JPS649902B2 - - Google Patents
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- JPS649902B2 JPS649902B2 JP2321185A JP2321185A JPS649902B2 JP S649902 B2 JPS649902 B2 JP S649902B2 JP 2321185 A JP2321185 A JP 2321185A JP 2321185 A JP2321185 A JP 2321185A JP S649902 B2 JPS649902 B2 JP S649902B2
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- cylindrical member
- reinforcing agent
- thermal expansion
- cylinder block
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Landscapes
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、鋳造時に母材金属に鋳ぐるまれ、シ
リンダブロツクの各シリンダボア間に通路を形成
するためのケレンに関する。 (2) 従来の技術 従来、かかるケレンは、特公昭56―42744号な
どで知られている。 (3) 発明が解決しようとする課題 上記従来の技術では、扁平な中空ケレンを母材
金属に鋳ぐるんで、相隣るシリンダボア間の薄肉
隔壁部に冷却水通路を形成するようにしている。
ところが、中空ケレンの肉厚が厚すぎる(たとえ
ば1.0mm以上)と、その熱容量が比較的大である
ことに起因して母材金属との溶着性が劣り、中空
ケレンおよび母材金属間に間〓が生じて断熱空間
となり、シリンダボア間の隔壁部の冷却機能の低
下を来すとともに、同隔壁部の強度低下を生じ
る。また中空ケレンの肉厚が薄すぎる(たとえば
0.7mm以下)と、母材金属との溶着性は良好とな
るが、ケレン自体の強度が低下して、ケレンの変
形や溶融を生じ易くなり、冷却水通路を確実に形
成することが困難となる。 本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、母材金属との溶着性を向上すべく薄肉にし
てもケレン強度の低下がなく、冷却水通路を確実
に形成し得るケレンを提供することを目的とす
る。 B 発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 本発明のケレンは、金属製管を扁平に成形して
なる筒状部材と、この筒状部材内に鋳造後に除去
可能に充填され、鋳造時における溶湯圧力による
該筒状部材の変形を阻止し且つ該筒状部材と略同
等の熱膨脹曲線を示す補強剤とより構成される。 (2) 作 用 扁平筒状部材はそれが薄肉であつても、補強剤
の補強効果によつて強度低下が補われるので溶湯
圧力による変形が阻止され、しかも筒状部材およ
び補強剤の熱膨脹曲線が略同等であるので、鋳造
時における筒状部材の急激な熱膨脹のために筒状
部材および補強剤間に間〓が生じるのを未然に防
止することができる。従つて筒状部材は、鋳造時
における変形、溶融を回避しながら、極めて薄肉
に形成することが可能となり、この薄肉化によつ
て母材金属との溶着性が向上する。 (3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、ケレン1は、鋳
砂を焼成して形成されたシリンダブロツク中子2
に埋設されており、このシリンダブロツク中子2
をシリンダブロツク主型3内に位置決め配置し
て、シリンダブロツク中子2およびシリンダブロ
ツク主型3間に溶湯4が重力あるいは加圧注湯さ
れる。溶湯4を冷却した後に、シリンダブロツク
中子2を除去することにより、シリンダブロツク
の鋳造が完了するが、このシリンダブロツク内に
ケレン1の筒状部材5は鋳ぐるまれたままであ
り、これにより各シリンダボア間の壁部に冷却水
通路が形成される。 第2図において、ケレン1は筒状部材5内に、
溶湯圧力による該筒状部材5の変形を防止する補
強剤6が充填されて成る。筒状部材5は扁平筒状
であり、薄肉の金属製管、たとえば肉厚0.6mmの
機械構造用炭素鋼継目無鋼管をプレス機などによ
り圧縮することにより形成される。補強剤6とし
ては、たとえば96%以上のSiO2を含む硅砂が用
いられる。このSiO2を96%以上含む硅砂は、第
3図で示すように機械構造用炭素鋼の熱膨脹曲線
Aとほぼ同等の熱膨脹曲線Bを示すものである。
また参考までにSiO2を95%含む硅砂の熱膨脹曲
線CおよびZr砂の熱膨脹曲線Dは機械構造用炭
素鋼の熱膨脹曲線Aよりも低い値を示す。 次にこの実施例の作用について説明すると、第
1図で示したように、シリンダブロツク中子2を
シリンダブロツク主型3内に位置決め配置して、
両者間に溶湯4を加圧注湯する。このとき筒状部
材5は扁平薄肉であるにも拘らず、補強剤6で十
分補強されていることにより、溶湯4の押圧力に
よる筒状部材5の変形が防止される。また肉厚が
薄いことに起因して、筒状部材5は急激に熱膨脹
するが、補強剤6と筒状部材5とはその熱膨脹曲
線が略同等のものであるので、筒状部材5および
補強剤6間に間〓が生じることが回避され、これ
によつても筒状部材5の変形、溶損が防止され
る。 このようにして、ケレン1の筒状部材5は鋳造
時の変形、溶損を回避しつつその薄肉化を図るこ
とができるから、その薄肉化によつて母材金属と
の溶着性を良好にして的確に鋳ぐるまれる。そし
て鋳造後は、筒状部材5内の補強剤6を除去する
ことにより、その跡に冷却通路が閉塞することな
く確実に形成される。 次に、筒状部材の仕様、筒状部材の肉厚、補強
剤の種類を変化させて、シリンダブロツクの鋳造
実験を行ない、母材との溶着、筒状部材の変形、
溶損および冷却水通路の良否を検討した結果を次
表に示す。
リンダブロツクの各シリンダボア間に通路を形成
するためのケレンに関する。 (2) 従来の技術 従来、かかるケレンは、特公昭56―42744号な
どで知られている。 (3) 発明が解決しようとする課題 上記従来の技術では、扁平な中空ケレンを母材
金属に鋳ぐるんで、相隣るシリンダボア間の薄肉
隔壁部に冷却水通路を形成するようにしている。
ところが、中空ケレンの肉厚が厚すぎる(たとえ
ば1.0mm以上)と、その熱容量が比較的大である
ことに起因して母材金属との溶着性が劣り、中空
ケレンおよび母材金属間に間〓が生じて断熱空間
となり、シリンダボア間の隔壁部の冷却機能の低
下を来すとともに、同隔壁部の強度低下を生じ
る。また中空ケレンの肉厚が薄すぎる(たとえば
0.7mm以下)と、母材金属との溶着性は良好とな
るが、ケレン自体の強度が低下して、ケレンの変
形や溶融を生じ易くなり、冷却水通路を確実に形
成することが困難となる。 本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、母材金属との溶着性を向上すべく薄肉にし
てもケレン強度の低下がなく、冷却水通路を確実
に形成し得るケレンを提供することを目的とす
る。 B 発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 本発明のケレンは、金属製管を扁平に成形して
なる筒状部材と、この筒状部材内に鋳造後に除去
可能に充填され、鋳造時における溶湯圧力による
該筒状部材の変形を阻止し且つ該筒状部材と略同
等の熱膨脹曲線を示す補強剤とより構成される。 (2) 作 用 扁平筒状部材はそれが薄肉であつても、補強剤
の補強効果によつて強度低下が補われるので溶湯
圧力による変形が阻止され、しかも筒状部材およ
び補強剤の熱膨脹曲線が略同等であるので、鋳造
時における筒状部材の急激な熱膨脹のために筒状
部材および補強剤間に間〓が生じるのを未然に防
止することができる。従つて筒状部材は、鋳造時
における変形、溶融を回避しながら、極めて薄肉
に形成することが可能となり、この薄肉化によつ
て母材金属との溶着性が向上する。 (3) 実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、ケレン1は、鋳
砂を焼成して形成されたシリンダブロツク中子2
に埋設されており、このシリンダブロツク中子2
をシリンダブロツク主型3内に位置決め配置し
て、シリンダブロツク中子2およびシリンダブロ
ツク主型3間に溶湯4が重力あるいは加圧注湯さ
れる。溶湯4を冷却した後に、シリンダブロツク
中子2を除去することにより、シリンダブロツク
の鋳造が完了するが、このシリンダブロツク内に
ケレン1の筒状部材5は鋳ぐるまれたままであ
り、これにより各シリンダボア間の壁部に冷却水
通路が形成される。 第2図において、ケレン1は筒状部材5内に、
溶湯圧力による該筒状部材5の変形を防止する補
強剤6が充填されて成る。筒状部材5は扁平筒状
であり、薄肉の金属製管、たとえば肉厚0.6mmの
機械構造用炭素鋼継目無鋼管をプレス機などによ
り圧縮することにより形成される。補強剤6とし
ては、たとえば96%以上のSiO2を含む硅砂が用
いられる。このSiO2を96%以上含む硅砂は、第
3図で示すように機械構造用炭素鋼の熱膨脹曲線
Aとほぼ同等の熱膨脹曲線Bを示すものである。
また参考までにSiO2を95%含む硅砂の熱膨脹曲
線CおよびZr砂の熱膨脹曲線Dは機械構造用炭
素鋼の熱膨脹曲線Aよりも低い値を示す。 次にこの実施例の作用について説明すると、第
1図で示したように、シリンダブロツク中子2を
シリンダブロツク主型3内に位置決め配置して、
両者間に溶湯4を加圧注湯する。このとき筒状部
材5は扁平薄肉であるにも拘らず、補強剤6で十
分補強されていることにより、溶湯4の押圧力に
よる筒状部材5の変形が防止される。また肉厚が
薄いことに起因して、筒状部材5は急激に熱膨脹
するが、補強剤6と筒状部材5とはその熱膨脹曲
線が略同等のものであるので、筒状部材5および
補強剤6間に間〓が生じることが回避され、これ
によつても筒状部材5の変形、溶損が防止され
る。 このようにして、ケレン1の筒状部材5は鋳造
時の変形、溶損を回避しつつその薄肉化を図るこ
とができるから、その薄肉化によつて母材金属と
の溶着性を良好にして的確に鋳ぐるまれる。そし
て鋳造後は、筒状部材5内の補強剤6を除去する
ことにより、その跡に冷却通路が閉塞することな
く確実に形成される。 次に、筒状部材の仕様、筒状部材の肉厚、補強
剤の種類を変化させて、シリンダブロツクの鋳造
実験を行ない、母材との溶着、筒状部材の変形、
溶損および冷却水通路の良否を検討した結果を次
表に示す。
【表】
この表から明らかなように、薄肉の金属製継目
無管を圧縮して筒状部材を形成し、補強剤を筒状
部材とほぼ同等の熱膨脹曲線を示すものとしたと
きに、母材との溶着が向上するとともに筒状部材
の変形、溶損を避けることができ、確実な冷却水
通路を形成することができる。 C 発明の効果 以上のように本発明によれば、鋳造時に母材金
属に鋳ぐるまれ、シリンダブロツクの各シリンダ
ボア間に通路を形成するためのケレンは、金属製
管を扁平に成形してなる筒状部材と、この筒状部
材内に鋳造後に除去可能に充填され、鋳造時にお
ける溶湯圧力による該筒状部材の変形を阻止し且
つ該筒状部材と略同等の熱膨脹曲線を示す補強剤
とより構成されるので、扁平筒状部材は、それが
薄肉であつても、上記補強剤の補強効果によつて
強度低下を十分に補うことができて溶湯圧力によ
る変形が阻止され、その上、該筒状部材と補強剤
の熱膨脹曲線を略同等としたことによつて、鋳造
工程での筒状部材の急激な熱膨脹に起因して該部
材と補強剤間に間〓が生じるのを未然に防止する
ことができ、以上の結果、筒状部材は鋳造時にお
ける変形、溶損を回避しながら極めて薄肉に形成
することができるようになり、この薄肉化によつ
て母材金属との溶着性が大いに向上し、シリンダ
ボア間の隔壁部の冷却性向上及び強度アツプに寄
与し得る。 また上記補強剤は鋳造後に筒状部材内より除去
することができるから、その除去した跡に冷却水
通路を支障なく形成することができる。
無管を圧縮して筒状部材を形成し、補強剤を筒状
部材とほぼ同等の熱膨脹曲線を示すものとしたと
きに、母材との溶着が向上するとともに筒状部材
の変形、溶損を避けることができ、確実な冷却水
通路を形成することができる。 C 発明の効果 以上のように本発明によれば、鋳造時に母材金
属に鋳ぐるまれ、シリンダブロツクの各シリンダ
ボア間に通路を形成するためのケレンは、金属製
管を扁平に成形してなる筒状部材と、この筒状部
材内に鋳造後に除去可能に充填され、鋳造時にお
ける溶湯圧力による該筒状部材の変形を阻止し且
つ該筒状部材と略同等の熱膨脹曲線を示す補強剤
とより構成されるので、扁平筒状部材は、それが
薄肉であつても、上記補強剤の補強効果によつて
強度低下を十分に補うことができて溶湯圧力によ
る変形が阻止され、その上、該筒状部材と補強剤
の熱膨脹曲線を略同等としたことによつて、鋳造
工程での筒状部材の急激な熱膨脹に起因して該部
材と補強剤間に間〓が生じるのを未然に防止する
ことができ、以上の結果、筒状部材は鋳造時にお
ける変形、溶損を回避しながら極めて薄肉に形成
することができるようになり、この薄肉化によつ
て母材金属との溶着性が大いに向上し、シリンダ
ボア間の隔壁部の冷却性向上及び強度アツプに寄
与し得る。 また上記補強剤は鋳造後に筒状部材内より除去
することができるから、その除去した跡に冷却水
通路を支障なく形成することができる。
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図はシリンダブロツク中子およびシリンダブロ
ツク主型間に溶湯を注湯した状態を示す横断面
図、第2図はケレンの斜視図、第3図は各材料の
熱膨脹曲線を示すグラフである。 1……ケレン、5……筒状部材、6……補強
剤。
1図はシリンダブロツク中子およびシリンダブロ
ツク主型間に溶湯を注湯した状態を示す横断面
図、第2図はケレンの斜視図、第3図は各材料の
熱膨脹曲線を示すグラフである。 1……ケレン、5……筒状部材、6……補強
剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鋳造時に母材金属に鋳ぐるまれ、シリンダブ
ロツクの各シリンダボア間に通路を形成するため
のケレンにおいて、金属製管を扁平に成形してな
る筒状部材と、この筒状部材内に鋳造後に除去可
能に充填され、鋳造時における溶湯圧力による該
筒状部材の変形を阻止し且つ該筒状部材と略同等
の熱膨脹曲線を示す補強剤とより構成されること
を特徴とする、ケレン。 2 前記筒状部材は機械構造用炭素鋼鋼管から成
り、前記補強剤はSiO2が96%以上の硅砂である
特許請求の範囲第1項記載のケレン。 3 前記金属製管が継目無管である特許請求の範
囲第1項記載のケレン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2321185A JPS61182848A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | ケレン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2321185A JPS61182848A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | ケレン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61182848A JPS61182848A (ja) | 1986-08-15 |
| JPS649902B2 true JPS649902B2 (ja) | 1989-02-20 |
Family
ID=12104324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2321185A Granted JPS61182848A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | ケレン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61182848A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01258844A (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-16 | Kiriyuu Kikai Kk | シリンダブロツク用ウオータジヤケツト中子 |
| FR2885061B1 (fr) * | 2005-04-29 | 2007-07-27 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Etancon fritte pour carter cylindre fonte |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP2321185A patent/JPS61182848A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61182848A (ja) | 1986-08-15 |
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