JP2000136070A - スプール巻き溶接用ワイヤ - Google Patents
スプール巻き溶接用ワイヤInfo
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- JP2000136070A JP2000136070A JP10310089A JP31008998A JP2000136070A JP 2000136070 A JP2000136070 A JP 2000136070A JP 10310089 A JP10310089 A JP 10310089A JP 31008998 A JP31008998 A JP 31008998A JP 2000136070 A JP2000136070 A JP 2000136070A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スプールに溶接用ワイヤをコイル状に巻いて
なるスプール巻き溶接用ワイヤにおいて、溶接用ワイヤ
がフラックス入りワイヤの場合でも、スプールに対して
外れることなく確実に止めることができる構造のワイヤ
始端部を有したスプール巻き溶接用ワイヤを提供するこ
と。 【解決手段】 スプール10の巻き胴部12に設けられ
たワイヤ挿入用の孔12aを通って巻き胴部内側に形成
されたワイヤ始端部WSがループ状をなしていることを
特徴とする。
なるスプール巻き溶接用ワイヤにおいて、溶接用ワイヤ
がフラックス入りワイヤの場合でも、スプールに対して
外れることなく確実に止めることができる構造のワイヤ
始端部を有したスプール巻き溶接用ワイヤを提供するこ
と。 【解決手段】 スプール10の巻き胴部12に設けられ
たワイヤ挿入用の孔12aを通って巻き胴部内側に形成
されたワイヤ始端部WSがループ状をなしていることを
特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプール(巻き
枠)に溶接用ワイヤをコイル状に巻いてなるスプール巻
き溶接用ワイヤの改良に関するもので、特に溶接用ワイ
ヤがフラックス入りワイヤ(薄肉鋼製外皮にフラックス
を充填してなるワイヤ)の場合でも、スプールに対して
巻き始め側のワイヤ始端部を外れることなく確実に止め
ることができるようにしたスプール巻き溶接用ワイヤに
関するものである。
枠)に溶接用ワイヤをコイル状に巻いてなるスプール巻
き溶接用ワイヤの改良に関するもので、特に溶接用ワイ
ヤがフラックス入りワイヤ(薄肉鋼製外皮にフラックス
を充填してなるワイヤ)の場合でも、スプールに対して
巻き始め側のワイヤ始端部を外れることなく確実に止め
ることができるようにしたスプール巻き溶接用ワイヤに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】アーク溶接部に消耗性電極として連続的
に供給される溶接用ワイヤは、スプール巻きしたスプー
ル巻き溶接用ワイヤの形態で使用に供される。すなわ
ち、消耗電極式アーク溶接では、ワイヤ径がφ1.2m
m,φ1.4mm,φ1.6mmのいわゆる細径の溶接
用ワイヤ(ソリッドワイヤ,フラックス入りワイヤ)が
最も広範によく使用されており、この細径の溶接用ワイ
ヤは、プラスチック製のスプール(巻き枠)に定格重量
例えば20kgにて多層に巻回された状態でワイヤ送給
装置のスプール軸に装着され、ワイヤ送給装置の作動に
よりスプールからその最外ワイヤ層より順に巻き解かれ
溶接トーチへ送給され、溶接が行われる。
に供給される溶接用ワイヤは、スプール巻きしたスプー
ル巻き溶接用ワイヤの形態で使用に供される。すなわ
ち、消耗電極式アーク溶接では、ワイヤ径がφ1.2m
m,φ1.4mm,φ1.6mmのいわゆる細径の溶接
用ワイヤ(ソリッドワイヤ,フラックス入りワイヤ)が
最も広範によく使用されており、この細径の溶接用ワイ
ヤは、プラスチック製のスプール(巻き枠)に定格重量
例えば20kgにて多層に巻回された状態でワイヤ送給
装置のスプール軸に装着され、ワイヤ送給装置の作動に
よりスプールからその最外ワイヤ層より順に巻き解かれ
溶接トーチへ送給され、溶接が行われる。
【0003】図1はスプールの正面図、図2は図1に示
すスプールの巻き胴部に設けられたワイヤ挿入用の孔の
一例を示す平面図である。図1に示すように、一般にス
プール10は、円筒状の軸部11と、該軸部11の外側
にこれと同軸芯状に配され、溶接用ワイヤを巻き付ける
円筒状の巻き胴部12と、この巻き胴部12の軸方向両
端それぞれより外方へ延びる円環状をなす二つのフラン
ジ部13と、軸部11の外周のこの例では六等分角度位
置に配されて半径方向外方へ延び、軸部11と巻き胴部
12とを連結する六つの放射状連結板部14とを有して
おり、例えばポリプロピレン樹脂より一体成形されてな
るものである。また、図2に示すように、巻き胴部12
にはワイヤ挿入用の小さい孔12aが設けられている。
巻き胴部12の孔12aはこの例では一方側のフランジ
部13に沿って設けられており、この例では巻き胴部1
2の円周方向を長辺L、軸方向を短辺wとする平面視矩
形の形状をしている。スプール巻き溶接用ワイヤは、こ
のようなスプール10に溶接用ワイヤを多層にわたって
コイル状に巻いてなるもので、ワイヤ送給装置のスプー
ル軸にスプール10の前記軸部11を外嵌することでワ
イヤ送給装置に装着されるようになっている。
すスプールの巻き胴部に設けられたワイヤ挿入用の孔の
一例を示す平面図である。図1に示すように、一般にス
プール10は、円筒状の軸部11と、該軸部11の外側
にこれと同軸芯状に配され、溶接用ワイヤを巻き付ける
円筒状の巻き胴部12と、この巻き胴部12の軸方向両
端それぞれより外方へ延びる円環状をなす二つのフラン
ジ部13と、軸部11の外周のこの例では六等分角度位
置に配されて半径方向外方へ延び、軸部11と巻き胴部
12とを連結する六つの放射状連結板部14とを有して
おり、例えばポリプロピレン樹脂より一体成形されてな
るものである。また、図2に示すように、巻き胴部12
にはワイヤ挿入用の小さい孔12aが設けられている。
巻き胴部12の孔12aはこの例では一方側のフランジ
部13に沿って設けられており、この例では巻き胴部1
2の円周方向を長辺L、軸方向を短辺wとする平面視矩
形の形状をしている。スプール巻き溶接用ワイヤは、こ
のようなスプール10に溶接用ワイヤを多層にわたって
コイル状に巻いてなるもので、ワイヤ送給装置のスプー
ル軸にスプール10の前記軸部11を外嵌することでワ
イヤ送給装置に装着されるようになっている。
【0004】このようなスプール巻き溶接用ワイヤで
は、スプール10に溶接用ワイヤWを巻く場合、そのワ
イヤ始端部をスプール10に対して止めておく必要があ
る。このため、従来、図11に示すような構造のワイヤ
始端部を持つスプール巻き溶接用ワイヤが提案されてい
る(実開昭57−11673号公報)。図11は従来の
スプール巻き溶接用ワイヤのワイヤ始端部を示す図、図
12は該スプール巻き溶接用ワイヤにおけるワイヤ始端
部のスプールへの止着の説明図である。
は、スプール10に溶接用ワイヤWを巻く場合、そのワ
イヤ始端部をスプール10に対して止めておく必要があ
る。このため、従来、図11に示すような構造のワイヤ
始端部を持つスプール巻き溶接用ワイヤが提案されてい
る(実開昭57−11673号公報)。図11は従来の
スプール巻き溶接用ワイヤのワイヤ始端部を示す図、図
12は該スプール巻き溶接用ワイヤにおけるワイヤ始端
部のスプールへの止着の説明図である。
【0005】図11に示すように、このスプール巻き溶
接用ワイヤのワイヤ始端部は、溶接用ワイヤWのワイヤ
先端Cに近いA1点で、ワイヤ部分B1とB2とで形成
する角度αが鋭角になるように折り曲げ、次にワイヤ部
分B2の長さL2がワイヤ部分B1の長さL1より長く
なるようにA2点で前記A1点の折り曲げ方向と同方向
に略直角に折り曲げることにより、P形に曲げてなるワ
イヤ始端部となされている。そして、図12に示すよう
に、このスプール巻き溶接用ワイヤは、スプール10の
巻き胴部12に設けられた孔12aに前記P形ワイヤ始
端部を挿通し、矢印R方向にスプール10を回転させ巻
き取りを開始すると、P形ワイヤ始端部の先端Cが巻き
胴部12内周面に押し付けられることになり、これによ
ってワイヤ始端部をスプール10に止めるようにしたも
のである。この例では、巻き胴部12の孔12aの短辺
wはワイヤ径とほぼ同程度とし、また長辺LはP形に折
り曲げてなるワイヤ始端部が貫通できるだけの長さとし
てある。
接用ワイヤのワイヤ始端部は、溶接用ワイヤWのワイヤ
先端Cに近いA1点で、ワイヤ部分B1とB2とで形成
する角度αが鋭角になるように折り曲げ、次にワイヤ部
分B2の長さL2がワイヤ部分B1の長さL1より長く
なるようにA2点で前記A1点の折り曲げ方向と同方向
に略直角に折り曲げることにより、P形に曲げてなるワ
イヤ始端部となされている。そして、図12に示すよう
に、このスプール巻き溶接用ワイヤは、スプール10の
巻き胴部12に設けられた孔12aに前記P形ワイヤ始
端部を挿通し、矢印R方向にスプール10を回転させ巻
き取りを開始すると、P形ワイヤ始端部の先端Cが巻き
胴部12内周面に押し付けられることになり、これによ
ってワイヤ始端部をスプール10に止めるようにしたも
のである。この例では、巻き胴部12の孔12aの短辺
wはワイヤ径とほぼ同程度とし、また長辺LはP形に折
り曲げてなるワイヤ始端部が貫通できるだけの長さとし
てある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述した従来の
スプール巻き溶接用ワイヤでは、溶接用ワイヤがソリッ
ドワイヤに比べて剛性が小さく可撓性に乏しいフラック
ス入りワイヤの場合、前記図11に示したP形ワイヤ始
端部を形成する際に、ワイヤ先端が巻き胴部内周面に当
接しうるように該ワイヤ先端に近い方のA1点部分を角
度αが鋭角をなすように折り曲げようとすると、A1点
の曲げ半径が小さいため該A1点部分が折れてしまうこ
とがしばしばある。また、この折れを防ぐためにA1点
での前記曲げ角度αを大きくし90°に近づけると、ス
プール10にワイヤを巻回するワイヤ巻取り開始時に、
あるいは溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少なくなっ
た時に、P形ワイヤ始端部にかかる引張力によって前記
折り曲げ点A1が曲げ戻されて、該ワイヤ始端部が巻き
胴部12の孔12aから抜けてしまうことがしばしば起
こる。このため、巻取り開始時には溶接用ワイヤの巻取
りが不可能となり、また、溶接時には緩みによる溶接用
ワイヤの「ばらけ」が生じ、「ばらけ」によってスプー
ル10から垂れ下がった溶接用ワイヤとワイヤ送給装置
との間で電気的短絡が発生し、溶接アークが消弧すると
いう不具合があった。
スプール巻き溶接用ワイヤでは、溶接用ワイヤがソリッ
ドワイヤに比べて剛性が小さく可撓性に乏しいフラック
ス入りワイヤの場合、前記図11に示したP形ワイヤ始
端部を形成する際に、ワイヤ先端が巻き胴部内周面に当
接しうるように該ワイヤ先端に近い方のA1点部分を角
度αが鋭角をなすように折り曲げようとすると、A1点
の曲げ半径が小さいため該A1点部分が折れてしまうこ
とがしばしばある。また、この折れを防ぐためにA1点
での前記曲げ角度αを大きくし90°に近づけると、ス
プール10にワイヤを巻回するワイヤ巻取り開始時に、
あるいは溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少なくなっ
た時に、P形ワイヤ始端部にかかる引張力によって前記
折り曲げ点A1が曲げ戻されて、該ワイヤ始端部が巻き
胴部12の孔12aから抜けてしまうことがしばしば起
こる。このため、巻取り開始時には溶接用ワイヤの巻取
りが不可能となり、また、溶接時には緩みによる溶接用
ワイヤの「ばらけ」が生じ、「ばらけ」によってスプー
ル10から垂れ下がった溶接用ワイヤとワイヤ送給装置
との間で電気的短絡が発生し、溶接アークが消弧すると
いう不具合があった。
【0007】そこで本発明の目的は、スプールに溶接用
ワイヤをコイル状に巻いてなるスプール巻き溶接用ワイ
ヤにおいて、溶接用ワイヤがフラックス入りワイヤの場
合でも、スプールに対して外れることなく確実に止める
ことができる構造のワイヤ始端部を有したスプール巻き
溶接用ワイヤを提供することにある。
ワイヤをコイル状に巻いてなるスプール巻き溶接用ワイ
ヤにおいて、溶接用ワイヤがフラックス入りワイヤの場
合でも、スプールに対して外れることなく確実に止める
ことができる構造のワイヤ始端部を有したスプール巻き
溶接用ワイヤを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、スプールに溶接用ワイヤをコ
イル状に巻いてなるスプール巻き溶接用ワイヤにおい
て、スプールの巻き胴部のワイヤ挿入用の孔を通って巻
き胴部内側に形成されたワイヤ始端部が、ループ状をな
しているスプール巻き溶接用ワイヤである。
めに、請求項1の発明は、スプールに溶接用ワイヤをコ
イル状に巻いてなるスプール巻き溶接用ワイヤにおい
て、スプールの巻き胴部のワイヤ挿入用の孔を通って巻
き胴部内側に形成されたワイヤ始端部が、ループ状をな
しているスプール巻き溶接用ワイヤである。
【0009】請求項2の発明は、前記請求項1の発明に
よるスプール巻き溶接用ワイヤにおいて、前記溶接用ワ
イヤがフラックス入りワイヤであることを特徴とするも
のである。請求項3の発明は、前記請求項1又は2の発
明によるスプール巻き溶接用ワイヤにおいて、前記ルー
プの曲げ半径が3.5mm以上であることを特徴とする
ものである。
よるスプール巻き溶接用ワイヤにおいて、前記溶接用ワ
イヤがフラックス入りワイヤであることを特徴とするも
のである。請求項3の発明は、前記請求項1又は2の発
明によるスプール巻き溶接用ワイヤにおいて、前記ルー
プの曲げ半径が3.5mm以上であることを特徴とする
ものである。
【0010】本発明によるスプール巻き溶接用ワイヤで
は、スプールの巻き胴部に設けられたワイヤ挿入用の孔
を通って巻き胴部内側に形成されたワイヤ始端部が、曲
げられて閉じたループ状をなしており、このループ状ワ
イヤ始端部は、これに引張力が作用した時には、該ワイ
ヤ始端部全体が絞られる状態となることでループ形状が
くずれることなく保持されるので、ワイヤ挿入用の孔か
ら抜けて外れるようなことがなく、スプールに対してル
ープ状ワイヤ始端部を確実に止めることができる(図8
〜図10参照)。
は、スプールの巻き胴部に設けられたワイヤ挿入用の孔
を通って巻き胴部内側に形成されたワイヤ始端部が、曲
げられて閉じたループ状をなしており、このループ状ワ
イヤ始端部は、これに引張力が作用した時には、該ワイ
ヤ始端部全体が絞られる状態となることでループ形状が
くずれることなく保持されるので、ワイヤ挿入用の孔か
ら抜けて外れるようなことがなく、スプールに対してル
ープ状ワイヤ始端部を確実に止めることができる(図8
〜図10参照)。
【0011】本発明によるスプール巻き溶接用ワイヤで
は、このようにワイヤ始端部がループ状をなしたもので
あるから、従来のP形ワイヤ始端部とは違って小さい曲
げ半径で鋭角的に折り曲げる必要がなく、よって、ソリ
ッドワイヤはいうまでもなく、溶接用ワイヤがフラック
ス入りワイヤによるものにも適用できる。
は、このようにワイヤ始端部がループ状をなしたもので
あるから、従来のP形ワイヤ始端部とは違って小さい曲
げ半径で鋭角的に折り曲げる必要がなく、よって、ソリ
ッドワイヤはいうまでもなく、溶接用ワイヤがフラック
ス入りワイヤによるものにも適用できる。
【0012】本発明によるスプール巻き溶接用ワイヤで
は、ループ状ワイヤ始端部のループの曲げ半径は3.5
mm以上がよい。ワイヤ径がφ1.2mm,φ1.4m
m,φ1.6mmの細径で、軟鋼・490N/mm2 級
高張力鋼用のソリッドワイヤ,フラックス入りワイヤの
場合、ループの曲げ半径が3.5mmを下回ると折れが
生じてループを形成できないことがあるためである。な
お、フラックス入りワイヤについては、個々のワイヤの
品質のバラツキを考慮してより確実にループ形成を行う
点から、ループの曲げ半径は5mm以上がより好まし
い。
は、ループ状ワイヤ始端部のループの曲げ半径は3.5
mm以上がよい。ワイヤ径がφ1.2mm,φ1.4m
m,φ1.6mmの細径で、軟鋼・490N/mm2 級
高張力鋼用のソリッドワイヤ,フラックス入りワイヤの
場合、ループの曲げ半径が3.5mmを下回ると折れが
生じてループを形成できないことがあるためである。な
お、フラックス入りワイヤについては、個々のワイヤの
品質のバラツキを考慮してより確実にループ形成を行う
点から、ループの曲げ半径は5mm以上がより好まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図3は本発明のスプール巻き溶接用ワイヤ
の製造に用いるワイヤ始端部形成・止着装置の構成説明
図である。なお、スプールについては前記図1及び図2
に示したものと同一であり説明を省略する。
て説明する。図3は本発明のスプール巻き溶接用ワイヤ
の製造に用いるワイヤ始端部形成・止着装置の構成説明
図である。なお、スプールについては前記図1及び図2
に示したものと同一であり説明を省略する。
【0014】図3において、21はスプール装着用フラ
ンジであり、該フランジ21の側面には、スプール10
側の端部に後述する一対のループ形成用ピン23a,2
3bが固着されるとともにスプール10とは反対側の端
部に従動歯車24が固着された断面円形のピン回転軸2
2が、回転自在に支持されている。25はモータ軸に駆
動歯車26が固着された減速機付きモータである。この
減速機付きモータ25の作動により駆動歯車26が回転
して該歯車26と噛み合う前記従動歯車24を介してピ
ン回転軸22が回転されることにより、該ピン回転軸2
2の軸心を回転中心としてループ形成用ピン23a,2
3bが一定方向に回転し、これによって後述するように
ループ状をなすワイヤ始端部WSが形成されるようにな
っている。なお、ループ状ワイヤ始端部WSの形成後、
スプール10に溶接用ワイヤWを巻回する際には、スプ
ール10とスプール装着用フランジ21とが一体に回転
されるので、邪魔になる減速機付きモータ25を図示し
ない固定台に取り付けられたシリンダ27により後退移
動させるようにしている。
ンジであり、該フランジ21の側面には、スプール10
側の端部に後述する一対のループ形成用ピン23a,2
3bが固着されるとともにスプール10とは反対側の端
部に従動歯車24が固着された断面円形のピン回転軸2
2が、回転自在に支持されている。25はモータ軸に駆
動歯車26が固着された減速機付きモータである。この
減速機付きモータ25の作動により駆動歯車26が回転
して該歯車26と噛み合う前記従動歯車24を介してピ
ン回転軸22が回転されることにより、該ピン回転軸2
2の軸心を回転中心としてループ形成用ピン23a,2
3bが一定方向に回転し、これによって後述するように
ループ状をなすワイヤ始端部WSが形成されるようにな
っている。なお、ループ状ワイヤ始端部WSの形成後、
スプール10に溶接用ワイヤWを巻回する際には、スプ
ール10とスプール装着用フランジ21とが一体に回転
されるので、邪魔になる減速機付きモータ25を図示し
ない固定台に取り付けられたシリンダ27により後退移
動させるようにしている。
【0015】前記一対のループ形成用ピンは、スプール
10の巻き胴部12の内側位置であってワイヤ挿入用孔
12aの近傍に、巻き胴部12の軸線と各ピンの軸線と
が略平行となる姿勢で位置されるようになっている。こ
の一対のループ形成用ピンは、図4に示すように、点
C’を中心とする半径寸法R1の円形の断面形状を有し
円柱状をなすループ形成用ピン23aと、点C”を中心
とする半径寸法R1の半円形の断面形状を有し半円柱状
をなすループ形成用ピン23bとにより構成され、点C
を中心とする半径寸法が2×R1の円形の断面形状を有
する前記ピン回転軸22の円形端面に固着されている。
すなわち、本例の一対をなすピン23a,23bは、平
面視において、円柱状のピン23aの前記中心点C’と
半円柱状のピン23bの前記中心点C”との距離が2×
R1であり、かつ、前記両中心点C’,C”を結ぶ直線
の二等分点と両ピン23a,23bの回転中心点となる
ピン回転軸22の前記中心点Cとが一致し、また、半円
柱状のピン23bの周曲面が円柱状のピン23aとは反
対側に位置するように、ピン回転軸22の円形端面に固
着されている。ここで本例の場合、溶接用ワイヤ:ワイ
ヤ径が1.2〜1.6mmφのソリッドワイヤ,フラッ
クス入りワイヤ、スプールのワイヤ挿入用孔の寸法:短
辺wは4.0mm,長辺Lは6.5mm、ループの曲げ
半径である前記R1の寸法は3.5mmである。
10の巻き胴部12の内側位置であってワイヤ挿入用孔
12aの近傍に、巻き胴部12の軸線と各ピンの軸線と
が略平行となる姿勢で位置されるようになっている。こ
の一対のループ形成用ピンは、図4に示すように、点
C’を中心とする半径寸法R1の円形の断面形状を有し
円柱状をなすループ形成用ピン23aと、点C”を中心
とする半径寸法R1の半円形の断面形状を有し半円柱状
をなすループ形成用ピン23bとにより構成され、点C
を中心とする半径寸法が2×R1の円形の断面形状を有
する前記ピン回転軸22の円形端面に固着されている。
すなわち、本例の一対をなすピン23a,23bは、平
面視において、円柱状のピン23aの前記中心点C’と
半円柱状のピン23bの前記中心点C”との距離が2×
R1であり、かつ、前記両中心点C’,C”を結ぶ直線
の二等分点と両ピン23a,23bの回転中心点となる
ピン回転軸22の前記中心点Cとが一致し、また、半円
柱状のピン23bの周曲面が円柱状のピン23aとは反
対側に位置するように、ピン回転軸22の円形端面に固
着されている。ここで本例の場合、溶接用ワイヤ:ワイ
ヤ径が1.2〜1.6mmφのソリッドワイヤ,フラッ
クス入りワイヤ、スプールのワイヤ挿入用孔の寸法:短
辺wは4.0mm,長辺Lは6.5mm、ループの曲げ
半径である前記R1の寸法は3.5mmである。
【0016】次に、このような装置を用いて行うワイヤ
始端部の形成について図5を参照して説明する。図5は
本発明のスプール巻き溶接用ワイヤでのワイヤ始端部の
形成を説明するための図で、図3におけるA矢視方向か
らみた説明図である。
始端部の形成について図5を参照して説明する。図5は
本発明のスプール巻き溶接用ワイヤでのワイヤ始端部の
形成を説明するための図で、図3におけるA矢視方向か
らみた説明図である。
【0017】まず、図5に示すように、スプール装着
用フランジ21に装着されたスプール10のワイヤ挿入
用孔12aから溶接用ワイヤWの先端部分を巻き胴部1
2内側へ差し入れ、該ワイヤ先端部分を相対向するルー
プ形成用ピン23a,23bの間を通した状態で該ピン
23a,23bに対してセットする。次いで、減速機付
きモータ25でピン回転軸22を図における時計方向に
回転させることにより、該ピン回転軸22の中心点Cを
回転中心としてループ形成用ピン23a,23bが時計
方向に回転し、図5に示すように少なくとも3/4回
転(270°回転)させることにより、平面視で閉じた
ループ状をなすワイヤ始端部WSが形成される。点Cを
回転中心としてピン23a,23bを、図5は1回転
させて形成したワイヤ始端部WS、図5は1.5回転
させて形成したワイヤ始端部WS、図5は2回転させ
て形成したワイヤ始端部WS、をそれぞれ示している。
用フランジ21に装着されたスプール10のワイヤ挿入
用孔12aから溶接用ワイヤWの先端部分を巻き胴部1
2内側へ差し入れ、該ワイヤ先端部分を相対向するルー
プ形成用ピン23a,23bの間を通した状態で該ピン
23a,23bに対してセットする。次いで、減速機付
きモータ25でピン回転軸22を図における時計方向に
回転させることにより、該ピン回転軸22の中心点Cを
回転中心としてループ形成用ピン23a,23bが時計
方向に回転し、図5に示すように少なくとも3/4回
転(270°回転)させることにより、平面視で閉じた
ループ状をなすワイヤ始端部WSが形成される。点Cを
回転中心としてピン23a,23bを、図5は1回転
させて形成したワイヤ始端部WS、図5は1.5回転
させて形成したワイヤ始端部WS、図5は2回転させ
て形成したワイヤ始端部WS、をそれぞれ示している。
【0018】そして、図5のピン3/4回転によるも
の、及び図5のピン1回転によるものでは、ループ状
ワイヤ始端部WSは平面視でティア・ドロップ形(涙滴
形)をなしている。また、図5のピン1.5回転によ
るもの、及び図5の2回転によるものでは、ループ状
ワイヤ始端部WSは平面視でティア・ドロップ形とレー
ストラック形(長円形)とを重畳した形状をなしてい
る。なお、図5〜図5に示すループ状ワイヤ始端部
WSおける平面視で重なる部分は、側面からみると接触
しているか、あるいは接触せずにワイヤ径程度離れてい
る状態となっている。
の、及び図5のピン1回転によるものでは、ループ状
ワイヤ始端部WSは平面視でティア・ドロップ形(涙滴
形)をなしている。また、図5のピン1.5回転によ
るもの、及び図5の2回転によるものでは、ループ状
ワイヤ始端部WSは平面視でティア・ドロップ形とレー
ストラック形(長円形)とを重畳した形状をなしてい
る。なお、図5〜図5に示すループ状ワイヤ始端部
WSおける平面視で重なる部分は、側面からみると接触
しているか、あるいは接触せずにワイヤ径程度離れてい
る状態となっている。
【0019】このようにして、ループ形成用ピン23
a,23bを例えば1回転させて図5に示すようなル
ープ状ワイヤ始端部WSを形成する。次いで、シリンダ
27を作動させることにより、駆動歯車26とピン回転
軸22の従動歯車24との噛み合いを外して減速機付き
モータ25を後退移動させる。しかる後、一対をなすピ
ン23a,23bからループ状ワイヤ始端部WSを外さ
ないままの状態で、スプール10と該ピン23a,23
bを支持するスプール装着用フランジ21とを一体に回
転させることにより、巻取りによる引張力でループ状ワ
イヤ始端部WSが巻き胴部12の内周面に押し付けられ
ることなく(図6参照)、スプール10に溶接用ワイヤ
Wを巻回するワイヤ巻取りが行われる。このワイヤ巻取
りの終了後、溶接用ワイヤWが巻かれたスプール10を
スプール装着用フランジ21から取り外すことで、ピン
23a,23bからループ状ワイヤ始端部WSが外され
るようになっている。図6は本発明例によるスプール巻
き溶接用ワイヤであって、ピン1回転でループ状ワイヤ
始端部を形成し、しかる後に溶接用ワイヤを複数層巻い
た状態を示す図である。また、図7は本発明例によるス
プール巻き溶接用ワイヤであって、ピン1.5回転でル
ープ状ワイヤ始端部を形成し、しかる後に溶接用ワイヤ
を複数層巻いた状態を示す図である。
a,23bを例えば1回転させて図5に示すようなル
ープ状ワイヤ始端部WSを形成する。次いで、シリンダ
27を作動させることにより、駆動歯車26とピン回転
軸22の従動歯車24との噛み合いを外して減速機付き
モータ25を後退移動させる。しかる後、一対をなすピ
ン23a,23bからループ状ワイヤ始端部WSを外さ
ないままの状態で、スプール10と該ピン23a,23
bを支持するスプール装着用フランジ21とを一体に回
転させることにより、巻取りによる引張力でループ状ワ
イヤ始端部WSが巻き胴部12の内周面に押し付けられ
ることなく(図6参照)、スプール10に溶接用ワイヤ
Wを巻回するワイヤ巻取りが行われる。このワイヤ巻取
りの終了後、溶接用ワイヤWが巻かれたスプール10を
スプール装着用フランジ21から取り外すことで、ピン
23a,23bからループ状ワイヤ始端部WSが外され
るようになっている。図6は本発明例によるスプール巻
き溶接用ワイヤであって、ピン1回転でループ状ワイヤ
始端部を形成し、しかる後に溶接用ワイヤを複数層巻い
た状態を示す図である。また、図7は本発明例によるス
プール巻き溶接用ワイヤであって、ピン1.5回転でル
ープ状ワイヤ始端部を形成し、しかる後に溶接用ワイヤ
を複数層巻いた状態を示す図である。
【0020】図8は本発明例によるスプール巻き溶接用
ワイヤであって、溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少
なくなり、ピン3/4回転で形成されたループ状ワイヤ
始端部に引張力が作用した時の状態を説明するための
図、同様に図9は本発明例によるスプール巻き溶接用ワ
イヤであって、溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少な
くなり、ピン1回転で形成されたループ状ワイヤ始端部
に引張力が作用した時の状態を説明するための図であ
る。また同様に、図10は本発明例によるスプール巻き
溶接用ワイヤであって、溶接時に巻き解かれてワイヤ残
量が少なくなり、ピン1.5回転で形成されたループ状
ワイヤ始端部に引張力が作用した時の状態を説明するた
めの図である。
ワイヤであって、溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少
なくなり、ピン3/4回転で形成されたループ状ワイヤ
始端部に引張力が作用した時の状態を説明するための
図、同様に図9は本発明例によるスプール巻き溶接用ワ
イヤであって、溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少な
くなり、ピン1回転で形成されたループ状ワイヤ始端部
に引張力が作用した時の状態を説明するための図であ
る。また同様に、図10は本発明例によるスプール巻き
溶接用ワイヤであって、溶接時に巻き解かれてワイヤ残
量が少なくなり、ピン1.5回転で形成されたループ状
ワイヤ始端部に引張力が作用した時の状態を説明するた
めの図である。
【0021】前記のように構成されたスプール巻き溶接
用ワイヤにおいて、溶接時に溶接用ワイヤWが引き出さ
れてワイヤ残量が少なくなり、ループ状ワイヤ始端部W
Sにワイヤ引出しによる引張力が作用した時には、図8
〜図10に示すように、ループ状ワイヤ始端部WSは、
スプール10の巻き胴部12内周面に該ループ状ワイヤ
始端部WS全体が絞られるように複数点接触あるいは線
状接触してそのループ形状がくずれることなく保持され
るので、ワイヤ挿入用の孔12aから抜けて外れるよう
なことがなく、スプール10に対してループ状ワイヤ始
端部WSを確実に止めることができる。
用ワイヤにおいて、溶接時に溶接用ワイヤWが引き出さ
れてワイヤ残量が少なくなり、ループ状ワイヤ始端部W
Sにワイヤ引出しによる引張力が作用した時には、図8
〜図10に示すように、ループ状ワイヤ始端部WSは、
スプール10の巻き胴部12内周面に該ループ状ワイヤ
始端部WS全体が絞られるように複数点接触あるいは線
状接触してそのループ形状がくずれることなく保持され
るので、ワイヤ挿入用の孔12aから抜けて外れるよう
なことがなく、スプール10に対してループ状ワイヤ始
端部WSを確実に止めることができる。
【0022】なお、ループ状ワイヤ始端部WSとして
は、ループ形成用ピン23a,23bの回転制御のやり
易さなどの点から整数回の回転によるものが良いもの
の、ピン23a,23を2回転させると時間がかかるの
で、1回転させて形成したものが良い。また、前記一対
をなすループ形成用ピンとしては、この例では一方を所
定ループ曲げ半径を持つ円柱状のピン23aとし、他方
を所定ループ曲げ半径を持つ半円柱状のピン23bとし
たものを用いるようにしたが、これに限定されず、所定
間隔を隔てて円柱状のピン同士、あるいは半円柱状のピ
ン同士を用いるようにしてもよい。
は、ループ形成用ピン23a,23bの回転制御のやり
易さなどの点から整数回の回転によるものが良いもの
の、ピン23a,23を2回転させると時間がかかるの
で、1回転させて形成したものが良い。また、前記一対
をなすループ形成用ピンとしては、この例では一方を所
定ループ曲げ半径を持つ円柱状のピン23aとし、他方
を所定ループ曲げ半径を持つ半円柱状のピン23bとし
たものを用いるようにしたが、これに限定されず、所定
間隔を隔てて円柱状のピン同士、あるいは半円柱状のピ
ン同士を用いるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるスプー
ル巻き溶接用ワイヤによると、ワイヤ始端部がループ状
をなしたものであるから、このループ状ワイヤ始端部
は、これに引張力が作用した時には、該ループ状ワイヤ
始端部全体が絞られる状態となることでループ形状がく
ずれることなく保持されるので、スプールのワイヤ挿入
用の孔から抜けて外れるようなことがなく、スプールに
対してループ状ワイヤ始端部を確実に止めることができ
る。よって、従来のP形ワイヤ始端部とは違って小さい
曲げ半径で鋭角的に折り曲げる必要がなく、溶接用ワイ
ヤがソリッドワイヤに比べて折れてしまい易いフラック
ス入りワイヤの場合でも、折れることなくループ状ワイ
ヤ始端部を形成することができ、スプールに対してルー
プ状ワイヤ始端部を確実に止めることができる。
ル巻き溶接用ワイヤによると、ワイヤ始端部がループ状
をなしたものであるから、このループ状ワイヤ始端部
は、これに引張力が作用した時には、該ループ状ワイヤ
始端部全体が絞られる状態となることでループ形状がく
ずれることなく保持されるので、スプールのワイヤ挿入
用の孔から抜けて外れるようなことがなく、スプールに
対してループ状ワイヤ始端部を確実に止めることができ
る。よって、従来のP形ワイヤ始端部とは違って小さい
曲げ半径で鋭角的に折り曲げる必要がなく、溶接用ワイ
ヤがソリッドワイヤに比べて折れてしまい易いフラック
ス入りワイヤの場合でも、折れることなくループ状ワイ
ヤ始端部を形成することができ、スプールに対してルー
プ状ワイヤ始端部を確実に止めることができる。
【図1】スプール巻き溶接用ワイヤのスプールの正面図
である。
である。
【図2】図1に示すスプールの巻き胴部に設けられたワ
イヤ挿入用の孔の一例を示す平面図である。
イヤ挿入用の孔の一例を示す平面図である。
【図3】本発明のスプール巻き溶接用ワイヤの製造に用
いるワイヤ始端部形成・止着装置の構成説明図である。
いるワイヤ始端部形成・止着装置の構成説明図である。
【図4】図3におけるピン回転軸及び一対のループ形成
用ピンを示す図である。
用ピンを示す図である。
【図5】本発明のスプール巻き溶接用ワイヤでのワイヤ
始端部の形成を説明するための図で、図3におけるA矢
視方向からみた説明図である。
始端部の形成を説明するための図で、図3におけるA矢
視方向からみた説明図である。
【図6】本発明例によるスプール巻き溶接用ワイヤであ
って、ピン1回転でループ状ワイヤ始端部を形成し、し
かる後に溶接用ワイヤを複数層巻いた状態を示す図であ
る。
って、ピン1回転でループ状ワイヤ始端部を形成し、し
かる後に溶接用ワイヤを複数層巻いた状態を示す図であ
る。
【図7】本発明例によるスプール巻き溶接用ワイヤであ
って、ピン1.5回転でループ状ワイヤ始端部を形成
し、しかる後に溶接用ワイヤを複数層巻いた状態を示す
図である。
って、ピン1.5回転でループ状ワイヤ始端部を形成
し、しかる後に溶接用ワイヤを複数層巻いた状態を示す
図である。
【図8】本発明例によるスプール巻き溶接用ワイヤであ
って、溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少なくなり、
ピン3/4回転で形成されたループ状ワイヤ始端部に引
張力が作用した時の状態を説明するための図である。
って、溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少なくなり、
ピン3/4回転で形成されたループ状ワイヤ始端部に引
張力が作用した時の状態を説明するための図である。
【図9】本発明例によるスプール巻き溶接用ワイヤであ
って、溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少なくなり、
ピン1回転で形成されたループ状ワイヤ始端部に引張力
が作用した時の状態を説明するための図である。
って、溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少なくなり、
ピン1回転で形成されたループ状ワイヤ始端部に引張力
が作用した時の状態を説明するための図である。
【図10】本発明例によるスプール巻き溶接用ワイヤで
あって、溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少なくな
り、ピン1.5回転で形成されたループ状ワイヤ始端部
に引張力が作用した時の状態を説明するための図であ
る。
あって、溶接時に巻き解かれてワイヤ残量が少なくな
り、ピン1.5回転で形成されたループ状ワイヤ始端部
に引張力が作用した時の状態を説明するための図であ
る。
【図11】従来のスプール巻き溶接用ワイヤのワイヤ始
端部を示す図である。
端部を示す図である。
【図12】該スプール巻き溶接用ワイヤにおけるワイヤ
始端部のスプールへの止着の説明図である。
始端部のスプールへの止着の説明図である。
10…スプール 11…軸部 12…巻き胴部 12a
…ワイヤ挿入用孔 13…フランジ部 14…放射状連
結板部 21…スプール装着用フランジ 22…ピン回
転軸 23a,23b…ループ形成用ピン 24…従動
歯車 25…減速機付きモータ 26…駆動歯車 27
…シリンダ W…溶接用ワイヤ WS…ループ状ワイヤ
始端部
…ワイヤ挿入用孔 13…フランジ部 14…放射状連
結板部 21…スプール装着用フランジ 22…ピン回
転軸 23a,23b…ループ形成用ピン 24…従動
歯車 25…減速機付きモータ 26…駆動歯車 27
…シリンダ W…溶接用ワイヤ WS…ループ状ワイヤ
始端部
Claims (3)
- 【請求項1】 スプールに溶接用ワイヤをコイル状に巻
いてなるスプール巻き溶接用ワイヤにおいて、スプール
の巻き胴部のワイヤ挿入用の孔を通って巻き胴部内側に
形成されたワイヤ始端部がループ状をなしていることを
特徴とするスプール巻き溶接用ワイヤ。 - 【請求項2】 前記溶接用ワイヤがフラックス入りワイ
ヤであることを特徴とする請求項1記載のスプール巻き
溶接用ワイヤ。 - 【請求項3】 前記ループの曲げ半径が3.5mm以上
であることを特徴とする請求項1又は2に記載のスプー
ル巻き溶接用ワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10310089A JP2000136070A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | スプール巻き溶接用ワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10310089A JP2000136070A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | スプール巻き溶接用ワイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000136070A true JP2000136070A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18001056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10310089A Pending JP2000136070A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | スプール巻き溶接用ワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000136070A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104444610A (zh) * | 2014-09-05 | 2015-03-25 | 台州市新大陆电子科技有限公司 | 一种绕丝盘以及钢筋捆扎机 |
| CN106629271A (zh) * | 2016-11-16 | 2017-05-10 | 国网山东省电力公司蓬莱市供电公司 | 一种电力试验用电缆收放装置 |
| CN108910619A (zh) * | 2018-08-28 | 2018-11-30 | 江南大学 | 一种全自动焊丝层绕机 |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10310089A patent/JP2000136070A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104444610A (zh) * | 2014-09-05 | 2015-03-25 | 台州市新大陆电子科技有限公司 | 一种绕丝盘以及钢筋捆扎机 |
| CN104444610B (zh) * | 2014-09-05 | 2017-01-25 | 台州市新大陆电子科技有限公司 | 一种绕丝盘以及钢筋捆扎机 |
| CN106629271A (zh) * | 2016-11-16 | 2017-05-10 | 国网山东省电力公司蓬莱市供电公司 | 一种电力试验用电缆收放装置 |
| CN106629271B (zh) * | 2016-11-16 | 2018-09-04 | 方佳平 | 一种电力试验用电缆收放装置 |
| CN108910619A (zh) * | 2018-08-28 | 2018-11-30 | 江南大学 | 一种全自动焊丝层绕机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050314 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050329 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050525 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051025 |