明 細 書
イ ンク ジュ ッ ト プリ ンタ
技術分野
本発明はイ ンク ジエ ツ ト プリ ンタ に関する。
背景技術
イ ンク ジェ ッ トプリ ンタ は、 イ ンク補給源と しての大容量 イ ンク ポ ト ノレを用いて、 イ ンク ジェ ッ ト ヘ ッ ド (記録へ ッ ド) にイ ンク を補給する。 具体的には、 イ ンク ボ トル中のィ ンク は、 可撓性のチューブを介 して、 小容量のサブタ ンク あ るレ、はイ ンク溜ま り に供給される。 こ のサブタ ンク ある いは イ ンク溜ま り 中のイ ンク が、 前記記録ヘッ ドに補給される。
上記形式のイ ンク ジエ ツ ト プ リ ンタ は、 例えば特開 2 0 0 1 — 2 6 0 3 8 9 号公報に よ り 開示されている。 上記公報の イ ンク ジエ ツ ト プリ ンタ は、 前記イ ンク ボ トノレ内のイ ンク を サブタ ンク に補給する ための補給ポンプを有 している。 さ ら に、 上記イ ンク ジェ ッ ト プ リ ンタ は、 記録ヘッ ド内にイ ンク を充填する ためのィ ンク 吸引手段を有 している。
前記イ ンク 吸引手段は、 非記録領域である メ ンテナンス領 域に設け られている。 こ のイ ンク 吸引手段は、 前記記録へッ ドの ノ ズル形成面を密封する キヤ ップと 、 キヤ ッ プ内の空間 を負圧にするためのポンプと を有 している。 そ して、 こ のィ ンク 吸引手段は、 キャ ップ駆動手段の駆動に よ り 、 キャ ッ プ 位置 と 非キヤ ップ位置 と の間を移動可能である。 前記キヤ ッ プ位置は、 前記イ ンク 吸引手段が記録ヘ ッ ドの ノ ズル面に対 して密着する位置であ る。 前記非キャ ップ位置は、 前記イ ン
ク 吸引手段が記録へッ ドの ノ ズル面か ら離間 した位置である。 前記公報のイ ンク ジエ ツ ト プ リ ンタ において、 記録へ ッ ド 内にイ ンク を充填させる際は、 記録ヘッ ドが、 イ ンク 吸引手 段のある位置ま で移動される。 続いて、 キャ ップ駆動手段が、 前記イ ンク 吸引手段の前記キャ ッ プを、 キャ ップ位置まで移 動させる。 この移動に よ り 前記キャ ッ プは、 前記ノ ズル面を キヤ ッ ビングする。 キヤ ッ ビングが完了 した後、 前記イ ンク 吸引手段は、 吸引ポンプを駆動する。 この吸引ポンプは、 キ ャ ッ プ内 を負圧にする こ と に よ り 、 前記サブタ ンク か らイ ン ク を吸引する。 この吸引 に よ り 、 記録ヘッ ド中には、 イ ンク を充填さ れる と と も に、 記録へ ッ ド内に存在 している空気や 気泡が、 記録へ ッ ド内から排出 さ れる。
近年のイ ンク ジエ ツ トプ リ ンタ のユーザーは、 スループッ ト 向上を非常に強く 望んでいる。 このため、 イ ンク ジェ ッ ト プ リ ンタ の記録へッ ドの 1 つ当 た り のノ ズル数は、 増加傾向 にある。 また、 前記イ ンク ジェ ッ ト プ リ ンタ において、 複数 個の記録へッ ドをつなぎ合わせてュニ ッ ト化する こ と に よ り 1 ュ - ッ ト 当た り のノ ズル数が増力 Bされた記録へ ッ ドュュ ッ ト も、 使用 されている。
こ のよ う な記録へッ ドゃ記録へ ッ ドュニ ッ ト は、 ノ ズノレ列 方向に大き な寸法を有 している。 従っ てこれら をキヤ ッ ピン グするためには、 前記イ ンク 吸引手段のキャ ップも大き く せ ざる を得ない。 しか し、 キヤ ッ プの寸法を大き く した場合、 前記キャ ップは、 記録へッ ドの ノ ズル面への密着性は低 く な る。 従って、 キャ ップの寸法の大きい前記イ ンク 吸引手段は、
記録ヘッ ド内へのイ ンク の充填を良好に行えない と と も に、 記録ヘッ ド内の空気や気泡を良好に除去 し得ない恐れがある。
また、 前記公報のイ ンク ジェ ッ ト プリ ンタ は、 イ ンク を捕 給するための捕給ポンプや、 イ ンク を記録へッ ド内に充填さ せるための吸引ポンプな ど、 種々 のポンプが必要である。 即 ち、 前記公報のイ ンク ジェ ッ ト プ リ ンタ は、 部品点数が多く なる、 と いった不具合も有 している。
また、 上記種々 のポンプは、 ポンビング動作に よ り 、 イ ン ク 中に気泡な どの泡を発生する恐れがある。 この泡は、 前記 記録ヘッ ド中に到達 した場合、 前記記録ヘッ ドにイ ンク の吐 出不良を生 じ させる恐れがある。
本発明は、 こ のよ う な不具合に鑑みてな された ものであ り 、 イ ンク ボ トルやサブタ ンク からイ ンク を吸引 しイ ンク補給経 路にイ ンク を充填させる よ う なイ ンク 吸引手段を具備する こ と な く 、 イ ンク補給経路内にイ ンク を充填させ、 かつイ ンク 補給経路内の空気を除去でき るイ ンク ジエ ツ ト プ リ ンタ を提 供する こ と を 目 的 とする。
また、 本発明は、 イ ンク ボ トルからのイ ンク を補給する前 記補給ポンプを具備する こ と な く 、 サブタ ンクやイ ンク へッ ドにイ ンク を補給する こ と ができ るイ ンク ジエ ツ トプリ ンタ を提供する こ と を 目 的 とする。
発明の開示
上記課題を解決する ために、 本発明のイ ンク ジェ ッ ト プリ ンタ は、 以下の構成を有 している。
本発明の一態様のイ ンク ジエ ツ ト プ リ ンタ は、
ィ ンク を吐出する こ と で記録媒体上に画像を記録する複数 のイ ンク ジエ ツ トへッ ドと 、 前記イ ンク ジエ ツ トへッ ドに供 給されるイ ンク が充填されたイ ンクボ ト ノレ と 、 前記イ ン クボ トルと前記イ ンク ジヱ ッ トへッ ドとの間をイ ンク が流通可能 に接続されるイ ンク補給経路と、 前記イ ンク補給経路上に設 け られ、 前記イ ンク ボ トルと前記イ ンク ジエ ツ トへッ ドとの 間のイ ンク の流通を制御する弁と 、 を有する。 上記イ ンク ジ エ ツ トプリ ンタ は、 鉛直方向上方から順に、 前記イ ンク ポ ト ル、 前記弁、 前記イ ンクジェ ッ トヘッ ドが配置され、 前記ィ ンク補給経路は、 当該イ ンク補給経路内に混入した空気がィ ンク と の比重の差によ り 前記弁よ り も上方に移動する よ う に、 常時鉛直方向上方に向かって延びている。
図面の簡単な説明
図 1 は、 操作側から観た際の第 1 の実施の形態のイ ンク ジ エ ツ トプリ ンタ を示す概略図である。
図 2 は、 イ ンク ジェ ッ トプリ ンタを側面 (用紙搬送方向) から観た際の可動体の概略構成を示す図である。
図 3 Aは、 記録へッ ドュエツ ト の構成を示す図である。
図 3 B は、 イ ンク ジエ ツ トへッ ドの構成を示す図である。 図 4 は、 プリ ンタ の各構成要素の機能プロ ック 図である。 図 5 は、 空気抜けを有しているイ ンク捕給経路を示す図で ある。
図 6 は、 画像記録中におけるィ ンク補給に関する一連の動 作を示すフ ローチヤ一 トである。
図 7 は、 電磁弁を継続して開放させた場合の、 記録ヘッ ド
における圧力の変化を示すタイ ムチヤ一 1、 である。 図 8 は、 電磁弁を短い周期で開閉させた場合の、 記録へッ ドにおける圧力の変化を示すタイ ムチヤ一 トである。
図 9 は、 電磁弁を一定期間だけ短い周期で開閉させた場合 の、 記録へッ ドにおける圧力の変化を示すタイ ムチヤ一 トで める
1 0 は、 記録へッ ドュ -ッ ト保持体が上昇したと き の側 面図である。
1 1 は、 キャ ッチパンが揷入されたと きの側面図である 1 2 は、 可動体と と もにキャ ツチパンがイ ンク ジエ ツ ト プリ ンタ の操作側に引き出された と きの側面図である。
図 1 3 は、 第 1 の実施の形態の変形例のイ ンク ジエ ツ トプ リ ンタの側面図であって、 搬送部がプリ ンタの操作側に引き 出された と きの側面図である。
図 1 4 は、 搬送部と共に可動体がプリ ンタ の操作側に引き 出された と きの側面図である。
図 1 5 は、 第 2 の実施の形態におけるィ ンク ジェ ッ ト プリ ンタの構成を示す概略図である
図 1 6 は、 図 1 5 のイ ンクボ トルと イ ンク ボ トル用残量検 知センサ部と の接続部を示す拡大された断面図である。
図 1 7 は、 図 1 6 中の排出口 を示す拡大された断面図であ る。
1 8 は、 突起を有してレヽる と と もに、 イ ンク をジョ イ ン 卜 P 1 0 1 2 に導く 排出口並びにジョ イ ン ト部を示す断面図 である。
図 1 9 は、 突起を有してレ、る と と もに、 イ ンク を廃イ ンク ポ トルに導く排出口並びにジョ ィ ン ト部を示す断面図である 図 2 0 は、 ス ポンジを有しているジョ イ ン ト部を示す断面 図である。
図 2 1 は 空気抜け管を有しているジョ ィ ン ト部を示す概 略図である
図 2 2 は 容積の大きい空気抜け管を有 しているジョ イ ン ト部を示す概略図である。
図 2 3 は、 1 軸まわ り に回動可能に支持されたプリ ンタ側 ジョ イ ン ト部の斜視図である。
図 2 4 は、 互いに直交する 2軸まわ り に回動可能に支持さ れたプリ ンタ側ジョ イ ン ト部の斜視図である。
図 2 5 は、 カバーが設け られた排出口の断面図である。 図 2 6 は カバーが設け られた排出口の変形
図 2 7 は カバーが設け られた排出口の変形例の断面図で ある。
図 2 8 は 傾斜した リ ブが形成されたジョ イ ン ト部及びそ の周辺の概略断面図である。
図 2 9 Aは、 ボ トルホルダに挿入されるイ ンク ボ トルに対 して、 イ ンク流路の連通と大気開放と を行 う様子を示す図で ある。
図 2 9 B は、 ボ トルホルダに挿入されるィ ンク ボ トルに対 して、 イ ンク流路の連通と大気開放と を行 う様子を示す図で ある。
図 2 9 Cは、 ポ トルホノレダに揷入されるィ ンク ボ トノレ に対
して、 イ ンク流路の連通と大気開放と を行 う様子を示す図で あ 。
図 2 9 Dは、 ポ トルホルダに揷入されるイ ンク ボ トルに対 して、 イ ンク流路の連通と大気開放と を行 う様子を示す図で ある。
図 2 9 Eは、 ポ トノレホルダに揷入されるイ ンク ボ トルに対 して、 イ ンク流路の連
通と大気開放と を行 う様子を示す図である。
図 2 9 F は、 ボ トルホルダに揷入されるイ ンク ボ トルに対 して、 イ ンク流路の連通と大気開放と を行 う様子を示す図で ある。
図 2 9 Gは、 ボ トルホルダに揷入されるィ ンク ボ トノレに対 して、 ィ ンク流路の連通と大気開放と を行う様子を示す図で ある
図 3 0 Aは、 ボ トノレホルダに挿入されるィ ンク ポ トノレ に対 して、 イ ンク流路の連通と大気開放と を行 う様子を示す図で める。
図 3 0 B は、 ポ トルホルダに挿入されるイ ンク ボ トルに対 して、 イ ンク流路の連通と大気開放と を行 う様子を示す図で あ <ο。
図 3 0 Cは、 ポ トノレホルダに挿入されるイ ンク ボ トノレ に対 して、 イ ンク流路の連通と大気開放と を行 う様子を示す図で める。
発明を実施するための最良の形態
以下、 図面を参照 しなが ら本発明の実施の形態について説
明する。
(第 1 の実施の形態)
図 1 乃至図 4 を参照 して第 1 の実施形態のイ ンク ジエ ツ ト プリ ンタを説明する。 図 1 は、 本実施の形態のイ ンク ジエ ツ トプリ ンタ を操作側から観た際の概略図である。 図 2 は、 図 1 中のイ ンク ジェ ッ ト プ リ ンタ の側面 (用紙搬送方向) から 観た際の可動体を示す概略図である。 図 3 Aは、 記録ヘッ ド ユエ ッ トの構成示す図である。 図 3 B は、 図 3 A中のイ ンク ジェ ッ トヘッ ド (以下、 記録ヘッ ドとする) の構成を示す図 である。 図 4 は、 本実施の形態のイ ンク ジェ ッ トプリ ンタ の 各構成要素の機能プロ ック 図である。
本実施形態におけるイ ンク ジエ ツ トプリ ンタ 1 は、 可動体 1 0 と、 用紙搬送部 2 0 と、 ヘッ ドメ ンテナ ンス部 3 0 (図 4参照) と、 制御部 4 0 と を具備 している。
まず、 制御部 4 0 を説明する。 制御部 4 0 は、 可動体 1 0 用紙搬送部 2 0、 及びへッ ドメ ンテナンス部 3 0 と接続され てお り 、 これらの駆動を制御する。 こ の制御部 4 0 は、 図 4 中に示される よ う に、 制御回路 C P U 7 5 0 と、 操作部 7 0 0 と を有している。
制御回路 C P U 7 5 0 は、 カ ウ ンタ と メ モ リ と を有してい る。 こ の制御回路 C P U 7 5 0 は、 後述する各種センサから の情報を取得し、 可動体 1 0、 用紙搬送部 2 0 、 及びヘッ ド メ ンテナンス部 3 0 に対して駆動命令を出力する。
操作部 7 0 0 は、 操作パネル 7 0 1 、 ス ピーカ 7 0 2 , 及 び表示パネル 7 0 3 と を有 している。 また、 操作部 7 0 0 は
制御回路 C P U 7 5 0 と接続されている。
ス ピーカ 7 0 2並びに表示パネル 7 0 3 は、 制御回路 C P U 7 5 0 力 らの命令によ り 、 イ ンク残量な どのイ ンク ジエ ツ トプ リ ンタ 1 の状態や、 その他の情報を出力する。 操作パネ ル 7 0 1 は、 使用者によ り 操作され、 上記操作に対応した命 令を制御回路 C P U 7 5 0 に送る。
続いて、 再び図 1 並びに 2 を参照 して可動体 1 0 について 説明する。
可動体 1 0 は、 記録媒体 P に対して画像を記録するための 記録部 1 0 0 と、 記録部 1 0 0 にイ ンク を補給するイ ンク補 給経路 2 0 0 と、 前記イ ンク の供給源であるイ ンクボ トノレ 9 0 0 、 廃イ ンク を回収するための廃イ ンク ボ トノレ 5 1 と を有 している。 記録部 1 0 0 と、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 と は、 イ ン ク経路であるイ ンク補給経路 2 0 0 を介 して接続されている。 なお、 イ ンクボ トノレ 9 0 0 、 イ ンク補給経路 2 0 0、 及び記 録部 1 0 0 は、 可動体 1 0 中において、 鉛直方向上方から順 に配置されている。 従って、 イ ンクボ トノレ 9 0 0 中のイ ンク は、 自重によ り 、 ポンプ等で押 し出すこ と な く 記録部 1 0 0 に供給され得る。
上記可動体 1 0 は、 図示 しないイ ンク ジエ ツ トプリ ンタ 1 の筐体に支持されている水平ガイ ド レール 1 1 によ り 支持さ れている。 水平ガイ ドレール 1 1 は、 用紙搬送方向に直交す る方向に沿って延びている。 可動体 1 0 は、 水平ガイ ドレー ル 1 1 に沿ってイ ンク ジエ ツ トプ リ ンタ 1 の前後方向 (図 2 における左右方向) に移動可能である。
記録部 1 0 0 は、 少な く と も 1 つの記録へッ ドュニッ ト 1 0 1 と、 記録へッ ドュニ ッ ト保持体 1 0 5 と を有 している。 本実施の形態において、 記録部 1 0 0 は、 黒 ( K ) 、 シアン ( C ) 、 マゼンタ (M ) 、 イェ ロ ー ( Y ) の 4 色の記録へッ ドユニッ ト 1 0 1 を有 している。 これら黒、 シア ン、 マゼン タ、 及びイェローの記録へッ ドュ -ッ ト 1 0 1 は、 図 1 中に おいて説明のために、 夫々参照符号 1 0 1 K、 1 0 1 C、 1 0 1 M、 1 0 1 Yによ り 、 指摘されている。 各記録ヘッ ドュ ニッ ト 1 0 1 は、 図 1 に示すよ う に用紙搬送方向の上流側か ら 黒 ( K ) 、 シア ン ( C ) 、 マ ゼ ン タ ( M ) 、 イ ェ ロ ー ( Y ) の順に配列される よ う に、 共通の記録ヘッ ドユニ ッ ト 保持体 1 0 5 に装着されている。
各記録へッ ドュニ ッ ト 1 0 1 は、 図 4 中に示される よ う に、 制御回路 C P U 7 5 0 に接続されている。 各記録へッ ドュニ ッ ト 1 0 1 は、 制御回路 C P U 7 5 0 によ り 駆動が制御され る。
また、 各記録ヘッ ドユエッ ト 1 0 1 は、 複数の記録ヘッ ド 1 0 2 と 、 前記複数の記録へッ ド 1 0 2 を保持するへッ ド保 持体 1 0 3 と を有している。 本実施の形態において、 各記録 へッ ドュエ ツ ト 1 0 1 は、 6個の記録へッ ド 1 0 2 を有して いる。
記録ヘッ ド 1 0 2 は、 図 3 B 中に示される よ う に、 2つの へッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 を有してレヽる。 よ り 具体的には、 記 録へッ ド 1 0 2 は、 一方のへッ ドエレメ ン ト 1 0 4 のノ ズノレ n の位置が、 他方のへッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 のノ ズルピ ッチ
に対 して半分ずれる よ う に、 これらを貼り 合わされたもので ある。 例えば、 解像度力 S 1 5 0 D P I の 2 つのヘッ ドエ レメ ン ト を張 り 合わせた場合、 1記録ヘッ ドあた り の解像度は、 3 0 0 D P I と なる。 即ち、 記録ヘッ ド 1 0 2 は、 1 つのへ ッ ドエレメ ン ト 1 0 4 に比べて高解像度化がなされている。 ヘ ッ ド保持体 1 0 3 には、 図 3 Aに示すよ う に、 6 つの記 録ヘッ ド 1 0 2 が千鳥状に装着されている。 なお、 前記ノ ズ ル列の配列方向において、 各記録へッ ド 1 0 2 の ノ ズル列の 端部のノ ズル n と、 瞵接する記録へッ ド 1 0 2 のノ ズル列の 端部のノ ズル n と の間隔は、 用紙搬送方向に直交する方向 (図 3紙面内の上下方向) において 1 / 2 ノ ズルピッチに一 致する。
このよ う に 6 個の記録へッ ド 1 0 2、 即ち 1 2 個のへッ ド エレメ ン ト 1 0 4 をへッ ド保持体 1 0 3 に配列した際、 各記 録へッ ドュ -ッ ト 1 0 1 のノ ズル列の長さ は、 紙 Pの用紙幅、 又は長手方向の長さ と実質的に一致する。 こ のよ う な各記録 へッ ドュ - ッ ト 1 0 1 は、 用紙幅方向又は長手方向に走査 (ス キャ ン) させる こ と な く 、 用紙幅方向に亘つて画像形成 が可能である。 即ち、 記録ヘッ ドユエッ ト 1 0 1 は、 3 0 0 D P I の解像度で画像形成が可能なフルラ イ ンへッ ド と して の機能を果た し得る。
また、 記録ヘッ ドユニッ ト 1 0 1 は、 複数のイ ンクチュー ブ 1 0 7 並びにフィ ルタ 1 1 0 を有している。 イ ンクチュー ブ 1 0 7 は、 各へッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 と、 後述する各色毎 に共通のイ ンク プール 2 2 0 (図 2参照) と を接続する。 フ
イ ノレタ 1 1 0 は、 こ のイ ンク チューブ 1 0 7 と イ ンク プーノレ 2 2 0 と の間に配置されている。 具体的には、 イ ンク チュー ブ 1 0 7 のイ ンク プール 2 2 0側の端部 (イ ンク プール側端 部) が、 フ イ ノレタ 1 1 0 を介 してイ ンク プール 2 2 0 に接続 されている。 従って、 イ ンク プーノレ 2 2 0 中のイ ンク は、 前 記フ イ ノレタ 1 1 0 並びにイ ンク チューブ 1 0 7 を介 して、 各 へッ ドエ レ メ ン ト 1 0 4 に供給され得る。
以下にイ ンク チューブ 1 0 7 について詳 し く 説明する。 ィ ンク チューブ 1 0 7 は、 細い管径を有 している。 具体的には、 イ ンク チューブ 1 0 7 の内径は、 後述する イ ンク補給経路 2 0 0 (図 2 参照) の内径よ り 細い。 さ ら に具体的には、 イ ン ク チューブ 1 0 7 は、 後述するィ ンク チューブ 2 0 5 並びに 三つ又イ ンク チューブ 2 1 3 (図 2 参照) の内径に対 して著 し く 細 く 形成され、 イ ンク の流動抵抗が高 く なっている。
本発明者ら に よれば、 イ ンク チューブの内径が、 6 m m以 上である場合、 前記イ ンク チューブは、 ィ ンク並びに空気の 流通が容易に行える こ と を確認 している。 即ち、 イ ンク チュ ーブの内径が、 6 m m以上であれば、 前記前記イ ンク チュー ブは、 イ ンク の流動抵抗が低い。 逆に、 イ ンク チューブの内 径が、 6 m mよ り 小さい場合、 イ ンク チューブの前記流動抵 抗は高い。 従っ て、 イ ンク チューブ 1 0 7 の内径は、 好ま し く は 6 m mよ り 小さ く 設定される。 なお、 前述のイ ンク 並び に空気の流通の容易 さ は、 前記ィ ンク の粘度に関係する ため、 前記イ ンク チューブ 1 0 7 の内径は.、 後述する イ ンク チュー ブ 2 0 5 並びに三つ又イ ンク チューブ 2 1 3 よ り 流動抵抗を
高 く し得れば、 任意である。
フ ィ ルタ 1 1 0 は、 イ ンク 中の ゴミ な どの不純物を除去す る ための公知のフ ィ ノレタである。
なお、 フ ィ ルタ 1 1 0 中に付着及び/又は混入 した空気は、 印刷に悪影響を及ぼすこ と を防止する ために、 逃がす必要が ある。 上述のよ う に、 細いイ ンク チューブ 1 0 7 は、 内径著 し く 細く する こ と に よ り イ ンク の流動抵抗が高 く なつている。 こ のため、 フィ ノレタ 1 1 0 中のイ ンク プーノレ 2 2 0側の空気 は、 イ ンク チューブ 1 0 7 側に移動する こ と が困難であ る。 なお、 フ イ ノレタ 1 1 0 のイ ンク プール 2 2 0 と対面する面の 面積は、 直径が 6 m mの円 の面積よ り 大き く 形成 されている。 このため、 フ ィ ルタ 1 1 0 は、 イ ンク プール側の流路抵抗を 小さ く し、 前記空気をイ ンク プール 2 2 0 側に逃が し得る。
なお、 フ イ ノレタ 1 1 0 中のイ ンク チューブ 1 0 7側の この 細レヽイ ンク チューブ 1 0 7 内や各へッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 内 のイ ンク 流路内に空気や気泡は、 イ ンク プール 2 2 0 か ら補 給されるイ ンク に押 し出 されてノ ズルから排出 さ れ得る。
つま り 、 フ ィ ルタ 1 1 0 中のイ ンク プール 2 2 0側の空気 は、 イ ンク経路の上流側に排出 される。 ま た、 イ ンク プール 2 2 0 内のフ イ ノレタ ょ り も イ ンク 経路下流側にあ る空気は、 各へッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 のノ ズノレ力、 らお 出 される。
なお、 本明細書においては、 「記録部」 と は、 フ ィルタ 1 1 0 を境に、 イ ンク 補給方向の下流側の構成要素を総称する もの とする。
記録へ ッ ドュニ ッ ト保持体 1 0 5 は、 図 1 中に示すよ う に、
全ての記録へッ ドュニ ッ ト 1 0 1 を保持している。 記録へッ ドュニ ッ ト保持体 1 0 5 は、 可動体 1 0 に設け られた垂直ガ ィ ド レーノレ 1 4 によ り 、 可動体 1 0 に対して上下方向に移動 可能に支持されている。 また、 記録ヘッ ドユエッ ト保持体 1 0 5 は、 図示しない駆動機構 1 0 6 を有している。 記録へッ ドュ -ッ ト保持体 丄 0 5 は、 駆動機構 1 0 6 の駆動によ り 、 垂直ガイ ドレール 1 4 にそって上下に駆動する。 なお、 記録 ヘッ ドユニ ッ ト保持体 1 0 5 は、 上昇する こ と によ り 、 画像 の記録を行 う際の記録可能位置から退避する。 また、 記録へ ッ ドユニ ッ ト保持体 1 0 5 は、 下降する こ と によ り 、 前記記 録可能位置に配置される。 なお、 記録ヘッ ドユニ ッ ト保持体 1 0 5 の上記動作は、 例えば図示 しないカム レバーや、 前記 制御部 4 0 によ り 操作可能である。
ィ ンク ボ トノレ 9 0 0 は、 イ ンク を保持してお り 、 前記イ ン ク補給経路 2 0 0 にイ ンク を供給する。 本実施の形態におい て、 イ ンク プリ ンタは、 4色印刷を行 う。 こ のた め、 イ ンク ボ トル 9 0 0 は、 異なる 4つの夫々 に対して 1 つづつ提供さ れている。 なお、 これら黒、 シアン、 マゼンタ、 及びイエロ 一の夫々 に対応したイ ンク ポ トルは、 図 1 中で説明のために、 の及びが参照符号 9 0 0 K:、 9 0 0 C、 9 0 0 M、 9 0 0 Y によ り 、 指摘されている。
イ ンク ボ トノレ 9 0 0 は、 図 1 及び図 2 に示すよ う に、 それ ぞれ対応する記録へッ ドュニ ッ ト 1 0 1 よ り も鉛直方向にお ける上方に配置されている。 言い換える と、 イ ンクボ トノレ 9 0 0 は、 図 2 中に示される よ う に可動体 1 0 の上部に配置さ
れる。 これらイ ンク ボ トル 9 0 0 は、 可動体 1 0 に対 してそ れぞれ独立 して着脱可能に装着されてお り 、 内部のイ ンク の 残量が少な く なってきたな らば、 新品のイ ンク ボ トルと交換 する こ と ができ る よ う になつている。
イ ンク ボ トル 9 0 0 は、 下方に排出口 9 0 1 を有している。 排出 口 9 0 1 が、 イ ンク補給経路 2 0 0 に接続される。 また、 イ ンク ボ トル 9 0 0 は、 大気開放用のチューブ 9 0 2 が設け られている。 イ ンク ボ トル 9 0 0 内のイ ンク は、 前記チュー ブによ り イ ンク ボ トル内が大気開放されているため、 自身の 自重によ って排出口 9 0 1 から排出され得る。
可動体 1 0 は、 傾斜した底面 1 2 を有している。 底面 1 2 の最も低い位置には、 廃イ ンク溜ま り 部 1 3 が形成されてお り 、 廃イ ンク を収容するための廃イ ンクボ トル 5 1 が配置さ れている。 このため、 イ ンク補給経路 2 0 0並びにイ ンク ポ トル 9 0 0 の どこかでイ ンク漏れが発生した場合でも、 漏れ たイ ンク は、 底面 1 2 によ り 受け止め られる。 従って、 底面 1 2 は、 前記漏れた廃イ ンクが用紙搬送部 2 0やイ ンク ジェ ッ トプ リ ンタ 1 の下部に落下する こ と を防止する。
なお、 底面 1 2 に落下した廃ィ ンク は、 傾斜した底面 1 2 に沿って下方に流れ、 廃イ ンク溜ま り 部 1 3 に集め られる。 そ して、 前記廃イ ンク は、 廃イ ンク ボ トル 5 1 に収容される。 なお、 廃イ ンク ボ トル 5 1 の代わ り に、 廃イ ンク溜ま り 部 1 3 内にスポンジなどのイ ンク吸収部材を設ける こ と も可能で ある。 この場合においても、 イ ンク吸収部材の使用によ り 、 廃イ ンク溜ま り 部 1 3 内に溜まった廃イ ンク の除去は、 容易
である。
イ ンク 補給経路 2 0 0 は、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 内のイ ンク を記録部 1 0 0 に向けて補給する ための構成要素の総称であ る。 即ち、 イ ンク補給経路 2 0 0 は、 イ ン ク ボ トノレ 9 0 0 力、 らのイ ンク を記録部 1 0 0 に導 く イ ンク導路であ る。 なお、 本実施形態の場合では、 イ ンク 補給経路 2 0 0 は、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 力 ら フ ィ ルタ 1 1 0 よ り も上流側までの間のイ ン ク経路を指 している。 こ のイ ン ク 補給経路 2 0 0 は、 可動体 1 0 中において、 可動体 1 0 の底面 1 2 よ り も上方に位置す る よ う に固定されている。
以下、 イ ンク 補給経路 2 0 0 の各構成要素について説明す る。 イ ンク 補給経路 2 0 0 は、 イ ンク チューブ 2 0 5 と 、 ィ ンク ボ トル用残量検知センサ部 2 5 0 と 、 三つ又イ ンク チュ ーブ 2 1 3 と 、 電磁弁 2 1 8 と 、 イ ンク プーノレ 2 2 0 と 、 ィ ンタ ノ ッ ク 2 2 3 と 、 を有 している。
イ ンク チューブ 2 0 5 は、 一端がイ ンク ポ トノレ 9 0 0 の排 出 口 に接続され、 他端がイ ンク ボ トル用残量検知センサ部 2 5 0 に接続されている。 イ ンク チューブ 2 0 5 は、 イ ンク ボ トル 9 0 0 カゝらイ ンク をイ ンク ポ トル用残量検知セ ンサ部 2 5 0 に導く 。 こ のため、 イ ンク チューブ 2 0 5 は、 イ ンク並 びに空気が容易に流通可能であ る こ と が望まれる。 従って、 イ ンクチューブ 2 0 5 の内径は、 ィ ンク及び空気の流路抵抗 が小 さいほ う が好ま しい。 前記流路抵抗が小さい場合、 記録 へッ ド 1 0 2 に対 して十分な量のイ ンク捕給を可能と なる と と も に、 イ ンク経路内に入 り 込んで しま っ た空気や気泡を、
イ ンク と の比重の差異によ って 自然にイ ンク ボ トル 9 0 0 に 向けて排出する こ とが可能と なる。 なお、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 中に排出 された空気や気泡は、 チューブ 9 0 2 を介 して外 部に排出 される。 上述 したが、 本発明者らによれば、 イ ンク チューブの内径が 6 m m以上であれば、 ィ ンク の補給及ぴ空 気の排出が良好に行われている こ とが確認された。 従って、 イ ンクチューブ 2 0 5 の内径は、 6 m m以上が好ま しい。
また、 イ ンクチューブ 2 0 5 の材質は、 内表面の流路抵抗 を小さ く するために、 濡れ性の大きい、 言い換える と撥水性 の低い材質、 例えばポリ エチレンが好ま しい。
また、 図 2 ではイ ンクチューブ 2 0 5 は、 鉛直方向に沿つ て平行と なる よ う に配設 しているが、 イ ンク と空気の流路抵 抗を小さ く するために、 鉛直方向に対して角度を持たせる よ う に しても良い。
イ ンク ボ トル用残量検知センサ部 2 5 0 は、 イ ンク タ ンク 2 5 1 と 、 その壁面に回動可能に設け られたフ ロー ト 2 5 2 と、 フ ロー ト 2 5 2 の位置を検出するイ ンク ボ トル用残量検 知センサ 2 5 3 と、 イ ンク排出 口 2 5 4 と を有してレヽる。 ま た、 イ ンク ボ トル用残量検知センサ部 2 5 0 は、 制御回路 C P U 7 5 0 に接続されてお り 、 制御回路 C P U 7 5 0 によ り 駆動を制御される。 また、 イ ンク ボ トル用残量検知センサ部 2 5 0 は、 イ ンクボ トル用残量検知センサ 2 5 3 による検出 結果を制御回路 C P U 7 5 0 に送る。
フ ロー ト 2 5 2 は、 イ ンク タ ンク 2 5 1 内のイ ンク量に応 じて高さ位置が変位する よ う に構成されている。 前記フ ロー
1、 2 5 2 はヽ イ ンク タ ンク 2 5 1 内のイ ンク が無く なる につ れて、 低い位置に変位していく 。 そ して、 フ ロー ト 2 5 2 力 S イ ンク ボ トル用残量検知センサ 2 5 3 の検出可能位置に達す る と、 イ ンク ボ トル用残量検知センサ 2 5 3 は、 前記フ ロー ト を検知する。 イ ンク ボ トル用残量検知センサ 2 5 3 は、 フ ロー ト を検知 した際に、 イ ンク不足を示す信号を、 制御回路 C P U 7 5 0 に検出出力信号と して出力する。 なお、 イ ンク ボ トル用残量検知センサ 2 5 3 は、 フ ロー ト 2 5 2 が前記検 出可能位置以外に有る場合、 ィ ンク が残っている 旨の信号を 制御回路 C P U 7 5 0 に出力する。
イ ンク ボ トル用残量検知センサ部 2 5 0 のイ ンク排出 口 2 5 4 は、 三つ又のイ ンクチューブ 2 1 3 に接続されている。 三つ又イ ンク チューブ 2 1 3 は、 3 つの端部と、 イ ンクチ ユ ーブ分岐部 2 1 4 と を有している。 3つの端部の う ち 1 つ は、 上述のよ う にイ ンク排出口 2 5 4 に接続されてお り 、 残 り の 2 つの う ち、 一方 (イ ンク プール側端部 2 1 5 ) は、 記 録部 1 0 0 へ接続されてお り 、 他方 (イ ンクパック側端部 2 1 6 ) は、 イ ンクパッ ク 2 2 3 に接続されている。
また、 三つ又イ ンク チューブ 2 1 3 は、 イ ンク並びに空気 が流通可能なよ う に、 イ ンク の流動抵抗を低く構成される。 従って、 三つ又イ ンクチューブ 2 1 3 は、 イ ンクチューブ 2 0 5 と 同様に、 内径が、 6 m m以上である こ とが好ま しい し、 濡れ性の大きい材質である こ と が好ま しい し、 鉛直方向に対 して傾斜 している こ と も好ま しい。
電磁弁 2 1 8 は、 イ ンク流路の開閉を行 う。 こ の電磁弁 2
1 8 は、 可動体 1 0 に固定されてお り 、 イ ンク ボ トル用残量 検知セ ンサ部 2 5 0 と 三つ又イ ン ク チューブ 2 1 3 のイ ンク チューブ分岐部 2 1 4 と の間に配置されている。 また、 電磁 弁 2 1 8 は、 水平方向においてイ ンク ボ トル用残量検知セン サ部 2 5 0 と各へッ ドエ レ メ ン ト 1 0 4 の ノ ズル位置 と の間 に配置されている。
こ の電磁弁 2 1 8 は、 制御部 4 0 の制御回路 C P U 7 5 0 と接続されている。 こ の電磁弁 2 1 8 は、 制御回路 C P U 7 5 0 からの信号に基づいて、 イ ンク チューブ 2 1 3 の開閉を 行 う 。 即ち、 制御部 4 0 の制御によ り 、 イ ン ク ボ トル 9 0 0 か ら のイ ン ク の供給を制御する。 こ の実施形態では、 イ ンク ポ トノレ 9 0 0 内は大気開放されている ために、 イ ンク は 自重 によ ってイ ンク ボ トル 9 0 0 カゝ ら排出 され得る。 このため電 磁弁 2 1 8 が開 く と記録部 1 0 0 に向けたイ ンク 補給が行わ れ、 電磁弁 2 1 8 が閉 じる と イ ンク補給を停止させる こ と 力 でき る。
なお、 制御回路 C P U 7 5 0 は、 イ ンク ボ トル用残量検知 セ ンサ部 2 5 0 からイ ンク 残量無 しの旨の信号を受信 した場 合には、 電磁弁 2 1 8 を閉鎖させる。 つま り 、 電磁弁 2 1 8 が開放され得る のは、 制御回路 C P U 7 5 0 が、 イ ンク ポ ト ル用残量検知セ ンサ部 2 5 0 か らイ ンク が残っている 旨の信 号を受信 している 間のみである。
前記イ ン ク プール 2 2 0 は、 ィ ンク チューブ分岐部 2 1 4 と記録部 1 0 0 と の間に配置されている。 本実施の形態にお いて、 イ ンク プール 2 2 0 は、 ブ イ ノレタ 1 1 0 と イ ンク チュ
ープ分岐部 2 1 4 と の間に配置されてい る。 こ のイ ンク プー ル 2 2 0 は、 前述のよ う に、 フ イ ノレタ 1 1 0並びにイ ンクチ ユ ーブ 1 0 7 を介して各へッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 に接続され、 これらに対 してイ ンク補給を可能に している。
イ ンク プール 2 2 0 の天井 2 2 1 は傾斜面である。 こ の天 井 2 2 1 の斜度は、 流路抵抗を低く するために、 水平面に対 して 3度以上に設定される のが好ま しい。 こ の傾斜面 2 1 9 の鉛直方向における最上部に、 三つ又イ ンクチューブ 2 1 3 のイ ンク プール側端部 2 1 5 が接続されている。
イ ンク補給経路 2 0 0 は、 イ ンク プール 2 2 0側からみた と き に、 イ ンク プール側端部 2 1 5 からイ ン クチューブ分岐 部 2 1 4 までの間が、 常に鉛直方向上方に向かう よ う に延び ている。 同様に、 イ ンクチューブ分岐部 2 1 4 カゝらイ ンクボ トノレ 9 0 0 までの間も、 常に鉛直方向上方に向カゝ ぅ よ う に延 ぴている。 上記構成によ り 、 イ ンク プール 2 2 0 内にイ ンク と共に入 り 込んでしまった空気や気泡は、 イ ンク と の比重の 差によって上方のイ ンクポ トル 9 0 0へと 向かって移動する。
また、 イ ンク補給経路 2 0 0 は、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0側力、 らみた と き に、 イ ンクチューブ 2 0 5 , 三つ又イ ンクチュー ブ 2 1 3 が常に鉛直方向下方に向かう よ う に延びている。 こ のため、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 内のイ ンク は、 自重によ って、 下方に配置されているイ ンク プールへと供給され得る。
一方、 イ ンタ ノ ック側端部 2 1 6 にはサブタ ンク と しての イ ン タ ノ ッ ク 2 2 3 が接続されている。
イ ンタ ノ ック 2 2 3 は、 可撓性フイ ノレムで密閉 されて構成
されたイ ンク容器であ る。 このため、 イ ンタ ノ ッ ク 2 2 3 は、 収容されたイ ン ク量に よ り 伸縮する。 即ち、 可撓性のイ ンク パ ッ ク 2 2 3 は、 イ ンク が充填された際、 膨張する。 こ の膨 張に よ り 破断 しない限界容量を、 1 0 0 % と する。 なお、 ィ ンタ ノ ッ ク 2 2 3 中に上記限界容量までイ ンク が入っている 場合、 イ ンク ノ、。ッ ク 2 2 3 は縮むため、 イ ンクノ、。 ッ ク 中のィ ンク に正圧がかかる 。 ま た、 イ ンタ ノ ッ ク 2 2 3 中のイ ンク がイ ンク 容量の約 9 0 %以下量の場合、 イ ンクノ、。 ッ ク 中のィ ンク には、 略大気圧 と 同等の圧力がかかった状態に保たれる。
こ のイ ン ク ノヽ。 ッ ク 2 2 3 は、 各へッ ドエ レ メ ン ト 1 0 4 の ノ ズルにおける 良好な水頭値を確保するために、 電磁弁 2 1 8及び各へッ ドエ レ メ ン ト 1 0 4 の ノ ズル位置よ り も、 鉛直 方向下方に位置する よ う に可動体 1 0 に固定されている。
こ のイ ンク ノヽ。 ッ ク 2 2 3 の周辺には、 イ ンク パ ッ ク 2 2 3 内のィ ンク 残量を、 その膨らみ具合で検出するィ ンク パ ッ ク 用残量検知セ ンサ部 2 2 5 と 、 イ ンク パ ッ ク を外側から押圧 して内部のイ ンク を.排出する ソ レ ノ ィ ド 2 2 9 が設け られて いる。
ソ レ ノ ィ ド 2 2 9 は、 図 4 中に示すよ う に制御回路 C P U 7 5 0 に接続されてお り 、 制御回路 C P U 7 5 0 によ り 駆動 制御される。
イ ンク パ ッ ク 用残量検知セ ンサ部 2 2 5 は、 第 1 レベルセ ンサ 2 2 6 と 第 2 レベルセンサ 2 2 7 と 力 ら構成 されている。 イ ンク パ ッ ク用残量検知センサ部 2 2 5 は、 図 4 中に示すよ う に制御回路 C P U 7 5 0 に接続されてお り 、 第 1 レベルセ
ンサ 2 2 6 並びに 2 2 7 の検出結果を制御回路 C P U 7 5 0 に送る。
可撓性のイ ンクノ、。ッ ク 2 2 3 は、 イ ンクが充填された際、 膨張する。 第 1 レベルセンサ 2 2 6 はイ ンタ ノ ッ ク 2 2 3 の 膨らみ具合からイ ンク容量の 8 0 %のイ ンク が充填されてい るか否か (第 1 の検出 レベル) を検出する も のである。 第 2 レベルセンサ 2 2 7 は同様にイ ンクパッ ク 2 2 3 の膨らみ具 合からイ ンク容量の 3 0 %のイ ンクが充填されているか否か (第 2の検出レベル) を検出する ものである。
またイ ンクノ ッ ク 2 2 3 は、 下方に、 ヘ ドロ状と なったィ ンク を溜め込むための捕獲部 2 2 4 を有している。 前記へ ド 口状のイ ンク は、 記録へッ ド 1 0 2のイ ンク吐出に悪影響を 与える。 捕獲部 2 2 4 は、 前記へ ドロ状のイ ンク を、 なるベ く 記録へッ ド 1 0 2 に向けて捕給しないよ う にするためのも のである。 比較的比重の高いヘ ドロ状のイ ンク は、 イ ンクノ、。 ック 2 2 3 内に供給された場合、 前記捕獲部 2 2 4 に流れ込 み、 そこに溜ま る。 このため、 イ ンクノ、。ッ ク 2 2 3 は、 記録 へッ ド 1 0 2 にへ ドロ状イ ンク の捕給を防ぎ得る。
イ ンクパ ッ ク 2 2 3側カゝらみた と き に、 イ ンク バック側端 部 2 1 6 と イ ンクチューブ分岐部 2 1 4 と の間、 さ らにイ ン クチューブ分岐部 2 1 4 カ らイ ンク ボ トノレ 9 0 0 までの間は、 イ ンクチューブ 2 1 3 、 2 0 5 が鉛直方向上方に常に向かう よ う に配設されている。 このため、 例えばイ ンクパック 2 2 3 内にイ ンク と共に空気や気泡が混在 していても、 その空気 と気泡は、 イ ンク と の比重の差によ り 、 上方に向かって移動
しイ ンク ボ トル 9 0 0 にまで移動する こ と が可能と なる。 イ ンク補給経路 2 0 0 は、 イ ンク ボ トル 9 0 0側からみた と き に、 イ ンクチューブ 2 0 5 並びにイ ンク チューブ 2 1 3 が鉛直方向下方に常に向か う よ う に配設されている。 こ のた め、 本実施の形態のイ ンク ジェ ッ トプリ ンタ 1 は、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 内のイ ンク を、 その 自重によってイ ンク ノヽ。ッ ク 2 2 3 に向けて供給する こ と が可能である。
また、 図 2 ではイ ンク ボ トノレ 9 0 0 からイ ンク チューブ分 岐部 2 1 4 までの間のイ ンク経路を、 鉛直方向に沿って平行 と なる よ う に配設 しているが、 イ ンク と空気の流路抵抗を小 さ く するために、 ィ ンク経路を鉛直方向に対して角度を持た せる よ う に しても良レヽ。
(用紙搬送部)
以下に、 記録媒体 P を搬送する ための用紙搬送部 2 0 につ いて説明する。
用紙搬送部 2 0は、 図 1 に図示する よ う に、 記録媒体 P を 搬送部 4 0 0 に搬送する供給部 3 0 0 と、 記録領域内を記録 媒体 P を一定速度で搬送する搬送部 4 0 O と、 画像記録が完 了 した記録媒体 P を記録領域から排出する排紙部 5 0 0 と を 有している。
供給部 3 0 0 は、 複数枚積層されたカ ツ ト シ一 ト状の用紙 を 1 枚づっピックア ップする ピッ ク ア ップローラ対 (図示な し) と、 その下流側に位置 し搬送部 4 0 0 に対して用紙を送 り 込む供給ローラ 3 0 1 と ピンチローラ 3 0 2 と、 供給ロー ラ 3 0 1 を駆動させるための駆動モータ 3 0 3 と を有してい
る。
搬送部 4 0 0 は、 2 つのプー リ 4 0 1 、 4 0 2 と 1 つのテ ンシ ョ ンプー リ 4 0 3 と、 それ ら のプー リ に掛け渡されてい る無端ベル ト 4 0 4 と 、 上流側のプー リ 4 0 1 を回転させる 駆動モータ 4 0 5 と を有 している。
無端べノレ ト 4 0 4 は、 イ ンク ジエ ツ トプ リ ンタ 1 に使用 さ れる最大用紙の幅寸法をカバーでき る程度の幅を有 している 無端ベル ト 4 0 4 は、 自身のベル ト表面に よ り 、 供給さ れて きた用紙を保持 している。 なお、 無端ベル ト 4 0 4 の上面は 各記録へッ ド 1 0 2 のノ ズル面 と の間隔が約 1 〜 2 m m程度 にな る よ う に設定さ れている。
排紙部 5 0 0 は、 用紙を排紙する ための排紙ロ ーラ 5 0 1 と ピンチロ ーラ 5 0 2 と、 排紙ロ ーラ 5 0 1 を駆動させる た めの駆動モータ 5 0 3 と を有 している。
上述の よ う に、 用紙搬送部 2 0 は、 制御回路 C P U 7 5 0 に接続されてお り 、 駆動を制御される。 制御回路 C P U 7 5 0 では、 駆動モータ 4 0 5 の回転を制御する こ と によ り 、 無 端ベル ト 4 0 4 の搬送ス ピー ド、 即ち、 記録媒体 P の搬送ス ピー ドを制御する。 なお、 用紙搬送部 2 0 の各用紙搬送経路 (供給部 3 0 0 、 搬送部 4 0 0 、 排紙部 5 0 0 ) には、 それ ぞれ記録媒体 P の有無や位置を検知するセ ンサ ( 3 0 4 、 4 0 6 、 5 0 5 (図 4 参照) ) が設け られている。
(メ ンテナンス部)
メ ンテナンス部は、 記録へッ ド 1 0 2 のノ ズル面に付着 し ているイ ンク を拭き取る例えばスポン ジで あ る ク リ 一 二
ング部材と 、 前記タ リ ーニング部材をノ ズル面に沿つて移動 させるク リ ーニング部材駆動機構 6 0 1 と 、 ノ ズル面からの イ ンク落下によ る汚れ防止のために記録部 2 1 の下方に挿入 され得るキャ ッチノ ン 6 0 3 と、 このキャ ッチノヽ。ンを駆動さ せるキャ ッチパン駆動部 6 0 4 と を有する。 前記ク リ ーニン グ部材は、 例えばスポンジである。
キャ ッチノヽ0ン 6 0 3 は、 4色分の記録へッ ドュニッ ト 1 0 1 の記録領域全体を十分に覆う こ とができ る程度の面積を有 する平板であ る。 そ して、 キャ ッチパン 6 0 3 は、 搬送部 400 と記録部 2 1 と の間であって、 記録領域と非記録領域と の間を移動可能にイ ンクジエ ツ トプリ ンタ 1 のフ レーム (図 示な し) に支持されている。 キャ ッチノ ン 6 0 3 は、 イ ンク 落下によ る汚れ防止 し得る よ う に、 前記記録領域全体を覆い 得れば形状は任意である。
こ のキャ ッチノ ン 6 0 3 は、 ノ ズル面力 らイ ンク の落下が 引き起こ される可能性がある場合に、 キャ ッチパン駆動部 6 0 4 によ って非記録領域から記録領域に移動される。 言い換 える と、 キャ ッチパン 6 0 3 は、 上記場合において、 前記記 録可能位置にある記録部 1 0 0 に対向する位置に移動される。 なお、 一般的に、 イ ンク の落下が引き起こ される可能性があ る場合は、 記録へッ ドュニ ッ ト 1 0 1 のメ ンテナンス時にお ける可動体 1 0 の移動時や、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の交換時や 記録へッ ド 1 0 2へのイ ンク初期充填時な どである。
また、 キャ ッチパン 6 0 3 は、 前記記録領域に移動された かを検出する図示しないセンサを有している。 こ のセンサは、
前記制御回路 C PU 750 と接続されている。 こ のセンサは、 キ ャ ツ チパ ン 6 0 3 の移動完了 を検出 し た 際、 制御 回路 CPU 750 に信号を送信する。
キャ ッチノ ン 6 0 3 は、 廃イ ンクボ トル 5 1 に接続いる。 このため、 キャ ッチパン 6 0 3 上に落下し溜まった廃イ ンク は、 廃イ ンクボ トル 5 1 によ り 回収され得る。
(ィ ンク初期充填)
上述したよ う に構成されたイ ンク ジヱ ッ ト プリ ンタ 1 にお いて、 イ ンク補給経路及び記録ヘッ ド 1 0 2 に対 して最初に イ ンク を充填させる場合には以下のよ う に行われる。
まず、 イ ンク が十分に充填されているイ ンク ポ トノレ 9 0 0 が、 イ ンク捕給経路 2 0 0 に装着される。 これによ り 、 イ ン ク ポ トル 9 0 0 と、 イ ンク補給経路 2 0 0 と が連通する。 従 つて、 イ ンクボ トル 9 0 0 内のイ ンク は、 自重によってイ ン ク ボ トノレ 9 0 0 の排出 口 90 1 力 らイ ンクチューブ 2 0 5 に流 れる。 なお、 この際、 電磁弁 2 1 8 は閉 じ られている。 従つ て、 イ ンクボ トル 9 0 0 中のイ ンク は、 電磁弁 2 1 8 を越え てイ ンク補給経路中を流れる こ と はない。 このと き、 イ ンク ポ トノレ 9 0 0 力 らのイ ンク は、 イ ンク ボ トル用残量検知セン サ部 2 5 0 に充填される。 も し、 装着 したイ ンク ボ トル 9 0 0が空であった場合、 イ ンク タ ンク 2 5 1 に満足な量の充填 が達成されない。 この と き、 イ ンクボ トル用残量検知セ ンサ 2 5 3 は、 イ ンク タ ンク 2 5 1 がイ ンク量不足である こ と を 示す信号を、 制御回路 C P U 7 5 0 に出力する。 この出力を 受けた制御回路 C P U 7 5 0 は、 表示パネル 7 0 3 にエラー
を表示させる。
イ ンク タ ンク 2 5 1 に十分な量のイ ンク が充填された場合、 次に操作パネル 7 0 1 上のイ ンク初期充填スィ ツチを押下し て、 イ ンク初期充填シーケンス を開始させる。
は じめに、 駆動機構 1 0 6 を駆動させ、 共通の記録ヘッ ド ユニ ッ ト保持体 1 0 5 を、 上昇させる。 これによ り 、 記録部 1 0 0 と搬送部 4 0 0 と の間隔が、 ひろげられる。 そ して、 記録へッ ドュニ ッ ト保持体 1 0 5 の上昇が完了 した直後に、 各記録へッ ド 1 0 2 のノ ズル面に対向する よ う にキャ ッチノ ン 6 0 3 が挿入される。 キャ ッチパン 6 0 3 が所定位置 (記 録部 1 0 0 に対向する位置) に達した際、 キャ ッチパン 6 0 3 のセンサは、 このこ と を示す信号を制御回路 C P U 7 5 0 に送る。
制御回路 C P U 7 5 0 は、 前記信号を検出する と、 電磁弁 2 1 8 を開放し、 イ ンクボ トノレ 9 0 0 力 らのイ ンク捕給を許 可する。 イ ンク ボ トル 9 0 0 中のイ ンク は、 イ ンクボ トル用 残量検知セ ンサ 2 5 3並びに電磁弁 2 1 8 を通過 しチューブ イ ンクチューブ分岐部 2 1 4 に達する。 そ して、 前記イ ンク は、 イ ンクノヽ。ッ ク 2 2 3側およびイ ンクプール 2 2 0側のそ lぞ†Lに向力 つて流れる。
イ ンク プール 2 2 0 に少々イ ンク が流入 してきても、 その イ ンク はすぐさま各へッ ドエレメ ン ト 1 0 4 には流れて行力 ない。 これは、 イ ンク プーノレ 2 2 0 と各ヘッ ドエレメ ン ト 1 0 4 と の間には、 流路抵抗の大きいゴミ除去用のフィルタ 1 1 0 及び細いイ ンクチューブ 1 0 7 が介在しているためであ
る。 イ ンク プール 2 2 0 内を所定量のイ ンク で満た されない 限 り 、 イ ンク は、 こ のフイ ノレタ 1 1 0 及びイ ンク チューブ 1 0 7 を通っ て各へッ ドエレメ ン ト 1 0 4 に向けて流れる こ と はない。 そ して、 イ ンク が、 イ ンク プール 2 2 0 内に所定量 に達する と 、 イ ンク がフィ ノレタ を徐々 に通過 していき、 へッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 内のイ ンク 流路をイ ンク で満たすこ と 力 S でき る。
なお、 イ ンク ノヽ0ッ ク 2 2 3 や共通のイ ンク プール 2 2 0 内 に空気や気泡が混入 した場合には、 空気や気泡は、 前記イ ン ク と の比重の違いに よ り 、 鉛直方向上方に向かって移動する。 本実施形態のイ ンク捕給経路 2 0 0 は、 空気や気泡の上方へ の移動を助け る幾つかの構成を有 している。 1 つ構成は、 ィ ンク ヽ ッ ク 2 2 3 力 らイ ンク ボ トル 9 0 0 ま で、 またイ ンク プール 2 2 0 力 らイ ンク ボ トル 9 0 0 までの間、 常に鉛直方 向上方に向カゝ う よ う に、 三つ又イ ンク チューブ 2 1 3 並びに イ ンク チューブ 2 0 5 が配設 している。 他の構成は、 イ ンク プール 2 2 0 の天井 2 2 1 を傾斜 させる こ と によ り 、 流路抵 抗を低減 している。 さ らに、 フ ィ ノレタ 1 1 0 よ り も上流のィ ンク ポ トノレ 9 0 0側のイ ンク 経路を広 く する こ と で、 イ ンク ボ トノレ力、 ら のイ ンク は、 速や力、にフ ィ ルタ 1 1 0 にまで達す る。 このため、 空気や気泡は、 イ ンク ボ ト /レ 9 0 0へ浮き上 が り やす く なる。 よ って、 イ ンク が鉛直方向下方に向かって 移動 してい く の と は入れ替えに、 空気や気泡は鉛直方向上方 に向かっ て移動 してレヽき、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 内に排出 され る こ と にな る。
これに対 して、 フ イ ノレタ 1 1 0 力 らへッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 の ノ ズルまでのイ ンク経路に関 しては、 フ ィ ルタ 1 1 0 よ り も下流の記録へッ ド 1 0 2側は、 内径が狭いイ ンク チュー ブ 1 0 7 が接続されてレ、る。 このため、 イ ンク は、 チューブ の毛細管力 と イ ンク の表面張力 と で、 フ ィ ルタ 1 1 0 力 らへ ッ ドエ レ メ ン ト 1 0 4側に向けて徐々 に しみ出 して流れてい く 。 これに よ り 、 ヘ ッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 に、 イ ンク の充填 が行われる と と も に、 ブ イ ノレタ 1 1 0 力 らヘ ッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 の ノ ズルま でのイ ンク経路に混在 していた空気や気泡 が、 充填されて く るイ ンク に押 し出 されノ ズルか ら排出 され る。
この結果、 イ ンクノ、。ッ ク 2 2 3 からイ ンク チューブ分岐部 2 1 4 と の間および、 共通のイ ンク プーノレ 2 2 0 力 らイ ンク チューブ分岐部 2 1 4 と の間、 さ ら にはへッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 内のイ ンク経路に対 して、 イ ンク 捕給ポンプやイ ンク吸 引 キャ ップな どを用いる こ と な く イ ン ク の充填が可能になる。 さ ら に、 イ ンク パッ ク 2 2 3 からイ ンク チューブ分岐部 2 1 4 と の間、 共通のイ ンク プール 2 2 0 カゝらイ ンク チューブ分 岐部 2 1 4 と の間、 さ ら にはへッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 内のィ ンク経路に混在 していた空気や気泡を除去する こ と が可能と なる。
また、 ノ ズルから空気や気泡が排出 される際に、 イ ンク ま でも一緒に排出 される こ と があ るが、 ノ ズル面に対向 して配 置されたキ ャ ッ チパ ン 6 0 3 によ って、 ノ ズル面から落下す るイ ンク を受け る こ と ができ る。 このため、 本実施の形態の
イ ンク ジエ ツ トプリ ンタ 1 は、 搬送部 4 0 0及ぴその周辺が 汚れる こ と を防止でき る。
イ ンク が、 チューブイ ンクチューブ分岐部 2 1 4 力、らイ ン タ ノ、。ック 2 2 3 までのイ ンク経路、 及びチューブイ ンク チュ ープ分岐部 2 1 4 カゝ らイ ンク プール 2 2 0 までのイ ンク経路、 さ ら にフ ィ スレタ 1 1 0 力、ら先のへッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 のィ ンク経路に対して、 十分にイ ンクが充填されたな らば、 電磁 弁 2 1 8 を閉 じてイ ンクポ トル 9 0 0 力 らのイ ンク補給を停 止させる。
こ のイ ンク捕給停止の制御は、 電磁弁 2 1 8 を開放してか らィ ンクが上記各ィ ンク経路に十分に充填されるィ ンク初期 充填時間をカ ウン ト し、 そのカ ウン ト時間がイ ンク初期充填 時間に達したと きに電磁弁 2 1 8 を閉 じる よ う に制御 してい る。 このイ ンク充填時間は予めメ モ リ に記憶されてお り 、 力 ゥンタによって計測されている。 本実施形態では、 イ ンクパ ッ ク 2 2 3 内に充填される イ ンク 量がイ ンク ノ、。ッ ク 2 2 3 の イ ンク容量の例えば 1 0 0 %に達する よ う に、 イ ンク初期充 填時間が設定されている。 具体的には、 電磁弁 2 1 8 が閉 じ られた直後には、 イ ンクノ、。 ッ ク 2 2 3 内はイ ンク で満杯の状 態と なつてお り 、 この結果、 イ ンクノ、。ック 2 2 3 の外装フィ ルムが伸び、 規定以上に膨張した状態になっている。 電磁弁 2 1 8 が閉 じ られた後の膨張したイ ンクノ、。ック 2 2 3 の外装 フ イ ノレム には、 フィ ルム 自 体の復元力によ っ て収縮しよ う と する作用 (復元力) が働く 。 こ こで発生される圧力 (正圧) がイ ンク プール 2 2 0 に伝達される こ と で、 イ ンク プール 2
2 0 から先の流動抵抗の高いイ ンク経路に対 しても、 イ ンク を供給する こ と が可能と なる。 こ のため、 前記イ ンク充填時 間は、 前記正圧が発生するイ ンク容量の約 9 0 %以上に設定 される。 なお、 イ ンク ノ ッ ク用残量検知セ ンサ部 2 2 5 にお いて、 前記第 1 の検出 レベルは、 イ ンクパッ ク 2 2 3 中のィ ンク が前記ィ ンクパッ ク によ り 正圧が確実にかけ られない程 度のイ ンク容量と して 8 0 %に設定されている。
なお、 イ ンク の初期充 が完了 し電磁弁 2 1 8 が閉 じ られ、 上述 したよ う に、 へッ ドエレメ ン ト 1 0 4 には正圧が印加さ れる こ と と な り 、 良好なメ -スカスは形成されない。 こ のた め、 イ ンク の初期充填が完了 した後、 イ ンクパ ッ ク の復元力 が 0 になるのを待つ。 この復元力が実質的に 0 になった際に、 ヘッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 は、 メ ニスカスを形成 し、 画像記録 を開始し得る状態になる。
なお、 本実施の形態のイ ンク ジェ ッ トプリ ンタ 1 は、 イ ン ク の充填時間をよ り 短く させるために、 図 5 中に示すよ う に、 イ ンク プール 2 2 0 中に空気抜け 2 2 0 a を設ける こ と が可 能である。 この空気抜け 2 2 0 a は、 一端がイ ンクプール 2 2 0 に接続されてお り 、 多端が外部に開放されている。 また、 この空気抜け 2 2 0 a は、 開閉 し得る よ う に、 弁 2 2 0 b を 有している。 以下に上記空気抜け 2 2 0 b を有している際の ィ ンク の充填方法について説明する。
上記構成において、 イ ンク の充填時間をよ り 短く させる場 合には、 イ ンクパッ ク 2 2 3 にイ ンク が充填された と こ ろで、 電磁弁 2 1 8 を閉 じて ソ レノィ ド 2 2 9 を駆動させる方法が
考え られる。
電磁弁 2 1 8 を閉 じた状態でイ ンク ノ、。 ッ ク 2 2 3 を押圧す る よ う に ソ レ ノ ィ ド 2 2 9 を駆動 させる と 、 押圧されたイ ン タ ノ、。 ッ ク 2 2 3 からは勢い よ く イ ンク が排出 され、 チューブ イ ンク チューブ分岐部 2 1 4 を通 り イ ンク プール 2 2 0 側へ と補給される こ と になる。 イ ン ク プールに入った空気は、 空 気抜け 2 2 0 a から排出 される。 こ のた め、 上記空気抜け 2 2 0 a を有 しているイ ンク ジエ ツ ト プ リ ンタ 1 は、 圧損の原 因 と なる よ う な空気をフ イ ノレタ 1 1 0 並びにへッ ドエ レ メ ン ト 1 0 4 中に送る こ と な く 、 迅速にイ ンク プール 2 2 0 中に イ ン ク を供給 し得る。 なお、 十分にイ ン ク プール 2 2 0 中ィ ンク が供給された後には、 弁 2 2 0 b は、 閉 じ られる。
なお、 イ ンク の初期充填が完了 し電磁弁 2 1 8 が閉 じ られ た直後には、 上述 した よ う に、 ヘッ ドエ レ メ ン ト 1 0 4 には 正圧が印加 される こ と と な り 、 良好なメ ニス カ ス は形成 され ない。 このため、 イ ンク の初期充填が完了 した と して も、 ィ ンク パ ッ ク の復元力が 0 になる のを待たなければ画像記録を 開始でき ない。
しか しなが ら、 イ ンク の初期充填が完了 した直後に、 ソ レ ノ ィ ド 2 2 9 に よ って強制的に膨張 しているイ ンク ノ、。 ッ ク 2 2 3 を押圧 させる こ と で、 イ ン タ ノ ッ ク 2 2 3 の容量を瞬時 に収縮させる こ と ができ る。 具体的には、 前記弁 2 2 0 b を 閉 じた状態で、 ソ レ ノ イ ド 2 2 9 は、 自 身のアームを伸ば し、 イ ンク ノヽ。 ッ ク 2 2 3 が収容 してレヽるイ ンク 量をイ ンク容量の 8 0 %にな る まで押圧する。 そ して、 前記イ ンク 量が上記ィ
ンク容量の約 8 0 %になった後、 ソ レ ノ ィ ド 2 2 9 は、 ァー ムを引っ込める。 これによ り 、 前記イ ンク量は、 瞬時にイ ン ク容量の 8 0 %近傍にされ得る。 このため、 ヘッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 内のイ ンク経路に印加される圧力を瞬時に正圧から 負圧にする こ と ができ、 画像記録の開始を速める こ とができ る。
また、 電磁弁 2 1 8 と イ ンクノ、。ック 2 2 3 間はイ ンク が充 填された密封された空間である。 こ の状態でイ ンクパッ ク 2 2 3 が ソ レ ノ ィ ド 2 2 9 の押圧 に よ り ィ ン ク を記録へッ ド 1 0 2 に向けて供給した場合においても、 新たに空気や気泡を 記録へッ ド 1 0 2側に向けて送られる心配がない。
キャ ッチパン 6 0 3 は、 電磁弁 2 1 8 を閉 じてから所定時 間を経過するまで、 またソ レノ ィ ド 2 2 9 を駆動させた場合 には、 ソ レ ノ ィ ド 2 2 9 の駆動が終わってから所定時間を経 過するまで搬送部 4 0 0上に配置され、 その後搬送部 4 0 0 上から退避させられる。
キャ ッチパン 6 0 3 が退避完了 したな らば、 記録へッ ドュ -ッ ト保持体 1 0 5 を下降させて記録へッ ド 1 0 2 を記録可 能位置に設置させる。 なおキャ ッチパ ン 6 0 3 の移動に関 し ては後述する。
(イ ンク補給)
図 6 に画像記録中におけるイ ンク補給に関する一連の動作 を示す。 通常、 画像記録中は、 電磁弁 2 1 8 は閉 じられた状 態と なつてお り 、 イ ンク ボ トル 9 0 0 力 らはイ ンクの補給が 行われず、 イ ンクパッ ク 2 2 3 内のイ ンク が記録部 1 0 0 に
向けて補給される。 こ のた め画像記録を続けてレヽく と、 イ ン タ ノくッ ク 2 2 3 内のイ ンク が減少 していき 、 徐々 にイ ンクノヽ。 ック 2 2 3 はしぼんでいく 。
イ ンタ ノ ック用残量検知セ ンサ部 2 2 5 の第 1 レベルセ ン サ 2 2 6 が、 こ のイ ンクノ ッ ク の しぼみ具合から第 1 の検知 レベル (イ ンク容量の 8 0 % ) 以下になったこ と を検知する と、 図 7 に示すよ う にその旨の信号 ( O N信号) を制御回路 C P Uに送信する。
制御回路 C P U 7 5 0 では、 こ の信号が受信される と 、 ィ ンク ボ トル用残量検知センサ部 2 5 0 の検知結果 (イ ンク有 り ) を確認した上で、 電磁弁 2 1 8 を開放する よ う に制御 し、 イ ンク ポ トル 9 0 0 からのイ ンク補給を許可する。 こ の電磁 弁 2 1 8 の開放は、 イ ンク パッ ク用残量検知センサ部 2 2 5 ( 2 2 6 ) が第 1 の検知レベルに達したこ と ( O F F信号) を検知するまで継続して行われる。 この結果、 イ ンクノ、。 ック 2 2 3 には再ぴイ ンク が充填される こ と になる。
イ ンク ノ、。ック用残量検知センサ部 2 2 5 ( 2 2 6 ) 力、ら第 1 の検知 レベル以下になったこ と を示す O N信号が出力 され ているに もかかわらず、 イ ンク ボ トル用残量検知センサ部 2 5 0 からの検知出力がイ ンク無 しである場合には、 電磁弁 2 1 8 を開放しない。 空気を供給して しま う おそれがある から である。 なお、 イ ンク ジェ ッ ト プリ ンタ 1 の表示パネル 7 0 3 にイ ンク ボ トル 9 0 0 の交換を促す表示を行わせた上で、 画像記録を続行させる。
画像記録を続行しイ ンクパッ ク 2 2 3 内のイ ンク を消費 し
た結果、 イ ンクパック用残量検知センサ部 2 2 5 の第 2 レべ ルセンサ 2 2 7 力 ら第 2 の検知 レベル以下になったこ と を示 す信号が出力される と、 制御回路 C P U 7 5 0 は、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0及びイ ンタ ノ ッ ク 2 2 3 内にイ ンクが無く なった もの と判断し、 画像記録を強制的に停止させるか、 現在継続 中の画像記録が終了 した後に画像記録を強制停止させ、 次の 画像記録指令があつたと して も画像記録を行わないよ う に制 御する。
このよ う なイ ンク捕給方法であれば、 イ ンクボ トル 9 0 0 からイ ンクパッ ク 2 2 3 に対して電磁弁 2 1 8 を開けるだけ でイ ンク が供給される こ と にな り 、 従来必要であったイ ンク 補給ポンプやイ ンク吸引キャ ップを省略する こ と が可能と な る。 また、 電磁弁 2 1 8 の開放時間を制御する こ と でイ ンク 補給時間を短縮させる こ と もでき る、 といった効果がある。
なお、 画像記録中に行う イ ンク補給方法と しては、 さ らに 以下の点で改良 したほ う が良い。 即ち、 電磁弁 2 1 8 を長い 時間継続して開放しておく と、 イ ンク ボ トル 9 0 0 力、らは、 大量のイ ンク が一気に補給される こ と にな り 、 イ ンク補給経 路及ぴ記録部に急激な圧力変化を生じさせる。 このため、 へ ッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 と イ ンク ノヽ0 ッ ク 2 2 3 と の間のイ ンク 経路において、 画像記録中に亘つて維持されていた負圧の状 態が、 急激に正圧の状態へと変化 して しまい (図 7参照) 、 この結果、 ノ ズルに形成されていた良好なメ ニスカスを壌し て しま う 、 といった不具合が発生する。 も し画像記録中にこ のよ う なイ ンク補給を行った場合、 ノ ズル近傍のイ ンク経路
内が正圧も しく はそれに近い圧力状態に変わった途端に、 良 好なイ ンク吐出が出来なく なった り 、 ノ ズルからイ ンク が落 下して しまった り と、 高品質な画像を記録する こ とができな く なつて しま う。
このよ う な問題に鑑み、 画像記録中にイ ンク補給を行 う際 には、 開放量を調整し得る電磁弁 2 1 8 を瞬時に開閉する よ う に制御する こ とが好ま しい。 以下、 図 8 を参照 して画像記 録中のィ ンク補給方法に関 して説明する。
制御回路 C P U 7 5 0 は、 画像記録中にイ ンクパック用残 量検知セ ンサ部 2 2 5 ( 2 2 6 ) からの O N信号を受信した な らば、 電磁弁 2 1 8 を一瞬だけ開放し、 その後すぐに閉 じ る。 言い換える と、 電磁弁 2 1 8 は、 間欠的に開放される。 なお、 この と き電磁弁 2 1 8 は、 最大に開放しないよ う に、 開放量が調節される。 言い換える と、 電磁弁 2 1 8 の開放量 は、 最大の開放量よ り 小さい開放量で開放される。 従って、 前記電磁弁 2 1 8 を流れるイ ンク の流量は、 最大流量よ り 小 さい。 この動作をイ ンクノ、。ック用残量検知センサ部 2 2 5 が 第 1 の検知 レベルを越えてイ ンクパッ ク 2 2 3 が膨らんだこ と を検知するまで行 う
上述のよ う に、 電磁弁 2 1 8 の開放量を調節 して完結的に 開放する こ と によ り 、 イ ンクは、 一気にイ ンクポ トル 9 0 0 から流れず、 電磁弁 2 1 8 よ り 下流のイ ンク経路が急激に正 圧になる こ とが防がれている。 また、 間欠的に電磁弁 2 1 8 が開放されるため、 イ ンク の捕給量は微量である。 よって、 イ ンク経路内における圧力変化も長時間電磁弁 2 1 8 を開放
する場合に比べてはるかに小さ く 、 電磁弁 2 1 8 の開閉動作 を複数回数繰り 返した と しても、 ノ ズルにメ ニスカスを破壌 する よ う な正圧が作用 しない。
電磁弁 2 1 8 が開いた瞬間、 電磁弁 2 1 8 の近傍のイ ンク 経路の負圧から正圧への圧力変化が、 イ ンクパッ ク 2 2 3や 各へッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 にまで伝達されるまでにはある程 度の時間がかかる ものの、 圧力の変化は負圧内で しかもイ ン ク吐出に悪影響を与えない程度に収まってお り 正圧になる こ と はない。
また、 電磁弁 2 1 8 の下側にイ ンクバッ フ ァ と して機能す る可撓性のイ ンク溜ま り を設けても よい。
なお、 ノ ズルに対 して正圧が作用 しない と しても、 その作 用する圧力がイ ンク吐出に悪影響を与える程度の場合が考え られる。 こ のよ う な場合を勘案して、 本実施形態では、 画像 記録時にはカ ツ トシ一 ト状の記録媒体 Pが搬送部 4 0 0 を一 定間隔おいて連続的に搬送されるが、 電磁弁 2 1 8 の開閉動 作を行った際のノ ズル近傍に印加される圧力が高 く なった期 間 と、 連続して搬送される 2枚の記録媒体 P の間の部分が記 録領域を搬送される期間と を一致させる よ う に、 イ ンク補給 させる (図 8参照) 。 特に、 記録領域の中でもイ ンク補給を 行った記録へッ ドュニッ ト の対向位置を搬送される期間 と一 致させる こ とが、 2枚の記録媒体 P の間隔を狭める こ と がで き る上で好ま しい。
こ のよ う に構成する こ と で、 イ ンク補給によ ってイ ンク吐 出に悪影響を与える場合があつた と しても、 ノ ズルに対 して
悪影響が出るタイ ミ ングには、 記録媒体 P間の隙間が、 搬送 部 4 0 0 上の記録領域に到達する こ と になるので、 画像の記 録が行われない 。
また、 イ ンク補給経路 2 0 0 の構成、 材質によっては、 正 圧力 ら負圧への回復が弱いものも考え られる。 このよ う なィ ンク補給経路の場合では、 断続的なが ら徐々 にイ ンクが補給 されるために、 へッ ドのノ ズル近傍における圧力は徐々 に上 がっていく (図 9 参照) 。 この場合、 イ ンクパック用残量検 知センサ部 2 2 5 からの〇 N信号を受信している間に亘つて、 電磁弁 2 1 8 の開閉動作を継続して行っていては、 いずれは ノ ズルに正圧が印力 [Iされる こ と になつて しま う。
こ の よ う な場合を考慮し、 こ の図 9 に示す実施形態では、 電磁弁 2 1 8 の連続開閉動作を 1 サイ クルにっき 5 回行 う も のと し、 その 5 回の開閉動作が終了 したな らば、 いかにイ ン クパック用残量検知セ ンサ部 2 2 5 から O N信号が受信され ていても、 電磁弁 2 1 8 を閉 じて所定時間 (こ こでは 4 回の 開閉動作分) 待機する よ う に設定している。
つま り 、 図 9 中の破線で示す 4 回の開閉動作を止めて、 次 の 5 回の連続開閉動作 (この実施形態では、 第 1 レベルセン サの O N信号の出力の関係上 2 回になっている) を行う こ と によ り 、 ノ ズルに対 して正圧が印力 Dされる こ と なく 、 またィ ンク吐出に悪影響が出ない程度の負圧で収ま る こ と になる。 また所定時間だけ電磁弁 2 1 8 の開放を停止させる こ と で、 イ ンク捕給経路内の圧力が平均化され理想の負圧状態 (この 実施形態では一 5 0 m m H 2 0 (約一 5 h P a ) ) に戻る の
を待ってから、 次の電磁弁 2 1 8 の連続開閉動作を行わせて 十分なィ ンク補給を行わせる。
こ のよ う に構成する こ と で、 ノ ズル近傍のイ ンク補給経路 に対 して作用する急激な圧力変化を抑制する と と もに、 正圧 に変化する こ と を抑制 し、 画像記録中であってもイ ンク経路 内においては常に負圧を維持しつつィ ンク を補給する こ とが でき る。
なお、 こ の実施の形態においても、 電磁弁 2 1 8 の開放量 は、 開放時において最大にな らないよ う に調整される。
( イ ン ク ボ トノレ の交換)
次にィ ンク ボ トルを交換した場合について説明する。
イ ンク ポ トノレ 9 0 0 内のイ ンク残量が無く なったこ と は、 イ ンクボ トル用残量検知セ ンサ部 2 5 0 によって検出でき る。 こ のイ ンク ボ トル用残量検知セ ンサ部 2 5 0 からの検知出力 に基づいて、 制御回路 C P U 7 5 0 は表示パネル 7 0 3 等で イ ンク ボ トル交換要の旨の表示をさせた り 、 ス ピーカ 7 0 2 などから警告音を発生させる こ とで、 プリ ンタ操作者に対し てイ ンクポ トノレ 9 0 0 の交換を促すこ と ができ る。
し力 し、 イ ンクポ トノレ 9 0 0 内のイ ンク が空になっても、 イ ンクボ トル用残量検知センサ部 2 5 0 のイ ンク タ ンク 2 5 1 内にイ ンクが十分にあ り 、 イ ンク ボ トル用残量検知センサ 2 5 3 がイ ンク無しを検知 していない間は、 制御回路 C P U 7 5 0 はまだイ ンク ボ トノレ 9 0 0 にはイ ンク が残ってレヽる も のと認識している。
このよ う な状況において、 イ ンクパッ ク用残量検知センサ
部 2 2 5 力ゝら、 イ ンクノ、。ッ クが第 1 の検知レベルを切ったこ と を示す信号が受信される と、 制御回路 C P Uはイ ンク パッ ク 2 2 3 にイ ンク を補給するために、 電磁弁 2 1 8 を開放す る。 こ の際、 イ ンク ボ トル用残量検知センサ部 2 5 0 のイ ン ク タ ンク 2 5 1 内のイ ンク が全て電磁弁 2 1 8 に向かって流 れて しま う おそれがある。 この場合、 イ ンク ボ トル用残量検 知センサ部 2 5 0 のイ ンク無し信号が送信され、 それに応じ て電磁弁 2 1 8 を閉 じたと しても、 空気までもが供給されて しま う おそれがある。 イ ンク経路内に供給されて しまった空 気は、 新しいイ ンク ボ トル 9 0 0 に交換した後でイ ンク を捕 給し始める と、 自然と イ ンクボ トノレ 9 0 0 に向かって移動さ れィ ンク経路からは排出される も のの、 イ ンク経路内に空気 が留ま る こ と はへッ ドエ レ メ ン ト 1 0 4 の水頭値の管理の点 から あま り 好ま しいも のではない。 また空気がイ ンクチュー ブ分岐部 2 1 4 を越えてイ ンク プール 2 2 0側やイ ンク ノヽ0 ッ ク 2 2 3側に供給されて しま う。 なお、 イ ンク液面がイ ンク チューブ分岐部 2 1 4 よ り も下方になつて しまった場合には 画像記録に伴 う イ ンク消費によ り 、 空気がヘッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 に供給されて しま う おそれがある。 このため、 イ ンク ボ トル用残量検知センサ部 2 5 0 は、 十分なイ ンク タ ンク容 量を具備する と と もに、 イ ンク無 しの検出 レベルを電磁弁 2 1 8 の 1 回の開放動作におけるイ ンク供給量よ り も多い量に 設定する こ とが好ま しい。 また、 イ ンクボ トル用残量検知セ ンサ部 2 5 0 を改良するだけでな く 、 例えば、 イ ンクボ トル 用残量検知センサ部 2 5 0 と電磁弁 2 1 8 までのイ ンク チュ
ーブ 2 0 5 に関 して、 チューブの内径を太く した り 、 チュー ブの長さ を長く しても良い。
いずれにせよ、 電磁弁 2 1 8 の 1 回の開放動作に供給され るイ ンク量を電磁弁 2 1 8 よ り も上方のイ ンク経路で確保で き、 イ ンク液面がイ ンクチューブ分岐部 2 1 4 よ り も下方に 達しないよ う に、 好ま しく は電磁弁 2 1 8 よ り も上方に液面 が留まる よ う に、 電磁弁 2 1 8 よ り も上方のイ ンク経路を構 成しておく 。
イ ンク ポ トノレ 9 0 0 を交換する際には、 まず、 イ ンク の初 期充填の と き と 同様に、 記録へッ ドュニ ッ ト保持体 1 0 5 を 上昇させる (図 1 0参照) 。 続いて、 キャ ッチパン 6 0 3 を 各記録へッ ドュエツ ト 1 0 1 と搬送部 4 0 0 と の間の広がつ た間隔に挿入させる (図 1 1 参照) 。 これによ り 、 イ ンク ボ トル 9 0 0 を交換した後でイ ンク を補給するために電磁弁 2 1 8 を開放した際に、 イ ンク経路が、 圧力変化が生じて、 正 圧になった際においても、 イ ンク によ り 装置内が汚れる こ と を防止 し得る。 なお、 イ ンクボ トノレ 9 0 0 の交換後のイ ンク 補給の際には、 すでにへッ ドエ レメ ン ト 1 0 4 内にはイ ンク で充填されている こ とから、 イ ンク パ ッ ク用残量検知センサ 部 2 2 5 ( 2 2 6 ) 力 らイ ンク が第 1 の検知レベルに達した こ と を示す信号を制御回路 C P U 7 5 0 が受信したならば、 電磁弁 2 1 8 を閉 じる よ う に制御する。
制御回路 C P U 7 5 0は、 イ ンク ボ ト ル 9 0 0 の脱着を検 知するセンサ (図示な し) からの検知出力及び記録へッ ドュ エツ ト保持体 1 0 5 の上下方向の位置を検知 して、 キャ ッチ
ノ ン 6 0 3 の挿脱を制御する。 特に、 イ ン ク ポ トノレ 9 0 0力 S 外され、 かつ記録へッ ドュエツ ト保持体 1 0 5 が上昇してい る こ とが検知されたな らば、 自動的に各記録へッ ドュニッ ト 1 0 1 と搬送部 400 と の間にキャ ッチパン 6 0 3 を揷入する よ う に制御される こ と が好ま しい。
上述したよ う にキャ ッチパン 6 0 3 は初期充填を行ってい る間や、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 を交換している間において、 各 記録へッ ドュエ ツ ト 1 0 1 と搬送部 4 0 0 と の間に挿入され るが、 こ の他にも、 ヘッ ドエレメ ン ト にパージ (イ ンク の強 制排出) を行わせている間や、 記録へッ ドュニ ッ ト 1 0 1 を 交換する作業を している間にもキャ ッチパ ン 6 0 3 を挿入し ておく こ とが好ま しい。
キャ ッチパン 6 0 3 の揷入の制御は、 操作パネル 7 0 1 に 設け られているキヤ ツチパン操作用スィ ツチで行われても良 い し、 イ ンク の初期充填やイ ンク捕給を行わせる操作スイ ツ チを操作する こ と で開始させられる初期充填シーケ ンスゃィ ンク捕給シーケ ンス の中において、 自動的に挿入が行われる よ う に設定しても良い。 また、 イ ンク ジェ ッ トプリ ンタ 1 の 電源オフシーケンス 中に挿入させ、 イ ンク ジエ ツ トプリ ンタ 1 の電源がオフになっている間、 継続して揷入させておいて も良い。
また、 キャ ッチパン 6 0 3 は初期位置 (搬送部 4 0 0 上か ら退避している位置) から搬送部 4 0 0 上までの間を移動可 能と して説明 してきたが、 それに限定されない。 例えば、 キ ャ ツチパン 6 0 3 は、 記録へッ ドュエ ツ ト 1 0 1 の交換の際
には、 記録へッ ドュニ ッ ト 1 0 1 の下方には常にキャ ッチパ ン 6 0 3 が存在する よ う に構成する こ と も可能である。 よ り 具体的には、 記録ヘッ ドユニッ ト 1 0 1 の交換の際には、 キ ャ ツチノヽ。ン 6 0 3 は、 記録へッ ドュュ ッ ト保持体 1 0 5 を上 昇させた後に、 各記録へッ ドュニ ッ ト 1 0 1 と搬送部 4 0 0 と の間に挿入される。 この後、 キャ ッチパン 6 0 3 は、 所定 位置に達する と可動体 1 0 に係合される。 続いて、 操作者に よって可動体 1 0 がイ ンク ジエ ツ トプリ ンタ 1 の手前側に向 かって引き 出される。 この と き、 キャ ッチパン 6 0 3 は、 可 動体 1 0 と係合されているため、 可動体 1 0 と共に一緒に引 き出 される こ と になる (図 1 2 参照) 。 即ち、 記録ヘッ ドュ ニ ッ ト 1 0 1 の下方には常にキャ ッチパン 6 0 3 が存在する こ と にな り 、 記録へッ ドュニッ ト 1 0 1 からのイ ンク の落下 によ る汚れを防止する こ と ができ る。
キャ ッチパン 6 0 3 の退避、 例えばイ ンク初期充填及びィ ンク ボ トノレ 9 0 0 の交換が終わった後に行われる キャ ッチパ ン 6 0 3 の退避動作、 は、 初期充填時の電磁弁 2 1 8 の閉動 作から所定時間が経過 した後に行えば良い。 も し く は、 イ ン ク初期充填、 イ ンク ポ トノレ 9 0 0 の交換終了後に行われる ノ ズル面の清掃シーケ ンス終了後に、 キャ ッチパン 6 0 3 を退 避させる よ う に しても良い。
本実施形態では、 フイノレタ 1 1 0がイ ンクプール 2 2 0 の 排出 口近傍に設けられているが、 フィ ルタ 1 1 0 はへッ ドエ レメ ン ト 1 0 4側に設けても良い。 この場合、 イ ンクプール 2 2 0 力 らフ イノレタまでのイ ンクチューブ 1 0 7 は十分にそ
の内径を太く し、 フ ィ ルタから下流側のイ ンク経路はその内 径を十分に細く する こ とが好ま しい。 つま り 、 フィルタ よ り も上流側のイ ンク経路を太く する こ と で、 流路内の空気がィ ンク ポ トノレ 9 0 0側へ抜け易く な り 、 フ ィ ノレタ よ り も下流側 の空気はへッ ドエレメ ン ト 1 0 4 のノ ズルに向けて押し出さ れる効果が得られるからである。
なお、 本実施形態では、 ゴ ミ 除去用のフ ィ ルタ を設けたが、 これは省略しても構わない。
また、 可動体 1 0 には、 4色分の記録ヘッ ドユニッ ト 1 0 1 とそれぞれに対応 したイ ンク補給経路と が全て搭載されて いる。 そ して、 可動体 1 0 は水平ガイ ドレール 1 1 に沿って イ ンク ジエ ツ ト プリ ンタ 1 から引き出すこ と が可能である。 従って、 例えば、 4 つの記録ヘッ ドユニッ トの う ち 1 つだけ 交換したい場合には、 可動体 1 0全体を引 き 出 して、 操作者 が可動体 1 0 の上方から記録へッ ドュニッ ト 1 0 1 を交換す る こ と になる。 この際、 可動体 1 0全体を引 き出す上で、 ィ ンク ボ 卜ル 9 0 0 力 ら記録へッ ド 1 0 2 ま でのイ ンク補給経 路は各構成要素の相対的位置を変更させずにそのまま引 き出 せる こ と になる。 これはイ ンク補給経路 2 0 0 を必要以上に 延ばさな く て済む、 と い う効果を奏し、 さ らに交換しない色 のイ ンク補給経路を分断する こ と が生 じないとい う効果を奏 する。 つま り 、 各構成要素毎にユニッ ト化されている場合に は、 黒の記録へッ ドュ -ッ ト 1 0 1 Kを交換しょ う と した場 合に、 他色の記録ヘッ ドユエッ ト 1 0 1 C、 1 0 1 M、 1 0 1 Yも引き出すこ と になる。 し力 し、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 の
ュニ ッ トゃイ ンクパッ ク 2 2 3 のュニ ッ ト な どは引き出され ずにその位匱に留ま る。 この場合、 記録ヘッ ドユニッ ト に接 続されるイ ンク チューブを長く してやらなければならず、 ま たそのィ ンクチューブが外れて しま う といったおそれがある。
本実施形態では、 全てのィ ンク補給経路の全ての構成要素 を、 相対的位置関係が変わ らないよ う に可動体 1 0 に搭載し、 全体でュニ ッ ト化 しているので、 イ ンク捕給経路が分断され る よ う なこ と を抑制 している。
また、 記録へッ ド 1 0 2 のノ ズルに負圧を印カ卩させるため に、 記録へッ ド 1 0 2 のノ ズル面が用紙搬送経路よ り も上方 に位置し、 イ ンクパック 2 2 3 は、 用紙搬送経路よ り も下方 に位置しなければな らない。 このよ う な位置関係を達成させ るために、 イ ンクチューブ分岐部 2 1 4 力 らイ ンクノヽ。ッ ク 2 2 3 までのイ ンク経路を、 用紙搬送経路の用紙幅方向の一端 側 (図 2 中の左側) にま と めて配置した。 またこ の配置され た側をイ ンク ジヱ ッ トプリ ンタ 1 の操作側と し、 その操作側 に向けて可動体 1 0 を引き 出すよ う に構成 してレヽるので、 用 紙搬送経路とイ ンク補給経路 2 0 0 と の干渉を避ける こ と力 S でき る。
また、 他の実施形態と して、 図 1 3 、 図 1 4 に示すよ う に、 イ ンクチューブ分岐部 2 1 4 力 らイ ンクノ、。ッ ク 2 2 3 までの イ ンク経路を、 操作側と は反対側の用紙搬送経路の用紙幅方 向の他端側にま と めて配置する (図 1 3 、 図 1 4 中では操作 側が図中右側に設定) 。 そ して、 この実施形態では、 可動体 1 0 のみな らず搬送部 4 0 0 を操作側に引き 出すこ とが可能
に構成されている。
搬送部 4 0 0 は、 イ ンク ジェ ッ ト プ リ ンタ 1 の筐体 1 5 力 ら、 水平ガイ ドレール 1 1 に沿って操作側に引 き 出すこ と 力 s 可能 と なっ てレヽる。 搬送部 4 0 0 が、 筐体 1 . 5 力 らの引 き 出 しが完了 した後 (図 1 3 参照) 、 可動体 1 0 は、 水平ガイ ド レール 1 1 に沿って引 き 出 される (図 1 4 参照) 。
こ のよ う に構成する こ と で、 可動体 1 0 内に搭載された構 成要素へのアク セスが容易である と と も に、 記録媒体 P のジ ャム処理を操作側から容易に行える と い う 効果を奏する。
(第 2 の実施の形態)
以下、 図面を参照 して、 第 2 の実施の形態のイ ンク ジエ ツ ト プ リ ンタ のイ ンク経路について説明する。 なお、 説明の簡 便さ を図る ためにこ こで説明する イ ンク経路は、 第 1 の実施 の形態のイ ンク ジエ ツ ト プ リ ンタ 1 と 同一の構成は、 第 1 の 実施の形態 と 同一の参照符号を付 して詳細な説明を省略する。 また、 本実施の形態において使用 される複数のイ ンク経路の う ちの 1 つのイ ンク に関するイ ンク経路だけ とする。 例えば 4 色あるいは 6 色イ ンク を用いてカ ラー記録を行 う プリ ンタ では、 図示するイ ンク経路をイ ンク の種類数、 即ち 4個ある いは 6 個を用意する こ と は当然である。
本実施の形態のイ ンク ジエ ツ ト プリ ンタ 1 は、 第 1 の実施 の形態のイ ンク ジエ ツ ト プ リ ンタ 1 と 、 電磁弁 2 1 8 よ り 上 流の構成が異なっている。 また、 本実施の形態のイ ンク ジヱ ッ ト プ リ ンタ 1 は、 イ ンク ボ トル 9 0 0 を保持するためのポ トルホルダ 1 9 を有 してレヽる。
図 1 5 は、 本実施の形態のイ ンク ジエ ツ 1、 プ リ ンタ の電磁 弁 2 1 8 よ り 上流の構成示す模式図である。
イ ンク 経路の鉛直方向上方に配設されるイ ンク ボ トル 9 0 0 は、 図 1 6 に示すよ う に、 プラ スチ ッ ク ケース のよ う な材 質の筐体で構成 されてお り 、 その内部のイ ンク収納部 9 0 8 に記録に使用 さ れる ィ ンク が大容量収納される。 イ ンク ポ ト ノレ 9 ◦ 0 は、 イ ンク ボ トル用残量検知セ ンサ部 1 0 0 0 に対 して着脱可能に装着 される。 従って、 イ ンク ポ トノレ 9 0 0 は イ ンク補給経路 2 0 0 に対 して、 着脱 自在である。 このため イ ンク ボ トノレ 9 0 0 は、 内部のイ ンク 残量が少な く なつ てき た場合には、 新品のィ ンク ボ トル 9 0 0 と 交換する こ と が可 能と なっ てレヽる。
図 1 6 は、 イ ンク ボ トル 9 0 0 と 、 イ ンク ボ トル用残量検 知センサ部 1 0 0 0 と の接続部を示す拡大された断面図であ る。
イ ンク ボ トノレ 9 0 0 は、 図 1 6 中に示すよ う に、 イ ンク 自 身の 自重に よ っ て記録へッ ド側にイ ンク を供給する こ と がで き る よ う に、 筐体下方に弁式のィ ンク供給口 である排出 口 9 0 1 が設け られている。 排出 口 9 0 1 の向き は斜め下方に設 定されている。 この排出 口 力ゝら、 イ ンク収納部 9 0 8 に収納 されたイ ンク がプリ ンタ側のィ ンク経路に向けて供給される こ と になる。
この排出 口 9 0 1 は 、 イ ンク ボ トル用残量検知センサ部 1 0 0 0 のジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と 結合される こ と で内部の弁 9 0 1 d が開き 、 プ リ ンタ と のイ ンク 流路が連通する。 また
イ ンクボ トノレ 9 0 0 の形状は、 排出口 9 0 1 の近傍に、 経時 変化などの理由によ り 、 粘度が高く なつ て しまい記録と して 不適切なイ ンク をイ ンク収納部 9 0 8 に留めてお く よ と と も にイ ンク収納部 9 0 8 力 ら排出 しないよ う に、 イ ンク溜ま り 部 9 0 5 が形成されている。 なお、 イ ンク ボ ト ルの主底面 9 0 4 は、 このイ ンク溜ま り 部 9 0 5 よ り も鉛直方向において、 高位になる よ う に、 設計されている。
ィ ンク ボ トノレ 9 0 0 は、 その筐体のほぼ全体がプラ スチッ ク のよ う な剛体で形成されているが、 ボ トルホルダ 1 9 への 挿入方向の前面 9 0 7 (図 1 6 では右側端面) の上方には孔 が形成され、 その孔を覆う よ う にゴムシール 9 0 6 が設け ら れている。 こ の ゴム シール 9 0 6 には、 大気開放用の中空針 9 2 0 が差し込まれる。 こ の ゴム シール 9 0 6 は、 大気開放 用の中空針 9 2 0 が差し込まれる前、 例えばイ ンクボ トル 9
0 0 をイ ンク ジエ ツ トプリ ンタ 1 に装着していない間は、 ィ ンク収納部 9 0 8 内を密閉 しているが、 そこに中空針 9 2 0 が差 し込まれる と、 イ ンク収納部 9 0 8 内に大気圧がかかる よ う になる。 こ の大気開放に関する詳細な説明は後述する。 本実施の形態において、 ィ ンク ボ トル用残量検知センサ部
1 0 0 0 は、 図 1 6 中に示すよ う に、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 の 排出 口 9 0 1 と係合するジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と 、 ジョ イ ン ト ロ 1 0 1 2 からのイ ンク を記録へッ ド 1 0 2側に向けて供 給するための補給経路用のイ ンク チューブ 1 0 3 1 と の間に 設け られたイ ンク タ ンク 1 0 1 3 と、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 の 残量を検知するためのセンサ部を有している。 こ のセンサ部
は、 イ ンク タ ンク 1 0 1 3 に連通 し上方に延在する残量検知 用連通管 1 0 1 4 と、 その残量検知用連通管 1 0 1 4 に設け られている残量検知センサ 1 0 1 5 と、 イ ンク タ ンク 1 0 1 3 に連通 しイ ンク タ ンク 1 0 1 3 内の気泡を除去する大気開 放用連通管 1 6 と を具備 している。
イ ンク チューブ 1 0 3 1 は、 一端が イ ン ク タ ン ク 1 0 1 3 に接続されてお り 、 他端が、 電磁弁 2 1 8 を介 して 3 っ又ィ ンク チューブ 2 1 3 に接続されている。
ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 は、 排出 口 9 0 1 と接触する O リ ン グ部 1 0 1 2 a を有している。 O リ ング部 1 0 1 2 a は、 ジ ョ イ ン ト ロ 1 0 1 2 の排出 口 9 0 1 に対する装着方向に沿つ て突出 している。
また、 ジ ョ イ ン ト 口 : L 0 1 2 は、 排出口 9 0 1 と係合した 際に、 排出 口 9 0 1 の弁 9 0 1 d と 当接して互いに開放され る弁 1 0 1 2 d を有してレヽる。 弁 1 0 1 2 d の先端には、 ピ ンが設け られてお り 、 こ の ピンが、 排出口 と係合 した際に、 弁 9 0 1 d を押圧して、 弁 9 0 I d を開放する。 また、 弁 1 0 1 2 d は、 弁 9 0 1 d を開放した際に、 前記ピンによ り 自 身も押圧され、 開放される。
また、 イ ンク ボ トル用残量検知センサ部 1 0 0 0 は、 イ ン ク タ ンク 1 0 1 3 を覆 う よ う に形成し、 イ ンク ボ トル 9 0 0 から漏れたイ ンク を回収する廃イ ンク パン 1 0 1 7 と、 廃ィ ンク ノ、。ン 1 0 1 7 と連通 し、 溜ま った廃イ ンク を廃イ ンクボ トノレ 5 1 へと流すための廃液経路用のチューブ 5 3 が設け ら れている。
チューブ 5 3 は、 3 つ又に形成されてお り 、 一端が廃イ ン ク ボ トル 5 1 に接続されてお り 、 残 り の 2 つの端部の一方が、 廃イ ンク ノ ン 1 0 1 7 と接続されてお り 、 他方が、 イ ンク タ ンク 1 0 1 3 に接続されている。
ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 は、 イ ンク ポ トノレ 9 0 0 の排出 口 9 0 1 と結合される こ と で、 お互いの弁 9 0 1 d 、 1 0 1 2 d を開き、 イ ンク 流路を連通させる。 こ のジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 はイ ンク ポ トノレ 9 0 0 の排出 口 9 0 1 の向き に合わせて斜 めに設け られている。
イ ンク タ ンク 1 0 1 3 は、 図 1 6 中に示 される よ う に、 高 さ方向におけ る イ ンク チューブ 1 0 3 1 と の連結位置よ り も 下方にイ ンク溜ま り 部 1 0 1 8 が形成されている。 このイ ン ク溜ま り 部 1 0 1 8 には、 経時変化な どで粘度や濃度が高 く なったイ ンク が溜ま る よ う になつてお り 、 こ のイ ンク を補給 経路用のイ ンク チューブ 1 0 3 1 にでき る だけ供給 しないよ う に してレヽ る。 そ して、 こ のイ ンク溜ま り 部 1 0 1 8 に溜ま つたイ ンク を廃液と して処理でき る よ う に、 イ ンク溜ま り 部 1 0 1 8 の底部には廃イ ンク ボ トル 5 1 へと連通 している廃 液経路用のチューブ 5 3 が接続されている。 こ の廃液用のチ ユープ 5 3 には電磁弁 5 5 が設け られてレヽる。 こ の電磁弁 5 5 を適宜を開閉 させる こ と で、 イ ンク 溜ま り 部 1 0 1 8 に溜 まったイ ンク は、 廃イ ンク ボ トノレ 5 1 へと 流すこ と ができ る。 従って、 本実施形態では、 イ ンク ボ トル 9 0 0 に粘度や濃 度の高いイ ンク を留めてお く イ ンク溜ま り 部 9 0 5 が形成さ れている が、 そのよ う な粘度や濃度の高いイ ンク がこのイ ン
ク溜ま り 部 9 0 5 で受容されずに、 排出 口 9 0 1 を介 してィ ンク タ ンク 1 0 1 3 に供給されて しま って も、 こ のイ ンク タ ンク 1 0 1 3 内のイ ンク溜ま り 部 1 0 1 8 にて受容される こ と にな り 、 記録ヘッ ド 1 0 2 に当該イ ンク が供給される こ と を防止 している。
なお、 このよ う にイ ンク タ ンク 1 0 1 3 内にイ ンク 溜ま り 部 1 0 1 8 を形成 してお く こ と で、 イ ンク ボ トル 9 0 ◦ 内に はあえてイ ンク 溜ま り 部 9 0 5 を形成 しな く て も良い し、 ま た、 イ ンク ボ トルを回動させる等 してイ ンク ポ トル内のイ ン ク を全てイ ンク ボ トル用残量検知センサ部 1 0 0 0 に供給す る よ う に しても 良い。
(ィ ンク初期充填)
こ のよ う に構成されたイ ンク ジエ ツ ト プ リ ンタ のイ ンク経 路に対 して、 最初に廃液経路を除く 各イ ンク 経路に対 してィ ンク を充填させる、 いわゆる初期充填を行わせる態様につい て詳細に説明する。
まず、 イ ンク が十分に収納さ れているイ ンク ボ トノレ 9 0 0 をプ リ ンタ のボ ト ノレホノレダ 1 9 に挿入 し、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の排出 口 9 0 1 がイ ンク ボ トル用残量検知セ ンサ部 1 0 0 0 のジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 に結合する よ う に装着する。
またボ トルホルダ 1 9 には、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 のゴムシ ール 9 0 6 に対向する位置に、 大気開放用の中空針 9 2 0 カ 設け られてお り 、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 を揷入する こ と に よ り 、 その前面 9 0 7 にあ る ゴムシール 9 0 6 が中空針 9 2 0 に向 かって移動 し、 この ゴムシール 9 0 6 に中空針 9 2 0 が差し
込ま;^る。
なお、 中空針 9 2 0 がゴムシール 9 0 6 を貫く と 大気開放 される こ と になるが、 この大気開放がなされる タ イ ミ ングは、 イ ンク ポ トノレ 9 0 0 の排出 口 9 0 1 と イ ンク ボ トル用残量検 知セ ンサ部 1 0 0 0 のジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と の結合が達成 した後であ る ほ う が、 イ ンク の漏れ量を抑制する上で好ま し い。
ィ ンク ポ トノレ 9 0 0 がポ トノレホノレダ 1 9 に装着される と 、 電磁弁 1 0 3 3 は図示 しない制御部か らの指示に よ り 開放さ れる。 従って、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 力 ボ トノレホノレダ 1 9 に揷 入さ れ、 その排出口 9 0 1 と ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 が結合さ れ、 かつ大気開放がな され、 イ ンク ボ トル 9 0 0 がボ トルホ ルダ 1 9 内の所定の位置に達する と 、 イ ンク は自 重によ り 排 出 口 9 0 1 力、 ら流れだ し、 イ ンク補給経路 2 0 0 にイ ンク 力 提供される。
次に本実施形態におけるイ ンク ポ トル 9 0 0 の装着、 取 り 外 し時におけるイ ンク 漏れの対策を施 したイ ンク ボ トル 9 0 0 及びイ ンク ボ トル用残量検知セ ンサ部 1 0 0 0 の構成につ いて説明する。
図 1 7 は、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の排出 口 9 0 1 近傍の拡大 断面図であ る。 この図に示される よ う に、 ボ トル側ジョ イ ン ト と しての排出 口 9 0 1 の近傍には、 その排出 口 9 0 1 の開 口 9 0 1 a を取 り 囲むよ う に、 イ ンク 吸収体と してのス ポン ジ 9 6 1 が設け られている。 また、 このスポンジ 9 6 1 は、 排出 口 9 0 1 の端縁 9 0 1 b よ り も内方に下がった位置に設
け られている。
こ のスポンジ 9 6 1 は、 排出 口 9 0 1 に留ま っ ている イ ン ク を吸収 した り 、 ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 に付着 している イ ン ク を吸収する も のであ る。 この よ う にスポンジ 9 6 1 をイ ン ク ポ トル 9 0 0 の排出 口 9 0 1 の周辺に設ける こ と で、 排出 口 9 0 1 及びその近傍に付着 したイ ンク を吸収する こ と がで き、 イ ンク 落下によ る汚れを防止する こ と ができ る。
また、 排出 口 9 0 1 の端縁 9 0 1 b よ り も奥ま った位置に ス ポンジ 9 6 1 が配置 されている ので、 ユーザーが不用意に スポンジ 9 6 1 に触れる こ と を防止 している。
さ ら に、 図 1 8 に示すよ う に、 ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 側に おける ス ポンジ 9 6 1 に対向する位置に、 突起 1 0 6 2 を形 成 してお く こ と で、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 が装着さ れた と き に スポンジ 9 6 1 が突起 1 0 6 2 に よ っ て押 されて潰され、 吸 収 していたイ ンク を絞 り 出すこ と ができ る。 そ して、 こ こで 絞 り 出 されたイ ンク を、 ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 を介 してイ ン ク タ ンク 1 0 1 3 に流 してやる こ と で、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の排出 口 9 0 1 の近傍に付着するイ ンク を減 らすこ と ができ る。
また、 図 1 9 に示すよ う に、 ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 に廃ィ ンク パン 1 0 1 7 へと 連通する イ ンク 流路 1 0 6 3 を形成す る こ と で、 スポンジ 6 3 力 ら絞 り 出 したイ ンク を、 廃イ ンク パン 1 0 1 7 へ と流 してやる こ と が可能 と なる。
なお、 ス ポンジ 9 6 1 を設け る のは排出 口 9 0 1 ではな く 、 図 2 0 に示すよ う に、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 側であって も良
い。 なお、 スポンジ 9 6 1 は、 O リ ング部によ り 囲まれてい るため、 しみ出たイ ンクが装置を汚すこ と は防止されている。
なお、 本実施の形態のイ ンク ジェ ッ トプリ ンタ 1 は、 イ ン ク捕給経路 2 0 0からの空気が、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 力、ら 排出 口 9 0 1 を介してイ ンクボ トル 9 0 0 中に排出される場 合において、 説明 したが、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2並びに排出 口 9 0 1 の流路抵抗が大きい場合、 イ ンク ジェ ッ トプリ ンタ 1 は、 以下のよ う に構成され得る。
例えば、 図 2 1 中に示すよ う に、 イ ンク ボ トル用残量検知 センサ部 1 0 0 0 に、 外部と連通 した空気抜き管 1 0 1 2 c を形成する こ と も可能である。 なお、 電磁弁 2 1 8 が開いて 場合、 イ ンク補給経路 2 0 0 中の気圧の変化によ り 、 空気抜 き管 1 0 1 2 c 中のイ ンク も、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 中のイ ン ク と共に、 下流に流れる。 イ ンク補給経路 2 0 0 への 1 回の イ ンク補給の際に、 空気抜き管 1 0 1 2 c 中のイ ンクが、 無 く なつて しま う と、 イ ンク ボ トル 9 0 0 力 らのイ ンク と共に 空気をイ ンク補給経路 2 0 0 に送って しま う 恐れがある。 上 記を解決するために、 空気抜き管 1 0 1 2 c は、 図 2 2 中に 示すよ う に、 容積を増やし、 イ ンク捕給時に、 空気抜き管 1 0 1 2 c 中のイ ンク が無く なる こ と を防止 し得る。
(第 3 の実施の形態)
次に第 3 の実施の形態におけるイ ンク ポ トル 9 0 0 の装着、 取り 外し時におけるイ ンク漏れ対策を施したイ ンクボ トル用 残量検知センサ部 1 0 0 0 の構成について説明する。 本実施 の形態のイ ンク ポ トル用残量検知センサ部 1 0 0 0 において、
第 1 並びに第 2 の実施の形態と 同様な構成は、 同一の参照符 号を付し、 説明を省略する。
図 2 3 に示すよ う に、 本実施形態のイ ンクボ トル用残量検 知センサ部 1 0 0 0 には、 イ ンク タ ンク 1 0 1 3 の側面に回 転軸 1 0 7 1 と な り える突起が設け られている。 また、 可動 体 1 0 は、 回転軸 1 0 7 1 を支持する軸受け : L 0 7 2 を有し ている。 軸受 1 0 7 2 は、 回転軸 1 0 7 1 を、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の挿入方向 と直交する軸回 り に回動可能に支持する。 このよ う に構成 したため、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 がイ ンク ポ ト ノレ 9 0 0 の挿入方向 と直交する軸まわ り に、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 の揷入方向 と平行な面内で回動でき る よ う になる。 例えば、 イ ンクボ トル 9 0 0 における排出口 9 0 1 の位置 や角度がずれている場合や、 ィ ンク ボ トル用残量検知センサ 部 1 0 0 0 のジ ョ イ ン ト 口 の寸法精度等に誤差があった場合 には、 両者が正 しく 結合されないおそれがあ り 、 これがイ ン ク漏れの原因 と成り 得る。 しかし、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 力 S 1 軸まわ り に回動する こ と によ り 、 上述 したよ う な寸法のば らつきや取り 付けのばらつきがある場合でも、 ジョ イ ン ト ロ 1 0 1 2 が変位する こ とで排出 口 9 0 1 に追従し、 容易にか つ確実に両者の結合がなされ、 ィ ンク の漏れを十分に低減さ せる こ と が可能と なる。
また本実施の形態の変形例のィ ンク ポ ト ル用残量検知セ ン サ部 1 0 0 0 は、 図 2 4 に示すよ う に、 回転軸 1 0 7 1 と軸 受け 1 0 7 2 に加えて、 当該軸受け 1 0 7 2が固定されてい る軸受けベース 1 0 7 3 と 、 前記回転軸 1 0 7 1 と直交する
回転軸 1 0 7 4 と を具備 している。 上記回転軸 1 0 7 1 並び に 1 0 7 4 と に よ り 、 イ ンク ボ トル用残量検知セ ンサ部 1 0 0 0 は、 互いに直交する 2 軸まわ り にジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 を回動させる こ と が可能 と なる。
こ の よ う に構成すれば、 排出 口 9 0 1 と ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と の結合の確実性はよ り 一層高ま り 、 イ ンク の漏れ量を 低減させる こ と が可能 と なる。
また、 排出 口 9 0 1 と ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と の結合の確 実性を高め る上で、 イ ンク タ ンク 1 0 1 3 を弾性部材な どを 介 してプ リ ンタ本体に取 り 付け る こ と も好ま しい。 つま り 、 弾性部材が変形する と 、 イ ンク タ ンク 1 0 1 3 な らびにジ ョ イ ン ト ロ 1 0 1 2 は、 比較的高レヽ 自 由度を も って変位する こ と にな り 、 排出 口 9 0 1 の位置が所定の位置からずれた と し ても、 ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 は追従する こ と が可能と な る。 さ ら に、 弾性部材の弾性力によ り 、 排出 口 9 0 1 に向けてジ ョ イ ン ト ロ 1 0 1 2 を付勢する こ と に も な る ので、 両者の結 合を よ り 一層強 く する こ と ができ 、 イ ンク漏れを十分に抑え る こ と ができ る。
なお、 第 2 の実施の形態で述べたよ う なイ ンク 吸収体であ るスポンジ 9 6 1 を、 本実施形態において も採用する こ と で、 仮にイ ンク が排出 口 9 0 1 に付着 して しま って も、 当該イ ン ク を吸収する こ と ができ 、 イ ンク によ る汚れを防止でき る。
また、 本実施の形態の回転軸 1 0 7 1, 1 0 7 4 は、 イ ン ク タ ンク 1 0 1 3 に設け られていたが、 イ ンク タ ンク 1 0 1 3 を支持する廃イ ンク パン 1 0 1 7 に設け る こ と も可能であ
る。
(第 4 の実施の形態)
次に第 4 の実施の形態におけるイ ンクボ トル 9 0 0 の装着、 取り 外し時におけるイ ンク漏れに対する悪影響を小さ く する 対策を施 したイ ンク ポ ト ル 9 0 0 の構成について説明する。 本実施の形態のイ ンク ボ トル 9 0 0 において、 第 1 並びに第 2 の実施の形態と 同様な構成は、 同一の参照符号を付し、 説 明を省略する。
本実施形態では、 図 2 5 に示すよ う に、 イ ンク ボ トル 9 0 ◦ の排出 口 9 0 1 を取 り 囲むカ ノ 一 9 8 1 を、 排出口 9 0 1 の周囲に形成している。 こ のカバー 9 8 1 は、 ユーザーが容 易に排出 口 9 0 1 及びその近傍に触れる こ と ができないよ う にするためのも ので、 カバー 9 8 1 の高さは少な く と も排出 口 9 0 1 の高さ よ り も高く なる よ う に設定してレヽる。
このよ う なカバー 9 8 1 を排出 口 9 0 1 の周囲に形成する こ と で、 イ ンク が排出 口 9 0 1 近傍に付着 していたと しても、 ユーザーは容易に排出 口 9 0 1 に触れる こ と ができないので、 ユーザーの手が汚れる といったこ とが低減される。
なお、 カバー 9 8 1 の形状は適宜変更が可能である。 例え ば図 2 6 , 2 7 に図示する よ う に、 排出口 9 0 1 の側方のみ な らず、 排出口 9 0 1 と対向する側にもカバー 9 8 2 , 9 8 3 を形成 しても良い。 ただし、 この場合、 排出口 9 0 1 の弁 9 0 1 d を操作する ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2側の弁 1 0 1 2 d の先端の ピンが揷入でき る程度の孔 9 8 2 a , 9 8 2 a を形 成してお く 必要がある。
こ のよ う に排出口 9 0 1 を側方のみな らず、 排出口 9 0 1 に対向する側においてもカバー 9 8 2 , 9 8 3 を形成する こ とで、 排出口 9 0 1 及びその近傍にイ ンク が付着 してもユー ザ一は容易に排出口 9 0 1 に触れる こ とができな く な り 、 ュ 一ザ一の手がィ ンク で汚れる、 と いったこ と が不具合が解決 される。
(第 5 の実施の形態)
次に第 5 の実施の形態におけるイ ンク ボ トル 9 0 0 の装着時、 取 り 外し時におけるイ ンク漏れ対策を施したプリ ンタ側のジ ョ イ ン ト ロ 1 0 1 2 の構成について図 1 4 を参照 して説明す る。
本実施形態のジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 は、 排出口 9 0 1 と ジ ョ イ ン ト ロ 1 0 1 2 と の結合部に付着 した廃イ ンク を廃イ ン タ ノ ン 1 0 1 7 に導く ための リ ブ 1 0 9 1 を有してレヽる。
こ の リ ブ 1 0 9 1 は、 前記結合部から漏れ出 したイ ンク を、 廃液ボ トルへと確実に導き、 イ ンク ジエ ツ トプリ ンタ 1 の内 部を汚さ ないよ う にするためのものである。 この リ ブ 1 0 9 1 は、 前記結合部よ り も下方のジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 のまわ り に、 イ ンク流路と して機能する よ う に、 廃イ ンクパン 1 0 1 7 に向かって傾斜している。 さ らにこの リ ブ 1 0 9 1 は、 下端が廃イ ンク パン 1 0 1 7 内に位置する よ う に、 寸法が設 定されている。
こ の よ う に構成すれば、 万が一イ ンク ポ トル 9 0 0 と ジョ イ ン ト ロ 1 0 1 2 との結合部からイ ンクが漏れた と しても、 漏れたイ ンク は リ ブ 1 0 9 1 を伝い、 廃イ ンクパン 1 0 1 7
内に落下する こ と になる。 そ して、 こ の廃イ ンク パン 1 0 1 7 内に収容されたイ ンク は、 廃イ ンク と して廃液経路用のチ ユ ーブ 5 3 を経由 して廃イ ンク ボ トノレ 5 1 内に収容される。
このよ う に本実施形態によれば、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 力 らイ ンク が漏れ出 した と しても、 その漏れたイ ンクは廃イ ン タ ノ ン 1 0 1 7 内に収容される こ と になる ので、 プ リ ン タ内 部を汚すこ と がない。 しかも漏れイ ンク用の流路と しての リ ブ 1 0 9 1 を形成してい る ので、 漏れたイ ンク は確実に廃ィ ンクパン 1 0 1 7 内に収容される こ と になる。
(第 6 の実施の形態)
次に第 6 の実施の形態におけるイ ンク ポ トル 9 0 0 の装着 時、 取り 外し時におけるイ ンク漏れ対策を施 したイ ンク ボ ト ル用残量検知センサ部 1 0 0 0及び大気開放用の針の構成に ついて図 2 9 A乃至 Gを参照して説明する。 本実施の形態の イ ン ク ボ トル用残量検知センサ部 1 0 0 0並びにイ ンク ポ ト ル 9 0 0 において、 第 1 並びに第 2 の実施の形態と同様な構 成は、 同一の参照符号を付し、 説明を省略する。
本実施形態では、 上述してきた実施形態と は異な り 、 イ ン クボ トル 9 0 0 のボ トルホルダ 1 9への挿入方向における前 面 9 0 7 が、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の揷入方向 と ほぼ直交する 面と平行になる よ う に構成されてお り 、 当該前面 9 0 7 の上 方に大気開放用の中空針 9 2 0 が差し込まれる ゴムシール 9 0 6 が設け られ、 当該前面 9 0 7 の下方に排出口 9 0 1 が設 け られてレヽる。
また、 こ のイ ンク ボ トル 9 0 0 の構成に対応して、 プリ ン
タ側の大気開放用の中空針 9 2 0 と ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 は 互レ、にイ ンクボ トル 9 0 0 の揷入方向と平行な方向に沿って 配置されている。
そ して、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と大気開放用の中空針 9 2 0 は、 ボ トルホルダ 1 9 内に挿入されたイ ンク ボ トノレ 9 0 0 に向けて、 それぞれ独立に駆動される よ う に構成されている。
また、 こ こで使用 されるイ ンク ボ トル 9 0 0 は、 その底面 にィ ンク の種類や容量などの各種データが記憶されている I Cチップ 1 1 0 1 を設け、 プリ ンタのボ トノレホルダ 1 9側に は当該 I Cチップ 1 1 0 1 に記憶された情報を読み取り 可能 とするセ ンサ 1 1 0 2 を設けている。 センサ 1 1 0 2 は、 制 御部 4 0 (図 4参照) に接続されている。
センサ 1 1 0 2 は、 ボ トノレホルダ 1 9 に揷入されたイ ンク ポ トノレ 9 0 0 がジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と結合可能な位置に達 した と き に、 I Cチップ 1 1 0 1 に記憶された各種情報を読 み取る こ とが可能になっている。 つま り 、 センサ 1 1 0 2 は、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の各種情報を読み取るだけでなく 、 イ ン ク ボ トノレ 9 0 0 のポ トノレホノレダ 1 9への揷入が完了 したこ と も検出する こ と が可能になっている。
ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と大気開放用の中空針 9 2 0 の移動 は、 このセ ンサ 1 1 0 2 の検出結果に基づいて制御されてい る。 次にイ ンクポ トノレ 9 0 0 の挿入、 装着から取 り外しまで の一連の流れを図 2 9 A乃至 Gを参照して説明する。
まず、 イ ンク ポ トノレ 9 0 0 をボ トルホルダ 1 9 に挿入する (図 2 9 A ) 。 この際、 ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と 大気開放用
の中空針 9 2 0 は、 後方 (図中の右側) に下がった位匱に配 設されている。
さ らにイ ンク ボ トノレ 9 0 0 カ 揷入され、 ボ トノレホノレダ 1 9 内の装着可能位置に達する (図 2 9 B ) 。 イ ンク ボ トル 9 0 0 が装着可能位置に達する と、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の底面に 設け られた I Cチップ 1 1 0 1 ボ ト ノレホルダ 1 9 に設け ら れたセンサ 1 1 0 2 と対向 し、 I Cチップ 1 1 0 1 内に記憶 されている各種情報がセンサ 1 1 0 2 によって読み取られ、 制御部 4 0 に送られる。
セ ンサ 1 1 0 2 によってイ ンク ボ トル 9 0 0 の揷入完了が 検出 され、 制御部 4 0 によ り 、 さ らに挿入されたイ ンク ポ ト ル 9 0 0 が適切なものであったこ とが検出される と、 制御部 4 0 の制御によ り 、 まずジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 力 S排出 口 9 0 1 に向けて移動され、 イ ンク供給可能に結合される (図 2 9 C ) 。
そ して、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 の移動が完了 したな ら ば、 次に大気開放用の中空針 9 2 0 が移動 し、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の前面 9 0 7 に設け られたゴムシール 9 0 6 を貫き、 大気 開放を達成する (図 2 9 D ) 。
これでイ ンク ボ トル 9 0 0 の装着が完了 したこ と にな り 、 イ ンク補給経路 2 0 0 (図 2参照) 上に設け られている電磁 弁 2 1 8 が開けば、 イ ンク ポ トノレ 9 0 0 内のイ ンクが排出口 9 0 1 力 らイ ンク ジエ ツ ト プリ ンタ 1 のイ ンク捕給経路 2 0 0 にイ ンク が供給される。
次に、 イ ンク ポ トノレ 9 0 0 を、 イ ンク補給経路 2 0 0 力、ら
取り 外す場合について説明する。 まず、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 よ り も先に大気開放用の中空針 9 2 0 を退避するよ う に、 中空針 9 2 0 を移動させる (図 2 9 E ) 。 そ して中空針 9 2 0がゴムシール 9 0 6 力 ら引き抜かれて、 再びイ ンクボ トノレ 9 0 0 内が密閉 される よ う な位置まで中空針 9 2 0が達した な らば、 ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 を退避させる よ う に移動させ る (図 2 9 F ) 。
ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と排出 口 9 0 1 と が離間する位置に ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 が達したな らば、 イ ンク ボ トル 9 0 0 をボ トルホルダ 1 9 力、ら引き抜く 。 このよ う に、 イ ンク ボ ト ル 9 0 0 の装着時には、 ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と排出口 9 0 1 と の結合が完了 した後に、 イ ン ク ポ ト ル 9 0 0 内の大気開 放を完了 させる こ と で、 ィ ンク漏れを防いでいる。
この順序が反対になる と、 つま り ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と 排出口 9 0 1 と の結合の前にイ ンク ポ トル内の大気開放がな される と 、 イ ンクボ トノレ 9 0 0 内のイ ンク がその白重によつ て排出口 9 0 1 から漏れ出すおそれがある も のの、 本実施形 態の場合にはそのよ う なおそれがない。
また、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 を取 り 外す場合には、 先に大気 開放用の中空針 9 2 0 を外してイ ンク ポ ト ル 9 0 0内を気密 に保ち、 その後にジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と排出 口 9 0 1 と の 結合を解除する こ と で、 イ ンク漏れを防いでいる。
こ の順序が反対になる と、 つま り 、 大気開放した状態でジ ョ イ ン ト ロ 1 0 1 2 と排出口 9 0 1 と の結合を解除して しま う と、 イ ンク ボ トル 9 0 0 内のイ ンク がその 自重によって排
出 口 9 0 1 が漏れ出すおそれがある他、 さ らに、 残量検知用 連通管 1 0 1 4や空気抜き管 1 0 1 2 c 内に位置するイ ンク の水位が、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 よ り も高位にあった場合に は、 イ ンク がジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2から噴き 出すおそれがあ る。 しかし、 本実施形態の場合では、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 の結合を解除する前に、 大気開放用の中空針 9 2 0 を抜いて、 イ ンクボ トル 9 0 0 内を気密に保っているため、 上述したィ ンク漏れを防止 してレ、る。
本実施形態の場合では、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の挿脱に伴う 排出 口 9 0 1 の移動軌跡内に、 センサ 1 1 0 2 が設け られて いる ため、 万が一セ ンサ 1 1 0 2上にイ ンク が落下した場合 には、 イ ンク ボ トルの特性の検出が困難と なって しま う と こ ろであるが、 上述したよ う に本実施形態によれば、 イ ンク漏 れのおそれが低いので、 そのよ う な不具合を防止する こ とが 可能と なる。
なお、 本実施形態では、 イ ンク ボ トノレと プリ ンタ と のイ ン ク流路を弁式のジョ ィ ン ト でもって形成し、 ィ ンクボ トル內 の大気開放を中空針でもって形成しているが、 本発明はこれ に限定にされる ものでなく 、 大気開放を弁式のジョ イ ン トで 達成 しても良い し、 またィ ンク流路の形成を中空針でもった 達成 しても良い。
(第 7 の実施の形態)
次に第 7 の実施の形態におけるイ ンク ボ トル 9 0 0 の装着時、 取り 外し時におけるイ ンク漏れ対策を施したイ ンクボ トル用 残量検知センサ部 1 0 0 0及び大気開放用の中空針 9 2 0 の
構成について図 3 0 A乃至 C を参照 して説明する。 本実施の 形態のイ ンクボ トル用残量検知センサ部 1 0 0 0並びにイ ン ク ボ ト ル 9 0 0 において、 第 1 並びに第 2 の実施の形態と 同 様な構成は、 同一の参照符号を付し、 説明を省略する。
本実施形態も第 6 の実施の形態と 同様、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の装着時におけるジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と排出 口 9 0 1 と の結合のタイ ミ ングが、 大気開放のタイ ミ ングょ り も早く な る よ う に構成してお り 、 またイ ンク ボ トル 9 0 0 の取 り 外し 時におけるイ ンクボ トル 9 0 0 内の気密達成のタイ ミ ングが、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と排出口 9 0 1 との離間のタイ ミ ング よ り 早く なる よ う に構成している。
なお、 本実施形態では、 大気開放用の中空針 9 2 0及びジ ョ イ ン ト ロ 1 0 1 2 を駆動させず、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 のボ トルホルダ 1 9 に対する揷脱動作によ って、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と の結合及び離間や中空針 9 2 0 の抜き差しを行って いる 。
以下、 詳細な構成について説明する。 本実施形態にて用い ら; ^るイ ンクボ トノレ 9 0 0 において、 ボ トノレホノレダ 1 9 への 挿入方向の前面 9 0 7 は、 上部 9 0 7 a と、 下部 9 0 7 b と を有 している。 下部 9 0 7 b は、 上部 9 0 7 a よ り も前方に 突出 した形状と なってお り 、 かつ上部 9 0 7 a 及ぴ下部 9 0 7 b 共にイ ンク ボ トル 9 0 0挿入方向に対してほぼ直交する 面と平行になる よ う に構成されている。 上部 9 0 7 a には大 気開放用の中空針 9 2 0が差し込まれる ゴム シール 9 0 6 力 S 設け られ、 突出 した下部 9 0 7 b には排出 口 9 0 1 が設け ら
れている。
また、 このイ ンク ポ トノレ 9 0 0 の構成に対応して、 プリ ン タ側の大気開放用の中空針 9 2 0 と ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 は 互いにィ ンク ポ トノレ 9 0 0 の挿入方向 と平行な方向に沿って 配置されている。
大気開放用の中空針 9 2 0 はボ トルホルダ 1 9 に固定され てレヽる。 また、 ジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 はイ ンクボ ト ゾレ 9 0 0 の揷脱方向 と平行な方向に移動可能にボ トルホルダ 1 9 に支 持されてお り 、 コイ ノレ バネ 1 1 0 3 によってイ ンク ボ トル 9 0 0 に向力 う方向に付勢されてレヽる。 このためジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 に外力などの負荷が加わっていない状態には、 こ の ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 は コ イ ルバネ 1 1 0 3 によってイ ン ク ボ トル 9 0 0 に向き に付勢されている。
次にイ ンク ボ トノレ 9 0 0 をボ トノレホノレダ 1 9 に挿入し、 ィ ンク流路を連通させかつ大気開放が達成されるまでの流れを 図 3 0 A乃至 C を参照 して説明する。 図 3 0 Aはイ ンク ボ ト ル 9 0 0 をボ トノレホルダ 1 9 に挿入し始めた状態を示す。
この状態から さ ら にイ ンク ボ トノレ 9 0 0 をボ トノレホノレダ 1 9 内に向けて揷入する こ と で、 排出口 9 0 1 が、 コイ ノレ バネ 1 1 0 3 によってイ ンクボ トノレ 9 0 0側に付勢されているジ ョ イ ン ト ロ 1 0 1 2 と結合される (図 3 0 B ) 。 なお、 こ の 時点では、 イ ンク ボ トル 9 0 0 のゴムシール 9 0 6 が設け ら れている上部 9 0 7 a の位置が、 排出 口 9 0 1 が設け られて いる下部 9 0 7 b の位置よ り も、 イ ンクボ トノレ 9 0 0 の揷入 方向において下がった位置にあるため、 中空針 9 2 0 はまだ
ゴム シール 9 0 6 を貫く こ とができない。
そ して、 こ の位置力 ら さ らにイ ンク ボ トル 9 0 0 をポ トノレ ホルダ 1 9 内に挿入 しょ う とする と、 イ ンク ボ トル 9 0 0 の 挿入する力 (図中右向きの力) がコ イ ルパネ 1 1 0 3 の付勢 力 (図中左向きの力) を上回 り 、 ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と の 結合を維持 した状態で、 ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 をボ トルホル ダ 1 9 の奥側 (図中右側) に押 し出す。
なお、 イ ンク ポ トノレ 9 0 0 はポ トノレホノレダ 1 9 に設け られ た図示しないガイ ド手段に沿って挿入されるため、 挿入途中 におレヽてすでにジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と の結合が保たれてい る。
このよ う に してさ らにイ ンク ボ トル 9 0 0 をボ トルホルダ 1 9 内に挿入していく と、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 の上部 9 0 7 a に設け られたゴム シール 9 0 6 に中空針 9 2 0 が差し込ま れ、 イ ンク ボ トル 9 0 0 が装着完了位置に到達する と、 中空 針 9 2 0 の差し込みによ り 完全に大気開放が達成される。
こ の よ う に、 イ ンク ボ ト ル 9 0 0 の ゴム シール 9 0 6 と排 出口 9 0 1 とのイ ンク ボ トル 9 0 0 の挿入方向における位置 関係と、 大気開放用の中空針 9 2 0 と ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 とのイ ンク ボ トル 9 0 0 の揷入方向における位置関係と を適 宜設定する こ と で、 大気開放用の中空針 9 2 0やジョ イ ン ト 口 1 0 1 2 を駆動させなく ても、 イ ンクポ トノレ 9 0 0 の装着 時における ジョ イ ン ト 口 1 ◦ 1 2 と排出口 9 0 1 との結合の タイ ミ ングが大気開放のタイ ミ ングよ り も早く なるよ う に構 成する こ と ができ る。
なお、 イ ンク ボ トノレ 9 0 0 をボ トルホルダ 1 9 から取 り 外 す場合は、 まず大気開放用の中空針 9 2 0 を ゴム シール 9 0 6 力 ら抜き 、 イ ンク ポ ト ノレ 9 0 0 内 を気密にする (図 3 0 B ) 。 その後、 ジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 と排出 口 9 0 1 と の結 合も解除され、 図 3 0 ( a ) の状態に移行 し、 イ ンク ボ トル 9 0 0 をボ トノレホノレダ 1 9 力 ら取 り 外すこ と ができ る。
このよ う に構成する こ と によ っ て、 第 6 の実施の形態 と 同 様の効果を期待でき る と と も に、 大気開放用の中空針 9 2 0 やジ ョ イ ン ト 口 1 0 1 2 を駆動させる こ と がなレ、ので、 製作 コ ス ト を低減させる こ と が可能である。
以上説明 した よ う に、 第 2 の実施の形態乃至第 7 の実施の 形態のイ ン ク ジェ ッ ト プリ ンタ では、 イ ンク漏れを防止 した り 、 また漏れて しま っ たイ ンク が及ぼす悪影響を低減する こ と が可能 と なる。
以上説明 した よ う に、 上記各実施の形態のイ ンク ジェ ッ ト プリ ンタ 1 では、 イ ンク補給ポンプを用いる こ と な く 、 イ ン ク ポ ト ルか ら のイ ンク の補給及び充填を行 う こ と が可能と な る。
また、 イ ンク 吸引 キャ ップな どのイ ンク 吸引手段を用いる こ と な く 、 イ ンク補給路やイ ンク ジエ ツ トへッ ド内に混入 し て しま っ た空気や気泡を除去する こ と が可能 と なる。