明 細 書 コ. ン ク リ ー ト物品及びその製造方法
技術分野
本発明は コ ン ク リ ー ト物品及びその製造方法に関 し、 特に防蝕性や耐久性な どが改善さ れてお り 、 土木 · 建築 用材料 と して好適な コ ン ク リ 一 ト 物品及びその製造方法 に関する。 背景技術
土木建築の主要な材料と しては、 土、 岩石、 セ メ ン ト 、 モ ル タ ル、 コ ン ク リ ー ト 、 鋼材等の金属材料等が挙げ ら れるが、 中で も セ メ ン ト を主要な成分 とする モ ル タ ルや コ ン ク リ ー ト は、 種 々 の建築、 土木構造物を製造する上 で、 非常に有用な も のであ る。 安価で作業性に優れ、 自 由な形状の も のを容易に製作する こ とが可能であ り 、 得 られる コ ン ク リ 一 ト物品は、 機械的な強度面で優れた性 能を示 し、 物質文明の基礎をな している も のであ る。
こ の よ う な コ ン ク リ ー ト物品の う ち、 本発明で対象 と する のは、 コ ン ク リ ー ト製上 · 下水道管、 ボ ッ ク スカ ル バー ト 、 マ ン ホー ル、 ト ン ネ ル壁、 側溝、 各種ますな ど の コ ン ク リ ー ト成形物品であ っ て、 こ れ らの成形物品の 成形途中で、 形態を保持 した生コ ン ク リ ー ト面が樹脂塗 一 1 一
新た
ェ し う る状態を と り う る ものであ る。 こ の よ う な コ ン ク リ ー ト物品の中で、 例えば、 コ ン ク リ ー ト製 ヒ ュ ーム管 について言えば、 コ ン ク リ ー ト製 ヒ ュ ーム管は、 安価で かつ強度 も高い とい う 利点を備えているが、 酎酸性や耐 薬品性が良好と言えない。 腐食性環境条件下において時 間がたっ と管自体の内面が腐食 し、 脆弱層が形成される 等の問題があ る。
こ の よ う な管本体の腐食を防止する ために、 例えば、 管本体の内面や外面にポ リ エステル樹脂、 ウ レ タ ン樹脂、 エポキ シ樹脂ゃァ ク リ ル樹脂な どの コ 一テ ィ ン グ剤を塗 布 してその塗膜で被覆 した り、 ま たはポ リ 塩化 ビニルや ポ リ オ レ フ ィ ンのフ ィ ルムゃ シ一 ト、 ポ リ エステルゃポ リ オ レ フ ィ ンの よ う な不織布や網状体な どを管本体の内 面や外面に樹脂 と と も に接着 して管本体 と複合化 した り する処置が施さ れている (特開昭 48-55553号、 特開昭 59 -62794号、 特開昭 62-71614号、 特開昭 63-275890 号) 。
と こ ろで、 上記 した各種処置において、 塗膜を形成す る場合、 用いる コ ーテ ィ ン グ剤には、 管本体 との接着性、 耐水性、 耐薬品性が優れている と と も に、 形成される塗 膜が適度に柔軟で、 管本体に亀裂な どが発生 した と き に それに追従 して亀裂を閉塞する こ とができ る性質や、 ま た激 し く 流れる上 · 下水への耐摩耗性に優れている とい う 性質が要求される。
しか しながら、 コ ーティ ン グ剤を塗布 して、 塗膜を形 成する こ と によ り 得 られる 防蝕層は、 コ ン ク リ ー ト層 と
の熱膨張率、 収縮率な どの違いか ら、 コ ン ク リ ー ト層 と の境界面で剝離した り 、 強度ゃ耐薬品性の点で複合管 と しての機能を十分に発揮する こ とができ ない。 ま た、 上 記防蝕層は剛性を備えてはいるが、 柔軟ではないので、 管本体に亀裂な どが発生 した と き に、 それに追従 して亀 裂を閉塞する こ とができ ない と い う 問題があ る。
ま た、 コ ーテー ン グ剤の コ ン ク リ ー ト層への接着性に おいて、 塗膜を形成すべき コ ン ク リ ー ト層の表面が水湿 潤面にな っ ていた り 、 ま たは水で覆われている場合であ つ て も、 それに密着 した塗膜の形成ができ る こ とが望ま れる。 しか しなが ら、 例えば ビス フ エ ノ ール A型ェポキ シ樹脂の よ う な市販のエポキ シ樹脂ゃァ ク リ ル樹脂で塗 膜を形成する場合、 そ も そ も こ れ らの樹脂は、 コ ン ク リ ― ト との接着性があ ま り 良好 と はいえない と い う 性質に 加えて、 コ ン ク リ ー ト の塗膜形成箇所に水が存在 してい る と、 コ ン ク リ ー ト と強固に接着 した良好な塗膜を形成 する こ とが非常に困難であ り 、 ガスバ リ ア性ゃ耐溶剤性 も十分でない とレ、 う 問題があ る。
しか も、 こ れ らの樹脂の塗膜は、 上述 した よ う に剛性 を備えてはいる が柔軟ではないので、 コ ン ク リ ー ト に発 生 した亀裂への追従性が十分でない。 そのため、 樹脂を 柔軟化 して亀裂追従性を改善する こ とが考え られるが、 そ う す る と、 耐薬品性及び耐水性が低下する。 さ ら に耐 摩耗性 も満足すべき水準にあ る と はいえない と い う 問題
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があ る。
一方、 各種樹脂の シー ト ゃ不織布を管本体の内面に貼 着する処理の場合、 その施工作業はかな り 煩雑であ り 、 同時に、 シー トゃ不織布の接着に用 いる接着剤に関 して も、 上記塗膜の形成時の コ 一テ ィ ン グ剤の場合 と同様の 問題があ る ので、 接着性が不十分とな り 、 ガスバ リ ア性 な どの低下を招 く 。
こ の よ う に、 コ ン ク リ ー ト製の管な どの内面や外面に 防蝕性を付与する従来の処置においては、 必ず し も十分 な防蝕性が得られず、 ま たその施工作業は煩雑であ る と レ、 う 問題があ っ た。
したがって、 本発明の 目的は、 接着性に優れたポ リ サ ルフ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂硬化層を有 し、 防蝕性に優 れ、 良好な耐久性を有する コ ン ク リ ー ト物品、 及びそれ を製造する方法を提供する こ とであ る。 発明の開示
本発明の コ ン ク リ ー ト物品は、 コ ン ク リ ー ト層 と、 ボ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂硬化物層 との間に、 中 間層 と して コ ン ク リ ー ト と ポ リ サルフ ア イ ド変性ェポキ シ樹脂 との混合層を有する こ とを特徵とする。
ま た、 上記コ ン ク リ 一 ト物品を製造する本発明の方法 は、 未硬化状態の コ ン ク リ ー ト に、 ポ リ サルフ ァ イ ド変 性エポキシ樹脂を含有する組成物を塗布する こ とを特徵 一 4 一
新たな用紙
とする。 図面の簡単な説明
第 1 図は、 本発明の一実施例に よ る コ ン ク リ ー ト物品 のポ リ サルフ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂硬化物層 と、 コ ン ク リ 一 ト と ポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ樹脂 との混合. 層 との境界付近の状態を示 し、 (A) は F E — S E M観察 に よ る 凹凸状態を示す模式図であ り 、 (B) は S E M— X M A観察に よ る硫黄 ( S ) の量を示す模式図であ る。 発明を実施する ための最良の形態
本発明の コ ン ク リ ー ト物品は、 コ ン ク リ ー ト層 と、 ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂硬化物層 との間に、 コ ン ク リ ー ト と ポ リ サルフ ア イ ド変性エポキシ樹脂 と の混 合層を有する。
まず、 本発明の コ ン ク リ 一 ト物品の各層について説明 する。
(a) ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキシ樹脂硬化物層
本発明の コ ン ク リ 一 ト物品の硬化樹脂層に用 い られる 樹脂成分 と しては、 接着剝離強度、 耐薬品性及び防蝕性 に優れ、 ま た水湿潤面や油面に対 して強い接着力を有 し、 さ ら にポ リ サル フ ァ イ ドの骨格構造を有する も ので、 柔 軟性 と耐衝撃性 とを備えている と こ ろか ら ポ リ サル フ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂を用いる。 ポ リ サル フ ァ イ ド変性
エポキシ樹脂の硬化被膜でコ ーティ ン グされたコ ン ク リ ー ト物品は、 防蝕性が優れている と と も に、 コ ン ク リ ー 卜 に亀裂が発生 した と きで も それに追従する こ とができ、 全体 と しての耐久性が特に向上する。 また乾燥面に限 ら ず、 水が存在する面に も塗膜の施工ができ る ので、 施工 作業が非常に行いやすい。 完成 したコ ン ク ー ト物品、 例 えば管状体の場合には、 管壁に穿孔加工を行って も、 ポ リ サルフ ア イ ド変性エポキシ樹脂の優れた接着力 と耐衝 撃性のため、 塗膜部の剝雜ゃ欠損が発生 しない。 それに 対 して、 従来のエポキシ樹脂は脆いので、 穿孔時に割れ や欠損が生 じやすい。
こ のボ リ サルフ ァ イ ド変性エポキシ樹脂と しては、 下 記一般式(1 ) に よ り表さ れる ものが好ま しい。
OI2- CH-CH2
a]b
R2y-
R4-
CH2" CH-CH2 … ("
(式中、 R 1 及び R 2 は、 それぞれ有機基を表 し、 X及 び Yは、 それぞれ一 S —基、 一 0 —基及び一 N H—基か ら選ばれる置換基を表 し、 R 3 及び R 4 は、 それぞれ分 子内に 2 個以上のエポキ シ基を有するエポキシプ レ ポ リ マーの残基を表 し、 a は 0〜 5 の整数 (ただ し、 a = 0 の場合、 X及び Yの少な く と も 1 つは一 S—基であ る) を、 b は 1 〜50の整数をそれぞれ表す。 )
上記一般式(1 ) 中の
1 及び R
2 の有機基と しては、 例えば、
- CH2-CH-½ , - CH2 CH20 CH20 CKi CH2-½ ,
(式中、 mは 1 以上、 好ま し く は 1 〜 1 0 の整数を表す。
)
で示さ れ も のな どを挙げる こ とができ る。 特に R 1 が、 - C H 2 C H 2 0 C H 2 0 C H 2 C H 2 一であ る のが製 造の容易 さ と硬化物の物性の点で好ま しい。
R 3 及び R 4 と しては、 例えば、
~ OCH2 - CH^OCIfc CHCH2
(式中、 n は 1 以上、 好ま し く は 1 〜 15の整数を、 R 5 は、 H又は C H 3 をそれぞれ表す。 )
で示さ れる も のな どを挙げる こ とができ る。
ま た、 一般式(1) 中において、 S の平均含有量 a の範 囲は 0 〜 5 (ただ し、 a = 0 の場合、 X及び Yの少な く と も 1 つは一 S —基であ る) 、 好ま し く は 1.5 〜 2.5 で あ り 、 ま た上記骨格の平均含有量 b の範囲は 1 〜 5 0 で
た
あ り 、 好ま し く は 1 〜30である。
こ の よ う な一般式( 1 ) で表される化合物は、 例えば、 — S -基、 — S — S —基、 一 S — S - S —基、 一 S — S 一 S — S — S —基な どの よ う な硫黄結合基を有 し (ただ し、 a = 0 の場合を除 く ) 、 かつその両端が一 0 H基、 - N H 2 基、 一 N R H基 ( R は有機基) 、 一 S H基の よ う なエポキシ基と反応可能な官能基で閉 じ られている硫 黄含有ポ リ マ ー ま たは硫黄含有オ リ ゴマー と、 分子内に
2 個以上のエポキシ基を有するエポキ シプ レ ボ リ マ一 と の付加反応によ っ て合成する こ とができ る。
上記エポキシプ レ ボ リ マ一 と しては、 脂肪族ポ リ オ一 ルゃ芳香族ポ リ オール と、 ェ ピ ク ロ ル ヒ ド リ ン と の縮合 反応に よ っ て合成さ れ、 分子内に 2 個以上のエポキシ基 を有する も ので、 例えば ビス フ エ ノ ール A型エポキシ樹 脂、 ビス フ エ ノ ール F 型エポキシ樹脂、 ハ ロ ゲ ン化 ビス フ エ ノ ー ル A型エポキシ樹脂な どの ビス フ エ ノ ー ル骨格 型エポキシ樹脂、 またはこ れ ら と類似の分子構造を有す るエポキシ樹脂等を挙げる こ とができ る。
上記一般式(1 ) の化合物の合成に際 しては、 上述 した エポキ シプ レ ボ リ マーを、 硫黄含有ポ リ マー又は硫黄含 有オ リ ゴマーに対 して、 2 当量ま たはそれ以上加えて反 応させる。
こ の よ う なポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ樹脂 と して は、 例えば東 レ チォ コ ール (株) 製 「 F L E P — 1 0 J 、 一 8 —
新たな
「 F L E P — 5 0 」 、 「 F L E P — 6 0 」 等を挙げる こ とができ る。
なお、 上述 した よ う な ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ 樹脂は、 1 種類のみを用いて も、 複数の化合物を併用 し て も よレ、。
ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂硬化物層は、 上記 ポ リ サルフ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂に、 硬化剤を配合 し、 得 られた配合物を所望の箇所に塗布 した後、 その塗膜を 常温放置ま たは加熱する こ と に よ り 形成する こ とができ る。 上記硬化剤 と しては、 主 と してア ミ ン類、 酸無水物 な どを使用する。 ア ミ ン類と しては、 常温硬化型の も の、 中温硬化型の も の、 高温硬化型の も の、 いずれ も用い る こ とができ る。 ま た、 ア ミ ン類は、 第 1 級ァ ミ ン、 第 2 級ァ ミ ン、 第 3 級ァ ミ ン のいずれ も用いる こ と がで き る 。 上述 した よ う なア ミ ン類 と しては、 ト リ エチ レ ンテ ト ラ ミ ンの よ う な脂肪族ポ リ ア ミ ン、 ダイ マ一酸 と ポ リ ェチ レ ン ポ リ ア ミ ン との縮合物の よ う なポ リ ア ミ ド、 m—キ シ レ ン ジア ミ ンの よう な芳香族ボ リ ア ミ ン等を挙げる こ とができ る。 ま た、 ポ リ ア ミ ン と、 フ エ ニルダ リ シ ジル エーテルやエチ レ ンォキサイ ドとの付加物のよ う な変性 ポ リ ア ミ ン も用いる こ とができ る。 こ の変性ポ リ ア ミ ン は、 揮発性や毒性が少ないので好ま しい。
ま た、 酸無水物 と しては、 例えば無水フ タ ル酸、 へキ サ ヒ ドロ無水フ タ ル酸、 ク ロ レ ン ド酸な どを挙げる こ と 一 9 一
新たな用紙
ができ る。
上記硬化剤の使用量は、 ポ リ サルフ ア イ ド変性ェポキ シ樹脂のエポキシ当量 (エポキシ基 1 モル当た り のポ リ サル フ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂の重量) と末端にァ ミ ノ 基を有する化合物の活性水素当量 (活性水素 1 モル当た り の化合物の重量) と に応じて変化するが、 エポキ シ基
1 モル当た り の活性水素の化学当量 ( 1 モル) の 0. 7 〜 1 . 4 倍 とする のが好ま しい。
こ れ らの硬化剤に、 さ ら に公知の硬化促進剤、 ま たは 硬化遅延剤等を配合する こ とができ る。
なお、 ポ リ サルフ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂には、 その 合成時に過剰に加え られたエポキ シプ レ ポ リ マーが重合 してな るエポキシ樹脂やその他のエポキシ樹脂モ ノ マ一、 オ リ ゴマー等が含ま れていて も よ く 、 ま たポ リ サルフ ァ ィ ド変性エポキシ樹脂 と相溶性を有する樹脂 (例えば、 アルキ ド樹脂、 ポ リ ビニルホルマール、 フ エ ノ ール樹脂、 ポ リ ビニルァセタ ール、 尿素樹脂、 メ ラ ミ ン樹脂な どや、 各種の脂肪酸な ど) が 50重量%以下程度含まれていて も よ い。
ま た、 上記ポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ樹脂の混合 液には、 必要に応 じて塗布時における混合液の粘度を低 下させて成膜性を高め、 も っ て、 硬化被膜の性能を向上 させる こ とを目的 と して、 さ らに各種の溶剤を添加する こ とができ る。
上記溶剤 と しては、 例えばメ チルェチルケ ト ン の よ う なケ ト ン系、 酢酸ェチルの よ う なエステル系、 1 , 2 — ジ ク ロ ロ ェタ ン の よ う な塩素化炭化水素系、 ト ルエ ン の よ う な芳香族系、 ジェチルエーテルの よ う なエーテル系 な どの も のを挙げる こ とができ る。
上記溶剤の添加量は、 ポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ 樹脂 1 0 0 重量部に対 して 0. 5 〜50 0 重量部程度であ る の が好ま しい。
ま た、 溶剤の揮発が問題 とな る場合や、 硬化被膜の性 能を変化さ せたい場合な どには、 その 目 的に適合 した各 種の反応性稀釈剤を添加 して も よい。 こ の よ う な反応性 稀釈剤 と しては、 例えば分子内に反応性のエポキ シ基を 1 個以上有する も のが好ま しい。
さ ら に、 上述 した よ う な均一混合液には、 顔料、 増量 材、 補強材な どを添加 して も よい。 顔料 と しては、 例え ばタ ル ク 、 炭酸カ ル シウ ム、 カ オ リ ン、 ボ リ エチ レ ン、 ポ リ ス チ レ ン の よ う な無機質、 有機質の微粉末や、 着色 のために添加する有機、 無機の顔料 (土性、 金属粉、 レ ーキ、 ピ グ メ ン ト カ ラ一、 カ ー ボ ンな ど) や ト リ フ エ 二 ル メ タ ン系、 ア ン ト ラ キ ノ ン系、 ナフ ト ール系な どの溶 解性の染料な どを挙げる こ とができ る。
ま た増量材及び補強材 と しては、 例えばセ メ ン ト粉末、 シ リ カ ヒ ュ ー ム、 マ イ 力 、 ガラ ス フ レ ー ク 、 ア スベス ト 等の無機微粉末、 細骨材、 砂利、 及びポ リ オ レ フ イ ン繊
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維、 ポ リ ア ク リ ロニ ト リ ル繊維、 カ ーボン織維、 ガラ ス 鏃維等の織維状物な どを挙げる こ とができ る。 特に コ ン ク リ ー ト製 ヒ ュ ーム管のよ う に、 その使用時において小 石あ る いは砂、 砂利な どが流れる よ う な用途に用いる場 合には、 酎摩耗性を向上させる こ とを目的 と して、 珪砂 等の シ リ 力粉末を添加する のが好ま しい。
上記添加剤の配合割合については、 ポ リ サルフ ァ イ ド 変性エポキ シ樹脂 1 00 重量部に対 して、 顔料の場合 0. 00 1 〜30 0 重量部、 増量材の場合 1 〜40 0 重量部、 補強材 の場合 0. 1 〜 30重量部であ る のが好ま しい。
なお、 上記無機粒子の添加は、 ポ リ サルフ ァ イ ド変性 エポキシ樹脂中に全部添加 して も よい し、 あ る いは一部 を添加 して生コ ン ク リ 一 ト面に液状の樹脂を塗工 した後、 樹脂が液状を保持 している 間に残量を添加 し、 重力あ る いは遠心力によ り 樹脂液中に沈降させる方法を と つて も よい し、 さ ら には生コ ン ク リ ー ト面に液状の樹脂を塗工 した後、 樹脂が液状を保持 している 間に全量を添加 し、 重力あ る いは遠心力に よ り 樹脂液中に沈降させる方法を と っ て も よい。 こ の よ う な増量材を添加する こ と は、 樹 脂の使用量を減少させる こ とに も なる ので、 コ ス ト の面 で も有効であ る。
こ の よ う なポ リ サルフ ア イ ド変性エポキシ樹脂硬化物 層の厚さ は、 使用する用途等によ り適宜設定可能であ る が、 0 . 1 〜 1 0 mmであ る のが好ま し く 、 特に 0 . 5〜
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5 mmであ る のが好ま しい。
(b) コ ン ク リ ー ト と ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂 と の混合層
本発明において、 コ ン ク リ ー ト と ポ リ サル フ ァ イ ド変 性エポキ シ樹脂 との混合層 と は、 コ ン ク リ ー ト層 と ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂硬化物層 との間に中間層 と して存在する も のであ るが、 組成 と しては コ ン ク リ ー 卜 と、 ポ リ サル フ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂 とが混合状態 にあ る組成であれば、 特に制限さ れる も のではない。
混合層の特定は、 例えば、 破断面近傍を F E - S E M に よ り 観察する と と も に、 S E M— X M A に よ り 硫黄の 分布を測定する こ と に よ り 行う こ とができ る。
例えば、 第 1 図に本発明の コ ン ク リ ー ト物品の一実施 例にお ける ポ リ サルフ ア イ ド変性ェポキ シ樹脂硬化物層 と、 混合層の境界付近の形態を観察 した例を示す。 第 1 図において、 (A) は F E — S E M ((株) 日 立製作所製 X
6 5 0 、 微小部走査型 X線分析装置) で 300 倍にて観察 したポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ樹脂硬化物層 と、 混 合層 との凹凸状態を模式的に示 し、 (B) は S E M— X M A ( (株) 日立製作所製 S - 8 0 0 、 電界放射型電子顕 微鏡) で 300 倍にて観察 した と き の S の分布状態を模式 的に示す。 なお、 こ の コ ン ク リ ー ト 物品は、 厚さ 2.5cm の生 コ ン ク リ ー ト層上に、 上述 したポ リ サル フ ァ イ ド変 性エポキ シ樹脂の溶液 (ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ
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樹脂 1 00 重量部と、 硬化剤 28重量部とか らな る) を 4 mm の厚さ に塗布 して得られた も のである。
第 1 図か ら明 らかな よ う に、 ポ リ サルフ ァ イ ド変性ェ ポキシ樹脂硬化物曆側 (図 1 ( B ) 中の破線よ り左側の領 域) には、 硫黄が多量に分布 してお り 、 さ ら に境界 (図 1 ( B ) 中の破線) を超えて も硫黄の分布はす ぐ に 0 には な らず、 約 120 mほ どの と こ ろ まで硫黄の分布が認め られる。 こ の こ と は、 コ ン ク リ ー ト層へポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ樹脂が入 り 込んでいる こ とを示 し、 すな わち、 ポ リ サルフ ァ イ ド変性エポキシ樹脂層 と コ ン ク リ ー ト層 との混合層が約 120 cz mにわた つ て形成されてい る のが分かる。
こ の よ う な混合層における ポ リ サルフ ア イ ド変性ェポ キ シ樹脂は、 後述する よ う に上記ポ リ サルフ ァ イ ド変性 エポキ シ樹脂硬化物層が、 コ ン ク リ ー ト層内に分散 して できた も のであ る ので、 ポ リ サルフ ァ イ ド変性エポキ シ 樹脂層 と同様の樹脂か ら形成されるのが一般的であ る。
ま た、 ポ リ サルフ ア イ ド変性エポキシ樹脂硬化物層 と、 混合層 との界面は、 図 1 (A ) に示すよ う に凹凸を有する のが好ま しいが、 その凹凸度は、 境界上の任意の 2 点間 における境界の長さ と、 その 2 点間の直線距離との比に よ り 定義する こ とができ る。 界面近傍を F E — S E Mに よ り 得 られる顕微鏡写真 ( 3 0 0 倍) 上で、 任意の 2 点 間にお ける直線距離(A ) と、 その 2 点間の境界の長さ (
B)とを測定 し、 B Aを求めた時の凹凸度が 2 〜 5 0 で あ る のが好ま しい。
上述 した よ う なポ リ サル フ ア イ ド変性ェポキ シ樹脂 と コ ン ク リ ー ト との混合層の厚さ は、 5 〜 500 z mであ る のが好ま し く 、 特に 10〜 300 mであ る のが好ま しい。 混合層の厚さが 5 z m未満では、 接着強度が弱 く な り 、 一方 500 / mを超える も の とする のは、 製法上困難であ o
(c) コ ン ク リ ー ト層
本発明において、 コ ン ク リ ー ト層 と しては、 砂、 小石、 砂利、 砕石、 土あ る いは粘土な どを骨材 と し、 こ れにセ メ ン ト類 (例えば C a O 65 重量 、 S i 0 2 22重量%、 Al2 0 3 6 重量 、 F e 2 0 3 3 重量%、 S 0 3 2 重量 %か らな る も のな ど) を加えた も のを用いる こ とができ る。 コ ン ク リ ー ト 中の骨材の配合割合は、 固形分基準で 40〜 90重量%であ る のが好ま しい。
上述 した よ う な コ ン ク リ ー ト層の厚さ は、 その形態、 大き さ等に よ り異な るが 1.5 〜 50cm程度であ る。
次に上述 した よ う な各層か らな る本発明の コ ン ク リ ー ト物品の製造方法について説明する。
まず、 コ ン ク リ ー ト層を形成する。 コ ン ク リ ー ト層の 形態は特に限定される ものでな く 、 例えば ヒ ュ ーム管、 ボ ッ ク スカ ルノくー ト、 上 ' 下水道用マ ン ホール、 ト ン ネ ル壁、 側溝、 汚水ます、 地下通路等種々 の形状 とする こ
とができ る。
例えば ヒ ュ ーム管等の管状体を形成する場合、 生コ ン ク リ 一 ト を円筒状の鐧管枠の中に流 し込んで遠心成形を 行えばよい。
次に成形直後の湿潤状態の生コ ン ク リ 一 卜 に対して、 上述 した よ う なポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂を含 有する混合液 (組成物) を塗布する。
上記塗布方法と しては、 スプ レ ー法、 刷毛塗 り 法、 デ ィ ピィ ン グ法、 散布法な ど状況に応 じた方法を用いる こ とができ る。 ま た ヒ ュ ーム管等の管状体の内側にポ リ サ ル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂の硬化物層を形成する場合 には、 生コ ン ク リ ー ト を円筒状の鋼管枠の中に流 し込ん で遠心成形を行い未硬化の管状体 と し、 こ の管状体の管 内にポ リ サルフ ア イ ド変性エポキシ樹脂を含有する混合 液を滴下して、 遠心成形する こ とによ り 流延すればよい。 なお、 上記塗布工程は、 必要に応 じて複数回行う こ とが でき る。
塗布に際 しては、 塗膜と コ ン ク リ ー ト との接着性を補 完する ため、 例えばア ミ ノ シラ ン類、 ウ レタ ン系、 アル コ キ シ シラ ン類な どのプラ イ マーを未硬化の コ ン ク リ ー ト表面に予め塗布 しておいて も よいが、 プラ イ マ 一を用 いる こ とな く 直接塗布する のが好ま しい。 ま た、 ポ リ オ レ フ イ ン鏃維、 ポ リ ア ク リ ロ ニ ト リ ル鏃維等の布状物や 網状物を塗布層の内外層に積層 して も よい。
- 1 6 - /こ
こ の よ う に、 生コ ン ク リ ー ト に対 して、 上述 した よ う なポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂を含有する混合液 を塗布 した後、 生コ ン ク リ ー ト を養生 して、 その過程で 塗膜を硬化する こ と に よ り 、 コ ン ク リ ー ト層中に、 ポ リ サル フ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂が含有さ れ、 も っ て コ ン ク リ ー ト と ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂 との混合 層が形成さ れ、 本発明の コ ン ク リ ー ト物品を得る こ とが でき る。
上述 した よ う に して得 られる本発明の コ ン ク リ 一 ト物
□
αοは、 コ ン ク リ ー ト の コ ーテ ィ ン グ剤 と してポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂を使用 している ため、 コ ン ク リ ― ト層 と樹脂層 との間に特異な コ ン ク リ ー ト と ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂 との混合層が形成さ れてい る こ の混合層が形成さ れる理由は、 必ず し も明 らかではな いが、 次の よ う に考え られる。
( 1 ) ボ リ サルフ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂が分子内に S — S 結合の よ う なポ リ サルフ ア イ ド結合を繰 り 返 し単位 と して含有 しているため、 通常のエポキ シ樹脂に比べてコ ン ク リ 一 ト に対する親和性が強い。
( 2 ) ポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ樹脂は、 硬化に際 し て水に よ っ て変性劣化せず、 柔軟性があ り 、 かつ強靭な 塗膜を形成する。
( 3 ) ポ リ サルフ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂は、 水よ り も比 重が大き い(1 . 2 g / c m 3 程度) ため、 重力や遠心力 に よ つ 一 1 7 - 新たな用
て生コ ン ク リ ー ト表面近傍の水 と置換 し う る。
上記の よ う な理由によ っ て、 生コ ン ク リ ー ト表面近傍 にポ リ サル フ ア イ ド変性エポキシ樹脂が深 く 根をおろ し た よ う な構造を と る (混合層を形成する) も の と考え ら れる。
ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂層が塗布さ れた生 コ ン ク リ ー ト物品は、 さ ら に蒸気養生等の硬化促進過程 を経て製品となるが、 こ の よ う な処理過程を受けて も樹 脂の生コ ン ク リ ー ト (養生に よ り 硬化コ ン ク リ ー ト にな る) に対する接着力は、 低下 しないので、 従来のェポキ シ樹脂を塗布 した物品よ り 、 はるかに優れた コ ン ク リ ー ト物品を得る こ とができ る。
ま た、 ポ リ サルフ ア イ ド変性エポキシ樹脂は、 従来の ェポキ シ樹脂と比べて以下の よ う な優れた特性を示す。 すなわち、 ポ リ サルフ ア イ ド変性エポキシ樹脂は、 硫黄 を含有する柔軟なポ リ サルフ ア イ ド連鎖を分子内に含有 する ので、 従来の硬 く て脆いエポキシ樹脂に比べて柔軟 性を適度に有し、 耐衝撃性に優れ、 耐摩耗性 も改善さ れ ている。 ま た従来の柔軟性の改良されたエポキシ樹脂は、 他の物性面、 例えば耐薬品性 (酸 · アルカ リ ) 、 耐溶剤 性、 ガスバ リ ァ性な どが低下するのに対 し、 ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキシ樹脂は、 逆に上記物性が改善さ れ、 硬質のエポキ シ樹脂よ り も優れた特性を示す。 こ れ らの 特性が本発明の コ ン ク リ 一 ト物品の製造プロ セス及び性 一 1 8 —
新たな用紙
能に影響を及ぼ している と考え られる。
本発明を以下の実施例に よ り さ ら に詳細に説明する。 実施例 1
単位セ メ ン ト量 4 0 0 k g / m 3 以上、 水セ メ ン ト比 3 7〜 4 5 % , ス ラ ン プ 5 〜 12cmの範囲で調合 したセ メ ン ト組成物を、 遠心成形機で 10 Gの加速度で回転 してい る 円筒状の型枠 (内径 2 6 cm, 長さ 3 0 cm) に流入 し、 内面にほぼ均一にな る よ う に流延 した後、 さ ら に 3 0 G の重力加速度で 3 0 分間、 型枠を回転させてセ メ ン ト組 成物を締め固め、 中空の生コ ン ク リ ー ト 管 (肉厚 3 0 m m) を成型 した。
次いで、 こ の生コ ン ク リ ー ト 管を型枠か ら取 り 外す こ とな く 、 型枠をゆっ く り と回転させなが ら、 生コ ン ク リ 一 ト管の内面に、 ポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ樹脂
(東 レ チォ コ 一 ノレ (株) 製 " F L E P — 6 ひ " ) 1 0 0 重量部 と、 硬化剤 と して変性脂肪族ポ リ ア ミ ン (大都産 業 (株) 製 " ダイ ト ク ラ ール X — 2 3 9 2 " ) 2 8 重量 部 とか らな る混合液 1 0 O g を徐々 に滴下 した。
滴下終了'後、 型枠を再び 3 0 G の重力加速度で 1 0 分 間回転さ せ、 前記混合液を生コ ン ク リ ー ト 管の内面に流 延塗布 した。
続いて、 型枠を遠心成形機か ら取 り 外 し、 室温下にお いて、 こ の生コ ン ク リ ー ト 管が実用強度に達する ま で、 2 8 日 間養生を行っ た。 養生後、 型枠か ら コ ン ク リ ー ト 一 1 9 一
新たな用紙
管を離型 し、 内面に約 5 0 0 /z mの厚みのポ リ サルフ ァ ィ ド変性エポキ シ樹脂硬化被膜を有する コ ン ク リ ー ト 管 を得た。
こ の硬化被膜に対 して、 建研式接着力試験器によ り 接 着剝離試験を行っ た。 その結果、 硬化被膜の剝離は全て コ ン ク リ ー ト層の破壊によ る も のであ り 、 こ の硬化被膜 の コ ン ク リ ー トへの接着性は極めて優れている こ とが確 認さ れた。
ま た、 こ の コ ン ク リ ー ト管を切断し、 その断面形態を S E M - X M A ( (株) 日立製作所製 X - 6 5 0 、 微小 部走査型 X線分析装置) で観察 , 組成分析を行っ た と こ ろ、 コ ン ク リ ー ト層 とポ リ サルフ ア イ ド変性エポキシ樹 脂硬化物層 との境界に平均 1 2 3 mの厚さ の コ ン ク リ — ト とポ リ サルフ ア イ ド変性エポキシ樹脂 とが混ざ り 合 つ た中間層が確認された。
さ ら に、 コ ン ク リ ー ト管の塗工面を 2 5 でにおいて、 1 0 %硫酸水溶液に 3 ヶ月 間浸潰 した と こ ろ、 硬化物被 膜には、 なんの変化も認め られず、 コ ン ク リ ー ト との接 着性 も変わ らなかっ た。
実施例 2
セ メ ン ト 9 5 0 g、 砂 1 9 1 0 g、 水 4 0 0 g 及び流 動化剤 (第一工業製薬 (株) 製 "セ ル フ ロ ー D F " ) 1 9 g を調合 し、 セ メ ン ト組成物を得た。 こ の組成物を遠 心成形機で 1 0 Gの加速度で回転 している 円筒状の型枠 一 2 0 —
新たな用紙
(内径 2 0 c m、 長さ 2 0 c m ) に添加 し、 内面がほぼ均一 にな る よ う に流延 した。 さ ら に回転数を上げ、 3 0 Gの 重力加速度で、 1 0 分間型枠を回転させてセ メ ン ト組成 物を締め固め、 中空の生コ ン ク リ ー ト 管 (肉厚 1 3 mm ) を成型 した。
次いで、 こ の生コ ン ク リ ー ト 管を型枠か ら取 り 外す こ とな く 、 型枠を 2〜 3 G の重力加速度でゆっ く り と回転 させなが ら、 生コ ン ク リ ー ト 管の内面にポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂 (東 レチォ コ ール (株) 製 " F L E P — 6 0 " ) 1 0 0 重量部 と、 硬化剤 と して変性脂肪族 ポ リ ア ミ ン (大都産業 (株) 製 " ダイ ト ク ラ ー ル X — 2
3 9 2 " ) 2 8 重量部 とか らな る混合液 2 0 0 g を徐々 に滴下 した。
滴下終了後、 型枠を再び 3 0 G の重力加速度で 5 分間 回転させ、 前記混合液を生コ ン ク リ ー ト 管の内面に流延 塗布 した。 さ らに 3 0 Gで回転させなが ら珪砂 ( 5 号)
4 4 0 g をほぼ均一にな る よ う に添加 し、 添加後 2 0 分 間回転 しなが ら、 ポ リ サルフ ァイ ド変性エポキ シ樹脂混 合物を硬化させた。
続いて、 型枠を遠心成形機か ら取 り 外 し、 室温下にお いて、 こ の生コ ン ク リ ー ト 管が実用強度に達する ま で、 養生を行っ た ( 1 0 日 間) 。 養生後、 型枠か ら コ ン ク リ 一 ト 管を離型 し、 内面に約 4 mmの厚みのポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂硬化被膜を有する コ ン ク リ ー ト ヒ ュ 一 2 1 - 新たな用紙
一ム管を得た。
こ の硬化被膜に対 して、 建研式接着力試験器に よ り 接 着剝離試験を行っ た。 その結果、 接着強度は 4 2 kgf/cm 2 であ り 、 硬化被膜の剝離は全てコ ン ク リ ー ト層の破壊 に よ る も ので、 こ の硬化被膜の コ ン ク リ ー トへの接着性 は極めて優れている : とが確認された。
こ の コ ン ク リ ー ト ヒ ュ ー ム管を切断 し、 その断面形態 を実施例 1 と同様に S E M— X M Aで観察する こ と に よ り 求めた中間層の厚さ は、 平均 1 0 0 mであ っ た。
ヒ ュ ーム管の切断にあた り 、 コ ン ク リ ー ト層 と樹脂層 と は一体 とな っ て、 切断中に剝離する よ う な こ と は無か つ た。 管壁への穿孔において も、 同様に欠けや剥離は起 こ らなかっ た。
F E - S E M ( (株) 日立製作所製 S — 8 0 0 、 電界 放射型電子顕微鏡) によ り 得られた顕微鏡写真 ( 3 0 0 倍) 上で、 任意の二点間の直線距離(A) 及びその間にお ける境界長さ (B) を測定 し、 凹凸の度合い ( B Z A ) を 求めた と こ ろ、 凹凸度は約 3 . 5 であ っ た。
ま た、 コ ン ク リ ー ト 管の塗工面を 2 5 でにおいて、 1 0 %硫酸水溶液に 3 ヶ月 間浸漬 した と こ ろ、 硬化物被膜 に は、 なんの変化 も認め られず、 その コ ン ク リ ー ト と の 接着性 も変わ らなか っ た。
実施例 3
実施例 2 において、 珪砂 ( 5 号) を用 いず、 ポ リ サル
フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂 (東 レチォ コ ール (株) 製
" F L E P — 6 0 " ) 1 0 0 重量部 と、 硬化剤 と して変 性脂肪族ボ リ ア ミ ン (大都産業 (株) 製 " ダイ ト ク ラ一 ル X — 2 3 9 2 " ) 2 8 重量部 とか らな る混合液 2 0 0
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^たな用紙
g のみをコ ーテ ィ ン グ した以外は、 同様に して、 コ ン ク リ ー ト製複合 ヒ ュ ーム管を遠心成型機で製造し、 内面に 約 3 mmの厚みのポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ樹脂の硬 化被膜を有する コ ン ク リ ー ト ヒ ュ ーム管を得た。
こ の硬化被膜に対 して、 建研式接着力試験器に よ り 接 着剝離試験を行っ た。 その結果、 接着強度は 3 9 kgf / cm 2 であ り 、 硬化被膜の剝離は全て コ ン ク リ ー ト層の破壊 に よ る も のであ り 、 こ の硬化被膜の コ ン ク リ ー トへの接 着性は極めて優れている こ とが確認さ れた。
こ の コ ン ク リ ー ト ヒ ュ ーム管を切断 し、 その断面形態 を実施例 1 と同様に S E M— X M Aで観察する こ とに よ り 求めた中間層の厚さ は、 平均 9 5 mであ り 、 実施例 2 と同様に F E — S E Mでポ リ サルフ ア イ ド変性ェポキ シ樹脂硬化物層 と、 中間層 との境界の凹凸の度合いを測 定 した と こ ろ、 凹凸度は約 3 . 1 であ っ た。
ま た、 こ の コ ン ク リ ー ト管の塗工面を 2 5 でにおいて、 1 0 %硫酸水溶液に 3 ヶ月 間浸漬 した と こ ろ、 硬化物被 膜には、 なんの変化も認め られず、 その コ ン ク リ ー ト と の接着性 も変わ らなかっ た。
実施例 4
ポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂 (東 レチォ コ ール (株) 製 " F L E P _ 6 0 " ) 1 0 0 重量部と、 硬化剤 と して変性脂肪族ポ リ ア ミ ン (大都産業 (株) 製 " ダイ ト ク ラ ール X — 2 3 9 2 " ) 2 8 重量部 と、 塩化メ チ レ
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ン 2 0 重量部 と、 シ リ カ微粒子 ( 日 本ァエ ロ ジ ル工業 (株) 製 "ァエ ロ ジル R 2 0 2 " ) 5 重量部 とか らな る 混合液 2 5 0 g を用いた以外は、 実施例 2 と同様の方法 に よ り 、 コ ン ク リ ー ト 製 ヒ ュ ーム管を遠心成型機で製造 し、 内面に約 3 . 8 mmの厚みのポ リ サル フ ア イ ド変性ェ ポキ シ樹脂の硬化被膜を有する コ ン ク リ ー ト ヒ ュ ーム管 を得た。
こ の硬化被膜に対 して、 建研式接着力試験器に よ り 接 着剝離試験を行っ た。 そ の結果、 接着強度は 4 2 kgf/cm 2 であ り 、 硬化被膜の剝離は全て コ ン ク リ ー ト 層の破壊 に よ る も のであ り 、 こ の硬化被膜の コ ン ク リ ー ト への接 着性は極めて優れている こ とが確認さ れた。
こ の コ ン ク リ ー ト ヒ ュ ー ム管を切断 し、 そ の断面形態 を実施例 1 と同様に S E M— X M Aで観察する こ と に よ り 求めた中間層の厚さ は、 平均 1 2 0 〃 mであ り 、 実施 例 2 と同様に F E — S E Mでポ リ サル フ ア イ ド変性ェポ キ シ樹脂硬化物層 と、 中間層 との境界の凹凸の度合いを 測定 した と こ ろ、 凹凸度は約 3 . 5 であ っ た。
実施例 5
セ メ ン ト 4 7 5 g、 砂 9 5 5 g、 水 2 0 0 g 及び流動 化剤 (第一工業製薬 (株) 製 "セ ル フ ロ ー D F " ) 8 g を調合 し、 セ メ ン ト組成物を得た。 こ の組成物を箱型の 型枠 (縦 2 6 0 mm X横 2 0 0 mm x深さ 4 0 ram) に流し込 み静置 した。 こ の湿潤状態の生コ ン ク リ ー ト上に、 ポ リ 一 2 4 - 新たな用紙
サルフ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂 (東 レチォコ ール (株) 製 " F L E P — 6 0 " ) 1 0 0 重量部 と、 硬化剤 と して 変性脂肪族ポ リ ア ミ ン (大都産業 (株) 製 " ダイ ト ク ラ ール X — 2 3 9 2 " ) 2 8 重量部 とか らな る混合液 2 5 0 g を塗布 した。 .
こ の型枠を室温下において 1 0 日 間養生を行っ た後、 型枠か ら、 樹脂が積層 さ れた コ ン ク リ ー ト 片を離型 し、 樹脂層が約 4 mmの厚さ に積層されたコ ン ク リ 一 ト片を得 た。
こ の コ ン ク リ ー ト 片のポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ 樹脂の硬化被膜に対 して、 建研式接着力試験器によ り接 着剝離試験を行っ た。 その結果、 接着強度は 3 5 kgf/cm 2 であ り 、 硬化被膜の剝雜は全て コ ン ク リ ー ト層の破壊 に よ る も ので、 こ の硬化被膜の コ ン ク リ ー トへの接着性 は極めて優れている こ とが確認された。
こ の コ ン ク リ ー ト ヒ ュ ー ム管を切断 し、 そ の断面形態 を実施例 1 と同様に S E M— X M Aで観察する こ とに よ り 求めた中間層の厚さ は、 平均 9 5 mであ り 、 実施例 2 と同様に F E — S E Mでポ リ サルフ ア イ ド変性ェボキ シ樹脂硬化物層 と、 中間層 との境界の凹凸の度合いを測 定 した と こ ろ、 凹凸度は約 3 . 1 であ っ た。
比較例 1
実施例 1 と同様の方法によ り 、 中空の生コ ン ク リ ー ト 管 (肉厚 25mm) を成型 した。
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こ れを 1 0 日 間養生 した後、 ヒ ュ ー ム間の内面をサ ン ダー研磨 して レ イ タ ンスを除去 した。 次いで、 こ の内面 にポ リ サル フ ァ イ ド変性エポキ シ樹脂 (東 レ チォ コ ー ル
(株) 製 " F L E P - 6 0 " ) 1 0 0 重量部 と、 硬化剤 と して変性脂肪族ポ リ ア ミ ン (大都産業 (株) 製 " ダイ ト ク ラ ール X — 2 3 9 2 " ) 2 8 重量部 とか らな る混合 液 2 0 0 g を実施例 2 と同様の方法に よ り遠心成型 し、 厚さ約 4 ramにポ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂樹脂を コ ーテ ィ ン グ した。 樹脂が完全に硬化 した後、 硬化被膜 に対 して、 建研式接着力試験器に よ り 接着剝離試験を行 つ た。 その結果、 接着強度は 2 3 k g f / cm 2 と低 く 、 硬化 被膜は接着面で剝離 した。
なお、 こ の コ ン ク リ ー ト ヒ ュ ーム管を切断 し、 その断 面形態を実施例 1 と同様に S E M— X M Aで観察する こ と に よ り 求めた中間層の厚さ は、 平均 2 であ り 、 実 施例 2 と同様に F E — S E Mでポ リ サルフ ア イ ド変性ェ ポキ シ樹脂硬化物層 と、 中間層 との境界の凹凸の度合い を測定 した と こ ろ、 凹凸度は約 1 . 3 であ っ た。
比較例 2
比較例 1 と同様に して コ ン ク リ ー ト 製 ヒ ュ ーム管を製 造 し、 こ の ヒ ュ ーム管の内面の レ イ タ ン スを除去 しない で、 その ま ま ボ リ サル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂を コ ー テ ィ ン グ して、 コ ン ク リ ー ト製複合 ヒ ュ ー ム管を製造 し た。 樹脂が完全に硬化 した後、 硬化被膜に対 して、 建研
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C ,こ な用紙
式接着力試験器によ り 接着剝離試験を行っ た。 その結果、 接着強度は 9 kgf/cm2 と低 く 、 硬化被膜は接着界面で破 壤 した。
なお、 こ の コ ン ク リ ー ト ヒ ュ ー ム管を切断 し、 その断 面形態を実施例 1 と同様に S E M— X M Aで観察する こ と に よ り 求めた中間層の厚さ は、 平均 3 z mであ り、 実 施例 2 と同様に F E — S E Mでポ リ サルフ ア イ ド変性ェ ポキシ樹脂硬化物層 と、 中間層 との境界の凹凸の度合い を測定 した と こ ろ、 凹凸度は約 1 . 5 であ っ た。
比較例 3
実施例 5 と同様に して、 セ メ ン ト組成物を箱型の型枠 に入れ、 これを 1 0 日 管養生後、 コ ン ク リ ー ト のみの平 板を得た。 こ の コ ン ク リ ー ト平板上にポ リ サルフ ァ イ ド 変性エポキシ樹脂 (東 レチォコ ール (株) 製 " F L E P 一 6 0 " ) 1 0 0 重量部 と、 硬化剤 と して変性脂肪族ポ リ ア ミ ン (大都産業 (株) 製 " ダイ ト ク ラ ール X — 2 3 9 2 " ) 2 8 重量部とか らなる混合液 2 5 0 g を塗布 し、 さ ら に 1 0 日 管養生 し厚さ約 4 mmのポ リ サルフ ァ イ ド変 性エポキシ樹脂樹脂層を形成 した。
その後、 型枠か ら樹脂が積層 さ れた コ ン ク リ ー ト平板 を離型 し、 こ の硬化被膜に対 して、 建研式接着力試験器 に よ り 接着剝離試験を行っ た。 その結果、 接着強度は 1 4 kgf/cm2 と低 く 、 硬化被膜は接着界面で破壊 した。
なお、 こ の コ ン ク リ ー ト ヒ ュ ー ム管を切断 し、 その断
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面形態を実施例 1 と同様に S E M— X M Aで観察す る こ と に よ り 求めた中間層の厚さ は、 平均 3 〃 mであ り 、 実 施例 2 と同様に F E — S E Mでポ リ サル フ ア イ ド変性ェ ポキ シ樹脂硬化物層 と、 中間層 との境界の凹凸の度合い を測定 した と こ ろ、 凹凸度は約 1 . 2 であ っ た。
比較例 4
実施例 2 において、 コ ン ク リ ー ト 内面に形成する樹脂 層用の樹脂 と して、 ポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ樹脂 (東 レチォ コ ール (株) 製 " F L E P — 6 0 " ) 1 0 0 重量部 と、 硬化剤 と して変性脂肪族ポ リ ア ミ ン (大都産 業 (株) 製 " ダイ ト ク ラ ール X — 2 3 9 2 " ) 2 8 重量 部 とか らな る混合液 2 0 0 g の代わ り に、 湿潤接着性ェ ポキ シ樹脂 (旭電化工業 (株) 製 "アデカ レ ジ ン E P E S " ) 1 0 0 重量部 と、 硬化剤 (旭電化工業 (株) 製 "ア デカ ノ、一 ドナー E R 2 3 5 G " ) 3 0 重量部 とか ら な る混合液 2 0 0 g を用いて、 こ れを生コ ン ク リ ー ト 管 の内面に滴下 し、 流延塗布 した以外は同様に して コ ン ク リ ー ト製複合 ヒ ュ ーム管を遠心成型機に よ り 製造 し、 内 面に約 4 mmの厚みの硬化被膜を有する コ ン ク リ ー ト 製 ヒ ユ ー ム管を得た。
こ の硬化被膜に対 して、 建研式接着力試験器に よ り 接 着剝離試験を行っ た。 その結果、 接着強度は 1 1 kgf/cm 2 と低 く 、 硬化被膜の剝離は全て接着面で起こ っ た。
なお、 得 られた ヒ ュ ー ム管の管壁への穿孔を実施例 2
- 2 8 - 新たな
と同様に行っ た と こ ろ、 樹脂 と コ ン ク リ ー ト との間で剝 離 した。
比較例 5
- 2 8/- 1 -
実施例 2 において、 コ ン ク リ ー ト 内面に形成する樹脂 層用の樹脂 と して、 ポ リ サル フ ァ イ ド変性ェポキ シ樹脂 (東 レ チォ コ ー ル (株) 製 " F L E P — 6 0 " ) 1 0 0 重量部 と、 硬化剤 と して変性脂肪族ポ リ ア ミ ン (大都産 業 (株) 製 " ダイ ト ク ラ ール X — 2 3 9 2 " ) 2 8 重量 部 とか らな る混合液 2 0 0 g の代わ り に、 ェポキ シ樹脂 (油化シ ェ ルエポキ シ (株) 製 "ェ ピコ ー ト 8 2 8 " ) 1 0 0 重量部 と、 硬化剤 (大都産業 (株) 製 " ダイ ト ク ラ 一ゾレ 1 — 2 0 9 5 " ) 4 0 重量部 とか らな る混合液 2 0 0 g を用 いて、 こ れを生コ ン ク リ ー ト 管の内面に滴下 し、 流延塗布 した以外は同様に して コ ン ク リ ー ト製複合 ヒ ュ ー ム管を遠心成型機に よ り 製造 し、 内面に約 4 mmの 厚みの硬化被膜を有する コ ン ク リ ー ト 製 ヒ ュ 一ム管を得 た。
こ の硬化被膜に対 して、 建研式接着力試験器に よ り 接 着剥離試験を行っ た。 その結果、 接着強度は 2.5 kgf/cm 2 と低 く 、 硬化被膜の剝離は全て接着面で起こ っ た。 産業上の利用可能性
本発明の'コ ン ク リ ー ト物品は、 硬化被膜がポ リ サルフ ア イ ド変性エポキ シ樹脂か らな る ので、 その被膜密度は 高 く 、 酸やア ルカ リ に対する耐薬品性、 耐溶剤性は、 通 常のエポキ シ樹脂よ り も 向上 してお り 、 ま たガスバ リ ア 性 も良好であ り 、 防蝕性に優れている。 したがっ て、 こ
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の コ ン ク リ ー ト物品は、 優れた耐久性を有する。 また、 こ の コ ン ク リ ー ト物品の硬化被膜は、 適度に柔軟で、 可 撓性ゃ耐衝撃性に優れている ので、 本体に亀裂が発生 し た場合で も、 それに追従して発生亀裂を閉塞する こ とが 可能であ る。
ま た、 こ の硬化被膜は、 水湿潤面や生コ ン ク リ ー ト面 に容易に形成する こ とができ る ので、 コ ン ク リ ー ト本体 への施工作業は従来に比べて容易であ る。 そのため、 防 蝕性及び耐久性に優れたコ ン ク リ 一 ト物品を高い生産性 の下で製造する こ とができ る。
さ ら に、 本発明の コ ン ク リ ー ト物品においては、 生コ ン ク リ ー ト表面近傍にボ リ サルフ ア イ ド変性エポキシ樹 脂 と コ ン ク リ ー ト との混合層が形成さ れてお り、 ポ リ サ ル フ ア イ ド変性エポキ シ樹脂が深 く 根をおろ したよ う な 構造を有する ので、 ポ リ サルフ ァ イ ド変性エポキシ樹脂 硬化物層の コ ン ク リ 一 ト に対する接着が極めて強固であ る
こ の よ う な本発明の コ ン ク リ ー ト物品は、 コ ン ク リ ー ト製上 . 下水道管、 ボ ッ ク スカ ルノ ー ト、 マ ンホール、 ト ン ネ ル壁、 側溝、 各種ますな どの コ ン ク リ ー ト成形物 に好適であ る。
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