明 細 書
保管装置
技術分野
[0001] 本願の発明は、保管装置に関し、特に複数の外形サイズの異なる物品の収納-保 管効率を改善した保管装置に関する。
背景技術
[0002] 従来、外形寸法が可変する製品 (保管物)をフィールド上に保管する場合には、フィ 一ルドの所定の位置に縦と横とに所定の間隔で一定に整然と配置された複数の載 置台の各々の上に、これらを 1つずつ載置して保管、管理していた (特許文献 1)。
[0003] し力しながら、このような保管装置にあっては、製品の都合により、最大外形サイズ の製品の寸法と最小外形サイズの製品の寸法とに大きな差が発生する場合、最大外 形サイズの製品の寸法に合わせて載置台を配置するので、載置する製品の外形が 最小外形サイズであると、隣接する最小外形サイズの製品同志との間に生ずるスぺ ースが大きくなり、無駄な保管スペースが発生する。
[0004] また、製品のサイズの大小に応じて専用の保管スペースが設けられる場合には、各 サイズの製品を、そのサイズに対応した専用の保管スペースにまで移動させて整列さ せるために、各製品を載置する載置台を直交する 2つの方向に順次沿わせて所定の 位置にまで移動させて整列させなければならず、大変な作業となる。
特許文献 1:特開 2000— 95309号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] 本願の発明は、従来の保管装置が有する前記のような問題点を解決して、多様な サイズの複数の保管物の保管に柔軟に、且つ、容易に対応することが可能で、保管 物の都合により、最大外形サイズの保管物の寸法と最小外形サイズの保管物の寸法 とに大きな差が生ずるような場合であっても、無駄な保管スペースが発生するのを可 及的に防止して、保管スペースの有効利用を図ることができる保管装置を提供するこ とを課題とする。
課題を解決するための手段
[0006] 本願の発明によれば、このような課題は、次のような保管装置により解決される。
すなわち、その保管装置は、複数のサイズの異なる保管物をそれぞれが 1個ずつ載 置して保管可能な複数の載置台と、複数の前記載置台の上方水平面内を前記保管 物を保持して移動する少なくとも 1つの移載装置とを備え、前記移載装置は、前記保 管物を保持する保持機構と、前記保持機構を垂直方向に昇降可能な垂直移動機構 と、前記垂直移動機構を前記上方水平面内で移動させる水平移動機構とから成って いる保管装置において、複数の前記載置台は、下方水平面内で隣接する前記保管 物同志を所定の間隔を隔てて載置して保管するものであり、水平面内で少なくとも一 方向に移動可能な載置台移動機構を備えていることを特徴とする保管装置である。
[0007] この保管装置によれば、その複数のサイズの異なる保管物をそれぞれが 1個ずつ 載置して保管可能な複数の載置台は、下方水平面内で隣接する保管物同志を所定 の間隔を隔てて載置して保管するものであり、水平面内で少なくとも一方向に移動可 能な載置台移動機構を備えて 、るので、複数のサイズの異なる保管物をフィールド 上に保管する場合、この載置台移動機構を作動させて、無駄な保管スペースが発生 する虞のある個所に、相応のサイズの保管物を載置した載置台を移動させて、複数 のサイズの異なる保管物を最適な間隔に保管することができる。
これにより、多様なサイズの複数の保管物の保管に柔軟に、且つ、容易に対応する ことが可能になり、保管物の都合により、最大外形サイズの保管物の寸法と最小外形 サイズの保管物の寸法とに大きな差が生ずるような場合であっても、無駄な保管スぺ ースが発生するのを可及的に防止して、保管スペースの有効利用を図ることができる
[0008] 好ましい実施形態によれば、その保管装置は、その複数の載置台が、載置台移動 機構を個々の載置台毎に備えている。この構成により、保管スペースの有効利用を 最大限に図ることができる。
[0009] 別の好ましい実施形態によれば、その保管装置は、その複数の載置台が、載置台 移動機構を複数の載置台毎に備えており、これら複数の載置台を一度に一括して移 動可能にされている。この構成により、複数の保管物単位でサイズ変更があった場合
に、これら複数の保管物の各々をそれぞれ載置する各載置台の位置の移動作業を 一度に一括して効率良く行うことができる。
[0010] さらに別の好ましい実施形態によれば、その保管装置は、その載置台移動機構に より一度に一括して移動させられることとなる複数の載置台力 X方向に直列もしくは Y方向に直列に配置されている。この構成により、複数のサイズの異なる保管物の管 理を列毎に行うことが可能になり、複数のサイズの異なる保管物の管理が容易になる
[0011] さらに別の好ましい実施形態によれば、その保管装置は、その載置台移動機構に より一度に一括して移動させられることとなる複数の載置台の移動方向が、 Y方向も しくは X方向とされている。この構成により、載置台移動機構により一度に一括して移 動させられることとなる複数の載置台に載置される複数の保管物のサイズ変更に起 因して、これら複数の載置台の位置を移動させる必要が生じた場合に、その移動作 業を最短の移動距離をもって効率良く行うことができる。
[0012] さらに別の好ましい実施形態によれば、その保管装置は、その X方向に直列もしく は Y方向に直列に配置される複数の載置台が、同じサイズの複数の保管物をそれぞ れが 1個ずつ載置して保管するものとされる。この構成により、列毎に同じサイズの複 数の保管物がそれぞれの載置台に載置されて保管されるので、複数のサイズの異な る保管物の管理がさらに容易になる。
発明の効果
[0013] 前記のとおり、本願の発明の保管装置によれば、複数のサイズの異なる保管物をそ れぞれが 1個ずつ載置して保管可能な複数の載置台が、下方水平面内で隣接する 保管物同志を所定の間隔を隔てて載置して保管するものであり、水平面内で少なくと も一方向に移動可能な複数の載置台移動機構を備えて 、るので、複数のサイズの 異なる保管物をフィールド上に保管する場合、この載置台移動機構を作動させて、 無駄な保管スペースが発生する虞のある個所に、相応のサイズの保管物を載置した 載置台を移動させて、複数のサイズの異なる保管物を最適な間隔に保管することが できる。
これにより、多様なサイズの保管物の保管に柔軟に、且つ、容易に対応することが
可能になり、保管物の都合により、最大外形サイズの保管物の寸法と最小外形サイ ズの保管物の寸法とに大きな差が生ずるような場合であっても、無駄な保管スペース が発生するのを可及的に防止して、保管スペースの有効利用を図ることができる。
[0014] また、その複数の載置台が、載置台移動機構を個々の載置台毎に備えているよう にされる場合には、保管スペースの有効利用を最大限に図ることができる。
[0015] また、その複数の載置台が、載置台移動機構を複数の載置台毎に備えており、こ れら複数の載置台を一度に一括して移動可能にされる場合には、複数の保管物単 位でサイズ変更があった場合に、これら複数の保管物の各々をそれぞれ載置する各 載置台の位置の移動作業を一度に一括して効率良く行うことができる。
[0016] さらに、その載置台移動機構により一度に一括して移動させられることとなる複数の 載置台が、 X方向に直列もしくは Y方向に直列に配置される場合には、複数のサイズ の異なる保管物の管理を列毎に行うことが可能になり、複数のサイズの異なる保管物 の管理が容易になる。
[0017] また、その載置台移動機構により一度に一括して移動させられることとなる複数の 載置台の移動方向が、 Y方向もしくは X方向とされる場合には、載置台移動機構によ り一度に一括して移動させられることとなる複数の載置台に載置される複数の保管物 のサイズ変更に起因して、これら複数の載置台の位置を移動させる必要が生じた場 合に、その移動作業を最短の移動距離をもって効率良く行うことができる。
[0018] また、その X方向に直列もしくは Y方向に直列に配置される複数の載置台力 同じ サイズの複数の保管物をそれぞれが 1個ずつ載置して保管するものとされる場合に は、列毎に同じサイズの複数の保管物がそれぞれの載置台に載置されて保管される ので、複数のサイズの異なる保管物の管理がさらに容易になる。
図面の簡単な説明
[0019] [図 1]本願の発明の一実施例の保管装置の平面図である。
[図 2]同保管装置の概略正面図である。
[図 3]同保管装置の概略左側面図であって、入庫搬送装置を除去して示す図である [図 4]図 1の部分拡大図である。
[図 5]図 4に対応する部分の正面図である。
[図 6]図 4に対応する部分の右側面図である。
[図 7]複数の同じサイズの保管物のうちのいくつかが異なるサイズの保管物に変更さ れる場合の変更要領を説明するための図であって、変更前の状態を示す図である。
[図 8]同変更要領を説明するための図であって、(a)は工程 1を、(b)は工程 2を、 (c) は工程 3を、それぞれ説明する図である。
[図 9]複数の載置台上にそれぞれ載置された同一小サイズの複数の保管物のうちの いくつかを中サイズの保管物、大サイズの保管物に変更する場合の載置台の最適な 配置の一例を示す図である。
[図 10]複数の載置台上にそれぞれ載置された同一小サイズの複数の保管物のうち のいくつかを中サイズの保管物、大サイズの保管物に変更する場合の載置台の最適 な配置の他例を示す図である。
[図 11A]移載装置を使用して、保管物を入庫搬送装置の搬入位置から保管装置内 の載置台上に移載する動作を説明するための図であって、最初の工程を示す図で ある。
[図 11B]同じぐ次の工程を示す図である。
[図 11C]同じぐさらに次の工程を示す図である。
[図 11D]同じぐさらに次の工程を示す図である。
[図 12A]移載装置を使用して、載置台上に載置された保管物を出庫搬送装置の搬出 位置へと搬出する動作を説明するための図であって、最初の工程を示す図である。
[図 12B]同じぐ次の工程を示す図である。
[図 13A]移載装置を使用して、保管物を一の載置台上から他の載置台上に移載する 場合の動作を説明するための図であって、最初の工程を示す図である。
[図 13B]同じぐ次の工程を示す図である。
[図 13C]同じぐさらに次の工程を示す図である。
[図 13D]同じぐさらに次の工程を示す図である。
符号の説明
1…保管装置、 100· · ·載置台移動機構、 101…第 1架台、 102…第 2架台、 103· · ·
摺動レール、 104· ··摺動レール、 105· ··レール取付け部材、 106…第 1固定部材( ネジ部材)、 200…載置台群、 201…第 2固定部材 (ネジ部材)、 202…固定部材、 2 03· ··固定補助部材 (ネジ部材)、 204· ··載置部材、 205· ··ピン、 206· ··在席検出セ ンサ、 300…移載装置、 300a、 300b…第 1、第 2の移載装置 (一対の 3次元移動機 構)、 301· ··支柱、 302· ··固定ガイドレール、 303a…ゝ 303b 対の走行ガイドレ ール、 304a…ゝ 304b 対の水平'垂直移動機構 3、 305a…ゝ 305b 対の保 管物保持機構、 400· ··入庫搬送装置、 401· ··搬入位置、 500· ··出庫搬送装置、 50 1· ··搬出位置、 600· ··タイヤ金型群、 D、 Dab, D, ab、 D,,ab、 Dcd…タイヤ金型、 F …床面、 Tab, Ted…載置台、 a、 cr "X方向列、 b、 d〜Y方向列。
発明を実施するための最良の形態
[0021] 複数のサイズの異なる保管物をそれぞれが 1個ずつ載置して保管可能な複数の載 置台と、これら複数の載置台の上方水平面内を保管物を保持して移動する少なくとも 1つの移載装置とを備え、該移載装置は、保管物を保持する保持機構と、該保持機 構を垂直方向に昇降可能な垂直移動機構と、該垂直移動機構を上方水平面内で移 動させる水平移動機構とから成っている保管装置において、これら複数の載置台は 、下方水平面内で隣接する保管物同志を所定の間隔を隔てて載置して保管するも のであり、水平面内で少なくとも一方向に移動可能な載置台移動機構を備えている ものとする。
[0022] また、これら複数の載置台は、載置台移動機構を個々の載置台毎にか、複数の載 置台毎に備えるものとし、後者の場合には、複数の載置台を一度に一括して移動可 能になるようにする。この場合において、載置台移動機構により一度に一括して移動 させられることとなる複数の載置台は、 X方向に直列もしくは Y方向に直列に配置さ れるものとし、その移動方向は、 Y方向もしくは X方向とされるものとし、同じサイズの 複数の保管物をそれぞれが 1個ずつ載置して保管するものとする。
実施例
[0023] 次に、本願の発明の一実施例について説明する。
図 1は、本実施例の保管装置の平面図、図 2は、同保管装置の概略正面図、図 3は 、同保管装置の概略左側面図であって、入庫搬送装置を除去して示す図、図 4は、
図 1の部分拡大図、図 5は、図 4に対応する部分の正面図、図 6は、図 4に対応する 部分の右側面図である。
[0024] 本実施例の保管装置は、外形の大きさ(サイズ)の異なる複数の物品、例えば、タイ ャの金型を収納して保管するのに使用される。以下においては、保管される物品 (保 管物)がタイヤの金型である場合を例に取って説明する力 保管物としては、これに 限定されず、同じような円形状の外形を有する物品はもちろんのこと、外形サイズが 相似に異なるものであれば、本実施例の保管装置を好適に使用することができる。
[0025] 本実施例の保管装置 1は、図 1〜図 6に図示されるように、あらまし、床面 F上に設 置された複数の載置台移動機構 100と、これらの載置台移動機構 100上に移動-固 定可能に載置された複数の載置台 Tab (a、 b= l、 2· · 力も成る載置台群 200と、 同じく床面 F上に設置され、載置台移動機構 100の上方水平面内をタイヤ金型 Dab (a、 b = l、 2· · を保持して移動可能な移載装置 300と、同じく床面 F上に設置され た入庫搬送装置 400、出庫搬送装置 500とから構成されている。複数のタイヤ金型 Dab (a、 b = l、 2· · ·)は、タイヤ金型群 600を構成している。
[0026] ここで、符号 Tab、 Dabの添字 a、 bは、図 1に図示されるように、 X、 Y方向に規則的 に載置台群 200が配列された場合において、その配列の X、 Y方向における列番を それぞれ表している。この場合において、その列番は、左上隅に配置された載置台 T 11を起点にして数えることとする。したがって、例えば、符号 T23で指示される載置 台は、 X方向に第 2列目、 Y方向に第 3列目に配置された載置台 T23を指している。 また、例えば、符号 D23で指示されるタイヤ金型は、 X方向に第 2列目、 Y方向に第 3 列目に配置された載置台 T23上に載置されたタイヤ金型 D23を指している。本実施 例の保管装置 1においては、 a= l〜8、 b= l〜5であり、タイヤ金型 Dab (a、 b = l、 2· · ·)には、欠番があり得る。なお、列番&、 bが未決定のタイヤ金型については、単 に「タイヤ金型 D」として表示する。列番&、 bは、適宜、増減し得る。
[0027] 載置台移動機構 100は、次のようにして構成されて 、る。
床面 F上には、断面口の字のダクト状の構造部材(図 5、図 6参照)により枠組みされ て成る第 1架台 101上に、 Y方向に複数本 (本実施例の場合、 3本)の摺動レール 10 3が設置されている。この摺動レール 103上には、 X方向に複数台(本実施例の場合
、 5台)の第 2架台 102が Y方向に移動 ·固定可能に載架されている。また、この第 2 架台 102上には、レール取付け部材 105を介して X方向に 1対の摺動レール 104が 設置されており、これら一対の摺動レール 104に跨がるようにして、複数台(本実施例 の場合、 8台)の載置台 Tab (a= 1〜8)が X方向に移動 ·固定可能に載架されて!、る 。 1台の載置台 Tab上には、 1個のタイヤ金型 Dabが載置される。
[0028] 第 2架台 102の摺動レール 103上での Y方向への移動.固定は、詳細には図示さ れないが、第 2架台 102の下面に突設された係合子 (突子を有する部材カも成る)と 摺動レール 103に形成された走行ガイド用係合溝との係合関係を、第 2架台 102側 に設けられた第 1固定部材 106 (図 5参照)を操作して解いたり繋いだりすることによ つて可能になる。この第 1固定部材 106は、ネジ部材カも成っており、第 2架台 102の 上下幅方向に形成されたネジ孔に揷通されていて、その先端の雄ネジ部は、第 2架 台 102側の係合子の雌ネジ部とネジ結合している。そこで、このネジ部材 106を操作 して、そのネジ結合を緩めたり、固く締めたりすることによって、第 2架台 102側の係 合子が進退して、摺動レール 103側の走行ガイド用係合溝との係合関係が緩くなつ たり、きつくなつたりするようになつている。
なお、第 2架台 102側の係合子と摺動レール 103側の走行ガイド用係合溝との係 合構造は、この構造に限定されるものではなぐ種々に変形実施されて良い。
[0029] また、載置台 Tabの一対の摺動レール 104上での X方向への移動 ·固定は、載置 台 Tabの台壁の四隅をそれぞれ貫通する 4個のネジ孔にそれぞれ揷通された 4本の ネジ部材 201 (第 2固定部材。図 4参照)を操作して、これらのネジ部材 201を用いた ネジ結合を緩めたり、固く締めたりすることによって可能になる。
[0030] なお、載置台 Tabの一対の摺動レール 104上での固定をさらに堅固にするために 載置台 Tabの Y方向一側であって X方向両側面に接触して隣接するように、それぞ れ直方体形状の固定部材 202が配置され、固定補助部材 203によって取付け固定 されている。この固定補助部材 203は、ネジ部材から成っており、このネジ部材 203 力 ^本、固定部材 202に貫通形成された 2個のネジ孔にそれぞれ揷通されていて、こ れら 2本のネジ部材 203、両側合計で 4本のネジ部材 203を操作して、これらのネジ
部材 203を用いたネジ結合を固く締めることによって、載置台 Tabの、一対の摺動レ ール 104上でのさらに堅固な固定が可能になる。
[0031] ここで、ネジ部材 201を用いたネジ結合、ネジ部材 203を用いたネジ結合をそれぞ れ固く締めることによって、載置台 Tabを一対の摺動レール 104上に固定するために 採用される、載置台 Tab側の係合部材と摺動レール 104側の係合部材との係合構造 は、ネジ部材 106を用いたネジ結合を固く締めることによって、第 2架台 102を摺動レ ール 103上で固定するために採用された、第 2架台 102側の係合子と摺動レール 10 3側の走行ガイド用係合溝との係合構造と、基本的に同じ構造にされて良い。
[0032] 以上の説明から明らかなように、合計 5台の第 2架台 102上に載架された合計 5対 の摺動レール 104上には、合計 40台の載置台 Tab (a= l〜8、 b = l〜5)が載架さ れている。これらの載置台 Tabの各々は、 Y方向 b列目の 1対の摺動レール 104上を X方向に移動可能であるとともに、この列の 1対の摺動レール 104上に載架された 8 台の載置台 Tab (a= l〜8)は、この列の第 2架台 102が摺動レール 103上で Y方向 に摺動するのに伴って、一度に一括して Y方向に移動可能である。
[0033] このように、 Y方向 b列単位でまとめられた複数台(本実施例では 8台)の載置台 Ta bを、個々に X方向に移動可能にするとともに、この複数台全てを一度に一括して Y 方向に移動可能にする機構を、本明細書においては、「載置台移動機構」と呼んで いる。
本実施例の保管装置 1においては、このような載置台移動機構 100は、前記したと ころから明らかなとおり、あらまし、第 1架台 101、 3本の摺動レール 103、 1台の第 2 架台 102、 1対の摺動レール 104から成っている。そして、このような載置台移動機構 100力 第 1架台 101、 3本の摺動レール 103を共通にしつつ、合計 5台設置されて いる。もちろん、この台数は、適宜増減されて良い。
[0034] このように、 Y方向 b列単位で 8台の載置台 Tab (a= l〜8)がまとめられて一対の摺 動レール 104上に載架されているので、これら 8台の載置台 Tab (a= l〜8)に載置さ れる 8個のタイヤ金型 Dab (a= 1〜8)単位でサイズ変更があった場合には、これら 8 台の載置台 Tab (a= 1〜8)の各々の位置の Y方向への移動作業は、第 2架台 102 を Y方向に移動させることによって、一度に一括して最短の移動距離をもって効率良
く行われることができる。このような移動作業は、タイヤ金型 Dab (a= l〜8)と、これと Y方向に隣接し合うタイヤ金型 Dab,(a= l〜8、 b,=b ± l。ここで、 「,」は隣接する 列を示す。)との間隔を、無駄なスペースが生じないように、所定の最適な間隔に保 持するために行われる。この結果、保管スペースは、高度に有効利用される。
[0035] また、このように、 Y方向 b列単位で複数台の載置台 Tab (a= l、 2 · · がまとめられ て一対の摺動レール 104上に載架されることにより、保管装置 1全体として見た場合 、複数のサイズの異なるタイヤ金型 Dab (a、 b = l、 2 · · の管理を列毎に行うことが 可能になり、これら複数のサイズの異なるタイヤ金型 Dabの管理が容易になる。
[0036] なお、本実施例の保管装置 1においては、 Y方向 b列(b = l〜5)のいずれかの列 に、サイズの異なるタイヤ金型 Dab (a = 1〜8)同志が X方向に混在'配置されること が許容されている。この場合には、タイヤ金型 Dabと、これと隣接するタイヤ金型 Da' b (a, =a± l)とのいずれかを、一対の摺動レール 104上で X方向に適宜接近もしく は離反させて、両金型間に所定の最適な間隔が保持されるようにする。
[0037] 次に、移載装置 300の構造について、詳細に説明する。
床面 F上には、図 1〜図 3に図示されるように、 4本の支柱 301が立設されており、こ れら 4本の支柱 301に支えられて、一対の水平な固定ガイドレール 302が X方向に沿 つて平行に設置されている。また、これら一対の水平な固定ガイドレール 302上には 、これらの固定ガイドレール 302に跨がるようにして、一対の走行ガイドレール 303a、 303bが、 Y方向に沿って X方向に移動可能にそれぞれ載架されている。さらに、これ ら一対の走行ガイドレール 303a、 303bには、これらに沿って走行可能な走行子をそ れぞれ内蔵するとともに、上下方向に昇降可能な昇降機構をそれぞれ内蔵した一対 の水平'垂直移動機構 304a、 304bがそれぞれ載架されている。
[0038] したがって、 4本の支柱 301、一対の固定ガイドレール 302、一対の走行ガイドレー ル 303a、 303b及び一対の水平 ·垂直移動機構 304a、 304bにそれぞれ内蔵された 一対の走行子とによって、 4本の支柱 301及び一対の固定ガイドレール 302を共通 にした一対の水平移動機構が構成されており、また、これらに、一対の水平'垂直移 動機構 304a、 304bにそれぞれ内蔵された一対の昇降機構が加わることによって、 4 本の支柱 301及び一対の固定ガイドレール 302を共通にした一対の 3次元移動機構
、換言すれば、一対の移載装置 300a、 300b (以下、第 1、第 2の移載装置 300a、 3 00bという。)が構成されている。移載装置 300は、これら第 1、第 2の移載装置 300a 、 300bを総称するものである。
なお、これら水平移動機構及び 3次元移動機構は、公知のものであり、例えば、本 出願人の出願に係る特開 2003— 72944号公報を参照することができる。
[0039] 一対の水平.垂直移動機構 304a、 304bの下部には、一対の保管物保持機構 305 a、 305bがそれぞれ取り付けられており、これら一対の保管物保持機構 305a、 305b は、一対の 3次元移動機構が所要位置に移動することによって、載置台 Tab上に載 置されたタイヤ金型 Dabもしくは入庫搬送装置 400の搬入位置 401に載置されたタ ィャ金型 Dを把持することができ、また、自分自身が保持したタイヤ金型 Dabを載置 台 Tab上等に解放して載置することができる。
[0040] 例えば、タイヤ金型 Dabを保持した保管物保持機構 305aは、水平 ·垂直移動機構 304aにより上方に持ち上げられ、対応する一方の水平移動機構により載置台 Tabの 上方水平面内を移動して、所定の載置台 Tcd (c≠a、 d≠bもしくは c = a、 d≠bもしく は c≠a、 d = b。 a、 c= l〜8、 b、 d= 1〜5)の直上もしくは出庫搬送装置 500の搬出 位置 501の直上の位置にまで運ばれる。次いで、保管物保持機構 305aは、水平. 垂直移動機構 304aにより下降させられ、それが保持するタイヤ金型 Dabを所定の載 置台 Tedもしくは出庫搬送装置 500の搬出位置 501上に解放して載置する。
[0041] 載置台 Tabの上面には、図 4〜6に図示されるように、タイヤ金型 Dabを実際に受け 止めて載置するための載置部材 204が、円周方向 3個所に等間隔に立設されている 。これら 3個の載置部材 204のうちの 1個の載置部材 204の頂面には、タイヤ金型 Da bを 3個の載置部材 204の上で位置決めするためのピン 205が突設されて!/、る。この ピン 205は、タイヤ金型 Dabの裏面の所定位置に形成されたピン孔に嵌合して、保 管物保持機構 305aもしくは 305bにより保持されたタイヤ金型 Dabの円周方向にお ける位置出しを行う。載置台 Tabの上面には、また、タイヤ金型 Dabの在席を検出す るための在席検出センサ 206も設けられて 、る。
[0042] 本実施例の保管装置 1においては、前記のとおり、 Y方向 b列単位で 8台の載置台 Tab (a= 1〜8)がまとめられて一対の摺動レール 104上に載架されており、しかも、
これら 8台の載置台 Tab (a= 1〜8)上には、 8個の同じサイズのタイヤ金型 Dab (a = 1〜8)がそれぞれ載置されて ヽる。
ここで、これら 8個の同じサイズのタイヤ金型 Dab (a= l〜8)のうちのいくつかが異 なるサイズのタイヤ金型 D' abに変更される場合の変更要領について、図 7を参照し ながら、以下に説明する。
[0043] 図 7において、タイヤ金型 Da— lbが、それよりも外形サイズが大きいタイヤ金型 D' a— lbに変更されるとすると、先ず、サイズ変更前のタイヤ金型 Da— lbを移載装置 3 00を使用して載置台 Ta— lb上力 取り出す。次いで、載置台 Ta— lbを一対の摺 動レール 104上に固定している左右各 2本、合計 4本の固定補助部材 (ネジ部材) 2 03と、四隅各 1本、合計 4本の第 2固定部材 (ネジ部材) 201とを緩める(以上、工程 1 。図 8 (a)参照)。
[0044] 次いで、新たに載置されるタイヤ金型 D' a— lbのサイズを目安にして、載置台 Ta lbを一対の摺動レール 104に沿って X方向に所定量移動させて、再び、 4本の固 定補助部材 (ネジ部材) 203と 4本の第 2固定部材 (ネジ部材) 201とをきつく締めて、 載置台 Ta— lbを一対の摺動レール 104上に固定する(工程 2。図 8 (b)参照)。
[0045] なお、この工程 2は、載置台 Ta— lbを一対の摺動レール 104上でおおよその位置
(載置台 Ta— lbに新たに載置されるタイヤ金型 D ' a lbと載置台 Tabに載置されて いるタイヤ金型 Dabとが干渉し合わない位置)に移動させて、その後、実際にタイヤ 金型 D' a— lbを載置台 Ta— lbに載置させてみて、正しい位置に載置台 Ta— lbを 移動調整して固定するように変更されても良い。
[0046] 次いで、新たなタイヤ金型 D' a— lbを移載装置 300により載置台 Ta— lb直上に 移動させて下降させ、これを、その載置台 Ta— lb上に載置する。そして、隣接するタ ィャ金型 Dabとの間で干渉などがないかどうか、取り合いの確認をし、その後、移載 装置 300の保管物保持機構 305aもしくは 305bの位置と載置台 Ta— lbの位置とを 一致させるために、位置確認を行い、移載装置 300に記憶されている載置台 Ta—1 bの位置情報を修正する(工程 3。図 8 (c)参照)。
[0047] 以上、図 8 (a)〜(c)で図示される工程 1〜3は、 Y方向 b列上に並べられた複数の 載置台 Tab (a= l〜8)間で、異なるサイズのタイヤ金型 D' a— lbに対応するために
、これを載置する載置台 Ta— lbを X方向に移動させる場合の移動要領であった力 載置台 Ta— lbを Y方向に移動させる必要がある場合には、第 1固定部材 (ネジ部材 ) 106を操作して、これを用いたネジ結合を緩めたり、固く締めたりすることによって、 第 2架台 102を摺動レール 103上で Y方向に所要量移動させて固定し、載置台 Ta lbを Y方向所定の位置にセットするようにする以外は、前記した移動要領に準じて 行えば良い。
[0048] 図 9、図 10には、以上に述べたような載置台 Tab (a= l〜8、 b = l〜5)の一対の摺 動レール 104上での X方向移動、及び摺動レール 103上での第 2架台 102の Y方向 移動を利用した Y方向移動とを適切に組み合わせることによって、載置台 Tab (a= 1 〜8、 b= l〜5)上に載置された同一小サイズのタイヤ金型 Dab (a= l〜8、 b = l〜5 )のうちのいくつかを、中サイズのタイヤ金型 D,ab、大サイズのタイヤ金型 D"abに変 更する場合の載置台 Tab (a≤ 1〜8、 b≤ 1〜5)の最適な配置例が図示されて 、る。
[0049] 図 9は、 Y方向第 3、 4列目の載置台 Tab (a= l〜6、 b = 3、 4)上に、小サイズのタ ィャ金型 Dab (a= l〜6、 b = 3、 4)に代えて、大サイズのタイヤ金型 D"ab (a= 1〜6 、 b = 3、 4)が載置される場合の載置台 Tab (a≤l〜8、 b = 1〜4)の配置例である。 本例においては、 Y方向第 3、 4列目の載置台 Tab (a= l〜6、 b = 3、 4)力 一対の 摺動レール 104上で X方向に個別に移動させられ、摺動レール 103上での第 2架台 102の Y方向移動により、 Y方向に一括して移動させられている。これらの列におい て、余剰となった載置台 Tab (a = 7、 8、 b = 3、 4)は、保管エリアから取り外されること なぐ未使用載置台として残しておかれても良い。
なお、 Y方向第 1、 2列目の載置台 Tab (a= 1〜8、 b= 1、 2)には、配置の変更は ない。
[0050] また、図 10は、 Y方向第 1〜4列目の載置台 Tab (a= l〜7、 b= l〜4)上に、小サ ィズのタイヤ金型 Dab (a= l〜3、 b = l〜4)と、中サイズのタイヤ金型 D, ab (a = 4〜 6、 b= l〜4)と、大サイズのタイヤ金型 D"ab (a = 7、 b = 1〜4)とが混在して載置さ れた場合の載置台 Tab (a= l〜7、 b= 1〜4)の最適な配置例である。本例において は、これらの載置台 Tab上に、小サイズのタイヤ金型 Dabが X方向に 3列、 Y方向に 4 列に整列させられ、中サイズのタイヤ金型 D' abが X方向に 3列、 Y方向に 4列に整列
させられ、さらに、大サイズのタイヤ金型 D"abが X方向に 1列、 Y方向に 4列配列させ られている。
[0051] そして、本例においては、 X方向第 4〜7列目、 Y方向第 1〜4列目の載置台 Tab (a
=4〜7、 b= l〜4)力 Y方向各列において、一対の摺動レール 104上で X方向に 個別に移動させられ、 Y方向第 2〜4列目の載置台 Tab (a= 1〜7、 b = 2〜4)力 摺 動レール 103上での対応する第 2架台 102の Y方向移動により、 Y方向列単位で、 Y 方向に一括して移動させられている。このような載置台 Tab (a= l〜7、 b = l〜4)の X方向移動、 Y方向移動は、中サイズのタイヤ金型 D' abの寸法及び大サイズのタイ ャ金型 D"abの各寸法に合わせて行われ、結果として、全てのタイヤ金型が最適な間 隔に保管されるようにして、保管スペースの有効利用を図るものである。
なお、本実施例におけるタイヤ金型 Dの配列については、 Y方向第 1列目の X方向 のタイヤ金型 Dの並びに対して、 Y方向第 2列目の X方向のタイヤ金型 Dの並びを対 称に配置してもよい。そうすることで、 Y列方向における保管スペースをさらに有効利 用することが可能になる。
[0052] 次に、移載装置 300を使用して、タイヤ金型 Dabを入庫搬送装置 400の搬入位置 401から保管装置 1内の載置台 Tab上に移載する動作について説明する。
今、図 11Aに図示されているように、タイヤ金型 D41が搬入コンベア(不図示)によ り入庫搬送装置 400の搬入位置 401に搬送されてきたとすると、第 1の移載装置 300 aを構成する走行ガイドレール 303aと水平'垂直移動機構 304aとが搬入位置 401の 方向に移動して、水平 ·垂直移動機構 304aに内蔵された昇降機構が搬入位置 401 の上方から下降する。そうすると、昇降機構の下部に取り付けられた保管物保持機構 305a (図 2参照)がタイヤ金型 D41を把持して、昇降機構が再び上昇する(図 11B参 照)。
[0053] 次いで、第 1の移載装置 300aを構成する走行ガイドレール 303aと水平'垂直移動 機構 304aとが、保管エリア内のタイヤ金型 D41を載置する載置台 T41が配列されて いる位置の方向に移動して、水平 ·垂直移動機構 304aに内蔵された昇降機構が載 置台 T41の上方力 下降する。そうすると、昇降機構の下部に取り付けられた保管物 保持機構 305aがタイヤ金型 D41を載置台 T41上に解放して、そこにこれを載置す
る。次いで、昇降機構が再び上昇する(図 11C参照)。
[0054] 次いで、第 1の移載装置 300aを構成する走行ガイドレール 303aと水平'垂直移動 機構 304aとは、再び、入庫搬送装置 400の搬入位置 401の方向へと移動して、次 のタイヤ金型 Dが搬送されて来るまで待機する(図 11D参照)。
[0055] 次に、移載装置 300を使用して、載置台 Tab上に載置されたタイヤ金型 Dabを出 庫搬送装置 500の搬出位置 501へと搬出する動作について説明する。
図 11Dの状態において、他の工程力 タイヤ金型 D65が要求されると、第 2の移載 装置 300bを構成する走行ガイドレール 303bと水平'垂直移動機構 304bとが、タイ ャ金型 D65が載置された載置台 T65の上方に移動して、水平 ·垂直移動機構 304b に内蔵された昇降機構が載置台 T65の上方力も下降する。そうすると、昇降機構の 下部に取り付けられた保管物保持機構 305b (図 2参照)がタイヤ金型 D65を把持し て、昇降機構が再び上昇する(図 12A参照)。
[0056] 次 、で、第 2の移載装置 300bを構成する走行ガイドレール 303bと水平'垂直移動 機構 304bとが出庫搬送装置 500の搬出位置 501の方向に移動して、水平'垂直移 動機構 304bに内蔵された昇降機構が搬出位置 501の上方力も下降する。そうする と、昇降機構の下部に取り付けられた保管物保持機構 305bがタイヤ金型 D65を搬 出位置 501上に解放して、そこにこれを載置する。次いで、昇降機構が再び上昇す る(図 12B参照)。
[0057] 次 、で、第 2の移載装置 300bを構成する走行ガイドレール 303bと水平'垂直移動 機構 304bとは、保管物保持機構 305bを上昇させた状態で維持し、水平移動動作 は行わずに、その位置で次の指示が来るまで待機する(図 12B参照)。
[0058] 次に、移載装置 300を使用して、タイヤ金型 Dabを載置台 Tab上力も他の載置台 T cd (a≠ c、 b≠ d、 a〜d= 1、 2 · · · )上に移載する場合の動作につ!、て説明する。 タイヤ金型 Dが他の工程力 搬入コンベアにより入庫搬送装置 400の搬入位置 40 1に搬送されない状態で、指示により、保管エリア内のタイヤ金型 Dabの載置替えが 発生する場合がある。
[0059] この場合において、第 2の移載装置 300bは、出庫搬送装置 500の搬出位置 501 の上方にて待機するとともに、第 1の移載装置 300aは、複数のタイヤ金型 Dabを載
置した複数の載置台 Tabのうち、入庫搬送装置 400の搬入位置 401に最も近 、載置 台 T15の上方に移動し、その水平 ·垂直移動機構 304aに内蔵された昇降機構が下 降して、昇降機構の下部に取り付けられた保管物保持機構 305aが載置台 T15上に 載置されたタイヤ金型 D15 (不図示)を把持する。そして、昇降機構が再び上昇する (図 13A参照)。
[0060] 次いで、第 1の移載装置 300aは、空いた複数の載置台 Tabのうち、出庫搬送装置 500の搬出位置 501に最も近 、載置台 T84の上方に移動し、その水平'垂直移動 機構 304aに内蔵された昇降機構が下降して、昇降機構の下部に取り付けられた保 管物保持機構 305aが、把持したタイヤ金型 D 15を載置台 T84上に解放して、そこ にこれを載置する。そして、昇降機構が再び上昇する(図 13B参照)。
[0061] 次 、で、第 1の移載装置 300aは、入庫搬送装置 400の搬入位置 401に次に近 ヽ 載置台 T14の上方に移動して、上記の動作を繰り返す(図 13C参照)。
なお、図 13Bにおいて、先に載置台 T84上に載置されたタイヤ金型 D15には、新 し!ヽ列番が付与されて、タイヤ金型 D84と表示されて 、る。
[0062] 以下、同様の動作を繰り返し、出庫搬送装置 500の搬出位置 501に近い側の載置 台 Tab上に空きが生じな 、ようにタイヤ金型 Dabが詰め寄せられることによって、タイ ャ金型 Dabの載置替え作業は完了する。この時、第 1の移載装置 300aは、入庫搬 送装置 400の搬入位置 401の上方に移動して、待機する(図 13D参照)。
[0063] 本実施例の保管装置 1は、前記のように構成されているので、次のような効果を奏 することができる。
複数のサイズの異なるタイヤ金型 (保管物) Dab (a、 b = 1、 2 · · · )をそれぞれが 1個 ずつ載置して保管可能な複数の載置台 Tab (a、b = l、 2· · ·)は、下方水平面内で 隣接するタイヤ金型同志を所定の間隔を隔てて載置して保管するものであり、水平 面内で少なくとも一方向に移動可能な複数の載置台移動機構 100を備えているので 、複数のサイズの異なるタイヤ金型 Dab (a、 b = l、 2· · をフィールド上に保管する 場合、この載置台移動機構 100を作動させて、無駄な保管スペースが発生する虞の ある個所に、相応のサイズのタイヤ金型 Dabを載置した載置台 Tabを移動させて、複 数のサイズの異なるタイヤ金型 Dab (a、 b = 1、 2· · を最適な間隔に保管することが
できる。これにより、多様なサイズの複数のタイヤ金型 Dab (a、 b=l、 2· · の保管に 柔軟に、且つ、容易に対応することが可能になり、タイヤ金型 Dの都合により、最大外 形サイズのタイヤ金型 Dの寸法と最小外形サイズのタイヤ金型 Dの寸法とに大きな差 が生ずるような場合であっても、無駄な保管スペースが発生するのを可及的に防止し て、保管スペースの有効利用を図ることができる。
[0064] また、複数の載置台 Tab (a、 b = 1、 2···)は、載置台移動機構 100を複数の載置 台 Tab(a=l、 2·· 毎に備えており、これら複数の載置台 Tabを一度に一括して移 動可能にされているので、複数のタイヤ金型 Dab (a = 1、 2· · 単位でサイズ変更が あった場合に、これら複数のタイヤ金型 Dab (a=l、 2· · の各々をそれぞれ載置す る各載置台 Tab(a=l、 2· · の位置の移動作業を一度に一括して効率良く行うこと ができる。
[0065] さらに、載置台移動機構 100により一度に一括して移動させられることとなる複数の 載置台 Tab(a=l、 2···)は、 X方向に直列に配置されているので、複数のサイズの 異なるタイヤ金型 Dab(a=l、 2· · の管理を列毎に行うことが可能になり、複数のサ ィズの異なるタイヤ金型 Dab (a、 b = 1、 2 · · · )の管理が容易になる。
[0066] また、載置台移動機構 100により一度に一括して移動させられることとなる複数の 載置台 Tab (a= 1、 2 · · の移動方向は、 Y方向とされて 、るので、載置台移動機構 100により一度に一括して移動させられることとなる複数の載置台 Tab (a=l、 2· · -) に載置される複数のタイヤ金型 Dab (a=l、 2· · のサイズ変更に起因して、これら 複数の載置台 Tab(a=l、 2· · の位置を移動させる必要が生じた場合に、その移 動作業を最短の移動距離をもって効率良く行うことができる。
[0067] また、 X方向に直列に配置される複数の載置台 Tab (a= 1、 2· · ·)力 同じサイズの 複数のタイヤ金型 Dab(a=l、 2· · をそれぞれが 1個ずつ載置して保管するものと される場合には、列毎に同じサイズの複数のタイヤ金型 Dab (a=l、 2· · がそれぞ れの載置台 Tab(a=l、 2···)に載置されて保管されるので、複数のサイズの異なる タイヤ金型 Dab (a、 b = 1、 2 · · · )の管理がさらに容易になる。
[0068] なお、本願の発明は、以上の実施例に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲に おいて、種々の変形が可能である。
例えば、複数の載置台 Tab (a、b = l、 2· · ·)は、自働的な載置台移動機構を個々 の載置台 Tab毎に備えているように変形されても良い。この場合の自働的な載置台 移動機構は、載置台移動機構 100とは異なり、碁盤目状に敷設されたレール上を X 方向、 Y方向に自在に移動することができ、移載装置 300とも協働して、複数のサイ ズの異なるタイヤ金型 (保管物) Dab (a、 b = l、 2· · を最小、最適の間隔に保管し て、保管スペースの有効利用を最大限に図ることができる。
また、載置台移動機構 100により一度に一括して移動させられることとなる複数の 載置台 Tab (a= l、 2 · · ·)は、 X方向に直列に配置された力 これに限定されず、 Y 方向に直列に配置されるように変形されても良い。この場合には、摺動レール 103が X方向に指向して設置され、 1対の摺動レール 104が Y方向に指向して設置されるよ うに、載置台移動機構 100の構造が変更される。