JPS645813B2 - - Google Patents
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- JPS645813B2 JPS645813B2 JP58145072A JP14507283A JPS645813B2 JP S645813 B2 JPS645813 B2 JP S645813B2 JP 58145072 A JP58145072 A JP 58145072A JP 14507283 A JP14507283 A JP 14507283A JP S645813 B2 JPS645813 B2 JP S645813B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- honeycomb core
- heat
- resin
- honeycomb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Laminated Bodies (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は新規なハニカムコアに関するものであ
る。更に詳細には、耐熱性繊維、例えば芳香族ポ
リアミド繊維、及び耐熱性樹脂により構成され
た、軽量でかつ高強力のハニカムコアに関するも
のである。
る。更に詳細には、耐熱性繊維、例えば芳香族ポ
リアミド繊維、及び耐熱性樹脂により構成され
た、軽量でかつ高強力のハニカムコアに関するも
のである。
従来技術
従来、ハニカムコアは軽量でかつ高強力の構造
体として有用であり、アルミニウム箔、クラフト
ペーパー等の素材が使用されてきた。
体として有用であり、アルミニウム箔、クラフト
ペーパー等の素材が使用されてきた。
たとえば、アルミニウム箔からなるハニカムコ
アは、強度的に高い水準にあり、航空機の部材な
どに使用されている。しかしながら、このような
航空機等の部材においては、さらに高度の軽量化
ならびに強度的信頼性が要請されるようになりさ
らに軽くて強いハニカムコアの開発がのぞまれて
きた。
アは、強度的に高い水準にあり、航空機の部材な
どに使用されている。しかしながら、このような
航空機等の部材においては、さらに高度の軽量化
ならびに強度的信頼性が要請されるようになりさ
らに軽くて強いハニカムコアの開発がのぞまれて
きた。
一方、クラフトペーパーを基材とするハニカム
コアも軽量かつ安価であるものの、機械的強度の
不足及び温度や湿度による収縮が大きいなどの欠
点をもつている。
コアも軽量かつ安価であるものの、機械的強度の
不足及び温度や湿度による収縮が大きいなどの欠
点をもつている。
近年、より軽量でかつ熱的に安定なハニカムコ
ア用基材として、全芳香族ポリアミドからなる合
成紙が注目されている。これは、ポリメタフエニ
レンイソフタルアミド繊維とポリメタフエニレン
イソフタルアミドからの合成パルプ(フイブリツ
ド)とを混抄してシート状とした合成紙を基材と
するものであるが、構成成分としてのポリメタフ
エニレンイソフタルアミドのパルプが非晶質であ
るためバインダーとしての働きをする一方で、機
械的強度の弱点を示す結果となつている。
ア用基材として、全芳香族ポリアミドからなる合
成紙が注目されている。これは、ポリメタフエニ
レンイソフタルアミド繊維とポリメタフエニレン
イソフタルアミドからの合成パルプ(フイブリツ
ド)とを混抄してシート状とした合成紙を基材と
するものであるが、構成成分としてのポリメタフ
エニレンイソフタルアミドのパルプが非晶質であ
るためバインダーとしての働きをする一方で、機
械的強度の弱点を示す結果となつている。
このような欠点のないハニカムコアとして、実
質的に芳香族ポリアミド繊維のみからなる不織布
を基材とするハニカムコアが提案された(特開昭
57−144746号公報参照)。
質的に芳香族ポリアミド繊維のみからなる不織布
を基材とするハニカムコアが提案された(特開昭
57−144746号公報参照)。
この芳香族ポリアミド繊維不織布を基材とする
ものは、樹脂含浸後の強力において合成紙を基材
とするものに比べ格段にすぐれており、不織布自
体の樹脂含浸性も大きいが、実際のハニカムコア
の製造工程において種々の問題が有することが判
つた。
ものは、樹脂含浸後の強力において合成紙を基材
とするものに比べ格段にすぐれており、不織布自
体の樹脂含浸性も大きいが、実際のハニカムコア
の製造工程において種々の問題が有することが判
つた。
即ち、ハニカムコアの製造においては、一般に
芳香族ポリアミド繊維等からなるシート状物上
に、所定のセルサイズになるように、ストライプ
状に糊料(接着剤)を塗工し(特公昭39−7640号
公報,特公昭43−17910号公報、特開昭53−
134075号公報等参照)、その塗工したシートを、
半ピツチずつずらせながら重ねあわせたのち、熱
プレスを行つて未展張物を得、ついで、所定のコ
ア厚みにカツトし、展張して(例えば特開昭53−
129267号公報参照)、ハニカム状に至つたところ
で、熱硬化型樹脂を塗工ないし含浸せしめ加熱処
理をほどこすことによつて固定化したハニカムコ
アを得るという方法が採用されるが、前記方法に
おいて最も難しいのは糊料の塗工及び樹脂の含浸
である。特に出来上つたハニカムに均一に樹脂を
含浸させるのは極めて困難であり、希薄な樹脂溶
液に浸漬し引き上げ、表面に残留する樹脂を空気
等で吹き飛ばし、再び浸漬するという方法をくり
返す必要がある。
芳香族ポリアミド繊維等からなるシート状物上
に、所定のセルサイズになるように、ストライプ
状に糊料(接着剤)を塗工し(特公昭39−7640号
公報,特公昭43−17910号公報、特開昭53−
134075号公報等参照)、その塗工したシートを、
半ピツチずつずらせながら重ねあわせたのち、熱
プレスを行つて未展張物を得、ついで、所定のコ
ア厚みにカツトし、展張して(例えば特開昭53−
129267号公報参照)、ハニカム状に至つたところ
で、熱硬化型樹脂を塗工ないし含浸せしめ加熱処
理をほどこすことによつて固定化したハニカムコ
アを得るという方法が採用されるが、前記方法に
おいて最も難しいのは糊料の塗工及び樹脂の含浸
である。特に出来上つたハニカムに均一に樹脂を
含浸させるのは極めて困難であり、希薄な樹脂溶
液に浸漬し引き上げ、表面に残留する樹脂を空気
等で吹き飛ばし、再び浸漬するという方法をくり
返す必要がある。
また、従来の不織布は、糊料の塗工に際し、塗
工部以外への透み出しが多かつたり、塗布した糊
料が不織布を通り易く表面にまで透み出し、プレ
ス・加熱接着する際に接着されてはならない部位
まで接着することとなる。
工部以外への透み出しが多かつたり、塗布した糊
料が不織布を通り易く表面にまで透み出し、プレ
ス・加熱接着する際に接着されてはならない部位
まで接着することとなる。
発明の目的
本発明の目的は、従来の芳香族ポリアミド合成
紙又は芳香族ポリアミド繊維不織布のもつ上述の
如き諸欠点を解消し、適度な樹脂の含浸性及び接
着剤の塗工性を有していて、ハニカムコアの製造
が簡単であり、しかも、すぐれた機械的特性(と
くにせん断特性)を有し、軽量・高性能構造材料
の構成要素として有用なハニカムコアを提供する
ことにある。
紙又は芳香族ポリアミド繊維不織布のもつ上述の
如き諸欠点を解消し、適度な樹脂の含浸性及び接
着剤の塗工性を有していて、ハニカムコアの製造
が簡単であり、しかも、すぐれた機械的特性(と
くにせん断特性)を有し、軽量・高性能構造材料
の構成要素として有用なハニカムコアを提供する
ことにある。
発明の構成
本発明者らは、前述の目的を達成すべく鋭意研
究の結果、芳香族ポリアミド繊維等の耐熱性繊維
の不織布を基材とするハニカムコアあつても、基
材不織布として従来のものに比べ緻密な構造をも
つ特殊な不織布を使用するときに限り、従来のハ
ニカムコアのもつ欠点が解消され、きわめて有用
性の高い製品が得られることを見い出し、本発明
に到達した。
究の結果、芳香族ポリアミド繊維等の耐熱性繊維
の不織布を基材とするハニカムコアあつても、基
材不織布として従来のものに比べ緻密な構造をも
つ特殊な不織布を使用するときに限り、従来のハ
ニカムコアのもつ欠点が解消され、きわめて有用
性の高い製品が得られることを見い出し、本発明
に到達した。
すなわち、本発明は、耐熱性繊維よりなる不織
布に耐熱性樹脂を含浸せしめて構成したハニカム
コアであつて、前記不織布における水銀ポロシメ
ーターで測定した際の孔径分布の最頻値が1〜
15μm、ポロシテイ(空筒圧入率)が0.05〜0.4で
あることを特徴とするハニカムコアである。
布に耐熱性樹脂を含浸せしめて構成したハニカム
コアであつて、前記不織布における水銀ポロシメ
ーターで測定した際の孔径分布の最頻値が1〜
15μm、ポロシテイ(空筒圧入率)が0.05〜0.4で
あることを特徴とするハニカムコアである。
本発明でいう耐熱性繊維とは、200℃以上(好
ましくは250℃以上)の軟化点をもつ繊維を総称
するが、本発明では特に耐熱性にすぐれた、芳香
族ポリアミド繊維、芳香族ポリアミドイミド繊
維、ポリアリレート繊維などが好適である。しか
しハニカムコアの用途によつてはポリエチレン−
2,6−ナフタレート繊維、ポリエチレンテレフ
タレート繊維なども用いることができる。
ましくは250℃以上)の軟化点をもつ繊維を総称
するが、本発明では特に耐熱性にすぐれた、芳香
族ポリアミド繊維、芳香族ポリアミドイミド繊
維、ポリアリレート繊維などが好適である。しか
しハニカムコアの用途によつてはポリエチレン−
2,6−ナフタレート繊維、ポリエチレンテレフ
タレート繊維なども用いることができる。
なかでも、芳香族ポリアミド繊維が最も好まし
く、芳香族ポリアミド繊維としては、例えば、メ
タフエニレンイソフタルアミド、パラフエニレン
テレフタルアミド、メタフエニレンテレフタルア
ミド、パラフエニレンイソフタルアミド、4,
4′−オキシジフエニレンテレフタルアミド、及び
3,4′−オキシジフエニレンテレフタルアミド等
からなる群より選ばれた1種または2種以上を主
たるくりかえし構造単位とする芳香族ポリアミド
繊維があげられる。
く、芳香族ポリアミド繊維としては、例えば、メ
タフエニレンイソフタルアミド、パラフエニレン
テレフタルアミド、メタフエニレンテレフタルア
ミド、パラフエニレンイソフタルアミド、4,
4′−オキシジフエニレンテレフタルアミド、及び
3,4′−オキシジフエニレンテレフタルアミド等
からなる群より選ばれた1種または2種以上を主
たるくりかえし構造単位とする芳香族ポリアミド
繊維があげられる。
本発明において好適に使用される芳香族ポリア
ミドは、前記の如く、酸成分としてテレフタル酸
単位又はイソフタル酸単位を、アミン成分として
パラフエニレンジアミン単位、メタフエニレンジ
アミン単位、ジアミノ・ジフエニルエーテル単
位、ジアミノジフエニルメタン単位又はジアミノ
ジフエニレスルホン単位を主たる構成単位として
含むポリアミドであつて、特に耐熱性の良好なポ
リマーである。これら芳香族ポリアミドは、硫酸
のような無機溶剤、あるいはN−メチルピロリド
ンのような有機溶剤に溶解したのち、湿式、乾式
あるいは半乾半湿式により紡糸し、必要に応じて
延伸熱処理することによつて、耐熱性の良好な繊
維を得ることができる。
ミドは、前記の如く、酸成分としてテレフタル酸
単位又はイソフタル酸単位を、アミン成分として
パラフエニレンジアミン単位、メタフエニレンジ
アミン単位、ジアミノ・ジフエニルエーテル単
位、ジアミノジフエニルメタン単位又はジアミノ
ジフエニレスルホン単位を主たる構成単位として
含むポリアミドであつて、特に耐熱性の良好なポ
リマーである。これら芳香族ポリアミドは、硫酸
のような無機溶剤、あるいはN−メチルピロリド
ンのような有機溶剤に溶解したのち、湿式、乾式
あるいは半乾半湿式により紡糸し、必要に応じて
延伸熱処理することによつて、耐熱性の良好な繊
維を得ることができる。
本発明では、不織布の70重量%以上(特に85重
量%以上)がポリメタフエニレンイソフタルアミ
ド系繊維からなるものが好適である。これに対
し、ポリメタフエニレンイソフタルアミド系繊維
のカツトフアイバーとポリメタフエニレンイソフ
タルアミドから得られるフイブリツドとを混合抄
紙した合成紙は、フイブリツドの非晶性に起因す
ると考えられる強度(たとえば圧縮強度)不足
が、ハニカムコアとしての用途に不適当な結果を
招いている。
量%以上)がポリメタフエニレンイソフタルアミ
ド系繊維からなるものが好適である。これに対
し、ポリメタフエニレンイソフタルアミド系繊維
のカツトフアイバーとポリメタフエニレンイソフ
タルアミドから得られるフイブリツドとを混合抄
紙した合成紙は、フイブリツドの非晶性に起因す
ると考えられる強度(たとえば圧縮強度)不足
が、ハニカムコアとしての用途に不適当な結果を
招いている。
本発明のかかるハニカムコアの特性をさらに効
果的に発現させるため、前記芳香族ポリアミド繊
維として(A)延伸熱処理繊維と、(B)未延伸繊維、延
伸・未熱処理繊維、及び/又は、易溶性のスキン
層と難溶性もしくは不溶性のコア層を有するスキ
ン・コア繊維とを併用することが好ましい。
果的に発現させるため、前記芳香族ポリアミド繊
維として(A)延伸熱処理繊維と、(B)未延伸繊維、延
伸・未熱処理繊維、及び/又は、易溶性のスキン
層と難溶性もしくは不溶性のコア層を有するスキ
ン・コア繊維とを併用することが好ましい。
前記(B)の芳香族ポリアミドの未延伸繊維及び延
伸・未熱処理繊維は、通常よく知られた製糸方
法、たとえば該芳香族ポリアミドを極性有機溶剤
に溶解させた溶液を小孔を通して凝固溶中に紡出
し、洗浄する工程で得ることが出来る。
伸・未熱処理繊維は、通常よく知られた製糸方
法、たとえば該芳香族ポリアミドを極性有機溶剤
に溶解させた溶液を小孔を通して凝固溶中に紡出
し、洗浄する工程で得ることが出来る。
すなわち、未延伸繊維は、前述の洗浄を行つた
のちの繊維を乾燥することによつて得られるし、
延伸・未熱処理繊維は、前記未延伸繊維を熱水中
で延伸することによつて得られる。
のちの繊維を乾燥することによつて得られるし、
延伸・未熱処理繊維は、前記未延伸繊維を熱水中
で延伸することによつて得られる。
さらに、本発明では前記(B)の繊維として易溶性
のスキン層と難溶性もしくは不溶性のコア層とを
有するスキン・コア型の芳香族ポリアミド繊維を
用いてもよい。該繊維は、前述の延伸・熱処理繊
維を得る工程において、たとえば凝固条件等を変
更することにより得ることが出来る(詳細につい
ては欧州特許出願公開第0040833号明細書参照)。
のスキン層と難溶性もしくは不溶性のコア層とを
有するスキン・コア型の芳香族ポリアミド繊維を
用いてもよい。該繊維は、前述の延伸・熱処理繊
維を得る工程において、たとえば凝固条件等を変
更することにより得ることが出来る(詳細につい
ては欧州特許出願公開第0040833号明細書参照)。
一方、前記(A)の延伸熱処理繊維は、後記芳香族
ポリアミド延伸未熱処理繊維を、さらに緊張下で
高温、例えば200〜600℃の雰囲気もしくはプレー
ト上を通過させ熱処理することにより得られる。
ポリアミド延伸未熱処理繊維を、さらに緊張下で
高温、例えば200〜600℃の雰囲気もしくはプレー
ト上を通過させ熱処理することにより得られる。
このように、(A)延伸熱処理繊維に対し、(B)未延
伸繊維及び/又は延伸・未熱処理繊維あるいはス
キン・コア繊維を併用することが本発明の好まし
い実施態様であり、各繊維の使用割合は、ハニカ
ムコアの使用用途に応じて任意に変えることがで
きる。
伸繊維及び/又は延伸・未熱処理繊維あるいはス
キン・コア繊維を併用することが本発明の好まし
い実施態様であり、各繊維の使用割合は、ハニカ
ムコアの使用用途に応じて任意に変えることがで
きる。
即ち、前記(A)延伸熱処理繊維と前記(B)繊維との
混合率は、前記(B)繊維を5重量%以上とすればよ
いが、好ましくは95〜5重量%、更に好ましくは
80〜20重量%である。延伸熱処理繊維が約95重量
%を越えると、繊維間の絡み合いが弱くなりシー
ト状物の構造体としての強度が弱くなるので好ま
しくない。
混合率は、前記(B)繊維を5重量%以上とすればよ
いが、好ましくは95〜5重量%、更に好ましくは
80〜20重量%である。延伸熱処理繊維が約95重量
%を越えると、繊維間の絡み合いが弱くなりシー
ト状物の構造体としての強度が弱くなるので好ま
しくない。
すなわち、不織布化する際に、その加熱加圧条
件下つまり温度と圧力及び可塑剤の添加等で実質
的に変形・融着する繊維とたとえ変形はおきると
しても繊維形状を保ち続ける繊維との混合である
ことが必要で、変形、融着する繊維があるために
孔径分布の最頻値が1〜15μmに出来、微細なフ
イブリツドが無いために1μm以下の孔径が発生し
にくい。なお、ここでフイブリツドとは、例えば
特公昭35−11851号、同37−5732号等に示された
ものであつて、比表面積が一般の繊維では10-1〜
101m2/gであるのに対して、102〜104m2/g程
度のものである。
件下つまり温度と圧力及び可塑剤の添加等で実質
的に変形・融着する繊維とたとえ変形はおきると
しても繊維形状を保ち続ける繊維との混合である
ことが必要で、変形、融着する繊維があるために
孔径分布の最頻値が1〜15μmに出来、微細なフ
イブリツドが無いために1μm以下の孔径が発生し
にくい。なお、ここでフイブリツドとは、例えば
特公昭35−11851号、同37−5732号等に示された
ものであつて、比表面積が一般の繊維では10-1〜
101m2/gであるのに対して、102〜104m2/g程
度のものである。
また、本発明では、前記(A)繊維と(B)繊維との配
合割合の異なるウエブや繊度の異なる繊維からな
るウエブを積層して、厚み方向に緻密性の変化し
た不織布としてもよい。例ば、繊維(B)のウエブを
中間層とし、繊維(A)のウエブを両表面層として積
層すると、中間層の緻密性が特に大きな不織布と
することができる。
合割合の異なるウエブや繊度の異なる繊維からな
るウエブを積層して、厚み方向に緻密性の変化し
た不織布としてもよい。例ば、繊維(B)のウエブを
中間層とし、繊維(A)のウエブを両表面層として積
層すると、中間層の緻密性が特に大きな不織布と
することができる。
本発明の好ましい態様では、芳香族ポリアミド
繊維のほかに、必要に応じて種々の繊維を併用す
ることも可能である。かかる繊維の例としては、
ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレー
ト繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維、ナイ
ロン−6、ナイロン66等の脂肪族ポリアミド繊
維、ポリアリレート繊維、ポリアクリロニトリル
繊維等の有機繊維、ガラス繊維、石綿、金属繊
維、チタン酸カリウム繊維等の無機質繊維、ある
いは炭素繊維、アルミナ繊維等をあげることがで
きる。
繊維のほかに、必要に応じて種々の繊維を併用す
ることも可能である。かかる繊維の例としては、
ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレー
ト繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維、ナイ
ロン−6、ナイロン66等の脂肪族ポリアミド繊
維、ポリアリレート繊維、ポリアクリロニトリル
繊維等の有機繊維、ガラス繊維、石綿、金属繊
維、チタン酸カリウム繊維等の無機質繊維、ある
いは炭素繊維、アルミナ繊維等をあげることがで
きる。
かかる繊維のうち、軟化点の低い繊維の使用
は、ハニカムコア基材としての耐熱性を損わない
範囲で可能であるが、通常30重量%以下、好まし
くは15重量%以下を用いることができる。
は、ハニカムコア基材としての耐熱性を損わない
範囲で可能であるが、通常30重量%以下、好まし
くは15重量%以下を用いることができる。
実質的な一方法としてポリエチレンテレフタレ
ート繊維と芳香族ポリアミドの延伸熱処理した繊
維との組み合せがある。しかし耐熱性の点から芳
香族ポリアミド繊維のみからなるものの方が扱い
易い。
ート繊維と芳香族ポリアミドの延伸熱処理した繊
維との組み合せがある。しかし耐熱性の点から芳
香族ポリアミド繊維のみからなるものの方が扱い
易い。
本発明において、前記繊維から不織布を得る方
法としては、長繊維を開繊していく方法、短繊維
を混繊し面状にひろげる方法、あるいは、これら
工程を水中など湿式で実施する方法、乾式法など
種々の方法を採用することができる。
法としては、長繊維を開繊していく方法、短繊維
を混繊し面状にひろげる方法、あるいは、これら
工程を水中など湿式で実施する方法、乾式法など
種々の方法を採用することができる。
たとえば、耐熱性繊維としてポリメタフエニレ
ンイソフタルアミド系繊維を使用する場合を例に
あげると、ポリメタフエニレンイソフタルアミド
系延伸熱処理繊維及び未延伸繊維をそれぞれ、例
えば51mm長さにカツトし、重量比40:60の割合で
混繊したのち、所定の重さ(g/m2)になるよう
に連続的に均質な面状に拡げることによつて、ウ
エブ状物を得る。さらに該ウエブ状物に可塑剤を
含浸させたのち、高温高圧にて熱ロール等の手段
で加圧加熱することによつて所望のシート状物を
得ることができる。
ンイソフタルアミド系繊維を使用する場合を例に
あげると、ポリメタフエニレンイソフタルアミド
系延伸熱処理繊維及び未延伸繊維をそれぞれ、例
えば51mm長さにカツトし、重量比40:60の割合で
混繊したのち、所定の重さ(g/m2)になるよう
に連続的に均質な面状に拡げることによつて、ウ
エブ状物を得る。さらに該ウエブ状物に可塑剤を
含浸させたのち、高温高圧にて熱ロール等の手段
で加圧加熱することによつて所望のシート状物を
得ることができる。
可塑剤としては、ウエブを構成する繊維を可塑
化し得る作用のあるものであれば何れでもよい
が、ポリメタフエニレンイソフタルアミド系繊維
の場合は、N−メチル−2−ピロリドン,ジメチ
ルアセトアミド,ジメチルホルムアミド等のアミ
ド系極性溶剤及び/又は水が適当である。
化し得る作用のあるものであれば何れでもよい
が、ポリメタフエニレンイソフタルアミド系繊維
の場合は、N−メチル−2−ピロリドン,ジメチ
ルアセトアミド,ジメチルホルムアミド等のアミ
ド系極性溶剤及び/又は水が適当である。
加熱加圧処理は、従来の不織布の熱プレスに比
べて、高温高圧の条件が採用され、一般に、250
〜400℃、線圧50〜600Kg/cmの条件が適当であ
る。
べて、高温高圧の条件が採用され、一般に、250
〜400℃、線圧50〜600Kg/cmの条件が適当であ
る。
このような不織布は、従来の不織布に比べて極
めて高い緻密性を有する。そして、該不織布内部
の空隙の分布状態や大きさは、水銀ポロシメータ
ーによつて測定した、孔径分布の最頻値が1〜
15μ、好ましくは1〜13μの範囲内にあり、かつ、
ポロシテイ(圧入空洞率)が0.05〜0.4の範囲内
にあることによつて特徴づけられる。不織布の空
隙の分布状態や大きさが、この範囲内にあるもの
は、適当な樹脂含浸性と良好な糊料塗工性を示
し、すぐれた品質のハニカムコアを形成する。
めて高い緻密性を有する。そして、該不織布内部
の空隙の分布状態や大きさは、水銀ポロシメータ
ーによつて測定した、孔径分布の最頻値が1〜
15μ、好ましくは1〜13μの範囲内にあり、かつ、
ポロシテイ(圧入空洞率)が0.05〜0.4の範囲内
にあることによつて特徴づけられる。不織布の空
隙の分布状態や大きさが、この範囲内にあるもの
は、適当な樹脂含浸性と良好な糊料塗工性を示
し、すぐれた品質のハニカムコアを形成する。
ここで測定に使用する機器はAmerican
Insturument Company製の60000psi
“POROSIMETER”であり、圧力(孔径R(μ)
に対応する)と水銀侵入量V(ml/g)との関係
を求めた後、孔径R(μ)と△V/△R(ml/g/
μ)とを算出して得たグラフを第1図に示す。
Insturument Company製の60000psi
“POROSIMETER”であり、圧力(孔径R(μ)
に対応する)と水銀侵入量V(ml/g)との関係
を求めた後、孔径R(μ)と△V/△R(ml/g/
μ)とを算出して得たグラフを第1図に示す。
図中の曲線[]は、本発明で特定した不織布
の一例を示すものであり、後述の実施例1に対応
する。曲線[]は市販の一般の芳香族ポリアミ
ド不織布(登録商標“FIBREX”1113)の例、
[]は市販の芳香族ポリアミド合成紙(登録商
標“Nomex”410,412)の例を示すものである。
図より明らかな如く、従来の市販不織布は、孔径
分布のピークが15μ以上、ポロシテイ(圧入空洞
率)0.5以上のものが多い。また、合成紙は孔径
の非常に小さいところに孔径分布の最大ピークが
ある。これに対し、本発明で基材として使用する
不織布は、孔径分布の最大ピークが1〜15μの範
囲内に存する。
の一例を示すものであり、後述の実施例1に対応
する。曲線[]は市販の一般の芳香族ポリアミ
ド不織布(登録商標“FIBREX”1113)の例、
[]は市販の芳香族ポリアミド合成紙(登録商
標“Nomex”410,412)の例を示すものである。
図より明らかな如く、従来の市販不織布は、孔径
分布のピークが15μ以上、ポロシテイ(圧入空洞
率)0.5以上のものが多い。また、合成紙は孔径
の非常に小さいところに孔径分布の最大ピークが
ある。これに対し、本発明で基材として使用する
不織布は、孔径分布の最大ピークが1〜15μの範
囲内に存する。
孔径分布の最頻値が15μmを越える場合は接着
剤の塗布に際し浸透が大きすぎると共に、樹脂の
含浸に際して繊維−樹脂複合材料としての強度を
上げ難く、1μm未満に孔径分布の最頻値がある場
合には樹脂の含浸が隅々まで行われ難い。
剤の塗布に際し浸透が大きすぎると共に、樹脂の
含浸に際して繊維−樹脂複合材料としての強度を
上げ難く、1μm未満に孔径分布の最頻値がある場
合には樹脂の含浸が隅々まで行われ難い。
本発明のハニカムコアは、このような特殊の耐
熱性不織布に耐熱性樹脂を含浸させてなるもので
あるが、ハニカムコア製造の際に使用する糊料
(接着剤)としてはエポキシ樹脂系、フエノール
樹脂系、ポリイミド系、ポリアミドイミド系など
の各種の耐熱性接着剤を用いることが可能であ
る。
熱性不織布に耐熱性樹脂を含浸させてなるもので
あるが、ハニカムコア製造の際に使用する糊料
(接着剤)としてはエポキシ樹脂系、フエノール
樹脂系、ポリイミド系、ポリアミドイミド系など
の各種の耐熱性接着剤を用いることが可能であ
る。
また、ハニカムコアの固定に使用する含浸用樹
脂としては、エポキシ樹脂、フエノール樹脂、ポ
リイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、その他各
種の耐熱性樹脂をあげることができる。
脂としては、エポキシ樹脂、フエノール樹脂、ポ
リイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、その他各
種の耐熱性樹脂をあげることができる。
ハニカムコアを製造する方法としては、不織布
の表面に所定のセルサイズとなるようにストライ
プ状に糊料を塗工し、そのシートを半ピツチずつ
ずらせながら積層したのち、熱プレスを行つて未
展張物を得、ついで所定のコア厚みにカツトし、
展張して、ハニカム状に至つたところで熱硬化型
樹脂を塗工又は含浸せしめて、加熱処理を施すこ
とによつて、固定化したハニカムコアとすること
ができる。
の表面に所定のセルサイズとなるようにストライ
プ状に糊料を塗工し、そのシートを半ピツチずつ
ずらせながら積層したのち、熱プレスを行つて未
展張物を得、ついで所定のコア厚みにカツトし、
展張して、ハニカム状に至つたところで熱硬化型
樹脂を塗工又は含浸せしめて、加熱処理を施すこ
とによつて、固定化したハニカムコアとすること
ができる。
また、前記不織布のの場合は、また、まず不織
布に樹脂を含浸させ硬化した後、所定のセルサイ
ズになるようにストライプ状に糊料(接着剤)を
塗工し、その塗工したシートを、半ピツチずつず
らせながら重ねあわせたのち、プレスしながら加
熱して未展張物を得、所定のコア厚みが得られる
ようにカツトし、展張してハニカム状物を得、固
定化してハニカムコアとする方法を採用すること
もできる。
布に樹脂を含浸させ硬化した後、所定のセルサイ
ズになるようにストライプ状に糊料(接着剤)を
塗工し、その塗工したシートを、半ピツチずつず
らせながら重ねあわせたのち、プレスしながら加
熱して未展張物を得、所定のコア厚みが得られる
ようにカツトし、展張してハニカム状物を得、固
定化してハニカムコアとする方法を採用すること
もできる。
発明の効果
前述のような不織布は、その構造に起因して、
適度な樹脂含浸性及び糊料の塗工性を兼ねそな
え、ハニカムの製作に際しての樹脂または樹脂溶
液の含浸をきわめてすみやかに、しかも効率よく
所望の量を付着させることが可能となり、また糊
料の塗工も容易である。
適度な樹脂含浸性及び糊料の塗工性を兼ねそな
え、ハニカムの製作に際しての樹脂または樹脂溶
液の含浸をきわめてすみやかに、しかも効率よく
所望の量を付着させることが可能となり、また糊
料の塗工も容易である。
そして、得られたハニカムコアは、きわめてす
ぐれた機械的特性(とくにせん断特性)を有して
おり、軽量・高性能構造材量の構成要素としてき
わめて有用である。
ぐれた機械的特性(とくにせん断特性)を有して
おり、軽量・高性能構造材量の構成要素としてき
わめて有用である。
実施例
以下に、実施例によつて本発明をさらに詳細に
説明する。
説明する。
なお、実施例中単に「部」とあるのは、「重量
部」を意味する。
部」を意味する。
実施例 1
(イ) シート状物の調製
ポリメタフエニレンイソフタルアミドの延伸熱
処理繊維(登録商標「コーネックス」)のカツト
フアイバー(繊度1.5デニール,繊維長51mm)40
部及び該ポリメタフエニレンイソフタルアミドの
製糸工程において凝固−水洗ののち熱水中で延伸
したいわゆる延伸・未熱処理繊維のカツトフアイ
バー(繊度1.5デニール,繊維長51mm)60部を混
繊し、フラツトカード機にてカーデイングしてウ
エブ状物を得た。
処理繊維(登録商標「コーネックス」)のカツト
フアイバー(繊度1.5デニール,繊維長51mm)40
部及び該ポリメタフエニレンイソフタルアミドの
製糸工程において凝固−水洗ののち熱水中で延伸
したいわゆる延伸・未熱処理繊維のカツトフアイ
バー(繊度1.5デニール,繊維長51mm)60部を混
繊し、フラツトカード機にてカーデイングしてウ
エブ状物を得た。
ついで、このウエブ状物にN−メチル−2−ピ
ロリドンの3%水溶液を100部スプレーしたのち、
280℃に設定した一対のプレスロールで線圧200
Kg/cmにて、8m/分の速度で熱圧加工すること
により、54g/m2、厚み0.049mmのシート状物を得
た。このシート状物のポロシテイは0.21であり、
孔径分布の最大ピークは12μで、他に0.2μの位置
に小ピークがあつた。
ロリドンの3%水溶液を100部スプレーしたのち、
280℃に設定した一対のプレスロールで線圧200
Kg/cmにて、8m/分の速度で熱圧加工すること
により、54g/m2、厚み0.049mmのシート状物を得
た。このシート状物のポロシテイは0.21であり、
孔径分布の最大ピークは12μで、他に0.2μの位置
に小ピークがあつた。
(ロ) 接着剤の塗工及び積層
上記(イ)によつて得られたシート状物上に、エポ
キシ樹脂系接着剤(エピコート828:エピコート
871:エピキユアZ(いずれもシエル化学製品)=
50部:50部:20部混合系)を、28mmのピツチで7
mm幅の縞状に塗工したのち、塗工面を半ピツチず
つずらせながら積層した。
キシ樹脂系接着剤(エピコート828:エピコート
871:エピキユアZ(いずれもシエル化学製品)=
50部:50部:20部混合系)を、28mmのピツチで7
mm幅の縞状に塗工したのち、塗工面を半ピツチず
つずらせながら積層した。
ついで、この積層物を140℃に加熱したプレス
を用い、30Kg/cm2の圧力で20分間加熱接着し未展
張ハニカムコアを得た。
を用い、30Kg/cm2の圧力で20分間加熱接着し未展
張ハニカムコアを得た。
(ハ) 展張,樹脂含浸及び硬化
上記(ロ)により得られた未展張ハニカムコアを接
着剤の縞目に対して垂直に7mm幅(ハニカムコア
の厚みに相当)で切断した。
着剤の縞目に対して垂直に7mm幅(ハニカムコア
の厚みに相当)で切断した。
なお、接着剤の塗工量は、基材であるシート状
物に対し、平均70重量%であつた。
物に対し、平均70重量%であつた。
切断した未展張ハニカムコアを展張してハニカ
ム状となし、そのまま固定してあらかじめ調製し
たエポキシ樹脂溶液(エピコート828:エピキユ
アZ:アセトン=100部:20部:180部)中に含浸
した。
ム状となし、そのまま固定してあらかじめ調製し
たエポキシ樹脂溶液(エピコート828:エピキユ
アZ:アセトン=100部:20部:180部)中に含浸
した。
ついで、アセトンを風乾で除去したのち、95℃
で2時間さらに、140℃で4時間加熱し硬化せし
めた。
で2時間さらに、140℃で4時間加熱し硬化せし
めた。
(ニ) 樹脂含浸ハニカムコアの性能測定
上記(ハ)で得られた樹脂含浸ハニカムコアは、見
かけ比重が0.026g/cm3であり、圧縮強さ(セルサ
イズ7mm,コア厚み7mm)は10.5Kg/cm2であつ
た。
かけ比重が0.026g/cm3であり、圧縮強さ(セルサ
イズ7mm,コア厚み7mm)は10.5Kg/cm2であつ
た。
比較のため、ポリメタフエニレンイソフタルア
ミドのフイブリツドとポリメタフエニレンイソフ
タルアミド繊維とよりなる市販の合成紙(登録商
標“Nomex”410,(2ミル):重さ38g/m2)を
用いて、実施例1(ロ)及び(ハ)と同様にして樹脂含浸
ハニカムコア(見かけ比重0.025g/cm3)を得た。
ミドのフイブリツドとポリメタフエニレンイソフ
タルアミド繊維とよりなる市販の合成紙(登録商
標“Nomex”410,(2ミル):重さ38g/m2)を
用いて、実施例1(ロ)及び(ハ)と同様にして樹脂含浸
ハニカムコア(見かけ比重0.025g/cm3)を得た。
このハニカムコアの圧縮強さは、2.8Kg/cm2に
すぎなかつた。
すぎなかつた。
なお、この合成紙の孔径分布の最大ピークは
0.04μであつた。
0.04μであつた。
実施例 2
実施例1において試作したと同様にして得た未
展張ハニカムコアを展張してハニカム状となし、
そのまま固定してあらかじめ調製したフエノール
樹脂溶液(セメダイン#100:メチルメチルケト
ン=20部:80部)中に含浸した。
展張ハニカムコアを展張してハニカム状となし、
そのまま固定してあらかじめ調製したフエノール
樹脂溶液(セメダイン#100:メチルメチルケト
ン=20部:80部)中に含浸した。
ついで、風乾したのち、更に二回繰返した。ス
チーム乾燥器(95℃)で30分間加熱し、120℃で
2時間加熱して硬化せしめた。
チーム乾燥器(95℃)で30分間加熱し、120℃で
2時間加熱して硬化せしめた。
かくして得られた樹脂含浸ハニカムコアは、見
掛比重が0.07g/cm3であり、圧縮強さ(セルサイ
ズ7mm、コア厚み7mm)は35Kg/cm2であつた。
掛比重が0.07g/cm3であり、圧縮強さ(セルサイ
ズ7mm、コア厚み7mm)は35Kg/cm2であつた。
また、せん断強度は20Kg/cm2、及び10Kg/cm2
(ハニカムの方向が前者はシート方向、後者はシ
ート直角方向)、せん断弾性率は7Kg/mm2及び4
Kg/mm2であつた。
(ハニカムの方向が前者はシート方向、後者はシ
ート直角方向)、せん断弾性率は7Kg/mm2及び4
Kg/mm2であつた。
比較例 1
(イ) シート状物の製造
ポリメタフエニレンイソフタルアミドの延伸熱
処理繊維(登録商標「コーネツクス」)のカツト
フアイバー(繊度1.5デニール,繊維長51mm)40
部及び該ポリメタフエニレンイソフタルアミドの
製糸工程において凝固・水洗して得たいわゆる未
延伸糸のカツトフアイバー(繊度4.7デニール,
繊維長51mm)60部を混繊し、フラツトカード機に
てカーデイングしてウエブ状物を得た。
処理繊維(登録商標「コーネツクス」)のカツト
フアイバー(繊度1.5デニール,繊維長51mm)40
部及び該ポリメタフエニレンイソフタルアミドの
製糸工程において凝固・水洗して得たいわゆる未
延伸糸のカツトフアイバー(繊度4.7デニール,
繊維長51mm)60部を混繊し、フラツトカード機に
てカーデイングしてウエブ状物を得た。
ついで、該ウエブ状物を300℃に設定したロー
ルプレスで線圧100Kg/cmの圧力下8m/分でプレ
スすることにより、64.0g/m2,厚み0.082mmのシ
ート状物を得た。このシート状物のポロシテイは
0.45,孔径分布の最大ピークは27μであつた。
ルプレスで線圧100Kg/cmの圧力下8m/分でプレ
スすることにより、64.0g/m2,厚み0.082mmのシ
ート状物を得た。このシート状物のポロシテイは
0.45,孔径分布の最大ピークは27μであつた。
(ロ) 接着剤の塗工及び積層
上記(イ)によつて得られたシート状物上に、エポ
キシ樹脂系接着剤(エピコート828:エピコート
871:エピキユアZ(いずれもシエル化学製品)=
50部:50部:20部混合系)を、28mmのピツチで7
mm幅の縞状に塗工しつつ、塗工面を半ピツチずつ
ずらせながら積層した。
キシ樹脂系接着剤(エピコート828:エピコート
871:エピキユアZ(いずれもシエル化学製品)=
50部:50部:20部混合系)を、28mmのピツチで7
mm幅の縞状に塗工しつつ、塗工面を半ピツチずつ
ずらせながら積層した。
ついで、この積層物を140℃に加圧したプレス
を用い、30Kg/cm2の圧力で20分間加熱着色し未展
張ハニカムコアを得た。
を用い、30Kg/cm2の圧力で20分間加熱着色し未展
張ハニカムコアを得た。
(ハ) 展張
上記(ロ)によつて得られた未展張ハニカムコアを
接着剤の縞目に対して垂直に7mm幅(ハニカムコ
アの厚みに相当)で切断した。
接着剤の縞目に対して垂直に7mm幅(ハニカムコ
アの厚みに相当)で切断した。
なお、接着剤の塗工量は、基材であるシート状
物に対し、平均70重量%であつた。
物に対し、平均70重量%であつた。
切断した未展張ハニカムコアを展張しようとし
たが、接着剤が不織布シートを通過し、不要の個
所が接着したためうまく展張出来なかつた。
たが、接着剤が不織布シートを通過し、不要の個
所が接着したためうまく展張出来なかつた。
実施例 3
(イ) シート状物の調製
ポリエチレンテレフタレートの延伸熱処理繊維
(登録商標「テトロン」)のカツトフアイバー(繊
度0.5デニール,繊維長6mm)100部を50000部の
水と混合して400メツシユの金網の上に拡げ、
75g/m2の目付のシート状物を得た。これを160
℃,200Kg/cmでプレスロールで処理し、目付
70g/m2,厚さ0.07mmのシート状物を得た。
(登録商標「テトロン」)のカツトフアイバー(繊
度0.5デニール,繊維長6mm)100部を50000部の
水と混合して400メツシユの金網の上に拡げ、
75g/m2の目付のシート状物を得た。これを160
℃,200Kg/cmでプレスロールで処理し、目付
70g/m2,厚さ0.07mmのシート状物を得た。
水銀ポロシメータで得たポロシテイは0.25であ
り、孔径分布の最大ピークは11μであり、他に
0.1μの位置に小ピークがあつた。
り、孔径分布の最大ピークは11μであり、他に
0.1μの位置に小ピークがあつた。
(ロ) 接着剤の塗工及び積層
上記(イ)で得られたシート状物を、前述実施例1
(ロ)で示した方法で、接着剤を塗工し、ついて積層
−プレスして未展張ハニカムコアを得た。
(ロ)で示した方法で、接着剤を塗工し、ついて積層
−プレスして未展張ハニカムコアを得た。
(ハ) 展張,樹脂含浸及び硬化
上記(ロ)で得た未展張ハニカムコアを実施例1(ハ)
の方法と同様にして、ハニカム状となし、そのま
ま固定してあらかじめ調製したエポキシ樹脂溶液
(エピコート828:エピキユアZ:アセトン=100
部:20部:180部)中に含浸した。
の方法と同様にして、ハニカム状となし、そのま
ま固定してあらかじめ調製したエポキシ樹脂溶液
(エピコート828:エピキユアZ:アセトン=100
部:20部:180部)中に含浸した。
ついで、アセトンを風乾で除去したのち、95℃
で2時間さらに、140℃で4時間加熱して硬化せ
しめた。
で2時間さらに、140℃で4時間加熱して硬化せ
しめた。
(ハ) 樹脂含浸ハニカムコアの性能測定
上記(ハ)で得られた樹脂含浸ハニカムコアは、見
かけ比重が0.026g/cm3であり、圧縮強さ(セルサ
イズ7mm,コア厚み7mm)は、10Kg/cm2であつ
た。
かけ比重が0.026g/cm3であり、圧縮強さ(セルサ
イズ7mm,コア厚み7mm)は、10Kg/cm2であつ
た。
実施例 4
(イ) シート状物の調製
ポリメタフエニレンイソフタルアミドの延伸熱
処理繊維(登録商標「コーネツクス」)のカツト
フアイバー(繊度1.5デニール,繊維長51mm)40
部及び該ポリメタフエニレンイソフタルアミドの
製糸工程において凝固−水洗ののち熱水中で延伸
したいわゆる延伸・未熱処理繊維のカツトフアイ
バー(繊度4デニール,繊維長51mm)60部を混繊
し、フラツトカード機にてカーデイングしてウエ
ブ状物を得た。
処理繊維(登録商標「コーネツクス」)のカツト
フアイバー(繊度1.5デニール,繊維長51mm)40
部及び該ポリメタフエニレンイソフタルアミドの
製糸工程において凝固−水洗ののち熱水中で延伸
したいわゆる延伸・未熱処理繊維のカツトフアイ
バー(繊度4デニール,繊維長51mm)60部を混繊
し、フラツトカード機にてカーデイングしてウエ
ブ状物を得た。
ついで、該ウエブ状物を280℃に設定したプレ
スで400Kg/cm2の圧力下2分間熱圧することによ
り、64.0g/m2,厚み0.065mmのシート状物を得
た。このシート状物のポロシテイは0.12であり、
孔径分布の最大ピークは12μであり、更に0.3μに
小さいピークがあつた。
スで400Kg/cm2の圧力下2分間熱圧することによ
り、64.0g/m2,厚み0.065mmのシート状物を得
た。このシート状物のポロシテイは0.12であり、
孔径分布の最大ピークは12μであり、更に0.3μに
小さいピークがあつた。
(ロ) 樹脂含浸及び硬化
予め調製したフエノール樹脂溶液(登録商標
「セメダイン」#100:メチルエチルケトン=20
部:180部)中に含浸した。ついで、アセトンを
風乾で除去したのち含浸を再度行つた。95℃で30
分間、さらに120℃で2時間加熱して硬化せしめ
た、フエノール樹脂付着量は50%であつた。
「セメダイン」#100:メチルエチルケトン=20
部:180部)中に含浸した。ついで、アセトンを
風乾で除去したのち含浸を再度行つた。95℃で30
分間、さらに120℃で2時間加熱して硬化せしめ
た、フエノール樹脂付着量は50%であつた。
(ハ) 接着剤の塗工及び積層
上記(ロ)によつて得られた樹脂含浸シート状物上
に、エポキシ樹脂系接着剤(エピコート828:エ
ピコート871:エビキユアZ(いずれもシエル化学
製品)=50部:50部:20部混合系)を、28mmのピ
ツチで7mm幅の縞状に塗工したのち、塗工面を半
ピツチずつずらせながら積層した。
に、エポキシ樹脂系接着剤(エピコート828:エ
ピコート871:エビキユアZ(いずれもシエル化学
製品)=50部:50部:20部混合系)を、28mmのピ
ツチで7mm幅の縞状に塗工したのち、塗工面を半
ピツチずつずらせながら積層した。
ついで、この積層物を140℃に加圧したプレス
を用い、30Kg/cm2の圧力で20分間加熱接着した未
展張ハニカムコアを得た。
を用い、30Kg/cm2の圧力で20分間加熱接着した未
展張ハニカムコアを得た。
(ニ) ハニカムコアの物性測定
上記(ハ)で得られた未展張ハニカムコアを展張
し、固定したものは、見かけ比重が0.026g/cm3で
あり、圧縮強さ(セルサイズ7mm,コア厚み7
mm)は10.5Kg/cm2であつた。
し、固定したものは、見かけ比重が0.026g/cm3で
あり、圧縮強さ(セルサイズ7mm,コア厚み7
mm)は10.5Kg/cm2であつた。
せん断強さは35Kg/cm2及び18Kg/cm2であつた。
せん断弾性率は3.5Kg/mm2及び2Kg/mm2であつた。
せん断弾性率は3.5Kg/mm2及び2Kg/mm2であつた。
実施例 5
実施例4において上記(ロ)の樹脂含浸の繰り返し
回数を増やし、フエノール樹脂の含浸量を150%
にしたもので、実施例4と同様にしてハニカムコ
アを得た。このハニカムコアの見掛比重は
0.05g/cm2であり、圧縮強さは20Kg/cm2であつた。
回数を増やし、フエノール樹脂の含浸量を150%
にしたもので、実施例4と同様にしてハニカムコ
アを得た。このハニカムコアの見掛比重は
0.05g/cm2であり、圧縮強さは20Kg/cm2であつた。
比較例 2
市販のポリメタフエニレンイソフタルアミド合
成紙(登録商標“Nomex”410)で実施例5の如
きハニカムコアを作ろうとした。樹脂含浸及び硬
化,接着剤の塗工及び積層を行ない、得られた未
展張ハニカムコアを展張しようとしたところ、一
部のフエノール樹脂がはがれてうまく行かなかつ
た。なお、この合成紙を水銀ポロシメーターで測
定したところ、孔径分布は12μにピークがあつた
が、最大ピークは0.04μであつた。
成紙(登録商標“Nomex”410)で実施例5の如
きハニカムコアを作ろうとした。樹脂含浸及び硬
化,接着剤の塗工及び積層を行ない、得られた未
展張ハニカムコアを展張しようとしたところ、一
部のフエノール樹脂がはがれてうまく行かなかつ
た。なお、この合成紙を水銀ポロシメーターで測
定したところ、孔径分布は12μにピークがあつた
が、最大ピークは0.04μであつた。
実施例 6
実施例3におけるポリエチレンテレフタレート
のシート状物を用いて実施例4同様にしてハニカ
ムコアを得た。
のシート状物を用いて実施例4同様にしてハニカ
ムコアを得た。
圧縮強度は9Kg/cm2,せん断強度は30Kg/cm2及
び20Kg/cm2であつた。
び20Kg/cm2であつた。
第1図は、本発明のハニカムコアを構成する不
織布、及び従来市販の不織布(カールフロイデン
ベルグ社製「FIBREX1113」)、従来市販の合成
紙(デユポン社製「Nomex410」)をそれぞれ水
銀ポロシメーターで測定したときの孔径分布の状
態を示すグラフであり、縦軸に△V/△R(ml/
g/μ)をとり、横軸に孔径(μ)をとつたもの
である。 図中の曲線[]は、本発明で特定した不織
布、[]は市販の上記不織布、[]は市販の上
記合成紙の例を示す。[]は孔径分布がハニカ
ムコア用素材としては大きい方に片寄つており、
樹脂含浸複合化と接着に際して問題があること
を、[]は孔径分布が小さい方に偏つており樹
脂が入りにくいことを示している。
織布、及び従来市販の不織布(カールフロイデン
ベルグ社製「FIBREX1113」)、従来市販の合成
紙(デユポン社製「Nomex410」)をそれぞれ水
銀ポロシメーターで測定したときの孔径分布の状
態を示すグラフであり、縦軸に△V/△R(ml/
g/μ)をとり、横軸に孔径(μ)をとつたもの
である。 図中の曲線[]は、本発明で特定した不織
布、[]は市販の上記不織布、[]は市販の上
記合成紙の例を示す。[]は孔径分布がハニカ
ムコア用素材としては大きい方に片寄つており、
樹脂含浸複合化と接着に際して問題があること
を、[]は孔径分布が小さい方に偏つており樹
脂が入りにくいことを示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 耐熱性繊維よりなる不織布に耐熱性樹脂を含
浸せしめて構成したハニカムコアであつて、前記
不織布における水銀ポロシメーターで測定した際
の孔径分布の最頻値が1〜15μm、ポロシテイ
(圧入空洞率)が0.05〜0.4であることを特徴とす
るハニカムコア。 2 耐熱性繊維よりなる不織布が、芳香族ポリア
ミド繊維を70重量%以上含むものである特許請求
の範囲第1項記載のハニカムコア。 3 耐熱性繊維よりなる不織布が、(A)延伸熱処理
繊維と(B)延伸未熱処理繊維、未延伸繊維、及び/
又は、表層部が溶媒易溶性で中心部が溶媒不溶性
又は溶媒難溶性のスキン・コア繊維とによつて構
成される特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
ハニカムコア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58145072A JPS6036152A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | ハニカムコア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58145072A JPS6036152A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | ハニカムコア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6036152A JPS6036152A (ja) | 1985-02-25 |
| JPS645813B2 true JPS645813B2 (ja) | 1989-02-01 |
Family
ID=15376726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58145072A Granted JPS6036152A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | ハニカムコア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6036152A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5137768A (en) * | 1990-07-16 | 1992-08-11 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | High shear modulus aramid honeycomb |
-
1983
- 1983-08-10 JP JP58145072A patent/JPS6036152A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6036152A (ja) | 1985-02-25 |
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