JP2000077796A - フレキシブル両面プリント回路板および接続方法およびコンデンサ形成方法およびコンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板 - Google Patents
フレキシブル両面プリント回路板および接続方法およびコンデンサ形成方法およびコンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板Info
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Abstract
高いフレキシブル両面プリント回路板および接続方法お
よび、コンデンサをフレキシブル両面プリント回路板上
に形成させる方法および、コンデンサ付きフレキシブル
両面プリント回路板を提供する。 【解決手段】 フレキシブルベースフィルム2を挟んで
第1面と第2面に導電層が形成されたフレキシブル両面
プリント回路板1の、第1面の導電層に第2パターン電
極7を形成し、第2面の導電層に回路パターン3を形成
し、フレキシブル両面プリント回路板1の端部を第1面
が内側になるように少なくとも2度、折り畳み、折り畳
み部分の第2面の回路パターン3の接合部3aと、第1
面の第2パターン電極7を導電材8によって接続する。
Description
プリント回路板および接続方法およびコンデンサ形成方
法およびコンデンサ付きフレキシブル両面プリント回路
板に関するものである。
撓性を有する絶縁性のベースフィルムの両面上に形成さ
れた導電箔などによる導電層に、電極を含む回路パター
ンが形成され、このフレキシブル両面プリント回路板の
回路パターンに、電子部品類が搭載・半田付け接合され
る。
要求が高まるにつれて、フレキシブル両面プリント回路
板も細線化、配線間隙の狭小化と、ベースフィルムの薄
板化に加えてさらに、実装密度の向上に伴うスルーホー
ルの小径化や、数層の多層構造とした場合のビア・ホー
ルの小径化が進行している。
ント回路板は、柔軟性や折り曲げ耐久性に加えて軽量性
が要求される用途として、たとえばハード・ディスク装
置(HDD)のサスペンション部分や、携帯電話機の液
晶パネル回路基板や、ICカード搭載向けとして薄さが
要求されるCSP(Chip Scale Packa
ge)のインタポーザなどにおいて特に有効に使用され
る。
板の例として、第1面と第2面にそれぞれ導電層として
形成された銅箔とポリイミド層から成る場合は、ポリイ
ミドの液状未硬化材を第1の銅箔の表面に塗布し、さら
に第2の銅箔を被せて摂氏300度程度の硬化温度で硬
化させることによって、ポリイミド層を可撓性を備える
ベースフィルムとしている。
ル両面プリント回路板の第1面と第2面の導電層にそれ
ぞれ形成された回路パターン間を電気的に接続させる場
合の従来の方法として、図11の断面図に示されるよう
に、ベースフィルム100にスルーホール101を設
け、スルーホール101の壁面に無電解メッキ部分10
2を形成させて第2面上の回路パターン106を第1面
上の回路パターン107と導通させていた。このように
して、フレキシブル両面プリント回路板の第1面にそれ
ぞれ形成された回路パターン105、107を用いて電
子回路を構成させるものであった。
による接続は、スルーホールの導通加工に係るレジスト
塗布、穴開け加工、メッキ処理、レジスト除去といった
数次の工程が必要となり、全体の工数が増加するという
欠点があった。
り、またスルーホール深さが浅くなるにつれ、スルーホ
ール壁面の粗さや形状の管理が容易でなくなり、形成さ
れるメッキ層の品質管理およびスルーホール壁面のメッ
キ層と回路パターンとの接続強度の管理が困難になり、
この結果として接続部分の電気的および機械的な信頼性
が低下するという問題があった。
上にコンデンサを設ける際には、独立した単品の部品と
して構成されているコンデンサを回路パターン間にハン
ダ付けなどにより取り付け接続しており、よってコンデ
ンサが部品として必要になるのみならず、ハンダ付け接
続の工程がさらに必要になるという欠点があった。
問題点を解決するためなされたもので、少ない工程で容
易に接続作業がなされ、しかも接続部分の信頼性が高い
フレキシブル両面プリント回路板および接続方法およ
び、コンデンサをフレキシブル両面プリント回路板上に
形成させる方法および、コンデンサ付きフレキシブル両
面プリント回路板を提供することを目的とする。
決するため、本発明に係るフレキシブル両面プリント回
路板は、可撓性を有する絶縁フィルムを挟んで第1面と
第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面プ
リント回路板の前記第1面の導電層に電極パターンが形
成され、前記フレキシブル両面プリント回路板の端部
が、前記第1面を内側に折り込むように少なくとも2
度、折り畳まれ、且つ前記折り畳み部分の前記第2面の
導電層が前記第1面の前記電極パターンに電気的に接続
された構成としたことを特徴とする。
の導電層が第1面の導電層に接続されていることで、ス
ルーホール等の接続手段を適用することなく両導電層が
電気的に接続される。
接合されることによって、接合面が広く確保され、また
接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気
的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされる。
これにより、第2面の導電層に形成された回路パターン
と、第1面の導電層に形成された回路パターンとが高い
信頼性で接続される。
路板の接続方法は、可撓性を有する絶縁フィルムを挟ん
で第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシ
ブル両面プリント回路板の前記第1面の導電層と前記第
2面の導電層とを電気的に接続する方法であって、 前
記フレキシブル両面プリント回路板の端部を、前記第1
面を内側に折り込むように少なくとも2度、折り畳み、
且つ前記折り畳み部分の前記第2面の導電層を前記第1
面の導電層に電気的に接続させることを特徴とする。
の導電層が第1面の導電層に接続されることで、スルー
ホール等の接続手段を適用することなく両導電層の電気
的な接続がなされる。
接合されることによって、接合面が広く確保され、また
接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気
的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされる。
これにより、第2面の導電層に形成された回路パターン
と、第1面の導電層に形成された回路パターンとが高い
信頼性で接続される。
たフレキシブル両面プリント回路板は、可撓性を有し、
かつ所定の誘電率を備える絶縁フィルムを挟んで第1面
と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面
プリント回路であって、前記フレキシブル両面プリント
回路板上の前記第1面に、前記導電層と非接続に極板が
形成され、前記フレキシブル両面プリント回路板上の第
1面の前記導電層が誘電体フィルムで覆われ、前記フレ
キシブル両面プリント回路板の端部が前記誘電体フィル
ムとともに、前記第1面を内側にして巻き込まれてコン
デンサが形成され、前記巻き込まれた部分の前記第2面
の導電層と前記第1面に形成された前記極板とが電気的
に接続されたことを特徴とする。
両導電層間には絶縁フィルムが介在し、さらにこれに加
えて、巻き込まれたことによって隣接する状態となった
両導電層間には巻き込まれた誘電体フィルムが介在する
ことになり、この誘電体フィルムの分極による効果で、
形成されるコンデンサの容量が増加する。しかも、フレ
キシブル両面プリント回路板の端部を巻き込む構成だけ
でフレキシブル両面プリント回路板上にコンデンサが形
成される。
る第2面の導電層が、第1面に形成された極板と電気的
に接続されることで、形成されたコンデンサの両電極の
接続端子がいずれも第1面上に形成され、回路パターン
構成が簡素化される。しかも第2面の導電層が第1面の
極板に接合されることによって、接合面が広く確保さ
れ、また接合面の平坦化が容易であることにより接合部
分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の向上がな
される。
ント回路板上のコンデンサの形成方法は、可撓性を有
し、かつ所定の誘電率を備える絶縁フィルムを挟んで第
1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル
両面プリント回路板上にコンデンサを形成させる方法で
あって、前記フレキシブル両面プリント回路板上の前記
第1面に、極板を、前記第1面の前記導電層と非接続に
形成し、前記フレキシブル両面プリント回路板上の第1
面の前記導電層を誘電体フィルムで覆い、前記フレキシ
ブル両面プリント回路板の端部を前記誘電体フィルムと
ともに、前記第1面を内側にして巻き込み、前記巻き込
まれた部分の前記第2面の導電層と前記第1面に形成さ
れた前記極板とを電気的に接続することを特徴とする。
両導電層間に絶縁フィルムと、さらに誘電体フィルムを
介在させることで、形成されるコンデンサの容量増加が
なされる。しかも、フレキシブル両面プリント回路板の
端部を巻き込むだけでフレキシブル両面プリント回路板
上にコンデンサが形成される。
る第2面の導電層が、第1面に形成された極板と電気的
に接続されることで、形成されるコンデンサの両電極の
接続端子がいずれも第1面上に形成され、回路パターン
構成が簡素化される。しかも第2面の導電層が第1面の
極板に接合されることによって、接合面が広く確保さ
れ、また接合面の平坦化が容易であることにより接合部
分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の向上がな
される。
プリント回路板は、可撓性を有する絶縁フィルムを挟ん
で第1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシ
ブル両面プリント回路板の前記第1面の導電層に電極パ
ターンが形成され、前記フレキシブル両面プリント回路
板の端部が細長く延伸され、前記端部が捻られて前記第
1面と前記第2面が反転され、且つ前記端部が前記第2
面を内側にして折り曲げられ、さらに前記折り曲げられ
た端部の前記第2面の導電層が前記第1面の前記電極パ
ターンに電気的に接続された構成としてもよい。
らに折曲げられた部分の第2面の導電層が第1面の導電
層に接続されていることで、スルーホール等の接続手段
を適用することなく両導電層が電気的に接続される。
接合されることによって、接合面が広く確保され、また
接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気
的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされる。
これにより、第2面の導電層に形成された回路パターン
と、第1面の導電層に形成された回路パターンとが高い
信頼性で電気的に接続される。
プリント回路板の接続方法は、可撓性を有する絶縁フィ
ルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層が形成され
たフレキシブル両面プリント回路板の前記第1面の導電
層と前記第2面の導電層とを電気的に接続する方法であ
って、前記フレキシブル両面プリント回路板の、細長く
延伸された端部を捻って前記第1面と前記第2面を反転
させ、ついで前記端部を前記第2面を内側にして折り曲
げ、さらに前記第2面の導電層を前記第1面の導電層に
電気的に接続させるようにしてもよい。
さらに折曲げられた部分の第2面の導電層が第1面の導
電層に接続されることで、スルーホール等の接続手段を
適用することなく両導電層の電気的な接続がなされる。
接合されることによって、接合面が広く確保され、また
接合面の平坦化が容易であることにより接合部分の電気
的特性の向上のみならず機械的強度の向上がなされる。
これにより、第2面の導電層に形成された回路パターン
と、第1面の導電層に形成された回路パターンとが高い
信頼性で電気的に接続される。
を添付図を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、この発明の本質的な構成と作用を示すた
めの好適な例の一部であり、したがって技術構成上好ま
しい種々の限定が付されている場合があるが、この発明
の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定する
旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものでは
ない。
キシブル両面プリント回路板の模式断面図である。また
図2は、図1に示されるフレキシブル両面プリント回路
板の接続方法の工程を示す模式断面図である。さらに図
3は、図2に続く工程を示す模式断面図である。
路板1は、半導体集積回路チップ(IC)、コンデン
サ、アンテナを内蔵するスマートファイル用電子装置に
組み込まれるフレキシブル両面プリント回路板であり、
図1に示されるように、基板本体がポリイミド樹脂フィ
ルムなどからなる絶縁性で可撓性を有するベースフィル
ム2によって構成されている。ベースフィルム2の両面
上には銅箔などからなる配線導体が設けられて導電層を
形成しており、この導電層をエッチング処理して回路パ
ターンやアンテナが形成されている。
面(うら面)として、第1面の導電層には銅箔エッチン
グ処理で形成された第1パターン電極6と第2パターン
電極7が、独立して配設されている。一方、第2面の導
電層には銅箔エッチング処理で形成された回路パターン
3が設けられている。
は、第1面を内側に折り込むように少なくとも2度、折
り畳まれて、第1折畳部R1と第2折畳部R2が順次形
成されている。この折畳み構造により、第1折畳部R1
の先端の第2面上の回路パターン3は、第1面と対向す
る。
れて、第1折畳部R1の先端の第2面上の回路パターン
3の一部である接続部3aが、第1面上の第2パターン
電極7に当接するように構成され、さらに、この接続部
3aと第2パターン電極7が、金属半田、その他のホッ
トメルト材、導電性樹脂などによる導電材8を用いて接
合されている。
部分の第2面の導電層が第1面の導電層と直接、接続さ
れる構成によって、従来技術によるスルーホールやジャ
ンパワイヤ等の接続部分を設けることなく両導電層の電
気的接続がなされるから、簡単な構成かつ低コストで製
造することができる。
ル方式同様に、交叉配線が可能であり、よって高実装密
度で低コストのフレキシブル両面プリント回路板を実現
することができる。
極に直接、接合することによって、接合面を広く確保す
ることができ、また接合面の平坦化が容易であることに
より、接合部分の電気的特性を向上させるばかりか、機
械的強度も向上させることができる。
路板の接続方法は、フレキシブル両面プリント回路板を
使用して電子回路を形成する際に、基板であるベースフ
ィルムの第1面と第2面の間にスルーホール加工を施す
ことなく、またジャンパ線を用いることなく、一方の面
上の電極や回路パターンを他方の面上の電極や回路パタ
ーンに直接接合させる方法である。以下、本接続方法を
工程順に、図面を参照しながら説明する。
に、可撓性を有する絶縁フィルム2を挟んで第1面Sf
1と第2面Sf2の両面に導電層が形成されたフレキシ
ブル両面プリント回路板WBの、第1面Sf1および第
2面Sf2の銅箔をそれぞれエッチング処理することに
より、第1面Sf1上に第1パターン電極6と第2パタ
ーン電極7を形成させ、また第2面Sf2上に回路パタ
ーン3を形成させる。
シブル両面プリント回路板WBの一端Ejを、第1面S
f1を内側に折り込むようにして図中U1方向に折り畳
み、第1折畳部R1を形成させる。これにより、第1折
畳部R1では上下が反転する。
シブル両面プリント回路板WBをさらに1回、第1面S
f1を内側に折り込むようにして図中U2方向に折り畳
む。このとき、接続に必要な長さ分を考慮して、第1折
畳部R1が第2パターン電極7の位置になるよう相当位
置で折り曲げる。これにより、第2折畳部R2が形成さ
れ、また第1折畳部R1の先端部では上下がさらに反転
して、第2面Sf2側に配設された回路パターン3が第
1面Sf1側に配設されている第2パターン電極7に対
向して接触可能となっている。
Sf2側に配設された回路パターン3が、第1面Sf1
側に配設されている第2パターン電極7に対向する部分
を接合部3aとし、導電材8によって接合部3aと第2
パターン電極7とを接合させる。導電材8は、金属半田
や、その他のホットメルト材、導電性樹脂などが適す
る。以上の作業によって、回路板の両面を導通させるこ
とができる。
ブル両面プリント回路板の両面を導通させるスルーホー
ルやジャンパ線等を設けることなく、第2面Sf2の導
電層に形成された回路パターン3と、第1面Sf1の導
電層に形成された第2パターン電極7とを、簡素化され
た工程で接続させることができる。したがって従来技術
によるスルーホール・メッキ加工よりも工数削減がで
き、低コストとなる。さらに本方法はスルーホール方式
同様に交叉配線が可能であるから、高い実装密度が得ら
れる。
して、第2面Sf2の接合部3aと第1面Sf1の第2
パターン電極7との接合面を広く確保することができ、
また接合面の平坦化が容易であることにより、接合部分
の電気的特性を向上できるのみならず、機械的強度も向
上させることができる。
デンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板の模式
断面図である。また図5は、図4に示されるコンデンサ
を備えたフレキシブル両面プリント回路板の容量形成の
説明図である。
たフレキシブル両面プリント回路板11は、可撓性を有
し、かつ所定の誘電率ε1を備えるベースフィルム12
を挟んで第1面に導電層14が、第2面に導電層13
が、いずれも大面積でそれぞれ形成され、導電層14に
は接続ランドまたは接続端子16が設けられている。
板17が形成されている。また極板17には図示されな
い接続ランドまたは接続端子が接続されている。あるい
は極板17を、接続ランドまたは接続端子として兼用す
る構成とする。
絶縁性の誘電体フィルム20で覆われ、フレキシブル両
面プリント回路板11の端部が誘電体フィルム20とと
もに、第1面を内側にして4度折り畳むように巻き込ま
れてコンデンサが形成されている。符号R11〜R14
は折畳部を示している。
の導電層13の、第1面に形成された極板17に対向す
る部分を接合部13’として、この接合部13’と極板
17とが、導電材18により電気的に接続されている。
導電材18には、金属半田や、その他のホットメルト
材、導電性樹脂などが適用される。
は、極板17または極板17に接続されている図示され
ない接続ランドまたは接続端子と、接続端子16とによ
って、回路パターンや他の構成部品と接続可能になって
いる。
両接続端子すなわち極板17または極板17に接続され
ている図示されない接続ランドまたは接続端子と、接続
端子16とが、いずれもフレキシブル両面プリント回路
板11の第1面上に形成される。
と14間には誘電率ε1のベースフィルム12が介在
し、さらにこれに加えて、巻き込まれたことによって隣
接する状態となった両導電層13と14間には、誘電率
ε2の、巻き込まれた誘電体フィルム20が介在するこ
とになる。この結果、誘電体フィルム20の分極による
効果で、形成されるコンデンサの容量を増加させること
ができる。
き込み部の一部分を等価的に示す。第1面の導電層14
は、誘電率ε1で厚みd1のベースフィルムを介して第
2面の導電層13と対向し、この部分により容量C1が
形成される。ここで、 C1=A1・ε1/d1 (A1は対向導電層の面積) である。この容量C1は、フレキシブル両面プリント回
路板11が巻き込み加工されない平面形状で形成される
容量と同じである。
巻き込まれることによって隣接する状態となった第2面
の導電層13と、挟み込まれた誘電体フィルム20を介
して対向し、この部分により容量C2が形成される。こ
こで誘電体フィルム20の誘電率をε2、厚みをd2と
すると、 C2=A2・ε2/d2 (A2は隣接導電層の面積) である。この容量C2は、フレキシブル両面プリント回
路板11が誘電体フィルム20を挟んで巻き込み加工さ
れたことにより新たに形成されたものである。
キャパシタンスをCとして、 C=A1・ε1/d1+A2・ε2/d2 のように増加した容量のコンデンサを形成させることが
できる。
ム12のみならず、巻き込みに際して挟み込んだ誘電体
フィルム20をも誘電体とし、対向および隣接した導電
層13、14を電極として、これらベースフィルムおよ
び誘電体フィルムの分極特性によってコンデンサを構成
させることになる。
板の端部を、誘電体フィルムを挟んで巻き込むだけで、
容量が大のコンデンサを板上に形成したフレキシブル両
面プリント回路板を提供することが可能になる。
る第2面の導電層が、第1面に形成された極板と電気的
に接続されていることで、形成されたコンデンサの両電
極の接続端子をいずれも第1面上に形成でき、よって回
路パターン構成を簡素化できる。しかも第2面の導電層
が第1面の極板に接合されることによって、接合面が広
く確保され、また接合面の平坦化が容易であることによ
り接合部分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の
向上がなされた、コンデンサ付きのフレキシブル両面プ
リント回路板を提供することができる。
薄く構成できるので、厚みの薄いフレキシブル両面プリ
ント回路板とすることができる。
フィルム20を挟まずに巻き込んだ場合は、巻き込みに
よって第1面の導電層14と第2面の導電層13が直
接、接触するから、導電層14と導電層13が導通状態
となって短絡され、よってコンデンサが形成されない。
ント回路板上のコンデンサの形成方法は、可撓性を有
し、所定の誘電率を備える絶縁フィルムを挟んで第1面
と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル両面
プリント回路板上にコンデンサを形成させるものであ
る。
レキシブル両面プリント回路板上の第1面に、極板を、
第1面の導電層と非接続に形成させる工程と、フレキシ
ブル両面プリント回路板上の第1面の導電層を誘電体フ
ィルムで覆う工程と、フレキシブル両面プリント回路板
の端部を誘電体フィルムとともに、第1面を内側にして
巻き込む工程と、巻き込まれた部分の第2面の導電層と
第1面に形成された極板とを接続する工程から構成され
る。
キシブル両面プリント回路板の接続方法の工程を示す平
面図である。また図7は、図6の側面図である。さらに
図8は、図6に続く工程を示す平面図であり、また図9
は図8の側面図である。そして図10は、図8に続く工
程を示す平面図である。
方法が適用されるフレキシブル両面プリント回路板30
は、可撓性を有する絶縁フィルム32を挟んで第1面上
に電極37が形成され、第2面上に導電層33が形成さ
れており、さらにフレキシブル両面プリント回路板30
の端部が細長く延伸されて延伸部30Aを形成してい
る。
9に示されるように、矢印Tw方向に180度捻って捻
り部35を形成させ、これによって第1面と第2面を反
転させる。捻り部35から端部側では、第2面の導電層
33が上側になる。
30Aの端部を第2面を内側にして矢印U方向に折り曲
げると、端部側の第2面の導電層33が下側になるが、
ここで折り曲げ位置を調整することにより、この導電層
33の一部分である接合部33aが第1面上の電極37
に当接するようにする。
37とを、導電材38を用いて接合させる。上記のよう
に本発明は、フレキシブル両面プリント回路板30に延
伸部30Aを設け、この延伸部30Aをメビウス環状に
捻り、さらに畳むように折り曲げて上下を反転させ、導
電層33の一部分である接合部33aを第1面上の電極
37へ接合させるものである。
ブル両面プリント回路板の両面を導通させるスルーホー
ルやジャンパ線等を設けることなく、第2面上の導電層
33と、第1面上に形成された電極37とを、簡素化さ
れた工程で接続させることができる。したがって従来技
術によるスルーホール・メッキ加工よりも工数削減がで
き、低コストとなる。さらに本方法はスルーホール方式
同様に交叉配線が可能であるから、高い実装密度が得ら
れる。
して、第2面上の導電層33の接合部3aと第1面上の
電極37との接合面を広く確保することができ、また接
合面の平坦化が容易であることにより、接合部分の電気
的特性を向上できるのみならず、機械的強度も向上させ
ることができる。
に係るフレキシブル両面プリント回路板は、端部が第1
面を内側に折り込むように少なくとも2度、折り畳ま
れ、折り畳み部分の第2面の導電層が第1面に形成され
た電極パターンに電気的に接続された構成とするもので
あるから、折畳み部分の第2面の導電層と第1面の導電
層との電気的接続を、スルーホールやジャンパワイヤ等
を用いることなく簡単かつ低コストで実現するフレキシ
ブル両面プリント回路板を提供できる。しかも第2面の
導電層と第1面の導電層の接合面が広くなり、さらに接
合面の平坦化が容易であることにより、接合部分の電気
的特性のみならず機械的強度を向上させたフレキシブル
両面プリント回路板を実現できる。
路パターンと、第1面の導電層に形成された回路パター
ンとが簡単かつ低コストで接続されたフレキシブル両面
プリント回路板を提供することができる。
プリント回路板の接続方法は、フレキシブル両面プリン
ト回路板の端部を、第1面を内側に折り込むように少な
くとも2度折り畳み、折り畳み部分の第2面の導電層を
第1面の導電層に電気的に接続させるものであるから、
この方法により、フレキシブル両面プリント回路板の両
面を導通させるスルーホールやジャンパ線等を設けるこ
となく、簡素化した工程で接続ができ、工数を削減でき
て低コストとなる。
接合面を広くでき、さらに接合面を容易に平坦化できる
ことにより、接合部分の電気的特性のみならず機械的強
度を向上させることが可能になる。これにより、第2面
の導電層に形成された回路パターンと、第1面の導電層
に形成された回路パターンとを簡単かつ低コストで接続
することができる。
たフレキシブル両面プリント回路板は、所定の誘電率の
可撓性絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導
電層が形成され、誘電体フィルムで覆われた第1面の導
電層を内側にして端部から巻き込まれたコンデンサが形
成され、巻き込まれた部分の第2面の導電層と、第1面
に導電層と非接続に形成された極板とが電気的に接続さ
れた構成とするものであるから、巻き込まれた部分の両
導電層間に絶縁フィルムと、さらに誘電体フィルムが介
在することで、形成されるコンデンサの容量を増加させ
ることができる。
の端部を巻き込む構成だけで、コンデンサを板上に形成
したフレキシブル両面プリント回路板を提供することが
可能になる。
る第2面の導電層が、第1面に形成された極板と電気的
に接続されていることで、形成されたコンデンサの両電
極の接続端子をいずれも第1面上に形成でき、よって回
路パターン構成を簡素化できる。しかも第2面の導電層
が第1面の極板に接合されることによって、接合面が広
く確保され、また接合面の平坦化が容易であることによ
り接合部分の電気的特性の向上のみならず機械的強度の
向上がなされたフレキシブル両面プリント回路板を提供
することができる。
プリント回路板上のコンデンサの形成方法は、所定の誘
電率の可撓性絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両
面に導電層が形成されたフレキシブル両面プリント回路
板上の第1面の導電層を誘電体フィルムで覆い、端部を
第1面を内側にして誘電体フィルムとともに巻き込み、
巻き込まれた部分の第2面の導電層と、第1面に導電層
と非接続に形成された極板とを電気的に接続するもので
あるから、巻き込まれた部分の両導電層間に絶縁フィル
ムと、さらに誘電体フィルムを介在させることにより、
形成されるコンデンサの容量を増加させることができ
る。
の端部を巻き込む構成だけで、コンデンサを板上に形成
させることが可能になる。
る第2面の導電層を、第1面に形成された極板と電気的
に接続することによって、形成されたコンデンサの両電
極の接続端子をいずれも第1面上に形成することがで
き、よって回路パターン構成を簡素化できる。しかも第
2面の導電層を第1面の極板に接合させることによっ
て、接合面を広く確保でき、また接合面の平坦化が容易
であることにより接合部分の電気的特性の向上のみなら
ず機械的強度の向上を実現することができる。
プリント回路板は、細長く延伸された端部が捻られて第
1面と第2面が反転され、さらにこの端部が第2面を内
側にして折り曲げられ、さらに折り曲げられた端部の第
2面の導電層が第1面の導電層に形成された電極パター
ンに電気的に接続された構成とするものであるから、折
り曲げられた部分の第2面の導電層と第1面の導電層と
の電気的接続を、スルーホールやジャンパワイヤ等を用
いることなく簡単かつ低コストで実現するフレキシブル
両面プリント回路板を提供できる。しかも第2面の導電
層と第1面の導電層の接合面が広くなり、さらに接合面
の平坦化が容易であることにより、接合部分の電気的特
性のみならず機械的強度を向上させたフレキシブル両面
プリント回路板を実現できる。
路パターンと、第1面の導電層に形成された回路パター
ンとが簡単かつ低コストで接続されたフレキシブル両面
プリント回路板を提供することができる。
プリント回路板の接続方法は、細長く延伸された端部を
捻って第1面と第2面を反転させ、さらにこの端部を第
2面を内側にして折り曲げ、さらに折り曲げた端部の第
2面の導電層を第1面の導電層に形成された電極パター
ンに電気的に接続するものであるから、この方法によ
り、フレキシブル両面プリント回路板の両面を導通させ
るスルーホールやジャンパ線等を設けることなく、簡素
化した工程で接続ができ、工数を削減できて低コストと
なる。
接合面を広くでき、さらに接合面を容易に平坦化できる
ことにより、接合部分の電気的特性のみならず機械的強
度を向上させることが可能になる。これにより、第2面
の導電層に形成された回路パターンと、第1面の導電層
に形成された回路パターンとを簡単かつ低コストで接続
することができる。
プリント回路板の模式断面図である。
板の接続方法の工程を示す模式断面図である。
たフレキシブル両面プリント回路板の模式断面図であ
る。
ル両面プリント回路板の容量形成の説明図である。
プリント回路板の接続方法の工程を示す平面図である。
面図である。
フィルム、3……回路パターン、3a……接続部、6…
…第1パターン電極、7……第2パターン電極、8……
導電材、R1……第1折畳部、R2……第2折畳部
Claims (6)
- 【請求項1】 可撓性を有する絶縁フィルムを挟んで第
1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル
両面プリント回路板の前記第1面の導電層に電極パター
ンが形成され、 前記フレキシブル両面プリント回路板の端部が、前記第
1面を内側に折り込むように少なくとも2度、折り畳ま
れ、 且つ前記折り畳み部分の前記第2面の導電層が前記第1
面の前記電極パターンに電気的に接続された構成とした
ことを特徴とするフレキシブル両面プリント回路板。 - 【請求項2】 可撓性を有する絶縁フィルムを挟んで第
1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル
両面プリント回路板の前記第1面の導電層と前記第2面
の導電層とを電気的に接続する方法であって、 前記フレキシブル両面プリント回路板の端部を、前記第
1面を内側に折り込むように少なくとも2度、折り畳
み、 且つ前記折り畳み部分の前記第2面の導電層を前記第1
面の導電層に電気的に接続させることを特徴とするフレ
キシブル両面プリント回路板の接続方法。 - 【請求項3】 可撓性を有し、かつ所定の誘電率を備え
る絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層
が形成されたフレキシブル両面プリント回路であって、 前記フレキシブル両面プリント回路板上の前記第1面
に、前記導電層と非接続に極板が形成され、 前記フレキシブル両面プリント回路板上の第1面の前記
導電層が誘電体フィルムで覆われ、 前記フレキシブル両面プリント回路板の端部が前記誘電
体フィルムとともに、前記第1面を内側にして巻き込ま
れてコンデンサが形成され、 前記巻き込まれた部分の前記第2面の導電層と前記第1
面に形成された前記極板とが電気的に接続されたことを
特徴とするコンデンサを備えたフレキシブル両面プリン
ト回路板。 - 【請求項4】 可撓性を有し、かつ所定の誘電率を備え
る絶縁フィルムを挟んで第1面と第2面の両面に導電層
が形成されたフレキシブル両面プリント回路板上にコン
デンサを形成させる方法であって、 前記フレキシブル両面プリント回路板上の前記第1面
に、極板を、前記第1面の前記導電層と非接続に形成
し、 前記フレキシブル両面プリント回路板上の第1面の前記
導電層を誘電体フィルムで覆い、 前記フレキシブル両面プリント回路板の端部を前記誘電
体フィルムとともに、前記第1面を内側にして巻き込
み、 前記巻き込まれた部分の前記第2面の導電層と前記第1
面に形成された前記極板とを電気的に接続することを特
徴とするフレキシブル両面プリント回路板のコンデンサ
の形成方法。 - 【請求項5】 可撓性を有する絶縁フィルムを挟んで第
1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル
両面プリント回路板の前記第1面の導電層に電極パター
ンが形成され、 前記フレキシブル両面プリント回路板の端部が細長く延
伸され、 前記端部が捻られて前記第1面と前記第2面が反転さ
れ、 且つ前記端部が前記第2面を内側にして折り曲げられ、 さらに前記折り曲げられた端部の前記第2面の導電層が
前記第1面の前記電極パターンに電気的に接続された構
成としたことを特徴とするフレキシブル両面プリント回
路板。 - 【請求項6】 可撓性を有する絶縁フィルムを挟んで第
1面と第2面の両面に導電層が形成されたフレキシブル
両面プリント回路板の前記第1面の導電層と前記第2面
の導電層とを電気的に接続する方法であって、 前記フレキシブル両面プリント回路板の、細長く延伸さ
れた端部を捻って前記第1面と前記第2面を反転させ、 ついで前記端部を前記第2面を内側にして折り曲げ、 さらに前記第2面の導電層を前記第1面の導電層に電気
的に接続させることを特徴とするフレキシブル両面プリ
ント回路板の接続方法。
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|---|---|---|---|
| JP24891398A JP4078723B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | コンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板及びコンデンサの形成方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP24891398A JP4078723B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | コンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板及びコンデンサの形成方法。 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000077796A true JP2000077796A (ja) | 2000-03-14 |
| JP4078723B2 JP4078723B2 (ja) | 2008-04-23 |
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ID=17185294
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| JP24891398A Expired - Fee Related JP4078723B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | コンデンサを備えたフレキシブル両面プリント回路板及びコンデンサの形成方法。 |
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|---|---|
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006033346A3 (ja) * | 2004-09-21 | 2006-05-11 | Ibiden Co Ltd | フレキシブルプリント配線板 |
| WO2014203633A1 (ja) * | 2013-06-17 | 2014-12-24 | 株式会社村田製作所 | フレキシブルケーブル及び電子機器 |
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-
1998
- 1998-09-03 JP JP24891398A patent/JP4078723B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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