JP2000077207A - 抵抗素子及び抵抗素子の抵抗値調整方法 - Google Patents

抵抗素子及び抵抗素子の抵抗値調整方法

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JP2000077207A
JP2000077207A JP10248378A JP24837898A JP2000077207A JP 2000077207 A JP2000077207 A JP 2000077207A JP 10248378 A JP10248378 A JP 10248378A JP 24837898 A JP24837898 A JP 24837898A JP 2000077207 A JP2000077207 A JP 2000077207A
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resistance
resistance value
electrode
electrodes
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Mitsuaki Fujimoto
光章 藤本
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗値のばらつきが少なく、抵抗値の調整を
高精度にかつ容易に行い得る抵抗素子を得る。 【解決手段】 抵抗素体としてのサーミスタ素体2の上
面2aにおいて、第1,第2の表面電極3,4が対向す
るように形成されており,表面電極3,4が、それぞ
れ、複数の電極膜3a〜3d,4a〜4dを積層した構
造を有し、表面電極3,4が対向し合っている部分が少
なくとも2段の階段状の構造を有し、かつ各段の電極膜
3a〜3d,4a〜4dが、第1の金属薄膜上に第2の
金属薄膜を積層した構造を有し、第1,第2の金属薄膜
が、それぞれ、互いに、一方を溶解するが他方を溶解し
ないエッチャントを有する第1,第2の金属により構成
されている、抵抗素子としてのサーミスタ素子1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばチップ型サ
ーミスタ素子のような抵抗素子及びその抵抗値調整方法
に関し、より詳細には、抵抗素体の一方主面において対
向された第1,第2の表面電極を有する抵抗素子及びそ
の抵抗値調整方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、温度補償回路や温度検出器にチッ
プ型サーミスタ素子が広く用いられている。
【0003】図12は、従来のチップ型サーミスタ素子
の一例を示す断面図である。チップ型サーミスタ素子5
1は、半導体セラミックスよりなるサーミスタ素体52
を用いて構成されている。サーミスタ素体52の一方端
面52aを覆うように第1の外部電極53aが形成され
ている。サーミスタ素体52の他方端面52bを覆うよ
うに第2の外部電極53bが形成されている。
【0004】外部電極53a,53bは、サーミスタ素
体52の端部を導電ペーストに浸漬し、しかる後、焼き
付けることにより形成されている。従って、外部電極5
3a,53bのサーミスタ素体52の上面、下面及び両
側面に至る部分の長さにばらつきが生じがちであった。
加えて、サーミスタ素体52の比抵抗自体もばらつきが
ちであった。従って、サーミスタ素子51では、抵抗値
のばらつきが大きいという問題があった。
【0005】上記のような問題を解決するようなものと
して、特開平3−250603号公報には、図13に示
すサーミスタ素子54が開示されている。サーミスタ素
子54では、サーミスタ素体55の上面、下面及び両側
面を覆うようにガラス被覆層56が形成されている。サ
ーミスタ素体55の一方端面55aを覆うように第1の
外部電極57aが形成されており、他方端面55bを覆
うように外部電極57bが形成されている。
【0006】サーミスタ素子54では、ガラス被覆層5
6が形成されているため、抵抗値は、外部電極57a,
57bの端面55a,55b上に存在する部分間で決定
される。従って、外部電極57a,57bの、サーミス
タ素体55の上面、下面及び側面に至っている部分の長
さのばらつきにより抵抗値が影響されない。
【0007】しかしながら、外部電極57a,57bを
導電ペーストの塗布・焼付けにより形成した場合、ガラ
ス被覆層56を構成している材料と、外部電極57a,
57bを構成している材料とが互いに拡散しがちであっ
た。そのため、相互拡散により、ガラス被覆層56の一
部が欠落し、外部電極57bがサーミスタ素体55の下
面等において直接サーミスタ素体55に接触することが
あった。
【0008】上記相互拡散を制御することは困難であ
り、従って、やはり、抵抗値が設計値からずれがちであ
るという問題があった。加えて、サーミスタ素体55自
体の抵抗値ばらつきは依然として存在し、従って所望の
抵抗値のサーミスタ素子54を高精度に得ることは非常
に困難であった。
【0009】さらに、様々な抵抗値のサーミスタ素子5
4を製造しようとした場合、目的とする抵抗値ごとに、
異なる比抵抗を有するサーミスタ素体55を用意しなけ
ればならなかった。従って、様々な抵抗値のサーミスタ
素子54を供給することも困難であった。
【0010】そこで、特開平4−130702号公報に
は、図14に示すチップ型サーミスタ素子58が提案さ
れている。チップ型サーミスタ素子58では、サーミス
タ素体59内に、第1,第2の内部電極60,61が配
置されている。内部電極60,61は同じ高さ位置に形
成されており、かつ先端60aと先端61aとが互いに
所定距離を隔てて対向されている。内部電極60,61
は、それぞれ、端面59a,59bに引き出されてお
り、かつ外部電極62a,62bにそれぞれ電気的に接
続されている。
【0011】チップ型サーミスタ素子58は、周知の積
層セラミックス一体焼成技術を用いて得られる。この場
合、第1,第2の内部電極60,61は、同一セラミッ
クグリーンシート上に導電ペーストを印刷することによ
り形成される。従って、第1,第2の内部電極60の先
端60aと、第2の内部電極61の先端61aとの間隔
は、スクリーン印刷により容易に制御することができ
る。よって、同じサーミスタ素体59を用いて、上記間
隔を制御することにより、様々な抵抗値のサーミスタ素
子58を容易に実現することができる。
【0012】しかしながら、実際には、導電ペーストの
滲みにより内部電極60,61の端縁が歪むことがあっ
た。また、導電ペーストが印刷されたセラミックグリー
ンシートと、導電ペーストが印刷されていない複数枚の
セラミックグリーンシートとを積層し、一体焼成してい
るため、焼成に際しての収縮ばらつきによっても、内部
電極60,61の形状にばらつきが生じがちであった。
従って、やはり、抵抗値が設計値からずれがちであり、
設計値どおりの抵抗値を有するチップ型サーミスタ素子
58を高精度に得ることは困難であった。
【0013】特開平6−61101号公報には、上記の
ような抵抗値ばらつきを低減し得るチップ型サーミスタ
素子が提案されている。図15(a)及び(b)に示す
ように、このチップ型サーミスタ素子63では、サーミ
スタ素体64の上面において、矩形の第1,第2の表面
電極65,66が形成されている。第1,第2の表面電
極65,66の先端は、サーミスタ素体64の上面中央
において所定距離を隔てて対向されている。また、表面
電極65,66は、それぞれ、サーミスタ素体64の端
面64a,64bと上面とのなす端縁まで引き出されて
いる。
【0014】外部電極67a、67bは、それぞれ、サ
ーミスタ素体64の端面64a,64bを覆うように、
かつ一対の側面及び上面並びに下面に至るように形成さ
れている。外部電極67aは、第1の表面電極65に、
外部電極67aは第2の表面電極66に電気的に接続さ
れている。
【0015】さらに、第1,第2の表面電極65,66
の対向領域及び先端近傍部分を被覆するように、絶縁層
68が形成されている。上記表面電極65,66は、メ
ッキ、蒸着もしくはスパッタリングなどの薄膜形成法に
よりサーミスタ素体64の上面に形成することができ
る。従って、薄膜形成法を用いるため、表面電極65,
66は正確な形状に形成することができ、サーミスタ素
子63の抵抗値ばらつきを低減することが可能とされて
いる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のチップ型サーミスタ素子51,54,58では、抵抗
値のばらつきを低減することが困難であり、設計値どお
りの抵抗値を有するサーミスタ素子を高精度に得ること
はできなかった。
【0017】他方、チップ型サーミスタ素子は、通常、
温度検出や温度補償に用いられるものであるため、その
抵抗値については、非常に高い精度を有することが強く
望まれている。
【0018】そこで、従来、製造された多数のチップ型
サーミスタ素子の抵抗値ばらつきが大きいことに鑑み、
大量に製造されたチップ型サーミスタ素子の抵抗値を測
定し、抵抗値が設計値に近接した値のものを選別すると
いう煩雑な作業が強いられていた。従って、他の電子部
品に比べ、選別作業が必要な分だけ、コストが高くつく
という問題があった。
【0019】他方、図15に示したチップ型サーミスタ
素子63では、表面電極65,66を正確に形成するこ
とができる。また、表面電極65,66の対向領域及び
先端近傍を被覆するように絶縁層68が形成されている
ため、ディッピング法を利用して形成される外部電極6
7a,67bに比べて高精度に形成される表面電極6
5,66により抵抗値の大部分が決定される。従って、
抵抗値のばらつきを一応小さくすることが可能とされて
いる。
【0020】しかしながら、上記表面電極65,66を
導電ペーストのスクリーン印刷により形成した場合に
は、滲みによる図形歪みが生じ、抵抗値の精度はそれほ
ど高まらなかった。
【0021】さらに、上記表面電極65,66を、フォ
トリソグラフィー法を用いて形成した場合には、エッチ
ングに際してのオーバーエッチングにより表面電極6
5,66の端縁の形状がばらつき、やはり抵抗値のばら
つきが大きくなることがあった。表面電極65,66の
膜厚を薄くすれば、上記オーバーエッチングは避けるこ
とができるものの、電極自身の抵抗値が上昇し、やはり
抵抗値のばらつきの原因となる。
【0022】他方、抵抗値を調整する方法として、従
来、レーザーを用いて電極の一部をトリミングする方法
が知られている。しかしながら、レーザーによる加工で
は、除去する部分を数ミクロン単位で制御することが困
難であった。すなわち、高精度に抵抗値を調整すること
は困難であった。
【0023】本発明の目的は、抵抗値のばらつきが少な
く、従って、製造後に抵抗値を選別する煩雑な作業を簡
略化することができ、かつ抵抗値の調整を容易にかつ高
精度に行い得るチップ型抵抗素子、並びに該チップ型抵
抗素子の抵抗値調整方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る抵抗素子
は、抵抗素体と、前記抵抗素体の一面において互いに対
向するように形成された第1,第2の表面電極と、前記
抵抗素体の両端に形成されておりかつ第1,第2の表面
電極にそれぞれ電気的に接続された第1,第2の外部電
極とを備え、第1,第2の表面電極が複数の電極膜を積
層した構造を有し、かつ第1,第2の表面電極の対向し
合っている部分が、少なくとも2段の階段状の構造を有
し、かつ、各段の電極膜が、さらに第1の金属薄膜上に
第2の金属薄膜を積層した構造を有し、第1,第2の金
属薄膜は、それぞれ、互いに一方を溶解するが他方を溶
解しないエッチャントを有する第1,第2の金属により
構成されていることを特徴とする。
【0025】請求項2に記載の発明では、前記第1,第
2の表面電極が対向し合っている部分を除いて、第1,
第2の表面電極を被覆するように絶縁層が形成されてい
る。請求項3に記載の発明では、前記第1,第2の外部
電極が、前記抵抗素体の両端から第1,第2の表面電極
が形成されている抵抗素体面に至るように延ばされてお
り、該抵抗素体面上においては前記絶縁層上に積層され
ている。
【0026】請求項4に記載の発明では、前記抵抗素体
が、一対の主面、一対の側面及び一対の端面を有する直
方体状の形状を有し、前記第1,第2の表面電極が、少
なくとも一方主面に形成されている。
【0027】請求項5に記載の発明では、前記第1,第
2の金属薄膜が、フォトリソグラフィー法により形成さ
れた金属薄膜により構成される。請求項6に記載の発明
では、上記抵抗素体が、正または負の抵抗温度特性を有
する半導体セラミックスよりなるサーミスタ素体であ
り、それによって抵抗素子としてサーミスタ素子が構成
される。
【0028】請求項7に記載の発明は、本発明に係る抵
抗素子の抵抗値調整方法であって、第1,第2の表面電
極が対向し合っている部分において、第1,第2の表面
電極の階段状の構造をエッチングすることにより抵抗値
を調整することを特徴とする。
【0029】請求項8に記載の発明では、前記抵抗値調
整に際してのエッチング工程が、第2の金属を溶解する
が第1の金属を溶解しないエッチャントを用いて第2の
金属薄膜をエッチングし、次に、第1の金属薄膜を溶解
するが、第2の金属薄膜を溶解しないエッチャントを用
いて第1の金属薄膜をエッチングすることにより行われ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照して、本発明の
一実施例に係るチップ型サーミスタ素子を説明する。
【0031】チップ型サーミスタ素子1は、直方体状の
サーミスタ素体2を用いて構成されている。サーミスタ
素体2は、正または負の抵抗温度特性を有する半導体セ
ラミックスにより構成されている。
【0032】サーミスタ素体2の上面2a上には、互い
に対向するように第1,第2の表面電極3,4が形成さ
れている。表面電極3,4は、複数の電極膜3a〜3
d,4a〜4dを積層した構造を有する。また、各電極
膜3a〜3d、4a〜4dは、それぞれが、第1,第2
の金属薄膜を積層することにより形成された積層金属膜
により構成されている。すなわち、図3にCで示す部分
を上方に拡大して示すように、電極膜4a〜電極膜4d
は、それぞれ、第1,第2の金属薄膜4a1 ,4a2
4d1 ,4d2 を積層することにより構成されている。
例えば、電極膜4aは、第1の金属薄膜4a1 上に、第
2の金属薄膜4a2 を積層した構造を有する。なお、第
1,第2の表面電極3の電極膜3a〜3dも同様に、第
1,第2の金属薄膜を積層することにより形成されてい
る。
【0033】また、図1〜図3から明らかなように、電
極膜4aにおける第1の金属薄膜4a1 と第2の金属薄
膜4a2 は同じ平面形状とされている。また、残りの電
極膜においても、第1,第2の金属薄膜は同じ矩形形状
とされている。
【0034】もっとも、第1,第2の表面電極3,4に
おいて、電極膜3a,4aから上層の電極膜に行くにつ
れて、その面積が小さくされており、それによって、表
面電極3,4の対向し合っている部分において、それぞ
れ、4段の階段状の構造が形成されている。
【0035】本実施例では、表面電極3,4は、サーミ
スタ素体2の端面2c,2dに至る端縁を除く全ての端
縁において、上記階段状の構造が形成されている。な
お、本明細書において、階段状の構造とは、下方の電極
膜が上方の電極膜に行くにつれて、その端縁が内側に引
き込んだ構造をいうものとする。
【0036】従って、矩形形状の表面電極3,4の対向
距離は、最下層の電極膜3a,4a間の対向距離とな
る。本明細書において、第1,第2の表面電極の対向距
離とは、図1に示す対向距離dのように、表面電極3と
表面電極4とが対向し合っている部分の両者の間の最短
距離をいうものとする。
【0037】上記第1の金属薄膜を構成する第1の金属
と、第2の金属薄膜を構成する第2の金属は、それぞれ
が、互いに一方を溶解するが、他方を溶解しないエッチ
ャントを有する異種の金属により構成されている。例え
ば、第1の金属としてNi−Cr合金を用い、第2の金
属としてAgを用いた場合、Ni−Cr合金は塩化第2
鉄水溶液でエッチングし得るが、Agについては塩化第
2鉄水溶液でエッチングすることができない。逆に、A
gは硝酸第2鉄水溶液でエッチングし得るが、Ni−C
r合金については硝酸第2鉄水溶液でエッチングするこ
とができない。
【0038】このように、第1,第2の金属薄膜を構成
する第1,第2の金属は、互いに、一方を溶解するが他
方を溶解しないエッチャントを有する異種の金属により
構成される。
【0039】なお、本実施例では、表面電極3,4の平
面形状は矩形とされているが、半円状などの様々な形状
とすることができる。また、表面電極3,4は、それぞ
れ、複数本の電極指を有するくし歯電極により構成され
ていてもよく、両者の電極指が間挿し合うように配置す
ることにより,表面電極3,4間の対向面積を大きくす
ることができる。
【0040】表面電極3,4の対向し合っている部分を
除いて、表面電極3,4を被覆するように、絶縁層5,
6が形成されている。絶縁層5,6は、ポリイミド、エ
ポキシ樹脂などの適宜の絶縁性樹脂により構成すること
ができる。絶縁層5,6は、上面2aと、端面2cまた
は端面2dとのなす端縁に至るように形成されている。
また、本実施例では、サーミスタ素体2の下面2b上に
も、絶縁層7が形成されている。絶縁層7は、絶縁層
5,6と同様の材料で構成することができ、かつ絶縁層
7は、下面2bと、端面2cまたは端面2dとのなす端
縁に至るように形成されている。
【0041】サーミスタ素体2の両端には、端面2c,
2dをそれぞれ被覆するように、第1,第2の外部電極
8,9が形成されている。外部電極8,9は、端面2
c,2dだけでなく、サーミスタ素体2の上面及び下面
にも至るように形成されている。もっとも、外部電極
8,9のサーミスタ素体2の上面2aに至っている部分
は、4絶縁層5,6,の上面に積層されている。同様
に、外部電極8,9のサーミスタ素体2の下面2b上に
至っている部分は、絶縁層7に積層されている。
【0042】従って、チップ型サーミスタ素子1では、
外部電極8,9間で取り出される抵抗値は、外部電極
8,9のサーミスタ素体2の上面2a及び下面2b上に
至っている部分の長さに影響されない。
【0043】本実施例のチップ型サーミスタ素子1で
は、表面電極3,4が、第1,第2の金属薄膜を積層し
てなる電極膜3a〜3d,4a〜4dを積層した構造を
有するが、第1,第2の金属薄膜については、フォトリ
ソグラフィー法により高精度に形成することができる。
従って、抵抗値のばらつきを小さくすることができる。
【0044】また、本実施例では、各電極膜が、第1,
第2の金属薄膜を積層した構造を有し、かつ各表面電極
3,4は、それぞれ、4層の電極膜を積層した構造を有
する。従って、表面電極3,4自体の電気的抵抗が低い
ので、それによっても抵抗値のばらつきが低減される。
【0045】加えて、第1,第2の金属薄膜が、上記第
1,第2の金属を用いて構成されてょるので、エッチン
グにより、抵抗値を高精度に調整することができる。こ
れを、図4及び図5を併せて参照して説明する。
【0046】チップ型サーミスタ素子1を得た後に、そ
の抵抗値が所望の抵抗値よりも小さい場合には、第1,
第2の金属薄膜3,4が対向し合っている部分をエッチ
ングすることにより、第1,第2の表面電極3,4の対
向距離dを大きくして抵抗値を高めるように調整するこ
とができる。
【0047】すなわち、絶縁層5,6は、表面電極3,
4が対向し合っている部分を被覆していないため、表面
電極3,4が対向し合っている部分は露出されている。
そこで、チップ型サーミスタ素子1を得た後に、表面電
極3,4の対向し合っている部分を容易にエッチングす
ることができる。
【0048】しかも、各電極膜は、上述した第1,第2
の金属薄膜を積層した構造を有するため、まず、第1の
金属薄膜を溶解しないが、第2の金属薄膜を溶解し得る
エッチャントを用いて第2の金属薄膜をエッチングす
る。次に、第2の金属薄膜を溶解しないが、第1の金属
薄膜を溶解するエッチャントを用いて第1の金属薄膜を
エッチングする。その結果、図4に示すように、表面電
極3,4の対向し合っている部分がエッチングされ、第
1,第2の表面電極3,4の対向距離が拡大される。す
なわち、図4における対向距離d1 は、図1に示した対
向距離dよりも大きくされている。さらに、より抵抗値
を大きく高めたい場合には、上述したエッチング方法を
もう一度繰り返してエッチング量を増大させることによ
り図5に示すように、より大きな対向距離d2 となるよ
うに、エッチングを行えばよい。
【0049】ところで、表面電極3,4のエッチングに
際し、高精度に表面電極3,4の一部を除去するには、
電極膜の厚みが薄いことが必要である。すなわち、電極
膜の厚みが厚い場合には、オーバーエッチングが生じ易
く、高精度にトリミングすることができない。ところ
が、本実施例では、表面電極3,4の対向距離は、最下
層の電極膜3a,4a間の距離で定められる。他方、最
下層の電極3a,4aは、表面電極3,4全体の厚みに
比べて薄い。従って、電極膜3a,4aは、高精度にエ
ッチングされ得る。
【0050】しかも、上記のように、電極膜3a,4a
は、それぞれが第1,第2の金属薄膜を積層した構造を
有し、上記のように2段階に分けて第1,第2の金属薄
膜をエッチングすればよいため、より一層高精度にトリ
ミングすることができる。
【0051】よって、本実施例のチップ型サーミスタ素
子1では、エッチングによりその抵抗値を高精度に調整
することができる。従って、本実施例によれば、抵抗値
のばらつきが少ないだけでなく、抵抗値の調整を高精度
に行い得るチップ型サーミスタ素子1を提供することが
できる。
【0052】次に、チップ型サーミスタ素子1の製造方
法を具体的な実験例に基づき説明する。Mn化合物、N
i化合物及びCo化合物をバインダと共に混練し、スラ
リーを得た。このスラリーを用いて、65mm×65m
mの平面形状を有するグリーンシートを得た。
【0053】次に、図6(a)に示すように、複数枚の
上記グリーンシート11を積層し、厚み方向に加圧した
後、1300℃で焼成することにより、サーミスタウエ
ハ12を得た(図6(b))。
【0054】次に、上記サーミスタウエハ12の上面の
全面に、Ni−Cr合金及びAgを順次スパッタリング
により製膜し、サーミスタウエハ12の上面に厚さ0.
1μmのNi−Cr薄膜及び厚さ0.1μmのAg薄膜
を積層形成し、マザーの電極膜13を得た。
【0055】しかる後、上記マザーの電極膜13上にス
ピンコート法により厚さ1.5μmのフォトレジスト層
14を形成した(図6(d))。次に、フォトレジスト
層14上にマスク15を当接し、露光し、溶剤で現像し
た(図6(e))。このようにして、パターニングされ
たフォトレジスト層14Aを形成した(図7(a))。
しかる後、次に、硝酸第2鉄水溶液(pH=2)を用い
て30秒間エッチングし、電極膜13の上層のAg薄膜
をエッチングし、塩化第2鉄水溶液(pH=2)を用い
て30秒間エッチングし、マザーの電極膜13中のNi
−Cr薄膜をエッチングした。このようにして、1段目
のパターニングされた電極膜13Aを形成した(図7
(b))。次に、残存しているフォトレジスト層を溶剤
により除去した(図7(c))。隣合う電極膜13A,
13A間の距離は、100μmとした。
【0056】次に、2段目の電極膜を形成するために、
電極膜13を形成したのと同様にして、Ni−Cr合金
薄膜及びAg薄膜を順次スパッタリングにより形成し、
電極膜16を積層した(図7(d))。
【0057】しかる後、電極膜16の上面に厚さ1.5
μmのフォトレジスト層17を、フォトレジスト層14
と同様にして形成した(図7(e))。しかる後、図8
(a)に示すように、マスク18を当接し、露光した。
なお、マスク18としては、電極膜16の残存させるべ
き部分に応じた開口を有するマスクを用いた。すなわ
ち、階段状の構造を構成するために、マスク18として
は、マスク15よりも開口部の面積が小さいものを用い
た。
【0058】この場合、電極膜13Aの外周縁よりも、
電極膜16をパターニングした後に得られる電極膜の外
周縁が20μm内側となるように、上記マスク18の開
口面積を調整した。
【0059】次に、電極膜13をパターニングした際と
同様にして、現像し、フォトレジスト層17をパターニ
ングし、フォトレジスト層17Aを形成した(図8
(b))。しかる後、電極膜13をエッチングした場合
と同様にして、エッチングし、パターニングされた第2
の電極膜16Aを形成した(図8(c))。さらに、フ
ォトレジスト層17Aを溶剤を用いて除去した(図8
(d))。
【0060】上記第1段及び第2段のパターニングされ
た電極膜13A,16Aを形成した工程とほぼ同様とし
て、3段目及び4段目の電極膜を形成した。ただし、3
段目及び4段目の電極膜を形成するにあったっては、3
段目の電極膜の外周縁が、2段目の電極膜16Aの外周
縁よりも20μm内側に位置するようなマスクを用い
た。さらに、第4段目の電極膜を形成するに際しては、
第3目の電極膜の外周縁よりも第4段目の電極膜の外周
縁が20μm内側に位置するように形成されるようなマ
スクを用いた。
【0061】上記のようにして、図8(e)に示すよう
に、電極膜13A,16A,19A,20Aが積層され
ている構造を得た。次に、図9(a)に示すように、サ
ーミスタウエハ12の上面の全面に、厚さ3μmの感光
性ポリイミド膜21を形成した。
【0062】しかる後、図9(b)に示すように、マス
ク22を用いて、露光し、現像することにより、ポリイ
ミド膜21をパターニングした。図9(c)に示すよう
に、パターニングされたポリイミド膜21Aは、4段目
の電極膜20Aの対向し合っている端縁よりも、その端
縁が50μm内側に位置するような形状とされてる。
【0063】しかる後、図9(d)に示すように、サー
ミスタウエハ12の下面にも、ポリイミド膜23を全面
に形成した。このようにして得られたサーミスタウエハ
12を、図9(d)の一点鎖線E,Eで切断することに
より、1.6mm幅の短冊状のウエハ分割体を得た。こ
のウエハ分割体を図10に示す。図10において、ウエ
ハ分割体12Aの長さ方向Lは、図9(d)における紙
面−紙背方向に相当する。
【0064】しかる後、ウエハ分割体12Aの両側面
に、Ni−Cr合金膜をスパッタリングにより形成し、
該Ni−Cr合金膜上に湿式電解メッキにより、Ni膜
及びSn膜を順次形成した。このようにして、図11に
示すマザーの外部電極24,25を形成した。
【0065】しかる後、ウエハ分割体12Aを、さらに
図11の一点鎖線F,Fで示す0.8mm幅にカット
し、個々のチップ型サーミスタ素子単位のチップを得
た。上記のようにして得られた多数のチップ型サーミス
タ素子1について、抵抗値を測定し、別のグループに判
別した。もっとも、グループ分けについては、測定され
たサーミスタ素子に応じて5以上のグループにグループ
分けしてもよく、3以下のグループにグループ分けして
もよい。この場合、抵抗値範囲が最も大きい方から順
に、グループ、グループ、グループ、及びグルー
プとした。
【0066】そして、グループに比べて抵抗値が低い
グループ〜のサーミスタ素子について、硝酸第2鉄
水溶液(pH=2)を用いて30秒間エッチングし、表
面電極3,4の各電極膜3a〜4d内の上層のAg薄膜
をエッチングし、引き続いて塩酸第2鉄水溶液(pH=
2)を用いて30秒間エッチングし、各電極膜3a〜4
d内の下層のNi−Cr薄膜をエッチングした。このエ
ッチングにより、表面電極3,4間の対向距離が拡が
り、抵抗値を上昇させることができた。
【0067】エッチング後にサーミスタ素子の抵抗値を
再度測定し、さらにグループの抵抗値よりも低いサー
ミスタ素子については、上記エッチングを繰り返すこと
により、抵抗値を上昇させた。
【0068】上記のように、マスクやフォトレジスト層
を形成することなくエッチングを繰り返すことにより、
得られたサーミスタ素子1の抵抗値を段階的に高めるこ
とができ、所望の抵抗値のサーミスタ素子を得ることが
できる。上記のようにして、エッチングにより抵抗値を
調整した後のチップ型サーミスタ素子の抵抗値のばらつ
き3CV(試験数は1000個)は0.4%であった。
【0069】比較のために、上記実施例のサーミスタ素
子と、電極構造を異ならせたことを除いては、同様にし
て、従来のチップ型サーミスタ素子51,54,58,
63を作製し、その抵抗値ばらつき3CV(試験数はい
ずれも1000個)を測定した。結果を下記の表1に示
す。
【0070】また、サーミスタ素子63については、レ
ーザーによりトリミングした後の抵抗値ばらつき3CV
も併せて示す。
【0071】
【表1】
【0072】表1から明らかなように、本実施例のチッ
プ型サーミスタ素子1では、エッチングによるトリミン
グによって、抵抗値のばらつき3CVを従来例に比べて
著しく低減し得ることがわかる。
【0073】なお、上記実施例では、抵抗素子として、
サーミスタ素子を示したが、本発明は、固定抵抗素子や
バリスタなどの他の抵抗素子にも適用することができ
る。
【0074】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る抵抗素子で
は、第1,第2の表面電極が抵抗素体の一面において互
いに対向されており、第1,第2の表面電極がそれぞれ
複数の電極膜を積層した構造を有し、対向し合っている
部分が少なくとも2段の階段状の構造を有する。そし
て、各段の電極膜が、第1の金属薄膜上に第2の金属薄
膜を積層した構造を有する。従って、第1,第2の表面
電極を形成するに際し、第1,第2の金属薄膜を積層し
てなる電極膜を複数段積層すればよいため、フォトリソ
グラフィー法により、第1,第2の表面電極を高精度に
形成することができる。
【0075】しかも、第1,第2の表面電極全体の厚み
については、電極膜の積層数を調整することにより十分
な厚さとすることができ、それによって表面電極自体の
電気抵抗を低減することができる。
【0076】従って、第1,第2の表面電極を高精度に
形成し得ること、並びに表面電極自体の電気抵抗を低減
し得るため、抵抗値のばらつきを効果的に低減すること
が可能となる。
【0077】さらに、第1,第2の金属薄膜は、対向し
合っている部分が少なくとも2段の階段状の構造を有
し、かつそれぞれ、互いに一方を溶解するが、他方を溶
解しないエッチャントを有する第1,第2の金属により
構成されている。他方、第1,第2の表面電極の対向距
離は、最下段の電極膜間の対向距離により決定される。
従って、第2の金属薄膜を溶解するが第1の金属薄膜を
溶解しないエッチャントを用いて第2の金属薄膜をエッ
チングし、次に、第1の金属薄膜を溶解するが第2の金
属薄膜を溶解しないエッチャントを用いて再度エッチン
グすることにより、最下段の電極膜の対向距離を容易に
広げることができる。この場合、最下段の電極膜を構成
している上記第1,第2の金属薄膜は、非常に薄く形成
され得るので、上記エッチングにより第1,第2の表面
電極の対向距離を高精度にトリミングすることができ、
それによって抵抗値を高精度に調整することができる。
また、第1,第2の金属薄膜の階段状の段数に応じて、
新たなマスクを用いることもなくエッチングでき、段階
的に抵抗値を調整することができる。
【0078】請求項2に記載の発明では、第1,第2の
表面電極が対向し合っている部分を除いて、第1,第2
の表面電極を被覆するように絶縁層が形成されている。
この場合においても、第1,第2の表面電極が対向し合
っている部分は絶縁層により被覆されておらず、露出さ
れているので、上記エッチングにより抵抗値の調整を容
易に行うことができる。
【0079】請求項3に記載の発明では、第1,第2の
外部電極が、抵抗素体の両端から第1,第2の表面電極
が形成されている抵抗素体面に至るように延ばされてい
るが、該抵抗素体面上においては、第1,第2の外部電
極は絶縁層上に積層されている。従って、第1,第2の
外部電極のかぶり深さ、すなわち抵抗素体の両端から上
記抵抗素体面に至るように延ばされている部分の長さの
ばらつきにより抵抗値が影響され難い。従って、抵抗値
のばらつきをより一層効果的に低減することができる。
【0080】請求項4に記載の発明では、抵抗素体が、
直方体状の形状を有し、第1,第2の表面電極が少なく
とも一方主面に形成されているので、相対的に大きな面
積を有する主面上において、第1,第2の表面電極を容
易に形成することができる。
【0081】請求項5に記載の発明では、第1,第2の
金属薄膜が、フォトリソグラフィー法により形成された
金属薄膜により構成されているので、第1,第2の金属
薄膜を高精度に形成することができ、それによって抵抗
値のばらつきを低減することができる。
【0082】請求項6に記載の発明では、抵抗素体とし
て、正または負の抵抗温度特性を有する半導体セラミッ
クスよりなるサーミスタ素体を用いるため、抵抗値のば
らつきが少なく、かつ抵抗値の調整が容易なサーミスタ
素子を提供することができる。特に、半導体セラミック
スを用いたサーミスタ素子では、抵抗値のばらつきを低
減することが困難であり、かつサーミスタ素子では、抵
抗値を高精度に制御することが強く求められているのに
対し、本発明によれば、このような要求を満たすサーミ
スタ素子を安定にかつ容易に提供することが可能とな
る。従って、従来の煩雑な抵抗値選別作業を省略もしく
は簡略化することが可能となる。
【0083】請求項7に記載の発明に係る抵抗素子の抵
抗値調整方法では、第1,第2の表面電極が対向し合っ
ている部分において、第1,第2の表面電極をエッチン
グすることにより、第1,第2の表面電極を高精度にト
リミングすることができる。従って、抵抗値が高まる方
向に、抵抗素子の抵抗値を容易にかつ高精度に調整する
ことが可能となる。
【0084】請求項8に記載の発明では、第2の金属を
溶解するが第1の金属を溶解しないエッチャントを用い
て第2の金属薄膜をエッチングし、次に、第1の金属薄
膜を溶解するが、第2の金属薄膜を溶解しないエッチャ
ントを用いて第1の金属薄膜をエッチングすることによ
り抵抗値の調整が果たされる。この場合、第1,第2の
金属薄膜は、表面電極全体の厚みに比べて非常に薄いた
め、上記エッチングにより、第1,第2の金属薄膜を高
精度にかつ容易にトリミングすることができる。従っ
て、抵抗素子の抵抗値を容易にかつ高精度に調整するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るサーミスタ素子を示す
平面図。
【図2】図1に示した実施例のサーミスタ素子の側面
図。
【図3】図1に示した実施例のサーミスタ素子の側面断
面図。
【図4】実施例のサーミスタ素子において、抵抗値を調
整した結果を示す側面断面図。
【図5】図1に示した実施例のサーミスタ素子において
抵抗値を調整した後の状態を示す側面断面図。
【図6】(a)〜(e)は、実施例のチップ型サーミス
タ素子を製造する方法の各工程を説明するための各側面
図。なお、マスクは断面図。
【図7】(a)〜(e)は、実施例のチップ型サーミス
タ素子を製造する方法の各工程を説明するための各側面
図。
【図8】(a)〜(e)は、実施例のチップ型サーミス
タ素子を製造する方法の各工程を説明するための各側面
図。なお、マスクは断面図。
【図9】(a)〜(d)は、実施例のチップ型サーミス
タ素子を製造する方法の各工程を説明するための各側面
図。なお、マスクは断面図。
【図10】実施例のサーミスタ素子の製造方法において
得られたウエハ分割体を示す部分切欠平面図。
【図11】図10に示したウエハ分割体の両側面を被覆
するようにマザーの外部電極を形成した状態を示す部分
切欠断面図。
【図12】従来のチップ型サーミスタ素子の一例を示す
断面図。
【図13】従来のチップ型サーミスタ素子の他の例を示
す断面図。
【図14】従来のチップ型サーミスタ素子のさらに他の
例を示す断面図。
【図15】(a)及び(b)は、従来のチップ型サーミ
スタ素子の他の例を示す平面図及び側面断面図。
【符号の説明】
1…チップ型サーミスタ素子 2…サーミスタ素体 2a…上面 2b…下面 2c,2d…第1,第2の端面 3,4…第1,第2の表面電極 3a〜3d,4a〜4d…電極膜 4a1 ,4b1 ,4c1 ,4d1 …第1の金属薄膜 4a2 ,4b2 ,4c2 ,4d2 …第2の金属薄膜 5,6…絶縁層 7…絶縁層 8,9…第1,第2の外部電極 12…サーミスタウエハ 13…マザーの電極膜 13A…パターニングされた電極膜 16…電極膜 16A,19A,20A…電極膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E028 AA10 BA23 BB09 BB10 CA02 DA04 EA23 JC02 JC05 JC11 JC12 5E032 BA23 BB09 BB10 CA02 CC14 CC16 TA03 TB20 5E034 AA09 AB01 BA09 BB01 DB12 DC01 DC03 DC09 DC10 DE14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗素体と、 前記抵抗素体の一面において互いに対向するように形成
    された第1,第2の表面電極と、 前記抵抗素体の両端に形成されておりかつ第1,第2の
    表面電極にそれぞれ電気的に接続された第1,第2の外
    部電極とを備え、 第1,第2の表面電極が複数の電極膜を積層した構造を
    有し、かつ第1,第2の表面電極の対向し合っている部
    分が、少なくとも2段の階段状の構造を有し、かつ、 各段の電極膜が、第1の金属薄膜上に第2の金属薄膜を
    積層した構造を有し、第1,第2の金属薄膜は、それぞ
    れ、互いに一方を溶解するが他方を溶解しないエッチャ
    ントを有する第1,第2の金属により構成されているこ
    とを特徴とする、抵抗素子。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2の表面電極が対向し合っ
    ている部分を除いて、第1,第2の表面電極を被覆する
    ように形成された絶縁層をさらに備える、請求項1に記
    載の抵抗素子。
  3. 【請求項3】 前記第1,第2の外部電極が、前記抵抗
    素体の両端から第1,第2の表面電極が形成されている
    抵抗素体面に至るように延ばされており、該抵抗素体面
    上においては前記絶縁層上に積層されている、請求項2
    に記載の抵抗素子。
  4. 【請求項4】 前記抵抗素体が、一対の主面、一対の側
    面及び一対の端面を有する直方体状の形状を有し、 前記第1,第2の表面電極が、少なくとも一方主面に形
    成されている、請求項1〜3の何れかに記載の抵抗素
    子。
  5. 【請求項5】 前記第1,第2の金属薄膜が、フォトリ
    ソグラフィー法により形成された金属薄膜である、請求
    項1〜4の何れかに記載の抵抗素子。
  6. 【請求項6】 前記抵抗素体が、正または負の抵抗温度
    特性を有する半導体セラミックスよりなるサーミスタ素
    体である、請求項1〜5の何れかに記載の抵抗素子。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載の抵抗素子
    の抵抗値調整方法であって、 前記第1,第2の表面電極が対向し合っている部分にお
    いて、第1,第2の表面電極をエッチングすることによ
    り抵抗値を調整する、抵抗素子の抵抗値調整方法。
  8. 【請求項8】 前記抵抗値調整に際してのエッチングに
    あたり、第2の金属を溶解するが第1の金属を溶解しな
    いエッチャントを用いて第2の金属薄膜をエッチング
    し、次に、第1の金属薄膜を溶解するが、第2の金属薄
    膜を溶解しないエッチャントを用いて第1の金属薄膜を
    エッチングする、請求項7に記載の抵抗素子の抵抗値調
    整方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011102791A (ja) * 2009-10-17 2011-05-26 Mitsubishi Materials Corp 赤外線センサ及びこれを備えた回路基板

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