JP2000201016A - 可撓漏洩導波管 - Google Patents

可撓漏洩導波管

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JP2000201016A
JP2000201016A JP10372799A JP37279998A JP2000201016A JP 2000201016 A JP2000201016 A JP 2000201016A JP 10372799 A JP10372799 A JP 10372799A JP 37279998 A JP37279998 A JP 37279998A JP 2000201016 A JP2000201016 A JP 2000201016A
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waveguide
flexible
slit
leaky
longitudinal direction
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JP10372799A
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Masahiro Kusunoki
正弘 楠
Takao Kanai
隆夫 金井
Isamu Oishi
勇 大石
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷重による導波管の変形を抑制し、この変形
に起因する電波の伝搬特性の悪化を防止する。 【解決手段】 銅板によって略矩形の導波管1を形成
し、導波管1の外側を外皮シース2で被覆して可撓漏洩
導波管10を作製する。導波管1の壁面には長手方向に
凹凸の波形形状を付け、少なくとも四辺の一面に電波漏
洩のスリット3を所定間隔隔てて長手方向に配置形成す
る。導波管1の表面には誘電体テープを貼ってスリット
3の開口を塞ぐ。導波管1と外皮シース2との間には潤
滑剤を充填して可撓漏洩導波管10の曲げ操作性を改善
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路や鉄道に沿って
布設され、車両移動体との交信を行う可撓漏洩導波管に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両移動体(自動車や列車等)に対する
安全管理や情報交換等を行うために道路や鉄道に沿って
可撓漏洩導波管を布設し、この可撓漏洩導波管を利用し
て車両移動体との双方向通信を行うシステムが構築され
つつある。
【0003】図8はこの種のシステムに使用される一般
的な可撓漏洩導波管を示す。この可撓漏洩導波管は断面
が楕円形をした金属製の導波管1の外側が外皮シース2
によって被覆されているもので、導波管1の壁面は可撓
性を得るために長手方向(管軸方向)に凹凸の波形形状
が施され、楕円断面の短径側の側壁面に電波漏洩用の複
数のスリット(漏洩穴)3が長手方向に間隔を介して配
置形成されている。
【0004】この種の可撓漏洩導波管を道路等に沿って
布設し、可撓漏洩導波管の一端側に給電することによ
り、電波が導波管1を通って伝搬し、電波の一部がスリ
ット3から漏洩して道路走行の車両移動体のアンテナに
受信され、また、車両側のアンテナから送信された電波
はスリット3から導波管1内に取り込まれて伝搬するこ
とで、車両移動体との双方向通信が達成されるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す一般的な可撓漏洩導波管は、導波管1の断面が楕円
形であるため、外力による変形を受け易い。図9はこの
事をモデル的に示すもので、布設状態の可撓漏洩導波管
10に荷重(分布荷重)fが加わると楕円の短径が縮小
する方向に大きく変形し、また、スリット3の穴が潰れ
る方向に変形する。楕円形状の前記縮小変形によって、
電波の伝搬特性が悪化し、スリット3の潰れ変形によっ
て電波の漏洩量(輻射量)が減少する上に電波漏洩の指
向性が変化し、通信性能に悪影響を及ぼすという問題が
生じる。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、外力に対する耐変形性が大
きくスリットの潰れ変形を抑制して信頼性の高い高性能
通信を可能とする可撓漏洩導波管を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために次のような手段を講じている。すなわち、第
1の発明の可撓漏洩導波管は、断面が略矩形を呈した中
空の導波管の壁面に長手方向に凹凸の波形形状が施さ
れ、この導波管の四辺のうちの少なくとも一辺の壁面に
電波漏洩のスリットが導波管の長手方向に間隔を介して
配置形成され、導波管の外側は外皮シースによって被覆
されている構成をもって課題を解決する手段としてい
る。
【0008】また、第2の発明の可撓漏洩導波管は、前
記第1の発明の構成を備えたものにおいて、導波管の表
面にはスリットを塞ぐ誘電体テープが貼られ、前記スリ
ットの内部空間は充填物の無い空気層と成している構成
をもって課題を解決する手段としている。
【0009】さらに、第3の発明の可撓漏洩導波管は、
前記第1又は第2の発明の構成を備えたものにおいて、
導波管と外皮シースとの間には潤滑剤が充填されている
構成をもって課題を解決する手段としている。
【0010】さらに、第4の発明の可撓漏洩導波管は、
前記第1又は第2又は第3の発明の構成を備えたものに
おいて、導波管は、断面が略コ字形を呈してなる一対の
導波管半体を互いに向かい合わせコ字形の開口先端側壁
面同士を嵌合固定して断面が略矩形の管と成したもので
あり、各導波管半体の壁面はその長手方向に凹凸の波形
形状が施され、一対の導波管半体によって組み立てられ
た前記断面略矩形の導波管の四辺のうちの少なくとも一
辺の壁面に電波漏洩のスリットが長手方向に間隔を介し
て配置形成されている構成をもって課題を解決する手段
としている。
【0011】さらに、第5の発明の可撓漏洩導波管は、
前記第4の発明の構成を備えたものにおいて、導波管半
体は銅板によって形成され、一対の導波管半体のコ字形
の開口先端側壁面同士の嵌合部はレーザビームによる間
欠溶接によって固定されており、その間欠溶接区間の非
溶接嵌合部分は半田によって接続固定されている構成を
もって課題を解決する手段としている。
【0012】さらに、第6の発明の可撓漏洩導波管は、
前記第4の発明の構成を備えたものにおいて、導波管半
体は鉄系の板によって形成されてそのコ字形の内壁面は
薄膜の銅層によって覆われており、一対の導波管半体の
コ字形の開口先端側壁面同士の嵌合部はレーザビームの
連続溶接によって溶接固定されている構成をもって課題
を解決する手段としている。
【0013】さらに、第7の発明の可撓漏洩導波管は、
前記第1乃至第6の何れか1つの発明の構成を備えたも
のにおいて、導波管のスリット形成側にはスリットから
漏洩される電波の指向性を規定する反射板が一体的に取
り付けられ、この導波管と反射板の一体物は外皮シース
によって一体的にシースされている構成をもって課題を
解決する手段としている。
【0014】本発明においては、導波管が略矩形形状を
呈しているので、布設された可撓漏洩導波管に荷重が加
わってもその荷重は荷重受け面と直交する方向(荷重の
方向と同方向)の導波管側壁によって支えられるので、
導波管の変形が小さく、導波管を通る電波の伝搬特性が
低下することを抑制でき、また、電波を漏洩するスリッ
トの穴の潰れ変形を効果的に抑制できるので、この穴潰
れに起因して漏洩電波の量が減少し、電波漏洩の指向性
が変わってしまうという従来例の可撓漏洩導波管10に
発生する問題点を防止して信頼性の高い高性能の通信を
可能とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づき説明する。なお、以下の実施形態例の説明にお
いて、従来例と同一の名称部分には同一符号を付し、そ
の重複説明は簡略化又は省略する。
【0016】図1には本発明に係る可撓漏洩導波管の第
1の実施形態例が示されている。本実施形態例の可撓漏
洩導波管10も図8に示す従来例と同様に導波管1の外
側に外皮シース2を設けた構成としたものであるが、本
実施形態例の可撓漏洩導波管10が従来例のものと異な
る特徴的なことは、導波管1の断面形状を略矩形とした
ことと、導波管1と外皮シース2との間に品質改善の手
段を講じたことである。
【0017】断面が矩形の中空の導波管1の壁面には長
手方向に凹凸の波形形状が施されており、その波形形状
の凹凸の内の凸側の適宜の壁面に電波漏洩のスリット3
が長手方向に所定の間隔を介して配置形成されている。
この図1に示す実施形態例では、矩形断面の上下の長辺
側の面は互いに平行であり、矩形断面の左右の短辺側の
面も互いに平行となっていて、スリット3は矩形断面の
短辺側の片側側壁のほぼ中心位置に設けられている。な
お、図1に示す例では波形形状は蛇腹状(リング状)と
なっているが、この波形形状は従来例の図8に示すもの
と同様に螺旋状としてもよいものである。
【0018】図2は、導波管1と外皮シース2との間に
施した品質改善の手段の一例を示すもので、導波管1の
表面にスリット3の開口を塞ぐ誘電体テープ4を貼着し
たことと、導波管1と外皮シース2との間にグリース等
の潤滑剤5を充填したことを特徴とする。誘電体テープ
4の材質は例えば外皮シース2よりは誘電率(誘電正
接)の小さいポリマによって構成される。
【0019】次にこの実施形態例における可撓漏洩導波
管10の製造方法を簡単に説明する。例えば、長尺の銅
テープを矩形形状の金型に巻いて断面形状を矩形とした
中空の筒状の導波管1を形成し、次に、ダイス等の波付
け工具を用いて導波管1の筒壁に凹凸の波形形状を導波
管1の長手方向に形成する。次に、波付けされた導波管
1にスリット3を加工形成し(このスリット3の加工は
波付け工程の前でもよい)、導波管1の波形形状の谷部
(凹凸の凹部)に潤滑剤5を充填して導波管1の外面に
押し出し加工等により外皮シース2を被覆することによ
り目的とする可撓漏洩導波管10が製造される。
【0020】なお、可撓漏洩導波管10の製法は上記以
外の各種方法(例えば、スリット3や波付けを行った銅
テープを矩形の金型に巻いて導波管1を形成するように
し、スリット3や波付けの工程をテープ巻きの前工程で
行う製法)を採用できるものである。
【0021】上記第1の実施形態例によれば、導波管1
を矩形(略矩形を含む)に形成したものであるから、可
撓漏洩導波管10を布設後、図3に示すように可撓漏洩
導波管10に荷重(分布荷重)fが加わった場合におい
てもその荷重は荷重受け面(矩形の上下の長辺側面3
a)に直交する矩形の短辺側面3bで支えられるので、
導波管1の曲げ変形が充分小さく(導波管1の曲げに対
する耐性が大きく)、導波管1を通る電波の伝搬特性を
殆ど害することはない。また、スリット3の穴が潰れ変
形することを防止できるので、スリット3から輻射され
る電波の量や指向性が大きく変化するのを抑制でき、こ
のことにより、信頼性の高い高性能の路車間通信を達成
することが可能となる。
【0022】また、導波管1の表面には、スリット3を
塞ぐ誘電体テープ4を貼着したので、潤滑剤5や外皮シ
ース2の材料が導波管1の内部に入り込むのを防止で
る。同様に、潤滑剤5や外皮シース2の材料がスリット
3の内部空間に充填物として入り込むことを防止できる
ので、スリット3の内部空間は完全な空気層となり、ス
リット3の内部空間を誘電率の最も低い空気の誘電率
(理想的な誘電率)にすることができ、導波管としての
電気特性を十分に高めることができる。
【0023】さらに、導波管1と外皮シース2との間に
潤滑剤5を充填し、導波管1の波形形状の谷部が潤滑剤
5で満たされるので、可撓漏洩導波管10の曲げの操作
性が改善されることとなり、そのため、可撓漏洩導波管
10を布設する際に道路や鉄道に沿って可撓漏洩導波管
10を容易に曲げることができ、可撓漏洩導波管10の
布設の作業性(作業効率)を十分に高めることができ
る。
【0024】図4は本発明に係る可撓漏洩導波管の第2
の実施形態例を示す。この第2実施形態例は導波管1を
一対の導波管半体1a、1bの組み立てにより形成した
ことを特徴とするものであり、それ以外の構成は前記第
1の実施形態例と同様である。
【0025】導波管半体1a、1bは断面がコ字形状
(略コ字形状を含む)を呈しており、各導波管半体1
a、1bの壁面にはその長手方向に凹凸の波形形状が施
されており、その波形形状の凹凸の内の適宜の凸側の壁
面に電波漏洩のスリット3が長手方向に間隔を介して配
置形成されている(図4にはスリット3が1個示されて
いるが、実際にはスリット3が長手方向に所定間隔隔て
て複数配置形成されている)。
【0026】一対の導波管半体1a、1bは互いに向か
い合う方向にしてコ字形の開口先端側壁面6a、6b同
士が嵌合され、その嵌合部分がレーザビーム溶接によっ
て固定されて全体として断面が矩形(略矩形を含む)形
状の導波管1が組み立てられている。そしてこの導波管
1の表面にスリット3を塞ぐ誘電体テープ4が貼られ、
導波管1の外面には前記第1の実施形態例の場合と同様
に潤滑剤5を介して外皮シース2が被覆形成されて目的
とする可撓漏洩導波管10が得られている。
【0027】次に、この第2実施形態例に係る可撓漏洩
導波管10の製造方法を説明する。図7の実線で示す工
程図は第1の製造方法を示すもので、可撓漏洩導波管1
0は、波付け工程101と、スリット加工工程102
と、予備曲げ工程103と、巻き取り工程104と、最
終曲げ・整形工程105と、溶接工程106と、テープ
貼着工程107と、潤滑剤充填・シース工程108とを
行って作製される。
【0028】製造に際しては、銅板のテープ(以下、銅
テープともいう)が繰り出されて波付け工程101と、
スリット加工工程102とを一緒に行う作業場所に導か
れる。この波付け工程101では銅テープを波の形状を
もった成型金型でテープの長さ方向に凹凸を施してテー
プ面に波形形状を形成する。この波形形成用の銅テープ
の横幅は、導波管1の周囲長の1/2より若干長くす
る。導波管1は一方側の銅テープにより成型した導波管
半体1aと他方側の銅テープにより成型した導波管半体
1bとを嵌合して形成することから、嵌合部の内面に段
差が生じないように板厚を考慮して嵌合部分の波形状を
成型する。波付け時に材料の伸びを起さないように、波
付け時に材料を引き込むようにしており、そのため、波
付けは、金型を1回プレスする毎に1個の波を形成する
ようにしている。
【0029】スリット加工工程102の作業は波付け工
程中に組み込まれて行われ、銅テープにスリット3を形
成する。この製造方法の装置は、前記波付けを行う金型
に波形の所定ピッチ間隔毎に2種類の異なる形状(スリ
ットの向きが異なる)のスリット3を交互に形成する構
造を組み込んでおり、具体的には、スリット3を開ける
穴開け用の2種類のポンチを波付けの金型に組み込んで
いる。スリット3の加工作業に際しては、前記波付けの
プレスの回数をカウントし、そのカウント値が設定回数
になるごとに種類の異なるポンチを交互に動作させ、波
形の所定ピッチ間隔毎にスリット3を形成する。なお、
このスリット3の形成加工は導波管半体1a側の銅テー
プと導波管半体1b側の銅テープのうちの一方側のテー
プに行う。
【0030】波付けとスリット3の加工が施された銅テ
ープは次に予備曲げ工程103において銅テープの両幅
端側を例えば45度内側に曲げる。この予備曲げ工程の
作業は好ましくは前記波付けとスリット3の加工を行う
同じ金型を用いて行う。
【0031】次に、この予備曲げされた銅テープ7を巻
き取り工程104で図6に示すように曲げ方向を上側に
してドラム8に重ね巻き形態で巻き取る。このドラム8
は特殊なもので、実際には横に倒した状態で重ね巻きを
行う。ドラム8の胴径は1.5m程度とし、外径を2m
程度とすることで、250m一条長が巻き取れるように
する。このドラム巻きに際して、導波管半体1a側の胴
テープ7と導波管半体1b側の胴テープ7の一方は右巻
きとし、他方側は左巻きに巻き取り、巻き方向を区別す
る。
【0032】次に、前記巻き取り工程104で巻き取ら
れた一対の胴テープ(巻き取り方向が異なる一対の胴テ
ープ)7を最終曲げ・整形工程105の作業位置に繰り
出す。そしてこの最終曲げ・整形工程105で、一対の
それぞれの胴テープ7の曲げ角度をほぼ90度となるよ
うに最終曲げを行う。この曲げ加工は波形形状の波の山
部(凸部)を押さえて行う。さらに、この105の工程
では、前記巻き取り工程104での巻き取りによる波形
形状の変形を修正する整形を行う。この整形作業はロー
ラ整形によって波形形状を整形する。なお、前記最終曲
げの作業はブレス型状の整形装置を使用する。この工程
で、一対の胴テープ7は断面がコ字形状を呈し、その壁
面の長手方向に波形形状が施され、一方側胴テープ7の
壁面の長手方向には所定の間隔を介してスリット3が形
成された導波管半体1a、1bが成型される。
【0033】最終曲げと波形形状の整形が終了した一対
の胴テープ7は導波管半体1a、1bの形態となって、
次に、組み立て・溶接工程106の作業位置に繰り出さ
れる。この工程106では、互いに向かい合わされた導
波管半体1a、1bを位置出し治具で位置出しして図4
に示すようにコ字形の開口先端側壁面6a、6b同士を
嵌合する。そして、位置出し状態で、導波管半体1a、
1bの嵌合部に外側からレーザ溶接機を用いてレーザビ
ームを照射し、貫通溶接を行い断面が矩形状を呈した導
波管1を作製する。なお、この106の工程での組み立
てと溶接の作業は導波管半体1a、1bを所定速度で走
行させた状態で行う。
【0034】つぎに、テープ貼付工程107で導波管1
の表面に誘電体テープ4を貼着してスリット3の開口を
塞ぐ。しかる後に、潤滑剤充填・シース工程108にお
いて、導波管1の表面に潤滑剤5を充填して(付着し
て)導波管1の外側を外皮シース2で被覆し、目的とす
る可撓漏洩導波管10を作製する。
【0035】次に、可撓漏洩導波管10の第2の製造方
法を説明する。この第2の製造方法は図7の破線で示す
工程を経由して作業を行うもので、前記の第1の製造方
法の工程101〜102が201〜204の工程に置き
換わり、第1の製造方法の工程107が省略されたもの
である。この第2の製造方法では、スリット加工工程2
01で一対の胴テープ7の一方にスリット3を形成する
作業を行う。そして、次のテープ貼付工程202で、胴
テープ7の表面に誘電体テープ4を貼着してスリット3
の開口を塞ぐ作業を行う。
【0036】次に、パイロット穴加工の工程203で、
スリット3を形成した胴テープ7にパイロット穴を開け
る。次に、スリット3を形成した胴テープ7とスリット
3の無い胴テープ7とを波付け工程204に送り、この
工程204で、前記第1の製造方法の101の工程と同
様に一対の各胴テープ7の表面に波形形状が付けられ
る。なお、胴テープ7は前記パイロット穴に合わせて波
付け工程204に繰り出される。
【0037】波付けが済んだ一対の胴テープ7は前記第
1の製造方法の工程103〜108の作業を経て(工程
107の作業は省略される)目的とする可撓漏洩導波管
10が作製される。
【0038】図5は、前記工程106を経て作製される
導波管1の寸法構成図を示すもので、同図の(a)は矩
形形状の寸法を示し、同図の(b)は波形形状の寸法を
示している。図5において、R1は矩形の曲げ半径、S1
は矩形の短軸方向内径、S2は短軸方向外径、W1は矩形
の長軸方向内径、W2は矩形の長軸方向外径、tは板
厚、hは波形形状の波の深さ、R2は波形の半径、pは
波形のピッチをそれぞれ示す。
【0039】具体的な寸法値の一例として、S1=2
2.35mm、S2=28.05mm、W1=47.4m
m、W2=53.1mm、t=0.5mm、h=2.3
5mm、R2=1.98mm、p=9.5mmである。
1の値は、本出願人が特公昭58−8161号で開示
した如くh≦R1≦0.46S1の関係を満足する数値に
設定することが良好な電圧定在比(VSWR)特性を得
る上で望ましい。
【0040】図11は本発明に係る可撓漏洩導波管の第
3の実施形態例を示す。この第3の実施形態例は、前記
第1又は第2の実施形態例の導波管1のスリット3の形
成側にスリット3から漏洩する電波(漏洩電波)の指向
性を規定する反射板12を該導波管1と一体的に取り付
けたことを特徴とする。
【0041】図11に示す例では、反射板12は図10
に示す反射板形成板11を用いて形成されている。この
反射板形成板11には長さ方向に連続的に凹凸の波形形
状が形成されており、この波形形状の凹凸形状およびそ
のピッチ間隔は前記導波管1の波形形状と同一である。
反射板形成板11の幅方向の両端部は手前向きに所定角
度をもって折り曲げられ、この折り曲げ面が反射板12
と成しており、両反射板12間の板面は背板13と成し
ている。
【0042】図11に示す如く、背板13の波形形状の
凹凸が導波管1のスリット形成面の凹凸に嵌合し、位置
合わせされた状態で、背板13が導波管1のスリット形
成面に当接され、この状態で、反射板12と背板13の
背面側の折り目を溶接ラインとして反射板形成板11と
導波管1はレーザビーム等の溶接によって一体的に固定
されている。なお、背板13には長さ方向に所定間隔を
介して開口窓14が形成されており、反射板形成板11
を導波管1に固定したときにスリット3が背板13によ
って塞がれないようにし、導波管1のスリット3は開口
窓14に露出するようにしている。
【0043】前記反射板形成板11が固定された導波管
1は前記第1および第2の各実施形態例の場合と同様に
外皮シース2によって被覆され(反射板形成板11も導
波管1と一体的に被覆される)、目的とする可撓漏洩導
波管10が作製される。なお、図11では、外皮シース
2の図示は省略してある。
【0044】この実施形態例の可撓漏洩導波管10も、
前述した各実施形態例の可撓漏洩導波管10と同様に、
スリット3を道路側(鉄道の場合は軌道側)にして布設
され、スリット3を利用して、走行体との双方向通信が
行われる。この実施形態例では、反射板12の大きさ、
折り曲げ角度はスリット3から漏洩される電波の指向性
を最適(最大)にするように設定されている。
【0045】図14の(b)はこの実施形態例の電波指
向特性を示すものであり、比較のために、反射板12の
ない可撓漏洩導波管10の電波指向特性を同図の(a)
に示してある。同図の(a)と(b)を比較すれば明ら
かなごとく、反射板12を設けることによって、指向性
が大幅に改善されており、このことにより、SN比が改
善され、高品位の通信が可能となるものである。
【0046】また、反射板形成板11は長手方向に波形
形状が連続的に形成されているため、可撓性に富み、反
射板12を付けたにも拘らず可撓漏洩導波管10の布設
作業を容易に行い得る。
【0047】さらに、背板13に導波管1の凹凸と同じ
凹凸が付けられているため、導波管1と反射板形成板1
1との位置合わせが容易であり、反射板形成板11を導
波管1に溶接固定する際に両者1、11の位置ずれを防
止できるので、誤ってスリット3が背板13によって閉
鎖されるということが無く、製品製造の信頼性を高める
ことができる。
【0048】図12は本発明に係る可撓漏洩導波管の第
4の実施形態例を示す。この実施形態例は反射板形成板
11を短尺に形成し、複数の反射板形成板11を導波管
1のスリット3の形成面に長手方向への間隔を介して間
欠的に取り付けたことを特徴としており、それ以外の構
成は前記第3の実施形態例と同様である。
【0049】この第4の実施形態例は前記第3の実施形
態例と同様な効果を奏する他に、反射板形成板11を間
欠的に取り付けることによって、導波管1の端部にフラ
ンジ(図示せず)を取り付けるのが非常に容易になると
いう効果を奏する。一般に、可撓漏洩導波管10を接続
する場合には可撓漏洩導波管10の端部、つまり、導波
管1の端部にフランジが取り付けられており、また、可
撓漏洩導波管10の給電側端部には、給電側のコネクタ
と導波管1を接続するためにフランジが取り付けられて
いる。
【0050】導波管1の端部にフランジを取り付ける場
合、図11に示すように導波管1に沿って反射板形成板
11が連続的に設けられている構成の場合は、導波管1
の端部で、フランジを取り付ける部分の反射板12を削
り取る作業が必要となるが、図12のように、反射板形
成板11が導波管1に対し、間欠的に取り付けてある場
合は、反射板形成板11と反射板形成板11の間の導波
管1の部分で該導波管1を切断することにより、反射板
形成板11のない導波管1の端部が得られることにな
り、反射板12を削り取る作業を要せずにフランジをそ
の導波管1の端部に容易に取り付けできるという効果が
得られるものとなる。
【0051】なお、本発明は上記各実施形態例に限定さ
れることなく様々な実施の形態を採り得る。例えば、図
1に示す如く上記各実施形態例では、スリット3を導波
管1の波形形状の凸側の壁面に設けたがこれを波形形状
の凹側の壁面に設けてもよく、凸側に設けたスリット3
と凹側に設けたスリット3とが長手方向に混在していて
もよく、スリット3は予め設定したピッチ間隔で配置形
成されていればよい。
【0052】また、上記各実施形態例ではスリット3を
導波管1の矩形形状の4辺の内の1辺の壁面に設けた
が、2辺以上の壁面に設けてもよい。
【0053】さらに、上記第2実施形態例では、導波管
半体1a、1bの嵌合部分の固定をレーザビームの溶接
で行っているが、この嵌合部分の固定構造は製造時のラ
インスピード(導波管半体1a、1bの走行スピード)
に応じて様々な構成展開が可能である。製造のラインス
ピードが3m未満と遅い場合は導波管半体1a、1bの
嵌合部分はレーザビームにより導波管半体1a、1bの
長手方向(導波管半体1a、1bが製造ラインに沿って
走行する方向)に連続溶接されて固定される。
【0054】製造のラインスピードが3m以上のときは
導波管半体1a、1bの嵌合部分はレーザビームにより
導波管半体1a、1bの長手方向(導波管半体1a、1
bが製造ラインに沿って走行する方向)に間欠的に溶接
されて固定される。一般に銅板はレーザビームの反射率
が高く、銅板製の導波管半体1a、1bの嵌合部分をレ
ーザビームで溶接する場合、製造のラインスピードが3
m以上に速くなると固定側のレーザ溶接機から移動側の
導波管半体1a、1bに照射されるレーザビームのエネ
ルギが嵌合部分に十分に蓄積されず、エネルギ不足とな
って連続溶接は困難となる。このような場合は、レーザ
溶接機をパルス駆動し、瞬間的に高いレーザビームのエ
ネルギを嵌合部分に加えてパルス溶接し、導波管半体1
a、1bの嵌合部分を間欠溶接する。
【0055】この場合、導波管半体1a、1bの嵌合部
分の結合強度を高めたい場合は、その間欠溶接区間の非
溶接嵌合部分に溶融半田を流し込んで(この場合は、半
田を流し込む部分に半田ペーストを塗布しておく)、非
溶接部分を半田接続により固定し、溶接と半田の両方の
結合力で嵌合部分を固定する。
【0056】製造のラインスピードが3m以上のスピー
ドであってもレーザビームによる連続溶接を行って導波
管半体1a、1bの嵌合部分を固定したい場合は、導波
管半体1a、1bの材料として、鉄系の板(テープ)を
使用する。この鉄系の板の内面(導波管1の内面側とな
る面)には薄膜の銅層をメッキ、蒸着、銅薄膜の貼着等
の適宜の手段によって形成しておき(製造コストの低減
と品質の信頼性を共に図ることが出来る点でメッキによ
る手法がより好ましい)、この銅層の付いた鉄系の板
(テープ)を素材として銅層を内側にして折り曲げて導
波管半体1a、1bを成型する。
【0057】そうすると、導波管半体1a、1bを嵌合
したとき、その嵌合部分の外側の壁面(レーザビームが
照射される面)は鉄系の面となり、この鉄系の面はレー
ザビームの反射率が低くレーザビームの熱吸収率が高い
ので、ラインスピードが速くてもレーザビームによる嵌
合部分の連続溶接が効果的に達成される。なお、鉄系の
板としては、鉄板はもちろんのこと、鋼板、ステンレス
板等、鉄を主成分とする材質の板が含まれる。
【0058】さらに、上記各実施形態例では、導波管1
の断面形状を矩形(略矩形を含む)としたが、上記第2
実施形態例のように、一対の導波管半体1a、1bを組
み立てて導波管1を形成する構成の場合は、嵌合部の壁
厚が2枚板厚となって強度が高められ、矩形以外の断面
形状、例えば、円形、楕円形、長円形等の断面形状であ
っても可撓漏洩導波管の布設後の荷重に対する変形を小
さくできるので、導波管1の断面形状は矩形以外の円
形、楕円形、長円形等の断面形状であってもよい。この
場合も、上記したように、銅板或いは薄膜銅層付きの鉄
系の板を素材とし、壁面に波形形状とスリット3を備え
た一対の導波管半体を円形、楕円形、長円形等の断面形
状を半割りした形状に形成して、上記第2の実施形態例
と同様に一対の導波管半体の開口先端側壁面同士を嵌合
し、その嵌合部分を、間欠溶接、連続溶接、あるいは、
間欠溶接の非溶接部分を半田接続した形態等の適宜の手
法でもって溶接固定する。
【0059】さらに、上記可撓漏洩導波管の第3および
第4の各実施形態例では、背板13以外の反射板12に
も凹凸の波形形状を付けたが、図13に示すように、波
形形状は背板13にのみ付け、反射板12には波形形状
を付けないようにしてもよい。勿論背板13の波付けを
省略することも可能である。
【0060】さらに、上記可撓漏洩導波管の第3および
第4の各実施形態例では、反射板形成板11を折り曲げ
加工して反射板12を背板13と一体的に形成したが、
上下両側の反射板12を単独部品として形成し、各反射
板12を導波管1の所定位置(スリット形成面の上下両
端位置)に溶接等の適宜の手段によって固定するように
してもよい。ただ、上記第3および第4の各実施形態例
のように反射板形成板11を用いて上下両側の反射板1
2を折り曲げ加工により一体的に形成することにより、
反射板12の形成および導波管1との位置合わせが容易
化できるというメリットが得られる。
【0061】
【発明の効果】本発明は、可撓漏洩導波管を構成する導
波管の断面形状を略矩形としたものであるから、荷重変
形に対する耐性が大きく、そのため、可撓漏洩導波管の
布設後に荷重が加わっても導波管の変形を抑制可能とな
るので、この導波管の変形に起因する電波伝搬特性の低
下を抑制でき、また、電波漏洩のスリット穴の潰れ変形
を防止できるので、スリット穴の潰れ変形による電波漏
洩量(輻射量)の変化や電波輻射の指向性の変化を防止
でき、導波管としての良好な特性を長期にわたって維持
することができる。
【0062】また、導波管の表面に誘電体テープを貼っ
てスリットの開口を塞ぐようにしたので、外皮シースの
材料や潤滑剤が導波管内に入り込むという弊害を防止で
きる。また、前記誘電体テープによって外皮シースの材
料や潤滑剤がスリットの開口内に充填物となって入り込
むことがないので、スリットの内部空間は完全な空気層
となり、スリットの内部空間を理想的な空気の誘電率
(最も低い誘電率)に設定できるので、導波管の電気特
性を十分に高めることが可能となる。
【0063】さらに、導波管と外皮シースとの間に潤滑
剤を充填した構成とすることにより、導波管の波形形状
の凹部に潤滑剤が満たされて可撓漏洩導波管の曲げが容
易となるので、可撓漏洩導波管を道路や鉄道に沿って曲
げながら布設する作業を円滑に行え、可撓漏洩導波管の
布設作業の効率化を図ることが出来る。
【0064】さらに、導波管を、断面コ字形状の一対の
導波管半体を互いに向かい合わせ、コ字形の開口先端側
壁面同士を嵌合固定して断面が略矩形の導波管を形成す
る構成とした発明にあっては、導波管の製造が容易とな
り、可撓漏洩導波管の生産コストを低減し、生産効率を
高めることが出来る。
【0065】さらに、一対の導波管半体のコ字形の開口
先端側壁面同士の嵌合をレーザビームの間欠溶接によっ
て固定し、非溶接部分を半田によって接続固定する構成
とした発明によれば、導波管半体をレーザビームの反射
率の高い銅板によって形成しても、レーザビームの溶接
は間欠のパルス溶接を採用できるので、製造のラインス
ピードを上げる事が出来、生産性をアップできる。しか
も、レーザビームの溶接が間欠溶接となっても、非溶接
区間は半田によって接続固定されるので、嵌合固定部の
機械的強度は問題ない。
【0066】さらに、断面コ字形の導波管半体を鉄系の
板によって形成し、その内面に薄膜の銅層を形成した構
成の発明にあっては、一対の導波管半体のコ字形の開口
先端側壁面同士の嵌合部は外側がレーザビームの反射率
の低い鉄系の板面となるので、製造のラインスピードを
高めても前記嵌合部をレーザビームの連続溶接によって
溶接固定できるという効果が得られる。このように、鉄
系の板を使用しても内面は銅層となるから、一対の導波
管半体によって組み立てられた導波管の内面は銅の壁面
によって全周が囲まれるので、導波管としての特性に悪
影響が及ぶことも無く非常に好都合である。
【0067】さらに、導波管のスリット形成側に反射板
を形成することにより、スリットから漏洩する電波の指
向性を大幅に改善でき、これにより、SN比に優れた高
品位の通信を走行体と可撓漏洩導波管との間に実現する
ことができる。また、反射板を導波管と一体的に形成し
てシース被覆することにより、可撓漏洩導波管を反射板
付きの可撓漏洩導波管として導波管と反射板の取り扱い
を一体的に行うことができるので、非常に好都合であ
る。可撓漏洩導波管と反射板を別体に形成し、例えば、
可撓漏洩導波管の布設の現場で可撓漏洩導波管に反射板
を取り付けるようにすると、その取り付け作業が煩雑化
し、その上、導波管側のスリットと反射板との相対位置
ずれが生じ易く、通信品質が低下するという問題が生じ
るが、本発明のように、導波管と反射板を一体物として
構成することにより、このような問題の発生を効果的に
防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可撓漏洩導波管の第1の実施形態
例の構成を示す斜視図である。
【図2】同実施形態例における導波管1と外皮シース2
間の詳細説明図である。
【図3】同実施形態例の可撓漏洩導波管に荷重が加わっ
た場合の作用説明用のモデル図である。
【図4】本発明に係る可撓漏洩導波管の第2の実施形態
例の構成を示す斜視図である。
【図5】実施形態例の可撓漏洩導波管を構成する導波管
の寸法構成を示す図である。
【図6】第2実施形態例の可撓漏洩導波管を製造する方
法において、予備曲げされた胴テープを巻き取る工程の
説明図である。
【図7】第2実施形態例の可撓漏洩導波管を製造する工
程を示す図である。
【図8】従来例の可撓漏洩導波管の構成を示す斜視図で
ある。
【図9】従来例の可撓漏洩導波管に荷重が加わった時の
導波管の変形を説明するモデル図である。
【図10】本発明に係る可撓漏洩導波管の第3の実施形
態例の構成部品として使用される反射板形成板の説明図
である。
【図11】本発明に係る可撓漏洩導波管の第3の実施形
態例の構成説明図である。
【図12】本発明に係る可撓漏洩導波管の第4の実施形
態例の構成説明図である。
【図13】図11又は図12の可撓漏洩導波管に使用さ
れる反射板形成板の他の構成例の説明図である。
【図14】導波管に反射板12を取り付けた場合と取り
付けない場合の指向性を比較状態で示す特性説明図であ
る。
【符号の説明】
1 導波管 2 外皮シース 3 スリット 4 誘電体テープ 5 潤滑剤 10 可撓漏洩導波管 11 反射板形成板 12 反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 勇 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 5J045 AB03 DA04 DA11 EA01 FA01 HA01 LA01 MA03 NA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面が略矩形を呈した中空の導波管の壁
    面に長手方向に凹凸の波形形状が施され、この導波管の
    四辺のうちの少なくとも一辺の壁面に電波漏洩のスリッ
    トが導波管の長手方向に間隔を介して配置形成され、導
    波管の外側は外皮シースによって被覆されている可撓漏
    洩導波管。
  2. 【請求項2】 導波管の表面にはスリットを塞ぐ誘電体
    テープが貼られ、前記スリットの内部空間は充填物の無
    い空気層と成していることを特徴とする請求項1記載の
    可撓漏洩導波管。
  3. 【請求項3】 導波管と外皮シースとの間には潤滑剤が
    充填されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の可撓漏洩導波管。
  4. 【請求項4】 導波管は、断面が略コ字形を呈してなる
    一対の導波管半体を互いに向かい合わせコ字形の開口先
    端側壁面同士を嵌合固定して断面が略矩形の管と成した
    ものであり、各導波管半体の壁面はその長手方向に凹凸
    の波形形状が施され、一対の導波管半体によって組み立
    てられた前記断面略矩形の導波管の四辺のうちの少なく
    とも一辺の壁面に電波漏洩のスリットが長手方向に間隔
    を介して配置形成されていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2又は請求項3記載の可撓漏洩導波管。
  5. 【請求項5】 導波管半体は銅板によって形成され、一
    対の導波管半体のコ字形の開口先端側壁面同士の嵌合部
    はレーザビームによる間欠溶接によって固定されてお
    り、その間欠溶接区間の非溶接嵌合部分は半田によって
    接続固定されていることを特徴とする請求項4記載の可
    撓漏洩導波管。
  6. 【請求項6】 導波管半体は鉄系の板によって形成され
    てそのコ字形の内壁面は薄膜の銅層によって覆われてお
    り、一対の導波管半体のコ字形の開口先端側壁面同士の
    嵌合部はレーザビームの連続溶接によって溶接固定され
    ていることを特徴とする請求項4記載の可撓漏洩導波
    管。
  7. 【請求項7】 導波管のスリット形成側にはスリットか
    ら漏洩される電波の指向性を規定する反射板が一体的に
    取り付けられ、この導波管と反射板の一体物は外皮シー
    スによって一体的にシースされていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の可撓漏洩導
    波管。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109841932A (zh) * 2019-04-02 2019-06-04 上海阖煦微波技术有限公司 软波导橡胶护套根部加强的法兰构件

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