JPS643483B2 - - Google Patents
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- JPS643483B2 JPS643483B2 JP16266484A JP16266484A JPS643483B2 JP S643483 B2 JPS643483 B2 JP S643483B2 JP 16266484 A JP16266484 A JP 16266484A JP 16266484 A JP16266484 A JP 16266484A JP S643483 B2 JPS643483 B2 JP S643483B2
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Description
発明の目的
産業上の利用分野
本発明は、化粧筆に関するが、とくに顔料が配
合された化粧料を使用することが可能なアイライ
ナー用の化粧筆に関する。 従来の技術 化粧料含浸体を備えた化粧筆は周知であるが、
化粧料含浸体を自己融着していなかつた。 発明が解決しようとする問題点 従来の技術は、化粧料含浸体を自己融着してい
なかつたため、単位容積(1cm3)あたりの繊維重
量を0.2g前後にまで下げると、化粧料の保持力
が著しく低下し、含浸している化粧料が溢れだす
ことがあつたり、穂先に対する化粧料供給が不均
一になつたりする。そのため、顔料を配合した高
粘度の水性化粧料を使用することができず、保存
中においては水と顔料とが分離する惧れがあつて
長期保存に適さず、使用に際しては化粧するに満
足すべき量の化粧料が穂先に供給されないことが
ある等の問題点をもつている。 本発明は、このような従来の技術に鑑みてなし
たもので、上記問題点が解消されたすぐれた品質
の化粧筆の提供を目的とする。 発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明は、合成繊維を溶剤で自己融着せしめて
単位容積あたり0.2g前後の繊維重量をもつた棒
状の化粧料含浸体を成形し、その含浸体に顔料を
主体とする水性化粧料を含浸せしめ、化粧料含浸
体に接続する穂先を連通多孔質の資材で構成した
ものである。 作 用 本発明は、上記構成からなるので、同じ容積の
従来技術に比し、水性化粧料を多量に含浸せしめ
ることが可能になり、このことによつて使用時に
おける穂先への水性化粧料の供給量を豊かにする
ことが可能になる。また、化粧料含浸体が自己融
着によつて、横断面では独立した小空間を形成す
ると共に、縦断面では該小空間が長さ方向に独立
していながら連通している断面略ハニカム状の構
造に構成されることにより、各小空間内で顔料と
水とが分離するようなことがあつても、長さ方向
全体を観察したときは、顔料と水とが分離するこ
となく穂先へ供給されるという特有の機能を発揮
する。 実施例 本発明の実施例を化粧料含浸体、水性化粧料、
穂先の各部材、それらの関連構成の順に説明す
る。 化粧料含浸体は、適当な捲縮を施した2〜5デ
ニール位の合成繊維(たとえばアクリル樹脂繊
維、その他)を、サイクリツクテトラメチレンス
ルホン(Cyclic tetra methylene sulphone)
〔C4H8O2S〕を基剤とする溶剤(たとえば、シエ
ル石油会社製の商品名ボンドレンA)で自己融着
せしめる。溶剤を使用した自己融着手段を概説す
ると、繊維に溶剤を付着せしめ、溶剤を活性化さ
せるために加熱し、繊維に対する溶剤の溶解力を
たかめる。繊維は接触した点において点接着さ
れ、溶剤はその後蒸発する。溶剤は室温では繊維
に対して全く化学変化を起さず、活性化温度では
たかい溶解力をもち、高結晶繊維(前記アクリル
樹脂繊維のほか、モダアクリル、セルロース繊
維、或る種のPVC繊維等)に速やかに浸透する。
詳しく説明すれば、溶剤を付着した合成繊維のバ
ツトは、溶剤を活性化させるために移動金属格子
に載せてオーブンを通過せしめる。オーブンは一
般的には空気が送り込まれている乾燥トンネルに
なつている。オーブンの温度は繊維の種類や製品
の太さ及び長さ等によつて60〜200℃の間にセツ
トし、空気の流速はフリース(Flee−ce)が空気
ではこばれるような状態とする。オーブンに入れ
たフリースは可能な限り早く溶剤の活性温度に到
達せしめるようにするが、軽量なフリース(75
g/m2)の場合でオーブン内での平均滞留時間は
約90秒である。オーブン内の実際に接着の起きる
区域を過ぎた後で、前記金属格子によるヒートセ
ツト(永久に型がつくこと)を避けるために温度
を徐々に下げてゆく区域があり、この区域ですべ
ての溶剤を蒸発せしめる。化粧料含浸体は、単位
容積(1cm3)あたり0.2g前後(たとえば0.16〜
0.22g/cm3位)の繊維重量をもつた棒状に成形す
る。化粧料含浸体は、溶剤による自己融着によつ
て、横断面では独立した小空間を形成すると共
に、縦断面では小空間が長さ方向に独立していな
がら連通している断面ハニカム状の構造に構成さ
れ、繊維重量が0.2g/cm3前後であつても、化粧
料保持力が改善される。得られた化粧料含浸体を
化粧筆の組立てに使用するときは、全周面を薄膜
(たとえば、セロハン紙、塩化ビニールフイルム
等)で包み、片側の端部に穂先取け用又は誘導芯
取付け用の取付孔あきのキヤツプを被せると共
に、反対側の端部に通気孔あきのキヤツプを被せ
て軸筒内に取付ける場合と、それらの外装材を全
く用いることなく、直接軸筒内に取付ける場合と
ある。さらに、化粧料含浸体の周面又は内部にお
いて空気流通路を全長にわたつて形成のうえ、軸
筒内に取付ける場合がある。水性化粧料は、平均
粒子径10ミクロン以下程度の顔料を主体とする水
性化粧料で、化粧料含浸体に含浸せしめ、誘導芯
を介して若しくは介さずに毛管現象によつて穂先
へ移動せしめる。化粧料含浸体の化粧料保持力が
改善されたので、水性化粧料として、25℃で粘度
が3.5〜5センチポイズ以上の比較的粘度のたか
いものを化粧料含浸体に含浸せしめて使用でき
る。穂先は連通多孔質の軟質合成樹脂で成形する
場合と、熱可塑性合成繊維束で成形する場合とあ
る。連通多孔質の前者は、全面をインキの滲出面
とする包弾形の中空体であつて、ゴム状弾性をも
つた穂先で、内部に誘導芯の錐状先端部を嵌着せ
しめて使用する。穂先の材質としては、連通多孔
質のウレタン樹脂の使用が考えられる。合成繊維
束の後者は、縦に揃えたナイロン樹脂繊維をウレ
タン樹脂で結束し、細杆体に成形すると共に、片
端部を錐状に仕上げ、内部に微細な連通空隙を無
数に構成した穂先である。誘導芯は使用する場合
と、しない場合とあり、使用する場合は、縦に揃
えた合成繊維を合成樹脂液でかるく結束し、内部
に微細な連通空隙を無数に形成した低密度の細杆
体を得、これの片端部を錐状に仕上げて構成す
る。 次に、上記各部材の関連構成、即ち化粧筆の具
体的構造を説明する。 第1例は、外装材(詳しくは薄膜5a,5bの
場合)を備えまたは備えざる棒状の化粧料含浸体
5を軸筒1内に嵌合し、その軸筒の先端部に穂先
6(詳しくは合成繊維束の穂先6aを取付け、両
者を接続せしめ、軸筒1の基端部に尾栓2を嵌着
して構成する。しかして軸筒1は、適所(たとえ
ば、先端部近くの先細り部)に通気孔3を開穿し
て構成するが、尾栓2は必要に応じて嵌着するも
のとする。なお、穂先6を首座4に取付け、その
首座を軸筒1に嵌着して組立てることができる。
第2例は、軸筒1の先端部に穂先6(詳しくは多
孔質の軟質合成樹脂の穂先6b)を取付けると共
に、該穂先内部に誘導芯7の錐状先端部を嵌着し
て組立てることができる。なお、軸筒1自体の構
成、尾栓2の必要性などは第1例と同様である。
水性化粧料を化粧料含浸体5に含浸せしめる時期
は、該含浸体の軸筒嵌合前或いは軸筒嵌合後の両
方が考えられるが、化粧料含浸体の外装材5a,
5bの有無、組立て作業性などを考えて決定す
る。 本発明品と従来技術品との比較結果を記す。 (1) 化粧料含浸体の水性化粧料含浸量の比較、寸
法 本発明品 φ5.5−φ5.4−90−4.5g/m 従来技術品 φ5.6−φ5.5−92−6.5g/m 構造 本発明品:アクリル樹脂繊維の全周面をセロハ
ン紙で包み、全長にわたる空気流通路を周面に
設けた。 従来技術品:ポリエステル樹脂繊維の全周面を
セロハン紙で包んだ。空気流通路なし。
合された化粧料を使用することが可能なアイライ
ナー用の化粧筆に関する。 従来の技術 化粧料含浸体を備えた化粧筆は周知であるが、
化粧料含浸体を自己融着していなかつた。 発明が解決しようとする問題点 従来の技術は、化粧料含浸体を自己融着してい
なかつたため、単位容積(1cm3)あたりの繊維重
量を0.2g前後にまで下げると、化粧料の保持力
が著しく低下し、含浸している化粧料が溢れだす
ことがあつたり、穂先に対する化粧料供給が不均
一になつたりする。そのため、顔料を配合した高
粘度の水性化粧料を使用することができず、保存
中においては水と顔料とが分離する惧れがあつて
長期保存に適さず、使用に際しては化粧するに満
足すべき量の化粧料が穂先に供給されないことが
ある等の問題点をもつている。 本発明は、このような従来の技術に鑑みてなし
たもので、上記問題点が解消されたすぐれた品質
の化粧筆の提供を目的とする。 発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明は、合成繊維を溶剤で自己融着せしめて
単位容積あたり0.2g前後の繊維重量をもつた棒
状の化粧料含浸体を成形し、その含浸体に顔料を
主体とする水性化粧料を含浸せしめ、化粧料含浸
体に接続する穂先を連通多孔質の資材で構成した
ものである。 作 用 本発明は、上記構成からなるので、同じ容積の
従来技術に比し、水性化粧料を多量に含浸せしめ
ることが可能になり、このことによつて使用時に
おける穂先への水性化粧料の供給量を豊かにする
ことが可能になる。また、化粧料含浸体が自己融
着によつて、横断面では独立した小空間を形成す
ると共に、縦断面では該小空間が長さ方向に独立
していながら連通している断面略ハニカム状の構
造に構成されることにより、各小空間内で顔料と
水とが分離するようなことがあつても、長さ方向
全体を観察したときは、顔料と水とが分離するこ
となく穂先へ供給されるという特有の機能を発揮
する。 実施例 本発明の実施例を化粧料含浸体、水性化粧料、
穂先の各部材、それらの関連構成の順に説明す
る。 化粧料含浸体は、適当な捲縮を施した2〜5デ
ニール位の合成繊維(たとえばアクリル樹脂繊
維、その他)を、サイクリツクテトラメチレンス
ルホン(Cyclic tetra methylene sulphone)
〔C4H8O2S〕を基剤とする溶剤(たとえば、シエ
ル石油会社製の商品名ボンドレンA)で自己融着
せしめる。溶剤を使用した自己融着手段を概説す
ると、繊維に溶剤を付着せしめ、溶剤を活性化さ
せるために加熱し、繊維に対する溶剤の溶解力を
たかめる。繊維は接触した点において点接着さ
れ、溶剤はその後蒸発する。溶剤は室温では繊維
に対して全く化学変化を起さず、活性化温度では
たかい溶解力をもち、高結晶繊維(前記アクリル
樹脂繊維のほか、モダアクリル、セルロース繊
維、或る種のPVC繊維等)に速やかに浸透する。
詳しく説明すれば、溶剤を付着した合成繊維のバ
ツトは、溶剤を活性化させるために移動金属格子
に載せてオーブンを通過せしめる。オーブンは一
般的には空気が送り込まれている乾燥トンネルに
なつている。オーブンの温度は繊維の種類や製品
の太さ及び長さ等によつて60〜200℃の間にセツ
トし、空気の流速はフリース(Flee−ce)が空気
ではこばれるような状態とする。オーブンに入れ
たフリースは可能な限り早く溶剤の活性温度に到
達せしめるようにするが、軽量なフリース(75
g/m2)の場合でオーブン内での平均滞留時間は
約90秒である。オーブン内の実際に接着の起きる
区域を過ぎた後で、前記金属格子によるヒートセ
ツト(永久に型がつくこと)を避けるために温度
を徐々に下げてゆく区域があり、この区域ですべ
ての溶剤を蒸発せしめる。化粧料含浸体は、単位
容積(1cm3)あたり0.2g前後(たとえば0.16〜
0.22g/cm3位)の繊維重量をもつた棒状に成形す
る。化粧料含浸体は、溶剤による自己融着によつ
て、横断面では独立した小空間を形成すると共
に、縦断面では小空間が長さ方向に独立していな
がら連通している断面ハニカム状の構造に構成さ
れ、繊維重量が0.2g/cm3前後であつても、化粧
料保持力が改善される。得られた化粧料含浸体を
化粧筆の組立てに使用するときは、全周面を薄膜
(たとえば、セロハン紙、塩化ビニールフイルム
等)で包み、片側の端部に穂先取け用又は誘導芯
取付け用の取付孔あきのキヤツプを被せると共
に、反対側の端部に通気孔あきのキヤツプを被せ
て軸筒内に取付ける場合と、それらの外装材を全
く用いることなく、直接軸筒内に取付ける場合と
ある。さらに、化粧料含浸体の周面又は内部にお
いて空気流通路を全長にわたつて形成のうえ、軸
筒内に取付ける場合がある。水性化粧料は、平均
粒子径10ミクロン以下程度の顔料を主体とする水
性化粧料で、化粧料含浸体に含浸せしめ、誘導芯
を介して若しくは介さずに毛管現象によつて穂先
へ移動せしめる。化粧料含浸体の化粧料保持力が
改善されたので、水性化粧料として、25℃で粘度
が3.5〜5センチポイズ以上の比較的粘度のたか
いものを化粧料含浸体に含浸せしめて使用でき
る。穂先は連通多孔質の軟質合成樹脂で成形する
場合と、熱可塑性合成繊維束で成形する場合とあ
る。連通多孔質の前者は、全面をインキの滲出面
とする包弾形の中空体であつて、ゴム状弾性をも
つた穂先で、内部に誘導芯の錐状先端部を嵌着せ
しめて使用する。穂先の材質としては、連通多孔
質のウレタン樹脂の使用が考えられる。合成繊維
束の後者は、縦に揃えたナイロン樹脂繊維をウレ
タン樹脂で結束し、細杆体に成形すると共に、片
端部を錐状に仕上げ、内部に微細な連通空隙を無
数に構成した穂先である。誘導芯は使用する場合
と、しない場合とあり、使用する場合は、縦に揃
えた合成繊維を合成樹脂液でかるく結束し、内部
に微細な連通空隙を無数に形成した低密度の細杆
体を得、これの片端部を錐状に仕上げて構成す
る。 次に、上記各部材の関連構成、即ち化粧筆の具
体的構造を説明する。 第1例は、外装材(詳しくは薄膜5a,5bの
場合)を備えまたは備えざる棒状の化粧料含浸体
5を軸筒1内に嵌合し、その軸筒の先端部に穂先
6(詳しくは合成繊維束の穂先6aを取付け、両
者を接続せしめ、軸筒1の基端部に尾栓2を嵌着
して構成する。しかして軸筒1は、適所(たとえ
ば、先端部近くの先細り部)に通気孔3を開穿し
て構成するが、尾栓2は必要に応じて嵌着するも
のとする。なお、穂先6を首座4に取付け、その
首座を軸筒1に嵌着して組立てることができる。
第2例は、軸筒1の先端部に穂先6(詳しくは多
孔質の軟質合成樹脂の穂先6b)を取付けると共
に、該穂先内部に誘導芯7の錐状先端部を嵌着し
て組立てることができる。なお、軸筒1自体の構
成、尾栓2の必要性などは第1例と同様である。
水性化粧料を化粧料含浸体5に含浸せしめる時期
は、該含浸体の軸筒嵌合前或いは軸筒嵌合後の両
方が考えられるが、化粧料含浸体の外装材5a,
5bの有無、組立て作業性などを考えて決定す
る。 本発明品と従来技術品との比較結果を記す。 (1) 化粧料含浸体の水性化粧料含浸量の比較、寸
法 本発明品 φ5.5−φ5.4−90−4.5g/m 従来技術品 φ5.6−φ5.5−92−6.5g/m 構造 本発明品:アクリル樹脂繊維の全周面をセロハ
ン紙で包み、全長にわたる空気流通路を周面に
設けた。 従来技術品:ポリエステル樹脂繊維の全周面を
セロハン紙で包んだ。空気流通路なし。
【表】
なお、本発明品は、空気流通路を備えている
ので、全内容積からは当該部分体積を減じた。 両者共に有効体積は次の計算式で求めた。 全内容積−綿体積=有効体積 使用した水性化粧料 両者共に市販品のアイライー用液体化粧料 比較した試料数 両者共に4本ずつ。
ので、全内容積からは当該部分体積を減じた。 両者共に有効体積は次の計算式で求めた。 全内容積−綿体積=有効体積 使用した水性化粧料 両者共に市販品のアイライー用液体化粧料 比較した試料数 両者共に4本ずつ。
【表】
以上のように本発明品の化粧料含浸体は、従
来技術品よりも有効体積が小さいにも拘らず、
従来技術品よりも含浸量が多かつた。 (2) 筆記距離と累積化粧料消費量との比較(画線
試験結果) 使用した試料の構造 本発明品1(試料No.は、前記1、2) 化粧料含浸量の比較に使用したと同じ構造の
化粧料含浸体の片端部に、穂先取付け用の取付
け孔が開穿されたキヤツプを取付け、反対側端
部に通気孔の開穿されたキヤツプを取付けた。
穂先はナイロン樹脂繊維をウレタン樹脂で結束
した合成繊維束(φ2.5×30)であつて首座に
取付け、その首座を軸筒の先端部に嵌合した。
化粧料含浸体を軸筒に嵌合し、穂先を接続せし
め、軸筒の基端部に尾栓を嵌着した。 本発明品2(試料No.は、前記5、6) 化粧料含浸体の構造、軸筒の構造等は本発明
品1、と同じ、穂先は連通多孔質のウレタン樹
脂で砲弾形の中空に成形し、誘導芯の錐状先端
部を嵌着せしめ、これらを首座に取付け、その
首座を軸筒の側端部に嵌合した。化粧料含浸体
を軸筒に嵌合し、誘導芯の基端部を接続せし
め、軸筒の基端部に尾栓を嵌着した。 従来技術品1(試料No.は前記3、4) 化粧料含浸体の比較に使用したと同じ構造の
化粧料含浸体を軸筒に嵌合し、穂先としては、
ナイロン繊維をウレタン樹脂で結束した合成繊
維束(φ2.5×30)を使用し、それを首座に取
付け、この首座を軸筒に嵌合した。穂先を化粧
料含浸体に接続し、軸筒の基端部に尾栓を嵌着
した。 従来技術品2(試料No.は前記7、8) 化粧料含浸体の構造、軸筒の構造等は従来技
術品1と同じ。穂先自体及び誘導芯自体の構
造、それらの相互取付け構造、それらの首座に
対する取付け構造、首座の軸筒に対する取付け
構造、化粧料含浸体と誘導芯との接続構造、尾
栓の使用などは本発明品2と同じである。 使用した水性化粧料 両者共に市販品のアイライナー用化粧料 画線条件(両者共通) 筆記速度 7cm/S 荷重 20g 筆記角度 70゜
来技術品よりも有効体積が小さいにも拘らず、
従来技術品よりも含浸量が多かつた。 (2) 筆記距離と累積化粧料消費量との比較(画線
試験結果) 使用した試料の構造 本発明品1(試料No.は、前記1、2) 化粧料含浸量の比較に使用したと同じ構造の
化粧料含浸体の片端部に、穂先取付け用の取付
け孔が開穿されたキヤツプを取付け、反対側端
部に通気孔の開穿されたキヤツプを取付けた。
穂先はナイロン樹脂繊維をウレタン樹脂で結束
した合成繊維束(φ2.5×30)であつて首座に
取付け、その首座を軸筒の先端部に嵌合した。
化粧料含浸体を軸筒に嵌合し、穂先を接続せし
め、軸筒の基端部に尾栓を嵌着した。 本発明品2(試料No.は、前記5、6) 化粧料含浸体の構造、軸筒の構造等は本発明
品1、と同じ、穂先は連通多孔質のウレタン樹
脂で砲弾形の中空に成形し、誘導芯の錐状先端
部を嵌着せしめ、これらを首座に取付け、その
首座を軸筒の側端部に嵌合した。化粧料含浸体
を軸筒に嵌合し、誘導芯の基端部を接続せし
め、軸筒の基端部に尾栓を嵌着した。 従来技術品1(試料No.は前記3、4) 化粧料含浸体の比較に使用したと同じ構造の
化粧料含浸体を軸筒に嵌合し、穂先としては、
ナイロン繊維をウレタン樹脂で結束した合成繊
維束(φ2.5×30)を使用し、それを首座に取
付け、この首座を軸筒に嵌合した。穂先を化粧
料含浸体に接続し、軸筒の基端部に尾栓を嵌着
した。 従来技術品2(試料No.は前記7、8) 化粧料含浸体の構造、軸筒の構造等は従来技
術品1と同じ。穂先自体及び誘導芯自体の構
造、それらの相互取付け構造、それらの首座に
対する取付け構造、首座の軸筒に対する取付け
構造、化粧料含浸体と誘導芯との接続構造、尾
栓の使用などは本発明品2と同じである。 使用した水性化粧料 両者共に市販品のアイライナー用化粧料 画線条件(両者共通) 筆記速度 7cm/S 荷重 20g 筆記角度 70゜
【表】
【表】
表(1)、(2)からわかるように、本発明品のほうが
長い距離書けると共に、最初から最後まで化粧料
の浸出性にすぐれている。 発明の効果 本発明は、前記構成からなるので、同じ容積の
従来技術に比し、水性化粧料の保持力を改善せし
め得、該化粧料を多量に含浸せしめることがで
き、このことによつて使用時における穂先への水
性化粧料の供給量を潤沢にすることができる。そ
して、化粧料含浸体が自己融着によつて、横断面
では独立した小空間を形成すると共に、縦断面で
は小空間が長さ方向に独立していながら連通して
いる断面略ハニカム状の構造に構成されるので、
各小空間内で顔料と水とが分離するようなことが
あつても、長さ方向全体を観察したときは、顔料
と水とが分離することなく穂先へ均一に供給され
る。 従つて、長期間の使用が可能で、最初から最後
まで水性化粧料の浸出にすぐれる有益な製品を提
供できる。
長い距離書けると共に、最初から最後まで化粧料
の浸出性にすぐれている。 発明の効果 本発明は、前記構成からなるので、同じ容積の
従来技術に比し、水性化粧料の保持力を改善せし
め得、該化粧料を多量に含浸せしめることがで
き、このことによつて使用時における穂先への水
性化粧料の供給量を潤沢にすることができる。そ
して、化粧料含浸体が自己融着によつて、横断面
では独立した小空間を形成すると共に、縦断面で
は小空間が長さ方向に独立していながら連通して
いる断面略ハニカム状の構造に構成されるので、
各小空間内で顔料と水とが分離するようなことが
あつても、長さ方向全体を観察したときは、顔料
と水とが分離することなく穂先へ均一に供給され
る。 従つて、長期間の使用が可能で、最初から最後
まで水性化粧料の浸出にすぐれる有益な製品を提
供できる。
図面は本発明化粧筆の実施例を示すもので、第
1図は第1例の縦断正面図、第2図は第2例の同
正面図である。 図中、1……軸筒、2……尾栓、3……通気
孔、4……首座、5……化粧料含浸体、6……穂
先、7……誘導芯。
1図は第1例の縦断正面図、第2図は第2例の同
正面図である。 図中、1……軸筒、2……尾栓、3……通気
孔、4……首座、5……化粧料含浸体、6……穂
先、7……誘導芯。
Claims (1)
- 1 適当な捲縮を施した2〜5デニールの合成繊
維をサイクリツク・テトラ・メチレン・スルホン
を基剤とする溶剤で自己融着せしめ、単位容積あ
たり0.2g前後の繊維重量をもつた棒状の化粧料
含浸体を成形し、該化粧料含浸体に平均粒子径10
ミクロン以下程度の顔料を主体とする水性化粧料
を含浸せしめ、化粧料含浸体に接続する穂先を連
通多孔質の軟質合成樹脂又は熱可塑性合成繊維束
で構成した化粧筆。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16266484A JPS6141409A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 化粧筆 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16266484A JPS6141409A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 化粧筆 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6141409A JPS6141409A (ja) | 1986-02-27 |
| JPS643483B2 true JPS643483B2 (ja) | 1989-01-20 |
Family
ID=15758929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16266484A Granted JPS6141409A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 化粧筆 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6141409A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH065983U (ja) * | 1992-01-06 | 1994-01-25 | 淳 書上 | ファイル用台紙 |
| JPH0646975U (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-28 | 達雄 西川 | ファイリング用品 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0752651Y2 (ja) * | 1987-05-29 | 1995-12-06 | 株式会社吉野工業所 | 液体塗布容器 |
| JPH071049Y2 (ja) * | 1987-05-29 | 1995-01-18 | 株式会社吉野工業所 | 液体塗布容器 |
| US5195546A (en) * | 1990-12-11 | 1993-03-23 | Ketema | Cosmetic brush and bristles |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5421171U (ja) * | 1977-07-15 | 1979-02-10 | ||
| JPS5720215A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-02 | Misako Takamoto | Production of cosmetic brush |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16266484A patent/JPS6141409A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH065983U (ja) * | 1992-01-06 | 1994-01-25 | 淳 書上 | ファイル用台紙 |
| JPH0646975U (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-28 | 達雄 西川 | ファイリング用品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6141409A (ja) | 1986-02-27 |
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