明 細 書 ステープラー 技術分野
本発明は、 針詰ま りを容易に除去するこ とができるステープラーに関する。 背景技術
従来のステープラーにおいては、 書類を挟まない状態において空打ちを行う と 、 針の排出口に折り曲げられた針が詰まって しまう。 このような場合、 鉛筆の先 や針金などによ り、 詰ま つた針を取り除く こ とができるが、 針の排出口は針が 1 本ずつ通過できる程度の大きさ しかないため、 詰ま った針を除去するこ とは困難 であった。
このため、 針排出口に詰ま った針を除去するための機構が種々提案されている 。 例えば、 第 1 5 A , B図に示すよう に、 ステープラーを構成するフ レームの針 排出口を覆う ようなカバーをフ レーム背面に沿って上下に移動可能に設け、 この カバ一を上方へ移動するこ とによ り詰まった針を除去する機構を設けたステープ ラーが提案されている。 第 1 5 A , B図に示すステープラーにおいては、 カバ一 を下方に下げた状態において書類綴じ動作を行い、 空打ちにより針排出口に針が 詰まった場合には、 カバ一を上方へ移動して針排出口を広げて詰まった針を除去 するものである。
しかしながら、 上記第 1 5 A, 5 B図に示すステープラーにおいては、 カバー をフ レームの外側に沿ってに取り付けるために、 ピンを取り付けたり、 カバーお よびフ レームの形状を、 カバーがフ レームに対して上下に摺動可能なよう に加工 する必要があり、 さ らには、 書類綴じ動作中にカバーが容易に上下に移動しない よう に、 カバ一とフ レームとの間に摩擦力を付与するための板ばねなどを設ける 必要がある。 このため、 部品点数および組立工程が多く なり、 製造コス トが上昇 する。
本発明の目的は、 簡易な構成により安価に針詰ま りを除去するこ とができるス テープラ一を提供するこ とにある。 発明の開示
本発明は、 ベースと、
該ベースに設けられた、 針揷入口および針排出用切欠部を有するフ レームと、 前記針排出用切欠部を部分的に開閉し、 閉状態において該針排出用切欠部に針 排出口を形成する開閉手段と、
該フ レームに設けられ、 前記針揷入口から前記針排出口に向けて針を案内する 針案内手段と、
前記針排出口に案内された針を綴じ動作によ り 1 本ずっ該針排出口から前記フ レーム外へ押し出す針押し手段と、
該針押し手段を、 前記フ レームの針排出口側端面において摺動自在に保持する 保持手段とを備えたステープラーにおいて、
前記開閉手段は、 前記フ レームの内側に沿って前記針押し手段と前記針排出口 側端面との間に設けられてなるこ とを特徴とするものである。
こ こで、 前記開閉手段は、 前記針押し手段を案内するガイ ドと して機能するこ とが好ま しい。
なお、 前記開閉手段は、 閉状態において前記フ レーム上端面に当接するよう該 フ レームから外方へ突出する取手部を有するこ とが好ま しい。
また、 前記フ レームの針排出口側端面に前記開閉手段の移動方向に沿って延在 する切欠部を有し、
該切欠部および前記開閉手段に、 該開閉手段の閉状態において互いに係合する 係合部を形成するこ とが好ま しい。
さ らに、 前記フ レームの前記針排出口近傍に、 貫通孔を形成するこ とが好ま し い。
さ らにまた、 前記針案内手段は、 前記針の外側形状に適合して該針を案内する 外側案内部と、
前記針の内側形状に適合するとともに、 前記外側案内部に嵌合して前記針を案
つ
D 内する内側案内部とからなり、
該内側案内部は、 前記針排出口近傍ほど幅狭であり、 前記針揷入口から前記針 排出口に向けて広がる形状をなすこ とが好ま しい。
また、 前記内側案内部は、 前記針挿入口から前記針排出口に向けて所定位置ま で幅狭形状をなす幅狭部と、 該所定位置以降において該幅狭部よ り も幅広の幅広 部とを有するこ とが好ま しい。
さ らに、 前記外側案内部は、 前記内側案内部の幅狭部と対向する突部を備えて なるこ とが好ま しい。
さ らにまた、 一端部近傍を前記フ レームに回動自在に取り付け られるハン ドル 部と、
該ハン ドル部に設けられ、 該ハン ドル部を書類綴じ方向に回動させるこ とによ り前記針押し手段を押圧する押出部とをさ らに備え、
前記ハン ドル部は、 その長さを変更可能な長さ可変部を備えてなることが好ま しい。
また、 前記ハン ドル部を、 前記綴じ方向に回動した状態において、 前記フ レー ムに固定するとともに、 所定の動作により該固定を解除するロ ッ ク機構を備える こ とが好ま しい。 図面の簡単な説明
第 1 図は、 本発明によるステープラーの構成を示す側面断面図、
第 2 A図は外側フ レームを、 第 2 B図は針押しュニッ トを、 第 2 C図はレール カバ一を、 第 2 D図は外側フ レームおよびレールの構成を示す図、
第 3 A , 3 B, 3 C図はフ レームの構成を示す第 2 A図における I I 線、 Π Π線および ΙΠ m線における断面図、
第 4 A図は、 フ レームの針排出口近傍の構成を示す側面部分断面図、 第 4 B図 は背面図、
第 5 A図は、 フ レームの針排出口近傍の構成を示す側面部分断面図、 第 5 B図 は背面図、
第 6 図は、 ガイ ドの構成を示す図、
第 7 図は、 押 し刃ガイ ドの構成を示す図、
第 8 A図はハン ドルの側面部分断面図、 第 8 B図はハン ドルの平面図、 第 8 C 図はハン ドルカバーの構成を示す側面部分断面図、 第 8 D図は第 8 C図の IV— IV 線断面図、 第 8 E図はハン ドルカバ一を本体に取り付けた状態を示す断面図、 第 9 A, B図は、 ハン ドルユニッ トを組み立てた状態を示す図、
第 1 0図は、 押し刃ュニッ 卜の構成を示す図、
第 1 1 図は、 ハン ドルのフ レームへの取付状態を示す平面図、
第 1 2 A, B図は、 ハン ドルのフ レームへの取付状態を示す図、
第 1 3 A, B図は、 ハン ドルのフ レームへの取付状態を示す図、
第 1 4 A , B図は本発明のステープラーの構成を示す図、
第 1 5 A , B図は従来のステープラーの構成を示す図である。 発明を実施するための最良の形態
以下図面を参照して本発明の最良の形態について説明する。
第 1 図は本発明によるステープラーの構成を示す側面断面図である。 第 1 図に 示すよう に、 本発明によるステープラーは、 ベース 1 と、 フ レーム 2 と、 ヽン ド ル 3 とからなる。 フ レーム 2 は、 ベース 1 に設けられたフ レーム支持盤 4 にフ レームシャフ ト 5 によ り回動自在に取り付けられており、 さ らにフ レーム 支持盤 4 内においてベース 1 の上面とフ レーム 2の上部下面との間に設け られる バネ 6 によ り第 1 図の反時計回り方向に付勢されている。 また、 フ レーム 2はフ レーム支持盤 4 に設けられたス ト ッパ 4 B によ り通常は第 1 図に示すよう に水平 状態に保持される。 さらに、 ベース 1 にはフ レーム 2から排出される針を折り曲 げる曲げ台 9が設けられている。
ヽン ドル ト 3はハン ドルシャフ ト 7 によりフ レーム 2 に回動自在に取り 付けられており、 さ らに後述する レールカバーとハン ドル ト 3の上部下面 との間に設けられるバネ 8 により第 1 図の反時計回り方向に付勢されている。 ま た、 ハン ドルュニッ ト 3 は後述するロ ック シャフ ト 4 4 によ り第 1 図に示すよう に所定角度傾斜した状態に保持される。
第 2図はフ レームの詳細な構成を示す図であり、 第 2 A図は外側フ レームを、
第 2 B図は針押しュニッ トを、 第 2 C図はレールカバ一を、 第 2 D図は外側フ レ —ムにレールを取り付けた状態を示す図である。 また、 第 3 A, 3 B, 3 C図は フ レームの構成を示す第 2 A図における I I 線、 π π線および m m線にお ける断面図である。 第 2 A〜第 2 C図に示すよう に、 フ レーム 2 は、 外側フ レー ム 1 1 と、 針押しュニッ ト 1 2 と、 レールカバー 1 3 とからなる。 外側フ レーム 1 1 は第 3 A図に示すよう に底部 1 1 Aおよび側壁 1 1 B , 1 1 C とからなる断 面略コ字状をな し、 底部 1 1 Aには後述するよう にフ レーム 2内に装填された針 を排出するための針排出口 1 1 bが形成され、 針排出口 1 1 bの近傍には外側フ レーム 1 1 内を観察するこ とができる貫通孔 1 1 pが形成されている。 また、 外 側フ レーム 1 1 の上部開口部はステ一プル針 2 0を装填するための針揷入口 1 1 c とされている。 また、 第 2 D図に示すよう に、 底部 1 1 Aには長手方向に沿つ て レール 1 4が配設されている。
レール 1 4 は、 針揷入口 1 1 cから所定区間 L 1 の範囲においてその幅が比較 的小さい幅狭部 1 4 Aと、 所定区間 L 1以降針排出口 1 1 b までの区間し 2 にお いてその幅が幅狭部 1 4 Aよ り も大きい幅広部 1 4 B とから構成される。 レール 1 4の底面には開口部 1 4 C, 1 4 D , 1 4 Eが形成されており、 この開口部 1 4 C , 1 4 D , 1 4 Eに外側フ レーム 1 1 の底部 1 1 Aに形成されたス ト ッパ 5 5, 5 6およびバネ取付部 5 7が揷嵌されており、 レール 1 4 は外側フ レーム 1 1 に対して長手方向に摺動可能とされている。 外側フ レーム 1 1 のバネ取付部 5 7 およびレール 1 4のバネ取付部 1 4 Fには、 レール 1 4を針排出口 1 1 bに向 けて付勢するパネ 5 8が取り付け られている。 これによ り、 綴じ動作を行う際に 、 一つずつ分割されたステーブル針 2 0はレール 1 4の先端と後述する押し刃ガ ィ ド 1 7 との間にバネ 5 8の付勢力により挟持されて針排出口 1 1 b に向けて案 內される。 この際、 ス ト ッパ 5 5, 5 6 によ り、 レール 1 4の移動はは制限され 、 レール 1 4が針排出口 1 1 bよ り突出するこ とはない。 また、 側壁 1 I B , 1 1 C内面の所定区間 L 1 に対応する部分には、 外側フ レーム 1 1 の内方に突出す る突部 1 1 dが形成されている。
こ こで、 ステ一プル針 2 0 はその製造誤差により第 3 A図に示すよう に針の端 部が内方に向かって傾斜しているものが多い。 本発明によるステープラーにおい
ては、 区間 L 1 においてレール 1 4が幅狭であるため、 この外側に揷嵌されるス テーブル針 2 0 のフ レーム 2 内への挿入および針排出口 1 1 bへ向けての移動が 容易であり、 また、 第 3 A , 3 B図に示すよう に、 ステ一プル針 2 0は、 幅狭部 1 4 Aと突部 1 I d とに挟まれて案内されるため、 ステ一プル針 2 0ががたつく こ ともない。 また、 区間 L 2 においては第 3 C図に示すよう に、 ステーブル針 2 0 は幅広部 1 4 B と外側フ レーム 1 1 の内面とにより案内されるため、 ステープ ル針 2 0の製造誤差を補償しつつステーブル針 2 0を確実に案内するこ とができ る。
なお、 外側フ レーム 1 1 の側壁 1 1 B , 1 1 C には、 ヽン ドルシャフ ト 7が揷 入される孔部 1 1 i と、 小孔部 1 1 j および大孔部 1 1 kがー体となつて形成さ れた変形孔部 1 l mとが形成されている。
第 2 B図に示すよう に、 針押しュニ ッ ト 1 2 は、 針押しシャフ ト 2 1 と、 針押 しシャフ ト 2 1 に揷嵌される針押し 2 2 と、 針押しシャ フ 卜 2 1 の一端に取り付 け られる針押し具 2 3 と、 針押し 2 2 と針押し具 2 3 との間に挿入されるバネ 2 4 とからなる。 針押し 2 2はバネ 2 4 によ り針押し具 2 3から離れる方向に付勢 されており、 針押しシャフ ト 2 1 に沿って移動可能とされている。 なお、 針押し シャフ ト 2 1 の他端にはス ト ッパ 2 5が取り付けられており、 これにより針押し 2 2が針押しシャフ ト 2 1から抜けるこ とが防止される。 針押し具 2 3には係止 部 2 3 Aが形成されており、 針押しュニッ ト 1 2をフ レーム 2の針揷入口 1 1 c から挿入した際に、 係止部 2 3 Aがフ レーム支持盤 4 に形成された係止部 4 A ( 第 1 図参照) と係合するとともに、 パネ 2 4の付勢力により係止部 2 3 Aが係止 部 4 Aと係止するよう に付勢されるため、 針押しュニッ ト 1 2はフ レーム 2 に保 持される。
第 4 図および第 5 図はフ レーム 2の針排出口 1 1 b近傍の詳細な構成を示す図 であり、 第 4 A図および第 5 A図は側面部分断面図、 第 4 B図および第 5 B図は 背面図である。 また、 第 6図はガイ ドの構成を、 第 7 図は押し刃ガイ ドの構成を 示す図である。 第 4 図および第 5 図に示すよう に、 外側フ レーム 1 1 の側壁 1 1 B , 1 1 Cの第 4 および第 5図における右側端部は内方に折曲されて背面 1 1 e および切欠部 1 1 ί を形成している。 切欠部 1 1 ί には 2つの凹部 1 1 gが形成
されている。 また、 外側フ レーム 1 1 の側面 1 1 Bおよび 1 1 Cの間には、 背面 1 1 eから所定の間隔を開けてガイ ド 1 6が取り付けられている。 ガイ ド 1 6 は 第 6 図に示すよう に、 第 1 の突部 1 6 aが形成され、 さ らに第 1 の突部 1 6 a に 第 2の突部 1 6 bが形成されている。 そして外側フ レーム 1 1 に形成された孔部 1 1 h (第 2 A図) に第 2の突部 1 6 bが揷入されるこ とによ り、 ガイ ド 1 6 は 外側フ レーム 1 1 に固定される。 外側フ レーム 1 1 の背面 1 1 e とガイ ド 1 6 と の間に形成される空間 1 5 には後述する押 し刃ュニッ 卜 4 0 と押し刃ガイ ド 1 7 とが挿入される。
第 7 図に示すよう に、 押し刃ガイ ド 1 7 は、 空間 1 5 に挿入される揷入部 1 7 a と、 揷入部 1 7 aの上端に形成される取手部 1 7 b と、 揷入部 1 7 aの側面端 部に形成される係止部 1 7 じ と、 外側フ レーム 1 1 の切欠部 1 1 f に係合する係 合部 1 7 d とからなる。 係合部 1 7 d には、 切欠部 1 1 f に形成された凹部 1 1 gに適合する形状をなす凸部 1 7 eが形成されている。 押し刃ガイ ド 1 7 は、 外 側フ レーム 1 1 の背面 1 1 e に沿って第 4 および第 5図の上下方向に移動して針 排出口 1 1 bの背面 1 1 e側を開閉自在とされ、 上方への移動は押し刃ガイ ド 1 7の係止部 1 7 cがガイ ド 1 6の第 1 の突部 1 6 a に当接するこ とにより制限さ れる。 また、 押し刃ガイ ド 1 7を最下端まで下げた状態、 すなわち取手部 1 7 b が背面 1 1 eの上端部に当接する位置においては、 第 4 B図に示すよう に押し刃 ガイ ド 1 7の凸部 1 7 e は、 切欠部 1 1 f に形成された凹部 1 1 g と係合し、 こ れによ り押し刃ガイ ド 1 7は上方へ容易に移動しないよう になっている。
第 8図はハン ドルュニッ ト 3の構成を示す図であり、 第 8 A図はハン ドルの側 面部分断面図、 第 8 B図はハン ドルの平面図、 第 8 C図はハン ドルカバーの構成 を示す側面部分断面図、 第 8 D図は第 8 C図の IV - IV線断面図、 第 8 E図はハン ドルカバ一を本体に取り付けた状態を示す断面図である。 また、 第 9図はハン ド ルュニッ ト 3を組み立てた状態を示す図、 第 1 0図は押 し刃ュニッ 卜の構成を示 す図である。 第 8図に示すよう に、 ハン ドルュニッ 卜 3 はスチール製のハン ドル 3 1 と樹脂製のハン ドルカバ一 3 2 とからなり、 ハン ドル 3 1 の上面 3 1 Aには ハン ドルカバー 3 2用の第 1 および第 2の取付孔 3 3, 3 4が、 側面には後述す るハン ドルシャフ ト 7およびロ ッ ク シャフ ト 4 4が揷入される第 1および第 2の
孔部 3 5 , 3 6が形成されている。 第 8 D図に示すよう にハン ドルカバ一 3 2 は 断面略コ字状をなし、 その上部内面にはハン ドル 3 1 の取付孔 3 3, 3 4 に挿入 されてハン ドルカバ一 3 2をハン ドル 3 1 に固定するための突部 3 2 Aが形成さ れている。 また、 端部にはハン ドル 3 1 に係止する係止部 3 2 B , 3 2 Cが部分 的に形成されている。 そ して、 第 8 E図に示すよう に係止部 3 2 B , 3 2 Cをハ ン ドル 3 1 の端部に係止してハン ドルカバー 3 2をハン ドル 3 1 に取り付けるが 、 この際、 第 9 A, 9 B 図に示すよう に、 突部 3 2 Aを挿入する取付孔 3 3, 3 4 を種々変更するこ とによ り、 ハン ドルカバ一 3 2の取付位置を変更し、 これに よ りハン ドルュニッ ト 3の長さを種々変更するこ とができる。 例えば、 比較的厚 い書類を閉じるために足の長い針を使用 しかつ大きな綴じ力を必要とする場合に は、 ハン ドルュニッ ト 3を長く して、 てこの原理によ り綴じ力を大き くするこ と ができる。
第 9 図に示すよう に、 ハン ドノレ 3 1 の内面 3 1 B には、 押し刃ュニッ 卜 4 0 を 取り付けるための長孔 3 7が形成されたブラケッ ト 3 8が取り付けられている。 なお、 ブラケッ ト 3 8 にはバネ 8の一端が取り付け られるバネ取付部 3 8 Aが形 成されている。 押し刃ュニッ 卜 4 0は、 ピン 4 1が揷入される本体部 4 2 と本体 部 4 2 に取り付けられた押し刃 4 3 とからなり、 ピン 4 1 によりブラケッ ト 3 8 の長孔 3 7 に回動かつ摺動自在に取り付けられ、 さ らに、 第 1 図、 第 4 図および 第 5図に示すよう に、 押し刃ガイ ド 1 7 とともに、 空間 1 5 に挿入される。
第 1 1 図、 第 1 2図および第 1 3 図はハン ドルュニッ ト 3 のフ レーム 2への取 付状態を示す図であり、 第 1 2 A図および第 1 3 A図は第 1 1 図の V - V線断面 図、 第 1 2 B図および第 1 3 B図は後述するロ ック シャ フ 卜 の作動状態を示す断 面図である。 第 1 1 図〜第 1 3図に示すよう に、 ハン ドルュニッ ト 3の第 1の孔 部 3 5および外側フ レーム 1 1の孔部 1 1 i を一致させてハン ドルシャフ ト 7を 挿入するこ とによりハン ドルュニッ ト 3はフ レーム 2 に対して回動自在に取り付 けられる。 また、 ハン ドルユニッ ト 3の第 2の孔部 3 6および外側フ レーム 1 1 の変形孔部 1 l mには、 第 1 2 B図および第 1 3 B図に示すよう に大径部 4 4 A および小径部 4 4 Bからなるロ ッ ク シャフ ト 4 4が挿入される。 ロッ ク シャフ ト 4 4のフラ ンジ部 4 4 C とノヽン ドルュニッ ト 3 のノヽン ドノレ 3 1 との間には、 ロ ッ
ク シャフ ト 4 4を第 2の孔部 3 6から外す方向に付勢するためのバネ 4 5が揷入 されている。 なお、 ロッ ク シャフ ト 4 4を第 2の孔部 3 6および変形孔部 1 l m に揷入した後にその先端にス ト ッパ 4 6が取り付けられるため、 ロ ッ ク シ ャフ ト 4 4が第 2の孔部 3 6から抜けるこ とはない。
そ して、 通常時においては、 第 1 2 B図に示すよう に、 大径部 4 4 Aは変形孔 部 1 1 mから外れ、 小径部 4 4 Bのみが変形孔部 1 1 mに挿入された状態にある 。 この状態においては、 ノヽン ドルュニッ ト 3は変形孔部 1 1 mの範囲において回 動自在とされ、 上方への回動は、 ロ ッ ク シャ フ ト 4 4の小径部 4 4 Bが変形孔部 1 l mの上面に当接するこ とによ り阻止される。 一方、 第 1 3 B図に示すよう に 、 ハン ドルュニ ッ ト 3を回動して大径部 4 4 Aと変形孔部 1 l mの大孔部 1 1 k とが干渉した状態において、 ロ ッ ク シャフ ト 4 4をハン ドルュニ ッ ト 3 に向けて 押し込むこ とによ り、 大径部 4 4 Aは変形孔部 1 l mの大孔部 1 l k に挿入され る。 そ してこの状態においては、 ロッ ク シャフ ト 4 4は変形孔部 1 l m内を移動 するこ とができないため、 ハン ドルュニッ ト 3の回動はロ ッ クされる。
次いで、 本発明の動作について説明する。 ハン ドルカバー 3 2の突部 3 2 Aを ノヽン ドル 3 1 の所望とする孔部 3 3, 3 4 に揷入するとともに、 係止部 3 2 B , 3 2 Cをハン ドノレ 3 1 の端部に係止して、 ハン ドルカノく一 3 2をノヽン ドノレ 3 1 に 固定してハン ドルュニッ ト 3を形成する。 また、 押し刃ガイ ド 1 7は取手部 1 7 bが外側フ レーム 1 1 に当接し、 かつ凸部 1 7 eが外側フ レーム 1 1 の切欠部 1 1 f に形成された凹部 1 l g に嵌合される位置にまで押し込んでおく。 これによ り、 針排出口 1 1 bの背面 1 1 e側は閉じられ、 底面側にのみ開口部を有するこ ととなる (第 1 4 A図参照) 。
さらに、 針押しュニッ ト 1 2を外して、 フ レーム 2の針揷入口 1 1 cからステ —プル針 2 0を挿入するとと もに、 再度針押しュニッ ト 1 2をフ レーム 2 に取り 付けてステーブル針 2 0を針排出口 1 l b に向けて付勢する。 これにより、 ステ —プル針 2 0内の一の針が針排出口 1 1 b に対向する位置に移動した状態が保持 される。 なお、 ステ一プル針 2 0 は第 3図に示すよう に、 その先端部が若干内側 に傾斜しているため、 レール 1 4 に沿ってステーブル針 2 0を挿入するこ とが煩 わしいものであつたが、 本発明においては、 針揷入口 1 1 c の近傍ではレール 1
4 は幅狭に形成されているため、 容易にステープル針 2 0を挿入するこ とができ る。 また、 外側フ レーム 1 1 のレール 1 4の幅狭部 1 4 Aに対応する位置には突 部 1 1 dが形成されているため、 挿入されたステーブル針 2 0ががたついたりす るこ ともない。 さ らに、 レール 1 4の針排出口 1 1 b側は幅広に形成されている ため、 ステーブル針 2 0 は針排出口 1 l b に向けて確実に案内されるこ ととなる そ して、 ベース 1 とフ レーム 2 との間に書類などを挿入して、 ハン ドルュニッ ト 3を下方に向けて回動させる。 これによ り、 フ レーム 2はフ レーム シャフ ト 5 を支点と して第 1 図の時計回り方向に回動し、 針排出口 1 1 bが書類に当接し、 針排出口 1 1 b と曲げ台 9 との間に書類が挟まれる。 さ らにハン ドルユニ ッ ト 3 を回動させると、 押し刃ュニッ ト 4 0が空間 1 5内を下方に移動し、 押し刃ュニ ッ ト 4 0の押し刃 4 3が、 針排出口 1 1 b に対向 している一の針に当接し、 その 一の針を押し下げて針排出口 1 1 bからフ レーム 2外へ排出する。 この際、 ハン ドルュニッ ト 3 は円運動をするが、 押し刃ュニッ ト 4 0 はピン 4 1 によりハン ド ルュニッ ト 3 に取り付けられたブラケッ ト 3 8の長孔 3 7内を移動するため、 押 し刃ュニッ 卜 4 0は空間 1 5 内に常に垂直に揷入される。 そ してさ らにハン ドル ュニッ ト 3を回動させると、 一の針は押し刃 4 3 に押されて書類を貫通し、 その 先端が曲げ台 9 に当接するこ とにより折り曲げられ、 これによ り書類の綴じ動作 を終了する。
なお、 外側フ レーム 1 1 に形成された貫通孔 1 1 pからはステーブル針 2 0の 残量を容易に観察するこ とができるため、 ステーブル針 2 0がな く なりそうな状 態を容易に確認して的確に針の補充を行う こ とができる。
ここで、 フ レーム 2 とべ一ス 1 との間に書類を挟むこ とな く 、 ハン ドルュニッ ト 3を操作して しま う (以下空打ちとする) こ とがある。 このような空打ちを行 う と、 中途半端に折り曲げられた一の針が針排出口 1 1 b に引つかかつて しまい 、 その除去が煩わしいものである。 本発明はこのよう に針が針排出口 1 1 bに引 つかかった場合には、 取手部 1 Ί bを把持して、 第 1 4 B図に示すよう に、 押し 刃ガイ ド 1 7を上方へ引き上げる。 この際、 押し刃ガイ ド 1 7 の係止部 1 7 が ガイ ド 1 6の第 1 の突部 1 6 a に当接するため、 押し刃ガイ ド 1 7が外側フ レー
ム 1 1 から抜けるこ とはない。 このよ う に、 押 し刃ガイ ド 1 7を上方へ移動する と、 外側フ レーム 1 1の切欠部 1 1 f の凹部 1 1 g に係合していた押し刃ガイ ド 1 7の凸部 1 7 eが凹部 1 1 gから外れて上方へ移動する。 これにより、 針排出 口 1 1 bの背面 1 1 e側が開放され、 針排出口 1 1 b に引つかかっていた針はバ ネ 5 8 による レール 1 4の付勢力によ り針排出口 1 1 bから自然と排出されるこ ととなる。 さ らに、 このよう に針排出口 1 1 bを開放しても針がとれない場合は 、 押し刃ガイ ド 1 7を空間 1 5内に押し込むと、 押 し刃ガイ ド 1 7の揷入部 1 Ί aが針排出口 1 1 b に引つかかった針を針排出口 1 1 bから外へ押し出して針を 取り外すこ とができる。
また、 押し刃ガイ ド 1 7を押し刃ュニッ ト 4 0 とともに、 背面 1 1 e とガイ ド 1 6 との間の空間 1 5 に設けたため、 上記第 1 5図に示すステープラーと比較し て、 針排出口 1 1 b に詰まった針を取り出すための構成部品および製造工程を低 減するこ とができ、 これによ り、 製造コス トを低減することができる。 また、 針 排出口 1 1 bの近傍に貫通孔 1 1 pを形成することができるため、 フ レーム 2内 のステーブル針 2 0の残量を容易に確認するこ とができる。
さ らに、 本発明によるステープラーは、 ロ ッ ク シャフ ト 4 4の大径部 4 4 Aと 変形孔部 1 l mの大径部 1 1 k とが干渉する位置にまでハン ドルュニッ ト 3を回 動してロ ッ ク シャフ ト 4 4を押し込むと、 大径部 4 4 Aが変形孔部 1 l mの大径 部 1 l kに嵌合し、 これによ りハン ドルュニッ ト 3の回動はロ ッ クされる。 大型 のステープラーにおいてはハン ドルュニッ ト 3が邪魔となり、 製品と して梱包す る際には、 ヽン ドルュニッ ト 3 とベース 1 とをテープやひもなどによ り固定する 必要があるため、 その作業が煩わしく 、 梱包費もかさむものであった。 本発明に よるステープラーは、 ロ ック シャ フ ト 4 4 を押し込むこ とにより、 ハン ドルュニ ッ ト 3を回動した状態においてロ ッ クするこ とができるため、 高さ方向の寸法を 小さ くするこ とができ、 これによ り、 梱包費を削減するこ とができる。 なお、 口 ッ ク シャフ ト 4 4の先端 (ス ト ッパ 4 6側) を反対側に向けて押圧するこ とによ り、 大径部 4 4 Aは変形孔部 1 l mから抜けるため、 ハン ドルュニッ ト 3のロ ッ クを容易に解除することができる。
なお、 上記形態においては、 レール 1 4 に幅狭部 1 4 Aと幅広部 1 4 B とを構
成してステープル針 2 0をフ レーム 2 内に容易に揷入できるよう にしているが、 例えば、 レール 1 4 を針揷入口 1 1 cから針排出口 1 1 b に向けて徐々に幅広と なるテーパ状に形成してもよい。
また、 上記実施の形態においては、 ハン ドルュニッ ト 3のハン ドル 3 1 に 2つ の取付孔 3 3, 3 4を形成し、 ハン ドルュニッ ト 3の長さを二段階に調節可能と したが、 ハン ドル 3 1 に 3つあるいはそれ以上の取付孔を形成し、 取付孔の数に 応じてハン ドルュニッ ト 3の長さを変更可能と してもよい。
以上詳細に説明 したよう に、 本発明によれば、 開閉手段を針押し手段と針排出 口側端面との間に設けたため、 針排出口に引つかかった針を取り 出すための開閉 手段をフ レームの外側に設ける従来のステープラーと比較して、 開閉手段を移動 するための部品点数および製造工程を低減し、 簡易な構成により安価にステープ ラーを構成するこ とができる。
また、 閉状態においてフ レーム上端面に当接する取手部を設けるこ とにより、 開閉手段がフ レーム上端面からそれ以上押し込まれるこ とがなく なる。 また、 取 手部を設けるこ とによ り 開閉手段の開閉動作を容易に行う こ とができる。
さ らに、 切欠部および開閉手段に閉状態において互いに係合する係合部を設け たため、 開閉手段が容易に上方へ移動して、 針排出口側端面が容易に開放して し ま う こ とを防止できる。
さ らにまた、 開閉手段を針押し手段と針排出口側端面との間に設けたため、 針 排出口近傍に貫通孔を形成するこ とができ、 この貫通孔より針の残量を容易に確 認するこ とができ、 これによ り、 針の装填を的確に行う こ とができる。
また、 針案内手段を構成する内側案内部を、 針揷入口近傍において幅狭とする こ とにより、 針案内手段に針を容易に挿入するこ とができる。 また、 内側案内部 は針揷入口から針排出口に向けて幅広となっているため、 針の製作誤差を補償し つつ、 針を確実に案内するこ とができ、 かつ針案内手段に挿入された針ががたつ く こ とを防止できる。
さ らに、 内側案内部を、 幅狭部と幅広部とからなるものとするこ とにより、 針 案内手段に針を容易に挿入するこ とができ る。 また、 幅広部によ り、 針案内手段 に挿入された針ががたつく こ ともない。
^ また、 外側案内部の幅狭部に対応する位置に突部を設けるこ とによ り、 針は幅 狭の内側案内部と突部とに挟まれて針案内手段内を案内されるこ ととなる。 した がって、 幅狭部において針ががたつく こ とを防止するこ とができる。
さ らに、 ハン ドルの長さを可変とするこ とによ り、 綴じる書類が厚いときはハ ン ドルを長く して綴じ力を大き くすることができ、 これによ り、 綴じ力不足によ る書類綴じの失敗を防止するこ とができる。
さ らにまた、 ハン ドルを綴じ方向に回動した状態においてロ ッ クするロ ッ ク機 構を設けるこ とによ り、 ステープラーをコ ンパク トにした状態を保持するこ とが できる。 したがって、 本発明のステープラーを製品と して梱包する際の梱包費を 低減するこ とができる。
産業上の利用可能性
以上のよう に、 本発明は、 空打ちした際に針排出口に針が詰ま りやすい大型の ステープラーに有用である。