JPS647955B2 - - Google Patents

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JPS647955B2
JPS647955B2 JP21601083A JP21601083A JPS647955B2 JP S647955 B2 JPS647955 B2 JP S647955B2 JP 21601083 A JP21601083 A JP 21601083A JP 21601083 A JP21601083 A JP 21601083A JP S647955 B2 JPS647955 B2 JP S647955B2
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JP
Japan
Prior art keywords
sheave
groove
rope
traction
friction material
Prior art date
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Expired
Application number
JP21601083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59102787A (ja
Inventor
Tetsuo Iwata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP21601083A priority Critical patent/JPS59102787A/ja
Publication of JPS59102787A publication Critical patent/JPS59102787A/ja
Publication of JPS647955B2 publication Critical patent/JPS647955B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はエレベータのトラクシヨン構造に係
り、特に巻上機シーブ溝に挿入した柔軟性のある
高摩擦材(インサートリング)が破損しても安全
にエレベータ運行を補償することが出来るトラク
シヨンシーブに関する。
(従来の技術) 近年、アンダーカツト形トラクシヨンシーブに
おいては、シーブの摩耗並びにロープの摩耗によ
る部品交換が比較的短い期間に行なわれてきた。
このことは保守点検の費用、新しい部品への交
換など人的にも費用的に大きな負担となつてい
る。加えて、経年変化に伴う性能上も技術的に常
に一定に保つことは出来なかつた。また、乗心地
や振動騒音などからも、金属シーブと金属ロープ
では何等かの振動騒音が発生し、乗心地や建家へ
の振動騒音の悪影響が及んでいた。
このような問題を解決するため最近ではトラク
シヨンシーブ本体の溝にゴム又は合成樹脂などに
よる柔軟性のある高摩擦材を取付けたシーブが開
発され実用化されている。これによれば従来形の
トラクシヨン(駆動力)の保証及び振動騒音の減
少並びにシーブがロープの摩耗が少なく、寿命が
延長すると共に性能も向上する。
(発明が解決しようとする課題) このようにシーブ本体の溝にゴム材を加硫した
ものにおいては加硫ゴム材の疲労寿命の問題があ
る。すなわちトラクシヨンシーブに高摩擦ゴム材
を架橋したものが疲労寿命のため欠落することが
考えられる。または架橋ゴム材自体の材質的ばら
つき、高負荷による破壊などがあり、万一架橋ゴ
ム材が欠落するとトラクシヨンシーブはロープと
のトラクシヨン(駆動力)が取れないため、エレ
ベータの速度制御を不能とするものである。
このことは丁度ブレーキがないエレベータと同
じで、その現象は明らかな如く過速度現象になる
と共にガバナ等の不側の事態に備えている安全装
置を動作させてしまう。予測できる過渡現象に対
する考え方として使い方が好ましくない。
この様に最悪な手段を用いての安全確保は意に
反することであつて、少なくともシーブ自体での
最悪の条件を充していることが肝要である。
本発明はこの様な考えを基に万一、ゴムや合成
樹脂などの高摩擦材がシーブ本体から欠落しても
エレベータ積載荷重は何時でもトラクシヨン(駆
動力)が確保できるようにしたエレベータのトラ
クシヨンシーブを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は機械室に設置されたトラクシヨンマシ
ンと、該トラクシヨンマシンに設けた出力軸と、
該出力軸に枢着されたシーブ本体と、乗かごとつ
り合いおもり間を保持するそらせシーブと、該ト
ラクシヨンシーブ及びそらせシーブに巻き掛けら
れたロープと、該ロープの一端に設けた乗かご及
び他端に設けたつり合いおもりと、該シーブ本体
の外周面に形成されたV字形溝と、該V字形溝全
周を被うように設けた該V字形溝側には同形のV
字形を形成及び反対の外径側にはロープを収容の
溝部を形成した高摩擦材と、該高摩擦材が該シー
ブ本体から欠落したとき、該ロープは該V字形溝
の傾斜部に接触し、かつ溝底部から所定の間隙を
有する構成としたことを特徴とするエレベータの
トラクシヨンシーブを形成するものである。
(作用) 本発明は、エレベータトラクシヨンマシンのシ
ーブ本体に設けた代に、V字形シーブ溝部全周内
上記V字形溝側に略同形のV字形を形成及び反対
の外形側にはロープを収容する溝部を設けた高摩
擦材を装着する。
上記V字形シーブ溝とV字形高摩擦材の係合は
ロープ側からの少しの荷重によつてV字形シーブ
溝傾斜面への分力が強大に作用し、高摩擦材とシ
ーブ溝との静止摩擦力を高められ安定した状態を
保てる。
そして、ロープは前記高摩擦材を介してシーブ
本体に巻き掛けロープ端に取付けた乗りかご及び
つり合いおもりを設けて高摩擦材とロープとのト
ラクシヨンにより昇降運転する。この様な稼動過
程において、万一高摩擦材がシーブ本体から損傷
等により欠落したときにおいてもV字状シーブ溝
部にロープが直接当接し、底部にロープが当るこ
となく安全駆動に必要なトラクシヨンを得るもの
である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示すエレベータ
概略図を示す。トラクシヨンマシン1には出力軸
2が枢着され、それにトラクシヨンシーブ本体3
が一体的に取付けられ回動自在となし、マシンベ
ツト4にはそらせシーブ5が取付けられ、それ等
にロープ6が巻装され、その両端部に乗りかご7
とつり合いおもり8が結ばれ、トラクシヨンマシ
ン1の駆動力によつて乗かご7は上下に移動す
る。また、機械室の床9とマシンベツト4との間
には弾性体10が設けられている。
換言するに、本発明は第1図乃至第3図の如
く、機械室に設置されたトラクシヨンマシン1
と、該トラクシヨンマシン1に設けた出力軸2
と、該出力軸2に枢着されたシーブ本体3と、乗
かご7とつり合いおもり8間を保持するそらせシ
ーブ5と、該トラクシヨンシーブ3及びそらせシ
ーブ5に巻き掛けられたロープ6と、該ロープ6
の一端に設けた乗かご7及び他端に設けたつり合
いおもり8と、該シーブ本体3の外周面に形成さ
れたα゜のV字形溝と、該V字形溝全周を被うよう
に設けた該V字形溝側には同形のV字形を形成及
び反対の外径側にはロープ6を収容の溝部を形成
した高摩擦材13と、該高摩擦材13が該シーブ
本体から欠落したとき、該ロープ6は該V字形溝
α゜の傾斜部に接触し、かつ溝底部から所定の間隙
を有する構成としたことを特徴とするエレベータ
のトラクシヨンシーブである。
更に本発明を詳記すると、トラクシヨンマシン
1の出力軸2に枢着されたシーブ本体3の外周面
に複数条設けたV字形α゜のシーブ溝と、このシー
ブ溝の形状に合せたV字形及びその反対の外径側
に設けたロープ収容溝を有した高摩擦材13を、
上記V字形シーブ溝にはめ込み、ロープ6の荷重
作用により上記高摩擦材13がシーブ溝に楔作用
によつて静止摩擦力を得ると共に、高摩擦材13
の疲労や他の原因で万一欠落時には上記高摩擦材
13が欠落してもシーブ溝のα゜のV字形溝部のト
ラクシヨンにより乗かご7等の吊落しを確実に防
止する点にある。
すなわち、シーブ本体3のV字形シーブ溝とV
字形高摩擦材13は互に接着等を施さないため二
つの間には形状的な一体感が特に必要であり、こ
の関係を有しないと本発明は成立し難いものであ
る。
上記機構はロープ6の荷重が作用したとき、ロ
ープ6と高摩擦材13の摩擦力をF1、高摩擦材
13とシーブ溝の摩擦力をF2とすると摩擦力の
関係はF1<F2となる。
更に高摩擦材13の欠落したときは、ロープ6
とV字形シーブ溝との摩擦力をF3とすれば、F
1≦F3なる関係を確保することにより本発明が
成立する。
しかして、本件発明は、シーブ溝の略全面を被
う高摩擦材13のシーブ溝面に対応する形状(特
に角度)は正常(平常)運転時シーブ溝で滑べり
を発生させない静止摩擦力を得るため略同形のV
字形形状を確保することで欠落時ロープとの噛合
を合せて安全性が保証されていなければエレベー
タのトラクシヨンシーブとしての役目を果さな
い。
ところで上記摩擦力F2はV字形のシーブ溝に
V字形の高摩擦材13をはめ込むことで成立する
と述べた。その理由はロープ6が高摩擦材13の
ロープ溝に接すると荷重が掛り、接着をしていな
い高摩擦材はシーブ溝のV字溝に押し込まれ楔機
構により、シーブ溝の傾斜面に何倍〜何十倍もの
分力として作用し、高い摩擦力を得て接着等を施
さなくても安定的に構成及び作用を得る点は本発
明の1つの特徴である。
第2図は第1図のトラクシヨンシーブ本体3の
部分断面図でシーブ溝11はα゜なる角度のV形溝
を形成し更に下部にU字形溝12をそれぞれに設
ける。
これに対してエンドレス状に形成された架橋ゴ
ム材などの高摩擦材13は略V字形に形成されて
いるものとすれば、下部係合部分の空間a,b,
cとa′b′,c′があり、この部分は実際にはワイヤ
ロープ6の下向の力によつて高摩擦材13が体積
ひずみを起し、その空間を占有する。これはトラ
クシヨンシーブ本体3が荷重を受ける側のみに生
じるもので一般にはこの空間と高摩擦材13の弾
性によつてワイヤロープ駆動時の振動を緩衝する
ため乗かご7の乗心地を良くする効果を有する。
この様な構造に於いて何等かの原因によつて高
摩擦材13が切れたり破損によつて欠落が一部分
または全部に及んだ場合には第3図に示す如く、
ワイヤロープ6がトラクシヨンシーブ溝11の接
触部14で接触し、この部分で摩擦力を得る。第
3図にはV字形溝の下部にU字形溝12を有する
場合を示したがトラクシヨンシーブ溝11の形状
をα゜として負荷に応じたトラクシヨンを得るV字
形の溝でも同様の効果を有する。
すなわち、高摩擦材13が正常に係合している
とき、その摩擦力から得られる駆動力(トラクシ
ヨン)に対し、万一これが欠損してV字形溝へ直
接的に接触したとき、その摩擦力から得られる駆
動力(トラクシヨン)が負荷(トラクシヨン比)
に応じた角度のV字形溝が用いられる。
したがつて、少なくとも高摩擦材13が欠落
後、直ちにロープ6がV字形溝に接触したときの
安全を保証する駆動力(トラクシヨン)は略同等
以上に設定するものである。
第3図では4つの溝として2つが破損した図を
示したが破損する確立は全数にわたることも当然
有りうる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、最悪の場合
でも前記接触部14に於ける摩擦によつて容易に
乗りかごまたはつり合おもりが荷重的にアンバラ
ンスであつても安全にエレベータを加減速制御で
き、重い方にすべり落してしまうようなことは全
くない。
この結果エレベータが稼動中に火災などに遭遇
したりまたは加橋ゴム材などの高摩擦材の疲労破
壊によつて欠落しても安全運行を行ない得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を用いたエレベータの概略図、
第2図は第1図の―断面矢視図、第3図は本
発明を用いたトラクシヨンシーブの高摩擦材が欠
落した状態図を示す。 3…シーブ本体、6…ロープ、7…乗りかご、
11…溝、12…U字形溝、13…高摩擦材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機械室に設置されたトラクシヨンマシンと、
    該トラクシヨンマシンに設けた出力軸と、該出力
    軸に枢着されたシーブ本体と、乗かごとつり合い
    おもり間を保持するそらせシーブと、該トラクシ
    ヨンシーブ及びそらせシーブに巻き掛けられたロ
    ープと、該ロープの一端に設けた乗かご及び他端
    に設けたつり合いおもりと、該シーブ本体の外周
    面に形成されたV字形溝と、該V字形溝全周を被
    うように設けた該V字形溝側には同形のV字形を
    形成及び反対の外径側にはロープを収容の溝部を
    形成した高摩擦材と、該高摩擦材が該シーブ本体
    から欠落したとき、該ロープは該V字形溝の傾斜
    部に接触し、かつ溝底部から所定の間隙を有する
    構成としたことを特徴とするエレベータのトラク
    シヨンシーブ。
JP21601083A 1983-11-18 1983-11-18 エレベ−タのトラクシヨンシ−ブ Granted JPS59102787A (ja)

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JPS59102787A JPS59102787A (ja) 1984-06-13
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