WO2026071237A1 - コイル部品 - Google Patents

コイル部品

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Abstract

【課題】第1導体および/または第2導体の低抵抗化と高インダクタンス化の両立を図ることが可能なコイル部品を提供すること。 【解決手段】コイル部品1は、第1導体10と、第1導体10の内側に位置し、第1導体10に沿って配置された第2導体20と、第1導体10および第2導体20の各々の少なくとも一部を覆い、底面31aと、高さ方向に沿って底面とは反対側に位置する頂面31bとを有する素子本体30と、を有する。第2導体20は、第2巻回部21と、第2巻回部21の両端に連続し、底面31aから少なくとも部分的に露出する一対の第2実装部25aとを有する。第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、高さ方向に第2導体20の高さを二等分して、第2巻回部21の延在方向の両端を結ぶ仮想直線と第2巻回部21の内周面とによって囲まれた内側領域を、素子本体30の頂面31b側の第1領域と素子本体30の底面31a側の第2領域とに区分したとき、第1領域の面積は、第2領域の面積よりも広い。

Description

コイル部品
 本開示は、磁気結合型のコイル部品に関する。
 例えば特許文献1には、磁気結合型のコイル部品として、コアと、コアの内部に配置された板状の第1導体および第2導体と、を有するコイル部品が開示されている。第1導体および第2導体は、U字状に屈曲している。第2導体は、第1導体と重なっており、第1導体の内側に配置されている。特許文献1のコイル部品は、大電流用途の電子回路に適している。
特開2022-066107号公報
 この種のコイル部品では、第1導体および/または第2導体の低抵抗化と高インダクタンス化が要求される場合がある。しかしながら、第1導体および/または第2導体の低抵抗化を図るために、第1導体および/または第2導体の厚さを厚くすると、第1導体および/または第2導体の巻回部の内径が小さくなり、第1導体および/または第2導体のインダクタンスが低下する、という問題がある。
 本開示は、第1導体および/または第2導体の低抵抗化と高インダクタンス化の両立を図ることが可能なコイル部品を提供する。
 本開示の一実施形態に係るコイル部品は、
 第1導体と、
 前記第1導体の内側に位置し、前記第1導体に沿って配置された第2導体と、
 前記第1導体および前記第2導体の各々の少なくとも一部を覆い、底面と、高さ方向に沿って前記底面とは反対側に位置する頂面とを有する素子本体と、を有し、
 前記第1導体は、第1巻回部と、前記第1巻回部の両端に連続し、前記底面から少なくとも部分的に露出する一対の第1実装部とを有し、
 前記第2導体は、第2巻回部と、前記第2巻回部の両端に連続し、前記底面から少なくとも部分的に露出する一対の第2実装部とを有し、
 前記第2巻回部の巻軸方向に垂直な断面において、前記高さ方向に前記第2導体の高さを二等分して、前記第2巻回部の延在方向の両端を結ぶ仮想直線と前記第2巻回部の内周面とによって囲まれた内側領域を、前記素子本体の頂面側の第1領域と前記素子本体の底面側の第2領域とに区分したとき、前記第1領域の面積は、前記第2領域の面積よりも広い。
図1は第1実施形態のコイル部品の一例の斜視図である。 図2は図1に示すコイル部品の分解斜視図である。 図3は図1に示すコイル部品のIII-III線に沿う断面図である。 図4は図1に示す第2導体の側面図である。 図5は図1に示す第1導体の側面図である。 図6は第2実施形態のコイル部品の一例の断面図である。 図7は図6に示す第2導体の側面図である。 図8は図6に示す第1導体の側面図である。 図9は第3実施形態のコイル部品の一例の断面図である。 図10は図9に示す第2導体の側面図である。 図11は図9に示す第1導体の側面図である。 図12は第4実施形態のコイル部品の一例の斜視図である。 図13は図3に示すコイル部品の変形例の断面図である。 図14は図3に示すコイル部品の変形例の断面図である。 図15は図2に示すコイル部品の変形例の斜視図である。 図16は図6に示すコイル部品の変形例の断面図である。
 以下、図面を参照しつつ、本開示の実施形態について説明する。なお、図示する内容は、本開示の理解のために模式的かつ例示的に示したにすぎず、外観や寸法比などは実物と異なり得る。また、本開示は、以下の実施形態に限定されるものではない。
(第1実施形態)
 図1に示す第1実施形態のコイル部品1は、磁気結合型のコイル部品であり、例えば、トランスまたはインダクタとして、各種の電気機器の電源等に搭載される。コイル部品1は、第1導体10と、第2導体20と、素子本体30とを有する。
 素子本体30は、磁性材料と樹脂とを含む複合材で構成されており、第1導体10および第2導体20の各々の少なくとも一部を覆っている。素子本体30は、外側コア40と、内側コア50とを有する。
 外側コア40は、樹脂モールド、トランスファモールド、射出成形、乾式成形等、種々の成形技術により成形される。外側コア40は、例えば、第1導体10と第2導体20と内側コア50とが配置された金型のキャビティの内部に複合材を充填し、これを圧縮および硬化することにより形成される。
 素子本体30を構成する磁性材料は、特に限定されないが、例えばフェライトあるいは金属磁性体である。フェライトとしては、Ni-Zn系フェライト、Mn-Zn系フェライト等が例示される。金属磁性体としては、Fe-Ni合金粉、Fe-Si合金粉、Fe-Si-Cr合金粉、Fe-Co合金粉、Fe-Si-Al合金粉、アモルファス鉄等が例示される。素子本体30を構成する樹脂は、特に限定されないが、例えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、あるいはポリイミド樹脂である。素子本体30は、金属磁性体の焼結体で構成されてもよい。
 素子本体30は、底面31aと、頂面31bと、第1側面31cと、第2側面31dと、第3側面31eと、第4側面31fとを有する。底面31aは頂面31bと対向しており、第1側面31cは第3側面31eと対向しており、第2側面31dは第4側面31fと対向している。図3に示すように、頂面31bは、素子本体30の高さ方向に沿って、底面31aとは反対側に位置する。
 図1等において、X軸は、第1側面31cと第3側面31eとが対向する方向に沿った軸である。Y軸は、第2側面31dと第4側面31fとが対向する方向に沿った軸である。Z軸は、底面31aと頂面31bとが対向する方向に沿った軸である。X軸、Y軸およびZ軸は、相互に垂直である。以下では、Z軸の正方向側を上方とし、Z軸の負方向側を下方とする。また、Z軸方向を高さ方向と呼ぶ。
 本開示において、「等しい」とは、比較する複数の対象物の物理量が厳密に等しい状態のみを示す概念ではなく、比較する複数の対象物の物理量の間に±Δ%(特に限定されないが、例えばΔ=7、5または3)以下の誤差が生じている状態も「等しい」の概念に含まれる。
 また、本開示において、「平行」とは、厳密な平行のみを示す概念ではなく、厳密な平行に対して±Δθ°(特に限定されないが、例えばΔθ=3)以下の誤差が生じている状態も「平行」の概念に含まれる。また、「垂直」とは、厳密な垂直のみを示す概念ではなく、厳密な垂直に対して±Δθ°(特に限定されないが、例えばΔθ=3)以下の誤差が生じている状態も「垂直」の概念に含まれる。
 素子本体30のX軸方向の長さは、特に限定されないが、例えば3.0mm~20.0mmである。素子本体30のY軸方向の長さは、特に限定されないが、例えば3.0mm~40.0mmである。素子本体30のZ軸方向の長さは、特に限定されないが、例えば3.0mm~20.0mmである。
 素子本体30の外観形状は、六面体(直方体)であるが、八面体などの他の多面体、あるいは円柱などの柱体でもよい。本開示において、柱体は、円錐台形などのように、底面31aと頂面31bとが合同ではない立体も含む。
 図2に示すように、第1導体10は、板状の導体で構成され、第1巻回部11と、第1巻回部11の両端に連続する一対の第1実装部15aおよび15bとを有する。第1導体10を構成する材料は、特に限定されないが、例えば銅、銅合金、銀、ニッケル等の金属である。第1導体10は、例えば金属板を機械加工することにより形成される。第1導体10の厚さ(第1導体10の内周面と外周面との間の長さ)は、特に限定されないが、例えば0.1mm~2.5mmである。コイル部品1を結合インダクタとして用いる場合において、第1導体10は、例えば一次側導体として機能する。
 第1巻回部11はC字状またはU字状に屈曲しており、第1巻回部11の巻数は1ターン未満である。第1巻回部11の巻軸方向は、X軸方向に対応している。また、第1巻回部11の延在方向の両端を結ぶ直線(図5の仮想直線L4)の延在方向は、Y軸方向に対応している。第1巻回部11のY軸方向の最大長さは、第1巻回部11の高さよりも長いが、第1巻回部11の高さと同等以下でもよい。
 第1巻回部11は、第1上方部12と、第1側方部13aおよび13bとを有する。図3に示すように、第1上方部12は、Y軸方向(図5の仮想直線L4に平行な方向)に直線状に延在している。ただし、本開示において、「直線状」とは、対象物の形状が、厳密な直線である場合だけでなく、実質的な直線である場合も含み、例えば、曲率半径が大きい緩やかな曲線あるいは波線等も含む。
 第1上方部12は、素子本体30(外側コア40)によって覆われている。ただし、上方から見て、第1上方部12の少なくとも一部が、素子本体30から露出してもよい。この場合、第1上方部12の上面の高さ位置は、素子本体30の頂面31bの高さ位置と等しくてもよく、あるいは頂面31bの高さ位置よりも上方に位置してもよい。
 第1側方部13aは第1上方部12の延在方向の一端に連続しており、第1側方部13bは第1上方部12の延在方向の他端に連続している。第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、第1側方部13aおよび13bの各々は、第1上方部12に対して傾斜している。また、第1巻回部11の巻軸方向に垂直な断面において、第1側方部13aおよび13bの各々は、全体として、直線状に延在している。
 第1側方部13aおよび13bは、第1側方部13aと第1側方部13bとの間の間隔が素子本体30の底面31a(図1)に向かうにしたがって相互に近づいていくように、第1上方部12に対して傾斜している。
 図5に示すように、一対の第1側方部13aおよび13bの各々と第1上方部12とが為す角度は鋭角である。ただし、一対の第1側方部13aおよび13bの各々と第1上方部12とが為す角度とは、一対の第1側方部13aおよび13bの各々の内周面を仮想的に延長した直線と第1上方部12の内周面を仮想的に延長した直線との間の角度として定義される。
 第1側方部13aと第1上方部12とが為す角度θ3は、特に限定されないが、例えば10°≦θ3≦89°、30°≦θ3≦70°、40°≦θ3≦65°、または45°≦θ3≦60°である。第1側方部13bと第1上方部12とが為す角度θ4は、特に限定されないが、例えば10°≦θ4≦89°、30°≦θ4≦70°、40°≦θ4≦65°、または45°≦θ4≦60°である。本実施形態では、角度θ3は、角度θ4に等しいが、角度θ4とは異なっていてもよい。
 第1実装部15aおよび15bは、第1導体10を実装基板(図示略)のランドパターンに電気的に接続するための端子電極として機能する。第1実装部15aおよび15bは、第1上方部12に対して平行な方向に沿って、相互に離れる方向に延在している。第1巻回部11の巻軸方向に垂直な断面において、第1実装部15aおよび15bは、全体として、直線状に延在している。ただし、他の実施形態において、第1実装部15aおよび15bの各々の先端部が、上方に向かって折れ曲がっていてもよい。
 図3に示すように、第1実装部15aおよび15bは、素子本体30の底面31aから少なくとも部分的に露出している。第1実装部15aおよび15bは、底面31aから露出した部分を介して、例えばハンダまたは導電性接着剤によって、実装基板のランドパターンに接続される。本実施形態では、第1実装部15aの一部が底面31aから下方に露出しているが、第1実装部15aの全部が底面31aから下方に露出してもよい。また、第1実装部15bの一部が底面31aから下方に露出しているが、第1実装部15bの全部が底面31aから下方に露出してもよい。
 図1に示すように、第2導体20は、第1導体10の内側に位置する。第2導体20は、少なくとも部分的に、第1導体10に沿って配置されており、第1導体10と重なっている。
 図2に示すように、第2導体20は、板状の導体で構成され、第2巻回部21と、第2巻回部21の両端に連続する一対の第2実装部25aおよび25bとを有する。第2導体20を構成する材料は、第1導体10を構成する材料と同一であるが、第1導体10を構成する材料とは異なっていてもよい。第2導体20は、例えば金属板を機械加工することにより形成される。第2導体20の厚さ(第2導体20の内周面と外周面との間の長さ)は、特に限定されないが、例えば0.1mm~1mmである。コイル部品1を結合インダクタとして用いる場合において、第2導体20は、例えば二次側導体として機能する。
 第2巻回部21はC字状またはU字状に屈曲しており、第2巻回部21の巻数は1ターン未満である。第2巻回部21の巻軸方向は、X軸方向に対応している。また、第2巻回部21の延在方向の両端を結ぶ直線(図4の仮想直線L2)の延在方向は、Y軸方向に対応している。第2巻回部21のY軸方向の最大長さは、第2巻回部21の高さよりも長いが、第2巻回部21の高さと同等以下でもよい。
 第2巻回部21は、第2上方部22と、第2側方部23aおよび23bとを有する。図3に示すように、第2上方部22は、第1上方部12に対して平行に配置されている。第2上方部22は、Y軸方向(図4の仮想直線L2に平行な方向)に直線状に延在している。
 第2側方部23aは第2上方部22の延在方向の一端に連続しており、第2側方部23bは第2上方部22の延在方向の他端に連続している。第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、第2側方部23aおよび23bの各々は、第2上方部22に対して傾斜している。また、第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、第2側方部23aおよび23bの各々は、全体として、直線状に延在している。第2側方部23aは第1側方部13aに対して平行に配置されており、第2側方部23bは第1側方部13bに対して平行に配置されている。
 第2側方部23aおよび23bは、第2側方部23aと第2側方部23bとの間の間隔が素子本体30の底面31aに向かうにしたがって相互に近づいていくように、第2上方部22に対して傾斜している。
 図4に示すように、一対の第2側方部23aおよび23bの各々と第2上方部22とが為す角度は鋭角である。ただし、一対の第2側方部23aおよび23bの各々と第2上方部22とが為す角度とは、一対の第2側方部23aおよび23bの各々の内周面を仮想的に延長した直線と第2上方部22の内周面を仮想的に延長した直線との間の角度として定義される。
 第2側方部23aと第2上方部22とが為す角度θ1は、特に限定されないが、例えば10°≦θ1≦89°、30°≦θ1≦70°、40°≦θ1≦65°、または45°≦θ1≦60°である。第2側方部23bと第2上方部22とが為す角度θ2は、特に限定されないが、例えば10°≦θ2≦89°、30°≦θ2≦70°、40°≦θ2≦65°、または45°≦θ2≦60°である。本実施形態では、角度θ1は、角度θ2に等しいが、角度θ2とは異なっていてもよい。
 また、図4および図5に示すように、角度θ1は、角度θ3と等しいが、角度θ3とは異なっていてもよい。また、角度θ2は、角度θ4と等しいが、角度θ4とは異なっていてもよい。
 第2実装部25aおよび25bは、第2導体20を実装基板(図示略)のランドパターンに電気的に接続するための端子電極として機能する。第2実装部25aおよび25bは、第2上方部22に対して平行な方向に沿って、相互に離れる方向に延在している。第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、実装部25aおよび25bは、全体として、直線状に延在している。ただし、他の実施形態において、第2実装部25aおよび25bの各々の先端部が、上方に向かって折れ曲がっていてもよい。
 図3に示すように、第2実装部25aおよび25bは、素子本体30の底面31aから露出している。第2実装部25aおよび25bは、例えばハンダまたは導電性接着剤によって、実装基板のランドパターンに接続される。本実施形態では、第2実装部25aの全部が底面31aから下方に露出しているが、第2実装部25aの一部が底面31aから下方に露出してもよい。また、第2実装部25bの全部が底面31aから下方に露出しているが、第2実装部25bの一部が底面31aから下方に露出してもよい。第2実装部25aおよび25bの各々の底面は、第1実装部15aおよび15bの各々の底面と同一面上に位置する。
 第1導体10および第2導体20の少なくとも一方は、その表面を覆う絶縁層90を有する。本実施形態では、第2導体20が、その表面を覆う絶縁層90を有する。第1導体10は、絶縁層90を具備していないが、第1導体10も、その表面を覆う絶縁層90を具備していてもよい。絶縁層90を構成する材料は、特に限定されないが、ポリエステル、ポリエステルイミド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリウレタン、エポキシ、エポキシ変性アクリル樹脂等である。
 絶縁層90は、第2上方部22、第2側方部23aおよび第2側方部23bの各々について、外周面と、内周面と、外周面と内周面とを接続する側面とを覆っている。また、絶縁層90は、第2実装部25aおよび25bの各々を部分的に覆っている。第2実装部25aのうち、実装基板のランドパターンとの接続に寄与する部分、すなわちハンダまたは導電性接着剤等が付着する部分(図3に示す例では、第2実装部25aの底面)は、絶縁層90が除去されており、絶縁層90から露出している。また、第2実装部25bのうち、実装基板のランドパターンとの接続に寄与する部分、すなわちハンダまたは導電性接着剤等が付着する部分(図3に示す例では、第2実装部25bの底面)は、絶縁層90が除去されており、絶縁層90から露出している。
 第1導体10と第2導体20とは、絶縁層90を介して、絶縁されている。第1上方部12と第2上方部22との間には、第1上方部12と第2上方部22とを接続する接着層が形成されてもよい。あるいは、第1上方部12は、第2上方部22に直接的に接触していてもよい。あるいは、第1上方部12と第2上方部22との間には、隙間が形成されていてもよい。
 第1側方部13aと第2側方部23aとの間には、第1側方部13aと第2側方部23aとを接続する接着層が形成されていてもよい。あるいは、第1側方部13aは、第2側方部23aに直接的に接触していてもよい。あるいは、第1側方部13aと第2側方部23aとの間には、隙間が形成されていてもよい。
 第1側方部13bと第2側方部23bとの間には、第1側方部13bと第2側方部23bとを接続する接着層が形成されていてもよい。あるいは、第1側方部13bは、第2側方部23bに直接的に接触していてもよい。あるいは、第1側方部13bと第2側方部23bとの間には、隙間が形成されていてもよい。
 図2に示すように、内側コア50は、底面51aと、頂面51bと、第1側面51cと、第2側面51dと、第3側面51eと、第4側面51fとを有する。底面51aは頂面51bと対向しており、第1側面51cは第3側面51eと対向している。第2側面51dと第4側面51fとは、Y軸方向において、相互に反対側に位置する。内側コア50は、第2巻回部21の内側(図4の内側領域60)に配置されている。
 本実施形態では、内側コア50の外観形状は、六面体であるが、八面体などの他の多面体でもよい。第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、内側コア50の外周面の形状は、特に限定されない。図3に示す例では、内側コア50の外周面の形状は、第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、第2巻回部21の内周面の形状に対応しており、台形である。
 内側コア50は、第2巻回部21の内側に配置された状態において、第2巻回部21に係合している。第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、内側コア50の外周面は、第2巻回部21の内周面に沿って延在している。すなわち、第2側面51dおよび第4側面51fの各々は、頂面51bに対して、鋭角に傾斜している。第2側面51dおよび第4側面51fの各々と頂面51bとが為す角度は、一対の第2側方部23aおよび23bの各々と第2上方部22とが為す角度に等しいが、当該角度とは異なっていてもよい。Y軸方向(図4の仮想直線L2に平行な方向)において、内側コア50の幅は、素子本体30の底面31aに向かうにしたがって狭くなっている。内側コア50を構成する材料は、外側コア40を構成する材料と同一であるが、外側コア40を構成する材料とは異なっていてもよい。
 他の実施形態において、第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、内側コア50の外周面の少なくとも一部は、第2巻回部21の内周面に沿って延在していなくてもよい。この場合、第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、内側コア50の外周面は、第2巻回部21の内周面の形状とは非対応な形状を有する。例えば、第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、内側コア50の外周面の形状は、第2巻回部21の内周面の形状とは非対応な形状として、円形、楕円形、正方形、長方形、その他の多角形、あるいはその他の形状でもよい。
 図2に示すように、内側コア50のX軸方向の長さは、第1導体10および第2導体20の各々のX軸方向の長さと等しいが、第1導体10および第2導体20の各々のX軸方向の長さとは異なっていてもよい。内側コア50の高さは、特に限定されないが、例えば第2導体20の高さの1/2以上である。
 図3に示すように、内側コア50の頂面51bと第2上方部22との間には、接着層が存在しない。ただし、必要に応じて、頂面51bは、接着剤によって、第2上方部22に接着されてもよい。あるいは、頂面51bと第2上方部22との間には、外側コア40の一部が充填されていてもよい。あるいは、頂面51bの少なくとも一部は、第2上方部22に接触していてもよい。
 内側コア50の第4側面51fと第2側方部23aとの間には、接着層が存在しない。ただし、必要に応じて、第4側面51fは、接着剤によって、第2側方部23aに接着されてもよい。あるいは、第4側面51fと第2側方部23aとの間には、外側コア40の一部が充填されていてもよい。あるいは、第4側面51fの少なくとも一部は、第2側方部23aに接触していてもよい。
 内側コア50の第2側面51dと第2側方部23bとの間には、接着層が存在しない。ただし、必要に応じて、第2側面51dは、接着剤によって、第2側方部23bに接着されてもよい。あるいは、第2側面51dと第2側方部23aとの間には、外側コア40の一部が充填されていてもよい。あるいは、第2側面51dの少なくとも一部は、第2側方部23aに接触していてもよい。
 内側コア50の底面51aは、外側コア40(素子本体30の底面31a)によって覆われている。図3に示す例では、底面31aと第2実装部25aとの間には、隙間が形成されている。また、底面31aと第2実装部25bとの間には、隙間が形成されている。ただし、底面31aは、第2実装部25aおよび25bに接触していてもよい。
 図4に示すように、第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、高さ方向に第2導体20の高さH1を二等分する直線(破線で示された直線)を二等分線L1とする。また、第2巻回部21の延在方向の両端を結ぶ直線(二点鎖線で示された直線)を仮想直線L2とする。本開示では、便宜上、仮想直線L2は、第2実装部25aおよび25bの各々の上面(第2実装部25aおよび25bの各々の底面と対向する面)を通過するものとする。また、仮想直線L2と第2巻回部21の内周面とによって囲まれた領域(一点鎖線で示された領域)を内側領域60とする。また、二等分線L1を介して、内側領域60を素子本体30(図3)の頂面31b側の領域と底面31a側の領域とに区分したとき、頂面31b側の領域(破線で示された領域)を第1領域70とし、底面31a側の領域(破線で示された領域)を第2領域80とする。
 二等分線L1および仮想直線L2は、Y軸に平行である。二等分線L1と第2上方部22の上面との間のZ軸に沿った長さは、第2導体20の高さH1の1/2である。二等分線L1と第2実装部25aまたは第2実装部25bの底面との間のZ軸に沿った長さは、第2導体20の高さH1の1/2である。
 本実施形態では、第1領域70の面積S1は、第2領域80の面積S2よりも広い。すなわち、第1領域70の面積S1と第2領域80の面積S2との比S1/S2は、1<S1/S2である。上記比S1/S2は、特に限定されないが、例えば1<S1/S2≦2でもよく、1.1≦S1/S2≦1.8でもよく、1.2≦S1/S2≦1.6でもよい。
 図5に示すように、第1巻回部11の巻軸方向に垂直な断面において、高さ方向に第1導体10の高さH2を二等分する直線(破線で示された直線)を二等分線L3とする。また、第1巻回部11の延在方向の両端を結ぶ直線(二点鎖線で示された直線)を仮想直線L4とする。本開示では、便宜上、仮想直線L4は、第1実装部15aおよび15bの各々の上面(第1実装部15aおよび15bの各々の底面と対向する面)を通過するものとする。また、仮想直線L4と第1巻回部11の内周面とによって囲まれた領域(一点鎖線で示された領域)を内側領域60’とする。また、二等分線L3を介して、内側領域60’を素子本体30(図3)の頂面31b側の領域と底面31a側の領域とに区分したとき、頂面31b側の領域を第1領域70’とし、底面31a側の領域を第2領域80’とする。
 二等分線L3および仮想直線L4は、Y軸に平行である。二等分線L3と第1上方部12の上面との間のZ軸に沿った長さは、第1導体10の高さH2の1/2である。二等分線L3と第1実装部15aまたは第1実装部15bの下面との間のZ軸に沿った長さは、第1導体10の高さH2の1/2である。
 本実施形態では、第1領域70’の面積S3は、第2領域80’の面積S4よりも広い。すなわち、第1領域70’の面積S3と第2領域80’の面積S4との比S3/S4は、1<S3/S4である。上記比S3/S4は、特に限定されないが、例えば1<S3/S4≦2でもよく、1.1≦S3/S4≦1.8でもよく、1.2≦S3/S4≦1.6でもよい。また、上記比S1/S2は、上記比S3/S4と等しいが、上記比S3/S4とは異なっていてもよい。
 次に、図2等を参照しつつ、コイル部品1の製造方法について説明する。まず、図2に示す第1導体10と、第2導体20と、あらかじめ成形された内側コア50とを準備する。次に、第1導体10の内側に第2導体20が配置されるように、第2導体20を第1導体10に重ね合わせる。必要に応じて、第2巻回部21の外周面を第1巻回部11の内周面に接着する。
 次に、第1導体10および第2導体20の対を金型のキャビティに配置する。また、内側コア50を第2導体20の内側に配置する。次に、第1実装部15aおよび15bの各々の少なくとも一部と、第2実装部25aおよび25bの各々の少なくとも一部とが露出し、かつ、第1巻回部11および第2巻回部21が埋設されるように、磁性材料と樹脂とを含む複合材をキャビティに充填し、外側コア40を成形する。これにより、外側コア40および内側コア50を含む素子本体30を形成する。以上のようにして、図1に示すコイル部品1を製造することができる。
 図4に示すように、本実施形態のコイル部品1では、第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、高さ方向に第2導体20の高さを二等分して、第2巻回部21の延在方向の両端を結ぶ仮想直線L2と第2巻回部21の内周面とによって囲まれた内側領域60を、素子本体30(図3)の頂面31b側の第1領域70と素子本体30の底面31a側の第2領域80とに区分したとき、第1領域70の面積は、第2領域80の面積よりも広い。第1領域70の面積が第2領域80の面積よりも広い場合、第1領域70の面積が第2領域80の面積に等しい場合に比べて、第1巻回部11(図3)および/または第2巻回部21の内径を大きくすることが可能であり、第1導体10(図3)および/または第2導体20のインダクタンスを高めることができる。そのため、第1導体10および/または第2導体20のインダクタンスを減少させることなく、第1導体10および/または第2導体20の厚さを厚くすることができる。これにより、第1導体10および/または第2導体20の低抵抗化と高インダクタンス化の両立を図ることができる。
 図3に示すように、第1巻回部11および第2巻回部21の各々の巻数は、1ターン未満である。そのため、第1導体10および第2導体20の各々について、簡素な構成によって、所望のインダクタンスを得ることができる。
 第1巻回部11は、仮想直線L2(図4)に平行な方向(Y軸方向)に延在する第1上方部12と、第1上方部12の両端に連続し、第1上方部12に対して傾斜する一対の第1側方部13aおよび13bとを有する。また、第2巻回部21は、仮想直線L2に平行な方向に延在する第2上方部22と、第2上方部22の両端に連続し、第2上方部22に対して傾斜する一対の第2側方部23aおよび23bとを有する。そして、一対の第1側方部13aおよび13bの各々と第1上方部12とが為す角度は鋭角であり、一対の第2側方部23aおよび23bの各々と第2上方部22とが為す角度は鋭角である。一対の第1側方部13aおよび13bの各々と第1上方部12とが為す角度が鋭角である場合、一対の第1側方部13aおよび13bの各々と第1上方部12とが為す角度が直角である場合に比べて、第1巻回部11の内径を大きくすることが可能であり、第1導体10のインダクタンスを高めることができる。そのため、第1導体10のインダクタンスを減少させることなく、第1導体10の厚さを厚くすることができる。これにより、第1導体10の低抵抗化と高インダクタンス化の両立を図ることができる。また、一対の第2側方部23aおよび23bの各々と第2上方部22とが為す角度が鋭角である場合、一対の第2側方部23aおよび23bの各々と第2上方部22とが為す角度が直角である場合に比べて、第2巻回部21の内径を大きくすることが可能であり、第2導体20のインダクタンスを高めることができる。そのため、第2導体20のインダクタンスを減少させることなく、第2導体20の厚さを厚くすることができる。これにより、第2導体20の低抵抗化と高インダクタンス化の両立を図ることができる。
 一対の第1側方部13aおよび13bの各々と第1上方部12とが為す角度は、40°以上65°以下であり、一対の第2側方部23aおよび23bの各々と第2上方部22とが為す角度は、40°以上65°以下である。この場合、第1導体10および第2導体20の低抵抗化と高インダクタンス化の両立を効果的に図ることができる。
 第1巻回部11の巻軸方向に垂直な断面において、第1上方部12および第2上方部22の各々は、直線状に延在している。そのため、図4に示すように、第1領域70の面積を第2領域80の面積よりも効率的に大きくすることができ、第1導体10および/または第2導体20の高インダクタンス化を有効に図ることができる。また、第1上方部12および第2上方部22の各々が素子本体30の頂面31b側に向かって湾曲している場合に比べて、コイル部品1の低背化を図ることができる。
 図3に示すように、第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、第1側方部13aおよび13bは、全体として、直線状に延在している。また、第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、第2側方部23aおよび23bは、全体として、直線状に延在している。そのため、第1導体10および/または第2導体20の低抵抗化を効果的に図ることができる。
 素子本体30は、内側領域60(図4)にX軸方向(第2巻回部21の巻軸方向)に挿入可能な内側コア50をさらに有する。第2巻回部21の巻軸方向に垂直な断面において、内側コア50の外周面は、第2巻回部21の内周面に沿って延在している。そのため、内側コア50の外周面の形状が第2巻回部21の内周面の形状に対応し、第2巻回部21の巻軸方向に沿って内側コア50を内側領域60に容易に挿入することができる。
 図4に示すように、仮想直線L2に平行な方向において、内側コア50の幅は、素子本体30の底面31aに向かうにしたがって狭くなっている。そのため、内側領域60に内側コア50を配置したときに、内側コア50の落下を防止することができる。
(第2実施形態)
 図6に示す第2実施形態のコイル部品1Aは、以下に示す点を除いて、第1実施形態のコイル部品1と同様の構成を有する。第1実施形態のコイル部品1と重複する部材には、同一符号を付し、その詳細な説明については省略する。
 図6に示すように、コイル部品1Aは、第1導体10Aと、第2導体20Aとを有する。第1導体10Aは第1巻回部11Aを有し、第1巻回部11Aは第1側方部13aAおよび13bAを有する。第1側方部13aAは、第1基端部130aと第1先端部131aとを有するという点において、第1実施形態の第1側方部13aとは異なる。第1側方部13bAは、第1基端部130bと第1先端部131bとを有するという点において、第1実施形態の第1側方部13bとは異なる。
 第2導体20Aは第2巻回部21Aを有し、第2巻回部21Aは第2側方部23aAおよび23bAを有する。第2側方部23aAは、第2基端部230aと第2先端部231aとを有するという点において、第1実施形態の第2側方部23aとは異なる。第2側方部23bAは、第2基端部230bと第2先端部231bとを有するという点において、第1実施形態の第2側方部23bとは異なる。
 第1基端部130aは、第1上方部12の一端に連続しており、第1上方部12に対して鈍角を為すように傾斜している。第1先端部131aは、第1基端部130aに連続しており、第1基端部130aに対して傾斜している。第1巻回部11の巻軸方向に垂直な断面において、第1先端部131aは、高さ方向(Z軸方向)に対して非平行な方向に延在している。また、第1巻回部11の巻軸方向に垂直な断面において、第1基端部130aおよび第1先端部131aの各々は、直線状に延在している。
 第1基端部130bは、第1上方部12の他端に連続しており、第1上方部12に対して鈍角を為すように傾斜している。第1先端部131bは、第1基端部130bに連続しており、第1基端部130bに対して傾斜している。第1巻回部11の巻軸方向に垂直な断面において、第1先端部131bは、高さ方向(Z軸方向)に対して非平行な方向に延在している。第1巻回部11の巻軸方向に垂直な断面において、第1基端部130bおよび第1先端部131bの各々は、直線状に延在している。
 第2基端部230aは、第2上方部22の一端に連続しており、第2上方部22に対して鈍角を為すように傾斜している。第2先端部231aは、第2基端部230aに連続しており、第2基端部230aに対して傾斜している。第2巻回部21Aの巻軸方向に垂直な断面において、第2先端部231aは、高さ方向(Z軸方向)に対して非平行な方向に延在している。また、第2巻回部21Aの巻軸方向に垂直な断面において、第2基端部230aおよび第2先端部231aの各々は、直線状に延在している。
 第2基端部230bは、第2上方部22の他端に連続しており、第2上方部22に対して鈍角を為すように傾斜している。第2先端部231bは、第2基端部230bに連続しており、第2基端部230bに対して傾斜している。第2巻回部21Aの巻軸方向に垂直な断面において、第2先端部231bは、高さ方向(Z軸方向)に対して非平行な方向に延在している。また、第2巻回部21Aの巻軸方向に垂直な断面において、第2基端部230bおよび第2先端部231bの各々は、直線状に延在している。
 図7に示すように、本実施形態においても、第2巻回部21Aの巻軸方向に垂直な断面において、高さ方向に第2導体20Aの高さを二等分して、第2巻回部21Aの延在方向の両端を結ぶ仮想直線L2と第2巻回部21Aの内周面とによって囲まれた内側領域60を、素子本体30(図6)の頂面31b側の第1領域70と素子本体30の底面31a側の第2領域80とに区分したとき、第1領域70の面積は、第2領域80の面積よりも広い。
 また、図8に示すように、第1巻回部11Aの巻軸方向に垂直な断面において、高さ方向に第1導体10Aの高さを二等分して、第1巻回部11Aの延在方向の両端を結ぶ仮想直線L4と第1巻回部11Aの内周面とによって囲まれた内側領域60’を、素子本体30(図6)の頂面31b側の第1領域70’と素子本体30の底面31a側の第2領域80’とに区分したとき、第1領域70’の面積は、第2領域80’の面積よりも広い。
 したがって、本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、図6に示すように、本実施形態では、一方の第1基端部130aと他方の第1基端部130bとの間の間隔は、素子本体30の底面31aに向かうにしたがって、相互に離れていく。また、一方の第1先端部131aと他方の第1先端部131bとの間の間隔は、素子本体30の底面31aに向かうにしたがって、相互に近づいていく。また、一方の第2基端部230aと他方の第2基端部230bとの間の間隔は、素子本体30の底面31aに向かうにしたがって、相互に離れていく。また、一方の第2先端部231aと他方の第2先端部231bとの間の間隔は、素子本体30の底面31aに向かうにしたがって、相互に近づいていく。そのため、第1基端部130aおよび130bが、第1上方部12に対して鈍角を為すように傾斜する。これにより、第1上方部12と第1側方部13aAまたは13bAとの境界において、第1実施形態に比べて、第1導体10Aの屈曲が緩やかになり、第1導体10Aの直流抵抗を低減することができる。また、第2基端部230aおよび230bが、第2上方部22に対して鈍角を為すように傾斜する。これにより、第2上方部22と第2側方部23aAまたは23bAとの境界において、第1実施形態に比べて、第2導体20Aの屈曲が緩やかになり、第2導体20Aの直流抵抗を低減することができる。
(第3実施形態)
 図9に示す第3実施形態のコイル部品1Bは、以下に示す点を除いて、第2実施形態のコイル部品1Aと同様の構成を有する。第2実施形態のコイル部品1Aと重複する部材には、同一符号を付し、その詳細な説明については省略する。
 図9に示すように、コイル部品1Bは、第1導体10Bと、第2導体20Bとを有する。第1導体10Bは第1巻回部11Bを有し、第1巻回部11Bは第1側方部13aBおよび13bBを有する。第1側方部13aBは、第1先端部131aに代えて第1先端部131aBを有するという点において、第2実施形態の第1側方部13aAとは異なる。第1側方部13bBは、第1先端部131bに代えて第1先端部131bBを有するという点において、第2実施形態の第1側方部13bAとは異なる。
 第2導体20Bは第2巻回部21Bを有し、第2巻回部21Bは第2側方部23aBおよび23bBを有する。第2側方部23aBは、第2先端部231aに代えて第2先端部231aBを有するという点において、第2実施形態の第2側方部23aAとは異なる。第2側方部23bBは、第2先端部231bに代えて第2先端部231bBを有するという点において、第2実施形態の第2側方部23bAとは異なる。
 図10に示すように、本実施形態においても、第2巻回部21Bの巻軸方向に垂直な断面において、高さ方向に第2導体20Bの高さを二等分して、第2巻回部21Bの延在方向の両端を結ぶ仮想直線L2と第2巻回部21Bの内周面とによって囲まれた内側領域60を、素子本体30(図9)の頂面31b側の第1領域70と素子本体30の底面31a側の第2領域80とに区分したとき、第1領域70の面積は、第2領域80の面積よりも広い。
 また、図11に示すように、第1巻回部11Bの巻軸方向に垂直な断面において、高さ方向に第1導体10Bの高さを二等分して、第1巻回部11Bの延在方向の両端を結ぶ仮想直線L4と第1巻回部11Bの内周面とによって囲まれた内側領域60’を、素子本体30(図9)の頂面31b側の第1領域70’と素子本体30の底面31a側の第2領域80’とに区分したとき、第1領域70’の面積は、第2領域80’の面積よりも広い。
 したがって、本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。加えて、本実施形態では、図9に示すように、一方の第1基端部130aと他方の第1基端部130bとの間の間隔は、素子本体30の底面31aに向かうにしたがって、相互に近づいていく。また、一方の第1先端部131aBおよび他方の第1先端部131bBは、高さ方向(Z軸方向)に対して平行に延在している。また、一方の第2基端部230aと他方の第2基端部230bとの間の間隔は、素子本体30の底面31aに向かうにしたがって、相互に近づいていく。また、一方の第2先端部231aBおよび他方の第2先端部231bBは、高さ方向(Z軸方向)に対して平行に延在している。そのため、第1先端部131aBおよび第2先端部231aBの各々の長さに応じて、第2領域80’(図11)の面積を調整することが可能となり、第1導体10Bのインダクタンスを適正化することができる。また、第1先端部131bBおよび第2先端部231bBの各々の長さに応じて、第2領域80(図10)の面積を調整することが可能となり、第2導体20Bのインダクタンスを適正化することができる。
(第4実施形態)
 図12に示す第4実施形態のコイル部品1Cは、以下に示す点を除いて、第1実施形態のコイル部品1と同様の構成を有する。第1実施形態のコイル部品1と重複する部材には、同一符号を付し、その詳細な説明については省略する。
 図12に示すように、コイル部品1Cは、複数の第1導体10と、複数の第2導体20と、複数の内側コア50とを有する。外側コア40の内部には、第1導体10および第2導体20の複数の対が、第2巻回部21の巻軸方向(X軸方向)に沿って、離間して配置されている。
 複数の内側コア50は、それぞれ複数の第2導体20の第2巻回部21の内側に配置されている。本実施形態では、複数の内側コア50が第2巻回部21の巻軸方向に沿って離間して配置されているが、1本の細長い内側コア50が複数の第2導体20の第2巻回部21の内側を貫通していてもよい。
 本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。加えて、本実施形態では、第1導体10および第2導体20の複数の対が、第2巻回部21の巻軸方向に沿って、離間して配置されている。n(nは2以上の自然数)対の第1導体10および第2導体20を備えたコイル部品1Cを電子機器に実装する場合、一対の第1導体10および第2導体20を備えたコイル部品1(図1)をn個だけ電子機器に実装する場合に比べて、電子機器の小型化に寄与する。
 なお、本開示は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内で種々に改変することができる。
(1)図13に示すように、第1側方部13aおよび13bは、内側に向かって滑らかに湾曲していてもよい。また、第2側方部23aおよび23bは、内側に向かって滑らかに湾曲していてもよい。
(2)図14に示すように、第1側方部13aおよび13bは、外側に向かって滑らかに湾曲していてもよい。また、第2側方部23aおよび23bは、外側に向かって滑らかに湾曲していてもよい。
(3)コイル部品1は、相互に組み合わされた複数の素子本体(予備成形体)で構成されてもよい。図15に示す例では、素子本体30aは、ベース部32aと、ベース部32aから素子本体30bに向かって突出する外脚部33aおよび中脚部34aを有する。外脚部33aは、第1導体10の第1巻回部11の外側に配置される。外脚部33aは、一対の側部330aと、頂部331aとを有する。一対の側部330aは、第1側方部13aおよび13bに沿って配置される。頂部331aは、第1上方部12に沿って配置される。中脚部34aは、第2導体20の第2巻回部21の内側に配置される。
 素子本体30bは、ベース部32bと、ベース部32bから素子本体30aに向かって突出する外脚部33bおよび中脚部34bを有する。外脚部33bは、第1導体10の第1巻回部11の外側に配置される。外脚部33bは、一対の側部330bと、頂部331bとを有する。一対の側部330bは、第1側方部13aおよび13bに沿って配置される。頂部331bは、第1上方部12に沿って配置される。中脚部34bは、第2導体20の第2巻回部21の内側に配置される。
 素子本体は、相互に組み合わされた2つのE型コア、相互に組み合わされたE型コアおよびI型コア、相互に組み合わされた少なくとも1つのU型コアおよび少なくとも1つのI型コア、あるいは相互に組み合わされた複数のI型コアによって構成されてもよい。
(4)上記変形例(3)において、素子本体30aから頂部331aが省略され、上方から見て、第1上方部12の少なくとも一部が露出してもよい。また、素子本体30bから頂部331bが省略され、上方から見て、第1上方部12の少なくとも一部が露出してもよい。
(5)上記第1実施形態において、図2に示す素子本体30から内側コア50が省略され、内側コア50の位置に外側コア40の一部が配置されてもよい。つまり、素子本体30は、第1巻回部11の外側と第2巻回部21の内側とにおいて同じ材料で構成されてもよい。上記第2実施形態~第4実施形態についても同様である。本変形例における素子本体30は、以下のようにして成形される。例えば、金型のキャビティに第1導体10および第2導体20の対を配置した後、磁性材料と樹脂とを含む複合材をキャビティに流し込む。そして、第1巻回部11の外側に加えて、第2巻回部21の内側(図4の内側領域60)に複合材を充填する。以上の工程を経て、本変形例における素子本体30を成形することができる。
(6)上記第1実施形態において、上方から見て、第1上方部12の少なくとも一部が素子本体30(内側コア50)から露出してもよい。上記第2実施形態~第4実施形態および上記変形例(5)についても同様である。
(7)上記第3実施形態において、図10に示す第1領域70の面積が第2領域80の面積よりも広いという条件を満たす限り、図9に示す第2先端部231aBおよび231bBは、高さ方向(Z軸方向)に対して傾斜してもよい。また、図11に示す第1領域70’の面積が第2領域80’の面積よりも広いという条件を満たす限り、図9に示す第1先端部131aBおよび131bBは、高さ方向(Z軸方向)に対して傾斜してもよい。
(8)図16に示すように、第1先端部131aは、第1部分131a1と、第1部分131a1に対して傾斜する第2部分131a2とを有していてもよい。また、第1先端部131bは、第1部分131b1と、第1部分131b1に対して傾斜する第2部分131b2とを有していてもよい。一方の第1部分131a1と他方の第1部分131b1との間の間隔は、素子本体30の底面31aに向かうにしたがって、相互に近づいていく。また、一方の第2部分131a2と他方の第2部分131b2との間の間隔は、素子本体30の底面31aに向かうにしたがって、相互に離れていく。第1先端部131a(第2部分131a2)と第1実装部15aとが為す角度は、鈍角である。また、第1先端部131b(第2部分131b2)と第1実装部15bとが為す角度は、鈍角である。そのため、第2部分131a2と第1実装部15aとの境界において、第1実施形態に比べて、第1導体10Aの屈曲が緩やかになり、第1導体10Aの直流抵抗を低減することができる。また、第2部分131b2と第1実装部15bとの境界において、第1実施形態に比べて、第1導体10Aの屈曲が緩やかになり、第1導体10Aの直流抵抗を低減することができる。
 本明細書は、下記を開示している。
 [付記1]
 第1導体と、
 前記第1導体の内側に位置し、前記第1導体に沿って配置された第2導体と、
 前記第1導体および前記第2導体の各々の少なくとも一部を覆い、底面と、高さ方向に沿って前記底面とは反対側に位置する頂面とを有する素子本体と、を有し、
 前記第1導体は、第1巻回部と、前記第1巻回部の両端に連続し、前記底面から少なくとも部分的に露出する一対の第1実装部とを有し、
 前記第2導体は、第2巻回部と、前記第2巻回部の両端に連続し、前記底面から少なくとも部分的に露出する一対の第2実装部とを有し、
 前記第2巻回部の巻軸方向に垂直な断面において、前記高さ方向に前記第2導体の高さを二等分して、前記第2巻回部の延在方向の両端を結ぶ仮想直線と前記第2巻回部の内周面とによって囲まれた内側領域を、前記素子本体の頂面側の第1領域と前記素子本体の底面側の第2領域とに区分したとき、前記第1領域の面積は、前記第2領域の面積よりも広いコイル部品。
 [付記2]
 前記第1巻回部および前記第2巻回部の各々の巻数は、1ターン未満である付記1に記載のコイル部品。
 [付記3]
 前記第1巻回部は、前記仮想直線に平行な方向に延在する第1上方部と、前記第1上方部の両端に連続し、前記第1上方部に対して傾斜する一対の第1側方部とを有し、
 前記第2巻回部は、前記仮想直線に平行な方向に延在する第2上方部と、前記第2上方部の両端に連続し、前記第2上方部に対して傾斜する一対の第2側方部とを有し、
 一対の前記第1側方部の各々と前記第1上方部とが為す角度は鋭角であり、
 一対の前記第2側方部の各々と前記第2上方部とが為す角度は鋭角である付記1または2に記載のコイル部品。
 [付記4]
 一対の前記第1側方部の各々と前記第1上方部とが為す角度は、40°以上65°以下であり、
 一対の前記第2側方部の各々と前記第2上方部とが為す角度は、40°以上65°以下である付記3に記載のコイル部品。
 [付記5]
 前記巻軸方向に垂直な断面において、前記第1上方部および前記第2上方部の各々は、直線状に延在している付記3または4に記載のコイル部品。
 [付記6]
 前記巻軸方向に垂直な断面において、前記第1側方部は、全体として、直線状に延在しており、
 前記巻軸方向に垂直な断面において、前記第2側方部は、全体として、直線状に延在している付記5に記載のコイル部品。
 [付記7]
 一対の前記第1側方部の各々は、前記第1上方部に連続し、前記第1上方部に対して傾斜する第1基端部と、前記第1基端部に連続し、前記第1基端部に対して傾斜する第1先端部とを有し、
 一対の前記第2側方部の各々は、前記第2上方部に連続し、前記第2上方部に対して傾斜する第2基端部と、前記第2基端部に連続し、前記第2基端部に対して傾斜する第2先端部とを有し、
 一方の前記第1基端部と他方の前記第1基端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に離れていき、
 一方の前記第1先端部と他方の前記第1先端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に近づいていき、
 一方の前記第2基端部と他方の前記第2基端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に離れていき、
 一方の前記第2先端部と他方の前記第2先端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に近づいていく付記3~7のいずれかに記載のコイル部品。
 [付記8]
 一対の前記第1側方部の各々は、前記第1上方部に連続し、前記第1上方部に対して傾斜する第1基端部と、前記第1基端部に連続し、前記第1基端部に対して傾斜する第1先端部とを有し、
 一対の前記第2側方部の各々は、前記第2上方部に連続し、前記第2上方部に対して傾斜する第2基端部と、前記第2基端部に連続し、前記第2基端部に対して傾斜する第2先端部とを有し、
 一方の前記第1基端部と他方の前記第1基端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に近づいていき、
 一方の前記第1先端部および他方の前記第1先端部は、前記高さ方向に対して平行に延在しており、
 一方の前記第2基端部と他方の前記第2基端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に近づいていき、
 一方の前記第2先端部および他方の前記第2先端部は、前記高さ方向に対して平行に延在している付記3~7のいずれかに記載のコイル部品。
 [付記9]
 前記第1導体および前記第2導体の複数の対が、前記巻軸方向に沿って、離間して配置されている付記1~8のいずれかに記載のコイル部品。
1,1A,1B,1C…コイル部品
10,10A,10B…第1導体
 11,11A,11B…第1巻回部
 12…第1上方部
 13a,13b,13aA,13bA,13aB,13bB…第1側方部
 130a,130b…第1基端部
 131a,131b,131aB,131bB…第1先端部
 131a1,131b1…第1部分
 131a2,131b2…第2部分
 15a,15b…第1実装部
20,20A,20B…第2導体
 21,21A,21B…第2巻回部
 22…第2上方部
 23a,23b,23aA,23bA,23aB,23bB…第2側方部
 230a,230b…第2基端部
 231a,231b,231aB,231bB…第2先端部
 25a,25b…第2実装部
30,30a,30b…素子本体
 31a…底面
 31b…頂面
 31c~31f…第1側面~第4側面
 32a,32b…ベース部
 33a,33b…外脚部
 330a,330b…側部
 331a,331b…頂部
 34a,34b…中脚部
40…外側コア
50…内側コア
 51a…底面
 51b…頂面
 51c~51f…第1側面~第2側面
60,60’…内側領域
70,70’…第1領域
80,80’…第2領域
90…絶縁層

Claims (9)

  1.  第1導体と、
     前記第1導体の内側に位置し、前記第1導体に沿って配置された第2導体と、
     前記第1導体および前記第2導体の各々の少なくとも一部を覆い、底面と、高さ方向に沿って前記底面とは反対側に位置する頂面とを有する素子本体と、を有し、
     前記第1導体は、第1巻回部と、前記第1巻回部の両端に連続し、前記底面から少なくとも部分的に露出する一対の第1実装部とを有し、
     前記第2導体は、第2巻回部と、前記第2巻回部の両端に連続し、前記底面から少なくとも部分的に露出する一対の第2実装部とを有し、
     前記第2巻回部の巻軸方向に垂直な断面において、前記高さ方向に前記第2導体の高さを二等分して、前記第2巻回部の延在方向の両端を結ぶ仮想直線と前記第2巻回部の内周面とによって囲まれた内側領域を、前記素子本体の頂面側の第1領域と前記素子本体の底面側の第2領域とに区分したとき、前記第1領域の面積は、前記第2領域の面積よりも広いコイル部品。
  2.  前記第1巻回部および前記第2巻回部の各々の巻数は、1ターン未満である請求項1に記載のコイル部品。
  3.  前記第1巻回部は、前記仮想直線に平行な方向に延在する第1上方部と、前記第1上方部の両端に連続し、前記第1上方部に対して傾斜する一対の第1側方部とを有し、
     前記第2巻回部は、前記仮想直線に平行な方向に延在する第2上方部と、前記第2上方部の両端に連続し、前記第2上方部に対して傾斜する一対の第2側方部とを有し、
     一対の前記第1側方部の各々と前記第1上方部とが為す角度は鋭角であり、
     一対の前記第2側方部の各々と前記第2上方部とが為す角度は鋭角である請求項1または2に記載のコイル部品。
  4.  一対の前記第1側方部の各々と前記第1上方部とが為す角度は、40°以上65°以下であり、
     一対の前記第2側方部の各々と前記第2上方部とが為す角度は、40°以上65°以下である請求項3に記載のコイル部品。
  5.  前記巻軸方向に垂直な断面において、前記第1上方部および前記第2上方部の各々は、直線状に延在している請求項3に記載のコイル部品。
  6.  前記巻軸方向に垂直な断面において、前記第1側方部は、全体として、直線状に延在しており、
     前記巻軸方向に垂直な断面において、前記第2側方部は、全体として、直線状に延在している請求項5に記載のコイル部品。
  7.  一対の前記第1側方部の各々は、前記第1上方部に連続し、前記第1上方部に対して傾斜する第1基端部と、前記第1基端部に連続し、前記第1基端部に対して傾斜する第1先端部とを有し、
     一対の前記第2側方部の各々は、前記第2上方部に連続し、前記第2上方部に対して傾斜する第2基端部と、前記第2基端部に連続し、前記第2基端部に対して傾斜する第2先端部とを有し、
     一方の前記第1基端部と他方の前記第1基端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に離れていき、
     一方の前記第1先端部と他方の前記第1先端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に近づいていき、
     一方の前記第2基端部と他方の前記第2基端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に離れていき、
     一方の前記第2先端部と他方の前記第2先端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に近づいていく請求項3に記載のコイル部品。
  8.  一対の前記第1側方部の各々は、前記第1上方部に連続し、前記第1上方部に対して傾斜する第1基端部と、前記第1基端部に連続し、前記第1基端部に対して傾斜する第1先端部とを有し、
     一対の前記第2側方部の各々は、前記第2上方部に連続し、前記第2上方部に対して傾斜する第2基端部と、前記第2基端部に連続し、前記第2基端部に対して傾斜する第2先端部とを有し、
     一方の前記第1基端部と他方の前記第1基端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に近づいていき、
     一方の前記第1先端部および他方の前記第1先端部は、前記高さ方向に対して平行に延在しており、
     一方の前記第2基端部と他方の前記第2基端部との間の間隔は、前記底面に向かうにしたがって、相互に近づいていき、
     一方の前記第2先端部および他方の前記第2先端部は、前記高さ方向に対して平行に延在している請求項3に記載のコイル部品。
  9.  前記第1導体および前記第2導体の複数の対が、前記巻軸方向に沿って、離間して配置されている請求項1または2に記載のコイル部品。
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