JPS646312B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS646312B2
JPS646312B2 JP56108862A JP10886281A JPS646312B2 JP S646312 B2 JPS646312 B2 JP S646312B2 JP 56108862 A JP56108862 A JP 56108862A JP 10886281 A JP10886281 A JP 10886281A JP S646312 B2 JPS646312 B2 JP S646312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon fiber
epoxy
abrasion resistance
modified polyurethane
excellent abrasion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56108862A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5813781A (ja
Inventor
Minoru Yoshinaga
Atsushi Tsunoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP56108862A priority Critical patent/JPS5813781A/ja
Priority to US06/396,065 priority patent/US4496671A/en
Priority to DE8282303603T priority patent/DE3274125D1/de
Priority to EP82303603A priority patent/EP0070162B1/en
Publication of JPS5813781A publication Critical patent/JPS5813781A/ja
Publication of JPS646312B2 publication Critical patent/JPS646312B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • D—TEXTILES; PAPER
    • D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F11/00—Chemical after-treatment of artificial filaments or the like during manufacture
    • D01F11/10—Chemical after-treatment of artificial filaments or the like during manufacture of carbon
    • D01F11/14—Chemical after-treatment of artificial filaments or the like during manufacture of carbon with organic compounds, e.g. macromolecular compounds
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913—Rod, strand, filament or fiber
    • Y10T428/2918—Rod, strand, filament or fiber including free carbon or carbide or therewith [not as steel]
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913—Rod, strand, filament or fiber
    • Y10T428/2933—Coated or with bond, impregnation or core
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/30—Self-sustaining carbon mass or layer with impregnant or other layer

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は耐擦過性、すなわち炭素繊維の高次加
工や製品化における毛羽、糸切れの発生が少な
く、吸水性の小さい炭素繊維に関する。 炭素繊維はその優れた機械的性質、たとえば比
強度、比弾性率並びに耐薬品性などにより、航空
機の部品、宇宙機器、精密機器、運輸運搬機械、
各種スポーツ用品および原子力関係などの広い分
野においてその有用性が認識され、大量に使用さ
れてきている。これらの分野で炭素繊維はそのま
ま繊維として用いられることは少なく、一般に金
属、セラミツクス、合成樹脂などの補強用繊維素
材として使用されているが、中でも合成樹脂をマ
トリツクスとする炭素繊維強化プラスチツク(以
下CFRPという)は製品の多様性、性能の均一性
及びコストの点で広範囲の用途に利用されてい
る。 このCFRPにおいて炭素繊維の卓越した性質を
反映させるためには、炭素繊維とマトリツクス樹
脂との一体的接着、結合を図かることが重要であ
り、このような炭素繊維には気相又は液相(電解
処理も含む)酸化処理などの表面処理を施し、炭
素繊維の表面が活性化される。さらに、炭素繊維
の製造工程におけるローラやガイド類との接触、
フイラメントワインデイングなどにおける毛羽や
糸切れの発生を防止し、糸条の通過性を向上させ
るためにサイジング処理を施す必要がある。特
に、このサイジング処理は、上記製造工程におけ
る毛羽や糸切れの防止および糸条の通過性に加え
て、マトリツクス樹脂との接着性を損わないこ
と、高次加工工程における毛羽、糸切れの防止に
有効なことおよび糸条に柔軟性を与え、取扱い性
を向上させることなどが望まれている。 このような目的のため従来多くの炭素繊維のサ
イジング剤が提案されているが、これらの中で有
機溶剤を溶媒とするサイジング剤は通常サイジン
グ剤の安定性はすぐれているが防災、毒性など実
用上の点で必ずしも好ましいものではない。この
ような有機溶媒系サイジング剤に代わるサイジン
グ剤として水分散系のサイジング剤があるが、こ
の水分散系のサイジング剤は上記溶液安定性(ポ
ツトライフ)が低いし、この溶液安定性が比較的
良好な吸温性のサイジング剤は炭素繊維に付着し
たサイジング剤の吸水性により、炭素繊維コンポ
ジツトの物性が低下する傾向がある。 本発明者らは上記従来のサイジング剤並びにサ
イジング処理された炭素繊維の欠点について鋭意
検討を行ない、上記欠点のない本発明の炭素繊維
を見出したものである。 すなわち、本発明の目的とするところはマトリ
ツクス樹脂に対する接着性および製品のハンドリ
ング性にすぐれ、炭素繊維の高次加工、特に回転
成形体やプリプレグの成形に際して毛羽や糸切れ
の発生が少ない、すなわち後述する測定法により
求められるFW強力、すなわち耐擦過性にすぐれ
た炭素繊維を提供するにあり、他の目的はこのよ
うな耐擦過性にすぐれた炭素繊維を与えるサイジ
ング剤特に溶液安定性に優れた水分散性サイジン
グ剤を提供するにある。さらに他の目的はフイラ
メントワインデイング法など炭素繊維を高次加工
するに当つて、ガイドやローラなどとの接触をま
ぬがれない工程を経由する高次加工プロセスにお
いて卓越した耐擦過性を示す炭素繊維を提供する
にある。 かかる本発明の目的は前記特許請求の範囲に記
載した発明によつて達成することができる。 本発明において、炭素繊維は公知の各種製造法
によつて得られた炭素繊維、たとえばレーヨン、
アクリロニトリル系重合体、石油ピツチなどを原
料とする前駆体繊維から得られる直径が約5〜20
ミクロン(μ)の単繊維からなるストランド強度
が100〜500Kg/mm2の炭素繊維フイラメントやトウ
が用いられるが、好ましくは直径が約5〜8μの
単繊維からなるストランド強度が200〜500Kg/
mm2、単繊維本数が500〜50000本の炭素繊維束がよ
い。 本発明の特徴の1つは前記炭素繊維に付着させ
るサイジング剤として、エポキシ変性ポリウレタ
ンを用いることにある。このエポキシ変性ポリウ
レタンはそれぞれ特定量のエポキシ樹脂およびエ
ポキシ基と第4級アンモニウム基とをそれぞれ少
なくとも1ケ有するウレタン化合物からなる水分
散性の樹脂組成物から得られ、このようなエポキ
シ変性ポリウレタンを用いることによりはじめて
FW強力、すなわち耐擦過性にすぐれ、ハンドリ
ング性の良好な炭素繊維が得られる。 ここでエポキシ基および第4級アンモニウム基
をそれぞれ少くとも1ケ有するウレタン化合物と
しては(1)分子内に第四級アンモニウム基とヒドロ
キシル基とを有する化合物、(2)分子内にエポキシ
基とヒドロキシル基とを有する化合物、(3)ヒドロ
キシル基を有するポリエーテル、ポリエステルお
よびポリエステルエーテルからなる群から選ばれ
た1種または2種以上、および(4)ポリイソシアネ
ート化合物を任意の順序で反応させることによつ
てえられる化合物を挙げることができる。 さらに具体的にはエポキシ基とヒドロキシル基
とを有する化合物としては、例えばエチレングリ
コールモノグリシジルエーテル、グリセリンモノ
およびジグリシジルエーテル、ソルビトールポリ
グリシジルエーテルのような多価アルコールのグ
リシジルエーテル類:エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、グリセリン等の多価アルコー
ルのポリオキシアルキレンエーテル(例えば、ポ
リオキシエチレンエーテル、ポリオキシプロピレ
ンエーテル、ポリオキシプチレンエーテル)のグ
リシジルエーテル類;およびヒドロキシル基を有
する市販のエポキシ樹脂が挙げられる。 本発明に用いられる第四級アンモニウム基とヒ
ドロキシル基とを有する化合物は、第三級アミノ
基とヒドロキシル基とを有する化合物を種々の四
級化剤で四級化することによつて得られる。第三
級アミノ基とヒドロキシル基とを有する化合物と
しては、例えばN・N−ジメチルエタノールアミ
ン、N・N−ジエチルプロパノールアミン、N−
ラウリル−N−メチルエタノールアミンのN・N
−ジアルキルアルカノールアミン類:N−メチル
ジエタノールアミン、N−ブチルジエタノールア
ミン、N−ステアリルジプロパノールアミンなど
のN−アルキルジアルカノールアミン類;N・N
−ジエチルエチレンジアミン、N・N−ジメチル
プロピレンジアミンなどのN・N−ジアルキルア
ルキレンジアミンとヒドロキシカルボン酸との縮
合物類;N・N−ジアルキルアルカノールアミン
とヒドロキシカルボン酸との縮合物類;炭素数1
以上のアルキルアミン、ジアルキルアミン、N−
アルキルアミノアルキレンアミン、アルキレンジ
アミン等のアミン類の各活性水素にエチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサ
イドなどのアルキレンオキサイドが1モル以上付
加した化合物を挙げることができる。 四級化剤としてはジメチル硫酸、ジエチル硫酸
などのジアルキル硫酸、メチルクロライド、エチ
ルブロマイド、ブチルブロマイドなどのアルキル
ハライド、ベンジルクロライド、メチルトシレー
ト、エチレンハロヒドリンなどが挙げられる。四
級化剤にOH基をもつものを用いればOH基のな
い第三級アミンも使用できる場合もある。 ポリエーテル、ポリエステルおよびポリエステ
ルエーテルとしては、一般式のウレタン化合物の
製造に用いられる種々のものが使用できる。例え
ばポリエーテルとしてはエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトールなどの多価アルコールにエチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド、テトラヒドロフランなどのアルキレンオキサ
イドの1種または2種以上を付加重合させた末端
にヒドロキシル基を有するポリエーテル:レゾル
シノール、ビスフエノールのような多価フエノー
ル類のアルキレンオキサイド付加重合物:コハク
酸、アジピン酸、フマール酸、マレイン酸、グル
タール酸、アゼライン酸、フタール酸、テレフタ
ル酸、ダイマー酸、ピロメリツト酸、などの多塩
基性カルボン酸類のアルキレンオキサイド付加重
合等を挙げることができる。 ポリエステルとしては多価アルコールと多塩基
性カルボン酸との縮合物、ヒドロキシカルボン酸
と多価アルコールとの縮合物などであり、多価ア
ルコール、多塩基性カルボン酸としては上述のも
のが使用できる。またヒドロキシカルボン酸と多
価アルコールとの縮合物としては例えばヒマシ油
やヒマシ油脂肪酸とエチレングリコール、プロピ
レングリコールなどの反応生成物も有用である。 ポリエステルエーテルは上記ポリエステルにア
ルキレンオキサイドを付加重合せしめたもの、ポ
リエーテルを多塩基性カルボン酸で縮合させた末
端にヒドロキシル基を有するポリエステルポリエ
ーテルなどを挙げることができる。 ポリイソシアネート化合物としては、例えばト
リレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシア
ネート、フエニレンジイソシアネート、ジフエニ
ルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、こ
れらの過剰と多価アルコールとの反応物などが挙
げられる。 また、上記エポキシ樹脂としては、フエノール
のグリシジルエーテル、フエノール・ホルムアル
デヒド縮合物のグリシジルエーテル、ビニルアク
リル酸共重合体からのエポキシ樹脂、ポリブタジ
エンからのエポキシ樹脂などの少くとも2ケのエ
ポキシ基を有するそれ自体では水分散性を有して
いないものが好ましい。 本発明の炭素繊維はこのようなエポキシ変性ポ
リウレタンが含浸されていることに加えて、耐擦
過性、すなわち、次の測定法によつて求められる
FW強力が単繊維数6000本当り少くとも2Kg、好
ましくは3Kg/6000本以上であることが必要であ
る。 FW強力の測定法:所定量の各種サイジング剤
を付着させ、180〜240℃で0.5〜2.0分間乾燥熱処
理された単繊維本数が6000本の炭素繊維糸条をボ
ビンに巻き取り、このボビンから横取りして引出
した該炭素繊維糸条を“エピコート”827(シエル
化学社製)/無水メチルナジツク酸の1:1混合
溶液に浸漬した後取り出し、直径が10mmφ、表面
平滑度3Sのチタン製擦過棒に接触させながら通
過させる。ボビンに巻回された前記炭素繊維糸条
の引き出し張力を徐々に大きく、該擦過棒を通過
した糸条に糸切れが発生した時の最大張力をもつ
てFW強力(Kg)とする。 このようなFW強力を満足する本発明の炭素繊
維は前記エポキシ変性ポリウレタンとして、前記
ウレタン化合物に対するエポキシ樹脂の配合割
合、すなわち変性の程度がウレタン化合物約65〜
95重量%、好ましくは約65〜75%当りエポキシ樹
脂を約5〜35重量%、好ましくは約25〜35%の範
囲内で配合したエポキシ変性ポリウレタンの水分
散液を用い、該炭素繊維に対して約0.2〜5重量
%、好ましくは0.3〜2.0%の範囲内で付着させる
必要がある。 すなわち、該エポキシ変性ポリウレタン中のエ
ポキシ樹脂の量が35%よりも多くなると、FW強
力が2.0Kg/6000fil.を越えるものを得ることが難
しく、耐擦過性にすぐれた炭素繊維がえられない
し、サイジング剤としての水分散性が低下しポツ
トライフが不十分となる。一方エポキシ樹脂の量
が5%よりも少なくなると、炭素繊維表面に付着
したサイジング剤の吸水性が増大し、コンポジツ
ト物性、特に層間剪断強度(ILSS)の優れた炭
素繊維製品が得られ難くなるので好ましくない。
さらに該サイジング剤の付着量が0.2%よりも少
なくなると、FW強力が2.0Kg/6000fil.を越える
炭素繊維とすることが難しく、本発明の目的とす
る耐擦過性の良い炭素繊維にすることが難しくな
る。また、付着量が多過ぎて5%を越えると炭素
繊維の耐屈曲性、高次加工時の糸条の拡がりなど
が低下し、ハンドリング性の良好な炭素繊維が得
られ難くなる。 このような本発明の炭素繊維の製造方法として
は前述した炭素繊維をエポキシ変性ポリウレタン
の水分散液中に浸漬したのち、乾燥し、熱処理す
ることによつて基本的に製造することができる。
しかしながら、本発明の炭素繊維を製造するに当
つて、その耐擦過性が少くとも2.0Kg/6000fil.で
ある炭素繊維にするためにはエポキシ変性ポリウ
レタンを含浸した後180〜250℃で0.5〜2.0分の乾
燥熱処理を行う必要がある。すなわち、この熱処
理における処理時間が0.5分より短かくなつたり、
処理温度が180℃よりも低いときは、炭素繊維表
面に付着したエポキシ変性ポリウレタン中の水分
の除去に時間を要し、水分の除去が不十分になる
と、該炭素繊維のマトリツクス樹脂に対する接着
性が低下し、機械的強度、接着性の良好なコンポ
ジツト製品の製造が難しくなるので好ましくな
い。他方熱処理時間及び温度がそれぞれ2分を越
えるかもしくは270℃を越えると、エポキシ変性
ポリウレタンの硬化が著しくなるために、得られ
る炭素繊維の耐屈曲性が低下し、ハンドリング性
が悪化するので好ましくない。 かくして得られる本発明の炭素繊維はその優れ
た耐擦過性のために、高次加工プロセスにおける
毛羽や糸切れの発生がほとんどなく、その優れた
ハンドリング性によつて高次加工時の作業性が著
しく向上する。特に高次加工に際してローラやガ
イド類との接触が避けえない場合、たとえばプリ
プレグ成形におけるガイドによる糸条の引き揃
え、炭素繊維をそのままゴルフシヤフトなどの回
転成形体に成形する際のフイラメントワインデイ
ング等においては、該成形工程における炭素繊維
の毛羽や糸切れの発生が作業性と生産性に直接影
響するだけでなく、製品の品質、性質を決定する
が本発明の炭素繊維を用いることにより、このよ
うな影響を著しく減少することができる。 以下、実施例により本発明を詳細に説明する。 実施例 1 ヒドロキシル価112のポリプロピレングリコー
ル260gに2・4−/2・6−トリレンジイソシ
アネートの80/20異性体混合物87g、N−メチル
ジエタノールベンジルアンモニウムクロライド
34.3gを加え窒素雰囲気中、40℃で約2時間反応
させイソシアネート基2.23%、第四級窒素0.513
%を含有するウレタン化合物を得た。これにグリ
セロールジグリシジルエーテル41.3g、
DMF335.4gを加え50℃で約3時間イソシアネー
ト基がなくなるまで反応させた。反応生成物はオ
キシラン酸素0.743%、第四級窒素0.476%を含有
する水分散性の良好なものであつた。 得られた上記ポリウレタンにエポキシ当量が
225〜280、平均分子量が約470、比重が約1.1のビ
スフエノールAジグリシジルエーテルタイプの液
状エポキシ樹脂(シエル化学社製“エピコート”
843)のジメチルホルムアミド溶液を添加し、次
いで水を添加して第1表に示す組成の異なる6種
のエポキシ変性ポリウレタンの水分散液を作成し
た。
【表】
【表】 第1表に示した6種のエポキシ変性ポリウレタ
ン水分散液に単繊維本数が6000本、原糸のトータ
ルデニールが6000Dの炭素繊維糸条を浸漬した後
エポキシ変性ポリウレタンの付着量が1%になる
ように絞液し、次いで200℃で1分間熱処理した。
得られた6種のサイジング処理炭素繊維糸条の
FW強力及び不飽和ポリエステル樹脂(武田薬品
工業社製“ポルマール”8225Pに重合開始剤とし
てベンゾイルパーオキサイド(BPO)を配合し
たもの)とエポキシ樹脂(シエル化学社製“エピ
コート”828に触媒としてBF3・モノエチルアミ
ンを配合したもの)をマトリツクスとするコンポ
ジツトの層間剪断強度(ILSS)を測定した。結
果を第2表に示す。
【表】
【表】 実施例 2 実施例1において、エポキシ変性ポリウレタン
水分散液としてNo.4のものを用い、炭素繊維糸条
に対するエポキシ変性ポリウレタンの付着量が異
なる5種のサイジング処理炭素繊維糸条を作成し
た。これらの糸条のFW強力を第3表に示す。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エポキシ基と第4級アンモニウム基をそれぞ
    れ少なくとも1ケ有するウレタン化合物約65〜95
    重量%にエポキシ樹脂を約5〜35重量%の範囲量
    配合してなるエポキシ変性ポリウレタンを含有
    し、かつフイラメントワインデング強力が単繊維
    数6000本当たり少なくとも2Kgである耐擦過性に
    すぐれた炭素繊維。 2 特許請求の範囲第1項において、エポキシ変
    性ポリウレタンがウレタン化合物約65〜75重量%
    と、エポキシ樹脂約25〜35重量%とからなる組成
    物である耐擦過性にすぐれた炭素繊維。 3 特許請求の範囲第1項において、炭素繊維が
    直径約5〜8ミクロンの単繊維からなり、約150
    〜500Kg/mm2のストランド強度を有する炭素繊維
    束である耐擦過性にすぐれた炭素繊維。 4 特許請求の範囲第1〜2項において、エポキ
    シ変性ポリウレタンの付着量が約0.2〜5重量%
    の範囲内である耐擦過性にすぐれた炭素繊維。 5 特許請求の範囲第1〜4項において、炭素繊
    維が回転成形体用である耐擦過性にすぐれた炭素
    繊維。
JP56108862A 1981-07-14 1981-07-14 耐擦過性にすぐれた炭素繊維 Granted JPS5813781A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56108862A JPS5813781A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 耐擦過性にすぐれた炭素繊維
US06/396,065 US4496671A (en) 1981-07-14 1982-07-07 Continuous carbon filament fiber bundles
DE8282303603T DE3274125D1 (en) 1981-07-14 1982-07-09 Continuous carbon filament fiber bundles
EP82303603A EP0070162B1 (en) 1981-07-14 1982-07-09 Continuous carbon filament fiber bundles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56108862A JPS5813781A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 耐擦過性にすぐれた炭素繊維

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5813781A JPS5813781A (ja) 1983-01-26
JPS646312B2 true JPS646312B2 (ja) 1989-02-02

Family

ID=14495465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56108862A Granted JPS5813781A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 耐擦過性にすぐれた炭素繊維

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4496671A (ja)
EP (1) EP0070162B1 (ja)
JP (1) JPS5813781A (ja)
DE (1) DE3274125D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02110220U (ja) * 1989-02-20 1990-09-04

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045757Y2 (ja) * 1986-02-03 1992-02-18
KR920016649A (ko) * 1991-02-25 1992-09-25 산요 가세이 고교 가부시키가이샤 탄소섬유용 사이징 제 및 그 사이징 제로 처리된 탄소섬유
JP2545171B2 (ja) * 1991-12-16 1996-10-16 日東紡績株式会社 樹脂被覆炭素繊維チョップドストランド
US5462799A (en) * 1993-08-25 1995-10-31 Toray Industries, Inc. Carbon fibers and process for preparing same
US5369146A (en) * 1993-09-28 1994-11-29 Amoco Corporation Carbon fiber yarn having improved handling characteristics
JP3807066B2 (ja) * 1998-01-06 2006-08-09 東レ株式会社 炭素繊維用サイジング剤およびそれでサイズ処理された炭素繊維およびそれからなる複合材料
JP3894035B2 (ja) * 2001-07-04 2007-03-14 東レ株式会社 炭素繊維強化基材、それからなるプリフォームおよび複合材料
CN101313106A (zh) * 2005-11-25 2008-11-26 东丽株式会社 碳纤维束、预成型料及碳纤维强化复合材料
HUE046253T2 (hu) 2010-06-30 2020-02-28 Toray Industries Eljárás írezõszerrel bevont karbonszálak elõállítására és írezõszerrel bevont karbonszálak
TR201807712T4 (tr) 2011-10-04 2018-06-21 Toray Industries Karbon fiber takviyeli termoplastik reçine kalıplama malzemesi ve bunun üretimi için yöntemler.
US10184034B2 (en) 2011-12-05 2019-01-22 Toray Industries, Inc. Carbon fiber forming raw material, formed material, and carbon fiber-reinforced composite material
US20130309490A1 (en) * 2012-05-15 2013-11-21 Satoshi Seike Carbon fiber braid
EP3362375A1 (en) 2015-10-16 2018-08-22 Zipz, Inc. Carbonated beverage closure
EP3533923B1 (en) 2016-10-28 2024-05-15 Mitsubishi Chemical Corporation Sizing agent for carbon fibers, aqueous dispersion of sizing agent for carbon fibers, and sizing agent-adhered carbon fiber bundle
US10988243B2 (en) * 2019-03-15 2021-04-27 Bell Textron Inc. Tension-torsion strap
US10995039B1 (en) * 2019-12-20 2021-05-04 General Electric Company Methods of forming ceramic matrix composites using sacrificial fibers and non-wetting coating

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3839252A (en) * 1968-10-31 1974-10-01 Ppg Industries Inc Quaternary ammonium epoxy resin dispersion with boric acid for cationic electro-deposition
GB1285052A (en) * 1969-03-27 1972-08-09 Ici Ltd Polymers
US3931116A (en) * 1972-08-14 1976-01-06 Witco Chemical Corporation Curable amine-terminated polyurethane-urea-epoxide lacquers
US3971745A (en) * 1973-12-21 1976-07-27 Minnesota Mining And Manufacturing Company Amino terminated ionic polyurethane emulsion with polyepoxide emulsion
US4169210A (en) * 1974-08-12 1979-09-25 Cosden Technology, Inc. Oxidation of diethylbenzenes
SU547463A1 (ru) * 1975-07-28 1977-02-25 Московский Ордена Трудового Красного Знамени Институт Тонкой Химической Технологии Им. М.В.Ломоносова Эпоксидна компаунд
AT345407B (de) * 1976-11-24 1978-09-11 Vianova Kunstharz Ag Kathodisch abscheidbares ueberzugsmittel fuer das elektrotauchlackierverfahren
US4364993A (en) * 1980-07-14 1982-12-21 Celanese Corporation Sized carbon fibers, and thermoplastic polyester based composite structures employing the same
GB2084596B (en) * 1980-09-25 1984-03-07 Atomic Energy Authority Uk Low viscosity epoxide-polyurethene blends

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02110220U (ja) * 1989-02-20 1990-09-04

Also Published As

Publication number Publication date
US4496671A (en) 1985-01-29
JPS5813781A (ja) 1983-01-26
EP0070162A3 (en) 1984-10-24
EP0070162B1 (en) 1986-11-05
EP0070162A2 (en) 1983-01-19
DE3274125D1 (en) 1986-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4496671A (en) Continuous carbon filament fiber bundles
DE2947909C2 (de) Stranghalbzeug
JP3438957B2 (ja) 補強材用の水性表面処理剤、該水性表面処理剤で処理された補強材及び補強材により強化された複合材
EP3216496B1 (en) Tubular body made of carbon fiber-reinforced composite material and golf club shaft
JP3807066B2 (ja) 炭素繊維用サイジング剤およびそれでサイズ処理された炭素繊維およびそれからなる複合材料
EP3533923B1 (en) Sizing agent for carbon fibers, aqueous dispersion of sizing agent for carbon fibers, and sizing agent-adhered carbon fiber bundle
US4364993A (en) Sized carbon fibers, and thermoplastic polyester based composite structures employing the same
EP3208376A1 (en) Sizing agent-coated carbon fiber bundle, method for manufacturing same, prepreg, and carbon fiber-reinforced composite material
US5298576A (en) Sizing agent for carbon fiber and carbon fiber treated with said sizing agent
CN116745485A (zh) 强化纤维用上浆剂及其用途
JPS63315671A (ja) 炭素繊維用サイジング剤
JP2957467B2 (ja) 炭素繊維ストランド用サイジング剤、サイズ処理された炭素繊維ストランド、及びその炭素繊維ストランドを強化繊維としたプリプレグ
US4374031A (en) Method for manufacturing polyester fibers with good adhesion to rubber
KR20050071371A (ko) 탄소 섬유 스트랜드
WO2023026674A1 (ja) 強化繊維用サイジング剤及びその用途
JP2005320641A (ja) サイジング剤、炭素繊維および炭素繊維強化複合材料
JP3752353B2 (ja) サイズ処理された炭素繊維ストランド、及びその炭素繊維ストランドを強化繊維としたプリプレグ、及びその成形物
JP2014163000A (ja) 炭素繊維束、及びそれを用いた炭素繊維強化複合材料
JPWO2020004523A1 (ja) サイジング剤、強化繊維束、繊維強化樹脂成形材料及び繊維強化複合材料
EP0139667B2 (de) Verfahren zur präadhärisierung von polyester-fäden
JPS60104578A (ja) 炭素繊維用サイジング剤
JPH0718085B2 (ja) 炭素繊維用サイジング剤
JP3106261B2 (ja) 炭素繊維用サイジング剤及び該サイジング剤で処理された炭素繊維
JPH0665787B2 (ja) 炭素繊維ストランドのサイジング方法
JP2014162999A (ja) 炭素繊維束、およびそれを用いた炭素繊維強化複合材料