明 細 書
ミオイノ シ トール誘導体およびその製法 技術分野
本発明はミ オイノ シ トールのリ ン酸エステルならび にその塩、 およびこれらの製造法に—関する。
背景技術
従来イノ シ トールおよびフ ィ チン酸は米ぬか中に含 まれており食品添加物その他に用いられてきた。 そし て最近 1,4, 5-および 2,4, 5-ト リホスホ -sn-ミオイノ シ トールと推定される物質が細胞内情報伝達のセカン ド メ ッセンジャーないしその代謝物と して注目されてい るがこれらは細胞内にごく微量存在すると言われてい るにすぎない。
発明の開示
本発明者はミオイノ シ トールないしイジ トールを出 発原料としてこれらのジ、 ト リ、 テ 卜 ラおよびべンタ -sn-ミオイノ シ トールを含む多くの誘導体を合成する 方法を発明した。 そしてこれらのなかには多く の新規 物質が含まれている。
イノ シ トールは 6つの水酸基をもちこれをリ ン酸化 すれば 1 つの水酸基にリ ン酸が導入された (モノ ) ホ スホミオイノ シ トール (以下、 IPt と略す) が 6種、 2つのリ ン酸残基をもつ IP2 が 1 5種、 3つのリ ン酸 残基をもつ IP3 が 2 0種、 4つの リ ン酸残基をもつ
IP4 が 1 5種、 5つのリ ン酸残基をもつ IP5 が 6種存 在すると考えられる。
即ち、 本発明は、 一般式 ( 1 )
[ (1) 式において s1〜 がアルキル基、 アルキレン 基、 ァラルキル基、 ァリール基、
0 0
-P (OR7) (OR8) , -P (NR9R10) (N 1 XR12) (但し R7〜! I12 はアルキル基、 ァ リール基、 アルキレン基、 ァラルキ ル基、 水素原子、 金 tf^ HNR NR)、 又 S1〜^のうち隣 合っ た水酸基についている場合には 2つが合わせて
=CR12R13, =CR120R13, =S1R12R13
-SiR12R13OSiRl2R13- 、 -BR12、 =SnR12R13
0
= P-XR(X = C,NR) , -P (00H) -0-P (00H) - (R12, R13 は、 アルキル、 アルキ レ ン ァ リ ール、 ァ ラルキル基又は R12R13の両端が結合したポリ メチレンをあらわす) と なる ] であらわされる ミ オイノ シ トール誘導体を提供 するものである。
本発明は更に、 リ ン酸残基によ り置換されるべき位
置以外の位置を接触還元脱離型置換基で置換したミォ イノ シ トール誘導体にリ ン酸化剤を作用させしかるの ち接触還元するこ と によ り ミ オイノ シ トール誘導体を 製造する方法を提供する。
そして本発明の代表的ミ オイノ シ トールの製造方法 は、 1,2 位にブリ ッ ジ型保護基をもち、 3,6 位に接袖 還元で除去できる保護基を有する ミ オイノ シ トール单 独及又はその鏡像体との混合物の 4, 5 位を置換した 後、 1,2 位のブリ ジ型保護基を除去したのち、 1,2 位に異る置換基を入れついで 1,4,5 位の置換基を除 去したのち 1 , 4 , 5 位をリ ン酸化し、 ついで 2 , 3 , 6 位 の保護基を除去 して し 4,5 -ト リ ホスホ ミ オイ ノ シ トールを製造する ミ オイノ シ トール誘導体の製法 (こ こ にブリ ッ ジ型保護基と は、 =CR12R13、 =CR120R13、 =SiR12R13, -Si 12R13OSiR12R13, =BR12, =SnR12R13, (R12、 R13 はアルキル基、 ァラルキル基、 ァ リール基 を表し R12 と 3 の両端が結合している場合も含む) 方法である。
本発明によれば生体中で重要な機能を有する 1,4, 5- 卜 リ ホスホミオイノ シ トールはじめ天然に存在する リ ン酸化ミ オイノ シ トール類、 および天然には知られて おらずかつ新規なリ ン酸化イノ シ トール化合物を、 そ れぞれ選択的にかつ収率良く製造するこ とができる。 また目的とする医薬、 診断薬および試薬となり うる リ
ン酸化イノ シ トール化合物を得るための新規な中間体 を本発明は提供する。 また天然型の リ ン酸化イノ シ トール化合物を得よう とする場合、 天然物から 目的と する化合物を得るよ り も有利な化学合成によ り得る方 法を提供する。
これらの医薬としては、 カルシウムイオンの関与す る生体の各代謝過程の調節作用により薬効を発現する ような各種薬剤がある。 即ち、 強心剤、 脳心臓血管循 環系薬剤、 抗血栓剤、 抗動脈硬化剤、 各種向精神薬、 抗癌剤、 降圧剤、 昇圧剤、 輪液、 補液用成分、 解毒 剤、 金属イオンのキレート剤の作用が期待される。 ま た食品、 防鐯剤としての用途もある。
図面の簡単な説明
第 1 図は本発明の 1,4, 5-ト リ ホスホー ミ オイノ シ トール (化合物 12) 、 化合物 13a 、 化合物 13b 、 化合 物 13c および化合物 60の製法を、 第 2図は化合物 12、 化合物 22a 、 化合物 22b 、 化合物 27、 化合物 3Qおよび 化合物 32を、 第 3図は化合物 I (1,3,4)P3を、 第 4図は 化合物 1 (2,4,5) P3を、 第 5図は化合物 1 (1 , 3 ,4,5) P4 を、 第 6図は化合物 81の製法を、 第 7図は化合物 81の 他の製法を示す。
発明を実施するための最良の形態
本発明の方法によれば、 新規化合物は勿論公知化合 物であるホスホミ オイノ シ トール I (1,4)P2も製 i告する
ことができる。
本発明の方法を実施するための一般的原理は次の通 りである。
イノ シ トールは 6つの水酸基があるために無差別に リ ン酸化したならば数多くの化合物が生成し目的物の みを単離するこ とは不可能である。
そこでイノ シ トールの 2つの隣り合つている水酸基 を 1 組又は 2組でプリ ッ ジ型に適当な保護基 Mで保護 する。
ブ リ ッ ジ型保護基と は、 =CR12R13、 -GR120R13、 = S i R 1 2 R 1 3 , -SiR1 2R1 3-0-S iR1 2 1 3 -, =BR1 2、 = Sn 12R13 (R12、 R13 は、 アルキル基、 ァラルキル 基、 ァ リール基をあらわし R12と R13の両端が結合し ている場合も含む) 等であり、 これを Mであらわし、 代表例はシクロへキシデンおよびイ ソブロビリデン基 がある。
2つの隣りあった水酸基を Mでプリ ツ ジするには、 例えばへばシクロへキサノ ン、 そのエノールエーテル である 1-エトキシシクロへキセン、 アセ ト ン、 そのェ ノールェ一テルである 2 , 2 -ジメ 卜キシプロパンを作用 させればよい。 又ジメチルジクロロシランのようなジ ハロゲン化物を作用させてもよい。 これら M基を脱離 するには、 水、 メタノール、 エチレングリ コールのよ うな溶媒中で加熱すれば加溶媒分解される。
残った水酸基を ArCH2 のような接触還元によって容 易に切断でき る基 (R1とあらわす) ないし、 ァ リ ル 基、 ブロベニル基、 イ ソプロべニルのようなァ リ ル型 保護基、 メタク リル、 レブリルのようなァシル型保'護 基、 メ トキシメチル、 メ ト キシエトキシメチルのよう なメチルエーテル型保護基のよう にそのまま又は 2重 結合を酸素側に移動させた後、 加水分解で除去できる 基又は P-メ トキシフエ二ル基のよう にジシァノ ジクロ ルベ ンゾキノ ン ( D 1 DQ) で切断でき る基 (これらを R2とあらわす) を用いて保護する。
保護基 R1の代表例は、 ベンジル、 メ トキシフエニル メチルであり、 ィ匕を行う には、 (Xはハロゲン) を使用する場合が一般的である。 R1の除去は、 H2ガ ス - Pd/ c触媒を用いて行う 。 保護基 R2をつける に は、 ァ リ ルプロ ミ ド、 レブリ ルクロ リ ド、 メ 卜 キシ メ チルクロ リ ドのよう なハロゲンィ匕 R2ないしジヒ ド ロビラ ンのよう な環状ォレフ ィ ンエーテルを作用さ せればよい。 R2を除去する には、 ァ リ ル型の場合、 RhCl3-P (C6H5) 3, DABC0 を用いて二重結合の移動を行 なった後、 酸で加水分解する。 P-メ ン トォキシフエ二 ルメチルの場合には、 接触還元と、 ジシァノ ジクロル ベンゾキノ ンの 2種の方法で除去できる。 又レブリル の場合にはヒ ドラジンで切ることができる。 メ トキシ メチルの場合には酸で切ることができる。 ベンゾィル
はア ンモニア水で切るこ とができる。 これらの保護基 の特性を利用し、 かつミ オイノ シ ト ールの 2位の水酸 基がその他の水酸基に比べていち じる しく反応性に乏 しいという特性を利用して種々のミ オノ シ トール誘導 体を合成するこ とができる。
リ ン酸化する場合には、 公知のリ ン酸化剤を用いる こ とができる。 リ ン酸化剤と してはポリ リ ン酸、 ト リ メタ リ ン酸ソーダ、 オルソ リ ン酸、 塩化 α , α -ジク ロルベンジルホスホアミ ン、 ォキシ八ロゲンィ匕リ ン、 ジアルキルクロロホスフェート、 ジァリ一ルクロロホ スフエ一卜、 ジベンジルクロ口ホスフエ一卜、 2,2,2- ト リ.クロルェチルクロ口ホスフェート、 ジァニリ ドホ スホ リ ッ クク ロ リ ド、 ジア ミ ドホスホ リ 、ソ ククロ リ ド、 Ν-ベンゾィルホスホア ミ ジン酸、 テ ト ラべンジ ルビ口 リ ン酸、 テ ト ラ アルキルビロ リ ン酸、 テ ト ラ ( i8 —プロモェチル) 、 ビロ リ ン等のテ 卜 ラ置換ピロ リ ン酸 (これを ( P2)20 であらわす) (C6H5NH) (ΒπΟ) 0
PCI 等が用いられる。
又 3偭の リ ンを含むジアルキルク口口-ホス フ ア イ ト、 クロ口 N,N-ジアルキルアミノ アルコキシホスフィ ン、 三埴化リ ンを用い亜リ ン酸化し、 八ロゲンを R0で 置換したのち、 ョード、 t-ブチルバ一ォキシ ド等の酸 化剤で酸化する方法もある。
リ ン酸化には大別して 4通りの方法がある。 第 1 は P0(0Bn)2 (P1と略す) をつける場合であ り、 第 2は 3 偭のリ ン、 例えば PC13によ り PG12をつけ、 これに HOBn を作用させ次いで酸化して P0(0Bn)2にする場合、 第 3 の方法は リ ン酸モノエステルを TPS 等の脱水剤を用い て結合させるものであり、 P0(0H) (OR)が生成する。 第 4の方法は G1P0 (NHC6H5) 2 を用いて P0 (NHR) 2をつける 場合である。 各種 IPx 合成説明にはこれらを合せてリ ン酸化といっている。 この中テ ト ラべンジルビ口 リ ン 酸による リ ン酸化は隣接する水酸基のリ ン酸化によ り P0(0Bn)2をつけるものであり、 後処理も簡単で最も一 般的に用いられる。 3価のリ ン化合物は、 反応性の低 い水酸基のリ ン酸化に用いられる。 第 3の場合は 1位 2位のうち 1 位のみ P0(0H)0Rにする場合などに便利で ある。 ベンジル型のリ ン酸エステルは接触還元により ベンジル基をはずすことができる。 又
0
-P(0R)2 型の化合物に Nal を作用させるこ とによ り 0
-P (OH) (OR)型に変えることができる。 第 4の方法によ るジァニリ ド基がついたリ ンにあっては、 イ ソ ア ミル ナイ 卜 ライ ト或いは亜硝酸で処理すればジァユリ ド基 が外れ遊離のリ ン酸になる。 この遊離のリ ン酸はカル シゥム、 ナ ト リ ウム、 カ リ ウム、 バリ ウムなどの金属
塩、 あるいはアンモニア、 ト リェチルァミ ン、 シクロ へキシルアミ ン等のア ミ ン塩と して単離りするこ とが できる。
1,4,5-卜 リホスホミ オイノ シ トールを例にと って上 記の手順を図示したものが第 1 図および第 2図であ る。
以下第 1 図について詳し く その反応経路を説明す る。
ミ オイノ シ トールをプリ ッ ジ型保護基 Mで保護して (1) を合成し、 (1) に接触還元できる R1 (例えばベン ジル) のハロゲン化物を作用させて (2) を合成し、 ェ チレングリ コールと酸で Mの 1 つを除去して (3) を合 成し、 (3) に加水分解で除去でき る R2 (例えばァ リ ル) のハロゲン化物を作用させる と (4) 例えば 1, 2 -シ クロへキシリ デン -4 , 5 - ジァリル- 3 , 6 - ジベンジルミ オイノ シ トール (4a) が生成する。 これを醉酸—水と 加熱することによ り (5) (例えばば 4, 5-ジァリル- 3,6 - ジベンジルミオノ シ トール) が得られる。
(5) に R2-Y (臭化) ァ リルを作用させると 1 位の水 酸基がァリル化された(6) が得られる。
(6) に I^-X (塩化) ベンジルを作用させると 2位の 氷酸基が R1で保護された(7) が得られる。
(7) をト リ フエニルホスフ ィ ンロジウムクロ リ ドと 処理するこ とによ り ァリ ル基の二重結合の転移がおこ
り ブ口べ二ル基をもつ(8) が生成する。
(8) を加水分解するこ とにより 2,3 , 6 位が R1で保護 されたミ オイノ シ トール(9) が生成する。
(9) にリ ン酸化剤 (例えばジァニリ ノホスホリ ック クロ リ ド) を作用させて 2,3 , 6 位が R1で保護され 1,4, 5 位が、 リ ン酸化剤で置換された(10) (例えば 2,3 ,6- ト リベンジル- 1 , 4, 5 - ト リス (ジァ二リ ド) ホスホミ オイノ シ トール(10a) を得る。
(10) にイソアミルナイ ト レートを作甩させて 2,3 ,6- 位が R1で置換され、 1 ,4,5 位がリ ン酸残基となった (11) (例えば 2 , 3, 6 -ト リベンジル - 1, 4 , 5 - ト リ ホスホ ミオイノ シ トール(11a) を得る。
この時、 4位と 5位のリ ン酸基から脱水されてピロ リ ン酸型となつ 1-ホスホ _4, 5- ピロホスホミオイノ シ トールを副生物と して得した。
(11)をパラジウム触媒の存在下で接触水添すると 目 的とする 1,4,5 ト リ ホスホミオイノ シ トール(12) (略 して I (1 ,4,5) P3)を得ることができる。
ミオイノ シ トールを原料とするときの問題点は、 ミ オイノ シ トールがメソ型化合物で光学不活性化合物と いう ことである。
そのためミオイノ シ トールにシクロへキサノ ン又は そのエノールエーテルを作用させると 1 ,2-シク口へキ シリデンと、 2 , 3-シクロへキシリデンが等モル生成す
る。 又、 2モルのシクロへキサノ ンが反応した場合は 1 ,2-、 4, 5-ジシクロへキシリデン体と、 2 ,3 、 4,5-ジ シクロへキシリ デン体と 2 , 3 、 5 , 6 -ジシクロへキシリ デン体が等モル生成する。
このラセ ミ体をそのま ま用いて 1 ,4 , 5 -卜 リ ホスホ -sn-ミオイノ シ トールを合成する場合に、 その鏡像体 である 3,5,6 -卜 リホスホ -sn-ミオイノ シ トールが等モ ル生成する。
しかしセラ ミ体は、 次のよう にして分割するこ とが できる。
ミオイノ シ トールよ り (1) 〜(12)を合成すると実際 にはそれらの鏡像体である (1')〜(12 ')が生成する。 例えば(5 ')は 5 ,6- ジ -0- ァリル- 1.4- ジ -0- ベン ジル -sn-ミォイノ シ トールである。
(5) と (5 ')を分離するにはこれに光学活性な化合物 を作用させてジァステレオマーを合成し或いはラセミ 体を分離する機能をもっているカラムを通遴させれば よい。
ジァステレオマーを合成するために必要な試薬は水 酸基と反応し得る官能基を有する光学活性化合物であ り 、 塩化メ ン 卜 キシァセチルのよう なァシルハライ ド、 α - メチルベンジルイソシアナ一卜のようなイソ シアナ一ト、 糖類のオルトエステル等がある。
これらを反応させた後、 再結晶、 カラムクロマ トグ
ラフィ一等によ り ジァステレオマ一を分離後、 分離用 に付着させた基をはづすこ とによって (5) と (5 ')を分 離するこ とができる。 (5) と (5 )以外の化合物につい ても同様の処理をするこ とによ り ラセ ミ体から d と 1 を分離させるこ とができる。
また第 2図で示すよう にして、 3 ,6-ジベンジル -1,2 - シクロへキシリ デン ミオイノ シ 卜一ル(3) に、 テ ト ラベンジルビ口 リ ン酸のよう なリ ク酸化剤 P2 2 0 を作 用させて 4, 5 位をリ ン酸して化合物(14)を合成する。 化合物(14)の 1 ,2 位の保護基を切って 1 ,2 位に水酸基 を有する化合物(15)とする。 (15)に光学活性化合物、 例えばメ ン トキシァセチルクロ リ ドを作用させてジァ ステレオマ一(16)をつく り これを分離した後、 メ ン ト キシァセチル基を脱離して光学活性なジオール(17)と (18)を得る。 (18)にリ ン酸化剤、 例えばべンジルリ ン 酸を脱水縮合させて ( -ベンジル, 4 , 5 -テ ト ラペン ジル -1,4, 5- ト リホスホ) 3,6- ジベンジル- ミ オイノ シ トール(19)を得る。 (19)を接触還元して 1 (1 ,4,5) P3 を得るこ とができる。 (18)にモノ アルキルホスフエ一 ト、 ジァシルグリ セリルモノホスフェートを作用させ ると (21)が得られ、 これを接触還元して 1 (1,4,5) P3の モノエステル(22)をつく るこ とができる。 また、 放射性ラベル化合物を合成するには、 ラベル
したミオイノ シ トールを原料とするこ とができるが、 (16) ( 又は光学分割物) を原料と してこれを酸化し力 ルポニル化合物、 例えば(23)を合成し、 これを還元剤 で還元してラベル化されたアルコールを得、 以下(18) ないし (5) の場合から と同様に してラベル化された 1 (1 ,4, 5) P3をつく るこ とができる。
又、 2,3 ,6 -ト リ R1化- 4, 5- ジ R2化- ミ オイ ノ シ ト 一 ルを酸化して 1 位をカルボニルと し、 ついでラベル化 合物で還元して 1 位にラベル原子をつけた後、 4,5 位 の保護基を除去し、 1 ,4,5 位をリ ン酸化し、 ついで還 元することによ り、 1 位をラベルした I (1,4,5) P3 (27) をつく るこ とができる。
酸化法はスヮ一ン (Swern) 酸化( 蓚酸ク口 リ ド とジ メ チルスルホキ シ ド ) 、 コ 一 リ ン ( C 011 i n s ) 酸化 (Cr03 + ビ リ ジ ン ) 等がある。 又還元剤 と しては NaBT4、 LiAlT4、 その他ラベル原子を含んだ還元剤が ある。
又 1 (1 , 2-サイク リ ック、 4, 5) P3 (30)を合成するには (18)ないし (5) の 1,2-サイ ク リ ッ ク リ ン酸エステル (28)をつく り リ ン酸の保護基を切って (29)を得、 (29) を接触還元すれば(30)が得られる。
又、 1 (1 ,4,5) P3の鏡像体である 1 (3 , 5 ,6) P3は (17)を 原料と して 1 ,4,5 合成と同様に処理すれば得られる。
同様に して 1 ,4,5 -ト リ ホスホミ オイノ シ トール以外 の IP3 、 および未知の IP2 、 IP4 、 IPs を合成する こ とができる。
その方法を以下に記載する。
1 ,3 ,4-卜 リ ホスホ ミ オイノ シ トールの製法は図 3 に 示すよう に、 1 ,2,3 , 4-ジシクロへキシリ デン ミ ォイノ シ トールの 5, 6-位を R1ィ匕し、 ついで部分加水分解して 5 ,6-ジ R1ィ匕 (ベンジル) -1,2- ( シクロへキシリ デン) ミ オイノ シ 卜一ル(35)を得る。 (35)に R2X (メ ト キシフ ェニルメチルクロ リ ド) を作用させて 5 ,6-ジ R1 (ベン ジル) 3 , 4- ジ一 R2 (p- メ 卜 キシフエニルメチル) -1,2- M (シクロへキシリ デン) ミ オイノ シ トール(36a) を、 又、 (35)に (P2) 20 (テ ト ラべン ジルビ口ホスフ エ一 ト) を作用させて 5 ,6-ジベンジル -3 ,4- ジ ( ジベンジ ルホスホ) - 1, 2 -シクロへキシリ デン ミ ォイノ シ 卜一ル (36b) を得る。 (36)を加水分解してシクロへキシリ デ ン基を除去して (37)を得、 (37)にメ ン 卜 キシァセチ ルクロ リ ドを作用させてジァステレオマ一をつく り 、 分割後、 加水分解して光学活性なジオール(37a) と (37b) を得る。 (37a)と (37 b) にそれぞれアク リ ルブ ロ ミ ド、 テ 卜 ラベンジルビ口ホスフエ一 卜 を作用させ て 1-ァ リ ル- 5 ,6- ジベンジル -3 ,4- ジ (P- メ ト キシフ ェニルメチル) ミ オイノ シ トール(39a) 、 1-ベンジル ホスホ -5, 6 - ジベンジル -3 , 4- ジ ( ジベンジルホスホ
) -ミ オイ ノ シ ト ール (39b) を得る。 (39a)、 (39b) の 2位をべンジル化して夫々 (40a) 、 (40b) を得る。
(40a) の 1 ,3 ,4 位の保護基を切って 2,5 , 6 -卜 リベンジ ル- ミ オイノ シ トール(41)を得る。 (41)の水酸基をリ ン酸化して (42)を得る。 (42)又は (40b) を接触還元し て 2, 5 , 6-位のベンジル基を除去すると 目的とする 1, 3 , 4-ト リホスホミ オイノ シ ト一ル(43)が得られる。
同様にして 1,2 ;3,6 -ジ M 化ミオイノ シ トールよ り 1, 3, 6 -ト リ ホスホミ オイノ シ トールが得られる。
2, 3,5-ト リ ホスホミ オイノ シ 卜一ルは 4,5-ジ -0- R2 ィ匕 -3 , 6- ジ - 0-R1ィ匕ミ オイ ノ シ トールの 1位を R1化 し、 4,5 位の R2基を除去した後、 リ ン酸化、 還元によ り脱 R1化してえられる。 又、 5 ,6-ジ -0-R2 化- 1,4- ジ -0-R1 化ミ オイノ シ トールよ り同様にして 2,5 , 6-ト リ ホスホミ オイノ シ トールが得られる。
1, 4, 6 -卜 リ ホスホミ ォイノ シ トールは 2 , 3; 4 , 5 -ジ M 化ミオイノ シ 卜一ルの 1,6 位を R2化、 ついで 4,5位を 部分加水分解後 R2化する。 4 が R2化されたものを取り 出し、 2 ,3 位を加水分解して 2,3,5 位を R1化する。 1 , 4,6 位の R2基を外してリ ン酸化、 R1基の還元反応によ り得られる。
その鏡像体である 3,4,6 -ト リ ホスホミオイノ シ ト一 ルは 1,2;5 ,6-ジ M 化'ミ オイノ シ トールよ り同様にして 得られる。
1,5 ,6-卜 リホスホミオイノ シ ト一ルは 2,3 ;4,5-ジ -0 -Mィヒミオイノ シ トールの 1,6 位を R2化、 ついで 4,5 位 を部分加水分解後 R2化する。 5 位が R2化されたものを 取り 出し、 2 ,3 位を加水分解して 2 , 3 ,4 位を R1化す る。 1,5,6 位の R2基を外してリ ン酸化し、 R1基の還元 反応により得られる。
その鏡像体である 3,4, 5-ト リ ホスホミ オイノ シト一 ルは、 1, 2; 5 , 6 -ジ M ィ匕ミオイノ シ トールよ り同様にし てて得られる。
1 , 2 , 4-ト リホスホミオイノ シ トールは 1, 2; 3, 4-ジ M ィ匕ミ オイノ シ トールの 5 , 6 位を H1化し、 ついで 3, 4 位 を部分加水分解し、 部分 R2化して 4 位 R2体を分離し、 3 位を R1化し、 1,2,4 位を加水分解し、 リ ン酸化し、 ついで還元するこ と によ り得られる。
2 , 3 , 6 -ト リ ホスホスホミ オイノ シ トールは 2, 3; 1 , 6 - ジ M 化ミオイノ シ トールより同様にして得られる。
1,2,3-ト リホスホミオイノ シ トールは、 上記の 1 (1, 2, 3) P3合成過程中部分 R2化の際生成する 3 位 R2体を分 離し、 4 位を R1化し、 1,2,3 位を加水分解し、 リ ン酸 化、 ついで還元するこ とによ り得られる。
1 ,2, 5 -卜 リホスホミォイノ シ トールは 1,2;3 ,4-ジ M ィ匕ミオイノ シ トールを R1ィ匕し、 6 位のみ R1化されたも のを分離し、 5 位を R2化し、 3 , 4-位を部分加水分解 し、 R1化する。 ついで 1,2,5 位を部分加水分解し、 リ
ン酸化、 ついで還元するこ と によ り得られる。
2, 3 , 5 -卜 リ ホスホミ ォイノ シ トールは 2 , 3; 1 , 6 -ジ M ィ匕ミオイノ シ トールよ り同様にして得られる。
1 , 2, 6 -ト リ ホスホミ 才イノ シ トールは 1 , 2; 3, 4 -ジ M ィ匕ミ オイノ シ トールの 5 位を R1化し、 6 位を R2化し、 3,4 位を部分加水分解後 R1化しついで 1,2 位を加水分 解し、 ついで 6 位の R2を除去した後リ ン酸化し、 還元 するこ とによ り得られる。
2,3,4-ト リ ホスホミ オイノ シ ト一ルは 2,3;1,6-ジ M ィ匕ミ オイノ シ トールょ り同様にして得られる。
1,3,5 -卜 リ ホスホミ 才イノ シ 卜一ルは 2,3;4,5 -ジ M 化ミオイノ シ トールの 6 位を ヒし、 1 位を R2化し、 4,5 位を加氷分解、 5 位を R2化、 4 位を R1化しついで 2,3 位を加溶媒分解し、 3 位を R2化、 1 位を R1化し、 1,3,5 位を加溶媒分解後リ ン酸化し、 ついで還元する こ とによ り得られる。
4,5,6 -卜 リホスホミ ォイノ シ トールは 1,2;4,5 -ジ M ィ匕ミオイノ シ トールの 3 位を R2化し、 4,5 位を加溶媒 分解後 4, 5, 6 位を R2化し、 1,2 位を加溶媒分解し、 R2 を除去し、 接触還元すればえられる。
2,4,5 -ト リ ホスホミオイノ シ トール(54)は第 4図と 実施例に示されるよう に 1,2,4, 5 -ジ -0- M ィ匕ミ オイノ シ トールをべンジル化して 3 , 6 -ジベンジル体と し、 つ いで 4,5 位の M 基を除去したのち P-メ トキシベ ンジル
クロ リ ドを作用させて 4, 5 -ジメ ト キシベンジル基を 導入し、 1 ,2 位の M 基を除去してのち 3,6 -ジベ ンジ ル- 4,5- ジメ ト キシベ ンジルミ オイノ シ トールとす る。 ついでメ ン トキシァセチルクロ リ ドを作用させて 1 位にメ ン ト キシ ァ セチル基を導入して (45)を合成 し、 (45)に三塩化リ ン、 ベンジルアルコールついで t- ブチルバ一ォキシ ドを作用させて 3, 6 -ジベンジル -4 , 5 - ジ- P- メ トキシベンジル -1- メ ン トキシァセチル -2 - ジベンジルミ オイノ シ トール 6)を得る。 これに DDQ (ジシァノ ジクロルべンゾキノ ン) を作用させて P- メ 卜キシベンジル基のみを除去して化合物(47)を得 る。 これにレブリ ン酸と DGC を作用させて 4 位又は 5 位のいづれか一方の水酸基がレブリ ン酸残基で保護さ れた化合物を得、 これに三塩化リ ン、 ベジルアルコ一 ル、 t-ブチルバーオキシ ドを作用させて化合物(48)を 得た。 ついで NaBH又は H2N- NH2を作用させてレブリ ン 酸残基を除去をした後、 三塩化リ ン、 ベンジルアルコ ール、 t-ブチルバ一ォキシドを作用させて化合物(49) を得た。 化合物(49)をメタノ リスしてメ ン トキシァセ チル基を除去し接触還元して 2,4, 5-卜 リ ホスホミ オイ ノ シ ト一ル(54)を得るこ とができる。
2,4,6-卜 リホスホミォイノ シ トールは 1,2,4,5-ジ M ィ匕ミオイノ シトールの 6 位を R2化、 3 位を RM匕、 4,5 位を加水分解し、 4 位を R2化、 5 位を R1化し、 1,2 位
を加水分解し、 1 位を H1化、 4,6 位を加水分解、 リ ン 酸化、 ついで還元するこ とによ り得られる。
1 , 2-ホスホミ オイノ シ トールは、 シクロへキシリデ ン ミ オイノ シ トールの 3, 4,5,6,位を R1ィ匕し、 1,2 位を 加水分解、 リ ン酸化、 R1基の還元によ り得られる。
2 ,3-ホスホ ミ オイ ノ シ ト ールは 2 ,3Mィ匕ミ オイ ノ シ 卜一ルよ り同様にして得られる。
2 , 4-ジホスホ ミ ォイ ノ シ トールは 1 , 2Mィ匕 -3 , 6 - ジ -0- R1ィ匕ミ オイ ノ シ ト ールの 4 位を R2化、 5 位を R1 化、 1,2 位を加水分解、 1 位を R1化 4 位の保護基を除 去して リ ン酸化、 ついで還元する こ と によ り得られ る。
2,6-ジホスホミ オイノ シ トールは 2, 3M化- 1,4 - ジ -0- R1ィヒミオイノ シ トールょ り同様にして得られる。
1, 3 -ジホスホミ オイノ シ ト一ルは 1 , 2; 3 , 4 -ジ M 化- 5,6- ジ -0- R1ィヒミ オイノ シ トールの 3, 4 位を加水分 解し 4 位を R1化、 1,2 位を加水分解、 1,3 位をリ ン酸 化、 ついで還元するこ とによ り得られる。
2, 5 -ジホスホミ ォイノ シ トールは 1 , 2; 3 , 4-ジ -ίιΗ匕ミ オイノ シ トールの 5 位を R2化、 6 位を R1化、 1,2,3,4 位を加水分解後、 1,3,4 位を R1化、 5 位を加水分解、 2,5 位をリ ン酸化、 ついで還元することによ り得られ る。
4, 6 -ジホスホミ ォイノ シ トールは 2,3;4,5 -ジ Μ 化- 1
-0- R1化- 6-0- R2化ミオイノ シ トールの 4,5 位を加水 分解し 5 位を H1化し、 4 位を R2化し 2,3 位を加水分解 し、 さらに R1化、 4,6 位を加水分解、 リ ン酸化、 つい で還元するこ とによ り得られる。
1 ,3 , 4, 5-テ ト ラホスホミオイノ シ トールは図 5 に示 すよう に 1 ,2, 4,5 -ジ M ィ匕ミオイノ シ トールの 3 位を R2 化して化合物(55)を得、 ついで化合物(55)の 6 位を R1 化して化合物(56)を得、 4, 5 位の M 基を除去し、 4,5 位を R2化しついで 1,2 位の M 基を除去して化合物(59) を得る。 化合物(59)の 1 位にメ ン 卜キシァセチル基を 導入した化合物(60)をカラムを用いて光学分割する。 ついで化合物(60)の 2 位の水酸基を R1ィヒした後メ ン ト キシァセチル基と R2基を除去して 2, 6-ジ R1化ミォイノ シ トール化合物(62)を得る。 ついで 1 ,3 ,4,5 位をリ ン 酸化し、 更に還元することによって得られる。
鏡像体である 1 ,3 ,5,6-テ 卜 ラホスホミホイノ シ トー ルは、 上記(60)の鏡像体よ り同様にして得られる。
1 ,2,4, 5-テ ト ラホスホミオイノ シ トールは、 公知化 合物である 3 ,6-ジ -0- R1ィヒミオイノ シ トールをリ ン酸 化した後接触還元するこ とによって得られる。
2, 3,5 ,6-テ ト ラホスホミオイノ シトールは、 その鏡 像体として 1,4-ジ -0- R1ィヒミオイノ シ トールよ り同様 にして得られる。
1,2, 3,6-テ ト ラホスホミォイノ シ トールは、 1,6;2,
3-ジ - 0-M化ミ オイノ シ トールの 4,5 位を R1化した後、 1,6 ;2,3 位の M 基を除去して後リ ン酸化、 接触還元し て得られる。
1, 2, 3,4-テ ト ラホスホミオイノ シ トールは、 1,2 ;3,
4-ジ -0-M化ミ ォイ ノ シ トールから同様に して得られ る。
1, 2, 4, 5-テ ト ラホスホミ オイノ シ トールは、 1 ,2 ;5 , 6 ジ M 化ミオイノ シ トールの 3, 4位を R 1ィ匕した後、 加 水分解、 リ ン酸化、 還元するこ とによって得られる。
鏡像体である 2 , 3 , 4, 5-テ ト ラホスホミオイノ シ トー ルは、 2 , 3 4, 5 -ジ M ィ匕ミオイノ シ トールより同様にし て得られる。
3 , 4,5 , 6-テ 卜 ラホスホミ オイノ シ トールは、 1,2-0- M ィ匕ミ オイノ シ トールをリ ン酸化した後、 M 基を除去 するこ とによって得られる。
2.3-0-M ィ匕ミオイノ シ トールに同様の反応を施して 1 ,4,5 ,6-テ ト ラホスホミ オイノ シ トールを得るこ とが できる。
1,2, 4, 6-テ ト ラホスホミ ォイノ シ トールは、 1,2;3, 4-ジ- 0-M化 5-R1化ミオイノ シ トールの 6 位を R2化した 後、 3 ,4 位を部分加溶媒分解し、 ついで R1化して 3 位 のみが R1化されたものを分離後 4 位を R2化し、 1 ,2-位 の M 基を加溶媒分解し、 4,6-位の R2基を除去し、 リ ン 酸化ついで還元するこ とによって得られる。
2,3,4, 6-テ 卜 ラホスホミオイノ シ 卜一ルは、 2,3;1, 6-ジ -0-M化- 4- 0- R1ミオイノ シ ト一ルから同様にして 得られる。
I (1,2,3,4,5)P5、 I (1,2,3,5,6) ¾ 、1,2;4,5-ジ M 化 -3- R2化ミォイノ シ トールの 6 位を光学活性化合物で 保護し、 そのジァステレオマ一を分割後、 6 位の基を 氷酸基にもどし、 R1化後、 加溶媒分解して 6 位のみ R1 化した化合物をつく り、 1,2,3, 4, 5,位をリ ン酸化後、 還元して目的物を得る。 光学分割の鏡像体から同様に して I (1,2,3,5,6 )P5 が得られる。
1,2;4,5-ジ M化- 3- R1ミ ォイノ シ ト一ルの 6位を光 学活性化合物で保護し、 光学分割後、 1,2;4,6 位の保 護基をはずし、 かつリ ン酸化後、 還元して 1 (1,2,4,5, 6)PSを得る。 また、 光学分割の鏡像体よ り同様にして I (2,3,4, 5,6) Psが得られる。
1,2;3,4-ジ }4、 5-R1, ミオイノ シ トールを加溶媒分 解後、 リ ン酸化、 還元して 1 (1, 2,3,4, 6)P5を得る。 ミオイノ シトールをリ ン酸化する。 又、 必要に応じて それを還元して I (1,3,4,5,6) P5を得る。
イノ シ トールはグルコースの還元によって生物体内 で生成することが知られているが、 有機合成的にもィ ノ シ トール誘導体をつく る こ とができる。 即ちグル コースからイジ トールを経由してイノ シトール類が合 成できる。
2,5-ジ -0- R1—い イジ トールを合成し 1 位と 6 位の 水酸基をト リチル基(Tr)のような保護基( R4) をつけ たのち 3,4 位を R2化し、 を脱離したのち、 酸化して 1,6 位をアルデヒ ド としてジアルヒ ドを還化するこ と によ り環化の方向によ り 3,6-ジ Rl-4,5- ジ R2- ミ オイ ノ シ ト一ルと、 3,6 -ジ {1に4,5- ジ R2- キロイノ シ ト一 ルと、 3, 6-ジ 1^-4,5- ジ R2- シロイノ シ トールの混合 物を得るこ とができる。 R R2 ともにベンジルの時 3 者は各 25; 25; 11 、 R 1がベンジルで R2がァリルの時は 30 : 27 : 9 % 、 R1がベンジルで R2が P0 (OBn) 2の時 30;25; 10%生成する。 あ と は前述の方法によ り I (1,2)P2、 I (1,4,5)P3、 I (1,2,4,5)P4等、 を合成するこ とができ る。 また本方法によればミオイノ シ 卜一ル誘導体のみ でなく 、 キロイノ シ トール、 シロイノ シ トールを合成 することもできる。 ジアルデヒ ドの環化反応は、 低原 子偭チタン錯体が用いられるが、 その他の試薬を用い てもかまわない。
グルコースから合成される D-グルクロノ -6,3- ラク ト ンから イ ジ トールを合成する方法は、 数通り ある が、 1 つの方法は D-グルクロノ - 6, 3- ラク ト ンの 1,2 位を M ィヒし、 5 位をト シル化し、 6 位のカルボニルを アルコールに還元し、 塩基の存在下で反応させてダル コ S列からイ ド (ido) ffi列への変換を行なう。 このよ う にして得られる 2 環性ジエーテルジオールの 2 級水
酸基を R1化し、 ァセタールを部分溶媒分解して再びへ ミ アセタールとする。 ついで NaBH4のような還元剤を 作用させて 2,5-ジ R1ィ匕ィジ トールとする。
即ち、 本発明者らは更に、 ダルクロノ ラク ト ンを原 料として、 ジ、 ト リ、 テ ト ラまたはべンタホスホミオ イノ シ トールを合成する方法を見出した。
実施方法は第 6 図に示される。
グルクロノ ラク ト ンにまずケ 卜 ン類 R ' C = 0 を作 用させて 1 位と 2 位の水素基を用いてケタールを生成 させる。 (R ' , と してはアルキル、 アルキレン、 ァ リール、 ァラルキルが適当であり、 ケ ト ンの実例と し てはシクロへキサノ ン、 アセ ト ン、 ベンズアルデヒ ド が用いられる。 ついで、 スルホニルクロ リ ド RS02 G iを 作用させて、 5 位の氷酸基を保護する。 ( スルホニル クロ リ ド RS02 G1の R と してはアルキル、 ァ リールが用 いられる。) ついで、 適当な還元剤、 例えばジイ ソブ チルアルミニウム八ィ ドライ ドを用いて 6 位のカルボ 二ル基を還元してアルコール(72)を得る。 (72) に塩 基例えば1)81],0 8 0,08 ト リェチルァミ ンなどの 3 級 ァ ミ ン、 炭酸ソーダ、 重炭酸ソーダ、 炭酸カルシゥ ム、 KF、 GsF 、 NaH などのアルカリ、 アルカ リ土類金 属の炭酸塩、 フッ化物、 水酸化物、 アルコキシ ドの存 在下にアルコール(R H)を作用させる と、 エーテル (73)が生成する。 ァルコール(R H)の R1と してはアル
キル、 ァリール、 ァラルキル、 含不飽和アルキルがあ る。 (73)に酸の存在下にアルコール R20H (R2と しては アルキル、 ァ リール、 ァラルキル、 含不飽和アルキル が適当である) を作用させて 1,2 位の水酸基に置換基 R1 , R2を有するグリ コフラヌ ロノ - 6 ,3- ラク ト ン (74) が得られる。 (74)に R4X,RSX(R4,R5 はアルキル、 ァラ ルキル、 ァリール、 含不飽和結合を有するアルキル、 X はハロゲン等のァニオン) を作用させて、 2,5 位の 011を0[ 4,0[ 5 に変える。 一方(73)に R4を塩基の存在下 に反応させ R20H,H で加アルコール分解して 1,2 位の 保護基をはずしたのち R5<¾ を塩基の存在下に反応させ て (75)を得るこ とができる。 (75)はグルコースの 1 位 と 4 位、 3 位と 6 位が結合した 2 つの環状ァセタール である。 (75)を酸で加水分解して R" R2 = Hである (76) を得、 これを還元剤例えば 8114で還元して 2,5-ジ置 換イジ トール(77)を合成し、 これに R7® (R7 は ト リ チ ル, ァシル, ト リ アルキルシ リ ル) を作用させて 1, 6 位の水酸基を OR7とした(66)を得、 (66)に (R8 は R3と同様のものが使用できる) を塩基の存在下に反応 させて (78)を得、 (78)を加水分解して、 1,6 位を水酸 基にもどして (79)を得、 (79)を酸化して 1,6 位をジァ ルデヒ ドと して (80)を得、 (80)の両末端アルデヒ ドを 還元環化させてジオールとすると、 目的とする 3, 4, 5, 6 テ ト ラ置換ミオイノ シ トール(81)が得られる。 この
反応の還元剤と しては Mg又は Mg-Hg,TiCl4と Zn,Mg, Zn (Mg) ,Mg(Hg) ,BuLi ,K,し iAIH4 ,Zn (Cu)の組合せ、 Ticl3 と Zn,Mg, Li ,K,Zn (Cu),LiAiH4の組合わせ、 Ce-I2 等がある。
又(75)を酸の存在下でチオール RSSH(RS はアルキ ル, ァ リール, ァラルキル) と反応させる。 又は (76) を酸の存在下でチオール R6SHと反応させるこ とによつ てジメチルカブタール(82)を得、 これに R8^ を塩基の 存在下に作用させて (83)を得、 (83)に R SnH とァゾ イソプチロニト リルを作用させて(84)を得、 (84)を酸 ィ匕して (81)を得ることができる。 (81)から 目的とする イノ シトール誘導体例えば 1,4,5-卜 リ ホスホミオイノ シトールに導く こ とができる。
実施例 1
1 , 2-ジシクロへキシリ デン - 3 , 6- ジ -0- ベンジルミ オイノ シ トール( ィ匕合物 3 ) :
1,2;4,5-ジ-0- シクロへキシ リ デン -3,6- ジベンジ ルミ オイノ シ トール lg(1.92 ミ リ モル) 、 エチレング リ コール 121.5mg (1.96 ミ リ モル) 、 p-トルエンスル ホン酸 18.1mgをクロ口ホルム 16ni中にとかし、 室温で 5 時間撹拌した。
炭酸カリ中和後水で洗浄、 乾燥、 減圧濃縮後べンゼ ンで再結晶して融点 137°Cの目的物 677.8mg (収率 80%) を得た。
実施例 2
1 , 2 -シクロキへキシ リ デン - 4 , 5 - ジァ リ ル- 3, 6 - ジ - ベンジルミ オイノ シ トール( 4 ) :
実施例 1 で得た化合物(3) 765mg( 0.174 リモル) を DMFl niにとかし、 NaH19.1mg (0.399ミ リ モル) を 加えて室温でしばら く撹拌した後氷冷してァ リルプロ ミ ド 46.2mg (0.382ミ リモル) を加えて室温で 30分撹拌 した。
水、 ^酸ェチルを加えて有機層を氷洗し、 乾燥後減 圧濃縮した後シ ョートカラムにかけて 66.8mg (74¾) の 目的物を得た。
NMR 1.52 (10H,CH2) 、 3 〜4.0 (6H) 、
4, 15 (4H,GH2-CH = )、 4.62,
4.73 (4H,CH2 Φ ) 、 5.0 〜5.3 (4H CH2 = ) 、 5.50〜 6.20 (2H,=CH-) 、 7.21 (10H,C6H5) 実施例 3
4, 5 -ジ -0 - ァ リ ル- 3, 6 - ジ -0 - ベンジルミ オイノ シ トール( 5 ) :
実旄例 2 で得た化合物(4) 66mg(0.127ミ リ モル) を 80¾ 齚酸 1.5 niに とかし 80〜90°Cに 1.5 時間加熱、 撹 拌した。 減圧で揮発性物質を留去後、 シ リ カゲルブ レートを用いて 目的物(5) 48.8mg(87¾) を得た。 融点 104.5 〜 106で
元素分析 C26H3206と して
計算值、 C: 70.89、 H: 7.32 、
実験値、 G: 70.78、 H: 7.35
実施例 4
3.6-ジ -0- ベンジル -1 ,4, 5 ト リ -0- ァ リ ル -sn-ミ オイノ シ 卜一ル ( 6 ) :
実施例 3 でえた化合物(5) 36.4nig(0.0826ミ リ モ ル) をベンゼン 3 miにとかし. これに力性ソ一ダ 44.6 mgを加えて 10分撹拌後、 ァリルブロ ミ ド 15ms (0.124ミ リモル) を加えて 80分間還流させた。 永で洗浄後、 ベ ンゼン層を硫酸ソーダで乾燥させた後、 濃縮乾固後、 シ リ カゲルプレー ト を用いてオイル状の目的物 28. lmg (71%) を得た。
瞧 2.44 (1H , 0H) 、 3.04-3.36 (3H 環 H)、 3.60 -3.96 (2H 環 H)、 4.00 -4.42 (nH CH2 - CH 環 H)、 4.74 (4H , CH2-C6H5) 、 5.00-5.40 (6H, CH2 = )、 5.67-6.18 (3H , CH2 = CH) 、 7.30 (10Η、 GSH5) 、
IR IR(cm -1 ) 3450 (OH) 、 3050、 3025 (C = CH2) 、
1065 (C-O-C)
実施例 5
2 , 3,6 -ト リ - 0- ベン ジル -1 ,4,5- ト リ - o- ァ リ ル -sn-ミ オイノ シ 卜一ル ( 7 ) :
化合物(6) 118.8mg (0.247ミ リモル) を DMF2JII1にとか し水素化ナ 卜 リ ゥム 14.2mg (0.297ミ リモル) を加えて
10分間撹拌後べン ジルク ロ リ ド 34.4nig (0.272ミ リ モ ル) を加えて室温で 30分撹拌する。
反応混合液に酢酸ェチル lOniと水 5 を加えて油出 し、 水で洗浄、 硫酸ソーダで乾燥後、 シ リ カゲルカラ ムクロマ ト グラフ ( 溶媒 : 酵酸ェチル 1:へキサン 7)に かけてオイル状の目的物 101.3mg(72¾)を得た。
NMR 2.86 -3.46 (3H, 環 H) 3.48-4.22 (3H 環 H , 2H =GH -CH2 2!1)、 4.22-4.44 (4H、 CH CH2) 、 4.88 -5.42 (6H, CH2-CH -)、 5.49-6.14 (3H GH2=CH -)、 7.25 (15H C6H5) 、
I 3055、 3025 (C = CH2) 、 1065 (C-O-C)
実施例 6
2,3,6 -ト リ -0- ベ ン ジゾレ - sn -ミ オ イ ノ シ 卜 一ル ( 9 ) :
化合物(7) 102.3mg(0.179ミ リ モル) 、 ト リ フヱニル ホス フ ィ ン ロ ジ ウ ム ク ロ リ ド 33.8mg(0.037ミ リ モ ル) 、 DABCO 12.4mg(0.111ミ リ モル) 、 を 10 % aq.ェ タノ一ル 5 «1中で 2.5 時間加熱還流させた。 ついで反 応液を水 10aiに注ぎ酵酸ェチルで抽出、 .氷洗、 硫酸ソ —ダで乾燥後、 濃縮乾固して 131.2mg の 1,4,5-ト リ (1 - ブ口べニル) 2, 3 , 6 - ト リ ベンジルミ オイノ シ トール (8) を得た。 これに 0.1-NHC1 / メタノールを加えて 20分間加熱還流させた。 酸性炭酸ソーダで中和後、 酸ェチルで 2 回抽出し水洗、 乾燥後、 減圧乾固して、
オイル状の目的物 47.8mg(59¾) を得た。 エタノールで 再結晶し更にベンゼン ♦ へキサン混液で再結晶すると 融点 110-112 °Cの結晶を与えた。
NMR 2.35〜 2.55 (1H, 1 位 0H)、 2.99 (2H 、 4.5 位 0H) 、 3.12~ 4.16 (6H 、 環 H)、 4.52~ 4.90 (6H , φ CH2) 、 7.28 (15H, C6 Η5 )
IR 3460、 3350 (OH) 1080、 1060 (C-O-C)
実施例 7
2,3,6-ト リ - o- ベンジル -1,5, 5- ト リ - o- ジァユリ ドホスホ -sn-ミオイノ シ 卜一ル(10) :
化合敉(9) 134.8 mg(0.299ミ リモル) をビリ ジン 1 にとかし、 -10 でに冷却する。 これにジァニリ ノホ スホリ ッククロ リ ド 1.12g (4 · 19ミ リモル) をビリ ジン 4.2 niに とかした溶液を加え、 室温で 2 日間撹拌す る。 5 %酵酸カリ水溶液 7.7 mlを加え 30分撹拌する。 クロ口ホルム抽出し、 20% 重炭酸ソーダ水、 水の順で 各 2 回洗浄後硫酸ナト リ ウムで乾燥する。 濃縮乾固し てシリ カゲルカラム ( 溶媒ジクロルメタン 10: 齚酸ェ チル 1 )にかけて s i η 142 , 162 , 183 , 198 、 融点 225 -7°Cの目的物 55.4mg(38 を得た。
実施例 8
2, 3,6 -ト リ - 0- ベンジン - 1,4, 5- ト リ ホスホ -sn-ミ オイノ シトール(11):
化合物(10) 102.4mg(0.09 ミ リ モル) をビリ ジン
1 Jni、 齚酸 1 Bi、 無氷酢酸 1 Hiの混合液にとかし、 こ れにイソア ミルナィ ト レート 0.54aiを加え室温で 2 日 間撹拌する。 氷 2 ID!を加え撹拌したのち減圧で溶媒を 留去する。 少量の水にとかした液を、 ト リェチルアミ ン、 炭酸塩を含む氷で調製した DEAE- セフ アデツクス A-25カラムにかけ、 0.05M の ト リエチルァミ ン、 炭酸 水、 0.05〜1Mの ト リエチルァミ ン、 炭酸水を流し 1Mの 濃度になったとき流出したフラクショ ン中に目的物を 得た。
このフラクショ ンを濃縮し、 Dowex 50W X 2 (H 型) に通し、 酸性のフ ラクシ ョ ンを濃縮した。 濃縮物をメ タノールにもどし、 シクロへキシルァ ミ ン 0.11mlを加 え、 ついでメタノールを留出すると 102.8mg の目的物 が得られた。 四塩化炭素を加えて壁をこする と固体 (11) ^-Pt H eHnNHsが生成した。
実旌例 9
1 ,4,5 -卜 リ ホスホミ オイ ノ シ トール(12)、 1-ホスホ -4,5- ビロホスホミ オイノ シ トール(60):
化合物(11) 317.6mg をメ タノール 4 : 水 1 の混合液 15a!にとかし 5¾Pd/C lg を加えて水素ガスを含むフラ スコ中で 11時間撹拌した。 ついで触媒を瀘過し、 減圧 濃縮して 22Smg を得た。 ついでこれをアビセル 11.5g を使用 しカ ラムクロマ ト グラ フ ィ ー( 溶媒、 ブロパ ノール: 濃アンモニア水 : 水 =7 :2: 1) を衧ない 1,4,5-
ト リ ホスホミ オイノ シ トール 36.5 mgと 1-ホスホ -4,5- ビロホスホミ オイ ノ シ トール 43.8mgを得た。
この 2 種の化合物についての核磁気共鳴吸収スぺク トル測定値は次の通りであった。
1,4,5 -ト リ ホスホミ オイノ シ トール(12) :
NMR »H (D20 溶媒, H0-D 基準 4.8ρριπ)
6 = 3.71 (lH.dd, J = 10 と 3Hz)、 3.92 (1H, dd, J = 9 と 9Hz) 、 3.99〜4.05 (2H,m)、 4.24〜4,31 (2H,m)
13G (D20,外部ジォキサン基準 67.4ppm)ブ 口 ト ンでカ ツ ブリ ング; 71.5, 71.6, 72.2, 76.0 (d, J = 5Hz) 、 77.5 (dd, J = 6 と 3Hz) 、 79.1 (dd, J=6 と 4Hz)
1-ホスホ -4, 5- ピロホスホミ オイノ シ トール(60): NMR lW (D20 溶媒, H0-D 基準 4.8ppm)
δ =3.80 (lH,dd, J = 10と 3Hz)、 3.94 (1 H , dd , J =l 0 と 10Hz)、 4.01 (lH.ddd, J = 10i: 8 と 3Hz)、 4.12 (1H, ddd, J = 10 と 10と 6Hz)、 4.31 ( 1H , 6 rs)、 4.41 (lH,ddd, J = 10と 10と 6Hz)
3 1 P ( D2 0,外部 H3P04 基準; Oppm)
一 9.0 (dd,J=18と 6Hz)、 一 8.6 (dd,J=18と 6Hz)、 2.5 (d, J=8Hz) 0
(JEOL JNM GX 400で測定)
実施例 10
4,5-ジ-0- ァ リ ル -3,6- ジ -0- ベンジル -sn-ミオイ ソシ トール(9A)、 5 ,6-ジ-0- ァ リ ル- 1 ,4- ジ - 0- ベ ンジル -sn-ミ オイノ シ トール(9B):
4 (6)、 5 (5)- ジ- 0- ァ リル- 3 (1) 、 6 (4) - ジ -o- ベ ンジル- ミ オイ ノ シ トール 4.66s (10.6ミ リ モル) をビ リ ジン 50niに溶解し塩化メ トキシァセチル 2.59g(ll.1 ミ リ モル) を (TCで滴下する。 滴下後 5 時間撹拌した 後水を加え、 酢酸ェチルで 3 回油出する。 酸性硫酸力 リ水、 重炭酸ソーダ水、 水で洗浄後、 硫酸ソーダで乾 燥する。 溶媒を留出後、 n-へキサンで 2 回再結晶して 融点 67.5〜68.5°Cの結晶 A2.72g(40¾) を得た。 瀘液を フラ ッ シュカラムクロマ ト グラフ ィ ーにかけてジァス テ レオマ一を分離した。 オイ ル状の鏡像体 B2.72g (40¾) を得た。
結晶 A 1.06g(3.26ミ リモル) をメ タノール 20B1にと かし 10¾ か性ソーダ水 1.56al (3.91 ミ リ モル) を加え て室温で 5 時間撹拌し、 水で稀釈後、 ^酸ェチルで 3 回抽出する。 重曹水、 水、 食塩水で洗浄し、 硫酸ソー ダで乾燥する。 濃縮後、 ベンゼンとへキサンの混合液 から再結晶して、 3 ,6-ジ-0- ベンジル -4, 5- ジ -0- ァ リ ル- ミ オイノ シ トール(9A) 1.37g(95¾)を得た。
[ α ] 16 = -14.3°
先にカラム分離して得たオイル Β を同様に処理して 鏡像体 Β を結晶と して得た(9b)。
[ α ] 16 = +14.2 .
実旌例 11
1,4,5 -ト リ ホスホ- sn-ミ 才イノ シ トールおよび 3,5,
6-卜 リ ホスホ -sn-ミ オイノ シ トール:
化合物(9A)と (9B)夫々を実施例 3 〜9 と同様に処理 して光学活性な 1 ,4,5-ト リ ホスホ -sn-ミ オイノ シ トー ルとその鏡像体 である 3,5,6-ト リホスホ- sn-ミオイ ノ シ ト一ルを得た。
実施例 12
1,-4,5-ト リ ス ( ジベンジルホスホ) -2,3 , 6-卜 リ ベン ジル- ミ オイノ シ トール(13a):
化合物(9a) 50mg(0.1109 ミ リ モル) をテ ト ラ'ヒ ドロ フラ ン 2 miに溶解しフヱナン ト 口 リ ンを少量加え- 78 でに冷却する。 ブチルリ チウム 0,344 ml (0.399ミ リ モ ル )を滴下し、 これに液の色が茶よ り黄色に変色する までジイ ソプロビルア ミ ン 13.5mg (0.133ミ リ モル) を 加え た。 つ いでテ ト ラ べ ン ジルビ口 ホス フ ェー ト 167mg(0.416 ミ リモル) を加え- 78 ° よ り 0 °Cに异温 する。 0 で2.5 時間、 室温で 30分撹拌後、 エーテル 抽出、 水洗、 乾燥後、 エーテルを留去し、 残渣をシリ 力ゲル薄層板でク ロマ ト グラ フ にかけ飴状の 目的物 (13a) 69.7mg(52.8¾)を得た。
瞧(3.40, 3.50, 3.88, 3.94 , 4.08, 4.18, 4.30,4.48,
4.70, 4.76 , 4.80, 4.88 , 4.90 , 5.04,合計 24H 、
G H2と CH)
(7.18 , 7.19 , 7.23 , 7.24, 7.26 ,合計 45H 、 C6 Hs ) 実施例 13
1 ,4, 5-ト リ ホスホ- ミ オイノ シ トール(12): ィ匕合物 (13a) 10 Omgをメ タ ノ ール 3 aiに と かし、 5%Pa/C 0.2gを加えて氷素ガスを含むフラスコ中で 10 時間撹拌した。 ついで触媒を瀘過し減圧濃縮して 30mg の残渣を得た。 ついてアビセル 3gを用いてカラムクロ マ 卜グラフ ィーを行ない 1,4, 5 -卜 リホスホミオイノ シ ト一ル(12) 15mgを得た。
実施例 14
1 ,4,5-ト リス ( ジェチルホスホ) -2 , 3 , 6-卜 リベンジ ルー ミオイノ シ 卜一ル(13b):
化合物(9A) 50mg(0.1109 ミ リモル) にテ ト ラェチル ピロホスフェート 12 Omg を実施例 12と同様にして反応 させて飴状の目的物(13b) 45ing を得た。
実施例 15
1,4,5 -卜 リス( プチル, ベンジルホスホ) -2, 3,6 -卜 リベンジル- ミオイノ シ トール( 13 c):
化合物(9A) 30ingに実旃例 12と同様にして Ρ,Ρ ' - ジブ チル -Ρ, Ρ ' -ジベンジルビ口ホスフェート 135mg を反応 させて飴状の(13c) 21mg を得た。
実施例 16
1 ,4,5-ト リ ス ( ブチルホスホ) -ミ オイノ シ トール
(12b):
化合物(13c) 19mg をメタノール 2 ai中で実施例 13と 同様に して接触還元を行い、 目的物(12b) ,7mg を得 た。
実施例 17
3 , 6 -ジベンジル -4 , 5 - ビス ( ジベンジルホスホ) - 1 , 2-シク口へキシリ デン - ミ オイノ シ 卜一ル(14): 化合物(3) 50mg を THF2mlにとかし、 フ エナン 卜 ロ リ ン少量を加え、 -78 でに冷却し、 1.16N のプチルリ チ ゥム 0.24jnlを滴下し、 これにジイ ソ プロビルア ミ ン 0.5 aiを加え、 ついでテ ト ラべンジルビ口ホスフ エ一 ト 135mg を加え 0 でに昇温する。 0 でで 2.5 時間、 室 温で 30分撹拌した。 実施例 12同様に処理して 64.9mg ( 60%)の目的物(14)を得た。
実施例 18
3 , 6 -ジベンジル -4 , 5 - ビス ( ジベンジルホスホ) ミ オイノ シ トール(15):
化合物(14)36.3mg (0.038ミ リ モル) を 0.1N塩酸メタ ノール溶液 0.38)111にとかし、 室温で 15時間撹拌した。
KOH/MeOHで中和後、 メタノールを留去し、 サク酸ェチ ル- 水で分液し、 有機層を乾燥後、 溶媒を留去し、 31. lmgの残渣を得た。 これをシ リ カゲル扳クロマトグ ラフにかけ、 化合物(15)22.6mg(68¾) を得た。
NMR δ 2.76 - 2.96 (1H 、 OH) 、 2.96-3.14 (1H,
OH) 、 3.32 -3.66 (m 、 3H) 、 3.75-4.16 (2H) 、 4.3 - 5.18 (πι、 13H) 6.82 -7.40 (m 、 30H)
実施例 19
1 -メ ン ト キシァセチル - 3, 6 - ジベン ジル - 4 , 5 - ジ ( ジベンジルホスホ) ミ オイノ シ 卜一ル(16):
化合物(15) 500nig をビリ ジン 5 miに溶解し、 塩化メ ン トキシァセチル 0.26g を 0 °Cで滴下する。 5 時間撹 拌後、 醉羧ェチル- 水、 重炭酸ソーダ水で処理し、 酢 酸ェチル層を乾燥後、 溶媒を留去し、 残渣をカラムク ロマ 卜グラ フ ィ一にかけてジァステレオマ一 200mg + 200mg を分離した。
実施例 20
3 , 6 -ジベンジル- 4 , 5 - ビス ( ジベンジルホスホ) ミ オイノ シ トール(18):
化合物 (16) 180mg をメ タ ノ ール 3 flJに と か し、 CH30Naの 1N液、 Q.1 を加えて室温で 5 時間撹拌し、 氷- ^酸ェチルで油出し重曹水、 水、 食塩水で洗浄 後、 乾燥、 溶媒留去後、 カラムクロマ ト グラフ ィーに かけて化合物(18) 96mgを得た。
実施例 21
3,6,- ジベンジル -4 , 5 - ビス ( ジベンジルホスホ) - 1-ベンジルホスホ- ミ ォイノ シ 卜一ル(19) :
化合物(18) 130mg をビリ ジン 2 alにとかし、 ト リ イ ソブロビルベンゼンスルホニルクロ リ ド 15 Omg を加え
室温で 1 時間撹拌する。 ベ ンジルホスフェート 200mg を加え、 50でに加熱し、 30分撹拌後、 室温で 3 日間撹 拌した。 CH2CL2と水を加え、 CH2C12抽出、 水洗、 乾 燥、 GH2C12留去後シリ カゲルカラムにかけて、 目的物 (19) 85mgを得た。
実施例 22
ミ オイノ シ トール 1,4, 5-ト リ ホスフェート (12): 化合物(19) 50mgをメタノール 3 niにとかし、 5¾Pa/c 0.2gを加えて水素ガスを含むフラスコ中で 12時間撹拌 した。 ついで触媒を瀘過し、 減圧濃縮して 36mgを得 た。 これをアビセルカラムで精製して目的物(12) llmg を得た。 '
実旃例 23
l-(n- ブチルホスホ) -4, 5-ホスホ- ミ オイノ シ トー ル (22a):
化合物(18) 100mg を実施例 21と同様にして 150mg の ブチルホスフェート と反応させて 3,6 -ジベンジル -4, 5 - ビス ( ジベ ンジルホスホ) -1-ブチルホスホ- ミ オイ ノ シ 卜一ル(21a) llOmgを得た。 (21a) 40mgを実施例 13 と同様にして化合物(22a) llnig を得た。
実施例 24
1- (2 ',3-ジ- ステアロイルグリ セ口 - 1'-ホスホ) -4, 5-ジホスホ- ミオイノ シ トール(22b):
化合物(18) lOOmg を実施例 21と同様にして 12、 2,
3 ジステアロイル(-グリ セ口 - 1- ホスフェート 200ms と反応させて、 3 , 6 -ジベンジル -4, 5 - ビス( ジベンジ ルホスホ)-卜(2 ', 3 ' - ジステアロイル- グリ セ口 - 1 ' - ホスホ) -ミ オイ ノ シ トール(21b) llOingを得た。 (21b) SOnigを実施例 13と同様に接触還元して化合物(22 b) 12mgを得た。
実施例 25
2 -ォキソ - 1- メ ト キシァセチル -3 , 6- ジベンジル -4,5- ビス ( ジベンジルホスホ) -ミ オイノ シ トール (23):
-78 でに冷却した GH2G12 (2ui) にォキザリ ルクロラ ィ ド 50mgを加え 5 分間撹拌する。 化合物(16a ) 50mg の CH2C12の 1 W溶液を加え 1 時間撹拌する。 卜 リエチ ルァミ ン 17 Oing を加え 1 時間撹拌後、 室温で更に 1 時 間撹拌する。 減圧で環縮後、 シリ カゲルカラムによ り 化合物(23) 35mgを得た。
実施例 26
3, 6-ジベンジル -4, 5- ビス ( ジベンジルホスホ) -2- 重水素- ミオイノ シ トール(25 b):
化合物(23) 10mgをテ ト ラ ヒ ド ロ フ ラ ン 1 iniに と か し、 0 。 に冷却する。 これに NaBD4 20mgを加え 5 時間 撹拌する。 ついで 10¾NaOH 水溶液 1 niを加え室温で 5 時間撹拌する。 水で希釈後、 ^酸ェチルで抽出、 水 洗、 乾燥後、 濃縮、 シ リ カゲルカ ラムによ り化合物
(25b) 5mgを得た。 NMR , IR は化合物(18)とほぼ同じで あった。
実施例 27
3 ,4-ジ-0- ノヽ 'ラメ トキシベンジル -5 ,6- ジ -0- ベン ジルミオイノ シ 卜一ル (37):
1, 2-シクロへキシリデン - 3 , 4- ジ -0- パラメ トキシ ベ ン ジル -5 , 6- ジ -0- ベ ン ジルミ オ イ ノ シ ト 一ル 210mg(0.31 ミ リモル) を、 無水メタノール 3.1 mlに とかし、 0.1M- 塩酸のメ タノール溶液 3.1 mlを加え て、 室温で 3 時間撹拌した。
水酸化カリ ウムのメタノール溶液で中和後、 減圧で メタノールを留去し、 水、 酢酸ェチルを加えて有機層 を水洗し、 乾燥、 減圧濃縮後、 エタノールで再結 し て融点 122 での(37) 139mg(75¾)を得た。
NM 2.60 (2H.0H) 、 3.32 - 3.58 (3 H, 璟 H)、 3.80 (6H ,CH3O-0 ) 、 3.70-4.12 (3H, 環 H)、 4.62 - 5.00 (8H, ø -CH2) 、 6.72 -7.20 (18H, )
IR 3350 (OH) , 1080 (G-O-C) · 実施例 28
1-ァ リ ル- 3 , 4- ジ -0- パラメ ト キシベンジル -5 ,6- ジ -0- ベンジルミオイノ シ トール(39 ):
化合物(37) 122ing(0.20ミ リ モル) 、 ァ リ ルプロミ ド 36.9mg(0.30 ミ リ モル) 、 水酸化ナ ト リ ウム 11 Omg (2.74 ミ リ モル) を、 無水ベンゼン 9 ml中に加え、
100 分間加熱還流させた。
減圧でベンゼンを留去後、 水、 酢酸ェチルを加えて 有機層を水洗し、 乾燥、 減圧濃縮後、 シリ カゲルカラ ムク ロマ ト グラ フ ( 溶媒: 酢酸ェチル 1: へキサン 2 ) にかけて 58.4mg(45¾) の (39)を得た。
N R 2 - 48 (ΙΗ,ΟΗ) 、 3.18-4.20 (6Η, 環 Η)、 3.80 (6Η, C Η30 - ø ) 、 4.18 (2Η, CH2-CH)、 5.10 -5.35 (2H , CH2-CH) 5.73 -6.20 (1 H, CH = C H2 ) 、 6.77 -7.35 (18H, ø )
IR 3450 (OH) , 3000 (C = CH2) 、 1065 (C-O-C) 実施例 29
1 - ァ リ ル - 3 , 4 - ジ - 0 - パ ラ メ ト キ シベ ン ジル -2 , 5 , 6 - ト リ - 0- ベ ン ジル ミ オイ ノ シ ト ール (40):
化合物(39) 150mg(0.23ミ リ モル) 、 50 水素化ホウ 素ナ ト リ ウム 12.4mg(0.26 ミ リ モル) を DMF 1 JD!にと かし、 0 ででしばらく撹拌した後、 ベンジルクロライ ド 32.6ms ( 0.26ミ リ モル) を加えて室温で 4 時間撹拌 した。
水、 ジェチルエーテルを加えて油出し、 氷で洗浄 し、 乾燥後減圧濃縮後、 シリ カゲルカラムクロマ トグ ラ フ ( 溶媒: 酢酸ェチル 1:へキサン 4)にかけてオイル 状(40)の 116mg(68 %) を得た。
NMR 3.80 (6H, CH30-^ ) 、 4.59-4.87 (10H, CH2 - φ ) 、 5.12-5.39 (2H , CH2 = CH) 、 5.90-6.15 (1H, CH = CH2)、 6.77-7.35 (23H, ø )
IR 3030 (C = CH2) 、 1060 (C-O-C)
実施例 30
1 -ァ リ ル- 2, 5 , 6 -ト リ - 0- ベンジルミ オイノ トール (41):
化合物(40) 114mg(0.16ミ リ モル) をジクロロメ タン 2.0 Julにとかし、 水 0.1 n 、 DDQ 88.6 mg (0.39 ミ リ モ ル) を加えて 0 でで 1.5 時間撹拌した。 .
ジクロロメタンを加えて重炭酸ソーダ、 氷の順で洗 浄し、 '乾燥後、 減圧濃縮してショー卜カラムにかけて 53.8mg(70 ¾)の(41)を得た。
N R 2.65 (2H,0H) 、 4.70-4.85 (6H,CH2- 0 )5.00- 5.43 (2H,CH2 = ) 、 5.58-6.00 (lH,CH = CH2)
7.05-7.35 (15H,C6H5)
実施例 31
2,5,6 -ト リ - 0- ベンジルミ オイノ シ ト一ル(42): 化合物(41)53. Omg (0.11 ミ リ モル) 、 ト リ フヱニル ホス フ ィ ン ロ ジ ウ ム ク ロ リ ド 13.8rag(0.015ミ リ モ ル) 、 DABCO 2.5mg(0.022ミ リモル) 、 を 10 ¾aq. ェ タノ一ル 3 nl中で 9時間加熱還流させた。 ついで水、 酴酸ェチルを加え、 水洗、 乾燥後、 減圧濃縮して、 シ ョ ー ト カラムにかけた。 これに 0.1M- 塩酸のメタ
ノール溶液し 1 miを加え、 室温で 1 時間撹拌した。 水酸化カ リ ウムのメタノール溶液で中和後、 減圧で メタノールを留去し、 水、 酢酸ェチルを加えて有機層 を水洗し、 乾燥、 減圧濃縮後シ リ カゲルプレート を用 いて (42) 35.2mg(72 ¾)を得た。
実施例 32
2 , 5 , 6 -卜 リ ベンジル - 1 , 3 , 4 - 卜 リ ス ( ジベンジルホ スホ) ミ オイ ノ シ トール(43):
化合物(42) 30mgを実施例 12と同様に lOOmg のテ 卜 ラ ベンジルビ口ホスフヱ一ト と反応させて飴状の化合物
(43 ) 43mgを得た。
実施例 33
イノ シ トール(1 ,3,4) ト リ ホスフ ェー ト :
化合物(43) 30m をメ タノール 1.5 miにとかし 5%
Pd/c 0. lg を加え、 水素ガスを含むフ ラスコ中で 10時 間反応させた。 実施例 13と同様に処理して I ( 1 , 3 , 4 ) P 3 の 6nig を得た。
実施例 34
3 ,6 — ジベンジルー 1, 2 — シク ロへキシ リ デン 4, 5 — ジ ( P — メ ト キシベン ジル) 一 ミ オイ ノ シ ト ール ( 44) :
3, 6 — ジベ ン ジル— 1 , 2 — シク ロへキ シ リ デン ー 4.5 — メ ト キ シベ ン ジル ミ オ イ ノ シ ト ール 212.8mg
( 0.483 ミ リ モル ) を DMF 2 mlに と か し NaH 5 lmg
( 1.06ミ リ モル) を加えて 30分撹拌し、 0 °Cに冷却し て P—メ ト キシベンジルクロ リ ド 158.6mg ( 1.01ミ リ モル) を加え 30分後室温にもどし 1 時間撹拌をつづけ た。 ヱ一テル油出、 水洗、 乾燥濃縮後、 シ リ カゲルブ レート Jiで分離して 目的物 34.1mg ( 78¾)を得た。
こ れを 0.1N— NCI 1.3ml 中 4時間室温で撹拌し、 KOH-MeOHで中和後クロ口ホルム—水を加え、 クロロホ ルム油出を 4回く りかえし、 シリ カゲル板で分離して 化合物 ( 44 ) 58.7mg ( 76¾)を得た。
実施例 35
3,6 - ジベ ンジルー 4 , 5 — ジ ( p - メ ト キシベ ンジ ル) 一 1 ー メ ン ト キ シ ァ セ チル ミ オ イ ノ シ ト ール ( 45) :
化合物 ( 44) , 2.589 g ( 4 · 31ミ リ モル) をビリ ジ ン 25 m iに と 力、 し 0 °Cでメ ン 卜 キ シ ァセチルク ロ リ ド 1.053g ( 4.52ミ リ モル) を滴下し、 1 時間撹拌した。 酢酸ェチルで 3回抽出し、 KHC03 水、 KHS03 水、 氷、 食塩水の順に洗浄し、 シ リ カゲルクロマ トグラフ ィー にかけて化合物 ( 45 ) 3.189 s ( 93 )を得た。
実施例 36
3,6 — ジベ ンジル— 4 , 5 — ジー p メ 卜 キシベ ンジル 一 1 ー メ ン ト キシァセチル— 2 — ジベンジルホスホミ オイノ シ 卜一ル ( 46 ) :
化合物 ( 45) 1.99g ( 2.5 ミ リモル) をテ ト ラヒ ド
口フ ラ ン 20m 1、 ビリ ジン lOnilに とかし、 — 78°Cに冷却 して、 三塩化リ ン 1.372 gをテ 卜 ラ ビ ドロフ ラ ン に溶解 した溶液を滴下し、 室温まで昇温し、 一夜撹拌した。 ついで一 78 °C に冷却 してベ ン ジルアルコール 2.97 g ( 2.84ミ リ モル) を加え 1 時間撹拌した。 ついで t一 ブチルヒ ドロパ一才キシ ド 2.57 g ( 20ミ リ モル) を加 ぇて 0でに异温し2.5 時間撹拌した。 クロ口ホルム抽 出後、 KHS04 水、 水で洗浄、 乾燥後カラムクロマ 卜グ ラフにかけて化合物 ( 46) 2.627g ( 99¾)を得た。
実施例 37
3,6 ー ジベンジルー 1 —メ ン ト キシァセチル - 2 — ジベンジルホスホーミ オイ ノ シ トール ( 47 ) :
化合物 ( 46 ) 36.8mg ( 0.0348ミ リ モル) をジクロル メ タ ン 1 mlと水 18j の混合物に とか し、 0 °Cで DDQ 23.7mg ( 0.10 ミ リ モル) を加えて 2時間撹拌し た。 NaHC03 で洗浄後、 乾燥、 濃縮しカラムクロマ 卜 グラフ ィ 一によ り化合物 ( 47) 19.Omg ( 67¾)を得た。 実施例 38
2,4 (又は 5 ) — ジベンジルホスホー 3, 6 — ジベン ジル - 1 -メ ン 卜 キシ— 5 (又は 4 ) レブロ イルー ミ オイノ シ 卜一ル ( 49) :
ィ匕合物(47) 0.82g( 1 ミ リ モル) をジクロルメ タ ン 7 mlににとかし、 レブリ ン酸 0.139g(1.2ミ リ モル) 、 ジ シクロへキシルカルボジイ ミ ド (D C C) 0.268 g ( 1.3 ミ
リモル) を加え、 5時間撹拌した。 固体を瀘過し瀘液 を濃縮し、 エーテルを加えて NaHC03 水、 水で洗浄、 乾燥、 濃縮し 0.915g( 定量的) の残渣を得た。 残渣を ビリ ジン、 THF にとかし - 78°C にて 0.412g ( 3 ミ リ モ ル) の三塩化リ ンを加え室温で 12時間撹拌し、 - 78°C に冷却してべンジルアルコール 1.297g(12 ミ リ モル) を加え 1時間撹拌した。 t —プチルヒ ドロパーォキシ ド 0.772g ( 6 ミ リ モル) を加えて 0でに异温し 2.5 時 間撹拌した。 後処理を行ない化合物(49) 0.764g(56¾) を得た。
実施例 39
2,4,5 卜 リ ス ( ジベンジルホスホ) 一 1 ーメ ン ト キ シァセチル— 3 , 6 —ジベンジルミ ォイノ シ トール(52) : 化合物(49) 0.368g(0.13 ミ リ モル) を THF:水の 4 : 1 混合液 2 mlにとかし、 0 °Cにて NaBH4 47mg(1.252ミ リ モル) を加えて 25分間撹拌した。 エーテル抽出、 氷、 塩酸氷、 氷で洗浄し、 乾燥、 濃縮液後、 カラムク ロマ 卜グラフ ィ一にかけて 2 ( 4又は 5 ) —ビス (ジ ベンジルホスホ) 一 1 —メ ン ト キシァセチルー 3, 6 — ジベンジルミ オイノ シ トール 0.2667g(72¾)を得た。
この化合物 0.3508g(0.33ミ リ モル) を THF 4 ml, ビ リ ジ ン 1 mlの混合液に と か し、 — 78°C にて 0.181g (1.32 ミ リ モル) の三塩化リ ンを加え 2時間撹拌し た。 ついで、 ベンジルアルコール 0.535 s(4.95 ミ リ モ
ル) を加えて 1.2 時間搅拌した。 ついで t —プチルハ ィ ドロバーオキシ ド 0.34g(2.64ミ リ モル) を加えて 50 分撹拌した。 沈澱物を濾過し、 濃縮後、 エーテルを加 え、 水、 塩酸水、 水、 NaHC03 水、 水で洗浄し、 乾 燥、 濃縮後カラムクロマ ト グラフ ィーにかけて化合物 (52 ) 0.2441 g(56¾)を得た。
実施例 40
1,2 - 4,5 — ジ— o — シクロへキシリ デン — 3 —べ ンゾィルー ミ ォイ ノ シ トール(55):
1 ,2, - 4,5 - ジシクロへキシ リ デン ー ミ オイノ シ トール 42.1mg(0.124ミ リ モル) を、 DMF1.2mlに とかし ベンゾィルイ ミダゾール 25.6 mg (0.148ミ リ モル) と弗 化セシ ウム 5 mgを加え室温で 2時間撹拌した。 クロ口 ホルム抽出、 水洗後、 乾燥、 濃縮し、 シ リ カゲルカラ ムにかけて化合物(55) 39.3mg(70 ) を得た。
化合物 ( 55) の N M R
δ 1.16〜 1.80 20 H AI ip b
δ 2.56〜2.72 -0-H b
δ 3.54 , 1H (Hs ) JH5H 4 = 10.3HZ dd
53.94 , 1H (H6 ) JH6H5 = 10.3HZ JH5H! = 6.3HZ dd D20処理
δ 4.11 , 1H (H! ) JH!H6 = 6.3HZ JHiH2 = 4.6HZ dd D20処理
δ .17 , 1H (H4) JH4H5 = JH4H3 = 10.3HZ dd
δ 5.32 , 1H (Hg) JH3H4 = 10.3HZ JH3H2= 4.6HZ dd δ 7.29〜7.58,3H,Bz (m-,p-)
5 8.00~8.16 , 2H, Bz (0-)
実施例 41
1 ,2-4,5 ー ジー o — シクロへキシ リ デン - 3 -ベン ゾィルー 6 -ベンジル - ミ オイノ シ トール ( 56) : 化合物 ( 55 ) 692.5 mg ( 1.56ミ リ モル) をジクロル メタ ン 6.5ml にとかし、 シクロへキサン 13ml、 0 —ベ ンジル— 卜 リ クロルァセ 卜 アミ ド 786.4mg ( 3.12ミ リ モル) 、 ト リ フロロ酵酸を加えて室温で 2.5 時間撹拌 した。 沈澱物を瀘過し、 瀘液を重曹水ついで水で洗浄 し、 乾燥、 濃縮後シ リ カゲルカ ラ ム ク ロ マ 卜 グラ フ ィ一にかけて化合物 ( 56 ) 708.6mg(85¾)を得た。 化合物 ( 56) の N M R
δ 1.16〜 1.80 20 Η Al ip b 20H
δ 3.62 , 1H, ( Η5) JH5Hら = 11.1HZ JH5H4 = 8.9HZ dd 1H
δ 4.12 , 1H, ( Η ) JH4H5 = 8.9HZ JH4H3 = 10.3HZ dd 1H
δ 4.19.1H, ( HL ) JHjH5 - 5.4HZ JHXH2 = 4.6HZ dd 1H
δ 4.58.1H, ( H6 ) JH6H5 = 11 -1HZ JHeHi = 5.4HZ dd 1H
δ 4.66 , 1H ( H2 ) JH2Ht = JH2H! = 4.6HZ
dd 1H
54.87 - CH2 2H S
δ 5.28 , 1H, ( H3 ) JH3H2 = 4.6HZ JH3H4 = 10.3HZ dd 1H
5 7.24~7.56 ,8H, Bm.Bz ( in-,p- ) 8H
δ 7.96〜8.15 ,2H, Bz ( o - ) 2H 実施例 42
1, 2 — シクロへキシ リ デン 一 3 —べンゾィルー 6 — ベンジル— ミ オイ ノ シ トール ( 57) :
ィ匕合物 ( 56) 39.6mg ( 0.074 ミ リ モル) をクロロホ ルム 1 .3 m 1 に と か し 、 エ チ レ ン グ リ コ ール 4.8 in g ( 0.077 ミ リ モル) と 卜 シル酸 1 ragをク ロ 口ホルム 0.65miに とかした溶液を加えて室温で 7時間撹拌し た。 炭酸カ リ で中和後氷洗、 乾燥、 濃縮後シ リ カゲル 板で精製して化合物 ( 57 ) 27 mg ( 80¾)を得た。
実施例 43
1 , 2 — o — シクロへキシ リ デン ー 3 , 4, 5 — ト リ ベン ゾィル— 6 —ベンジル— ミ オイノ シ トール ( 58) : 化合物 ( 57 ) 252.5mg ( 0.556 ミ リ モル) をビリ ジ ン 2.78 m 1に と か し、 ベ ン ゾイ ルク ロ リ ド 234.3 mg ( 1.67ミ リ モル) を 0 °Cで滴下した。 ついで室温まで 异温しジメチルア ミ ノ ビリ ジン 1 滴を加えて 1 · 5 時間 撹拌をつづけた。 水数滴を加え酢酸ェチルで 2回抽出 しついで 10%亜硫酸ソーダ氷で 2回、 重曹水、 氷で洗
浄後乾燥、 濃縮しカラムクロマ トグラフ ィーにかけて 化合物 ( 58 ) 351.9mg ( 9 )を得た。
実施例 44
3,4,5 一 卜 リ ベンゾィルー 6 —ベンジルー ミ オイノ シ トール ( 59 ) :
化合物 ( 58 ) 327ing ( 0.493 ミ リ モル) を 80%酵酸 水溶液 12.5niiと共に 100 °Cで 1 時間加熱した。 加圧濃 縮し残渣をクロ口ホルムにとかし重曹水、 水で洗浄し 乾燥後濃縮しカ ラ ム ク ロ マ ト グラ フ ィ 一にかけて ( 59 ) 262.9mg ( 92%)を得た。
化合物 ( 59) の N M R
δ 2.66〜2·90 -OH b 2H
S 3.80〜4.00 ( Hi ) m 1H
54.15 ( H6 ) JH6Hi = JH6H5 = 9.7HZ dd 1H δ 4.42〜4.54 ( H2 ) m 1H
54.68 2H
55.28 ( H3 ) JH3H2 = 2.9HZ JH3H4 = 10.9HZ dd
1H
55.63 ( Hs ) JH5H4 = 10.9HZ JHSH8= 9 -7HZ dd
1H
56.14 ( H4 ) JH4H3 = 10.9HZ JH4H5= 10.9HZ dd
1H
87.06~7.48,14H Bm.Bz ( m-,p-)
δ 7.68〜8.00, 6H Bz(o-)
実施例 45
1 - メ ン ト キシァセチル— 3, 4 , 5 — 卜 リ ベンゾィル 一 6 —ベンジルー ミ オイノ シ トール ( 60) :
化合物 ( 59 ) 262.3ing ( 0.45ミ リ モル) をビリ ジン 2.3ml に とかし、 0 °Cに冷却し、 これにメ ン ト キシァ セチルクロ リ ド 11 Omg ( 0.472 ミ リ モル) を加えて 10 分間撹拌した。 酢酸ェチル油出し、 亜硫酸ソ一ダ水、 重曹水、 氷で洗浄、 乾燥、 濃縮後カラムクロマ 卜ダラ フ ィ一にかけて ( 60 ) 289.4mg ( 83¾)を得た。 これを 更にベンゼン 2 mlにとかし、 ェ一テル一へキサン 1 : 3 の混合溶媒を用いて中圧シ リ カゲルカラムクロマ ト グラフ ィ 一を行ない光学分割して右旋性のもの 53 mg、 左旋性のもの 53mgを得た。
実施例 46
3,4,5 一 ト リ ベンゾィル— 2 , 6 — ジベン ジル— 1 一 メ ン ト キシァセチルミ オイ ノ シ トール ( 61 ) :
化合物 ( 60 ) 54.6mg ( 0.07ミ リ モル) をジクロルメ タン 0.5ml に とかし、 0-ベンジル ト リ クロルァセ ト ァ ミ ド 70.8mg ( 0.28ミ リ モノレ) をシクロへキサン 1 mlに とかした溶液と 卜 リ クロロメ タ ンスルホン酸 5 ^1を加 えて 3.5 時間撹拌した。 エタノールで希釈し、 重曹水 で洗浄し、 乾燥、 濃縮後カラムクロマ ト グラフ ィ ーに かけて化合物 ( 61) 26.1nig ( 43 )を得た。
化合物 ( 61) の N M R
6 0.70〜 0.90 , 10H , CH3 , ipr ,ιη δ 1.06〜2.53, 8Η, cyclo CH2 ,CH, d δ 2.62〜2.84, 1H, -OH d δ 2.90〜3.20, 1H, 0-CH, d
5 4.05 ,2H,CCH2 , JHH, = 4.9Hz
5 4.38 , 1H, (H6) JHH = JHH = 9.4HZ dd
δ 4.56〜4.67,3H,— CH2 C6H5, (H2) 8 5.18〜5.48,2H ( Hい H3 )
δ 5.69 , 1H, (H5) JH 5 H6 = JH5 H4 = 9 -4HZ dd δ 6.15 ,1H,(H4) JH 4 H5 = JH4 H3 = 9.4HZ dd δ 7.14〜7.50, 14H Bm.Bz ( m-,p- )
δ 7.68〜8.00,6H Bz ( o-)
実施例 47
2,6 — ジベンジル— ミ ノ イノ シ ト一ル ( 62) : 化合物 ( 61) 25.1mg ( 0.0289ミ リ モル) をメ タノ一 ル 0.6 ml にとかし、 これに 8.3 mg ( 0.173 ミ リ モル) のナ ト リ ゥムハイ ドライ ドを 0.3ml のメ タノールに溶 かした液を加えて室温で 10分撹拌した。 陽イオン交換 樹脂を通した後濃縮し、 濃縮物 16.2mgをシリ 力ゲルブ レ一トを甩いて精製し 6.7mg ( 64 )の化合物 ( 62) を 得た。
化合物 ( 62) の N M R
5 1.91 6H
II
5 1.98 6H C CH;
δ 4.10 , 1H ( Η6 ) JH6H5 = JH6Hi = 10.3HZ dd " 1H ( H2 ) JH2Hi = JH2H3 = 2.3HZ dd
54.90 1H ( Hi ) JH!H2 = 2.3HZ JHXH6 = 10.3HZ dd
64.94 1H ( H3 ) JH3H2 = 2.3HZ JH3H4 = 10.3HZ dd
55.11 , 1H ( Hs ) JH5H4 = JH5H4 = 10.3HZ dd 55.51 , 1 H ( H4 ) JH4H5 = JH4H3 = 10.3HZ dd δ 7.06〜7.35,10H, Ar
実施例 48
2,6 — ジベンジルー 1,3,4,5 —テ ト ラァセチルー ミ オイ ノ シ 卜一ル ( 63 ) :
化合物 62 ( 0.0186ミ リ モル) をビリ ジン 0.5ml に溶 かし、 無水 酸 0.5ml を加え一夜撹拌する。 酢酸ェチ ルで油出 し、 水、 1NHCI 、 飽和重曹水、 食塩で洗浄 し、 乾燥、 濃縮後シリ カゲルプレートを用い精製し、 7mg ( 74¾)の化合物 ( 63) を得た。
実施例 49 .
2,6 — ジベンジルー し 3, 4, 5 —テ ト ラ ( ジベンジル ホスホ) シォイノ シ トール ( 64) :
化合物 ( 62 ) 30mgを実旌例 12と同様にして 130mg の テ ト ラベンジルビ口ホスフ ェー ト と反応させて 46mgの 化合物 ( ) を得た。
実施例 50
イ ノ シ ト ール— ( 1 ,3 ,4,5 ) テ ト ラ ホスフ ェー ト
( 65) :
化合物 ( 64 ) 20mgを実施例 13と同様にして接触還元 を行ない化合物 ( 65) 4.5mg を得た。
実施例 51
1 ,6 — ジ ト リ ル — 2 , 5 — ジベ ン ジルイ ジ ト ール
( 66) : * 2,5 — ジベン ジルイ ジ ト ール 0.92 g ( 2.54ミ リ モ ル) の ビ リ ジ ン溶液 ( 3ml ) に塩化 卜 リ チル 1.7g, (6.09 ミ リモル) を加え室温で一夜撹拌する。 氷とェ —テルを加え有機層を水で 2回、' NaHS04 水溶液で 3 回、 水、 重曹水、 氷、 食塩水で洗浄後、 乾燥する。 フ ラ ッ シュカラムクロマ トグラフ ィ ー (齚酸ェチル : 水 = 1 : 4 ) にかけ化合物(66 ) 1.59g ( 71¾)を得た。 IR (neat) 3500cm-1
NMR(CDCI3 ) δ = 7.23 (br,40H) ,4.70 (d, J=llHz,2H) , 4.46 (d,J= 11 Hz, 2H) , 3.88-3.46 (m,4H) , 3.46-3.08 (m, 4H) ,2.78 (brs ,2H)
実施例 52
3 , 4-ジァ リ ル- 2 , 5 - ジベンジル -1 , 6 - ジ ト リ チル - イ ジ トール(67) :
化合物(66) 0.507g(0.60ミ リモル) の DMF(3 ml) 溶 液を NaH 33mg(1.38ミ リモル) の DMF ( 5 jnl ) 懸濁液に 氷冷下滴下し室温にもどして 15分間攪拌する。 再び氷
冷し臭化ァリ ル 0.16g(1.32ミ リ モル) を加えた後室温 で 4時間攪拌する。 冷却後、 酔酸ェチルと水を加え、 有機層を水、 重曹氷、 水、 食塩水で洗浄後、 乾燥す る。 フ ラ ッ シュカラムクロマ ト グラ フ ィ ー (酢酸ェチ ル : へキサン = 1 : 15) にかけ化合物(67) 0.517g(93 % ) を得た。
NMR(CDG13) δ =7.60-6.80 (m,40H) ,5.8-5.1 (m,2H) .S .l- 4.2 (m,8H) ,4.0-3.44(m,8H) ,3.44-3.00 (b,4H)
実施例 53
3, 4-ジァ リ ル- 2 , 5 - ジベンジル - イ ジ トール(68) : 化合物(67) 0.448 g (0.484ミ リモル) をジォキサン (5.2ΛΙΙ ) に溶かし IN HC1 (0.52mi) を加え 90°Cで 3時 間攪拌する。 重曹水で中和後エーテルで油出し抽出液 を水洗、 乾燥しフ ラ ッ シュカラムク ロマ ト グラ フ ィー (酢酸ェチル : へキサン = 1 : 10) にかけ化合物(68) 0.195g ( 91% ) を得た。
IR(neat) 3400cm"1
NMR (CDC13) δ =7.26 (s , 10H) , 6.16 -5.60 (m , 2H) ,5.40- 5.00 (m , H) ,4.6 と 4.46 (ABq,J = 12Hz,4H) ,4.14 (d, J = 5.2Hz,4H) ,3.84-3.34 (πι,8Η) ,2.6-2.1 (b,2H)
実施例 54
3 , 4 -ジァ リ ル- 2 , 5 - ジベンジル - イ ジ ト - 1, 6 - ジ オール (69) :
- 78°C に冷却 した CH2C 12 (3.3ml ) に DMS0 15 lmg
( 1.93ミ リ モル) 、 塩化ォキサリ ル 122mg(0.96ミ リ モ ル) を加え 5分間攪拌する。 化合物(68) 172mg ( 0.39 ミ リ モル) の CH2C 12 (2ml ) 溶液をゆつ く り滴下し、 さ らに CH2C12 (2ml ) を加え 1 時間攪拌する。 ト リェチル ァミ ン 392mg (3.87 ミ リ モル) を加え 1 時間同温度で 攪拌後室温で 1.5 時間攪拌する。 減圧で低沸点物質を 留去後、 シ リ カゲルのショート カラムに付して CH2C 12 で溶出し次の反応に用いた。
実旌例 55
4, 5 -ジァ リ ル- 3 , 6 - ジベンジル - ミ オイノ シ トール (70) :
四塩化チタン 765mg(4.03ミ リ モル) を冷却して固化 させテ ト ラヒ ドロフラ ン ( 12.6mi) を加えた。 室温に もどし Zn- Cu (Znと CuS04 より調整) 2.65 g (40.47ミ リ 原子) を加え 0.5時間加熱還流した。 冷却後実施例 54 で得た(69)のテ ト ラ ヒ ドロフラン溶液を加え室温で 4 時間攪拌した。 炭酸カリ水溶液を加え 30分攪拌後反応 混合物をセライ ト中に通し不溶物を取除く。 不溶物を ジクロルメ タ ンで洗い母液と合わせる。 有機層を水 洗、 乾燥し分取薄層クロマ ト グラフ ィー (溶媒 CH2C12
: Et20 = 10: 1 ) で化合物(70) 51mg((68)を基準にし て 30% 収率) を融点 104.5 - 106 での結晶と して得 た。 実施例 3 で得られた(5) と同一物であった。 また
4-5ジァ リ ル -3 , 6 - ジベンジル - キロイノ シ トール 47
mg ( 27% ) と 4, 5 -ジァ リ ル- 3, 6 - ジベンジル - シロイ ノ シ ト一ル 16mg ( 9 % ) 融点 120 - 120.5 °Cも同時に 得られた。
実施例 56
1 , 2 -ィ ソブロビリ デン - 5 - 0 - ト シルグルコフ ラノ 口 ノ -6,3 - ラク ト ンの製造 :
グルクロノ ラク ト ン に公知の方法によ り ァセ ト ンを 硫酸の存在下に作用させたのちビリ ジン溶媒中で ト シ ルクロ リ ドを作用させて 5位を ト シル化し、 ジイ ソブ チルアルミ ニ ウ ムハイ ド ラ イ ドで還元して (72 )を得 た。 (72) (R = Ts,R'=R"=Me,2g)をメ タノール 20ι にとか し氷浴で冷却した。 これに炭酸カ リ 6 gを数回にわ けて加え、 添加後 5分間攪拌し氷浴を取除いて更に 20分攒拌した。 CH2C 12を適当に加えて瀘過し有機層 を水洗、 乾燥した。 フ ラ ッ シ ュ カ ラ ムク ロマ ト グラ フ ィ 一 ( シ リ カゲル 27 g 、 酢酸ェチル : へキサン = 2 : 3 ) によ り粘稠な液体と して (73) ( Rt = R' = R" = Me,1.02g、 収率 82% ) を得た。
IR (neat) 3450cm"1
NMR(CDC13) δ =5.84 (d,J = 4Hz,lH) , 4.93 -4.65 (m, 3 H) ,4. 60 (d , J = 4Hz , 1H) , .17 (s , 1H) , 3.33 ( s , 3 H) , 2.23 (b rs , 1H),1.48 (s,3H) ,1.33 (s,3H)
MS (20EV) m/e 217 (M+ -CH3)
実施例 57
(74) ( R1 = = Me) の製造 :
(73)を ( R1 = = Me , 7.39g) を H G 1 -Me 0 H (80 mi , MeOH+AcCl よ り調製した 0.8M溶液) に溶解させ一夜放 置する。 KOH-MeOH溶液で塩基性として生成する不溶物 を瀘別後、 母液を濃縮し CH2C12を加えて再び不溶物を 瀘別した。 蒸留残揸をフラ ッシュカラムクロマ 卜グラ ブ イ 一 ( シ リ カゲル 210g、 CHCI3 : MeOH= 10 : 1 ) に 付し、 (74) ( Ri = R^ = Me,6.56g, 定量的) を得た。 IR (neat) 3400cm-1
NMR(D S0-d6 ) 5 =5.33 (d , J = 4Hz , 1H) , 4.98 (d , J = 8Hz , 1H) ,4.75 (s; 1H) , 4.73 (d , J = 4Hz , 1H) , 4.52 (dd , J = 6 & 4Hz, l H) , 4.21 (d,J=6Hz, lH) , 3.92 (d,J=4 Hz, 1H) , 3.84 (dd, J = 4 & 4Hz,lH) ,3.33 (s,3H) ,3.26 (s,3H)
実施例 ss- s) ( R1 = Rz = Me, R4 = Rs = Bn) (Bn=ベンジル) の 合成 :
水素化ナ ト リ ウム (1.67g, 70mmol) を DMF (35ml) に 懸濁させ氷冷する。 これに (74) (R1 = R2 = e,5.98g, 29ミ リモル) の DMF(25jni) 溶液を滴下後室温で一夜攪 拌し再び氷冷して細かい氷を注意深く 加え、 エーテ ル、 水を加えて有機層を水洗、 乾燥しフラ ッ シュカラ ムクロマ トグラフ ィー (シ リ カゲル 180g、 酢酸ェチル : へキサン = 1 : 4 ) に付し(75) ( R1 = = Me, R4 = Rs = Bn,6.42g, 収率 57% ) を得た。
IR(neat) 1100 , 1060 , 1035 cm"1
N R (DMS0-d6 ) δ = 7.44 - 7.20 (m , 10 H) ,4.99 (s , lH) , 4.95 (d, J = 5Hz, 1H) ,4.75 (dd, J = 6.5 & 5Hz,lH) ,4.52 (s,4H),4.47 (d,J=6.5Hz,lH),3.88 (s,lH),3.85 (dd,J=5 & 5Hz , 1H),3.29 (s,3H) , 3.26 (s, 3H)
実施例 59
(76) ( R4 = RS = Bn) の製造 :
(75) ( Ri = R2 = GH3 , R4 = R5 = Bn,6.42g, 16.6ミ リ モル) を酢酸 ( 35mi ) にとかし 4N硫酸 ( 15ml ) を加 え、 100β に 1 時間加熱する。 冷却後、 齚酸ェチルと . 氷を加え有機層を水、 重曹水、 水、 食塩水の順で洗浄 し乾燥する。 フ ラ ッ シュカ ラムク ロマ トグラフ ィー シ リ カゲル 150g、 酢酸ェチル : へキサン = 1 : 1 ) に かけ(76) ( R4 = R5 = B η , 5.41 , 91% ) を得た。
IR(Nujol) 3425 cm'1
NMR (DMSO-ds ) δ =7.30 (s , 10H) , 5.20 (b r s , 2 H) ,4.61 (s, 2H) ,4.56 (s,4H) ,3.88 (s,2H) ,2.48 (brs,2H)
実施例 60
(77) ( = RS = Bn) の製造 :
(76) ( R4 = Rs = Bn, 195mg, 0.54ミ リ モル) をメタノ —ル(3ml) に溶かし、 NaBH4 (21mg, 0.54 ミ リ モル) を加える 。 一夜放置後メ タ ノ ールを減圧で留去し CHC13 と 10%酒石酸水溶液を加える。 しばら く攪拌後 有機層を少量の食塩水で洗浄し乾燥後フ ラ ッ シュカラ
ムク ロマ ト グラ フ ィ ー ( シ リ カゲル 15 g、 酢酸ェチ ル : へキサン = 6 : 1 ) にかけて (77) ( R4 = Rs = Bn, 122mg, 62 % ) を得た。
m. ρ .78-79 °C
NMR(CDC13) δ =7.18 (s, 10H) ,4.58 (d,J=llHz,2H) ,4.38 (d, J=llHz,2H) ,4.08-3.18 (m,12H)
実施例 61
2, 3 , 4, 5 -テ 卜 ラベン ジル - 1 , 6 - ジ 卜 リ チル - イ ジ 卜ール (78) :
化合物(66) DMF溶液 lOaiiを、 NaH 107mg (4.47ミ リモ ル) の DMF 15mi内懸濁液に氷冷下滴下し室温にもどし て 15分間攪拌する 。 再び氷冷し塩化べン ジル 0.94g (7.46 ミ リモル) を加えた後室温で一夜攪拌する。 後 処理精製するこ となく次の反応に用いた。
実施例 62
2, 3, 4, 5-テ ト ラベンジル - イ ジ トール(79) : 化合物(78)をジォキサン 20niiに溶かし IN HC1 2jniを 加え 90°Cで 3時間攪拌する。 重曹氷で中和後エーテル で油出し抽出液を水洗、 乾燥しフラ ッ シュカラムクロ マ トグラフ ィー (酴酸ェチル : へキサン = 1 : 2 ) に かけて (79) 504mg ( (66)を基準にして 50%の収率) を 得た。
IR (neat) 3400cm-1
NMR(GDC13) 5 =7.26 (s.lOH) ,7.24 (s,10H) ,4.67 (s,4H) ,
4.63 (d, J-12Hz , 2H) ,4.47 ( d , J = 12 Η ζ , 2 Η) ,3.89-3.35 (ιη,8Η) ,2.08 (s,2H)
実施例 63
2, 3,4, 5 -テ 卜 ラベ ン ジル - ィ シ ト -1.6 - ジオール
(80) :
— 78。 に冷却した CH2C 12 (3mi) に DMSO 137mg(1.76 ミ リ モル) 、 塩化ォキサリ ル 11 lmg (0.88ミ リ モル) を 加え 5分間攪拌する。 (79) 191mg(0.352ミ リモル) の CH2C 12の 2 ml溶液をゆっ く り滴下し、 さらに CH2C12の 2 を加え 1 時間攪拌する。 卜 リエチルァミ ン 356rag (3.52 ミ リ モル) を加え 1 時間同温度で攪拌後室温で 1.5時間攪拌する。 減圧で低沸点物質を留去後、 シ リ 力ゲルのシ ョ ート カラムに付し CH2C12で溶出して (80) 174mg(91% ) を得た。
IR(neat) , 2700 , 1720cm-1
NMR(CDC13) 5 =9.60(s,2H) ,7.30(s,10H) ,7.18(s,10H) , 4.73 (d,J=12Hz,2H) ,4.54(d,J=12Hz,2H) ,4.32(d,J=12 Hz,4H) ,4.00 (d, J = 5Hz,2H) ,3.65 (d, J = 5Hz,2H)
実旌例 64
3,4,5 ,6-テ 卜 ラベンジル - ミ オイ ノ シ 卜一ル(81) : 四塩化チタン 730mg(3.85ミ リ モル) を冷却して固化 させテ 卜 ラヒ ドロフ ラン ( 12ml) を加えた。 室温にも どし Zn-Cu (Znと CuS04 よ り調製、 2.52g, 38.48ミ リ原 子) を加え 15時間加熱還流した。 冷却後(81 ) 200mg
(0.37 ミ リ モル) のテ ト ラ ヒ ドロフラ ン溶液を加え室 温で 4.5時間攪拌した。
炭酸カ リ氷溶液を加え 30分攪拌後反応混合物をセラ イ ト中に通し不溶物を取除く 。 不溶物をジクロルメ タ ンで洗い母液と合わせる。 有機層を水洗、 乾燥し分取 薄層クロマ ト グラ フ ィ ー (溶媒 GH2C 12 : Et20 = 20 : 1 ) で (81) 52mg(26% ) を融点 110 - 115 °Cの結晶 と して得た。 (文献値 114 - 115 °C : S. J.Angyal k M.E.Tate, J. Ghem. Soc . 19.65, 6949)