JP2000077963A - 増幅器 - Google Patents

増幅器

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JP2000077963A
JP2000077963A JP11109108A JP10910899A JP2000077963A JP 2000077963 A JP2000077963 A JP 2000077963A JP 11109108 A JP11109108 A JP 11109108A JP 10910899 A JP10910899 A JP 10910899A JP 2000077963 A JP2000077963 A JP 2000077963A
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resistors
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正彦 稲森
Kaname Motoyoshi
要 本吉
Katsuji Tara
勝司 多良
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末送信部の高周波部において1つの制
御電圧に対する利得制御を70dB以上の広範囲にわた
って直線的(フラットネス±1dB)に行う。 【解決手段】 信号入力部34と信号出力部35を、少
なくとも2個以上の直列の可変抵抗51,52よりなる
信号ライン51で接続し、信号入力部34および信号出
力部35と接地ライン57との間の各々に並列の可変抵
抗53,54を接続し、可変抵抗51,52,53,5
4に利得制御ライン56を接続し、可変抵抗51,5
2,53,54の各々に基準電圧印加部23,27,3
1,33を接続し、可変抵抗51,52,53,54の
各々に利得制御ライン56を介して利得制御電圧印加部
19を接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波信号を増幅
し、かつ制御電圧により利得を変化させることができる
増幅器に関するものであり、特に移動体通信端末の送信
部の高周波部に用いられる集積回路化された半導体装置
としての増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、移動体通信分野ではアクセス手段
としてCDMA方式が世界標準の一つになりつつある。
このような通信方式では、携帯端末と基地局との距離の
減少に伴って隣接チャンネルへの漏洩電力が増大するこ
とにより、符号誤り率が増大して通話品質が低下すると
いう遠近問題が大きな問題となっている。
【0003】このような問題を克服するためには、携帯
端末と基地局との距離に対応した出力信号調整が必要で
ある。具体的には、基地局のもつセル範囲の大きさか
ら、携帯端末送信部において利得制御幅70dB以上の
広範囲にわたる利得制御が必要である。しかも、CDM
A方式の特徴として、ある一定の基地局からの距離にお
いて極めて高精度な利得制御を行う。よって、フラット
ネス±1dBのリニアリティに優れた利得制御が必須で
ある。
【0004】また、携帯端末送信部において利得の減衰
を行うと雑音指数が劣化するため、キャリア信号のレベ
ルの低い500MHz程度以下の中間周波数部で70d
B以上の広範囲にわたって利得の減衰を行った場合、キ
ャリア信号のレベルとそれ以外の雑音信号のレベルとの
識別が困難になり、通話品質が低下する。そこでこのよ
うな問題を解決するためにも、キャリア信号レベルとそ
れ以外の雑音信号レベルとの識別が容易にできるような
キャリア信号レベルの高い500MHz程度以上の高周
波部で利得制御を行うことが必要である。
【0005】上述した利得制御幅70dB以上、フラッ
トネス±1dBの広範囲で直線性に優れた利得制御を携
帯端末送信部において行うために、従来は、高周波部に
て大きく利得が変化するポイントを用いてステップ制御
する実装済みの第1の半導体装置と、中間周波数部にて
線形に利得が変化する範囲を用いて連続制御する実装済
みの第2の半導体装置との2種類の利得制御を行う半導
体装置を別個に生産し、外部回路で接続して組み合わせ
ていた。携帯端末では、このような利得制御をマイコン
・ロジックを内蔵した別個の半導体装置で行っていた。
【0006】2種類の利得制御を行うのは、例えば利得
制御幅70dB以上、フラットネス±1dBというよう
に、広範囲で良好な線形性をもった利得制御を高周波部
を構成する1つの半導体装置で行うことが困難であった
ためである。
【0007】以下、従来の移動体通信端末送信部におい
て、利得制御を行う代表的な半導体装置としての増幅器
について説明する。
【0008】図19は、従来の移動体通信端末送信部の
高周波部において、ステップ的に利得制御を行う増幅器
(半導体装置)の構成を示す回路図である。このような
増幅器により、大きく利得が変化するポイントを用いて
利得のステップ制御を行っている。
【0009】この増幅器は、図19に示すように、信号
入力部である入力端子14と信号出力部である出力端子
15とを接続する直列(シリーズ)の可変抵抗71より
なる信号ライン74を有し、入力端子14および出力端
子15と接地ライン76との間の各々に並列(シャン
ト)の可変抵抗72,73が接続されている。接地ライ
ン76は基本電位部であるグラウンドGNDに接続され
ている。利得制御ライン75は、可変抵抗71,72,
73に接続されている。この増幅器では、利得制御電圧
印加部となる利得制御電圧印加端子4が可変抵抗71,
72,73の各々に利得制御ライン75を介して接続さ
れている。
【0010】上記の可変抵抗71,72,73は、それ
ぞれ電界効果トランジスタ6,1,9のゲートに抵抗
7,5,13を接続したものからなる。可変抵抗71を
構成する電界効果トランジスタ6のドレインが入力端子
14に接続され、ソースが出力端子15に接続されてい
る。また、可変抵抗72を構成する電界効果トランジス
タ1のドレインがコンデンサ2を介して入力端子14に
接続され、ソースがコンデンサ3および接地ライン76
を介してグラウンドGNDに接続されている。また、可
変抵抗73を構成する電界効果トランジスタ9のドレイ
ンがコンデンサ10を介して出力端子15に接続され、
ソースがコンデンサ11および接地ライン76を介して
グラウンドGNDに接続されている。
【0011】さらに、可変抵抗71を構成する電界効果
トランジスタ6のゲートが抵抗7および利得制御ライン
75を介して利得制御電圧印加端子4に接続され、可変
抵抗72を構成する電界効果トランジスタ1のソースが
利得制御ライン75を介して利得制御電圧印加端子4に
接続され、可変抵抗73を構成する電界効果トランジス
タ9のソースが利得制御ライン75を介して利得制御電
圧印加端子4に接続されている。また、可変抵抗71を
構成する電界効果トランジスタ6のソースにはリチウム
電池等から与えられる電源電圧VDD(3V程度で、電
池電圧そのもの)が印加され、可変抵抗72,73をそ
れぞれ構成する電界効果トランジスタ1,9のゲートに
は抵抗5,13を介してGND電位が与えられている。
【0012】ここで、各コンデンサ2,3,10,11
は直流電圧の印加を阻止し、各抵抗7,5,14は高周
波信号の侵入を阻止する役割をそれぞれ果たしている。
【0013】なお、この増幅器では、利得の調整を減衰
量の調整の形態で行っており、利得を上げるための本来
の増幅機能部については図示を省略している。図19の
回路のみについて言えば減衰器として機能することにな
る。
【0014】図20は図19の増幅器において、各電界
効果トランジスタ6,1,9のしきい値電圧Vthが−
1.0Vである場合の利得制御の様子を示した特性図で
ある。図20(a)は直列の可変抵抗71を構成する電
界効果トランジスタ(SeriesFET)6の利得制
御電圧Vc−利得(減衰量)特性を示している。また、
図20(b)は並列の可変抵抗72,73を構成する電
界効果トランジスタ(ShuntFET)1,9の利得
制御電圧Vc−利得(減衰量)特性を示し、実線は2個
分の特性であり、破線は1個分の特性である。図20
(c)は図20(a),(b)の特性を合成した図19
の増幅器の利得制御電圧Vc−利得(減衰量)特性を示
している。
【0015】上記のように、各電界効果トランジスタ
6,1,9のしきい値電圧Vthが−1.0Vである場
合、並列の可変抵抗72,73の電界効果トランジスタ
1,9については、利得制御電圧Vcが0.7V〜1.
0Vの範囲で利得制御電圧Vcの変化に比例して46d
B/Vの勾配で14dBの範囲で利得(減衰量)が変化
し、直列の可変抵抗71の電界効果トランジスタ6につ
いては、利得制御電圧Vcが2.0V〜2.3Vの範囲
で利得制御電圧Vcの変化に比例して50dB/Vの勾
配で15dBの範囲で利得(減衰量)が変化し、利得制
御電圧Vcが1.0V〜2.0Vの範囲では、利得制御
が行われず、利得制御電圧Vcの変化にかかわらず利得
(減衰量)は一定値を維持する。つまり、利得制御を行
わない利得制御電圧区間ΔVが1.0Vと大きいものと
なる。
【0016】図21は図19の増幅器において、各電界
効果トランジスタ6,1,9のしきい値電圧Vthが−
2.0Vである場合の利得制御の様子を示した特性図で
ある。図21(a)は直列の可変抵抗71を構成する電
界効果トランジスタ(SeriesFET)6の利得制
御電圧Vc−利得(減衰量)特性を示している。また、
図21(b)は並列の可変抵抗72,73を構成する電
界効果トランジスタ(ShuntFET)1,9の利得
制御電圧Vc−利得(減衰量)特性を示し、実線は2個
分の特性であり、破線は1個分の特性である。図21
(a),(b)は図20(a),(b)と同じである。
図21(c)は図21(a),(b)の特性を合成した
図19の増幅器の利得制御電圧Vc−利得(減衰量)特
性を示している。
【0017】上記のように、各電界効果トランジスタ
6,1,9のしきい値電圧Vthが−2.0Vである場
合、直列の可変抵抗71の電界効果トランジスタ6につ
いては、利得制御電圧Vcが1.0V〜1.3Vの範囲
で利得制御電圧Vcの変化に比例して50dB/Vの勾
配で15dBの範囲で利得(減衰量)が変化し、並列の
可変抵抗72,73の電界効果トランジスタ1,9につ
いては、利得制御電圧Vcが1.7V〜2.0Vの範囲
で利得制御電圧Vcの変化に比例して46dB/Vの勾
配で14dBの範囲で利得(減衰量)が変化し、利得制
御電圧Vcが1.3V〜1.7Vの範囲では、利得制御
が行われず、利得制御電圧Vcの変化にかかわらず利得
(減衰量)は一定値を維持する。つまり、利得制御を行
わない利得制御電圧区間ΔVが0.4Vと大きいものと
なる。
【0018】上記のような特性を有する増幅器は、ステ
ップ制御を行う場合、利得制御電圧Vcを段階的に切り
替えて、利得(減衰量)を一定ずつ段階的に切り替え、
中間周波における連続利得制御と組み合わせて、例えば
利得制御幅70dB以上の広範囲にわたってリニア(±
1dB以下)な利得制御を実現するようにしている。
【0019】図22は高周波部で利得制御を行う上記の
ような増幅器のステップ制御特性図の一例を示すもので
ある。通常、利得のステップ数は2〜10ステップ程度
に設定され、図22では30dBの利得制御幅が15d
B毎に利得の低い順からLow,Middle,Hig
hの各モードとして3ステップに設定されている。記号
CL,VCM,VCHは各モードに対応した利得制御電圧で
あり、記号POUT は出力信号の大きさを示している。な
お、図20,図21では、利得制御幅が29dBであっ
たが、計算を簡単化するために、30dBに切り上げて
図示している。
【0020】一方、図19に示したようなステップ的な
利得制御を行う増幅器(高周波増幅器)と組み合わせて
用いられ、中間周波数部で利得制御を連続的に行う増幅
器(中間周波増幅器)としては、具体的な回路図の図示
は省くが、シリコンのバイポーラ・トランジスタを用い
たものが主流である。
【0021】バイポーラ・トランジスタを用いて利得制
御を行う増幅器では、その回路構成の特徴から小信号レ
ベルにおいては比較的、広範囲でかつ直線性に優れた利
得制御を行うことが可能である。そのため、中間周波数
部で利得制御を行う増幅器では利得が直線的に変化する
のを用いて連続制御を行うようにしている。
【0022】図23は中間周波数部で利得制御を行う増
幅器の連続制御特性図である。図23に示すように、小
信号レベルにおいては、利得制御幅40dB、フラット
ネス±1dBと、比較的広範囲でかつ直線性に優れた利
得制御が可能であり、高周波部でのステップ制御の各モ
ードに対して、中間周波部で連続制御を行う。記号V
CFINE は各モードにおける微調利得制御電圧であり、記
号POUT は出力信号の大きさを示している。
【0023】さらに、図24はステップ制御と連続制御
を組み合わせた移動体通信端末送信部の利得制御特性図
である。図22のステップ制御の各モードと図23の連
続制御をそれぞれ組み合わせることにより、移動体通信
端末送信部において利得制御幅70dB以上、フラット
ネス±1dBの広範囲でかつ直線性の優れた利得制御が
可能となる。
【0024】以上に説明したように、従来では移動体通
信端末送信部において、利得制御幅70dB以上、フラ
ットネス±1dBの広範囲でかつ直線性の優れた利得制
御を行うために、高周波部でステップ制御するものと中
間周波数部で連続制御するものを別個に生産し、それぞ
れの半導体チップを実装した2種類の増幅器(半導体装
置)を外部回路で接続して組み合わせていた。
【0025】そして、その理由は、上記従来の構成で
は、入力端子14と出力端子15との間に電界効果トラ
ンジスタ6による直列の可変抵抗71が一段のみ接続さ
れており、制御電圧に対する利得制御量の直線的な部分
は15〜18dB程度と広範囲にはとれず、利得制御幅
も30dB程度と狭いため、移動体通信端末送信部の高
周波部のみで利得制御幅70dB以上、フラットネス±
1dBの広範囲でかつ直線性に優れた利得制御を1つの
増幅器で行うことが困難であるからである。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように別個の利得制御を2種類の別個の増幅器(半導体
装置)を行う場合に、以下に述べるような問題があっ
た。
【0027】第1の問題は、高周波部での利得制御を行
う増幅器をステップ制御に用いると、直列の可変抵抗7
1が直線利得制御動作を行う利得制御電圧範囲と、並列
の可変抵抗72,73が直線利得制御動作を行う利得制
御電圧範囲との間に、利得制御を行えない非利得制御電
圧区間ΔVが存在するため、利得制御電圧Vcをステッ
プ状に切り替えることで、利得(減衰量)をステップ状
に切り替える場合において、利得制御電圧Vcを利得
(減衰量)に対応して精度良く切り替えても高精度な利
得制御を行うことが困難であった。言い換えると、利得
(減衰量)を精度良く切り替えるには、利得制御電圧V
cの選択が複雑になるという問題があった。
【0028】第2の問題は、別個の利得制御(ステップ
制御、連続制御)を併用すると、つまり、別個の利得制
御(ステップ制御、連続制御)を2種類の別個の増幅器
(半導体装置)で行うと、図24の利得制御特性図から
も分かるようにステップ制御の各モードの切り替え時に
おいて、連続制御も同時に利得制御電圧Vcの設定を変
更するため、モードの切り替えの前後で利得に差違が生
じてしまい、所望のフラットネス特性を実現できず、利
得制御の高精度化が困難になってしまう。また、マイコ
ン・ロジック部での制御電圧の設定が2種類必要で複雑
となる。さらに、移動体通信端末で回路構成が複雑にな
りスペースが大きくなってしまうという課題があった。
【0029】本発明の第1の目的は、ステップ制御を行
う場合に高精度な利得制御を行うことができ、または制
御電圧の選択が容易な増幅器を提供することである。
【0030】本発明の第2の目的は、1つの制御電圧に
対する利得制御を広範囲にわたって直線的に行うことが
できる増幅器を提供することである。
【0031】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに、本発明の増幅器は、信号入力部と信号出力部とを
接続する例えば電界効果トランジスタによる直列の可変
抵抗よりなる信号ラインと、信号入力部および信号出力
部と接地ラインとの間の各々に接続された並列の可変抵
抗と、可変抵抗の各々に接続された利得制御ラインと、
可変抵抗の各々に接続された基準電圧印加部と、可変抵
抗の各々に利得制御ラインを介して接続された利得制御
電圧印加部とを備えている。
【0032】この構成によると、各可変抵抗に与える基
準電圧を適正に設定することにより、直列の可変抵抗と
並列の可変抵抗と共通の利得制御電圧を与えて、利得制
御を行う場合に、直列の可変抵抗が直線利得制御動作を
行う利得制御電圧範囲と、並列の可変抵抗が直線利得制
御動作を行う利得制御電圧範囲との間における利得制御
を行えない利得制御電圧区間を小さくすることが可能と
なり、ステップ制御を行う場合に高精度な利得制御を行
うことができ、または制御電圧の選択が容易となる。
【0033】上記の直列の可変抵抗および並列の可変抵
抗を構成する電界効果トランジスタをすべてシングルゲ
ート型とした場合には、直列の可変抵抗および並列の可
変抵抗を構成する電界効果トランジスタのゲート幅を等
しく設定することで、直列の可変抵抗および並列の可変
抵抗の利得制御特性を同一にすることができる。
【0034】また、直列の可変抵抗を構成する電界効果
トランジスタをマルチゲート型とすれば、利得制御幅を
増大させることができるとともに、低歪み化を図ること
ができる。
【0035】また、直列の可変抵抗が直線利得制御動作
を行う利得制御電圧範囲と並列の可変抵抗が直線利得制
御動作を行う利得制御電圧範囲との間における利得制御
を行えない利得制御電圧区間を0.15V未満にすれ
ば、ステップ制御を行う場合に高精度な利得制御を行う
ことができ、または制御電圧の選択が容易となる。
【0036】また、並列の可変抵抗に対する基準電圧印
加部に印加される電圧値が、可変抵抗が直線利得制御動
作を行う利得制御電圧範囲に並列の可変抵抗が直線利得
制御動作を行う利得制御電圧範囲がスムーズに連続する
ように設定することで、ステップ制御を行う場合に高精
度な利得制御を行うことができ、または制御電圧の選択
が容易となる。
【0037】また、並列の可変抵抗の各々の電界効果ト
ランジスタのゲートに抵抗を介して共通の基準電圧が印
加されるようにしてもよく、この場合に基準電圧源の個
数を削減できる。
【0038】第2の目的を達成するために、本発明の増
幅器は、上記の増幅器の構成において、信号入力部と信
号出力部とを接続する、例えば電界効果トランジスタに
よる直列の可変抵抗を、少なくとも2個以上の多段構成
にしたものである。複数の直列の可変抵抗を構成する各
電界効果トランジスタの間にコンデンサを挿入する場合
もある。
【0039】この構成によると、多段接続した少なくと
も2個以上の電界効果トランジスタによる直列の可変抵
抗の動作を、直線利得制御動作範囲分だけシフトし直列
の可変抵抗の線形動作範囲をそれぞれ足しあわせ、各モ
ードの切り替えを一つの利得制御電圧のみで行うため、
利得の差違をなくし制御電圧に対するリニアな利得制御
動作を極めて高精度に行うことが可能である。
【0040】多段に直列接続した少なくとも2個以上の
電界効果トランジスタによる直列の可変抵抗の利得制御
動作を、直線利得制御動作範囲分だけシフトする構成と
して、直列接続した少なくとも2個以上の電界効果トラ
ンジスタの各ソースに異なった基準電圧を印加する構成
がある。このような構成では、一つの利得制御電圧で利
得制御を行うため、極めて高精度な利得制御が可能であ
る。また、利得制御動作電圧の設定を自由に変えること
が可能である。
【0041】もう一つの構成として直列接続した少なく
とも2個以上の電界効果トランジスタの各ゲートに異な
った電圧を印加する構成がある。このような構成では、
直列の可変抵抗のための少なくとも2個以上の電界効果
トランジスタの各ソース電極に同じ基準電圧を印加して
いるため、基準電圧の変動に対しても精度良く直線的な
利得制御が可能である。また、利得制御動作電圧の設定
を自由に変えることが可能である。
【0042】さらにその他の構成として、直列接続した
少なくとも2個以上の電界効果トランジスタに異なった
しきい値電圧を有する電界効果トランジスタを採用する
構成がある。このような構成では、一つの利得制御電圧
で利得制御を行うため、極めて高精度な利得制御が可能
である。また、直列の可変抵抗のための少なくとも2個
以上の電界効果トランジスタの各ソース電極に同じ基準
電圧を印加しているため基準電圧の変動に対しても精度
良く直線的な利得制御が可能である。さらに、電圧印加
を削減することができるため、回路構成の簡略化が可能
となる。
【0043】上記の直列の可変抵抗および並列の可変抵
抗を構成する電界効果トランジスタをすべてシングルゲ
ート型とした場合には、直列の可変抵抗および並列の可
変抵抗を構成する電界効果トランジスタのゲート幅を等
しく設定することで、直列の可変抵抗および並列の可変
抵抗の利得制御特性を同一にすることができる。
【0044】また、直列の可変抵抗を構成する電界効果
トランジスタをマルチゲート型とすれば、利得制御幅を
増大させることができるとともに、低歪み化を図ること
ができる。
【0045】また、並列の可変抵抗の各々の電界効果ト
ランジスタのゲートに抵抗を介して共通の基準電圧が印
加されるようにしてもよく、この場合に基準電圧源の個
数を削減できる。
【0046】また、出力側の直列の可変抵抗に対応した
基準電圧印加部に印加される電圧よりも、入力側の直列
の可変抵抗に対応した基準電圧印加部に印加される電圧
の方が出力側の直列の可変抵抗を、直線利得制御動作を
行う利得制御電圧範囲に相当する値だけ高く設定し、も
しくは並列の可変抵抗に対する基準電圧印加部に印加さ
れる電圧値を、直列の可変抵抗が直線利得制御動作を行
う利得制御電圧範囲に並列の可変抵抗が直線利得制御動
作を行う利得制御電圧範囲がスムーズに連続するように
設定することで、連続制御を行う場合に高精度な利得制
御を行うことができる。
【0047】また、出力側の直列の可変抵抗に対応した
基準電圧印加部に印加される電圧よりも、入力側の直列
の可変抵抗に対応した基準電圧印加部に印加される電圧
の方を高く設定することにより、入力側の直列の可変抵
抗と出力側の直列の可変抵抗と並列の可変抵抗の歪み特
性の各劣化ポイントを分散させることができ、劣化した
歪み電力の重畳をなくすことができ、並列の可変抵抗と
の動作の併用で歪み特性の劣化を阻止することができ
る。
【0048】以上、これらの構成により課題解決の手段
とした。
【0049】上記第1番目の構成によって、直列の可変
抵抗と並列の可変抵抗とに各々適切な基準電圧を与える
ことにより、各可変抵抗が直線利得制御動作を行う利得
制御電圧範囲の間における利得制御を行えない利得制御
電圧区間を小さく、あるいはなくすことができるように
なる。
【0050】上記の第2番目の構成によって直列に多段
接続した少なくとも2個以上の電界効果トランジスタで
構成される可変抵抗により、信号入力部と信号出力部と
の間の直列抵抗分が増大し、かつ多段接続した少なくと
も2個以上の電界効果トランジスタによる直列の可変抵
抗の動作を直線利得制御動作範囲分だけシフトし、直列
の可変抵抗の線形動作範囲をそれぞれ足しあわせること
により制御電圧に対するリニアな利得制御範囲を拡大す
ることが可能である。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照しながら説明する。
【0052】図1は本発明の第1の実施の形態における
増幅器(半導体集積回路装置)の構成を示す概略ブロッ
ク図であり、図2は本発明の第1の実施の形態における
増幅器の具体的な構成を示す回路図である。この増幅器
は、1個の半導体基板(GaAs)に集積したものであ
り、移動体通信端末送信部の高周波部において、ステッ
プ的に利得制御を行う。なお、このような構成はシリコ
ン基板でも集積が可能であり、特にシリコンで構成した
場合マイコン・ロジックも同時に集積が可能である。
【0053】このような増幅器により、大きく利得が変
化するポイントを用いて利得のステップ制御を行い、中
間周波部における連続的(直線的)な利得制御を行う増
幅器と組み合わせて用いることで、70dB以上の広範
囲にわたる利得制御を実現するものである。
【0054】この増幅器は、図1および図2に示すよう
に、信号入力部である入力端子14と信号出力部である
出力端子15とを接続する直列の可変抵抗71よりなる
信号ライン74を有し、入力端子14および出力端子1
5と接地ライン76との間の各々に並列の可変抵抗7
2,73が接続されている。接地ライン76は基本電位
部であるグラウンドGNDに接続されている。利得制御
ライン75は、可変抵抗71,72,73に接続されて
いる。この増幅器では、基準電圧印加部となる基準電圧
印加端子8,12A,12Bが可変抵抗71,72,7
3の各々に接続され、基準電圧印加端子8,12A,1
2Bの各々に基準電圧Vref11,Vref12,V
ref13が与えられる。また、利得制御電圧印加部と
なる利得制御電圧印加端子4が可変抵抗71,72,7
3の各々に利得制御ライン75を介して接続されてい
る。なお、並列の可変抵抗72,73に対しては、共通
の基準電圧を与える構成であってもよい。この点は、以
下の各実施の形態でも同様である。
【0055】上記の可変抵抗71,72,73は、それ
ぞれ電界効果トランジスタ6,1,9のゲートに抵抗
7,5,13を接続したものからなる。直列の可変抵抗
71を構成する電界効果トランジスタ6のドレインが入
力端子14に接続され、ソースが出力端子15に接続さ
れている。また、入力側の並列の可変抵抗72を構成す
る電界効果トランジスタ1のドレインがコンデンサ2を
介して入力端子14に接続され、ソースがコンデンサ3
および接地ライン76を介してグラウンドGNDに接続
されている。また、出力側の並列の可変抵抗73を構成
する電界効果トランジスタ9のドレインがコンデンサ1
0を介して出力端子15に接続され、ソースがコンデン
サ11および接地ライン76を介してグラウンドGND
に接続されている。
【0056】さらに、可変抵抗71を構成する電界効果
トランジスタ6のゲートが抵抗7および利得制御ライン
75を介して利得制御電圧印加端子4に接続され、可変
抵抗72を構成する電界効果トランジスタ1のソースが
利得制御ライン75を介して利得制御電圧印加端子4に
接続され、可変抵抗73を構成する電界効果トランジス
タ9のソースが利得制御ライン75を介して利得制御電
圧印加端子4に接続されている。
【0057】また、可変抵抗71を構成する電界効果ト
ランジスタ6のソースには基準電圧印加端子8から基準
電圧Vref11が印加され、可変抵抗72,73をそ
れぞれ構成する電界効果トランジスタ1,9のゲートに
は基準電圧印加端子12A,12Bから、それぞれ抵抗
5,13を介して基準電圧Vref12,Vref13
が印加されている。
【0058】ここで、各コンデンサ2,3,10,11
は直流電圧の印加を阻止し、各抵抗7,5,13は高周
波信号の侵入を阻止する役割をそれぞれ果たしている。
【0059】上記の抵抗7,5,13は高周波信号の侵
入を阻止するために、例えば以下のように下限値と上限
値が設定される。まず、下限値は1kΩである。その設
定理由は、アイソレーションとして20dB以上ないと
高周波信号が侵入し、ロスが増大するなど、制御特性に
影響するからであり、上記の値に設定するとアイソレー
ションとして20dB以上が得られる。
【0060】また、上限値は100kΩである。その設
定理由は、電界効果トランジスタのゲート・リーク電流
が例えば1μA流れた場合に、電界効果トランジスタの
ゲートに挿入される抵抗の抵抗値を100kΩとした場
合に、その抵抗の電圧降下V DROPが VDROP=1×10-6×100×103 =0.1(V) となり、抵抗値が100kΩを超えると、制御電圧のず
れが0.1Vを超え、利得制御特性に無視できない影響
を及ぼすことになるからである。
【0061】なお、この増幅器では、利得の調整を減衰
量の調整の形態で行っており、利得を上げるための本来
の増幅機能部については図示を省略している。図2の回
路のみについて言えば減衰器として機能することにな
る。この点は、以下の各実施の形態でも同様である。
【0062】図3は図2の増幅器において、各電界効果
トランジスタ6,1,9のしきい値電圧Vthが−0.
7Vである場合において、Vref11を1.8Vに設
定し、Vref12,Vref13をともに1.0Vに
設定した場合の利得制御の様子を示した特性図である。
図3(a)は直列の可変抵抗71を構成する電界効果ト
ランジスタ(SeriesFET)6の利得制御電圧V
c−利得(減衰量)特性を示している。また、図3
(b)は並列の可変抵抗72,73を構成する電界効果
トランジスタ(ShuntFET)1,9の利得制御電
圧Vc−利得(減衰量)特性を示し、実線は2個分の特
性であり、破線は1個分の特性である。図3(c)は図
3(a),(b)の特性を合成した図2の増幅器の利得
制御電圧Vc−利得(減衰量)特性を示している。
【0063】上記のように、各電界効果トランジスタ
6,1,9のしきい値電圧Vthが−0.7Vである場
合、直列の可変抵抗71の電界効果トランジスタ6につ
いては、利得制御電圧Vcが1.1V〜1.4Vの範囲
で利得制御電圧Vcの変化に比例して50dB/Vの勾
配で15dBの範囲で利得(減衰量)が変化し、並列の
可変抵抗72,73の電界効果トランジスタ1,9につ
いては、利得制御電圧Vcが1.4V〜1.7Vの範囲
で利得制御電圧Vcの変化に比例して46dB/Vの勾
配で14dBの範囲で利得(減衰量)が変化し、利得制
御を行わない利得制御電圧区間ΔVが0Vとなる。この
場合、利得制御幅は、直列の可変抵抗71で15dB、
並列の可変抵抗72,73で14dBとなるので、合わ
せて29dBとなる。
【0064】図4は図2に示したような移動体通信端末
送信部の高周波部で利得制御を行う第2の実施の形態の
増幅器の利得制御電圧Vcに対する利得制御の特性図で
ある。
【0065】以上のような構成の増幅器について、その
動作を説明する。携帯端末ではリチウム電池等により
3.0V程度までの電圧で駆動される。また、電界効果
トランジスタのしきい値電圧は可変抵抗が利得制御動作
を開始するバイアスを示すものであり、直列の可変抵抗
71および並列の可変抵抗72,73のための電界効果
トランジスタ6,1,9のしきい値電圧は全て等しいも
のを用いる。この例では、−0.7Vとしている。直列
の可変抵抗71の基準電圧印加端子8と並列の可変抵抗
72,73の基準電圧印加端子12A,12Bにそれぞ
れ上記したような基準電圧Vref11,Vref1
2,Vref13を印加しておく。
【0066】ここで、電界効果トランジスタにより形成
される可変抵抗は、ゲート・ソース間電圧VGSが電界
効果トランジスタのしきい値電圧Vthよりも小さくな
ったときに(VGS≦Vth)に完全にオフ状態にな
り、抵抗値は最大になる。また、各電界効果トランジス
タのゲート・ソース間電圧VGSはゲート電圧VGとソ
ース電圧VSの差(VG−VS)で表され、利得制御電
圧Vcと基準電圧Vref11,Vref12,Vre
f13との組合せで抵抗値が変化することになる。その
ため、基準電圧Vref11,Vref12,Vref
13の設定値を変えれば、可変抵抗における利得制御で
きる利得制御電圧Vcの範囲を制御することが可能とな
る。
【0067】そこで、直列の可変抵抗71の基準電圧V
ref11と並列の可変抵抗72,73の基準電圧Vr
ef12,Vref13をそれぞれ適切に設定すること
により、直列の可変抵抗72の利得制御動作範囲と並列
の可変抵抗72,73の利得制御動作範囲との間におい
て、利得制御を行えない利得制御電圧区間ΔVを0.1
5V未満の小さい値にすることができる。利得制御電圧
Vcに対して、直列の可変抵抗71と並列の可変抵抗7
2,73が各々分担する利得制御範囲は、図3では直列
の可変抵抗71が低電圧側で並列の可変抵抗72,73
が高電圧側であったが、逆であってもよい。
【0068】ここで、利得制御電圧区間ΔVが0.15
V以上であると、不都合がある理由について説明する。
通常、5段階程度のステップ制御が多く用いられ、1ス
テップあたり、7〜8dBずつ制御し、勾配が約50d
B/Vであることから、制御電圧は0.15Vステップ
に設定される。そこで、利得制御を行えない利得制御電
圧区間ΔVが0.15V以上あると、制御電圧を変化さ
せても、利得が変化しないポイントが生じるため、高精
度に利得制御できないのである。
【0069】なお、利得制御を行えない利得制御電圧区
間ΔVの下限値は0Vである。なお、各制御特性が重な
っても基本的には問題はない。ただし、重なった部分は
勾配がそれだけ急になるので、上記のような5ステップ
の制御を行う場合、制御電圧の設定を変更する必要があ
る。
【0070】以上のように、利得制御を行えない利得制
御電圧区間ΔVを0.15V未満の小さい値にしたこと
により、直列の可変抵抗71の利得制御範囲と並列の可
変抵抗72,73の利得制御範囲をスムーズに連続する
ように接続することができ、ステップ制御において、高
精度な利得制御が可能であり、もしくは利得制御電圧V
cの選択が容易となる。
【0071】利得制御電圧印加端子4に利得制御電圧V
cとして0〜1.1Vの電圧を印加した場合(図4:利
得制御電圧範囲(a))においては、直列の可変抵抗7
1の抵抗値RON(T−FET)は最大値、並列の可変抵
抗72,73の抵抗値RON(S−FET)は最小値を示
すため、入力端子14から入力された信号は減衰し利得
の増大はなく、出力端子15からの出力信号の大きさP
OUT は最小となる。
【0072】利得制御電圧印加端子4に1.1Vを超え
て電圧を印加した場合(図4:利得制御電圧範囲
(b))においては、並列の可変抵抗72,73の抵抗
値RON(S−FET)は最小値を示したままで直列の可
変抵抗71の抵抗値RON(T−FET)は減少し始める
ため、出力信号の大きさPOUT は増大する。通常、電界
効果トランジスタによる可変抵抗が直線利得制御動作を
行う利得制御電圧範囲は0.2〜0.3V程度であり、
利得制御電圧印加端子4に1.4Vの電圧が印加される
まで、利得は直線的に15dB増大する。
【0073】利得制御電圧印加端子4に1.4Vの電圧
が印加されると(図4:利得制御電圧範囲(c))、減
少していた直列の可変抵抗71の抵抗値RON(T−FE
T)は最小値を示し、最小値を示していた並列の可変抵
抗72,73の抵抗値RON(S−FET)は増加し始め
るため、出力信号の大きさPOUT は増大する。利得制御
電圧印加端子4に1.7Vの電圧が印加されるまでは、
利得は利得制御電圧1.1〜1.4Vの範囲(b)とは
異なった感度で直線的に14(=2×7)dB増大す
る。
【0074】利得制御電圧印加端子4に1.7Vの電圧
を印加した場合(図4:利得制御電圧範囲(d))にお
いては、直列の可変抵抗71の抵抗値RON(T−FE
T)は最小値を示したままで並列の可変抵抗72,73
の抵抗値RON(S−FET)は最大値を示すため、出力
信号の大きさPOUT は最大となる。この時点でこの増幅
器の有する利得制御幅は29dBとなる。利得制御電圧
印加端子4に1.7V以上の電圧を印加しても直列の可
変抵抗71の抵抗値RON(T−FET)は最小値、並列
の可変抵抗72,73の抵抗値RON(S−FET)は最
大値を示すので、出力信号の大きさPOUT は最大のまま
である。
【0075】上記のような特性を有する増幅器は、ステ
ップ制御を行う場合、利得制御電圧Vcを段階的に切り
替えて、利得(減衰量)を一定ずつ段階的に切り替え、
中間周波における連続利得制御と組み合わせて利得制御
幅70dB以上の広範囲にわたってリニア(±1dB以
下)な利得制御を実現するようにしている。
【0076】この実施の形態によれば、直列の可変抵抗
71と並列の可変抵抗72,73とに各々適切な基準電
圧Vref11,Vref12,Vref13を与える
ことにより、各可変抵抗71,72,73が直線利得制
御動作を行う利得制御電圧範囲の間における利得制御を
行えない利得制御電圧区間を小さく、あるいはなくすこ
とができるようになるため、利得のステップ制御を行う
際に、利得制御を高精度に行うことが可能となる。
【0077】なお、上記実施の形態においては、各可変
抵抗を71,72,73を構成する電界効果トランジス
タ6,1,9がシングルゲート型であったが、そのゲー
ト幅Wgが同じもの(当然ゲート長も同じ)を用いるこ
とによって、可変抵抗71による利得制御特性と2個の
可変抵抗72,73による利得制御特性を合致させるこ
とができ、合成特性の直線性をさらに良好なものとする
ことが可能である。
【0078】以下、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0079】図5は本発明の第2の実施の形態における
増幅器の具体的な構成を示す回路図である。この増幅器
は、図2におけるシングルゲート型の電界効果トランジ
スタ6に代えて、マルチゲート(複数制御電極)型、こ
の例ではデュアルゲート型の電界効果トランジスタ6A
を用い、電界効果トランジスタ6Aの各ゲートを抵抗7
A,7Bと利得制御ライン75を介して利得制御電圧印
加端子4に接続したものであり、その他の構成は図2の
増幅器と同じである。
【0080】図6は図5の増幅器において、各電界効果
トランジスタ6A,1,9のしきい値電圧Vthが−
0.7Vである場合において、Vref11を1.8V
に設定し、Vref12,Vref13をともに1.0
Vに設定した場合の利得制御の様子を示した特性図であ
る。図6(a)は直列の可変抵抗71を構成する電界効
果トランジスタ(SeriesFET)6の利得制御電
圧Vc−利得(減衰量)特性を示している。また、図6
(b)は並列の可変抵抗72,73を構成する電界効果
トランジスタ(ShuntFET)1,9の利得制御電
圧Vc−利得(減衰量)特性を示し、実線は2個分の特
性であり、破線は1個分の特性である。図6(c)は図
6(a),(b)の特性を合成した図6の増幅器の利得
制御電圧Vc−利得(減衰量)特性を示している。
【0081】上記のように、各電界効果トランジスタ
6,1,9のしきい値電圧Vthが−0.7Vである場
合、直列の可変抵抗71の電界効果トランジスタ6につ
いては、利得制御電圧Vcが1.1V〜1.4Vの範囲
で利得制御電圧Vcの変化に比例して60dB/Vの勾
配で18dBの範囲で利得(減衰量)が変化し、並列の
可変抵抗72,73の電界効果トランジスタ1,9につ
いては、利得制御電圧Vcが1.4V〜1.7Vの範囲
で利得制御電圧Vcの変化に比例して46dB/Vの勾
配で14dBの範囲で利得(減衰量)が変化し、利得制
御を行わない利得制御電圧区間ΔVが0Vとなる。この
場合、利得制御幅は、直列の可変抵抗71で18dB、
並列の可変抵抗72,73で14dBとなるので、合わ
せて32dBとなる。
【0082】この実施の形態によれば、可変抵抗71を
構成する電界効果トランジスタ6Aとして、デュアルゲ
ート型のものを用いたので、利得制御幅が3dB程度拡
大し、歪み特性が3dBc程度の改善される。以上のよ
うに、可変抵抗71を構成する電界効果トランジスタ6
Aとして、マルチゲート型の電界効果トランジスタを用
いることによって、利得制御幅の拡大と低歪み化を図る
ことができる。その他の効果は、シングルゲート型の電
界効果トランジスタ6を用いた増幅器と同様である。
【0083】以下、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0084】図7は本発明の第3の実施の形態における
増幅器(半導体集積回路装置)の構成を示す概略ブロッ
ク図であり、図8は本発明の第3の実施の形態における
増幅器の具体的な構成を示す回路図である。この増幅器
は、1個の半導体基板(GaAs)に集積したものであ
る。なお、このような構成はシリコン基板でも集積が可
能であり、特にシリコンで構成した場合マイコン・ロジ
ックも同時に集積が可能である。
【0085】このような増幅器により、利得がリニアに
変化する領域を用いて利得の連続制御を行うことで、直
列の可変抵抗が1個の場合に比べて、広範囲にわたって
リニアリティに優れた利得制御を実現することができ
る。その結果、中間周波部における増幅器の利得制御と
組み合わせなくても単独で広範囲にわたってリニアリテ
ィに優れた利得制御を実現することが可能となる。直列
の可変抵抗の個数を多くすることにより、70dB以上
の広範囲にわたってリニアリティに優れた利得制御を実
現することも可能となる。
【0086】この増幅器は、図7および図8に示すよう
に、信号入力部である入力端子34と信号出力部である
出力端子35とを接続する少なくとも2個以上の直列の
可変抵抗51,52よりなる信号ライン55を有し、入
力端子34および出力端子35と接地ライン57との間
の各々に並列の可変抵抗53,54が接続されている。
接地ライン57は基本電位部であるグラウンドGNDに
接続されている。利得制御ライン56は、可変抵抗5
1,52,53,54に接続されている。この増幅器で
は、基準電圧印加部となる基準電圧印加端子23,2
7,31,33が可変抵抗51,52,53,54の各
々に接続され、基準電圧印加端子23,27,31,3
3の各々に基準電圧Vref1,Vref2,Vref
3,Vref4が与えられる。また、利得制御電圧印加
部となる利得制御電圧印加端子19が可変抵抗51,5
2,53,54の各々に利得制御ライン56を介して接
続されている。なお、並列の可変抵抗53,54に対し
ては、共通の基準電圧を与える構成であってもよい。こ
の点は、以下の各実施の形態でも同様である。
【0087】上記の可変抵抗51,52,53,54
は、それぞれ少なくとも電界効果トランジスタ21,2
5,16,28のゲートに抵抗22,26,20,32
を接続したものからなる。入力側の直列の可変抵抗51
を構成する電界効果トランジスタ21のドレインが入力
端子34に接続され、ソースがコンデンサ24の一端に
接続されている。出力側の直列の可変抵抗52を構成す
る電界効果トランジスタ25のドレインがコンデンサ2
4の他端に接続され、ソースが出力端子35に接続され
ている。また、入力側の並列の可変抵抗53を構成する
電界効果トランジスタ16のドレインがコンデンサ17
を介して入力端子34に接続され、ソースがコンデンサ
18および接地ライン57を介してグラウンドGNDに
接続されている。また、出力側の並列の可変抵抗54を
構成する電界効果トランジスタ28のドレインがコンデ
ンサ29を介して出力端子35に接続され、ソースがコ
ンデンサ30および接地ライン57を介してグラウンド
GNDに接続されている。
【0088】さらに、可変抵抗51を構成する電界効果
トランジスタ21のゲートが抵抗22および利得制御ラ
イン56を介して利得制御電圧印加端子19に接続さ
れ、可変抵抗52を構成する電界効果トランジスタ25
のゲートが抵抗26および利得制御ライン56を介して
利得制御電圧印加端子19に接続され、可変抵抗53を
構成する電界効果トランジスタ16のソースが利得制御
ライン56を介して利得制御電圧印加端子19に接続さ
れ、可変抵抗54を構成する電界効果トランジスタ28
のソースが利得制御ライン56を介して利得制御電圧印
加端子19に接続されている。
【0089】また、可変抵抗51,52をそれぞれ構成
する電界効果トランジスタ21,25のソースには基準
電圧印加端子23,27から基準電圧Vref1,Vr
ef2が印加され、可変抵抗53,54をそれぞれ構成
する電界効果トランジスタ16,28のゲートには基準
電圧印加端子31,33から、それぞれ抵抗20,32
を介して基準電圧Vref3,Vref4が印加されて
いる。
【0090】ここで、各コンデンサ17,18,24,
29,30は直流電圧の印加を阻止し、各抵抗20,2
2,26,32は高周波信号の侵入を阻止する役割をそ
れぞれ果たしている。
【0091】上記の抵抗20,22,26,32は高周
波信号の侵入を阻止するために、例えば以下のように下
限値と上限値が設定される。まず、下限値は1kΩであ
る。その設定理由は、アイソレーションとして20dB
以上ないと高周波信号が侵入し、ロスが増大するなど、
制御特性に影響するからであり、上記の値に設定すると
アイソレーションとして20dB以上が得られる。
【0092】また、上限値は100kΩである。その設
定理由は、電界効果トランジスタのゲート・リーク電流
が例えば1μA流れた場合に、電界効果トランジスタの
ゲートに挿入される抵抗の抵抗値を100kΩとした場
合に、その抵抗の電圧降下V DROPが VDROP=1×10-6×100×103 =0.1(V) となり、抵抗値が100kΩを超えると、制御電圧のず
れが0.1Vを超え、利得制御特性に無視できない影響
を及ぼすことになるからである。
【0093】なお、この増幅器では、利得の調整を減衰
量の調整の形態で行っており、利得を上げるための本来
の増幅機能部については図示を省略している。図8の回
路のみについて言えば減衰器として機能することにな
る。この点は以下の各実施の形態でも同様である。
【0094】図9は図8の増幅器において、各電界効果
トランジスタ21,25,16,28のしきい値電圧V
thが−0.7Vである場合において、Vref1を
1.9Vに設定し、Vref2を1.6Vに設定し、V
ref3,Vref4をともに1.1Vに設定した場合
の利得制御の様子を示した特性図である。図9(a)は
直列の可変抵抗52を構成する電界効果トランジスタ
(SeriesFET)25の利得制御電圧Vc1−利
得(減衰量)特性を示している。また、図9(b)は直
列の可変抵抗51を構成する電界効果トランジスタ(S
eriesFET)21の利得制御電圧Vc1−利得
(減衰量)特性を示している。また、図9(c)は並列
の可変抵抗53,54を構成する電界効果トランジスタ
(ShuntFET)16,28の利得制御電圧Vc1
−利得(減衰量)特性を示し、実線は2個分の特性であ
り、破線は1個分の特性である。図9(d)は図9
(a),(b),(c)の特性を合成した図8の増幅器
の利得制御電圧Vc1−利得(減衰量)特性を示してい
る。
【0095】上記のように、各電界効果トランジスタ2
1,25,16,28のしきい値電圧Vthが−0.7
Vである場合、直列の可変抵抗52の電界効果トランジ
スタ25については、利得制御電圧Vc1が0.9V〜
1.2Vの範囲で利得制御電圧Vc1の変化に比例して
50dB/Vの勾配で15dBの範囲で利得(減衰量)
が変化し、直列の可変抵抗51の電界効果トランジスタ
21については、利得制御電圧Vc1が1.2V〜1.
5Vの範囲で利得制御電圧Vc1の変化に比例して50
dB/Vの勾配で15dBの範囲で利得(減衰量)が変
化し、並列の可変抵抗53,54の電界効果トランジス
タ16,28については、利得制御電圧Vc1が1.5
V〜1.8Vの範囲で利得制御電圧Vc1の変化に46
dB/Vの勾配で14dBの範囲で比例して利得(減衰
量)が変化し、利得制御を行わない利得制御電圧区間は
実質的になくなっている。この場合、利得制御幅は、直
列の可変抵抗51で15dB、直列の可変抵抗52で1
5dB、並列の可変抵抗53,54で14dBとなるの
で、合わせて44dBとなり、直列の可変抵抗が1個の
場合に比べて広い可変幅の利得制御特性が得られ、直列
の可変抵抗の個数を増加させることにより、70dB以
上の範囲の利得制御を行うことも可能となる。
【0096】図10は図8に示したような移動体通信端
末送信部の高周波部で利得制御を行う第3の実施の形態
の増幅器の利得制御電圧Vc1に対する利得制御の特性
図である。
【0097】以上のような構成の増幅器について、その
動作を説明する。携帯端末ではリチウム電池等により
3.0V程度までの電圧で駆動される。また、電界効果
トランジスタのしきい値電圧は可変抵抗が利得制御動作
を開始するバイアスを示すものであり、直列の可変抵抗
51,52および並列の可変抵抗53,54のための電
界効果トランジスタのしきい値電圧は全て等しいものを
用いる。この例では、−0.7Vとしている。
【0098】直列の可変抵抗51,52の基準電圧印加
端子23,27にそれぞれ異なった基準電圧Vref
1,Vref2を印加し、また並列の可変抵抗53,5
4の基準電圧印加端子31,33に同一の基準電圧Vr
ef3,Vref4を印加しておく。直列の可変抵抗5
1,52の基準電圧印加端子23,27に印加する基準
電圧Vref1,Vref2は、入力側の基準電圧印加
端子23に印加する基準電圧Vref1の方が出力側の
基準電圧印加端子27に印加する基準電圧Vref2に
比べ、直線利得制御動作を行う利得制御電圧範囲(0.
2〜0.3V)相当だけ高いものとする。
【0099】上記の各基準電圧Vref1,Vref
2,Vref3,Vref4は、直列の可変抵抗51,
52,53,54による直線利得制御動作範囲が実質的
に連続していると見なせる状態に設定すればよい。以下
の実施の形態でも同様である。
【0100】ここで、電界効果トランジスタにより形成
される可変抵抗は、ゲート・ソース間電圧VGSが電界
効果トランジスタのしきい値電圧Vthよりも小さくな
ったときに(VGS≦Vth)に完全にオフ状態にな
り、抵抗値は最大になる。また、各電界効果トランジス
タのゲート・ソース間電圧VGSはゲート電圧VGとソ
ース電圧VSの差(VG−VS)で表され、利得制御電
圧Vc1と基準電圧Vref1,Vref2,Vref
3,Vref4との組合せで抵抗値が変化することにな
る。そのため、基準電圧Vref1,Vref2,Vr
ef3,Vref4の設定値を変えれば、可変抵抗にお
ける利得制御できる利得制御電圧Vc1の範囲を制御す
ることが可能となる。
【0101】そこで、直列の可変抵抗51,52の基準
電圧Vref1,Vref2と並列の可変抵抗53,5
4の基準電圧Vref3,Vref4をそれぞれ適切に
設定することにより、直列の可変抵抗51,52の各々
の利得制御動作範囲と並列の可変抵抗53,54の利得
制御動作範囲との間において、利得制御を行えない利得
制御電圧区間を0.15V未満の小さい値にすることが
できる。利得制御電圧Vc1に対して、直列の可変抵抗
51,52と並列の可変抵抗53,54が各々分担する
利得制御電圧Vc1の範囲は、図9では直列の可変抵抗
52が低電圧側で、直列の可変抵抗51が中間電圧側
で、並列の可変抵抗53,54が高電圧側であったが、
その順序は逆であってもよく、任意に設定することが可
能である。
【0102】ここで、利得制御電圧区間ΔVが0.15
V以上であると、不都合がある理由について説明する。
通常、5段階程度のステップ制御が多く用いられ、1ス
テップあたり、7〜8dBずつ制御し、勾配が約50d
B/Vであることから、制御電圧は0.15Vステップ
に設定される。そこで、利得制御を行えない利得制御電
圧区間ΔVが0.15V以上あると、制御電圧を変化さ
せても、利得が変化しないポイントが生じるため、高精
度に利得制御できないのである。
【0103】なお、利得制御を行えない利得制御電圧区
間ΔVの下限値は0Vである。なお、各制御特性が重な
っても基本的には問題はない。ただし、重なった部分は
勾配がそれだけ急になるので、上記のような5ステップ
の制御を行う場合、制御電圧の設定を変更する必要があ
る。
【0104】以上のように、利得の連続制御を行う場合
において、直列の可変抵抗51の基準電圧Vref1
と、直列の可変抵抗52の基準電圧Vref2と、並列
の可変抵抗53,54の基準電圧Vref3,Vref
4をそれぞれ適切に設定することにより、直列の可変抵
抗51,52と並列の可変抵抗53,54の利得制御動
作範囲をスムーズに連続するように接続し、一つの利得
制御電圧で広範囲にわたって直線的に優れた利得制御を
行うことが可能である。したがって、携帯端末の高周波
部において、一つの半導体装置で70dB以上の利得制
御をフラットネス±1dBの線形性で行うことも可能と
なる。その結果、利得制御の高精度化が容易で、かつ回
路構成の簡略化、省スペース化を達成することが可能と
なる。
【0105】ここで、電界効果トランジスタのしきい値
電圧Vthがすべて−0.7Vであるとすると、基準電
圧Vref1は1.9Vに設定され、基準電圧Vref
2は1.6Vに設定され、基準電圧Vref3,Vre
f4はともに1.1Vに設定される。
【0106】利得制御電圧印加端子19に0〜0.9V
の電圧を印加した場合(図10:利得制御電圧範囲
(a))には、直列の可変抵抗51,52の抵抗値RON
(T−FET21),RON(T−FET25)は最大
値、並列の可変抵抗53,54の抵抗値RON(S−FE
T16,28)は最小値を示すため、入力端子34から
入力された信号は減衰し利得の増大はなく、出力端子3
5で出力信号の大きさPOUTが最小となる。
【0107】利得制御電圧印加端子19に0.9Vを超
えて電圧を印加した場合(図10:利得制御電圧範囲
(b))には、並列の可変抵抗53,54の抵抗値RON
(S−FET16,28)は最小値を、入力側の直列の
可変抵抗51の抵抗値RON(T−FET21)は最大値
をそれぞれ示したままで出力側の直列の可変抵抗52の
抵抗値RON(T−FET25)は減少し始めるため、出
力信号の大きさPOUT は増大する。通常、電界効果トラ
ンジスタによる可変抵抗が直線利得制御動作を行う利得
制御電圧範囲は0.2〜0.3V程度であり、利得制御
電圧印加端子19に1.2Vの電圧が印加されるまで、
利得は直線的に15dB増大する。
【0108】利得制御電圧印加端子19に1.2Vの電
圧が印加されると(図10:利得制御電圧範囲
(c))、減少していた出力側の直列の可変抵抗52の
抵抗値RON(T−FET25)は最小値を示し、最大値
を示していた入力側の直列の可変抵抗51の抵抗値RON
(T−FET21)は減少し始めるため、感度を同様に
して出力信号の大きさPOUT は増大する。ここで、並列
の可変抵抗53,54の抵抗値RON(S−FET16,
28)は最小値をそれぞれ示したままである。
【0109】利得制御電圧印加端子19に1.5Vの電
圧が印加されると(図10:利得制御電圧範囲
(d))、減少していた入力側の直列の可変抵抗51の
抵抗値RON(T−FET21)は出力側の直列の可変抵
抗52の抵抗値RON(T−FET25)と同様に最小値
を示し、最小値を示していた並列の可変抵抗53,54
の抵抗値RON(S−FET16,28)は増加し始める
ため、出力信号の大きさPOUTは0.9〜1.5Vまで
の電圧範囲とは異なった感度で直線的に14dB増大す
る。
【0110】利得制御電圧印加端子19に1.8Vの電
圧を印加した場合(図10:利得制御電圧範囲(e))
には、直列の可変抵抗51,52の抵抗値RON(T−F
ET21),RON(T−FET25)は最小値を示した
ままで並列の可変抵抗53,54の抵抗値RON(S−F
ET16,28)は最大値を示すため、出力信号の大き
さPOUT は最大となる。この時点でこの増幅器の有する
利得制御幅は44dBとなる。利得制御電圧印加端子1
9に1.8V以上の電圧を印加しても直列の可変抵抗5
1,52の抵抗値RON(T−FET21),RON(T−
FET25)は最小値、並列の可変抵抗53,54の抵
抗値RON(S−FET16,28)は最大値を示すの
で、出力信号の大きさPOUT は最大のままである。
【0111】以上のように、この実施の形態によれば、
電界効果トランジスタによる直列の可変抵抗51,52
をコンデンサ24を介して多段に接続し、直列の可変抵
抗51,52の動作を直線利得制御動作範囲分だけシフ
トすることにより、直列の可変抵抗51,52の線形動
作範囲をそれぞれ足しあわせることができるため、制御
電圧に対する利得制御量を広範囲にわたってリニアにす
ることが可能である。この直列の可変抵抗51,52の
直線利得制御動作範囲分だけのシフトは外部のマイコン
から基準電圧を調整することで可能である。
【0112】また、CDMA方式では各信号に符号を付
け、同じ時間、同じ周波数上でこれらを取り扱うため、
デバイスの歪み特性が極めて重要になる。特にこの実施
の形態のように、電界効果トランジスタによる直列の可
変抵抗51,52の直線利得制御動作範囲分だけのシフ
ト動作において、出力側の直列の可変抵抗52を入力側
の直列の可変抵抗51より利得制御電圧Vc1に対して
先行動作させることにより、入力側の直列の可変抵抗5
1と出力側の直列の可変抵抗52および並列の可変抵抗
53,54の歪み特性の各劣化ポイントを分散させるこ
とができ、劣化した歪み電力の重畳をなくすことができ
るため、並列の可変抵抗53,54との動作の併用で歪
み特性の劣化を阻止することが可能である。図11に示
すように、同様の構成で直列の可変抵抗51,52を同
時に動作させる場合に比べ、歪み特性は900kHz離
調の場合の隣接チャンネル漏洩電力(ACP900kH
z)で約4dBc程度の低歪み動作が可能である。
【0113】なお、上記実施の形態では、電界効果トラ
ンジスタによる直列の可変抵抗51,52のシフト動作
において、出力側の直列の可変抵抗52を入力側の直列
の可変抵抗51より利得制御電圧Vc1に対して先行動
作させたが、逆に入力側の直列の可変抵抗51を先行動
作させても同様の特性を得ることが可能である。このこ
とによりマイコン・ロジックによる制御電圧の設定の自
由度が大きくなる。
【0114】また、上記実施の形態では入力側の直列の
可変抵抗51の基準電圧印加端子23と出力側の直列の
可変抵抗52の基準電圧印加端子27および並列の可変
抵抗53,54の基準電圧印加端子31,33をそれぞ
れ設けたが、図12に示すようにバイアス抵抗38,3
9,40により基準電圧印加を行ってもよい。この場
合、基準電圧印加端子は一つしか用いないため、回路の
簡略化が可能である。バイアス抵抗38,39,40は
高周波信号の侵入を阻止する役割をそれぞれ果たしてい
る。上記のバイアス抵抗38,39,40は高周波信号
の侵入を阻止するために、5kΩ程度以上100kΩ以
下の抵抗値に設定されている。
【0115】バイアス抵抗38,39,40が5kΩ程
度以上100kΩ以下の抵抗値に設定されていることの
理由について、以下に説明する。
【0116】まず、下限値が5kΩ程度であることにつ
いては以下のとおりである。バイアス抵抗38と電界効
果トランジスタ25は並列に接続されており、電界効果
トランジスタ25の可変抵抗値で利得制御される。今、
バイアス抵抗38が5kΩより小さい場合、電界効果ト
ランジスタ25の抵抗値を大きくしても、バイアス抵抗
38と電界効果トランジスタ25の並列回路の両端子間
の抵抗としては5kΩ程度で、それより大きくならない
ため、利得制御幅が小さくなり、高精度に利得制御でき
ない。つまり、高周波信号の侵入を阻止できない。ま
た、バイアス抵抗39,40も小さい値だと高周波信号
がグラウンドへパスするため、5kΩ以上(アイソレー
ション40dB以上)必要である。また、基準電圧Vr
ef1が3Vの場合、各バイアス抵抗38,39,40
に流れる電流は、 I=3V/15kΩ=200μA 以上となり、電力消費が大きくなってしまう。
【0117】一方、上限値が100kΩであることにつ
いては以下のとおりである。基準電圧Vref1が3V
の場合、各バイアス抵抗38,39,40に流れる電流
は、 I=3V/300kΩ=10μA である。今、バイアス抵抗38の両端の電圧は、 V=10μA×100kΩ=1V である。このとき、電界効果トランジスタのリーク電流
が1μA流れ込んだとすると、1μA×100kΩ=
0.1Vのバイアス変動が生じてしまい、利得制御特性
がずれて、精度よく利得制御を行えない。
【0118】さらに、上記第3の実施の形態では直列の
可変抵抗51,52のための電界効果トランジスタの各
ソース電極に異なる電圧が印加できるように、それぞれ
に基準電圧印加端子23,27を施したが、代わりに図
13および図14に示すように、直列の可変抵抗51,
52のための電界効果トランジスタの各ゲートに直線利
得制御動作範囲分だけ異なる利得制御電圧Vc1,Vc
2が印加できるように、それぞれ利得制御電圧印加部4
2,19を設けてもよい(第4の実施の形態)。なお、
図13において、58は第1利得制御ライン、59は第
2利得制御ラインである。
【0119】この場合、利得制御電圧印加部42には利
得制御電圧印加部19より、直線利得制御動作範囲分だ
け高い電圧差で利得制御電圧Vc1,Vc2を印加すれ
ばよく、従来の別個の利得制御デバイスを複数用いた場
合のように複雑な電圧設定を不要とする。また、直列の
可変抵抗51,52のための電界効果トランジスタ2
1,25の各ソース電極に同じ基準電圧Vref1を印
加しているため基準電圧Vref1の変動に対しても精
度良く直線的な利得制御が可能である。基準電圧印加端
子23と直列の可変抵抗51,52のための電界効果ト
ランジスタ21,25の各ソース電極間に接続された抵
抗41は高周波信号ブロックの役割を果たすものであ
り、5kΩ程度以上100kΩ以下の抵抗値に設定され
ている。
【0120】抵抗41が5kΩ程度以上100kΩ以下
の抵抗値に設定されていることの理由について、以下に
説明する。
【0121】まず、下限値が5kΩ程度であることにつ
いては以下のとおりである。抵抗41と電界効果トラン
ジスタ25は並列に接続されており、電界効果トランジ
スタ25の可変抵抗値で利得制御される。今、抵抗41
が5kΩより小さい場合、電界効果トランジスタ25の
抵抗値を大きくしても、抵抗41と電界効果トランジス
タ25の並列回路の両端子間の抵抗としては5kΩ程度
で、それより大きくならないため、利得制御幅が小さく
なり、高精度に利得制御できない。つまり、高周波信号
の侵入を阻止できない。
【0122】一方、上限値が100kΩであることにつ
いては以下のとおりである。電界効果トランジスタのリ
ーク電流が流れ込んだ場合(1μA程度)、抵抗41の
両端の電位差は V=1μA×100kΩ=0.1V を超えることとなり、バイアス変化が生じ、精度良く利
得制御を行えなくなる。
【0123】同様に図15に示すように、直列の可変抵
抗51,52のための電界効果トランジスタ21,25
の各ゲートに直線利得制御動作範囲分だけ異なる電圧が
印加できるように、それぞれバイアス抵抗36,37を
設けてもよい。この場合、利得制御電圧Vc1を一つ用
いるだけなので、マイコン・ロジックの設定が簡略化さ
れ、また直列の可変抵抗51,52のための電界効果ト
ランジスタ21,25の各ソース電極に同じ基準電圧を
印加しているため、基準電圧の変動に対しても精度良く
直線的な利得制御が可能である。また、基準電圧に関し
ても、バイアス抵抗41,39,40により基準電圧印
加を行ってもよい。この場合、基準電圧印加端子は一つ
しか用いないため、回路の簡略化が可能である。バイア
ス抵抗41,39,40は高周波信号の侵入を阻止する
役割をそれぞれ果たしている。上記のバイアス抵抗4
1,39,40は高周波信号の侵入を阻止するために5
kΩ程度以上100kΩ以下の抵抗値に設定している。
上記の抵抗値範囲の設定理由は、図12に関して説明し
たのと同じである。
【0124】また同様に、上記第3の実施の形態では、
直列の可変抵抗51,52のための電界効果トランジス
タ21,25の各ソース電極に異なる電圧を印加できる
ように、それぞれに基準電圧印加端子23,27を施し
たが、図16または図17に示すように、直列の可変抵
抗51,52のための各電界効果トランジスタ21,2
5に対して、同基準電圧および同利得制御電圧を印加
し、各電界効果トランジスタ21,25に直線利得制御
動作を行う利得制御電圧範囲相当だけ異なるしきい値電
圧の電界効果トランジスタを用いてシフト動作を行わせ
てもよい(第5の実施の形態)。この場合、プロセス工
程数が多くなる反面、図16および図17に示すような
回路構成となり、電圧印加端子を削減することができ簡
略化が可能となる。また、直列の可変抵抗51,52の
ための電界効果トランジスタ21,25の各ソース電極
に同じ基準電圧を印加しているため、基準電圧の変動に
対しても精度良く直線的な利得制御が可能である。基準
電圧印加端子23と直列の可変抵抗51,52のための
電界効果トランジスタ21,25の各ソース電極間に接
続された抵抗41は高周波信号の侵入を阻止する役割を
それぞれ果たしている。
【0125】さらに、図18に示すように、基準電圧に
おいてバイアス抵抗41,39,40により基準電圧印
加を行ってもよい。この場合、基準電圧印加端子は一つ
しか用いないため、回路の簡略化がさらに可能である。
バイアス抵抗41,39,40は基準電圧のバイアス抵
抗および高周波信号の侵入を阻止する役割をそれぞれ果
たしている。
【0126】なお、上記実施の形態では、電界効果トラ
ンジスタによる入力側の直列の可変抵抗51と出力側の
直列の可変抵抗52の2個の可変抵抗を多段接続した構
成を用いたが、それ以上の複数個の可変抵抗を多段接続
してもよく、直列多段接続する可変抵抗の数を多くすれ
ばする程、直列の可変抵抗の線形動作範囲をそれぞれ足
しあわせることができるため、制御電圧に対するリニア
な信号制御範囲の拡大が可能である。
【0127】また、上記実施の形態では、各可変抵抗5
1,52,53,54のための各電界効果トランジスタ
21,25,16,28のドレイン−ソース電極間には
並列に何も接続せずに用いたが、各電界効果トランジス
タ21,25,16,28の固有の抵抗値のバラツキを
抑制するためおよび、可変抵抗範囲を制御するために、
電界効果トランジスタ21,25,16,28のドレイ
ン−ソース電極間に並列に抵抗等を接続して用いてもよ
い。このことにより各可変抵抗のもつ利得制御量が安定
し、極めて高精度な利得制御が可能となる。
【0128】また、上記実施の形態では、各可変抵抗5
1,52,53,54のための各電界効果トランジスタ
21,25,16,28のゲートの本数をそれぞれ一本
で構成しているが、それ以上の複数本のゲート(マルチ
ゲートタイプ)を用いてもよく、用いるゲートの本数を
多くすればする程、高利得となり、また高い入力信号で
あっても歪み特性の劣化を抑えた利得制御が可能とな
る。
【0129】また、可変抵抗51,52,53,54を
構成する電界効果トランジスタ21,25,16,28
がすべてシングルゲート型である場合において、各電界
効果トランジスタ21,25,16,28のゲート幅は
同一に設定する必要はないが、同一にした場合には、2
個の並列の可変抵抗53,54の合成の利得制御特性と
直列の各可変抵抗51,52の各々の利得制御特性とを
合致させることが可能であり、利得制御の直線性を極め
て良好とすることができる。
【0130】さらに、上記実施の形態では、各可変抵抗
51,52,53,54のために各電界効果トランジス
タ21,25,16,28を用いた場合を示したが、本
発明はこれに限ることなく、たとえばダイオード等の素
子であってもよい。
【0131】また、直列の可変抵抗を2以上有する、第
3以降の各の実施の形態の増幅器のような回路構成によ
ると、利得の連続制御を行えるだけでなく、利得のステ
ップ制御を行うことも可能であり、この場合に第1また
は第2の実施の形態のように、中間周波部の連続制御と
組み合わせることもできる。このようにすると、第1ま
たは第2の実施の形態のものに比べて、ステップ制御の
利得制御範囲が広がる結果、全体としての利得制御範囲
をさらに広げることができる。
【0132】なお、これらの増幅器は、CDMA方式だ
けでなく、様々な移動体通信方式(PDG,GSM,P
CS,Wideband−CDMA,DCS,PHSな
ど)に用いることができる。
【0133】
【発明の効果】本発明の増幅器によれば、移動体通信端
末送信部の高周波部等において、直列の可変抵抗と並列
の可変抵抗とに各々適切な基準電圧を与えることによ
り、各可変抵抗が直線利得制御動作を行う利得制御電圧
範囲の間における利得制御を行えない利得制御電圧区間
を小さく、あるいはなくすことができるようになるた
め、利得のステップ制御を行う際に、利得制御を高精度
に行うことが可能となる。
【0134】また、本発明のもう一つの増幅器によれ
ば、移動体通信端末送信部の高周波部等において、少な
くとも2個以上の電界効果トランジスタによる直列の可
変抵抗を多段に接続し、多段接続した直列の可変抵抗の
動作を直線利得制御動作範囲分だけシフトさせ、利得制
御電圧に対する直列の可変抵抗の線形動作範囲をそれぞ
れ足し合わせ、各モードの切り替えを一つの利得制御電
圧のみで行うため、利得の差違をなくし制御電圧に対す
るリニア(フラットネス±1dB)な利得制御動作を広
範囲にわたって極めて高精度に行うことができる優れた
増幅器を実現することができる。そして、直列の可変抵
抗の接続段数を増加させることにより制御電圧に対する
リニア(フラットネス±1dB)な利得制御動作を70
dB以上の広範囲にわたって極めて高精度に行うことも
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における増幅器の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における増幅器の具
体的な構成を示すブロック図である。
【図3】図2の増幅器において、各電界効果トランジス
タ6,1,9のしきい値電圧Vthが−0.7Vである
場合において、Vref11を1.8Vに設定し、Vr
ef12,Vref13をともに1.0Vに設定した場
合の利得制御の様子を示した特性図である。
【図4】図2の増幅器における利得制御電圧に対する利
得制御の特性図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における増幅器の具
体的な構成を示すブロック図である。
【図6】図5の増幅器において、各電界効果トランジス
タ6,1,9のしきい値電圧Vthが−0.7Vである
場合において、Vref11を1.8Vに設定し、Vr
ef12,Vref13をともに1.0Vに設定した場
合の利得制御の様子を示した特性図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における増幅器の構
成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態において、直列の可
変抵抗のための電界効果トランジスタ21,25の各ソ
ース電極に異なる電圧が印加できるように、それぞれに
基準電圧印加端子23,27を設けた増幅器の具体的な
構成を示す回路図である。
【図9】図8の増幅器において、各電界効果トランジス
タ21,25,16,28のしきい値電圧Vthが−
0.7Vである場合において、Vref1を1.9Vに
設定し、Vref2を1.6Vに設定し、Vref3,
Vref4をともに1.1Vに設定した場合の利得制御
の様子を示した特性図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態における利得制御
電圧に対する利得制御の特性図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態における利得制御
電圧に対する900kHz離調の隣接チャンネル漏洩電
力の特性図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態において、各可変
抵抗に基準電圧を印加できるように、それぞれにバイア
ス抵抗38,39,40を設けた増幅器の具体的な構成
を示す回路図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態における増幅器の
構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態において、直列の
可変抵抗のための電界効果トランジスタ21,25の各
ゲートに異なる電圧が印加できるように、利得制御電圧
印加端子42,19を設けた増幅器の具体的な構成を示
す回路図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態において、直列の
可変抵抗のための電界効果トランジスタ21,25の各
ゲートに異なる電圧が印加できるように、バイアス抵抗
36,37を設け、さらに各可変抵抗に基準電圧を印加
できるように、それぞれにバイアス抵抗41,39,4
0を設けた増幅器の具体的な構成を示す回路図である。
【図16】本発明の第5の実施の形態における増幅器の
構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の第5の実施の形態において、直列の
可変抵抗のための電界効果トランジスタ21,25が、
同基準電圧および同利得制御電圧を印加してシフト動作
するように、直列の可変抵抗にそれぞれ異なるしきい値
電圧の電界効果トランジスタ21,25を用いた増幅器
の具体的な構成を示す回路図である。
【図18】本発明の第5の実施の形態において、各可変
抵抗に基準電圧を印加できるように、それぞれにバイア
ス抵抗41,39,40を設けた増幅器の具体的な構成
を示す回路図である。
【図19】従来例の増幅器の構成を示す回路図である。
【図20】図19の増幅器において、各電界効果トラン
ジスタ6,1,9のしきい値電圧Vthが−1.0Vで
ある場合の利得制御の様子を示した特性図である。
【図21】図19の増幅器において、各電界効果トラン
ジスタ6,1,9のしきい値電圧Vthが−2.0Vで
ある場合の利得制御の様子を示した特性図である。
【図22】従来の高周波部に用いる増幅器における利得
制御電圧に対するステップ制御の特性図である。
【図23】従来の中間周波数部に用いる増幅器における
利得制御電圧に対する連続制御の特性図である。
【図24】従来の移動体通信端末送信部における2種類
の増幅器を組み合わせた場合の利得制御の特性図であ
る。
【符号の説明】
1 電界効果トランジスタ 2 コンデンサ 3 コンデンサ 4 利得制御電圧印加端子 5 抵抗 6 電界効果トランジスタ 7 抵抗 8 基準電圧印加端子 9 電界効果トランジスタ 10 コンデンサ 11 コンデンサ 12A 基準電圧印加端子 12B 基準電圧印加端子 13 抵抗 14 入力端子 15 出力端子 16 可変抵抗 17 コンデンサ 18 コンデンサ 19 利得制御電圧入力端子 20 抵抗 21 可変抵抗 22 抵抗 23 基準電圧印加端子 24 コンデンサ 25 可変抵抗 26 抵抗 27 基準電圧印加端子 28 可変抵抗 29 コンデンサ 30 コンデンサ 31 基準電圧印加端子 32 抵抗 33 基準電圧印加端子 34 入力端子 35 出力端子 36 抵抗 37 抵抗 38 抵抗 39 抵抗 40 抵抗 41 抵抗 51 可変抵抗 52 可変抵抗 53 可変抵抗 54 可変抵抗 71 可変抵抗 72 可変抵抗 73 可変抵抗

Claims (59)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号入力部(14)と信号出力部(1
    5)とを接続する直列の可変抵抗(71)よりなる信号
    ライン(74)と、前記信号入力部(14)および前記
    信号出力部(15)と接地ライン(76)との間の各々
    に接続された並列の可変抵抗(72),(73)と、前
    記可変抵抗(71),(72),(73)に接続された
    利得制御ライン(75)と、前記可変抵抗(71),
    (72),(73)の各々に接続された基準電圧印加部
    (8),(12A),(12B)と、前記可変抵抗(7
    1),(72),(73)の各々に前記利得制御ライン
    (75)を介して接続された利得制御電圧印加部(4)
    とを備えた増幅器。
  2. 【請求項2】 前記可変抵抗(71),(72),(7
    3)が少なくとも電界効果トランジスタ(6),
    (1),(9)のゲートに抵抗(7),(5),(1
    3)が接続された構成で、前記可変抵抗(71)の前記
    電界効果トランジスタ(6)のゲートが前記抵抗(7)
    と前記利得制御ライン(75)を介して前記利得制御電
    圧印加部(4)に接続された請求項1記載の増幅器。
  3. 【請求項3】 前記可変抵抗(71),(72),(7
    3)の前記電界効果トランジスタ(6),(1),
    (9)がすべてシングルゲート型である請求項2記載の
    増幅器。
  4. 【請求項4】 前記可変抵抗(71),(72),(7
    3)の前記電界効果トランジスタ(6),(1),
    (9)のゲート幅を等しく設定している請求項3記載の
    増幅器。
  5. 【請求項5】 前記可変抵抗(71)の前記電界効果ト
    ランジスタ(6A)がマルチゲート型である請求項2記
    載の増幅器。
  6. 【請求項6】 前記可変抵抗(71)が直線利得制御動
    作を行う利得制御電圧範囲と前記可変抵抗(72),
    (73)が直線利得制御動作を行う利得制御電圧範囲と
    の間における利得制御を行えない利得制御電圧区間が
    0.15V未満である請求項1記載の増幅器。
  7. 【請求項7】 前記基準電圧印加部(12A),(12
    B)に印加される電圧値が、前記可変抵抗(71)が直
    線利得制御動作を行う利得制御電圧範囲に前記可変抵抗
    (72),(73)が直線利得制御動作を行う利得制御
    電圧範囲が連続するように設定されている請求項1記載
    の増幅器。
  8. 【請求項8】 前記可変抵抗(72),(73)の各々
    の前記電界効果トランジスタ(1),(9)のゲートに
    前記抵抗(5),(13)を介して共通の基準電圧が印
    加された請求項2記載の増幅器。
  9. 【請求項9】 信号入力部(34)と信号出力部(3
    5)とを接続する少なくとも2個以上の直列の可変抵抗
    (51),(52)よりなる信号ライン(55)と、前
    記信号入力部(34)および前記信号出力部(35)と
    接地ライン(57)との間の各々に接続された並列の可
    変抵抗(53),(54)と、前記可変抵抗(51),
    (52),(53),(54)に接続された利得制御ラ
    イン(56)と、前記可変抵抗(51),(52),
    (53),(54)の各々に接続された基準電圧印加部
    (23),(27),(31),(33)と、前記可変
    抵抗(51),(52),(53),(54)の各々に
    前記利得制御ライン(56)を介して接続された利得制
    御電圧印加部(19)とを備えた増幅器。
  10. 【請求項10】 前記可変抵抗(51),(52),
    (53),(54)が少なくとも電界効果トランジスタ
    (21),(25),(16),(28)のゲートに抵
    抗(22),(26),(20),(32)が接続され
    た構成で、前記可変抵抗(51),(52)の各々の前
    記電界効果トランジスタ(21),(25)のゲートが
    前記抵抗(22),(26)と前記利得制御ライン(5
    6)を介して前記利得制御電圧印加部(19)に接続さ
    れた請求項9記載の増幅器。
  11. 【請求項11】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のゲ
    ートが前記抵抗(20),(32)を介してそれぞれ前
    記基準電圧印加部(31),(33)に接続された請求
    項10記載の増幅器。
  12. 【請求項12】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ースに前記基準電圧印加部(23),(27)がそれぞ
    れ接続され、前記可変抵抗(51),(52)間が容量
    (24)を介して直列接続された請求項11記載の増幅
    器。
  13. 【請求項13】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のソ
    ースが前記利得制御ライン(56)を介して前記利得制
    御電圧印加部(19)に接続された請求項12記載の増
    幅器。
  14. 【請求項14】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のド
    レインが容量(17),(29)を介して前記信号ライ
    ン(55)に接続された請求項13記載の増幅器。
  15. 【請求項15】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のソ
    ースが容量(18),(30)と前記接地ライン(5
    7)を介して基本電位部(GND)に接続された請求項
    13記載の増幅器。
  16. 【請求項16】 前記基準電圧印加部(27)に印加さ
    れる電圧よりも前記基準電圧印加部(23)に印加され
    る電圧の方が高い請求項9記載の増幅器。
  17. 【請求項17】 前記基準電圧印加部(27)に印加さ
    れる電圧よりも前記基準電圧印加部(23)に印加され
    る電圧の方が前記可変抵抗(52)が直線利得制御動作
    を行う利得制御電圧範囲に相当する値だけ高い請求項9
    記載の増幅器。
  18. 【請求項18】 前記基準電圧印加部(31),(3
    3)に印加される電圧値が、前記可変抵抗(51),
    (52)が直線利得制御動作を行う利得制御電圧範囲に
    前記可変抵抗(53),(54)が直線利得制御動作を
    行う利得制御電圧範囲が連続するように設定されている
    請求項9記載の増幅器。
  19. 【請求項19】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のゲ
    ートに前記抵抗(20),(32)を介して共通の基準
    電圧が印加された請求項10記載の増幅器。
  20. 【請求項20】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ース間に抵抗(38)が挿入接続され、前記可変抵抗
    (52)の前記電界効果トランジスタ(25)のソース
    と前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界効
    果トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵抗
    (20),(32)を介して接続される部分(61)と
    の間に抵抗(39)が挿入接続され、前記可変抵抗(5
    3),(54)の各々の前記電界効果トランジスタ(1
    6),(28)のゲートに前記抵抗(20),(32)
    を介して接続される前記部分(61)と基本電位部(G
    ND)との間に抵抗(40)が挿入接続され、前記可変
    抵抗(51)の前記電界効果トランジスタ(21)のソ
    ースに前記基準電圧印加部(23)が接続された請求項
    10記載の増幅器。
  21. 【請求項21】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ース間に挿入接続された前記抵抗(38)、前記可変抵
    抗(52)の前記電界効果トランジスタ(25)のソー
    スと前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界
    効果トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵
    抗(20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)との間に挿入接続された前記抵抗(39)、および
    前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界効果
    トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵抗
    (20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)と前記基本電位部(GND)との間に挿入接続され
    た前記抵抗(40)は、接続されている各部からの高周
    波信号の侵入を防ぐことが可能な抵抗値を有している請
    求項20記載の増幅器。
  22. 【請求項22】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ース間に挿入接続された前記抵抗(38)、前記可変抵
    抗(52)の前記電界効果トランジスタ(25)のソー
    スと前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界
    効果トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵
    抗(20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)との間に挿入接続された前記抵抗(39)、および
    前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界効果
    トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵抗
    (20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)と前記基本電位部(GND)との間に挿入接続され
    た前記抵抗(40)は、5kΩ程度以上の抵抗値を有し
    ている請求項20記載の増幅器。
  23. 【請求項23】 前記可変抵抗(51),(52),
    (53),(54)の前記電界効果トランジスタ(2
    1),(25),(16),(28)がすべてシングル
    ゲート型であって、ゲート幅が等しく設定されている請
    求項10記載の増幅器。
  24. 【請求項24】 前記可変抵抗(51),(52)の前
    記電界効果トランジスタ(21),(25)がマルチゲ
    ート型である請求項10記載の増幅器。
  25. 【請求項25】 信号入力部(34)と信号出力部(3
    5)とを接続する少なくとも2個以上の直列の可変抵抗
    (51),(52)よりなる信号ライン(55)と、前
    記信号入力部(34)および前記信号出力部(35)と
    接地ライン(57)との間の各々に接続された並列の可
    変抵抗(53),(54)と、前記可変抵抗(51)に
    接続された第1利得制御ライン(58)と、前記可変抵
    抗(51)に前記第1利得制御ライン(58)を介して
    接続された利得制御電圧印加部(42)と、前記可変抵
    抗(52),(53),(54)に接続された第2利得
    制御ライン(59)と、前記可変抵抗(52),(5
    3),(54)に前記第2利得制御ライン(59)を介
    して接続された利得制御電圧印加部(19)と、前記可
    変抵抗(51),(52)に接続された基準電圧印加部
    (23)と、前記可変抵抗(53),(54)の各々に
    接続された基準電圧印加部(31),(33)とを備え
    た増幅器。
  26. 【請求項26】 前記可変抵抗(51),(52),
    (53),(54)が少なくとも電界効果トランジスタ
    (21),(25),(16),(28)のゲートに抵
    抗(22),(26),(20),(32)が接続され
    た構成で、前記可変抵抗(51)の前記電界効果トラン
    ジスタ(21)のゲートが前記抵抗(22)と前記第1
    利得制御ライン(58)を介して前記利得制御電圧印加
    部(42)に接続され、前記可変抵抗(52)の前記電
    界効果トランジスタ(25)のゲートが前記抵抗(2
    6)と前記第2利得制御ライン(59)を介して前記利
    得制御電圧印加部(19)に接続された請求項25記載
    の増幅器。
  27. 【請求項27】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のゲ
    ートが前記抵抗(20),(32)を介してそれぞれ前
    記基準電圧印加部(31),(33)に接続された請求
    項26記載の増幅器。
  28. 【請求項28】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ース間に抵抗(41)が挿入接続され、前記可変抵抗
    (52)のソースに前記基準電圧印加部(23)が接続
    され、前記可変抵抗(51),(52)間が容量(2
    4)を介して直列接続された請求項27記載の増幅器。
  29. 【請求項29】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のソ
    ースが前記第2利得制御ライン(59)を介して前記利
    得制御電圧印加部(19)に接続された請求項28記載
    の増幅器。
  30. 【請求項30】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のド
    レインが容量(17),(29)を介して前記信号ライ
    ン(55)に接続された請求項29記載の増幅器。
  31. 【請求項31】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のソ
    ースが容量(18),(30)と前記接地ライン(5
    7)を介して基本電位部(GND)に接続された請求項
    29記載の増幅器。
  32. 【請求項32】 前記利得制御電圧印加部(42)に印
    加される電圧よりも前記利得制御電圧印加部(19)に
    印加される電圧の方が高い請求項25記載の増幅器。
  33. 【請求項33】 前記利得制御電圧印加部(42)に印
    加される電圧よりも前記利得制御電圧印加部(19)に
    印加される電圧の方が前記可変抵抗(52)が直線利得
    制御動作を行う利得制御電圧範囲に相当する値だけ高い
    請求項25記載の増幅器。
  34. 【請求項34】 前記基準電圧印加部(31),(3
    3)に印加される電圧値が、前記可変抵抗(51),
    (52)が直線利得制御動作を行う利得制御電圧範囲に
    前記可変抵抗(53),(54)が直線利得制御動作を
    行う利得制御電圧範囲が連続するように設定されている
    請求項25記載の増幅器。
  35. 【請求項35】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のゲ
    ートに前記抵抗(20),(32)を介して共通の基準
    電圧が印加された請求項26記載の増幅器。
  36. 【請求項36】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ース間に抵抗(41)が挿入接続され、前記可変抵抗
    (52)の前記電界効果トランジスタ(25)のソース
    と前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界効
    果トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵抗
    (20),(32)を介して接続される部分(61)と
    の間に抵抗(39)が挿入接続され、前記可変抵抗(5
    3),(54)の各々の前記電界効果トランジスタ(1
    6),(28)のゲートに前記抵抗(20),(32)
    を介して接続される前記部分(61)と基本電位部(G
    ND)との間に抵抗(40)が挿入接続され、前記可変
    抵抗(52)の前記電界効果トランジスタ(25)のソ
    ースに前記基準電圧印加部(23)が接続された請求項
    26記載の増幅器。
  37. 【請求項37】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ース間に挿入接続された前記抵抗(41)、前記可変抵
    抗(52)の前記電界効果トランジスタ(25)のソー
    スと前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界
    効果トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵
    抗(20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)との間に挿入接続された前記抵抗(39)、および
    前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界効果
    トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵抗
    (20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)と前記基本電位部(GND)との間に挿入接続され
    た前記抵抗(40)は、接続されている各部からの高周
    波信号の侵入を防ぐことが可能な抵抗値を有している請
    求項36記載の増幅器。
  38. 【請求項38】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ース間に挿入接続された前記抵抗(41)、前記可変抵
    抗(52)の前記電界効果トランジスタ(25)のソー
    スと前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界
    効果トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵
    抗(20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)との間に挿入接続された前記抵抗(39)、および
    前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界効果
    トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵抗
    (20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)と前記基本電位部(GND)との間に挿入接続され
    た前記抵抗(40)は、5kΩ程度以上の抵抗値を有し
    ている請求項36記載の増幅器。
  39. 【請求項39】 前記可変抵抗(51),(52),
    (53),(54)が少なくとも電界効果トランジスタ
    (21),(25),(16),(28)のゲートに抵
    抗(22),(26),(20),(32)が接続され
    た構成で、前記可変抵抗(52)の前記電界効果トラン
    ジスタ(25)のゲートに接続された前記抵抗(26)
    および前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電
    界効果トランジスタ(16),(28)のソースに接続
    された前記第2利得制御ライン(59)と、前記可変抵
    抗(51)の前記電界効果トランジスタ(21)のゲー
    トに前記抵抗(22)を介して接続された前記第1利得
    制御ライン(58)との間に抵抗(36)が挿入接続さ
    れ、前記可変抵抗(51)の前記電界効果トランジスタ
    (21)のゲートに前記抵抗(22)を介して接続され
    た前記第1利得制御ライン(58)と基本電位部(GN
    D)との間に抵抗(37)が挿入接続され、前記第2利
    得制御ライン(59)に前記利得制御電圧印加部(1
    9)が接続された請求項25記載の増幅器。
  40. 【請求項40】 前記可変抵抗(52)の前記電界効果
    トランジスタ(25)のゲートに接続された前記抵抗
    (26)および前記可変抵抗(53),(54)の各々
    の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のソー
    スに接続された前記第2利得制御ライン(59)と、前
    記可変抵抗(51)の前記電界効果トランジスタ(2
    1)のゲートに前記抵抗(22)を介して接続された前
    記第1利得制御ライン(58)との間に挿入接続された
    前記抵抗(36)、前記可変抵抗(51)の前記電界効
    果トランジスタ(21)のゲートに前記抵抗(22)を
    介して接続された前記第1利得制御ライン(58)と前
    記基本電位部(GND)との間に挿入接続された前記抵
    抗(37)は、接続されている各部からの高周波信号の
    侵入を防ぐことが可能な抵抗値を有している請求項39
    記載の増幅器。
  41. 【請求項41】 前記可変抵抗(52)の前記電界効果
    トランジスタ(25)のゲートに接続された前記抵抗
    (26)および前記可変抵抗(53),(54)の各々
    の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のソー
    スに接続された前記第2利得制御ライン(59)と、前
    記可変抵抗(51)の前記電界効果トランジスタ(2
    1)のゲートに前記抵抗(22)を介して接続された前
    記第1利得制御ライン(58)との間に挿入接続された
    前記抵抗(36)、前記可変抵抗(51)の前記電界効
    果トランジスタ(21)のゲートに前記抵抗(22)を
    介して接続された前記第1利得制御ライン(58)と前
    記基本電位部(GND)との間に挿入接続された前記抵
    抗(37)は、5kΩ程度以上の抵抗値を有している請
    求項39記載の増幅器。
  42. 【請求項42】 前記可変抵抗(51),(52),
    (53),(54)の前記電界効果トランジスタ(2
    1),(25),(16),(28)がすべてシングル
    ゲート型であって、ゲート幅が等しく設定されている請
    求項26記載の増幅器。
  43. 【請求項43】 前記可変抵抗(51),(52)の前
    記電界効果トランジスタ(21),(25)がマルチゲ
    ート型である請求項26記載の増幅器。
  44. 【請求項44】 信号入力部(34)と信号出力部(3
    5)とを接続する少なくとも2個以上の直列の可変抵抗
    (51),(52)よりなる信号ライン(55)と、前
    記信号入力部(34)および前記信号出力部(35)と
    接地ライン(57)との間の各々に接続された並列の可
    変抵抗(53),(54)と、前記可変抵抗(51),
    (52),(53),(54)を接続する利得制御ライ
    ン(56)と、前記可変抵抗(51),(52),(5
    3),(54)に前記利得制御ライン(56)を介して
    接続された利得制御電圧印加部(19)と、前記可変抵
    抗(51),(52)に接続された基準電圧印加部(2
    3)と、前記可変抵抗(53),(54)の各々に接続
    された基準電圧印加部(31),(33)とを備えた増
    幅器。
  45. 【請求項45】 前記可変抵抗(51),(52),
    (53),(54)が少なくとも電界効果トランジスタ
    (21),(25),(16),(28)のゲートに抵
    抗(22),(26),(20),(32)が接続され
    た構成で、前記可変抵抗(51),(52)の各々の前
    記電界効果トランジスタ(21),(25)のゲートが
    前記抵抗(22),(26)と前記利得制御ライン(5
    6)を介して前記利得制御電圧印加部(19)に接続さ
    れた請求項44記載の増幅器。
  46. 【請求項46】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のゲ
    ートが前記抵抗(20),(32)を介してそれぞれ前
    記基準電圧印加部(31),(33)に接続された請求
    項45記載の増幅器。
  47. 【請求項47】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ース間に抵抗(41)が挿入接続され、前記可変抵抗
    (52)のソースに前記基準電圧印加部(23)が接続
    され、前記可変抵抗(51),(52)間が容量(2
    4)を介して直列接続された請求項46記載の増幅器。
  48. 【請求項48】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のソ
    ースが前記利得制御ライン(56)を介して前記利得制
    御電圧印加部(19)に接続された請求項47記載の増
    幅器。
  49. 【請求項49】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のド
    レインが容量(17),(29)を介して前記信号ライ
    ン(55)に接続された請求項48記載の増幅器。
  50. 【請求項50】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のソ
    ースが容量(18),(30)と前記接地ライン(5
    7)を介して基本電位部(GND)に接続された請求項
    48記載の増幅器。
  51. 【請求項51】 前記可変抵抗(52)の前記電界効果
    トランジスタ(25)のしきい値電圧より前記可変抵抗
    (51)の前記電界効果トランジスタ(21)のしきい
    値電圧の方が高い請求項44記載の増幅器。
  52. 【請求項52】 前記可変抵抗(52)の前記電界効果
    トランジスタ(25)のしきい値電圧より前記可変抵抗
    (51)の前記電界効果トランジスタ(21)のしきい
    値電圧の方が前記可変抵抗(52)が直線利得制御動作
    を行う利得制御電圧範囲に相当する値だけ高い請求項4
    4記載の増幅器。
  53. 【請求項53】 前記基準電圧印加部(31),(3
    3)に印加される電圧値が、前記可変抵抗(51),
    (52)が直線利得制御動作を行う利得制御電圧範囲に
    前記可変抵抗(53),(54)が直線利得制御動作を
    行う利得制御電圧範囲が連続するように設定されている
    請求項44記載の増幅器。
  54. 【請求項54】 前記可変抵抗(53),(54)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(16),(28)のゲ
    ートに接続された前記抵抗(20),(32)を介して
    共通の基準電圧が印加された請求項45記載の増幅器。
  55. 【請求項55】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ース間に抵抗(41)が挿入接続され、前記可変抵抗
    (52)の前記電界効果トランジスタ(25)のソース
    と前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界効
    果トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵抗
    (20),(32)を介して接続される部分(61)と
    の間に抵抗(39)が挿入接続され、前記可変抵抗(5
    3),(54)の各々の前記電界効果トランジスタ(1
    6),(28)のゲートに前記抵抗(20),(32)
    を介して接続される前記部分(61)と基本電位部(G
    ND)との間に抵抗(40)が挿入接続され、前記可変
    抵抗(52)の前記電界効果トランジスタ(25)のソ
    ースに前記基準電圧印加部(23)が接続された請求項
    45記載の増幅器。
  56. 【請求項56】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ース間に挿入接続された前記抵抗(41)、前記可変抵
    抗(52)の前記電界効果トランジスタ(25)のソー
    スと前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界
    効果トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵
    抗(20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)との間に挿入接続された前記抵抗(39)、および
    前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界効果
    トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵抗
    (20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)と前記基本電位部(GND)との間に挿入接続され
    た前記抵抗(40)は、接続されている各部からの高周
    波信号の侵入を防ぐことが可能な抵抗値を有している請
    求項55記載の増幅器。
  57. 【請求項57】 前記可変抵抗(51),(52)の各
    々の前記電界効果トランジスタ(21),(25)のソ
    ース間に挿入接続された前記抵抗(41)、前記可変抵
    抗(52)の前記電界効果トランジスタ(25)のソー
    スと前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界
    効果トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵
    抗(20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)との間に挿入接続された前記抵抗(39)、および
    前記可変抵抗(53),(54)の各々の前記電界効果
    トランジスタ(16),(28)のゲートに前記抵抗
    (20),(32)を介して接続される前記部分(6
    1)と前記基本電位部(GND)との間に挿入接続され
    た前記抵抗(40)は、5kΩ程度以上の抵抗値を有し
    ている請求項55記載の増幅器。
  58. 【請求項58】 前記可変抵抗(51),(52),
    (53),(54)の前記電界効果トランジスタ(2
    1),(25),(16),(28)がすべてシングル
    ゲート型であって、ゲート幅が等しく設定されている請
    求項45記載の増幅器。
  59. 【請求項59】 前記可変抵抗(51),(52)の前
    記電界効果トランジスタ(21),(25)がマルチゲ
    ート型である請求項45記載の増幅器。
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