JPS649256B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS649256B2
JPS649256B2 JP61219095A JP21909586A JPS649256B2 JP S649256 B2 JPS649256 B2 JP S649256B2 JP 61219095 A JP61219095 A JP 61219095A JP 21909586 A JP21909586 A JP 21909586A JP S649256 B2 JPS649256 B2 JP S649256B2
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JP
Japan
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glass
gold
photochromic
palladium
silver
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Expired
Application number
JP61219095A
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English (en)
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JPS6278127A (ja
Inventor
Baiguroo Heazu Jooji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corning Glass Works
Original Assignee
Corning Glass Works
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corning Glass Works filed Critical Corning Glass Works
Publication of JPS6278127A publication Critical patent/JPS6278127A/ja
Publication of JPS649256B2 publication Critical patent/JPS649256B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C4/00Compositions for glass with special properties
    • C03C4/04Compositions for glass with special properties for photosensitive glass
    • C03C4/06Compositions for glass with special properties for photosensitive glass for phototropic or photochromic glass

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はフオトクロミツクガラスに関する。 フオトクロミツクガラス、フオトトロピツクガ
ラス等種々の名称で呼ばれているガラスの起源は
米国特許第3208860号である。このようなガラス
は一般には紫外線である化学性に露光される時暗
黒化(変色)し、化学線から除去される時退色す
る、すなわちそれ本来の色を呈する。上記特許に
はフオトクロミツク現象を生じさせるのにはハロ
ゲン化銀結晶、すなわち塩化銀、臭化銀および沃
化銀のうちの少なくとも1種、が有効であること
が開示されており、またハロゲン化銀結晶を含有
するガラスにおけるフオトクロミツク現象のメカ
ニズムが説明されている。上記特許は一般に珪酸
ガラスに関するものであり、珪酸ガラスにフオト
クロミツク性を付与するのに必要な銀およびハロ
ゲンの最小量が述べられている。すなわち、塩
素、臭素および沃素の最小有効量はそれぞれ0.2
%、0.1%および0.08%であり、また銀の最小有
効量は有効ハロゲンが塩素であるガラスについて
は0.2%、少なくとも0.1%の臭素を含有するが0.8
%よりも少量の沃素を含有するガラスについては
0.05%、および少なくとも0.08%の沃素を含有す
るガラスについては0.03%であることが述べられ
ている。 上記特許には好ましい基礎ガラス組成はR2O―
Al2O3―B2O3―SiO2系内に含まれることが述べ
られている。従つて、好ましい基礎ガラス組成は
酸化物の重量パーセントでおよそ40乃至76%の
SiO2、4乃至26%のB2O3、4乃至26%のAl2O3
および2乃至8%のLi2O、4乃至15%のNa2O、
4乃至15%のK2O、8乃至25%のRb2Oおよび10
乃至30%のCs2Oから選ばれるアルカリ金属酸化
物(R2O)の少なくとも1種からなり、上記各成
分とハロゲン化銀の合計量は全組成の少なくとも
85重量%を構成する。 また上記特許には、透明なフオトクロミツクガ
ラス製品が望まれる場合には、銀は0.7%よりも
多量あるいは3種類のハロゲンは合計量で0.6%
よりも多量組成中に含まれてはならず、またハロ
ゲン化銀結晶の含有量およびサイズはそれぞれ
0.1容量%および0.1ミクロンを越えてはならない
ことが述べられている。 フオトクロミツクガラスの最も大きな用途は度
付きレンズおよび度が付いてないサングラスの両
方を含む眼鏡レンズである。コーニング社
(Corning Glass Works,Corning,New
York)から「フオトグレイ(PHOTOGRAY)」
という商標で市販されている度付きレンズは眼鏡
レンズとして非常によく売れている。このガラス
の組成は上記米国特許第3208860号に開示されて
いるガラス組成範囲に含まれ、そのおよその分析
値は重量%で表わすと下記の通りである。 SiO2 55.6 B2O3 16.4 Al2O3 8.9 Li2O 2.65 Na2O 1.85 K2O 0.01 BaO 6.7 CaO 0.2 PbO 5.0 ZrO2 2.2 Ag 0.16 Cu 0.035 Cl 0.24 Br 0.145 F 0.19 「フオトグレイ」ガラスはフオトクロミツク特
性、眼鏡特性、化学的に強化され得る能力および
溶融並びに成形特性のような各要素を妥協させる
ことによつて開発されたものであるので、改良さ
れたフオトクロミツク特性を有するが一方ではな
お実用的な市販ガラスに必要とされるその他の品
質を保持しているガラスを得るために研究が続け
られている。 1979年2月28日に出願された米国特許出願第
14981号(米国特許第4190451号)には「フオトグ
レイ」ガラスよりも優れたフオトクロミツク特性
を示すガラスが開示されている。すなわち、上記
出願に開示されているガラスは化学線に露光され
る時より低い透過率に暗黒化し、化学線が除去さ
れる時より迅速に退色する。上記出願に開示され
ているガラスは酸化物の重量%で表わされる下記
のような組成を有しており、ここでCuO以外の2
価金属酸化物が含まれない組成におけるアルカリ
金属酸化物とB2O3のモル比は約0.55乃至0.85であ
り、またAgとCl+Brの重量比は約0.65乃至0.95
である。 SiO2 20―65 B2O3 14―23 Al2O3 5―25 P2O5 0―25 Li2O 0―2.5 Na2O 0―9 K2O 0―17 Cs2O 0―6 Li2O+Na2O+K2O+Cs2O 8―20 CuO 0.004―0.02 Ag 0.15―0.3 Cl 0.1―0.25 Br 0.1―0.2 最近、上記出願に開示されている組成範囲に含
まれる組成を有する新しい眼鏡用フオトクロミツ
クガラスがコーニング社から「フオトグレイエキ
ストラ(PHOTOGRAY EXTRA)」という商標
およびコーニングコード8111ガラスという商品コ
ードで市販されるようになつた。このガラスのお
よその分析値は重量%で表わすと下記の通りであ
る。 SiO2 55.8 Al2O3 6.48 B2O3 18.0 Li2O 1.88 Na2O 4.04 K2O 5.76 ZrO2 4.89 TiO2 2.17 CuO 0.011 Ag 0.24 Cl 0.20 Br 0.13 ハロゲン化銀結晶の生長をよりよく制御し、そ
れによつてフオトクロミツク性の均一性および再
現性をよりよく制御するために、適当なガラス生
成バツチが溶融され、得られた溶融物は非常に迅
速に冷却されたガラス付形物とされ、その後得ら
れたガラス付形物にハロゲン化銀結晶の核を形成
させ該結晶を生長させるための熱処理が施され
る。「フオトグレイ」ガラスおよび「フオトグレ
イエキストラ」ガラスは化学線に露光される時無
彩色すなわち灰色に暗黒化する。しかしながら、
市場においては褐色に暗黒化するフオトクロミツ
ク眼鏡ガラスに興味が持たれているので、「フオ
トブラウン(PHOTOBROWN)」という商標の
レンズブランクがコーニング社によつて生産され
販売された。このレンズブランクはその範囲が厳
密に規定されたガラス組成に特別な熱処理を適用
することによつて製造された。上記レンズブラン
クの製造方法は米国特許第4043781号に述べられ
ている。すなわち、酸化物の重量%で表わされる
下記のような組成を有するガラスがまず520乃至
580℃の温度で約2乃至30分間熱処理され、その
後600乃至660℃の温度で約5乃至60分間熱処理さ
れる。 SiO2 53―60 Al2O3 8―10 B2O3 15―18 Na2O 1―3 Li2O 1.5―3.2 BaO 5―9 PbO 3.5―7 ZrO2 0―4 CuO 0.012―0.040 Ag 0.14―0.22 Cl 0.22―0.36 Br 0.10―0.20 F 0―1 上記から明らかなように、上記製造方法は狭い
範囲のガラス組成にしか有効ではなく、従つて得
られるフオトクロミツク性も同様に狭い範囲に限
られる。例えば、「フオトグレイエキストラ」ガ
ラスの組成は上記組成範囲には含まれておらず、
実際に「フオトグレイエキストラ」ガラス組成に
上記米国特許第4043781号に開示されている熱処
理が施される場合、得られるガラスは暗黒化状態
において褐色を示さない。上記熱処理を適当に変
更することによつて得られるガラスを暗黒化状態
においてわずかに褐色とすることができるが、こ
の場合得られるガラスのフオトクロミツク特性が
悪化する。 勿論、ガラスを着色させるためにガラス組成に
着色剤を添加することは従来よく知られている。
例えば、コバルト、ニツケルおよびマンガンの組
合せはガラスを褐色に着色するのに用いられる
(米国特許第4116704号参照)。また米国特許第
4018965号には、フオトクロミツクガラスに種々
の色調を生じさせるためにEr2O3、Pr2O3
HO2O3およびNb2O3から選ばれる希土類金属酸
化物およびCoO、NiOおよびCr2O3から選ばれる
遷移動金属酸化物のうちのいずれか一方あるいは
その両方を着色剤として添加することが開示され
ている。すなわち上記特許には、O乃至0.5%の
CoO、O乃至1%のNiOおよびO乃至1%の
Cr2O3から選ばれる合計量が1%以下の遷移金属
酸化物および合計量が5%以下の上記希土類金属
酸化物のうちのいずれか一方あるいはその両方を
着色剤として使用することが開示されている。し
かしながら、上記のような着色剤を使用すること
によつて得られるガラスは退色状態において無色
ではなく、常に着色しているものであることは明
らかである。 本発明の主な目的は化学線に露光される時褐色
に暗黒化し、化学線から除去される時退色して無
色に戻る透明な無色のフオトクロミツクガラスを
提供することにある。 本発明の別の目的は非暗黒化状態で着色してお
り、暗黒化状態で褐色の外観を呈する透明なフオ
トクロミツクガラスを提供することにある。 上記目的は塩化銀、臭化銀および沃化銀のうち
の少なくとも1種の結晶によつてフオトクロミツ
ク性が付与されるフオトクロミツクガラスのバツ
チに、パラジウムおよび金のうちのいずれか一方
あるいはその両方を痕跡量よりもわずかに多量添
加することによつて達成される。パラジウムある
いは金あるいはその両方の添加はガラスの外観に
影響を及ぼさないが、暗黒化状態の透過率をわず
かしかあるいは全く変えることなく暗黒化状態の
ガラスの色調を褐色に変化させる。 この色変化のメカニズムは完全には理解されて
いないが、褐色の色調は非常に少量のパラジウム
あるいは金あるいはパラジウムおよび金で生じる
ので、この褐色の色調はハロゲン化銀結晶内に含
まれるか、あるいはハロゲン化銀結晶の表面に存
在するパラジウムあるいは金あるいはパラジウム
および金によるものであると考えられる。従つて
ハロゲン化銀結晶はその表面上に存在するか、あ
るいはその構造中に分散しているパラジウムある
いは金あるいはパラジウムおよび金の粒子を有し
ているものと思われる。 用いられるパラジウムあるいは金あるいはパラ
ジウムおよび金の量が非常に少量である限りは、
すなわち1ppm程の少量である限りは、ガラスに
よつて示される初期視感透過率および無着色性は
ほとんど影響を受けない。しかしながら、約
10ppmよりも多量が包含される場合には初期視感
透過率および無着色性は明らかに影響を受ける。
約2乃至4ppmの添加が最適であるようであり、
約3ppmの添加が最も好ましいと思われる。実際、
色度座標によつて表わされる暗黒化状態の褐色の
色相は約3乃至4ppm付近でピークに達する。 パラジウムおよび金のうちのいずれか一方ある
いはその両方の存在は上記米国特許第4043781号
に述べられているような特別なガラスの熱処理を
用いることなく暗黒化状態のガラスに望みの褐色
の着色を生じさせることを可能にする。そして先
に説明したように、ハロゲン化銀結晶が存在する
こと以外はガラス組成は重要ではない。しかしな
がら、ガラスに生じる固有のフオトクロミツク特
性の点から上記米国特許出願第14981号のガラス
組成が好ましい。 下記第1表はパラジウムの添加がコーニングー
ド8111ガラスの視感透過率および暗黒化状態の色
度に及ぼす影響を示すものである。パラジウムは
PdCl2水溶液として第1表にppmで示される含有
量が得られるようにバツチに添加された。バツチ
は通常コーニングード8111ガラスの溶融に用いら
れる商業生産用連続タンク中で溶融された。得ら
れた溶融物はプレスされて標準レンズブランクと
され、その後徐冷ガマ中でレンズブランクに通常
コーニングード8111ガラスに用いられる熱処理が
施され、レンズブランクにフオトクロミツク性が
付与された。この熱処理はガラスを約650℃の温
度で約1時間半加熱し、その後ガラスを良好な徐
冷状態が得られる速度で冷却することからなる。 色およびフオトクロミツク特性は通常の三刺激
値測色計および実験室用露光/光度計システムに
よつて測定された。各レンズブランクは研磨され
2mm厚とされた。これらサンプルは室温(〜20―
25℃)で5分間紫外線源に露光され、その後5分
間紫外線から除去された。第1表には各サンプル
によつて示される暗黒化前の視感透過率(To)、
5分間暗黒化した後の視感透過率(TD5)、5分
間退色した後の視感透過率(TF5)および紫外線
から除去後5分間経過した後の退色の量(TF5
TD5)が示されている。最後の値TF5―TD5は“5
分間退色”と呼ばれている。また第1表にはC光
線を用いた暗黒化状態の各サンプルの色度座標
(x,y)が示されている。
【表】 第1表から明らかなように、約3ppmのパラジ
ウムの添加が好ましい。その理由は (1) 暗黒化状態のガラスの色は黄色というよりは
むしろわずかに赤色の色調を有しており、暖色
系の褐色、すなわちウオームブラウン
(warmbrown)であり、また (2) ガラスの非暗黒化状態の透過率はパラジウム
添加の影響をほとんど受けない からである。また第1表の色度座標から明らかな
ように、暗黒化状態のガラスの色は約3ppm pd
でピークを通過し、パラジウム添加量がさらに多
くなると青色成分が加わるために灰色に戻り始め
る。その上、パラジウム添加量がさらに多くなる
とガラスの非暗黒化状態の透過率がかなり影響を
受けるようになる。従つて、パラジウムの量は約
2乃至4ppmが好ましい。好ましい色はおよそx
=0.3228、y=0.3187に色度点を有しており、上
記米国特許第4043781号に開示されているガラス
の暗黒化状態の色よりもより好ましい色相を有し
ている。 金属金はパラジウムと同じように作用する。下
記第2表は金の作用を説明するためのいくつかの
ガラス組成を示すものである。第2表の各ガラス
組成はバツチから計算された酸化物の重量部で表
わされている。ハロゲン化物はどの陽イオンと結
合しているのか知られていないので、通常ガラス
分析において採用されているように単にハロゲン
化物として、すなわち塩化物および臭化物として
示されている。フオトクロミツクガラスの銀含有
量は大抵の場合金属Agとして示されるが、その
方法がここでも採用されている。各組成における
個々の成分の合計はほぼ100となるので、実際に
は表に示される量は重量%で表わされているとみ
なしてよい。 基礎ガラス組成の実際のバツチ原料は酸化物あ
るいは他の成分と共に溶融される時適当な割合で
望みの酸化物に変換される酸化物以外の化合物の
いずれからなるものであつてもよい。便宜上、ハ
ロゲン化物は一般にアルカリ金属ハロゲン化物と
して添加され、銀成分は一般にAgNO3あるいは
Ag2Oとして添加され、また金は砂の中に2重量
%の塩化金が含まれるカラーバツチとして添加さ
れた。 いずれの組成物も約1000gが得られるようにバ
ツチ原料が調合された。得られたバツチは均質な
溶融物が得られるように充分にタンプルミルさ
れ、その後白金ルツボに入れられた。ルツボにシ
リカの蓋が被せられ、その後ルツボは約1450℃の
実験室用炉中に入れられ、その中に約3時間保た
れた。その後得られた溶融物が白金―ロジウム攪
拌棒で攪拌された。各溶融物の大半はスチール金
型中に注がれて約10インチ×4インチ×1/4イ
ンチの寸法のガラス板が作られ、残りの溶融物は
小さな易流動性のガラスパテイとしてスチール板
上に注がれた。ガラス板は直ちに375℃の徐冷器
に移され、その中に2時間保たれた。ガラスパテ
イは単に周囲大気中で室温まで放冷された。
【表】 徐冷されてない小さなガラスパテイは660℃で
30分間加熱され、その後周囲大気中で室温まで放
冷された。このような熱処理が施されたガラスパ
テイはその後研磨され、2mm厚のサンプルとされ
た。得られたサンプルについて色およびフオトク
ロミツク特性が測定された。その結果を下記第3
表に示す。測定は米国特許第4125775号に述べら
れているのと同じ太陽シミユレーター装置を用い
て行なわれた。8つの分光波長(400nm、
440nm、480nm、530nm、580nm、640nm、
685nmおよび735nm)についての暗黒化状態の視
感透過率が適当なフイルターが設けられた8個の
P/Nシリコンフオトダイオードを用いて同時に
測定された。太陽シミユレーター装置はデジタル
エクウイツプメント社(Digital Equipment
Corporation,Maynarp,Massachusetts)の
PDP―11〜04コンピユーターに接続され、色度
値は重みづけ縦座標法(weighted
ordinatemethod)の変法によつて計算された
(テクノロジ―プレス社1936年出版のA.C.ハーデ
イ著「測色法ハンドブツク」」第33頁参照)。 上記第1表と同様に、Toは暗黒化前の視感透
過率を表わし、TD5は太陽シミユレーター装置に
5分間露光後の視感透過率を表わし、TF5は太陽
シミユレーター装置から除去後5分間経過した後
の視感透過率を表わし、TF5―TD5は太陽シミユ
レーター装置から除去後5分間経過した後の退色
の量を表わし、またxおよびyはC光源を用いた
暗黒化状態のサンプルの色度座標を表わす。
【表】 上記第3表から明らかなように、金は暗黒化状
態のフオトクロミツクガラス中に褐色の着色を生
じさせることができる。また実施例3および4か
ら明らかなように、10ppmおよびそれ以上の金の
添加はガラスの非暗黒化状態の視感透過率に悪影
響を及ぼす。さらに、そのように多量の金の添加
は暗黒化状態のガラス中により濃い褐色の着色を
生じる。金の場合もまた添加量が2乃至4ppmで
ある場合に最も暖色が得られるようである。 第3表の実施例4に示されるように、15ppmの
金を含有するガラスの非暗黒化状態の透過率は約
70%である。しかしながら、フオトクロミツク特
性を生じさせるための熱処理の温度をより低くす
ることによつて、非暗黒化状態においてより高い
透過率を示すガラスを得ることができる。下記第
4表は3種類の異なつた熱処理が施された実施例
1と実施例4のガラスの比較によつてこの現象を
説明するものである。測定サンプルは実施例1お
よび4の徐冷されたガラス板の断片に上記3種類
の異なつた熱処理を施すことによつて得られた。
測定は第3表の場合と同様にして行なわれた。ま
た、第4表中の記号は第3表の場合と同じ意味を
有する。
【表】
【表】 従つて、金およびパラジウムのうちのいずれか
一方あるいはその両方を比較的多量、例えば約
10ppm、含有するガラスにおいて非暗黒化状態に
おいて着色が得られうるので、そのようなガラス
に温度に勾配を持たせた熱処理を施すことによつ
て、そのガラスを非暗黒化状態において光学濃度
に勾配のある褐色の色調を示すような、またより
濃い褐色への勾配のあるフオトクロミツク暗黒化
特性を示すようなガラスとすることができる。温
度に勾配を持たせた熱処理を達成するための1つ
の方法として、米国特許第4072490号に述べられ
ているような熱シンクの使用が挙げられる。以下
に述べる実施例は上記のようなガラスの製造を説
明するものである。 下記のような組成を有するガラスが溶融され、
得られた溶融物から眼鏡レンズ用ブランクがプレ
スされた。下記の組成においては基礎成分はバツ
チ原料から計算された酸化物の重量部で表わされ
ており、また“フオトクロミツク成分”すなわち
Cl、Br、CuOおよびAgはX線蛍光分析法による
分析値で表わされている。ここでもまた金は砂の
中に2重量%の塩化金が含まれるカラーバツチと
して添加された。 SiO2 56.6 Al2O3 6.3 B2O3 18.2 Na2O 4.1 Li2O 1.8 K2O 5.7 ZrO2 5.0 TiO2 2.3 Au 0.002 Cl 0.163 Br 0.133 CuO 0.013 Ag 0.224 500℃の徐冷カマ中で徐冷された後、ブランク
は研磨されて3mm厚、6ジオプトリーのレンズと
された。その後得られたレンズは熱シンクセラミ
ツク成形板上に置かれ、成形後は徐冷カマ中に置
かれた。その後レンズが約670℃の最高温度領域
に約15分間暴露されるように徐冷カマが操作され
た。この熱処理によつて、670℃の熱処理が施さ
れた部分が際立つた金色がかつた褐色の色調を有
し、その他の部分はほぼ無色であるレンズが得ら
れた。 上記第3表の場合と同じ装置を用いてレンズの
各部分の色およびフオトクロミツク特性が測定さ
れた。レンズの厚さは第3表の場合のように2mm
ではなく3mmであつた。下記第5表はこの測定結
果を示すものである。第5表中の記号は紫外線の
下での10分間の暗黒化を表わすD10以外は第3表
の記号と同じ定義を有する。
【表】 温度に勾配を持たせた熱処理を達成するための
別の方法は、レンズをセラミツク成形板上に置
き、このレンズと成形板との組合せを直立させて
その約1/2を砂、アルミナあるいはその他の適当
な粒状耐火性材料中にうめることからなる。その
後得られるアセンブリーは炉に入れられ、予定の
熱処理が施される。 金の代わりに16ppm(0.0016%)のパラジウム
が含有されている以外は上記と同じ組成を有する
ガラスが研磨されて2mm厚のレンズとされた。レ
ンズはセラミツク成形板上に置かれ、このレンズ
と成形板の組合せの約1/2がアルミナ微細粒子中
にうめられた。このアセンブリーが640℃で10分
間熱処理された後、レンズの2つの部分の色およ
びフオトクロミツク特性が測定された。この場合
もまた測定装置は上記と同じものが用いられた。
測定結果を下記第6表に示す。第6表中の記号は
第5表中の記号と同じ定義を有する。
【表】 先に述べたように、フオトクロミツクガラスを
永久に着色するために着色剤を使用することは従
来よく知られている。本発明においては暗黒化状
態のウオームブラウンの色相を加えることによつ
て着色剤による色調を変えることができる。例え
ば、組成にEr2O3を含ませることによつてガラス
に付与される永久的なピンクの色調に暗黒化状態
のウオームブラウンの色相を加えることができ
る。 先に説明したように、金およびパラジウムのう
ちのいずれか一方あるいはその両方が約10ppmよ
りも多量含有される場合には、初期の色および透
過率はかなり影響を受ける。それにもかかわら
ず、このような現象が望ましい場合には、これら
金属はよりいつそう多量、例えば50ppm以下、含
ませることができる。しかしながら、このような
多量の添加はガラス組成中におけるそれら金属の
溶解度を越え、そのためにガラス中に粒子が存在
するようになり、ガラスにくもりが生じる。 ガラス組成に白金、ロジウムおよびイリジウム
のうちの少なくとも1種が添加された場合にも暗
黒化状態においてハロゲン化銀含有フオトクロミ
ツクガラスが褐色に着色するという同様の現象が
生じる。しかしながら、白金、ロジウムおよびイ
リジウムのうちの少なくとも1種の添加の有効性
はパラジウムおよび金のうちのいずれか一方ある
いはその両方の添加の有効性よりもはるかに小さ
なものであり、従つてより多量の添加を必要とす
る。従つて、パラジウムおよび金のうちのいずれ
か一方あるいはその両方の使用は経済的な面から
非常に魅力がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塩化銀、臭化銀および沃化銀から選ばれるハ
    ロゲン化銀の少なくとも1種の結晶によつてフオ
    トクロミツク性が付与されているとともにパラジ
    ウムおよび金のうちのいずれか一方あるいはその
    両方を1ppm乃至10ppm含有し、0乃至0.5%の
    CoO、O乃至1%のNiOおよびO乃至1%の
    Cr2O3からなる群より選ばれる合計量が1%以下
    の遷移金属酸化物着色剤およびEr2O3、Pr2O3
    Ho2O3およびNd2O3からなる群より選ばれる合計
    量が5%以下の希土類金属酸化物着色剤のうちの
    いずれか一方あるいはその両方を含有し、非暗黒
    化状態において特定の色調を示し、暗黒化状態に
    おいて該特定の色調にウオームブラウンの色相が
    加えられた色調を示すことを特徴とする透明なア
    ルミノほう珪酸フオトクロミツクガラス。
JP61219095A 1980-01-21 1986-09-17 フオトクロミツクガラス Granted JPS6278127A (ja)

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