JPS646977B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS646977B2 JPS646977B2 JP13877281A JP13877281A JPS646977B2 JP S646977 B2 JPS646977 B2 JP S646977B2 JP 13877281 A JP13877281 A JP 13877281A JP 13877281 A JP13877281 A JP 13877281A JP S646977 B2 JPS646977 B2 JP S646977B2
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- JP
- Japan
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- valve seat
- valve
- seat body
- spring
- supply chamber
- Prior art date
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- Expired
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 31
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車の液圧ブレーキ装置等に用いら
れるマスターシリンダ、特に作動時ピストンスト
ロークを減ずる目的から圧力室に大量の作動液を
急速に供給するようにした所謂フアーストフイル
(fast fill)型あるいはクイツクテイクアツプ
(quick take−up)型といわれるマスターシリン
ダの改良に関するものである。
れるマスターシリンダ、特に作動時ピストンスト
ロークを減ずる目的から圧力室に大量の作動液を
急速に供給するようにした所謂フアーストフイル
(fast fill)型あるいはクイツクテイクアツプ
(quick take−up)型といわれるマスターシリン
ダの改良に関するものである。
デイスクブレーキにおいては、そのブレーキデ
イスクと、これを挾圧するブレーキパツドとの間
隔を小さくする場合、ブレーキパツドがブレーキ
デイスクに引摺られ、パツドの異常摩耗や動力損
失、更には異音の発生を生じ、最悪の場合、ベー
パロツクによる制動不能を惹起する恐れがある。
そこで、上記間隔は或る程度大きくする必要があ
るが、この場合ブレーキ系のロスストロークが大
きくなり、ブレーキペダルの踏代増大で、操作フ
イーリングの悪化を避けられない。
イスクと、これを挾圧するブレーキパツドとの間
隔を小さくする場合、ブレーキパツドがブレーキ
デイスクに引摺られ、パツドの異常摩耗や動力損
失、更には異音の発生を生じ、最悪の場合、ベー
パロツクによる制動不能を惹起する恐れがある。
そこで、上記間隔は或る程度大きくする必要があ
るが、この場合ブレーキ系のロスストロークが大
きくなり、ブレーキペダルの踏代増大で、操作フ
イーリングの悪化を避けられない。
フアーストフイル型マスターシリンダは、例え
ばこのようなブレーキ系に用い、段付きシリンダ
内におけるピストンの初期ストロークにて圧力室
に大量の液量を送り込むことによりブレーキペダ
ルの踏代を小さく保つのに有用である。
ばこのようなブレーキ系に用い、段付きシリンダ
内におけるピストンの初期ストロークにて圧力室
に大量の液量を送り込むことによりブレーキペダ
ルの踏代を小さく保つのに有用である。
この種マスターシリンダは例えば米国特許第
4208881号明細書に記載の通り周知である。
4208881号明細書に記載の通り周知である。
しかしながら、この米国特許明細書に開示され
たマスターシリンダにあつては、リザーバ室とシ
リンダ側とを連絡してピストンの初期ストローク
時に低圧かつ大量の作動液をブレーキ側に送り込
むとともに、シリンダ側が負圧時にリザーバ室か
らシリンダ側へ作動液を供給する働きを行うバル
ブユニツト88が、金属性のバルブシールメンバ
102とバルブボデイ104とに、通路114,
126やオリフイス144,108等を複雑な機
械加工などで形成したものであるため、製作コス
トが高くなり、また、全体の重量が大きくなると
いう欠点を有している。
たマスターシリンダにあつては、リザーバ室とシ
リンダ側とを連絡してピストンの初期ストローク
時に低圧かつ大量の作動液をブレーキ側に送り込
むとともに、シリンダ側が負圧時にリザーバ室か
らシリンダ側へ作動液を供給する働きを行うバル
ブユニツト88が、金属性のバルブシールメンバ
102とバルブボデイ104とに、通路114,
126やオリフイス144,108等を複雑な機
械加工などで形成したものであるため、製作コス
トが高くなり、また、全体の重量が大きくなると
いう欠点を有している。
従来より、このような欠点を克服するため、前
述のバルブユニツトのうち、通路やオリフイスが
設けられる一部を合成樹脂で形成し、これをバル
ブユニツトの他部を構成するスプリングリテーナ
の一端に圧入嵌着し、これらの内部にスプリング
や弁体を収納したものを、本出願人は先に出願し
た実願昭55−152607号(実開昭57−73253号公報)
で提案している。
述のバルブユニツトのうち、通路やオリフイスが
設けられる一部を合成樹脂で形成し、これをバル
ブユニツトの他部を構成するスプリングリテーナ
の一端に圧入嵌着し、これらの内部にスプリング
や弁体を収納したものを、本出願人は先に出願し
た実願昭55−152607号(実開昭57−73253号公報)
で提案している。
しかしながら、このような従来のバルブユニツ
トにあつては、合成樹脂製の一部が熱等で変形し
てこれが圧入嵌着されたスプリングリテーナの他
部との圧接力が小さくなつて離れやすくなる。こ
のようにしてバルブユニツトの一部と他部とが分
離してしまうとバルブユニツトの内部に収納され
た弁体に加わるスプリングのばね力が小さくな
り、フアーストフイル機能(ピストンの初期スト
ロークにおいて大量の作動液をブレーキ側に送り
こむこと)が得られる上限液圧が小さくなる。し
たがつて、充分な量の作動液をブレーキ側に吐出
することができず、ブレーキペダルのロスストロ
ークが大きくなり、迅速な制動操作が困難になる
という問題点があつた。
トにあつては、合成樹脂製の一部が熱等で変形し
てこれが圧入嵌着されたスプリングリテーナの他
部との圧接力が小さくなつて離れやすくなる。こ
のようにしてバルブユニツトの一部と他部とが分
離してしまうとバルブユニツトの内部に収納され
た弁体に加わるスプリングのばね力が小さくな
り、フアーストフイル機能(ピストンの初期スト
ロークにおいて大量の作動液をブレーキ側に送り
こむこと)が得られる上限液圧が小さくなる。し
たがつて、充分な量の作動液をブレーキ側に吐出
することができず、ブレーキペダルのロスストロ
ークが大きくなり、迅速な制動操作が困難になる
という問題点があつた。
この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、小径孔と大径孔とを有するシ
リンダ本体と、シリンダ本体に取り付けられたリ
ザーバタンクと、シリンダ本体の小径孔および大
径孔の両方の孔内に摺動自在に挿填されて、小径
孔内に圧力室を画成し大径孔内にサプライ室を画
成する段付のピストンと、リザーバタンクとサプ
ライ室とを連絡する通路に設けられて、サプライ
室からリザーバタンクへの作動液の流れを阻止
し、これと逆方向の流れを通過させるチエツクバ
ルブと、同じくリザーバタンクとサプライ室とを
連絡する通路に設けられ、軸線方向に一端部から
他端部に向かつて所定の長さを有する弁座体と、
該弁座体の一端部側で弁座体に当接離隔可能な弁
体と、該弁体を弁座体方向に付勢するスプリング
と、一端が弁座体の一端部から他端部に向かつて
弁座体の外周部に所定長嵌合し、他端がスプリン
グに当接するスプリングリテーナと、を有し、サ
プライ室内が一定以上の圧力になつたとき弁体が
スプリングに対抗して移動して弁座体から離れ、
サプライ室からリザーバタンクへの作動液の流れ
を通過させる差圧バルブと、を備えたマスターシ
リンダにおいて、前記差圧バルブの弁座体を合成
樹脂で形成し、前記スプリングリテーナの一端に
所定の突出部を設け、該突出部を、前記弁座体の
一端部から所定距離離隔する位置で弁座体側に突
出させ、かつ、弁座体に食い込むようにすること
により、前記問題点を解決することを目的として
いる。
てなされたもので、小径孔と大径孔とを有するシ
リンダ本体と、シリンダ本体に取り付けられたリ
ザーバタンクと、シリンダ本体の小径孔および大
径孔の両方の孔内に摺動自在に挿填されて、小径
孔内に圧力室を画成し大径孔内にサプライ室を画
成する段付のピストンと、リザーバタンクとサプ
ライ室とを連絡する通路に設けられて、サプライ
室からリザーバタンクへの作動液の流れを阻止
し、これと逆方向の流れを通過させるチエツクバ
ルブと、同じくリザーバタンクとサプライ室とを
連絡する通路に設けられ、軸線方向に一端部から
他端部に向かつて所定の長さを有する弁座体と、
該弁座体の一端部側で弁座体に当接離隔可能な弁
体と、該弁体を弁座体方向に付勢するスプリング
と、一端が弁座体の一端部から他端部に向かつて
弁座体の外周部に所定長嵌合し、他端がスプリン
グに当接するスプリングリテーナと、を有し、サ
プライ室内が一定以上の圧力になつたとき弁体が
スプリングに対抗して移動して弁座体から離れ、
サプライ室からリザーバタンクへの作動液の流れ
を通過させる差圧バルブと、を備えたマスターシ
リンダにおいて、前記差圧バルブの弁座体を合成
樹脂で形成し、前記スプリングリテーナの一端に
所定の突出部を設け、該突出部を、前記弁座体の
一端部から所定距離離隔する位置で弁座体側に突
出させ、かつ、弁座体に食い込むようにすること
により、前記問題点を解決することを目的として
いる。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1,2,3図はこの発明をタンデムマスタシ
リンダに適用した一実施例を示す図である。
リンダに適用した一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。1は大径孔1aと小径
孔1bとを有するシリンダ本体、2はリザーバタ
ンク、3はシリンダ本体1の大径孔1aと小径孔
1bとの両方に嵌め込んだプライマリピストン、
4は同じくシリンダ本体1の小径孔1b内に嵌め
込んだセカンダリピストンである。
孔1bとを有するシリンダ本体、2はリザーバタ
ンク、3はシリンダ本体1の大径孔1aと小径孔
1bとの両方に嵌め込んだプライマリピストン、
4は同じくシリンダ本体1の小径孔1b内に嵌め
込んだセカンダリピストンである。
プライマリピストン3は段付きピストンを構成
し、その大径部3aをカツプシール5による液密
封止下でシリンダ本体1の開口端に近い大径孔1
a内に嵌め合せ、小径部3bをシリンダ本体1の
閉塞端に近い小径孔1b内に嵌合して、大径部3
aおよび小径部3b間にサプライ室6を画成する
と共に、小径部3bに連通孔7を形成する。段付
きプライマリピストン3は大径部3a端面と衝合
するようシリンダ本体1の開口端に係着したカバ
ー8により抜け止めすると共に、該大径部3a端
面に形成した窪み3cを形成し、この窪み3c内
にブレーキペダルと連動してその踏込み時図中左
方に移動するプツシユロツド9の先端を侵入させ
る。
し、その大径部3aをカツプシール5による液密
封止下でシリンダ本体1の開口端に近い大径孔1
a内に嵌め合せ、小径部3bをシリンダ本体1の
閉塞端に近い小径孔1b内に嵌合して、大径部3
aおよび小径部3b間にサプライ室6を画成する
と共に、小径部3bに連通孔7を形成する。段付
きプライマリピストン3は大径部3a端面と衝合
するようシリンダ本体1の開口端に係着したカバ
ー8により抜け止めすると共に、該大径部3a端
面に形成した窪み3cを形成し、この窪み3c内
にブレーキペダルと連動してその踏込み時図中左
方に移動するプツシユロツド9の先端を侵入させ
る。
プツシユロツド9から遠いプライマリピストン
3の端部にピストンカツプ10を設け、その外周
リツプ部を小径孔1bの内周面に摺接させて連通
孔7を塞ぐが、このピストンカツプはサプライ室
6から連通孔7を経て流出する作動液流を許容
し、逆向きの作動液流に対してこれを阻止する向
きに配置する。プライマリピストン3のプツシユ
ロツド9から遠い側の端面にビス11を植設し、
その軸部によりばね座12をガイドすると共に、
ヘツド部11aによりこのばね座を抜け止めす
る。またばね座12およびプライマリピストン3
間にリターンスプリング13を縮設する。プライ
マリピストン3とセカンダリピストン4との間に
は圧力室14が画成され、この圧力室14はプラ
イマリピストン3の端面に臨んでいる。シリンダ
本体1にはこの圧力室14に通じる液圧出口ポー
ト15が形成され、このポートを経て図外のブレ
ーキ側へ出力液圧が取り出し可能である。セカン
ダリピストン4とシリンダ本体1の閉塞端との間
にリターンスプリング23を縮設し、これにより
セカンダリピストン4をばね座12に当接した図
示の原位置に、またプライマリピストン3をカバ
ー8と係合した図示の原位置に抑止する。シリン
ダ本体1は第2図に詳示するようにリザーバタン
ク2に連結された作動液入口部16を有し、この
作動液入口部16にはリザーバタンク2内に連通
する通路17が形成されている。また、シリンダ
本体1には小径部1bおよび大径部1aの境界を
挾んで、大径部側のサプライ室6に通ずるサプラ
イポート18と小径部側の圧力室14に通ずるリ
リーフポート19が形成され、これらのサプライ
ポート18およびリリーフポート19はそれぞれ
通路17の底面に開口する。通路17内にはバル
ブユニツト20が収納され、このバルブユニツト
20は通常通り差圧バルブ21とチエツクバルブ
22とを有する。25は合成樹脂より形成された
弁座体であり、この弁座体25は軸線方向に一端
部から他端部に向かつて所定の長さを有してい
る。また、弁座体25は通路17に収納され、通
路との間の液密性を保つシール24が設けられて
いる。この弁座体25には軸線に沿つて貫通孔2
6が形成されている。この貫通孔26の第2図に
おける上端部内面は上方に向つて未広がりの円錐
面に形成され、この円錐面は弁座27となる。弁
座体25には貫通孔26を囲む複数の孔28が形
成され、この孔28の下端は弁座体25とビス3
8とに挾持された弾体材料からなる弁体29によ
り通常閉止されている。そして、前記弁体29は
リザーバタンク2からサプライ室6への作動液流
を許容し、サプライ室6からリザーバタンク2へ
の作動液流を阻止する。前述した孔28および弁
体29は全体として前記チエツクバルブ22を構
成する。30は弁座体25の一端部側で弁座体2
5に当接離隔可能な弁体であり、この弁体30は
弁座27に対設されている。この弁体30は弁座
27に着座することにより貫通孔26を閉止す
る。31は弁体30に下端が当接されたスプリン
グであり、このスプリング31は弁体30を弁座
体25方向に、すなわち、閉弁方向に付勢する。
32はスプリングリテーナであり、たとえば金属
のプレス成形よりなり、断面帽子型の断面形状を
有する。スプリングリテーナ32の開口側の一端
は弁座体25の一端部から他端部に向かつて弁座
体25の外周部を所定長だけ圧入し、嵌着してい
る。第3図に詳示するように、スプリングリテー
ナ32の一端である嵌着部には、所定の突出部3
3が設けられており、この突出部33は弁座体2
5の一端部から所定距離離隔した位置で弁座体2
5側に突出し、この突出部33が弁座体25に凹
部を形成させ弁座体25と係合している。スプリ
ングリテーナ32の他端には、軸線に沿つて貫通
孔34が設けられるとともに、スプリング31の
上端が当接している。このようにして弁座体25
とスプリングリテーナ32とに囲まれた内部に前
述の弁体30とスプリング31が収納されてい
る。前述した弁座体25、弁体30、スプリング
31、スプリングリテーナ32は全体として前記
差圧バルブ21を構成する。35は弁座体25に
設けられたオリフイスであり、オリフイス35は
リザーバタンク2とサプライ室6、圧力室14を
連絡し、サプライ室6や圧力室14側にたまつた
気泡をリザーバタンク2側へ逃がす通路を形成し
ている。このように弁座体25やスプリングリテ
ーナ32からなるバルブユニツト20は、通路1
7に設けられた段差36とスナツプリング37と
の間に挾持される。なお、製造誤差を吸収するた
め、バルブユニツト20と段差36、スナツプリ
ング37との間には若干の間隙がある。
3の端部にピストンカツプ10を設け、その外周
リツプ部を小径孔1bの内周面に摺接させて連通
孔7を塞ぐが、このピストンカツプはサプライ室
6から連通孔7を経て流出する作動液流を許容
し、逆向きの作動液流に対してこれを阻止する向
きに配置する。プライマリピストン3のプツシユ
ロツド9から遠い側の端面にビス11を植設し、
その軸部によりばね座12をガイドすると共に、
ヘツド部11aによりこのばね座を抜け止めす
る。またばね座12およびプライマリピストン3
間にリターンスプリング13を縮設する。プライ
マリピストン3とセカンダリピストン4との間に
は圧力室14が画成され、この圧力室14はプラ
イマリピストン3の端面に臨んでいる。シリンダ
本体1にはこの圧力室14に通じる液圧出口ポー
ト15が形成され、このポートを経て図外のブレ
ーキ側へ出力液圧が取り出し可能である。セカン
ダリピストン4とシリンダ本体1の閉塞端との間
にリターンスプリング23を縮設し、これにより
セカンダリピストン4をばね座12に当接した図
示の原位置に、またプライマリピストン3をカバ
ー8と係合した図示の原位置に抑止する。シリン
ダ本体1は第2図に詳示するようにリザーバタン
ク2に連結された作動液入口部16を有し、この
作動液入口部16にはリザーバタンク2内に連通
する通路17が形成されている。また、シリンダ
本体1には小径部1bおよび大径部1aの境界を
挾んで、大径部側のサプライ室6に通ずるサプラ
イポート18と小径部側の圧力室14に通ずるリ
リーフポート19が形成され、これらのサプライ
ポート18およびリリーフポート19はそれぞれ
通路17の底面に開口する。通路17内にはバル
ブユニツト20が収納され、このバルブユニツト
20は通常通り差圧バルブ21とチエツクバルブ
22とを有する。25は合成樹脂より形成された
弁座体であり、この弁座体25は軸線方向に一端
部から他端部に向かつて所定の長さを有してい
る。また、弁座体25は通路17に収納され、通
路との間の液密性を保つシール24が設けられて
いる。この弁座体25には軸線に沿つて貫通孔2
6が形成されている。この貫通孔26の第2図に
おける上端部内面は上方に向つて未広がりの円錐
面に形成され、この円錐面は弁座27となる。弁
座体25には貫通孔26を囲む複数の孔28が形
成され、この孔28の下端は弁座体25とビス3
8とに挾持された弾体材料からなる弁体29によ
り通常閉止されている。そして、前記弁体29は
リザーバタンク2からサプライ室6への作動液流
を許容し、サプライ室6からリザーバタンク2へ
の作動液流を阻止する。前述した孔28および弁
体29は全体として前記チエツクバルブ22を構
成する。30は弁座体25の一端部側で弁座体2
5に当接離隔可能な弁体であり、この弁体30は
弁座27に対設されている。この弁体30は弁座
27に着座することにより貫通孔26を閉止す
る。31は弁体30に下端が当接されたスプリン
グであり、このスプリング31は弁体30を弁座
体25方向に、すなわち、閉弁方向に付勢する。
32はスプリングリテーナであり、たとえば金属
のプレス成形よりなり、断面帽子型の断面形状を
有する。スプリングリテーナ32の開口側の一端
は弁座体25の一端部から他端部に向かつて弁座
体25の外周部を所定長だけ圧入し、嵌着してい
る。第3図に詳示するように、スプリングリテー
ナ32の一端である嵌着部には、所定の突出部3
3が設けられており、この突出部33は弁座体2
5の一端部から所定距離離隔した位置で弁座体2
5側に突出し、この突出部33が弁座体25に凹
部を形成させ弁座体25と係合している。スプリ
ングリテーナ32の他端には、軸線に沿つて貫通
孔34が設けられるとともに、スプリング31の
上端が当接している。このようにして弁座体25
とスプリングリテーナ32とに囲まれた内部に前
述の弁体30とスプリング31が収納されてい
る。前述した弁座体25、弁体30、スプリング
31、スプリングリテーナ32は全体として前記
差圧バルブ21を構成する。35は弁座体25に
設けられたオリフイスであり、オリフイス35は
リザーバタンク2とサプライ室6、圧力室14を
連絡し、サプライ室6や圧力室14側にたまつた
気泡をリザーバタンク2側へ逃がす通路を形成し
ている。このように弁座体25やスプリングリテ
ーナ32からなるバルブユニツト20は、通路1
7に設けられた段差36とスナツプリング37と
の間に挾持される。なお、製造誤差を吸収するた
め、バルブユニツト20と段差36、スナツプリ
ング37との間には若干の間隙がある。
次に作用を説明する。
第1図に示す非作動状態で、プツシユロツド9
を図中左行させ、段付きプライマリピストン3を
押込むと、サプライ室6はプライマリピストン3
が段付のため容積を減じられる。この容積減少
で、サプライ室6内の作動液は、サプライポート
18及びリリーフポート19を経て圧力室14に
流入し、液圧出口ポート15より流出する。ピス
トンカツプ10がリリーフポート19を通過し、
このポートを圧力室14から隔絶すると、サプラ
イ室6内の作動液は連通孔7を通り、ピストンカ
ツプ10の外周リツプ部を小径孔1bの内周面か
ら離れる方向へ弾性変形させつつ、圧力室14に
流入し、出口ポート15より流出する。なお、こ
の間弁体30がスプリング31により弁座27に
押付けられた閉位置にあり、又孔28が弁体29
で塞がれているため、サプライ室6内の作動液が
リザーバタンク2に流入することはない。
を図中左行させ、段付きプライマリピストン3を
押込むと、サプライ室6はプライマリピストン3
が段付のため容積を減じられる。この容積減少
で、サプライ室6内の作動液は、サプライポート
18及びリリーフポート19を経て圧力室14に
流入し、液圧出口ポート15より流出する。ピス
トンカツプ10がリリーフポート19を通過し、
このポートを圧力室14から隔絶すると、サプラ
イ室6内の作動液は連通孔7を通り、ピストンカ
ツプ10の外周リツプ部を小径孔1bの内周面か
ら離れる方向へ弾性変形させつつ、圧力室14に
流入し、出口ポート15より流出する。なお、こ
の間弁体30がスプリング31により弁座27に
押付けられた閉位置にあり、又孔28が弁体29
で塞がれているため、サプライ室6内の作動液が
リザーバタンク2に流入することはない。
圧力室14に流入した後ポート15より流出し
た作動液は、このポートに接続した液圧ブレーキ
系に供給され、この系統の作動ユニツト(ブレー
キユニツト)をパツドがデイスクに当るまでスト
ロークさせる。
た作動液は、このポートに接続した液圧ブレーキ
系に供給され、この系統の作動ユニツト(ブレー
キユニツト)をパツドがデイスクに当るまでスト
ロークさせる。
このロスストロークは、上述の如くサプライ室
6から圧力室14に作動液を大量に送り込みなが
ら行なわれるため、その分プライマリピストン3
の押込み量、即ちペダル操作量が少なくなり、フ
アーストフイル機能による所期の目的が達せられ
る。このロスストローク中にサプライ室6内の内
圧が徐々に上昇するが、この圧力は通路17を経
て、弁体30に作用する。そしてブレーキユニツ
トがロスストロークを終えて、サプライ室6の液
圧がスプリング31のばね力によつて決まる設定
圧力以上になると、弁体30がスプリング31に
抗して第1,2図中上方に押し上げられて差圧バ
ルブ21を開く。この結果、サプライ室6はリザ
ーバタンク2を連通して大気圧となる。このた
め、サプライ室6内の圧力はプライマリピストン
3を右方に押圧する力を発生せず、ブレーキペダ
ルの踏力はプツシユロツド9を介してプライマリ
ピストン3の小径部36の端面から全て圧力室1
4に加わり、高圧を発生する。したがつて、ポー
ト15から高圧少量の作動液が対応する液圧系に
送り出される。なお、セカンダリピストン4は圧
力室14の液圧により移動し、対応する圧力室に
同じ液圧を発生して対応する液圧系に液圧を供給
する。
6から圧力室14に作動液を大量に送り込みなが
ら行なわれるため、その分プライマリピストン3
の押込み量、即ちペダル操作量が少なくなり、フ
アーストフイル機能による所期の目的が達せられ
る。このロスストローク中にサプライ室6内の内
圧が徐々に上昇するが、この圧力は通路17を経
て、弁体30に作用する。そしてブレーキユニツ
トがロスストロークを終えて、サプライ室6の液
圧がスプリング31のばね力によつて決まる設定
圧力以上になると、弁体30がスプリング31に
抗して第1,2図中上方に押し上げられて差圧バ
ルブ21を開く。この結果、サプライ室6はリザ
ーバタンク2を連通して大気圧となる。このた
め、サプライ室6内の圧力はプライマリピストン
3を右方に押圧する力を発生せず、ブレーキペダ
ルの踏力はプツシユロツド9を介してプライマリ
ピストン3の小径部36の端面から全て圧力室1
4に加わり、高圧を発生する。したがつて、ポー
ト15から高圧少量の作動液が対応する液圧系に
送り出される。なお、セカンダリピストン4は圧
力室14の液圧により移動し、対応する圧力室に
同じ液圧を発生して対応する液圧系に液圧を供給
する。
次に、ペダル踏力を解除すると、プライマリピ
ストン3とセカンダリピストン4とは、リターン
スプリング13,23および液圧系側の液圧によ
り第1図中左方に押込まれた位置から第1図に示
す原位置に向け戻される。この際、圧力室14へ
の作動液の補給は、サプライ室6内の作動液が連
通孔7を通り、ピストンカツプ10の外周リツプ
部を小径孔1bの内周面から離す方向へ変形させ
て圧力室14内に流入することで行なわれる。更
にサプライ室6への作動液の補給は、この時プラ
イマリピストン3が段付きで、サプライ室6の内
容積増大を惹起することからサプライ室6が負圧
となり、弁体29が弾性変形して孔28を開くた
め、リザーバタンク2内の作動液がサプライ室6
に流入することで行なわれる。
ストン3とセカンダリピストン4とは、リターン
スプリング13,23および液圧系側の液圧によ
り第1図中左方に押込まれた位置から第1図に示
す原位置に向け戻される。この際、圧力室14へ
の作動液の補給は、サプライ室6内の作動液が連
通孔7を通り、ピストンカツプ10の外周リツプ
部を小径孔1bの内周面から離す方向へ変形させ
て圧力室14内に流入することで行なわれる。更
にサプライ室6への作動液の補給は、この時プラ
イマリピストン3が段付きで、サプライ室6の内
容積増大を惹起することからサプライ室6が負圧
となり、弁体29が弾性変形して孔28を開くた
め、リザーバタンク2内の作動液がサプライ室6
に流入することで行なわれる。
このように作動液が補給されることで、マスタ
ーシリンダは第1図に示す非作動状態に復帰し、
次の作動に備えることができる。
ーシリンダは第1図に示す非作動状態に復帰し、
次の作動に備えることができる。
ところで、バルブユニツト20のスプリングリ
テーナ32の突出部33は、弁座体25との嵌着
部において、弁座体25の一端部から所定距離離
隔する位置で弁座体25側に突出しているため、
突出部33以外の部分の他の部分に較べて局部的
に弁座体25とスプリングリテーナ32との接触
面圧が大きくなる部分をつくつている。このため
合成樹脂製の弁座体25が、作動液中に含まれる
水分を吸収したり、あるいは、エンジン等からの
熱や制動時の作動液の温度上昇による熱をうけた
り、またはスプリングリテーナ32から圧接力を
受けるなどして経時的に変形する場合、弁座体2
5のスプリングリテーナ32の突出部33と接触
する部分は接触面圧が大きいため凹部を形成し、
スプリングリテーナ32の他の部分と接触する弁
座体25の部分は突出部33と接触する部分に較
べて接触面圧が小さいため、突出部33と接触す
る部分に較べて凸部を形成するように変形する。
したがつて、弁座体25は時間が経つにつれてス
プリングリテーナ32の突出部33と接触する部
分により大きな凹部を形成するように変形してス
プリングリテーナ32に対して確実な抜け止めを
自然に形成する。このため、スプリングリテーナ
32と弁座体25とには、スプリング31の弾性
力により、常時互いに離間する方向に力が働いて
いるが、前述のように弁座体25にスプリングリ
テーナ32の確実な抜け止めが経時的に自然に形
成されるので、弁座体25とスプリングリテーナ
32とは分離して離間することが防止される。こ
の結果、スプリング31の長さは変化しないた
め、差圧バルブ21の弁体30に加わるスプリン
グ31の閉弁方向の付勢力は変化せず、弁体30
はサプライ室6が所定の圧力になつた時に始めて
開弁して、リザーバタンク2とサプライ室6とを
連絡する。したがつて、従来のバルブユニツトの
ように、弁座体とスプリングリテーナとが分離し
て離間し、この内に収納されているスプリングが
伸びてしまい、このスプリングで付勢されている
弁体の設定力が小さくなり、サプライ室の液圧が
低いうち、すなわち、ロスストロークが終了しな
いうちに、弁体が開いてしまつてリザーバタンク
とサプライ室とを連絡し、フアーストフイル機能
が充分に得られなくなるという事態が回避され
る。
テーナ32の突出部33は、弁座体25との嵌着
部において、弁座体25の一端部から所定距離離
隔する位置で弁座体25側に突出しているため、
突出部33以外の部分の他の部分に較べて局部的
に弁座体25とスプリングリテーナ32との接触
面圧が大きくなる部分をつくつている。このため
合成樹脂製の弁座体25が、作動液中に含まれる
水分を吸収したり、あるいは、エンジン等からの
熱や制動時の作動液の温度上昇による熱をうけた
り、またはスプリングリテーナ32から圧接力を
受けるなどして経時的に変形する場合、弁座体2
5のスプリングリテーナ32の突出部33と接触
する部分は接触面圧が大きいため凹部を形成し、
スプリングリテーナ32の他の部分と接触する弁
座体25の部分は突出部33と接触する部分に較
べて接触面圧が小さいため、突出部33と接触す
る部分に較べて凸部を形成するように変形する。
したがつて、弁座体25は時間が経つにつれてス
プリングリテーナ32の突出部33と接触する部
分により大きな凹部を形成するように変形してス
プリングリテーナ32に対して確実な抜け止めを
自然に形成する。このため、スプリングリテーナ
32と弁座体25とには、スプリング31の弾性
力により、常時互いに離間する方向に力が働いて
いるが、前述のように弁座体25にスプリングリ
テーナ32の確実な抜け止めが経時的に自然に形
成されるので、弁座体25とスプリングリテーナ
32とは分離して離間することが防止される。こ
の結果、スプリング31の長さは変化しないた
め、差圧バルブ21の弁体30に加わるスプリン
グ31の閉弁方向の付勢力は変化せず、弁体30
はサプライ室6が所定の圧力になつた時に始めて
開弁して、リザーバタンク2とサプライ室6とを
連絡する。したがつて、従来のバルブユニツトの
ように、弁座体とスプリングリテーナとが分離し
て離間し、この内に収納されているスプリングが
伸びてしまい、このスプリングで付勢されている
弁体の設定力が小さくなり、サプライ室の液圧が
低いうち、すなわち、ロスストロークが終了しな
いうちに、弁体が開いてしまつてリザーバタンク
とサプライ室とを連絡し、フアーストフイル機能
が充分に得られなくなるという事態が回避され
る。
第4図に、この発明の他の実施例を示す。この
実施例ではスプリングリテーナ32の先端をかぎ
状に屈曲させ、弁座体25側への突出部33を形
成している。作用は前記実施例と同様である。
実施例ではスプリングリテーナ32の先端をかぎ
状に屈曲させ、弁座体25側への突出部33を形
成している。作用は前記実施例と同様である。
以上説明してきたように、この発明によれば、
小径孔と大径孔とを有するシリンダ本体と、シリ
ンダ本体に取り付けられたリザーバタンクと、シ
リンダ本体の小径孔および大径孔の両方の孔内に
摺動自在に挿填されて、小径孔内に圧力室を画成
し大径孔内にサプライ室を画成する段付のピスト
ンと、リザーバタンクとサプライ室とを連絡する
通路に設けられて、サプライ室からリザーバタン
クへの作動液の流れを阻止し、これと逆方向の流
れを通過させるチエツクバルブと、同じくリザー
バタンクとサプライ室とを連絡する通路に設けら
れ、軸線方向に一端部から他端部に向かつて所定
の長さを有する弁座体と、該弁座体の一端部側で
弁座体に当接離隔可能な弁体と、該弁体を弁座体
方向に付勢するスプリングと、一端が弁座体の一
端部から他端部に向かつて弁座体の外周部に所定
長嵌合し、他端がスプリングに当接するスプリン
グリテーナと、を有し、サプライ室内が一定以上
の圧力になつたとき弁体がスプリング対抗して移
動して弁座体から離れ、サプライ室からリザーバ
タンクへの作動液の流れを通過させる差圧バルブ
と、を備えたマスターシリンダにおいて、前記差
圧バルブの弁座体を合成樹脂で形成し、前記スプ
リングリテーナの一端に所定の突出部を設け、該
突出部を、前記弁座体の一端部から所定距離離隔
する位置で弁座体側に突出させ、かつ、弁座体に
食い込むようにしたため、圧入時に抜け止めが形
成され、さらに弁座体の経時変形によりスプリン
グリテーナのより確実な抜け止めを自然に形成す
ることができる。したがつて、安価かつ簡潔な構
成で弁座体とスプリングリテーナとをしつかりと
嵌着することができる効果があり、このため、弁
座体とスプリングリテーナとが分離してスプリン
グが伸びて弁体の附勢が弱まつて弁体が低い液圧
で開き、フアーストフイル機能が充分に得られな
くなるという事態を回避できる効果がある。
小径孔と大径孔とを有するシリンダ本体と、シリ
ンダ本体に取り付けられたリザーバタンクと、シ
リンダ本体の小径孔および大径孔の両方の孔内に
摺動自在に挿填されて、小径孔内に圧力室を画成
し大径孔内にサプライ室を画成する段付のピスト
ンと、リザーバタンクとサプライ室とを連絡する
通路に設けられて、サプライ室からリザーバタン
クへの作動液の流れを阻止し、これと逆方向の流
れを通過させるチエツクバルブと、同じくリザー
バタンクとサプライ室とを連絡する通路に設けら
れ、軸線方向に一端部から他端部に向かつて所定
の長さを有する弁座体と、該弁座体の一端部側で
弁座体に当接離隔可能な弁体と、該弁体を弁座体
方向に付勢するスプリングと、一端が弁座体の一
端部から他端部に向かつて弁座体の外周部に所定
長嵌合し、他端がスプリングに当接するスプリン
グリテーナと、を有し、サプライ室内が一定以上
の圧力になつたとき弁体がスプリング対抗して移
動して弁座体から離れ、サプライ室からリザーバ
タンクへの作動液の流れを通過させる差圧バルブ
と、を備えたマスターシリンダにおいて、前記差
圧バルブの弁座体を合成樹脂で形成し、前記スプ
リングリテーナの一端に所定の突出部を設け、該
突出部を、前記弁座体の一端部から所定距離離隔
する位置で弁座体側に突出させ、かつ、弁座体に
食い込むようにしたため、圧入時に抜け止めが形
成され、さらに弁座体の経時変形によりスプリン
グリテーナのより確実な抜け止めを自然に形成す
ることができる。したがつて、安価かつ簡潔な構
成で弁座体とスプリングリテーナとをしつかりと
嵌着することができる効果があり、このため、弁
座体とスプリングリテーナとが分離してスプリン
グが伸びて弁体の附勢が弱まつて弁体が低い液圧
で開き、フアーストフイル機能が充分に得られな
くなるという事態を回避できる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例にかかるマスター
シリンダの断面図、第2図はこのマスターシリン
ダの要部の拡大断面図、第3図は第2図のA部拡
大断面図、第4図はこの発明の他の実施例のマス
ターシリンダの第3図相当の拡大断面図である。 1……シリンダ本体、1a……大径部、1b…
…小径孔、2……リザーバタンク、3……プライ
マリピストン、4……セカンダリピストン、6…
…サプライ室、7……連通孔、10……ピストン
カツプ、14……圧力室、17……通路、18…
…サプライポート、19……リリーフポート、2
0……バルブユニツト、21……差圧バルブ、2
2……チエツクバルブ、25……弁座体、26…
…貫通孔、27……弁座、30……弁体、31…
…スプリング、32……スプリングリテーナ、3
3……突出部。
シリンダの断面図、第2図はこのマスターシリン
ダの要部の拡大断面図、第3図は第2図のA部拡
大断面図、第4図はこの発明の他の実施例のマス
ターシリンダの第3図相当の拡大断面図である。 1……シリンダ本体、1a……大径部、1b…
…小径孔、2……リザーバタンク、3……プライ
マリピストン、4……セカンダリピストン、6…
…サプライ室、7……連通孔、10……ピストン
カツプ、14……圧力室、17……通路、18…
…サプライポート、19……リリーフポート、2
0……バルブユニツト、21……差圧バルブ、2
2……チエツクバルブ、25……弁座体、26…
…貫通孔、27……弁座、30……弁体、31…
…スプリング、32……スプリングリテーナ、3
3……突出部。
Claims (1)
- 1 小径孔と大径孔とを有するシリンダ本体と、
シリンダ本体に取り付けられたリザーバタンク
と、シリンダ本体の小径孔および大径孔の両方の
孔内に摺動自在に挿填されて、小径孔内に圧力室
を画成し大径孔内にサプライ室を画成する段付の
ピストンと、リザーバタンクとサプライ室とを連
絡する通路に設けられて、サプライ室からリザー
バタンクへの作動液の流れを阻止し、これと逆方
向の流れを通過させるチエツクバルブと、同じく
リザーバタンクとサプライ室とを連絡する通路に
設けられ、軸線方向に一端部から他端部に向かつ
て所定の長さを有する弁座体と、該弁座体の一端
部側で弁座体に当接離隔可能な弁体と、該弁体を
弁座体方向に付勢するスプリングと、一端が弁座
体の一端部から他端部に向かつて弁座体の外周部
に所定長嵌合し、他端がスプリングに当接するス
プリングリテーナと、を有し、サプライ室内が一
定以上の圧力になつたとき弁体がスプリングに対
抗して移動して弁座体から離れ、サプライ室から
リザーバタンクへの作動液の流れを通過させる差
圧バルブと、を備えたマスターシリンダにおい
て、前記差圧バルブの弁座体を合成樹脂で形成
し、前記スプリングリテーナの一端に所定の突出
部を設け、該突出部は、前記弁座体の一端部から
所定距離離隔する位置で弁座体側に突出し、か
つ、弁座体に食い込むようにしたことを特徴とす
るマスターシリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56138772A JPS5839552A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | マスタ−シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56138772A JPS5839552A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | マスタ−シリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5839552A JPS5839552A (ja) | 1983-03-08 |
| JPS646977B2 true JPS646977B2 (ja) | 1989-02-07 |
Family
ID=15229831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56138772A Granted JPS5839552A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | マスタ−シリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5839552A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020142756A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh | 液圧制御ユニット |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5927581Y2 (ja) * | 1979-09-08 | 1984-08-09 | 日本ランコ株式会社 | 弁装置 |
-
1981
- 1981-09-02 JP JP56138772A patent/JPS5839552A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5839552A (ja) | 1983-03-08 |
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