JP2000040468A - 感光性フィルム及びその形成方法と、陰極線管蛍光面及びその形成方法 - Google Patents

感光性フィルム及びその形成方法と、陰極線管蛍光面及びその形成方法

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JP2000040468A
JP2000040468A JP10207318A JP20731898A JP2000040468A JP 2000040468 A JP2000040468 A JP 2000040468A JP 10207318 A JP10207318 A JP 10207318A JP 20731898 A JP20731898 A JP 20731898A JP 2000040468 A JP2000040468 A JP 2000040468A
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color filter
phosphor
photosensitive film
filter layer
layer
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Sadaji Takahashi
貞治 高橋
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性、均一性に優れた陰極線管蛍光面形成
用の感光性フィルム及びその形成方法と、その感光性フ
ィルムを用いた表示品位の高い陰極線管蛍光面及びその
形成方法を提供する。 【解決手段】 ベースフィルム上に蛍光体層とカラーフ
ィルター層が順次積層された感光性フィルムを、青、
緑、赤の各色についてそれぞれ形成し、この感光性フィ
ルムを、黒体吸収層がパターニングされたフェースパネ
ルの内面に、カラーフィルター層側が接するように圧着
し、遮光マスクを介して露光−現像してパターニングす
る。これを繰り返すことで、フェースパネルの内面側
に、青、緑、赤のカラーフィルター層と蛍光体層との積
層構造のパターンを得られる。感光性フィルムを形成す
る段階で、カラーフィルター層及び蛍光体層の膜厚は均
一にでき、またそれらの2層を同時にパターニングする
ため、位置ズレもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、陰極線管蛍光面
形成用の感光性フィルム及びその形成方法と、その感光
性フィルムを用いた陰極線管蛍光面及びその形成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管の表示特性、例えばコントラス
トを向上させる方法として、従来から様々なものが提案
されている。例えば、一般的に行われているのは、フェ
ースパネル、すなわち蛍光体層を保持するパネルに、光
透過率が40〜50%程度のダークガラスを用いるとい
う方法である。この場合、ダークガラスによって外光を
吸収するため、コントラストを向上させることができる
が、同時に蛍光面からの発光もダークガラスにより吸収
されてしまうので、輝度が低下するという問題があっ
た。また、顔料付き蛍光体を蛍光体層に使用する方法も
良く知られているが、この方法では、顔料濃度が高くな
ると蛍光体発光の一部が顔料に吸収され、やはり輝度が
低下してしまうという問題があった。
【0003】輝度の低下を最小限に抑え、高コントラス
ト化を図るための方法として、近年、フェースパネル内
面と、蛍光体層との間に各色蛍光体と同色の顔料を含有
する、光選択吸収層を蛍光体各色それぞれに対して設け
る方法が考えられている。この方法では、輝度の低下に
比べ、外光反射の低減効果が非常に大きく、高コントラ
スト化に非常に有効な方法である。また、この光選択吸
収層を高光透過率フェースパネルと組み合わせれば、高
輝度化にも非常に有効である。
【0004】しかし、各色蛍光体層に対し、それぞれ光
選択吸収層となる顔料フィルター層(以下、カラーフィ
ルター層とする。)を設けるために、従来、顔料と感光
性樹脂を含有する水分散液を塗布し、露光−現像法にて
カラーフィルター層を形成し、その後、蛍光体層を同様
の方法にて形成していたため、工程数がカラーフィルタ
ー層を形成しない場合に比べ、2倍になり、大幅な設備
追加が必要であり、また製造コストやスループットにも
影響があった。
【0005】さらに、上記の製造方法では、顔料分散液
を塗布するのにスピンコート法を用いるため、塗布斑が
発生しやすく、また三原色に相当する三色のカラーフィ
ルター層を形成後、蛍光体層を形成する場合、蛍光体層
とカラーフィルター層の位置ズレ、カラーフィルター層
の蛍光体層形成工程での現像による脱落、あるいは同現
像工程により、膨潤したカラーフィルター層に他色の蛍
光体粒子が付着することによる蛍光体の洗浄不良等が良
品率低下の原因となり、製造コストが大幅に上昇すると
いう欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な問題を解決するためになされたものであり、良好な表
示品位を確保することができ、さらに製造コストの増大
を伴わない、カラーフィルター層を含む陰極線管蛍光面
及びその形成方法と、その陰極線管蛍光面の形成に用い
る感光性フィルム及びその形成方法を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る感光性フ
ィルムは、陰極線管蛍光面を形成するためのものであ
り、ベースフィルム上に蛍光体層とカラーフィルター層
が順次積層されてなり、上記蛍光体層、上記カラーフィ
ルター層は、それぞれ均一な膜厚に形成されたものであ
る。
【0008】また、この発明に係る感光性フィルムの構
成要素である蛍光体層は、感光硬化性を有する水溶性レ
ジストポリマーの高粘度水溶液中に、蛍光体を分散させ
たペーストから構成されるものである。
【0009】さらに、この発明に係る感光性フィルムの
構成要素であるカラーフィルター層は、感光硬化性を有
する水溶性レジストポリマーの高粘度水溶液中に、無機
顔料を分散させたペーストから構成されるものである。
【0010】また、この発明に係る感光性フィルムは、
蛍光体層中の蛍光体、カラーフィルター層中の無機顔料
に対する水溶性レジストポリマーの固形分比が、体積比
で1〜10であるものである。
【0011】さらに、この発明に係る感光性フィルム
は、カラーフィルター層中に含まれる無機顔料が、蛍光
体層中に含まれる蛍光体の発光色と同色であるものであ
る。
【0012】また、この発明に係る感光性フィルムの形
成方法は、感光硬化性を有する水溶性レジストポリマー
の高粘度水溶液中に、蛍光体を混練等により分散させて
第一のペーストを形成する工程、上記第一のペーストを
柔軟性を有する薄膜のベースフィルム上に、均一な膜厚
となるように伸延し、乾燥させて薄膜の蛍光体層を得る
工程、感光硬化性を有する水溶性レジストポリマーの高
粘度水溶液中に、無機顔料を混練等により分散させて第
二のペーストを形成する工程、上記第二のペーストを上
記蛍光体層上に、均一な膜厚となるように伸延し、乾燥
させて薄膜のカラーフィルター層を得る工程を含むもの
である。
【0013】また、この発明に係る陰極線管蛍光面は、
上記の感光性フィルム、若しくは上記の形成方法により
得られた感光性フィルムを、フェースパネルの内面側に
カラーフィルター層が接するように圧着し、上記感光性
フィルムを構成するベースフィルムを剥離後、上記フェ
ースパネルの内面上に、上記カラーフィルター層と蛍光
体層を残し、上記カラーフィルターと上記蛍光体層とか
らなる多層膜をパターニングすることによって選択的に
必要となる領域のみ残したものである。
【0014】さらに、この発明による陰極線管蛍光面の
形成方法は、上記の感光性フィルム、若しくは上記の形
成方法により得られた感光性フィルムを、フェースパネ
ルの内面側にカラーフィルター層が接するように圧着す
る工程、上記感光性フィルムを構成するベースフィルム
を剥離し、上記フェースパネルの内面上に、上記カラー
フィルター層と蛍光体層を残す工程、遮光マスクを介し
て上記カラーフィルター層及び上記蛍光体層に対して選
択的に露光を行い、未露光部を水洗除去することによ
り、上記カラーフィルター層と上記蛍光体層とからなる
多層膜を同時にパターニングする工程を含むものであ
る。
【0015】また、この発明による陰極線管蛍光面の形
成方法は、カラーフィルター層と蛍光体層とからなる多
層膜に含まれる無機顔料の色と蛍光体の発光色は同色
で、三原色のうちのいずれかの色であり、上記三原色に
相当するそれぞれの色に発光する上記多層膜を順次フェ
ースパネル上に形成し、蛍光面を得るものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.次に、この発明の
実施の形態1について説明する。この発明による感光性
フィルム1は、図1にその断面図を示すように、ベース
フィルム1a上に蛍光体層2、カラーフィルター層3が
順次積層された構造となっている。基板となるフェース
パネルの内面に蛍光体を付着させる場合には、図1の感
光性フィルム1の上側の面、つまりカラーフィルター層
3の表面を、フェースパネルの内面側に圧着させて用い
る。
【0017】この発明による陰極線管蛍光面の形成にお
ける感光性フィルム1の用い方の概略を示す。まず、フ
ェースパネルの内面に黒体吸収層を形成した後、黒体吸
収層の表面を含むフェースパネルの内面に、カラーフィ
ルター層が接するように感光性フィルム1を圧着し、ベ
ースフィルム1aを剥離した後、露光−現像工程を行
い、必要な部分の蛍光体層2及びカラーフィルター層3
を同時にパターニングして残し、他を除去する。この工
程を繰り返すことで、陰極線管蛍光面を得ることが可能
となる。
【0018】次に、図1に示した感光性フィルム1の形
成方法について説明する。蛍光体層2及びカラーフィル
ター層3を積層するベースフィルム1aは、PET(ポ
リエチレンテレフタレート)、ポリエチレン、ポリアク
リル等柔軟性を有する薄膜により構成する。このベース
フィルム1aの膜厚については特に限定するものではな
いが、感光性フィルム1を圧着させる場合に、圧着面に
凹凸が形成されていた場合においてもその表面形状に依
存することなく密着させることが可能な程度の柔軟性を
有しているものであれば良い。
【0019】蛍光体層2は、平均粒径5〜15μm程度
の蛍光体を感光性レジストポリマーの水溶液中に混練に
より分散させることで得られる蛍光体ペーストから構成
され、この蛍光体ペーストをベースフィルム上1a上に
5〜50μm程度の膜厚に、均一に伸延した後、水分を
蒸発させて得ることが可能である。蛍光体ペースト形成
時において、添加する蛍光体の量及び感光性レジストポ
リマーの量を調整して蛍光体と感光性レジストポリマー
の固形分体積比が1:1〜10の範囲となるようにし、
また、分散性向上の目的で、ポリカルボン酸系やアクリ
ル系等の適当な分散剤を適量添加しても良い。
【0020】次に、蛍光体層2の上層にカラーフィルタ
ー層3を積層する。このカラーフィルター層3は、平均
粒径0.1μm以下の径の無機顔料を用いて蛍光体層2
の形成と同様に処理を行うことで得られる顔料分散ペー
ストから構成され、この顔料分散ペーストを蛍光体層2
の表面上に1〜10μm程度の膜厚に、均一に伸延した
後、水分を蒸発させて得られ、このような工程を経るこ
とで多層構造の感光性フィルム1を得ることが可能であ
る。
【0021】次に、上記のように形成した感光性フィル
ムを用いた、陰極線管蛍光面の形成方法について説明す
る。図2は、この発明によって形成する陰極線管蛍光面
の断面図であり、この図面において、符号4はフェース
プレート、5はフェースプレート4の内面(図面で言う
ところの上面側)上にパターニングされた黒体吸収層で
あり、この黒体吸収層5は一定の開口幅で、同じピッチ
で配置されている。
【0022】隣合う黒体吸収層5の間には、青色、緑
色、赤色蛍光部6B、6G、6Rがそれぞれ配置されて
おり、この三色の蛍光部が、フェースプレート4の上面
に繰り返し配置されている。なお、青色、緑色、赤色蛍
光部6B、6G、6Rは、フェースプレート4の内面側
に被着して設けられた青色、緑色、赤色カラーフィルタ
ー層3b、3g、3r上に、青色、緑色、赤色蛍光体層
2b、2g、2rが積層された多層膜を示している。
【0023】図2に示すような陰極線管蛍光面を得るた
めには、まず、図3に示すように、フェースプレート4
の内面側に、黒体吸収層5を構成する物質を成膜し、こ
れをパターニングすることで、各色の蛍光部6B、6
G、6Rの実効的な配置領域となる開口部を形成し、そ
れ以外の部分を黒体吸収層5として残す。黒体吸収層5
のパターンの寸法及び開口部の寸法は、それぞれ均一と
なるようにすることで、最終的に白色均一性の良好な、
表示品位の高い蛍光面とすることができる。
【0024】次に、図4に示すように、黒体吸収層5の
表面を含むフェースプレート4の表面に、青色感光性フ
ィルム1Bを圧着する。この青色感光性フィルム1Bは
ベースフィルム1a上に青色蛍光体層2b、青色カラー
フィルター層3bが順次積層されてなるフィルムであ
り、カラーフィルター層側をフェースプレート4の内面
側に被着させる。その後、ベースフィルム1aを剥離
し、青色蛍光体層2bと青色カラーフィルター層3bを
残す。なお、青色感光性フィルム1Bの具体的な形成方
法については、後の実施の形態2において説明する。
【0025】その後、図5に示すように、例えば、黒体
吸収層5を形成する場合に用いた遮光マスクを介して、
青色蛍光部6Bを配置する領域に対して選択的に露光を
行い、露光部分を硬化させ、現像処理を施すことで、青
色蛍光体層2b及び青色カラーフィルター層3bを同時
にパターニングし、青色蛍光部6Bを得る。なお、この
パターニング工程において用いた遮光マスクは、各色の
蛍光部の実効的な配置領域を決定する黒体吸収層5間の
開口部の形成に用いるマスクであり、通常、各色毎に別
々のマスクを作成され、パターニングに用いられてい
る。
【0026】次に、図6に示すように、緑色感光性フィ
ルム1Gをフェースプレート4の内面側に圧着させる。
その後、図7に示すように、青色蛍光部6Bの場合と同
様の処理によってパターニングを行い、フェースプレー
ト4の内面上に、緑色カラーフィルター層3gと緑色蛍
光体層2gが順次積層されてなる緑色蛍光部6Gを得
る。
【0027】さらに、図8に示すように、赤色感光性フ
ィルム1Rをフェースプレート4の内面側に圧着させ、
青色、緑色感光性フィルム1B、1Gの場合と同様にパ
ターニングを行うことで、赤色カラーフィルター層3r
と赤色蛍光体層2rとの積層構造からなる赤色蛍光部6
Rを得ることが可能であり、図2に示す構造の陰極線管
蛍光面を得ることが可能となる。なお、言うまでもない
が、青色、緑色、赤色蛍光部6B、6G、6Rの形成順
序は、上記の例に限るものではなく、異なる順序であっ
ても問題ない。
【0028】上記のように、あらかじめ各色の感光性フ
ィルムを形成しておき、これを、黒体吸収層をパターニ
ングしたフェースパネルの内面に圧着し、必要な部分の
みを残すという方法で、各色のカラーフィルター層及び
蛍光体層を所定の形状にパターニングするため、感光性
フィルムを構成する各層を均一な膜厚とすることが可能
である。さらに、カラーフィルター層と蛍光体層とを同
時にパターニングするために、両者の位置ズレがなく、
またカラーフィルター層の脱落という問題もない。
【0029】また、カラーフィルター層をパターニング
後に、蛍光体層を形成した場合においては、カラーフィ
ルター層上に他色蛍光体洗浄残りに起因する混色不良が
起こり得るが、この発明のように、カラーフィルター層
上に蛍光体層があらかじめ積層された感光性フィルムを
用いることで、そのような不良が生じることはなく、歩
留まりを向上させることが可能である。
【0030】さらに、感光性フィルムを、適応するフェ
ースパネルのサイズに対応させ、必要な面積だけ裁断し
て用いることも可能であり、余剰材料の発生を抑制する
ことが可能であり、材料コストも低く抑えることが可能
である。
【0031】実施の形態2.次に、青色感光性フィルム
1Bの形成方法について、詳細に説明する。まず、Zn
S:Ag,Cl蛍光体(青色、平均粒径5μm、30重
量%)、ポリカルボン酸系分散剤(3重量%)、重クロ
ム酸ナトリウム(架橋剤、1重量%)を感光性レジスト
ポリマー、例えばポリビニルアルコール(10重量%)
の水溶液中に混練により分散させ、蛍光体ペーストを得
る。この蛍光体ペーストの蛍光体と感光性レジストポリ
マーの固形分体積比は、およそ1:1.3となる。
【0032】上記の青色の蛍光体ペーストを、10μm
程度の膜厚のベースフィルム1a、例えばPETフィル
ム上に伸延によって均一な膜厚となるように積層し、乾
燥させて10μm程度の膜厚の青色蛍光体層2bを得
る。
【0033】その後、顔料であるアルミン酸コバルト
(青色、平均粒径0.05μm、7重量%)、ポリカル
ボン酸系分散剤(1重量%)、重クロム酸ナトリウム
(架橋剤、0.3重量%)を、感光性レジストポリマ
ー、例えばポリビニルアルコール(3重量%)の水溶液
中に混練により分散させ、顔料分散ペーストを得る。こ
の顔料分散ペーストの顔料と感光性レジストポリマーの
固形分体積比は、およそ1:1となる。
【0034】上記の青色の顔料分散ペーストを、伸延
し、乾燥させた青色蛍光体層2b上に伸延によって均一
な膜厚となるように積層し、その後、乾燥させることに
よって1.5μm程度の膜厚の青色カラーフィルター層
3bを得、青色感光性フィルム1Bを得ることが可能で
あり、異なる蛍光体、顔料を用いることで、同様の製造
方法で、緑色、赤色感光性フィルム1G、1Rを得るこ
とが可能である。
【0035】なお、図9に、青色感光性フィルム1Bを
構成するペーストの組成、さらに、緑色、赤色感光性フ
ィルム1G、1Rを構成するそれぞれのペーストの組成
の一例を示す。
【0036】なお、この実施の形態2では、カラーフィ
ルター層及び蛍光体層を形成するための感光性レジスト
として、重クロム酸ナトリウム中の6価クロムを架橋剤
とするポリビニルアルコールを用いているが、これに限
ることなく、同様の効果を有する他の感光性レジストを
適用することも可能である。例えば、ポリマー中に感光
性感応基を有するポリビニルアルコール誘導体や、アジ
ド化合物を架橋剤とする水溶性の感光性レジスト等を用
いることができる。
【0037】図10に、この実施の形態2に示した感光
性フィルムを用いて形成した蛍光面を有する陰極線管
(テスト管)の輝度、外光反射強度及びコントラスト特
性を、カラーフィルター層を設けていない従来管でのそ
れらの値を100として評価した結果を示す。この発明
の実施の形態により得られた陰極線管では、輝度は従来
管に比べて10%低くなったが、コントラスト性能では
従来管に比べ50%向上させることができた。
【0038】このことからも分かるように、各色蛍光体
毎に蛍光体発光と同色のカラーフィルター層を設けるこ
とはコントラスト性能向上に非常に有効であり、また、
実施の形態1において示した形成方法により陰極線管蛍
光面を形成することで、より表示品位の高い蛍光面を得
ることが可能となることが分かる。
【0039】
【発明の効果】以下に、この発明の各請求項の効果につ
いて記載する。この発明によれば、ベースフィルム上に
蛍光体層とカラーフィルター層が順次積層された感光性
フィルムを、陰極線管蛍光面の形成に用いているため、
カラーフィルター層を形成することによるコントラスト
性能向上という効果に加え、さらに、カラーフィルター
層と蛍光体層とを1回の露光現像工程でフェースパネル
の内面側にパターニングすることが可能となるため、カ
ラーフィルター層形成のための大幅な設備導入の必要が
なく、また製造工程の増大も抑制することができる。
【0040】また、この発明によれば、カラーフィルタ
ー層と蛍光体層を順次形成する場合に起こりうるよう
な、蛍光体層とカラーフィルター層との位置ズレや、カ
ラーフィルター層の脱落、カラーフィルター層上の他色
蛍光体洗浄残りによる混色不良を防止することができ、
最終的に得られる陰極線管蛍光面の表示品位を向上させ
ることが可能である。
【0041】さらに、この発明によれば、蛍光体層とカ
ラーフィルター層からなる多層膜の感光性フィルムを、
適用するフェースパネルのサイズに対応させて、必要な
面積だけ裁断して使用できるため、余剰材料が発生する
ことなく、材料コストを低く抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の説明に用いる感光
性フィルムを示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の陰極線管蛍光面の
断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の陰極線管蛍光面の
製造フローを示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1の陰極線管蛍光面の
製造フローを示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1の陰極線管蛍光面の
製造フローを示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1の陰極線管蛍光面の
製造フローを示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1の陰極線管蛍光面の
製造フローを示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1の陰極線管蛍光面の
製造フローを示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態2の説明に用いる図で
ある。
【図10】 この発明の実施の形態2の説明に用いる図
である。
【符号の説明】 1.感光性フィルム 1a.ベースフィルム 1B.青
色感光性フィルム1G.緑色感光性フィルム 1R.赤
色感光性フィルム 2.蛍光体層 2b.青色蛍光体層 2g.緑色蛍光体層 2r.赤色
蛍光体層 3.カラーフィルター層 3b.青色カラーフィルター
層 3g.緑色カラーフィルター層 3r.赤色カラーフィ
ルター層 4.フェースプレート 5.黒体吸収層 5a、5b、5c.レジストパターン 6B.青色蛍光
部 6G.緑色蛍光部 6R.赤色蛍光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01B AK01C AK04 AK25 AK42 AR00B AR00C AT00A AT00D BA03 BA07 BA10A BA10C BA10D BA25B BA25C CA13C CA30B DE01B DE01C EH462 EJ862 EJ911 GB41 JB09B JB09C JB14B JB14C JK06A JK13A JL01 JL02 JM10B JM10C JN13B JN30C YY00B YY00C 5C028 HH09 HH14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフィルム上に蛍光体層とカラーフ
    ィルター層が順次積層されてなり、上記蛍光体層、上記
    カラーフィルター層は、それぞれ均一な膜厚に形成され
    ていることを特徴とする感光性フィルム。
  2. 【請求項2】 蛍光体層は、感光硬化性を有する水溶性
    レジストポリマーの高粘度水溶液中に、蛍光体を分散さ
    せたペーストから構成されることを特徴とする請求項1
    記載の感光性フィルム。
  3. 【請求項3】 カラーフィルター層は、感光硬化性を有
    する水溶性レジストポリマーの高粘度水溶液中に、無機
    顔料を分散させたペーストから構成されることを特徴と
    する請求項1記載の感光性フィルム。
  4. 【請求項4】 蛍光体層中の蛍光体、カラーフィルター
    層中の無機顔料に対する水溶性レジストポリマーの固形
    分比が、体積比で1〜10であることを特徴とする請求
    項2、または3のいずれか一項記載の感光性フィルム。
  5. 【請求項5】 カラーフィルター層中に含まれる無機顔
    料が、蛍光体層中に含まれる蛍光体の発光色と同色であ
    ることを特徴とする請求項2、または3のいずれか一項
    記載の感光性フィルム。
  6. 【請求項6】 感光硬化性を有する水溶性レジストポリ
    マーの高粘度水溶液中に、蛍光体を混練等により分散さ
    せて第一のペーストを形成する工程、上記第一のペース
    トを柔軟性を有する薄膜のベースフィルム上に、均一な
    膜厚となるように伸延し、乾燥させて薄膜の蛍光体層を
    得る工程、感光硬化性を有する水溶性レジストポリマー
    の高粘度水溶液中に、無機顔料を混練等により分散させ
    て第二のペーストを形成する工程、上記第二のペースト
    を上記蛍光体層上に、均一な膜厚となるように伸延し、
    乾燥させて薄膜のカラーフルター層を得る工程を含むこ
    とを特徴とする感光性フィルムの形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の感
    光性フィルム、若しくは請求項6に記載の形成方法によ
    り得られた感光性フィルムを、フェースパネルの内面側
    にカラーフィルター層が接するように圧着し、上記感光
    性フィルムを構成するベースフィルムを剥離後、上記フ
    ェースパネルの内面上に、上記カラーフィルター層と蛍
    光体層を残し、上記カラーフィルターと上記蛍光体層と
    からなる多層膜をパターニングすることによって選択的
    に必要となる領域のみ残したことを特徴とする陰極線管
    蛍光面。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の感
    光性フィルム、若しくは請求項6に記載の形成方法によ
    り得られた感光性フィルムを、フェースパネルの内面側
    にカラーフィルター層が接するように圧着する工程、上
    記感光性フィルムを構成するベースフィルムを剥離し、
    上記フェースパネルの内面上に、上記カラーフィルター
    層と蛍光体層を残す工程、遮光マスクを介して上記カラ
    ーフィルター層及び上記蛍光体層に対して選択的に露光
    を行い、未露光部を水洗除去することにより、上記カラ
    ーフィルター層と上記蛍光体層とからなる多層膜を同時
    にパターニングする工程を含むことを特徴とする陰極線
    管蛍光面の形成方法。
  9. 【請求項9】 カラーフィルター層と蛍光体層とからな
    る多層膜に含まれる無機顔料の色と蛍光体の発光色は同
    色で、三原色のうちのいずれかの色であり、上記三原色
    に相当するそれぞれの色に発光する上記多層膜を順次フ
    ェースパネル上に形成し、蛍光面を得ることを特徴とす
    る請求項8記載の陰極線管蛍光面の形成方法。
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