がその傾斜
端面を下方に向けて前記羽口の通路内に配設され
たものである。
とから、炉本体内の溶体中に精鉱または精鉱と燃
料とを吹き込むための羽口の端部に弁座が設けら
れ、該弁座と弁座の上方の待機位置との間に、前
記羽口の炉本体内に通じる通路を開閉するボール
が移動自在に設けられ、かつ前記羽口の炉本体内
に通じる通路に、該通路の内周面に沿つて環状に
空気通路を画成する誘導管が挿通されるととも
に、前記羽口の端部と誘導管との間に、前記羽口
の端部に突設された係止ピンと前記誘導管に固設
された着脱部の係合溝とを係脱することによつて
前記誘導管を前記羽口に着脱する着脱機構が設け
られる一方、前記誘導管の後端内周面に後端側に
行くほど拡径するテーパ部が形成され、また前記
誘導管の先端に斜めに切られた傾斜出口部が形成
され、さらに、該誘導管の傾斜出口部がその傾斜
端面を下方に向けて前記羽口の通路内に配設され
たものである。
「作用」
このような構成の転炉では、誘導管から送り込
まれた精鉱は、バーナ等を使用して特に加熱せず
とも、炉内の溶体の発熱反応によつて溶解する。
したがつて、該転炉で溶解させる分だけ、反射炉
で溶解させる分量を軽減することができ、その
分、反射炉で使用する燃料の量を節約することが
可能になる。
まれた精鉱は、バーナ等を使用して特に加熱せず
とも、炉内の溶体の発熱反応によつて溶解する。
したがつて、該転炉で溶解させる分だけ、反射炉
で溶解させる分量を軽減することができ、その
分、反射炉で使用する燃料の量を節約することが
可能になる。
また、転炉内では、燃焼させる燃料が極めて少
量で済むため、発生する燃焼ガスも少ない。した
がつて、転炉内では、精鉱の溶解によつて発生し
たガスが燃焼ガスによつて大幅に希釈されるよう
な不都合は起こらず、転炉の排気ガスは、従来通
りにSO2濃度が高い状態に維持でき、硫酸プラン
トで処理することができる。そのため、溶解すべ
き精鉱の全量を反射炉で溶解させていた場合と比
較して、石膏プラントで処理する排気ガス量が低
減し、排気ガス処理費を低減することが可能にな
る。
量で済むため、発生する燃焼ガスも少ない。した
がつて、転炉内では、精鉱の溶解によつて発生し
たガスが燃焼ガスによつて大幅に希釈されるよう
な不都合は起こらず、転炉の排気ガスは、従来通
りにSO2濃度が高い状態に維持でき、硫酸プラン
トで処理することができる。そのため、溶解すべ
き精鉱の全量を反射炉で溶解させていた場合と比
較して、石膏プラントで処理する排気ガス量が低
減し、排気ガス処理費を低減することが可能にな
る。
また、誘導管の着脱が容易に行なえるから、溶
解工程で製造されたカワを受け入れるために、あ
るいは、炉内で生成した粗銅を次の精製工程の精
製炉に移すために、炉本体を所定の角度回転させ
る時には、誘導管を羽口から取り外せば良く、そ
うすることによつて、炉本体を回転操作する時の
取り扱いを容易にすることができるとともに、炉
本体の周囲に広い空きスペースを確保しておかね
ばならないという問題が解消されて、転炉の回転
時に周囲の器物との干渉を避けるために転炉の周
囲に確保しておく空きスペースを最小限に抑える
ことが可能になる。
解工程で製造されたカワを受け入れるために、あ
るいは、炉内で生成した粗銅を次の精製工程の精
製炉に移すために、炉本体を所定の角度回転させ
る時には、誘導管を羽口から取り外せば良く、そ
うすることによつて、炉本体を回転操作する時の
取り扱いを容易にすることができるとともに、炉
本体の周囲に広い空きスペースを確保しておかね
ばならないという問題が解消されて、転炉の回転
時に周囲の器物との干渉を避けるために転炉の周
囲に確保しておく空きスペースを最小限に抑える
ことが可能になる。
さらに、誘導管の後端内周面に後端側に行くほ
ど拡径するテーパ部を形成したから、誘導管内に
導入される精鉱や燃料が誘導管の端面に衝突せ
ず、滑らかに誘導管内部に導かれると共に、誘導
管の先端に傾斜出口部を形成し、この傾斜出口部
の傾斜端面を下方に向けて羽口の通路内に配設し
たから、羽口に誘導管を装着する際に容易に装着
することができ、かつ誘導管内を通つて炉本体内
に導入される精鉱または燃料が炉本体内の下方に
向かつて供給され易く、従つて炉本体内の溶体と
円滑に接触混合される。
ど拡径するテーパ部を形成したから、誘導管内に
導入される精鉱や燃料が誘導管の端面に衝突せ
ず、滑らかに誘導管内部に導かれると共に、誘導
管の先端に傾斜出口部を形成し、この傾斜出口部
の傾斜端面を下方に向けて羽口の通路内に配設し
たから、羽口に誘導管を装着する際に容易に装着
することができ、かつ誘導管内を通つて炉本体内
に導入される精鉱または燃料が炉本体内の下方に
向かつて供給され易く、従つて炉本体内の溶体と
円滑に接触混合される。
「実施例」
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図および第2図は、それぞれ、本発明に係
る転炉の要部の断面図を示している。
る転炉の要部の断面図を示している。
ここに示した転炉20は、炉本体21の側部に
配設されている羽口22に、精鉱吹き込み管23
を容易に着脱可能に設け、該精鉱吹き込み管23
を介して、羽口22から炉本体21内の溶体(カ
ワ)中に精鉱、または精鉱と燃料とを吹き込ん
で、前工程の反射炉で製造されたカワの酸化処理
と並行して精鉱の溶解を行い得るようにしたもの
で、前記炉本体21の構造や羽口22の構成につ
いては、前記羽口22の端部(第1図で右端)外
周に前記精鉱吹き込み管23を係止するための係
止ピン24を突設したこと以外は、第5図に示し
た従来品と変わらない。
配設されている羽口22に、精鉱吹き込み管23
を容易に着脱可能に設け、該精鉱吹き込み管23
を介して、羽口22から炉本体21内の溶体(カ
ワ)中に精鉱、または精鉱と燃料とを吹き込ん
で、前工程の反射炉で製造されたカワの酸化処理
と並行して精鉱の溶解を行い得るようにしたもの
で、前記炉本体21の構造や羽口22の構成につ
いては、前記羽口22の端部(第1図で右端)外
周に前記精鉱吹き込み管23を係止するための係
止ピン24を突設したこと以外は、第5図に示し
た従来品と変わらない。
すなわち、炉本体21の炉壁はレンガ壁1aと
鉄板壁1bとから構成され、羽口22は炉本体2
1のレンガ壁1aおよび鉄板壁1bとを貫通した
直管状の本体部3と、該本体部3の外端部に連結
された継ぎ手部4とから構成され、かつ、前記継
ぎ手部4は、前記本体部3によつて提供される通
路3aを二つの分岐通路4a,4bに分岐させて
いる。そして、前記二つの分岐通路4a,4bの
内、一方の分岐通路4aには第5図の場合と同様
に送風管5が接続され、また、他方の分岐通路4
bは、前記本体部3内にパンチングロツド(図示
略)を挿通させるために、前記通路3aの端部を
真つ直ぐに延長した如く形成され、その端部に
は、パンチングロツドが引き抜かれると、ボール
6が弁座7に落下して自動的に通路4bを塞ぐ弁
機構8が設けられている。
鉄板壁1bとから構成され、羽口22は炉本体2
1のレンガ壁1aおよび鉄板壁1bとを貫通した
直管状の本体部3と、該本体部3の外端部に連結
された継ぎ手部4とから構成され、かつ、前記継
ぎ手部4は、前記本体部3によつて提供される通
路3aを二つの分岐通路4a,4bに分岐させて
いる。そして、前記二つの分岐通路4a,4bの
内、一方の分岐通路4aには第5図の場合と同様
に送風管5が接続され、また、他方の分岐通路4
bは、前記本体部3内にパンチングロツド(図示
略)を挿通させるために、前記通路3aの端部を
真つ直ぐに延長した如く形成され、その端部に
は、パンチングロツドが引き抜かれると、ボール
6が弁座7に落下して自動的に通路4bを塞ぐ弁
機構8が設けられている。
前記係止ピン24は、前記継ぎ手部4の分岐通
路4b側の端部外周に突設されている。
路4b側の端部外周に突設されている。
このように、係止ピン24が突設された羽口2
2は、従来と同様に、約50個程度、適宜ピツチで
炉本体21の側部に設けられており、そのうちの
適当数のものには、第1図に示す如く、精鉱吹き
込み管23が装着され、また残りの適当数のもの
には、第2図に示す如く、炉本体21内の溶体の
温度状態等を監視するための監視装置25が装置
されている。
2は、従来と同様に、約50個程度、適宜ピツチで
炉本体21の側部に設けられており、そのうちの
適当数のものには、第1図に示す如く、精鉱吹き
込み管23が装着され、また残りの適当数のもの
には、第2図に示す如く、炉本体21内の溶体の
温度状態等を監視するための監視装置25が装置
されている。
前記精鉱吹き込み管23は、第3図に示すよう
に、直管状をなすとともに外径が前記羽口22の
本体部3の通路3aの径よりも小さく設定され
て、前記通路3aに挿通されることによつて前記
本体部3の内周面との間に環状の空気通路26
(第1図参照)を画成する誘導管27と、該誘導
管27の後端(第3図で右端)に固着された取り
付け用補助管28と、該補助管28の後端に接続
された精鉱供給ホース29と、空気圧を利用して
前記ホース29に精鉱や固形燃料(微粉炭)等を
送り込む圧送装置(図示略)と、前記取り付け用
補助管28に固着して設けられた着脱用のハンド
ル30とを具備した構成になつている。
に、直管状をなすとともに外径が前記羽口22の
本体部3の通路3aの径よりも小さく設定され
て、前記通路3aに挿通されることによつて前記
本体部3の内周面との間に環状の空気通路26
(第1図参照)を画成する誘導管27と、該誘導
管27の後端(第3図で右端)に固着された取り
付け用補助管28と、該補助管28の後端に接続
された精鉱供給ホース29と、空気圧を利用して
前記ホース29に精鉱や固形燃料(微粉炭)等を
送り込む圧送装置(図示略)と、前記取り付け用
補助管28に固着して設けられた着脱用のハンド
ル30とを具備した構成になつている。
前記取り付け用補助管28は、前記ホース29
と誘導管27とを連通させる役目を果たす連通管
部28aと、該連通管部28aの先端から誘導管
27の先端側(第3図で左端側)に延出して前記
誘導管27の周囲に弾発材収納部28bを形成す
る中間拡径部28cと、該中間拡径部28cの先
端からさらに拡径して誘導管27の先端側に延出
した着脱部28dとを具備した構成になつてい
る。
と誘導管27とを連通させる役目を果たす連通管
部28aと、該連通管部28aの先端から誘導管
27の先端側(第3図で左端側)に延出して前記
誘導管27の周囲に弾発材収納部28bを形成す
る中間拡径部28cと、該中間拡径部28cの先
端からさらに拡径して誘導管27の先端側に延出
した着脱部28dとを具備した構成になつてい
る。
前記着脱部28dは、円筒状をなしており、そ
の内部に装着された耐熱ゴム製のパツキン31
と、該パツキン31を羽口22側に付勢するべく
前記弾発材収納部28bに収納された弾発材32
等と協働して着脱機構を構成する。
の内部に装着された耐熱ゴム製のパツキン31
と、該パツキン31を羽口22側に付勢するべく
前記弾発材収納部28bに収納された弾発材32
等と協働して着脱機構を構成する。
前記着脱部28dの先端側には、第4図に示す
ように、前記羽口22に突設した係止ピン24と
係合する係合溝33が形成されている。この係合
溝33は、第4図から明らかなように、着脱部2
8dの延出方向(第4図で左方向)に延びて着脱
部28dの先端に開口したピン導入部33aと、
このピン導入部33aの端から周方向(第4図で
上下方向)に延びた中間部33bと、該中間部3
3bの終端から羽口22側に延びた終端係止部3
3cとを具備した構造になつている。
ように、前記羽口22に突設した係止ピン24と
係合する係合溝33が形成されている。この係合
溝33は、第4図から明らかなように、着脱部2
8dの延出方向(第4図で左方向)に延びて着脱
部28dの先端に開口したピン導入部33aと、
このピン導入部33aの端から周方向(第4図で
上下方向)に延びた中間部33bと、該中間部3
3bの終端から羽口22側に延びた終端係止部3
3cとを具備した構造になつている。
前記誘導管27の後端(第3図で右端)は、内
周面側が面取りされてテーパ部27aが形成され
ており、先端は、斜めにカツトされて傾斜出口部
27bが形成されると共に、傾斜出口部27bの
傾斜端面を下方に向けて本体部3の通路3aに配
設されている。前記テーパ部27aは、精鉱供給
ホース29から燃料となる微粉炭や精鉱が送られ
て来たときに、これらが誘導管27の端面に衝突
せずに、滑らかに誘導管27内に導かれるように
配慮したものである。
周面側が面取りされてテーパ部27aが形成され
ており、先端は、斜めにカツトされて傾斜出口部
27bが形成されると共に、傾斜出口部27bの
傾斜端面を下方に向けて本体部3の通路3aに配
設されている。前記テーパ部27aは、精鉱供給
ホース29から燃料となる微粉炭や精鉱が送られ
て来たときに、これらが誘導管27の端面に衝突
せずに、滑らかに誘導管27内に導かれるように
配慮したものである。
前記パツキン31は、先端側の形状が、前記羽
口22の端面に合致する曲面に形成されており、
該曲面31aが前記羽口22の端面に密着するこ
とによつて、羽口22と精鉱吹き込み管23との
継ぎ目をシールしている。
口22の端面に合致する曲面に形成されており、
該曲面31aが前記羽口22の端面に密着するこ
とによつて、羽口22と精鉱吹き込み管23との
継ぎ目をシールしている。
前記精鉱吹き込み管23の羽口22への着脱作
業は簡単である。すなわち、取り付ける場合に
は、前記誘導管27を羽口22の通路3aに挿通
させ、前記ピン導入部33aの位置を羽口22側
の係止ピン24に合わせて、ピン導入部33a内
に係止ピン24を貫入させ、次いでハンドル30
を回すことによつて着脱部28dを回して、前記
係止ピン24を中間部33bの終端に位置させれ
ば良い。すると、弾発材32の付勢力によつて吹
き込み管23全体が第1図で矢印ロ方向に押し戻
され、第4図に示す如く、係止ピン24が終端係
止部33cと係合して、吹き込み管23が羽口2
2に固定された状態になる。取り外す場合には、
まずハンドル30を羽口22側に若干押し込んで
係合ピン24を終端係止部33cから外してか
ら、取り付け時と逆の操作をすれば良い。
業は簡単である。すなわち、取り付ける場合に
は、前記誘導管27を羽口22の通路3aに挿通
させ、前記ピン導入部33aの位置を羽口22側
の係止ピン24に合わせて、ピン導入部33a内
に係止ピン24を貫入させ、次いでハンドル30
を回すことによつて着脱部28dを回して、前記
係止ピン24を中間部33bの終端に位置させれ
ば良い。すると、弾発材32の付勢力によつて吹
き込み管23全体が第1図で矢印ロ方向に押し戻
され、第4図に示す如く、係止ピン24が終端係
止部33cと係合して、吹き込み管23が羽口2
2に固定された状態になる。取り外す場合には、
まずハンドル30を羽口22側に若干押し込んで
係合ピン24を終端係止部33cから外してか
ら、取り付け時と逆の操作をすれば良い。
前記監視装置25は、第2図から明らかなよう
に、前記精鉱吹き込み管23と同様に、前述の誘
導管27、取り付け用補助管28、ハンドル3
0、パツキン31、弾発材32等を具備してお
り、吹き込み管23と同様な操作で羽口22に着
脱することができる。この監視装置25は、前記
取り付け用補助管28の後端に、耐熱ガラス製の
透明な仕切り板35と、該仕切り板35を介して
炉本体21内の溶体の色から溶体の温度を検出す
る放射型温度計36とを順に配置した構成になつ
ており、該放射型温度計36によつて検出された
溶体の温度は、離れた位置にある表示装置あるい
は制御装置等で確認できるようにされている。
に、前記精鉱吹き込み管23と同様に、前述の誘
導管27、取り付け用補助管28、ハンドル3
0、パツキン31、弾発材32等を具備してお
り、吹き込み管23と同様な操作で羽口22に着
脱することができる。この監視装置25は、前記
取り付け用補助管28の後端に、耐熱ガラス製の
透明な仕切り板35と、該仕切り板35を介して
炉本体21内の溶体の色から溶体の温度を検出す
る放射型温度計36とを順に配置した構成になつ
ており、該放射型温度計36によつて検出された
溶体の温度は、離れた位置にある表示装置あるい
は制御装置等で確認できるようにされている。
前記監視装置25は、多数ある羽口22の内の
適宜数の箇所に分散して適宜数設けられ、各監視
装置25の検出値を総合することによつて、炉本
体21内の溶体の温度分布が判明できるように配
慮されている。
適宜数の箇所に分散して適宜数設けられ、各監視
装置25の検出値を総合することによつて、炉本
体21内の溶体の温度分布が判明できるように配
慮されている。
前記精鉱吹き込み管23は、精鉱の吹き込み量
等に応じて複数個配設するが、この場合の配設位
置は、適切な情況で円滑に溶解が行なわれるよう
に、前記監視装置25の検出値に基づいて設定さ
れている。
等に応じて複数個配設するが、この場合の配設位
置は、適切な情況で円滑に溶解が行なわれるよう
に、前記監視装置25の検出値に基づいて設定さ
れている。
以下、前述の転炉20の取り扱い、および作用
について説明する。
について説明する。
前記精鉱吹き込み管23は羽口22に容易に着
脱できるから、溶解工程で製造されたカワを受け
入れるために、あるいは、炉本体21内で生成し
た粗銅を次の精製工程の精製炉に移すために、炉
本体21を所定の角度回転させる時には、前記精
鉱吹き込み管23を羽口22から取り外す。そう
することによつて、炉本体21を回転操作する時
の取り扱いを容易にすることができるとともに、
炉本体21の周囲に広い空きスペースを確保して
おかねばならないという問題が解消されて、転炉
20の回転時に周囲の器物との干渉を避けるため
に転炉20の周囲に確保しておく空きスペースを
最小限に抑えることが可能になる。
脱できるから、溶解工程で製造されたカワを受け
入れるために、あるいは、炉本体21内で生成し
た粗銅を次の精製工程の精製炉に移すために、炉
本体21を所定の角度回転させる時には、前記精
鉱吹き込み管23を羽口22から取り外す。そう
することによつて、炉本体21を回転操作する時
の取り扱いを容易にすることができるとともに、
炉本体21の周囲に広い空きスペースを確保して
おかねばならないという問題が解消されて、転炉
20の回転時に周囲の器物との干渉を避けるため
に転炉20の周囲に確保しておく空きスペースを
最小限に抑えることが可能になる。
そして、前記炉本体21に前工程で製造された
カワを受け入れて、このカワの酸化処理と並行し
て精鉱の溶解を行なう場合には、カワを受け入れ
た後に、適当数の精鉱吹き込み管23を、適度に
分散させて羽口22に装着するとともに、前記監
視装置25を1箇所あるいは数箇所に装着して、
次いで、各精鉱吹き込み管23より、精鉱、ある
いは精鉱と微粉炭等の固形燃料とを混合させたも
のを空気圧で吹き込み、一方では、送風管5より
空気を圧送する。この場合に、空気の圧送量や固
形燃料の吹き込み量、および精鉱の吹き込み量等
は、前記監視装置25によつて検出した温度分布
等に基づいて、適宜加減する。
カワを受け入れて、このカワの酸化処理と並行し
て精鉱の溶解を行なう場合には、カワを受け入れ
た後に、適当数の精鉱吹き込み管23を、適度に
分散させて羽口22に装着するとともに、前記監
視装置25を1箇所あるいは数箇所に装着して、
次いで、各精鉱吹き込み管23より、精鉱、ある
いは精鉱と微粉炭等の固形燃料とを混合させたも
のを空気圧で吹き込み、一方では、送風管5より
空気を圧送する。この場合に、空気の圧送量や固
形燃料の吹き込み量、および精鉱の吹き込み量等
は、前記監視装置25によつて検出した温度分布
等に基づいて、適宜加減する。
この吹き込み管23によつて精鉱の吹き込みを
行なつている時の炉本体21内部の状況について
説明すると、吹き込まれる精鉱は、吹き込み管2
3の誘導管27により拡散が防止されるため、炉
本体21に開口する通路3aのほぼ中心軸上を通
つて炉本体21内に入る。そして、前記誘導管2
7の周囲には環状に空気通路26が形成されてい
ることから、この吹き込まれる精鉱の流れの外周
には、環状に空気の流れ(エアーカーテン)が形
成される。そのため、吹き込まれる精鉱が通路3
aの内周面に衝突することが防止され、精鉱の衝
突による羽口22の損傷等が防止され、羽口22
の寿命が長大化する。
行なつている時の炉本体21内部の状況について
説明すると、吹き込まれる精鉱は、吹き込み管2
3の誘導管27により拡散が防止されるため、炉
本体21に開口する通路3aのほぼ中心軸上を通
つて炉本体21内に入る。そして、前記誘導管2
7の周囲には環状に空気通路26が形成されてい
ることから、この吹き込まれる精鉱の流れの外周
には、環状に空気の流れ(エアーカーテン)が形
成される。そのため、吹き込まれる精鉱が通路3
aの内周面に衝突することが防止され、精鉱の衝
突による羽口22の損傷等が防止され、羽口22
の寿命が長大化する。
また、炉本体21に装備されている多数の羽口
22の内、一部のものは前記吹き込み管23が装
着され、他の一部のものには監視装置25が装着
され、その他のものは、なにも装着されず単に空
気の圧送だけがなされる。その場合に、吹き込ま
れた精鉱は、炉本体内の溶体の熱や一緒に吹き込
まれた固形燃料の燃焼熱によつて、バーナー等で
特に加熱せずとも溶解するのであるが、その溶解
は、吹き込まれた羽口22の付近で一気に行なわ
れるのではなく、炉本体内の空気流による溶体の
攪拌にともなつて徐々に行なわれる。
22の内、一部のものは前記吹き込み管23が装
着され、他の一部のものには監視装置25が装着
され、その他のものは、なにも装着されず単に空
気の圧送だけがなされる。その場合に、吹き込ま
れた精鉱は、炉本体内の溶体の熱や一緒に吹き込
まれた固形燃料の燃焼熱によつて、バーナー等で
特に加熱せずとも溶解するのであるが、その溶解
は、吹き込まれた羽口22の付近で一気に行なわ
れるのではなく、炉本体内の空気流による溶体の
攪拌にともなつて徐々に行なわれる。
この精鉱の溶解および固形燃料の燃焼について
説明すると、次ぎの如くである。
説明すると、次ぎの如くである。
精鉱及び固形燃料を吹き込んでいる羽口22の
付近では、固形燃料が完全燃焼するに十分な空気
を確保できず、したがつて、固形燃料は不完全燃
焼状態となるため、それほどの温度上昇は認めら
れず、他の羽口付近とそれほどの温度差は生じな
い。そして、不完全燃焼の燃料は、溶体の攪拌に
よつて、空気だけを吹き込んでいる他の羽口22
の付近で生成されたマグネタイト(Fe3O4)と接
触して徐々に燃焼してゆく。そのため、炉本体内
の溶体の温度分布は、ほぼ均一に保たれる。
付近では、固形燃料が完全燃焼するに十分な空気
を確保できず、したがつて、固形燃料は不完全燃
焼状態となるため、それほどの温度上昇は認めら
れず、他の羽口付近とそれほどの温度差は生じな
い。そして、不完全燃焼の燃料は、溶体の攪拌に
よつて、空気だけを吹き込んでいる他の羽口22
の付近で生成されたマグネタイト(Fe3O4)と接
触して徐々に燃焼してゆく。そのため、炉本体内
の溶体の温度分布は、ほぼ均一に保たれる。
また、精鉱は、それを吹き込んだ羽口22付近
では、十分な空気が得られないため、Cu2Sとと
もに多量のFeSが酸化されずに残留する。一方、
空気だけを吹き込む羽口22の付近では、酸化が
過剰になり、一部の鉄は、Fe3O4まで酸化が進行
する。そして、その後、空気流による溶体の攪拌
作用によつて、前記FeSとFe3O4と接触し、次式
で示す還元反応を起こす。
では、十分な空気が得られないため、Cu2Sとと
もに多量のFeSが酸化されずに残留する。一方、
空気だけを吹き込む羽口22の付近では、酸化が
過剰になり、一部の鉄は、Fe3O4まで酸化が進行
する。そして、その後、空気流による溶体の攪拌
作用によつて、前記FeSとFe3O4と接触し、次式
で示す還元反応を起こす。
FeS+3Fe3O4→10FeO+SO2
したがつて、発熱反応である酸化と吸熱反応で
ある還元が同一炉本体内で起こるため、溶体の温
度分布を、極めて均一に保持し得、良好な状況で
カワの酸化処理と精鉱を溶解とが進められ、良品
位のものが得られるようになる。
ある還元が同一炉本体内で起こるため、溶体の温
度分布を、極めて均一に保持し得、良好な状況で
カワの酸化処理と精鉱を溶解とが進められ、良品
位のものが得られるようになる。
また、前記転炉20は、炉本体21および羽口
22に関して述べれば、従来のものと相違するの
は、前記羽口22の端部外周に突設した係止ピン
24だけである。したがつて、既設の転炉を改造
するような場合でも、改造作業は極めて簡単に、
かつ安価に済ませることが可能になる。
22に関して述べれば、従来のものと相違するの
は、前記羽口22の端部外周に突設した係止ピン
24だけである。したがつて、既設の転炉を改造
するような場合でも、改造作業は極めて簡単に、
かつ安価に済ませることが可能になる。
なお、前述の転炉20の実際の操業例として
は、次の二つのものを行なつた。
は、次の二つのものを行なつた。
一つは、いわゆる連続溶解式と呼ぶもので、最
初に反射炉から種カワを流入させたら、羽口22
からは空気だけを吹き込んで、それを仕上がり白
カワ品位まで品位を高める。その後は、反射炉か
らはカワを受け取らず、前記精鉱吹き込み管23
からの連続的に精鉱および固形燃料を吹き込ん
で、所定量の精鉱の溶解、及びその酸化処理を行
なう。この場合に、羽口22から吹き込む空気量
は、新たに吹き込んだ固形燃料の燃焼と精鉱の溶
解およびその酸化処理とに必要な最少限に設定
し、既に転炉内にある種カワがそれ以上酸化され
ないように配慮した。この操業法によれば、炉本
体21内のカワの品位を常時ほぼ一定に保つこと
ができ、安定した操業を行なうことができた。
初に反射炉から種カワを流入させたら、羽口22
からは空気だけを吹き込んで、それを仕上がり白
カワ品位まで品位を高める。その後は、反射炉か
らはカワを受け取らず、前記精鉱吹き込み管23
からの連続的に精鉱および固形燃料を吹き込ん
で、所定量の精鉱の溶解、及びその酸化処理を行
なう。この場合に、羽口22から吹き込む空気量
は、新たに吹き込んだ固形燃料の燃焼と精鉱の溶
解およびその酸化処理とに必要な最少限に設定
し、既に転炉内にある種カワがそれ以上酸化され
ないように配慮した。この操業法によれば、炉本
体21内のカワの品位を常時ほぼ一定に保つこと
ができ、安定した操業を行なうことができた。
他の一つは、転炉内のカラミを排出して、新た
に反射炉からカワを受け取る毎に、所定量ずつ精
鉱および固形燃料の吹き込みを行なつて行くもの
で、この場合では、羽口22から吹き込む空気量
は、固形燃料の燃焼、吹き込んだ精鉱の酸化処理
の他に、すでに炉内にあるカワの酸化処理が順調
になされるように、前記連続溶解式の場合より
も、多く設定した。
に反射炉からカワを受け取る毎に、所定量ずつ精
鉱および固形燃料の吹き込みを行なつて行くもの
で、この場合では、羽口22から吹き込む空気量
は、固形燃料の燃焼、吹き込んだ精鉱の酸化処理
の他に、すでに炉内にあるカワの酸化処理が順調
になされるように、前記連続溶解式の場合より
も、多く設定した。
これらどちらの方法によつても、操作性は良
く、良好な結果が得られた。
く、良好な結果が得られた。
「発明の効果」
以上の説明から明らかなように、本発明に係る
転炉は、炉本体内の溶体中に精鉱または精鉱と燃
料とを吹き込むための羽口の端部に弁座が設けら
れ、該弁座と弁座の上方の待機位置との間に、前
記羽口の炉本体内に通じる通路を開閉するボール
が移動自在に設けられ、かつ前記羽口の炉本体内
に通じる通路に、該通路の内周面に沿つて環状に
空気通路を画成する誘導管が挿通されるととも
に、前記羽口の端部と誘導管との間に、前記羽口
の端部に突設された係止ピンと前記誘導管に固設
された着脱部の係合溝とを係脱することによつて
前記誘導管を前記羽口に着脱する着脱機構が設け
られる一方、前記誘導管の後端内周面に後端側に
行くほど拡径するテーパ部が形成され、また前記
誘導管の先端に斜めに切られた傾斜出口部が形成
され、さらに、該誘導管の傾斜出口部がその傾斜
端面を下方に向けて前記羽口の通路内に配設され
たもので、このような構成の転炉では、誘導管か
ら送り込まれた精鉱は、バーナ等を使用して特に
加熱せずとも、炉内の溶体の発熱反応によつて溶
解する。したがつて、該転炉で溶解させる分だ
け、反射炉で溶解させる分量を軽減することがで
き、その分、反射炉で使用する燃料の量を節約す
ることが可能になる。
転炉は、炉本体内の溶体中に精鉱または精鉱と燃
料とを吹き込むための羽口の端部に弁座が設けら
れ、該弁座と弁座の上方の待機位置との間に、前
記羽口の炉本体内に通じる通路を開閉するボール
が移動自在に設けられ、かつ前記羽口の炉本体内
に通じる通路に、該通路の内周面に沿つて環状に
空気通路を画成する誘導管が挿通されるととも
に、前記羽口の端部と誘導管との間に、前記羽口
の端部に突設された係止ピンと前記誘導管に固設
された着脱部の係合溝とを係脱することによつて
前記誘導管を前記羽口に着脱する着脱機構が設け
られる一方、前記誘導管の後端内周面に後端側に
行くほど拡径するテーパ部が形成され、また前記
誘導管の先端に斜めに切られた傾斜出口部が形成
され、さらに、該誘導管の傾斜出口部がその傾斜
端面を下方に向けて前記羽口の通路内に配設され
たもので、このような構成の転炉では、誘導管か
ら送り込まれた精鉱は、バーナ等を使用して特に
加熱せずとも、炉内の溶体の発熱反応によつて溶
解する。したがつて、該転炉で溶解させる分だ
け、反射炉で溶解させる分量を軽減することがで
き、その分、反射炉で使用する燃料の量を節約す
ることが可能になる。
また、転炉内では、燃焼させる燃料が極めて少
量で済むため、発生する燃焼ガスも少ない。した
がつて、転炉内では、精鉱の溶解によつて発生し
たガスが燃焼ガスによつて大幅に希釈されるよう
な不都合は起こらず、転炉の排気ガスは、従来通
りにSO2濃度が高い状態に維持でき、硫酸プラン
トで処理することができる。そのため、溶解する
べき精鉱の全量を反射炉で溶解させていた場合と
比較して、石膏プラントで処理する排気ガス量が
低減し、排気ガス処理費を低減することが可能に
なる。
量で済むため、発生する燃焼ガスも少ない。した
がつて、転炉内では、精鉱の溶解によつて発生し
たガスが燃焼ガスによつて大幅に希釈されるよう
な不都合は起こらず、転炉の排気ガスは、従来通
りにSO2濃度が高い状態に維持でき、硫酸プラン
トで処理することができる。そのため、溶解する
べき精鉱の全量を反射炉で溶解させていた場合と
比較して、石膏プラントで処理する排気ガス量が
低減し、排気ガス処理費を低減することが可能に
なる。
また、誘導管の着脱が容易に行なえるから、溶
解工程で製造されたカワを受け入れるために、あ
るいは、炉内で生成した粗銅を次の精製工程の精
製炉に移すために、炉本体を所定の角度回転させ
る時には、誘導管を羽口から取り外せば良く、そ
うすることによつて、炉本体を回転操作する時の
取り扱いを容易にすることができるとともに、炉
本体の周囲に広い空きスペースを確保しておかね
ばならないという問題が解消されて、転炉の回転
時に周囲の器物との干渉を避けるために転炉の周
囲に確保しておく空きスペースを最小限に抑える
ことが可能になる。
解工程で製造されたカワを受け入れるために、あ
るいは、炉内で生成した粗銅を次の精製工程の精
製炉に移すために、炉本体を所定の角度回転させ
る時には、誘導管を羽口から取り外せば良く、そ
うすることによつて、炉本体を回転操作する時の
取り扱いを容易にすることができるとともに、炉
本体の周囲に広い空きスペースを確保しておかね
ばならないという問題が解消されて、転炉の回転
時に周囲の器物との干渉を避けるために転炉の周
囲に確保しておく空きスペースを最小限に抑える
ことが可能になる。
さらに、誘導管の後端内周面に後端側に行くほ
ど拡径するテーパ部を形成したから、誘導管内に
導入される精鉱や燃料が誘導管の端面に衝突せ
ず、滑らかに誘導管内部の導かれることにより、
誘導管の摩耗、損傷を長期間にわたつて防止で
き、しかも精鉱や燃料の吹き込みに障害となるこ
とがない。また、誘導管の先端に傾斜出口部を形
成したものであるから、この誘導管を羽口に挿し
込む際に、弁座に載置されているボールを容易に
押しのけて上方待機位置に押し上げることがで
き、誘導管をスムーズに羽口に装着することがで
きる上に、誘導管の傾斜出口部の傾斜端面を下方
に向けて羽口の通路内に配設することにより、誘
導管内を通つて炉本体内に導入される精鉱または
燃料が炉本体の下方に向かつて誘導され易く、従
つて、炉本体内の溶体と円滑に接触混合させるこ
とができ、反応を効率的に促進させることができ
る。
ど拡径するテーパ部を形成したから、誘導管内に
導入される精鉱や燃料が誘導管の端面に衝突せ
ず、滑らかに誘導管内部の導かれることにより、
誘導管の摩耗、損傷を長期間にわたつて防止で
き、しかも精鉱や燃料の吹き込みに障害となるこ
とがない。また、誘導管の先端に傾斜出口部を形
成したものであるから、この誘導管を羽口に挿し
込む際に、弁座に載置されているボールを容易に
押しのけて上方待機位置に押し上げることがで
き、誘導管をスムーズに羽口に装着することがで
きる上に、誘導管の傾斜出口部の傾斜端面を下方
に向けて羽口の通路内に配設することにより、誘
導管内を通つて炉本体内に導入される精鉱または
燃料が炉本体の下方に向かつて誘導され易く、従
つて、炉本体内の溶体と円滑に接触混合させるこ
とができ、反応を効率的に促進させることができ
る。
第1図および第2図は本発明の一実施例の要部
の断面図、第3図は第1図中の精鉱吹き込み管の
拡大図、第4図は第3図の矢視図、第5図およ
び第6図はそれぞれ従来の転炉の要部の断面図で
ある。 1a……レンガ壁、1b……鉄板壁、3……本
体部、4……継ぎ手部、4a,4b……分岐通
路、5……送風管、6……ボール、7……弁座、
8……弁機構、20……転炉、21……炉本体、
22……羽口、23……精鉱吹き込み管、24…
…係止ピン、25……監視装置、26……空気通
路、27……誘導管、27a……テーパ部、27
b……傾斜出口部、28……取り付け用補助管、
28a……連通管部、28b……弾発材収納部、
28c……中間拡径部、28d……着脱部、29
……精鉱供給ホース、30……ハンドル、31…
…パツキン、32……弾発材、33……係合溝、
33a……ピン導入部、33b……中間部、33
c……終端係止部、35……透明な仕切り板、3
6……放射型温度計。
の断面図、第3図は第1図中の精鉱吹き込み管の
拡大図、第4図は第3図の矢視図、第5図およ
び第6図はそれぞれ従来の転炉の要部の断面図で
ある。 1a……レンガ壁、1b……鉄板壁、3……本
体部、4……継ぎ手部、4a,4b……分岐通
路、5……送風管、6……ボール、7……弁座、
8……弁機構、20……転炉、21……炉本体、
22……羽口、23……精鉱吹き込み管、24…
…係止ピン、25……監視装置、26……空気通
路、27……誘導管、27a……テーパ部、27
b……傾斜出口部、28……取り付け用補助管、
28a……連通管部、28b……弾発材収納部、
28c……中間拡径部、28d……着脱部、29
……精鉱供給ホース、30……ハンドル、31…
…パツキン、32……弾発材、33……係合溝、
33a……ピン導入部、33b……中間部、33
c……終端係止部、35……透明な仕切り板、3
6……放射型温度計。
Claims (1)
- 1 羽口から炉本体内の溶体中に精鉱または精鉱
と燃料とを吹き込んで、溶解炉で製造されたカワ
の酸化処理と並行して精鉱の溶解を行い得るよう
にした銅製錬用転炉であつて、前記羽口の端部に
弁座が設けられ、該弁座と弁座の上方の待機位置
との間に、前記羽口の炉本体内に通じる通路を開
閉するボールが移動自在に設けられ、かつ前記羽
口の炉本体内に通じる通路に、該通路の内周面に
沿つて環状に空気通路を画成する誘導管が挿通さ
れるとともに、前記羽口の端部と誘導管との間
に、前記羽口の端部に突設された係止ピンと前記
誘導管に固設された着脱部の係合溝とを係脱する
ことによつて前記誘導管を前記羽口に着脱する着
脱機構が設けられる一方、前記誘導管の後端内周
面に後端側に行くほど拡径するテーパ部が形成さ
れ、また、前記誘導管の先端に斜めに切られた傾
斜出口部が形成され、さらに、該誘導管の傾斜出
口部がその傾斜端面を下方に向けて前記羽口の通
路内に配設されたことを特徴とする銅製錬用転
炉。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12897085A JPS61288026A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 銅製錬用転炉 |
| DE8686107546T DE3669893D1 (de) | 1985-06-13 | 1986-06-03 | Kupferkonverter. |
| EP86107546A EP0208132B1 (en) | 1985-06-13 | 1986-06-03 | Copper converter |
| CA000511169A CA1270638A (en) | 1985-06-13 | 1986-06-09 | Copper converter |
| US06/873,784 US4711433A (en) | 1985-06-13 | 1986-06-12 | Copper converter |
| ZM4986A ZM4986A1 (en) | 1985-06-13 | 1986-06-12 | Copper converter |
| AU58843/86A AU572025B2 (en) | 1985-06-13 | 1986-06-13 | Copper from matter and injected concentrates in a converter |
| PH33885A PH24736A (en) | 1985-06-13 | 1986-06-13 | Copper converter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12897085A JPS61288026A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 銅製錬用転炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61288026A JPS61288026A (ja) | 1986-12-18 |
| JPS642173B2 true JPS642173B2 (ja) | 1989-01-13 |
Family
ID=14997910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12897085A Granted JPS61288026A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 銅製錬用転炉 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61288026A (ja) |
| ZM (1) | ZM4986A1 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5732339A (en) * | 1980-08-01 | 1982-02-22 | Onahama Smelt & Refining Co Ltd | Operating method for copper smelting converter |
| JPS57192233A (en) * | 1981-05-21 | 1982-11-26 | Onahama Smelt & Refining Co Ltd | Operation of copper-refining converter |
-
1985
- 1985-06-13 JP JP12897085A patent/JPS61288026A/ja active Granted
-
1986
- 1986-06-12 ZM ZM4986A patent/ZM4986A1/xx unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ZM4986A1 (en) | 1986-11-28 |
| JPS61288026A (ja) | 1986-12-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5241559A (en) | Electric arc furnace roof | |
| EA030272B1 (ru) | Фурма для продувки погружением сверху, обеспечивающая улучшенное погружное горение | |
| US7445747B2 (en) | Apparatus for injecting solid particulate material into a vessel | |
| US7722800B2 (en) | Apparatus for injecting solid particulate material into a vessel | |
| JPS642173B2 (ja) | ||
| JPS642175B2 (ja) | ||
| WO2006042363A1 (en) | Apparatus for injecting solid particulate material into a vessel | |
| EP0208132B1 (en) | Copper converter | |
| NZ250502A (en) | Methods for smelting or converting a particulate non-ferrous sulphide | |
| JPS642174B2 (ja) | ||
| CN101300364A (zh) | 转底炉及其运转方法 | |
| KR101203524B1 (ko) | 직접 제련 공장 | |
| US6038245A (en) | Process for melting a charge in an electrical arc furnace | |
| US8114337B2 (en) | Lance extraction | |
| US4143865A (en) | Flash smelting furnace | |
| US5574956A (en) | Method and apparatus for treatment sulphidic concentrates | |
| CN112044359B (zh) | 用于反应器的喷吹装置和反应器 | |
| JPH0434395Y2 (ja) | ||
| CA2225404A1 (en) | Method and apparatus for after-burning the combustible components of the atmosphere in metallurgical smelting vessels | |
| SU1348618A1 (ru) | Фурма дл продувки металла | |
| SU1206230A1 (ru) | Устройство дл получени сернистого натри | |
| AU2005224287B2 (en) | Direct smelting plant | |
| RU98103882A (ru) | Способ переработки окисленных никелевых руд | |
| JPH08327253A (ja) | 鋼スクラップ溶解炉及び溶解方法 | |
| JPS5833290B2 (ja) | 酸素底吹き転炉 |