JP2000036632A - 光増幅器 - Google Patents

光増幅器

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JP2000036632A
JP2000036632A JP10203145A JP20314598A JP2000036632A JP 2000036632 A JP2000036632 A JP 2000036632A JP 10203145 A JP10203145 A JP 10203145A JP 20314598 A JP20314598 A JP 20314598A JP 2000036632 A JP2000036632 A JP 2000036632A
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JP
Japan
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optical
tray
optical amplifier
bottom plate
trays
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Pending
Application number
JP10203145A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Tahira
昌俊 田平
Tatsuhiro Kawamura
樹寛 河村
Tadahiko Nakai
忠彦 中井
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘導放出効果に基づいて信号光を直接に増幅
する増幅用の光ファイバと、合波器や受光素子等の光学
部品とを備える光増幅器において、光ファイバや各種の
光学部品を高密度にかつ整然と配置できるようにして小
型化の要求に十分に応えられるようにする。 【解決手段】 光ファイバや光学部品4a,4b,6a,
6b,…が配置される薄型のトレイ10,12を有し、
このトレイ10,12の底板10a,12aの所定箇所に
は光学部品4a,4b,6a,6b,…の位置規制用のスリ
ット10c,10e,…、12c,12e,…が形成され、
また、このトレイ10,12の底板10a,12aの周辺
部の複数箇所には、光ファイバの結束用の折曲部10
h,12hがトレイ内方に向けて折り返し形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導放出効果に基
づいて信号光を直接に増幅する増幅用の光ファイバを増
幅素子として用いた光増幅器に係り、特には、小型化の
要求から光ファイバや光学部品を高密度に収納配置する
ための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光通信システム等において使
用される光増幅器として、Er,Nd等の希土類元素をド
ープした光ファイバを増幅素子として設け、この光ファ
イバの誘導放出効果に基づいて信号光を直接に増幅する
ようにしたものが提供されている。
【0003】図19はこのような光増幅器の一例を示す
構成図である。
【0004】この光増幅器1は、増幅素子である光ファ
イバ2の前後からそれぞれ励起光を共に導入する、いわ
ゆる双方向励起型のもので、同図中、符号1は光増幅器
の全体を示し、2は増幅素子としての光ファイバで、コ
アまたはコアの外周にErやNd等の希土類元素をドープ
して構成されている。3a,3bは増幅用の光ファイバ2
をポンピングする励起光を発生するレーザダイオード等
からなる励起光源、4a,4bは励起光源3a,3bからの
励起光を増幅用光ファイバ2に導入するための合波器、
5a,5bは不要な端面反射を防止して光を一方向にのみ
通過させるためのアイソレータである。また、6a,6b
は増幅前後の信号光をモニタするためのフォトダイオー
ドなどの受光素子、7a,7bは信号光の一部を受光素子
6a,6b側に分岐する分岐器である。
【0005】なお、8は増幅用の光ファイバ2や各光学
部品4a,4b,5a,5b,6a,6b,7a,7b,…の相
互間を連結するための中間接続用の光ファイバ、9は各
光ファイバ2,8の融着接続部である。
【0006】この構成の光増幅器1では、各励起光源3
a,3bからたとえば1.48μm帯の波長の励起光が発生
され、これが合波器4a,4bを介して増幅用光ファイバ
2に導入されて増幅用の光ファイバ2がポンピングされ
る。
【0007】一方、たとえば1.55μm帯の波長の信号
光は、分岐器7a、アイソレータ5a、合波器和4aを
順次介して増幅用光ファイバ2に入射されて誘導放出効
果によってこの信号光が直接に増幅される。そして、増
幅後の信号光は、合波器4b、アイソレータ5b、分岐器
7bを順次介して出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年は、装
置の小型化の要求から、上記の光増幅器を構成する各光
ファイバ2,8や、各種の光学部品4a,4b,5a,5
b,6a,6b,7a,7b,…を高密度に収納配置する必
要が生じている。
【0009】その場合、光増幅器を構成する光ファイバ
2,8や各種の光学部品4a,4b,5a,5b,6a,6
b,7a,7b,…をケース内に単純に詰め込むだけで
は、配置が乱雑になるため、組み立て性が悪いばかり
か、光ファイバ2,8の余長処理や各光学部品4a,4
b,5a,5b,6a,6b,7a,7b,…の固定順序など
を決めることが非常に難しくなる。
【0010】さらに、上記の光増幅器を一系統だけでな
く、複数系統分をまとめて一つのケース内に収納したモ
ジュールを製作する場合には、各系統が入り組んだもの
となるために組み立て性が一層悪くなり、また、装置が
故障したときには、故障箇所を見つけ出したり、修理後
の装置の組み付けのために極めて手間と時間がかかるこ
とになる。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、光増幅器を構成する光ファイバや各種
の光学部品を高密度にかつ整然と配置できるようにし
て、従来の不都合を生じることなく小型化の要求に十分
に応えられるようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、誘導放出効果に基づいて信号光を直接に
増幅する増幅用の光ファイバと、合波器や受光素子等の
光学部品とを備える光増幅器において、次の構成を採
る。
【0013】すなわち、請求項1記載の発明では、光フ
ァイバや光学部品が配置される薄型のトレイを有し、こ
のトレイの底板の所定箇所には前記光学部品の位置規制
用のスリットが形成され、また、このトレイの底板の周
辺部の複数箇所には、光ファイバの結束用の折曲部がト
レイ内方に向けて折り返し形成されている。
【0014】これにより、光増幅器を構成する光ファイ
バや各種の光学部品を高密度にかつ整然と配置すること
ができる。
【0015】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の構成において、トレイの底板の略中央部には、前
記光学部品を電気的にトレイ外部に引き出すための引出
口が形成されている。
【0016】これにより、既にトレイ上に配置されてい
る光ファイバや光学部品等の配置の邪魔にならずに、光
学部品を電気的に外部と接続することができる。
【0017】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
構成において、トレイの底板にスリットを設ける代わり
に、トレイの底板上に配線基板が載置され、この配線基
板にスリットが形成され、また、配線基板の略中央部に
は、前記光学部品を配線パターンを介して電気的にトレ
イ外部に引き出すための接続部が形成されている。
【0018】これにより、光学部品のリード線が光ファ
イバに交差するといった不都合を無くすことができる。
【0019】さらに、請求項4記載の発明では、請求項
1ないし請求項3のいずれか一つに記載の光増幅器にお
いて、前記光ファイバや光学部品等が配置された複数の
トレイが順次スタックされた状態で単一のケース内に収
納されている。
【0020】これにより、光増幅器の複数系統分が各系
統ごとに整然と配置されるため、組み立て性がよく、ま
た、装置の故障箇所の発見や修理を容易に行うことがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0022】実施形態1 この実施形態1では、図19に示した双方向励起型の光
増幅器の2系統をモジュールとして構成する場合を例に
とって説明する。
【0023】この実施形態1では、下側トレイ10と上
側トレイ12の2種類の薄型のトレイを有し、各トレイ
10,12には、光増幅器の各系統ごとにその構成要素
である光ファイバ2,8や各種光学部品4a,4b,5
a,5b,6a,6b,7a,7b…が配置され、その状態で
各トレイ10,12が順次スタックされるようになって
いる。なお、各トレイ10,12は、本例ではステンレ
ス鋼板を加工して形成しているが、銅、リン青銅などの
金属やプラスチックなどを使用することもできる。
【0024】図1は下側トレイ10の平面図、図2は図
1のA−A線に沿う断面図、図3は図1のB−B線に沿
う断面図である。
【0025】下側トレイ10は、高さ3〜5mm程度の薄
型で、平面視で略長方形の底板10aを有し、この底板
10aの四隅の部分はいずれも切り欠いて切欠部10bが
形成され、また、底板1aの略中央部には、光学部品(特
にここでは受光素子6a,6b)の出力を電気的にトレイ
10外部に引き出すための引出口10fが形成されてい
る。さらに、底板10aの引出口10fを上下に挟む対称
位置には、光学部品5a,5b,6a,6b,…の位置規制
用のスリット10c,10d,10eがそれぞれ形成され
ている。
【0026】一方、このトレイ10の底板10aの上下
左右の各辺から立ち上がった周壁の部分には、折曲部1
0g,10hがトレイ内方に向けて折り返し形成されてい
る。これらの折曲部10g,10hは、光ファイバ2,8
の飛び出しを抑えて結束を図るとともに、各トレイ1
0,12をスタックする場合の支持部としても作用す
る。そして、一辺側(右側)の折曲部10gに近接した周
壁部分には、合波器4a,4bと励起光源3a,3bとを連
結する中間接続用の光ファイバ8をトレイ10の外部に
引き出すためにU字形をした一対の切欠10iが設けら
れている。
【0027】上記の各スリット10c,10d,10eの
内、引出口10fから最も離れた位置にあるスリット1
0cは融着接続部9の配置用、その内側のスリット10d
はアイソレータ5a,5bの配置用で、これらの各スリッ
ト10c,10dは、底板10aの上下の各辺に沿って延
長されている。また、引出口10fに最も近接した箇所
に位置している4つのスリット10eは、受光素子6a,
6bの配置用として比較的短尺に形成されている。
【0028】図4は上側トレイ12の平面図、図5は図
4のC−C線に沿う断面図、図6は図4のD−D線に沿
う断面図である。
【0029】この上側トレイ12は、下側トレイ10の
上にスタックされるもので、下側トレイ10と概略近似
した形状をしている。
【0030】すなわち、この上側トレイ12は、高さ3
〜5mm程度の薄型で、略長方形の底板12aを有し、こ
の底板12aには、その四隅の部分に切欠部12bが、ま
た、略中央部に受光素子6a,6bの出力を電気的にトレ
イ12外部に引き出すための引出口12fがそれぞれ形
成され、底板12aの引出口12fを上下に挟む対称位置
には、光学部品5a,5b,6a,6b,…の位置規制用の
スリット12c,12d,12e,12jが形成されてい
る。さらに、底板20aの上下左右の各辺から立ち上が
った周壁の部分には、折曲部12g,12hがトレイ内方
に向けて折り返し形成され、一辺側の折曲部12gに近
接した周壁の部分には、中間接続用の光ファイバ8をト
レイ12の外部に引き出すためのU字形をした一対の切
欠12iが設けられている。
【0031】上記のスリット12c,12d,12e,1
2jの内、引出口12fから最も離れた位置にあるスリッ
ト12cは融着接続部9の配置用、その内側のスリット
12dはアイソレータ5a,5bの配置用で、これらの各
スリット12c,12dは、底板12aの上下の各辺に沿
って延長されている。また、引出口12fに最も近接し
た箇所に位置している比較的太幅で長尺の上下一対のス
リット12e,12jの内、上側のスリット12eは、下
側トレイ10に上側トレイ12をスタックしたときに下
側トレイ10に配置された受光素子6a,6bが上側トレ
イ12の底板12aに不意に突き当たって上側トレイ1
2が浮き上がってしまわないように受光素子6a,6bが
挿通しうるだけの幅を有している。一方、下側のスリッ
ト12jは、受光素子6a,6bが下側トレイ10に向け
て突出した状態で保持されるように、つまり、受光素子
6a,6bがトレイ12の各折曲部12g,12hの上面位
置よりも上方に突出しないようにするためのもので、底
板12aからは受光素子6a,6bを支持する円弧状のア
ーム12kがスリット12j内に向けて突出されている。
【0032】下側トレイ10に図19に示した光ファイ
バ2,8や各光学部品4a,4b,5a,5b,6a,6b,
7a,7b,…を配置して一系統の光増幅器を構成するに
は、次のように行う。
【0033】図7に示すように、底板10aの引出口1
0fから最も離れた位置にあるスリット10cに融着接続
部8を、その内側のスリット10dにアイソレータ5a,
5bをそれぞれ配置し、また、アイソレータ5a,5bに
近接させて合波器4a,4bと分岐器7a,7bを配置す
る。さらに、引出口10fに近接した上側にあるスリッ
ト10eに受光素子6a,6bを配置する。
【0034】一方、増幅用の光ファイバ2や中間接続用
の光ファイバ8は、図7には示していないが、折曲部1
0g,10hに沿って周回させ、また、合波器4a,4bと
励起光源3a,3bとを連結する中間接続用の光ファイバ
8を切欠10iを通して下側トレイ10の外部に引き出
す。さらに、図示しないリード線の一端側を受光素子6
a,6bに接続し、リード線の他端側を引出口10fから
トレイ10外部に引き出す。
【0035】次に上側トレイ12に図19に示した光フ
ァイバ2,8や各光学部品4a,4b,5a,5b,6a,
6b,…を配置して一系統の光増幅器を構成するには、
次のように行う。
【0036】図8に示すように、底板12aの引出口1
2fから最も離れた位置にあるスリット12cに融着接続
部8を、その内側のスリット12dにアイソレータ5a,
5bをそれぞれ配置し、また、アイソレータ5a,5bに
近接させて合波器4a,4bと分岐器7a,7bを配置す
る。さらに、引出口12fに近接した下側にあるスリッ
ト12jに受光素子6a,6bを配置する。たとえば一つ
の受光素子6aについては、図9に示すように、この素
子6aをアーム12kに引っ掛けてスリット12j内に保
持されるようにする。
【0037】一方、増幅用の光ファイバ2や中間接続用
の光ファイバ8は、図8には示していないが、折曲部1
2g,12hに沿って周回させ、また、合波器4a,4bと
励起光源3a,3bとを連結する中間接続用の光ファイバ
8を切欠12iを通して上側トレイ12の外部に引き出
す。さらに、図示しないリード線の一端側を受光素子6
a,6bに接続し、リード線の他端側を引出口12fから
トレイ12外部に引き出す。
【0038】このようにすれば、光増幅器を構成する光
ファイバ2,8や各種光学部品4a,4b,5a,5b,6
a,6b,7a,7b,…を各系統ごとにトレイ10,12
上に高密度にかつ整然と収納配置することができる。
【0039】図10は各トレイ10,12をスタックし
た状態で収納するケース14の斜視図である。
【0040】このケース14は、上方が開口した箱型の
ケース本体16と、このケース本体16の開口部分を閉
じる平板状の蓋18とからなる。
【0041】ケース本体16は、この実施形態1の場
合、下側トレイ10に上側トレイ12をスタックした厚
さ分の深さを有しており、その底部16aの略中央部に
は、電極端子19の固定穴16bが設けられ、また、周
壁16cの一側には、各トレイ10,12の各切欠10
i,12iに対応する位置に同じくU字形の切欠16dが
形成されている。さらに、周壁16の四隅の各部分には
内方に張り出したフランジ16eが設けられ、各フラン
ジ16eには蓋18を固定するための取付孔16fが形成
されている。
【0042】なお、18aは蓋18に設けられたねじ挿
入用の穴である。
【0043】図7および図8に示したように、各トレイ
10,12ごとに系統の光増幅器が構成されると、次
に、図12に示すように、ケース本体16の固定穴16
bに電極端子19を固定する一方、下側トレイ10の上
に上側トレイ12をスタックする。このとき、下側トレ
イ10上に配置されている受光素子6a,6bは、上側ト
レイ12の対応位置にあるスリット12eを通って上方
に突出した状態で位置規制されるため、その受光素子6
a,6bによって上側トレイ12が浮き上がってしまうこ
とがない。一方、上側トレイ12に配置されている受光
素子6a,6bは、下側トレイ10側に突出し、その対応
位置にあるスリット10eによって位置規制される。
【0044】そして、両トレイ10,12がスタックさ
れた状態でこれをケース本体16内に収納する。このと
き、各トレイ10,12の四隅の部分には切欠部10
b,12bが設けられているため、トレイ10,12を円
滑にケース本体16内に挿入することができる。また、
その際、各トレイ10,12の各切欠10i,12iがケ
ース本体16の切欠16dに臨むようにすると、中間接
続用の光ファイバ8がこの切欠16dを通ってケース1
4外部に引き出される。
【0045】そして、各トレイ10,12の引出口10
f,12fを通じてトレイ外部に引き出されている図示し
ないリード線を本体ケース16の電極端子19に接続す
る。これにより、既に各トレイ10,12上に配置され
ている光ファイバ2,8や各種の光学部品4a,4b,5
a,5b,6a,6b,7a,7b,…の配置の邪魔にならず
に、受光素子6a,6bを電気的にケース14外部に引き
出すことができる。
【0046】最後に、蓋18を本体ケース16の取付孔
16fに図示しないねじで固定することで、両トレイ1
0,12はがたつきなくケース14内に収納されること
になる。
【0047】このように、ケース14内には、光増幅器
が各系統ごとに整然と配置されるため、組み立て性がよ
く、また、装置の故障箇所の発見や修理を容易に行うこ
とができる。
【0048】なお、この実施形態1では、2つのトレイ
10,12をスタックして単一のケース14内に収納す
る場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、さらに4層、6層といったように多層にわたって
各トレイ10,12をスタックした構成とすることも可
能である。
【0049】実施形態2 この実施形態2では、図19に示した双方向励起型の光
増幅器を1系統分だけ構成する場合について説明する。
【0050】この実施形態2では、一種類の薄型のトレ
イ20とこのトレイ20に収納される配線基板22とを
有し、配線基板22上に、光増幅器の構成要素である光
ファイバ2,8や各種光学部品4a,4b,5a,5b,6
a,6b,7a,7b,…が配置されるようになっている。
【0051】図12はトレイ20の平面図、図13は図
12のE−E線に沿う断面図、図14は図12のF−F
線に沿う断面図である。
【0052】トレイ20は、本例ではステンレス鋼板を
加工して形成されているが、銅、リン青銅などの金属や
プラスチックなどを使用することもできる。
【0053】そして、このトレイ20は、6〜8mm程度
の薄型で、平面視で略長方形の底板20aを有し、この
底板20aの四隅の部分には配線基板22の取り付け用
のねじ穴20pが形成され、また、この底板20aの略中
央部には、電極端子24の固定穴20mが設けられ、こ
の固定穴20mから離れた4箇所には、受光素子6a,6
bのリード線がトレイ20の底部20aに接触しないよう
にするための逃がし穴20nが形成されている。さら
に、このトレイ20の底板20aの上下左右の各辺から
立ち上がった周壁の部分には、光ファイバ2,8の飛び
出しを抑えて結束を図るための折曲部20g,20hがト
レイ内方に向けて折り返し形成されている。また、一辺
側(右側)の折曲部20gに近接した周壁の部分には、中
間接続用の光ファイバ8をトレイ20の外部に引き出す
ためのU字形をした一対の切欠20iが設けられてい
る。
【0054】図15は配線基板22の平面図である。
【0055】配線基板22は、本例ではガラスエポキシ
を加工して形成されているが、ベークライトなどの材質
を使用することもできる。
【0056】そして、この配線基板22の前後左右の各
周辺のトレイ20の各折曲部20g,20hに対応した位
置には、トレイ20内への嵌込用の切欠部22a,22b
が形成されている。また、配線基板22上には、光学部
品(特にここでは受光素子6a,6b)を電気的にトレイ2
0外部に引き出すための配線パターン22xが予め形成
され、その配線パターン22xの一端側がトレイ20の
固定穴20mに対応する略中央部に設けられた接続部と
してのスルーホール22yに、他端側がトレイ20の逃
がし穴20nに対応する箇所に設けられたスルーホール
22zにそれぞれ接続されている。そして、配線パター
ン22xの他端側のスルーホール22zに近接した位置に
は、受光素子6a,6bの位置規制用の比較的短尺のスリ
ット22cが形成されている。
【0057】また、配線基板22の上下の各切欠部22
bに近接した位置には、光学部品4a,4b,5a,5b,
7a,7b,…の位置規制用のスリットが互いに平行して
延長形成されている。
【0058】上記の各スリットの内、最も外側のスリッ
ト22dは分岐器7a,7bの配置用、その内側のスリッ
ト22eは合波器4a,4bの配置用、最も内側のスリッ
ト22fはアイソレータ5a,5bの配置用である。
【0059】なお、22gは光ファイバ2,8の所定本
を結束保持するための結束部品を配置するためスリッ
ト、22hは配線基板22をトレイ20にねじで固定す
るためのねじ挿通用の穴である。
【0060】トレイ20と半導体基板22上に光ファイ
バ2,8や各光学部品4a,4b,5a,5b,6a,6b,
7a,7b,…を配置して図19に示した一系統の光増幅
器を構成するには、次のように行う。
【0061】図16ないし図18に示すように、トレイ
20の固定穴20mに電極端子24を固定する。
【0062】一方、配線基板22の配線パターン22x
に近接するスリット22cには受光素子6a,6bを配置
し、そのリード端子をスルーホール22zに接続する。
そして、この配線基板22をトレイ20内に挿入して電
極端子24をスルーホール22yに接続し、また、ねじ
30を配線基板22の穴22hを通してトレイ20のね
じ穴20pにねじ込んで配線基板22をトレイ20に固
定する。
【0063】次に、配線基板22の互いに平行して延び
る各スリット22d,22e,22fの内、最も外側のス
リット22dに分岐器7a,7bを、その内側のスリット
22eに合波器4a,4bを、さらにその内側のスリット
22fにアイソレータ5a,5bをそれぞれ配置する。
【0064】次に、配線基板22の四隅にあるスリット
22gには、結束部品26を嵌着する。そして、増幅用
の光ファイバ2や中間接続用の光ファイバ8は、図16
には示していないが、折曲部20g,20hに沿って周回
させながら、これらがばらけないように結束部品26で
結束する。また、融着接続部9は、配線基板22をトレ
イ20上に載置した結果、配線基板22の上下の切欠部
22aとトレイ20の底板20aとによってできる凹部内
に配置する。さらに、合波器4a,4bと励起光源3a,
3bとを連結する中間接続用の光ファイバ8を切欠20i
を通してトレイ20の外部に引き出す。最後に、トレイ
20の上から図示しない蓋を取り付けることで組み立て
が完了する。
【0065】このように、この実施形態2では、トレイ
20内に配線基板22を配置し、配線パターン22xを
介して受光素子6a,6bを電極端子24と接続するた
め、受光素子6a,6bを電気的にトレイ20外部に引き
出す際に、リード線が光ファイバ2,8に不意に交差し
てこれを損傷するといった不都合を無くすことができ
る。
【0066】この実施形態2では、一系統の光増幅器を
構成する場合について説明したが、実施形態1の場合と
同様に、図12のトレイ20を複数スタックして複数系
統の光増幅器を備えたモジュールを構成することは勿論
可能である。
【0067】なお、上記の実施形態1,2では、図19
に示した双方向励起型の光増幅器に適用した場合につい
て説明したが、増幅用の光ファイバの信号光の入力側か
らのみ励起光を導入する前方励起型や、信号光の出力側
からのみ励起光を導入する後方励起型の光増幅器につい
ても本発明を適用することが可能である。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。
【0069】(1) 請求項1記載の発明では、光増幅器
を構成する光ファイバや各種の光学部品を高密度にかつ
整然と配置することができ、装置の薄肉小型化を容易に
実現することができる。
【0070】(2) 請求項2記載の発明では、トレイの
底板の略中央部に光学部品を電気的にトレイ外部に引き
出すための引出口を通じて、既にトレイ上に配置されて
いる光ファイバや光学部品等の配置の邪魔にならずに、
光学部品を電気的に外部と接続することができる。
【0071】(3) 請求項3記載の発明では、光学部品
は配線パターンと接続部を介してトレイ外部に引き出さ
れるため、リード線が光ファイバに交差するといった不
都合を無くすことができる。
【0072】(4) 請求項4記載の発明では、複数系統
を一まとめにしたモジュールにおいて複数系統の光増幅
器が各系統ごとに整然と配置されるため、組み立て性が
よく、また、装置の故障箇所の発見や修理を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1において光増幅器を構成す
るために使用される下側トレイの平面図
【図2】図1のA−A線に沿う断面図
【図3】図1のB−B線に沿う断面図
【図4】本発明の実施形態1において光増幅器を構成す
るために使用される上側トレイの平面図
【図5】図4のC−C線に沿う断面図
【図6】図4のD−D線に沿う断面図
【図7】図1の下側トレイに各種の光学部品を配置した
状態を示す平面図
【図8】図4の上側トレイに各種の光学部品を配置した
状態を示す平面図
【図9】上側トレイに受光素子を取り付けた状態を示す
斜視図
【図10】下側トレイと上側トレイをスタックして収納
するケースの斜視図
【図11】下側トレイと上側トレイをスタックしてケー
ス内に収納した状態を示す断面図
【図12】本発明の実施形態2において光増幅器を構成
するために使用されるトレイの平面図
【図13】図12のE−E線に沿う断面図
【図14】図12のF−F線に沿う断面図
【図15】本発明の実施形態2において光増幅器を構成
するために使用される配線基板の平面図
【図16】図14の配線基板に各種の光学部品を配置し
てこれをトレイ内に収納した状態を示す平面図
【図17】図16のG−G線に沿う断面図
【図18】図16のH−H線に沿う断面図
【図19】双方向励起型の光増幅器の1系統分の構成を
示す図
【符号の説明】
1…光増幅器、2…増幅用光ファイバ、3a,3b…励起
光源、4a,4b…合波器、5a,5b…アイソレータ、6
a,6b…受光素子、7a,7b…分岐器、8…中間接続用
の光ファイバ、9…融着接続部、10…下側トレイ、1
0g,10h…折曲部、10c,10d,10e…スリッ
ト、10f…引出口、12…上側トレイ、12g,12h
…折曲部、12c,12d,12e,12j…スリット、1
4…ケース、20…トレイ、20g,20h…折曲部、2
2…配線基板、22c,22d,22e,22f,22g…
スリット、22y…スルーホール(接続部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中井 忠彦 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 5F072 AK06 HH02 JJ01 KK24 KK30 PP07 YY17 5K002 AA07 BA02 BA05 BA13 CA13 FA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導放出効果に基づいて信号光を直接に
    増幅する増幅用の光ファイバと、合波器や受光素子等の
    光学部品とを備える光増幅器において、 前記光ファイバや光学部品が配置される薄型のトレイを
    有し、このトレイの底板の所定箇所には前記光学部品の
    位置規制用のスリットが形成され、また、このトレイの
    底板の周辺部の複数箇所には、光ファイバの結束用の折
    曲部がトレイ内方に向けて折り返し形成されていること
    を特徴とする光増幅器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光増幅器において、 前記トレイの底板の略中央部には、前記光学部品を電気
    的にトレイ外部に引き出すための引出口が形成されてい
    ることを特徴とする光増幅器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光増幅器において、 トレイの底板にスリットを設ける代わりに、トレイの底
    板上に配線基板が載置され、この配線基板にスリットが
    形成され、また、配線基板の略中央部には、前記光学部
    品を配線パターンを介して電気的にトレイ外部に引き出
    すための接続部が設けられていることを特徴とする光増
    幅器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか一つ
    に記載の光増幅器において、 前記光ファイバや光学部品等が配置された複数のトレイ
    が順次スタックされた状態で単一のケース内に収納され
    ていることを特徴とする光増幅器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7043105B2 (en) 2002-04-19 2006-05-09 Fujitsu Limited Optical circuit assembly and substrate assembly

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