JPS648356B2 - - Google Patents

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JPS648356B2
JPS648356B2 JP58000771A JP77183A JPS648356B2 JP S648356 B2 JPS648356 B2 JP S648356B2 JP 58000771 A JP58000771 A JP 58000771A JP 77183 A JP77183 A JP 77183A JP S648356 B2 JPS648356 B2 JP S648356B2
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JP
Japan
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key
channel
circuit
musical tone
assignment
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JP58000771A
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Inventor
Masanobu Chibana
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はタツチレスポンス機能付きの電子楽
器に関し、特に、限られた数の楽音発生チヤンネ
ルに対して押圧鍵を割当てる発音割当て機能を有
する電子楽器において、異なる鍵押圧深さに対応
する2つのキースイツチ接点間の作動時間差を測
定することにより鍵タツチ情報を得る方式を適用
する場合の改良に関する。
従来技術 各鍵毎に異なる鍵押圧深さに対応する2つのキ
ースイツチ接点を夫々具備し、各鍵毎に独立にそ
れらの2接点間の作動時間差を測定することによ
り、各鍵毎に独立に鍵タツチ(イニシヤルタツ
チ)を検出する技術は既によく知られている。他
方、複音電子楽器では、鍵の総数よりも十分に少
ない限られた数の楽音発生チヤンネルを具備し、
押圧された鍵をキーアサイナ(発音割当て回路)
によつていずれかのチヤンネルに適宜割当て、こ
の割当てに対応して各チヤンネルで楽音信号を発
生するようにすることが、現在では一般的となつ
ている。各鍵毎の上記接点作動時間差を測定する
ために、複音電子楽器では、上記キーアサイナに
よる割当て動作に対応して限られた構成の(すな
わち全鍵にではなく各チヤンネルにのみ対応する
構成の)時間カウント回路を利用するようにする
のが有利である。そのようにした電子楽器が特公
昭52−46088号に示されており、そこにおけるタ
ツチカウント関係の考え方を簡略化して示すと第
1図のようになる。
第1図において、鍵盤回路10は、ブレーク接
点K1とメーク接点K2を含むキースイツチKS
を各鍵毎に配列して成るものである。ブレー接点
K1は常時オンしており、鍵が所定の比較的浅い
深さより下に押し下げられたときオフする。メー
ク接点K2は常時オフしており、上記ブレーク接
点K1の作動深さよりも深い所定の深さより下に
鍵が押し下げられたときオフする。鍵走査カウン
タ11によつて回路10の各キースイツチが順次
繰返し走査され、この走査出力に応答して押鍵検
出回路12は時分割多重化された各鍵のキーデー
タKD1,KD2をブレーク接点K1及びメーク
接点K2に対応して夫々出力する。例えば、ブレ
ーク接点に対応する第1のキーデータKD1は、
ブレーク接点K1がオンしている鍵の走査タイム
スロツトで“0”、オフしている鍵の走査タイム
スロツトで“1”、である。また、メーク接点に
対応する第2のキーデータKD2は、メーク接点
K2がオフしている鍵の走査タイムスロツトで
“0”、オンしている鍵の走査タイムスロツトで
“1”、である。
発音割当て回路13は、楽音信号発生回路14
における複数(N)の楽音発生チヤンネルのいず
れかに押圧鍵を割当てるための処理を、キーデー
タKD1,KD2及び鍵走査カウンタ11の出力
にもとづき行なう。各チヤンネルに対する割当て
内容を記憶するために各種のメモリKAM,
BUM,KOM,KFMが設けられており、これら
は例えばチヤンネル数Nに対応するステージ数を
持つシフトレジスタから成る。制御回路13aは
割当動作に従つて各メモリKAM〜KFMの書込
みまたはクリアを制御するものである。キーアド
レスメモリKAMは各チヤンネルに割当てられた
鍵を示す複数ビツトのキーコードを記憶するもの
であり、ビジイメモリBUMの書込み及びクリア
に対応して書込み及びクリアがなされる。ビジイ
メモリBUMは各チヤンネルに鍵が割当てられて
いるか否かを記憶するものである。発音割当て回
路13では、第1のキーデータKD1が“1”に
立上つたときつまりブレーク接点K1がオフした
とき、それに対応する鍵の割当て処理を行ない、
割当てるべきことが決定したチヤンネルに対応し
てビジイメモリBUMに“1”をセツトする。鍵
が割当てられていないチヤンネル(空白チヤンネ
ル)ではビジイメモリBUMの内容は“0”にリ
セツトされており、例えば、BUMの内容が
“0”のチヤンネル(空白チヤンネル)に対して
KD1が“1”に立上つた新たな押圧鍵を割当て
るように決定され、この決定にもとづきBUMの
当該チヤンネルに“1”がセツトされると共に
KAMの当該チヤンネルに該新たな押圧鍵を示す
キーコードが記憶される。キーオンメモリKOM
は、第2のキーデータKD2を記憶するものであ
り、メーク接点K2がオンしたときそれに対応す
る鍵が割当てられているチヤンネルに対応して
“1”を記憶する。キーオフメモリKFMは鍵が離
されたときから減衰発音(デイケイ)終了までの
間“1”を記憶するものであり、例えば、第1の
キーデータKD1が“1”から“0”に切換わつ
たときつまりブレーク接点K1がオフからオンに
切換わつたときそれに対応する鍵が割当てられて
いるチヤンネルに対応して“1”を記憶する。
尚、特に説明しないが、周知のトランケート制御
その他必要な機能を行なうための回路及びメモリ
が割当て回路13内に更に設けられている。
楽音信号発生回路14の各チヤンネルで発生さ
れていた楽音の減衰発音が終了すると、そのチヤ
ンネルに対応してデイケイ終了信号DFが発音割
当て回路13に与えられる。このデイケイ終了信
号DFによつて、減衰発音が終了したチヤンネル
に対応するキーオフメモリKFM、ビジイメモリ
BUM、キーアドレスメモリKAMの内容が夫々
リセツト(クリア)される。キーオンメモリ
KOMの記憶内容は、第2のキーデータKD2が
“0”に立下つたときつまりメーク接点K2がオ
ンからオフに切換わつたときそれに対応する鍵が
割当てられているチヤンネルに関してリセツトさ
れる。
各メモリKAM〜KFMの記憶内容は、各チヤ
ンネルの時分割タイムスロツトに同期して時分割
的に出力される。楽音信号発生回路14は、各メ
モリKAM〜KFMから時分割的に送出された各
チヤンネルの割当て鍵に関する情報を受入れ、こ
れにもとづき各楽音発生チヤンネルで夫々楽音信
号を発生する。つまり、個々のチヤンネルでは、
キーアドレスメモリKAMからのキーコードKC
にもとづき、このKCの値に従つて定まる音名及
びオクターブをもつ楽音信号を発生し、キーオン
メモリKOMからのキーオン信号KONとキーオ
フメモリKFMからのキーオフ信号KOFに従つて
エンベロープ信号を形成し、このエンベロープ信
号によつて前記楽音信号に振幅エンベロープを付
与する。
ブレーク接点K1とメーク接点K2の作動時間
差は、ビジイメモリBUMからのビジイ信号BUS
とキーオンメモリKOMからのキーオン信号
KONとを利用して測定される。キーオン信号
KONをインバータ16で反転した信号とビジイ
信号BUSとがアンド回路15に入力され、上記
2接点間の作動時間差をパルス幅によつて示す信
号TRSが各チヤンネル毎に時分割でアンド回路
15から出力される。前述の通り、ビジイメモリ
BUMの内容つまりビジイ信号BUSはブレーク接
点K1の作動(オフへの切換わり)によつて
“1”に立上り、キーオンメモリKOMの内容つ
まりキーオン信号KONはメーク接点K2の作動
(オンへの切換わり)によつて“1”に立上る。
従つて、ブレーク接点K1がオフに成つたときか
らメーク接点K2がオンするまでの間、つまり押
下げられた鍵が所定の第1の(浅い)深さからそ
れより深い第2の深さまで移動する間、アンド回
路15の出力信号TRSはその鍵が割当てられた
チヤンネルのタイムスロツトに対応して持続的に
“1”となる。
タツチカウンタ17は、チヤンネル数Nに対応
するステージ数を持つ複数ビツトのシフトレジス
タ18とゲート及び加算器19とから成る。ビジ
イメモリBUMの内容をクリアするときに使用さ
れるクリア信号CCが発音割当て回路13から引
き出されて、ゲート及び加算器19のリセツト信
号として使用される。このクリア信号CCが発生
したチヤンネルに対応してシフトレジスタ18の
内容が後述のようにゼロにクリアされる。シフト
レジスタ18の出力はゲート及び加算器19を介
して自己の入力側に戻るようになつており、アン
ド回路20を介してタツチカウントクロツクパル
ス発生器21からのクロツクパルスが加算器19
に与えられる毎に該レジスタ18に戻るべき値が
増加され、こうしてカウントアツプがなされる。
シフトレジスタ18は2相のシステムクロツクパ
ルスφA,φBによつて発音割当て回路13内の各
チヤンネル時分割タイミングに同期してシフト制
御されるようになつており、タツチカウンタ17
において各チヤンネル別のタツチカウント動作が
時分割で行なわれる。クリア信号CCが発生した
チヤンネルではゲート及び加算器19でシフトレ
ジスタ18の出力の循環が絶たれ、これにより該
レジスタ18の内容がゼロにクリアされる。タツ
チカウンタ17で或るチヤンネルに関して接点時
間差をカウントする場合、それよりも前に、必ら
ずクリア信号CCによつて当該チヤンネルに関す
るシフトレジスタ18の内容がゼロにクリアされ
ている。
アンド回路15の出力信号TRSによつてアン
ド回路20が可能化されるようになつており、接
点時間差に対応する時間中だけ発生器21のカウ
ントクロツクパルスがアンド回路20を通り、加
算器19に与えられる。従つてこの時間中にカウ
ンタ17のカウント値は一定レート(カウントク
ロツクパルスのレート)でゼロから徐々に増加
し、最終的に上記接点時間差に対応するカウント
値となつたとき、カウント動作が停止する。つま
り、信号TRSが“0”に立下ることによりアン
ド回路20が不能化され、カウントクロツクパル
スがそれ以上与えられなくなる。以後はそのカウ
ント値つまり上記接点時間差すなわち鍵タツチの
強さ(押下速度)を示すタツチデータがシフトレ
ジスタ18で保持される。言うまでもなく、この
タツチカウント動作は、時分割的に発生する各チ
ヤンネル別の信号TRSに従つて各チヤンネル毎
に独立に時分割で行なわれる。尚、オール“1”
検出回路22はシフトレジスタ18の出力が全ビ
ツト“1”つまり最大値となつたことを検出する
ものであり、この検出がなされたとき“1”を出
力し、インバータ23の出力を“0”にしてアン
ド回路20を不能化する。これにより最大カウン
ト値を越える接点時間差に対応するタツチデータ
はすべて最大カウント値に制限される。
シフトレジスタ18から時分割的に出力された
各チヤンネルのタツチデータTDが楽音信号発生
回路14に与えられ、該回路14内の対応するチ
ヤンネルで発生すべき楽音信号の音量、音色、音
高、変調効果、エンベロープ等の楽音要素を制御
するために利用される。楽音信号発生回路14の
出力楽音信号はサウンドシステム24に与えられ
る。
従来技術の問題点 上述のような従来技術において、鍵タツチの検
出分解能は、接点時間差を示す信号TRSの分解
能つまり可能な最小時間幅に依存し、これは発音
割当て回路13の各メモリKAM〜KFM間での
同じ鍵に関するデータ書き換え可能最小時間間隔
に依存し、これは鍵盤回路10における鍵の1走
査サイクル期間に依存する。つまり、或る鍵に関
するブレーク接点K1のオフが検出されたとき
(ビジイ信号BUSの立上り時)からその鍵のメー
ク接点K2のオンを検出するまで(キーオン信号
KONの立上りまで)には少なくとも1走査サイ
クル期間に相当する時間間隔が必要であり、それ
よりも速い変化つまり接点時間差には応答するこ
とができない。こうして、鍵の1走査サイクル期
間の長さによつて鍵タツチ検出分解能が決定され
る。タツチレスポンスの分解能を高めるためには
鍵走査サイクルはできるだけ短かい方が良い。し
かし、上述の従来技術では、鍵走査サイクルの長
さは発音割当て回路13における各チヤンネルの
時分割周期に関連し、これは楽音信号発生回路1
4における時分割楽音発生周期(サンプリング周
期)に関連しているので、鍵走査サイクルは楽音
発生周期によつて制御され、あまり短かくするこ
とはできなかつた。典型的には、1鍵分の走査時
間(キーデータKD1,KD2の1タイムスロツ
ト)が、発音割当て回路13における時分割チヤ
ンネル時間の1周期に相当し、この1周期間をチ
ヤンネル数Nで分割して各チヤンネル毎のタイム
スロツトが設けられている。発音割当て回路13
の時分割チヤンネル時間はそのまま楽音信号発生
回路14の時分割チヤンネル時間に対応してい
る。楽音信号発生回路14における1サンプル点
分の楽音発生演算速度(この演算とは単なる計算
のみならずメモリ読み出し等も含む)には自ら限
界があり、この限界に応じて1鍵分の走査時間
(従来はこれが楽音の1サンプリング周期に対応
している)が規定され、従つてこの1鍵分の走査
時間を一般に鍵数倍した時間長から成る鍵走査1
サイクルの長さも楽音発生演算速度の限界によつ
て規定され、あまり短かくすることはできなかつ
た。こうして、従来の電子楽器では、鍵走査1サ
イクルは例えば3ミリ程度に設定されていた。し
かし、実際の鍵演奏においてタツチを最高に効か
せる場合などは、接点時間差はそれよりもかなり
短かい時間、例えば0.5ミリ秒程度、になること
が確かめられており、従来の電子楽器はこのよう
な鍵タツチに応答することができなかつた。
また別の問題として、上述のような従来の電子
楽器は、第1の接点の作動(ブレーク接点K1の
オフ)にもとづき割当てがなされ、この割当てが
楽音信号発生回路14の発音チヤンネルに直接関
連しているため、次のような問題があつた。すな
わち、押鍵ミスや震動によつて鍵のわずかな下降
が起きたときに第1の接点が作動し、これにもと
づき割当てがなされることにより発音チヤンネル
が実際には発音しない鍵によつて占有されてしま
い、本当の押圧鍵を割当てるべきときに支障をき
たすおそれがあつた。
発明の目的 この発明は上述の従来技術の欠点を克服するた
めになされたもので、第1には、鍵タツチの検出
分解能を高めることを目的とし、第2には、第1
の接点だけが誤作動したときに楽音発生チヤンネ
ルの無意味な点有が起らないようにすることを目
的とする。
発明の概要 この発明に係る電子楽器は、異なる鍵押圧深さ
で順次作動する各鍵毎に設けられた第1の接点及
び第2の接点と、前記各鍵の第1の接点及び第2
の接点の作動を検出する押鍵検出手段と、前記各
鍵の押圧に伴なう前記第1の接点の作動に応答し
て当該押圧された鍵を所定数のチヤンネルのいず
れかに割り当てる第1の割当て手段と、前記第1
の割当て手段による割り当てに従つて、各チヤン
ネル毎に、そこに割り当てられた鍵に関する前記
第1の接点が作動してから前記第2の接点が作動
するまでの作動時間差を測定し、該測定結果をタ
ツチデータとするタツチ検出手段と、前記第1の
割当て手段で前記各チヤンネルに割り当てられた
鍵に関する前記第2の接点の作動に応答して当該
鍵を所定数の楽音発生チヤンネルのいずれかに割
り当て、かつ、割り当てた鍵を特定する情報およ
び前記タツチ検出手段で検出された当該鍵に関す
る前記タツチデータを、当該割り当てた楽音発生
チヤンネルに対応して出力する第2の割当て手段
と、前記各楽音発生チヤンネル毎にそれぞれ当該
楽音発生チヤンネルに対応する前記情報および前
記タツチデータに従つて楽音信号を発生する楽音
発生手段とを具えることを特徴とするものであ
る。
鍵の押圧に伴ない第1の接点が作動すると、第
1の割当て手段では、これに応答して当該押圧さ
れた鍵を所定数のチヤンネルのいずれかに割り当
てる処理を行なう。タツチ検出手段では、この第
1の割当て手段による割り当てに従つて、各チヤ
ンネル毎に、そこに割り当てられた鍵に関する前
記第1の接点が作動してから前記第2の接点が作
動するまでの作動時間差を測定し、該測定結果を
タツチデータとする。
第1の割当て手段で各チヤンネルに割り当てら
れた鍵に関して第2の接点が作動すると、これに
応答して、第2の割当て手段では、当該鍵を所定
数の楽音発生チヤンネルのいずれかに割り当てる
処理を行ない、かつ、割り当てた鍵を特定する情
報および前記タツチ検出手段で検出された当該鍵
に関する前記タツチデータを、当該割り当てた楽
音発生チヤンネルに対応して出力する。楽音発生
手段では、各楽音発生チヤンネル毎にそれぞれ当
該楽音発生チヤンネルに対応して出力される前記
情報および前記タツチデータに従つて楽音信号を
発生する。
こうして、鍵タツチ検出は、第1の割当て手段
による割り当てに従つて、各チヤンネル毎に、そ
こに割り当てられた鍵に関して行われる。この第
1の割当て手段は、楽音発生チヤンネルに対する
割当てを行なうための第2の割当て手段とは別に
設けられているため、第1の割当て手段における
処理動作時間は、楽音発生チヤンネルの演算時間
による制限を受けず、高速で動作させることが可
能である。従つて、鍵タツチの検出分解能を高め
ることができる。また、第2の割当て手段では、
第1の割当て手段で各チヤンネルに割り当てられ
た鍵に関する第2の接点の作動に応答して当該鍵
の楽音発生チヤンネルへの割当て処理を行なうの
で、第1の接点だけが誤動作した場合は楽音発生
チヤンネルに対する割当て処理が行われず、楽音
発生チヤンネルの無意味な占有が起らなくなる。
実施例 以下添付図面を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明しよう。
第2図において、第1図と同一符号で示したも
のは同一物であり、その説明は以下では省略し、
第1図を参照して既に述べた説明を援用する。鍵
走査カウンタ11の出力及び押鍵検出回路12の
出力キーデータKD1,KD2が与えられた第1
の割当て回路25内に示されたキーアドレスメモ
リKAM、ビジイメモリBUM、制御回路25a
の働きも第1図のKAM,BUM,13aにほぼ
対応しており、既に述べたこれらの説明を一部援
用する。
第1の割当て回路25は、押鍵検出回路12及
び鍵走査カウンタ11から与えられる鍵走査結果
に応答して所定数(M)のチヤンネルに押圧鍵を
割当てるためのものであり、このチヤンネルはタ
ツチカウンタ17のチヤンネルに対応している
が、楽音信号発生回路14内の楽音発生チヤンネ
ルには直接的には対応していない。第2の割当て
回路26は、第1の割当て回路25の割当て結果
に応答して、この第1の割当て回路25で各チヤ
ンネル(タツチカウンタ17のチヤンネルと同
じ)に割当てられた鍵を所定数(N)の楽音発生
チヤンネルに割当てし直し、かつ、タツチカウン
タ17で求められたタツチデータTDをこの割当
てし直しに対応して各楽音発生チヤンネルに割当
てる。
タツチカウンタ17のシフトレジスタ18、第
1の割当て回路25内のキーアドレスメモリ
KAM、ビジイメモリBUM、キーオンイベント
メモリKOEM、キーオフイベントメモリKFEM
は、第1の割当て回路25で処理するチヤンネル
数(M)と同じステージ数(M)を夫々有する。
まず、第1の割当て回路25の割当て動作につ
いて説明すると、前述と同様に、第1のキーデー
タKD1が“1”に立上つたときつまりブレーク
接点K1がオフしたとき、それに対応する鍵の割
当て処理を行ない、割当てるべきことが決定した
チヤンネルに対応してビジイメモリBUMに
“1”をセツトすると共にキーアドレスメモリ
KAMに該キーデータKD1の走査タイミングに
対応するキーコードを記憶する。ただし、割当て
チヤンネル決定にあたつては、トランケート処理
等複雑な処理は全く不要であり、同一キーコード
が未だKAMに記憶されていないことを条件に
BUMによつて示された1つの空白チヤンネルに
対して上記決定を行なえばよい。メモリBUM,
KAMに記憶されたデータのクリアは、それに対
応する鍵が離されたときつまりブレーク接点K1
がオンに復帰したとき(KD1が“0”になつた
とき)行なえばよい。
キーオンイベントメモリKOEMは第2の接点
つまりメーク接点K2がオンしたことを記憶する
ためのものである。或る鍵のメーク接点K2がオ
ンしたときその鍵が割当てられたチヤンネルのタ
イミングで信号“1”が制御回路25aから与え
られ、オア回路27を介してシフトレジスタ28
に記憶される。シフトレジスタ28の出力はアン
ド回路29、オア回路27を介して循環保持され
る。キーオンイベントパルス発生回路30は、第
2の接点K2のオフからオンへの切換りに応答し
て第2の割当て回路26にキーオンイベントパル
スKOEVNを与えるためのものである。キーオン
イベントパルスKOEVNに対応してキーオンイベ
ントメモリKOEMにクリア信号が与えられ、こ
れによりアンド回路29を不能化する。従つて、
キーオンイベントパルスKOEVNが出されたと
き、それに対応するキーオンイベントメモリ
KOEMの記憶がクリアされる。R−Sフリツプ
フロツプ31は第2の割当て回路26がキーオン
イベント処理中のとき“0”にリセツトされ、そ
れ以外のとき“1”にセツトされる。このセツト
出力がアンド回路32に与えられ、第2の割当て
回路26がキーオンイベント処理中でないことを
条件に、キーオンイベントメモリKOEMの出力
“1”を選択する。このアンド回路32の出力
“1”がキーオンイベントパルスKOEVNとなる。
この出力“1”は遅延フリツプフロツプ33で1
チヤンネルタイミングだけ遅延され、R−Sフリ
ツプフロツプ31のリセツト入力に与えられる。
こうして、1つのキーオンイベントパルス
KOEVNが発生すると、フリツプフロツプ31が
リセツトされ、アンド回路32が不能化されて、
次のキーオンイベントパルスの発生が抑止され
る。第2の割当て回路26においてキーオンイベ
ントパルスKOEVNに応じた割当て処理が終了す
ると、キーオンイベント終了信号END1が出力
され、キーオンイベントパルス発生回路30内の
フリツプフロツプ31をセツトする。こうして、
アンド回路32が可能化され、次のキーオンイベ
ントパルスの発生が可能となる。
キーオフイベントメモリKFEMは鍵が離され
たことを記憶するためのものであり、メーク接点
K2のオンからオフへの切換りまたはブレーク接
点K1のオフからオンへの切換りに応答して対応
チヤンネルに“1”を記憶する、このメモリ
KFEMは上述のメモリKOEMと同様に構成され
ている。キーオフイベントパルス発生回路34
は、キーオフイベントメモリKFEMの出力にも
とづきキーオフイベントパルスKFEVNを発生す
るものであり、上述のキーオンイベントパルス発
生回路30と同様に構成されている。第2の割当
て回路26においてキーオフイベントパルス
KFEVNに応じた処理が終了すると、キーオフイ
ベント終了信号END2が出力され、キーオフイ
ベントパルス発生回路34内のR−Sフリツプフ
ロツプ(図示せず)をセツトする。また、キーオ
フイベントメモリKFEMは前述と同様にキーオ
フイベントパルスKFEVNによつてクリアされ
る。
キーオンイベントメモリKOEMの出力がイン
バータ16を介してアンド回路15に与えられ
る。アンド回路15の他の入力にはビジイメモリ
BUMの出力が与えられる。前述と同様に、個々
のチヤンネルタイミングにおいて、第1の接点
(ブレーク接点)K1のオフから第2の接点(メ
ーク接点)K2のオンまでの間、アンド回路15
の出力TRSが“1”となる。従つて、第1図と
同様に、タツチカウンタ17で2接点間の作動時
間差を計数することが可能である。
ところで、第1の割当て回路25は楽音信号発
生回路14とは直接関係していないため、楽音発
生演算時間の制限を受けることなく、高速で動作
させることが可能である。そのため、第1の割当
て回路25及びタツチカウンタ17における時分
割チヤンネルタイミングを設定するクロツクパル
スφ1,φ2は、第2の割当て回路26における時
分割チヤンネル時間を設定するクロツクパルス
φA,φBよりもはるかに高速にすることができる。
このクロツクパルスφ1,φ2の高速化に伴ない、
鍵走査1サイクル期間が短かくなり、高速の鍵タ
ツチにも十分応答し得るようになる。
第1の割当て回路25から出力されたキーオン
イベントパルスKOEVN、キーオフイベントパル
スKFEVN、キーアドレスメモリKAMからのキ
ーコードKC、タツチカウンタ17からのタツチ
データTDが、第2の割当て回路26に与えられ
る。第2の割当て回路26は第1の割当て回路2
5とは非同期であり、そのため、イベントパルス
KOEVN,KFEVNを用いて処理を行なうように
している。
第2の割当て回路26では、N個の楽音発生チ
ヤンネルに対応してキーコードメモリKCM、キ
ーオンメモリKONM、ビジイメモリBUSM、タ
ツチデータメモリTDMその他を含んでおり、第
1の割当て回路25から与えられたデータにもと
づき再割当て処理を行なうために制御回路26a
が動作し、この制御回路26aによつて各メモリ
の記憶が制御される。そして、クロツクパルス
φA,φBによつて設定された各楽音発生チヤンネ
ルの時分割タイミングに従つて、各チヤンネルに
割当られた鍵のキーコードKC′、キーオン信号
KON′、タツチデータTD′が各メモリKCM〜
TDMから読み出され、楽音信号発生回路14に
与えられる。
第2の割当て回路26の割当て動作(つまり制
御回路26aの動作)はマイクロコンピユータを
用いて実施することができる。その場合、第2の
割当て回路26においては、キーオンイベントパ
ルスKOEVN、キーオフイベントパルス
KFEVN、デイケイ終了信号DFに応答する処理
はインタラプト処理として行なう。
キーオンイベントパルスKOEVNが与えられた
とき、第3図に示すようなキーオンイベントルー
チンを行なう。まずブロツク35では、キーオン
イベントパルスKOEVNと同時に第1の割当て回
路25から与えられたキーコードKCをマイクロ
コンピユータ内部RAMの入力キーコードレジス
タKCODEの領域に一時記憶し、かつ同時に与え
られたタツチデータTDを該RAMの入力タツチ
データレジスタTDATAの領域に一時記憶する。
このRAMのメモリマツプの一例が第5図に示
されている。CHNはキーオンイベント処理用の
チヤンネル番号シリンダであり、Kはキーオフイ
ベント処理用のチヤンネル番号レジスタである。
KCM1〜KCM12は各楽音発生チヤンネルに対
応するキーコードレジスタであり、かつこ内の数
字はチヤンネル番号を示し、この例ではチヤンネ
ル数をN=12としている。KONM1〜KONM1
2はキーオンレジスタ、BUSM1〜BUSM12
はビジイレジスタ、TDM1〜TDM12はタツ
チデータレジスタ、であり、夫々各楽音発生チヤ
ンネルに対応している。
第3図に戻ると、ブロツク36では、チヤンネ
ル番号レジスタCHNによつて指定されたチヤン
ネルに対応するビジイレジスタBUSM(CHN)
の内容を引き出し、それが“0”であるか否かを
調べる。NOならばブロツク37でCHNのチヤ
ンネル番号を1増加し、ブロツク38ではこのル
ープをN(すなわち12)回繰返したかどうかを調
べる。NOならば、ブロツク36に戻り、1増加
したチヤンネル番号に関して再びBUSM(CHN)
=0?を調べる。CHNによつて指定されたチヤ
ンネルが空白であれば、ブロツク36がYESと
なり、ブロツク39に進み、CHNによつて指定
されたチヤンネルに対応するキーコードレジスタ
KCM CHNに入力キーコードレジスタKCODE
のキーコードKCを記憶し、対応するキーオンレ
ジスタKONM CHN及びビジイレジスタBUSM
CHNに夫々“1”を記憶し、対応するタツチデ
ータレジスタTDM CHNに入力タツチデータレ
ジスタTDATAのタツチデータTDを記憶する。
次のブロツク40ではCHNのチヤンネル番号を
1増加する。次のブロツク41でキーオンイベン
ト終了信号END1を出力した後、メインプログ
ラムにリターンする。
全チヤンネルが割当て済みである場合、ブロツ
ク36〜38のループがN回(12回)繰返された
ときブロツク38がYESとなる。その場合、ブ
ロツク42でトランケート処理を行なう。つま
り、キーオンレジスタKONM1〜12のうちそ
の内容が“0”(離鍵中)であつて、それに対応
する楽音信号振幅値が小さいものあるいは最も古
く離鍵されたもの等所定のトランケート条件を満
足するものをトランケートチヤンネルとして指定
し、そのチヤンネルに新たな押圧鍵を割当てる。
その次のブロツク43ではブロツク41と同様に
キーオンイベント終了信号END1を出力する。
こうして、第2の割当て回路26で1回のキーオ
ンイベントルーチンが完了する毎にキーオンイベ
ント終了信号END1を送出し、第1の割当て回
路25では次のキーオンイベントパルスKOEVN
を発生することが可能となる。
キーオフイベントパルスKFEVNが与えられた
ときは第4図に示すようなキーオフイベントルー
チンを行なう。ブロツク44では、キーオフイベ
ントパルスKFEVNと同時に第1の割当て回路2
5から与えられたキーコードKCを入力キーコー
ドレジスタKCODEに記憶する。次にチヤンネル
番号レジスタKに「1」をセツトする(ブロツク
45)。ブロツク46では、レジスタKによつて
指定されたチヤンネル番号に対応するキーコード
レジスタKCM Kから記憶キーコードを引き出
し、それと入力キーコードレジスタKCODEのキ
ーコードとを比較し、両者が一致するかを調べ
る。NOならば、レジスタKのチヤンネル番号を
1増加し(ブロツク47)、次にK=12(つまり
N)であるかを調べる(ブロツク48)。ブロツ
ク48がNOならばブロツク46に戻る。レジス
タKの値が離鍵されたキーコードが割当てられて
いるチヤンネルを示すとき、ブロツク46が
YESとなり、ブロツク49で、それに対応する
キーオンレジスタKONM Kの内容を“0”にク
リアする。次のブロツク50ではキーオフイベン
ト終了信号END2を出力する。一般に、ブロツ
ク48がYESとなることは起らないが、これが
YESのときはブロツク51でキーオフイベント
終了信号END2を出力する。
楽音信号発生回路14からデイケイ終了信号
DFが与えられたときはデイケイ終了ルーチンを
実行する。このデイケイ終了ルーチンは特に図示
しないが、第4図のキーオフイベントルーチンに
類似した手順で実行される。つまり、デイケイ終
了信号DFが与えられたチヤンネルを探し出し、
このチヤンネルに対応するビジイレジスタ
BUSM1〜12の内容を“0”にクリアする。
RAMの各レジスタKCM1〜12,KONM1
〜12,BUSM1〜12,TDM1〜12の内容
が出力メモリKCM,KONM,BUSM,TDMに
転送され、クロツクパルスφA,φBに従つて時分
割的に出力される。
尚、各鍵に対応するキースイツチは、上述のよ
うなブレーク接点とメーク接点を持つものに限ら
ず、例えば特開昭53−139521号に示されたような
2段式キースイツチを用いることもでき、要する
に異なる押圧深さで作動する2つの接点を1鍵に
つき具えているものであればよい。
発明の効果 以上の通りこの発明によれば、楽音発生チヤン
ネルに対する割当てを行なうための第2の割当て
手段とは別に鍵タツチ検出用の第1の割当て手段
を設け、この第1の割当て手段による割り当てに
従つて、各チヤンネル毎に、そこに割り当てられ
た鍵に関して鍵タツチ検出のための接点作動時間
差測定を行うようにしたので、この第1の割当て
手段における処理動作時間は、楽音発生チヤンネ
ルの演算時間による制限を受けず、高速で動作さ
せることが可能となり、従つて、鍵タツチの検出
分解能を高めることができるようになる、という
優れた効果を奏する。また、第2の割当て手段で
は、第1の割当て手段で各チヤンネルに割り当て
られた鍵に関する第2の接点の作動に応答して当
該鍵の楽音発生チヤンネルへの割当て処理を行な
うので、第1の接点だけが誤動作した場合は楽音
発生チヤンネルに対する割当て処理が行われず、
楽音発生チヤンネルの無意味な占有が起らなくな
る、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は各チヤンネル毎に鍵タツチカウント動
作を行なう複音電子楽器の従来技術を示すブロツ
ク図、第2図はこの発明に係る電子楽器の一実施
例を示すブロツク図、第3図は第2図の第2の割
当て回路で実行されるキーオンイベントルーチン
の一例を示すフローチヤート、第4図は同第2の
割当て回路で実行されるキーオフイベントルーチ
ンの一例を示すフローチヤート、第5図は同第2
の割当て回路として用いたマイクロコンピユータ
のRAMのメモリマツプの一例を示す図、であ
る。 10……鍵盤回路、KS……キースイツチ、K
1……ブレーク接点(第1の接点)、K2……メ
ーク接点(第2の接点)、11……鍵走査カウン
タ、12……押鍵検出回路、17……タツチカウ
ンタ、25……第1の割当て回路、26……第2
の割当て回路、KAM……キーアドレスメモリ、
BUM……ビジイメモリ、KOEM……キーオンイ
ベントメモリ、KFEM……キーオフイベントメ
モリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 異なる鍵押圧深さで順次作動する各鍵毎に設
    けられた第1の接点及び第2の接点と、 前記各鍵の第1の接点及び第2の接点の作動を
    検出する押鍵検出手段と、 前記各鍵の押圧に伴なう前記第1の接点の作動
    に応答して当該押圧された鍵を所定数のチヤンネ
    ルのいずれかに割り当てる第1の割当て手段と、 前記第1の割当て手段による割り当てに従つ
    て、各チヤンネル毎に、そこに割り当てられた鍵
    に関する前記第1の接点が作動してから前記第2
    の接点が作動するまでの作動時間差を測定し、該
    測定結果をタツチデータとするタツチ検出手段
    と、 前記第1の割当て手段で前記各チヤンネルに割
    り当てられた鍵に関する前記第2の接点の作動に
    応答して当該鍵を所定数の楽音発生チヤンネルの
    いずれかに割り当て、かつ、割り当てた鍵を特定
    する情報および前記タツチ検出手段で検出された
    当該鍵に関する前記タツチデータを、当該割り当
    てた楽音発生チヤンネルに対応して出力する第2
    の割当て手段と、 前記各楽音発生チヤンネル毎にそれぞれ当該楽
    音発生チヤンネルに対応する前記情報および前記
    タツチデータに従つて楽音信号を発生する楽音発
    生手段と を具える電子楽器。 2 前記第1の割当て手段が前記第2の割当て手
    段に比べて高速で割当て処理を行なうものである
    特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。
JP58000771A 1983-01-08 1983-01-08 電子楽器 Granted JPS59126596A (ja)

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JPS59126596A JPS59126596A (ja) 1984-07-21
JPS648356B2 true JPS648356B2 (ja) 1989-02-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0351025A (ja) * 1989-07-20 1991-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機の床ノズル

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