JPS647409B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS647409B2 JPS647409B2 JP57222355A JP22235582A JPS647409B2 JP S647409 B2 JPS647409 B2 JP S647409B2 JP 57222355 A JP57222355 A JP 57222355A JP 22235582 A JP22235582 A JP 22235582A JP S647409 B2 JPS647409 B2 JP S647409B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- parts
- vinyl chloride
- conductive
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B9/00—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor
- G11B9/06—Recording or reproducing using a method not covered by one of the main groups G11B3/00 - G11B7/00; Record carriers therefor using record carriers having variable electrical capacitance; Record carriers therefor
- G11B9/061—Record carriers characterised by their structure or form or by the selection of the material; Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
- G11B9/063—Record carriers characterised by their structure or form or by the selection of the material; Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers characterised by the selection of the material
- G11B9/068—Moulding resin compositions
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、その表面に情報信号と対応するピツ
ト(くぼみ)が渦巻状あるいは同心円状に所定の
間隔を隔てて形成されている導電性デイスク盤
で、再生原理がピツトの有無ないしピツト間の長
さの長短により、側面に導電層の形成された再生
針と前記導電性デイスク盤との間で得られる静電
容量の変動を情報信号として取り出すことのでき
る、一般に静電容量方式と称せられている導電性
デイスク型記録担体に関するものである。 従来例の構成とその問題点 近年、この種の静電容量方式で再生が可能な導
電性デイスク型記録担体としては、CED方式の
ビデオデイスク(再生針の誘導溝有り;米国
RCA社)、VHD方式のビデオデイスク(再生針
の誘導溝無し;日本ビクター(株))、AHD方式のデ
ジタルオーデイオデイスク(再生針の誘導溝無
し;日本ビクター(株))が発表ないし、市販されて
いる。 前記いずれの方式においても、その材料組成物
は全く同じものが使用可能で、製造法においても
同じことが言える。従つて本発明はどの方式にも
有効であることは勿論である。 以下、導電性デイスク型記録担体の従来例とそ
の問題点について述べる。 従来、レコード工業の分野では、デイスクを得
るために、たとえば表面に情報信号の施されたス
タンパーを用いて、主として塩化ビニル系樹脂と
その他の添加剤より成る組成物を圧縮成型してデ
イスレコードを製作している。 一方、静電容量式導電性デイスク型記録担体の
製法においても、従来のオーデイオレコード盤と
共通した混練術術、成型技術を使用できること、
デイスク材として適度の可とう性や耐摩耗性が要
求されることなどから、デイスク成型用樹脂材料
としては、塩化ビニル系樹脂材料が使用されてい
る。 しかし、このような導電性デイスク型記録担体
においては、デイスクからの静電容量的読み取り
を可能にするに充分な量の導電性粒子を混入しな
ければならない。導電性粒子としては、加工性、
分散性、安定性、価格等から導電性カーボンブラ
ツクの使用が好ましく、その添加量はデイスクの
体積固有抵抗が500Ω・cm未満、好ましくは数
10Ω・cm以下になる量が必要とされる。さらに、
従来のオーデイオレコード材に比べて異なる点
は、約1ミクロン径の信号(ピツト)を忠実にプ
レス複製しなければならないために、多量のカー
ボンブラツクの混入にもかかわらず、脆くなく組
成物の溶融流動性も適当でなければならないこ
と、スタンパーを汚染することなく連続的にプレ
スが可能なこと、デイスク再生時にデイスクと再
生針の間に生じる動的摩擦によるデイスクや再生
針の摩耗、損傷が少ないことなど、従来のレコー
ド以上の品質要求が成されている。 これらの品質要求を満足するために、デイスク
材料としての樹脂材料には多くの提案が成されて
おり、たとえば樹脂材料としては前記の塩化ビニ
ル系樹脂材料として、ストレート塩化ビニル樹脂
と塩素化ポリエチレン樹脂との混合物、塩化ビニ
ルとエチレン、プロピレンなどのオレフインとの
共重合樹脂、エチレン・酢ビ共重合体に塩化ビニ
ルをグラフト重合したものなどが知られている。 また導電性カーボンブラツクとしては、樹脂材
料との混練性が良くかつ電気抵抗の低いものが用
いられる。樹脂材料として塩化ビニル系樹脂を用
いる場合には、混練、押出、成型時の樹脂材料の
熱分解を防ぐために熱安定剤が用いられる。さら
に樹脂材料の溶融粘度を下げ、成型性を改良する
ために滑剤(加工助剤)が使用される。さらに樹
脂材料の混練、成型時の混練機、押出機内壁への
粘着性を減じ、プレス機における型離れを改良
し、デイスクと再生針の間に生じる動的摩擦を低
下させてデイスクや再生針の摩耗、損傷を防ぐた
めに濡滑剤が使用される。 これらのうち、本発明の対象となる導電性デイ
ス型記録担体においては、潤滑剤の選択は極めて
重要である。何故ならば、デイスク再生時のデイ
スクと再生針との相対速度差が極めて大きい(デ
イスク回転数はCED方式で毎分450回転、VHD
方式で毎分900回転)ことや、スチル再生、スロ
ー再生、高速再生、ランダムアクセス再生などの
トリツクプレイが要求されることから、、デイス
クおよび再生針の耐摩耗性を考慮した場合極めて
不利な条件になつているからである。 一般に、潤滑剤としては無機材料系と有機材料
系が知られており、無機材料系ではグラフアイト
二硫化モリブデンなどがあり、有機材料系では高
級脂肪酸、高級脂肪酸塩、高級脂肪酸エステル、
パラフイン系炭化水素化合物、シリコーン油(た
とえばジメチルポリシロキサン、メチルフエニル
ポリシロキサンなど)が知られている。デイスク
材料における滑剤の選択は、分散性、熱安定性、
実際の添加効果などからジメチルポリシロキサン
やメチルフエニルポリシロキサンなどのシリコー
ン油が用いられていた。これにより、デイスクの
耐摩耗性はかなり向上したが、再生針の耐摩耗性
はそれほど向上が認められず、再生針の摩耗量を
低下させる効果も十分に有する潤滑剤が強く望ま
れていた。 発明の目的 本発明の目的は、耐摩耗性に優れ、かつ再生針
の耐摩耗性を著しく向上させた導電性デイスク型
記録担体を提供することにある。 発明の構成 本発明の導電性デイスク型記録担体は、少なく
とも熱可塑性樹脂と導電性カーボンブラツク粒子
を用いて構成され、情報信号と対応するピツトが
渦巻状あるいは同心円上に所定の間隔を隔て形成
されると共に、前記熱可塑性樹脂が塩化ビニル系
樹脂と、一般式 〔式中においてRは炭素数2〜15のアルキル基を
示し、R′は炭素数2〜4のメチレン基を示す。
xとyの和はシロキサン結合の重合度を示すが、
30≦x+y≦70である。〕 で示されるアルキルアラルキル変性シリコーンを
含み、その成分構成比が塩化ビニル系100重量部
に対し、アルキルアラルキル変性シリコーンが
0.6〜1.2重量部であることを特徴とするものであ
り、これにより、得られる導電性デイスク型記録
担体の耐摩耗性が良好で、かつ再生針の摩耗性も
著しく低減することができる。 一般式()に示される側鎖にアルキル、アラ
ルキル基を有する変性シリコーンを塩化ビニル系
樹脂に配合して成るデイスクがデイスクおよび再
生針に対して極めて良好な耐久性を有する理由を
考察するに、ジメチルポリシロキサンまたはメチ
ルフエニルポリシロキサンとして代表されるシリ
コーン油に比し、本発明に用いる一般式()に
示されるアルキルアラルキル変性シリコーンは、
R,R′の炭素数がそれぞれ2〜15、2〜4のも
のであれば塩化ビニル系樹脂に対して比較的良好
な相溶性を有し、かつ重合度を示す数字であるx
+yが30〜70のものであればデイスク使用中にお
いて適当な表面へのブリードがあること、更に構
造の一部にフエニル基が導入されていることから
ジメチルシリコーン油に比して更に耐熱性面でも
有利になつていることなどから、潤滑剤としての
効果、すなわち初期特性、耐久特性、環境テスト
特性に対する効果が大きいものと考えられる。 実施例の説明 以下、本考案を実施例によつて具体的に説明す
る。なお、以下の実施例に述べる部数は全て重量
部を示している。 実施例 1 塩化ビニル系樹脂(ストレート塩化ビニル樹脂
平均重合度450)……100部 塩素化ポリエチレン(昭和電圧(株)製、エラスレ
ン301A;塩素含有率30%)……4部 導電性カーボンブラツク(米国キヤボツト社製
CS×150A−3、DBP吸油量約320cc/100g、平
均粒径16〜18μm、見掛比重約0.13)……20部 熱安定剤A(日東化成工業(株)製、N2000K;有
機錫系液状安定剤) 熱安定剤B(日東化成工業(株)製、MA300A;ジ
ブチル錫マレート)……2部 滑剤A(ヘンケル日水(株)製、ロキシオールG−
60;脂肪族アルコールの二酸基酸エステル、融点
42〜46℃)……2.0部 滑剤B(ヘンケル日水(株)製、ロキシオールG−
70;高分子エステルワツクス、融点50〜52℃)…
…0.4部 潤滑油(東レシリコーン(株)製、SH−203;一般
式()で示されるアルキルアラルキル変性シリ
コーン油、粘度1200cps、比重0.91、屈折率
1.464)……0.7部 以上の組成から成る混合物を高速撹拌機で充分
撹拌した後、混練機で加熱溶融混練を行ない、次
いで押出し圧縮成型することにより試料デイスク
を作製した。 実施例 2〜4 実施例1において、潤滑油としてアルキルアラ
ルキル変性シリコーン油、SH203の添加量を0.6
部(実施例2)、0.9部(実施例3)、1.2部(実施
例4)とした他は、実施例1と全く同様にして試
料を作製した。 比較例 1 実施例1において、潤滑油としてアルキルアラ
ルキル変性シリコーン油の代りに、ジメチルシリ
コーン油(東レシリコーン(株)製、SH200;粘度
50cps)を用い、添加量を0.7部とした他は、実施
例1と全く同様にして試料を作製した。 比較例 2 実施例1において、潤滑油としてアルキルアラ
ルキル変性シリコーン油の代りに、フエニル変性
シリコーン油(東レシリコーン(株)製、SH550;メ
チルフエニル変性シリコーン油、粘度130cps)を
用い、添加量0.7部とした他は、実施例1と全く
同様にして試料を作製した。 比較例 3〜5 実施例1において、潤滑油としてアルキルアラ
ルキル変性シリコーン油、SH203の添加量を0部
(比較例3)、0.3部(比較例4)、1.5部(比較例
5)とした他は、実施例1と全く同様にして試料
を作製した。 以上の実施例および比較例で得られた試料につ
いて、成型性、画生画質、デイスクおよび再生針
の摩耗性を調べた。それらの結果を次表に示す。
なお、試料の体積固有抵抗値は、いずれも8〜
12Ω・cmであつた。
ト(くぼみ)が渦巻状あるいは同心円状に所定の
間隔を隔てて形成されている導電性デイスク盤
で、再生原理がピツトの有無ないしピツト間の長
さの長短により、側面に導電層の形成された再生
針と前記導電性デイスク盤との間で得られる静電
容量の変動を情報信号として取り出すことのでき
る、一般に静電容量方式と称せられている導電性
デイスク型記録担体に関するものである。 従来例の構成とその問題点 近年、この種の静電容量方式で再生が可能な導
電性デイスク型記録担体としては、CED方式の
ビデオデイスク(再生針の誘導溝有り;米国
RCA社)、VHD方式のビデオデイスク(再生針
の誘導溝無し;日本ビクター(株))、AHD方式のデ
ジタルオーデイオデイスク(再生針の誘導溝無
し;日本ビクター(株))が発表ないし、市販されて
いる。 前記いずれの方式においても、その材料組成物
は全く同じものが使用可能で、製造法においても
同じことが言える。従つて本発明はどの方式にも
有効であることは勿論である。 以下、導電性デイスク型記録担体の従来例とそ
の問題点について述べる。 従来、レコード工業の分野では、デイスクを得
るために、たとえば表面に情報信号の施されたス
タンパーを用いて、主として塩化ビニル系樹脂と
その他の添加剤より成る組成物を圧縮成型してデ
イスレコードを製作している。 一方、静電容量式導電性デイスク型記録担体の
製法においても、従来のオーデイオレコード盤と
共通した混練術術、成型技術を使用できること、
デイスク材として適度の可とう性や耐摩耗性が要
求されることなどから、デイスク成型用樹脂材料
としては、塩化ビニル系樹脂材料が使用されてい
る。 しかし、このような導電性デイスク型記録担体
においては、デイスクからの静電容量的読み取り
を可能にするに充分な量の導電性粒子を混入しな
ければならない。導電性粒子としては、加工性、
分散性、安定性、価格等から導電性カーボンブラ
ツクの使用が好ましく、その添加量はデイスクの
体積固有抵抗が500Ω・cm未満、好ましくは数
10Ω・cm以下になる量が必要とされる。さらに、
従来のオーデイオレコード材に比べて異なる点
は、約1ミクロン径の信号(ピツト)を忠実にプ
レス複製しなければならないために、多量のカー
ボンブラツクの混入にもかかわらず、脆くなく組
成物の溶融流動性も適当でなければならないこ
と、スタンパーを汚染することなく連続的にプレ
スが可能なこと、デイスク再生時にデイスクと再
生針の間に生じる動的摩擦によるデイスクや再生
針の摩耗、損傷が少ないことなど、従来のレコー
ド以上の品質要求が成されている。 これらの品質要求を満足するために、デイスク
材料としての樹脂材料には多くの提案が成されて
おり、たとえば樹脂材料としては前記の塩化ビニ
ル系樹脂材料として、ストレート塩化ビニル樹脂
と塩素化ポリエチレン樹脂との混合物、塩化ビニ
ルとエチレン、プロピレンなどのオレフインとの
共重合樹脂、エチレン・酢ビ共重合体に塩化ビニ
ルをグラフト重合したものなどが知られている。 また導電性カーボンブラツクとしては、樹脂材
料との混練性が良くかつ電気抵抗の低いものが用
いられる。樹脂材料として塩化ビニル系樹脂を用
いる場合には、混練、押出、成型時の樹脂材料の
熱分解を防ぐために熱安定剤が用いられる。さら
に樹脂材料の溶融粘度を下げ、成型性を改良する
ために滑剤(加工助剤)が使用される。さらに樹
脂材料の混練、成型時の混練機、押出機内壁への
粘着性を減じ、プレス機における型離れを改良
し、デイスクと再生針の間に生じる動的摩擦を低
下させてデイスクや再生針の摩耗、損傷を防ぐた
めに濡滑剤が使用される。 これらのうち、本発明の対象となる導電性デイ
ス型記録担体においては、潤滑剤の選択は極めて
重要である。何故ならば、デイスク再生時のデイ
スクと再生針との相対速度差が極めて大きい(デ
イスク回転数はCED方式で毎分450回転、VHD
方式で毎分900回転)ことや、スチル再生、スロ
ー再生、高速再生、ランダムアクセス再生などの
トリツクプレイが要求されることから、、デイス
クおよび再生針の耐摩耗性を考慮した場合極めて
不利な条件になつているからである。 一般に、潤滑剤としては無機材料系と有機材料
系が知られており、無機材料系ではグラフアイト
二硫化モリブデンなどがあり、有機材料系では高
級脂肪酸、高級脂肪酸塩、高級脂肪酸エステル、
パラフイン系炭化水素化合物、シリコーン油(た
とえばジメチルポリシロキサン、メチルフエニル
ポリシロキサンなど)が知られている。デイスク
材料における滑剤の選択は、分散性、熱安定性、
実際の添加効果などからジメチルポリシロキサン
やメチルフエニルポリシロキサンなどのシリコー
ン油が用いられていた。これにより、デイスクの
耐摩耗性はかなり向上したが、再生針の耐摩耗性
はそれほど向上が認められず、再生針の摩耗量を
低下させる効果も十分に有する潤滑剤が強く望ま
れていた。 発明の目的 本発明の目的は、耐摩耗性に優れ、かつ再生針
の耐摩耗性を著しく向上させた導電性デイスク型
記録担体を提供することにある。 発明の構成 本発明の導電性デイスク型記録担体は、少なく
とも熱可塑性樹脂と導電性カーボンブラツク粒子
を用いて構成され、情報信号と対応するピツトが
渦巻状あるいは同心円上に所定の間隔を隔て形成
されると共に、前記熱可塑性樹脂が塩化ビニル系
樹脂と、一般式 〔式中においてRは炭素数2〜15のアルキル基を
示し、R′は炭素数2〜4のメチレン基を示す。
xとyの和はシロキサン結合の重合度を示すが、
30≦x+y≦70である。〕 で示されるアルキルアラルキル変性シリコーンを
含み、その成分構成比が塩化ビニル系100重量部
に対し、アルキルアラルキル変性シリコーンが
0.6〜1.2重量部であることを特徴とするものであ
り、これにより、得られる導電性デイスク型記録
担体の耐摩耗性が良好で、かつ再生針の摩耗性も
著しく低減することができる。 一般式()に示される側鎖にアルキル、アラ
ルキル基を有する変性シリコーンを塩化ビニル系
樹脂に配合して成るデイスクがデイスクおよび再
生針に対して極めて良好な耐久性を有する理由を
考察するに、ジメチルポリシロキサンまたはメチ
ルフエニルポリシロキサンとして代表されるシリ
コーン油に比し、本発明に用いる一般式()に
示されるアルキルアラルキル変性シリコーンは、
R,R′の炭素数がそれぞれ2〜15、2〜4のも
のであれば塩化ビニル系樹脂に対して比較的良好
な相溶性を有し、かつ重合度を示す数字であるx
+yが30〜70のものであればデイスク使用中にお
いて適当な表面へのブリードがあること、更に構
造の一部にフエニル基が導入されていることから
ジメチルシリコーン油に比して更に耐熱性面でも
有利になつていることなどから、潤滑剤としての
効果、すなわち初期特性、耐久特性、環境テスト
特性に対する効果が大きいものと考えられる。 実施例の説明 以下、本考案を実施例によつて具体的に説明す
る。なお、以下の実施例に述べる部数は全て重量
部を示している。 実施例 1 塩化ビニル系樹脂(ストレート塩化ビニル樹脂
平均重合度450)……100部 塩素化ポリエチレン(昭和電圧(株)製、エラスレ
ン301A;塩素含有率30%)……4部 導電性カーボンブラツク(米国キヤボツト社製
CS×150A−3、DBP吸油量約320cc/100g、平
均粒径16〜18μm、見掛比重約0.13)……20部 熱安定剤A(日東化成工業(株)製、N2000K;有
機錫系液状安定剤) 熱安定剤B(日東化成工業(株)製、MA300A;ジ
ブチル錫マレート)……2部 滑剤A(ヘンケル日水(株)製、ロキシオールG−
60;脂肪族アルコールの二酸基酸エステル、融点
42〜46℃)……2.0部 滑剤B(ヘンケル日水(株)製、ロキシオールG−
70;高分子エステルワツクス、融点50〜52℃)…
…0.4部 潤滑油(東レシリコーン(株)製、SH−203;一般
式()で示されるアルキルアラルキル変性シリ
コーン油、粘度1200cps、比重0.91、屈折率
1.464)……0.7部 以上の組成から成る混合物を高速撹拌機で充分
撹拌した後、混練機で加熱溶融混練を行ない、次
いで押出し圧縮成型することにより試料デイスク
を作製した。 実施例 2〜4 実施例1において、潤滑油としてアルキルアラ
ルキル変性シリコーン油、SH203の添加量を0.6
部(実施例2)、0.9部(実施例3)、1.2部(実施
例4)とした他は、実施例1と全く同様にして試
料を作製した。 比較例 1 実施例1において、潤滑油としてアルキルアラ
ルキル変性シリコーン油の代りに、ジメチルシリ
コーン油(東レシリコーン(株)製、SH200;粘度
50cps)を用い、添加量を0.7部とした他は、実施
例1と全く同様にして試料を作製した。 比較例 2 実施例1において、潤滑油としてアルキルアラ
ルキル変性シリコーン油の代りに、フエニル変性
シリコーン油(東レシリコーン(株)製、SH550;メ
チルフエニル変性シリコーン油、粘度130cps)を
用い、添加量0.7部とした他は、実施例1と全く
同様にして試料を作製した。 比較例 3〜5 実施例1において、潤滑油としてアルキルアラ
ルキル変性シリコーン油、SH203の添加量を0部
(比較例3)、0.3部(比較例4)、1.5部(比較例
5)とした他は、実施例1と全く同様にして試料
を作製した。 以上の実施例および比較例で得られた試料につ
いて、成型性、画生画質、デイスクおよび再生針
の摩耗性を調べた。それらの結果を次表に示す。
なお、試料の体積固有抵抗値は、いずれも8〜
12Ω・cmであつた。
【表】
上記表において、
(1) シリコーン油添加量は、塩化ビニル系樹脂
100重量部に対するシリコーン油の添加重量部
数を示す。 (2) 成型性は、所定組成のデイスク材料混練物の
加熱圧縮成形時のスタンパ、デイスク表面の汚
れ性やデイスクの反りの有機等により評価を行
なつた。 (3) デイスクの耐摩耗性は、所定組成の試料デイ
スクの中周部のスチール再生を一時間行ない、
再生画質の劣化の有無、デイスク表面の再生針
による傷つき程度を調べた。 (4) 再生針の寿命は、試料デイスクの再生を全周
域にわたり繰り返し再生を行ない、再生針の長
さが2.5μm減少するまでの時間を測定した。 発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のデイ
スク型記録担体は、少なくとも熱可塑性樹脂と導
電性カーボンブラツク粒子を用いて構成され、情
報信号と対応するピツトが渦巻状あるいは同心円
状に所定の間隔を隔てて形成されると共に、前記
熱可塑性樹脂が塩化ビニル系樹脂と前述の一般式
()で示されるアルキルアラルキル変性シリコ
ーンを含み、その成分構成比や塩化ビニル系樹脂
100重量部に対し、アルキルアラルキル変性シリ
コーンが、0.6〜1.2重量部であることを特徴とす
るものであり、従来のジメチルシリコーン油や、
メチルフエニル変性シリコーン油を加えていたも
のに比べ、耐摩耗性に優れた、特に再生針の耐摩
耗性を著しく向上させた導電性デイスク記録担体
の製造が可能になる。
100重量部に対するシリコーン油の添加重量部
数を示す。 (2) 成型性は、所定組成のデイスク材料混練物の
加熱圧縮成形時のスタンパ、デイスク表面の汚
れ性やデイスクの反りの有機等により評価を行
なつた。 (3) デイスクの耐摩耗性は、所定組成の試料デイ
スクの中周部のスチール再生を一時間行ない、
再生画質の劣化の有無、デイスク表面の再生針
による傷つき程度を調べた。 (4) 再生針の寿命は、試料デイスクの再生を全周
域にわたり繰り返し再生を行ない、再生針の長
さが2.5μm減少するまでの時間を測定した。 発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のデイ
スク型記録担体は、少なくとも熱可塑性樹脂と導
電性カーボンブラツク粒子を用いて構成され、情
報信号と対応するピツトが渦巻状あるいは同心円
状に所定の間隔を隔てて形成されると共に、前記
熱可塑性樹脂が塩化ビニル系樹脂と前述の一般式
()で示されるアルキルアラルキル変性シリコ
ーンを含み、その成分構成比や塩化ビニル系樹脂
100重量部に対し、アルキルアラルキル変性シリ
コーンが、0.6〜1.2重量部であることを特徴とす
るものであり、従来のジメチルシリコーン油や、
メチルフエニル変性シリコーン油を加えていたも
のに比べ、耐摩耗性に優れた、特に再生針の耐摩
耗性を著しく向上させた導電性デイスク記録担体
の製造が可能になる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも熱可塑性樹脂と導電性カーボンブ
ラツク粒子を用いて構成され、情報信号と対応す
るピツトが渦巻状あるいは同心円状に所定の間隔
を隔てて形成されると共に、前記熱可塑性樹脂
が、塩化ビニル系樹脂と、一般式 〔式中においてRは炭素数2〜15のアルキル基を
示し、R′は炭素数2〜4のメチレン基を示し、
30≦x+y≦70である。〕 で示されるアルキルアラルキル変性シリコーンを
含み、その成分構成比が塩化ビニル系樹脂100重
量部に対し、アルキルアラルキル変性シリコーン
が0.6〜1.2重量部であることを特徴とする導電性
デイスク型記録担体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57222355A JPS59112450A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 導電性デイスク型記録担体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57222355A JPS59112450A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 導電性デイスク型記録担体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59112450A JPS59112450A (ja) | 1984-06-28 |
| JPS647409B2 true JPS647409B2 (ja) | 1989-02-08 |
Family
ID=16781037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57222355A Granted JPS59112450A (ja) | 1982-12-17 | 1982-12-17 | 導電性デイスク型記録担体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59112450A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4593087B2 (ja) * | 2003-06-20 | 2010-12-08 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 | 導電性液状シリコーンゴム組成物 |
| JP4943490B2 (ja) * | 2009-11-09 | 2012-05-30 | モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 | 導電性液状シリコーンゴム組成物 |
| EP3438188B1 (en) * | 2016-03-28 | 2022-05-11 | Zeon Corporation | Vinyl chloride resin composition, vinyl chloride resin molded article, and laminate |
-
1982
- 1982-12-17 JP JP57222355A patent/JPS59112450A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59112450A (ja) | 1984-06-28 |
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