JP2000077241A - 非直線性抵抗体素子内蔵変圧器 - Google Patents

非直線性抵抗体素子内蔵変圧器

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JP2000077241A
JP2000077241A JP10245874A JP24587498A JP2000077241A JP 2000077241 A JP2000077241 A JP 2000077241A JP 10245874 A JP10245874 A JP 10245874A JP 24587498 A JP24587498 A JP 24587498A JP 2000077241 A JP2000077241 A JP 2000077241A
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transformer
resistor element
tap
tap changer
fixed contact
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Akihiko Jo
彰彦 城
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タップ位置に関係なく、雷サージによる巻線
中間部の電位振動及びタップ切換器の電位を非直線性抵
抗体素子の制限電圧に抑えることにより、巻線並びにタ
ップ切換器の過電圧を防いで経済性及び信頼性の向上を
図る。 【解決手段】 負荷時タップ切換器8には第1の固定接
点9及び第2の固定接点11が設けられている。これら
固定接点9,11には粗タップ巻線12が接続され、第
1の固定接点9と大地との間に素子7が接続されてい
る。さらに、素子7には中間端子10が形成されてお
り、この中間端子10と第2の固定接点11とが接続さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非直線性抵抗体素
子を内蔵した変圧器に係り、特に、タップ切換器を有す
る非直線性抵抗体素子内蔵変圧器において非直線性抵抗
体素子の接続構成に改良を加えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、変電所における変圧器の近くに
は避雷器が設置されており、この避雷器によって変圧器
が雷サージなどの過電圧から保護されている。しかし、
変圧器の巻線は電気回路的にインダクタンスとキャパシ
タンスを持つので、変圧器の線路端子から雷サージが侵
入すると、巻線中間部で電位振動を引き起こすことにな
る。その結果、電位振動により巻線に過電圧が発生す
る。したがって、変圧器においては、避雷器によって変
圧器の線路端子に侵入した雷サージを抑えるだけではな
く、巻線中間部の電位振動による過電圧を十分に考慮し
た絶縁設計を行わなければならない。
【0003】そこで従来技術としては、特公昭59−3
7844号公報に示すような変圧器が提案されている。
この変圧器では図5に示すように、変圧器の各巻線1,
2,3がΔ形結線されており、各巻線1,2,3の線路
端子4,5,6を除く中間部と大地との間に非直線性抵
抗体素子7(以下、素子と称する)が接続されたことを
特徴としている。素子7とは正常な電圧ではほぼ絶縁特
性を示し、過電圧が印加された時に比較的低抵抗となる
素子であり、近年では酸化亜鉛(ZnO)などの金属製
酸化物を主成分としたものが主流となっている。
【0004】以上のような変圧器では巻線1,2,3の
中間部と大地と間に素子7を接続したことにより、巻線
1,2,3中間部の電位振動を素子7の制限電圧に抑え
ることができる。したがって線路端子4,5,6から雷
サージが侵入しても、巻線1,2,3中間部に電位振動
を起きることがなく、巻線1,2,3における過電圧の
発生を防ぐことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の非直線
性抵抗体素子内蔵変圧器において、負荷時タップ切換器
あるいは無電圧タップ切換器といったタップ切換器が各
相に設置されたものが知られている。このようなタップ
切換器を有する非直線性抵抗体素子内蔵変圧器では、線
路端子から雷サージが侵入した場合、素子を巻線中間部
に接続していても、タップ位置によっては巻線中間部の
電位振動を素子の制限電圧に抑えることができないこと
があった。また、仮に巻線中間部の電位振動を素子の制
限電圧に抑えたとしても、線路端子から侵入した雷サー
ジによりタップ切換器に過電圧が発生するおそれがあっ
た。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するため
に提案されたものであり、その目的は、タップ切換器を
有する非直線性抵抗体素子内蔵変圧器においてタップ位
置に関係なく、雷サージによる巻線中間部の電位振動及
びタップ切換器の電位を非直線性抵抗体素子の制限電圧
に抑えることにより、巻線並びにタップ切換器の過電圧
を防いで経済性及び信頼性の向上を図ることができる非
直線性抵抗体素子内蔵変圧器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、タップ切換器を有する非直線
性抵抗体素子内蔵変圧器において、タップ切換器に第1
の固定接点が設けられ、この第1の固定接点と大地との
間に非直線性抵抗体素子が接続されたことを特徴とする
ものである。
【0008】このような請求項1の発明によれば、タッ
プ切換器の固定接点と大地との間に非直線性抵抗体素子
を接続したので、変圧器線路端子から雷サージが侵入し
ても、タップ位置に関係なく、雷サージによる巻線中間
部の電位振動及びタップ切換器の電位を非直線性抵抗体
素子の制限電圧に抑えることができる。したがって、巻
線並びにタップ切換器における過電圧の発生を防ぐこと
が可能となる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の非直線
性抵抗体素子内蔵変圧器において、非直線性抵抗体素子
から中間端子が引き出され、タップ切換器には第2の固
定接点が設けられ、この第2の固定接点と前記中間端子
とが接続されたことを特徴としている。
【0010】以上のような請求項2の発明では、タップ
切換器の第1の固定接点と大地との間に非直線性抵抗体
素子を接続すると共に、非直線性抵抗体素子の中間端子
とタップ切換器の第2の固定接点とを接続したので、第
1及び第2の固定接点間に発生する電圧を、非直線性抵
抗体素子の制限電圧に抑制することができる。
【0011】また、請求項3の発明は、タップ切換器を
有する非直線性抵抗体素子内蔵変圧器において、タップ
切換器に可動接点が設けられ、この可動接点と大地との
間に非直線性抵抗体素子が接続されたことを特徴とす
る。このような請求項3の発明によれば、タップ切換器
の可動接点と大地との間に非直線性抵抗体素子を接続し
たので、上記第1の発明と同様、変圧器線路端子から雷
サージが侵入しても、タップ位置に関係なく、雷サージ
による巻線中間部の電位振動及びタップ切換器の電位を
非直線性抵抗体素子の制限電圧に抑えることができ、巻
線並びにタップ切換器における過電圧の発生を防ぐこと
が可能となる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1、2または3
記載の非直線性抵抗体素子内蔵変圧器において、タップ
切換器が負荷時タップ切換器または無電圧タップ切換器
から構成されたことを特徴とする。この請求項4の発明
においては、負荷時タップ切換器または無電圧タップ切
換器を有する非直線性抵抗体素子内蔵変圧器において、
上記の作用効果を発揮することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
について、図面を参照して具体的に説明する。本実施の
形態は請求項1及び2に対応する非直線性抵抗体素子内
蔵変圧器である。なお、図5に示した従来例と同一の部
材に関しては同一の符号を付し、説明は省略する。
【0014】(1)代表的な実施の形態 [構成]図1に示すように本実施の形態は、中性点を外
部に引き出さないようにY形結線されており、各相には
負荷時タップ切換器8が設置されている。負荷時タップ
切換器8には第1の固定接点9、第2の固定接点11及
び可動接点13が設けられている。このうち固定接点
9,11には粗タップ巻線12が接続され、可動接点1
3には密タップ巻線14が接続されている。このような
本実施の形態では第1の固定接点9と大地との間に素子
7が接続されたことを構成上の特徴としている。さら
に、素子7には中間端子10が形成されており、この中
間端子10と第2の固定接点11とが接続されている。
【0015】[作用効果]以上の構成を有する本実施の
形態において、変圧器に雷サージが侵入した場合に、第
1の固定接点9と大地との間に素子7を接続したので、
固定接点9に接続している粗タップ巻線12中間部の電
位振動と、固定接点9における電位とを、素子7の制限
電圧に抑制することができる。したがって、粗タップ巻
線12及び負荷時タップ切換器8における過電圧の発生
を防ぎ、これにより経済性及び信頼性の向上を図ること
ができる。また、本実施の形態では、素子7の中間端子
10と第2の固定接点11とを接続したことにより、固
定接点9,11間に発生する電圧も素子7の制限電圧に
抑制することができる。しかも、固定接点9に素子7を
接続しているため、負荷時タップ切換器8がどのタップ
を選択していても上記の作用効果を期待できる。
【0016】(2)他の実施の形態 なお、本発明は以上のような実施の形態に限定されるも
のではなく、図2に示すような他の実施の形態も包含す
る。この実施の形態は請求項3に対応するもので、上記
実施の形態における負荷時タップ切換器8の可動接点1
3と大地との間に素子7を接続した点を特徴としてい
る。このような実施の形態によれば、変圧器に雷サージ
が侵入しても、タップ位置に関係なく、可動接点13に
つながる密タップ巻線14中間部の電位振動と、可動接
点13における電位とを、素子7の制限電圧に抑制する
ことができる。これにより密タップ巻線14及び負荷時
タップ切換器8での過電圧発生を防止し、上記実施の形
態と同じく、経済性及び信頼性の向上を図ることができ
る。
【0017】また、非直線性抵抗体素子内蔵変圧器にお
ける巻線の結線については△形結線、Y形結線あるいは
V形結線など適宜選択可能であり、さらにタップ切換器
に関しても負荷時タップ切換器ではなく無電圧タップ切
換器でも良い。例えば、図3及び図4に示す他の実施の
形態は、巻線1,2,3がΔ形結線された変圧器に無電
圧タップ切換器15が設置されたものである。
【0018】図3に示した実施の形態では、各相の無電
圧タップ切換器15において第1の固定接点16及び第
2の固定接点17が設けられている。このうち、第1の
固定接点16と大地との間に素子7が接続され、さらに
素子7の中間端子10と第2の固定接点17とが接続さ
れている。
【0019】このような実施の形態では、線路端子4,
5,6から雷サージが侵入した場合に第1の固定接点1
6及び大地間に接続された素子7により、固定接点16
に接続している巻線1,2,3中間部の電位振動と、第
1の固定接点16における電位とを、素子7の制限電圧
に抑制することができる。そのため、巻線1,2,3及
び無電圧タップ切換器15における過電圧の発生を防ぐ
ことができ、経済性及び信頼性に優れた非直線性抵抗体
素子内蔵変圧器を得ることができる。また、素子7の中
間端子10と第2の固定接点17を接続することにより
固定接点16,17間に発生する電圧も素子7の制限電
圧に抑制することができる。さらに、固定接点16に素
子17を接続したことにより、無電圧タップ切換器15
がどのタップを選択していても上記の作用効果を期待で
きる。
【0020】一方、図4に示した実施の形態では、無電
圧タップ切換器15において可動接点13が設けられ、
この可動接点13と大地との間に素子7が接続されてい
る。この実施の形態によれば、線路端子4,5,6から
雷サージが侵入した場合、どのタップ位置においても可
動接点13につながる巻線1,2,3中間部の電位振動
及び可動接点13の電位を素子7の制限電圧に抑制で
き、経済性及び信頼性の向上を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タップ切換器の接点と大地との間に非直線性抵抗体素子
を接続するという極めて簡単な構成をとることにより、
変圧器線に雷サージが侵入した場合でもタップ切換器の
接点に接続された巻線中間部の電位振動及びタップ切換
器の電位を、素子の制限電圧に抑えることが可能とな
り、経済性及び信頼性に優れた非直線性抵抗体素子内蔵
変圧器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態における負荷時タ
ップ切換器の固定接点と素子との接続図
【図2】本発明の他の実施の形態における負荷時タップ
切換器の可動接点と素子との接続図
【図3】本発明の他の実施の形態における無電圧タップ
切換器の固定接点と素子との接続図
【図4】本発明の他の実施の形態における無電圧タップ
切換器の可動接点と素子との接続図
【図5】従来の非直線性抵抗体素子内蔵変圧器における
巻線と素子との接続図
【符号の説明】
1,2,3…変圧器巻線 4,5,6…線路端子 7…非直線性抵抗体素子 8…負荷時タップ切換器 9,16…第1の固定接点 10…中間端子 11,17…第2の固定接点 12…粗タップ巻線 13…可動接点 14…密タップ巻線 15…無電圧タップ切換器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製酸化物を主成分とした非直線性抵
    抗体素子が内蔵された変圧器において、 タップ切換器が設置され、 このタップ切換器には第1の固定接点が設けられ、 この第1の固定接点と大地との間に前記非直線性抵抗体
    素子が接続されたことを特徴とする非直線性抵抗体素子
    内蔵変圧器。
  2. 【請求項2】 前記非直線性抵抗体素子から中間端子が
    引き出され、 前記タップ切換器には第2の固定接点が設けられ、 この第2の固定接点と前記中間端子とが接続されたこと
    を特徴とする請求項1記載の非直線性抵抗体素子内蔵変
    圧器。
  3. 【請求項3】 金属製酸化物を主成分とした非直線性抵
    抗体素子が内蔵された変圧器において、 タップ切換器が設置され、 このタップ切換器には可動接点が設けられ、 この可動接点と大地との間に前記非直線性抵抗体素子が
    接続されたことを特徴とする非直線性抵抗体素子内蔵変
    圧器。
  4. 【請求項4】 前記タップ切換器が負荷時タップ切換器
    または無電圧タップ切換器から構成されたことを特徴と
    する請求項1、2または3記載の非直線性抵抗体素子内
    蔵変圧器。
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