JP2000200577A - 荷電粒子線装置 - Google Patents
荷電粒子線装置Info
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- JP2000200577A JP2000200577A JP11000097A JP9799A JP2000200577A JP 2000200577 A JP2000200577 A JP 2000200577A JP 11000097 A JP11000097 A JP 11000097A JP 9799 A JP9799 A JP 9799A JP 2000200577 A JP2000200577 A JP 2000200577A
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Abstract
ールダを採用する荷電粒子線装置において、より大きな
試料を扱うことを可能ならしめると共に分解能の高い試
料像を得る。 【解決手段】荷電粒子線鏡体の側部から挿入され、荷電
粒子線に照射される試料を支持する試料ホールダと、該
挿入される試料ホールダの挿入開口を有すると共に、試
料ホールダを荷電粒子線に対して傾斜する傾斜機構を有
する試料ホールダ支持筒を備え、前記試料ホールダの挿
入開口は前記試料ホールダ支持筒の傾斜中心に対し、前
記荷電粒子線の照射方向に偏心して設ける。
Description
サイドエントリー試料ステージに関わり、特にユーセン
トリック試料ステージを有する荷電粒子線装置に関す
る。
ユーセントリックタイプのサイドエントリー試料ステー
ジについて、図7から図10を用いて説明する。
物レンズの側面に試料ステージが設けられている。この
試料ステージは鏡体3の側壁に取り付けられる。電子線
2の光軸(Z軸)と直交するX軸が回転中心となるよう
に、側壁に固定された支持筒4の内側にベアリング9を
介して保持筒5が回転可能に取り付けられる。
な傾斜筒6を取り付ける。この傾斜筒6は支点の中心が
X軸上にある球体軸受6aを有し、回転可能に取り付け
られる。傾斜筒6は、保持筒5に取り付けられZ方向に
移動させるつまみ10とピン11,ばね12よりZ方向
に支持される。またY方向は、保持筒5に取り付けられ
Y方向に移動させる駆動機17とピン18,ばね19に
より支持される。
られ、保持筒5を回転できるように接続される。試料ホ
ールダ7には、光軸とホールダ軸が一致する部分に試料
搭載部7aが設けられ、試料8が搭載される。
方向の駆動機15と駆動棒14が取り付けられ、遊動体
13を介して試料ホールダ7に接続されている。遊動体
13は試料ホールダ7および駆動棒14との接合部がピ
ポットとピポット軸受け構造となっていて、回転可能に
なっている。
コントローラによって制御される。ステージコントロー
ラには試料のX軸,Y軸,(Z軸),傾斜角度の移動限
界値を登録または検出する手段を有し、移動限界の範囲
内で駆動機を制御する。
ルダ7は対物レンズがある鏡体内部が真空であるために
鏡体内部に引込まれ、常に遊動体13を駆動機15の方
向に押しているため、駆動機15により駆動棒14をX
軸方向へ動かせば、遊動体13を介して試料ホールダ7
をX軸方向に移動させることができる。これで試料8を
X軸方向に移動できる。
に動かせば、試料ホールダ7は球体軸受6aを支点とし
Y軸方向へ回転するので、試料8はY方向に移動でき
る。同様につまみ10で傾斜筒6をZ軸方向に動かせ
ば、試料ホールダ7は球体軸受6aを支点としZ方向へ
回転するので、試料8はZ軸方向の移動ができる。さら
に駆動機16で保持筒5を回転させれば、保持筒5は傾
斜筒6を保持したままX軸まわりに回転するので、図1
0のように試料8は傾斜できる。これらの移動機構によ
り、試料8の観察面は、常にX軸,Y軸,Z軸の原点に
位置するように制御される。
い、電子線を細く絞って分解能の高い試料像を得ること
のできるインレンズ方式の走査形電子顕微鏡のニーズが
高まってきた。特に対物レンズの上磁極と下磁極の間に
試料を配置するインレンズ方式の走査形電子顕微鏡で
は、観察する試料のサイズも大きく制限され、数ミリ角
の試料を作らなければならない。
明する。ウェハー25から試料27(長さL,幅H)を
作成するには、まず幅Hに切断して短冊上のウェハー2
6とし、次に長さLに切断する。しかし、この作業は手
作業で行われるため、数ミリ角に切出すことは容易では
ない。図9および図10に示すように、断面観察を行う
ためには幅Hをわずか3〜4ミリ程度に切出す必要があ
り、非常に難しい作業となっていた。このため、より大
きな試料を搭載できるような装置が望まれている。
高分解能化が求められる。この分解能を上げる方法の一
つに、試料観察面を上磁極下面に近づける方法がある。
サイドエントリー試料ステージでこれらの課題を解決し
ようとした場合、図12のように、試料観察面8aのみ
をホールダ7の軸より上側にする方法があるが、試料の
傾斜中心はX軸上にあるため、図13のように傾斜した
場合に試料観察面8aが大きくずれてしまい、ステージ
の位置制御が非常に複雑になる。一方、分解能を上げる
方法として、図14のように、試料ホールダ7を上磁極
1aに近づける方法もあるが、図15のように、試料搭
載部7aの部材が上磁極1aと干渉してしまうために、
傾斜角Θが小さくなってしまう。
置する空間が大きく制限される傾斜機能を備えたサイド
エントリー式の試料ホールダを採用する荷電粒子線装置
において、より大きな試料を扱うことを可能ならしめる
と共に分解能の高い試料像を得るのに好適な荷電粒子線
装置の提供を目的とするものである。
に、本発明では荷電粒子源と、該荷電粒子源から発生す
る荷電粒子線を収束するための対物レンズを内在する荷
電粒子線鏡体を備えた荷電粒子線装置において、前記荷
電粒子線鏡体の側部から挿入され、前記荷電粒子線に照
射される試料を支持する試料ホールダと、該挿入される
試料ホールダの挿入開口を有すると共に、前記試料ホー
ルダを前記荷電粒子線に対して傾斜する傾斜機構を有す
る試料ホールダ支持筒を備え、前記試料ホールダの挿入
開口は前記試料ホールダ支持筒の傾斜中心に対し、前記
荷電粒子線の照射方向に偏心して設けられることを特徴
とする荷電粒子線装置を提供する。
大きな傾斜角を保ちつつ、大きな試料片を対象とする観
察を行うことができ、更に分解能の高い試料像を得るこ
とができる。
ホールダは、X軸方向に摺動し、また球体軸受けを支点
にY軸,Z軸方向の回転運動をし、さらに、保持筒の回
転軸よりZ軸方向に偏心した状態で回転運動する。この
ため試料はX軸,Y軸,Z軸方向に移動し、X軸を中心
として傾斜する。
傾斜角度の移動範囲が見出され、試料の移動範囲が制限
される。
説明する。図7から図15と同一番号の物は同一構成要
素を示すものである。
−Z断面図である。図2および図3は試料搭載部の詳細
断面図である。保持筒5内に、試料ホールダ挿入穴をZ
軸方向に偏心させた傾斜筒6を配置する。傾斜筒6に
は、支点の中心が保持筒5の回転軸(図中X軸)上にあ
る球体軸受6aを設けて、鏡体3に取り付ける。試料8
を搭載した試料ホールダ7は傾斜筒6に挿入され、遊動
体13に連結される。
図示のように光軸に沿って凹状に形成される。この凹部
の幅は例えば半導体ウェハーの厚さとより大きくしてお
くと良い。これは先に示した断面観察のために切り出し
た試料片を差し込んで観察するためである。
保持筒5の回転軸との間の距離を長くすることができ
る。即ち従来の技術に比べ、試料片を大きく切り出すこ
とができるので、微細な加工を必要とせず観察用試料の
作成が容易になる。
磁極1aと下磁極1bの間に試料が配置される所謂イン
レンズ式の対物レンズを採用しており、試料ホールダを
挿入する空間も極めて限られたものとなるが、この限ら
れた空間を試料片の配置のために有効に利用することが
できる。
4を動かせば、試料ホールダ7はX軸方向に摺動運動す
るので、試料8はX軸方向に移動する。Y軸方向の駆動
機17で傾斜筒6をY軸方向に動かせば、試料ホールダ
7は球体軸受6aを支点にY軸方向に回転運動するの
で、試料8はY軸方向に移動する。Z軸方向のつまみ1
0で傾斜筒6をZ軸方向に動かせば、試料ホールダ7は
球体軸受6aを支点にZ軸方向に回転運動するので、試
料8はZ軸方向に移動する。保持筒5に設けられた駆動
機16で保持筒5を回転させれば、傾斜筒6を保持した
状態でX軸まわりに回転する。
料ホールダ7はZ軸方向の偏心量Eを保持したままX軸
まわりに回転するので、試料8がX軸まわりに傾斜する
ことになる。試料8は傾斜中心であるX軸が観察面の基
準面となるように試料ホールダ7に搭載され、観察面が
X軸,Y軸,Z軸の原点に位置するように制御される。
−Z断面図である。保持筒5を鏡体3に回転可能に取り
付け、傾斜筒6の球体軸受6aを保持筒5に取り付け
る。球体軸受6aの回転中心は、保持筒5の回転軸に対
しZ軸方向に偏心させる。X軸,Y軸,Z軸方向の移動
機構は図1と同じである。本例も図1と同じように、試
料はX軸,Y軸,Z軸方向の移動が可能で、保持筒5を
駆動機16で回転させると、Z軸方向の偏心量Eを保持
したまま傾斜筒6がX軸まわりに回転するので、試料8
はX軸まわりに傾斜する。
やモーター等の位置制御可能な機器を示すが、ねじ式の
つまみを用いれば手動での移動が可能になる。
が、駆動機を用いても構わない。さらに、Z軸方向は上
磁極1aと下磁極1bの間にあり移動量が微量であるた
め、移動機構を省略する場合もある。
系統図である。操作者が所望の使用範囲を入力装置21
より入力し、この入力値を処理装置22で登録および処
理する。処理装置22で処理された入力情報や、移動範
囲の位置情報は表示装置20に表示する。また処理装置
22で得られた移動範囲は、ステージコントローラ23
に送られ、ステージの駆動機24の動作限界値として設
定され、この範囲内でX軸,Y軸,(Z軸),傾斜の位
置を制御する。
作者は入力装置より、使用する傾斜角度の範囲(最大
値)を入力する(処理601)。次に入力値より、X
軸,Y軸,(Z軸),傾斜角度について試料8の移動範
囲を求める(処理602)。移動範囲は試料ホールダ7
の試料搭載部7aおよび試料8が、上磁極1a,下磁極
1bや他の部品と干渉しない範囲となる。これは、試料
ホールダ7が他の部品と干渉する部分について、試料ホ
ールダ7および試料8の形状から得られる関係式を処理
装置に登録しておき、関係式に入力値を代入することで
計算できる。また処理を簡略する場合には、入力値に対
して複数の定数を登録しておき、これを参照するように
してもよい。あるいは、入力値に対して関係式と定数を
登録しておき、これを参照するようにしてもよい。求め
られた移動範囲は、入力値と共に処理装置に登録する
(処理603)。次に入力値と移動範囲を表示装置に表
示する(処理604)。さらにステージコントローラに
移動範囲の限界値として設定する(処理605)。
入れ替わっても同じである。また、処理601において
搭載する試料の高さを入力するようにしてもよい。さら
に処理601において、使用する傾斜角度と試料の高さ
を入力するようにしてもよい。いずれも計算式や定数を
登録しておくことで、移動範囲を求めることができる。
料ホールダ軸が偏心するので、試料の傾斜中心が試料ホ
ールダ軸よりも偏心量だけ高くなる。試料の観察(搭
載)基準面は偏心のないユーセントリック試料ステージ
よりも高くなるので、試料ホールダ半径より大きな(高
さのある)断面試料を搭載できるようになり、観察面を
上磁極下面に近づけた状態でも大きな傾斜角が得られる
ようになる。
入力でき、この入力値に対してステージの移動範囲が制
限されるので、用途に応じて最適な試料移動範囲が得ら
れる。
面)。
面)。
面)。
面)。
面)。
面)。
面)。
4…支持筒、5…保持筒、6…傾斜筒、6a…球体軸
受、7…試料ホールダ、7a…試料搭載部、8…試料、
8a…試料観察面、9…ベアリング、10…つまみ、1
1,18…ピン、12,19…ばね、13…遊動体、1
4,15,16,17…駆動機、20…表示装置、21
…入力装置、22…処理装置、23…ステージコントロ
ーラ、24…ステージの駆動機、25…ウェハー、26
…幅Hで切出したウェハー、27…長さLで切断したウ
ェハー。
Claims (7)
- 【請求項1】荷電粒子源と、該荷電粒子源から発生する
荷電粒子線を収束するための対物レンズを内在する荷電
粒子線鏡体を備えた荷電粒子線装置において、 前記荷電粒子線鏡体の側部から挿入され、前記荷電粒子
線に照射される試料を支持する試料ホールダと、 該挿入される試料ホールダの挿入開口を有すると共に、
前記試料ホールダを前記荷電粒子線に対して傾斜する傾
斜機構を有する試料ホールダ支持筒を備え、 前記試料ホールダの挿入開口は前記試料ホールダ支持筒
の傾斜中心に対し、前記荷電粒子線の照射方向に偏心し
て設けられることを特徴とする荷電粒子線装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記試料ホールダは前
記対物レンズの上磁極と下磁極の間に配置されることを
特徴とする荷電粒子線装置。 - 【請求項3】請求項1において、 前記試料ホールダは前記試料を保持するための凹部を備
えてなることを特徴とする荷電粒子線装置。 - 【請求項4】請求項3において、 前記凹部は半導体ウェハと同じ厚さの試料を挿入可能に
形成されていることを特徴とする荷電粒子線装置。 - 【請求項5】請求項1乃至3において、 前記荷電粒子線鏡体或いは試料ホールダ支持筒は、前記
試料ホールダを前記荷電粒子線鏡体に対し、前記荷電粒
子線の光軸方向、前記荷電粒子線の垂直方向の何れか、
または両方に移動するための移動機構を備えてなること
を特徴とする荷電粒子線装置。 - 【請求項6】請求項5において、 前記傾斜機構の傾斜角度を設定する手段と、当該設定手
段で設定された傾斜角度に基づいて前記移動機構の移動
範囲を決定する手段を備えたことを特徴とする荷電粒子
線装置。 - 【請求項7】請求項5または6において、 前記試料ホールダに搭載する試料の高さ、或いは前記試
料ホールダの凹部から突出する試料の高さを設定する手
段と、当該設定手段で設定された前記高さに基づいて前
記移動機構の移動範囲を決定する手段を備えたことを特
徴とする荷電粒子線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00009799A JP3702685B2 (ja) | 1999-01-04 | 1999-01-04 | 荷電粒子線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00009799A JP3702685B2 (ja) | 1999-01-04 | 1999-01-04 | 荷電粒子線装置 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000200577A true JP2000200577A (ja) | 2000-07-18 |
| JP2000200577A5 JP2000200577A5 (ja) | 2005-01-06 |
| JP3702685B2 JP3702685B2 (ja) | 2005-10-05 |
Family
ID=11464611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00009799A Expired - Lifetime JP3702685B2 (ja) | 1999-01-04 | 1999-01-04 | 荷電粒子線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3702685B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013183543A1 (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-12 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 試料ホルダ、及び、観察用試料固定方法 |
| DE112015005596B4 (de) | 2015-01-13 | 2022-10-13 | Hitachi High-Tech Corporation | Ladungsteilchen-Strahlvorrichtung sowie Probentisch |
-
1999
- 1999-01-04 JP JP00009799A patent/JP3702685B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013183543A1 (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-12 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 試料ホルダ、及び、観察用試料固定方法 |
| US9082583B2 (en) | 2012-06-06 | 2015-07-14 | Hitachi High-Technologies Corporation | Sample holder and method for fixing observation sample |
| DE112015005596B4 (de) | 2015-01-13 | 2022-10-13 | Hitachi High-Tech Corporation | Ladungsteilchen-Strahlvorrichtung sowie Probentisch |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3702685B2 (ja) | 2005-10-05 |
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